JP6377687B2 - 制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、制御装置及びプログラムに関する。
周回衛星を用いて無線通信端末による衛星通信を実現する技術が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2015−076840号公報
無線通信端末のハンドオーバを適切に制御できる技術が望まれていた。
本発明の第1の態様によれば、制御装置が提供される。制御装置は、予め定められた軌道に従って移動する第1の無線通信カバーエリアの範囲を特定するエリア範囲特定部を備えてよい。制御装置は、第1の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末の位置を特定する端末位置特定部を備えてよい。制御装置は、第1の無線通信カバーエリアの範囲及び複数の無線通信端末の位置に基づいて、複数の無線通信端末から少なくとも1つの無線通信端末を選択する端末選択部を備えてよい。制御装置は、少なくとも1つの無線通信端末をハンドオーバさせる処理を実行するハンドオーバ処理実行部を備えてよい。
複数の測定装置によって測定された上記第1の無線通信カバーエリアの電界強度の分布を示す分布情報を取得する分布情報取得部をさらに備えてよく、上記エリア範囲特定部は、上記分布情報に基づいて上記第1の無線通信カバーエリアの範囲を特定してよい。上記制御装置は、上記軌道を示す軌道情報を取得する軌道情報取得部をさらに備えてよく、上記端末選択部は、上記軌道情報にさらに基づいて、上記少なくとも1つの無線通信端末を選択してよい。上記ハンドオーバ処理実行部は、上記第1の無線通信カバーエリアの範囲及び上記軌道情報に基づいて上記少なくとも1つの無線通信端末をハンドオーバさせるタイミングを決定してよい。上記ハンドオーバ処理実行部は、上記第1の無線通信カバーエリアにおける通信リソースの状態にさらに基づいて、上記少なくとも1つの無線通信端末をハンドオーバさせる処理を実行するタイミングを決定してよい。
上記エリア範囲特定部は、予め定められた軌道に従って移動する第2の無線通信カバーエリアの範囲をさらに特定してよく、上記端末選択部は、上記第2の無線通信カバーエリアの範囲にさらに基づいて、上記少なくとも1つの無線通信端末を選択してよく、上記ハンドオーバ処理実行部は、上記少なくとも1つの無線通信端末を、上記第1の無線通信カバーエリアから、上記第2の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせる処理を実行してよい。上記第1の無線通信カバーエリアは通信衛星によって形成されてよく、上記ハンドオーバ処理実行部は、上記少なくとも1つの無線通信端末をハンドオーバさせるハンドオーバ指示を上記通信衛星に送信してよい。上記第1の無線通信カバーエリアは周回衛星によって形成されてよい。上記第1の無線通信カバーエリアは、上記周回衛星によって照射されるマルチビームにより形成される複数のエリアのうちの1つであってよく、上記ハンドオーバ処理実行部は、上記少なくとも1つの無線通信端末を、上記複数のエリアのうちの上記第1の無線通信カバーエリアに隣接する他のエリアにハンドオーバさせる指示を上記周回衛星に送信してよい。上記端末選択部は、上記第1の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末のうち、第1の時点で上記他のエリアにハンドオーバさせることが可能な無線通信端末と、上記複数のエリアの移動によって第2の時点で上記他のエリアにハンドオーバさせることが可能になる無線通信端末とを特定し、特定結果に基づいて無線通信端末を選択してよい。
本発明の第2の態様によれば、コンピュータを、上記制御装置として機能させるためのプログラムが提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
制御装置100の一例を概略的に示す。 分布情報に基づいて特定されたカバーエリア322、カバーエリア332、及びカバーエリア342の範囲の一例を概略的に示す。 制御装置100によるハンドオーバ制御結果の一例を概略的に示す。 制御装置100の機能構成の一例を概略的に示す。 制御装置100として機能するコンピュータ1000の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、制御装置100の一例を概略的に示す。制御装置100は、通信衛星300を制御する。通信衛星300は、予め定められた軌道302に従って移動する非静止衛星であってよい。通信衛星300は、周回衛星であってよい。
制御装置100は、通信衛星300との間で通信信号を送受信するフィーダリンク局を介して、通信衛星300を制御してよい。制御装置100は、フィーダリンク局に内蔵されてよい。制御装置100は、フィーダリンク局と通信回線を介して接続されてもよい。制御装置100は、フィーダリンク局とネットワーク10を介して接続されてもよい。ネットワーク10は、例えば、インターネット及び電話網を含む。制御装置100は、通信衛星300と通信するアンテナを備えて、通信衛星300と直接通信してもよい。
通信衛星300は、衛星カバーエリア310を形成する。衛星カバーエリア310は、無線通信カバーエリアの一例であってよい。通信衛星300は、マルチビームを放射可能なマルチビームアンテナを有してよい。通信衛星300は、マルチビームによって複数のビームカバーエリア312を形成してよい。ビームカバーエリア312は、無線通信カバーエリアの一例であってよい。
通信衛星300は、複数の無線通信端末400と無線通信する。無線通信端末400は、通信衛星300と通信可能なアンテナを有する携帯電話等である。
制御装置100は、ネットワーク10を介して分布情報生成装置200と通信する。分布情報生成装置200は、衛星カバーエリア310の電界強度を測定する複数の測定装置20から測定結果を受信して、衛星カバーエリア310の電界強度の分布を示す分布情報を生成する。分布情報は、ビームカバーエリア312の電界強度の分布を含む。
分布情報生成装置200は、生成した分布情報を、ネットワーク10を介して制御装置100に送信する。分布情報生成装置200は、複数の測定装置20から定期的に測定結果を受信して、定期的に分布情報を制御装置100に送信してよい。分布情報生成装置200は、複数の測定装置20から任意のタイミングで測定結果を受信して、任意のタイミングで分布情報を制御装置100に送信してもよい。例えば、分布情報生成装置200は、分布情報生成装置200を使用する使用者の指示に従って分布情報を制御装置100に送信する。また、分布情報生成装置200は、制御装置100からの要求に応じて分布情報を送信する。
通信衛星300は、一例として、高度約780kmの低軌道周回衛星であってよい。通信衛星300は、フェーズドアレイアンテナを用いてよい。通信衛星300によって形成される衛星カバーエリア310の直径は、例えば約4000kmである。通信衛星300は、48個のビームカバーエリア312を形成してよく、ビームカバーエリア312の直径は、例えば500kmである。通信衛星300は、例えば、総数66機によって地球全体をカバーする通信衛星システムに属する。制御装置100は、66機の通信衛星300を制御してよい。通信衛星300がこのような低軌道周回衛星である場合、静止している無線通信端末400に対して、1つのビームカバーエリア312は約2分で通過する。したがって、頻繁にビームカバーエリア312間のハンドオーバが発生することになる。
従来のハンドオーバの手順は次の通りである。まず、無線通信端末400は、受信電力が最も高い一のビームカバーエリア312を特定して、当該一のビームカバーエリア312を介して発呼及び通話を実行する。無線通信端末400は、通話中に、一のビームカバーエリア312の受信電力と、他のビームカバーエリア312の受信電力とを監視する。無線通信端末400は、他のビームカバーエリア312のうち受信電力が最も高いビームカバーエリア312を特定しておく。無線通信端末400は、一のビームカバーエリア312の受信電力が予め定められた閾値よりも低くなった場合、特定してある他のビームカバーエリア312に対するハンドオーバ要求を送信する。当該ハンドオーバ要求に応じて、当該他のビームカバーエリア312のリソースが確保され、当該他のビームカバーエリア312の情報が無線通信端末400に送信されて、ハンドオーバが行われる。
上述したように、従来のハンドオーバでは、無線通信端末400によって測定される受信電力をトリガとしているので、ハンドオーバのタイミングは無線通信端末400に依存することになり、通信衛星システム側で予測することが難しい。このため、通信衛星システム側で、複数の通信衛星300のリソースを確保するタイミング及び容量を予測することが難しく、また、複数の通信衛星300のリソースが解放されるタイミング及び容量を予測することも難しい。その結果、複数の通信衛星300のリソースを有効に活用することが難しくなるので、無線通信端末400が属するビームカバーエリア312におけるリソース不足によって新規発呼が実現できなかったり、ハンドオーバ先のビームカバーエリア312におけるリソース不足によってハンドオーバを実現できなかったりする場合がある。
これに対して、本実施形態に係る制御装置100は、例えば、ビームカバーエリア312に在圏する複数の無線通信端末400の位置と、当該ビームカバーエリア312の軌道と、当該ビームカバーエリア312の範囲とに基づいて、複数の無線通信端末400のハンドオーバを制御する。無線通信端末400がビームカバーエリア312に在圏するとは、無線通信端末400がビームカバーエリア312において通信衛星300と無線通信接続を確立していることを示してよい。
具体例として、制御装置100は、ビームカバーエリア312に在圏する複数の無線通信端末400のうち、現時点で隣接するビームカバーエリア312にハンドオーバさせることができる切替可能端末と、複数のビームカバーエリア312が移動することによって隣接するビームカバーエリア312にハンドオーバさせることができるようになる切替準備端末とを特定し、特定結果に基づいて複数の無線通信端末400を順次ハンドオーバさせる。
制御装置100は、複数の無線通信端末400の位置情報を通信衛星300から受信することによって、複数の無線通信端末400の位置を特定してよい。通信衛星300は、例えば、複数の無線通信端末400のそれぞれがGPS(Global Positioning System)を利用して取得した位置情報を複数の無線通信端末400から受信して、制御装置100に送信する。
制御装置100は、ビームカバーエリア312の軌道を示す軌道情報を予め格納していてよい。制御装置100は、通信衛星300の種類毎に軌道情報を予め格納してよい。制御装置100は、例えば、制御装置100の管理者によって保存された軌道情報を格納する。また、制御装置100は、ネットワーク10を介して受信した軌道情報を格納してもよい。
制御装置100は、ビームカバーエリア312の範囲を、分布情報生成装置200から受信した分布情報に基づいて特定してよい。例えば、制御装置100は、電界強度が予め定められた閾値よりも高い領域をビームカバーエリア312の範囲として特定する。制御装置100は、同様に、電界強度が予め定められた閾値よりも高い領域を衛星カバーエリア310の範囲として特定してよい。
図2は、分布情報に基づいて特定されたカバーエリア322、カバーエリア332、及びカバーエリア342の範囲の一例を概略的に示す。図2は、カバーエリア322に、無線通信端末421、無線通信端末422、無線通信端末423、無線通信端末424、無線通信端末425、無線通信端末426が在圏しており、カバーエリア332に、無線通信端末431、無線通信端末432、無線通信端末433、無線通信端末434、無線通信端末435が在圏しており、カバーエリア342に、無線通信端末441、無線通信端末442が在圏している状況を示す。
通信衛星300によって実際に形成されるカバーエリア322、カバーエリア332、カバーエリア342は、様々な原因によって、設計エリア320、設計エリア330、設計エリア340に対して歪む。したがって、設計エリア320及び設計エリア330の範囲の情報を用いるのではなく、カバーエリア322及びカバーエリア332の範囲を特定することによって、処理精度を高めることができる。
図2に示す例では、制御装置100は、カバーエリア322に在圏している無線通信端末400のうち、無線通信端末421、無線通信端末422、無線通信端末423、無線通信端末424を切替可能端末402として特定し、無線通信端末425及び無線通信端末426を切替準備端末404として特定する。また、制御装置100は、カバーエリア332に在圏している無線通信端末400のうち、無線通信端末431、無線通信端末432、及び無線通信端末433を切替可能端末406として特定する。
制御装置100は、例えば、切替可能端末402の数が多い場合に切替可能端末406を早期にカバーエリア342にハンドオーバさせたり、カバーエリア332の通信リソースが枯渇している場合に切替可能端末402のハンドオーバのタイミングを遅らせたりするなどの調整を図ることによって、複数のカバーエリアのリソースを適切に管理する。
図3は、制御装置100によるハンドオーバ制御結果の一例を概略的に示す。制御例510は、従来技術による制御の例を示す。制御例520は、制御装置100による制御の例を示す。制御例510及び制御例520は、一のビームカバーエリア312に対するハンドオーバ及び一のビームカバーエリア312からのハンドオーバの様子を概略的に示す。ここでは、ビームカバーエリア312における同時接続可能数が5である場合を例に挙げて説明する。
制御例510では、端末Eが発呼した時点で、端末A、端末B、端末C、端末D、及び端末Fが通話中であることから、端末Eによる発呼は失敗に終わっている。また、制御例510では、端末Gを他のエリアから当該一のビームカバーエリア312にハンドオーバさせようとした時点で、端末A、端末B、端末C、端末D、及び端末Fが通話中であることから、ハンドオーバが失敗に終わる。
これに対して、制御例520では、制御装置100によって、複数の端末のハンドオーバのタイミングが制御されて、同時接続数が同時接続可能数に達しないように調整される。これにより、端末Eが発呼した時点の通話数が端末A、端末B、端末D、端末Fの4つであり、端末Eの発呼が成功する。また、端末Gを他のエリアから当該一のビームカバーエリア312にハンドオーバさせようとした時点の通話数が端末D、端末E、端末Fの3つであり、端末Gのハンドオーバは成功する。
図4は、制御装置100の機能構成の一例を概略的に示す。制御装置100は、分布情報取得部102、エリア範囲特定部104、端末位置特定部106、端末情報取得部108、衛星情報取得部110、端末選択部112、及びハンドオーバ処理実行部114を備える。
分布情報取得部102は、分布情報生成装置200によって生成された分布情報を取得する。分布情報取得部102は、ネットワーク10を介して分布情報生成装置200から分布情報を受信してよい。
エリア範囲特定部104は、予め定められた軌道に従って移動する無線通信カバーエリアの範囲を特定する。エリア範囲特定部104は、例えば、通信衛星300によって形成される衛星カバーエリア310の範囲を特定する。エリア範囲特定部104は、複数の通信衛星300のそれぞれによって形成される衛星カバーエリア310の範囲を特定してよい。
エリア範囲特定部104は、例えば、通信衛星300によって形成される複数のビームカバーエリア312の範囲を特定する。エリア範囲特定部104は、複数の通信衛星300のそれぞれによって形成される複数のビームカバーエリア312の範囲を特定してよい。
エリア範囲特定部104は、分布情報取得部102が取得した分布情報に基づいて、無線通信カバーエリアの範囲を特定してよい。エリア範囲特定部104は、例えば、分布情報が示す電界強度が予め定められた閾値よりも高い領域を、無線通信カバーエリアの範囲として特定する。
端末位置特定部106は、無線通信カバーエリアに在圏する無線通信端末400の位置を特定する。端末位置特定部106は、通信衛星300から無線通信端末400の位置情報を受信することによって、無線通信端末400の位置を特定してよい。
端末情報取得部108は、無線通信カバーエリアに在圏する無線通信端末400の端末情報を取得する。端末情報取得部108は、無線通信端末400の通話状態を取得してよい。端末情報取得部108は、例えば、無線通信端末400の通話状態を通信衛星300から受信する。
衛星情報取得部110は、通信衛星300に関する情報である衛星情報を取得する。衛星情報取得部110は、例えば、通信衛星300の軌道を示す軌道情報を取得する。通信衛星300の軌道は、通信衛星300によって形成される無線通信カバーエリアの軌道と等しい。衛星情報取得部110は、通信衛星300の種類毎に予め格納された軌道情報から、対象とする通信衛星300に対応する軌道情報を取得してよい。衛星情報取得部110は、軌道情報取得部の一例であってよい。
衛星情報取得部110は、例えば、通信衛星300の通信リソースの情報を取得する。衛星情報取得部110は、通信衛星300から通信リソースの情報を受信してよい。衛星情報取得部110は、通信衛星300の接続端末数を取得してもよい。衛星情報取得部110は、通信衛星300から接続端末数を受信してよい。
端末選択部112は、無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末400から、ハンドオーバさせる少なくとも1つの無線通信端末400を選択する。端末選択部112は、端末情報取得部108から、複数の無線通信端末400の通話状態を取得して、当該通話状態に基づいてハンドオーバさせる少なくとも1つの無線通信端末400を選択してよい。
端末選択部112は、エリア範囲特定部104によって特定された無線通信カバーエリアの範囲と、端末位置特定部106によって特定された無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末400の位置とに基づいて、少なくとも1つの無線通信端末400を選択してよい。例えば、端末選択部112は、一の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末400のうち、他の無線通信カバーエリア内にも位置する無線通信端末400から、少なくとも1つの無線通信端末400を選択する。
端末選択部112は、衛星情報取得部110が取得した通信衛星300の軌道情報にさらに基づいて、少なくとも1つの無線通信端末400を選択してよい。例えば、端末選択部112は、一の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末400のうち、当該一の無線通信カバーエリアが移動することによって、当該一の無線通信カバーエリアから外れてしまう無線通信端末400から、少なくとも1つの無線通信端末400を選択する。このように、一の無線通信カバーエリアの移動によって当該一の無線通信カバーエリアから外れてしまう無線通信端末400を予めハンドオーバ対象として選択することにより、ハンドオーバが間に合わずに回線が一時切断されてしまうことを防止できる。
端末選択部112は、複数の無線通信カバーエリアの範囲と、当該複数の無線通信カバーエリアの軌道情報とに基づいて、少なくとも1つの無線通信端末400を選択してよい。例えば、端末選択部112は、一の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末400のうち、一の無線通信カバーエリアと、当該一の無線通信カバーエリアに隣接するカバーエリアとが移動することによって、これらの無線通信カバーエリアが一部重複する領域内に位置することになる無線通信端末400から、少なくとも1つの無線通信端末400を選択する。
端末選択部112は、一の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末400のうち、第1の時点で他の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能な無線通信端末400と、一の無線通信カバーエリア及び他の無線通信カバーエリアの移動によって第2の時点で他の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能になる無線通信端末400とを特定し、特定結果に基づいて少なくとも1つの無線通信端末400を選択してよい。他の無線通信カバーエリアの移動によってハンドオーバさせることが可能になる無線通信端末400とは、他の無線通信カバーエリアの移動によって、他の無線通信カバーエリアの範囲内に位置することになる無線通信端末400であってよい。
例えば、端末選択部112は、第1の時点で他の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能な無線通信端末400と、第2の時点で他の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能な無線通信端末400の数に応じて、当該他の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末400からハンドオーバ対象として選択する無線通信端末400の数を決定する。具体例としては、前者の数が多いほど、後者の数を多くしてよい。これにより、一の無線通信カバーエリア内の無線通信端末400を、他の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせる段階で、他の無線通信カバーエリアの通信リソースが枯渇してしまって、ハンドオーバできない状態となってしまうことを防止できる。
ハンドオーバ処理実行部114は、端末選択部112によって選択された無線通信端末400をハンドオーバさせる処理を実行する。ハンドオーバ処理実行部114は、例えば、端末選択部112によって選択された無線通信端末400をハンドオーバさせるハンドオーバ指示を、通信衛星300に対して送信する。
ハンドオーバ処理実行部114は、端末選択部112によってハンドオーバ先の無線通信カバーエリアが決定されていた場合には、当該無線通信カバーエリアに、選択された無線通信端末400をハンドオーバさせる処理を実行する。ハンドオーバ処理実行部114は、一の通信衛星300によって形成された無線通信カバーエリアに在圏している無線通信端末400を、他の通信衛星300によって形成された無線通信カバーエリアにハンドオーバさせる場合、一の通信衛星300及び他の通信衛星300に対して、ハンドオーバ指示を送信してよい。
ハンドオーバ処理実行部114は、エリア範囲特定部104によって特定された無線通信カバーエリアの範囲と、衛星情報取得部110が取得した無線通信カバーエリアの軌道情報とに基づいて、無線通信端末400をハンドオーバさせる処理を実行するタイミングを決定してよい。ハンドオーバ処理実行部114は、衛星情報取得部110が取得した通信衛星300の通信リソースの状態にさらに基づいて、無線通信端末400をハンドオーバさせる処理を時刻するタイミングを決定してよい。例えば、ハンドオーバ処理実行部114は、複数の通信衛星300の通信リソースが枯渇しないように、複数の通信衛星300の無線通信カバーエリアのそれぞれから無線通信端末400をハンドオーバさせるタイミングと、複数の通信衛星300の無線通信カバーエリアのそれぞれに無線通信端末400をハンドオーバさせるタイミングとを決定する。
図5は、制御装置100として機能するコンピュータ1000の一例を概略的に示す。本実施形態に係るコンピュータ1000は、ホストコントローラ1092により相互に接続されるCPU1010、RAM1030、及びグラフィックコントローラ1085を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1094によりホストコントローラ1092に接続されるROM1020、通信I/F1040、ハードディスクドライブ1050、DVDドライブ1070及び入出力チップ1080を有する入出力部を備える。
CPU1010は、ROM1020及びRAM1030に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィックコントローラ1085は、CPU1010などがRAM1030内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、ディスプレイ1090上に表示させる。これに代えて、グラフィックコントローラ1085は、CPU1010などが生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
通信I/F1040は、有線又は無線によりネットワークを介して他の装置と通信する。また、通信I/F1040は、通信を行うハードウエアとして機能する。ハードディスクドライブ1050は、CPU1010が使用するプログラム及びデータを格納する。DVDドライブ1070は、DVD−ROM1072からプログラム又はデータを読み取り、RAM1030を介してハードディスクドライブ1050に提供する。
ROM1020は、コンピュータ1000が起動時に実行するブート・プログラム及びコンピュータ1000のハードウエアに依存するプログラムなどを格納する。入出力チップ1080は、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポートなどを介して各種の入出力装置を入出力コントローラ1094へと接続する。
RAM1030を介してハードディスクドライブ1050に提供されるプログラムは、DVD−ROM1072、又はICカードなどの記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM1030を介してハードディスクドライブ1050にインストールされ、CPU1010において実行される。
コンピュータ1000にインストールされ、コンピュータ1000を制御装置100として機能させるプログラムは、CPU1010などに働きかけて、コンピュータ1000を、制御装置100の各部としてそれぞれ機能させてよい。これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ1000に読込まれることにより、ソフトウエアと上述した各種のハードウエア資源とが協働した具体的手段である分布情報取得部102、エリア範囲特定部104、端末位置特定部106、端末情報取得部108、衛星情報取得部110、端末選択部112、及びハンドオーバ処理実行部114として機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ1000の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の制御装置100が構築される。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 ネットワーク、20 測定装置、100 制御装置、102 分布情報取得部、104 エリア範囲特定部、106 端末位置特定部、108 端末情報取得部、110 衛星情報取得部、112 端末選択部、114 ハンドオーバ処理実行部、200 分布情報生成装置、300 通信衛星、302 軌道、310 衛星カバーエリア、312 ビームカバーエリア、320 設計エリア、322 カバーエリア、330 設計エリア、332 カバーエリア、400 無線通信端末、402 切替可能端末、404 切替準備端末、406 切替可能端末、421 無線通信端末、422 無線通信端末、423 無線通信端末、424 無線通信端末、425 無線通信端末、426 無線通信端末、431 無線通信端末、432 無線通信端末、433 無線通信端末、434 無線通信端末、435 無線通信端末、441 無線通信端末、442 無線通信端末、510 制御例、520 制御例、1000 コンピュータ、1010 CPU、1020 ROM、1030 RAM、1040 通信I/F、1050 ハードディスクドライブ、1070 DVDドライブ、1072 DVD−ROM、1080 入出力チップ、1085 グラフィックコントローラ、1090 ディスプレイ、1092 ホストコントローラ、1094 入出力コントローラ

Claims (7)

  1. 予め定められた軌道に従って移動する第1の無線通信カバーエリアの範囲を特定するエリア範囲特定部と、
    前記第1の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末の位置を特定する端末位置特定部と、
    前記第1の無線通信カバーエリアの範囲及び前記複数の無線通信端末の位置に基づいて、前記複数の無線通信端末から少なくとも1つの無線通信端末を選択する端末選択部と、
    前記少なくとも1つの無線通信端末をハンドオーバさせる処理を実行するハンドオーバ処理実行部と
    を備え
    前記第1の無線通信カバーエリアは、周回衛星によって投射されるマルチビームにより形成される複数の無線通信カバーエリアのうちの1つであり、
    前記端末選択部は、前記第1の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末のうち、第1の時点で前記複数の無線通信カバーエリアのうちの第2の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能な無線通信端末と、前記複数の無線通信カバーエリアの移動によって第2の時点で前記第2の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能となる無線通信端末の数に応じて、前記第2の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末から前記複数の無線通信カバーエリアのうちの第3の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせるハンドオーバ対象として選択する無線通信端末の数を決定する、
    制御装置。
  2. 前記端末選択部は、前記第1の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末のうち、第1の時点で前記第2の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能な無線通信端末と、前記複数の無線通信カバーエリアの移動によって第2の時点で前記第2の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせることが可能となる無線通信端末の数が多いほど、前記第2の無線通信カバーエリアに在圏する複数の無線通信端末から前記第3の無線通信カバーエリアにハンドオーバさせるハンドオーバ対象として選択する無線通信端末の数を多くする、請求項1に記載の制御装置。
  3. 複数の測定装置によって測定された前記第1の無線通信カバーエリアの電界強度の分布を示す分布情報を取得する分布情報取得部
    をさらに備え、
    前記エリア範囲特定部は、前記分布情報に基づいて前記第1の無線通信カバーエリアの範囲を特定する、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記軌道を示す軌道情報を取得する軌道情報取得部
    をさらに備え、
    前記端末選択部は、前記軌道情報にさらに基づいて、前記少なくとも1つの無線通信端末を選択する、請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記ハンドオーバ処理実行部は、前記第1の無線通信カバーエリアの範囲及び前記軌道に基づいて前記少なくとも1つの無線通信端末をハンドオーバさせる処理を実行するタイミングを決定する、請求項に記載の制御装置。
  6. 前記ハンドオーバ処理実行部は、前記第1の無線通信カバーエリアにおける通信リソースの状態にさらに基づいて、前記少なくとも1つの無線通信端末をハンドオーバさせる処理を実行するタイミングを決定する、請求項に記載の制御装置。
  7. コンピュータを、請求項1からのいずれか一項に記載の制御装置として機能させるためのプログラム。
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