JP6376559B2 - 宇宙配備用のアンテナ・システム - Google Patents

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Description

本発明は宇宙配備用のアンテナ・システムに関するものであり、このアンテナ・システムは互いに相対可動とされた複数枚のパネルを備えており、それらパネルが供用状態にあるときに、互いに隣接する前記パネル間にギャップが存在している。このアンテナ・システムは更に、前記複数枚のパネルに送信信号を供給するため、及び、前記複数枚のパネルから出力される受信信号を併合するためのRF分配網を備えている。このアンテナ・システムは更に、互いに隣接する前記パネル間のギャップに装備された複数のチョーク・フランジ・アセンブリから成るチョーク・フランジ・アセンブリ・セットを備えており、各々のチョーク・フランジ・アセンブリは、対応する前記パネルの、その放射面とは反対側に配設されており、このチョーク・フランジ・アセンブリ・セットは、互いに隣接する前記パネル間の前記ギャップを跨いだ信号伝達を無接触式で行えるようにしている。
宇宙関連用途に用いられるアンテナ・システムは、宇宙空間へ輸送されるときには折り畳まれており、宇宙空間において展開される。アンテナ・システムを展開したならば、そのアンテナ・システムを構成している複数枚のパネルのうちの互いに隣接するパネル間の信号伝送を可能にするために、それらパネルを信号伝送経路に関して互いに結合する必要がある。
冒頭に記載した種類のアンテナ・システムとしては、例えば、「センチネル−1」計画に用いられるアンテナ・システムである「センチネル−1・合成開口レーダー・アンテナ・サブシステム(Sentinel-1 SAR Antenna Subsystem)」などがある(以下、合成開口レーダー・アンテナ・サブシステムを「SAS」と称す)。この「センチネル−1・SAS」というアンテナ・システムは、Cバンド(5.405GHz)において、100MHzの周波数帯域幅で動作する、展開型のプレーナ・アクティブ・フェーズド・アレイ・アンテナである。このアンテナ・システムは、その全体寸法が12.3m×0.84mであって、宇宙船の機体の屋根部に搭載される中央パネルを備えると共に、宇宙船の機体の両側に展開される左右のアンテナ・サイド・ウイングを備えている。中央パネルには2枚のSASタイルが搭載されている。また、左右のサイド・ウイングは各々が2枚ずつのパネルで構成されており、それらパネルの各々に3枚ずつのSASタイルが搭載されている。従ってこのアンテナ・システムには、合計14枚のSASタイルが装備されている(6枚(SASの右サイド・ウイング)+2枚(SASの中央パネル)+6枚(SASの左サイド・ウイング)=14枚)。それらSASタイルは、その各々が、ビーム・シェイピングとビーム・ステアリングとを行うために必要とされる全ての機能要素を備えている
概括的に述べるならば、SASタイルの基本的な機能要素には以下のものが含まれる。信号の放射と受信とを行う機能要素(導波管アセンブリ)、分配して供給する送信信号の大電力の電力増幅を行う機能要素(後述するEFE及びTAA)、LNAプロテクションを伴う受信信号の低雑音増幅を行う機能要素(EFE)、送信信号即ち送信電力の分配を行う機能要素(コーポレート給電網と電力コンバータとで構成される後述するRFDN)、温度補償を伴って信号の位相及び振幅を制御する機能要素(TCU(温度制御器)及びEFE)、内部校正を行うためのループ回路、固定保持機構及び解放機構を含むアンテナ展開機構、それに、アンテナを構成する機械的構造体。
RF信号(送信信号)の分配、即ち信号電力の分配について説明すると、先ず、「センチネル−1・合成開口レーダー(センチネル−1・SAR)」には、その構成要素としてRF分配網(RFDN)が装備されている。送信(TX)に関しては、パネルのレベルでは、このRFDNが、SARエレクトロニック・サブシステム(SES)から出力される複数の送信信号(TX信号)を受取り、それら送信信号の位相が適切に揃うようにして、それら送信信号を複数のSASタイルへ(即ち、タイル増幅アセンブリ(TAA)の入力ポートへ)分配する。また、SASタイルのレベルでは、このRFDNが、タイル増幅アセンブリ(TAA)の出力ポートから出力される複数の送信信号(TX信号)を受取り、それら送信信号の位相が適切に揃うようにして、それら送信信号を複数のエレクトロニック・フロント・エンド・モジュール(EFE)へ分配する。受信(RX)に関しては、このRFDNが、受信信号を送信信号の伝達方向とは逆方向に伝達して併合する。
RF分配網(RFDN)の構成要素は、以下の通りである。
・アジマス面分配網(APDN)。これはパネルのレベルでの信号分配を行う構成要素である。
・エレベーション面分配網(EPDN)。これはSASタイルのレベルでの信号分配を行う構成要素である。
・RFハーネス。
RFDNの主要機能を要約すると、以下のようになる。
・送信(TX)のための機能:SESから出力される複数の送信信号を受取り、複数のタイル増幅アセンブリを経由させて複数のEFEへ分配し、その際に、それらタイル増幅アセンブリの出力ポートから出力される送信信号の間の位相のばらつきを小さく抑える機能。
・受信(RX)のための機能:複数のEFEから出力される複数の受信信号を受取り、複数のタイル増幅アセンブリを経由させて併合した上でSESへ供給し、その際に、複数の受信信号経路の間の位相のばらつきを小さく抑える機能。
・送信信号経路及び受信信号経路においてバンドパス・フィルタリングを行う機能。
SASタイルのレベルでのRFDNの構成要素であるEPDNは、複数本の同軸ケーブルと複数の電力分配結合器とで構成されている。パネルのレベルでのRFDNの構成要素であるAPDNも、同様に、複数本の同軸ケーブルと複数の電力分配結合器とを組合せて構成されている。パネル間を結合するRFハーネスは、複数の並列的な伝送路(TX、RX−V、RX−H)の集合体であり、アンテナ・システムを展開したならば、パネル間でそれら複数の伝送路が結合される。この結合は、それら複数の伝送路に対応した複数のチョーク・フランジ・アセンブリによって確立され、それらチョーク・フランジ・アセンブリはパネル間の信号伝達を無接触式で行えるようにする。また、それらチョーク・フランジ・アセンブリは、アンテナ・パネル・フレーム(APF)の横梁の中央部に配設されている。
しかるに、試験を実施したところ、このアンテナ・システムを送信校正モード(TX・Calモード)で動作させたときに、水平偏波信号に大きな振幅リップルが出現することが判明した。これは内部校正の実行を困難にするものである。
本発明の目的は、内部校正をより容易に、且つより高い信頼性をもって行うことのできるアンテナ・システムを提供することにある。
上記目的は、請求項1に記載したアンテナ・システムにより達成される。尚、従属請求項は本発明の特に好適な実施の形態に係る特徴を記載したものである。
内部校正を改善するべくここに提案する宇宙配備用のアンテナ・システムは、互いに相対可動とされた複数枚のパネルであって、それらパネルが供用状態にあるときに、前記パネル間にギャップが存在している複数枚のパネルと、前記複数枚のパネルに送信信号を供給するため、及び、前記複数枚のパネルから出力される受信信号を併合するためのRF分配網と、前記パネル間のギャップに装備された複数のチョーク・フランジ・アセンブリから成るチョーク・フランジ・アセンブリ・セットであって、各々のチョーク・フランジ・アセンブリは、対応する前記パネルの、それらの放射面とは反対側に配設されており、互いに隣接する前記パネル間の前記ギャップを跨いだ信号伝達を無接触式で行えるようにしているチョーク・フランジ・アセンブリ・セットとを備える。更に加えて、このアンテナ・システムは、前記ギャップに遮蔽を施すことによって、前記複数枚のパネルから放射される信号の、前記チョーク・フランジ・アセンブリ・セットを構成する前記複数のチョーク・フランジ・アセンブリへの信号結合を抑制するRF(無線周波数)遮蔽アセンブリを備える。
本発明は、送信モードにおいて水平偏波信号に大きな振幅リップルが出現するのは、アンテナの導波管放射器から、2枚のパネルを結合しているチョーク・フランジ・アセンブリへの結合が原因であるとの知見に基づくものである。そして、この導波管放射器からチョーク・フランジ・アセンブリへの結合を小さく抑えるために、互いに隣接する2枚のパネル間の継ぎ目領域に、RF遮蔽アセンブリを付加するようにしたものである。付加するRF遮蔽アセンブリは、パネル・ラッチ機構に反力を及ぼすことのないように構成してある。従って、このRF遮蔽アセンブリは、大きな機械的な力を余計に作用させることがなく、しかも、パネル同士を機械的に接触させずに済むようにしたものである。こうすることで、パネル間のギャップが、即ち、互いに隣接する2枚のパネルの夫々に搭載されているSASタイル間のギャップが、このRF遮蔽アセンブリによって縮閉されるようにしたものである。
実施の形態における更なる特徴として、前記RF遮蔽アセンブリは、前記複数枚のパネルのうちの互いに隣接する2枚のパネル間のギャップに対して装備されているということがある。
前記RF遮蔽アセンブリは、第1及び第2遮蔽プロファイル材を備えているものとし、それら第1及び第2遮蔽プロファイル材は、前記複数枚のパネルのうちの互いに隣接する2枚のパネル間のギャップの中に互いに対向して配設されているようにするとよい。それら第1及び第2遮蔽プロファイル材によって、パネル間のギャップを、即ち、2枚のパネルの夫々に搭載されているSASタイル間のギャップを縮閉することができる。
前記アンテナ・システムの長手方向断面を側方から見たときの前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の形状はL字形とするとよい。前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の夫々の第1部分は、前記複数枚のパネルが供用状態にあるときに、それらパネルの延展平面に沿って延展しており、且つ、それら第1部分は、互いに隣接するパネルの夫々に取付けられているようにする。前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の夫々の第2部分は、前記パネルから放射される信号の放射方向に延展しており、それら第2部分どうしは互いに対向しており、それら第2部分間にギャップが存在しているようにする。かかる形態とすることによって、互いに隣接する前記パネル間の前記ギャップを縮閉しつつ、しかもパネル・ラッチ機構に反力を及ぼさずに済むようにすることができる。
1つの実施の形態によれば、前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の夫々の前記第2部分間の前記ギャップの幅寸法は、前記パネルから放射される信号の放射方向において一定である。この実施の形態では、遮蔽プロファイル材の第2部分は、前記複数枚のパネルが供用状態にあるときに、それらパネルの延展平面に対して垂直に延展しており、そのため、前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の夫々の前記第1部分と前記第2部分とが成す角度は90°となっている。
別の実施の形態によれば、前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の夫々の前記第2部分間の前記ギャップの幅寸法は、前記パネルから放射される信号の放射方向において拡大し、または縮小しているようにしており、かかる実施の形態では、前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の夫々の前記第1部分と前記第2部分とが成す角度は90°より小さく、または大きくなる。
前記RF遮蔽アセンブリは、前記複数枚のパネルの放射用導波管の材料で製作されたものとすることが好ましい。そうすることで、前記RF遮蔽アセンブリと放射用導波管とで熱膨張率を揃えることができ、それによって熱応力を小さく抑えることができる。前記RF遮蔽アセンブリの前記第1及び第2遮蔽プロファイル材の材料としては、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を用いるとよく、また特に、CFRPに金属メッキを施したものとするとよい。そうすることで、アンテナの導波管の材料の切れ端で前記第1及び第2遮蔽プロファイル材を製作することができるようになる。別法として、前記RF遮蔽アセンブリを、例えばアルミニウムなどの金属材料で製作するようにしてもよい。
好適な実施の形態における更なる特徴として、前記RF遮蔽アセンブリは、互いに隣接する前記パネルに、少なくとも1枚の接着用テープを介して取付けられているということがある。その接着用テープとしては、特に、高度の接着力を有する両面テープを使用するとよい。また、その接着用テープとしては、例えば、3M社の製品である「3M−Y966」(商品名)というテープなどを用いるのもよい。この種のテープは、高度の接着力と高度の耐久性とが要求される固定用途に用いられるものである。
好適な実施の形態における更なる特徴として、前記RF遮蔽アセンブリは、互いに隣接する前記パネルに、金属製の粘着テープを介して電気的に結合されているということがある。その金属製の粘着テープとしては、例えば、「コ・フォイル」(Cho-foil(登録商標))などを用いるとよく、「コ・フォイル」はEMI(電磁干渉)に関して優れた遮蔽性能並びに導電性能を示す。これによって、前記複数枚のパネルから放射される信号の、前記チョーク・フランジ・アセンブリ・セットへの信号結合を更に抑制することができる。
好適な実施の形態における更なる特徴として、前記RF遮蔽アセンブリは、アンテナ・システムの折り畳み線に沿って装備されているということがある。
前記RF遮蔽アセンブリは、前記パネル間のギャップ、即ち、前記パネルの夫々に搭載されているSASタイル間のギャップを縮閉するために用いられる、閉塞手段であると見なし得るものである。
以下に、本発明の更なる細部構成並びに利点について添付図面を参照しつつ説明する。添付図面については以下の通りである。
本発明に係る宇宙配備用のアンテナ・システムに用いられるRF遮蔽アセンブリの第1の実施の形態を示した図である。 本発明に係る宇宙配備用のアンテナ・システムに用いられるRF遮蔽アセンブリの第2の実施の形態を示した図である。
添付図面において、同一の構成要素ないし対応する構成要素には、同一の参照符号を付してある。また、添付図面は、実施の形態を正確な縮尺図で示したものではなく、本発明の基本概念を説明するための図である。
以下に説明するRF遮蔽アセンブリ(無線周波数電磁波遮蔽アセンブリ)は、宇宙配備用のアンテナ・システムに用いるためのRF遮蔽アセンブリである。その種のアンテナ・システムとしては、例えば、「センチネル−1」計画に用いられるアンテナ・システムである「センチネル−1・合成開口レーダー・アンテナ・サブシステム(Sentinel-1 SAR Antenna Subsystem)」などがある(以下、合成開口レーダー・アンテナ・サブシステムを「SAS」と称す)。この「センチネル−1・SAS」というアンテナ・システムは、当業者には周知のごとく、Cバンド(5.405GHz)において、100MHzの周波数帯域幅で動作する、展開可能なプレーナ・アクティブ・フェーズド・アレイ・アンテナである。このアンテナ・システムは、宇宙船の機体の屋根部に搭載される中央パネルを備えると共に、宇宙船の機体の両側に展開される左右のアンテナ・サイド・ウイングを備えている。中央パネルには2枚のSASタイルが搭載されている。また、左右のサイド・ウイングは各々が2枚ずつのパネルで構成されており、それらパネルの各々に3枚ずつのSASタイルが搭載されている。従ってこのアンテナ・システムには、合計14枚のSASタイルが装備されている。それらSASタイルは、その各々が、ビーム・シェイピングとビーム・ステアリングとを行うために必要とされる全ての機能要素を備えている。
このアンテナ・システムの複数枚のパネルは互いに相対可動とされている。このアンテナ・システムが宇宙空間へ輸送されるときには、それらパネルがヒンジによって折り畳まれており、嵩張らないようにしてある。軌道上に投入されたのちに、それらパネルは展開される。互いに隣接するパネル同士がヒンジを介して連結されているため、それらパネルが供用状態とされたときに、即ち、全てのパネルが同一平面内に位置する状態とされたときに、互いに隣接するパネル間に小さなギャップが存在している。また、互いに隣接するパネル間に、チョーク・フランジ・アセンブリによって、信号伝達のための結合が確立される。このチョーク・フランジ・アセンブリは、互いに隣接するそれらパネルのうちの一方のパネルに装備された第1導波管と、他方のパネルに装備された第2導波管とで構成される。対を成すそれら第1導波管と第2導波管とを互いに対向させて取付けることによって、ギャップを跨いだ信号伝達を無接触式で行うことが可能になっている。
この種のアンテナ・システムの細部構造は、以上に説明した「センチネル−1・合成開口レーダー」のアンテナなどの存在によって、当業者には周知のものとなっている。それゆえ、この種のアンテナ・システムの細部構造については、これ以上の詳細な説明を控える。
図1は、以上に説明した種類のアンテナ・システム1の一部分を示した図であり、互いに隣接する2枚のパネルの、その隣接領域の部分を示している。また、参照符号10はそれらのうちの一方の第1パネルを、参照符号20は他方の第2パネルを表している。上で述べたように、それらパネル10、20は、その各々が、複数枚のSASタイルを備えている。参照符号11は第1パネル10のSASタイルを、参照符号12は第2パネルのSASタイルを表している。2枚のSASタイル11、21は互いに隣接している。従って第1パネル10と第2パネル20との間のギャップは、それら2枚のSASタイル11、21の間のギャップに他ならず、参照符号60はこのギャップを表している。このギャップ60の幅寸法64の典型的な数値例は約5mmである。尚、第1及び第2パネル10、20の放射面12、22は、即ちSASタイル11、21の放射面12、22は、図中で下方を向いている側の面である。
互いに隣接するパネル間の信号伝達を無接触式で行えるようにするために、チョーク・フランジ・アセンブリ30を、このチョーク・フランジ・アセンブリ30に対応した互いに隣接する2枚のパネル10、20の、それらパネルの放射面とは反対側に配設してある。チョーク・フランジ・アセンブリ30は、第1パネル10の(不図示の)ハウジングの中に配設された第1導波管31と、第2パネル20の(不図示の)ハウジングの中に配設された第2導波管32とで構成されている。第1導波管31と第2導波管32との間には、ギャップ33が存在している。第1及び第2導波管31、32の夫々のフランジ部34、35は(少なくともそれらの一部分が)ギャップ60の幅寸法の範囲内に位置している。
パネル10、20から放射される信号の、即ち、それらパネル10、20のSASタイル11、21から放射される信号の、チョーク・フランジ・アセンブリ30への信号結合を抑制するために、ギャップ60の中にRF遮蔽アセンブリ(無線周波数電磁波遮蔽アセンブリ)40を装備している。RF遮蔽アセンブリ40は、第1パネル10に取付けられた第1遮蔽プロファイル材41と、第2パネル20に取付けられた第2遮蔽プロファイル材51とを備えている。このRF遮蔽アセンブリ40が装備されることによって、ギャップ60は少なくとも部分的に遮蔽されている。
第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の断面形状は、即ち、このアンテナ・システム1の長手方向断面を側方から見たときの第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の形状はL字形としてある。第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の夫々の第1部分45、55は、パネル10、20の延展平面(即ち、図面の紙面に対して垂直であって図面の左右方向に延展する平面)に沿って延展している。第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の夫々の第2部分46、56は、それらパネル10、20から放射される信号の放射方向(即ち、図面の上辺から下辺へ向かう方向)に延展し、また、図面の紙面に対して垂直な方向に延展している。それら第2部分46、56の、パネル10、20から放射される信号の放射方向における延展長さ寸法63は、その放射される信号の波長の4分の1としてある。
第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の夫々の第1部分45、55は、それらに対応したパネル10、20に、接着用テープ43、53を介して取付けられている。第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の夫々の第1部分45、55を、それらに対応したパネル10、20に取付けるための取付手段としては、接着用テープ及び/またはエポキシ系接着剤を用いるとよい。更に、第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51は、それらに対応したパネル10、20に、導電性箔42、52を介して電気的に結合されている。この導電性箔としては、例えば、周知の「コ・フォイル」(Cho-foil(登録商標))などを用いるとよい。
第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51は、ギャップ60の中に、互いに対向して配設されており、それによって、このギャップ60を少なくとも部分的に遮蔽している。第1遮蔽プロファイル材41と第2遮蔽プロファイル材51との間にはギャップが存在している。第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の夫々の第1部分45、55が延展している延展平面における、このギャップの幅寸法を、第1ギャップ幅寸法61とする。また、放射面12、22の方へ延出している第2部分46、56の先端縁における、このギャップの幅寸法を、第2ギャップ幅寸法62とする。図1に示した第1の実施の形態では、第1ギャップ幅寸法61と第2ギャップ幅寸法62とを同一寸法としてある。このことは、第2部分46、56どうしが互いに平行に延展していることを意味している。同一寸法である第1ギャップ幅寸法61及び第2ギャップ幅寸法62の具体的な数値例は、例えば約0.8mm〜1mmである。
図2に示した第2の実施の形態では、第1ギャップ幅寸法61を、第2ギャップ幅寸法62より小さくしてある。そのため、第2部分46、56間に存在するギャップの幅寸法は、信号の放射方向において拡大しており、また、第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の第1部分45、55と第2部分46、56とが成す角度は90°より小さくなっている。第1ギャップ幅寸法61の具体的な数値例は、例えば約0.8mmである。第2ギャップ幅寸法62の具体的な数値例は、例えば約1.2mmである。図2に示した第2の実施の形態のその他の構成部分は、図1に示した第1の実施の形態の対応する構成部分と同一構成である。尚、更に別の実施の形態として、第1部分45、55と第2部分46、56とが成す角度を90°より大きくした構成とすることも可能である。
第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51は、パネル10、20の放射用導波管の材料で製作されたものとするのもよい。そうすることで、RF遮蔽アセンブリと放射用導波管とで熱膨張率を揃えることができ、それによって熱応力を小さく抑えることができる。また、その場合に、第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51を、表面に金属メッキを施した炭素繊維強化プラスチック(CFRP)から成るものとするとよい。例えば、第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51を、CFRPに銅メッキを施したものとするのもよい。そうすることで、アンテナの放射用導波管の材料の切れ端でそれら遮蔽プロファイル材41、51を製作することができるようになる。或いは、別法として、RF遮蔽アセンブリ40の第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51を、例えばアルミニウムなどの金属材料で製作するようにしてもよい。
このRF遮蔽アセンブリは、ヒンジ線に沿ったパネル間の継ぎ目領域に取付けることができる。
このRF遮蔽アセンブリに対してSパラメータ試験を実施したところ、このRF遮蔽アセンブリの効果は、即ち、パネル10、20から放射される信号のチョーク・フランジ・アセンブリ30への信号結合の抑制効果は、顕著なものであることが検証された。
当業者には容易に理解されるように、このRF遮蔽アセンブリ40は無接触式のアセンブリであり、ここで言う無接触式とは、第1遮蔽プロファイル材41と第2遮蔽プロファイル材51とが機械的に接触しないという意味である。また、第1及び第2遮蔽プロファイル材41、51の構成は、パネル・ラッチ機構に反力を及ぼすことのない、即ち、大きな機械的な力を余計に作用させることのない構成である。
更なる利点として、このRF遮蔽アセンブリを用いることによって、互いに隣接するパネル10、20同士を物理的に接触させずに済むということがある。
1 アンテナ・システム
10 第1パネル
11 第1パネルのSASタイル
12 第1パネルのSASタイルの放射面
20 第2パネル
21 第2パネルのSASタイル
22 第2パネルのSASタイルの放射面
30 チョーク・フランジ・アセンブリ
31 第1導波管
32 第2導波管
33 第1導波管と第2導波管との間のギャップ
34 第1導波管のフランジ部
35 第2導波管のフランジ部
40 RF遮蔽アセンブリ
41 第1遮蔽プロファイル材
42 導電性箔
43 接着用テープ
45 第1遮蔽プロファイル材の第1部分
46 第1遮蔽プロファイル材の第2部分
51 第2遮蔽プロファイル材
52 導電性箔
53 接着用テープ
55 第2遮蔽プロファイル材の第1部分
56 第2遮蔽プロファイル材の第2部分
60 第1パネルと第2パネルとの間のギャップ
61 第1遮蔽プロファイル材と第2遮蔽プロファイル材との間のギャップ
62 第1部分の先端における第1遮蔽プロファイル材と第2遮蔽プロファイル材との間のギャップ
63 第1及び第2遮蔽プロファイル材の第1部分の延展長さ寸法
64 第1パネルと第2パネルと間のギャップの幅寸法

Claims (12)

  1. 宇宙配備用のアンテナ・システムにおいて、
    互いに相対可動とされた複数枚のパネル(10、20)であって、それらパネルが供用状態にあるときに、互いに隣接する前記パネル間にギャップ(60)を有する複数枚のパネル(10、20)と、
    前記複数枚のパネル(10、20)に送信信号を供給し、且つ、前記複数枚のパネル(10、20)から出力される受信信号を併合するRF分配網と、
    互いに隣接する前記パネル間のギャップに設けられた複数のチョーク・フランジ・アセンブリ(30)から成るチョーク・フランジ・アセンブリ・セットであって、前記チョーク・フランジ・アセンブリの夫々は、対応する前記パネルの放射面の反対側に配設されており、互いに隣接する前記パネル間の前記ギャップを跨いだ信号伝達を無接触式で行えるようにしているチョーク・フランジ・アセンブリ・セットと、
    前記ギャップ(60)に遮蔽を施すことによって、前記複数枚のパネル(10、20)から放射される信号の、前記複数のチョーク・フランジ・アセンブリ(30)への信号結合を抑制するRF遮蔽アセンブリ(40)と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ・システム。
  2. 前記RF遮蔽アセンブリ(40)は、前記複数枚のパネル(10、20)のうちの互いに隣接する2枚のパネル(10、20)間のギャップ(60)に対して設けられていることを特徴とする請求項1記載のアンテナ・システム。
  3. 前記RF遮蔽アセンブリ(40)は第1及び第2遮蔽プロファイル材(41、51)を備えており、該第1及び第2遮蔽プロファイル材は、前記複数枚のパネル(10、20)のうちの互いに隣接する2枚のパネル(10、20)間のギャップ(60)の中に互いに対向して配設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のアンテナ・システム。
  4. 前記アンテナ・システム(1)の長手方向断面を側方から見たときの前記第1及び第2遮蔽プロファイル材(41、51)の形状はL字形であることを特徴とする請求項3記載のアンテナ・システム。
  5. 前記第1及び第2遮蔽プロファイル材(41、51)の夫々の第1部分(45、55)は、前記複数枚のパネル(10、20)が供用状態にあるときに、該パネル(10、20)の延展平面に沿って延展しており、且つ、互いに隣接する2枚のパネル(10、20)の夫々に取付けられていることを特徴とする請求項4記載のアンテナ・システム。
  6. 前記第1及び第2遮蔽プロファイル材(41、51)の夫々の第2部分(46、56)は、前記複数枚のパネルから放射される信号の放射方向に延展しており、且つ、互いに対向しており、前記第2部分間にギャップが存在していることを特徴とする請求項4又は請求項5記載のアンテナ・システム。
  7. 前記第1及び第2遮蔽プロファイル材(41、51)の夫々の前記第2部分(46、56)間の前記ギャップの幅寸法は、前記信号の放射方向において一定であることを特徴とする請求項6記載のアンテナ・システム。
  8. 前記第1及び第2遮蔽プロファイル材(41、51)の夫々の前記第2部分(46、56)間の前記ギャップの幅寸法は、前記信号の放射方向において拡大または縮小していることを特徴とする請求項6記載のアンテナ・システム。
  9. 前記RF遮蔽アセンブリ(40)は、前記複数枚のパネル(10、20)の放射用導波管の材料で製作されていることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1項記載のアンテナ・システム。
  10. 前記RF遮蔽アセンブリ(40)は、互いに隣接する前記パネル(10、20)に、少なくとも1枚の接着用テープ(43、53)を介して取付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか1項記載のアンテナ・システム。
  11. 前記RF遮蔽アセンブリ(40)は、互いに隣接する前記パネル(10、20)に、金属製の粘着テープ(42、52)を介して電気的に結合されていることを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか1項記載のアンテナ・システム。
  12. 前記RF遮蔽アセンブリ(40)は、互いに隣接する前記パネル間の折り畳み線に沿って装備されていることを特徴とする請求項1〜請求項11の何れか1項記載のアンテナ・システム。
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