JP6373674B2 - 医療業務支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡業務などの医療業務を支援する医療業務支援装置に関する。
医療施設に導入されている内視鏡業務支援システムの中には、内視鏡検査後に検査部位の経過観察を行うため、医師が入力するレポートに、検査した患者に対する検査のフォローアップ日(経過観察日)を設定する機能を備えるものがある。その機能を備えるシステムでは、個々の検査に対する患者へのフォローアップ日の設定は、通常検査・緊急検査を含め、検査を実施した医師の判断により手動で行われる。例えば、3ヶ月後に経過観察が必要な場合、「3ヶ月後」のチェックボックスにチェックを入れてフォローアップ日をレポートに登録する。
特開2010−113543号公報 特開2011−253464号公報
現状のシステムではフォローアップ日の設定は必須ではなく、医師が入力し忘れた場合、フォローアップ日は設定されない。またフォローアップ日は、各医師が独自の見解・知識・経験をもとに設定されるため、医師による判断のバラツキがある。経験の浅い医師は適切でないフォローアップ日を設定してしまうこともある。フォローアップが必要な患者の中には重篤な患者もおり、適切なフォローアップ日を設定し、患者に伝えることは医療過誤問題を回避する観点からも重要である。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、医療業務支援システムにおいて、適切なフォローアップ日を設定する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の医療業務支援装置は、医療行為の後に、医療従事者により端末装置に入力された情報をもとに前記医療行為のレポートを生成するレポート生成部と、生成されたレポートを記憶するレポート記憶部と、前記医療行為のレポートにおける複数の項目に対する入力内容から導出される診断スコアを生成するスコア生成部と、前記診断スコアをもとに前記医療行為に係る患者の経過観察候補日を決定する経過観察候補日決定部と、決定された経過観察候補日を端末装置の画面に表示させる表示制御部と、端末装置から入力される情報をもとに、前記医療行為に係る患者の経過観察日を確定する経過観察日確定部と、を備える。前記経過観察候補日決定部は、前記医療行為に係る次回の経過観察日の到来前に、前記診断スコアをもとに、次回の経過観察候補日を決定した基準と異なる基準を用いて次々回の経過観察候補日を決定する。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、医療業務支援システムにおいて、適切なフォローアップ日を設定できる。
本発明の実施の形態に係る内視鏡業務支援システムを説明するための図である。 図1の内視鏡業務支援装置の内部構成を示す図である。 図1の端末装置の内部構成を示す図である。 レポート作成画面44aの一例を示す図である。 レポート作成画面44bの一例を示す図である。 十二指腸の診断項目のウインドウ及び存在診断のウインドウの一例を示す図である。 十二指腸の診断項目の内、部位が選択された場合に表示されるウインドウの一例を示す図である。 十二指腸の診断項目の内、質的診断が選択された場合に表示されるウインドウの一例を示す図である。 レポート作成画面に、フォローアップ日を提案するウインドウが表示されている状態を示す図である。 検査レポートの印刷確認画面の一例を示す図である。 予約情報記憶部に保持される予約情報の一例を示す図である。 実施例1に係るフォローアップ日提案処理の流れを示すフローチャートである。 検査状況一覧画面の一例を示す図である。 図14(a)−(d)は、フォローアップ一覧画面の推移例を示す図である。 実施例2に係る次々回のフォローアップ日提案処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3に係る他部門へのフォローアップ日通知処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の形態は、内視鏡業務を支援する内視鏡業務システムに関する。現状の内視鏡業務システムでは医師がフォローアップ日として設定した日に、フォローアップ日であると医師側および患者側に通知させる機能はない。また内視鏡検査後に患者に対するフォローが確実になされているかシステムで管理されていない。また施設毎・疾患(症状)毎に設定されるフォローアップ日は、様々な医師が独自の見解・知識・経験をもとに医師一人一人の判断により設定されている。また現段階においてフォローアップ日の最適な算出手法が確立されていない。
そのため、各検査に対して適切なフォローアップ日が設定できていないことがある。医師にとってフォローアップ日を決定して入力する作業は煩雑であり、フォローアップ日を入力し忘れてしまうこともある。フォローアップ日を入力し忘れた患者の中に重篤な症状を持つ患者が含まれている可能性もあり、フォローアップ日の入力し忘れは非常にクリティカルな問題である。重篤な患者に対してのフォローアップができずに医療過誤問題に繋がるケースも考えられる。
本発明の実施の形態では、現段階において最適なフォローアップ日算出方法が確立されていない課題を解決することを目的とする。そのために、内視鏡検査後に入力された所見内容からシステムが検査内容および過去検査の統計結果をもとに、施設毎の診断結果にあった最適なフォローアップ日を自動的に算出する。算出されたフォローアップ日を医師に提示して、医師が独自の経験と知識で判断していたフォローアップ日の設定をサポートする。これにより、必要なフォローアップ日の登録忘れを防止し、医療過誤問題に発展することを事前に防止できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る内視鏡業務支援システム1を説明するための図である。内視鏡業務支援システム1は内視鏡部門に設置され、内視鏡業務を支援するためのシステムである。内視鏡業務支援システム1は、複数の内視鏡システム10a、10b(以下、特に区別しない場合には「内視鏡システム10」とよぶ)、内視鏡業務支援装置30、複数の端末装置40a、40b(以下、特に区別しない場合には「端末装置40」とよぶ)を備え、それらはLANなどのネットワーク2によって相互接続される。
内視鏡業務支援システム1は医療施設内の別のシステムと連携が可能である。ネットワーク2にはゲートウェイ装置50が接続される。内視鏡業務支援システム1はゲートウェイ装置50を介して、病院情報システム(HIS;Hospital Information System)60に含まれるオーダリングシステム61、電子カルテシステム62及びレセプトシステム63と連携可能である。また内視鏡業務支援システム1はゲートウェイ装置50を介して、他部門の業務支援システム(図1では部門B業務支援システム70及び部門C業務支援システム80)と連携可能である。
内視鏡システム10は内視鏡スコープ11、内視鏡処理装置12及び表示装置13を備える。内視鏡スコープ11は患者の体内に挿入され、医師が内視鏡スコープ11のレリーズスイッチを押したタイミングで体内を撮像する。内視鏡スコープ11は固体撮像素子(例えばCCDイメージセンサ、CMDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサ)及び信号処理回路を備える。固体撮像素子は入射光を電気信号に変換し、信号処理回路は、固体撮像素子により光電変換された画像データに対してA/D変換、ノイズ除去などの信号処理を施して内視鏡処理装置12に出力する。
内視鏡処理装置12は、内視鏡スコープ11により撮像された画像を取得する。内視鏡処理装置12は、取得した画像を表示装置13に出力して表示装置13の画面に表示させる。撮像中の画像をリアルタイムに表示させることもできる。また内視鏡処理装置12は、内視鏡スコープ11から取得した画像を内視鏡業務支援装置30に送信して、内視鏡業務支援装置30内のデータベースにファイリングする。
内視鏡業務支援装置30は内視鏡業務支援システム1全体を統括的に制御する。内視鏡業務支援装置30は例えば、サーバで構成される。端末装置40は医師、看護師など医療機関に従事するユーザが使用する端末装置であり、例えばPC、タブレット、PDAなどで構成される。タブレット、PDAなどの携帯端末装置が使用される場合、ネットワーク2に図示しないアクセスポイントが設置され、無線LANによりネットワーク2に接続される。
図2は、図1の内視鏡業務支援装置30の内部構成を示す図である。内視鏡業務支援装置30は通信部31、制御部32及び記憶部33を備える。制御部32はレポート生成部321、スコア生成部322、フォローアップ候補日決定部323、フォローアップ日確定部324、表示制御部325、予約管理部326、フォローアップ日通知部327及び他部門予約情報取得部328を含む。本実施の形態ではフォローアップ日の設定機能に注目するため、図2の制御部32の機能ブロックとして、フォローアップ日の設定機能に関連する機能のみを描いている。
制御部32の機能はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働により実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM、RAM、その他のLSIを利用できる。ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション等のプログラムを利用できる。
記憶部33は例えばHDD、SSDなどで構成され、レポート情報記憶部331、予約情報記憶部332及びフォローアップ日記憶部333を含む。本実施の形態ではフォローアップ日の設定機能に注目するため図2の記憶部33の機能ブロックとして、フォローアップ日の設定機能に関連する機能のみを描いている。
図3は、図1の端末装置40の内部構成を示す図である。端末装置40は通信部41、制御部42、記憶部43、表示部44、操作入力部45及び印刷部46を備える。以下、図2及び図3を参照しながら、より具体的に説明する。
レポート生成部321は医師による内視鏡検査の後に、医師により端末装置40の操作入力部45に入力された情報をもとに当該内視鏡検査のレポートを生成する。レポート生成部321は、生成した内視鏡検査のレポートをレポート情報記憶部331に記憶する。
スコア生成部322は、内視鏡検査のレポートにおける複数の項目に対する医師の所見と、当該複数の項目のそれぞれに割り当てられたスコアをもとに、当該内視鏡検査に係る医師の診断結果を反映した診断スコアを生成する。フォローアップ候補日決定部323は、当該診断スコアをもとに当該内視鏡検査に係る患者のフォローアップ候補日を決定する。
表示制御部325は、フォローアップ候補日決定部323により決定されたフォローアップ候補日を端末装置40の表示部44の画面に表示させる。フォローアップ日確定部324は、医師により端末装置40の操作入力部45に入力される情報をもとに、当該内視鏡検査に係る患者のフォローアップ日を確定する。フォローアップ日確定部324は、確定したフォローアップ日を当該内視鏡検査のレポートに反映させるとともに、フォローアップ日記憶部333に記憶する。
図4は、レポート作成画面44aの一例を示す図(その1)である。図4は観察範囲が食道、胃、十二指腸のレポート作成画面を示している。以下、十二指腸に疾患がある例を説明する。医師は端末装置40の操作入力部45を操作して、図4に示すレポート作成画面44aの十二指腸90の項目を選択する。
図5は、レポート作成画面44bの一例を示す図(その2)である。図5では、図4の十二指腸90の下位階層となる複数の診断項目の内、医師により入力された診断項目が表示されている。本実施の形態では診断項目として部位、大きさ、存在診断、症状、NBI(Narrow Band Imaging)観察、質的診断、肉眼型、深達度予測、鑑別診断および処理の10項目が規定されている。この内、質的診断が必須入力項目であり、その他の項目は任意入力項目である。図5に示すレポート作成画面44bでは部位91、大きさ、存在診断92、質的診断93、鑑別診断および処置の項目に診断内容が入力されている。
図6は、十二指腸90の診断項目のウインドウ44c及び存在診断92のウインドウ44dの一例を示す図である。十二指腸90の診断項目の内、存在診断92が選択されると、存在診断92のウインドウ44dが表示される。医師は端末装置40の操作入力部45を操作して、図6に示す存在診断92のウインドウ44d内の該当する項目のチェックボックスをチェックする。
図7は、十二指腸90の診断項目の内、部位91が選択された場合に表示されるウインドウ44eの一例を示す図である。図7では部位91のウインドウ44e内の、上十二指腸角94及び乳頭95のチェックボックスがチェックされている。
図8は、十二指腸90の診断項目の内、質的診断93が選択された場合に表示されるウインドウ44fの一例を示す図である。図8では質的診断93のウインドウ44f内の、過形成性ポリープのチェックボックスがチェックされている。質的診断93は必須入力項目であるため、医師は図8に示す質的診断93のウインドウ44f内の複数のチェックボックスの内、必ず1つのチェックボックスを選択する必要がある。
以下、上述の診断スコアの算出方法の一例を説明する。上述の10個の診断項目のそれぞれにスコアを割り当てる。例えば、以下のように割り当てる。
(1)部位 合計=10点
(2)大きさ 合計=10点
(3)存在診断 合計=10点
(4)症状 合計=5点
(5)NBI観察 合計=5点
(6)質的診断 合計=25点
(7)肉眼型 合計=5点
(8)深達度予測 合計=5点
(9)鑑別診断 合計=5点
(10)処置 合計=20点
スコア生成部322は、医師による操作入力部45に対する操作により入力されたチェック項目を足し合わせることにより診断スコアを算出する。その際、以下の前提条件を遵守する。
(1)重み付けは「質的診断(25点:a)>処置(20点:b)>部位等(10点:c)>その他診断項目(5点:d)」とする。
(2)診断スコアの数値範囲は、一つの観察範囲につき0〜100とする。
(3)質的診断のチェックボックスは一個のみを選択できる。質的診断以外の診断項目のチェックボックスは複数選択できる。
(4)各診断項目に割り当てるスコアは医療施設毎に調整可能とする。
(5)質的診断以外の診断項目でチェックボックスが複数選択されている場合、以下のようなスコア付けとする。
<最大5点(d)の診断項目の場合>
但し、d=AorBorCorDとする。・・・(数値1)
(A)0個の選択 ・・・0点
(B)1個の選択 ・・・1点
(C)2個〜3個の選択 ・・・3点
(D)4個以上の選択 ・・・5点
<最大10点(c)の診断項目の場合>
但し、c=AorBorCorDとする。・・・(数値2)
(A)0個の選択 ・・・0点
(B)1個の選択 ・・・1点
(C)2個〜3個の選択 ・・・5点
(D)4個以上の選択 ・・・10点
<最大20点(b)の診断項目の場合>
但し、b=AorBorCorDとする。・・・(数値3)
(A)0個の選択 ・・・0点
(B)1個の選択 ・・・1点
(C)2個〜3個の選択 ・・・10点
(D)4個以上の選択 ・・・20点
<最大25点(a)の質的診断項目の場合>
但し、a=AorBorCorDとする。・・・(数値4)
(A)異常所見なし ・・・0点
(B)観察不十分 ・・・15点
(C)腫瘍性疾患 ・・・25点
(D)非腫瘍性疾患 ・・・10点
上記のスコア付けに基づき、以下の式(1)を用いて診断スコアSを算出する。
S=a+b+3c+5d ・・・式(1)
a,b,c,dは上記の数値1〜4により決定される。
3,5は調整係数である。
フォローアップ候補日決定部323は、算出された診断スコアSからフォローアップ候補日を決定する。以下に算出基準を示す。診断スコアSは疾患の重篤度が高いほど高スコアになる。診断スコアSが高いほど直近の検査日に近いフォローアップ候補日が提案される。
(1)診断スコア=0点〜24点の時、フォローアップ候補日を直近の検査日の6ヶ月後の日とする。
(2)診断スコア=25点〜49点の時、フォローアップ候補日を直近の検査日から3ヶ月後の日とする。
(3)診断スコア=50点〜74点の時、フォローアップ候補日を直近の検査日から1ヶ月後の日とする。
(4)診断スコア=75点〜100点の時、フォローアップ候補日を直近の検査日から1週間後の日とする。
各診断項目に割り当てられるスコア、上記係数、及び直近の検査日からフォローアップ日までの期間は、内視鏡検査に関する過去の統計データ、医師の経験則、各種のガイドライン、医療施設のキャパシティ等に基づき決定される。
以下、具体例を挙げる。
検査種別:上部内視鏡検査
検査項目:上部内視鏡検査(一般)
観察範囲:胃
入力診断項目:部位(チェック数:1)・大きさ(チェック数:1)・存在診断(チェック数:3)・質的診断(非腫瘍性疾患)
この例では、a=10,b=0,c=1+1+5,d=0となる。a〜dを式(1)に代入すると下記式(2)に示すように診断スコアSが31となる。診断スコアが31であるため、フォローアップ候補日決定部323はフォローアップ候補日を直近の検査日から3ヶ月後の日に決定する。表示制御部325は、フォローアップ候補日決定部323により決定されたフォローアップ候補日を端末装置40の表示部44の画面に表示させて、医師にフォローアップ日を提案する。
S=10+0+(3×7)+5×0=31 ・・・式(2)
図9は、レポート作成画面44gに、フォローアップ日を提案するウインドウ44hが表示されている状態を示す図である。当該ウインドウ44hはポップアップ形式で表示される。ウインドウ44h内に提案された日付を了承する場合、医師は端末装置40の操作入力部45を操作して、提案日付の登録ボタン97を押下する。フォローアップ日を登録する必要がない場合、キャンセルボタン98を押下する。例えば、今回の検査が最後で今後のフォローアップが不要な患者と医師が判断した場合、フォローアップ日を登録しない。
なおウインドウ44内の提案日付の近傍に、直近の検査日から次のフォローアップ日までの期間に応じた色のフラグを表示させてもよい。例えば、1ヶ月未満の場合は赤フラグ、3ヶ月未満の場合は黄フラグ、6ヶ月以上の場合は青フラグを表示させてもよい。
図10は、検査レポートの印刷確認画面44iの一例を示す図である。検査レポートは端末装置40の印刷部46で印刷できる。フォローアップ日が登録されている場合、検査レポート内にフォローアップ期間99が印字される。当該レポート内には検査日も印字されているため当該検査日にフォローアップ期間99を加算することにより具体的なフォローアップ日を特定できる。なおフォローアップ期間99の代わりにフォローアップ日そのものが印字されていてもよい。
図2に戻る。予約情報記憶部332は内視鏡部門の予約情報を記憶する。予約管理部326は、フォローアップ日確定部324により確定された次回のフォローアップ日における内視鏡検査の仮予約情報を予約情報記憶部332に登録する。予約管理部326は、オーダリングシステム61から正式なオーダを受信すると、仮予約情報を正式な予約情報に確定させる。
図11は、予約情報記憶部332に保持される予約情報332aの一例を示す図である。予約情報には患者情報、検査予定日時、医師、検査室、検査種別などが含まれる。検査予定日時は、登録されたフォローアップ日をもとに決定される。内視鏡部門の看護師は、予約情報を参照して検査室の空き状況を確認できる。また予約情報を参考に医療機材の発注量、看護師の人員配置などを決定する。
図12は、実施例1に係るフォローアップ日提案処理の流れを示すフローチャートである。レポート生成部321は、内視鏡検査後に医師により入力される情報をもとに検査レポートを生成し、レポート情報記憶部331に保存する(S10)。スコア生成部322は、検査レポートの各項目の所見内容を抽出し(S11)、各項目の所見内容をスコアに変換する(S12)。スコア生成部322は、各項目のスコアを重み付け加算して診断スコアを算出する(S13)。
フォローアップ候補日決定部323は、算出された診断スコアをもとにフォローアップ日の候補を決定する(S14)。表示制御部325は、決定されたフォローアップ日の候補を表示部44の画面に表示させる(S15)。医師による同意操作がなされた場合(S16のY)、フォローアップ日確定部324は、表示部44の画面に提示した日をフォローアップ日に確定する(S17)。
医師による操作入力部45に対する操作により、提示されたフォローアップ日と異なるフォローアップ日が入力された場合(S16のN、S18のY)、フォローアップ日確定部324は医師により入力された日をフォローアップ日に確定する(S19)。例えば提示されたフォローアップ日が医師の休暇日である場合、医師は提示されたフォローアップ日をその前後の日に変更できる。医師による同意操作もなく(S16のN)、別のフォローアップ日も入力されない場合(S18のN)、フォローアップ日が設定されない(S199)。
以上説明したように実施例1によれば、レポートに入力された所見内容をもとに適切なフォローアップを算出して医師に提案することにより、医師にフォローアップ日の設定を促すことができる。経験の浅い医師は症例によっては、フォローアップ間隔の算定を正確にできない場合がある。また医師がフォローアップ日の設定を不注意により忘れることもある。またフォローアップ日の算定および登録を煩雑に感じる医師もいる。実施例1によれば医師は基本的に同意操作を行うだけで足り、これらの課題を解決できる。またフォローアップ日の設定忘れを防止できるため、適切なフォローアップがなされなかったことに起因する医療過誤問題を事前に回避できる。またシステムで算出されたフォローアップ日を自動登録せず、医師が確認することにより、予期しないエラーにより適切でないフォローアップ日が登録されることを回避できる。
実施例1では、次回のフォローアップ日を自動算出する例を示したが実施例2では次々回以降のフォローアップ日を自動算出する例を説明する。フォローアップ候補日決定部323は、特定の内視鏡検査に係る次回のフォローアップ日の到来前に、次回のフォローアップ日の算出に用いた診断スコアをもとに次々回のフォローアップ候補日を決定する。フォローアップ候補日決定部323は、次々回のフォローアップ日を決定する際、次回のフォローアップ日を決定した基準と異なる基準を用いる。具体的には次々回のフォローアップ日を決定する際、次回のフォローアップ日を決定した基準より大雑把な簡素化された基準を用いる。
上述の例ではフォローアップ候補日決定部323は複数のフォローアップ候補日から、スコア生成部322により算出された診断スコアをもとに一つのフォローアップ候補日を選択した。上述の例では4つのフォローアップ候補日を用意し、算出された診断スコアを25点刻みで分類することにより、一つのフォローアップ候補日を選択した。
次々回のフォローアップ候補日を決定する際の選択候補となるフォローアップ候補日の数を、次回のフォローアップ候補日を決定する際の選択候補となるフォローアップ日の数より、少なく設定する。後述の例では2つのフォローアップ候補日を用意し、算出された診断スコアを50点刻みで分類することにより、一つのフォローアップ候補日を選択する。
以下に簡素化された算出基準を示す。
(1)診断スコア=0点〜49点の時、フォローアップ候補日を1つ前のフォローアップ日の3ヶ月後の日とする。
(2)診断スコア=50点〜100点の時、フォローアップ候補日を1つ前のフォローアップ日の1週間後の日とする。
例えば直近の検査の所見内容にもとづく診断スコアが60で、1つ前のフォローアップ日が2月10日の場合、2月17日がフォローアップ候補日となる。診断スコアが40の場合は5月10日がフォローアップ候補日となる。
表示制御部325は、フォローアップ候補日決定部323により決定された次々回のフォローアップ候補日を端末装置40の表示部44の画面に表示させる。フォローアップ日確定部324は、医師により端末装置40に入力される情報をもとに、当該内視鏡検査に係る患者の次々回のフォローアップ日を確定する。
次回のフォローアップ日における内視鏡検査が実施された後、レポート生成部321は、医師により端末装置40に入力された情報をもとに、当該内視鏡検査のレポートを生成する。スコア生成部322は、当該次回のフォローアップ日において実施された内視鏡検査のレポートをもとに新たな診断スコアを生成する。フォローアップ候補日決定部323は、当該新たな診断スコアをもとに当該内視鏡検査に係る患者の次回のフォローアップ日を決定する。このフォローアップ日は、その時点における次回のフォローアップ日になるため、次々回のフォローアップ日を決定する際に用いる簡素化された基準ではなく、通常の基準を用いる。
表示制御部325は、フォローアップ候補日決定部323により決定された次回のフォローアップ候補日を表示部44の画面に表示させる。フォローアップ日確定部324は、医師により端末装置40に入力される情報をもとに次回のフォローアップ日を決定する。フォローアップ日確定部324は、今回決定した新たな次回のフォローアップ日と、先に決定されている次々回のフォローアップ日(現時点では次回のフォローアップ日)とを比較する。両者が異なる場合、フォローアップ日確定部324は当該次々回のフォローアップ日を新たな次回のフォローアップ日に更新する。両者が同じ場合、更新の必要はない。
図13は、検査状況一覧画面44jの一例を示す図である。図13に示す検査状況一覧画面44jにはフォローアップボタン100が設置されている。医師による操作入力部45に対する操作によりフォローアップボタン100が押下されると、表示制御部325は表示部44にフォローアップ一覧画面を表示させる。表示制御部325は、フォローアップ日が設定されている患者のフォローアップ日をフォローアップ日記憶部333から読み出して一覧表示させる。
今後も継続してフォローアップの必要がある患者の場合、フォローアップ一覧画面に表示される検査ボタンのいずれかが医師の操作により選択されると、表示制御部325は選択された検査ボタンの近傍からプルダウン形式で継続フォローアップボタンを表示させる。医師の操作により継続フォローアップボタンが選択されると、フォローアップ候補日決定部323は、直近の検査の所見内容にもとづく診断スコアから2回目のフォローアップ候補日を算出する。表示制御部325は算出された2回目のフォローアップ候補日を画面に表示させて医師に提案する。
なお、提案されたフォローアップ候補日以外のフォローアップ日を医師が手動で入力することもできる。入力されたフォローアップ日は患者IDに紐付きフォローアップ日記憶部333に保持されているフォローアップ日が更新される。また、フォローアップ一覧画面内に各患者のフォローアップ回数を表示させ、現在何回目のフォローアップかを直感的に分かるように表示させてもよい。
図14(a)−(d)は、フォローアップ一覧画面の推移例を示す図である。図14(a)に示すフォローアップ一覧画面44kに表示された検査ボタンが押下されると、表示制御部325はその検査のレポート入力情報を表示させる。以下、医師の操作により検査Aボタン101が押下されて検査Aが選択された例を説明する。
表示制御部325は検査ボタンAの近傍からプルダウン形式で継続フォローアップボタンを表示させる(不図示)。医師の操作によりその継続フォローアップボタンが押下されると、フォローアップ候補日決定部323は2回目のフォローアップ候補日を決定し、表示制御部325は2回目のフォローアップ候補日を表示させる。
図14(b)はフォローアップ候補日の提案画面44lの一例を示す図である。医師の操作によりOKボタン102が押下されると提案されたフォローアップ候補日が2回目のフォローアップ日として登録される。キャンセルボタン104が押下されると2回目のフォローアップ日は登録されない。手動設定ボタン103が押下されるとフォローアップ日の手動設定画面に遷移する。
図14(c)はフォローアップ候補日の手動設定画面44mの一例を示す図である。図14(c)に示す手動設定画面44mには、年入力欄105a、月入力欄105b、日入力欄105cが表示され、医師の操作によりフォローアップ日の年月日が入力される。図14(d)は、図14(a)に示したフォローアップ一覧画面44kの検査Aのフォローアップ日が更新されたフォローアップ一覧画面44nを示している。図14(d)では図14(c)の手動設定画面44mで医師により入力された2007年4月11日に更新されている。
図15は、実施例2に係る次々回のフォローアップ日提案処理の流れを示すフローチャートである。医師による操作入力部45に対する操作によりフォローアップ一覧画面内の特定の検査の次回のフォローアップ日が選択されると(S20)、フォローアップ候補日決定部323は直近の検査の診断スコアをもとに次々回のフォローアップ日の候補を決定する(S21)。表示制御部325は決定されたフォローアップ日を表示部44の画面に表示させ、フォローアップ日確定部324は医師の操作に応じて次々回のフォローアップ日を確定する(S22)。フォローアップ日の確定処理は図12のステップS15〜ステップS199の処理に相当する。
レポート生成部321は、次回のフォローアップ終了後に当該フォローアップにもとづく検査レポートを生成し、レポート情報記憶部331に保存する(S23)。フォローアップ候補日決定部323は、新たな検査レポートの所見内容にもとづく新たな診断スコアをもとに、当該フォローアップの終了時点における次回のフォローアップ日の候補を決定する(S24)。表示制御部325は、決定されたフォローアップ日の候補を表示部44の画面に表示させ、フォローアップ日確定部324は医師の操作に応じて次回のフォローアップ日を確定する(S25)。フォローアップ日の確定処理は図12のステップS15〜ステップS199の処理に相当する。
フォローアップ日確定部324は、ステップS22の処理により確定された次々回のフォローアップ日(次回のフォローアップ日の終了後は次回のフォローアップ日となる)と、ステップS25の処理により確定された次回のフォローアップ日を比較する(S26)。両者が一致しない場合(S26のN)、フォローアップ日記憶部333および予約情報記憶部332に登録されている次々回(次回のフォローアップ日の終了後は次回のフォローアップ日となる)を、ステップS25の処理により確定された次回のフォローアップ日に更新する(S27)。両者が一致する場合(S26のY)、ステップS27がスキップされる。
以上説明したように実施例2によれば、次回のフォローアップの実施前に次々回のフォローアップ日を登録することができる。次々回のフォローアップ日は、次回のフォローアップにおける所見を反映させて設定したほうが、直近の検査の患者の容態を反映させることができ、より適切なフォローアップ日を提案できる。しかしながら次回のフォローアップが最後でない患者の場合、次々回のフォローアップが必要なことは確定しており、そのフォローアップのための検査室、医師、看護師、医療機材の確保が将来必要なことは確定している。次回のフォローアップ日までしか設定できない設計では次回のフォローアップ日前に、次々回以降のフォローアップで必要な人的・物的資源の必要性を顕在化させることができない。
医療機材によっては数ヶ月分の必要数量をまとめて発注する場合もあり、数ヶ月先までの検査の予定数を把握する必要がある。実施例2では次々回以降のフォローアップ日を予約情報記憶部332に反映させることができるため、将来の検査に必要な人的・物的資源をより正確な予測をもとに準備できる。
なお次々回のフォローアップ日は、次回のフォローアップの実施後にそのフォローアップにおける所見内容を反映させたフォローアップ日に置き換えられる性質のものである。従って次々回のフォローアップ日の決定処理においては、厳密な判断処理は不要である。
また直近の検査日から次回のフォローアップ日までの期間を単純に、次回のフォローアップ日に加算して次々回のフォローアップ日を算出することも考えられる。ただしこの方法では、直近の検査日から次回のフォローアップ日までの症状の変化が反映されないため、次々回のフォローアップ日と、次回のフォローアップにおける所見を反映させて決定したフォローアップ日との乖離が大きくなる可能性がある。実施例2の方法でも直近の検査日から次回のフォローアップ日までの症状の変化を反映させることができないが、フォローアップ候補日の刻みが広いため、むしろ次回のフォローアップにおける所見を反映させて決定したフォローアップ日との乖離が極端に大きくなることを防止できる。トータルで考えた予測精度は実施例2のほうが優っている。
実施例1、2では内視鏡部門で完結されたフォローアップについて説明した。実施例3では他部門のフォローアップが必要になる例を説明する。例えば、大腸がん手術では手術後に長期間のフォローアップが必要になる。そのフォローアップの中には内視鏡を用いた再検査だけでなく、放射線科でのCT検査、内科による問診など他科で実施すべきフォローアップも含まれる。また、外科による手術も他科で実施すべきフォローアップに含めてもよい。例えばガイドラインでは大腸がん手術後のフォローアップについて下記のように規定している。
(1)定期問診・診察・・・3〜6ヶ月毎に3〜5年間受診する。
(2)腫瘍マーカー検査・・・3〜6ヶ月毎に3〜5年間受診する。
(3)CT・胸部X線・腹部超音波検査・・・6ヶ月おきに受診する。
(4)大腸内視鏡検査・・・1〜2年おきに受診する。
図2に戻る。フォローアップ日通知部327は、内視鏡を使用した医療行為に係る患者のフォローアップを、内視鏡部門以外の他部門で行う必要がある場合、フォローアップ日確定部324により決定された次回のフォローアップ日をゲートウェイ装置50を介して、当該他部門の業務支援システムに通知する。
他部門予約情報取得部328は、他部門の業務支援システムからゲートウェイ装置50を介して当該他部門の予約情報を取得する。フォローアップ候補日決定部323は、内視鏡を使用した医療行為に係る患者のフォローアップを他部門で行う必要がある場合、他部門予約情報取得部328により取得された当該他部門の予約情報を参照して、当該他部門の予約が可能な日の中から当該他部門で行うべきフォローアップの候補日を決定する。例えば実施例1、2で説明した方法により決定したフォローアップ候補日が、当該他部門の予約が埋まっている日である場合、当該他部門の予約が空いている前後の直近の日をフォローアップ候補日に決定する。
図16は、実施例3に係る他部門へのフォローアップ日通知処理の流れを示すフローチャートである。レポート生成部321は内視鏡検査後に、医師により端末装置40に入力される情報をもとに検査レポートを生成し、レポート情報記憶部331に保存する(S30)。スコア生成部322は、検査レポートの各項目の所見内容を抽出し(S31)、各項目の所見内容をスコアに変換する(S32)。スコア生成部322は、各項目のスコアを重み付け加算して診断スコアを算出する(S33)。
フォローアップ候補日決定部323は、他部門のフォローアップが必要か否か判断する(S34)。他部門のフォローアップが必要な場合(S34のY)、他部門予約情報取得部328は、当該他部門の予約情報を取得する(S35)。例えば他部門予約情報取得部328は、他部門の業務支援システムに含まれる予約管理システムに、ゲートウェイ装置50を介して予約状況を確認するためのメッセージを送信する。当該他部門の予約管理システムは当該メッセージを受信すると自己の部門の予約状況をゲートウェイ装置50を介して内視鏡業務支援システム1に送信する。これにより他部門予約情報取得部328は、当該他部門の予約情報を取得できる。
フォローアップ候補日決定部323は、ステップS33で算出された診断スコア及びステップS35で取得された他部門の予約情報をもとにフォローアップ日の候補を決定する(S36)。フォローアップ日通知部327は決定されたフォローアップ日の候補を当該他部門の予約管理システムに通知する(S37)。当該予約管理システムは内視鏡部門から通知されたフォローアップ日に仮予約として登録する。後に、病院情報システム60のオーダリングシステム61から正式なオーダが発行されると仮予約から正式な予約に変更する。
ステップS34にて他部門のフォローアップが必要ない場合(S34のN)、ステップS35からステップS37までの処理がスキップされる。フォローアップ候補日決定部323は、内視鏡部門のフォローアップが必要か否か判断する(S38)。内視鏡部門のフォローアップが必要な場合(S38のY)、図12のステップS14以下の処理を実行する。内視鏡部門のフォローアップが必要ない場合(S38のN)、処理を終了する。
以上説明したように実施例3によれば、他部門の予約管理システムと連携することにより、内視鏡部門以外の他部門のフォローアップが必要な場合でも適切なフォローアップ日を設定できる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば予約管理部326は、登録されているフォローアップ日の所定期間前(例えば、3日前)になると端末装置40の表示部44の画面に要フォローアップのリマインドメッセージを表示させてもよい。
1 内視鏡業務支援システム、 2 ネットワーク、 10 内視鏡システム、 11 内視鏡スコープ、 12 内視鏡処理装置、 13 表示装置、 30 内視鏡業務支援装置、 31 通信部、 32 制御部、 321 レポート生成部、 322 スコア生成部、 323 フォローアップ候補日決定部、 324 フォローアップ日確定部、 325 表示制御部、 326 予約管理部、 327 フォローアップ日通知部、 328 他部門予約情報取得部、 33 記憶部、 331 レポート情報記憶部、 332 予約情報記憶部、 333 フォローアップ日記憶部、 40 端末装置、 41 通信部、 42 制御部、 43 記憶部、 44 表示部、 45 操作入力部、 46 印刷部、 50 ゲートウェイ装置、 60 病院情報システム、 61 オーダリングシステム、 62 電子カルテシステム、 63 レセプトシステム、 70 部門B業務支援システム、 80 部門C業務支援システム。

Claims (5)

  1. 医療行為の後に、医療従事者により端末装置に入力された情報をもとに前記医療行為のレポートを生成するレポート生成部と、
    生成されたレポートを記憶するレポート記憶部と、
    前記医療行為のレポートにおける複数の項目に対する入力内容から導出される診断スコアを生成するスコア生成部と、
    前記診断スコアをもとに前記医療行為に係る患者の経過観察候補日を決定する経過観察候補日決定部と、
    決定された経過観察候補日を端末装置の画面に表示させる表示制御部と、
    端末装置から入力される情報をもとに、前記医療行為に係る患者の経過観察日を確定する経過観察日確定部と、を備え、
    前記経過観察候補日決定部は、前記医療行為に係る次回の経過観察日の到来前に、前記診断スコアをもとに、次回の経過観察候補日を決定した基準と異なる基準を用いて次々回の経過観察候補日を決定し
    前記経過観察候補日決定部は、複数の経過観察候補日から前記診断スコアをもとに一つの経過観察候補日を選択し、
    前記次々回の経過観察候補日を決定する際の選択候補となる経過観察候補日の数が、前記次回の経過観察候補日を決定する際の選択候補となる経過観察候補日の数より、少なく設定されていることを特徴とする医療業務支援装置。
  2. 医療行為の後に、医療従事者により端末装置に入力された情報をもとに前記医療行為のレポートを生成するレポート生成部と、
    生成されたレポートを記憶するレポート記憶部と、
    前記医療行為のレポートにおける複数の項目に対する入力内容から導出される診断スコアを生成するスコア生成部と、
    前記診断スコアをもとに前記医療行為に係る患者の経過観察候補日を決定する経過観察候補日決定部と、
    決定された経過観察候補日を端末装置の画面に表示させる表示制御部と、
    端末装置から入力される情報をもとに、前記医療行為に係る患者の経過観察日を確定する経過観察日確定部と、を備え、
    前記経過観察候補日決定部は、前記医療行為に係る次回の経過観察日の到来前に、前記診断スコアをもとに、次回の経過観察候補日を決定した基準と異なる基準を用いて次々回の経過観察候補日を決定し、
    前記表示制御部は、決定された次々回の経過観察候補日を画面に表示させ、
    前記経過観察日確定部は、前記端末装置から入力される情報をもとに、前記医療行為に係る患者の次々回の経過観察日を確定し、
    前記スコア生成部は、前記次回の経過観察日において実施された医療行為のレポートをもとに新たな診断スコアを生成し、
    前記経過観察候補日決定部は、前記新たな診断スコアをもとに前記医療行為に係る患者の経過観察候補日を決定し、
    前記表示制御部は、決定された経過観察候補日を端末装置の画面に表示させ、
    前記経過観察日確定部は、端末装置から入力される情報をもとに決定した前記医療行為に係る患者の新たな次回の経過観察日と前記次々回の経過観察日が異なる場合、前記次々回の経過観察日を前記新たな次回の経過観察日に更新することを特徴とする医療業務支援装置。
  3. 前記医療行為は内視鏡検査であり、
    内視鏡部門の予約情報を記憶する予約情報記憶部と、
    前記経過観察日確定部により確定された、前記次回の経過観察日および前記次々回の経過観察日における内視鏡検査の仮予約情報を前記予約情報記憶部に登録する予約管理部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の医療業務支援装置。
  4. 医療行為の後に、医療従事者により端末装置に入力された情報をもとに前記医療行為のレポートを生成するレポート生成部と、
    生成されたレポートを記憶するレポート記憶部と、
    前記医療行為のレポートにおける複数の項目に対する入力内容から導出される診断スコアを生成するスコア生成部と、
    前記診断スコアをもとに前記医療行為に係る患者の経過観察候補日を決定する経過観察候補日決定部と、
    決定された経過観察候補日を端末装置の画面に表示させる表示制御部と、
    端末装置から入力される情報をもとに、前記医療行為に係る患者の経過観察日を確定する経過観察日確定部と、を備え、
    前記経過観察候補日決定部は、前記医療行為に係る次回の経過観察日の到来前に、前記診断スコアをもとに、次回の経過観察候補日を決定した基準と異なる基準を用いて次々回の経過観察候補日を決定し、
    本医療業務支援装置は内視鏡部門の装置であり、
    内視鏡を使用した医療行為に係る患者の経過観察を、内視鏡部門以外の他部門で行う必要がある場合、前記経過観察日確定部により決定された前記次回の経過観察日を、前記他部門の医療業務支援装置に通知する経過観察日通知部を、さらに備えることを特徴とする医療業務支援装置。
  5. 前記他部門の医療業務支援装置から前記他部門の予約情報を取得する予約情報取得部を、さらに備え、
    前記経過観察候補日決定部は、内視鏡を使用した医療行為に係る患者の経過観察を、前記他部門で行う必要がある場合、前記予約情報取得部により取得された前記他部門の予約情報を参照して、前記他部門の予約が可能な日の中から当該他部門で行うべき経過観察の候補日を決定することを特徴とする請求項に記載の医療業務支援装置。
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