JP6373182B2 - 清掃又は洗浄具 - Google Patents

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本発明は、清掃又は洗浄具の柄、物干し竿、介助器具類において被介助者が把持する部材、浴室・階段・廊下・その他の箇所における手摺り等として使用される被覆管及びその被覆管を柄体又はその主要部材とする清掃又は洗浄具に関する。
実開平6−21597号公報には、鋼製のパイプ10の外周部に円筒状に成形した被覆合成樹脂部12の周囲に、15度中心各毎に24本の軟質塩化ビニル樹脂製の突条が滑止合成樹脂部14として形成されてなる合成樹脂被覆パイプ18が記載されている。
この合成樹脂被覆パイプ18は、被覆合成樹脂部12上に有する滑止合成樹脂部14が、物干し竿や各種物干し器の物干し部として用いられた場合の洗濯物の滑落や、各種清掃用具の柄として用いられた場合の作業者の手或は手袋の滑り等を防ぐ。
しかしながら、この合成樹脂被覆パイプ18は、製造工程上、必ずしも容易に精度よく製造し得るものではなく、把持した場合の滑り防止効果も更なる向上が求められていた。
実開平6−21597号公報
本発明は、把持した場合に滑りにくく、容易に精度よく製造することができる被覆管及びその被覆管を柄体又は柄体の主要部材とする清掃又は洗浄具を提供することを目的とする。
本発明の被覆管及び清掃又は洗浄具は、次のように表すことができる。
(1) 円筒状をなす剛性管状部と、その剛性管状部の円筒状外周部を被覆した高分子材料製の筒状被覆部を有してなり、
前記筒状被覆部は、内周面の横断面が、前記剛性管状部の円筒状外周面に対応する円形状、外周面の横断面が多角形状であり、
前記筒状被覆部の内周面は、前記剛性管状部の円筒状外周面に密着し、剛性管状部と筒状被覆部が一体状をなすことを特徴とする被覆管。
本発明の被覆管は、容易に精度よく製造し得る円筒状をなす剛性管状部を利用して、その剛性管状部の円筒状外周部を高分子材料製の筒状被覆部で被覆することにより、容易に精度よく製造することができ、而も、外周面の横断面が多角形状をなすため、把持した場合に滑りにくい。
(2) 高分子材料を成型することにより、内周面の横断面が上記剛性管状部の円筒状外周面に対応する円形状で外周面の横断面が多角形状の筒状被覆部が形成された上記(1)記載の被覆管。
この場合、高分子材料を成型することにより、内周面の横断面が剛性管状部の円筒状外周面に対応する円形状で外周面の横断面が多角形状の筒状被覆部を、精度よく、且つ効率よく形成することができる。
(3) 軸線が直線状である上記(1)又は(2)記載の被覆管。
(4) 筒状被覆部の外周面の横断面が凸多角形状である上記(1)乃至(3)の何れか1項に記載の被覆管。
(5) 筒状被覆部の外周面の横断面が5乃至60の角を有する正多角形状である上記(4)記載の被覆管。
(6) 清掃又は洗浄体に柄体が連結してなる清掃又は洗浄具であって、前記柄体又はその主要部材が上記(1)乃至(5)の何れか1項に記載の被覆管である清掃又は洗浄具。
本発明の被覆管及び本発明の清掃又は洗浄具における被覆管は、容易に精度よく製造し得る円筒状をなす剛性管状部を利用して、その剛性管状部の円筒状外周部を高分子材料製の筒状被覆部で被覆することにより、容易に精度よく製造することができ、而も、外周面の横断面が多角形状をなすため、把持した場合に滑りにくい。
モップの斜視図である。 モップヘッド及び柄体基部の拡大斜視図である。 柄体の要部拡大斜視図である。 被覆管の拡大横断面図である。
[1] 本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(1) 図面は何れも本発明の被覆管及び清掃又は洗浄具の実施の形態の一例についてのものである。
モップA(清掃具)は、モップ用の不織布製の拭材Bを保持するモップヘッドC(清掃体)に柄体Dが連結してなるものである。
(2) モップヘッドCは、平面視長方形状の基盤部C1の底面側に弾力性のある底板部C2が結合されてなる。基盤部C1の上面部における短手方向両側の長手方向両側に、それぞれ拭材保持部C3が設けられている。
拭材保持部C3は、中央部に端部が位置する複数の弾性舌片t群からなり、拭材Bを上側から押し込むことにより、舌片tの端部同士により拭材Bが保持される。
拭材Bは、方形状をなし、拭材Bの中間部分でモップヘッドCの底面を覆った状態で、両側端部をそれぞれモップヘッドCの短手方向両側の上側に折り返し、モップヘッドCの短手方向両側の長手方向両側にそれぞれ設けられた拭材保持部C3に押し込むことにより、モップヘッドCに保持される。
基盤部C1の上側中央部には、基盤部C1に対し長手方向の水平回動軸線のまわりに回動し得、軸線方向中央部に径方向外方突起部E1を有する回動軸体Eが設けられている。
(3) 柄体Dは、その長手方向の大部分を構成する主要部材である被覆管Fと、被覆管Fの基端部に結合された連結端部材Gと、被覆管Fの先端部に結合された、掛止孔H1を有する先端部材Hからなる。
柄体Dは、連結端部材Gにおいて、回動軸体Eの径方向外方突起部E1に対し、回動軸体Eの回動軸線に対しねじれの位置で垂直方向の回転軸線のまわりに回動し得るよう連結されている。これにより、モップヘッドCの上側中央部に対し柄体Dは、平面視における360度の何れの向きにも0乃至約90度の任意の角度で自在に伏倒し得、起立し得る。
(4) 被覆管Fは、モップAの柄として使用した場合に大きく変形しない円筒状の鋼管J(剛性管状部)の円筒状外周部を、ポリプロピレン樹脂製の筒状被覆部Kにより被覆してなるものである。
筒状被覆部Kは、鋼管Jの外周を、溶融状態のポリプロピレン樹脂で被覆し且つそれを外周面が正16角形状となるように成型して冷却固化させることにより形成したものである。
筒状被覆部Kの内周面の横断面及び外周面の横断面は、軸線方向において一定である。筒状被覆部Kの外周面において横断面の各角が構成する稜線K1は何れも直線状であり、全ての稜線K1は互いに平行状である。筒状被覆部Kの外周面の横断面は、多角形状であり、筒状被覆部Kの外周面のうち隣り合う稜線K1同士の間の面は、平面状である。
筒状被覆部Kの内周面は、鋼管Jの円筒状外周面に密着し、鋼管Jと筒状被覆部Kが一体状をなす。従って筒状被覆部Kの内周面の横断面は円形状をなす。
[2] 本発明の実施の形態を、上記以外の形態を含めて更に説明する。
(1) 本発明の被覆管及び本発明の清掃又は洗浄具における被覆管は、円筒状をなす剛性管状部と、その剛性管状部の円筒状外周部を被覆した高分子材料製の筒状被覆部を有してなる。
(2) 剛性管状部
本発明における剛性管状部は、円筒状をなし、少なくとも、目的に応じた通常の使用において加わる荷重の範囲内で大きく変形しないという程度の剛性を有する。剛性管状部の円筒状外周面としては、円筒面のほか、例えば、幾つかの又は多数の小凸部や小凹部を有するものとすることもできる。剛性管状部の軸線は、直線状であることが好ましい。
剛性管状部の好ましい例としては、鋼管、内面等に亜鉛メッキ等を施したメッキ鋼管、ステンレス鋼管等を挙げることができる。
(3) 筒状被覆部
本発明における筒状被覆部は、剛性管状部の円筒状外周部を被覆したものであって、高分子材料製である。
高分子材料の例としては、合成樹脂や、合成ゴム等のエラストマー等を挙げることができ、合成樹脂の例としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニル等を挙げることができるが、これらに限るものではない。
筒状被覆部の内周面は、剛性管状部の円筒状外周面に密着し、剛性管状部と筒状被覆部が一体状をなす。従って、筒状被覆部の内周面の横断面は、剛性管状部の円筒状外周面に対応する円形状をなす。
筒状被覆部の外周面の横断面は、多角形状である。筒状被覆部の外周面のうち横断面n角形状(nは3以上の整数)を構成するn本の稜線同士の間の面は、平面が原則であるが、必ずしもこれに限るものではなく、例えばわずかに湾曲した凹面や凸面であることもあり得る。
筒状被覆部の外周面の横断面は、凸多角形状であることが好ましい。より好ましくは、5乃至60の角を有する正多角形状であり、例えば正16角形状や正20角形状等の正12乃至24角形状とすることができる。
筒状被覆部の内周面の横断面及び外周面の横断面は、軸線方向において一定であることが好ましい。すなわち、筒状被覆部の外周面において横断面の各角が構成する稜線は何れも直線状であり、全ての稜線は互いに平行状であることが好ましい。
筒状被覆部は、剛性管状部の外周を、合成樹脂等の溶融状態の高分子材料で被覆し且つそれを外周面が多角形状となるように成型し、その高分子材料を冷却固化させることにより形成することができる。
(4) 被覆管の用途
被覆管の用途としては、清掃具や洗浄具の柄、物干し竿、介助器具類において被介助者が把持する部材、浴室・階段・廊下・その他の箇所における手摺り等を例示することができるが、特に限定されるものではない。
(5) 清掃又は洗浄具
本発明の清掃又は洗浄具は、清掃又は洗浄体に柄体が連結してなり、前記柄体又はその主要部材が本発明の被覆管であるものである。
このような清掃又は洗浄具の例としては、モップ用の拭材(モップ糸、不織布、織布等)を保持するモップヘッドやほうきの穂を保持した穂保持部等の清掃体に柄体が連結してなるモップやほうき等の清掃具、ブラシ体やスポンジを保持したスポンジ保持部等の洗浄体に柄体が連結してなる浴槽又は浴室洗浄具や便器洗浄具等の洗浄具を挙げることができるが、これらに限るものではない。
A モップ
B 拭材
C モップヘッド
C1 基盤部
C2 底板部
C3 拭材保持部
D 柄体
E 回動軸体
E1 径方向外方突起部
F 被覆管
G 連結端部材
H 先端部材
H1 掛止孔
J 鋼管
K 筒状被覆部
K1 稜線
t 舌片

Claims (5)

  1. 清掃又は洗浄体に柄体が連結してなる清掃又は洗浄具であって、前記柄体又はその主要部材が、
    円筒状をなす剛性管状部と、その剛性管状部の円筒状外周部を被覆した高分子材料製の筒状被覆部を有してなり、
    前記筒状被覆部は、内周面の横断面が、前記剛性管状部の円筒状外周面に対応する円形状、外周面の横断面が多角形状であり、
    前記筒状被覆部の内周面は、前記剛性管状部の円筒状外周面に密着し、剛性管状部と筒状被覆部が一体状をなす被覆管であることを特徴とする清掃又は洗浄具
  2. 上記被覆管が、高分子材料を成型することにより、内周面の横断面が上記剛性管状部の円筒状外周面に対応する円形状で外周面の横断面が多角形状の筒状被覆部が形成されたものである請求項1記載の清掃又は洗浄具
  3. 上記被覆管の軸線が直線状である請求項1又は2記載の清掃又は洗浄具
  4. 上記被覆管における筒状被覆部の外周面の横断面が凸多角形状である請求項1乃至3の何れか1項に記載の清掃又は洗浄具
  5. 上記被覆管における筒状被覆部の外周面の横断面が5乃至60の角を有する正多角形状である請求項4記載の清掃又は洗浄具
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