JP6373100B2 - 凍結対策装置およびこれを備えるドア装置 - Google Patents
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Description
このような場合、ガイドレールの溝部に熱湯をかけるなどして凍結した雪や水を溶かすようにしている。
また、ガイドレールの溝部に入り込んだ雪や水が凍結することを防止するために、予めガイドレールの溝部に不凍液を充填したり、ヒータを設置したりしている。
また、ガイドレールの溝部にヒータを設置する場合、ガイドレールを2層構造とし、この2層の間にヒータを設置するため、ガイドレールの構造が複雑となり、工期や費用がかかるという問題がある。ヒータを、特に既設のドア装置に設置する場合は、ガイドレールを交換するためにガイドレールが設けられている床を掘り起こす必要があり、工期や費用がかかるという問題がある。しかも、ガイドレールの取り付けは溶接止めが一般的であることから、床を大きく掘り起こす必要がある。
また、磁気を発生しこの磁気により磁性体からなるガイドレールを発熱させるものであることから、2層構造のガイドレールの内部にヒータなどの熱源を設置する場合と比べて、新設および既設のいずれにおいてもドア装置に容易に設置することができる。特に既設のドア装置に設置する場合に、ガイドレールを取り外す必要がなくなることから、設置が大幅に容易となる。
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、第1実施形態に係る凍結対策装置1Aを装備するドア装置である自動ドア装置2を示すものである。自動ドア装置2は、室内11と室外12とを仕切る壁部13に形成された開口部14に設置されている。
第1実施形態に係る凍結対策装置1Aは、装置本体31Aが、磁気を発生しこの磁気により磁性体からなるガイドレール23を発熱させることになり、この熱によってガイドレール23の溝部23aに入り込んだ雪や水の凍結を防止および解消することができる。つまり、凍結対策装置1Aは、例えば凍結を生じる可能性がある条件下では、常時または定期的に装置本体31Aがガイドレール23を発熱させることにより、溝部23aに入り込んだ雪や水の凍結を防止することができる。また、ガイドレール23の発熱を停止させた状態で溝部23aに入り込んだ雪や水が凍結した場合に、装置本体31Aがガイドレール23を発熱させることにより、溝部23aに入り込んだ雪や水の凍結状態を解消することになる。
図4に示すように、第2実施形態に係る凍結対策装置1Bでは、第1実施形態の給電部33Aにかえて給電部33Bが設けられている。給電部33Bは、壁部13を構成する枠部22に設けられる一方の給電側コネクタ部41と、この給電側コネクタ部41に対し接離可能であってドア本体21に設けられる他方の受電側コネクタ部42と、受電側コネクタ部42と装置本体31Aとを通電可能に接続する配線部36Bとを備えている。配線部36Bはドア本体21内に配線されている。
図5に示すように、第3実施形態に係る凍結対策装置1Cでは、第2実施形態の給電部33Bにかえて給電部33Cが設けられている。給電部33Cも、ドア本体21が開口部14を閉鎖する状態にあるとき給電側コネクタ部41と受電側コネクタ部42とが接続して壁部13側からドア本体21側に給電を行う接離給電部となっている。給電部33Cは、給電部33Bの配線部36Bにかえて、ドア本体21に設けられる蓄電部51と、受電側コネクタ部42と蓄電部51とを通電可能に接続する配線部52と、蓄電部51と装置本体31Aとを通電可能に接続する配線部53とを有している。これら蓄電部51、配線部52および配線部53も、ドア本体21内に設けられている。
図6に示すように、第4実施形態に係る凍結対策装置1Dでは、第1実施形態の給電部33Aにかえて給電部33Dが設けられている。給電部33Dは、一端が枠部22に連結され他端がドア本体21に連結されるとともにドア本体21の開閉移動に追従して変形するケーブル61と、ケーブル61の他端と装置本体31Aとを通電可能に接続する配線部36Dとを有している。
図7に示すように、第5実施形態に係る凍結対策装置1Eは、ドア本体21の下端部21aに、ガイドレール23の溝部23a内に入り込むように延出するステンレス鋼材などの磁性体からなる延出部材71を有している。この延出部材71は、長さ方向に見てL字状をなすアングル材であり、長尺帯板状の板部72と長尺帯板状の板部73とがそれぞれの長さ方向に沿う端縁部同士を連結させた形状をなしている。
図8に示すように、第6実施形態に係る凍結対策装置1Fは、室外側パネル29に装置本体31Fが設けられている。この装置本体31Fは、図9に示すように、室外側パネル29の室内11側の下端部のドア本体21と干渉しない位置に取り付けられており、図示略のコイルが給電されることで磁気を発生しこの磁気によりガイドレール23を発熱させる。凍結対策装置1Fは、図8に示すように、ドア本体21の開閉移動方向(図8の矢印Bの方向)の開口部14に近い側にのみ設けられており、ガイドレール23の室外側パネル29の下方に位置する部分の開口部14に近い側を発熱させる。ここで、ドア本体21の開閉移動方向の室外側パネル29の全長にわたって装置本体31Fを設けても良い。
図10に示すように、第7実施形態に係る凍結対策装置1Gは、ガイドレール23にその延在方向に沿って装着される伝熱部材81を有している。この伝熱部材81はガイドレール23よりも熱伝導率が高くなっており、例えばガイドレール23がステンレス鋼製の場合に、これよりも熱伝導率が高いアルミニウム製またはアルミニウム合金製となっている。伝熱部材81は、長尺帯板状をなしている。
図11に示すように、第8実施形態に係る凍結対策装置1Hは、第1の温度センサ91と、第2の温度センサ92とを有している。第1の温度センサ91は、ガイドレール23の、閉状態にあるドア本体21の装置本体31Aと対向する部位に設けられている。言い換えれば、第1の温度センサ91は、装置本体31Aが発生する磁気による誘導加熱で所定値以上に発熱する発熱部位に設けられている。第2の温度センサ92は、ガイドレール23の、閉状態にあるドア本体21の装置本体31Aと対向しない部位に設けられている。言い換えれば、第2の温度センサ92は、上記発熱部位以外の部位に設けられている。第1の温度センサ91および第2の温度センサ92は、共通部品であり、図12に第1の温度センサ91を示すようにガイドレール23の溝部23aよりも室外12側の上面23eに設けられている。そして、装置本体31Aへの給電を制御する制御部38Hが、操作部39Hへの操作入力による設定と、第1の温度センサ91および第2の温度センサ92の検出結果とに基づいて装置本体31Aへの給電つまり装置本体31Aによる磁気の発生を制御する。第7実施形態と同様、ガイドレール23には伝熱部材81が複数のビス82により固定されている。なお、第1の温度センサ91および第2の温度センサ92をガイドレール23に取り付けることが困難な場合は、非接触温度センサを用いてガイドレール23の発熱部位の温度とそれ以外の部位の温度とを検出しても良い。
例えば、上記の実施形態では、凍結対策装置1A〜1Hは自動ドア装置2に設けられているが、ドア本体21を手動で開閉するドア装置に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、自動ドア装置2は、1つのドア本体21が開口部14を開閉する片引き戸の形態であるが、複数のドア本体21が開口部14を開閉する形態としてもよい。
また、振れ止め部材24の設置位置や数は適宜設定されてよい。
2 自動ドア装置(ドア装置)
11 室内
12 室外
13 壁部
14 開口部
21 ドア本体
23 ガイドレール
23a 溝部
29 室外側パネル
33A 給電部(非接触給電部)
33B 給電部(接離給電部)
33C 給電部(接離給電部)
33D 給電部(架線給電部)
38H 制御部
41 給電側コネクタ部(一方のコネクタ部)
42 受電側コネクタ部(他方のコネクタ部)
51 蓄電部
61 ケーブル
71 延出部材
81 伝熱部材
91 温度センサ
Claims (9)
- 室内と室外とを仕切る壁部に形成された開口部を開閉するドア本体の下方に設けられた磁性体からなるガイドレールの溝部に入り込んだ雪や水の凍結に対して該凍結の防止および解消の少なくともいずれか一方を行う凍結対策装置であって、
前記ドア本体に設けられるとともに磁気を発生し該磁気により前記ガイドレールを発熱させることを特徴とする凍結対策装置。 - 前記壁部側から前記ドア本体側に非接触給電によって給電を行う非接触給電部を有することを特徴とする請求項1に記載の凍結対策装置。
- 前記壁部に設けられる一方のコネクタ部と、前記一方のコネクタ部に対し接離可能であって前記ドア本体に設けられる他方のコネクタ部とを備え、前記ドア本体が前記開口部を閉鎖する状態にあるとき前記一方のコネクタ部と前記他方のコネクタ部とが接続して前記壁部側から前記ドア本体側に給電を行う接離給電部を有することを特徴とする請求項1に記載の凍結対策装置。
- 前記接離給電部は、前記一方のコネクタ部と前記他方のコネクタ部とが接続した状態で蓄電する蓄電部を前記ドア本体側に備えることを特徴とする請求項3に記載の凍結対策装置。
- 前記ドア本体の開閉移動に追従して変形するケーブルを含み前記壁部側から前記ドア本体側に給電を行う架線給電部を有することを特徴とする請求項1に記載の凍結対策装置。
- 前記ドア本体から前記ガイドレールの溝部内に入り込むように延出する磁性体からなる延出部材を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の凍結対策装置。
- 前記ガイドレールにその延在方向に沿って装着される、前記ガイドレールよりも熱伝導率の高い伝熱部材を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の凍結対策装置。
- 前記ガイドレールに設けられる温度センサと、
該温度センサの検出結果に基づいて磁気の発生を制御する制御部とを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の凍結対策装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の凍結対策装置と、
前記ドア本体と、
前記ガイドレールとを備えるドア装置。
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