JP6372693B2 - 空調システム - Google Patents

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本発明は、空調システムに関する。
年間を通じて温度が安定し、且つ外気温に対して夏季に低く、冬季に高いことから、地下水や地中の熱を建物の冷暖房等に有効利用する空調システムが実用化されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
また、地下水を利用した空調システムとして、地下水の熱を直接利用する直接方式、地下水を熱源水として利用する水熱源方式などの技術手法が提案、実用化されている。
例えば、地下水の熱を直接利用する直接方式の空調システムとしては、井戸内にU字状やスパイラル状のチューブを設置し、このチューブ内に水等を流通させつつ地下水との間で熱交換(採熱、放熱)を行う技術が知られている。
また、地下水を熱源水として利用する水熱源方式の空調システムとしては、ヒートポンプを用い地下水との間で熱交換を行う技術が知られている。
特開2005−49016号公報 特開2006−52588号公報
一方、上記従来のU字状やスパイラル状のチューブを用いた直接方式の空調システムは、地下水を汲み上げることなく熱交換を行うことができ、環境に対する負荷を少なくすることが可能な技術であるが、大量の熱量を得るためには大量の井戸を設置する必要がある。このため、空調システムの規模が大きい程、すなわち空調対象の施設が大規模であるほど、施工コストが嵩み、また広大な設置スペースが必要になる。また、大量の井戸を必要とすることで環境負荷が少ないという大きな利点を喪失するおそれもある。
また、上記従来の地下水を熱源水とした熱源方式の空調システムにおいては、井水ヒートポンプが各社より製品化されているが、特に暖房時の水熱源ヒートポンプ運転において、実際の地下水の温度で高効率、大容量の熱交換を行うことが難しい。
本発明は、上記事情に鑑み、高効率で、大規模施設にも適用可能な空調システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の空調システムは、地下水を取水井戸から汲み上げ、汲み上げた地下水の熱を空調機の熱交換器で利用して給気の温調を行うとともに、該地下水を還元井戸から地中に返送するように構成され、地下ピット内に、外調機及び/又は地下ピットの内部空気の温調を行う地下ピット内空調機である前記空調機が設置され、前記地下ピット内から地上部の建屋の内部に給気するように構成され、地中熱を利用して前記建屋の内部に給気する前記地下ピットの内部空気を温調するように構成されていることを特徴とする。
本発明の空調システムは、地下水を取水井戸から汲み上げ、汲み上げた地下水の熱を空調機の熱交換器で利用して給気の温調を行うとともに、該地下水を還元井戸から地中に返送するように構成され、地下ピット内に、外調機及び/又は地下ピットの内部空気の温調を行う地下ピット内空調機である前記空調機が設置され、前記地下ピット内から地上部の建屋の内部に給気するように構成され、前記地下ピットの内部空気を床吹出し式で前記建屋の内部に給気して成層空調可能に構成されるとともに、前記建屋にベンチレーターが設けられ、該ベンチレーターから前記建屋の内部空気を自然排気可能に構成されていることを特徴とする。
本発明の空調システムは、地下水を取水井戸から汲み上げ、汲み上げた地下水の熱を空調機の熱交換器で利用して給気の温調を行うとともに、該地下水を還元井戸から地中に返送するように構成され、前記地下水の熱を熱源設備の熱源として利用し、前記熱源設備で温調した熱媒体を前記空調機の熱交換器に送って給気の温調を行うように構成され、地下ピット内に、外調機及び/又は地下ピットの内部空気の温調を行う地下ピット内空調機である前記空調機が設置され、前記地下ピット内から地上部の建屋の内部に給気するように構成され、地中熱を利用して前記建屋の内部に給気する前記地下ピットの内部空気を温調するように構成され、前記地下ピットの内部空気を床吹出し式で前記建屋の内部に給気して成層空調可能に構成されるとともに、前記建屋にベンチレーターが設けられ、該ベンチレーターから前記建屋の内部空気を自然排気可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の空調システムにおいては、前記地下水の熱を熱源設備の熱源として利用し、前記熱源設備で温調した熱媒体を前記空調機の熱交換器に送って給気の温調を行うように構成されていることが望ましい。
本発明の空調システムにおいては、取水井戸から汲み上げた地下水の熱を直接的あるいは間接的に空調機の熱交換器(冷却コイル、加熱コイル、加熱冷却コイルなど)で利用して給気の温調を行い、汲み上げた地下水を還元井戸から地中に返送し、地下水を循環させる。
これにより、従来の空調システムと比較し、COPを上げ、大幅な高効率化を図ることが可能になる。また、地下水を循環させることで大量の熱量を得ることができ、大規模施設への適用も可能になる。
本発明の一実施形態に係る空調システムを示す図である。 本発明の一実施形態に係る空調システムを示す図である。 本発明の一実施形態に係る空調システムを備えた施設の電力削減効果を試算した結果を示す図である。
以下、図1から図3を参照し、本発明の一実施形態に係る空調システムについて説明する。なお、本実施形態は、地下水熱(及び地中熱)を全面的に利用することで、例えば床面積が約30000mの大規模な工場及び付帯事務室に対しても好適に空調を行うことが可能な空調システムに関するものである。
本実施形態の空調システムAは、図1及び図2に示すように、まず、地下水Wを汲み上げる取水井戸1と、汲み上げた地下水Wから地下水熱を採熱(吸熱、排熱)するためのプレート式熱交換器2と、採熱後の地下水Wを地中に返送するための還元井戸3とを備えている。
また、本実施形態の空調システムAでは、プレート式熱交換器2と空調機4、5との間で熱媒体Sを循環させ、地下水熱をプレート式熱交換器2から熱媒体Sを通じて空調機4、5の熱交換器(冷却コイル、加熱コイル、加熱冷却コイルなど)6、7、8、9で利用する。
このように取水井戸1と還元井戸3を用いて循環する地下水Wの熱をプレート式熱交換器2で採熱する構成を採用すると、地下水Wの汚染や地盤沈下などの近隣への環境影響を最小限に抑え、且つ鉄分の多い地下水による悪影響が後述の熱源設備10、11や空調機4、5に生じることを防止できる。
そして、本実施形態の空調システムAでは、地下水熱の利用方法として、地下水熱を空調機4で冷暖房に利用する直接方式と、地下水熱を熱源設備(ターボ冷凍機10、HPチラー(ヒートポンプ)11)の冷却水等の熱源水として利用する間接方式とを併用する。
直接方式では、年間を通じて安定した温度(例えば14〜16℃程度)の地下水Wを工場全体の外調機4の一次処理として利用する。なお、本実施形態において、外気機4には間接方式で製造した冷温水を利用するコイル(冷却コイルなどの熱交換器8)を二次側に設けるダブルコイル方式を採用し、除湿も可能にしている。
間接方式では、夏季に、主としてINVターボ冷凍機10の冷却水として地下水Wを利用する。冬季はHPチラー(水熱源ヒートポンプチラー)11の熱源水として利用する。
より具体的に、本実施形態の空調システムA(空調対象である工場施設T)は、図1に示すように、地盤Gを掘削し、コンクリート製の底盤部、側壁部を構築してなる地下ピット12を備え、この地下ピット12の上方の地上部に建屋13が構築されている。また、地下ピット12を塞ぐように床材14を敷設し、地下ピット12と建屋13内が区画されている。
さらに、図1及び図2に示すように、建屋13の外壁あるいは地下ピット12の側壁部などに外気導入口15が設けられ、外気導入口15から地下ピット12の内部に外気P1を導入するように構成されている。そして、導入した外気P1を清浄化するとともにその温度や湿度を調節する外調機(空調機)4が地下ピット12内に配設されている。
外調機4は、外気P1を導入し、処理後の外気(処理外気、給気)P2を送気するためのファン16と、ファン16の駆動によって導入した外気P1を温調(及び湿調)するための熱交換器(冷却コイル、加熱コイル、加熱冷却コイルなど)6、7、8と、外気P1を清浄化するためのフィルター(不図示)とを備えている。
また、本実施形態の空調システムAでは、地下ピット12内に、地下ピット12の内部空気の温調(及び湿調)を行う地下ピット内空調機(空調機)5が分散して複数設置されている。
この地下ピット内空調機5は、外調機4で処理した後の処理外気P2や地下ピット12の内部空気(P3)を導入し、処理後の給気P3を送気するためのファン17と、ファン17の駆動によって導入した処理外気P2等を温調(及び湿調)するための熱交換器(冷却コイルなど)9とを備えている。
さらに、本実施形態の空調システムAでは、熱源設備としてのターボ冷凍機10とHPチラー11が設けられている。また、バックアップ用の空冷HPチラー18も設けられている。
そして、直接方式では、プレート式熱交換器2と外調機4の一部の熱交換器6、7の間で熱媒体Sを循環させ、地下水Wの熱を外調機4の熱交換器6、7で利用する。
間接方式では、プレート式熱交換器2と熱源設備のターボ冷凍機10やHPチラー111との間で熱媒体Sを循環させ、地下水Wを、夏季に主としてターボ冷凍機10の冷却水とし、冬季にHPチラー11の熱源水として利用する。
さらに、熱源設備10、11と、外調機4の残りの熱交換器8、地下ピット内空調機5の熱交換器9との間で、熱源設備10、11で生成した冷温水を熱媒体Sとして循環させて利用する。
一方、本実施形態の空調システムAにおいては、地下ピット12を塞ぐように敷設した床材14が適宜箇所に通気孔を備え、外調機4や地下ピット内空調機5で温調(湿調)した後の給気P3を地下ピット12内から建屋13の内部に吹き出させるように構成されている。すなわち、床吹出し空調とし、これにより、ダクトを不要にして空調システムAが構成されている。
また、床材14には蓄熱性を有するPC版等を用いており、この床材14の蓄熱を利用した空調が可能とされている。さらに、本実施形態では、建屋13の内部の居住域、例えば床材14から2mの高さ範囲を限定的に空調するようにしている。すなわち、成層空調を行うことで効率的な空調システムAとしている。
また、本実施形態の空調システムAにおいては、地下ピット12を利用した空調方式を採用し、地下水Wだけでなく、例えばクール&ヒートチューブを用いるなどして地中熱を地下ピット12の内部空気(P3)に伝達させることで、地中熱も利用できるように構成されている。
さらに、建屋13は、断熱サンドイッチパネル等の外装材を用いて高断熱、高気密性の外壁を形成し、断熱ダブル折板等を用いて屋根も高断熱、高気密性を備えて形成している。これにより、建物への熱負荷を低減し省エネルギー化が図られている。
また、屋根に自動換気ベンチレーター19を設け、春季や秋季の中間期などに自然換気を行うことで快適な環境を最小限の電力で実現できるようにしている。
さらに、雨水を雑用水や屋根散水に利用したり、屋根面に太陽光パネルを設置するなどして、水資源の節約、太陽光パネル発電による省エネルギー化を図るようにしている。また、建屋13の内部に自然光を採光できるようにしたり、自動調光LED照明などを採用することで照明電力を最大限に削減し、さらなる省エネルギー化を図るようにしている。
そして、上記構成からなる本実施形態の空調システムAにおいては、まず、外調機4と地下ピット内空調機5が地下ピット12内に設置されているため、建屋13の内部のレイアウトの柔軟性を好適に確保することができる。
また、空調吹出し口及び外気導入口15が床面、外壁面に設置されているため、この点からも建屋13の内部のレイアウトの柔軟性が確保され、建屋13内部の動線を妨げることなく、好適に建屋13内部を使用することができる。
一方、本実施形態の空調システムAでは、取水井戸1から汲み上げた地下水Wの熱を外調機4で直接的に利用して外気P1を温調する。
また、取水井戸1から汲み上げた地下水Wを熱源水としてターボ冷凍機10、HPチラー11に選択的に送り、地下水Wを熱源水として冷水や温水を製造する。これとともに製造した冷水や温水を熱媒体Sとして利用し(すなわち地下水熱を間接的に利用し)、外調機4や地下ピット内空調機5によって外気P1や外調機4で処理した後の処理外気P2、P3の温調を行う。
これにより、外調機4で地下水熱を直接的に利用して生成した給気P3、地下ピット内空調機5で地下水熱を間接的に利用して生成した給気P3が、床材14を通じて地下ピット12から建屋13の内部に送られ、建屋13の内部の空気環境が好適な状態に調整される。
さらに、本実施形態では、地下ピット12を設け、この地下ピット12の内部空気を給気P3として建屋13の内部に送るように構成しているため、地下ピット躯体を通じて地下ピット12の内部空気P3と地中との間で熱交換が行える。これにより、地中熱を利用して給気P3を温調することが可能になる。
そして、従来の空調方式では、空冷ヒートポンプをパッケージ使用した場合にCOP(成績係数:空調能力(kW)/消費電力(kW))が3.0〜4.0程度、ターボ冷凍機(冷却塔利用)を用いた場合でもCOPが5.0〜6.0程度であるのに対し、本実施形態の空調システムAでは、地下水熱直接利用でCOP=20以上、INVターボ冷凍機10(地下水利用)でCOP=7.0〜14.0以上、水熱源HPチラー11(地下水利用)でCOP=5.0以上となり、非常に優れた省エネルギー化を達成できることが確認された。
また、図3に示すように、本実施形態の空調システムA(空調対象である工場T)の電力削減効果を確認したところ、既存工場電力使用量実績の計2755MWh/年(内訳:コンセント365、照明1505、空調885MWh/年)に対し、本実施形態の空調システムA(空調対象である工場T)を採用することで計750MWh/年となり、72.8%もの電力削減効果が得られることが確認された(なお、削減電力量は、コンセント110、LED化により1116、自然採光により119(照明)、6(空調)、高効率空調により600、屋根散水により66MWh/年であった)。
したがって、本実施形態の空調システムAにおいては、取水井戸1から汲み上げた地下水Wの熱を直接的あるいは間接的に空調機4、5の熱交換器6〜9で利用して給気P3の温調を行い、汲み上げた地下水Wを還元井戸3から地中に返送し、地下水Wを循環させる。
これにより、従来の空調システムと比較し、COPを上げ、大幅な高効率化を図ることが可能になる。また、地下水Wを循環させることで大量の熱量を得ることができ、大規模施設Tへの適用も可能になる。
以上、本発明に係る空調システムの一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、プレート式熱交換器2を用いて地下水Wと熱媒体Sの間で熱交換し、熱媒体Sを空調機4、熱源設備10、11に送り、直接的又は間接的に空調機4、5の熱交換器6〜9で地下水Wの熱を利用するように説明を行った。
これに対し、プレート式熱交換器2は他の熱交換器であってもよい。また、熱交換器2をなくし、直接地下水Wを空調機4や熱源設備10、11に送り、この地下水Wの熱を利用するように構成してもよい。
1 取水井戸
2 プレート式熱交換器
3 還元井戸
4 外調機(空調機)
5 地下ピット内空調機(空調機)
6 熱交換器
7 熱交換器
8 熱交換器
9 熱交換器
10 ターボ冷凍機(熱源設備)
11 HPチラー(熱源設備)
12 地下ピット
13 建屋
14 床材
15 外気導入口
16 ファン
17 ファン
18 バックアップ用の空冷HPチラー(熱源設備)
19 ベンチレーター
A 空調システム
G 地盤
S 熱媒体
W 地下水

Claims (4)

  1. 地下水を取水井戸から汲み上げ、汲み上げた地下水の熱を空調機の熱交換器で利用して給気の温調を行うとともに、該地下水を還元井戸から地中に返送するように構成され
    地下ピット内に、外調機及び/又は地下ピットの内部空気の温調を行う地下ピット内空調機である前記空調機が設置され、前記地下ピット内から地上部の建屋の内部に給気するように構成され、
    地中熱を利用して前記建屋の内部に給気する前記地下ピットの内部空気を温調するように構成されていることを特徴とする空調システム。
  2. 地下水を取水井戸から汲み上げ、汲み上げた地下水の熱を空調機の熱交換器で利用して給気の温調を行うとともに、該地下水を還元井戸から地中に返送するように構成され、
    地下ピット内に、外調機及び/又は地下ピットの内部空気の温調を行う地下ピット内空調機である前記空調機が設置され、前記地下ピット内から地上部の建屋の内部に給気するように構成され、
    前記地下ピットの内部空気を床吹出し式で前記建屋の内部に給気して成層空調可能に構成されるとともに、前記建屋にベンチレーターが設けられ、該ベンチレーターから前記建屋の内部空気を自然排気可能に構成されていることを特徴とする空調システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の空調システムにおいて、
    前記地下水の熱を熱源設備の熱源として利用し、前記熱源設備で温調した熱媒体を前記空調機の熱交換器に送って給気の温調を行うように構成されていることを特徴とする空調システム。
  4. 地下水を取水井戸から汲み上げ、汲み上げた地下水の熱を空調機の熱交換器で利用して給気の温調を行うとともに、該地下水を還元井戸から地中に返送するように構成され、
    前記地下水の熱を熱源設備の熱源として利用し、前記熱源設備で温調した熱媒体を前記空調機の熱交換器に送って給気の温調を行うように構成され、
    地下ピット内に、外調機及び/又は地下ピットの内部空気の温調を行う地下ピット内空調機である前記空調機が設置され、前記地下ピット内から地上部の建屋の内部に給気するように構成され、
    地中熱を利用して前記建屋の内部に給気する前記地下ピットの内部空気を温調するように構成され、
    前記地下ピットの内部空気を床吹出し式で前記建屋の内部に給気して成層空調可能に構成されるとともに、前記建屋にベンチレーターが設けられ、該ベンチレーターから前記建屋の内部空気を自然排気可能に構成されていることを特徴とする空調システム。
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