JP6370592B2 - Kvmスイッチ、kvmスイッチの制御方法及び情報処理装置 - Google Patents

Kvmスイッチ、kvmスイッチの制御方法及び情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、KVMスイッチ、KVMスイッチの制御方法及び情報処理装置に関する。
従来より、複数の情報処理装置の間で、データを転送することができるCPU切替器が知られている(例えば、特許文献1参照)。このCPU切替器は、データを転送する際にデータを保持する記憶部を備えている。
また、複数のコンピュータ間で入力デバイスを切り替えたとき、カットアンドペーストの操作により、切り替え元のコンピュータから切り替え先のコンピュータへのデータの受け渡しが可能な入力デバイス切り替え装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。この入力デバイス切り替え装置は、データを保持する中継記憶手段を備えている。
また、1組のキーボード、モニタ及びマウス及び複数のコンピュータが接続されるKVMスイッチが知られている。KVMスイッチは、複数のコンピュータを1組のキーボード、モニタ及びマウスで操作するために、操作対象のコンピュータを切り替える。
特開2010−79334号公報
特開2012−181584号公報
ところで、KVMスイッチは、一方のコンピュータから他方のコンピュータへデータを移動するための記憶領域を保持してない。従って、ユーザは、1台のコンピュータを操作する感覚で、他のコンピュータへデータを移動することができない。つまり、KVMスイッチは、1つのコンピュータから他のコンピュータへデータを移動することができない、即ちデータのコピーアンドペーストができない。従って、1つのコンピュータから他のコンピュータへデータを移動する場合、USBメモリ等の補助記憶装置を利用したデータの移動作業が必要となる。
本発明は、記憶媒体を利用せずに、複数の情報処理装置間でデータを移動することができるKVMスイッチ、KVMスイッチの制御方法及び情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、明細書に開示されたKVMスイッチは、複数の情報処理装置とコンソールとの間に接続されるKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)であって、前記複数の情報処理装置の各々が備える記憶媒体の一部を前記KVMスイッチの制御領域として取得する取得手段と、前記コンソールに接続される情報処理装置の切り替え指示を受信した場合に、切り替え元の情報処理装置の前記制御領域に記憶されたデータの転送指示を出力する第1制御手段と、当該データの転送指示を受信し、前記切り替え元の情報処理装置及び切り替え先の情報処理装置に前記データの転送要求を出力し、前記切り替え元の情報処理装置と前記切り替え先の情報処理装置との間のデータ転送経路を形成し、前記データの転送の完了後に、前記コンソールに接続される情報処理装置を切り替え元の情報処理装置から切り替え先の情報処理装置に切り替える第2制御手段とを備える。
明細書に開示されたKVMスイッチの制御方法は、複数の情報処理装置とコンソールとの間に接続されるKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)の制御方法であって、前記KVMスイッチは、前記複数の情報処理装置の各々が備える記憶媒体に前記KVMスイッチの制御領域を取得し、前記コンソールに接続される情報処理装置の切り替え時に、切り替え元の情報処理装置及び切り替え先の情報処理装置にデータ転送要求を出力し、前記切り替え元の情報処理装置と前記切り替え先の情報処理装置との間のデータ転送経路を形成し、前記切り替え元の情報処理装置から前記切り替え先の情報処理装置への前記制御領域に記憶されたデータの転送の完了後に、前記コンソールに接続される情報処理装置を前記切り替え元の情報処理装置から前記切り替え先の情報処理装置に切り替える。
明細書に開示された情報処理装置は、他の情報処理装置とKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)を介して接続可能な情報処理装置において、情報を記憶する記憶媒体と、前記情報処理装置の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記KVMスイッチからの獲得要求に応じて、前記記憶媒体に前記KVMスイッチ用の制御領域を獲得し、前記情報処理装置から前記他の情報処理装置への情報転送要求を前記KVMスイッチから受けた場合には、前記制御領域に格納されている情報を前記他の情報処理装置に向けて転送し、前記他の情報処理装置から前記情報処理装置への情報転送要求を前記KVMスイッチから受けた場合には、転送された前記他の情報理装置からの情報を前記制御領域に格納する処理を実行する。
本発明によれば、記憶媒体を利用せずに、複数の情報処理装置間でデータを移動することができる。
本実施の形態かかるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチを備えるシステムの構成図である。 サーバの構成図である。 KVMスイッチで実行される初期化処理を示すフローチャートである。 モニタに表示されるOSDの一例を示す図である。 初期化処理後のサーバのHDDの記憶領域の構成を示す図である。 サーバ接続時のKVMスイッチの処理を示すフローチャートである。 サーバ切り替え指示が入力された場合にKVMスイッチで実行される処理を示すフローチャートである。 データ転送指示が入力された場合にKVMスイッチのデータセレクタ及びサーバで実行される処理を示すタイミングチャートを示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態かかるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチを備えるシステムの構成図である。
システム1は、サーバ2,3、KVMスイッチ4、キーボード5、マウス6及びモニタ7を備えている。サーバ2,3は、情報処理装置としてのコンピュータである。KVMスイッチ4は、サーバ2,3と、コンソールと呼ばれるキーボード5、マウス6及びモニタ7との間に接続されている。尚、KVMスイッチ4に接続されるサーバの台数は2台に限定されず、3台以上でもよい。
KVMスイッチ4は、KVMスイッチ4全体の動作を制御するマイコン41、後述するようなOSD(On Screen Display)を提供するためのデータを有するOSDモジュール42と、キーボード5及びマウス6からのデータ及びサーバ2,3からのデータの転送先を選択し且つ切り替えるデータセレクタ43と、モニタ7に表示されるビデオ信号の出力元となるサーバを選択し且つ切り替えるビデオ信号セレクタ44と、データ端子45,47,49、ビデオ信号端子46,48,50及びサーバ切替用スイッチ51を備えている。また、KVMスイッチ4は、他のKVMスイッチとカスケード接続するためのポート(不図示)を備えていてもよい。マイコン41は、取得手段、第1制御手段及び削除命令出力手段として機能する。データセレクタ43は第2制御手段として機能する。OSDモジュール42は設定手段として機能する。
マイコン41は、OSDモジュール42、データセレクタ43、ビデオ信号セレクタ44、データ端子45及びサーバ切替用スイッチ51に接続されている。データセレクタ43は、データ端子47,49に接続されており、データ端子47,49はそれぞれサーバ2,3に接続されている。ビデオ信号セレクタ44は、OSDモジュール42及びビデオ信号端子46,48,50に接続されており、ビデオ信号端子48,50はサーバ2,3にそれぞれ接続されている。データ端子45は、キーボード5及びマウス6に接続されている。ビデオ信号端子46は、モニタ7に接続されている。
データ端子45,47,49は、例えば、USB(Universal Serial Bus)インターフェースであるが、シリアル通信用インターフェースなどでもよい。ビデオ信号端子46,48,50は、例えばデジタルビジュアルインタフェース(DVI)である。尚、KVMスイッチ4が備えるデータ端子及びビデオ信号端子の個数は、図1の例に限定されない。
サーバの切り替えは、サーバの切り替え用のOSDをモニタ7に表示し、所望のサーバをキーボード5又はマウス6で選択することにより実行でき、又はサーバ切替用スイッチ51の押下により実行できる。
マイコン41は、後述するデータの転送処理が設定されておらず且つサーバの切り替え指示が入力すると、データセレクタ43にサーバの切り替え指示を出力する。サーバの切り替え指示は、少なくとも切り替え先のサーバを示す情報を含み、切り替え元のサーバ(即ち、現在操作されているサーバ)を示す情報を含んでいてもよい。データセレクタ43は、現在キーボード5及びマウス6で操作されている切り替え元のサーバを、サーバの切り替え指示で指定される切り替え先のサーバに切り替える。
マイコン41は、後述するデータの転送処理が設定されており且つサーバの切り替え指示が入力すると、データセレクタ43にデータの転送指示を出力する。データの転送指示はサーバ間のデータ転送の指示であり、データ転送先のサーバを示す情報及びデータ転送元のサーバ(即ち、現在操作されているサーバ)を示す情報を含んでいる。データセレクタ43はデータの転送指示を受信すると、サーバ2とサーバ3との間でデータが転送されるようにデータ転送経路を形成する。サーバ2とサーバ3との間で転送されるデータの種類は、制限されず、サーバ2,3に保存可能なデータであればよい。このようなデータには、例えば、ドキュメントデータ、画像データ、動画データ、音声データ及びプログラムなどが含まれる。
さらに、マイコン41は、サーバの切り替え指示が入力すると、ビデオ信号セレクタ44にサーバの切り替え指示を出力する。ビデオ信号セレクタ44は、現在モニタ7にビデオ信号を出力している切り替え元のサーバを、サーバの切り替え指示で指定される切り替え先のサーバに切り替える。さらに、マイコン41は、キーボード5又はマウス6からOSDの起動コマンドが入力されると、OSDをモニタ7に表示するように、OSDモジュール42及びビデオ信号セレクタ44を制御する。
データセレクタ43及びビデオ信号セレクタ44は、例えば、マイコンで構成される。このマイコンはマイコン41と別体で構成される。
図2は、サーバ2の構成図である。サーバ3の構成は、サーバ2の構成と同一なので、その説明は省略する。サーバ2は、サーバ2全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)20と、ワーキングエリアとして使用されるメモリ21と、アプリケーション、プリンタドライバ、プログラム及びデータを格納するハードディスクドライブ(HDD)22と、KVMスイッチのビデオ信号端子と接続するビデオ信号インターフェース(IF)23と、KVMスイッチのデータ端子と接続するデータインターフェース(IF)24とを備えている。
また、CPU20は、システムバス25を介して、メモリ21、HDD22、ビデオ信号IF23及びデータIF24に接続されている。ビデオ信号IF23は例えばDVI(デジタルビジュアルインタフェース)である。従って、ビデオ信号IF23はDVI用ケーブルを介してビデオ信号端子48又は50に接続される。データIF24は、例えばUSBポートである。従って、データIF24はUSBケーブルを介してデータ端子47又は49に接続される。尚、データ及びビデオ信号の通信ができる限り、サーバ2又は3とKVMスイッチ4との間に接続されるケーブルの種類は限定されない。サーバ2又は3は、データ及びビデオ信号の通信が可能な専用のケーブルを介してKVMスイッチ4と接続されてもよい。
図3は、KVMスイッチ4で実行される初期化処理を示すフローチャートである。ここで、初期化処理は、各サーバのHDD22の記憶領域の一部をKVMスイッチ4が制御する記憶領域としてKVMスイッチ4に割り当てる処理である。図4は、モニタ7に表示されるOSDの一例を示す図である。図4のOSDは、ホットキーといわれる特定のキー(例えば、Ctrlキー+F1キー)を押下することにより、モニタ7に表示される。「Get Storage area」は、サーバの記憶領域をKVMスイッチに割り当てるときにユーザが選択する項目である。「Reset Storage area」は、一度KVMスイッチに割り当てた記憶領域を削除するときにユーザが選択する項目である。「Data Transfer」は、サーバの切り替え時にサーバ間のデータ転送を行うか否かを事前に設定するための項目で、図4では「ON」、つまり、データ転送を行うと設定する状態を示している。
例えば、サーバ2、3がKVMスイッチ4に接続されている状態で、ユーザが図4のOSDから「Get Storage area」の項目を選択し、キーボード5のEnterキーを押下する(ステップS1)。マイコン41は、KVMスイッチ4に接続された全サーバ(即ちサーバ2、3)に対しHDD22の空き領域の容量を確認する(ステップS2)。具体的には、マイコン41は、KVMスイッチ4に接続された全サーバに対してHDD22の空き領域の容量を確認するコマンドを送信し、当該全サーバからの応答を受信することで、全サーバのHDD22の空き領域の容量を確認する。
マイコン41は、サーバ毎に、HDD22の空き領域の容量が閾値以上であるか否かを判別する(ステップS3)。尚、この閾値は、変更可能である。HDD22の空き領域の容量が閾値以上である場合には(ステップS3でYES)、マイコン41は、空き領域の容量の一部をKVMスイッチ4が制御する記憶領域として自身に割り当てる、即ち、空き領域の容量の一部をKVMスイッチ4が制御する記憶領域として取得する(ステップS4)。HDD22の空き領域の容量が閾値未満である場合には(ステップS3でNO)、マイコン41は、記憶領域の取得を行わずに初期化処理を終了させる。
ユーザが図4のOSDの「Reset Storage area」の項目を選択し、キーボード5のEnterキー押下すると、マイコン41は、取得した記憶領域を接続先のサーバのHDD22内から削除する。具体的には、ユーザが図4のOSD画面の「Reset Storage area」の項目を選択し、キーボード5のEnterキー押下すると、マイコン41は、取得した記憶領域のリセット命令(即ち削除命令)を接続先のサーバに出力し、接続先のサーバがHDD22内から当該取得した記憶領域を削除する。
また、図4のOSDの「Data transfer」の項目をオンに設定すると、マイコン41は、サーバの切り替え時に、現在操作中の切り替え元サーバから切り替え先のサーバへデータを転送するデータ転送処理の実行指示(即ち、データ転送指示)をデータセレクタ43に出力するように設定される。これにより、データ転送処理が実行される。図4のOSDの「Data transfer」の項目をオフに設定すると、マイコン41は、サーバの切り替え時に、サーバの切り替え指示をデータセレクタ43に出力するように設定される。この場合、データ転送処理は実行されない。このように、OSDの「Data transfer」の項目の設定によってデータ転送処理の実行・不実行を設定することができる。
図5は、初期化処理後のサーバ2のHDD22の記憶領域の構成を示す図である。ここでは、サーバ2のHDD22の記憶領域の構成を示すが、初期化処理後のサーバ3のHDD22の記憶領域の構成も同様である。
KVMスイッチ4が制御する記憶領域22Aは、HDD22の空き領域の一部である。また、記憶領域22Aは、第1領域としてのクリップボード領域220及び第2領域としてのサーバ情報保存領域221を備えている。
クリップボード領域220は、通常のクリップボードと同様の機能を有する。例えば、サーバ2内でデータのコピーの処理が行われると、コピー対象のデータがクリップボード領域220にも保存される。クリップボード領域220は、データ転送処理によって他のサーバ(例えばサーバ3)に転送されるデータの一時保存場所である。
サーバ情報保存領域221は、サーバ2に関する情報(以下サーバ情報という)を保存する。サーバ情報は、例えば、サーバ名、使用用途(「監視システム用」など)、管理者の情報などを含む。サーバ情報保存領域221に保存されたサーバ情報は、OSDに表示される。
図6は、サーバ接続時のKVMスイッチ4の処理を示すフローチャートである。
マイコン41は、既に接続先サーバの初期化処理が完了しているか、即ち、KVMスイッチ4が制御する記憶領域22Aを接続先のサーバに既に取得しているかを判別する(ステップS11)。記憶領域22Aを取得していない場合には(ステップS11でNO)、本処理を終了する。
記憶領域22Aを既に取得している場合には(ステップS11でYES)、マイコン41は、サーバ情報保存領域221からサーバ情報を取得し、OSDモジュール42に出力する(ステップS12)。OSDモジュール42は、ビデオ信号セレクタ44を介してモニタ7に、即ちOSDにサーバ情報を表示する(ステップS13)。OSDにそれぞれのサーバのサーバ情報が表示されるので、それぞれのサーバのサーバ情報を一元管理することができる。
図7は、サーバ切り替え指示が入力された場合にKVMスイッチ4で実行される処理を示すフローチャートである。サーバ切り替え指示は、OSDで切り替え先のサーバを選択することにより又はサーバ切替用スイッチ51の操作によりマイコン41に入力される。
図7において、サーバ切り替え指示がマイコン41に入力されると(ステップ21)、マイコン41は、OSDの「Data transfer」の項目の設定に基づいてデータ転送処理が有効であるか否かを判別する(ステップS22)。
データ転送処理が無効である場合には(ステップS22でNO)、マイコン41は、データセレクタ43にサーバの切り替え指示を出力する(ステップS26)。データセレクタ43はマイコン41から受信したサーバの切り替え指示に基づいて、サーバの切り替えを実行する(ステップS27)。
データ転送処理が有効である場合には(ステップS22でYES)、マイコン41は、データセレクタ43にデータの転送指示を出力する(ステップS23)。データ転送指示に応じて、データセレクタ43がデータ転送対象となるサーバ間にデータ転送経路を形成し、データ転送処理が実行される(ステップS24)。データ転送処理が終了すると、データセレクタ43はマイコン41へデータ転送処理の完了を通知する(ステップS25)。その後、手順はステップS26に進む。
このように、サーバ切り替え指示が入力された際、データ転送処理が有効である場合には、サーバの切り替え前にデータ転送処理が実行され、データ転送処理が無効である場合には、データ転送処理が実行されずにそのままサーバの切り替えが行われる。
図8は、データ転送指示が入力された場合にKVMスイッチ4のデータセレクタ43及びサーバ2,3で実行される処理を示すタイミングチャートを示す図である。ここでは、サーバの切り替え指示がマイコン41に入力され、且つデータ転送処理が有効であるとする。また、切り替え元のサーバがサーバ2であり、切り替え先のサーバがサーバ3であるとする。
図8において、データセレクタ43は、データの転送指示をマイコン41から受信する(ステップS31)。上述したように、データの転送指示は、データ転送先のサーバを示す情報及びデータ転送元のサーバ(即ち、現在操作されているサーバ)を示す情報を含んでいる。
データセレクタ43は、データの転送処理の開始要求をサーバ2,3へ出力する(ステップS32)。この場合、データの転送処理の開始要求は、サーバ2へのデータの転送命令及びサーバ3へのデータの受信命令を含む。サーバ2へのデータの転送命令は、サーバ2のクリップボード領域220に保存されているデータをサーバ3に転送する命令である。サーバ3へのデータの受信命令は、サーバ2からデータを受信し、サーバ3のクリップボード領域220に保存する命令である。
データ転送処理要求の出力後、データセレクタ43は、サーバ2及び3の間のデータ転送経路を形成する(ステップS33)。
データ受信命令を受けたサーバ3のCPU20は、サーバ2にデータの転送を要求し(ステップS34)、データ転送要求を受けたサーバ2のCPU20は、クリップボード領域220のデータをデータセレクタ43を介してサーバ3へ送信する(ステップS35)。サーバ3のCPU20は、データの受信を完了すると、データの受信完了通知をデータセレクタ43に送信する(ステップS36)。
データセレクタ43は、データ転送完了通知をマイコン41に送信する(ステップS37)。その後、データセレクタ43は、サーバ2の切り替え指示をマイコン41から受信し(ステップS38)、サーバ2からサーバ3への切り替えを実行する(ステップS39)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、マイコン41が、サーバ2,3のHDD22の一部(即ち記憶領域22A)をKVMスイッチ4の制御領域として取得し、コンソールに接続されるサーバの切り替え指示を受信した場合に、切り替え元のサーバの記憶領域22Aに記憶されたデータの転送指示をデータセレクタ43に出力する。データセレクタ43は、当該データの転送指示を受信し、切り替え元及び切り替え先のサーバにデータの転送の開始要求を出力し、切り替え元のサーバ(例えばサーバ2)と切り替え先のサーバ(例えばサーバ3)との間のデータ転送経路を形成し、データの転送の完了後に、コンソールに接続されるサーバを切り替える。従って、KVMスイッチ4は記憶媒体を利用せずに、サーバ間でデータを移動することができる。
データセレクタ43は、コンソールと一つのサーバとの間のデータ転送経路を形成し、データの転送指示を受信した場合に、切り替え元のサーバと切り替え先のサーバとの間のデータ転送経路を形成する。これにより、サーバ間のデータ転送がデータセレクタ43を介して実行されるので、データ転送用の記憶媒体を不要になる。
KVMスイッチ4の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、KVMスイッチ4に供給し、マイコン41が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。さらに、KVMスイッチ4の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを、KVMスイッチ4に供給し、マイコン41が当該プログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
1 システム
2,3 サーバ
4 KVMスイッチ
41 マイコン
42 OSDモジュール
43 データセレクタ
44 ビデオ信号セレクタ
45,47,49 データ端子
46,48,50 ビデオ信号端子
51 サーバ切替用スイッチ

Claims (6)

  1. 複数の情報処理装置とコンソールとの間に接続されるKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)であって、
    前記複数の情報処理装置の各々が備える記憶媒体の一部を前記KVMスイッチの制御領域として取得する取得手段と、
    前記コンソールに接続される情報処理装置の切り替え指示を受信した場合に、切り替え元の情報処理装置の前記制御領域に記憶されたデータの転送指示を出力する第1制御手段と、
    当該データの転送指示を受信し、前記切り替え元の情報処理装置及び切り替え先の情報処理装置に前記データの転送要求を出力し、前記切り替え元の情報処理装置と前記切り替え先の情報処理装置との間のデータ転送経路を形成し、前記データの転送の完了後に、前記コンソールに接続される情報処理装置を切り替え元の情報処理装置から切り替え先の情報処理装置に切り替える第2制御手段と
    を備えることを特徴とするKVMスイッチ。
  2. 前記データの転送の実行又は不実行を設定する設定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のKVMスイッチ。
  3. 前記取得手段は、前記複数の情報処理装置の各々が備える記憶媒体の空き領域の容量が閾値以上である場合に、当該記憶媒体に前記KVMスイッチの制御領域を取得する請求項1又は2に記載のKVMスイッチ。
  4. 前記制御領域は、前記複数の情報処理装置間で転送されるデータを記憶する第1領域を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のKVMスイッチ。
  5. 複数の情報処理装置とコンソールとの間に接続されるKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)の制御方法であって、
    前記KVMスイッチは、
    前記複数の情報処理装置の各々が備える記憶媒体に前記KVMスイッチの制御領域を取得し、
    前記コンソールに接続される情報処理装置の切り替え時に、切り替え元の情報処理装置及び切り替え先の情報処理装置にデータ転送要求を出力し、
    前記切り替え元の情報処理装置と前記切り替え先の情報処理装置との間のデータ転送経路を形成し、
    前記切り替え元の情報処理装置から前記切り替え先の情報処理装置への前記制御領域に記憶されたデータの転送の完了後に、前記コンソールに接続される情報処理装置を前記切り替え元の情報処理装置から前記切り替え先の情報処理装置に切り替える
    ことを特徴とするKVMスイッチの制御方法。
  6. 他の情報処理装置とKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)を介して接続可能な情報処理装置において、
    情報を記憶する記憶媒体と、
    前記情報処理装置の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記KVMスイッチからの獲得要求に応じて、前記記憶媒体に前記KVMスイッチ用の制御領域を獲得し、
    前記情報処理装置から前記他の情報処理装置への情報転送要求を前記KVMスイッチから受けた場合には、前記制御領域に格納されている情報を前記他の情報処理装置に向けて転送し、
    前記他の情報処理装置から前記情報処理装置への情報転送要求を前記KVMスイッチから受けた場合には、転送された前記他の情報処理装置からの情報を前記制御領域に格納する処理を実行することを特徴とする情報処理装置。
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