JP6370101B2 - 送風機 - Google Patents

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本発明は、工場、倉庫又は店舗などの換気に用いられる換気扇などの送風機に関するものである。
特許文献1には、送風機の本体にガードを固定するためのガード留具が記載されている。このガード留具は、ガードを本体に固定するために当該ガードに設けた円形あるいはスリット状の開口部を持つ固定部と、ガードの固定部を固定するために本体に設けた穴であってその途中に複数の溝を設けた開口部と、固定部の円形あるいはスリット状の開口部を貫通して当該開口部を固定するとともに、その先端が本体の開口部の複数の溝のうちの所定の位置で拡張して固定する留具と、を備えている。このガード留具を用いて本体にガードを固定する際には、あらかじめ本体に形成されている複数の穴のそれぞれに、固定部の開口部を貫通させた留具を差し込むことが必要であった。
特開2000−75961号公報
ところで、送風機の使用形態によっては、ガードが不要な場合がある。しかしながら、特許文献1の構成においてガードを送風機の本体から外してしまうと、風路近傍に不要な穴が存在することになるため、送風機の送風性能の低下や騒音の増大等の問題点が生じ得る。これを回避するためには、ガードが不要であっても送風機本体にガードを取り付ける必要がある。ところがこの場合、不要なガードによって送風機の圧力損失が増加してしまうという別の問題点が生じる。
本発明は、上述のような問題点の少なくとも1つを解決するためになされたものであり、通風部材を取り外した場合の送風性能の低下及び騒音の増大を回避できる送風機を提供することを目的とする。
本発明に係る送風機は、風洞部を備える本体枠と、前記風洞部に風を流すモーター及び羽根と、前記風洞部の開口端を覆い、通風可能な複数の開口部を有する通風部材と、前記通風部材を前記風洞部の開口端に取り付けるための取付部材と、を備え、前記取付部材は、前記通風部材に対して固定されており、前記風洞部の開口端は、円形状であり、前記風洞部の開口端には、前記風洞部が外周側に曲げられて丸められた端面処理部が形成されており、前記端面処理部は、前記風洞部の開口端の全周に亘って一様な断面形状を有しており、前記取付部材は、前記端面処理部に対して前記風洞部の径方向で係合するとともに前記風洞部の周方向で摺動可能な溝部と、前記風洞部の径方向で前記溝部よりも外周側に配置され、前記通風部材に当接する平面部と、を有しており、前記溝部は、前記端面処理部を挟んで前記通風部材と対向しており、前記平面部は、ねじにより前記通風部材に固定されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、風洞部側には通風部材を固定するための穴が不要となるため、通風部材を取り外した場合の送風機の送風性能の低下及び騒音の増大を回避することができる。
本発明の実施の形態1に係る送風機(換気扇)を前面側から見た構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る送風機(換気扇)を背面側から見た構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る送風機(換気扇)を風洞部2の中心軸及び取付部材8を通る平面で切断した構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る送風機を前面側から見た構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る送風機を前面側から見た構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る送風機(換気扇)を風洞部2の中心軸及び取付部材8を通る平面で切断した構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る送風機(換気扇)の取付部材8近傍の構成を示す分解側面図である。 本発明の実施の形態3に係る送風機(換気扇)の取付部材8近傍の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る送風機(換気扇)の取付部材8近傍の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態5に係る送風機(換気扇)を風洞部2の中心軸及び取付部材8を通る平面で切断した構成、及び取付部材8のみの断面構成を併せて示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で、適宜変更が可能である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る送風機について説明する。以下の実施の形態では、送風機として、工場、倉庫又は店舗などの換気に用いられる換気扇を主に例示して説明する。図1は、本実施の形態に係る換気扇を前面側(例えば、室内側)から見た構成を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る換気扇を背面側から見た構成を示す斜視図である。なお、図1及び図2を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る換気扇は、外郭が方形状の本体枠1を有している。本体枠1の中心部には、風の通路となる筒状(本例では、円筒状)の風洞部2が前面側に突出して形成されている。風洞部2の前面側の開口端は円形状である。また、風洞部2の開口端付近はベルマウス状に拡径されている(後述する図3参照)。
本体枠1の背面側には、本体枠1の4つの角部からそれぞれ中心方向に延伸する4本のモーター取付足3が、ねじA6により取り付けられている。風洞部2内には、モーター4と、複数の羽根5を備えた羽根車5aと、が配置されている。モーター4は、4本のモーター取付足3によって風洞部2内に支持固定されている。羽根車5aは、モーター4の出力軸に取り付けられている。このような構成において、モーター4の駆動力で羽根車5aを回転させることにより、風洞部2内の一方向に風を送り出すようになっている。
また、風洞部2の開口端は、保護ガード7(通風部材の一例)で覆われている。保護ガード7は、風洞部2の開口端の外周部に取り付けられている。本例の保護ガード7は、金属製の線材を用いて平面的な円板状に形成されている。保護ガード7は、当該保護ガード7の中心部から放射状に形成された複数の放射部7aと、当該中心部を中心として同心円状に配置され、各放射部7aに固定された複数の環状部7bと、を備えている。放射部7aのそれぞれは、線材がU字状に折り曲げられた構成を有しており、折曲げ部7cが最外周の環状部7bよりも外周側に位置するように配置されている。折曲げ部7cには、後述するねじB9が挿通されるようになっている。隣接する2つの放射部7a及び2つの環状部7bで囲まれた複数の空間は、通風可能な複数の開口部となっている。保護ガード7は、風洞部2の開口端の外周部に、複数の取付部材8を介して取り付けられている。各取付部材8は、例えば、風洞部2の周方向において等間隔で配置されている。本例では、取付部材8は、放射部7aの折曲げ部7c毎に設けられている。
図3は、本実施の形態に係る換気扇を風洞部2の中心軸及び取付部材8を通る平面で切断した構成を示す断面図である。すなわち、図3は、換気扇を風洞部2の径方向に沿って切断した断面を示している。図3に示すように、風洞部2の開口端の外周部には、端部保護を目的とした端面処理部2−1が形成されている。端面処理部2−1は、風洞部2の開口端側の端面が内周側を向くように風洞部2が外周側に曲げられて、断面円弧状に丸められた構成を有している。端面処理部2−1は、風洞部2の開口端の全周に亘って一様な断面形状を有している。
取付部材8は、例えば、風洞部2及び保護ガード7とは別の部材であり、金属製の板状部材を用いて形成される。取付部材8の一端側には、風洞部2の端面処理部2−1に沿う形状を有する溝8−1(係合部)が形成されている。溝8−1は、端面処理部2−1に対して風洞部2の径方向で係合している(周方向では係合していない)。溝8−1は、板状部材の一部を断面半円状に曲げ加工することにより形成されている。取付部材8の他端側には、保護ガード7の外周部(折曲げ部7c)に当接する平面部8−3が形成されている。平面部8−3には、ねじB9が挿通されるねじ穴が形成されている。平面部8−3は、ねじB9により保護ガード7の折曲げ部7cに対して固定されている。
このように、取付部材8は、保護ガード7に対しては固定して取り付けられ、風洞部2の端面処理部2−1に対しては径方向で係合している。これにより、保護ガード7は、風洞部2に対して少なくとも径方向の移動が規制されるように取り付けられる。また、保護ガード7と取付部材8とがねじB9により強固に締結された状態では、端面処理部2−1が保護ガード7と取付部材8(溝8−1)との間で強く挟まれるため、保護ガード7の周方向の移動(回転)も規制されるようになっている。一方、ねじB9による締結が緩められた状態では、取付部材8の溝8−1が端面処理部2−1に対して周方向に摺動可能となるため、保護ガード7の周方向の移動が許容されるようになっている。なお、保護ガード7と取付部材8とがねじB9により強固に締結された状態においても、保護ガード7の周方向の移動が許容されるようになっていてもよい。
ここで、図3では、保護ガード7を取付部材8とねじB9とによって挟み込む構成を例に挙げたが、挟むことで固定が可能な別の構成(例えば、リベットやコードバンド等)を用いることもできる。
図4及び図5は、本実施の形態の変形例に係る送風機を前面側から見た構成を示す斜視図である。図4及び図5において、図1〜図3に示した構成要素に相当する構成要素には同一の符号を付している。図4及び図5に示す例では、風洞部2の前面側の開口端に、図1〜図3に示した保護ガード7に代えて風向切替ガラリ10(通風部材の一例)が取り付けられている。ここで、図4及び図5中の直線Aは、図4に示す風向切替ガラリ10と図5に示す風向切替ガラリ10との取付角度(取付姿勢)の違いを分かりやすくするための補助線である。風向切替ガラリ10は、全体として円板状の外形を有している。風向切替ガラリ10は、円環形状を有する外枠部10aと、外枠部10aに互いに並列して掛け渡された複数のルーバー10bと、各ルーバー10bと外枠部10aとで囲まれた部分に形成された通風可能な複数の開口部10cと、を有している。各ルーバー10bは、例えば、切り起こし等によって全て同方向に傾斜して形成されており、開口部10cを通過する風の向きを変えることができる。例えば、風向切替ガラリ10が送風機の風下側(吹出口側)に配置されている場合、風向切替ガラリ10を介して吹き出される吹出風の向きを送風機の軸方向に対して斜め方向に変えることができる。
図4に示す風向切替ガラリ10は、図1〜図3に示した保護ガード7と同様に取り付けられている。したがって、少なくともねじB9による締結が緩められた状態では、図5に示すように、風向切替ガラリ10の周方向の移動(回転)が可能になっている。したがって、本変形例によれば、風向切替ガラリ10が送風機の風下側(吹出口側)に配置されている場合、風向切替ガラリ10を回転させることによって、吹出風の風向を自由に変更することができる。したがって、本体枠1の固定位置を変えることなく容易に風向を切り換えることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係る送風機は、風洞部2を備える本体枠1と、風洞部2に風を流すモーター4及び羽根5と、風洞部2の開口端を覆い、通風可能な複数の開口部を有する通風部材(例えば、保護ガード7、風向切替ガラリ10)と、通風部材を風洞部2の開口端に取り付けるための取付部材8と、を備え、取付部材8は、通風部材に対して固定され、風洞部2の開口端(例えば、端面処理部2−1)に対して風洞部2の径方向で係合しているものである。
この構成によれば、風洞部2側には通風部材を固定するための穴が不要となるため、通風部材を取り外したとしても、送風機の送風性能の低下及び騒音の増大を回避することができる。このため、通風部材が不要である場合には通風部材を取り外すことができる。したがって、不要な通風部材による圧力損失の増加を回避することができる。また、この構成によれば、通風部材を取り外した場合の送風性能の低下及び騒音の増大を回避することができるため、通風部材を取り付けない構成での製品化が可能となる。したがって、通風部材が不要な使用者に対して製品価格を抑制することができる。また、この構成によれば、通風部材の周方向(回転方向)における取付姿勢に制約がないため、通風部材の取付自由度が高まり、通風部材(例えば、風向切替ガラリ10)を使用者の必要な角度に取り付けることができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る送風機について説明する。図6は、本実施の形態に係る送風機(換気扇)を風洞部2の中心軸及び取付部材8を通る平面で切断した構成を示す断面図である。図7は、本実施の形態に係る換気扇の取付部材8近傍の構成を示す分解側面図である。なお、実施の形態1の構成要素に相当する構成要素には同一の符号を付している。
図6及び図7に示すように、本実施の形態における取付部材8は、溝8−1の先端側(ねじ穴とは反対側)に舌状に延出して形成された舌部8−2を有している。舌部8−2は、組立て時において端面処理部2−1を溝8−1内に案内するガイドとして機能する。すなわち、図7に示すように、組立て工程において風洞部2と取付部材8とを互いに近づくように水平移動させたとき、風洞部2の端面処理部2−1は、図7中の矢印で示すように舌部8−2の表面に沿って溝8−1内に案内される。本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、送風機の組立作業性をより向上させることができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る送風機について説明する。図8は、本実施の形態に係る送風機(換気扇)の取付部材8近傍の構成を示す斜視図である。なお、実施の形態1又は2の構成要素に相当する構成要素には同一の符号を付している。
図8に示すように、本実施の形態における取付部材8は、平面部8−3の側部に、平面部8−3に対して保護ガード7側に立設された側面部8−4を有している。側面部8−4は、板状部材を曲げ加工することにより形成されている。側面部8−4の平面部8−3側の表面は、保護ガード7(折曲げ部7c)に接触又は近接している。側面部8−4の平面部8−3に対する高さは、例えば、保護ガード7の折曲げ部7cの厚さ(本例では、保護ガード7を構成する線材の直径)の半分以上であり、好ましくは折曲げ部7cの厚さ以上である。側面部8−4が設けられていることにより、保護ガード7に対する取付部材8の回転を規制することができる。したがって、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、ねじB9を用いて保護ガード7を固定する際に、工具の締付トルクにより取付部材8がねじB9を中心として回転してしまうことを防ぐことができる。
なお、図8に示す構成では、側面部8−4が平面部8−3の一方の側部にのみ形成されているが、側面部8−4は、平面部8−3の他方の側部にのみ、又は平面部8−3の両方の側部に形成されていても図8に示す構成と同様の効果が得られる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る送風機について説明する。図9は、本実施の形態に係る送風機(換気扇)の取付部材8近傍の構成を示す斜視図である。なお、実施の形態1〜3の構成要素に相当する構成要素には同一の符号を付している。
図9に示すように、本実施の形態における取付部材8は、平面部8−3の側部に、平面部8−3に対して保護ガード7とは反対側に立設された側面部8−4を有している。すなわち、側面部8−4は、ねじB9を中心として回転しても保護ガード7と干渉することのないように配置されている。このため、例えば、保護ガード7と取付部材8とがねじB9で固定されている場合、ねじB9を緩めることにより風洞部2の開口端に対する取付部材8の係合を解除し、その後、ねじB9を中心として取付部材8を例えば90°以上回転させることにより、取付部材8を保護ガード7から取り外さなくても保護ガード7を風洞部2から取り外すことが可能となる。したがって、本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、送風機のメンテナンス性(保護ガード7の着脱の容易性)をさらに改善することが可能となる。ここで、実施の形態3の構成では側面部8−4が保護ガード7と干渉するため、上記のようにねじB9を中心として取付部材8を回転させるためには、側面部8−4の高さ以上の長さでねじB9を緩める必要がある。このため、その分だけねじB9の長さを長くする必要があり、ねじB9のコストが増加してしまうとともに、保護ガード7を風洞部2に取り付ける際のねじB9の締結に長時間を要してしまう。これに対し本実施の形態では、実施の形態3の構成と比較して、ねじB9を緩める長さを短くすることができるため、ねじB9のコストの増加や、ねじB9の締結時間の増加を抑えることができる。なお、本実施の形態では、実施の形態3と異なり、工具の締付トルクにより取付部材8がねじB9を中心として回転してしまうことを防ぐことは必ずしもできない。しかしながら、本実施の形態では、平面部8−3に対して側面部8−4が立設されていることにより、実施の形態1等の平面的に形成された取付部材8と比較して、取付部材8の取扱いやすさを改善できるという効果も得られる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5に係る送風機について説明する。図10は、本実施の形態に係る送風機(換気扇)を風洞部2の中心軸及び取付部材8を通る平面で切断した構成、及び取付部材8のみの断面構成を併せて示す図である。なお、実施の形態1〜4の構成要素に相当する構成要素には同一の符号を付している。
図10に示すように、本実施の形態における風洞部2の開口端には、実施の形態1〜4のような端面処理部2−1が形成されておらず、例えば塗装による端面処理が施されている。本実施の形態における取付部材8は、板状部材の一端部8−5と他端部8−6とが所定の隙間を介して対向するように折り曲げられた構成を有している。一端部8−5と他端部8−6との間の隙間は、風洞部2を構成する板材の厚さと同程度である。これにより、一端部8−5と他端部8−6との間に、風洞部2の開口端を挟み込むことができる。また、取付部材8は、一端部8−5及び他端部8−6を貫通して形成されたねじ穴8−7を有している。
保護ガード7を風洞部2の開口端に取り付けた状態において、取付部材8は、保護ガード7に対してはねじB9によって固定されており、風洞部2の開口端に対しては径方向で係合している。これにより、保護ガード7は、風洞部2に対して、少なくとも径方向の移動が規制されるように取り付けられる。少なくともねじB9による締結が緩められた状態では、保護ガード7の周方向の移動(回転)が可能となる。本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、風洞部2及び取付部材8の形状をより単純化することができる。
その他の実施の形態.
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では送風機として換気扇を例に挙げたが、本発明は換気扇以外の送風機にも適用可能である。
また、上記の各実施の形態や変形例は、互いに組み合わせて実施することが可能である。
1 本体枠、2 風洞部、2−1 端面処理部、3 モーター取付足、4 モーター、5 羽根、5a 羽根車、6 ねじA、7 保護ガード、7a 放射部、7b 環状部、7c 折曲げ部、8 取付部材、8−1 溝、8−2 舌部、8−3 平面部、8−4 側面部、8−5 一端部、8−6 他端部、8−7 ねじ穴、9 ねじB、10 風向切替ガラリ、10a 外枠部、10b ルーバー、10c 開口部。

Claims (2)

  1. 風洞部を備える本体枠と、
    前記風洞部に風を流すモーター及び羽根と、
    前記風洞部の開口端を覆い、通風可能な複数の開口部を有する通風部材と、
    前記通風部材を前記風洞部の開口端に取り付けるための取付部材と、を備え、
    前記取付部材は、前記通風部材に対して固定されており、
    前記風洞部の開口端は、円形状であり、
    前記風洞部の開口端には、前記風洞部が外周側に曲げられて丸められた端面処理部が形成されており、
    前記端面処理部は、前記風洞部の開口端の全周に亘って一様な断面形状を有しており、
    前記取付部材は、前記端面処理部に対して前記風洞部の径方向で係合するとともに前記風洞部の周方向で摺動可能な溝部と、前記風洞部の径方向で前記溝部よりも外周側に配置され、前記通風部材に当接する平面部と、を有しており、
    前記溝部は、前記端面処理部を挟んで前記通風部材と対向しており、
    前記平面部は、ねじにより前記通風部材に固定されていることを特徴とする送風機。
  2. 前記取付部材は、前記端面処理部よりも外周側で前記通風部材に対して固定されており、前記端面処理部に対して外周側から係合していることを特徴とする請求項1に記載の送風機。
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