JP6369915B2 - 消費電力削減装置、通信システム、中継装置、端末装置、電力削減方法、プログラム - Google Patents

消費電力削減装置、通信システム、中継装置、端末装置、電力削減方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、消費電力削減装置、通信システム、中継装置、端末装置、電力削減方法、プログラムに関する。
Ethernet(登録商標)などの通信ネットワークに接続して他装置と通信接続する機能を有する機器は、近年、Ethernet(登録商標)の技術仕様により通信速度が10Mbps(Mega bit per second),100Mbps,1Gbps(Giga bit per second)と速くなっている。このような通信速度の向上により、機器が消費する電力も増加している。消費電力を削減することを目的として、通信するデータが無い間は、Ethernet(登録商標)に接続する機器の消費電力を低消費電力モードに移行させる仕様が、IEEE802.3az(EEE:Energy Efficient Ethernet)として規格化されている。関連する技術が特許文献1〜特許文献3に開示されている。
IEEE802.3azで規格化されたEnergy Efficient Ethernet(EEE)は、データ通信がない状態において、リンク保持のためのフル帯域幅のシグナリング(アイドル信号)を停止させることで物理層に対応するチップの消費電力を減らす技術である。
特開2003−87296号公報 特開2009−55573号公報 特開2013−126159号公報
ところで上述のIEEE802.3azの規格に従った消費電力の削減を実施するには、Ethernet(登録商標)の通信ネットワークを介して接続される接続先の機器も同様にIEEE802.3azに対応した機能を有する必要がある。しかしながらオフィスなどにおいては、既にIEEE802.3az非対応の機器が数多く設置されており、消費電力を削減したい場合であっても、多くの機器をIEEE802.3azに対応した機器に交換することは費用の点等で難しい場合がある。また現在使用中の機器の交換を望まないユーザもおり、そのようなユーザの意向を無視したIEEE802.3az対応した機器への交換が難しいなどの事情がある。
そこでこの発明は、IEEE802.3az で規格化されたEnergy Efficient Ethernetに接続された機器のうち、当該規格に従った消費電力の削減を行う機能の有しない機器の電力削減を行うことのできる消費電力削減装置、通信システム、中継装置、端末装置、電力削減方法、プログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、消費電力削減装置は、通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する前記電力削減制御部と、を備え、前記電力削減制御部は前記スイッチの切替を制御する。
本発明の第2の態様によれば、通信システムは、消費電力削減装置が、通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する電力削減制御部と、を備え、前記第二通信装置が、前記第二接続部の物理層回路における信号の出力の停止に基づいてリンクダウンを検出し、前記消費電力削減装置と接続する物理層回路における信号の出力頻度を抑制する。
本発明の第3の態様によれば、中継装置は、通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する前記電力削減制御部と、を備え、前記電力削減制御部は前記スイッチの切替を制御する
本発明の第4の態様によれば、端末装置は、通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行うネットワーク機器と接続する第一接続部と、前記ネットワーク機器と通信する端末装置と接続する第二接続部と、前記ネットワーク機器と前記端末装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記端末装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する電力削減制御部と、を備えた消費電力削減装置と通信接続され、前記第二接続部の物理層回路における信号の出力の停止に基づいてリンクダウンを検出し、前記消費電力削減装置と接続する物理層回路における信号の出力頻度を抑制する。
本発明の第5の態様によれば、消費電力削減装置は、IEEE802.3az で規格化された消費電力削減機能を有する第一通信装置と、IEEE802.3azで規格化された消費電力削減機能を有さない第二通信装置とを中継し、前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、を備え、前記電力削減制御部は前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する接続インタフェースの物理層回路における信号の出力を停止し、前記スイッチの切替を制御する
本発明の第6の態様によれば、電力削減方法は、消費電力削減装置の第一接続部が通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続し、前記消費電力削減装置の第二接続部が前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続し、前記消費電力削減装置の第一通信回路が前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続し、前記消費電力削減装置の前記第一通信回路とは異なる第二通信回路が前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有し、前記消費電力削減装置の前記電力削減制御部が前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止し、前記電力削減制御部は前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチの切替を制御する
本発明の第7の態様によれば、プログラムは、通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御手段へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、を備えた消費電力削減装置のコンピュータを、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止し、前記スイッチの切替を制御する前記電力削減制御手段、として機能させる。
本発明によれば、IEEE802.3az で規格化されたEnergy Efficient Ethernetに接続された機器のうち、当該規格に従った消費電力の削減を行う機能の有しない機器の電力削減を行うことのできる消費電力削減装置を提供できる。
本発明の一実施形態による通信システムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による消費電力削減装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態による通信システムの処理フローを示す第一の図である。 本発明の一実施形態による通信システムの処理フローを示す第二の図である。 本発明の一実施形態による通信システムの処理フローを示す第三の図である。 本発明の一実施形態による消費電力削減装置の最少構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による消費電力削減装置(中継装置)、通信システム、端末装置、電力削減方法、プログラムを図面を参照して説明する。
図1は同実施形態による通信システムの構成を示すブロック図である。
この図で示す通信システム100は、消費電力削減装置1、ネットワーク機器2(第一通信装置)、端末装置3(第二通信装置)を有している。ネットワーク機器2は一方の通信インタフェースは外部ネットワークに接続されており、他方の通信インタフェースは消費電力削減装置1に通信ケーブルを介して接続されている。消費電力削減装置1は一方の通信インタフェースはネットワーク機器2に通信ケーブルを介して接続され、他方の通信インタフェースは端末装置3と通信ケーブルを介して接続される。
ネットワーク機器2はPoE(Power over Ethernet)の技術を利用して通信接続された他装置に電力供給する能力を有している。またネットワーク機器2はIEEE802.3az で規格化されたEnergy Efficient Ethernet(EEE)の技術を利用して電力を削減する機能を有している。
消費電力削減装置1はネットワーク機器2から供給された電力を用いて稼動する装置である。消費電力削減装置1はネットワーク機器2から電力供給を受けずに、他の電力源(コンセントなど)から得られた電力を用いて稼動してもよい。
端末装置3もネットワーク機器2から供給された電力を用いて稼動する装置である。端末装置3はネットワーク機器2から電力供給を受けずに、他の電力源から得られた電力を用いて稼動してもよい。端末装置3はEnergy Efficient Ethernet(EEE)の技術を利用して電力を削減する機能を有さない機器である。
図2は消費電力削減装置の機能ブロック図である。
この図が示すように消費電力削減装置1は、ネットワーク機器2と第一通信ケーブル41を介して接続する第一コネクタ11(第一接続部)、端末装置3と第二通信ケーブル42を介して接続する第二コネクタ12(第二接続部)を備える。第一通信ケーブル41と第二通信ケーブル42は本実施形態においてはLAN(Local Area Network)ケーブルである。なお、第一通信ケーブル41は、ネットワーク機器2との接続用のLANケーブルコネクタでありLANケーブルを第一コネクタ11に接続するための8極8芯のメスコネクタを有する。また第二通信ケーブル42は、端末装置3との接続用のLANケーブルコネクタでありLANケーブルを第二コネクタ12に接続するための8極8芯のメスコネクタを有する。
消費電力削減装置1は電力削減制御部13と電源回路14とを備える。
消費電力削減装置1はさらに、第一LANトランス151、第二LANトランス152、第一物理層回路161(PHY)、第二物理層回路162(PHY)、第一MAC回路171(MAC)、第二MAC回路172(MAC)を備える。
消費電力削減装置1には、第一通信回路191と第二通信回路192とが備わる。第一通信回路191は、ネットワーク機器2と端末装置3とを物理的に直接接続する通信回路である。第二通信回路192とは第一通信回路191とは独立して設けられており、ネットワーク機器2と端末装置3と間の通信信号を電力削減制御部へ出力する接点を有している。消費電力削減装置1は、ネットワーク機器2と端末装置3と間の通信信号が、第一通信回路191を通るか、第二通信回路192を通るかを選択することのできるスイッチ18が設けられている。スイッチ18は電力削減制御部13によって切替制御されてよい。
第一LANトランス151、第二LANトランス152、第一物理層回路161、第二物理層回路162、第一MAC回路171、第二MAC回路172は、第二通信回路192上に設けられている。
第一LANトランス151、第一物理層回路161、第一MAC回路171は、第一コネクタ11に接続された通信ケーブルからの信号等を扱う回路である。第一物理層回路161、第一MAC回路171は、IEEE802.3az(EEE)の機能を有するEthernet(登録商標)のインタフェース回路である。
第二LANトランス152、第二物理層回路162、第二MAC回路172は、第二コネクタ12に接続された通信ケーブルからの信号を扱う回路である。第二物理層回路162、第二MAC回路172は、IEEE802.3az(EEE)の機能を有さないEthernet(登録商標)のインタフェース回路である。
第一LANトランス151と第二LANトランス152は、一方から他方へと電力あるいはデータをエネルギーとして伝達する。
第一物理層回路161と第二物理層回路162は対応するコネクタに接続された通信ケーブルを介して接続される他装置との間の通信における物理層の処理を行う回路である。
第一MAC回路171と第二MAC回路172は対応するコネクタに接続された通信ケーブルを介して接続される他装置との間の通信におけるメディアアクセスコントロール(MAC)の処理を行う回路である。
なお、第一LANトランス151、第二LANトランス152、第一物理層回路161、第二物理層回路162、第一MAC回路171、第二MAC回路172の詳細については公知の技術であるためその説明を省略する。
電源回路14は第一通信ケーブル41と第一コネクタ11と第一LANトランス151とを介してPoE給電ライン193により供給される電力に基づいて、電力削減制御部13等、消費電力削減装置1の各部に電力を供給する。
電力削減制御部13は、ネットワーク機器2と端末装置3との間の通信頻度の減少に基づいて、端末装置3と接続する接続インタフェースであるの第二物理層回路162における信号の出力を停止し、また端末装置3へ消費電力削減の指示情報を出力する。
電力削減制御部13は、ネットワーク機器2と端末装置3との間の通信状況を検出し、その通信が一定期間途切れた場合に、通信頻度が減少したと判定する。
端末装置3は電力削減プログラムが記録される。端末装置3はこの電力削減プログラムをユーザ操作に基づいて実行することにより電力削減処理部31の構成を備える。電力削減処理部31は、消費電力削減装置1から電力削減の指示情報を取得した場合に、消費電力削減装置との通信維持に送信するオートネゴシエーション処理を停止し、リンクスピードを所定の速度に減速させる。また端末装置3は消費電力削減装置1の第二コネクタ12に接続する側の第二物理層回路162における信号の出力の停止に基づいてリンクダウンを検出する。この場合端末装置3は消費電力削減装置1と接続する物理層回路における信号の出力頻度を抑制する。
消費電力削減装置1からの電力削減の指示情報に基づいて端末装置3がオートネゴシエーション処理の停止、リンクスピードの速度を減速を行い、またリンクダウンの検出により、端末装置3と消費電力削減装置1との間の信号パルスの送信が減少する。これにより端末装置3における電力消費の削減を行うことができる。
消費電力削減装置のハードウェア構成としては、さらに図2で示す電力削減制御部13が、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備えてよい。
ネットワーク機器2や端末装置3もCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、SSD(Solid State Drive)、IF(Interface)などのハードウェア構成を備える。
図3は通信システムの処理フローを示す第一の図である。
次に消費電力削減装置の電力削減フローを追って説明する。
まずIEEE802.3az で規格化されたEnergy Efficient Ethernetの電力削減機能を有さない端末装置3に対して電力削減プログラムをインストールしておく。ユーザは消費電力削減装置1を操作してスイッチ18が第二通信回路192を選択するよう設定する。またユーザは消費電力削減装置1とネットワーク機器2とを接続する第一通信ケーブル41を第一コネクタ11に繋ぐ。ユーザは消費電力削減装置1と端末装置3とを接続する第二通信ケーブル42を第二コネクタ12に繋ぐ。
消費電力削減装置1がネットワーク機器2と端末装置3と接続されると、ネットワーク機器2と端末装置3とが第二通信回路192を介して直接通信できる。ネットワーク機器2と端末装置3は互いの接続を検知するとそれぞれがPoE認証の処理を行う。ネットワーク機器2はPoE認証の成功後に端末装置3にPoE給電を開始する。PoE給電により第二通信回路192を経由する電力のエネルギーの一部は電源回路14に供給される。消費電力削減装置1の電源回路はPoE給電された電力を電力削減制御部13、第一LANトランス151、第二LANトランス152、第一物理層回路161、第二物理層回路162、第一MAC回路171、第二MAC回路172などの装置内部の各部に供給する(ステップS101)。これにより消費電力削減装置1が動作する。つまり消費電力削減装置1はLANスイッチとして動作し、ネットワーク機器2、端末装置3それぞれとリンクを張ることができる。
消費電力削減装置1が動作すると電力削減制御部13は、第一物理層回路161や第二物理層回路162または第一MAC回路171や第二MAC回路172の通信処理を監視し(ステップS102)、データ通信が一定時間無いかを判定する(ステップS103)。
上述したように第一物理層回路161、第一MAC回路171はIEEE802.3az(EEE)の機能を有している。これにより第一物理層回路161は、一定時間データ通信が無い場合にはローパワー(低電力)アイドル状態へと処理を移行する(ステップS104)。第一物理層回路161に対するローパワーアイドル状態への移行の制御を、データ通信を監視する電力削減制御部13が行ってもよい。この場合電力削減制御部13は、一定時間データ通信が無い場合には第一物理層回路161をローパワーアイドル状態へと移行する制御を行う。電力削減制御部13は、第一物理層回路161がローパワーアイドル状態へと移行したことを検出する。電力削減制御部13はそれを検出すると、端末装置3に対して消費電力削減モードに移行することを示す消費電力削減の指示情報を出力する(ステップS105)。
電力削減制御部13は、消費電力削減の指示情報を出力すると、端末装置3とのリンクスピード(1000BASE-T,100BASE-TX,10BASE-TXなどの情報)と、通信方式モード(全二十通信、半二重通信などの情報)を固定する(ステップS106)。また電力削減制御部13リンクスピードと通信方式モードとを自動設定するオートネゴシエーション処理を停止し、端末装置3との間のリンクスピードと通信方式モードとが変更されないようにする(ステップS107)。電力削減制御部13は、通常は、リンクスピードが1000BASE-T,100BASE-TXであればデータ通信が無い状態においても短時間に多く端末装置3に対して出力されるアイドル信号を出力する。電力削減制御部13は第二物理層回路162におけるアイドル信号の出力を停止する(ステップS108)。これによりアイドル信号の出力する第二物理層回路162の消費電力を削減することができる。第一物理層回路161は上記のローパワーアイドル状態への移行によりこの時点では既に消費電力の削減処理が終わっている。
一方、端末装置3においては消費電力削減装置1から消費電力削減の指示情報を受信する(ステップS109)。すると端末装置3の電力削減処理部31が、消費電力削減装置1との間のリンクにおいて現在設定されているリンクスピード(1000BASE-T,100BASE-TX,10BASE-TXなどの情報)と、通信方式モード(全二十通信、半二重通信などの情報)とをメモリ等に記録する(ステップS110)。そして電力削減処理部31は消費電力削減の指示情報の受信に基づいて、消費電力削減装置1を介したネットワーク機器2との間のリンクスピードを10BASE-TXなどの低速度のリンクスピードへ設定変更する処理を行う(ステップS111)。電力削減処理部31は元々リンクスピードが10BASE-TXであればそのスピードを維持する。消費電力削減装置1の電力削減制御部13がアイドル信号の出力を停止したため、端末装置3はアイドル信号の検出不可によりリンクダウンを検出する(ステップS112)。端末装置3においてはリンクスピードを10BASE-TXに変更し、さらにリンクダウンを検出したことにより、一定間隔毎のNLP(Normal Link Pulse)と呼ばれる単パルスを出力するのみとなる。これにより端末装置3内部に設けられたパルス信号を出力する物理層回路(PHY)の消費電力を削減することができる。
以上のようにデータ通信が一定期間ない状況が発生した場合、消費電力削減装置1は端末装置3に消費電力の削減指示を行い、端末装置3がリンクスピードを低下させる。また消費電力削減装置1はアイドル信号の出力を停止することにより、端末装置3がリンクダウンとなるよう制御している。これにより電力削減プログラムをインストールして実行している端末装置3は、一定間隔毎のNLP(Normal Link Pulse)と呼ばれる単パルス(アイドル信号)を出力するのみとなる。したがって、IEEE802.3az の規格に従った消費電力の削減を行う機能を有さない端末装置3であっても、電力削減プログラムをインストールして実行し、消費電力削減装置1を接続することにより、データ通信が発生無い期間における電力削減を行うことができる。
消費電力削減装置1においても、第一物理層回路161や第一MAC回路171がローパワーアイドル状態となるよう制御しているため、PoE給電を利用して動作する消費電力削減装置1自体の電力削減も行うことができる。
図4は通信システムの処理フローを示す第二の図である。
次に第一の電力削減解除フローを順を追って説明する。
ネットワーク機器2から端末装置3への通信が再開した場合、電力削減制御部13は第一物理層回路161に対するローパワーアイドル状態を解除する(ステップS201)。また電力削減制御部13は第二物理層回路162におけるアイドル信号の出力停止を解除し、端末装置3に対してアイドル信号の一態様であるNLP(Normal Link Pulse)を出力する(ステップS202)。
端末装置3の電力削減処理部31はNLPを受信するとデータ通信が再開されたと判断し、メモリ等に記録したリンクスピード(1000BASE-T,100BASE-TX,10BASE-TXなどの情報)と、通信方式モード(全二十通信、半二重通信などの情報)を取得する(ステップS203)。端末装置3の電力削減処理部31はこのリンクスピードと通信方式モードを端末装置3の物理層回路に設定する(ステップS204)。これにより、端末装置3と消費電力削減装置1との間のオートネゴシエーションの為の処理の時間が短縮され、通信の復旧を早めることができる。
図5は通信システムの処理フローを示す第三の図である。
次に第二の電力削減解除フローを順を追って説明する。
端末装置3はネットワーク機器2への通信を再開しようとする場合、電力削減処理部31は電力削減プログラムにより予め消費電力削減装置1との間で取り決められた復旧信号を消費電力削減装置1へ出力する(ステップS301)。電力削減処理部31は復旧信号を送信すると、メモリ等に記録したリンクスピード(1000BASE-T,100BASE-TX,10BASE-TXなどの情報)と、通信方式モード(全二十通信、半二重通信などの情報)を取得する。端末装置3の電力削減処理部31はこのリンクスピードと通信方式モードを端末装置3の物理層回路に設定する(ステップS302)。これにより、端末装置3と消費電力削減装置1との間のオートネゴシエーションの為の処理の時間が短縮され、通信の復旧を早めることができる。
消費電力削減装置1の電力削減制御部13は復旧信号の受信を検知する(ステップS303)。すると電力削減制御部13は、第二物理層回路162におけるアイドル信号の出力停止を解除する(ステップS304)。また電力削減制御部13は第一物理層回路161のローパワーアイドル状態を解除する(ステップS305)。当該ローパワーアイドル状態が解除されると、消費電力削減装置1とネットワーク機器2との間でリンクが張られ、データ通信が再開される(ステップS306)。
なおユーザが消費電力削減装置1を操作してスイッチ18が第一通信回路191を選択するよう設定されている場合、ネットワーク機器2と端末装置3とは物理的に第一通信回路191を介して直接接続される。
データ通信が多い状態においては、消費電力削減モードへ移行する時間が少なくなり、消費電力削減装置1のスイッチ18が常に動作している状態になる。そうすると、消費電力削減装置1の消費電力が通常の状態よりも増大してしまう。これを避けるためにデータ通信量の停止間隔の平均値(統計値)が閾値以上の場合には電力削減制御部13は、スイッチ18が第一通信回路191を選択するよう制御し、データ通信量の停止間隔の平均値(統計値)が閾値未満の場合には電力削減制御部13はスイッチ18が第二通信回路192を選択するよう制御するよう制御してもよい。
上述の消費電力削減装置1はルータやスイッチなどのネットワーク機器内部に設けられたものであってよい。
上述の消費電力削減装置1や端末装置3の処理によれば、IEEE802.3az で規格化されたEnergy Efficient Ethernetに接続された機器のうち、当該規格に従った消費電力の削減を行う機能の有しない端末装置3の電力削減を行うことができる。
図6は消費電力削減装置の最少構成を示す図である。
消費電力削減装置1は、IEEE802.3az で規格化された消費電力削減機能を有するネットワーク機器2(第一通信装置)と、IEEE802.3az で規格化された消費電力削減機能を有さない端末装置3(第二通信装置)とを中継する。この消費電力削減装置1は少なくとも第一通信装置と第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、第二通信装置と接続する接続インタフェースの物理層回路における信号の出力を停止する電力削減制御部13を備える。
上述の各装置は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、各装置に上述した各処理を行わせるためのプログラムは、当該装置のコンピュータ読み取り可能な記録媒体にそれぞれ記憶されており、このプログラムを各装置のコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した各処理部の機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1・・・消費電力削減装置,2・・・ネットワーク機器,3・・・端末装置,41・・・第一通信ケーブル,42・・・第二通信ケーブル,11・・・第一コネクタ,12・・・第二コネクタ,13・・・電力削減制御部,14・・・電源回路,18・・・スイッチ,151・・・第一LANトランス,152・・・第二LANトランス,161・・・第一物理層回路,162・・・第二物理層回路,171・・・第一MAC回路,172・・・第二MAC回路,191・・・第一通信回路,192・・・第二通信回路,193・・・PoE給電ライン,100・・・通信システム

Claims (8)

  1. 通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、
    前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する前記電力削減制御部と、
    を備え、
    前記電力削減制御部は前記スイッチの切替を制御する
    消費電力削減装置。
  2. 前記電力削減制御部は、
    前記第一通信装置の前記第二通信装置に対する通信状況を検出し、前記第二通信装置に対する通信が一定期間途切れた場合に、前記通信頻度が減少したと判定する
    請求項1に記載の消費電力削減装置。
  3. 消費電力削減装置が、
    通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、
    前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する電力削減制御部と、
    を備え、
    前記第二通信装置が、
    前記第二接続部の物理層回路における信号の出力の停止に基づいてリンクダウンを検出し、前記消費電力削減装置と接続する物理層回路における信号の出力頻度を抑制する
    通信システム。
  4. 通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、
    前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する前記電力削減制御部と、
    を備え
    前記電力削減制御部は前記スイッチの切替を制御する
    中継装置。
  5. 通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行うネットワーク機器と接続する第一接続部と、
    前記ネットワーク機器と通信する端末装置と接続する第二接続部と、
    前記ネットワーク機器と前記端末装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記端末装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止する電力削減制御部と、を備えた消費電力削減装置と通信接続され、
    前記第二接続部の物理層回路における信号の出力の停止に基づいてリンクダウンを検出し、前記消費電力削減装置と接続する物理層回路における信号の出力頻度を抑制する
    端末装置。
  6. IEEE802.3az で規格化された消費電力削減機能を有する第一通信装置と、IEEE802.3azで規格化された消費電力削減機能を有さない第二通信装置とを中継し、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、を備え、
    前記電力削減制御部は前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する接続インタフェースの物理層回路における信号の出力を停止し、前記スイッチの切替を制御する
    消費電力削減装置。
  7. 消費電力削減装置の第一接続部が通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続し、
    前記消費電力削減装置の第二接続部が前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続し、
    前記消費電力削減装置の第一通信回路が前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続し、
    前記消費電力削減装置の前記第一通信回路とは異なる第二通信回路が前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御部へ出力する接点を有し、
    前記消費電力削減装置の前記電力削減制御部が前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止し、
    前記電力削減制御部は前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチの切替を制御する
    電力削減方法。
  8. 通信ケーブルを介して他装置に電力を供給すると共に前記通信ケーブルを介して他装置と通信を行う第一通信装置と接続する第一接続部と、前記第一通信装置と通信する第二通信装置と接続する第二接続部と、前記第一通信装置と前記第二通信装置とを物理的に直接接続する第一通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の信号を電力削減制御手段へ出力する接点を有する前記第一通信回路とは異なる第二通信回路と、前記第一通信装置と前記第二通信装置との通信が前記第一通信回路を通るか前記第二通信回路を通るかを選択するスイッチと、を備えた消費電力削減装置のコンピュータを、
    前記第一通信装置と前記第二通信装置との間の通信頻度の減少に基づいて、前記第二通信装置へ消費電力削減の指示情報を出力すると共に、前記第二通信装置と接続する前記第二接続部の物理層回路における信号の出力を停止し、前記スイッチの切替を制御する前記電力削減制御手段、
    として機能させるプログラム。
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