JP5567604B2 - 通信デバイス制御装置、通信デバイス制御方法、及び通信デバイス制御プログラム - Google Patents

通信デバイス制御装置、通信デバイス制御方法、及び通信デバイス制御プログラム Download PDF

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本発明は通信デバイス制御装置、通信デバイス制御方法、及び通信デバイス制御プログラムに関する。
ヨーロッパではCoC(Code of Conduct)によって通信機器の消費電力の目標値が設定されており、通信機器の消費電力はその装置を評価する指標の一つになっている。その消費電力の目標値は、年々低くなるよう設定されている。日本においても、消費電力を規制する動きがあり、機器の消費電力はその機器の性能を評価する上での指標となりつつある。今後は、通信機器は、動作状態における消費電力はもとより、待機状態における消費電力も性能の指標になることから、待機状態の消費電力の削減も求められている。
特許文献1には、LAN(Local Area Network)コントローラによって、通常の高速転送モード(100BASE−T)から低速転送モード(10BASE−T)に動的に転送速度を切り替えるネットワーク端末制御装置が記載されている。特許文献1のネットワーク端末制御装置のLANコントローラは、待機状態遷移フラグがオンの場合、MAC(Media Access Control)チップの設定を、レジスタ書き込みにより、10BASE−Tモードに変更する。ブロードキャストにより受信したイーサネット(登録商標)パケットを、CPU(Central Processing Unit)が自端末宛以外のパケットと判定した場合、LANコントローラは、10BASE−Tモードのままそのパケットを破棄する。ブロードキャストにより受信したイーサネットパケットを、CPUが自端末宛のパケットと判定した場合、LANコントローラは、100BASE−Tモードに設定を戻して受信したパケットに対する返答を行う。また、通信要求がある場合、LANコントローラは、MACチップのレジスタ書き込みにより100BASE−Tモードに設定を戻し、待機状態遷移フラグをクリアしてオフにする。
特許文献2には、LANに接続され、通常は通信速度を低速モードに設定し、LAN上の他のネットワーク機器や自装置のI/O(Input/Output)から通信要求を受けた場合に、通信速度を高速モードに設定するネットワーク機器が記載されている。特許文献2のネットワーク機器は、通信速度の変更を、MACチップのレジスタの設定値を変更するか、MACチップの速度変更端子に接続されたCPUの出力ポートの状態を変化させることで行う。
特許文献3には、省エネ待機状態において、MACの動作モードを変更し、更に、MACに供給するクロックを制御する画像形成装置が記載されている。特許文献3では、発信器が、MACに、ギガイーサネットで使用する125HHzのクロックを供給する。また、PHY(Physical Layer)が、MACに、動作モードが100BASEの時の動作クロックである25MHzのクロックと、動作モードが10BASE−Tの時の動作クロックである2.5MHzのクロックを供給する。MACは、省エネ条件検出信号を検出すると、PHYのレジスタをリードして、接続先の機器が接続可能なモードを読み込む。10BASEでの動作が可能な場合、MACは、動作モードを10BASEに、動作クロックを2.5MHzにする。100BASEでの動作が可能な場合、MACは、動作モードを100BASEに、動作クロックを25MHzにする。その後、MACは、発信器からの125MHzのクロックの供給を停止させる。
特開2002−271334号公報 特開2004−064335号公報 特開2004−243533号公報
特許文献1及び特許文献2の技術は、MACの動作モードを10BASE−T等の低速モードにすることで、消費電力を削減する技術である。
特許文献3の技術は、125MHzのクロックの供給を停止させることで、消費電力を削減する技術である。
通信デバイスには、その通信デバイスが動作可能な速度モード毎の、PMA(Physical Media Attachment)とPCS(Physical Coding Sublayer)の組合せのブロックを、複数、内部に含むものがある。なお、PMAは、送信及び受信するデータのシリアル・パラレル変換を行う。PCSは、シリアル化されたデータの符号化・復号処理を行う。上述のブロックは、例えば、回路や、回路とその回路を制御するプログラム及びプロセッサとの組合せである。
特許文献1乃至3の技術では、上述のブロックのうち一部のブロックの動作を停止させることはできない。
本発明の目的は、特定の速度モードで処理を行うブロックのうちの一部の動作を停止させる通信制御装置を提供することにある。
本発明の通信デバイス制御装置は、それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出するリンク検出手段と、前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる動作制御手段とを含む。
本発明の通信デバイス制御方法は、それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出し、 前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる。
本発明の通信デバイス制御プログラムは、コンピュータを、それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出するリンク検出手段と、前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる動作制御手段として動作させる。
本発明には、通信デバイスに機器が接続されていない待機時において、通信デバイスの消費電力を削減できるという効果がある。
第1の実施形態の情報処理装置3の構成を表すブロック図である。 信号送受信部23とコネクタ30との間の結線の例を表す図である。 リンクダウン時の通信デバイス制御装置1の動作を表すブロック図である。 通信デバイス2が最小待機状態であるとき、コネクタ30に機器4が接続された場合の、通信デバイス制御装置1の動作を表すフローチャートである。 第2の実施形態の情報処理装置3Aの構成を表す図である リンクダウン時の通信デバイス制御装置1Aの動作の例を表すブロック図である。 通信デバイス2が最小待機状態であるとき、コネクタ30に機器4が接続された場合の、通信デバイス制御装置1Aの動作を表すフローチャートである。 第3の実施形態の通信デバイス制御装置1の構成を表す図である。 スイッチ部の第1の例を表す図である。 スイッチ部の第2の例を表す図である。
次に、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態の情報処理装置3の構成を表すブロック図である。
図1を参照すると、情報処理装置3は、通信デバイス制御装置1と、通信デバイス2と、コネクタ30と、データ処理部31を含む。図1の例では、通信デバイス制御装置1と通信デバイス2は別の装置であるが、通信デバイス制御装置1は通信デバイス2に含まれていてもよい。また、通信デバイス制御装置1と通信デバイス2は同一の装置(図1の通信デバイス5)に含まれていてもよい。
情報処理装置3は、コネクタ30を介して接続された機器4(対向機器)との間で、通信を行う機器であれば、どのような機器であっても構わない。
機器4は、コネクタ30を介して接続された情報処理装置3との間で、データの転送など通信を行う機器であれば、どのような機器であってもよい。
コネクタ30は、機器4に接続された通信ケーブルや、機器4が有するコネクタを接続するためのコネクタである。コネクタ30の例として、RJ−45(Registered jack)コネクタ(8極8芯の8P8C(8 positions 8 conductors)モジュラーコネクタ)がある。コネクタ30は、複数の通信規格で使用されるコネクタであれば、他のコネクタであっても構わない。
通信デバイス2は、信号処理部20と、信号処理部21と、信号処理部22と、信号送受信部23と、リンク制御部24と、スイッチ部25とを含む。通信デバイス2が含む信号処理部の個数は、図1の例のような信号処理部20と、信号処理部21と、信号処理部22の3個で限定されない。通信デバイス2が含む信号処理部の個数は、2個以上であればよい。スイッチ部25は、図1の例では通信デバイス2に含まれているが、通信デバイス2に含まれておらず、通信デバイス2に接続されていてもよい。その場合、情報処理装置3がスイッチ部25を含んでいればよい。
通信デバイス2は、例えば、IEEE(アイトリプルイー、The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.3準拠の10Base−T、100Base−TX、及び1000Base−Tの各規格での通信を行うデバイスである。通信デバイス2は、10Base−T、100Base−TX、及び1000Base−Tを含む複数の規格のうち、少なくとも2個以上の規格での通信を行うデバイスであればよい。通信デバイス2は、シングルPHY(Physical Layer)チップや、さらにスイッチチップを含むデバイス等である。
以下の説明における通信モードは、例えば、10Base−T、100Base−TX、あるいは1000Base−T等である。情報処理装置3が、コネクタ30を介して、例えば、10Base−Tの規格で通信を行う場合、その通信の通信モードは10Base−Tであると表記する。
通信デバイス2は、PMD(Physical Media Dependment)と、PMAと、PCSを含む。情報処理装置3がコネクタ30を介してデータを受信する場合、PMDは、コネクタ30及びコネクタ30に接続されるケーブルに応じた、光や電気などの波形で表されるアナログ信号を受信し、信号ビット列で表されるデジタル信号に変換する。PMAは、信号ビット列を、符号化されたデータのブロックである符号化ブロックに変換する。PCSは、符号化ブロックから、送受信するデータのまとまりであるMACフレームを生成する。情報処理装置3がコネクタ30を介してデータを送信する場合、PCS、PMA、及びPMDは、データ受信時とは逆の信号処理を行う。
通信デバイス2は、通信モード毎のPMAを含む。通信デバイス2が、10Base−T、100Base−TX、及び1000Base−Tの通信モードでの通信を行う場合、通信デバイス2は、各通信モードに対応する、PMA(10)、PMA(100)、PMA(1000)を含む。PMA(10)は10Base−Tに対応したPMAであり、PMA(100)は100Base−TXに対応したPMAであり、PMA(1000)は1000Base−Tに対応したPMAである。
また、通信デバイス2は、通信モード毎のPCSを含む。通信デバイス2が、10Base−T、100Base−TX、及び1000Base−Tの通信モードでの通信を行う場合、通信デバイス2は、各通信モードに対応する、PCS(10)、PCS(100)、PCS(1000)を含む。PCS(10)は10Base−Tに対応したPCSであり、PCS(100)は100Base−TXに対応したPCSであり、PCS(1000)は1000Base−Tに対応したPCSである。
以上のようなPMAとPCSは対になって動作する。以下では、同じ通信モードのPMAとPCSを合わせて、一つのブロック(通信モードブロック)として説明する。例えば上述のPMA(10)とPCS(10)を合わせたものを10Base−Tブロックと表記する。同様に、PMA(100)とPCS(100)を合わせたものを100Base−TXブロック、PMA(1000)とPCS(1000)を合わせたものを1000Base−Tブロックと表記する。
信号処理部20、信号処理部21、信号処理部22は、それぞれ、異なる通信モードに対応する通信モードブロックである。上述の例では、例えば、信号処理部20は10Base−Tブロックであり、信号処理部21は100Base−TXブロックであり、信号処理部22は1000Base−Tブロックであればよい。
信号送受信部23は、上述のPMDである。
リンク制御部24は、各信号処理部が動作している場合、コネクタ30に接続された機器4との間の、オートネゴシエーションを含む、リンクアップ時の一般的な処理を行う。例えば、コネクタ30に機器4が接続された場合、リンク制御部24は、機器4との間で、機器4との間の通信の通信モードを決定するオートネゴシエーションを、定められた手順によって行う。そして、リンク制御部24は、通信デバイス2と機器4との間の通信のリンクを、通信デバイス2と機器4との間で通信が可能な状態であるリンクアップ状態にする。その際、リンク制御部24は、決定した通信モードの通信の信号処理を行う信号処理部を、機器4との間の通信の信号処理を行う信号処理部(選択モード信号処理部)に決定する。リンク制御部24は、情報処理部31から受信した信号を、上述の選択モード信号処理部に送信する。また、リンク制御部24は、上述の選択モード信号処理部から受信した信号を、情報処理部31に送信する。
コネクタ30から機器4が取り外されたり、機器4の電源が切断されたりした場合、通信デバイス2と機器4との間の通信のリンクは切断されて、通信デバイス2と機器4との間で通信が可能でない状態であるリンクダウン状態になる。
一般に、通信機器は、リンクが切断されてリンクダウン状態になると、待機状態になる。待機状態になった通信機器は、リンクパルスと呼ばれる信号をコネクタに対して定期的に送出する。通信機器は、待機状態で、その通信機器が対応する通信モードに応じた、通信モード毎に異なる信号を送信するが、以下では待機状態で通信機器が送信する信号を総称してリンクパルスと表記する。通信機器は、接続されている相手の通信機器から受信したリンクパルスを、その相手の通信機器が対応する通信モードを認識するのに使用する。通信機器同士がリンクパルスを送りあい、双方が対応する通信モードの種類を選択する処理がオートネゴシエーションである。一般に、オートネゴシエーション機能を有する通信機器は、通信用のコネクタに他の機器が接続されると、例えば上述のリンク制御部24の動作のようにオートネゴシエーションを行い、接続された機器との間をリンクアップ状態にする。
図2は、信号送受信部23とコネクタ30との間の結線の例を表す図である。コネクタ30がいわゆるRJ−45(8P8Cモジュラーコネクタ)である場合、信号送受信部23とコネクタ30の間は、4対の信号線(ペアA、ペアB、ペアC、ペアD)で結線されている。
例えば、10Base−T、100Base−TX、1000Base−Tに対応する、オートネゴシエーション機能を有する通信機器は、一般に、待機状態では、各通信モードに対応するため、4対の信号線全てからリンクパルスを送出する。従って、このような通信機器は、待機状態において、4対の信号線全てにリンクパルスを送出するための電力を消費する。また、このような通信機器では、待機状態でも全ての信号処理ブロックが動作を継続する。従って、このような通信機器は、待機状態において、全ての信号処理ブロックが電力を消費する。
また、リンク制御部24は、後述の動作制御部13から受信した指示を受信すると、以下のように、指示に従って動作する。受信した指示が、待機状態では、機器4がコネクタ30に接続されてもオートネゴシエーションを行わず、所定の通信モードでのみリンクアップ状態になる状態で待機する指示である場合、リンク制御部24は、待機状態では、指示通りの状態で待機する。受信した指示が、待機状態では、機器4がコネクタ30に接続されるとオートネゴシエーションを行う状態で待機する指示(通常待機指示)である場合、リンク制御部24は、待機状態では、指示通りの状態で待機する。リンク制御部24は、待機状態でこれらの指示を受信した場合は、すぐに指示通りの状態で待機する。リンク制御部24は、通信デバイス2がリンクアップ状態でこれらの指示を受信した場合、リンクアップ状態からリンクダウン状態なった後、指示通りの状態で待機する。指示がリンクダウン状態になる指示である場合、リンク制御部24は、通信デバイス2と機器4の間がリンクアップ状態であるなら、一度リンクダウン状態になるよう機器4との間のリンクを切断する。リンク制御部24は、リンクの切断を、例えば、コネクタ30を介した信号の送受信を所定時間停止することで行えばよい。
リンクダウン状態になった場合、リンク制御部24は、後述の通常待機指示を受信していれば、前述の一般的な通信機器と同様、機器4がコネクタ30に接続された場合オートネゴシエーションを行うオートネゴシエーションモードで待機する(待機状態になる)。また、リンク制御部24は、後述の最小待機指示を受信していれば、リンクダウン状態になった場合、機器4がコネクタ30に接続された場合所定の通信モードでリンクアップ状態になる状態で待機する。
スイッチ部25は、後述の動作制御部13からの指示により、少なくとも1個の信号処理部を除く、各信号処理部の動作を停止させる。スイッチ部25の詳細については後述する。
通信デバイス制御装置1は、リンク検出部12と、動作制御部13を含む。
リンク検出部12は、通信デバイス2が、コネクタ30に接続された機器4との間で、リンクアップ状態であるか、リンクダウン状態であるかを検出する。通信デバイス制御装置1と通信デバイス2が同じ装置である場合、リンク検出部12はリンク制御部24に含まれていてもよい。リンク検出部12は、通信デバイス2とコネクタ30に接続された機器4が、リンクアップ状態であるかリンクダウン状態であるかを、常時監視していてもよく、定期的に検出を行ってもよい。
動作制御部13は、リンク検出部12が検出する通信デバイス2の状態がリンクダウン状態になった場合、情報処理装置3が含む複数の信号処理部のうち、あらかじめ定められた1個の信号処理部(待機時信号処理部)以外の信号処理部の動作を停止させる。
待機時信号処理部は、例えば、最も消費電力の少ない信号処理部であればよい。また、待機時信号処理部は、例えば、対応する機器が多い動作モードの信号処理を行う信号処理部であればよい。各信号処理部が10Base−Tブロック、100Base−TXブロック、及び1000Base−Tブロックである前述の例では、待機時信号処理部は、対応する機器が多く、動作クロックの周波数が低くて消費電力が少ない、10Base−Tブロックであればよい。
本実施形態の説明では、待機時信号処理部の個数は1個であるとして説明する。しかし、待機時信号処理部は複数存在しても構わない。コネクタ30に接続される可能性がある複数の機器4に、例えば100Base−TXだけに対応する機器と10Base−Tに対応する機器が含まれる場合、待機時信号処理部は10Base−Tブロックと100Base−TXブロックであればよい。
動作制御部13は、例えば、停止させる信号処理部への電力供給を停止することで、その信号処理部の動作を停止させればよい。この場合、電源から信号処理部に電力を供給する電力供給線を、信号により切断及び導通させることが可能な、スイッチ部25が設けられていればよい。動作制御部13は、スイッチ部25に信号を送信することで、電力供給線を切断及び導通させる制御を行えばよい。動作制御部13は、信号処理部への電力供給を停止する場合、電力供給を停止する信号処理部に電力を供給する電力供給線の切断を指示する信号をスイッチ部25に送信すればよい。あるいは、動作制御部13は、信号処理部へのクロックの供給を停止することで、信号処理部の動作を停止させてもよい。動作制御部13は、信号処理部への電源及びクロックの供給を停止することで、信号処理部の動作を停止させてもよい。この場合、スイッチ部25は、図示しないクロック供給部から、信号処理部に対してクロックを供給する信号線を、信号により切断及び導通させることが可能であればよい。動作制御部13は、電源供給線の切断及び導通の制御と同様に、スイッチ部25に信号を送信することで、クロックを供給する信号線の切断及び導通の制御を行えばよい。信号処理部へのクロック供給を停止する場合、動作制御部13は、クロック供給を停止する信号処理部にクロックを供給する信号線上の切断を指示する信号を、スイッチ部25に送信すればよい。
図9は、スイッチ部25の構成の第1の例(スイッチ部25A)を表す図である。図9の例は、動作制御部13が待機時信号処理部以外の各信号処理部が停止させた場合のスイッチ部25の状態を表す。
図9を参照すると、スイッチ部25Aは、例えば電源から、待機時信号処理部以外の各信号処理部に電力を供給する電力供給線を、切断及び導通させるスイッチ251を含む。スイッチ251は、動作制御部13からスイッチを切断させる指示を受信すると、全ての電力供給線を切断する。同様に、スイッチ251は、動作制御部13からスイッチを導通させる指示を受信すると、全ての電力供給線を導通させる。図9の線がクロック供給部からクロックを供給するための信号線である場合は、上述の説明の電力供給線をクロックを供給するための信号線と読み替えればよい。また、動作制御部13が電力の供給とクロックの供給を同時に制御する場合は、スイッチ部25は、電力供給線を切断及び導通させるスイッチとクロックの信号線を切断及び導通させるスイッチを含んでいればよい。そして、動作制御部13は、スイッチを切断させる指示及びスイッチを導通させる指示を、双方のスイッチに入力すればよい。
図10は、スイッチ部25の構成の第2の例(スイッチ部25B)を表す図である。図9の例も、動作制御部13が待機時信号処理部以外の各信号処理部が停止させた場合のスイッチ部25の状態を表す。
図10を参照すると、スイッチ部25Bは、電源やクロック供給部から各信号処理部への線を個別に切断又は導通させるスイッチ(図10の例ではスイッチ252、スイッチ253、スイッチ254)と、各スイッチを個別に制御するスイッチ制御部250を含む。スイッチ制御部250は動作制御部13に接続されている。また、各スイッチは、スイッチ制御部250に接続されている。なお、動作制御部13が、動作を停止する信号処理部への電力の供給を停止することでその信号処理部の動作を停止させる場合は、図10の左側の各線は、電源に接続されていればよい。動作制御部13が、動作を停止する信号処理部へのクロックの供給を停止することでその信号処理部の動作を停止させる場合は、図10の左側の各線は、クロック供給部に接続されていればよい。動作制御部13が電力とクロックの双方を制御する場合、スイッチ部25Bは一つの信号処理部に対して、その信号処理部と電源に接続された電力供給線と、その信号処理部とクロック供給源に接続された信号線と、それぞれの線上のスイッチを含んでいればよい。
この例では、動作制御部13は、スイッチ部25Bのスイッチ制御部250に、電源やクロック供給部から待機時信号処理部以外の各信号処理部への線を切断する指示又は導通させる指示を送信する。
スイッチ制御部250は、動作制御部13からの指示に応じて、電源やクロック供給源から待機時信号処理部以外の各信号処理部への線に設けられたスイッチを制御して、各スイッチをオン又はオフにする。スイッチ制御部250は、動作制御部13から指示を受信した場合に制御するスイッチを特定する情報を、あらかじめ保持しておけばよい。あるいは、動作制御部13が、制御するスイッチを表す情報を含む指示を送信してもよい。この場合、スイッチ制御部250は、動作制御部13からの指示に従って、スイッチの制御を行えばよい。
なお、図1や後述の図5、図8の例では、電源やクロック供給部からスイッチ部25までの配線は省略されている。
動作制御部13は、リンク制御部24に対して、待機状態では、コネクタ30に機器4が接続された場合、オートネゴシエーションを行わずに、待機時信号処理部が信号処理を行うことが可能な通信モードでリンクアップ状態になる状態で待機する指示を送信する。動作制御部13は、その指示(最小待機指示)の送信を、例えば待機時信号処理部以外の信号処理部を停止させる前に行えばよい。
リンク情報が表す状態が、リンクダウン状態からリンクアップ状態に変化した場合、動作制御部13は、まず、停止させた信号処理部の動作を再開させる。動作制御部13は、例えば、信号処理部の動作を停止させる時に切断を指示する信号を送信したスイッチに、導通を指示する信号を送信することで、停止させた信号処理部の動作を再開させればよい。更に、動作制御部13は、リンク制御部24に対して、待機状態において、コネクタ30に機器4が接続された場合、オートネゴシエーションを行う状態で待機する指示(通常待機指示)を送信する。そして、動作制御部13は、リンク制御部24に対して、リンクダウン状態になるよう指示するリンクダウン指示を送信して、通信デバイス2と機器4との間を強制的にリンクダウン状態にする。
情報処理部31は、通信デバイス2を介して、コネクタ30に接続された機器4との間で、データの送受信を行う。情報処理部31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やメモリを含むコンピュータを含んでいればよい。情報処理部31は、通信デバイス2を介してデータの送受信を行う装置であればよい。
次に、本実施形態の通信デバイス制御装置1の動作について、図面を参照して詳細に説明する。
図3は、リンクダウン時の通信デバイス制御装置1の動作を表すブロック図である。
図3の開始時には、通信デバイス2と、コネクタ30に接続された機器4は、リンクアップ状態で、通信を行っている。リンク検出部12は、通信デバイス2と機器4がリンクアップ状態であることを検出する。動作制御部13は、通信デバイス2と、コネクタ30に接続された機器4がリンクアップ状態である間(ステップS1、N)、何もしない。
例えば、コネクタ30に接続され、通信デバイス2との間でリンクアップ状態であった機器4が動作を停止したり、機器4がコネクタ30から取り外されたりすると、通信デバイス2は機器4との間でリンクダウン状態になる。
リンクダウン状態になると、まず、リンク検出部12が、通信デバイス2と機器4の間がリンクダウン状態になったことを検出する(ステップS1、Y)。なお、リンク検出部12は、所定時間以上継続してリンクダウン状態である場合に、リンクダウン状態になったことを検出すればよい。リンク制御部24はコネクタ30に通信が可能な状態の機器4が接続された状態でリンクダウン指示を受信すると、通信デバイス2と機器4を、一度リンクダウン状態にし、すぐに機器4との間でオートネゴシエーションを実行し、再びリンクアップ状態にする。この所定時間は、この時のリンクダウン状態になってから再びリンクアップ状態になるまでの時間を上回る、あらかじめ測定され設定された時間であればよい。
リンク情報が表す状態がリンクダウン状態になると、動作制御部13は、リンク制御部24に前述の最小待機指示を送信する(ステップS2)。
最小待機指示を受信したリンク制御部24は、コネクタ30に機器4が接続された場合に、所定の通信モード(待機時通信モード。例えば10Base−Tモード)でのみリンクアップ状態になる状態で待機する(最小待機状態)。待機時通信モードは、待機時信号処理部が通信の信号を処理できる通信モードである。なお、コネクタ30に機器4が接続された場合は、例えば、コネクタ30を介して、通信デバイス2が他の機器からリンクパルスを受信した場合のことを意味する。通信機能を備えた機器4は、電源がオンになるとリンクパルスを発信する。そのような機器4がコネクタ30に接続されたり、信号を発しない電源オフ状態でコネクタ30に接続されている機器4の電源がオンになった場合、通信デバイス2はコネクタ30を介してリンクパルスを受信する。
最小待機指示を受信したリンク制御部24は、最小待機状態で、待機時通信モード特有のリンクパルスを定期的にコネクタ30に送信するよう通信デバイス2を制御する。なお、リンク制御部24は、最小待機状態で、待機時通信モード以外の通信モードの、オートネゴシエーションにおけるキャパビリティビットをDisableにして待機していてもよい。そして、リンク制御部24は、コネクタ30に機器4が接続された場合、オートネゴシエーションを行ってもよい。待機時信号処理部が複数である場合は、リンク制御部24は、前述のように、最小待機状態で、待機時通信モード以外の通信モードの、オートネゴシエーションにおけるキャパビリティビットをDisableにして待機していればよい。
次に、動作制御部13は、前述の待機時信号処理部以外の信号処理部の動作を停止させる(ステップS3)。
次に、通信デバイス2が待機状態であるとき、コネクタ30に機器4が接続された場合の、通信デバイス制御装置1の動作について、図面を参照して詳細に説明する。以下の説明における機器4は、図3の動作例で、動作開始時にコネクタ30に接続されていた機器4と同一の機器であっても、別の機器であっても構わない。
図4は、通信デバイス2が最小待機状態であるとき、コネクタ30に機器4が接続された場合の、通信デバイス制御装置1の動作を表すフローチャートである。
図4の動作開始時において、通信デバイス2は、リンクダウン状態であり、コネクタ30に機器4が接続された場合、待機時通信モード(例えば10Base−Tモード)でリンクアップ状態になる状態(最小待機状態)で、待機している。また、通信デバイス2が含む、待機時信号処理部以外の信号処理部は動作を停止している。リンク検出部12はリンクダウン状態を検出し、リンク状態格納部11が記憶するリンク情報はリンクダウン状態を表す。この場合(ステップS11、N)、動作制御部13は何もしない。
コネクタ30に機器4が接続されると、通信デバイス2と機器4が待機時通信モードでリンクアップ状態になる。この場合、リンク検出部12は、通信デバイス2と機器4がリンクアップ状態になったことを検出する(ステップS11、Y)。
リンク検出部12が検出する通信デバイス2の状態がリンクダウン状態からリンクアップ状態になると、動作制御部13は、動作を停止している各信号処理部の動作を再開させる(ステップS12)。
次に、動作制御部13は、通信デバイス2のリンク制御部24に、通常待機指示を送信する(ステップS13)。通信デバイス2は待機状態ではなくリンクアップ状態で動作中なので、通常待機指示を受信した時点では、そのまま動作を継続する。ただし、リンク制御部24は、例えば内部状態を変化させて、待機状態になった場合に、コネクタ30に機器4が接続されるとオートネゴシエーションを行う状態で待機する状態になる(オートネゴシエーションモードになる)。
次に、動作制御部13は、リンク制御部24に、リンクダウン状態になる指示であるリンクダウン指示を送信する(ステップS14)。
リンクダウン指示を受信したリンク制御部24は、通信デバイス2と機器4との間を、強制的にリンクダウン状態にする。リンク制御部24は、通信デバイス2がリンクダウン状態になると、通信デバイス2を待機状態にする。前述のようにリンク制御部24は通常待機指示を受信しているので、リンク制御部24は、オートネゴシエーションモードで通信デバイス2を待機状態にする。リンク制御部24は、待機状態になると、コネクタ30に対してリンクパルスを送信する。コネクタ30には機器4が接続されたままなので、機器4はリンクパルスを受信する。一方、機器4も、リンクダウン状態になるとリンクパルスを送信する。リンク制御部24は、そのリンクパルスを受信する。機器4からのリンクパルスを受信したリンク制御部24は、機器4との間でオートネゴシエーションを開始する。リンク制御部24は、オートネゴシエーションの結果選択された通信モード(通常通信デバイス2と機器4が共に対応する最も高速な通信モード)で、通信デバイス2と機器4をリンクアップ状態にする。通信デバイス2と機器4をリンクアップ状態になると、情報処理部31と機器4との間の通信が、選択された通信モードで開始される。
以上で説明した本実施形態には、通信デバイス2に機器が接続されていない待機時において、通信デバイス2の消費電力を削減できるという効果がある。
その理由は、動作制御部13が、通信デバイス2と、コネクタ30に接続され通信デバイス2との間で通信を行っていた機器4との間のリンクが切断され、リンクダウン状態になった場合、待機時信号処理部以外の信号処理部の動作を停止させるからである。
次に、本発明の第2の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本実施形態の情報処理装置3Aの構成を表す図である。
図5と図1の第1の実施形態の情報処理装置3の構成を比較すると、情報処理装置3Aは、通信デバイス制御装置1の代わりに通信デバイス制御装置1Aを含む点が異なる。また、通信デバイス制御装置1Aは、データ制御部14を含む点が、通信デバイス制御装置1と異なる。さらに、リンク制御部24が、データ制御部14を介して、情報処理部31との間で信号の送受信を行う点も異なる。また、通信デバイス制御装置1Aと通信デバイス2は、同一の装置(通信デバイス5A)に含まれていてもよい。以下では、本実施形態と第1の実施形態の相違点を中心に説明を行う。
動作制御部13は、例えば、最小待機状態の通信デバイス2が、コネクタ30に機器4が接続されてリンクアップ状態になる前に、データ制御部14に、リンク制御部24と情報処理部31との間のデータの送受信信を遮断する遮断指示を送信する。また、動作制御部13は、例えば、最小待機状態からリンクアップ状態になった通信デバイス2が、動作制御部13からリンクダウン指示を受信してリンクダウン状態になった後に、データ制御部14に、上述のデータの送受信信の遮断を解除する解除指示を送信する。この場合、動作制御部13は、リンクダウン指示を送信してから所定時間経過後に、通信デバイス2がリンクダウン状態になったと見なせばよい。この場合の所定時間は、あらかじめ測定した、動作制御部13がリンクダウン指示を送信してから通信デバイス2がリンクダウン状態になるまでの時間以上の時間になるよう決めた時間であればよい。あるいは、リンク検出部12が、動作制御部13によるリンクダウン指示送信後に、通信デバイス2のリンクダウン状態への遷移を検出し、遷移を検出した場合その情報を動作制御部13に送信してもよい。そして、動作制御部13は、リンク検出部12から遷移を検出した情報を受信した場合、データ制御部14に解除指示を送信すればよい。
上述の遮断が行われない場合、通信デバイス2が最小待機状態からリンクアップ状態になった時点で、情報処理装置31と機器4の間で、待機時通信モード(例えば、低速な10Base−Tモード)でデータの送受信が行われる可能性がある。データ制御部14が上述の遮断を行うことで、情報処理装置31と機器4の間のデータの送受信は、オートネゴシエーションで決定された通信モードで行われる。
データ制御部14は、リンク制御部24と情報処理装置31に接続され、リンク制御部24と情報処理装置31の間のデータの送受信を中継する。データ制御部14は、動作制御部13から遮断指示を受信すると、リンク制御部24と情報処理装置31の間のデータの転送を行わないことで、データの送受信を遮断する。データ制御部14は、リンク制御部24と情報処理装置31の間のデータの送受信の遮断中に、動作制御部13から解除指示を受信すると、遮断を解除する。データ制御部14は、遮断指示を受信した場合、解除指示を受信するまで、リンク制御部24及び情報処理装置31から受信したデータを転送せず、破棄すればよい。データ制御部14は、動作制御部13から解除指示を受信した場合、リンク制御部24及び情報処理部31から受信したデータの転送を再開すればよい。
次に、本実施形態の通信デバイス制御装置1Aの動作について、図面を参照して詳細に説明する。
前述のように、動作制御部13がデータ制御部14に遮断指示を送信するのは、最小待機状態の通信デバイス2が、コネクタ30に機器4が接続されてリンクアップ状態になる前であればよい。ただし、コネクタ30に通信可能な機器4が接続されていない状態であれば、データ制御部14による遮断の有無に関わらず、通信デバイス2を介して機器4と情報処理部31がデータの送受信を行うことはない。従って、通信デバイス2がリンクダウン状態であれば、データ制御部14がデータ転送の遮断を行って構わない。よって、動作制御部13がデータ制御部14に遮断指示を送信するのは、通信デバイス2がリンクダウン状態になってから、コネクタ30に機器4が再び接続されてリンクアップ状態になるまでの間であればよい。
以下で説明する通信デバイス制御装置1Aの動作の例は、リンク検出部12通信デバイス2がリンクダウン状態であることを検出した場合に、動作制御部13がデータ制御部14に遮断指示を行う例である。
図6は、リンクダウン時の通信デバイス制御装置1Aの動作の例を表すブロック図である。
図6と図3を比較すると、図6ではステップS1とステップS2の間にステップS21がある点が異なる。図3と同じ符号のステップは、第1の実施形態の動作と同じであるので、説明を省略する。
リンク検出部12が、通信デバイス2がリンクダウン状態であることを検出した場合(ステップS1、Y)、動作制御部13は、データ制御部14に、遮断指示を送信する。データ制御部14は、リンク制御部24と情報処理装置31の間のデータの送受信を遮断する(ステップS21)。
図7は、通信デバイス2が最小待機状態であるとき、コネクタ30に機器4が接続された場合の、通信デバイス制御装置1Aの動作を表すフローチャートである。以下の説明における機器4は、図6の動作例で動作開始時にコネクタ30に接続されていた機器4と同一の機器であっても、別の機器であっても構わない。
図7と図4を比較すると、図7ではステップS14の後にステップS22がある点が異なる。図4と同じ符号のステップは、第1の実施形態の動作と同じであるので、説明を省略する。
ステップS22で、動作制御部13は、動作制御部13からリンクダウン指示を受信してリンクダウン状態になった後に、データ制御部14に、リンク制御部24と情報処理装置31の間のデータの送受信の遮断を解除する解除指示を送信する。解除指示を受信したデータ制御部14は、遮断を解除し、リンク制御部24と情報処理装置31の間のデータの送受信を中継する。
以上で説明した本実施形態には、第1の実施形態の効果に加えて、待機時通信モードでの、情報処理部31と機器4との間のデータの送受信を防ぐことができるという効果がある。
その理由は、通信デバイス2と機器4が待機時通信モードでリンクアップ状態になる前に、動作制御部13が、情報処理部31とリンク制御部24との間のデータの送受信を遮断する遮断指示をデータ制御部14に送信するからである。また、動作制御部13が、動作制御部13からリンクダウン指示を受信してリンクダウン状態になった後に、データ制御部14に、リンク制御部24と情報処理装置31の間のデータの送受信の遮断を解除する解除指示を送信するからである。データ制御部14は、動作制御部13からの指示に従い、前述のデータ送受信の遮断及び遮断の解除を行う。このことにより、待機時通信モードでの、情報処理部31と機器4との間のデータの送受信は行われない。
次に、本発明の第3の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図8は、本実施形態の通信デバイス制御装置1の構成を表す図である。
図8を参照すると、通信デバイス制御装置1は、それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイス2が通信デバイス2に接続された機器4との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理部(信号処理部20、信号処理部21、信号処理部22)を含む通信デバイス2に接続され、通信デバイス2が機器4との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出するリンク検出部12と、複数の信号処理部のうち少なくとも所定の1個以上の信号処理部である待機時信号処理部以外の、信号処理部の動作を停止及び開始させるスイッチ部25に接続され、通信デバイス2が前記リンクダウン状態である場合、スイッチ部25を制御し、待機時信号処理部以外の信号処理部各々の動作を停止させる動作制御部13とを含む。
以上で説明した本実施形態には、第1の実施形態と同じ効果がある。
通信デバイス制御装置1及び1A、通信デバイス2、情報処理装置3及び3Aは、それぞれ、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラム、専用のハードウェア、又は、コンピュータ及びコンピュータを制御するプログラムと専用のハードウェアの組合せにより実現することができる。
リンク検出部12、動作制御部13、データ制御部14、信号処理部20、信号処理部21、信号処理部22、信号送受信部23、リンク制御部24、スイッチ制御部250、情報処理部31は、例えば、プログラムを記憶する記録媒体からメモリに読み込まれた、各部の機能を実現するための専用のプログラムと、そのプログラムを実行するプロセッサにより実現することができる。あるいは、リンク検出部12、動作制御部13、データ制御部14、信号処理部20、信号処理部21、信号処理部22、信号送受信部23、リンク制御部24、スイッチ部25、スイッチ制御部250、スイッチ251、スイッチ252、スイッチ253、スイッチ254、情報処理部31の一部又は全部を、各部の機能を実現する専用の回路によって実現することもできる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出するリンク検出手段と、
前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる動作制御手段と
を含む通信デバイス制御装置。
(付記2)
前記動作制御手段は、前記動作制御手段から指示(リンクダウン指示)を受信すると接続されている前記機器との間でオートネゴシエーションを実行する前記通信デバイスに接続され、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止中に、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態から前記リンクアップ状態に変化した場合、動作停止中の前記信号処理手段各々の動作を開始させ、前記通信デバイスに前記リンクダウン指示を送信する
付記1に記載の通信デバイス制御装置。
(付記3)
前記通信デバイスを介して前記機器との間でデータ転送を行う情報処理部及び前記通信デバイスに接続され、前記機器と前記情報処理部との間のデータ転送を中継し、少なくとも、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止時から、前記リンクダウン指示の送信時までの間、前記通信デバイスを介したデータ転送を中継しないデータ制御手段
を含む付記2に記載の通信デバイス制御装置。
(付記4)
前記動作制御手段は、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記複数の信号処理手段のうち、前記通信モードが10Base−Tである場合の前記通信の信号を処理する前記待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段各々の動作を停止させる
付記1乃至3のいずれかに記載の通信デバイス制御装置。
(付記5)
前記通信デバイスと、前記スイッチ手段と、付記1乃至4のいずれかに記載の通信デバイス制御装置を含む、情報処理装置。
(付記6)
それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出し、
前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる
通信デバイス制御方法。
(付記7)
前記動作制御手段から指示(リンクダウン指示)を受信すると接続されている前記機器との間でオートネゴシエーションを実行する前記通信デバイスに接続され、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止中に、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態から前記リンクアップ状態に変化した場合、動作停止中の前記信号処理手段各々の動作を開始させ、前記通信デバイスに前記リンクダウン指示を送信する
付記6に記載の通信デバイス制御方法。
(付記8)
前記通信デバイスを介して前記機器との間でデータ転送を行う情報処理部及び前記通信デバイスに接続され、前記機器と前記情報処理部との間のデータ転送を中継し、少なくとも、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止時から、前記リンクダウン指示の送信時までの間、前記通信デバイスを介したデータ転送を中継しない
を含む付記7に記載の通信デバイス制御方法。
(付記9)
前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記複数の信号処理手段のうち、前記通信モードが10Base−Tである場合の前記通信の信号を処理する前記待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段各々の動作を停止させる
付記6乃至8のいずれかに記載の通信デバイス制御方法。
(付記10)
コンピュータを、
それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出するリンク検出手段と、
前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる動作制御手段と
して動作させる通信デバイス制御プログラム。
(付記11)
コンピュータを、
前記動作制御手段から指示(リンクダウン指示)を受信すると接続されている前記機器との間でオートネゴシエーションを実行する前記通信デバイスに接続され、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止中に、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態から前記リンクアップ状態に変化した場合、動作停止中の前記信号処理手段各々の動作を開始させ、前記通信デバイスに前記リンクダウン指示を送信する前記動作制御手段
として動作させる付記10に記載の通信デバイス制御プログラム。
(付記12)
コンピュータを、
前記通信デバイスを介して前記機器との間でデータ転送を行う情報処理部及び前記通信デバイスに接続され、前記機器と前記情報処理部との間のデータ転送を中継し、少なくとも、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止時から、前記リンクダウン指示の送信時までの間、前記通信デバイスを介したデータ転送を中継しないデータ制御手段
として動作させる付記11に記載の通信デバイス制御プログラム。
(付記13)
コンピュータを、
前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記複数の信号処理手段のうち、前記通信モードが10Base−Tである場合の前記通信の信号を処理する前記待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段各々の動作を停止させる前記動作制御手段
として動作させる付記10乃至12のいずれかに記載の通信デバイス制御プログラム。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、1A 通信デバイス制御装置
2、5、5A 通信デバイス
3、3A 情報処理装置
4 機器
12 リンク検出部
13 動作制御部
14 データ制御部
20、21、22 信号処理部
23 信号送受信部
24 リンク制御部
25、25A、25B スイッチ部
30 コネクタ
31 情報処理部
250 スイッチ制御部
251、252、253、254 スイッチ

Claims (8)

  1. それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出するリンク検出手段と、
    前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる動作制御手段と
    含み、
    前記動作制御手段は、前記動作制御手段から指示(リンクダウン指示)を受信すると接続されている前記機器との間でオートネゴシエーションを実行する前記通信デバイスに接続され、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止中に、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態から前記リンクアップ状態に変化した場合、動作停止中の前記信号処理手段各々の動作を開始させ、前記通信デバイスに前記リンクダウン指示を送信する
    通信デバイス制御装置。
  2. 前記通信デバイスを介して前記機器との間でデータ転送を行う情報処理部及び前記通信デバイスに接続され、前記機器と前記情報処理部との間のデータ転送を中継し、少なくとも、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止時から、前記リンクダウン指示の送信時までの間、前記通信デバイスを介したデータ転送を中継しないデータ制御手段
    を含む請求項1に記載の通信デバイス制御装置。
  3. 前記動作制御手段は、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記複数の信号処理手段のうち、前記通信モードが10Base−Tである場合の前記通信の信号を処理する前記待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段各々の動作を停止させる
    請求項1又は2に記載の通信デバイス制御装置。
  4. 前記通信デバイスと、前記スイッチ手段と、請求項1乃至3のいずれかに記載の通信デバイス制御装置を含む、情報処理装置。
  5. それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出し、
    前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させ、
    指示(リンクダウン指示)を受信すると接続されている前記機器との間でオートネゴシエーションを実行する前記通信デバイスに接続され、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止中に、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態から前記リンクアップ状態に変化した場合、動作停止中の前記信号処理手段各々の動作を開始させ、前記通信デバイスに前記リンクダウン指示を送信する
    通信デバイス制御方法。
  6. コンピュータを、
    それぞれ異なる特定の、通信の規格の種類である通信モードにおいて、通信デバイスが当該通信デバイスに接続された機器との間で行う通信の信号を処理する、複数の信号処理手段を含む前記通信デバイスに接続され、前記通信デバイスが前記機器との間で通信を行うことが可能な状態であるリンクアップ状態であるか、あるいは、前記リンクアップ状態以外の状態であるリンクダウン状態であるかを検出するリンク検出手段と、
    前記複数の信号処理手段のうち少なくとも所定の1個以上の前記信号処理手段である待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段の動作を停止及び開始させるスイッチ手段に接続され、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記スイッチ手段を制御し、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作を停止させる動作制御手段と
    して動作させ、
    前記動作制御手段は、前記動作制御手段から指示(リンクダウン指示)を受信すると接続されている前記機器との間でオートネゴシエーションを実行する前記通信デバイスに接続され、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止中に、前記通信デバイスが前記リンクダウン状態から前記リンクアップ状態に変化した場合、動作停止中の前記信号処理手段各々の動作を開始させ、前記通信デバイスに前記リンクダウン指示を送信する
    通信デバイス制御プログラム。
  7. コンピュータを、
    前記通信デバイスを介して前記機器との間でデータ転送を行う情報処理部及び前記通信デバイスに接続され、前記機器と前記情報処理部との間のデータ転送を中継し、少なくとも、前記待機時信号処理手段以外の前記信号処理手段各々の動作停止時から、前記リンクダウン指示の送信時までの間、前記通信デバイスを介したデータ転送を中継しないデータ制御手段
    として動作させる請求項6に記載の通信デバイス制御プログラム。
  8. コンピュータを、
    前記通信デバイスが前記リンクダウン状態である場合、前記複数の信号処理手段のうち、前記通信モードが10Base−Tである場合の前記通信の信号を処理する前記待機時信号処理手段以外の、前記信号処理手段各々の動作を停止させる前記動作制御手段
    として動作させる請求項6又は7に記載の通信デバイス制御プログラム。
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