JP6369777B2 - 配管芯出し用冶具および配管芯出し方法 - Google Patents

配管芯出し用冶具および配管芯出し方法 Download PDF

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Description

本発明は、配管を接続する際の芯出しに用いる冶具であり、特に3次元レーザ計測装置などを用いて行われる高精度な芯出しを要する配管の芯出しに好適な冶具、および当該冶具を用いた配管芯出し方法に関する。
高精度な芯出し作業を必要とする配管設備として、陽子線治療設備に用いられる真空ダクトなどを挙げることができる。このような設備における配管の芯出し作業は、従来、高さ方向(Z軸方向)の位置決め作業と、水平方向(X、Y軸方向)の位置決め作業とを個別に行う2段階の工程により行われていた。具体的には、芯出し作業の対象とされる2つの配管や機器の水平位置にケガキ線を入れ、このケガキ線を基準として、配管の側面側から、高さ方向の芯出し作業が行われる。高さ方向の芯出しが終了した後、配管の延設方向から、平面方向の芯出し作業を行う。このような方法での芯出し作業は、異なる方向からの計測を個別に行う必要があるために、作業が煩雑になると共に、時間がかかるといった問題があった。また、ケガキ線を基準として芯出しが成されるため、作業者の熟練度などにより、その精度にバラつきが生じてしまうといった問題もあった。
このような問題に鑑み、特許文献1に開示されているような芯出し技術が提案されている。特許文献1に開示されている技術は、配管中心が定められた機器(例えば加速器)に、芯出し用のプレートを設け、このプレートの先端に光学計測器用のターゲットを設けるという構成としている。ターゲットと配管中心との位置関係は、予め定められた一定の距離とされており、複数のターゲットを一直線上に配置することで、配管中心も一直線上に定まることとなる。このような技術では、配管中心とターゲットの位置が所定の距離だけシフトされているため、配管の延長線上に光学計測器を配置することなく、芯出し作業を行うことが可能となる。また、光学計測機器により、ターゲットの中心位置を一直線上に揃えるという芯出しを行うため、1工程での芯出し作業が可能となる。
特開平9−138299号公報
上記特許文献1に開示されているような技術によれば、1箇所、1工程での芯出し作業が可能となると考えられる。しかし、特許文献1に開示されているような技術を行うためには、配管に付帯させる機器毎に芯出し用のプレートを高精度に固定する必要があり、プレート及び機器(輸送用磁石)それぞれに罫書線を記入し、それら罫書線を一致させた上で、位置調整作業を行うため、2段階で誤差が重畳される恐れがあると共に、事前作業に相当な時間を要することが考えられる。さらに、特許文献1に開示されているような技術では、接続機器の配置関係が曲線上となる場合、すなわちターゲットを一直線に配置できない場合には、適用することができないといった問題が生ずる。
そこで本発明では、事前作業を簡易なものとし、かつ曲線上に配置された機器間における配管の芯出しにも適用することのできる配管芯出し用冶具、および配管芯出し方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る配管芯出し冶具は、3次元レーザ計測器を用いて機器間を接続する配管の芯出を行う際に使用する冶具であって、端部にフランジが設けられた前記配管端部に固定するアタッチメントと、前記アタッチメントに連結され、前記配管の中心に回転中心を一致させた回転板と、前記回転板から延設されたオフセット部と、前記オフセット部の先端側に配置されるターゲットと、を備え、前記アタッチメントは、前記フランジに合致する直径を有するフランジ部と、前記フランジと前記フランジ部の双方を共締めすることができるハウジング部とを有し、前記配管端部と、前記ターゲットの計測点とが同一平面上に配されるように構成したことを特徴とする。
また、上記のような特徴を有する配管芯出し用冶具は、前記回転板に、前記オフセット部を水平位置を基準とした所定角度に保持するためのカウンターウエィト部を設けるようにすることが望ましい。
このような構成とすることによれば、カウンターウェイト部が回転板を中心として垂下することとなる。よって、回転板の所定位置に設けられたオフセット部は、水平位置を基準として、所定角度となるように自動調整されることとなり、先端に設けられたターゲットを垂下位置以外の位置にシフトさせることが可能となる。
また、上記目的を達成するための本発明に係る配管芯出し方法は、端部にフランジが設けられた配管の端部に、前記フランジに合致する直径を有するフランジ部を配置して、前記フランジと前記フランジ部の双方をハウジング部で共締めするアタッチメントにより固定することで、前記配管の外周側へオフセットさせた状態でターゲットを配置し、前記アタッチメントの中心位置を基点として前記ターゲットを重力により自然回転させて水平位置を基準とした所定角度に保持し、所定角度に保持されたターゲットに対して3次元レーザ計測器から測光を照射し、前記測光の照射によって得られた3次元座標から、前記オフセット分を減算することで前記配管端部の中心位置の3次元座標を算出し、算出された3次元座標と設計上の3次元座標とを一致させるように配管端部の位置調整を行うことを特徴とする。
さらに、上記のような特徴を有する配管芯出し方法は、1箇所に配置された3次元レーザ計測器を用いて、複数個所の配管端面の3次元座標の算出を行うようにする。
このような方法を採ることにより、全ての機器における配管の3次元位置情報を共通な原点からの情報として得ることができる。よって、高精度な芯出し作業が可能となる。
上記のような特徴を有する配管芯出し用冶具によれば、配管芯出し作業を行う際の事前作業を簡易なものとし、かつ曲線上に配置された機器間における配管の芯出しにも適用することができる。
また、上記のような特徴を有する配管芯出し方法によれば、配管芯出し作業を行う際の事前作業を簡易なものとすることができる。さらに、曲線上に配置された機器間における配管の芯出しも行うことができる。
実施形態に係る冶具の取り付け状態を示す断面図である。 アタッチメントにおけるハウジング部の詳細を示す図である。 ハウジング部の解放状態を示す図である。 図1に示す冶具の右側面の構成を示す図である。 図1に示す冶具の左側面の構成を示す図である。 2つの機器から突出している配管の芯出し作業を説明するための図である。 2つの機器を接続する配管の芯出し作業を説明するための図である。 複数の機器間における配管の芯出し作業を行う場合の説明をするための図である。 実施形態に係る冶具の変形例を示す図である。
以下、本発明の 配管芯出し用冶具、および配管芯出し方法に係る実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、本実施形態に係る配管芯出し用冶具(以下、単に冶具10と称す)を用いて芯出しを行う配管40は、接続端部にフランジ42を備えたものであることを前提とする(図1参照)。なお、図1は、芯出し対象とされる配管と実施形態に係る冶具の断面構造を示す図である。また、図2は、冶具を配管に固定するためのハウジング部の詳細な構成を示す図であり、図3は、同ハウジング部を解放した状態を示す図である。また、図4は、図1に記載した冶具の右側面を示す図であり、図5は、同左側面を示す図である。
本実施形態に係る冶具10は、アタッチメント12と、回転板18、オフセット部24、およびターゲット26を基本として構成されている。アタッチメント12は、冶具10を配管に固定するための部位であり、フランジ部14と、ハウジング部16とを有する。フランジ部14は、芯出し対象とする配管40のフランジ42に合致する直径、および外形を有するものとする。ハウジング部16は、配管40のフランジ42と、アタッチメント12を構成するフランジ部14とを共締めすることができるカバーであれば良い。例えば、図2、図3に示すような半割れカバーであり、一方の端部には蝶番16a、他方の端部には、締め込みのためのバックル16b等が設けられていれば良い。このような構成とすることで、配管40のフランジ42とフランジ部14の双方を溝に挟み込み、半割れ状のカバーをバックル16bで固定することが可能となる。
そして、回転板18は、アタッチメント12の中心位置に合わせて設けられたベース部20と、ベース部20を基点として回転可能に設けられた回転フランジ部22とを基本として構成される。ベース部20は、アタッチメント12のフランジ部14の中心に接続、あるいはフランジ部14の中心に立設される円柱、あるいは円筒状の部位である。本実施形態に係る冶具10では、ベース部20と回転フランジ部22との間に、ベアリング28を配置する構成としている。ベース部20と回転フランジ部22との間にベアリング28を配置することで、回転フランジ部22がベース部20を中心として回転する際の摺動抵抗を抑えることが可能となる。
オフセット部24は、詳細を後述するターゲット26を配管40の中心位置から外周側へシフトさせるための要素である。図1に示す実施形態では、回転フランジ部22の法線方向に延設される平板により構成されており、先端部にターゲット配置部24aを設けている。また、本実施形態では、回転フランジ部22の中心(=ベース部20の中心)を基点として、オフセット部24と反対側に、カウンターウェイト部30を設けている。カウンターウェイト部30は、回転フランジ部22を基点として、オフセット部24と反対側に延設される平板により構成されており、先端部に錘32を配置可能な構成とされている。カウンターウェイト部30の長さや錘32の重さは、オフセット部24(オフセット部24の先端にターゲット26を配置した状態)の重量との関係で、カウンターウェイト部30の重量の方が重くなるように構成することが望ましい。このような構成とすることによれば、オフセット部24の先端は、カウンターウェイト部30との重量バランスの関係で、配管中心Lの延長線上の直上に位置することとなる。よって、事前作業により高精度な組み付け作業等を行うことなく、オフセット部24を垂直位置に保持することが可能となる。
なお、実施形態に係る冶具10では、カウンターウェイト部30が無い場合には、オフセット部24は、オフセット部24およびターゲット26の自重により、回転板18の中心から垂下する位置にとどまることとなる。このような状態であっても、ターゲット26を配管40の中心位置から外周側へシフトさせていることに変わりは無く、実用上の問題も無い。しかしながら、カウンターウェイト部30を設けることで、ターゲット26を、3次元計測をする上での障害物が少ない配管上方へ配置することが可能となる。
ターゲット26は、位置情報を取得するための3次元レーザ計測器54の測光を反射するための要素である。実施形態で使用するターゲット26は、例えば図1に示すように、球状の外形と、その中心に反射部を持つように構成されたリフレクタ26aを有する。このような基本構成を有するターゲット26は、オフセット部24の先端に設けられたターゲット配置部24aに備えられる。ターゲット配置部24aには、ターゲット26の仕様に応じて、ターゲット配置台座25が設けられる。ターゲット26は、ターゲット26を構成するリフレクタ26aの中心(測光反射部位)のX軸値あるいはY軸値が、配管40における端面のX軸値あるいはY軸値と一致するように配置される。ターゲット配置台座25は、X軸、あるいはY軸方向のシフト量を調整するために設けられる。なお、上述したように、ターゲット配置部24aは、配管中心Lの延長線の直上に位置することとなるため、シフト量を適正に調整されたターゲット26のリフレクタ26aの中心は、配管端面軸心の鉛直上に位置することとなる。
このような構成の冶具10を使用する場合、アタッチメント12を構成するフランジ部14を配管端面のフランジ42と合わせ、ハウジング部16により固定する。固定された冶具10は、ベアリング28の作用により回転フランジ部22が回動し、カウンターウェイト部30が下方に来るように揺動する。カウンターウェイト部30の揺動が収束すると、カウンターウェイト部30は、配管中心Lの延長線の垂下位置に位置することとなる。この作用により、カウンターウェイト部30と回転板18の中心を基点として反対側に位置するオフセット部24は、配管中心Lの延長線の直上位置に位置することとなる。
オフセット部24におけるターゲット配置部24aに設けられたターゲット26は、ターゲット配置台座25により調整されているため、配管40の端部の中心位置の直上に、リフレクタ26aの中心が位置することとなる。
よって、このような冶具10を用いることによれば、配管40の芯出しを行う際の事前作業を極めて簡易なものとすることができる。また、実施形態に係るターゲット26は、3次元レーザ計測器54の測光を反射するものであるため、曲線上に配置された機器間における配管の芯出しにも適用することができる。
実際の機器における配管の芯出し作業について、図6を踏まえて説明する。まず、配管により接続する複数の機器(図6に示す例では、機器50aと機器50b)を所定の配置形態に合わせて設置する。この段階では、図6に示すように、機器50aから突出している配管40Aの配管中心L1と、機器50bから突出している配管40Bの配管中心L2の高さが一致していないこととする。
次に、各機器50a,50bから突出している配管40A,40Bの端部に上述した冶具10を備え付ける(なお、図6では、説明を簡単化するために冶具10を取り付けた状態は示していないが、図1を援用するものとする。)。ここで、図7に示すように、各機器50a,50bから突出している配管40A,40Bの間の間隔が広い場合には、長尺の配管40Cを配置し、この配管40Cと配管40A,40Bとの間での芯出しを行うようにする。配管40Cは、姿勢調節機構52を介してダクトサポートにより支持する構成とすれば良く、U字ボルトなどにより、転がりを防止し、位置決めを成すようにしておく。なお、配管40Cの芯出しも、配管40A,40Bと同様に、各端部に冶具10を備え付けて行うようにする。
次に、図8に示すように、各配管端部に備え付けた冶具10のターゲット26が見通せる位置に、3次元レーザ計測器54を配置する。なお、図8においては、○で囲った部分が、それぞれ冶具10の取り付け対象位置である。実施形態に係る冶具10を取り付ければ、ターゲット26が機器50の影に隠れてしまうことを防ぎ、1箇所に配置した3次元レーザ計測器54からの測光で、種々の位置に配置されたターゲット26の3次元位置情報を計測することができる。
3次元レーザ計測器54からターゲット26に向けて測光を照射し、各ターゲット26の位置情報を取得する。取得された位置情報は、演算手段56に取り込まれ、Z軸値からオフセット分の高さH(図1参照)が減算され、配管端部中心の3次元位置情報が算出される。
その後、算出された3次元位置情報と、設計上の配管端部中心の3次元位置情報とが一致するように、機器50a,50bの下部に設けられた姿勢調節機構52を操作することで、配管40A,40Bの芯出しを行う。なお、姿勢調節機構52の操作は、作業者等による手動操作であっても良いし、演算手段56を介した電気信号により、モータ等のアクチュエータ(不図示)を作動させることによる操作であっても良い。
姿勢調節機構52の操作により、算出された3次元位置情報と設計上の3次元位置情報とが一致することで、配管40Aの配管中心L1と、配管40Bの配管中心L2が一致する。互いに芯出しが成された配管40Aと配管40Bとの隙間には、ベローズ41が取り付けられ、ダクト経路が構成される。ベローズ41は、長手方向への伸縮を可能とし、両端の開口部には、配管40A、および配管40Bの端面に対応したフランジを備えている。配管40A,40Bとベローズ41との接合は、フランジ間にシールのためのOリングを配置すると共に、チェーンクランプのような締結冶具を介して成せば良い。
上記のように、配管40の芯出しを行う際の事前作業を極めて簡易なものとすることができる。また、実施形態に係るターゲット26は、線上に配置された機器間における配管40の芯出しにも適用することができる。
ここで、実際の芯出し作業は、連結対象とする配管同士が直線上で対向する位置にある場合に行うこととなることが多い。しかし、機器50の影に隠れてしまう配管端部の3次元位置情報を計測する作業や、計測した3次元位置情報と、設計上の3次元位置情報とを一致させることで、配管中心の位置を適正な位置へ調節するという作業に関しては、接合する配管同士が直線上にある場合であっても、非直線の関係にある場合、すなわち曲線部分の配管であっても、実施形態に係る冶具10を適用し、芯出し方法を実施することができる。
なお、上記実施形態では、オフセット部24と、カウンターウェイト部30とが、回転板18の中心を基点として対象位置となるように配置する旨記載した。しかしながら、本実施形態に係る冶具10は、図9に示すように、オフセット部24をカウンターウェイト部30の対象位置からずらした場合であっても、その機能を果たすことができる。オフセット部24の傾斜角度(例えば水平位置からの傾斜角度θ)は、オフセット部24の長さや、ターゲット対座25(ターゲット26を含む)の重量と、カウンターウェイト部30の長さや錘32の重量のバランス、およびオフセット部24とカウンターウェイト部30の配置角度θの兼ね合いにより、無負荷状態で所定の角度を維持することとなる。このため、角度θの他、回転板18の中心からオフセット部24におけるターゲット配置部24aの中心までの距離Hが既知であれば、高さ方向のシフト量Hと、幅方向のシフト量Hをそれぞれ算出することができるからである。
10………冶具、12………アタッチメント、14………フランジ部、16………ハウジング部、16a………蝶番、16b………バックル、18………回転板、20………ベース部、22………回転フランジ部、24………オフセット部、24a………ターゲット配置部、25………ターゲット配置台座、26………ターゲット、26a………リフレクタ、28………ベアリング、30………カウンターウェイト部、32………錘、40(40A,40B,40C)………配管、41………ベローズ、42………フランジ、50(50a,50b)………機器、52………姿勢調節機構、54………3次元レーザ計測器、56………演算手段。

Claims (4)

  1. 3次元レーザ計測器を用いて機器間を接続する配管の芯出を行う際に使用する冶具であって、
    端部にフランジが設けられた前記配管端部に固定するアタッチメントと、
    前記アタッチメントに連結され、前記配管の中心に回転中心を一致させた回転板と、
    前記回転板から延設されたオフセット部と、
    前記オフセット部の先端側に配置されるターゲットと、を備え、
    前記アタッチメントは、前記フランジに合致する直径を有するフランジ部と、
    前記フランジと前記フランジ部の双方を共締めすることができるハウジング部とを有し、
    前記配管端部と、前記ターゲットの計測点とが同一平面上に配されるように構成したことを特徴とする配管芯出し用冶具。
  2. 前記回転板に、前記オフセット部を水平位置を基準とした所定角度に保持するためのカウンターウエィト部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の配管芯出し用冶具。
  3. 端部にフランジが設けられた配管の端部に、前記フランジに合致する直径を有するフランジ部を配置して、前記フランジと前記フランジ部の双方をハウジング部で共締めするアタッチメントにより固定することで、前記配管の外周側へオフセットさせた状態でターゲットを配置し、
    前記アタッチメントの中心位置を基点として前記ターゲットを重力により自然回転させて水平位置を基準とした所定角度に保持し、
    所定角度に保持されたターゲットに対して3次元レーザ計測器から測光を照射し、
    前記測光の照射によって得られた3次元座標から、前記オフセット分を減算することで前記配管端部の中心位置の3次元座標を算出し、
    算出された3次元座標と設計上の3次元座標とを一致させるように配管端部の位置調整を行うことを特徴とする配管芯出し方法。
  4. 1箇所に配置された3次元レーザ計測器を用いて、複数個所の配管端面の3次元座標の算出を行うことを特徴とする請求項3に記載の配管芯出し方法。
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