JP6369452B2 - 画像形成装置用ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能に装着される着脱機器と、装置本体から取り外された状態の着脱機器を少なくとも部分的に覆う保護カバーと、を備えた画像形成装置用ユニットに関する。
従来、プリンター、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置は、装置本体と、この装置本体に着脱可能に装着される着脱機器と、を備えている。
このような画像形成装置において、着脱機器の出荷時や交換時などに、着脱機器が剥き出しのまま輸送されると、外部からの光や衝撃などによって着脱機器の一部が損傷を受ける恐れがある。そこで、特許文献1には、着脱機器を保護カバーによって覆う構成が開示されている。
特開2013−167787号公報
上記のような構成において、着脱機器の輸送時に着脱機器が保護カバーから不用意に取り外されると、保護カバーによって着脱機器を保護することができなくなり、着脱機器が損傷を受ける恐れがある。一方で、保護カバーからの着脱機器の取り外しを規制するための専用の機構を着脱機器に設けると、着脱機器の構成が複雑化してしまう。
そこで、本発明は、着脱機器の構成の複雑化を回避しつつ、着脱機器の損傷を確実に抑制することを目的とする。
本発明の画像形成装置用ユニットは、画像形成装置の装置本体に着脱可能に装着される着脱機器と、前記装置本体から取り外された状態の前記着脱機器を少なくとも部分的に覆う保護カバーと、を備え、前記着脱機器には、前記保護カバーへの前記着脱機器の装着方向と交差する方向に沿って移動可能なレバーが設けられ、前記着脱機器が前記装置本体に装着されると、前記レバーが前記装置本体に係合して、前記装置本体からの前記着脱機器の取り外しが規制され、前記着脱機器が前記保護カバーに装着されると、前記レバーが前記保護カバーに係合して、前記保護カバーからの前記着脱機器の取り外しが規制されることを特徴とする。
上記のようにレバーが保護カバーに係合することで、着脱機器の輸送時に着脱機器が保護カバーから不用意に取り外されるのを防止することが可能となる。そのため、着脱機器の損傷を確実に抑制することが可能となる。
また、装置本体からの着脱機器の取り外しを規制するためのレバーを保護カバーからの着脱機器の取り外しを規制するための機構として併用しているため、保護カバーからの着脱機器の取り外しを規制するための専用の機構を着脱機器に設ける必要がない。そのため、着脱機器の構成の複雑化を回避することが可能となる。
前記保護カバーには、前記レバーを係合可能な係合部が設けられ、前記レバーは、前記係合部に係合する係合位置と、前記係合部から離脱する離脱位置と、の間で移動可能に設けられ、前記着脱機器は、前記レバーを前記係合位置に付勢する付勢部材を備えていても良い。
このような構成を採用することで、着脱機器が保護カバーから不用意に取り外されるのを確実に防止することが可能となる。
前記保護カバーには、前記係合部の前記装着方向手前側に押圧部が設けられ、前記着脱機器を前記保護カバーに装着する途中で、前記押圧部が前記レバーを押圧し、前記付勢部材の付勢力に抗して前記レバーが前記係合位置から前記離脱位置まで移動し、前記着脱機器が前記保護カバーに装着されると、前記押圧部による前記レバーに対する押圧が解除され、前記付勢部材の付勢力によって前記レバーが前記離脱位置から前記係合位置まで移動しても良い。
このような構成を採用することで、着脱機器を保護カバーに装着する動作に連動して、保護カバーからの着脱機器の取り外しが自動的に規制されることになる。そのため、着脱機器が保護カバーから不用意に取り外されるのを確実に防止することが可能となる。
前記付勢部材は、前記レバーの移動方向に沿って設けられ、前記係合部には、前記レバーの先端面を当接可能な当接面が設けられ、前記当接面は、前記レバーの移動方向と直交するように設けられていても良い。
このような構成を採用することで、保護カバーの落下時などに保護カバーから着脱機器に伝わる衝撃を、付勢部材によって吸収することができる。つまり、付勢部材を緩衝部材として利用することができる。そのため、着脱機器の損傷を一層確実に抑制することが可能となる。
前記レバーの少なくとも一部は、前記着脱機器が前記保護カバーに装着された状態で、前記保護カバーよりも前記装着方向手前側に突出していても良い。
このような構成を採用することで、着脱機器を保護カバーから取り外す時などにレバーを操作しやすくなる。
本発明によれば、着脱機器の構成の複雑化を回避しつつ、着脱機器の損傷を確実に抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る複合機の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る複合機用ユニットを示す断面図である。 図2のIII−III断面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機用ユニットの前部を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像器を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るレバー、コイルスプリング及び保護カバーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る保護カバーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る複合機において、現像器が複合機本体に装着される途中の状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機において、現像器が複合機本体に装着された状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る複合機用ユニットにおいて、現像器が保護カバーに装着される途中の状態を示す断面図である。
まず、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る複合機1(画像形成装置)について説明する。各図に適宜付される矢印Fr、Rr、L、R、U、Loは、それぞれ複合機1の前側、後側、左側、右側、上側、下側を示している。
まず、複合機1の構成の概略について説明する。
図1に示されるように、複合機1は、箱型形状の複合機本体2(装置本体)を備えている。複合機本体2の上端部には、原稿画像を読み取るための画像読取装置3が設けられている。複合機本体2の上部には、画像読取装置3の下側に排紙トレイ4が設けられている。複合機本体2の上部には、排紙トレイ4の下側に4個のトナーコンテナ5が設けられている。4個のトナーコンテナ5は、左側から順番に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応している。
複合機本体2の略中央部には、4個のトナーコンテナ5の下側に中間転写ベルト6が収容されている。複合機本体2の略中央部には、中間転写ベルト6の下側に4個の画像形成部7が収容されている。4個の画像形成部7は、左側から順番に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーに対応している。各画像形成部7は、感光体ドラム8と、帯電装置9と、現像器10と、一次転写ローラー11と、クリーニング装置12と、を備えている。一次転写ローラー11は、感光体ドラム8との間に中間転写ベルト6を挟み込んでおり、中間転写ベルト6と感光体ドラム8の間には一次転写ニップN1が形成されている。感光体ドラム8と帯電装置9とクリーニング装置12は、一体化されてドラムユニット20を構成している。
複合機本体2の下部には、4個の画像形成部7の下側に露光装置13が収容されている。複合機本体2の下端部には、露光装置13の下側に給紙カセット14が収容されている。給紙カセット14には、用紙S(記録媒体)が収納されている。
複合機本体2の右側部には、用紙Sの搬送経路15が設けられている。搬送経路15の下端部(上流端部)には、給紙部16が設けられている。搬送経路15の中流部には、二次転写ローラー17が設けられている。二次転写ローラー17と中間転写ベルト6の間には、二次転写ニップN2が形成されている。搬送経路15の上部(下流部)には、定着装置18が設けられている。搬送経路15の上端部(下流端部)には、排紙部19が設けられている。
次に、このような構成を備えた複合機1の動作について説明する。
複合機1に対して印刷開始の指示がなされると、まず、帯電装置9が感光体ドラム8の表面を帯電させる。次に、露光装置13からの光(図1の矢印P参照)によって、感光体ドラム8の表面に静電潜像が形成される。次に、現像器10が感光体ドラム8にトナーを供給することで、感光体ドラム8の表面に形成された静電潜像が現像され、感光体ドラム8にトナー像が担持される。このトナー像は、一次転写ニップN1において中間転写ベルト6の表面に一次転写される。以上のような動作が各画像形成部7において行われることで、中間転写ベルト6上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光体ドラム8上に残留したトナーは、クリーニング装置12によって除去される。
また、給紙部16によって給紙カセット14から取り出された用紙Sは、搬送経路15を下流側へと搬送されて、二次転写ニップN2に進入する。この二次転写ニップN2において、中間転写ベルト6上に形成されたフルカラーのトナー像が用紙Sに二次転写される。トナー像を二次転写された用紙Sは、搬送経路15を更に下流側へと搬送されて、定着装置18に進入する。この定着装置18において、用紙Sにトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙Sは、排紙部19によって排紙トレイ4上に排出される。
次に、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る複合機用ユニット21(画像形成装置用ユニット)について説明する。以下、説明の便宜上、図2における右側を複合機用ユニット21の前側とする。なお、図3は、後側からの図面であるため、図面上の左右関係と実際上の左右関係が逆転している。
図2、図3等に示されるように、複合機用ユニット21は、前述の現像器10(着脱機器)と、現像器10が着脱可能に装着される保護カバー22と、を備えている。なお、各図に適宜付される矢印Xは、保護カバー22への現像器10の装着方向(本実施形態では、前後方向)を示している。以下、単に「装着方向」と記載する場合には、保護カバー22への現像器10の装着方向を指すものとする。
まず、複合機用ユニット21の現像器10について説明する。
図2、図3等に示されるように、現像器10は、筐体24と、筐体24の前端部に装着されるレバー25と、レバー25に装着されるコイルスプリング26(付勢部材)と、筐体24の後部に装着されるシール部材27と、筐体24の下部に収容される左右一対のミキサー28と、筐体24の中央部に収容される磁気ローラー29と、筐体24の右上部に収容される現像ローラー30(担持体)と、を備えている。
図2等に示されるように、現像器10の筐体24は、前後方向に長い形状を成している。筐体24の内部には、収容空間Sが設けられている。収容空間Sには、例えば、トナーとキャリアから成る二成分現像剤が収容されている。
図4等に示されるように、筐体24の前部には、収容空間Sよりも前側に挿入筒部32が設けられている。挿入筒部32は、上下方向に沿って延びている。筐体24の前端部には、挿入筒部32の前上側に庇部33が設けられている。庇部33は、前後方向に沿って延びている。
図5等に示されるように、筐体24の右上部には、窓部34が設けられている。筐体24の左右両側面の下端部には、被ガイド部35が前後方向に沿って突設されている。
図3等に示されるように、筐体24の後部(装着方向奥側の部分)には、筒状部36が設けられている。筒状部36は、上下方向に沿って延びている。筒状部36の下端部は、収容空間Sと連通している。筒状部36の上端部には、トナー補給口37(トナー補給用の開口部)が設けられている。筒状部36の上端部の外周には、鍔部38が突設されている。鍔部38の上部には、複数個の凹部39が設けられている。筒状部36の右側には、シャフト40が設けられている。シャフト40は、前後方向に沿って延びている。シャフト40には、駆動入力用のギア(図示せず)が回転可能に支持されている。
図4等に示されるように、現像器10のレバー25は、現像器10の前部(装着方向手前側の部分)に設けられている。図4、図6等に示されるように、レバー25は、装着筒部44と、装着筒部44から下側に向かって延出する延出部45と、装着筒部44から前側に向かって突出する把持部46と、を備えている。
レバー25の装着筒部44は、有底筒状を成しており、上下方向に沿って延びている。装着筒部44は、筐体24の挿入筒部32に挿入されている。これにより、レバー25は、係合位置(図4の実線参照)と離脱位置(図4の二点鎖線参照)との間で上下方向(前後方向と交差する方向)に沿って移動可能な状態で、筐体24に支持されている。なお、図4に付される矢印Yは、レバー25の移動方向(本実施形態では、上下方向)を示している。
レバー25の延出部45は、上下方向に沿って延びている。延出部45の後面(装着方向奥側の面)の下端部には、後側(装着方向奥側)に向かって上側に傾斜する傾斜面48が設けられている。
レバー25の把持部46は、前後方向に沿って延びている。把持部46は、現像器10が保護カバー22に装着された状態(図4等参照)で、保護カバー22の前端部よりも前側(装着方向手前側)に突出している。把持部46の上側は、筐体24の庇部33によって覆われている。
現像器10のコイルスプリング26は、レバー25の装着筒部44に装着されている。コイルスプリング26は、上下方向(レバー25の移動方向)に沿って設けられている。コイルスプリング26は、筐体24の庇部33とレバー25の装着筒部44の間に介装されている。コイルスプリング26は、レバー25を係合位置(図4の実線参照)に付勢している。
図3等に示されるように、現像器10のシール部材27は、筐体24の筒状部36の上面に固定されている。シール部材27には、筒状部36のトナー補給口37と対応する位置に、連通口50が設けられている。シール部材27は、弾性層51と、弾性層51の上側及び前側を覆う表面層52と、を備えている。弾性層51は、例えばスポンジによって構成されている。表面層52は、例えば合成樹脂製のシートによって構成されている。
図2等に示されるように、現像器10の各ミキサー28及び磁気ローラー29は、前後方向に沿って延びている。各ミキサー28及び磁気ローラー29は、筐体24に回転可能に支持されている。各ミキサー28及び磁気ローラー29は、筐体24の収容空間Sに収容されている。
図5等に示されるように、現像器10の現像ローラー30は、前後方向に沿って延びている。現像ローラー30は、筐体24に回転可能に支持されている。現像ローラー30は、筐体24の収容空間Sに収容されている。現像ローラー30の右上部は、筐体24の窓部34を介して現像器10の外部に露出している。
次に、複合機用ユニット21の保護カバー22について説明する。
保護カバー22は、剛体であり、例えば合成樹脂によって形成されている。保護カバー22は、前後方向に沿って延びている。
図7等に示されるように、保護カバー22は、カバー本体60と、カバー本体60の後側に設けられるシャッター61と、カバー本体60の後側且つシャッター61の右側に設けられる保持片62と、を備えている。
保護カバー22のカバー本体60は、略四角筒状を成している。カバー本体60の上壁部及び右壁部の外面には、複数の第1補強リブ81が前後方向に間隔をおいて列設されている。各第1補強リブ81は、前後方向と直交する方向に沿って延びている。カバー本体60の右壁部の外面には、一対の第2補強リブ82が上下方向に間隔をおいて設けられている。各第2補強リブ82は、前後方向に沿って延びており、各第1補強リブ81と交差している。カバー本体60の左側面には、切欠部65が設けられている。
カバー本体60の底壁部の内面には、左右一対のガイドレール63が設けられている。各ガイドレール63は、前後方向に間隔をおいて設けられる複数のレール片64によって構成されており、現像器10を保護カバー22に装着する際には、各ガイドレール63の各レール片64によって現像器10の筐体24の各被ガイド部35(図5等参照)が前後方向に沿ってガイドされるように構成されている。
図4等に示されるように、カバー本体60の底壁部の前部(装着方向手前側の部分)には、下側に向かって係合溝66(係合部)が設けられている。係合溝66の底部には、当接面67が設けられている。当接面67は、上下方向(レバー25の移動方向)と直交するように設けられている。つまり、当接面67は、水平に設けられている。カバー本体60の底壁部の前端部には、係合溝66の前側(装着方向手前側)に押圧部68が設けられている。
図3等に示されるように、保護カバー22のシャッター61は、保護カバー22のカバー本体60と一体に設けられている。シャッター61の後端部は、保護カバー22の外部に露出している。
保護カバー22のシャッター61は、水平方向に延びる本体部71と、本体部71の左右両側部から下側に向かって延びる一対の連結部72と、各連結部72の下端部から左右方向内側に向かって延びる一対の対向部73と、各対向部73の左右方向内側の端部から下側に向かって延びる一対の補強部74と、を備えている。各対向部73は、本体部71の左右両側部と間隔を介して対向している。本体部71の左右両側部と各連結部72と各対向部73によって囲まれる空間には、嵌合凹部75が設けられている。
保護カバー22の保持片62は、保護カバー22のカバー本体60及びシャッター61と一体に設けられている。保持片62は、シャッター61と隣接して設けられている。保持片62には、円形の軸受穴76が設けられている。
次に、現像器10を複合機本体2に対して着脱する方法について説明する。
現像器10を複合機本体2に装着する際には、図8に白抜き矢印Aで示されるように、複合機本体2に設けられた装着部91に現像器10を前後方向に沿って挿入する。これにより、図9に示されるように、現像器10が複合機本体2に装着される。
このように現像器10が複合機本体2に装着されると、コイルスプリング26の付勢力によってレバー25が係合位置(図9の実線参照)に保持され、複合機本体2の装着部91に設けられた係合凹部92にレバー25の延出部45の下端部が係合する。これにより、複合機本体2からの現像器10の取り外しが規制される。
一方で、現像器10を複合機本体2から取り外す際には、レバー25の把持部46の下面を上側に向かって押圧し、コイルスプリング26の付勢力に抗してレバー25を係合位置(図9の実線参照)から離脱位置(図9の二点鎖線参照)まで移動させる。これにより、複合機本体2の装着部91の係合凹部92からレバー25の延出部45の下端部が離脱する。この状態で、図9に白抜き矢印Bで示されるように、複合機本体2の装着部91から現像器10を前後方向に沿って引き抜くと、現像器10が複合機本体2から取り外される。このように、現像器10は、複合機本体2に着脱可能に装着されている。
次に、現像器10から感光体ドラム8にトナーを供給する方法について説明する。
上記のように現像器10が複合機本体2に装着されると、現像器10がトナーコンテナ5(図1参照)に接続される。この状態で、トナーコンテナ5から二成分現像剤が排出されると、この二成分現像剤がトナー補給口37を介して現像器10の筐体24の筒状部36に導入され、筒状部36の下端部から筐体24の収容空間Sに補給される。
このように筐体24の収容空間Sに補給された二成分現像剤は、各ミキサー28によって撹拌される。各ミキサー28によって撹拌された二成分現像剤は、磁気ローラー29に供給され、磁気ローラー29から現像ローラー30に供給される。現像ローラー30に供給された二成分現像剤に含まれるトナーは、現像ローラー30から感光体ドラム8に供給される。
次に、現像器10を保護カバー22に対して着脱する方法について説明する。
現像器10を保護カバー22に装着する際には、図10に白抜き矢印Cで示されるように、複合機本体2から取り外された状態の現像器10を保護カバー22のカバー本体60に前後方向に沿って挿入する。
現像器10を保護カバー22のカバー本体60の所定位置まで挿入すると、図10に示されるように、レバー25の延出部45の傾斜面48に保護カバー22のカバー本体60の押圧部68が当接する。この状態から、現像器10を保護カバー22のカバー本体60に更に挿入すると、押圧部68が延出部45の傾斜面48を押圧し、コイルスプリング26の付勢力に抗してレバー25が係合位置から離脱位置まで移動し、図10に二点鎖線で示されるように、延出部45が押圧部68に乗り上げる。
この状態から、現像器10を保護カバー22のカバー本体60に更に挿入し、現像器10が保護カバー22に装着されると、図4に示されるように、押圧部68による延出部45に対する押圧が解除される。これに伴って、コイルスプリング26の付勢力によってレバー25が離脱位置(図4の二点鎖線参照)から係合位置(図4の実線参照)まで移動し、保護カバー22のカバー本体60に設けられた係合溝66にレバー25の延出部45の下端部が係合する。これにより、前後方向における現像器10の移動が規制され、保護カバー22からの現像器10の取り外しが規制される。また、上記のように係合溝66に延出部45の下端部が係合するのに伴って、係合溝66の当接面67に延出部45の下端面(先端面)が当接する。
また、上記のように現像器10が保護カバー22に装着されると、図3に示されるように、現像器10の上下両面及び右側面が保護カバー22によって覆われる。これに伴って、現像器10の現像ローラー30の右上部(露出部分)が保護カバー22のカバー本体60の右上部によって覆われる。なお、前述のように、保護カバー22のカバー本体60の左側面には切欠部65が設けられているため、現像器10の左側面は保護カバー22によって覆われない。
また、上記のように現像器10が保護カバー22に装着されると、図3に示されるように、現像器10の筐体24の筒状部36に設けられたトナー補給口37が保護カバー22のシャッター61の本体部71によって覆われる。また、筒状部36の鍔部38がシャッター61の嵌合凹部75に嵌合すると共に、シャッター61の本体部71と対向部73によって鍔部38がシール部材27と共に挟み込まれる。また、現像器10のシャフト40が保護カバー22の保持片62の軸受穴76に挿入される。
一方で、現像器10を保護カバー22から取り外す際には、レバー25の把持部46の下面を上側に向かって押圧し、コイルスプリング26の付勢力に抗してレバー25を係合位置(図4の実線参照)から離脱位置(図4の二点鎖線参照)まで移動させる。これにより、レバー25の延出部45の下端部が保護カバー22のカバー本体60の係合溝66から離脱する。この状態で、図4に白抜き矢印Dで示されるように、保護カバー22から現像器10を前後方向に沿って引き抜くと、現像器10が保護カバー22から取り外される。このように、現像器10は、保護カバー22に着脱可能に装着されている。
本実施形態では上記のように、現像器10が保護カバー22に装着されると、レバー25が保護カバー22の係合溝66に係合するように構成されている。このような構成を採用することで、現像器10の輸送時に現像器10が保護カバー22から不用意に取り外されるのを防止することが可能となる。そのため、現像器10の損傷を確実に抑制することが可能となる。
また、複合機本体2からの現像器10の取り外しを規制するためのレバー25を保護カバー22からの現像器10の取り外しを規制するための機構として併用しているため、保護カバー22からの現像器10の取り外しを規制するための専用の機構を現像器10に設ける必要がない。そのため、現像器10の構成の複雑化を回避することが可能となる。
また、レバー25は、係合溝66に係合する係合位置と、係合溝66から離脱する離脱位置と、の間で移動可能に設けられ、現像器10は、レバー25を係合位置に付勢するコイルスプリング26を備えている。このような構成を採用することで、現像器10が保護カバー22から不用意に取り外されるのを確実に防止することが可能となる。
また、現像器10を保護カバー22に装着する途中で、保護カバー22の押圧部68がレバー25を押圧し、コイルスプリング26の付勢力に抗してレバー25が係合位置から離脱位置まで移動し、現像器10が保護カバー22に装着されると、押圧部68によるレバー25に対する押圧が解除され、コイルスプリング26の付勢力によってレバー25が離脱位置から係合位置まで移動するように構成されている。このような構成を採用することで、現像器10を保護カバー22に装着する動作に連動して、保護カバー22からの現像器10の取り外しが自動的に規制されることになる。そのため、現像器10が保護カバー22から不用意に取り外されるのを確実に防止することが可能となる。
また、コイルスプリング26は、上下方向(レバー25の移動方向)に沿って設けられ、係合溝66には、レバー25の下端面(先端面)を当接可能な当接面67が設けられ、当接面67は、上下方向と直交するように設けられている。このような構成を採用することで、保護カバー22の落下時などに保護カバー22から現像器10に伝わる衝撃を、コイルスプリング26によって吸収することができる。つまり、コイルスプリング26を緩衝部材として利用することができる。そのため、現像器10の損傷を一層確実に抑制することが可能となる。
また、レバー25の把持部46は、現像器10が保護カバー22に装着された状態で、保護カバー22よりも前側(装着方向手前側)に突出している。このような構成を採用することで、現像器10を保護カバー22から取り外す時などにレバー25を操作しやすくなる。
本実施形態では、複合機本体2から取り外された状態の現像器10が保護カバー22によって部分的に覆われる場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、複合機本体2から取り外された状態の現像器10が保護カバー22によって全体的に覆われても良い。
本実施形態では、当接面67を有する係合溝66を係合部とする場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、当接面67を有しない貫通穴を係合部としても良い。
本実施形態では、シャッター61によってトナー補給口37(トナー補給用の開口部)を覆う場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、シャッター61によってトナー排出口(トナー排出用の開口部)を覆っても良い。
本実施形態では、現像器10を着脱機器とする場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、ドラムユニット20等の現像器10以外の機器を着脱機器としても良い。
本実施形態では、トナーとキャリアから成る二成分現像剤を用いて現像処理を行う場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、トナーのみから成る一成分現像剤を用いて現像処理を行っても良い。
本実施形態では、複合機1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、プリンター、複写機、ファクシミリ等の複合機1以外の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
1 複合機(画像形成装置)
2 複合機本体(装置本体)
10 現像器(着脱機器)
21 複合機用ユニット(画像形成装置用ユニット)
22 保護カバー
25 レバー
26 コイルスプリング(付勢部材)
66 係合溝(係合部)
67 当接面
68 押圧部

Claims (4)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能に装着される着脱機器と、
    前記装置本体から取り外された状態の前記着脱機器を少なくとも部分的に覆う保護カバーと、を備え、
    前記着脱機器には、前記保護カバーへの前記着脱機器の装着方向と交差する方向に沿って移動可能なレバーが設けられ、
    前記着脱機器が前記装置本体に装着されると、前記レバーが前記装置本体に係合して、前記装置本体からの前記着脱機器の取り外しが規制され、
    前記着脱機器が前記保護カバーに装着されると、前記レバーが前記保護カバーに係合して、前記保護カバーからの前記着脱機器の取り外しが規制され
    前記保護カバーには、前記レバーを係合可能な係合部が設けられ、
    前記レバーは、前記係合部に係合する係合位置と、前記係合部から離脱する離脱位置と、の間で移動可能に設けられ、
    前記着脱機器は、前記レバーを前記係合位置に付勢する付勢部材を備えていることを特徴とする画像形成装置用ユニット。
  2. 前記保護カバーには、前記係合部の前記装着方向手前側に押圧部が設けられ、
    前記着脱機器を前記保護カバーに装着する途中で、前記押圧部が前記レバーを押圧し、前記付勢部材の付勢力に抗して前記レバーが前記係合位置から前記離脱位置まで移動し、
    前記着脱機器が前記保護カバーに装着されると、前記押圧部による前記レバーに対する押圧が解除され、前記付勢部材の付勢力によって前記レバーが前記離脱位置から前記係合位置まで移動することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置用ユニット。
  3. 前記付勢部材は、前記レバーの移動方向に沿って設けられ、
    前記係合部には、前記レバーの先端面を当接可能な当接面が設けられ、前記当接面は、前記レバーの移動方向と直交するように設けられていることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置用ユニット。
  4. 前記レバーの少なくとも一部は、前記着脱機器が前記保護カバーに装着された状態で、前記保護カバーよりも前記装着方向手前側に突出していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置用ユニット。
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