JP6369001B2 - 車両ドア用ガラスラン構造 - Google Patents

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本発明は、昇降可能なウインドウガラスの縁を覆うガラスランを含む車両ドア用ガラスラン構造に関するものである。
車両のサイドドア等、昇降可能なウインドウガラスを備える車両ドアでは、例えば特許文献1に開示されているように、意匠部材であるガーニッシュがウインドウガラスの側縁に被さるように配置されている。ガーニッシュの内部では、ウインドウガラスの側縁はウェザーストリップ(ガラスランとも称される)によって覆われている。このようにウインドウガラスの側縁にガラスランを設けることにより、ガーニッシュとウインドウガラスとの間隙が封止され、車室内への埃等の侵入を抑制することができる。
特に特許文献1では、ガラスランより前方においてガーニッシュとウインドウガラスとの間に形成される空間にプロテクタを設けている。特許文献1によれば、このプロテクタを設けることにより、空間内への気流の進入を抑制し、風切音の発生を低減することができるとしている。
特開2010−195103号公報
ここで、従来のようにウインドウガラスの側縁が意匠部材によって覆われている構造では、意匠部材の端部のずれや変形によりかかる端部がウインドウガラスに接触し、ウインドウガラスに傷が生じてしまうことおそれがあった。これに対し、特許文献1のようにプロテクタを配置すれば、意匠部材の端部とウインドウガラスとの接触を抑制することが可能であると考えられる。しかしながら特許文献1のプロテクタのように別部材を必要とする構成の場合、部品点数の増加、ひいてはコストの増大を招いてしまう。
また特許文献1のプロテクタは、意匠部材の端部の車内側への移動(ずれ)を規制することはできるが、端部が車外側へ移動した際にそれに追従することができない。このため、特許文献1の構成の場合、意匠部材の端部が車外側に移動すると、意匠部材とウインドウガラスやガラスランとの間の間隙が広がってしまう。そして間隙への雨水等の水滴の入り込みによる内部部品の錆付きや、気流の進入による風切音が生じるおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み、別部材を必要とすることなくウインドウガラスへの意匠部材の接触を抑制することができ、意匠部材やウインドウガラスとの間隙への水滴および気流の進入を好適に防ぐことが可能な車両ドア用ガラスラン構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両ドア用ガラスラン構造の代表的な構成は、昇降可能なウインドウガラスの縁を覆うガラスランを含む車両ドア用ガラスラン構造であって、ガラスランは、ウインドウガラスの縁の端面と対向する端面対向部と、端面対向部に連続しウインドウガラスとウインドウガラスの車内側または車外側に配置された意匠部品との間をウインドウガラスの面に沿って延びる延設部と、延設部の端部から折り返されるように分岐しウインドウガラスに向かって延びてウインドウガラスに当接する第1リップ部と、延設部の端部から意匠部材に向かって分岐する第2リップ部とを備え、第2リップ部は、延設部の端部から意匠部材に向かって延びた後に折り返されるように湾曲または屈曲して更に延び、湾曲または屈曲した箇所から更に延びた領域において意匠部材に当接することを特徴とする。
上記構成によれば、第1リップ部により、ガラスランの延設部とウインドウガラスとの間隙が封止されるため、ガラスラン内部への水滴や気流の浸入が防がれる。そして、第2リップ部が、湾曲または屈曲していて、その湾曲または屈曲よりも先の領域において意匠部材に当接することで、意匠部材が車内側すなわちウインドウガラスに向かうような動きに対して第2リップ部の反発力が作用し、意匠部材の動き(移動)が規制される。これにより、ウインドウガラスへの意匠部材の接触が抑制される。
一方、意匠部材が車外側すなわちウインドウガラスから離れるような動きに対しては、第2リップ部材がその動きに追従するため、ガラスランと意匠部材との間に間隙が生じることがない。したがって、別部材を必要とすることなく、ガラスランのみによってウインドウガラスへの意匠部材の接触、および意匠部材やウインドウガラスとの間隙への水滴および気流の進入を好適に防ぐことが可能となる。
上記延設部の端部において第1リップ部と第2リップ部とがなす角が鋭角であるとよい。かかる構成によれば、意匠部材が車内側に向かう動きに対して、延設部の端部において第1リップ部および第2リップ部の分岐点で圧縮による反発力が生じる。したがって、意匠部材がウインドウガラスに向かうような動きに対してより高い反発力が得られ、上述した効果を高めることが可能となる。
上記第2リップ部は、湾曲または屈曲して更に延びた後、延設部の意匠部材側の面に連結するとよい。これにより、第2リップ部において中空の閉断面が形成されるため、意匠部材に対する反発力を更に高めることが可能となる。また第2リップ部の端部が解放端とならないことにより、製品形状の安定性を高めることも可能となる。
上記延設部の意匠部材側の面と、その面に連結した第2リップ部とがなす角が鋭角であるとよい。これにより、意匠部材が車内側に向かう動きに対して、延設部の意匠部材側の面と、そこに連結した第2リップ部との連結点において反発力が生じる。したがって、意匠部材に対する反発力を更に高めることができ、意匠部材のウインドウガラスへの接触をより好適に防ぐことが可能となる。
上記延設部の意匠部材側の面の第2リップ部が連結する箇所に配置されガラスランよりも高い剛性を有する剛性部材を更に含むとよい。かかる構成によれば、第2リップ部の中空形状を剛性部材によって支持可能となるため、上述した効果を更に高めることが可能となる。
本発明によれば、別部材を必要とすることなくウインドウガラスへの意匠部材の接触を抑制することができ、意匠部材やウインドウガラスとの間隙への水滴および気流の進入を好適に防ぐことが可能な車両ドア用ガラスラン構造を提供することができる。
本発明の第1実施形態にかかる車両ドア用ガラスラン構造を備える車両ドアを例示する図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる車両ドア用ガラスラン構造を例示する断面図である。 図3の第2実施形態のガラスランの変形例を示す断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態にかかる車両ドア用ガラスラン構造(以下、ガラスラン構造100と称する)を備える車両ドア102を例示する図である。なお、本実施形態では、車両ドア102として車両左側のリアドアを例示するが、これに限定するものではなく、昇降可能なウインドウガラス104の縁を覆うガラスラン110(図2参照)を備える他の車両ドアにも本発明を適用することが可能である。
図1に示すように、車両ドア102の上部には上下方向に昇降可能なウインドウガラス104が配置されている。ウインドウガラス104の車両後方側には、意匠部材であるフレーム106(ガーニッシュとも称される)が配置されている。なお、本実施形態では、意匠部材としてフレーム106を例示するが、これに限定するものではなく、意匠部材は、ウインドウガラス104の縁近傍においてそれに被さるように配置される部材であれば、ドアパネル、ドアサッシュ等の他の部材であってもよい。
図2は、図1のA−A断面図である。図2(a)は、ウインドウガラス104およびフレーム106が配置されていない状態のガラスラン構造100の形状を例示していて、図2(b)は、ウインドウガラス104およびフレーム106が配置された状態のガラスラン構造100の形状を例示している。なお、理解を容易にするために、図2(a)では、ウインドウガラス104およびフレーム106を仮想線にて図示している。
図2(a)に示すように、本実施形態のガラスラン構造100は、昇降可能なウインドウガラス104の縁104aを覆う弾性体からなるガラスラン110を含んで構成される。またウインドウガラス104およびガラスラン110の車外側には、車両側面視において縁104aに被さるように意匠部材であるフレーム106が配置されている。なお、本実施形態では、ウインドウガラス104の車外側に意匠部材が配置される場合を例示したが、これに限定するものではなく、意匠部材はウインドウガラス104の車内側に配置されていてもよい。
ガラスラン110は、ウインドウガラス104の縁104aの端面104bと対向する端面対向部112を有する。またガラスラン110では、端面対向部112の車外側の端部に連続していて、ウインドウガラス104とその車外側に配置されたフレーム106との間をウインドウガラス104の面(外側面104c)に沿って延びる延設部である外側延設部114が設けられている。更に本実施形態のガラスラン110では、端面対向部112の車内側の端部から連続し、ウインドウガラス104の内側面104dに沿うように延びる内側延設部116が設けられている。すなわち本実施形態では、ガラスラン110は、端面対向部112、外側延設部114および内側延設部116からなるコの字形状の断面を有する。
図2(a)に示すように、外側延設部114の端部114aには、そこから折り返されるように分岐しウインドウガラス104に向かって延びてウインドウガラス104に当接する第1リップ部118が設けられている。第1リップ部118は、図2(b)に示すようにウインドウガラス104が配置された状態において、車外側に曲げられるように変形し、ウインドウガラス104に付勢されるように当接する。これにより、第1リップ部118によってガラスラン110の外側延設部114とウインドウガラス104との間隙が封止され、ガラスラン110内部への水滴や気流の浸入を防ぐことができる。
また本実施形態の特徴として、ガラスラン110の外側延設部114の端部114aには、そこからフレーム106に向かって分岐する第2リップ部120が設けられる。図2(a)に示すように、第2リップ部120は、外側延設部114の端部114aからフレーム106に向かって延びた後、折り返されるように湾曲して更に延びる。以下、説明の便宜上、外側延設部114の端部114aから点P1(湾曲点)までの領域を第1領域122と称し、点P1において湾曲した後にさらに延びた領域を第2領域124と称する。なお、本実施形態では、第2リップ部120が湾曲している形状を例示しているが、これに限定するものではなく、点P1において屈曲している形状としてもよい。
第2リップ部120は、図2(b)に示すようにウインドウガラス104およびフレーム106が配置された状態において、フレーム106によって車内側に曲げられるように変形し、湾曲した箇所(点P1)から更に延びた領域である第2領域124においてフレーム106に付勢されてそれに当接することにより、第2リップ部120が、弾性体の特徴を活かしたバネとして機能する。これにより、フレーム106が車内側すなわちウインドウガラス104に向かう力(矢印108a)に対して、バネとして機能する第2リップ部120において車外側に向かう反発力(矢印108b)が発生し、フレーム106の車内側への移動(ずれ)が規制される。したがって、第2リップ部120により、ウインドウガラス104へのフレーム106の接触を抑制することができ、ウインドウガラス104の傷付きを防ぐことが可能となる。
また図2(b)に示す状態では、第2リップ部120にはフレーム106によって負荷がかかっている。このため、フレーム106が車外側すなわちウインドウガラス104から離れるような矢印108cの方向の動きに対しては、第2リップ部120は、ウインドウガラス104が離れることにより負荷から解放される。これにより、第2リップ部120は、図2(a)の状態に戻るように矢印108bの方向に変形し、フレーム106の動きに追従してそれに当接する。したがって、フレーム106の車外側への変形に伴う間隙の発生を防ぎ、高い密閉性が得られるため、水滴および気流の進入を好適に防ぐことが可能となる。
上記説明したように、本実施形態のガラスラン構造100では、別部材を必要とすることなく、ガラスラン110のみによって、ウインドウガラス104へのフレーム106の接触、およびフレーム106やウインドウガラス104、ガラスラン110の間隙への水滴および気流の進入を好適に防ぐことができる。したがって、部品点数の増加、ひいてはコストの増大を抑制しつつ、それらの効果を得ることが可能となる。また第2リップ部120材がガラスラン110の構成要素に含まれていることで、ガラスラン110を製造する際の押出成型において第2リップ部120も一体に成形することができるため、製造工程の簡略化を図ることも可能である。
更に本実施形態では、図2(a)に示すように、外側延設部114の端部114aにおいて第1リップ部118と第2リップ部120とがなす角、すなわち第1リップ部118と第2リップ部120の分岐点P2においてそれらがなす角θ1が鋭角になるようにしている。このように角θ1が鋭角であることにより、フレーム106が車内側に向かう力(矢印108a)が生じると、外側延設部114の端部114aにおいて第1リップ部118および第2リップ部120の分岐点P2で圧縮による反発力が生じる。したがって、フレーム106が車内側に向かう力に対する第2リップ部120の反発力をより高めることができ、フレーム106のウインドウガラス104への接触をより確実に防ぐこと可能となる。
ここで、上述したように、ガラスラン110は弾性体から構成され、かかる弾性体の代表的なものとしてはゴムを例示することができる。ゴムに代表される弾性体は、製品形状ができあがった後、残留応力を解放しようとするため、負荷のかからない状態へと変形を起こしやすい。これに対して、本実施形態のように第1リップ部118と第2リップ部120の分岐点P2の角θ1を鋭角とすることで、ガラスラン110が弾性体から構成される場合であっても、その変形を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
図3は、本発明の第2実施形態にかかる車両ドア用ガラスラン構造(以下、ガラスラン構造200と称する)を例示する断面図であり、図1のA−Aに相当する箇所においての断面を図示している。図3(a)は、図2(a)と同様にウインドウガラス104およびフレーム106が配置されていない状態のガラスラン構造200の形状を例示していて、図3(b)は、図2(b)と同様にウインドウガラス104およびフレーム106が配置された状態のガラスラン構造200を例示している。
なお、理解を容易にするために、図3(a)では、ウインドウガラス104およびフレーム106を仮想線にて図示している。また以下の説明では、第1実施形態のガラスラン構造100と実質的に同一な構成要素については、同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図3(a)に示すように、第2実施形態のガラスラン構造200は、第2リップ部220の形状が第1実施形態のガラスラン構造100の第2リップ部120と異なる。詳細には、第2実施形態のガラスラン構造200の第2リップ部220は、第1領域122が144の端部114aからフレーム106に向かって延び、第1領域122から折り返されるように湾曲して更に延びた第2領域224は、その端部が外側延設部114のフレーム106側の面114bに連結する。
上記構成のように、第2領域224の端部を外側延設部114に連結させることにより、第2リップ部220に中空の閉断面(以下、中空部226と称する)が形成される。これにより、フレーム106の車内側に向かう力に対する第2リップ部220の反発力をより高めることができ、フレーム106のウインドウガラス104への接触を更に確実に防ぐことが可能となる。また第2領域224の端部を外側延設部114に連結させることで、第1実施形態の第2リップ部120のように端部が解放端となっている場合に比して形状が規制されるため、製品形状のばらつきを抑制し、ひいては製品品質を高めることが可能となる。
また本実施形態では、図3(a)に示すように、外側延設部114のフレーム106側の面114bと、その面114bに連結した第2リップ部220とがなす角θ2が鋭角になるようにしている。これにより、第1実施形態において第1リップ部118および第2リップ部120の分岐点の角θ1を鋭角としたときと同じように、フレーム106が車内側に向かう力(矢印108a)が生じた際に、外側延設部114のフレーム106側の面と、そこに連結した第2リップ部220との連結点P3において圧縮による反発力が生じる。したがって、第2リップ部220の反発力を更に高めることができ、フレーム106のウインドウガラス104への接触、ひいてはウインドウガラス104の傷付きをより好適に防ぐことが可能となる。
更に本実施形態のガラスラン構造200では、ガラスラン110よりも高い剛性を有する剛性部材230が、外側延設部114のフレーム106側の面114bに第2リップ部220が連結する箇所(連結点P3)に配置されている。特に本実施形態では、剛性部材230をガラスラン110の外側延設部114に並行に配置している。これにより、中空の閉断面である中空部226が剛性部材230によって高い強度で支持されるため、上述した第2リップ部220の反発力を更に高めることが可能となる。なお、剛性部材230としては、例えば板金を例示できるが、これに限定するものではなく、ガラスラン110を構成する弾性体の剛性に応じて、それよりも高い剛性を有する材料を適宜選択すればよい。
図4は、図3の第2実施形態のガラスラン110の変形例を示す断面図である。上記説明した第2実施形態では、図3(a)に示すように、第2リップ部220が外側延設部114の端部114aに連結することにより中空部226が円状となっている構成を例示したが、これに限定するものではない。図4に示すように、第2リップ部220は、外側延設部114の端部114a以外の領域、すなわち外側延設部114の面上に連結していていてもよく、中空部226が円状以外の形状となっていてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、昇降可能なウインドウガラスの縁を覆うガラスランを含む車両ドア用ガラスラン構造に利用することができる。
100…ガラスラン構造、102…車両ドア、104…ウインドウガラス、104a…縁、104b…端面、104c…外側面、104d…内側面、106…フレーム、108a…矢印、108b…矢印、108c…矢印、110…ガラスラン、112…端面対向部、114…外側延設部、114a…端部、114b…面、116…内側延設部、118…第1リップ部、120…第2リップ部、122…第1領域、124…第2領域、200…ガラスラン構造、220…第2リップ部、224…第2領域、226…中空部、230…剛性部材

Claims (4)

  1. 昇降可能なウインドウガラスの縁を覆うガラスランを含む車両ドア用ガラスラン構造であって、
    前記ガラスランは、
    前記ウインドウガラスの縁の端面と対向する端面対向部と、
    前記端面対向部に連続し前記ウインドウガラスと該ウインドウガラスの車内側または車外側に配置された意匠部材との間を該ウインドウガラスの面に沿って延びる延設部と、
    前記延設部の端部から折り返されるように分岐し前記ウインドウガラスに向かって延びて該ウインドウガラスに当接する第1リップ部と、
    前記延設部の端部から折り返されるように分岐し前記意匠部材に向かって延びて該意匠部材に当接する第2リップ部とを備え、
    前記第2リップ部は、前記延設部の端部から前記意匠部材に向かって延びた後に折り返されるように湾曲または屈曲して更に延び、該湾曲または屈曲した箇所から更に延びた領域において前記意匠部材に当接し、
    前記延設部の端部において前記第1リップ部と前記第2リップ部とが分岐する分岐点においてそれらがなす角が鋭角であることを特徴とする車両ドア用ガラスラン構造。
  2. 前記第2リップ部は、湾曲または屈曲して更に延びた後、前記延設部の前記意匠部材側の面に連結することを特徴とする請求項1に記載の車両ドア用ガラスラン構造。
  3. 前記延設部の前記意匠部材側の面と、その面に連結した前記第2リップ部とがそれらの連結点においてなす角が鋭角であることを特徴とする請求項2に記載の車両ドア用ガラスラン構造。
  4. 前記延設部の前記意匠部材側の面の前記第2リップ部が連結する箇所に配置され前記ガラスランよりも高い剛性を有する剛性部材を更に含むことを特徴とする請求項2または3に記載の車両ドア用ガラスラン構造。
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