JP6368289B2 - 光変調器のpn接合位置測定方法 - Google Patents

光変調器のpn接合位置測定方法 Download PDF

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本発明は光変調器のpn接合位置測定方法に関し、より詳細には、シリコンオンインシュレータウエハ上に形成したシリコン光変調器のpn接合位置測定方法に関する。
近年の光通信の普及に伴い、光通信装置の低コスト化が求められている。その解決策の1つとして、光通信装置を構成する光回路を、シリコンウエハのような大口径ウエハ上に、シリコンフォトニクスのような微小光回路技術を用いて形成する方法がある。これにより、1チップあたりの材料費を劇的に下げ、光通信装置の低コスト化を図ることが出来る。
このような技術を用いてシリコン基板上に形成する代表的な光変調器として、キャリア引抜型のシリコン光変調器がある。図1は、従来のキャリア引抜型のシリコン光変調器を示す図で、図1(a)はシリコン光変調器100の上面図を示し、図1(b)は図1(a)のA−A´における断面図を示している。シリコン光変調器100は、基板101と、基板101上に形成された下部クラッド102と、下部クラッド102に形成された導波路103と、導波路103上に形成された上部クラッド104とを備える。導波路103は、入射導波路103−1と、入射導波路103−1からの光を分波する光分岐器103−2と、光分岐器103−2からの光が伝搬するアーム導波路103−3及び103−4とを備える。また、導波路103は、アーム導波路103−3及び103−4からの光を合波する光合波器103−5と、光合波器104からの光をシリコン光変調器100から出射する出力導波路103−6とを備える。
アーム導波路103−3(103−4)は、リブ形の導波路であり、幅方向中央が凸型に形成されている(凸部110)。一方の導波路縁側はp型半導体領域111であり、他方の導波路縁側はn型半導体領域112であり、凸部110において、p型半導体領域111とn型半導体領域112とが接合されている(pn接合部120)。また、p型半導体領域111は、上面の一部が高濃度p型半導体領域113となっており、n型半導体領域112は、上面の一部が高濃度n型半導体領域114となっている。高濃度p型半導体領域113は、電極116とオーミック接合により接続されている。また、高濃度n型半導体領域114は、電極118とオーミック接合により接続されている。
シリコン光変調器100は、電極116及び118を介して信号発生器105−1〜105−4から印加する高周波電力の電圧を変化させることにより、アーム導波路103−3(103−4)のpn接合部110周辺に形成される空乏層領域を増減させ、空乏層領域を伝播する光の位相等を変化させる。位相の変化した光は、光合波器103−5において干渉されることにより、変調される。
シリコン光変調器100は、空乏層における光の位相変化の程度が大きいほど光変調器の変調効率が高まる。空乏層における光の位相変化の程度を決める要因はいくつかあるが、その1つに導波路中のpn接合部120の幅方向の位置と、導波路を伝播する光のモードフィールド中央部(リブ形導波路の幅方向中心線)の幅方向の位置との距離(ズレ)がある。この距離(ズレ)が小さいほど、空乏層における光の位相変化の程度は大きい。よって、高効率なシリコン光変調器を安定的に製造するためには、導波路中のpn接合部の位置を正確に測定して、製造工程を監視する必要がある。
特開2003−229086号公報
導波路中のpn接合位置を測定する場合、従来は、リソグラフィ工程におけるpn接合を行う位置に記したレジスト像を、電子顕微鏡等の観察手段を用いて精度誤差を測定するという方法が採用されていた(例えば特許文献1)。しかし、電子顕微鏡等によるpn接合を行う位置の観察は、時間を要するばかりでなく、リソグラフィ工程で形成されるレジスト像の観察でしかないため、導波路中の正確なpn接合位置を把握できるものではないという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するものであり、シリコン光変調器のpn接合位置を迅速かつ正確に測定する方法を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、 本発明の第1の態様は、光変調器の前記pn接合部の位置を測定するためのテスト構造部であって、基板と、前記基板上に形成された下部クラッドと、前記下部クラッドに形成され、幅方向中央に凸部を有する導波路であって、一方の導波路縁側はp型半導体領域であり、他方の導波路縁側はn型半導体領域であり、前記凸部において、p型半導体領域とn型半導体領域とが接合されたpn接合部が形成され、前記p型半導体領域は、前記n型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度p型半導体領域が形成され、前記n型半導体領域は、前記p型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度n型半導体領域が形成された、導波路と、それぞれが前記高濃度p型半導体領域及び前記高濃度n型半導体領域に接続されたテスト電極と、前記下部クラッド及び前記導波路上に形成された上部クラッドとを備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、基板と、前記基板上に形成された下部クラッドと、前記下部クラッドに形成され、幅方向中央に凸部を有する導波路であって、一方の導波路縁側はp型半導体領域であり、他方の導波路縁側はn型半導体領域であり、前記凸部において、p型半導体領域とn型半導体領域とが接合されたpn接合部が形成され、前記p型半導体領域は、前記n型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度p型半導体領域が形成され、前記n型半導体領域は、前記p型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度n型半導体領域が形成された、導波路と、前記下部クラッド及び前記導波路上に形成された上部クラッドと、前記下部クラッド及び前記導波路上に形成された上部クラッドとを備える光変調器の前記pn接合部の位置を測定するためのテスト構造部において、前記pn接合部の位置を測定する方法であって、前記テスト電極の間に逆バイアス電圧を印加するステップと、前記逆バイアス電圧と、前記アーム導波路内に発生した空乏層の静電容量との関係を測定するステップと、前記逆バイアス電圧と前記空乏層の静電容量との関係が屈曲する点を検出するステップと、前記屈曲する点の電圧値から、前記pn接合部の前記位置と、前記導波路を伝播する光のモードフィールド中央部との距離を算出するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第2の態様の光変調器のpn接合部の位置を測定する方法であって、前記逆バイアス電圧と前記空乏層の静電容量との関係が屈曲する点を検出するステップは、予め前記pn接合部の位置をずらした構造の光変調器を複数作製し、それぞれの光変調器に逆バイアス電圧を変化させながら印加して、それぞれの空乏層の静電容量を測定するステップを含み、前記屈曲する点の電圧値から、前記pn接合部の前記位置と、前記導波路を伝播する光のモードフィールド中央部との距離を算出するステップは、前記空乏層の幅と電圧の関係と、及び前記凸部の幅とから前記pn接合部の位置を求めるステップを含むことを特徴とする。
本発明によれば、光変調器のアーム導波路内のpn接合部の位置を正確に算出することができ、高効率なシリコン光変調器を安定的に製造するための製造工程監視を行うことができる。
従来のキャリア引抜型のシリコン光変調器を示す図で、(a)はシリコン光変調器の上面図を示し、(b)は(a)のA−A´における断面図を示している。 本発明の一実施形態にかかるテスト構造部を有するシリコン光変調器の構造を示す図で、(a)はシリコン光変調器の上面図を示し、(b)は、シリコン光変調器のテスト構造部の拡大図の上面図を示し、(c)は、(b)のB−B´における断面図を示している。 図2のシリコン光変調器の光の導波方向と直交する方向の断面図を示し、シリコン光変調器200に低逆バイアス電圧を印加したときの様子を示している。 図2のシリコン光変調器において、予めpn接合部の位置をずらした構造のシリコン光変調器を2種類作製し、逆バイアス電圧を変化させながら、それぞれの空乏層の静電容量を測定した結果を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
[実施形態]
図2は、本発明の一実施形態にかかるテスト構造部を有するシリコン光変調器の構造を示す図で、図2(a)はシリコン光変調器の上面図を示し、図2(b)は、シリコン光変調器のテスト構造部の拡大図の上面図を示し、図2(c)は、図2(b)のB−B´における断面図を示している。
図2のシリコン光変調器200は、基板201と、基板201上に形成された下部クラッド202と、下部クラッド202に形成された導波路203と、導波路203上に形成された上部クラッド204とを備える。導波路203は、入射導波路203−1と、入射導波路203−1からの光を分波する光分岐器203−2と、光分岐器203−2からの光が伝搬するアーム導波路203−3及び203−4とを備える。また、導波路203は、アーム導波路203−3及び203−4からの光を合波する光合波器203−5と、光合波器203−5からの光をシリコン光変調器200から出射する出力導波路203−6とを備える。
アーム導波路203−3(203−4)は、リブ形の導波路であり、幅方向中央が凸型に形成されている(凸部210)。一方の導波路縁側はp型半導体領域211であり、他方の導波路縁側はn型半導体領域212であり、凸部210において、p型半導体領域211とn型半導体領域212とが接合されている(pn接合部215)。また、p型半導体領域211は、上面の一部が高濃度p型半導体領域213となっており、n型半導体領域212は、上面の一部が高濃度n型半導体領域214となっている。高濃度p型半導体領域213は、電極216とオーミック接合により接続されている。また、高濃度n型半導体領域214は、電極218とオーミック接合により接続されている。
シリコン光変調器200は、電極216及び218を介して信号発生器205−1〜205−4から印加する高周波電力の電圧を変化させることにより、アーム導波路203−3(203−4)のpn接合部215周辺に形成される空乏層領域を増減させ、空乏層領域を伝播する光の位相等を変化させる。位相の変化した光は、光合波器203―5において干渉されることにより、変調される。
シリコン光変調器200のアーム導波路203−3には、pn接合位置測定のためのテスト構造部220−1が形成される。また、シリコン光変調器200のアーム導波路203−4には、pn接合位置測定のためのテスト構造部220−2が形成される。テスト構造部220−1(220−2)において、高濃度p型半導体領域213は、テスト電極226とオーミック接合により接続されている。また、高濃度n型半導体領域214は、テスト電極228とオーミック接合により接続されている。
本実施形態において、テスト構造部220−1(220−2)の凸部210の厚さは、220nmとした。また、凸型構造の段差は凸部の厚さの半分程度(100nm)であってもよいが、本実施形態においては90nmとした。
ここで、図2のテスト構造部220−1(220−2)を有するシリコン光変調器200を使用して、導波路中のpn接合部215の幅方向の位置と、導波路を伝播する光のモードフィールド中央部(リブ形導波路の幅方向中心線)の幅方向の位置との距離(ズレ)を測定する方法について説明する。測定は、テスト電極226と228との間に逆バイアス電圧を印加しながら、アーム導波路203−3(203−4)内に発生した空乏層の静電容量を測定して、静電容量の不連続点を測定することにより、pn接合部215の幅方向の位置を算出する。本方法は、市販のインピーダンスアナライザ等の装置により迅速に測定できるばかりでなく、測定結果はpn接合部215周囲に発生した空乏層の位置を特定できるため、リソグラフィ工程における電子顕微鏡等による観察よりも正確にpn接合部215の幅方向の位置を同定することが出来る。
図3は、図2のシリコン光変調器200の光の導波方向と直交する方向の断面図を示し、シリコン光変調器200のテスト構造部220−1(220−2)に低逆バイアス電圧を印加したときの様子を示している。ここで、図3(a)、図3(b)ともにシリコン光変調器200のテスト構造部220−1(220−2)に低逆バイアス電圧を印加したときの様子を示しているが、図3(b)は、図3(a)よりも高い電圧をかけた場合の様子を示している。図3においては、pn接合部215は導波路凸部(210)中央(光のモードフィールド中央部)から、n型半導体領域側にずれている場合を考える。
シリコン光変調器200のテスト構造部220−1(220−2)に低逆バイアス電圧を印加したときに、図3(a)の点線で囲われた部分に空乏層230が発生する。空乏層230のp側空乏層界面211−1及びn側空乏層界面212−1はともに凸部210の中にあるため、空乏層230の静電容量は、p側空乏層界面211−1とn側空乏層界面212−1とにより形成される平行平板コンデンサの容量とほぼ等しい。図3(a)の状態から逆バイアス電圧を高くしていくと、p側空乏層界面211−1及びn側空乏層界面212−1は、pn接合部215から互いに離反するように基板水平方向のそれぞれ同じ距離だけ移動するため、空乏層230の静電容量は小さくなる。
シリコン光変調器200に印加する逆バイアス電圧をさらに高くしていくと、図3(b)のようにn側空乏層界面212−1は凸部210の外側に外れるため、空乏層230の静電容量対電圧曲線が屈曲する。図3(b)の状態からさらに逆バイアス電圧を高くしていくと、p側空乏層界面211−1も、凸部210の外側に外れるため、再び空乏層230の静電容量対電圧曲線が屈曲する。これらの空乏層230の静電容量の不連続点を測定することにより、pn接合部215の幅方向の位置が凸部210の幅方向中心からどの程度片寄っているかを算出することが出来る。
具体的な算出方法としては、pn接合部の位置の異なる複数の素子(pn1,pn2,...,pnm)を用意し、それぞれの空乏層の静電容量Cと逆バイアス電圧Vとの関係をグラフにしたCV曲線を算出する。次に、CV曲線の屈曲点電圧(V1,V2,...,Vm)を把握する。ここで、pn1のpn接合部の位置と、pn2のpn接合部の位置との差をd12とすると、
12/(V2−V1
から空乏層幅と電圧の関係が得られる。
pnxのpn接合部の位置をdxとし、凸部の幅をwとすると、
w−dx=d12/(V2−V1)*Vx
からpnxのpn接合部の位置dxを求めることができる。
[実施例]
図4は、シリコン光変調器200において、予めpn接合部215の位置をずらした構造のシリコン光変調器(pn1、pn2)を2種類作製し、逆バイアス電圧を変化させながら、それぞれの空乏層の静電容量を測定した結果を示す図である。ここで、グラフ21はpn1の静電容量の変化を示し、グラフ22はpn2の静電容量の変化を示している。
図4において、印加した逆バイアス電圧の範囲において、グラフ21では屈曲点は観測されていないが、グラフ22では明確な屈曲点が観察されている。従って、pn1は導波路中のpn接合部の位置と、導波路を伝播する光のモードフィールド中央部とのズレが少ないといえる。一方で、pn2は、導波路中のpn接合部の位置と、導波路を伝播する光のモードフィールド中央部とのズレが大きいといえる。
また、上記結果からpn接合部の位置を算出することができ、高効率なシリコン光変調器を安定的に製造するための製造工程監視を行うことができる。
100、200 シリコン光変調器
101、201 基板
102、202 下部クラッド
103、203 導波路
103−1、203−1 入射導波路
103−2、203−2 光分波器
103−3、103−4、203−3、203−4 アーム導波路
103−5、203−5 光合波器
103−6、203−6 出射導波路
104、204 上部クラッド
105−1〜105−4 信号発生器
210、220 凸部
110、215 pn接合部
111、211 p型半導体領域
112、212 n型半導体領域
113、213 高濃度p型半導体領域
114、214 高濃度n型半導体領域
116、118、216、218 電極
220−1、220−2 テスト構造部
226、228 テスト電極

Claims (3)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された下部クラッドと、
    前記下部クラッドに形成され、幅方向中央に凸部を有する導波路であって、一方の導波路縁側はp型半導体領域であり、他方の導波路縁側はn型半導体領域であり、前記凸部において、p型半導体領域とn型半導体領域とが接合されたpn接合部が形成され、前記p型半導体領域は、前記n型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度p型半導体領域が形成され、前記n型半導体領域は、前記p型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度n型半導体領域が形成された、導波路と、
    それぞれが前記高濃度p型半導体領域及び前記高濃度n型半導体領域に接続されたテスト電極と、
    前記下部クラッド及び前記導波路上に形成された上部クラッドと
    を備えることを特徴とする光変調器の前記pn接合部の位置を測定するためのテスト構造部。
  2. 基板と、前記基板上に形成された下部クラッドと、前記下部クラッドに形成され、幅方向中央に凸部を有する導波路であって、一方の導波路縁側はp型半導体領域であり、他方の導波路縁側はn型半導体領域であり、前記凸部において、p型半導体領域とn型半導体領域とが接合されたpn接合部が形成され、前記p型半導体領域は、前記n型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度p型半導体領域が形成され、前記n型半導体領域は、前記p型半導体領域と反対方向の上面の一部に高濃度n型半導体領域が形成された、導波路と、前記下部クラッド及び前記導波路上に形成された上部クラッドと、前記下部クラッド及び前記導波路上に形成された上部クラッドとを備える光変調器の前記pn接合部の位置を測定するためのテスト構造部において、前記pn接合部の位置を測定する方法であって、
    前記テスト電極の間に逆バイアス電圧を印加するステップと、
    前記逆バイアス電圧と、前記アーム導波路内に発生した空乏層の静電容量との関係を測定するステップと、
    前記逆バイアス電圧と前記空乏層の静電容量との関係が屈曲する点を検出するステップと、
    前記屈曲する点の電圧値から、前記pn接合部の前記位置と、前記導波路を伝播する光のモードフィールド中央部との距離を算出するステップと
    を含むことを特徴とする光変調器のpn接合部の位置を測定する方法。
  3. 前記逆バイアス電圧と前記空乏層の静電容量との関係が屈曲する点を検出するステップは、予め前記pn接合部の位置をずらした構造の光変調器を複数作製し、それぞれの光変調器に逆バイアス電圧を変化させながら印加して、それぞれの空乏層の静電容量を測定するステップを含み、
    前記屈曲する点の電圧値から、前記pn接合部の前記位置と、前記導波路を伝播する光のモードフィールド中央部との距離を算出するステップは、前記空乏層の幅と電圧の関係と、及び前記凸部の幅とから前記pn接合部の位置を求めるステップを含むことを特徴とする請求項2に記載の光変調器のpn接合部の位置を測定する方法。
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