JP6365498B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本技術は、画像形成装置に画像形成指示を出力する情報処理装置及びプログラムに関する。
複数の画像形成装置(例えば、Multifunction Peripheral。以下単に「MFP」と称する。)が存在する環境において、任意の1つのMFPに画像形成指示を出力することが可能な情報処理装置(典型的には、スマートフォンやタブレット型パーソナルコンピューター等の携帯情報端末)が知られている。
特許文献1によれば、携帯情報端末は、タッチパネルの画面上に、複数の画像形成装置の位置にそれぞれ対応付けられた方向を表示する。携帯情報端末は、タッチパネルの画面上での前記方向に沿ったフリック操作を検出したら、前記方向に対応する画像形成装置に対して、画像形成指示を送信する(例えば、請求項1参照)。
特許文献2によれば、携帯情報端末の画面に、自端末を中心として、周辺に存在する複数の端末を表す画像が、実際の位置関係を模した位置関係で表示される。ユーザーは携帯情報端末のタッチパネルを指で弾く(フリック操作)ことで、通信相手の端末を選択する。タッチパネル上で指を弾くような操作がなされた場合、携帯情報端末は、その操作により示される方向を認識すると同時に、その操作の強さ(弾く速さ)を求め、当該強さに応じた距離だけ自端末から離れている周辺端末を、データ送信先の相手先端末として特定する(例えば、0049段落参照)。
MFPと通信可能な携帯情報端末は、特許文献3及び特許文献4にも記載される。
特開2013−164761号公報 特開2011−096102号公報 特開2013−157848号公報 特開2014−035723号公報
特許文献1においては、携帯情報端末から一直線上に複数のMFPが並んでいる場合、携帯情報端末と複数のMFPとの現実の位置関係と、ディスプレイに表示された複数のMFPの位置関係とが異なるおそれがある。このため、ユーザーが現実のMFPを目視しながら現実のMFPの方向にフリック操作を行うと、携帯情報端末が、ユーザーが意図したMFPとは異なるMFPに画像形成指示を出力するおそれがある。すなわち、ユーザーにとっては、直感的な操作が阻害される。また、特許文献1においては、携帯情報端末は、フリック操作の回数に応じて、印刷ジョブの送信回数(印刷部数)等をMFPに指示する(例えば、0016段落参照)。部数が多数の場合等、タッチパネル上での操作ミスが誘発されたり、ユーザーの手指が疲労したりするおそれがある。
特許文献2においては、携帯情報端末を持つユーザーの背後に存在する端末とこの携帯情報端末とが通信する可能性は、実際には低いにも拘らず、ユーザーの背後に存在する複数の端末を表す画像までもが表示される。その結果、画面が必要以上に煩雑になり、結果的に、タッチパネル上での操作ミスが誘発されるおそれがある。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、より簡便かつ直感的な操作で画像形成装置に画像形成指示を出力する情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、
ユーザーから入力された操作に基づき、第1の画像形成装置を、画像形成指示を送信する対象である送信先画像形成装置として判断し、
前記判断してから特定時間内に前記ユーザーから新たに入力された操作に基づき、前記送信先画像形成装置が、前記第1の画像形成装置と異なる第2の画像形成装置に変更されたことを判断する
操作判断処理部と、
前記送信先画像形成装置が変更されたと判断されなかった場合、前記第1の画像形成装置に対する画像形成指示を生成し、
前記送信先画像形成装置が変更されたと判断された場合、変更後の前記第2の画像形成装置に対する画像形成指示を生成する
画像形成指示部と
を具備する。
本形態によれば、送信先画像形成装置を判断した後、特定時間、送信先画像形成装置の変更を受け付ける機会を設けている。そして、送信先画像形成装置の変更の有無を判断した段階で、初めて送信先画像形成装置を確定し、画像形成指示を生成する。これにより、最初に判断された送信先画像形成装置が、意図した画像形成装置ではなかった場合、送信先画像形成装置を変更することができる。
情報処理装置は、
前記操作判断部が前記第1の画像形成装置を前記送信先画像形成装置として判断すると、前記特定時間が経過する前に、前記判断された第1の画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として提示する提示部
をさらに具備する。
本実施形態によれば、送信先画像形成装置を判断した後、特定時間、送信先画像形成装置の変更を受け付ける機会を設ける前に、送信先画像形成装置をユーザーにフィードバックすることができる。
前記提示部は、前記送信先画像形成装置が変更されたと判断された場合、変更後の前記第2の画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として提示する。
本実施形態によれば、変更後の送信先画像形成装置をユーザーにフィードバックすることができる。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るプログラムは、情報情報処理装置を、
ユーザーから入力された操作に基づき、第1の画像形成装置を、画像形成指示を送信する対象である送信先画像形成装置として判断し、
前記判断してから特定時間内に前記ユーザーから新たに入力された操作に基づき、前記送信先画像形成装置が、前記第1の画像形成装置と異なる第2の画像形成装置に変更されたことを判断する
操作判断処理部と、
前記送信先画像形成装置が変更されたと判断されなかった場合、前記第1の画像形成装置に対する画像形成指示を生成し、
前記送信先画像形成装置が変更されたと判断された場合、変更後の前記第2の画像形成装置に対する画像形成指示を生成する
画像形成指示部
として機能させる。
本技術によれば、より簡便かつ直感的な操作で画像形成装置に画像形成指示を出力する情報処理装置及び情報処理プログラムが提供される。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の一実施形態に係る情報処理システムを示す図である。 携帯情報端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 携帯情報端末の機能的構成を示すブロック図である。 携帯情報端末の動作を示すフローチャートである。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(1.情報処理システムの概要)
図1は、本技術の一実施形態に係る情報処理システムを示す図である。
情報処理システム1は、情報処理装置10と、1以上の画像形成装置20とを有する。情報処理装置10は、タッチパネルを有し、典型的にはスマートフォンやタブレット型パーソナルコンピューター等の携帯情報端末であり、以下「携帯情報端末10」と称する。画像形成装置20は、典型的にはMFP(Multifunction Peripheral)であり、以下「MFP20」と称する。
(2.携帯情報端末のハードウェア構成)
図2は、携帯情報端末のハードウェア構成を示すブロック図である。
携帯情報端末10は、制御部11と、制御部11とバス17を介して接続された表示部12、通信制御部13、位置検出部14、操作部15、記憶部16及び時間計測部18とを有する。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等を含む。制御部11は、RAM(Random Access Memory)にロードされた情報処理プログラム等のプログラムを実行する。
記憶部16は、ROM(Read Only Memory)、RAM等の半導体メモリーとを含む。ROMは、制御部11が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。RAMには、ROMに記憶されたプログラムがロードされる。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等を含む。表示部12は、制御部11から受け取った情報に基づいて演算処理を行い、生成した画像信号を画面に表示する。
操作部15は、表示部12に重畳配置されたタッチセンサーである。操作部15は、ユーザーからの操作(フリック操作等)を検出して制御部11に出力する。
通信制御部13は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどの通信インターフェースであり、イーサネット(登録商標)などの規格に基づいて、1以上のMFP20との通信を行う。
位置検出部14は、GPS(Global Positioning System)センサー14a又はジャイロセンサー14b等を含む。位置検出部14は、携帯情報端末10の位置や傾きを特定するための情報を取得する。
時間計測部18は、基準時刻からの経過時間等を計測する。
(3.携帯情報端末の機能的構成)
図3は、携帯情報端末の機能的構成を示すブロック図である。
携帯情報端末10の制御部11は、情報処理プログラムを実行することにより、操作判断処理部101と、表示制御部102と、画像形成制御部103と、画像形成指示部104として動作する。
画像形成制御部103は、ユーザーから操作部15に入力された操作に基づき、画像形成ジョブを判断する。
操作判断処理部101は、ユーザーから操作部15に入力された操作を検出し、操作の位置に基づき、画像形成指示を送信する対象である送信先MFPを判断する。操作判断処理部101は、時間計測部18を参照して、送信先MFPを判断してから特定時間内に操作部15に操作が新たに入力されたか否かを検出し、検出結果をもとに、送信先MFPの変更の有無を判断する。
表示制御部102は、送信先MFPを示す画像と、変更後の送信先MFPを示す画像とを、表示部12に表示する。
画像形成指示部104は、画像形成制御部103から取得した画像形成ジョブを、送信先MFPが実行するための画像形成指示を生成する。画像形成指示部104は、生成した画像形成指示を、通信制御部13を介して送信先MFPに送信する。
(4.携帯情報端末の動作)
図4は、携帯情報端末の動作を示すフローチャートである。
前提として、携帯情報端末10は、位置検出部14のGPSセンサー14aを用いて携帯情報端末10(自端末)の位置を判断するとともに、ジャイロセンサー14bを用いて携帯情報端末10(自端末)の方位を判断する。そして、携帯情報端末10は、携帯情報端末10(自端末)の位置及び方位を基準として特定範囲内に存在する1以上のMFP20を検出する。具体的には、携帯情報端末10は、例えば各MFP20から取得したGPS情報や、1以上のWiFiアクセスポイント(図示せず)が測定した各MFP20からの電波の強度をもとに、各MFP20の位置を判断する。図5に示すように、携帯情報端末10は、携帯情報端末10(自端末)を示すアイコン120と、上記検出した1以上のMFP20(本図の例では3台)を示すアイコン121、122、123とを、実際の位置関係(距離及び方向)を模した位置関係で、表示部12に表示する。そして、携帯情報端末10は、各アイコン121〜123が示すMFP20の識別情報と、各アイコン121〜123のタッチパネル上の座標情報とを、互いに対応付けて記憶する。なお、以下の説明において、各アイコン121、122、123が示すMFP20を互いに区別するとき、それぞれ、MFP20A、20B、20Cと呼ぶ。
画像形成制御部103は、ユーザーから操作部15に入力された操作に基づき、画像形成ジョブを判断する。画像形成制御部103は、画像形成ジョブが存在することを、操作判断処理部101に通知する。さらに、画像形成制御部103は、判断した画像形成ジョブを、画像形成指示部104に供給する。
操作判断処理部101は、通知を受けると、ユーザーから操作部15に入力された操作を検出する。操作判断処理部101は、検出した操作の位置(タッチセンサー上の座標情報)に基づき、MFP20A(第1の画像形成装置)を、画像形成指示を送信する対象である送信先MFP(送信先画像形成装置)として判断する(ステップS101)。操作判断処理部101は、送信先MFPとして判断したMFP20Aを、表示制御部102に通知する。
表示制御部102(提示部)は、通知されたMFP20Aが送信先MFPであることを示す画像を、表示部12に表示する(ステップS102)。
図6は、「MFP20Aが送信先MFPであることを示す画像」の一例を示す図である。
同図に示すように、上記画像は、アイコン120(携帯情報端末10を示す)からアイコン121(MFP20Aを示す)に向けて延びる、アイコン124(ジョブを示す)を送信することを直感的に示すような画像、とすればよい。この画像は、典型的には、送信処理を直感的に示すためのアニメーション画像とすればよいが、勿論、静止画像でもよい。
再び図4を参照する。操作判断処理部101は、時間計測部18を参照して、送信先MFPを判断(ステップS101)してから特定時間(例えば2秒)内に操作部15に操作が新たに入力されたか否かを検出し、検出結果をもとに、送信先MFPの変更の有無を判断する。以下、送信先MFPを判断してから特定時間を、単に「待機時間」と称することがある。なお、送信先MFPを変更するための操作の一例としては、図6の例で言えば、アイコン120(携帯情報端末10を示す)からアイコン121(MFP20Aを示す)に向かうアイコン124にタッチして、アイコン122(MFP20B)までドラッグしてドロップする(アイコン124の延びる方向がアイコン122の位置になるまでアイコン124をドラッグしてからドロップする)ような操作、が挙げられる。このとき、操作判断処理部101は、アイコン124がドラッグ及びドロップされたことを検知し、アイコン124がドロップされた位置に対応する(アイコン124が延びる方向の先にある)MFPを新たな送信先MFPとして判断する。
すなわち、操作判断処理部101は、待機時間内に操作部15に新たに入力された操作を検出した場合、操作の位置(タッチセンサー上の座標情報)に基づき、送信先MFPが、MFP20B(第2の画像形成装置)に変更されたことを判断する(ステップS103、YES)。一方、操作判断処理部101は、待機時間内に操作部15に対する操作を検出しない場合、送信先MFPが、MFP20Aから変更されなかったことを判断する(ステップS103、NO)。
操作判断処理部101は、待機時間内に送信先MFPがMFP20Bに変更されたことを判断すると(ステップS103、YES)、変更後の送信先MFPとして判断したMFP20Bを、表示制御部102に通知する。さらに、操作判断処理部101は、変更後の送信先MFPとして判断したMFP20Bを、画像形成指示部104に通知する。時間計測部18は、送信先MFPが変更されたことが判断されると(ステップS103、YES)、変更された送信先MFPを判断してからの待機時間を計測する。なお、2回目以降の判断(ステップS103のループ)において、前回変更判断してからの待機時間は、1回目の判断時の待機時間(例えば2秒)より短縮して設定してもよいし、あるいは、0秒に設定してその後の変更を実質的に受け付けないようにしても良い。
表示制御部102は、通知されたMFP20Bが変更後の送信先MFPであることを示す画像を、表示部12に表示する(ステップS104)。
図7は、「MFP20Bが変更後の送信先MFPであることを示す画像」の一例を示す図である。
同図に示すように、上記画像は、アイコン120(携帯情報端末10を示す)からアイコン122(MFP20Bを示す)に向けて延びる、アイコン124(ジョブを示す)を送信することを直感的に示すような画像(アニメーション画像又は静止画像)とすればよい。このとき、図7に示すように、アイコン120を中心にして、アイコン121からアイコン122までの間を放射状に延びる複数の直線(図7ではアイコン122に近いほど太い(濃い)破線で示される)を示す表示態様としても良い。また、図6に示す表示態様(アイコン121にアイコン124を送信)から図7に示す表示態様(アイコン122にアイコン124を送信)まで、アニメーションで変遷するような表示態様としても良い。
再び図4を参照する。画像形成指示部104は、操作判断処理部101から、送信先MFPとしてのMFP20Bの通知を受ける。画像形成指示部104は、画像形成制御部103から先程取得した画像形成ジョブを、MFP20Bが実行するための画像形成指示を生成する。画像形成指示部104は、生成した画像形成指示を、通信制御部13を介してMFP20Bに送信する(ステップS105)。
一方、操作判断処理部101は、送信先MFPが、MFP20Aから変更されなかったことを判断すると(ステップS103、NO)、送信先MFPとして判断したMFP20Aを、画像形成指示部104に通知する。
画像形成指示部104は、操作判断処理部101から、送信先MFPとしてのMFP20Aの通知を受ける。画像形成指示部104は、画像形成制御部103から先程取得した画像形成ジョブを、MFP20Aが実行するための画像形成指示を生成する。画像形成指示部104は、生成した画像形成指示を、通信制御部13を介してMFP20Aに送信する(ステップS105)。
(5.まとめ)
本実施形態によれば、操作判断処理部101は、ユーザーから入力された操作に基づき、画像形成指示を送信する対象である送信先MFPとして判断した後、特定時間待機する。そして、操作判断処理部101は、待機時間内に、送信先MFPが変更されたかどうかを判断する。画像形成指示部104は、送信先MFPが変更されなかった場合、当初判断された送信先MFPに対する画像形成指示を生成し、送信先MFPが変更された場合、変更後の送信先MFPに対する画像形成指示を生成する。
仮に、画像形成時間を短縮したいのであれば(画像形成時間の短縮は、一般的なニーズとして現に存在すると考えられる)、送信先MFPを判断した後直ちに(特定時間待機せずに)その送信先MFPに対して画像形成指示を生成及び送信すればよい。しかしながら、その送信先MFPが、ユーザーの誤操作等により意図したMFPではなかった場合、ユーザーの意図と異なるMFPが画像形成ジョブを実行してしまうと、用紙の無駄遣い、料金の無駄遣い、部門管理情報の無駄遣い等の問題も現実として発生し得る。
これに対して、本実施形態によれば、送信先MFPを判断した後、判断された送信先MFPを提示(表示)することで送信先MFPをユーザーにフィードバックし、さらに、敢えて特定時間待機して送信先MFPの変更を受け付ける機会を設けている。そして、送信先MFPの変更の有無を判断した段階で、初めて送信先MFPを確定し、画像形成指示を生成及び送信する。これにより、最初に判断された送信先MFPが、ユーザーの誤操作等により意図したMFPではなかった場合、ユーザーは、送信先MFPを変更することができる。これにより、用紙の無駄遣い、料金の無駄遣い、部門管理情報の無駄遣い等の問題を防止することができる。
また、本実施形態の携帯情報端末10の一具体例として、スマートフォンを挙げたが、スマートフォンの表示部は小型である(例えば5インチ)。このような小型の表示部に複数(本例では3台)のMFPを示すアイコンを表示し、複数のアイコンの中から1つのアイコンを選択操作するとなると、手がかじかんだユーザーや、指の動きに不自由のあるユーザーにとって不便である。このようなユーザーにとっては、本人が意図するMFPを選択操作することが困難であったり、また、意図と異なるMFPを選択操作してしまうおそれもある。このような事情を鑑みれば、送信先MFPを判断した後、判断された送信先MFPを提示(表示)することでユーザーに送信先MFPをフィードバックし、さらに、敢えて特定時間待機して送信先MFPの変更を受け付ける機会を設けることには、画像形成時間を短縮する以上に、メリットがある。
加えて、本実施形態によれば、待機時間に、送信先MFPを表示し続ける。より具体的には、待機時間に、アイコン(携帯情報端末を示す)からアイコン(送信先MFPを示す)に向けて、アイコン(ジョブを示す)を送信することを直感的に示すような画像(アニメーション画像)を表示する(図6参照)。これにより、画像表示中の時間において、実際には、画像形成指示を未だMFPに送信していないにも拘らず、ユーザーは、画像形成指示をMFPに送信中であるかのような印象を見かけ上受ける。これにより、ユーザーにとっては、実際の画像形成時間に比して、「待たされている」という感情が生じにくくなる、というメリットがある。
本実施形態によれば、2回目以降の送信先MFPの判断時には、待機時間を短縮する又は0秒とすることで、送信先MFPを確定するまでの時間が長引くことを抑えることができる。
(6.変形例)
(6−1.変形例1)
操作判断処理部101は、待機時間内に操作部15に新たに入力された操作を検出した場合、操作の位置に基づき、送信先MFPが、事前に追加されたことを判断してもよい。この変形例において、操作判断処理部101は、MFP20A及び追加されたMFP(MFP20B、20Cとする)を、画像形成指示部104に通知する。画像形成指示部104は、MFP20Aが実行すべき画像形成ジョブを、MFP20A、20B、20Cが実行するための画像形成指示をそれぞれ生成する。画像形成指示部104は、生成した画像形成指示を、それぞれ、通信制御部13を介してMFP20A、20B、20Cに送信する。
なお、送信先MFPを事前に追加する操作の一例としては、図6の例で言えば、アイコン120(携帯情報端末10を示す)からアイコン121(MFP20Aを示す)に向かうアイコン124をダブルタップし、その後、アイコン122、123(MFP20B、20C)をそれぞれタッチするような操作、が挙げられる。
(6−2.変形例2)
操作判断処理部101は、送信先MFP(MFP20Aとする)を画像形成指示部104に通知した後に操作部15に新たに入力された操作を検出した場合、操作の位置に基づき、送信先MFPが、事後的に追加されたことを判断してもよい。この変形例において、操作判断処理部101は、追加されたMFP(MFP20B、20Cとする)を、画像形成指示部104に通知する。画像形成指示部104は、MFP20Aが実行中又は実行済みの画像形成ジョブを、MFP20B、20Cが実行するための画像形成指示をそれぞれ生成する。画像形成指示部104は、生成した画像形成指示を、それぞれ、通信制御部13を介してMFP20B、20Cに送信する。
なお、送信先MFPを事後的に追加する操作の一例としては、図6の例で言えば、アイコン120(携帯情報端末10を示す)からアイコン121(MFP20Aを示す)に向かうアイコン124をタッチして、アイコン122(MFP20B)までドラッグし、引き続き、アイコン123(MFP20C)までドラッグしてドロップするような操作、が挙げられる。ここのとき、操作判断処理部101は、アイコン124がドラッグ及びドロップされたことを検知し、ドラッグ中にアイコン124が指し示した(アイコン124が延びる先が通過した)MFP122と、アイコン124がドロップされた位置に対応するMFP123を新たな送信先MFPとして判断する。
各変形例によれば、簡便且つ直感的な操作で、送信先MFPを追加することが出来る。
(6−3.その他の変形例)
上記実施形態では、送信先MFPを表示部12に表示することにより、送信先MFPをユーザーに提示した。これに代えて、送信先MFPを音声として出力することにより、送信先MFPをユーザーに提示してもよい。これによっても、ユーザーに送信先MFPをフィードバックし、送信先MFPの変更を受け付ける機会を設けることができる。
10…携帯情報端末
20…MFP
101…操作判断処理部
102…表示制御部
103…画像形成制御部
104…画像形成指示部

Claims (5)

  1. 情報処理装置であって、
    ユーザーから入力された操作に基づき、第1の画像形成装置を、画像形成指示を送信する対象である送信先画像形成装置として判断し、
    前記判断してから特定時間内に前記ユーザーから新たに入力された操作に基づき、前記送信先画像形成装置が、前記第1の画像形成装置と異なる第2の画像形成装置に変更されたことを判断する
    操作判断処理部と、
    前記送信先画像形成装置が変更されたと判断されなかった場合、前記第1の画像形成装置に対する画像形成指示を生成し、
    前記送信先画像形成装置が変更されたと判断された場合、変更後の前記第2の画像形成装置に対する画像形成指示を生成する
    画像形成指示部と
    前記情報処理装置を示す第1のアイコンと、前記第1の画像形成装置を示す第2のアイコンと、前記第2の画像形成装置を示す第3のアイコンと、前記判断に基づいて前記第1のアイコンから前記送信先画像形成装置を示すアイコンに向かう第4のアイコンとを提示する提示部と
    を具備し、
    前記操作判断処理部は、前記操作に基づき、前記第4のアイコンの向かう先が前記第1のアイコンから前記第2のアイコンに変更されると、前記第1の画像形成装置に代えて前記第2の画像形成装置を前記送信先画像形成装置として判断する
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記提示部は、前記操作判断処理部が前記第1の画像形成装置を前記送信先画像形成装置として判断すると、前記特定時間が経過する前に、前記判断された第1の画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として提示する
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記提示部は、前記送信先画像形成装置が変更されたと判断された場合、変更後の前記第2の画像形成装置を、前記送信先画像形成装置として提示する
    情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記特定時間が経過すると前記画像形成指示を前記送信先画像形成装置に送信する送信処理を実行する通信制御部をさらに具備し、
    前記第4のアイコンは、前記送信処理を直感的に示すためのアニメーション画像である
    情報処理装置。
  5. 情報処理装置を、
    ユーザーから入力された操作に基づき、第1の画像形成装置を、画像形成指示を送信する対象である送信先画像形成装置として判断し、
    前記判断してから特定時間内に前記ユーザーから新たに入力された操作に基づき、前記送信先画像形成装置が、前記第1の画像形成装置と異なる第2の画像形成装置に変更されたことを判断する
    操作判断処理部と、
    前記送信先画像形成装置が変更されたと判断されなかった場合、前記第1の画像形成装置に対する画像形成指示を生成し、
    前記送信先画像形成装置が変更されたと判断された場合、変更後の前記第2の画像形成装置に対する画像形成指示を生成する
    画像形成指示部と
    前記情報処理装置を示す第1のアイコンと、前記第1の画像形成装置を示す第2のアイコンと、前記第2の画像形成装置を示す第3のアイコンと、前記判断に基づいて前記第1のアイコンから前記送信先画像形成装置を示すアイコンに向かう第4のアイコンとを提示する提示部として機能させるプログラムであって、
    前記操作判断処理部は、前記操作に基づき、前記第4のアイコンの向かう先が前記第1のアイコンから前記第2のアイコンに変更されると、前記第1の画像形成装置に代えて前記第2の画像形成装置を前記送信先画像形成装置として判断する
    プログラム。
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