JP6364835B2 - 無線機装置、無線機、および通信方法 - Google Patents

無線機装置、無線機、および通信方法 Download PDF

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Description

本発明は無線機装置、無線機、および通信方法に関したものであり、特には、近距離無線通信機能を有する無線機装置やこの種の無線機装置を構成する無線機やこの種の無線機装置で実行する通信方法に関する。
従来から、無線機装置として、PTT(Push To Talk)スイッチ付き無線機と、使用者の便宜が図れるPTTスイッチ付きヘッドセットとを備えたものがある。この種の無線機装置においては、上記ヘッドセットを無線化してさらに利便性を高めたい、という要望がある。
このような要望を応えるべく、無線機装置として、ブルーツース(登録商標)通信規格等の近距離無線通信規格に準拠した無線ヘッドセットと無線機とを組み合わせたものが開発されている。
特開2008−141744号公報
従来から近距離無線通信を用いて音声をやり取りする汎用機器には携帯電話がある。携帯電話では、発着信や通話、音声入出力を行なうために標準化された近距離無線通信におけるプロファイルが用いられている。携帯電話と同様に、無線ヘッドセットを用いて近距離無線通信によるPTT機能を実現するためには、近距離無線通信規格にPTT機能に関するプロファイルが必要となるが、現在の近距離無線通信規格にはそのようなプロファイルはない。そのため、無線ヘッドセットと無線機とからなる無線機装置において、近距離無線通信を用いてPTT機能を実現するためには、専用のプロファイルを準備しなくてはならず、そのことがシステム設計を面倒なものにしていた。さらには、専用のプロファイルを準備できたとしても、市販のヘッドセットではそのプロファイルを扱うことができず、そのプロファイルを扱うことができる専用の無線ヘッドセットが必要となる、という問題があった。
そこで、本発明は、近距離無線通信においてその機能制御が規定されている第1の機能とは異なり近距離無線通信においてその機能制御が規定されていない第2の機能(PTT機能等)をその機能の実行に必要となる専用のプロファイルを扱うことができない汎用の機器を用いて実現することを目的とする。
本発明の無線機装置は、
通信端末との間で近距離無線通信によるデータ通信を行うとともに、前記データ通信で送受するデータをさらに他の無線機との間で無線通信する無線機と、前記通信端末と、を備えた無線機装置であって、
前記通信端末は、
当該通信端末の操作者によって入力される指示であって、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている機能である第1の機能に関する指示を受け付ける機能入力部と、前記無線機との間で前記データ通信を行うとともに、前記機能入力部に入力された前記指示を前記近距離無線通信を介して前記無線機に送信する通信端末側近距離無線通信モジュールと、
を備え、
前記無線機は、
前記通信端末との間で前記データ通信を行うとともに、前記近距離無線通信を介して前記指示を受信する無線機側近距離無線通信モジュールと、
前記無線機側近距離無線通信モジュールが受信する前記指示に基づいて機能の制御を行う機能制御部と、
を備え、
前記機能制御部は、前記指示を、前記第1の機能とは異なる当該無線機における第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う。
本発明の無線機は、
通信端末との間で近距離無線通信によるデータ通信を行うとともに、前記データ通信で送受するデータを、さらに他の無線機との間で無線通信する無線機であって、
前記通信端末との間で前記データ通信を行うとともに、前記近距離無線通信を介して前記通信端末から前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている第1の機能に関する指示を受信する無線機側近距離無線通信モジュールと、
前記無線機側近距離無線通信モジュールが受信する前記指示に基づいて機能の制御を行う機能制御部と、
を備え、
前記機能制御部は、前記指示を、前記第1の機能とは異なる当該無線機における第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う。
本発明には、
前記第1の機能は、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている機能であり、
前記第2の機能は、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されていない機能である、
という態様がある。
本発明には、前記通信端末は、前記無線機との間で近距離無線通信による音声通信を行う無線ヘッドセットであり、
前記データは音声データである、
という態様がある。
本発明には、前記機能制御部は、前記通信端末との間の通信開始時に、前記通信端末が前記第2の機能を規定している専用のプロファイルに準拠した機器であるか否かを判断したうえで、前記通信端末が前記専用のプロファイルに準拠していない機器であると判断すると、前記指示を、前記第1の機能とは異なる当該無線機における第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う、という態様がある。
本発明の通信方法は、
通信端末との間で近距離無線通信によるデータ通信を行うとともに前記データ通信で送受するデータをさらに他の無線機との間で無線通信する無線機が、前記通信端末との間で前記近距離無線通信を介して行う通信方法であって、
前記通信端末の操作者によって入力される指示であって、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている第1の機能に関する指示を前記通信端末で受け付ける機能入力ステップと、
前記通信端末と前記無線機との間で前記データ通信を行うとともに、前記機能入力ステップで入力された前記指示を前記近距離無線通信を介して前記通信端末から前記無線機に送信する送信ステップと、
前記無線機が、受信する前記指示に基づいて当該無線機の機能の制御を行う機能制御ステップと、
を含み、
前記機能制御ステップでは、前記無線機は、前記指示を、前記第1の機能とは異なる当該無線機における第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う。
本発明の通信方法には、
前記第1の機能は、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている機能であり、
前記第2の機能は、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されていない機能である、
という態様がある。
本発明の通信方法には、
前記通信端末は、前記無線機との間で近距離無線通信による音声通信を行う無線ヘッドセットであり、
前記データは音声データである、
という態様がある。
本発明の通信方法には、
前記機能制御ステップでは、前記無線機は、前記通信端末との間の通信開始時に、前記通信端末が前記第2の機能を規定している専用のプロファイルに準拠した機器であるか否かを判断したうえで、前記通信端末が前記専用のプロファイルに準拠していない機器であると判断すると、前記指示を、前記第1の機能とは異なる当該無線機における第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う、
という態様がある。
上述した本発明の構成によれば、近距離無線通信のプロファイルにその機能が規定されていない第2の機能であっても、その機能に関する指示を、近距離無線通信のプロファイルに規定されている第1の機能に関する指示と見なして通信端末と無線機との間で通信したうえで、通信完了後(受信後)に、無線機において、その指示を第2機能に関する指示と解釈して、当該第2の機能の制御を行う。
本発明によれば、近距離無線通信の汎用プロファイルにおいてその機能制御が規定されていない第2の機能(PTT機能等)であっても、専用のプロファイルを扱うことができない機器を用いて、その機能を実現することができる。
本発明の一実施形態にかかる無線機システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態の無線機システムのデータの送受の説明に供する図である。
本発明の実施の形態を説明する前に、PTT(Push To Talk)機能と、ハンズフリー機能について説明する。PTT機能は、近距離無線通信の汎用プロファイルにその機能が規定されていない機能の一例であって、本発明における第2の機能に相当する。一方、ハンズフリー機能は、近距離無線通信の汎用プロファイルにその機能が規定されている機能の一例であって、本発明における第1の機能に相当する。ハンズフリー機能が規定されているプロファイルは、ハンズフリープロファイル(以下、HFPと称す)と称されており、本実施形態においては、HFPが上述した汎用プロファイルである。
以下、本発明にかかる無線機装置およびこの無線機装置で実行する通信方法を、その実施の形態を示した図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すブロック図において、1は無線機であり、2は近距離無線通信を介して無線機1を遠隔操作する機能を有する通信端末の一例であるである無線ヘッドセットであり、3は通信端末の他の例であるデータ端末であり、12は無線機1と無線ヘッドセット2とデータ端末3とからなる無線機装置である。
無線機1は、図示しない他の無線機との間で無線通信を実行する無線部6と、無線ヘッドセット2やデータ端末3との間でブルーツース通信等の近距離無線通信を行う無線機側近距離無線通信モジュール4と、無線機全体を制御するCPU5と、無線機1の操作に関する表示並びに無線機操作者による操作入力を受け付ける表示/操作部7と、無線ヘッドセット2やデータ端末3との間で近距離無線通信による送受信を行う近距離無線アンテナ8と、図示しない他の無線機との間で無線の送受信を行う無線アンテナ9とを備える。
無線機側近距離無線通信モジュール4は、音声データ処理機能を有しさらにPTT機能を規定したPTT専用のプロファイルに準拠した処理も、PTT機能を規定していない汎用のプロファイル(例えば、HFP)に準拠した各種の処理も実行可能である。無線機側近距離無線通信モジュール4は、マイクロコントロ−ルユニット(以下、MCUと称する)10とデジタルシグナルプロセッサ(以下、DSPと称する)11とを備える。無線機1において、MCU10とDSP11とCPU5とは、機能制御部を構成する。
無線ヘッドセット2は、操作者の頭部に装着されて、無線機1との間で近距離無線通信を介して音声データの送受を行う機器であって、汎用のプロファイルであるHFPに準拠した各種の処理を実行可能なヘッドセット側近距離無線通信モジュール2aと、機能入力部としてのPTT(Push To Talk)を機能させるためのコマンドを入力するスイッチ2bと、イヤホンまたはヘッドホン2cと、マイクロホン2dと、近距離無線アンテナ2eとを備える。なお、図1においては、イヤホンまたはヘッドホン2cの一例として片耳用ヘッドホンを図示している。
データ端末3は、無線機1との間で近距離無線通信を介して各種のデータの送受信を行う装置であって、汎用のプロファイルに準拠した各種の処理を実行可能な近距離無線通信モジュール3aと、近距離無線アンテナ3bとを備える。
以上の構成を備える無線機装置12では、PTT機能(第2の機能)を、近距離無線通信における汎用のプロファイルであってハンズフリー機能(第1の機能)が規定されているHFPを用いて実現している。HFP(Hands−Free Profil)は、車内やヘッドセットでハンズフリー通話を実現するためのプロファイルであって、ハンズフリー通話に関する機能を実現するコマンドに加えて、通信の発信・着信機能を実現するコマンドを有する。
HFPにおいて、無線機1はHFPで規定されるAudio Gate way(以下、AGと称す)として動作し、無線ヘッドセット2はHFPで規定されるHands−Free unit(以下、HFと称す)として動作する。ここで、AGは、HFPによる処理を行う際において、音声通話の発信や着信などを行う機能であり、HFは、HFPによる処理を行う際において、AGに対して音声通話の発信要求や着信応答、ハンズフリー通話などを行う機能、すなわちハンズフリー(HF)機能である。無線機1は、AG機能を有するデバイスであり、無線ヘッドセット2は、HF機能を有するデバイスである。
一方、無線ヘッドセット2と無線機1とからなる無線機装置12において、PTT機能を実現するためには、無線ヘッドセット2から無線機1に送信するコマンドとして、スイッチ2bの押下操作を報知するPTT onと、スイッチ2bの非押下操作(リリース操作)を報知するPTT offとが必要となる。このようなコマンドは、PTT機能を規定しているPTT専用のプロファイルには存在するものの、PTT機能を規定していないHFPには存在しない。従来では、PTT機能を実現するためには、無線ヘッドセットとして、PTT機能を実現可能な専用のプロファイルに準拠するPTT専用の無線ヘッドセットが必要であった。
これに対して、本実施形態の無線機装置12では、PTT機能を実現可能なプロファイルに準拠しておらず汎用のHFPにのみ準拠している無線ヘッドセット2についても、PTT機能を実現している。具体的には、HFPにおけるAT+BVRAコマンドやAT+BLDNコマンドやAT+CHUPコマンドを用いてPTT機能を実現している。
そこで無線ヘッドセット2(具体的には、ヘッドセット側近距離無線通信モジュール2a)では、PTT onとして、HFPにおけるコマンド(AT+BVRA=1またはAT+BLDN)を代用する。AT+BVRA=1は、HFPにおける音声認識開始要求時に送信するコマンドである。AT+BLDNは、HFPにおいて最後に発信した番号へのリダイヤル要求時に送信するコマンドである。無線ヘッドセット2は、PTT onを送信する際には、これに代わって、AT+BVRA=1またはAT+BLDNを無線機1に送信する処理を行う。
また、無線ヘッドセット2(具体的には、ヘッドセット側近距離無線通信モジュール2a)では、PTT offとして、HFPにおけるコマンド(AT+BVRA=0またはAT+CHUP)を代用する。AT+BVRA=0は、HFPにおける音声認識をオフ(キャンセル)する際に送信するコマンドである。AT+CHUPは、HFPにおいて終話(通話の切断)を指示する際に送信するコマンドである。ヘッドセット側近距離無線通信モジュール2aは、PTT offを送信する際には、これに代わって、AT+BVRA=0またはAT+CHUPを無線機1に送信する処理を行う。
無線機1(具体的には、無線機側近距離無線通信モジュール4)では、無線ヘッドセット2からコマンド(AT+BVRA=1またはAT+BLDN)、(AT+BVRA=0またはAT+CHUP)を受信すると、これらのコマンドを、PTT onまたはPTT offとして読み替える。すなわち、無線機側近距離無線通信モジュール4は、AT+BVRA=1またはAT+BLDNのコマンドを受信すると、これらのコマンドを、スイッチ2bの押下操作を報知するコマンド(PTT on)として解釈する。同様に、無線機側近距離無線通信モジュール4は、AT+BVRA=0またはAT+CHUPのコマンドを受信すると、これらのコマンドを、スイッチ2bの非押下操作(リリース操作)を報知するコマンド(PTT on)として解釈する。
図2を参照して、無線機装置12によって実行する通信方法を詳細に説明する。まず、最初に、無線機1と無線ヘッドセット2とを、近距離無線通信規格に準じて接続する際には、両機相互に接続相手先を登録しておく必要がある。この登録は、近距離無線通信規格においてペアリングと呼ばれるパスキー(PINコード)を両機で交換することにより行われる。ペアリングに成功することでリンクキーが作られる。このリンクキーは、近距離無線通信モジュール4とヘッドセット側近距離無線通信モジュール2aとにおいてそれぞれ保存される。ペアリングは、無線機1と無線ヘッドセット2とを互いに通信可能な距離に配置したうえで、両機を「ペアリングモード」にする、という処理を行うのが一般的である。両機がペアリングモードになると、両機双方においてペアリングの設定が自動的に行なわれ、その結果、近距離無線通信による無線接続が開始される。
ペアリングでは、PINコード(パスキー、PINキーともいう)を入力し、これを元にして固有のリンクキーを生成する。以降は、このリンクキーによって通信が可能となる。通信可能距離に無線機1と無線ヘッドセット2とが位置していれば、両機はリンクキーによってペアリング相手として認識することができる。また、一度ペアリングが行われた装置同士では、双方においてリンクキーが保存されるので、ペアリング成功以降はわざわざペアリングをする必要は原則として無い。このペアリンの時に、無線機1では、ペアリングを完了した無線ヘッドセット2が、PTT機能を規定した専用のプロファイルに準拠するPTT専用のヘッドセットであるのか、PTT機能を規定していない汎用のプロファイルであるHFPに準拠したヘッドセットであるのかを認識する。この認識は、無線機側近距離無線通信モジュール4もしくはCPU5によって行われ、この認識に基づき、無線機側近距離無線通信モジュール4とCPU5とは、今回ペアリングした無線ヘッドセット2は、PTT機能の制御をHFPに置き換えて実施する無線ヘッドセットであるとみなし、以降、無線ヘッドセット2から受信するHFPのコマンドを、PTT機能の制御指示を含んだコマンドであると解釈して処理を行う。
以下、図2を参照して説明する。無線機1と無線ヘッドセット2とのペアリングが完了した後、無線機装置12において、図示しない他の無線機との間で音声通信を行う場合、ユーザは、まず、無線ヘッドセット2のスイッチ2bを押下する。スイッチ2bが押下されると、ヘッドセット側近距離無線通信モジュール2aは、コマンド(AT+BVRA=1またはAT+BLDN)を発行し、近距離無線アンテナ2eを介して無線機1に対してコマンドを送信する。コマンド(AT+BVRA=1)とコマンド(AT+BLDN)とのうちのどちらが発行されるかは、無線ヘッドセット2の仕様に依存する。
無線機1では、近距離無線アンテナ8を介して上述したコマンドを受信すると、受信したコマンドを、無線機側近距離無線通信モジュール4のMCU10またはDSP11で解釈する。MCU10またはDSP11は、受信したコマンドがAT+BVRA=1またはAT+BLDNであると認識した場合、CPU5に対してコマンド(AT+BVRA=1またはAT+BLDN)を受信したことを通知する。この通知を受け取ったCPU5は、スイッチ2bが押下されたと解釈して、無線部6に送信命令を送出する。無線部6は、CPU5からの送信命令に基づき、周波数を送信周波数に設定する。音声データは、近距離無線アンテナ2eを介して無線ヘッドセット2から送信される。送信された音声データは無線機1の近距離無線アンテナ8によって受信される。無線機1で受信された音声データは、必要に応じて無線機側近距離無線通信モジュール4のMCU10で音声処理を施された後、アナログの音声データとして無線部6に入力される。無線部6は、入力されたアナログの音声データに変調を施し、さらに変調した音声データを設定した送信周波数で無線アンテナ9から送信する。送話が終わると、ユーザは、無線ヘッドセット2のスイッチ2bを非押圧操作(リリース)する。スイッチ2bが非押圧操作(リリース)されると、ヘッドセット側近距離無線通信モジュール2aは、コマンド(AT+BVRA=0またはAT+CHUP)を発行し、発行したコマンドを、近距離無線アンテナ2aを介して無線機1に対して送信する。コマンド(AT+BVRA=0)とコマンド(AT+CHUP)とのうちのどちらが発行されるかは、無線ヘッドセット2の仕様に依存する。
無線機1では、近距離無線アンテナ8を介して上述したコマンドを受信すると、受信したコマンドを、無線機側近距離無線通信モジュール4のMCU10またはDSP11で解釈する。MCU10またはDSP11は、受信したコマンドがAT+BVRA=0またはAT+CHUPであると認識した場合、CPU5に対してコマンド(AT+BVRA=0またはAT+CHUP)を受信したことを通知する。この通知を受け取ったCPU5は、スイッチ2bが非押圧操作(リリース)されたと解釈し、無線部6に送信終了命令を送出する。無線部6は、CPU5からの送信終了命令に基づき、送信処理を終了し、周波数を受信周波数に設定して待受け状態となる。
汎用のHFPに準拠した種々の無線ヘッドセットからの操作指示を問題なく受け付けられるようにするため、無線機1では、PTT機能を実現するコマンドであるPTT onとPTT offとについて、それぞれ2つのHFPのコマンドによってPTT on/PTT offを認識するようにしている。すなわち、汎用のHFPに準拠した無線ヘッドセットは、HFPにおけるコマンド(AT+BVRA=1(AT+BVRA=0)またはコマンドAT+BLDN(AT+CHUP)のいずれか一方または両方をサポートしているため、無線機1では、前述のようにそれぞれ2つのコマンドを、スイッチ2bが押圧操作または非押圧(リリース)操作されたことを示すコマンドであると解釈するようにしたことで、汎用のHFPに準拠したどのような無線ヘッドセットとペアリングした場合であっても、ペアリングした無線ヘッドセット2から送られてくるコマンドによってPTT on/PTT offを認識して制御することができる。
上述した実施形態では、無線機1に近距離無線通信で接続される機器を無線ヘッドセット2として説明しているが、本発明では、無線機1に近距離無線通信で接続される機器は無線ヘッドセットに限定されず、近距離無線通信で接続される機器であればどのような機器であってもよく、無線機1は、その機器を介して第2の機能を実現することができる。例えば、無線機1は、データ端末3を介して第2の機能を実現することができる。
1 無線機
2 無線ヘッドセット
2a 近距離無線通信モジュール
2b イッチ
2c イヤホンまたはヘッドホン
2d マイクロホン
2e 近距離無線アンテナ
3 データ端末
3a 近距離無線通信モジュール
3b 近距離無線アンテナ
4 近距離無線通信モジュール
5 CPU
6 無線部
7 表示/操作部
8 近距離無線アンテナ
9 無線アンテナ
10 MCU
11 DSP
12 無線機装置

Claims (6)

  1. 通信端末との間で近距離無線通信によるデータ通信を行うとともに、前記データ通信で送受するデータをさらに他の無線機との間で無線通信する無線機と、前記通信端末と、を備えた無線機装置であって、 前記通信端末は、当該通信端末の操作者によって入力される指示であって、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている機能である第1の機能に関する指示を受け付ける機能入力部と、 前記無線機との間で前記データ通信を行うとともに、前記機能入力部に入力された前記指示を前記近距離無線通信を介して前記無線機に送信する通信端末側近距離無線通信モジュールと、 を備え、 前記無線機は、 前記通信端末との間で前記データ通信を行うとともに、前記近距離無線通信を介して前記指示を受信する無線機側近距離無線通信モジュールと、 前記無線機側近距離無線通信モジュールが受信する前記指示に基づいて機能の制御を行う機能制御部と、 を備え、 前記機能制御部は、前記通信端末との間の通信開始時に、前記通信端末が前記第1の機能とは異なり前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されていない第2の機能を規定している専用のプロファイルに準拠した機器であるか否かを判断したうえで、前記通信端末が前記専用のプロファイルに準拠していない機器であると判断すると、前記指示を、前記第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う、 ことを特徴とする無線機装置。
  2. 前記通信端末は、前記無線機との間で近距離無線通信による音声通信を行う無線ヘッドセットであり、 前記データは音声データである、 ことを特徴とする請求項1に記載の無線機装置。
  3. 通信端末との間で近距離無線通信によるデータ通信を行うとともに、前記データ通信で送受するデータを、さらに他の無線機との間で無線通信する無線機であって、 前記通信端末との間で前記データ通信を行うとともに、前記近距離無線通信を介して前記通信端末から前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている第1の機能に関する指示を受信する無線機側近距離無線通信モジュールと、 前記無線機側近距離無線通信モジュールが受信する前記指示に基づいて機能の制御を行う機能制御部と、 を備え、 前記機能制御部は、前記通信端末との間の通信開始時に、前記通信端末が前記第1の機能とは異なり前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されていない第2の機能を規定している専用のプロファイルに準拠した機器であるか否かを判断したうえで、前記通信端末が前記専用のプロファイルに準拠していない機器であると判断すると、前記指示を、前記第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う、 ことを特徴とする無線機。
  4. 前記通信端末は、前記無線機との間で近距離無線通信による音声通信を行う無線ヘッドセットであり、 前記データは音声データである、 ことを特徴とする、請求項3に記載の無線機。
  5. 通信端末との間で近距離無線通信によるデータ通信を行うとともに前記データ通信で送受するデータをさらに他の無線機との間で無線通信する無線機が、前記通信端末との間で前記近距離無線通信を介して行う通信方法であって、 前記通信端末の操作者によって入力される指示であって、前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されている第1の機能に関する指示を前記通信端末で受け付ける機能入力ステップと、 前記通信端末と前記無線機との間で前記データ通信を行うとともに、前記機能入力ステップで入力された前記指示を前記近距離無線通信を介して前記通信端末から前記無線機に送信する送信ステップと、 前記無線機が、受信する前記指示に基づいて当該無線機の機能の制御を行う機能制御ステップと、 を含み、 前記機能制御ステップでは、前記無線機は、前記通信端末との間の通信開始時に、前記通信端末が前記第1の機能とは異なり前記近距離無線通信の汎用プロファイルで規定されていない第2の機能を規定している専用のプロファイルに準拠した機器であるか否かを判断したうえで、前記通信端末が前記専用のプロファイルに準拠していない機器であると判断すると、前記無線機は、前記指示を、前記第2の機能に関する指示と見なして、当該第2の機能の制御を行う、 ことを特徴とする通信方法。
  6. 前記通信端末は、前記無線機との間で近距離無線通信による音声通信を行う無線ヘッドセットであり、 前記データは音声データである、 ことを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
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