JP6362952B2 - 噴霧容器 - Google Patents

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本発明は、内容物の充填空間を有する内層体と、この内層体を剥離可能に収納する外層体とを備え、内容物の注出に伴って内層体のみを収縮させる機能を備えるとともに、内容物を霧状に噴射することができる噴霧容器に関し、特に、外層体のスクイズ(圧搾)にて内容物を噴霧させようとするものである。
殺菌剤や消毒液等の薬剤などの液体を内容物とし、該内容物を霧状に噴射する噴霧容器としては、従来、内容物の充填空間を有する内層体と、この内層体を剥離可能に収納する外層体とを備え、内容物の注出に伴って内層体のみを収縮させる機能を備えるとともに、ポンプの駆動により内容物を吸引、加圧、圧縮して、噴霧口から霧状に噴射するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−133121号公報
しかしながら、このような従来の噴霧容器はポンプを備えることから、構造を簡略化し、コストを削減するにも限界があった。
本発明は、前記の現状に鑑み開発されたもので、外層体の圧搾にて内容物を噴霧できる噴霧容器を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の要旨構成は以下のとおりである。
1.内容物の充填空間につながる上部開口を有する内層体と、該内層体を剥離可能に収納する外層体と、該外層体の口部を取り囲むベースにて前記口部に装着されるとともに内容物を霧状に噴射する噴霧口を有する注出キャップとを備える噴霧容器において、
前記外層体の口部に形成され、前記外層体と前記内層体の間に空気を出入りさせる開口と、
前記注出キャップの内側に配置され、前記上部開口を覆う中栓と、
前記中栓に形成され、前記充填空間内の内容物を前記噴霧口へと送り出す内容物通路と、
前記中栓に形成され、前記外層体の圧搾操作にて前記開口より排出された空気を前記口部と前記ベースとの相互間を通して導入し、前記内容物通路の出口近傍から前記噴霧口へと送り出す空気通路とを備え、
前記空気通路から空気を送り出すことで前記内容物通路の出口で生じる負圧によって前記内容物通路から内容物を吸出し、前記噴霧口から霧状に噴射することを特徴とする噴霧容器。
2.前記中栓は、前記上部開口を覆う下部中栓と、該下部中栓に重ね合わせられた上部中栓とを備え、
前記空気通路は、前記下部中栓と前記上部中栓の合わせ面に形成されるとともに、該合わせ面の外縁部から前記内容物通路の近傍まで延びる横溝と、該内容物通路の近傍にて該横溝につながる縦溝とを備える、前記1の噴霧容器。
3.前記噴霧口に配設されたノズルキャップを備え、
前記ノズルキャップの噴霧孔から内容物を霧状に噴射する、前記1又は2の噴霧容器。
本発明によれば、中栓に、充填空間内の内容物を噴霧口へと送り出す内容物通路を形成するとともに、外層体の圧搾操作にて口部の開口より排出された空気を口部とベースとの相互間を通して導入し、内容物通路の出口近傍から噴霧口へと送り出す空気通路を形成し、空気通路から空気を送り出すことで生じる負圧によって内容物通路から内容物を吸出すように構成したので、内容物を前記空気によって噴霧口から霧状に噴射することができる。
したがって、本発明によれば、外層体の圧搾にて内容物を噴霧できる噴霧容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る噴霧容器を示す縦断面図である。 図1の部分拡大図である。 図1に示す噴霧容器の下部中栓を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図1に示す噴霧容器の上部中栓を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 図1の噴霧容器のスクイズ時の様子を図2に準じて示す部分拡大図である。 図1の噴霧容器の変形例を図2に準じて示す縦断面図である。 図1の噴霧容器の他の変形例における外気導入孔を示す縦断面図である。
以下、図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態に係る噴霧容器1について詳細に例示説明する。
図1において、符号10は、内容物を収納する内層体であり、符号20は、内層体10を内側に収めるとともに可撓性を有する外層体であり、符号30は、内層体10の上部に取り付けられる下部中栓であり、符号40は、下部中栓30に重ね合わされる上部中栓であり、符号50は、内容物及び空気の逆止弁であり、符号60は、下部中栓30、上部中栓40及び逆止弁50を内側に収めて外層体20に装着される注出キャップであり、符号70は内容物の流量を制限する流量調整部材である。
内層体10は、例えば薄肉の合成樹脂にて形成され、その内側に内容物を収納する充填空間Mを備えている。内層体10の上端部は、充填空間Mにつながる上部開口11となっている。
外層体20は、内層体10を剥離可能に収納するものであり、例えば相溶性の低い外層パリソンと内層パリソンとを共押出して積層パリソンとし、この積層パリソンをブロー成形することで得られる。本実施形態において外層体20は、底部21の縁部を取り囲む胴部22を有し、胴部22の上部に口部23を備えている。また、図2に示すように口部23には、その表裏を貫通する少なくとも1つの開口24を備えていて(図示の例では外層体20の軸線Cを挟んで対向配置で2つ設けている)、この開口24を通して内層体10と外層体20との間に空気を出入りさせることができる。口部23の外周面にはねじ部が形成されていて、更に、ねじ部を縦方向に切断するスリット25を少なくとも1本(本実施形態では開口24に対応する位置に総計2本)設けている。
また、内層体10と外層体20との相互間には、使用開始時において予め空気が導入されている。例えば、前述したようにブロー成形にて内層体10と外層体20を形成する場合、内層体10を容易に剥離させることを目的として、開口24から空気を吹き込んで一旦内層体10を全剥離させておき、その後、上部開口11から空気を圧入したり内容物を充填したりして内層体10を元の形状まで戻す初期剥離処理を行うことが一般的であるが、内層体10の復元を途中で停止することで、内層体10と外層体20との相互間に空気を導入することができる。
下部中栓30は、図2に示すように内層体10の上部開口11を覆う円板状の天壁31と、天壁31の縁部から立ち上がる環状の縁壁32とを備えていて、天壁31の中央部には貫通孔33を備えている。天壁31の下面には、貫通孔33を取り囲む筒状部34と、内層体10に対して液密に当接するシール壁35を備えている。また、図3(a)、(b)に示すように縁壁32には、下方から上方に向けて天壁31及び縁壁32を切り欠いた切り欠き部32aを少なくとも1つ(本実施形態では周方向に等間隔で総計4つ)設けるとともに、縁壁32の内周面に環状の凸部32bを設けている。更に、筒状部34の内周面には、環状の凸部34aを形成している。また、図3(a)、(b)に示すように天壁31の上面には、貫通孔33を取り囲む環状壁36を設けていて、環状壁36の上部には小径のピン36aを設けている。本実施形態においてピン36aは、切り欠き部32aを設けた位置に対応させて総計4つ設けている。また、天壁31の上面には切り欠き部32aから環状壁36に至る横溝37が形成され(本実施形態では総計4つ)、更に、環状壁36及びピン36aを切り欠く縦溝38を横溝37に接続している。本実施形態において、縦溝38は、環状壁36の基端からピン36aの先端まで延設されている。
上部中栓40は、図2に示すように下部中栓30の天壁31に重ね合わされる円板状の頂壁41を備えている。更に、図4(a)、(b)に示すように、頂壁41の中央部には、下方に向けて突出する円筒部42を設けていて、円筒部42の径方向外側には、円筒部42の周囲を取り囲む孔43(本実施形態では等間隔で総計4つ)を設けている。また、頂壁41の上面における孔43の径方向外側には、同心二重配置となる内側環状壁44と外側環状壁45を設けていて、頂壁41の縁部には、孔43に対応する位置に切り欠き部46を設けている。
逆止弁50は、図2に示すように環状となる円筒状の基部51を備えていて、基部51の径方向内側には、アーム52を介してつながる円板状弁体53を設けている。本実施形態では3点弁で例示しているが、1点弁であってもよく、他の構成の弁を用いることも可能である。また、基部51の径方向外側には環状弁体54を設けている。すなわち、円板状弁体53が内容物通路と空気通路の両方を、環状弁体54が外気導入孔65を、開放可能に密閉している。
注出キャップ60は、環状となる円筒状のベース61を備えていて、ベース61の内周面には、ねじ部を設けている。またねじ部の上方には、下部中栓30に嵌合する環状の凹部61aを設けている。更に、ベース61の上部には上壁62が一体連結されていて、上壁62の中央部には段部63を介して突出壁64を設けている。また、段部63の径方向外側には、上壁62を貫通する少なくとも1つの外気導入孔65を設けている。更に、突出壁64の径方向内側には、注出キャップ60の内外を連通させる流路66を設けていて、流路66の上端を噴霧口67としている。また、上壁62の下面には、ベース61の内周面との境界付近にリブ62aを設けている。また、注出キャップ60は、ヒンジを介して回動可能なオーバーキャップ68(図1参照)を有しており、オーバーキャップ68によって、上壁62、段部63及び突出壁64を覆い、噴霧口への塵芥等の侵入を防止できるようになっている。
流量調整部材70は、本実施形態では円筒状であって、下部中栓30に設けた筒状部34に挿入され、凸部34aによって嵌合保持される。また流量調整部材70の内径や長さは、所期する霧質に応じて適宜変更される。
次に、前述した構成部材の組立方法について説明する。まず、上部中栓40を下部中栓30に重ね合わせると、上部中栓40の外縁部が凸部32bに係合して上部中栓40は抜け止め保持される。またこの際、円筒部42は環状壁36に嵌まり込み、ピン36aは孔43に嵌まり込む。そして、注出キャップ60の段部63に逆止弁50の基部51を嵌め込むとともに、基部51の下端部に上部中栓40の内側環状壁44及び外側環状壁45を嵌め込むようにして、重ね合わせた下部中栓30及び上部中栓40を注出キャップ60に押し込む。これにより、下部中栓30の縁壁32の上面が注出キャップ60に設けたリブ62aに当接し、下部中栓30の外縁部が注出キャップ60の凹部61aに嵌まり込んで抜け止め保持される。また、流量調整部材70は、前述した方法にて注出キャップ60及び下部中栓30に装着される。そして、各種構成部材を取り付けた注出キャップ60を、予め内層体10との相互間に空気を導入した外層体20にねじ止めすることで組立は終了する。なお、取り付けの順番は適宜変更可能である。
次に、前述した構成となる噴霧容器1の使用方法について説明する。外層体20を圧搾すると、図5に示すように、内層体10と外層体20の間の空気が開口24から押し出される。口部23とベース61との相互間にはスリット25によって開口24に連通する空気導入路が形成されており、また、空気導入路は下部中栓30の切り欠き部32aに連通し、切り欠き部32aは、下部中栓30及び上部中栓40の合わせ面に設けられた横溝37及び縦溝38に連通しているので、開口24からの空気は、スリット25と切り欠き部32aとを経由し、横溝37を通り抜けて縦溝38の出口に至り、円板状弁体53を押し上げ、噴霧口67へと送り出される。このとき、横溝37と縦溝38とで構成される空気通路の出口が、流量調整部材70の内周面、貫通孔33及び円筒部42の内周面によって構成される内容物通路の出口近傍に配置されていることにより、前記空気通路から空気を送り出すことで生じる負圧によって前記内容物通路から内容物を吸出し、霧状にして空気とともに噴霧口67へと送り出すことが可能となる。したがって、内容物を噴霧口67から霧状に噴射することができる。本実施形態では、空気の出口である4つの縦溝38が、内容物の出口である円筒部42を周方向に間隔をあけて取り囲んでいるので(4つの縦溝38及びこれにつながる横溝37にて空気通路集合体を形成している)、内容物を効率的に吸い出すことが可能となる。なお、前記空気通路の出口と前記内容物通路の出口との間隔や、空気通路及び内容物通路の細さ及び長さについては、所望の霧質が得られるように適宜調節することができる。
内容物の注出が終了して外層体20への圧搾を解除すると、円板状弁体53が元の位置に復帰して縦溝38の出口と円筒部42の出口とが封止され、内層体10の重点空間M内への外気の侵入が阻止される。したがって、重点空間M内の薬剤等の内容物を空気に接触させずに、内容物の品質を安定して保持することができる。また、噴霧容器1では、内容物の注出に伴い内層体10が減容変形し、重点空間M内を内容物で満たされた状態に保つことができるため、噴霧容器1をどのような姿勢(倒立姿勢等)にしたときでも適切に内容物を噴霧させることができる。
また、内容物の注出が終了して外層体20への圧搾を解除した際には、外層体20は元の形状に復元しようとし、内層体10と外層体20との相互間は負圧になることから、外気は逆止弁50の環状弁体54を押し下げつつ外気導入孔65を通り抜ける。そして上部中栓40の切り欠き部46及び下部中栓30の切り欠き部32aを経由し、スリット25を通り抜けて開口24から内層体10と外層体20との相互間に導入される。これにより外層体20は復元し、内層体10のみを減容させることができる。
本実施形態では、外層体20にスリット25を設けたが、これを注出キャップ60のベース61に設けてもよく、外層体20及び注出キャップ60の両方に設けてもよい。また、横溝37及び縦溝38を下部中栓30に設けたが、これらを上部中栓40に設けてもよく、下部中栓30及び上部中栓40の両方に設けてもよい。特に、横溝37及び縦溝38のサイズが小さくなると、1つの中栓のみで溝を形成することが困難になるが、例えば一方の中栓で形成した溝の一部を他方の中栓で塞ぐようにすることで、サイズの小さい溝でも容易に形成することができる。また、流量調整部材70としては、より長い部材を用いてもよい。また、内容物によっては、流量調整部材70を設けなくても所望の霧質を得ることができる。
以上、噴霧口67を、段部63に設けた突出壁64に直接形成する実施形態について説明したが、変形例として、図6に示すように、ノズルキャップ80を設け、このノズルキャップ80の噴霧口81を用いるようにしてもよい。具体的には、前述した実施形態における突出壁64に代えて、円柱壁69を設け、この円柱壁69の上面を環状に開口する環状溝69aを形成し、当該環状溝69aの内径側周面で形作られた円筒部69bの先端を小径部69cとすると共に、当該先端を除く円筒部69bの外周面に複数の長溝69dを形成することができる。そして、環状溝69aに、ノズルチップ80の隔壁82から下方に延在する周壁83を嵌合させることで、当該ノズルチップ80の隔壁82の背面側と円筒部69bの小径部69c側との間に、当該円筒部69bの小径部69cを形作る環状の段差からノズルチップ80の隔壁82に形成した噴霧孔81に向かって収束する複数のスピン溝84を形成することができる。本変形例によれば、内容物を長溝69dからスピン溝84を通して噴霧孔81へと送り出すことで、より細かい霧質にて噴霧することが可能となる。
また、前述した実施形態では、外気導入孔65を注出キャップ60に設けていたが、これに代えて、図7に示すように、外層体20の胴部22に逆止弁90を設け、この逆止弁90から外気を導入するようにしてもよい。
1 噴霧容器
10 内層体
11 上部開口
20 外層体
21 底部
22 胴部
23 口部
24 開口
25 スリット
30 下部中栓(中栓)
31 天壁
32 縁壁
32a 切り欠き部
32b 凸部
33 貫通孔(内容物通路)
34 筒状部
34a 凸部
35 シール壁
36 環状壁
36a ピン
37 横溝(空気通路)
38 縦溝(空気通路)
40 上部中栓(中栓)
41 頂壁
42 円筒部(内容物通路)
43 孔
44 内側環状壁
45 外側環状壁
46 切り欠き部
50 逆止弁
51 基部
52 アーム
53 円板状弁体
54 環状弁体
60 注出キャップ
61 ベース
61a 凹部
62 上壁
62a リブ
63 段部
64 突出壁
65 外気導入孔
66 流路
67 噴霧口
68 オーバーキャップ
69 円柱壁
69a 環状溝
69b 円筒部
69c 小径部
69d 長溝
70 流量調整部材(内容物通路)
80 ノズルキャップ
81 噴霧口
82 隔壁
83 周壁
84 スピン溝
90 逆止弁
M 充填空間
C 軸線

Claims (3)

  1. 内容物の充填空間につながる上部開口を有する内層体と、該内層体を剥離可能に収納する外層体と、該外層体の口部を取り囲むベースにて前記口部に装着されるとともに内容物を霧状に噴射する噴霧口を有する注出キャップとを備える噴霧容器において、
    前記外層体の口部に形成され、前記外層体と前記内層体の間に空気を出入りさせる開口と、
    前記注出キャップの内側に配置され、前記上部開口を覆う中栓と、
    前記中栓に形成され、前記充填空間内の内容物を前記噴霧口へと送り出す内容物通路と、
    前記中栓に形成され、前記外層体の圧搾操作にて前記開口より排出された空気を前記口部と前記ベースとの相互間を通して導入し、前記内容物通路の出口近傍から前記噴霧口へと送り出す空気通路とを備え、
    前記空気通路から空気を送り出すことで前記内容物通路の出口で生じる負圧によって前記内容物通路から内容物を吸出し、前記噴霧口から霧状に噴射することを特徴とする噴霧容器。
  2. 前記中栓は、前記上部開口を覆う下部中栓と、該下部中栓に重ね合わせられた上部中栓とを備え、
    前記空気通路は、前記下部中栓と前記上部中栓の合わせ面に形成されるとともに、該合わせ面の外縁部から前記内容物通路の近傍まで延びる横溝と、該内容物通路の近傍にて該横溝につながる縦溝とを備える、請求項1に記載の噴霧容器。
  3. 前記噴霧口に配設されたノズルキャップを備え、
    前記ノズルキャップの噴霧孔から内容物を霧状に噴射する、請求項1又は2に記載の噴霧容器。
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