JP6362848B2 - Fall prevention device - Google Patents
Fall prevention device Download PDFInfo
- Publication number
- JP6362848B2 JP6362848B2 JP2013227524A JP2013227524A JP6362848B2 JP 6362848 B2 JP6362848 B2 JP 6362848B2 JP 2013227524 A JP2013227524 A JP 2013227524A JP 2013227524 A JP2013227524 A JP 2013227524A JP 6362848 B2 JP6362848 B2 JP 6362848B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspended
- fall prevention
- base end
- prevention device
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
本発明は、被吊り下げ体の落下防止装置に関する。 The present invention relates to a fall prevention device for a suspended body.
従来、屋根や上階床スラブからの被吊り下げ体である天井構造として、複数の野縁部材と、コンクリート下地等の上階床スラブより垂設された吊りボルトに略S型形状の形鋼等からなるハンガーを介して接続された野縁受部材とを、互いに直交させて一体化して天井下地材を形成し、野縁部材の下面に天井パネルをビス等によって取り付けて構成するもの(特許文献1)がある。 Conventionally, as a ceiling structure that is a suspended body from a roof or an upper floor slab, a substantially S-shaped shape steel is attached to a plurality of field members and suspension bolts suspended from an upper floor slab such as a concrete base. The base edge receiving member connected through a hanger made of, etc., is integrated to form a ceiling base material, and the ceiling panel is attached to the lower surface of the field edge member with screws or the like (patent There is literature 1).
しかし、従来の天井構造は、地震等の揺れにより天井構造が揺れてしまうと、天井構造を吊下げ保持している吊りボルトを上階床スラブに固定しているアンカーが破損してしまい、天井構造が落下する虞があった。 However, in the conventional ceiling structure, if the ceiling structure is shaken due to shaking such as an earthquake, the anchor that fixes the suspension bolt that suspends the ceiling structure to the upper floor slab is damaged, and the ceiling structure is damaged. There was a risk of the structure falling.
そこで、本発明は、被吊り下げ体の落下を防止する落下防止装置を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the fall prevention apparatus which prevents the to-be-suspended body from falling.
請求項1の発明は、上部構造体から吊下げ保持される被吊り下げ体の落下防止装置であって、前記上部構造体側に取り付けられる基端部と、前記被吊り下げ体側に取り付けられる被吊り下げ側取付部とを備え、前記被吊り下げ側取付部は、複数のワイヤー部材を介して前記基端部に揺動自在に備え、前記基端部には複数の第1の連結孔が形成され、前記被吊り下げ側取付部には複数の第2の連結孔が形成され、前記ワイヤー部材が前記第1の連結孔と前記第2の連結孔を連結し、前記ワイヤー部材の両端には、抜け止め部材を備え、前記抜け止め部材は、前記第1の連結孔及び前記第2の連結孔の径より小径に形成された接続部と、この接続部に形成され、前記第1の連結孔及び前記第2の連結孔の径より大きな径に形成された抜け止め部を備え、前記接続部が前記第1の連結孔及び前記第2の連結孔に遊挿されていることで、前記抜け止め部材は前記基端部及び前記被吊り下げ側取付部に対して相対的に動作可能に設けられたことを特徴とする。
The invention according to
請求項2の発明は、前記第1の連結孔は等間隔をあけて形成され、前記第2の連結孔は等間隔をあけて形成されていることを特徴とする。
The invention of
請求項1の発明によれば、落下防止装置を介して天井構造を上部構造体に吊下げ保持することで、天井構造の揺れを落下防止装置で遮断して、上部構造体における天井構造との連結構造まで揺れが伝達することを防止して、連結構造が地震等の揺れで破損することを防ぎ、被吊り下げ体の落下を防止することができる。また、落下防止装置を上部構造体と天井構造との連結部分に配置することで、天井裏の構造を煩雑にすることなくコンパクトな落下防止構造を構築することができる。また、ワイヤー部材の可撓性を利用して被吊り下げ側取付部を前記基端部に揺動自在に連結することで、被吊り下げ側取付部の上下方向および水平方向の動きに対して、ワイヤー部材が撓むことで、被吊り下げ側取付部の動きが前記基端部まで伝達することを防止する。また、被吊り下げ体の重量に応じてワイヤー部材の本数を変えても、バランスよく吊り下げ保持することができる。さらに、接続部が第1の連結孔及び第2の連結孔に遊挿されていることで、抜け止め部材は基端部及び被吊り下げ側取付部に対して相対的に動作可能に設けられており、このためワイヤー部材の基端部及び被吊り下げ側取付部に対する動作に余裕が生じ、落下防止装置の破損を防止することができる。
According to the invention of
請求項2の発明によれば、被吊り下げ体の重量に応じてワイヤー部材の本数を変えても、第1の連結孔と第2の連結孔がそれぞれ等間隔をあけて形成されているため、バランスよく吊り下げ保持することができる。
According to the invention of
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。 Preferred embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. The embodiments described below do not limit the contents of the present invention described in the claims. In addition, all of the configurations described below are not necessarily essential requirements of the present invention.
図1〜図4は本発明の実施例1を示すものであり、本実施例の吊り天井構造の一例を図2に示すと、断面略C形状の溝形鋼からなる複数の野縁部材1と、上部構造体としてのコンクリート下地等の上階床スラブ2や屋根構造物より垂設された垂設部材としての吊りボルト3に金属板を略S型形状に折り曲げ形成したハンガー等の吊り下げ手段4を介して接続された断面略C形状の形鋼からなる野縁受部材5とを、図示しない金具を介して互いに直交させて一体化して天井下地材としての格子体6を形成し、野縁部材1の下面に石膏ボード、コンパネ等の板材からなる天井パネル7をビス等によって取り付けて構成するものである。
1 to 4
続いて、上階床スラブ2と吊りボルト3との間に設置された落下防止装置10について説明する。落下防止装置10は、天井裏側の上階床スラブ2に固定される基端部11と、天井裏から吊り下げ保持される吊りボルト3等の被吊り下げ保持体側に固定される被吊り下げ側取付部12とを備え、前記被吊り下げ側取付部12は基端部11に揺動自在に連結されている。
Next, the
基端部11は、円盤状に形成され、中央部分に第1の貫通部13が形成されたものである。被吊り下げ側取付部12も、円盤状に形成され、中央部分に第2の貫通部14が形成されたものである。そして、基端部11と被吊り下げ側取付部12を複数のワイヤー部材15を介して連結し、被吊り下げ側取付部12を基端部11に揺動自在に連結している。
The
前記ワイヤー部材15は、基端部11の第1の貫通部13の周囲に等間隔をあけて形成された複数の第1の連結孔16と被吊り下げ側取付部12の第2の貫通部14の周囲とを等間隔をあけて形成された複数の第2の連結孔17を連結している。
The
前記ワイヤー部材15の両端には、それぞれ抜け止め部材18を備えている。前記抜け止め部材18は、ワイヤー部材15の両端に基端側が接続され、第1の連結孔16及び第2の連結孔17の直径より小径に形成された円筒状の接続部19と、この接続部19の先端側に形成され、第1の連結孔16及び第2の連結孔17の直径より十分大きな径に形成された円盤状の抜け止め部20を備えている。
At both ends of the
以上の落下防止装置10の使用方法について説明すると、上階床スラブ2に打設されたアンカー部材2Aの螺子溝2Bに基端部11の第1の貫通部13に挿通されたボルト21を螺合して、上階床スラブ2に基端部11を固定する。また、被吊り下げ側取付部12の第2の貫通部14に挿通した吊りボルト3を、ナット22、23で被吊り下げ側取付部12に固定する。
The method of using the
このように、上記構成の落下防止装置10を介して吊りボルト3を上階床スラブ2に吊り下げ保持することで、吊りボルト3以下の天井裏から吊り下げ保持される天井構造が地震等により水平方向(図3参照)、上下方向(図4参照)、又はこれらを組み合わせた方向に揺れても、ワイヤー部材15が揺れの方向に追従して撓むことで、その揺れはワイヤー部材15までで遮断され、基端部11からアンカー部材2Aまで揺れが伝達することはなく、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぐことができる。
In this way, the
以上のように本実施例では、上階床スラブ2から吊下げ保持される天井構造の落下防止装置10であって、前記上階床スラブ2側に取り付けられる基端部11と、前記天井構造側に取り付けられる被吊り下げ側取付部12とを備え、前記被吊り下げ側取付部12を前記基端部11に揺動自在に備えている。
As described above, in this embodiment, the
この場合、落下防止装置10を介して天井構造を上階床スラブ2に吊下げ保持することで、天井構造の揺れを落下防止装置10で遮断して、上階床スラブ2における天井構造との連結構造であるアンカー部材2Aまで揺れが伝達することを防止して、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぎ、天井構造の落下を防止することができる。また、本実施例の落下防止装置10は、上階床スラブ2と天井構造との連結部分に配置することで、天井裏の構造を煩雑にすることなくコンパクトな落下防止構造を構築することができる。
In this case, by suspending and holding the ceiling structure on the
また、前記被吊り下げ側取付部12は、ワイヤー部材15を介して前記基端部11に揺動自在に備えている。
The suspended
この場合、ワイヤー部材15の可撓性を利用して被吊り下げ側取付部12を前記基端部11に揺動自在に連結することで、被吊り下げ側取付部12の上下方向および水平方向の動きに対して、ワイヤー部材15が撓むことで、被吊り下げ側取付部12の動きが前記基端部11まで伝達することを防止する。
In this case, by using the flexibility of the
また、接続部19が第1の連結孔16及び第2の連結孔17に遊挿されていることで、抜け止め部材18は基端部11及び被吊り下げ側取付部12に対して相対的に動作可能に設けられており、このためワイヤー部材15の基端部11及び被吊り下げ側取付部12に対する動作に余裕が生じ、落下防止装置10の破損を防止することができる。
Further, since the connecting
次に実施例2について図5〜図10を参照して説明する。尚、前記実施例1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。 Next, a second embodiment will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same part as the said Example 1, and the detailed description is abbreviate | omitted.
実施例2における落下防止装置30では、基端部31は金属製の棒状部材からなり、一方にアンカー部材2Aに螺着可能な雄螺子部32と、他方に揺動用凸部33とを備えている。また、被吊り下げ側取付部34は金属製の筒状部材からなり、一方に基端部31の揺動用凸部33を揺動自在に収容可能な揺動用凹部35と、他方に全螺子部材から成る吊りボルト3が羅着可能な雌螺子部36とを備えている。
In the
前記揺動用凸部33は、先端部分を切断した略球状に形成されており、またその先端部分にはマイナスドライバーが嵌合可能な溝部37が形成されている。
The swinging
前記揺動用凹部35は、基端部31の雄螺子部32、揺動用凸部33、及び雄螺子部32と揺動用凸部33との中間部分に形成された首部38のそれぞれの外径D1、D2、D3(D3<D1<D2)より大径な内径D4に形成された前記被吊り下げ側取付部34の一方を、揺動用凸部33より小径な径D5(D3<D1<D5<D2)にすり鉢状に縮径して形成されたテーパ状の縮径部39を備えている。
The rocking
以上の落下防止装置30の使用方法について説明すると、まず落下防止装置30の組み立て方法として、基端部31の雄螺子部32を被吊り下げ側取付部34の他方の雌螺子部36側から挿入して、雄螺子部32を被吊り下げ側取付部34の一方の揺動用凹部35側から外部に露出させて、揺動用凸部33を揺動用凹部35内部に縮径部39によって抜け止めされた状態で収容して、揺動用凸部33が揺動用凹部35内部で揺動自在に設けられる落下防止装置30のジョイント部40を構成し、落下防止装置30を組み立てが完了する。
The method of using the
そして、前述のように組み立てられた落下防止装置30を用いて、上階床スラブ2に打設されたアンカー部材2Aの螺子溝2Bに基端部31の第1の雄螺子部32を螺合して、上階床スラブ2に基端部31を固定する。また、被吊り下げ側取付部34の雌螺子部36に吊りボルト3を螺合して、吊りボルト3を被吊り下げ側取付部34に固定する。
Then, using the
このように、上記構成の落下防止装置30を介して吊りボルト3を上階床スラブ2に吊り下げ保持することで、吊りボルト3以下の天井裏から吊り下げ保持される天井構造が地震等により水平方向360度(図9参照)、上下方向(図10参照)、又はこれらを組み合わせた方向に揺れても、ジョイント部40において揺動用凹部35が揺れの方向に追従して揺動用凸部33に対して揺動又は揺動用凸部33に対して相対的に上下動することで、その揺れはジョイント部40で遮断され、基端部31からアンカー部材2Aまで揺れが伝達することはなく、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぐことができる。
In this way, the
以上のように本実施例では、上階床スラブ2から吊下げ保持される天井構造の落下防止装置30であって、前記上階床スラブ2側に取り付けられる基端部31と、前記天井構造側に取り付けられる被吊り下げ側取付部34とを備え、前記被吊り下げ側取付部34を前記基端部31に揺動自在に備えている。
As described above, in this embodiment, the
この場合、落下防止装置30を介して天井構造を上階床スラブ2に吊下げ保持することで、天井構造の揺れを落下防止装置30で遮断して、上階床スラブ2における天井構造との連結構造であるアンカー部材2Aまで揺れが伝達することを防止して、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぎ、天井構造の落下を防止することができる。また、本実施例の落下防止装置30は、上階床スラブ2と天井構造との連結部分に配置することで、天井裏の構造を煩雑にすることなくコンパクトな落下防止構造を構築することができる。
In this case, the ceiling structure is suspended and held by the
また、ジョイント部40を球状の揺動用凸部33とすり鉢状のテーパ形状を有する縮径部39を備えた揺動用凹部35とから構成することで、基端部31を回動軸として被吊り下げ側取付部34が回動する場合に、縮径部39と球状の揺動用凸部33や首部38との接触状態が良好となり、被吊り下げ側取付部34の回動性の向上にともない、被吊り下げ側取付部34の揺れの方向に対する追従性も向上する。同様に、被吊り下げ側取付部34を回動軸として基端部31が回動する場合にも、縮径部39と球状の揺動用凸部33や首部38との接触状態が良好となり、基端部31の回動性の向上にともない、基端部31の揺れの方向に対する追従性も向上する。
Further, the
次に実施例3について図11〜図14を参照して説明する。尚、前記実施例1及び2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。 Next, a third embodiment will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected to the same part as the said Example 1 and 2, and the detailed description is abbreviate | omitted.
実施例3における落下防止装置50では、基端部51は実施例2における被吊り下げ側取付部34とし、また被吊り下げ側取付部52は実施例2における基端部31とする。
In the
以上の落下防止装置50の使用方法について説明すると、実施例2のように組み立てられた落下防止装置50を用いて、上階床スラブ2に打設されたアンカー部材2Aの螺子溝2Bに螺合された吊りボルト3の下部に雌螺子部36を螺合して、吊りボルト3に基端部51を固定する。そして、被吊り下げ側取付部の雄螺子部32をハンガー部材4の上部にナット53、54によって固定する。
The use method of the above
このように、上記構成の落下防止装置50を介して吊りボルト3を上階床スラブ2に吊り下げ保持することで、吊りボルト3以下の天井裏から吊り下げ保持される天井構造が地震等により水平方向(図13参照)、上下方向(図14参照)、又はこれらを組み合わせた方向に揺れても、ジョイント部40において揺動用凸部33が揺れの方向に追従して揺動用凹部35に対して揺動又は揺動用凹部35に対して相対的に上下動することで、その揺れはジョイント部40で遮断され、基端部51からアンカー部材2Aまで揺れが伝達することはなく、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぐことができる。
As described above, the
以上のように本実施例では、上階床スラブ2から吊下げ保持される天井構造の落下防止装置50であって、前記上階床スラブ2側に取り付けられる基端部51と、前記天井構造側に取り付けられる被吊り下げ側取付部52とを備え、前記被吊り下げ側取付部52を前記基端部51に揺動自在に備えている。
As described above, in this embodiment, the
この場合、落下防止装置50を介して天井構造を上階床スラブ2に吊下げ保持することで、天井構造の揺れを落下防止装置50で遮断して、上階床スラブ2における天井構造との連結構造であるアンカー部材2Aまで揺れが伝達することを防止して、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぎ、天井構造の落下を防止することができる。また、本実施例の落下防止装置50は、上階床スラブ2と天井構造との連結部分に配置することで、天井裏の構造を煩雑にすることなくコンパクトな落下防止構造を構築することができる。
In this case, by suspending and holding the ceiling structure on the
尚、図15に示すように第2実施例の落下防止装置30と第3実施例の落下防止装置50を同時に使用してもよい。
As shown in FIG. 15, the
次に実施例4について図16を参照して説明する。尚、前記実施例1〜3と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
Next,
実施例4において、照明設備、音響設備、空調換気設備、消火設備等の各種設備の設備機器60は、吊りボルト3を介して上階床スラブ2から天井構造とは独立して吊り下げ保持されている。尚、設備機器60は、スラブ側取付金具61を介して吊りボルト3にナット62、63によって固定されている。
In the fourth embodiment, the
また、設備機器60は、図示しない取付金具を介して複数の野縁1間に架設された横杆部材64に天井側取付金具65を介して固定されている。これにより、それぞれ吊りボルト3により独立して吊下げ保持されている天井構造と設備機器60が一体に挙動可能な構造となっている。
Further, the
尚、横杆部材64には、図示しない他の設備機器60の例えばスプリンクラーヘッド等が固定されていてもよい。また、天井パネル7の一部を切欠いて形成された開口部66から設備機器60の一部を室内側に露出可能に設けている。
For example, a sprinkler head of other equipment 60 (not shown) may be fixed to the
上記構成の落下防止装置30を介して吊りボルト3を上階床スラブ2に吊り下げ保持することで、吊りボルト3以下の天井裏から吊り下げ保持される設備機器60が地震等により水平方向(図13参照)、上下方向(図14参照)、又はこれらを組み合わせた方向に揺れても、ジョイント部40において揺動用凹部35が揺れの方向に追従して揺動用凸部33に対して揺動又は揺動用凸部33に対して相対的に上下動することで、その揺れはジョイント部40で遮断され、基端部51からアンカー部材2Aまで揺れが伝達することはなく、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぐことができる。
By suspending and holding the
以上のように本実施例では、上階床スラブ2から吊下げ保持される設備機器60の落下防止装置30であって、前記上階床スラブ2側に取り付けられる基端部51と、前記設備機器60側に取り付けられる被吊り下げ側取付部52とを備え、前記被吊り下げ側取付部52を前記基端部51に揺動自在に備えている。
As described above, in the present embodiment, the
この場合、落下防止装置30を介して設備機器60を上階床スラブ2に吊下げ保持することで、設備機器60の揺れを落下防止装置30で遮断して、上階床スラブ2における設備機器60との連結構造であるアンカー部材2Aまで揺れが伝達することを防止して、アンカー部材2Aが地震等の揺れで破損することを防ぎ、設備機器60の落下を防止することができる。また、本実施例の落下防止装置30は、上階床スラブ2と設備機器60との連結部分に配置することで、天井裏の構造を煩雑にすることなくコンパクトな落下防止構造を構築することができる。
In this case, the
また、それぞれ吊りボルト3により独立して吊下げ保持されている天井構造と設備機器60が一体に挙動可能な構造となっているため、地震等の揺れによって天井構造と設備機器60が互いに異なる揺れ方をしてしまい、天井構造と設備機器60が接触して破損してしまうことを防止することができる。
In addition, since the ceiling structure and the
尚、本実施例の落下防止装置については、落下防止装置30以外にも実施例1の落下防止装置10、実施例3の落下防止装置50又はこれらの組み合わせとしてもよい。
In addition to the
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、天井構造において、本実施例では天井下地材に野縁と野縁受部材を用いた在来天井を例に挙げたが、天井構造についてはこれ以外に天井下地材に所謂Tバーを用いたシステム天井等としてもよい。また、設備機器60と吊りボルト3との固定方法についても実施例4の内容に限定されるものではない。
The present invention is not limited to the above embodiments, and various modifications can be made within the scope of the gist of the present invention. For example, in a ceiling structure, in this embodiment, a conventional ceiling using a field edge and a field edge receiving member is used as an example of a ceiling base material. However, a so-called T-bar is also used for a ceiling base material for a ceiling structure. The system ceiling may have been used. Further, the method for fixing the
2 上階床スラブ(上部構造体)
10、30、50 落下防止装置
11、31、51 基端部
12、34、52 被吊り下げ側取付部
15 ワイヤー部材
16 第1の連結孔
17 第2の連結孔
18 抜け止め部材
19 接続部
20 抜け止め部
2 Upper floor slab (superstructure)
10, 30, 50
Claims (2)
前記上部構造体側に取り付けられる基端部と、
前記被吊り下げ体側に取り付けられる被吊り下げ側取付部とを備え、
前記被吊り下げ側取付部は、複数のワイヤー部材を介して前記基端部に揺動自在に備え、
前記基端部には複数の第1の連結孔が形成され、前記被吊り下げ側取付部には複数の第2の連結孔が形成され、前記ワイヤー部材が前記第1の連結孔と前記第2の連結孔を連結し、
前記ワイヤー部材の両端には、抜け止め部材を備え、
前記抜け止め部材は、前記第1の連結孔及び前記第2の連結孔の径より小径に形成された接続部と、この接続部に形成され、前記第1の連結孔及び前記第2の連結孔の径より大きな径に形成された抜け止め部を備え、
前記接続部が前記第1の連結孔及び前記第2の連結孔に遊挿されていることで、前記抜け止め部材は前記基端部及び前記被吊り下げ側取付部に対して相対的に動作可能に設けられたことを特徴とする落下防止装置。 A device for preventing a suspended body from being suspended from an upper structure,
A base end portion attached to the upper structure side;
A suspended side mounting portion attached to the suspended body side,
The suspended side mounting portion is provided swingably on the base end portion via a plurality of wire members,
A plurality of first connection holes are formed in the base end portion, a plurality of second connection holes are formed in the hanging side attachment portion, and the wire member is connected to the first connection holes and the first connection holes. 2 connecting holes,
At both ends of the wire member, a retaining member is provided,
The retaining member is formed with a connection portion formed in a diameter smaller than the diameters of the first connection hole and the second connection hole, and is formed in the connection portion. The first connection hole and the second connection It has a retaining part formed with a diameter larger than the diameter of the hole,
Since the connection portion is loosely inserted into the first connection hole and the second connection hole, the retaining member operates relative to the base end portion and the suspended side attachment portion. A fall prevention device characterized by being provided .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227524A JP6362848B2 (en) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | Fall prevention device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013227524A JP6362848B2 (en) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | Fall prevention device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015086624A JP2015086624A (en) | 2015-05-07 |
JP6362848B2 true JP6362848B2 (en) | 2018-07-25 |
Family
ID=53049703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013227524A Active JP6362848B2 (en) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | Fall prevention device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6362848B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102292842B1 (en) * | 2019-09-10 | 2021-08-25 | 이재학 | Assembly for ceiling closure |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3234819B2 (en) * | 1999-07-15 | 2001-12-04 | 株式会社ブリヂストン | Hanging vibration isolator |
JP2004166387A (en) * | 2002-11-12 | 2004-06-10 | Wel Research Co Ltd | Vibration controller |
JP2006161985A (en) * | 2004-12-08 | 2006-06-22 | Hagiwara Denki Kk | Electronic device |
JP2007187276A (en) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Nippon Kenko Kk | Suspending device |
JP5879811B2 (en) * | 2011-08-16 | 2016-03-08 | 株式会社大林組 | Ceiling suspension device |
-
2013
- 2013-10-31 JP JP2013227524A patent/JP6362848B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015086624A (en) | 2015-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6170721B2 (en) | Suspension support device | |
US5090654A (en) | Cathedral ceiling adapter | |
JP5581571B2 (en) | Ceiling fan | |
KR101712803B1 (en) | Hanger Apparatus For Ceiling Which is Designed For Earthquake-resistant | |
US20060255226A1 (en) | Ball and socket assembly for suspending an object from a sloped surface | |
EP1695744A2 (en) | Mounting structure for sprinklers | |
ES2589116T3 (en) | Suspended ceiling system, suspended ceiling and use of the suspended ceiling system to make the ceiling suspended | |
US6203279B1 (en) | Assembly for suspending an object from a surface | |
JP2021120889A (en) | Freely mounting base | |
JP6362848B2 (en) | Fall prevention device | |
JP4787607B2 (en) | Suspended ceiling hanging bracket | |
JP6178608B2 (en) | Fall prevention tool for suspension support device | |
KR100731578B1 (en) | Spider bracket for use in dome roof | |
JP5964601B2 (en) | insert | |
JP4460874B2 (en) | Ceiling equipment | |
JP2004218800A (en) | Suspension support device, duct hanging structure, and duct hanging method | |
JP3148708U (en) | Anti-vibration suspension for piping support | |
TWM567314U (en) | Universal safety suspension device for ceiling fan | |
JP2009228622A (en) | Ceiling fan | |
JP2008095310A (en) | Brace mounting structure | |
JP7442722B1 (en) | fire extinguisher holder | |
JP3148848U (en) | Anti-vibration suspension for piping support | |
CN217482703U (en) | Hoisting structure and ceiling lamp | |
JPH1194134A (en) | Suspension band fitting for refrigerant piping of air conditioner | |
JPS644273Y2 (en) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161027 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170718 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170919 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180123 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180326 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6362848 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |