JP6360139B2 - 燃焼器アセンブリ - Google Patents

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Description

本発明の主題は、一般に、ガスタービンエンジンに関し、より具体的には、ガスタービンエンジンの燃焼器アセンブリに関する。
ガスタービンエンジンは、通常、互いに流体連通して配置されるファン及びコアを含む。さらに、ガスタービンエンジンのコアは、通常、直列流れ配列で、圧縮機セクションと、燃焼セクションと、タービンセクションと、排気セクションとを含む。運転中、空気はファンから圧縮機セクションの入口に供給され、ここで、1以上の軸流圧縮機が、燃焼セクションに達するまで空気を徐々に圧縮する。燃料は、圧縮空気と混合されて燃焼セクション内で燃焼することで燃焼ガスを供給する。燃焼ガスは、燃焼セクションからタービンセクションへと送られる。タービンセクションを介した燃焼ガスの流れは、タービンセクションを駆動させた後、排気セクションを介して、例えば大気へと送られる。
より一般的には、セラミックマトリックス複合材(CMC)材料のような非従来型の高温材料が、ガスタービンエンジン内の構造構成要素として使用されている。例えば、CMC材料に比較的高温に耐える能力がある場合、ガスタービンエンジンの燃焼セクション内の構成要素をCMC材料で置き換えることに特に関心が寄せられている。例えば、通常の燃焼セクションは、内側ライナと、外側ライナと、ドームとを含む。より一般的には、内側及び外側ライナは、CMC材料で形成されており、一方でドームは、金属材料で形成される。
しかし、いくつかのガスタービンエンジンは、内部に組み込まれたCMC材料の特定の機械的特性に適合する問題を有している。例えば、CMC材料は、従来の金属材料とは異なる熱膨張率を有する。したがって、内側及び外側CMCライナの金属ドームへの取り付けは、かなり複雑な取り付けアセンブリを必要とする場合がある。加えて、このような構成は、燃焼器アセンブリを囲む構成要素の大部分が金属材料で形成されている場合、燃焼器アセンブリのガスタービンエンジン内への搭載を複雑にする可能性がある。
したがって、ガスタービンエンジン内に搭載してCMC構成要素の予想される熱膨張量を可能にする燃焼器アセンブリは、特に有益であろう。
米国特許第8141371号明細書
本発明の態様及び利点は、その一部を以下の説明に記載しており、或いはその説明から明らかになり、或いは本発明の実施により学ぶことができる。
本開示の例示的な一実施形態では、軸線方向を画成し、構造構成要素を含むガスタービンエンジンの燃焼器アセンブリが提供される。燃焼器アセンブリは、燃焼器ドームと、燃焼器ドームに取り付けられるか、又は燃焼器ドームと一体的に形成されるライナとを含む。ライナは、前方端部と後方端部との間に延在する。燃焼器ドーム及びライナは、燃焼チャンバを少なくとも部分的に共に画成する。さらに、燃焼器アセンブリは、ガスタービンエンジンの構造構成要素に対してガスタービンエンジン内の燃焼器ドーム及びライナを支持するために、ライナの前方端部に近接してライナに取り付けられた搭載アセンブリを含む。
本開示の別の例示的な実施形態では、軸線方向及び周方向を画成するガスタービンエンジンが提供される。ガスタービンエンジンは、圧縮機セクションと、タービンセクションと、圧縮機セクションとタービンセクションとの間に配置された燃焼セクションとを含む。燃焼セクションは、燃焼器アセンブリを含み、燃焼器アセンブリは、燃焼器ドームと、前方端部と後方端部との間に延在するライナとを含む。燃焼器ドーム及びライナは、燃焼チャンバを少なくとも部分的に共に画成する。さらに、燃焼器アセンブリは、前方端部と後方端部との間に延在する支持部材を含む搭載アセンブリを含む。支持部材の前方端部は、ライナの前方端部に近接してライナに取り付けられ、支持部材の後方端部は、ガスタービンエンジンの構造構成要素に取り付けられて燃焼器アセンブリを支持する。
本発明のこれら及び他の特徴、態様及び利点は、以下の説明及び添付の特許請求の範囲を参照して、よりよく理解されよう。添付の図面は、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成するものであるが、本発明の実施形態を例示し、また説明と共に本発明の原理を説明する働きをする。
当業者を対象とした、その最良の形態を含む本発明の完全で実施可能な程度の開示が本明細書に記載されており、本明細書は添付の図を参照する。
本発明の主題の様々な実施形態による例示的なガスタービンエンジンの概略断面図である。 図1の例示的なガスタービンエンジンの燃焼セクションに配置された、本開示の例示的な実施形態による燃焼器アセンブリの側面断面図である。 本開示の別の例示的な実施形態による燃焼器アセンブリの斜視図である。 図3の例示的な燃焼器アセンブリの断面の斜視断面図である。 図3の例示的な燃焼器アセンブリの取り付け部の拡大斜視断面図である。
以下、本発明の本実施形態について詳しく説明するが、その1以上の例が、添付の図面に示されている。詳細な説明では、図面中の特徴を参照するために数値及び文字による指示が使用されている。図面及び説明の中で同じ又は類似の指示は、本発明の同じ又は類似の部分を参照するために使用されている。本明細書で使用する場合、用語「第1の」、「第2の」、及び「第3の」は、ある構成要素を他の構成要素から区別するために交換可能に使用することができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味することは意図されていない。用語「上流」及び「下流」は、流路内の流体の流れに対して相対的な方向を意味する。例えば、「上流」は流体が流れる元である方向を意味し、「下流」は流体が流れる先である方向を意味する。
図を通して同一の参照番号が同じ要素を示す図面をここで参照すると、図1は、本開示の例示的な実施形態によるガスタービンエンジンの概略断面図である。より具体的には、図1の実施形態の場合、ガスタービンエンジンは、高バイパスターボファンジェットエンジン10であり、本明細書では「ターボファンエンジン10」と呼ばれる。図1に示すように、ターボファンエンジン10は、(参照用に示された長手方向中心線12に平行に延在する)軸線方向A、半径方向R、及び軸線方向Aの周りに延在する周方向(図示せず)を画成する。通常、ターボファン10は、ファンセクション14と、ファンセクション14の下流に配置されたコアタービンエンジン16とを含む。
示されている例示的なコアタービンエンジン16は、通常、環状の入口20を画成する実質的に管状の外側ケーシング18を含む。外側ケーシング18は、直列流れ関係で、ブースタ又は低圧(LP)圧縮機22及び高圧(HP)圧縮機24を含む圧縮機セクションと、燃焼セクション26と、高圧(HP)タービン28及び低圧(LP)タービン30を含むタービンセクションと、ジェット排気ノズルセクション32とを含むコアタービンエンジン16を包み込む。高圧(HP)シャフト又はスプール34は、HPタービン28をHP圧縮機24に駆動可能に接続する。低圧(LP)シャフト又はスプール36は、LPタービン30をLP圧縮機22に駆動可能に接続する。圧縮機セクション、燃焼セクション26、タービンセクション、及びノズルセクション32は、コア空気流路37を共に画成する。
示されている実施形態の場合、ファンセクション14は、離間されてディスク42に連結された複数のファンブレード40を有する可変ピッチファン38を含む。示されているように、ファンブレード40は、ほぼ半径方向Rに沿ってディスク42から外向きに延在する。各ファンブレード40は、ファンブレード40のピッチを一斉に変化させるように構成された適切なピッチ変更機構44にファンブレード40が動作可能に連結されることによって、ピッチ軸線Pの周りでディスク42に対して回転することができる。ファンブレード40、ディスク42、及びピッチ変更機構44は、動力ギアボックス46を横切るLPシャフト36によって、長手方向軸線12の周りで共に回転することができる。動力ギアボックス46は、LPシャフト36に対するファン38の回転速度をより効率的な回転ファン速度まで調整する複数のギアを含む。
図1の例示的な実施形態をさらに参照すると、ディスク42は、複数のファンブレード40を通る空気流を促進するよう空気力学的輪郭にされた、回転可能な前面ハブ48によって覆われる。さらに、例示的なファンセクション14は、ファン38及び/又はコアタービンエンジン16の少なくとも一部の周囲を囲む、環状のファンケーシング又は外側ナセル50を含む。例示的なナセル50は、複数の周方向に離間した出口ガイドベーン52によってコアタービンエンジン16に対して支持される。さらに、ナセル50の下流セクション54は、これとコアタービンエンジン16の外側部分との間にバイパス空気流通路56を画成するように、コアタービンエンジン16の外側部分を越えて延在する。
ターボファンエンジン10の運転中、大量の空気58が、ナセル50及び/又はファンセクション14の関連する入口60を通ってターボファン10に入る。大量の空気58がファンブレード40を通過すると、矢印62で示す空気58の第1の部分が、バイパス空気流通路56の中へ導かれるか又は送られ、矢印64で示す空気58の第2の部分が、コア空気流路37の中へ、より具体的にはLP圧縮機22の中へ導かれるか又は送られる。空気の第1の部分62と空気の第2の部分64との比率は、通常、バイパス比として知られている。その後、空気の第2の部分64の圧力は、高圧(HP)圧縮機24を通って燃焼セクション26の中へ送られるにつれて増加し、ここで空気は、燃焼ガス66を供給するために燃料と混合されて燃焼する。
燃焼ガス66は、HPタービン28を通って送られ、燃焼ガス66からの熱及び/又は運動エネルギーの一部が、外側ケーシング18に連結されたHPタービンステータベーン68、及びHPシャフト又はスプール34に連結されたHPタービンロータブレード70の連続する段を介して取り出されて、HPシャフト又はスプール34を回転させることによって、HP圧縮機24の動作を補助する。次に、燃焼ガス66は、LPタービン30を通って送られ、熱及び運動エネルギーの第2の部分が、外側ケーシング18に連結されたLPタービンステータベーン72、及びLPシャフト又はスプール36に連結されたLPタービンロータブレード74の連続する段を介して燃焼ガス66から取り出されて、LPシャフト又はスプール36を回転させることによって、LP圧縮機22の動作及び/又はファン38の回転を補助する。
燃焼ガス66は、その後、推進力をもたらすためにコアタービンエンジン16のジェット排気ノズルセクション32を介して送られる。同時に、空気の第1の部分62の圧力は、同様に推進力をもたらすターボファン10のファンノズル排気セクション76から排気される前に、空気の第1の部分62がバイパス空気流通路56を通って送られるにつれて実質的に増加する。HPタービン28、LPタービン30、及びジェット排気ノズルセクション32は、コアタービンエンジン16を介して燃焼ガス66を送るための高温ガス経路78を少なくとも部分的に画成する。
しかし、図1に示された例示的なターボファンエンジン10は、単なる例示として提供されており、他の例示的な実施形態では、ターボファンエンジン10は、任意の他の適切な構成を有してもよいことを理解されたい。さらに他の例示的な実施形態では、本開示の態様は、任意の他の適切なガスタービンエンジン内に組み込まれてよいこともまた理解されたい。例えば、他の例示的な実施形態では、本開示の態様は、例えば、ターボプロップエンジン、ターボシャフトエンジン、又はターボジェットエンジン内に組み込むことができる。
次に図2を参照すると、図1のターボファンエンジン10の燃焼セクション26内に搭載された燃焼器アセンブリ100の側面断面図が示されている。示されているように、燃焼器アセンブリ100は、燃焼セクション26内、つまり圧縮機セクションの下流及びタービンセクションの上流に位置する。以下により詳細に説明するように、燃焼器アセンブリ100は、前方端部で複数の開口部102を概して画成し、これを介して燃焼器アセンブリ100は、(圧縮機セクションからの)圧縮空気の流れ及び(例えば、燃料ノズル104からの)燃料を受けるように構成されている。燃料及び圧縮空気は、1以上の燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106を使用して混合される。次に、混合気は、燃焼器アセンブリ100の燃焼チャンバ108に供給され、ここでこのような燃料−空気混合気は、燃焼して燃焼ガスを発生する。このような燃焼ガスは、燃焼器アセンブリ100の出口110を通ってタービンセクションを駆動するためにタービンセクション内に供給される。
燃焼器アセンブリ100は、通常、第1の燃焼チャンバ部材と、第2の燃焼チャンバ部材とを含む。示されている実施形態の場合、第1の燃焼チャンバ部材は、燃焼器ドーム112として構成され、第2の燃焼チャンバ部材は、燃焼チャンバライナとして構成されている。具体的には、示されている実施形態の場合、燃焼チャンバライナは、燃焼チャンバ内側ライナ114として構成されている。加えて、燃焼器アセンブリ100は、示されている実施形態の場合燃焼チャンバ外側ライナ116として構成されている第3の燃焼チャンバ部材を含む。特筆すべきことに、示されている例示的な実施形態の場合、燃焼チャンバ外側ライナ116及び燃焼器ドーム112は、単一の連続した材料で一体的に形成される。しかし、他の実施形態では、燃焼チャンバ外側ライナ116及び燃焼器ドーム112は、代わりに別個に形成してもよい。
さらに図2を参照すると、第1及び第2の燃焼チャンバ部材、すなわち、燃焼器ドーム112及び燃焼チャンバ内側ライナ114、並びに燃焼チャンバ外側ライナ116は、セラミックマトリックス複合材(「CMC」)材料で各々形成される。CMC材料は、高温性能を有する非金属材料である。燃焼器ドーム112及び燃焼チャンバライナ(例えば、内側ライナ114及び外側ライナ116)に利用される例示的なCMC材料は、炭化ケイ素、ケイ素、シリカ又はアルミナのマトリックス材料及びこれらの組合せを含むことができる。セラミック繊維(サファイア及び炭化ケイ素のようなモノフィラメントを含む酸化安定強化繊維(例えば、TextronのSCS−6)並びに炭化ケイ素を含むロービング及びヤーン(例えば、日本カーボンのNICALON(登録商標)、宇部興産のTYRANNO(登録商標)、及びDow CorningのSYLRAMIC(登録商標))、ケイ酸アルミナ(例えば、Nextelの440及び480)、及び短いウィスカ及び短繊維(例えば、Nextelの440及びSAFFIL(登録商標))、及び随意にセラミック粒子(例えば、Si、Al、Zr、Y、及びこれらの組合せの酸化物)及び無機充填材(例えば、パイロフィライト、ウォラストナイト、マイカ、タルク、カイヤナイト、及びモンモリロナイト)など)は、マトリックス内に埋め込むことができる。
さらに、燃焼器ドーム112(及び一体的に形成された燃焼チャンバ外側ライナ116)並びに燃焼チャンバ内側ライナ114は、以下に説明する図3の実施形態でより明確に示されているように、周方向Cに沿って実質的に連続して各々延在して環状の形状を画成する。また以下により詳細に説明するように、燃焼チャンバ内側ライナ114は、燃焼器ドーム112に接合され、これにより燃焼チャンバ内側ライナ114、並びに一体的に形成された燃焼チャンバ外側ライナ116及び燃焼器ドーム112は、環状の燃焼チャンバ108を共に画成する。したがって、示されている例示的な燃焼器アセンブリ100は、環状の燃焼器として構成されている。
さらに図2を参照すると、燃焼チャンバ外側ライナ116及び燃焼チャンバ内側ライナ114は、ほぼ軸線方向Aに沿って各々延在し、燃焼チャンバ外側ライナ116は、前方端部118と後方端部120との間に延在し、燃焼チャンバ内側ライナ114は、同様に前方端部122と後方端部124との間に延在する。さらに、燃焼器ドーム112は、後壁126と、移行部とを含む。具体的には、示されている燃焼器ドーム112は、外側移行部128と、内側移行部130とを含む。外側移行部128は、半径方向Rに沿った後壁126の外縁に沿って配置され、内側移行部130は、半径方向Rに沿った後壁126の内縁に沿って配置される。外側及び内側移行部128,130は、燃焼器ドーム112の後壁126と周方向に各々延在する(図2参照)。
外側移行部128は、後壁126から外側ライナ116に向かって延在し、内側移行部130は、後壁126から内側ライナ114に向かって延在する。上述したように、示されている実施形態の場合、外側ライナ116は、燃焼器ドーム112と一体的に形成され(後壁126及び外側移行部128を含む)、したがって外側移行部128は、後壁126から外側ライナ116に縫い目なく延在する。例えば、燃焼器ドーム112及び燃焼チャンバ外側ライナ116は、燃焼器ドーム112から燃焼チャンバ外側ライナ116に延在する連続した縫い目のない表面を共に画成する。
さらに図2を参照すると、簡潔に上述したように、燃焼器ドーム112は、開口部102をさらに画成し、燃焼器アセンブリ100は、燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106を含む。より具体的には、燃焼器ドーム112は、複数の開口部102を画成し、燃焼器アセンブリ100は、それぞれの複数の燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106を含み、各開口部102は、複数の燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106のそれぞれを収容するように構成されている。(例えば、以下の図3参照)。
複数の燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106は、例えば、スワーラ及び/又はバッフルを各々含むことができる。簡潔に上述したように、燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106は、燃料ノズル104からの燃焼可能な燃料の流れ、及びターボファンエンジン10の圧縮機セクションからの圧縮空気を受けるように構成されている。各燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106は、複数の開口部102のそれぞれにおいて燃焼器ドーム112に直接取り付けられる。さらに、示されているように、各燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106は、このような開口部102内に、すなわち開口部102を通って延在する。より具体的には、燃焼器ドーム112は、燃焼チャンバ108に晒された高温側132、及び反対側の低温側134を画成する。例示的な燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106は各々、燃焼器ドーム112の高温側132、及び燃焼器ドーム112の低温側134に直接取り付けられる。例えば、以下の図3でより明白になるように、示されている実施形態の場合、各燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106は、他の燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106、具体的には隣接する燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106とは独立して、燃焼器ドーム112に直接取り付けられる。例えば、示されている燃焼器アセンブリ100の燃焼器ドーム112が周方向Cに沿って連続して延在するので、燃焼器ドーム112及び複数の燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106のための追加の又は補助的な支持体は不要である。
さらに図2を参照すると、一体的に形成された燃焼チャンバ外側ライナ116及び燃焼器ドーム112とは対照的に、示されている実施形態の場合、燃焼チャンバ内側ライナ114は、燃焼器ドーム112及び燃焼チャンバ外側ライナ116とは別個に形成される。燃焼チャンバ内側ライナ114は、通常搭載アセンブリ136を介して燃焼器ドーム112に取り付けられる。具体的には、第1の燃焼チャンバ部材、すなわち燃焼器ドーム112は、第1の連結フランジ138を含み、第2の燃焼チャンバ部材、すなわち燃焼チャンバ内側ライナ114は、第2の連結フランジ140を含む。第1及び第2の連結フランジ138,140は、互いに隣接して配置され、燃焼チャンバ108から概して外側に各々延在する。具体的には、示されている実施形態の場合、第1及び第2の連結フランジ138,140は、ほぼ半径方向Rに沿って内側に延在する。
さらに、示されている例示的な搭載アセンブリ136は、第1の搭載フランジ142と、第2の搭載フランジ144とを含む。第1の搭載フランジ142は、燃焼器ドーム112の第1の連結フランジ138に隣接して配置され、第2の搭載フランジ144は、燃焼チャンバ内側ライナ114の第2の連結フランジ140に隣接して配置される。また、搭載アセンブリ136は、第1の搭載フランジ142を第2の搭載フランジ144に向かって押圧して燃焼器ドーム112と燃焼チャンバ内側ライナ114を取り付けるための取り付け部材146をさらに含む。例えば、取り付け部材146は、第1の搭載フランジ142と第2の搭載フランジ144を共にクランプして燃焼器ドーム112と燃焼チャンバ内側ライナ114を取り付けることができる。
したがって、搭載アセンブリ136は、燃焼チャンバ外側ライナ116及び燃焼器ドーム112に取り付けられる。より具体的には、示されている実施形態の場合、搭載アセンブリ136は、燃焼チャンバ内側ライナ114の前方端部122に近接して燃焼チャンバ内側ライナ114に取り付けられ、ターボファンエンジン10の構造構成要素に対してターボファンエンジン10内の燃焼器ドーム112及び燃焼チャンバ内側ライナ114を支持する。例えば、示されている例示的な搭載アセンブリ136は、ほぼ軸線方向Aに沿って前方端部150から後方端部152に延在する長さ149を画成する支持部材148を含む。支持部材148の前方端部150は、第2の搭載フランジ144を含み、上述し以下にさらに詳細に説明するように、燃焼チャンバ内側ライナ114の前方端部122に近接して燃焼チャンバ内側ライナ114に取り付けられる。
本明細書で使用する場合、用語「前方端部に近接して」は、概して、後方端部より前方端部に近い位置を意味することができる。したがって、例えば、燃焼器アセンブリ100は、開口部102及び出口110の1以上の間でタービンセクションへとほぼ軸線方向Aに沿った長さ154を画成することができる。搭載アセンブリ136は、燃焼器アセンブリの長さ154の少なくとも前方約50%以内で、燃焼チャンバ内側ライナ114に取り付けることができる。より具体的には、示されている実施形態の場合、搭載アセンブリ136は、燃焼器アセンブリの長さ154の少なくとも前方約40%以内、燃焼器アセンブリの長さ154の少なくとも前方約30%以内、又は燃焼器アセンブリの長さ154の少なくとも前方約20%以内で、燃焼チャンバ内側ライナ114に取り付けることができる。本明細書で使用する場合、「約」又は「およそ」などの近似の用語は、誤差の10%の範囲内にあることを意味することを理解されたい。
上述したように、搭載アセンブリ136は、ターボファンエンジン10内の燃焼器ドーム112、燃焼チャンバ内側ライナ114、及び燃焼チャンバ外側ライナ116を支持するように構成されている。具体的には、例示的な支持部材148は、後方端部152でターボファンエンジン10の構造構成要素に取り付けられるように構成されている。より具体的には、支持部材148は、取り付けフランジ156を含み、支持部材148はこれを介してターボファンエンジン10の構造構成要素に取り付けられて燃焼器アセンブリ100を支持する。示されている実施形態の場合、構造構成要素は、タービンセクションを通る流路を少なくとも部分的に画成するタービンフレーム158として構成されている。しかし、他の実施形態では、構造構成要素は、ターボファンエンジン10内のいずれかの静止構造部材であってもよい。例えば、他の実施形態では、構造構成要素は、内側圧縮機ケーシング160、外側圧縮機ケーシング162、タービンケーシング164などであってもよい。
図3〜図5の例示的な実施形態を参照して以下により詳細に説明するように、搭載アセンブリ136は、金属材料で形成することができる。より具体的には、支持部材148は、第2の連結フランジ140と、第1の連結フランジ138とを含み、金属材料で各々形成することができる。このような構成は、ターボファンエンジン10の運転中に所望量の熱膨張を可能にすることができる。より具体的には、燃焼チャンバ内側ライナ及び外側ライナ114,116並びに燃焼器ドーム112は、すべて燃焼チャンバ内側ライナ114の前方端部122で搭載アセンブリ136を介して支持されるので、タービンセクションへの燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106と入口との間の距離は、搭載アセンブリ136の熱膨張の量によって実質的に決定される。さらに、内側及び外側圧縮機ケーシング160,162並びにタービンケーシング164などの燃焼器アセンブリ100を囲む様々な他の構成要素は、すべて同様に金属材料で形成されるので、搭載アセンブリ136の熱膨張は、このような構成要素の熱膨張に適合しやすく、燃焼器アセンブリ100のCMC構成要素と搭載アセンブリ136の熱膨張が適合しないとしても、燃焼器アセンブリ100がターボファンエンジン10内の所望の位置に置けることを確実にする。
次に図3〜図5を参照すると、本開示の例示的な実施形態による燃焼器アセンブリ100の様々な図が示されている。図3〜図5の例示的な燃焼器アセンブリ100は、図2の例示的な燃焼器アセンブリ100と実質的に同一に構成することができ、したがって、同一又は類似の番号は、同一又は類似の部分を指すことができる。具体的には、図3は、組み立てられた燃焼器アセンブリ100の斜視図を示し、図4は、図3の例示的な燃焼器アセンブリ100の断面の斜視断面図を示し、図5は、図3の例示的な燃焼器アセンブリ100の搭載アセンブリ136の取り付け部の拡大断面図を示している。
図3で最も明確に見られるように、燃焼器アセンブリ100は、燃焼チャンバ部材の1以上を通って延在し、冷却空気の流れを可能にする複数の冷却孔166を含む。具体的には、示されている例示的な燃焼器アセンブリ100は、燃焼チャンバ外側ライナ116、燃焼チャンバ内側ライナ114、及び燃焼器ドーム112を通って延在し、多量の冷却空気が流れることを可能にする複数の冷却孔166を含む。冷却空気は、燃焼器アセンブリ100が設置されるガスタービンエンジンの圧縮機セクションから供給することができる。
前述したように、燃焼器アセンブリ100は、環状の燃焼器として概して構成されている。したがって、燃焼チャンバ外側ライナ116、(示されている実施形態の場合、燃焼チャンバ外側ライナ116と一体的に形成された)燃焼器ドーム112、及び燃焼チャンバ内側ライナ114(例えば、図4参照)は、周方向Cに沿って実質的に連続して各々延在して環状の形状を画成する。図3に示されていないが、(燃焼器ドーム112の)第1の連結フランジ138及び(燃焼チャンバ内側ライナ114の)第2の連結フランジ140は、同様に周方向に実質的に連続して延在する。さらに、搭載アセンブリ136、より具体的には、第1の搭載フランジ142及び第2の搭載フランジ144を含む支持部材148は、同様に周方向Cに沿って実質的に連続して延在して環状の形状を画成する。したがって、支持部材148は、環状の支持部材148と呼ぶことができる。特筆すべきことに、第1の搭載フランジ142は、周方向に互いに隣接して配置された複数の個々の搭載ブラケット168で形成される。
示されている実施形態の場合、搭載アセンブリ136は、CMC材料で各々形成することができる燃焼チャンバ内側ライナ114、燃焼器ドーム112、及び燃焼チャンバ外側ライナ116と比較して、金属材料で通常形成される。したがって、搭載アセンブリ136の第1の搭載フランジ142を形成する搭載ブラケット168は、第2の搭載フランジ144を含む支持部材148のように、金属材料で形成される。熱膨張率の不適合に適応するために、支持部材148は、ほぼ軸線方向Aに沿って延在する複数の隙間170を含む。しかし、他の実施形態では、複数の隙間170は、代わりに任意の他の適切な方向に延在することができる。特筆すべきことに、複数の隙間170を含むことにより、振動の減衰及び他の利点を燃焼器アセンブリ100にさらにもたらすことができる。
さらに、示されている複数の隙間170は、支持部材148の長さ149の少なくとも約50%に沿って各々延在する。具体的には、示されている実施形態の場合、複数の隙間170の各々は、支持部材148の長さ149の少なくとも約60%に沿って延在する。さらに、複数の隙間170の各隙間170は、幅171(図3)を画成する。示されている隙間170はほぼ軸線方向Aに沿って延在するので、幅171は、ほぼ周方向Cに沿って画成される。各隙間170の幅171は、少なくとも約0.05インチ、少なくとも約0.10インチ、少なくとも約0.20インチ、又は任意の他の適切な幅とすることができる。隙間170は、燃焼チャンバ外側ライナ116又は燃焼器ドーム112の少なくとも1つを、搭載アセンブリ136の支持部材148に対して相対的に膨張させる。より具体的には、隙間170は、CMC構成要素の各々、すなわち燃焼チャンバ内側ライナ114、燃焼器ドーム112、及び燃焼チャンバ外側ライナ116を、ほぼ半径方向Rに沿って搭載アセンブリ136の支持部材148に対して相対的に膨張させる。
特に図4及び図5をここで参照すると、例示的な取り付け部材146は、ナット172及びボルト174、正確に言うと複数のナット172及びボルト174として構成されており、各ボルト174は、第1及び第2の搭載フランジ142,144、並びに第1及び第2の連結フランジ138,140を介して延在する。ボルト174は、第1の搭載フランジ142を押圧するヘッド176を各々含み、それぞれのナット172の各々は、それぞれのボルト174と螺合して、第2の搭載フランジ144を押圧する。このような構成により、燃焼器ドーム112及び燃焼チャンバ内側ライナ114の第1及び第2の連結フランジ138,140を取り付ける力は、それぞれ、第1の搭載フランジ142及び第2の搭載フランジ144の内面領域に分配される。したがって、第1及び第2の連結フランジ138,140は、これらに加えられる最小限の点力で共に押圧される。このような構成は、第1及び第2の連結フランジ138,140の損傷を制限することができる。
さらに、図5の断面図に見られるように、搭載アセンブリ136は、ブッシュ178、正確に言うと複数のブッシュ178をさらに含み、各ブッシュ178は、第1及び第2の連結フランジ138,140内でそれぞれのボルト174の周りに延在する。ブッシュ178は、(金属材料で形成された)ボルト174と(CMC材料で形成された)第1及び第2の連結フランジ138,140との間の障壁として作用することができる。したがって、CMC材料からの金属材料への摩耗は、ボルト174に対してブッシュ178によって吸収される。特筆すべきことに、第1及び第2の連結フランジ138,140は、合わせた幅180を共に画成し、ブッシュの各々は、長さ182を同様に画成する。示されている実施形態の場合、ブッシュ178の各々の長さ182は、第1及び第2の連結フランジ138,140の合わせた幅180未満であり、金属材料で形成することができるブッシュ178と第1及び第2の連結フランジ138,140との間の相対的な熱膨張を可能にする。
ブッシュ178、第1の搭載フランジ142、及び第2の搭載フランジ144を含むことにより、より頑丈に燃焼器ドーム112を燃焼チャンバ内側ライナ114に取り付けることができる。より具体的には、金属ボルト174と燃焼器ドーム112及び内側ライナ114との間のこのような金属構成要素を含むことにより、燃焼器アセンブリ100の運転中のボルト174への早期摩耗のリスクを低減することができる。
しかし、本明細書で説明される例示的な燃焼器アセンブリ100は、単なる例示として提供されており、本開示の他の例示的な実施形態では、燃焼器アセンブリ100は、任意の他の適切な構成を有してもよいことを理解されたい。例えば、他の例示的な実施形態では、燃焼チャンバ外側ライナ116は、燃焼器ドーム112と一体的に形成しなくてもよく、代わりに、任意の適切な方法で燃焼器ドーム112に取り付けてもよい。さらに、特定の実施形態では、燃焼チャンバ内側ライナ114は、燃焼チャンバ外側ライナ116の代わりに、又はこれに加えて燃焼器ドーム112と一体的に形成してもよい。また、さらに他の実施形態では、燃焼器ドーム112は、任意の他の適切な構成を有してもよい。例えば、特定の実施形態では、燃焼器ドーム112は、外側移行部128又は内側移行部130の一方又は両方を含まなくてもよい。或いは、外側移行部128又は内側移行部130の一方又は両方は、任意の他の適切な方法で構成してもよい。
さらに、本明細書で説明される実施形態の搭載アセンブリ136は、燃焼器アセンブリ100の半径方向内側の位置に概して位置するが、他の実施形態では、搭載アセンブリ136は、代わりに半径方向外側の位置に位置してもよい。例えば、このような例示的な実施形態では、搭載アセンブリ136は、燃焼チャンバ外側ライナ116を別個に形成された燃焼チャンバ108のドームに取り付けるように構成してもよい。加えて、示されている実施形態の場合、搭載アセンブリ136は、燃焼チャンバライナの前方端部で燃焼チャンバライナ及びドームに取り付けられるが、他の実施形態では、搭載アセンブリ136は、代わりに、例えば燃焼チャンバライナの後方端部で燃焼チャンバライナに、又は任意の他の適切な位置に取り付けてもよい。また、さらに他の実施形態では、支持部材148を含む搭載アセンブリ136は、連結フランジ138,140から前方に(示されている実施形態のように後方に延在するのとは対照的に)、連結フランジ138,140の前方に位置するガスタービンエンジン内の支持部材へと延在してもよい。
さらに、示されている実施形態の場合、燃焼チャンバ108を画成する様々な構成要素は、周方向Cに沿って実質的に連続して延在して環状の形状を画成するが、他の例示的な実施形態では、このような構成要素は、代わりに周方向Cに沿って離間して配置された複数の構成要素を含んで燃焼チャンバ108を画成してもよい。加えて、又は代替的に、他の実施形態では、燃焼器アセンブリ100は、任意の他の適切な方法で燃焼器ドーム112に搭載された、任意の他の適切な燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ106を有してもよい。
本明細書は、本発明を開示するために実施例を用いており、最良の形態を含んでいる。また、いかなる当業者も本発明を実施することができるように実施例を用いており、任意のデバイス又はシステムを製作し使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含んでいる。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、特許請求の範囲の文言との差がない構造要素を含む場合、又は特許請求の範囲の文言との実質的な差がない等価の構造要素を含む場合、特許請求の範囲内にある。
10 ターボファンジェットエンジン
12 長手方向又は軸方向中心線
14 ファンセクション
16 コアタービンエンジン
18 外側ケーシング
20 入口
22 低圧圧縮機
24 高圧圧縮機
26 燃焼セクション
28 高圧タービン
30 低圧タービン
32 ジェット排気ノズルセクション
34 高圧シャフト又はスプール
36 低圧シャフト又はスプール
37 コア空気流路
38 ファン
40 ファンブレード
42 ディスク
44 ピッチ変更機構
46 動力ギアボックス
48 前面ハブ
50 ファンケーシング又は外側ナセル
52 出口ガイドベーン
54 下流セクション
56 バイパス空気流通路
58 空気
60 入口
62 空気の第1の部分
64 空気の第2の部分
66 燃焼ガス
68 HPタービンステータベーン
70 HPタービンロータブレード
72 LPタービンステータベーン
74 LPタービンロータブレード
76 ファンノズル排気セクション
78 高温ガス経路
100 燃焼器アセンブリ
102 開口部
104 燃料ノズル
106 燃料−空気噴射器ハードウェアアセンブリ
108 燃焼チャンバ
110 出口
112 燃焼器ドーム
114 燃焼チャンバ内側ライナ
116 燃焼チャンバ外側ライナ
118 前方端部
120 後方端部
122 前方端部
124 後方端部
126 後壁
128 外側移行部
130 内側移行部
132 高温側
134 低温側
136 搭載アセンブリ
138 第1の連結フランジ
140 第2の連結フランジ
142 第1の搭載フランジ
144 第2の搭載フランジ
146 取り付け部材
148 支持部材
149 長さ
150 前方端部
152 後方端部
154 長さ
156 取り付けフランジ
158 タービンフレーム
160 内側圧縮機ケーシング
162 外側圧縮機ケーシング
164 タービンケーシング
166 冷却孔
168 搭載ブラケット
170 隙間
171 幅
172 ナット
174 ボルト
176 ヘッド
178 ブッシュ
180 幅
182 長さ
A 軸線方向
C 周方向
R 半径方向

Claims (11)

  1. 軸線方向(A)を画成し、構造構成要素を含むガスタービンエンジンの燃焼器アセンブリ(100)であって、
    燃焼器ドーム(112)と、
    燃焼器ドーム(112)に取り付けられるか或いは燃焼器ドーム(112)と一体的に形成され、前方端部(118,122)と後方端部(120,124)との間に延在するライナであって、燃焼器ドーム(112)とライナとが共に燃焼チャンバ(108)を少なくとも部分的に画成する、ライナと、
    ガスタービンエンジンの構造構成要素に対してガスタービンエンジン内の燃焼器ドーム(112)及びライナを支持するために、ライナの前方端部(122)に近接してライナに取り付けられた搭載アセンブリ(136)と
    を含
    搭載アセンブリ(136)が、前方端部(150)から後方端部(152)に延在する支持部材(148)を含み、支持部材(148)の前方端部(150)が、ライナの前方端部(122)に近接してライナに取り付けられ、支持部材(148)の後方端部(152)が、ガスタービンエンジンの構造構成要素に取り付けられるように構成されており、
    支持部材(148)が、周方向(C)に沿って実質的に連続して延在して環状の形状を画成しており、
    支持部材(148)に対してライナ又は燃焼器ドーム(112)の少なくとも一方の熱膨張を可能にする複数の隙間(170)を含む、燃焼器アセンブリ(100)。
  2. 支持部材(148)が金属材料からなる、請求項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  3. 支持部材(148)が、軸線方向(A)に沿って長さ(149)を画成し、複数の隙間(170)の各々が、支持部材(148)の長さ(149)の少なくとも50%に沿って延在する、請求項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  4. 数の隙間(170)の各々が、少なくとも0.05インチの最小幅を画成する、請求項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  5. 軸線方向(A)を画成し、構造構成要素を含むガスタービンエンジンの燃焼器アセンブリ(100)であって、
    燃焼器ドーム(112)と、
    燃焼器ドーム(112)に取り付けられるか或いは燃焼器ドーム(112)と一体的に形成され、前方端部(118,122)と後方端部(120,124)との間に延在するライナであって、燃焼器ドーム(112)とライナとが共に燃焼チャンバ(108)を少なくとも部分的に画成する、ライナと、
    ガスタービンエンジンの構造構成要素に対してガスタービンエンジン内の燃焼器ドーム(112)及びライナを支持するために、ライナの前方端部(122)に近接してライナに取り付けられた搭載アセンブリ(136)と
    を含み、
    ライナが、前方端部(122)に燃焼チャンバ(108)から外側に延在する連結フランジ(140)を含み、燃焼器ドーム(112)が、燃焼チャンバ(108)に対して外側に延在してライナの連結フランジ(140)に隣接して配置された連結フランジ(138)を同様に含み、搭載アセンブリ(136)が、ライナの連結フランジ(140)を燃焼器ドーム(112)の連結フランジ(138)に取り付け、
    搭載アセンブリ(136)が、燃焼器ドーム(112)の連結フランジ(138)に隣接して配置された第1の搭載フランジ(142)と、ライナの連結フランジ(140)に隣接して配置された第2の搭載フランジ(144)とを含み、搭載アセンブリ(136)が、第1の搭載フランジ(142)を第2の搭載フランジ(144)に向かって押圧してライナを燃焼器ドーム(112)に取り付けるための取り付け部材(146)をさらに含む、燃焼器アセンブリ(100)。
  6. 搭載アセンブリ(136)が、前方端部(150)と後方端部(152)との間に延在する支持部材(148)をさらに含み、支持部材(148)が、前方端部(150)に第2の搭載フランジ(144)を含み、支持部材(148)が、ガスタービンエンジンの構造構成要素に取り付けられるように構成されている、請求項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  7. ライナが内側ライナ(114)である、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  8. ライナがセラミックマトリックス複合材材料からなる、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  9. 燃焼器ドーム(112)がセラミックマトリックス複合材材料からなる、請求項1乃至
    請求項のいずれか1項に記載の燃焼器アセンブリ(100)。
  10. 軸線方向(A)及び周方向(C)を画成するガスタービンエンジンであって、
    圧縮機セクションと、
    タービンセクションと、
    圧縮機セクションとタービンセクションとの間に配置された燃焼セクション(26)であって、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の燃焼器アセンブリ(100)を含む燃焼セクション(26)と
    を含む、ガスタービンエンジン。
  11. 構造構成要素が、内側圧縮機ケーシング(160)、外側圧縮機ケーシング(162)、タービンケーシング(164)、又はタービンフレーム部材(158)の少なくとも1つとして構成されている、請求項10に記載のガスタービンエンジン。
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