JP6358743B2 - ストリーム生成装置、受信装置、ならびにそれらのプログラム - Google Patents
ストリーム生成装置、受信装置、ならびにそれらのプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6358743B2 JP6358743B2 JP2014157128A JP2014157128A JP6358743B2 JP 6358743 B2 JP6358743 B2 JP 6358743B2 JP 2014157128 A JP2014157128 A JP 2014157128A JP 2014157128 A JP2014157128 A JP 2014157128A JP 6358743 B2 JP6358743 B2 JP 6358743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- packet
- content
- unit
- encoded sequence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Description
[第1の実施形態]
本実施形態は、放送局が実施する放送によるコンテンツ配信サービスを実現するコンテンツ配信システムに適用される。なお本実施形態では、映像をHEVCで圧縮した圧縮ストリームに電子透かしを埋め込む。ここでいう放送局は、放送の代わりに、インターネット等の通信ネットワークを通じて利用者に対しコンテンツを一斉配信するコンテンツ配信事業者であってもよい。
そして、ストリーム生成サーバー2は、すべてのパケットを合成して圧縮ストリーム中間データを生成し、この圧縮ストリーム中間データを記憶する。
受信装置4は、上記の送信アンテナが放射した放送電波を受信することによって放送信号を取り込み、この放送信号から圧縮ストリーム中間データを取得する。
受信装置4は、符号化列0が含まれるパケットと、符号化列1または符号化列2のいずれかが含まれるパケットとを抽出する。このとき、受信装置4は、パケット内に含まれるビット位置識別情報に基づき、自装置識別情報の中の、ビット位置識別情報によって指し示される位置のビットの値に対応して、符号化列1または符号化列2のいずれかのパケットを選択的に抽出する。つまり、受信装置4が符号化列1または符号化列2のいずれのパケットを選択したかによって、事後的に、受信装置4自身の自装置識別情報のうちの一部(そのビット位置識別情報が指し示す箇所)のビット値がわかる。
図4は、コンテンツサーバーの概略機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、コンテンツサーバー1は、コンテンツ取得部11と、コンテンツ記憶部12と、コンテンツ供給部13とを含んで構成される。
コンテンツ取得部11は、前述したコンテンツ供給装置からコンテンツデータを取り込み、このコンテンツデータをコンテンツ記憶部12に供給する。コンテンツ供給装置は、例えば、磁気ハードディスク装置、半導体ディスク装置等の記憶装置、ネットワークを介して接続されるコンテンツ編集装置等である。
コンテンツ記憶部12は、コンテンツ取得部11が供給するコンテンツデータを、例えばファイルデータとして記憶する。コンテンツ記憶部は、磁気ハードディスク装置や半導体メモリを用いて実現される。
コンテンツ供給部13は、コンテンツ記憶部12からコンテンツデータを読み込み、このコンテンツデータをストリーム生成サーバー2に供給する。
符号化レート取得部23は、図示しない符号化レート供給装置から符号化レートのデータを取り込み、この符号化レートをコンテンツ共通圧縮符号化部24とコンテンツ個別圧縮符号化部25とに供給する。符号化レート供給装置は、例えば、オペレーターによって操作されるキーボード、マウス等の入力装置や、半導体メモリ等を用いて情報を記憶するよう構成される記憶装置であり、符号化レートのデータを記憶し、外部に供給する。
具体的には、データ分離部22は、コンテンツ取得部21からコンテンツデータを読み込む。そして、データ分離部22は、取得したコンテンツデータを、前記した電子透かし埋め込みには利用しない符号化列0を生成する部分と、電子透かし埋め込みに利用する符号化列1と符号化列2を生成する部分とに分離する。なお、電子透かし埋め込みには利用しない符号化列0を生成する部分(共通部分または共通データと呼ぶ)と、電子透かし埋め込みに利用する符号化列1と符号化列2を生成する部分(個別部分または個別データと呼ぶ)の境界は、任意の位置としてよい。ただし、個別部分から共通部分に変化する位置は、HEVC符号化した際にスタートコードを挿入できる位置に限定される。そのような位置は複数あり、適宜選択される。
そして、データ分離部22は、分離して得られた共通データをコンテンツ共通圧縮符号化部24に供給する。また、データ分離部22は、個別データをコンテンツ個別圧縮符号化部25に供給する。
具体的には、コンテンツ共通圧縮符号化部24は、データ分離部22が供給するコンテンツデータの共通部分を取り込み、また、符号化レート取得部23が供給する符号化レートを取り込む。コンテンツ共通圧縮符号化部24は、コンテンツデータの圧縮符号化処理を実行して指定された符号化レート以下の符号化レートとなる共通圧縮符号化コンテンツデータを生成し、この共通圧縮符号化コンテンツデータをパケット生成部26内の符号化列0パケット生成部260に供給する。ここでの圧縮符号化処理は、例えば、HEVCによる映像圧縮符号化処理である。そして、共通圧縮符号化コンテンツデータの先頭には、必ずスタートコード(スライススタートコード等)が入っている。また、コンテンツ共通圧縮符号化部24は、符号化で使用されている算術符号用の確率テーブルのデータをコンテンツ個別圧縮符号化部25に供給する。
ここで、算術符号化とは、例えば、H.264/AVCやHEVCなどの方式による符号化である。また、算術符号化前のデータの一部とは、例えば、符号化の処理途中で算出されるDCT係数やDST係数の量子化値や、或いは予測符号化で算出される予測ベクトルである。
なお、符号化の方式はこれらに限られない。複数の異なる個別圧縮符号化コンテンツデータは、符号列としては異なるものであるが、それらのデータが表す映像としては、人によって知覚される違いは全くと言ってよいほどない程度に変化させることが、サービス事業者が同じサービスをすべての人に提供する場合は好ましい。あるいは、映像としては、人によって知覚される違いがあるとしても、コンテンツとしては問題にならないほどの小さな違いしかない程度に変化させることが好ましい。これにより、サービス事業者が、事実上同じサービスをすべての人に提供することとなる。
つまり、各々の個別符号化部(251と252)は、互いに異なる個別符号化コンテンツデータをそれぞれ生成する。
なお、本実施形態では、パケット生成部26が、共通データである符号化列0のパケットにも共通データであることを識別するための符号化列識別情報を設けて、共通パケットデータを生成する。
またパケット生成部26は、符号化列1をパケット変換し、符号化列1であることを識別するための符号化列識別情報と、受信装置側の自装置識別情報のビット位置を指し示すビット位置識別情報とを付加し符号化列1パケットデータを生成する。
またパケット生成部26は、符号化列2をパケット変換し、符号化列2であることを識別するための符号化列識別情報と、受信装置側の自装置識別情報のビット位置を指し示すビット位置識別情報を付加し符号化列2パケットデータを生成する。
符号化列0パケット生成部260は、前述の符号化列0パケットデータを生成する。
符号化列1パケット生成部261は、前述の符号化列1パケットデータを生成する。
符号化列2パケット生成部262は、前述の符号化列2パケットデータを生成する。
また、パケット合成部27は、符号化列0パケットデータと、符号化列1と、符号化列2パケットデータを、最小パケット単位で任意に組み合わせてもよい。
ただし、復号の際の処理を考慮すると、これらのパケットデータを復号する時間順に連結することが望ましい。
送信信号生成部32は、圧縮ストリーム中間データ取得部31が供給する圧縮ストリーム中間データを取り込み、この圧縮ストリーム中間データを変調して信号送信部33に供給する。例えば、配信手段が放送である場合には、送信信号生成部32は、圧縮ストリーム中間データを載せた放送信号を、信号送信部33に供給する。放送信号の仕様は、例えば、ARIB(Association of Radio Industries and Broadcast)標準規格によって規定されている。
信号送信部33は、送信信号生成部32が供給する送信信号を取り込み、この信号を送信する。放送による配信の場合、信号送信部33は、取得した放送信号を放送波(電波や放送ケーブル上の放送波)に載せて配信する。
つまり、データ分離部43は、判別したパケットデータの種類に応じてパケットデータを分離し、そのパケットデータから圧縮符号化コンテンツデータに該当するデータを抽出し、この抽出したデータをパケットデータの種類ごとにデータ合成部44に供給する。
一方、その第iビット目のデータが「1」である場合、データ分離部43は、パケット内の符号化識別情報を参照し、符号化列2であることを示す識別情報(16進数表記で「02H」)であるパケットについて、ヘッダを除去し、合成して得たデータを、データ合成部44に供給する。
個別符号化列分離部52は、不正配信コンテンツ取得部51から供給された、不正配信コンテンツ(RC)から、符号化列1もしくは符号化列2が使用されている部分を分離する。そして、この分離された個別符号化列部分を符号化列比較部55に供給する。
符号化列分離部54は、正規圧縮ストリーム中間データ取得部53から供給された圧縮ストリーム中間データを、符号化列0と、符号化列1と、符号化列2とに分離し、それらのうち、符号化列1と符号化列2とを符号化列比較部55に供給する。なお、符号化列分離部54は、分離後の符号化列0については、何もしない。
正規圧縮ストリーム中間データ取得部63は、ストリーム生成サーバー2で生成された圧縮ストリーム中間データを、ストリーム生成サーバー2から取得し、取得した圧縮ストリーム中間データをデータ分離部64に供給する。
データ分離部64は、正規圧縮ストリーム中間データ取得部63から供給された圧縮ストリーム中間データを、符号化列0と、符号化列1と、符号化列2とに分離する。そして、データ分離部64は、符号化列0と符号化列1とをコンテンツ伸長部67−1に供給し、符号化列0と符号化列2とをコンテンツ伸長部67−2に供給する。
コンテンツ伸長部67−2は、データ分離部64から供給された符号化列0と符号化列2とを合成し、伸長する。そして、コンテンツ伸長部67−2は、伸長されたコンテンツ(符号化列2コンテンツ)を符号化列比較部65に供給する。
符号化列比較部65は、不正配信コンテンツの個別符号化部分が符号化列1の伸長結果に近い場合にはビット値「0」を生成し、不正配信コンテンツの個別符号化部分が符号化列2の伸長結果に近い場合にはビット値「1」を生成する。そして、符号化列比較部65は、ここで生成したビットを個別符号化列の部分毎に順次、受信機識別子特定部66に供給する。
[コンテンツサーバー]
図10は、コンテンツサーバー1が実行する処理の手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに沿って説明する。
ステップS11:まず、コンテンツ取得部11は、コンテンツ供給装置からコンテンツデータを取り込み、このコンテンツデータをコンテンツ記憶部12に供給する。
ステップS12:次に、コンテンツ記憶部12は、コンテンツ取得部11から供給されるコンテンツデータを、例えばファイルデータとして記憶する。
ステップS13:次に、コンテンツ供給部13は、コンテンツ記憶部12からコンテンツデータを読み出し、読み出したコンテンツデータをストリーム生成サーバー2に対して送信する。
図11は、ストリーム生成サーバー2が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS21:まず、コンテンツ取得部21は、コンテンツサーバー1から送信されるコンテンツデータを取得し、このコンテンツデータをデータ分離部22に供給する。
ステップS22:次に、データ分離部22は、コンテンツ取得部21から供給されたコンテンツデータを、電子透かしの埋め込みに使用しない共通部分と、電子透かし埋め込みに使用する個別部分とに分離する。そして、データ分離部22は、分離された共通部分をコンテンツ共通圧縮符号化部24に供給する。また、データ分離部22は、分離された個別部分をコンテンツ個別圧縮符号化部25に供給する。
ステップS23:次に、符号化レート取得部23は、符号化レート供給装置から符号化レートのデータを取り込み、この符号化レートをコンテンツ共通圧縮符号化部24とコンテンツ個別圧縮符号化部25とに供給する。
ステップS30:そして、圧縮ストリーム中間データ供給部28は、生成された圧縮ストリーム中間データを、送信装置3に送信する。
図12は、送信装置3が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS41:まず、圧縮ストリーム中間データ取得部31は、ストリーム生成サーバー2から送信される圧縮ストリーム中間データを取り込み、この圧縮ストリーム中間データを送信信号生成部32に供給する。
ステップS42:次に、送信信号生成部32は、圧縮ストリーム中間データ取得部31が供給する圧縮ストリーム中間データを取り込み、この圧縮ストリーム中間データを変調してデジタル放送の配信信号に変換し、この配信信号を信号送信部33に供給する。
ステップS43:次に、信号送信部33は、送信信号生成部32が供給する信号を取り込み、この信号を送信アンテナから送信する。
図13は、受信装置4が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS51:まず、受信部41は、送信装置3側から送信されてくる信号を受信する。この信号は、例えば、受信装置に接続された受信アンテナで捉えた放送電波によるものである。そして、受信部41は、信号を復調して圧縮ストリーム中間データを取得し、この圧縮ストリーム中間データをデータ分離部43に供給する。
ステップS52:次に、データ分離部43は、受信部が供給する圧縮ストリーム中間データを取り込む。そして、データ分離部43は、この圧縮ストリーム中間データを構成するパケットデータごとに符号化識別情報を検出することにより、パケットデータの種類を判別する。
ステップS53:次に、データ分離部43は、受信機識別子記憶部42に記憶された自装置識別情報を読み出す。
なお、データ分離部43は、個別符号化列パケットの部分ごとに、符号化列1パケットデータと符号化列2パケットデータのうちのいずれかを選択する処理を行う。
図14は、図8に示した電子透かし検出装置5が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS71:まず、不正配信コンテンツ取得部51は、不正に配信されているコンテンツを取得する。
ステップS72:次に、個別符号化列分離部52は、取得された不正配信コンテンツから、個別符号化列を分離する。この個別符号化列は、電子透かしの情報が埋め込まれた部分である。個別符号化列分離部52は、分離された個別符号化列を、符号化列比較部55に供給する。
ステップS74:次に、符号化列分離部54は、圧縮ストリーム中間データから符号化列1と符号化列2を分離し、分離した符号化列1と符号化列2を、符号化列比較部55に供給する。
図15は、図9に示した電子透かし検出装置5が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS81:まず、不正配信コンテンツ取得部61は、不正に配信されているコンテンツを取得する。不正配信コンテンツ取得部61は、取得した不正配信コンテンツを、符号化列比較部65に供給する。
ステップS83:データ分離部64は、圧縮ストリーム中間データから符号化列0と、符号化列1と、符号化列2とを分離する。そして、データ分離部64は、符号化列0と符号化列1とをコンテンツ伸長部67−1に供給する。また、データ分離部64は、符号化列0と符号化列2とをコンテンツ伸長部67−2に供給する。
ステップS85:一方、コンテンツ伸長部67−2は、データ分離部64から供給された符号化列0と符号化列2を結合した後、伸長し、符号化列2コンテンツを生成する。そして、コンテンツ伸長部67−2は、生成したこの符号化列2コンテンツを、符号化列比較部65に供給する。
ステップS87:受信機識別子特定部66は、符号化列比較部65から供給されたビットを、所定の位置に並べてすべて結合することによって、装置識別情報を特定する。
また、本実施形態によれば、符号化列1データおよび符号化列2データを前述の方法で生成するため、いずれのデータを伸長した場合にも、視聴者が得られる映像は、元のコンテンツに対して差異がほとんど知覚できないものである。
上述の第1の実施形態においては、ストリーム生成サーバー2がコンテンツに電子透かしを埋め込むための圧縮ストリーム中間データを生成する際に、個別符号化データを2系統生成し、それぞれをパケット化するようにした。ここで、個別符号化データを3系統以上生成し、それぞれをパケット化するようにしても良い。このとき、ストリーム生成サーバー2のコンテンツ個別圧縮符号化部は、第1個別符号化部251と第2個別符号化部252に加えて、適宜、第3、第4、・・・の個別符号化部を設ける。個別符号化データを3系統以上生成する場合も、同一のコンテンツの符号化に対し、DCTデータもしくは動きベクトルデータなどの一部を変更し、それぞれ別々の個別圧縮符号化コンテンツデータを生成する。つまり、コンテンツ個別圧縮符号化部が生成する各系統の個別圧縮符号化コンテンツデータは、他のいずれの系統の個別圧縮符号化コンテンツデータとも異なるものである。
ストリーム生成サーバー2の符号化列0パケット生成部260が、符号化列0識別情報をパケットデータに設けないようにしても良い。その場合、受信装置4のデータ分離部43は、符号化列識別情報が格納されていないパケットデータを、符号化列0パケットデータであると判別する。
上述した第1の実施形態は、放送局が実施する放送によるコンテンツ配信サービスを実現するコンテンツ配信システムであった。放送の代わりに、本実施形態では、例えば、コンテンツ提供事業者が、インターネット等の通信回線を用いて、一斉配信によるコンテンツ配信サービスを実現するコンテンツ配信システムを実現する。このようなシステムにも、第1の実施形態で説明したストリーム生成サーバーにおける符号化、パケット生成の処理や、受信機におけるパケット分解、デコーディングの処理を適用できる。この場合、コンテンツ提供事業者が運営する装置は、複数の受信装置に対して、通信回線を介して暗号化コンテンツデータをマルチキャストまたはブロードキャストにより一斉配信する。
上述した実施形態におけるストリーム生成サーバーの一部または全部の機能をコンピューターで実現するようにしてもよい。この場合、その機能を実現するための電子透かしストリーム生成プログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録された電子透かしストリーム生成プログラムをコンピューターシステムに読み込ませて、このコンピューターシステムが実行することによって実現してもよい。
また、上述した実施形態における受信装置の一部または全部の機能をコンピューターで実現するようにしてもよい。この場合、その機能を実現するための電子透かし埋め込みプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録された電子透かし埋め込みプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて、このコンピューターシステムが実行することによって実現してもよい。
また、上述した実施形態における電子透かし検出装置の一部または全部の機能をコンピューターで実現するようにしてもよい。この場合、その機能を実現するための電子透かし埋め込みプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録された電子透かし埋め込みプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて、このコンピューターシステムが実行することによって実現してもよい。
本実施形態では、映像以外のコンテンツを、上述した各実施形態と同様の方法で伝送する。映像以外のコンテンツとは、例えば、音声のみによるコンテンツである。
2 ストリーム生成サーバー(ストリーム生成装置)
3 送信装置
4 受信装置
5,6 電子透かし検出装置
9 イントラネット
11 コンテンツ取得部
12 コンテンツ記憶部
13 コンテンツ供給部
21 コンテンツ取得部
22 データ分離部
23 符号化レート取得部
24 コンテンツ共通圧縮符号化部(共通圧縮符号化部)
25 コンテンツ個別圧縮符号化部(個別圧縮符号化部)
250 算術符号用テーブル取得部
251 第1個別符号化部
252 第2個別符号化部
26 パケット生成部
260 符号化列0パケット生成部
261 符号化列1パケット生成部
262 符号化列2パケット生成部
27 パケット合成部
28 圧縮ストリーム中間データ供給部
31 圧縮ストリーム中間データ取得部
32 送信信号生成部
33 信号送信部
41 受信部
42 受信機識別子記憶部(装置識別情報記憶部)
43 データ分離部
44 データ合成部
45 圧縮符号化コンテンツ伸長部
51 不正配信コンテンツ取得部
52 個別符号化列分離部
53 正規圧縮ストリーム中間データ取得部
54 符号化列分離部
55 符号化列比較部
56 受信機識別子特定部
61 不正配信コンテンツ取得部
63 正規圧縮ストリーム中間データ取得部
64 データ分離部
65 符号化列比較部
66 受信機識別子特定部
67−1,67−2 コンテンツ伸長部
Claims (4)
- コンテンツデータを共通データと個別データとに分離するデータ分離部と、
前記データ分離部によって分離された前記共通データを符号化して共通圧縮符号化コンテンツデータを生成する共通圧縮符号化部と、
前記データ分離部によって分離された前記個別データを基に、算術符号化前のデータの一部を変えて算術符号化の処理を行うことにより、それぞれ異なる符号系列を有する複数の個別圧縮符号化コンテンツデータを生成する個別圧縮符号化部と、
前記共通圧縮符号化コンテンツデータと複数の前記個別圧縮符号化コンテンツデータとをそれぞれパケット変換し、少なくとも前記個別圧縮符号化コンテンツデータのパケットには前記個別圧縮符号化コンテンツデータを識別するための符号化識別情報を設けて、共通圧縮符号化コンテンツパケットデータと個別圧縮符号化コンテンツパケットデータとを生成するパケット生成部と、
前記共通圧縮符号化コンテンツパケットデータと前記個別圧縮符号化コンテンツパケットデータとを合成して、圧縮ストリーム中間データを生成するパケット合成部と、
を具備することを特徴とするストリーム生成装置。 - 前記データ分離部は、共通データの先頭がスタートコードを挿入する位置になるように、コンテンツデータを共通データと個別データとに分離する、
ことを特徴とする請求項1に記載のストリーム生成装置。 - 前記パケット生成部は、前記個別圧縮符号化コンテンツデータのパケットには装置識別情報の中において当該パケットに対応する部分を識別するためのビット位置識別情報を設ける、
ことを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載のストリーム生成装置。 - コンピューターを、
コンテンツデータを共通データと個別データとに分離するデータ分離部、
前記データ分離部によって分離された前記共通データを符号化して共通圧縮符号化コンテンツデータを生成する共通圧縮符号化部、
前記データ分離部によって分離された前記個別データを基に、算術符号化前のデータの一部を変えて算術符号化の処理を行うことにより、それぞれ異なる符号系列を有する複数の個別圧縮符号化コンテンツデータを生成する個別圧縮符号化部、
前記共通圧縮符号化コンテンツデータと複数の前記個別圧縮符号化コンテンツデータとをそれぞれパケット変換し、少なくとも前記個別圧縮符号化コンテンツデータのパケットには前記個別圧縮符号化コンテンツデータを識別するための符号化識別情報を設けて、共通圧縮符号化コンテンツパケットデータと個別圧縮符号化コンテンツパケットデータとを生成するパケット生成部、
前記共通圧縮符号化コンテンツパケットデータと前記個別圧縮符号化コンテンツパケットデータとを合成して、圧縮ストリーム中間データを生成するパケット合成部、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014157128A JP6358743B2 (ja) | 2014-07-31 | 2014-07-31 | ストリーム生成装置、受信装置、ならびにそれらのプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014157128A JP6358743B2 (ja) | 2014-07-31 | 2014-07-31 | ストリーム生成装置、受信装置、ならびにそれらのプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016034118A JP2016034118A (ja) | 2016-03-10 |
JP6358743B2 true JP6358743B2 (ja) | 2018-07-18 |
Family
ID=55452826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014157128A Expired - Fee Related JP6358743B2 (ja) | 2014-07-31 | 2014-07-31 | ストリーム生成装置、受信装置、ならびにそれらのプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6358743B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160094802A1 (en) * | 2014-09-25 | 2016-03-31 | Nagravision S.A. | Receiver-side marking of content for unique identification |
JP6940755B2 (ja) * | 2017-06-21 | 2021-09-29 | 富士通株式会社 | データ送信プログラム、データ比較プログラム、情報処理装置、データ送信方法及びデータ比較方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11341450A (ja) * | 1998-05-26 | 1999-12-10 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 電子透かし埋め込み装置および電子透かし抽出装置 |
JP2000253370A (ja) * | 1999-03-03 | 2000-09-14 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 電子透かし埋め込み方法および装置ならびに電子透かし埋め込み制御装置 |
JP2003264549A (ja) * | 2001-10-24 | 2003-09-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | データ配信システム、送信装置、受信装置、データ配信方法、送信方法、受信方法、データ作成プログラムを記録した記録媒体、及びデータ組立プログラムを記録した記録媒体 |
JP5513189B2 (ja) * | 2009-06-22 | 2014-06-04 | ソフトバンクBb株式会社 | コンテンツ配信システム、配信方法及び受信プログラム |
JP2013150147A (ja) * | 2012-01-19 | 2013-08-01 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム |
EP2829997B1 (en) * | 2012-03-22 | 2019-04-10 | Saturn Licensing LLC | Reception device, reception method, program, decryption processing device, reception processing system, and information processing device |
JP2015046739A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 学校法人日本大学 | コンテンツ配信方法 |
JP2015139008A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | 日本放送協会 | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム |
-
2014
- 2014-07-31 JP JP2014157128A patent/JP6358743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016034118A (ja) | 2016-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5175908B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
US7260722B2 (en) | Digital multimedia watermarking for source identification | |
JP4920110B2 (ja) | 画質の改善 | |
JP4757299B2 (ja) | 3d圧縮データの生成、復元方法及びその装置 | |
JP2007526507A (ja) | スケーラブルメディアを記述するデータを生成するための方法 | |
CN101022550A (zh) | 流媒体的数字水印信息嵌入方法 | |
KR101336243B1 (ko) | 부가 정보가 삽입된 영상 데이터의 전송 스트림 구조,송수신 방법 및 장치 | |
US9491147B2 (en) | DRM content stream transmission apparatus, method, and transmission and reception system | |
CN103843353A (zh) | 重建数据在分层信号质量层次中的传送 | |
US20070064937A1 (en) | Method and apparatus for encoding or decoding a bitstream | |
JP2007534230A (ja) | プログレッシブ暗号化されたスケーラブルデータ列をスケーリングするための方法 | |
TW200822756A (en) | Creation and handling of a bitstream comprising video frames and auxiliary data | |
US8850590B2 (en) | Systems and methods for using transport stream splicing for programming information security | |
JP6358743B2 (ja) | ストリーム生成装置、受信装置、ならびにそれらのプログラム | |
JP6090972B2 (ja) | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム | |
JP6018880B2 (ja) | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム | |
KR100785012B1 (ko) | 3d 압축 데이터 생성, 복원 방법 및 그 장치 | |
JP2010068421A (ja) | 電子透かし装置及び電子透かし方法 | |
JP6155165B2 (ja) | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム | |
WO2009156973A1 (en) | Fingerprinting method and system | |
Rahmani et al. | A low distortion reversible data hiding scheme for search order coding of VQ indices | |
JP2013150147A (ja) | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム | |
JP2015139008A (ja) | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム | |
US20050013438A1 (en) | Method for ciphering a compressed audio or video stream preserving the coding syntax | |
JP5965750B2 (ja) | 暗号化装置、復号装置、暗号化プログラム、および復号プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170529 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180308 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180320 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180507 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180522 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6358743 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |