JP6358552B2 - 画像認識装置および画像認識方法 - Google Patents

画像認識装置および画像認識方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6358552B2
JP6358552B2 JP2017554783A JP2017554783A JP6358552B2 JP 6358552 B2 JP6358552 B2 JP 6358552B2 JP 2017554783 A JP2017554783 A JP 2017554783A JP 2017554783 A JP2017554783 A JP 2017554783A JP 6358552 B2 JP6358552 B2 JP 6358552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
distance
image recognition
luminance
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017554783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017098709A1 (ja
Inventor
繁 齋藤
繁 齋藤
村瀬 洋
洋 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Publication of JPWO2017098709A1 publication Critical patent/JPWO2017098709A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6358552B2 publication Critical patent/JP6358552B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • G06V20/58Recognition of moving objects or obstacles, e.g. vehicles or pedestrians; Recognition of traffic objects, e.g. traffic signs, traffic lights or roads
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/11Region-based segmentation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/103Static body considered as a whole, e.g. static pedestrian or occupant recognition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V2201/00Indexing scheme relating to image or video recognition or understanding
    • G06V2201/12Acquisition of 3D measurements of objects
    • G06V2201/121Acquisition of 3D measurements of objects using special illumination

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

本開示は画像認識装置および画像認識方法に関する。
近年、カメラの撮像画像を用いて物体を認識する技術に関する研究が盛んに行われている。たとえば、人認識に関する技術は自動車用カメラなどに搭載することができれば、衝突防止や自動運転などに応用できる技術として大きな注目を集めている。
特に、輝度画像だけでなく、距離情報も取得することができるカメラが注目されている。このカメラは画像の距離情報を利用することで3次元的に空間を認識することができるため人と自動車との距離がわかり、更に高精度な人認識が可能となると期待されている。
例えば特許文献1では、従来の輝度勾配特徴量を用いる人認識手法に対して、距離ヒストグラムの類似度を特徴量として認識する手法が提案されている。これにより、複雑な背景が多い場合や人の重なりが生じている場合でも認識精度の低下を抑制している。
特許第5500559号公報
しかしながら、従来の距離画像を用いた人認識手法では背景などの人以外の物体を含む画像全体をスキャンして人認識を行うため、計算処理時間が長くなり認識速度が低下するといった課題が生じる。
そこで本開示が解決しようとする課題は、高解像度の画像を対象としても検出速度の低下が少なく、複雑な背景下においても認識精度の低下が少ない画像認識装置および画像認識方法を提供することにある。
本開示における画像認識装置の一形態は、複数の被写体からの反射光を用いて距離信号と輝度信号とを生成するカメラ部と、前記距離信号から距離画像を生成し、前記輝度信号から輝度画像を生成する画像生成部と、画像認識をする画像認識処理部とを備え、前記画像認識処理部は、前記距離画像および前記輝度画像を、それぞれ複数の領域に分割し、前記複数の領域のそれぞれについて、特定の物体が存在しないことが明白な第1の領域、および、それ以外の第2の領域のいずれであるかの判定を行い、前記複数の領域のうち前記第1の領域を除外して画像認識処理を実行する。
また、本開示における画像認識方法の一形態は、カメラの撮像により、距離値を示す画素データを含む距離画像と、輝度値を示す画素データを含む輝度画像とを生成し、前記距離画像および前記輝度画像を、それぞれ複数の領域に分割し、前記複数の領域のそれぞれについて、特定の物体が存在しないことが明白な第1の領域、および、それ以外の第2の領域のいずれであるかの判定を行い、前記複数の領域のうち前記第1の領域を除外して画像認識を実行する。
本開示によれば、高解像度の画像全領域を物体検出しても検出速度の低下が少なく、複雑な背景画像においても認識精度の低下を少なくすることができる。
図1は、実施の形態における画像認識装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、車載カメラで撮像した場合に想定される被写体の一例を示す図である。 図3Aは、実施の形態における画像認識装置にて図2に示した被写体を撮像した場合に得られる輝度画像を示す図である。 図3Bは、図3A中の点線3Bにおける輝度値を示す図である。 図3Cは、図3A中の点線3Cにおける輝度値を示す図である。 図4は、輝度画像のみを用いて被写体の境界抽出を行った結果を示す図である。 図5Aは、実施の形態における画像認識装置にて図2に示した被写体を撮像した場合に得られる距離画像を示す図である。 図5Bは、図5A中の点線5Bにおける距離値を示す図である。 図5Cは、図5A中の点線5Cにおける距離値を示す図である。 図6は、距離画像のみを用いて被写体の境界抽出を行った結果を示す図である。 図7は、輝度画像と距離画像を用いて抽出した境界を合成した図である。 図8は、距離画像と輝度画像を用いて抽出した被写体の境界により分割された複数の領域のうち第1の領域を示す図である。 図9は、実施の形態における画像認識装置が実行する画像認識方法のフローチャートである。
以下、実施の形態に係る画像認識装置を、図面を参照しながら説明する。
但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。
例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面および以下の説明は当業者が本開示を十分に理解するためのものであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態)
図1は実施の形態における画像認識装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す画像認識装置100は、カメラ部10、画像生成部20および画像認識処理部30を備える。カメラ部10は、光源11、光源制御部12、カメラレンズ13および撮像素子14を備える。また、画像生成部20は、距離画像生成部21および輝度画像生成部22を備える。そして画像認識処理部30は、領域判定部31、画像抽出部32、特徴量計算部33および認識処理部34を備える。
カメラ部10は、複数の被写体からの反射光を用いて距離信号と輝度信号とを生成する。
光源11は、主に近赤外の波長の光源(LEDやレーザーダイオード等)であり、光源制御部12の制御の下で特定の周波数でパルス状に光を照射する。
光源制御部12は、光源11からパルス状の光を被写体に照射させ、被写体からの反射光を、カメラレンズ13を通して撮像素子14上に結像させる。
撮像素子14は、二次元状に配置された複数の画素部を有し、各画素部で反射光を受光する。この反射光が到達したタイミングと光源11が光を照射したタイミングとの時間差を計算することで距離信号を取得することができる。距離信号は、例えば、画素部毎に被写体とカメラ部10との距離を示す。また、撮像素子14は、通常のカメラのように、光源11からパルス状の光を照射しない間に輝度信号も取得する。
画像生成部20は、カメラ部10より得られた距離信号と輝度信号から距離画像と輝度画像を生成する。距離画像生成部21は、上記の反射信号の光が到達したタイミングと光を照射したタイミングとの時間差を計算することで距離画像を生成する。輝度画像生成部22は、一般的なカメラと同様に輝度画像を生成する。カメラ部10および画像生成部20は、一般的なカメラと比較して、TOF(Time Of Flight)測距用の発光制御が追加され、距離画像生成部21が追加された構成である。
また、画像認識処理部30は、輝度画像および距離画像のうち第1の領域を、画像認識の対象から除外するように構成されている。ここで、第1の領域は、輝度画像および距離画像の全領域のうち、特定の物体が存在しないことが明白な領域をいう。また、特定の物体とは、典型的には人でよいが、これ以外にも、人が乗っている自転車、二輪車または車等でもよいし、人以外の動物でもよい。
画像認識処理部30において、まず、領域判定部31は、輝度画像と距離画像を用いて被写体を複数の領域に分割する処理を実施する。
次に、領域判定部31は、分割された複数の領域毎に第1の領域であるか、それ以外の第2の領域であるかの判定を行う。第1の領域に対しては、特徴量計算部33による物体の識別に必要な特徴量の計算が行われず、第2の領域に対しては、特徴量の計算が行われる。
画像抽出部32は、領域判定部31の判定結果を反映させて、第2の領域の画像抽出を実施する。
特徴量計算部33は、画像抽出部32にて抽出された画像内でのみ特徴量の計算を行う。
認識処理部34は、特徴量計算部33で計算された特徴量に従って認識処理を行う。
次に、これらの詳細な内容について図面を用いながら説明する。
図2に車載カメラで撮像した場合に想定される被写体の一例を示す図である。図2の被写体は歩行者、建物、地面、道路、車、信号機、横断歩道、木、空、雲といった一般的な被写体で構成されている。次に、図2に示した被写体を画像認識装置100にて撮像した場合に得られる輝度画像と距離画像について説明する。
図3Aは、画像認識装置100にて図2に示した被写体を撮像した場合に得られる輝度画像を示している。輝度画像が、輝度を示す画素データを含む。ここで、図3Aの被写体のコントラストは輝度信号の量に対応しており、明るい部分は輝度値が大きく、暗い部分は輝度値が小さい。
次に、領域判定部31における、輝度画像を用いた領域の分割つまり領域の境界の抽出について説明する。
図3Bは、図3A中の点線3Bにおける輝度値を示す図である。図3Cは、図3A中の点線3Cにおける輝度値を示す図である。図3Bと図3Cはそれぞれ図3A中の点線3Bおよび3Cの水平画素行を横軸とし、縦軸に輝度値をプロットした図である。ここで図3Bで表された輝度値を例に被写体の領域分割すなわち境界(エッジ)の抽出について説明する。輝度値の変化が大きい箇所を被写体の境界として分割すると、建物と地面との境界、地面と道路との境界、地面と木との境界が抽出できる。具体的には隣接画素間で5−10%以上の輝度値の差異が見られる場合を境界として抽出するが、カメラのノイズ等によってこの値は任意に定められるためこれに限定されない。
しかし、図3Bでは、地面と信号機の柱との境界および木と人の上半身との境界が抽出できず、輝度画像のみでは境界抽出が困難となってしまう。これは、輝度信号の量が被写体からの反射光の量とカメラの感度とによって決まるため、もし被写体の反射率が同等程度であった場合、異なる被写体であってもそれぞれの輝度値の間に明確な差異が生じず、被写体同士が重なり合ってしまい、被写体の境界(エッジ)が抽出できないためである。同様に、図3Cのように建物と人の輝度値の差異が小さい場合、輝度画像のみでは被写体の境界抽出が困難となる。
図4に輝度画像のみを用いて被写体の境界抽出を行った場合の結果を示す。図4からも明らかなように、輝度値で明確な差異が見られなかった人と木との境界(図3Bの丸で囲った3bの部分)及び人と建物との境界(図3Cの丸で囲った3cの部分)は抽出できていないことがわかる。これを用いて後述の識別処理を行ったとしても、正確な判定ができない。
そこで、本開示では輝度画像のみでは被写体の境界抽出が困難となる場合あっても精度良く被写体の境界抽出するために、距離画像を併用した画像認識装置100を提案している。
次に、領域判定部31における、距離画像を用いた領域の分割つまり領域の境界の抽出について説明する。
図5Aは、画像認識装置100にて図2に示した被写体を撮像した場合に得られる距離画像を示している。距離画像は、距離値を示す画素データを含む。ここで、図5Aの被写体のコントラストは距離に対応しており、明るい部分は画像認識装置100から被写体までの距離が遠く、暗い部分は距離が近い。
図5Bは、図5A中の点線5Bにおける距離値を示す図である。図5Cは、図5A中の点線5Cにおける距離値を示す図である。図5Bと図5Cはそれぞれ図5A中の点線5Bおよび5Cの水平画素行を横軸とし、縦軸に距離値をプロットした図である。なお、点線5Bおよび5Cは先述した点線3Bおよび3Cと空間的に同じ位置であることから、撮像素子の画素値のアドレスも同じであるため双方の値を用いることは容易である。ここで、図5Bで表された距離値を例に被写体の境界の抽出について説明する。距離値の変化が大きい箇所を被写体の境界として分割すると、建物と地面との境界、地面と信号機の柱との境界、地面と木との境界、人と木との境界が抽出できる。具体的には隣接画素間で5−10%以上の距離値の変化、または隣接画素を含む数画素の距離値の勾配(傾き)に50%程度以上の差異が見られる場合、その勾配が変化する画素を境界として抽出するが、カメラのノイズ等によってこの値は任意に定められるためこれに限定されない。図5Bでは木と人との距離値の差異により、輝度画像では明確に抽出できなかった境界が抽出できていることがわかる。同様に図5Cでも、建物と人との距離値の差異により、境界が抽出可能である。
図6に距離画像のみを用いて被写体の境界抽出を行った場合の結果を示す。図6から明らかなように、輝度画像のみでは被写体の境界が得られなかった人と建物との境界および、人と木との境界が抽出可能となる。しかし、距離画像のみでは道路と地面、および道路の横断歩道のような距離値の変化が小さい(凹凸が小さい)ものに関してはその境界を抽出することが困難である。すなわち、地面や道路などの被写体を識別するためには、距離画像のみでは困難となる。
そこで、画像認識装置100では、領域判定部31は、輝度画像による複数の被写体の境界分割処理と距離画像による複数の被写体の境界分割処理の双方を統合している。すなわち図7に示すように、それぞれの輝度画像と距離画像とを用いて抽出した境界を合成することで、被写体の正確な境界抽出を可能としている。
また、画像認識装置100に用いられているTOF測距するカメラ部10および画像生成部20は、輝度画像と距離画像とを光学的に同軸で取得することができるため、光軸補正などが不要となる。このため、輝度画像と距離画像とを別々のカメラで取得した場合と比較し、コストだけでなく認識速度の点でも優位であることは明らかである。
さらに、画像認識装置100の領域判定部31は、分割された複数の領域毎に特定の物体が存在しないことが明白な第1の領域、および、それ以外の第2の領域のいずれであるかの判定を行う。言い換えれば、領域判定部31は、複数の領域毎に物体の識別に必要な特徴量の計算を行わないか行うかの判定処理を実施している。ここでは特定の物体としての人の識別を例として、これらの判定処理について説明する。図8は、距離画像と輝度画像を用いて抽出した被写体の境界により分割された複数の領域のうち第1の領域を示す図である。つまり、図8は、図7に示した距離画像と輝度画像を用いて抽出した被写体の境界により分割された複数領域のうち、距離値が一定値以上(ここではカメラの限界測定可能距離Xm以上)の領域8Aと、距離値が水平画素方向または垂直画素方向に一定の傾きを維持して変化している領域8Bとを示した図である。すなわち、領域8Aは、距離画像において所定値(例えば、上記の限界測定可能距離Xm)よりも小さい距離を示す画素を含まない領域である。領域8Bは、ある方向(例えば、距離画像の垂直方向)において隣接画素間の差分が一様である領域である。
ここで、領域8Aのように画面上部にてカメラの限界測定距離以上の領域が連続している領域については被写体が空または遠い背景などであることが明白であり、特定の物体としての人の認識処理を省略することができる。また、領域8Bのように距離値が一定の傾きを維持して変化している領域は3次元空間における高さが非常に低い物体が連続していることから、地面(ここでは道路も含む)であることが明白であり、同様に人の認識処理を省略することができる。すなわち、これまで被写体の全領域において人の識別処理に必要な特徴量の計算を実施していたのに対して、画像認識装置100では、輝度画像と距離画像とにより得られた被写体の境界領域を、さらに特徴量の計算を行う領域と行わない領域とに絞り込むことによって、不要な領域の計算を省略し計算速度、すなわち認識速度を向上させることができる。例えば、図8に示した領域8Aと領域8Bを、特徴量算出の対象から除外する領域として計算を省略した場合、約2倍の認識速度が見込める。
以上説明してきたように、画像認識装置100は、複数の被写体からの反射光を用いて距離信号と輝度信号とを生成するカメラ部10と、前記距離信号から距離画像を生成し、前記輝度信号から輝度画像を生成する画像生成部20と、画像認識をする画像認識処理部30とを備え、前記画像認識処理部30は、前記距離画像および前記輝度画像を、それぞれ複数の領域に分割し、前記複数の領域のそれぞれについて、特定の物体が存在しないことが明白な第1の領域、および、それ以外の第2の領域のいずれであるかの判定を行い、前記複数の領域のうち前記第1の領域を除外して画像認識処理を実行する。
これによれば、高解像度の画像全領域を物体検出しても検出速度の低下を少なくし、複雑な背景画像においても認識精度の低下を少なくすることができる。
ここで、前記画像認識処理部30は、前記複数の領域に分割された前記距離画像から得られた距離値に基づいて、前記判定を行ってもよい。
ここで、前記画像認識処理部30は、前記複数の領域のうち、前記距離画像において所定値よりも小さい距離を示す画素を含まない領域を前記第1の領域と判定してもよい。
これによれば、空または遠い背景などを第1の領域に含めることができる。
ここで、前記画像認識処理部30は、前記距離画像における前記複数の領域のうち、隣接画素間の差分が一様である領域を前記第1の領域と判定してもよい。
これによれば、地面や道路などを第1の領域に含めることができる。
ここで、前記画像認識処理部30は、前記距離画像において、隣接画素で得られた距離値の差分が閾値以上の場合に、前記隣接画素間を前記複数の領域の境界としてもよい。
これによれば、距離値により境界を求めるので領域の分割精度を高めることができる。
ここで、前記カメラ部10は、前記距離信号と前記輝度信号とを生成する撮像素子14を有していてもよい。
これによれば、距離画像と輝度画像とは同じカメラで生成されるので、光軸補正等の処理が不要であり、輝度画像と距離画像とを別々のカメラで取得した場合と比較し、コストだけでなく認識速度の点でも効果的である。
また、図9に示されるように、画像認識装置100によって実行される画像認識方法は、カメラの撮像により、距離値を示す画素データを含む距離画像と、輝度値を示す画素データを含む輝度画像とを生成し(S11)、前記距離画像および前記輝度画像を、それぞれ複数の領域に分割し(S12)、前記複数の領域のそれぞれについて、特定の物体が存在しないことが明白な第1の領域、および、それ以外の第2の領域のいずれであるかの判定を行い(S13)、前記複数の領域のうち前記第1の領域を除外して画像認識を実行する(S14)。図9は、画像認識装置100が実行する画像認識方法のフローチャートである。
(その他の実施の形態)
以上、一つまたは複数の態様に係る画像認識装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
例えば、上記各実施の形態において、光源制御部、画像認識処理部、画像認識処理部などの各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、本開示の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示に係る画像認識装置は、例えば、車載用のセンサに好適に利用可能である。
10 カメラ部
11 光源
12 光源制御部
13 カメラレンズ
14 撮像素子
20 画像生成部
21 距離画像生成部
22 輝度画像生成部
30 画像認識処理部
31 領域判定部
32 画像抽出部
33 特徴量計算部
34 認識処理部
100 画像認識装置

Claims (7)

  1. 複数の被写体からの反射光を用いて距離信号と輝度信号とを生成するカメラ部と、
    前記距離信号から距離画像を生成し、前記輝度信号から輝度画像を生成する画像生成部と、
    画像認識をする画像認識処理部とを備え、
    前記画像認識処理部は、
    前記距離画像および前記輝度画像を用いて抽出した境界に基づいて複数の領域に分割し、
    前記複数の領域のうち、前記距離画像において所定値よりも小さい距離を示す画素を含まない領域、および、所定方向において距離値が一定の傾きを維持して変化している領域の少なくとも一方を前記第1の領域であると判定し、
    前記複数の領域のうち前記第1の領域以外の第2の領域に画像認識処理を実行する
    画像認識装置。
  2. 前記画像認識処理部は、前記複数の領域に分割された前記距離画像から得られた距離値に基づいて、前記判定を行う
    請求項1に記載の画像認識装置。
  3. 前記画像認識処理部は、前記複数の領域のうち、前記距離画像において所定値よりも小さい距離を示す画素を含まない領域を前記第1の領域と判定する
    請求項2に記載の画像認識装置。
  4. 前記画像認識処理部は、前記距離画像における前記複数の領域のうち、隣接画素間の差分が一様である領域を前記第1の領域と判定する
    請求項2または3に記載の画像認識装置。
  5. 前記画像認識処理部は、前記距離画像において、隣接画素で得られた距離値の差分が閾値以上の場合に、前記隣接画素間を前記複数の領域の境界とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像認識装置。
  6. 前記カメラ部は、前記距離信号と前記輝度信号とを生成する撮像素子を有する
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像認識装置。
  7. カメラの撮像により、距離値を示す画素データを含む距離画像と、輝度値を示す画素データを含む輝度画像とを生成し、
    前記距離画像および前記輝度画像を用いて抽出した境界に基づいて複数の領域に分割し、
    前記複数の領域のうち、前記距離画像において所定値よりも小さい距離を示す画素を含まない領域、および、所定方向において距離値が一定の傾きを維持して変化している領域の少なくとも一方を前記第1の領域であると判定し、
    前記複数の領域のうち前記第1の領域以外の第2の領域に画像認識を実行する
    画像認識方法。
JP2017554783A 2015-12-08 2016-12-01 画像認識装置および画像認識方法 Active JP6358552B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015239726 2015-12-08
JP2015239726 2015-12-08
PCT/JP2016/005037 WO2017098709A1 (ja) 2015-12-08 2016-12-01 画像認識装置および画像認識方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017098709A1 JPWO2017098709A1 (ja) 2018-04-05
JP6358552B2 true JP6358552B2 (ja) 2018-07-18

Family

ID=59013962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017554783A Active JP6358552B2 (ja) 2015-12-08 2016-12-01 画像認識装置および画像認識方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10339405B2 (ja)
EP (1) EP3389008A4 (ja)
JP (1) JP6358552B2 (ja)
CN (1) CN108351964B (ja)
WO (1) WO2017098709A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022106638A (ja) * 2021-01-07 2022-07-20 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体
US11854239B2 (en) 2021-01-07 2023-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device, imaging device, image processing method, and recording medium
US11928892B2 (en) 2020-07-20 2024-03-12 SK Hynix Inc. Motion recognition apparatus using ToF sensor and method for operating the same

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102859653B1 (ko) * 2018-03-29 2025-09-16 소니그룹주식회사 신호 처리 장치 및 신호 처리 방법, 컴퓨터 판독가능 매체, 그리고 이동체
JP7118737B2 (ja) * 2018-05-22 2022-08-16 キヤノン株式会社 撮像装置、及びその制御方法
JP7117646B2 (ja) * 2018-09-03 2022-08-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 距離測定装置
JP6726324B1 (ja) * 2019-01-17 2020-07-22 オリンパス株式会社 撮像装置、画像合成方法、及び画像合成プログラム
JP7235308B2 (ja) * 2019-09-10 2023-03-08 株式会社豊田中央研究所 物体識別装置、及び物体識別プログラム
CN113111732B (zh) * 2021-03-24 2024-08-23 浙江工业大学 一种高速服务区密集行人检测方法
JP7727563B2 (ja) * 2022-01-20 2025-08-21 京セラ株式会社 深度情報処理装置、深度分布推定方法、深度分布検出システム及び学習済みモデル生成方法
JP7483790B2 (ja) * 2022-05-19 2024-05-15 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、移動体、及びコンピュータプログラム
CN116456199B (zh) * 2023-06-16 2023-10-03 Tcl通讯科技(成都)有限公司 拍摄补光方法、装置、电子设备及计算机可读存储介质

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53140834A (en) 1977-05-16 1978-12-08 Nippon Telegraph & Telephone Segment erector
JP5500559B2 (ja) 2009-06-03 2014-05-21 学校法人中部大学 物体検出装置
JP5371725B2 (ja) * 2009-12-16 2013-12-18 富士重工業株式会社 物体検出装置
CN102122390B (zh) * 2011-01-25 2012-11-14 于仕琪 基于深度图像进行人体检测的方法
CN102737370B (zh) * 2011-04-02 2015-07-01 株式会社理光 检测图像前景的方法及设备
JP6013884B2 (ja) * 2012-11-08 2016-10-25 日立オートモティブシステムズ株式会社 物体検出装置及び物体検出方法
CN104427291B (zh) 2013-08-19 2018-09-28 华为技术有限公司 一种图像处理方法及设备
CN103714321B (zh) * 2013-12-26 2017-09-26 苏州清研微视电子科技有限公司 基于距离图像和强度图像的驾驶员人脸定位系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11928892B2 (en) 2020-07-20 2024-03-12 SK Hynix Inc. Motion recognition apparatus using ToF sensor and method for operating the same
JP2022106638A (ja) * 2021-01-07 2022-07-20 キヤノン株式会社 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、および記録媒体
US11854239B2 (en) 2021-01-07 2023-12-26 Canon Kabushiki Kaisha Image processing device, imaging device, image processing method, and recording medium
JP7695102B2 (ja) 2021-01-07 2025-06-18 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、および記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
US10339405B2 (en) 2019-07-02
CN108351964A (zh) 2018-07-31
WO2017098709A1 (ja) 2017-06-15
CN108351964B (zh) 2019-10-18
EP3389008A1 (en) 2018-10-17
EP3389008A4 (en) 2018-11-21
JPWO2017098709A1 (ja) 2018-04-05
US20180247148A1 (en) 2018-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6358552B2 (ja) 画像認識装置および画像認識方法
US9047518B2 (en) Method for the detection and tracking of lane markings
JP5867273B2 (ja) 接近物体検知装置、接近物体検知方法及び接近物体検知用コンピュータプログラム
Eum et al. Enhancing light blob detection for intelligent headlight control using lane detection
JP6819996B2 (ja) 交通信号認識方法および交通信号認識装置
US9460343B2 (en) Method and system for proactively recognizing an action of a road user
CN105825495B (zh) 物体检测装置和物体检测方法
US9619895B2 (en) Image processing method of vehicle camera and image processing apparatus using the same
JP2017041228A (ja) レーン検出
JP4263737B2 (ja) 歩行者検知装置
JP2010257377A (ja) 車両周辺監視装置
JP5065172B2 (ja) 車両灯火判定装置及びプログラム
JP2009076076A (ja) 障害物を認識する方法
CN114556412A (zh) 物体识别装置
JP2009245042A (ja) 交通流計測装置及びプログラム
EP3410345B1 (en) Information processing apparatus and non-transitory recording medium storing thereon a computer program
JP6483360B2 (ja) 対象物認識装置
JP4528283B2 (ja) 車両周辺監視装置
JP4732985B2 (ja) 画像処理装置
JP4765113B2 (ja) 車両周辺監視装置、車両、車両周辺監視用プログラム、車両周辺監視方法
JP2016224649A (ja) 対象物検出装置、対象物検出方法、及び、対象物検出プログラム
KR101340014B1 (ko) 위치 정보 제공 장치 및 방법
JP2010020557A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR101432113B1 (ko) 차량 검지 장치 및 차량 검지 방법
JP7103202B2 (ja) 画像認識装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180111

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180111

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180608

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6358552

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151