JP6357793B2 - ネットワーク監視装置、システム、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク監視装置、システム、方法及びプログラムに関し、特に、ネットワーク上の監視対象装置に対して所定の監視条件に基づき監視を行うネットワーク監視装置、システム、方法及びプログラムに関する。
ネットワーク管理システム(Network Management System、以下、「NMS」と呼ぶ場合がある。)には、ネットワーク設計者が設計したネットワークの構成に応じて、監視設計を行うことができるという特長がある。ここで、ネットワークの構成とは、サーバ、スイッチ、ルータ等の各装置の接続関係の定義を示す。NMSでは、個々のネットワークの特性に応じた監視のパラメータを設定して監視設計を行うという特長もある。ここで、監視のパラメータとは、例えば、応答待ち時間等である。
しかしながら、一般的に、大規模なネットワークでは、ネットワークの構成や特性の把握が困難であるため、監視設計は容易ではない。例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)やICMP(Internet Control Message Protocol)を用いた定期的な巡回(Polling)監視においては、最適な監視間隔や再送間隔といったパラメータの設計が困難である。
そこで、特許文献1には、通信状況の変化に応じた監視制御の負荷を軽減するための技術が開示されている。特許文献1では、ある程度、応答特性が近い監視対象同士をグループ化し、グループ単位に監視間隔及び応答待ち時間を設計する。そして、監視実行中の間は定期的に応答時間を計測し、その平均値を算出する。その後、平均値としきい値との比較による判定を行うことで通信状況の変化を検出した場合は、最適な監視間隔及び応答待ち時間を再計算するものである。
特開2009‐171265号公報
しかしながら、特許文献1では、ネットワークの構成変更を対象としたものでないため、ネットワーク構成の変更を正確に把握できない可能性があるという問題点がある。その理由は、特許文献1にかかる技術は、ネットワークの構成の変更を検出し、かつ、変更後の構成を把握する仕組みがないためである。具体的には、特許文献1にかかる技術は、応答時間を計測するものであるため、応答時間の変化の原因が、監視対象の故障等によるものか、又は、ネットワーク構成の変更に伴い、監視対象が当初の位置に存在しないことによるものかの判別がつかない。また、一般的に、ネットワークの構成が変更されれば、ネットワーク上の経路が変わるため、その装置の応答特性が変化する。しかし、ネットワーク上の経路の状態は時々刻々変化するため、ネットワークの構成を変更したからといって、必ずしも応答時間が変更するわけではない。それ故、応答時間の計測だけでは、ネットワークの構成変更を検出することが困難といえる。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ネットワーク構成の可変性を考慮して、変更後の構成を正確に把握するためのネットワーク監視装置、システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかるネットワーク監視装置は、
複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと接続され、
前記監視対象装置のアドレス情報と、前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先の接続装置を示す接続先情報と、を記憶する記憶部と、
前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置を特定する特定部と、
前記特定された接続装置が前記接続先情報に示される接続装置と異なる場合に、当該特定された接続装置を前記接続先情報の接続先として更新する更新部と、
を備える。
本発明の第2の態様にかかるネットワーク監視システムは、
複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと、
前記ネットワークと接続され、前記監視対象装置を監視する監視装置と、を備え、
前記監視装置は、
前記監視対象装置のアドレス情報と、前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先の接続装置を示す接続先情報と、を記憶する記憶部と、
前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置を特定する特定部と、
前記特定された接続装置が前記接続先情報に示される接続装置と異なる場合に、当該特定された接続装置を前記接続先情報の接続先として更新する更新部と、
を備える。
本発明の第3の態様にかかるネットワーク監視方法は、
複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと接続され、前記監視対象装置を監視する監視装置を用いたネットワーク監視方法であって、
前記監視装置が、
前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置と現在接続されている接続装置を特定し、
前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先として登録されている接続装置と前記特定された接続装置とが異なる場合に、当該特定された接続装置を前記監視対象装置の接続先として更新する。
本発明の第4の態様にかかるネットワーク監視プログラムは、
複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと接続されたコンピュータに、前記監視対象装置を監視する監視処理を実行させるネットワーク監視プログラムであって、
前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置と現在接続されている接続装置を特定する特定処理と、
前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先として登録されている接続装置と前記特定された接続装置とが異なる場合に、当該特定された接続装置を前記監視対象装置の接続先として更新する更新処理と、
を前記コンピュータに実行させる。
本発明により、ネットワーク構成の可変性を考慮して、変更後の構成を正確に把握するためのネットワーク監視装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1にかかるネットワーク監視システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかるネットワーク監視方法の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかるネットワーク管理システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかるネットワーク管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる管理対象情報テーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる監視対象情報テーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかるグループテーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる仮想マシンの移動の概念を説明するための図である。 本発明の実施の形態2にかかるサーバの移動と監視パラメータの変更の概念を説明するための図である。 本発明の実施の形態2にかかる情報管理部による初期情報登録処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる装置監視部による監視処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる装置移動検知部による移動検知処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる装置移動検知部による移動検知処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる装置移動検知部による移動検知処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態2にかかる装置移動検知部による移動検知処理の流れを説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態3にかかる仮想マシンの移動に伴うMACアドレスの変更の概念を説明するための図である。 本発明の実施の形態3にかかるアドレス更新処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。尚、以下の説明における「仮想マシン」とは、上述した仮想型PCの方式において実現されるものとする。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかるネットワーク監視システム1000の全体構成を示すブロック図である。ネットワーク監視システム1000は、ネットワーク10と、ネットワーク監視装置20とを含む。ネットワーク10は、複数の接続装置である接続装置101、102と、監視対象装置103とを含む。ここで、接続装置101等は、複数の装置と接続可能な通信装置である。接続装置101等は、例えば、通信の中継装置であるがこれに限定されない。尚、接続装置101等は、少なくも2台以上であればよい。監視対象装置103は、ネットワーク監視システム1000における監視対象となる端末装置である。監視対象装置103は、複数の接続装置101等の少なくともいずれかと接続されるものである。尚、監視対象装置103自体も、接続装置であってもよい。
ネットワーク監視装置20は、ネットワーク10と接続され、少なくとも監視対象装置103を監視する。尚、ネットワーク監視装置20は、接続装置101等についても監視してもよい。つまり、ネットワーク監視装置20は、ネットワーク10の構成の少なくとも一部を監視するものといえる。
ネットワーク監視装置20は、記憶部21と、特定部22と、更新部23とを備える。記憶部21は、アドレス情報211と、接続先情報212と、を記憶する記憶装置である。アドレス情報211は、ネットワーク10内の監視対象装置103を識別することができる情報であればよい。例えば、アドレス情報211は、IP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレス等である。接続先情報212は、複数の接続装置101等のうち監視対象装置103の接続先の接続装置を示す情報である。例えば、監視対象装置103が接続装置101と接続されている場合、接続先情報212は、接続装置101の識別情報やアドレス情報等として登録される。但し、監視対象装置103の実際の接続先が変更されたとしても、ユーザ又は後述の更新部23により接続先情報212を新たな接続先へ変更しなければ、接続先情報212は元の接続装置を示す情報のままである。
特定部22は、監視対象装置103のアドレス情報211に基づいてネットワーク10にアクセスすることにより、監視対象装置103に現在接続されている接続装置を特定する。ここで、「現在接続されている」とは、ネットワーク10内で物理的又は論理的に装置間に接続関係がある状態をいう。例えば、物理的なサーバ装置と通信中継装置とが通信回線により接続されている状態が該当する。または、仮想マシンと仮想スイッチとが接続されている状態も該当する。また、アドレス情報211が監視対象装置103のMACアドレスである場合、特定部22は、接続装置101及び102等のそれぞれが保持するMACアドレスの管理テーブルを参照して、アドレス情報211を含む管理テーブルを保持する接続装置を特定する。または、アドレス情報211が監視対象装置103のIPアドレスである場合、特定部22は、所定のネットワーク追跡コマンドによりアドレス情報211への経路を追跡することで、接続装置を特定するようにしてもよい。尚、これらの処理については、実施の形態2及び3により詳述する。
更新部23は、特定部22により特定された接続装置が接続先情報212に示される接続装置と異なる場合に、特定された接続装置を接続先情報212の接続先として更新する。
図2は、本発明の実施の形態1にかかるネットワーク監視方法の流れを示すフローチャートである。まず、特定部22は、監視対象装置103のアドレス情報211に基づいてネットワーク10にアクセスすることにより、監視対象装置103に現在接続されている接続装置を特定する(S101)。次に、更新部23は、特定された接続装置が接続先情報212に示される接続装置と異なるか否かを判定する(S102)。異なると判定した場合、更新部23は、特定された接続装置を接続先情報212の接続先として更新する(S103)。尚、ステップS102で異ならないと判定した場合、更新部23は接続先情報212の更新を行なわずに終了する。
ここで、当初のネットワーク10の構成では、監視対象装置103に接続装置101が接続されていたものとする。そして、ネットワーク管理者によりネットワーク10の構成定義が初期登録されたものとする。この場合、記憶部21には接続先情報212として接続装置101が登録されることとなる。その後、ネットワーク10の構成変更により監視対象装置103が接続装置101から取り外され、接続装置102に接続されたものとする。このとき、特許文献1では、応答時間の変化を検出できる保証はなく、仮に検出できたとしてもそれが構成変更に起因するものであるかは判別できない。まして、新たな接続先、つまり、監視対象装置103の現在の接続先が接続装置102であることを特定することができない。そのため、ネットワーク管理者が実際のネットワーク構成を把握した上で、ネットワーク10の構成定義を正確に修正する必要があり作業が煩雑である。さらに、ネットワーク管理者が実際のネットワーク構成が正確に把握できていない状態で、応答時間の変化のみに基づいて監視パラメータを修正した場合には、構成変更後のネットワークの経路(監視パケットが経由するスイッチやルータ)が加味されていないため、却ってネットワークに負荷がかかる監視を行うことになってしまうおそれがある。
一方、本発明の実施の形態1にかかるネットワーク監視システム1000では、ネットワーク監視装置20がネットワーク10の構成変更を検出し、監視対象装置103の現在の接続先が接続装置102であることを特定できる。さらに、ネットワーク10の構成定義の一部といえる接続先情報212を接続装置102として更新するため、ネットワーク管理者が手動で構成定義をメンテナンスする必要がない。以上のことから、本発明の実施の形態1では、ネットワーク構成の可変性を考慮して、変更後の構成を正確に把握することができる。また、ネットワーク管理者の作業負担を軽減することができる。また、変更後の構成を正確に把握できるため、監視パラメータを適切に修正することができる。
<発明の実施の形態2>
本発明の実施の形態2は、上述した実施の形態1の一実施例である。図3は、本発明の実施の形態2にかかるネットワーク管理システム(NMS)2000の全体構成を示すブロック図である。ネットワーク管理システム2000は、上述したネットワーク監視システム1000の一例であり、ネットワーク管理装置100と、ネットワークNとを含む。ネットワークNは、ネットワーク管理装置100による管理対象(及び監視対象)であり、グループG1及びG2を含む。グループG1及びG2は、それぞれ、ネットワークN内の構成要素である各装置がいずれかに分類された集合である。尚、ネットワークNにおけるグループ数は3以上であってもよい。グループG1には、L2(Layer2)スイッチL21、L22及びL24、サーバSV1、SV2及びSV3、仮想スイッチ(Virtual Switch)VL1、並びに、仮想マシン(Virtual Machine)VM1及びVM2が所属する。グループG2には、L3(Layer3)スイッチL31、L2スイッチL23、L25及びL26、サーバSV10、SV11、SV12及びSV13、並びに、仮想スイッチVL2が所属する。
ここで、サーバSV3は、物理的なサーバ装置であり、内部に仮想スイッチVL1、仮想マシンVM1及びVM2が稼働しているものとする。また、サーバSV13も、物理的なサーバ装置であり、内部に仮想スイッチVL2が稼働しているものとする。つまり、仮想スイッチVL1は、物理サーバであるサーバSV3内で稼働する仮想接続装置の一例である。また、仮想スイッチVL2は、物理サーバであるサーバSV13内で稼働する仮想接続装置の一例である。そして、仮想マシンVM1及びVM2は、物理サーバであるサーバSV3又はSV13内で稼働し、仮想接続装置である仮想スイッチVL1又はVL2に接続可能な仮想マシンである。
また、本実施の形態では、監視対象装置は、少なくともサーバSV1〜SV3、SV10〜SV13、VM1、VM2であるものとする。そのため、例えば、監視対象装置103の一例である仮想マシンVM1及びVM2の接続先は、接続装置101の一例である仮想スイッチVL1といえる。但し、ネットワークN内の全ての構成を監視対象装置としてもよい。尚、ネットワークN内の各構成は、公知ものであるため、詳細な説明を省略する。
ネットワーク管理装置100は、上述したネットワーク監視装置20の一例である。ここで、図4は、本発明の実施の形態2にかかるネットワーク管理装置100の構成を示すブロック図である。ネットワーク管理装置100は、ネットワーク設計者が入力する入力情報INを受け付け、登録を行い、これに基づいてネットワークNに対して監視を行い、適宜、登録情報の更新を行う。ネットワーク管理装置100は、情報管理部110と、装置監視部120と、装置移動検知部130と、管理対象情報テーブル140と、監視対象情報テーブル150と、グループテーブル160とを備える。
情報管理部110は、入力情報INを受け付けて、管理する。ここで、入力情報INは、ネットワーク設計者が当初のネットワークNの構成(トポロジ)に基づいて入力した情報である。入力情報INは、ネットワークN内の管理対象の全装置、監視対象装置、監視対象装置の移動先の候補、及び、グループ情報等を含む。具体的には、情報管理部110は、入力情報INに含まれるネットワークNの管理対象の全装置の情報を管理対象情報テーブル140に格納する。また、情報管理部110は、入力情報INに含まれる監視対象装置及び移動先の候補の情報を監視対象情報テーブル150に格納する。そして、情報管理部110は、入力情報INに含まれるグループ情報をグループテーブル160に格納する。尚、入力情報INにグループ情報を含まない場合、情報管理部110は、管理対象情報テーブル140及び監視対象情報テーブル150の登録内容に基づき、グループ情報を生成して、グループテーブル160に初期登録処理を行ってもよい。
図5は、本発明の実施の形態2にかかる管理対象情報テーブル140の例を示す図である。管理対象情報テーブル140は、装置名141と、IPアドレス142と、情報取得手段143と、SNMPコミュニティ名144とを含む。装置名141は、ネットワークN内の各構成の名称等であり、各構成を一意に識別できるものである。IPアドレス142は、ネットワークN内のアドレス情報の一例である。情報取得手段143は、各装置から情報を取得するための手段であり、例えば、SNMP等である。SNMPコミュニティ名144は、各装置から情報取得するためのSNMPコミュニティ名である。尚、図5におけるIPアドレス142の表記は、説明の便宜のため符号で表現しているが、実際のものとは異なることは勿論である。
図6は、本発明の実施の形態2にかかる監視対象情報テーブル150の例を示す図である。監視対象情報テーブル150は、装置名151と、IPアドレス152と、MACアドレス153と、現在の情報154及び移動先の情報155を含む。装置名151は、ネットワークN内の各構成のうち監視対象装置の名称等であり、監視対象装置を一意に識別できるものである。IPアドレス152及びMACアドレス153は、少なくとも一方が上述した監視対象装置のアドレス情報211の一例といえる。また、MACアドレス153は、物理アドレスの一例である。尚、図6におけるIPアドレス152及びMACアドレス153の表記は、説明の便宜のため符号で表現しているが、実際のものとは異なることは勿論である。
ここで、現在の情報154は、上述した接続先情報212の一例である。現在の情報154は、対応する監視対象装置の接続先の接続装置を示す情報である。但し、現在の情報154は、監視対象装置と直接接続されている接続装置には限定されない。例えば、監視対象装置と同一レイヤのL2スイッチを接続先としてもよい。尚、現在の情報154は、あくまで、ネットワーク管理装置100が把握している情報である。それ故、ネットワークN内の実際の接続関係の変更(構成変更)と連動して現在の情報154を更新させることが本発明の目的の一つである。
現在の情報154は、同一レイヤのL2スイッチのIPアドレス、同一レイヤのL2スイッチのインタフェース、所属するグループ情報のIDにより構成される。例えば、仮想マシンVM1の場合、同一レイヤのL2スイッチのIPアドレスが“IPL24”であり、管理対象情報テーブル140によれば、L2スイッチL24と特定できる。そして、L2スイッチL24のインタフェースが“IFL212”であることを示す。また、仮想マシンVM1は、グループG1に所属していることを示す。
移動先の情報155は、複数の接続装置のうち監視対象装置の接続先の候補である接続装置群を示す接続先候補情報の一例である。移動先の情報155における各接続先の候補を示す情報は、上記現在の情報154と同等の構成である。例えば、仮想マシンVM1の場合、(IPL24, IFL212, G1)、(IPL23, IFL213, G2)・・・といった複数の接続先の候補が登録されていることを示す。移動先の情報155には、現在の情報154が含まれていて構わないものとする。また、接続先の候補は、ネットワーク10内の全ての接続装置としても構わないが、監視対象装置の種別等によりある程度限定される。例えば、監視対象装置が仮想マシンの場合、その接続先は仮想スイッチとなる。そのため、仮想マシンVM1の場合、接続先の候補のレイヤ2スイッチは、仮想スイッチと接続されたL2スイッチL24かL2スイッチL23となる。
図7は、本発明の実施の形態2にかかるグループテーブル160の例を示す図である。グループテーブル160には、複数の接続装置のそれぞれを複数のグループのいずれかに所属させた複数のグループ情報が格納されている。グループテーブル160は、グループ名161と、監視パラメータ情報162と、所属の装置名163とにより構成される。グループ名161は、ネットワークN内のグループの識別情報である。監視パラメータ情報162は、監視対象装置における監視条件の一例である。ここでは、監視パラメータ情報162として識別情報を示しているが、具体的な監視条件を格納しても構わない。具体的な監視条件としては、例えば、監視間隔時間、再送待ち時間等である。所属の装置名163は、当該グループに所属する装置の名称又は識別情報である。このように、グループテーブル160を用いることにより、監視対象装置ごとではなくグループ単位でまとめて監視条件を管理することができる。そのため、監視対象装置の所属グループを変更することで、当該監視対象装置の監視条件も変更することができる。それ故、各グループ情報に異なる監視条件を対応付けることで、監視対象装置の接続先に応じて適切な監視を実現可能となる。尚、異なるグループ情報間で監視条件が重複することを妨げない。
図4に戻り説明を続ける。装置監視部120は、監視パラメータ情報162に基づき監視対象装置に対して監視を行う監視部の一例である。すなわち、装置監視部120は、監視対象情報テーブル150のIPアドレス152又はMACアドレス153で特定される監視対象装置に対して、グループテーブル160の監視パラメータ情報162の監視条件により応答特性を計測する。そして、装置監視部120は、計測した応答特性に変化がないかを判定する。尚、応答特性は応答待ち時間等の特定の要素に限定されるものではない。また、監視時の測定に用いる技術は、ping、SNMP等、公知の技術でかまわなく、特定の技術に限定されない。
装置移動検知部130は、上述した特定部22及び更新部23の一例である。装置移動検知部130は、監視対象装置の移動を検知する。装置移動検知部130は、監視対象装置の移動を検知した場合、装置の移動に応じて、監視対象情報テーブル150の現在の情報154を更新する。そして、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150が更新された場合に、更新内容に応じてグループ情報を生成し、グループテーブル160の所属の装置名163を更新する。つまり、監視対象装置の接続先が変更したことに伴い、所属先のグループが変更となり、結果として監視対象装置の監視条件を変更するものである。
図8は、本発明の実施の形態2にかかる仮想マシンの移動の概念を説明するための図である。ここでは、上述した仮想マシンVM1がグループG1に所属している状態である仮想マシンVM1から、グループG2に移動して仮想マシンVM1dとなったことを示す。言い換えると、仮想マシンVM1の接続先が仮想スイッチVL1(同一レイヤスイッチとしてはL2スイッチL24)から仮想スイッチVL2(同一レイヤスイッチとしてはL2スイッチL23)に変更したことを示している。尚、便宜上、符号をVM1とVM1dと分けているが、仮想マシン自体は同一のものを指しているものとする。
また、本発明の実施の形態2は、仮想マシンに限定されず、物理的なサーバ装置の構成変更においても適用可能である。図9は、本発明の実施の形態2にかかるサーバの移動と併せて、監視パラメータの変更の概念を説明するための図である。図9にかかるネットワーク管理システム2001は、ネットワークNにグループGA及びGBを含む。グループGA及びGBには、それぞれ異なる監視パラメータP1及びP2が対応付けられていることを示す。そのため、グループGAに所属するサーバSV3は、監視パラメータP1により監視が行われる。その後、構成変更により、サーバSV3がサーバSV3dへ移動したことで、サーバSV3dは監視パラメータP2により監視が行われることとなる。
図4に戻り説明を続ける。本実施の形態にかかる装置移動検知部130は、監視対象装置のアドレス情報に基づいて複数の接続装置のうち接続先候補情報における接続先の候補のそれぞれにアクセスすることにより、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置を特定するものである。これにより、監視対象装置の現在の接続先を特定する際に、全ての接続装置にアクセスする場合に比べて移動検知処理の負荷を軽減できる。これは、監視対象装置の種別によって、ネットワーク内の構成のうち接続され得る装置はある程度限定されるため、予め移動先の候補を厳選することが可能であることによる。例えば、監視対象装置が仮想マシンの場合、物理サーバ内の仮想スイッチが接続先となる。よって、移動先の接続装置を効率的に特定することができ、監視負荷も軽減できる。
また、本実施の形態にかかる装置移動検知部130は、装置監視部120の監視により異常が検出された場合に、監視対象装置に現在接続されている接続装置を特定することが望ましい。例えば、構成変更は頻繁に発生するわけではないため、装置移動検知部130による移動検知処理の定期的な実行間隔は頻繁である必要はない。一方で、装置監視部120による監視は装置移動検知部130に比べて実行間隔を短くすることが望ましい。監視対象装置の負荷等の監視を主目的とした構成変更以外の応答特性の変化の検出が必要であるためである。そこで、応答特性の変化が検出されたことに起因して装置移動検知部130を実行させることで、移動検知処理の定期的な実行間隔を短くする必要がなく、しかもある程度、構成変更が発生した可能性がある状態で移動検知処理を実行することができる。つまり、移動検知処理を効率的に行うことができる。但し、上述した通り、応答特性の変化のみでは、全ての構成変更を検出できるわけではないため、装置監視部120により異常の検出によらず、別途、移動検知処理を実行させる意義は大きい。結果として、装置監視部120と装置移動検知部130とが並列に実行させることが望ましい。
さらに、装置移動検知部130は、特定された接続装置が接続先情報に示される接続装置と異なる場合に、当該特定された接続装置を接続先情報の接続先として更新すると共に、上述したように、当該特定された接続装置に応じて監視条件を更新するものである。これにより、構成変更に応じて監視条件を自動的に更新することができる。
具体的には、装置移動検知部130は、特定された接続装置が接続先情報に示される接続装置と異なるグループに属する場合に、当該監視対象装置における前記監視条件を、前記接続先情報に示される接続装置が所属するグループ情報に対応付けられた監視条件から当該特定された接続装置が所属するグループ情報に対応付けられた監視条件へ更新するとよい。このように、グループごとの最適な監視条件を適用することができ、監視条件の値の変更が不要であり、変更が容易となる。すなわち、ネットワーク経路を考慮した適切な監視条件を設定できる。
さらに、上述したL2スイッチL24等は、自己に現在接続されている装置のアドレス情報を含むアドレステーブルを保持している。例えば、L2スイッチL24等は、MACアドレステーブルを示すMIB(Management Information Base)を保持している。そこで、装置移動検知部130は、ネットワークNにアクセスしてMIBを取得し、監視対象装置のMACアドレスを含むMIBを保持している接続装置を、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置として特定する。
図10は、本発明の実施の形態2にかかる情報管理部110による初期情報登録処理の流れを説明するためのフローチャートである。まず、ネットワーク管理者がネットワーク管理装置100に対して入力情報INを入力する。このとき、情報管理部110は、入力情報INを受け付ける。そして、情報管理部110は、監視対象の情報を、上述したように監視対象情報テーブル150に登録する(S11)。また、情報管理部110は、管理対象の情報を、上述したように管理対象情報テーブル140に登録する(S12)。その後、情報管理部110は、管理対象情報テーブル140及び監視対象情報テーブル150に登録された情報に基づいて、上述したグループ情報を生成し、グループテーブル160に初期登録する(S13)。尚、入力情報INにグループ情報が含まれる場合は、情報管理部110は、入力されたグループ情報をグループテーブル160に登録する。
図11は、本発明の実施の形態2にかかる装置監視部120による監視処理の流れを説明するためのフローチャートである。前提として、図8に示したように、グループG1に所属する仮想マシンVM1の接続先が、サーバSV3内で稼働する仮想スイッチVL1からサーバSV13内で稼働する仮想スイッチVL2に変更されたものとする。
この場合において、まず、装置監視部120は、監視対象情報テーブル150から監視対象装置である仮想マシンVM1のIPアドレス“IPVM1”を参照する(S21)。次に、装置監視部120は、仮想マシンVM1をキーにグループテーブル160の所属の装置名163を参照する。これにより、装置監視部120は、仮想マシンVM1がグループG1に所属し、監視パラメータが“P1”であることを特定する(S22)。続いて、装置監視部120は、監視対象装置である仮想マシンVM1に対して、監視パラメータ“P1”に基づいて応答監視を実行する(S23)。ここでは、応答監視として、pingを実行するものとする。
その後、装置監視部120は、仮想マシンVM1の応答特性に変化があるか否かを判定する(S24)。ここで、応答特性の変化を調べる手段については、計測されたpingの応答時間が閾値を上回るか否かを判定する方法等、公知の技術でかまわなく、特定の技術に限定されない。また、ここでは、仮想マシンVM1のpingの応答時間が大きくなる等、応答特性が変化したものとする。そこで、装置監視部120は、応答特性の変化をYESと判定して、装置移動検知部130を呼び出す(S25)。ここで、装置監視部120は、移動検知対象として仮想マシンVM1を指定して装置移動検知部130を呼び出しても良い。尚、ステップS24においてNOの場合、応答特性の変化の観点で変化が見られなかったため、監視対象装置は移動していないと判定し、監視対象情報テーブル150内の次の監視対象装置を監視するため、ステップS21へ戻る。
図12〜図15は、本発明の実施の形態2にかかる装置移動検知部による移動検知処理の流れを説明するためのフローチャートである。前提として、図8に示したように、グループG1に所属する仮想マシンVM1の接続先が、サーバSV3内で稼働する仮想スイッチVL1からサーバSV13内で稼働する仮想スイッチVL2に変更されたものとする。
まず、装置移動検知部130は、繰り返し処理1を開始し(S300a)、監視対象情報テーブル150から処理対象の監視対象装置を選択する(S301)。ここで、上述した図11のステップS25により装置監視部120から呼び出された場合には、呼び出し時に指定された監視対象装置が処理対象として選択される。また、装置監視部120からの呼び出しによらず、定期的な装置移動検知処理の実行の場合、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150に登録された監視対象装置のうち未処理のものを一つ選択する。ここでは、仮想マシンVM1が処理対象として選択されたものとする。
次に、装置移動検知部130は、繰り返し処理2を開始し(S302)、監視対象情報テーブル150から処理対象の移動先の情報155を選択する(S303)。つまり、装置移動検知部130は、移動先の情報155として登録された複数の移動先の候補のうち未選択のものを選択する。例えば、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150から仮想マシンVM1のIPアドレス“IPVM1”をキーに、移動先の情報(IPL24,IFL212,G1)を参照する(S303)。そして、装置移動検知部130は、選択した移動先の情報のうち移動先が特定可能な同一レイヤのL2スイッチIPアドレス“IPL24”(移動先の候補)をキーに、管理対象情報テーブル140を参照する(S304)。そして、装置移動検知部130は、管理対象情報テーブル140から移動先の候補の情報取得手段143及びSNMPコミュニティ名144を参照する(S305)。具体的には、装置移動検知部130は、L2スイッチL24の情報取得手段“SNMP”及びSNMPコミュニティ名“commL24”を取得する。
続いて、装置移動検知部130は、移動先の候補からSNMPによりMACアドレステーブルを取得する(S306)。具体的には、装置移動検知部130は、IPアドレスが“IPL24”であるL2スイッチL24にSNMPによりアクセスし、MACアドレステーブルを示すMIB(Management Information Base)を取得する。尚、一般に、MACアドレステーブルにあるMACアドレス、インタフェースの値は国際標準規格(International Standard Organization)が定めた標準的なMIBで取得できることが知られている。
次に、装置移動検知部130は、繰り返し処理3を開始し(S307a)、MACアドレステーブル内の各MACアドレスを探索する(S308、S307b)。そして、装置移動検知部130は、MACアドレステーブル上に監視対象装置のMACアドレスが存在するか否かを判定する(S309)。ここでは、L2スイッチL24のMACアドレステーブルに仮想マシンVM1のMACアドレス“MACVM1”が存在しないものとして、NOへ進む。
続いて、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150内の処理対象の監視対象装置における全ての移動先の情報が処理済みであるか否かを判定する(S315)。ここでは、移動先の情報(IPL23,IFL213,G2)が未処理(未選択)であるため、NOに進む。そして、繰り替え処理2の先頭に戻る(S302a)。なお、ステップS315でYESの場合、処理対象の監視対象装置における移動先の情報を全て処理したが、監視対象装置のMACアドレスが移動先の候補のMIBには見つからなかったことになる。そのため、監視対象装置が予め定義した移動先の候補以外に移動した、又は、監視対象装置が故障したと判定する。そのため、装置移動検知部130は、監視対象装置の移動先の情報は更新せず、所属グループも変更しない。その後、繰り返し処理1に戻る。
次に、装置移動検知部130は、繰り返し処理2を継続し(S302a)、仮想マシンVM1のIPアドレス“IPVM1”をキーに、監視対象情報テーブル150から処理対象の移動先の情報(IPL23,IFL213,G2)を選択する(S303)。そして、装置移動検知部130は、IPアドレス“IPL23”をキーに、管理対象情報テーブル140を参照する(S304)。そして、装置移動検知部130は、管理対象情報テーブル140からL2スイッチL23の情報取得手段“SNMP”及びSNMPコミュニティ名“commL23”を取得する(S305)。
続いて、装置移動検知部130は、IPアドレスが“IPL23”であるL2スイッチL23にSNMPによりアクセスし、MIBを取得する(S306)。次に、装置移動検知部130は、繰り返し処理3を開始し(S307a)、L2スイッチL23のMACアドレステーブル内の各MACアドレスを探索し(S308、S307b)、仮想マシンVM1のMACアドレス“MACVM1”が存在するか否かを判定する(S309)。ここでは、L2スイッチL23のMACアドレステーブル内に、仮想マシンVM1のMACアドレス“MACVM1”が存在したものとして、YESへ進む。
そして、装置移動検知部130は、繰り返し処理4を開始し(S310a)、MACアドレステーブル内の監視対象装置のMACアドレスをキーに、MACアドレスとひもづくインタフェースを検索する(S311、S310b)。具体的には、装置移動検知部130は、MACアドレステーブル上に存在する仮想マシンVM1のMACアドレス“MACVM1”とひもづくインタフェースを検索する。
そして、装置移動検知部130は、MACアドレステーブル上のMACアドレスにひもづくインタフェースが、監視対象情報テーブル150の移動先の情報のインタフェースと一致するか否かを判定する(S312)。ここでは、移動先の情報(IPL23,IFL213,G2)の移動先が特定可能な同一レイヤのL2スイッチのインタフェース“IFL213”が、MACアドレステーブル上に存在する仮想マシンVM1のMACアドレス“MACVM1”とひもづくインタフェースと一致するものとして、YESへ進む。この場合、監視対象装置は、処理対象の移動先の情報を接続先として移動したか、又は、現在の情報と変わらないかのいずれかである。
そこで、次に、装置移動検知部130は、処理対象の移動先の情報が現在の情報と同じか否かを判定する(S316)。ここでは、処理対象の移動先の情報(IPL23,IFL213,G2)と現在の情報(IPL24,IFL212,G1)とが異なるため、監視対象装置は処理対象の移動先の情報を接続先として移動したと判定し、NOへ進む。
そこで、次に、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150の現在の情報154を、移動先の情報に更新する(S317)。具体的には、装置移動検知部130は、仮想マシンVM1における現在の情報154を(IPL23,IFL213,G2)に更新する。そして、装置移動検知部130は、グループテーブル160の所属の装置名163を更新する(S318)。具体的には、装置移動検知部130は、グループテーブル160のグループG1の所属の装置名163から仮想マシンVM1を削除し、グループG2の所属の装置名163に仮想マシンVM1を追加する。その後、繰り返し処理1に戻る。なお、ステップS316でYESの場合、現在の情報と変わらないと判定する。そのため、現在の情報、グループ情報を変更せず、繰り返し処理1に戻る。
また、図14のステップS312でNOの場合、監視対象装置が、移動先が特定可能な同一レイヤのL2スイッチへ移動したが、予め定義していない同L2スイッチのインタフェースへつながる先へ移動したと判定する。よって、次に、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150の現在の情報154及び移動先の情報155を更新する(S313)。具体的には、装置移動検知部130は、仮想マシンVM1における現在の情報154を検索した移動先の情報に更新する。そして、装置移動検知部130は、仮想マシンVM1における移動先の情報155に、今回検索した移動先の情報を追加する。次に、装置移動検知部130は、グループテーブル160の所属の装置名163を更新する(S318)。そして、装置移動検知部130は、繰り返し処理1に戻る。但し、監視対象情報テーブル150内の全ての監視対象装置の処理が完了した場合、処理を終了する。
一方、監視対象情報テーブル150内に未処理の監視対象装置が存在する場合、装置移動検知部130は、繰り返し処理1に戻った後(S300a)、未選択の監視対象装置を選択し(S301)、繰り返し処理1を実行する。
尚、ステップS309でNOの場合、移動先の情報のうち一部が処理済みしたか、又は、全ての移動先の情報が処理済みかのいずれかである。そこで、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150内の処理対象の監視対象装置における全ての移動先の情報が処理済みであるか否かを判定する(S315)。YESの場合、監視対象装置の移動先の情報全てを処理したが、定義しておいた移動先に装置のMACアドレスが見つからなかったと判定する。そのため、監視対象装置が故障したか、又は、定義していない移動先に移動したと判定する。そのため、現在の情報及びグループは変更されない。
続いて、装置移動検知部130は、繰り返し処理1に戻り(S300a)、未処理の監視対象装置の移動先を選択し(S301)、繰り返し処理1を実行する。また、ステップS315でNOの場合、監視対象装置の処理すべき移動先の情報がまだ存在すると判定する。そのため、繰り返し処理2に戻る。
以上のことから、本発明の実施の形態2では、ネットワーク管理者がネットワークの構成変更に、都度、追随して、ネットワーク管理装置100に変更後の構成情報を登録する必要がなくなる。そのため、運用コストを抑制できる。また、予め定義された移動先の候補の範囲内で移動先の接続装置を検索するため、ネットワークにかかる負荷を軽減できる。さらに、汎用的な技術の手段を用いているため、適用範囲の制約が少ない。例えば、特殊な装置を用いたネットワークに対しても適用が可能である。
<発明の実施の形態3>
本発明の実施の形態3は、上述した実施の形態2の変形例である。実施の形態2では、の場合は、仮想マシンのMACアドレスは固定であり、ネットワーク管理装置100はそのMACアドレスを認識可能な状態という前提であった。しかし、一般的には、仮想マシンのMACアドレスについては、移動の後にMACアドレスが変更される場合がありうる。例として、図16は、本発明の実施の形態3にかかる仮想マシンの移動に伴うMACアドレスの変更の概念を説明するための図である。
図16に示す通り、仮想マシンVM1がサーバSV3の仮想スイッチVL1からサーバSV13の仮想スイッチVL2へ移動したとする。この時、仮想マシンVM1のMACアドレス“MACVM1”は、移動した時点で“MACVMZZZ”に変わったものとする。このような場合には、装置移動検知部130を次のようなアドレス更新処理に変更することで、変更後の接続先を特定可能である。すなわち、装置移動検知部130は、ネットワークNに対して監視対象装置のアドレス情報の追跡コマンドを発行し、当該追跡コマンドの追跡結果から監視対象装置のアドレス情報の直前に到達したアドレス情報を抽出し、当該抽出したアドレス情報により、監視対象装置と現在接続されている接続装置を特定する。
図17は、本発明の実施の形態3にかかるアドレス更新処理の流れを説明するためのフローチャートである。まず、装置移動検知部130は、監視対象情報テーブル150を参照して、監視対象装置のIPアドレスを取得する(S41)。次に、装置移動検知部130は、取得したIPアドレスに対してtracerouteコマンドを実行する(S42)。ここで、次に、tracerouteコマンドは、アドレス情報の追跡コマンドの一例である。
そして、装置移動検知部130は、移動した対象の装置が接続されていると考えて、tracerouteコマンドの実行結果のうち、監視対象装置のIPアドレスに到達する直前の応答に示されたIPアドレスを抽出する(S43)。つまり、監視対象装置の一歩手前のIPアドレスを取得することになる。
次に、装置移動検知部130は、抽出したIPアドレスに対してSNMPを実行し、ARP(Address Resolution Protocol)テーブルを示すMIBを取得する(S44)。そして、装置移動検知部130は、取得したARPテーブルから監視対象装置のIPアドレスに対応するMACアドレスを取得する(S45)。次に、装置移動検知部130は、監視対象装置のIPアドレスをキーに、監視対象情報テーブル150を参照し、監視対象装置のMACアドレスを更新する(S46)。
以上のように、装置移動検知部130にMACアドレスの可変性を考慮した上記手段を追加することで、監視対象装置のMACアドレスが可変であっても、監視対象装置の移動を適切に検知することが可能である。
<その他の実施の形態>
上述した実施の形態2及び3では、ネットワークNの構成変更により仮想マシンを移動させる場合を示した。しかしながら、他の実施の形態として、同様の特性を持つ装置、例えば、ネットワークを経由した遠隔地のクラスタ(Cluster)構成でフェールオーバー(failover)し、仮想のIPアドレスにひもづくMACアドレスが移動する場合等にも適用可能である。
本発明の他の実施の形態は、次のように表現することができる。すなわち、監視対象装置の応答特性を定期的に計測するとともに、並行して、監視対象装置の移動を定期的に監視するものともいえる。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。
非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、コンピュータプログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1000 ネットワーク監視システム
10 ネットワーク
101 接続装置
102 接続装置
103 監視対象装置
20 ネットワーク監視装置
21 記憶部
211 アドレス情報
212 接続先情報
22 特定部
23 更新部
2000 ネットワーク管理システム
2001 ネットワーク管理システム
3000 ネットワーク管理システム
N ネットワーク
GA グループ
GB グループ
G1 グループ
G2 グループ
P1 監視パラメータ
P2 監視パラメータ
L21 L2スイッチ
L22 L2スイッチ
L23 L2スイッチ
L24 L2スイッチ
L25 L2スイッチ
L26 L2スイッチ
L31 L3スイッチ
SV1 サーバ
SV2 サーバ
SV3 サーバ
SV3d サーバ
SV10 サーバ
SV11 サーバ
SV12 サーバ
SV13 サーバ
VL1 仮想スイッチ
VL2 仮想スイッチ
VM1 仮想マシン
VM1d 仮想マシン
VM2 仮想マシン
IN 入力情報
100 ネットワーク管理装置
110 情報管理部
120 装置監視部
130 装置移動検知部
140 管理対象情報テーブル
141 装置名
142 IPアドレス
143 情報取得手段
144 SNMPコミュニティ名
150 監視対象情報テーブル
151 装置名
152 IPアドレス
153 MACアドレス
154 現在の情報
155 移動先の情報
160 グループテーブル
161 グループ名
162 監視パラメータ情報
163 所属の装置名
mA MACアドレス
mB MACアドレス

Claims (9)

  1. 複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと接続され、
    前記監視対象装置のアドレス情報と、前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先の接続装置を示す接続先情報と、を記憶する記憶部と、
    前記監視対象装置に対する監視により応答特性の変化が検出された場合に、前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置を特定する特定部と、
    前記特定された接続装置が前記接続先情報に示される接続装置と異なる場合に、当該特定された接続装置を前記接続先情報の接続先として更新する更新部と、
    を備えるネットワーク監視装置。
  2. 前記記憶部は、前記複数の接続装置のうち前記監視対象装置の接続先の候補である接続装置群を示す接続先候補情報をさらに記憶し、
    前記特定部は、前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記複数の接続装置のうち前記接続先候補情報における前記接続先の候補のそれぞれにアクセスすることにより、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置を特定する
    請求項1に記載のネットワーク監視装置。
  3. 前記記憶部は、前記監視対象装置における監視条件をさらに記憶し、
    前記記憶部に記憶された前記監視条件に基づき前記監視対象装置に対して監視を行う監視部をさらに備え、
    前記更新部は、前記特定された接続装置が前記接続先情報に示される接続装置と異なる場合に、当該特定された接続装置を前記接続先情報の接続先として更新すると共に、当該特定された接続装置に応じて前記監視条件を更新する
    請求項1又は2に記載のネットワーク監視装置。
  4. 前記記憶部は、前記複数の接続装置のそれぞれを複数のグループのいずれかに所属させた複数のグループ情報をさらに記憶し、
    前記複数のグループ情報は、それぞれ異なる前記監視条件が対応付けられており、
    前記更新部は、前記特定された接続装置が前記接続先情報に示される接続装置と異なるグループに属する場合に、当該監視対象装置における前記監視条件を、前記接続先情報に示される接続装置が所属するグループ情報に対応付けられた監視条件から当該特定された接続装置が所属するグループ情報に対応付けられた監視条件へ更新する
    請求項に記載のネットワーク監視装置。
  5. 前記複数の接続装置のそれぞれは、自己に現在接続されている装置のアドレス情報を含むアドレステーブルを保持しており、
    前記特定部は、前記ネットワークにアクセスして前記アドレステーブルを取得し、前記監視対象装置のアドレス情報を含む前記アドレステーブルを保持している接続装置を、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置として特定する
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のネットワーク監視装置。
  6. 前記特定部は、
    前記ネットワークに対して前記監視対象装置のアドレス情報の追跡コマンドを発行し、
    当該追跡コマンドの追跡結果から前記監視対象装置のアドレス情報の直前に到達したアドレス情報を抽出し、
    当該抽出したアドレス情報により、前記監視対象装置と現在接続されている接続装置を特定する
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のネットワーク監視装置。
  7. 複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと、
    前記ネットワークと接続され、前記監視対象装置を監視する監視装置と、を備え、
    前記監視装置は、
    前記監視対象装置のアドレス情報と、前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先の接続装置を示す接続先情報と、を記憶する記憶部と、
    前記監視対象装置に対する監視により応答特性の変化が検出された場合に、前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置に現在接続されている接続装置を特定する特定部と、
    前記特定された接続装置が前記接続先情報に示される接続装置と異なる場合に、当該特定された接続装置を前記接続先情報の接続先として更新する更新部と、
    を備えるネットワーク監視システム。
  8. 複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと接続され、前記監視対象装置を監視する監視装置を用いたネットワーク監視方法であって、
    前記監視装置が、
    前記監視対象装置に対する監視により応答特性の変化が検出された場合に、前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置と現在接続されている接続装置を特定し、
    前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先として登録されている接続装置と前記特定された接続装置とが異なる場合に、当該特定された接続装置を前記監視対象装置の接続先として更新する
    ネットワーク監視方法。
  9. 複数の接続装置及び当該複数の接続装置のいずれかと接続される監視対象装置を含むネットワークと接続されたコンピュータに、前記監視対象装置を監視する監視処理を実行させるネットワーク監視プログラムであって、
    前記監視対象装置に対する監視により応答特性の変化が検出された場合に、前記監視対象装置のアドレス情報に基づいて前記ネットワークにアクセスすることにより、当該監視対象装置と現在接続されている接続装置を特定する特定処理と、
    前記複数の接続装置のうち当該監視対象装置の接続先として登録されている接続装置と前記特定された接続装置とが異なる場合に、当該特定された接続装置を前記監視対象装置の接続先として更新する更新処理と、
    を前記コンピュータに実行させるネットワーク監視プログラム。
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