JP6354931B2 - 加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ、水圧等の加工手段によりワークを加工する加工装置。
加工対象物である金属板などのワークにレーザ光を照射し、レーザ光を照射した箇所を溶かすことによってワークを切断するレーザ加工装置がある。このような加工装置では、レーザ照射時に溶けたワークの融解物がドロスとなって、切断したワークの裏面に付着することを避けるため、レーザ照射位置に高圧ガスを噴射することにより、ドロスを吹き飛ばすようにしている。この時、ワークを切断した箇所からガスの噴射方向へドロスが吹き飛ばされるため、ワークの下はできるだけ空間が空いていることが望ましい。そのため、ワークを複数の剣山ピンで支えるようにしているものがあった(例えば、特許文献1)。
特開平7−299682号公報
上記のようなレーザ加工装置では、ワークを支えるための剣山ピンが縦横方向に整列した固定箇所に配置されている。このため、ワークの形状によっては、剣山ピン間を跨るワークの一部が十分に支持されずに撓んでしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、ワークの撓みを抑えられる加工装置を得ることを目的とする。
本発明に係る加工装置は、ワークを支持する支持棒と、支持棒が設置され、支持棒を介してワークを載せる基体と、基体に載せられたワークを加工する加工手段と、加工手段と基体との相対的な位置を移動させる移動手段と、ワークの加工形状情報に基づいて基体に設置される支持棒の設置位置を示す設置位置情報を算出する算出部と、算出部にて算出された設置位置情報に基づいて、支持棒を設置位置情報に対応した基体上の設置位置に設置する支持棒設置手段とを備えたものである。
本発明によれば、ワークの加工形状情報に基づいて算出された設置位置情報に対応した基体上の設置位置に支持棒を設置するようにしたので、ワークの形状に応じた支持点でワークが支持されるため、ワークの撓みが抑えられる。
実施の形態1に係る加工機の説明図である。 実施の形態1に係る加工装置に入力する加工形状情報の例を示した概念図である。 実施の形態1に係る加工装置のレールの説明図である。 実施の形態1に係る加工機のy軸駆動手段の概念図である。 実施の形態1に係る加工機の加工動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る算出部の設置位置情報を算出する動作を詳細に示すフローチャートである。 実施の形態1に係る支持棒設置手段による支持棒設置動作を詳細に示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加工機の説明図である。加工機は、ワーク1を支持する複数の支持棒2と、支持棒2が設置され、支持棒2を介してワーク1を載せる基体3と、支持棒2を介して基体3に載せられたワーク1を加工する加工手段4と、加工手段4と基体3との相対的な位置を移動させる移動手段5と、ワーク1の加工形状情報に基づいて基体3に設置される支持棒2の設置位置を示す設置位置情報を算出する算出部6と、算出部6にて算出された設置位置情報に基づいて、支持棒2を基体3の設置位置に設置する支持棒設置手段7とを有して構成されている。支持棒設置手段7は、押出手段7a、レール7b、x軸駆動手段7c及びy軸駆動手段7dとを有している。
ワーク1は、加工機の加工対象物であり、例えば金属の板である。支持棒2は、この加工対象物であるワーク1を支持するものである。支持棒2は、先端が尖った四角柱状の金属で構成されたものであり、複数の支持棒2の先端にワークを載せることにより支持棒2の先端が支持点となってワークを支える。
基体3は、図示しない脚等を介して加工装置の設置場所に固定されるものであり、支持棒2を介してワーク1を支えている。基体3は図1に示すようにU字状の枠体を有しており、枠体は3辺の中空の四角柱からなるとともに、対向する2辺の相互に対向する面は開口している。この対向する2辺それぞれの中にはy軸駆動手段7dが収納されている。
支持棒2は、押出手段7a、レール7b、x軸駆動手段7c及びy軸駆動手段7dからなる支持棒設置手段7によって、押出手段7aに収納されている状態から、適宜、基体3上に配置される。
加工手段4は、基体3上に載せられたワーク1を加工するものであり、この実施の形態ではレーザ光を放射するレーザ加工ヘッドである。
移動手段5は、加工手段4と基体3との相対的な位置を移動させるものであり、この実施の形態ではワーク1は位置が固定され、加工手段4が移動手段5により移動することで加工手段4と基体3との相対的な位置が変わる。図1において基体3の奥行き方向をx軸、横方向をy軸としたときに、移動手段5は、加工手段4を保持している枠体の内部の移動機構で加工手段4をx軸方向に移動させるとともに、移動手段5の加工手段4を保持している枠体自体が図示していない移動機構でy軸方向に動くことにより、加工手段4の基体3に対する相対的な位置を移動させている。ワーク1を加工したい形状に合わせて加工手段4を移動することで、ワーク1を所望の形状に切断することができる。
算出部6は、ワーク1の加工形状情報に基づいて基体3に設置される支持棒2の設置位置を示す設置位置情報を算出するものである。
加工形状情報とは、加工対象物を加工する形状を示したものであり、この実施の形態では、加工手段4によって加工対象物であるワーク1から切り出したい部品の形状である。図2は加工装置に入力する加工形状情報の例を示した概念図である。ワーク1が平板上の金属であり、このワーク1から切り出したい部品の形状が図2の左側に示すような星形、あるいは台形の形状である場合、これら形状の各頂点11を基体3を基準とした二次元の位置座標(x,y)で示す頂点群データが加工形状情報である。具体的には、図2の左側に示す図形の黒点の集合が頂点群である。頂点群の中の加工順序が早い頂点から次の加工順序の頂点へ加工手段4のレーザ照射先が移動するように、移動手段5が加工手段4を順次移動させることでワーク1が加工される。
なお、加工形状情報は、上記のような頂点群データでなくとも、加工する形状に関する情報であればよく、例えば形状を示す関数を加工形状情報としてもよい。
このような加工形状情報が算出部6に入力されると、算出部6は、加工形状情報に基づいて支持棒2の設置位置情報を算出する。具体的には、加工形状情報の頂点群データに含まれる各頂点の座標を平均化して求めた中心座標12を中心として、各頂点を中心方向へ移動させる。移動する程度は加工対象物の材質や厚み、また加工の精度によって決定されるものであり、例えばユーザによって設定される。具体例として、支持棒2の設置ピッチを5cmとした場合は、頂点群データの座標を中心へ5cm移動させ、移動させた後の位置を内部支持位置13とする。図2の例では、右側に示す星形及び台形の内部の黒点が内部支持位置13である。
このように内部支持位置13が算出された後、内部支持位置13と次の加工順序の内部支持位置13との間の距離が5cm以上空いている場合は、図2の右側に示す星形及び台形の内部の白点のように中間支持位置14を算出する。算出部6で算出された内部支持位置13及び中間支持位置14は設置位置情報として支持棒設置手段7に出力される。
支持棒設置手段7は、算出部6にて算出された設置位置情報に基づいて、設置位置情報に対応した基体3上の設置位置に支持棒2を設置するものである。支持棒設置手段7は、押出手段7a、レール7b、x軸駆動手段7c及びy軸駆動手段7dから構成される。
押出手段7aは、複数の支持棒2を収納しており、算出部6で算出された設置位置情報に基づいて支持棒2をレール7bに載せるために押し出すものである。
レール7bは、押出手段7aに押し出された支持棒2を順次保持してx方向に運搬する。図3は、本実施の形態1に係る加工装置のレール7bの説明図である。レール7bは、支持棒2を載せるレール筐体71b、レール筐体71bに載った支持棒2を突起で保持して運搬するベルト72b、ベルト72bを回転させる回転部73bから構成される。
レール7bは基体のx軸方向が長軸となるよう複数配置される。ベルト72bには図3に示すような突起がついており、この突起で支持棒2を挟み込んで保持する。回転部73bはベルト72bと接触しており、回転部73bが回るとベルト72bが回るようになっている。この回転部73bは図1に示すx軸駆動手段7cにより回転力を与えられて回転する。
レール7bは、支持棒2が押し出されてレール筐体71bに載ると、回転部73bが回されてベルト72bが動くことにより支持棒2を両側から挟み込み運搬する。支持棒2は、算出部6にて算出された設置位置情報に基づいて、x軸駆動手段7cと連動して動作する押出手段7aによって適切なタイミングで押し出され、ベルト72bに運搬されるので、設置位置情報に応じた間隔でレール7b内に配置されることになる。
1つのレール7bのx軸方向全体に亘って所定の位置に支持棒2を設置し終わるとx軸駆動手段7cは、y軸駆動手段7dの方向へそのレール7bを押し出す。
y軸駆動手段7dは、支持棒2が載ったレール7bを設置位置情報に対応した基体3上の設置位置yに移動させるものである。図4は、実施の形態1に係る加工機のy軸駆動手段7dの概念図である。y軸駆動手段7dは、基体3の枠体の対向する2辺の中に収納されており、その2辺が対向する面で露出している。y軸駆動手段7dは、レール7bを運搬するベルト71d、ベルト71dと接触しベルト71dを回転させるモータ72dから構成される。
y軸駆動手段7dは、x軸駆動手段7cによって支持棒2が載ったレール7bが設置位置情報に基づくタイミングで押し出されると、2つのベルト71dによりレール7bの長軸の端を挟み込み、モータ72dが動いてベルト71dが回転することによってレール7bを移動させる。y軸駆動手段7dによって、最終的には複数のレール7bが保持されて移動し、設置位置情報に基づいた設置位置に支持棒2が配置される。図4では、ワーク1を星形に加工したい場合に、算出部6によって算出された設置位置情報に基づいて支持棒2を設置位置へ設置した様子を示す。簡単のため、算出された設置位置情報は頂点群データを1回中心へ移動させた内部支持位置のみ示している。
次に、実施の形態1に係る加工機の動作について説明する。
図5は、実施の形態1に係る加工機の加工動作を示すフローチャートである。
ステップS001にて、算出部6にワーク1の加工形状情報が入力される。加工形状情報が入力されると、ステップS002において算出部6はワーク1の加工形状情報に基づいて基体3に設置される支持棒2の設置位置情報を算出する。
次に、ステップS003にて、算出部6で算出された設置位置情報に基づいて、支持棒設置手段7が設置位置情報に対応した基体3上の設置位置に支持棒2を設置する。
ステップS003が終了し、ユーザによりワーク1が基体3上の設置位置に設置された支持棒2の上に載置されると、ステップS004にて移動手段5により加工手段4を加工形状情報に対応して移動しながら、加工手段4がレーザ光を放射することで基体3に載せられたワーク1を切断加工する。
図6は、図5のステップS002における算出部6の設置位置情報を算出する動作を詳細に示すフローチャートである。ステップS101にて、算出部6は入力された加工形状情報である前述の頂点群データから、各頂点の座標を平均化して求める中心座標12を算出する。算出部6は中心座標12を算出すると、ステップS102に進む。
次に、ステップS102にて、算出部6は内部支持位置13を算出する。具体的には、頂点群データの各頂点の座標を、ステップS101にて算出した中心座標12の方向へ5cmに相当する分だけ移動させ、移動させた後の位置を内部支持位置13として算出する。
そして、ステップS103に進み、ステップS102にて算出した内部支持位置13からさらに中心座標12へ5cm頂点群データを移動した場合、中心座標12へ到達するかしないかを判定することで、内部支持位置の算出が完了したか否かを判断する。全ての頂点について、中心座標12に到達しない場合は内部支持位置の算出が完了していないと判断し、再びステップS102に戻り内部支持位置13を算出する。一方、全ての頂点について、ステップS102にて算出した内部支持位置13からさらに中心座標12へ5cm頂点群データを移動させると中心座標12へ到達する場合は内部支持位置13の算出は完了したとしてステップS104へ進む。
ステップS104では、内部支持位置13と次の加工順序の内部支持位置13との距離が5cm以上空いている箇所を検出し、距離が5cm以上空いている箇所がない場合は中間支持位置14の算出が必要ないと判断して設置位置情報の算出を完了する。一方、内部支持位置13と他の内部支持位置13との距離が5cm以上空いている箇所が検出された場合は中間支持位置の算出が必要と判断し、ステップS105に進む。
ステップS105では、内部支持位置13と次の加工順序の内部支持位置13との距離が5cm以上空いている箇所の中間を中間支持位置14として算出し、ステップS104に戻る。ステップS104で内部支持位置13と他の内部支持位置13との距離が5cm以上空いている箇所が検出されないと判断されるまで、ステップS104とS105を繰り返す。
設置位置情報の算出が終了すると、算出された内部支持位置13及び中間支持位置14は設置位置情報として支持棒設置手段7に出力される。
以上が、算出部6が設置位置情報を算出する動作である。
図7は、図5のステップS003における支持棒設置手段7による支持棒設置動作を詳細に示すフローチャートである。まず、ステップS201にて、x軸駆動手段7cが押出手段7aに収納された支持棒2を押し出す位置にレール7bを設置する。
次に、ステップS202にて、x軸駆動手段7cがレール7bの回転部73bを回転させるとともに、押出手段7aが設置位置情報に基づいたタイミングで支持棒2をレール7bに載せるため支持棒2を押し出す。これにより、レール7bのベルト72bは、回転しながら支持棒2を両側から挟みこみ、x軸方向に運搬する。x軸駆動手段7cがレール7bの回転部73bを回転させる動作に連動して押出手段7aによって適切なタイミングで支持棒2が押し出され、ベルト72bにより運搬されるので、支持棒2は設置位置情報に応じた間隔でレール7b内の配置位置xまで移動される。
そして、ステップS203にて、レール7bへの支持棒2の配置が完了したか否かを判断し、完了していない場合はステップS202に戻り、完了している場合はステップS204に進む。
ステップS204では、x軸駆動手段7cが、設置位置情報に基づいたタイミングでレール7bをy軸駆動手段7dへ押し出す。レール7bが押し出されると同時に、y軸駆動手段7dのモータ72dが駆動され、ベルト71dが回転することによって支持棒2を載せたレール7bは、y方向に移動する。このときのy方向への移動量は、レール7bの突起の間のピッチと設置位置情報に対応して決めることができ、例えばある突起間にレール7bを配置し、続けて隣の突起間にレール7bを配置する場合は、突起間ピッチ1つ分の移動量とし、離れた突起間にレール7bを配置するのであれば、次にレール7bを配置する突起間の位置までの移動量とすればよい。
ステップS205にて、全ての設置位置へのレール7bの配置、すなわち支持棒2の配置が完了したかを確認し、完了していない場合はステップS201へ戻り、ステップS201からS205を繰り返す。支持棒2の配置が完了した場合は、支持棒設置手段7による支持棒設置の動作を終了する。
以上のようにして、加工形状情報に基づく設置位置情報を求め、この設置位置情報に対応した設置位置に支持棒を設置することで、ワーク1の切り出す部分周辺が確実に支持され、切り出されている途中や切り出された後に撓みにくい。なお、切り出す部分周辺以外の位置への支持棒の配置は必要に応じて適宜行えばよい。
以上のように、実施の形態1に係る加工装置は、ワーク1の加工形状情報に基づいて算出された設置位置情報に対応した基体3上の設置位置に支持棒2を設置するようにしたので、ワーク1の形状に応じた支持点でワーク1が支持されるため、ワーク1の撓みが抑えられる。
また、このように適応的に支持棒2を配置することにより、不必要な場所に配置することがないので、加工時に使用される支持棒2の数を少なくすることができる。
また、算出部6に算出される支持棒設置位置は切り出したい部品の内側に設定されるため、加工の際に加工手段4が加工を行う位置と、ワーク1を支える支持棒2の位置が一致しないので、加工手段4が放射するレーザ光が支持棒2にあって損傷することを避けることができる。
さらに、支持棒2の劣化などにより支持棒2を交換する必要がある場合、従来のように固定的に支持棒2が配置されていると交換作業の範囲が広く作業しづらいが、本実施の形態1のように押出手段7aにまとめて支持棒2を収納しておき、適宜配置するようにしていれば、交換作業が容易に行える。
なお、ワーク1は板状に限らず、立体的な形状でも良い。また、その場合は加工形状情報として立体形状の情報を入力し、設置位置情報を算出してもよい。また、内部支持位置13の算出は、座標群の座標を中心に向けて移動させることで算出する方法に限らず、ワーク1の撓みが少ない位置で支持できる位置を算出すればよい。例えば、ワーク1の重量分布に基づいて重心を求め、撓みの少ない配置位置を算出してもよい。
また、支持棒設置手段7が支持棒2を設置できる解像度は、レール筐体71bあるいはベルト72bの突起の大きさや突起間の距離に依存する。したがって、算出部6による設置位置情報の算出の際、計算した座標値を、支持棒設置手段7が支持棒2を設置できる座標のなかで最も近い位置に補正することで加工形状に適応した支持位置とすることができる。
加工手段はレーザ光源の他、ワークを加工できるものであればよく、例えば高圧の水でワークを切断する場合の水噴射ノズルなどでも良い。
上記実施の形態1では、加工手段4と基体3との相対的な位置を移動させる移動手段として、加工手段を移動させるものを説明したが、加工手段4を固定して基体3を移動させるものでも良い。
なお、本実施の形態では、ワーク1から切り出したい部品、例えば図2において星形の形状の部品を切り出したい場合に星形内部を支持する設置位置情報を算出するものを説明したが、星形に切り抜かれたあとのワーク1も撓まないよう、設置位置情報を算出するものとしてもよい。これにより、加工中にワーク1全体がより安定し、精度のよい加工を行うことができる。
1. ワーク
2. 支持棒
3. 基体
4. 加工手段
5. 移動手段
6. 算出部
7. 支持棒設置手段
7a. 押出手段
7b. レール
71b. レール筐体
72b. ベルト
73b. 回転部
7c. x軸駆動手段
7d. y軸駆動手段
71d. ベルト
72d. モータ
11. 頂点
12. 中心
13. 内部支持位置
14. 中間支持位置

Claims (3)

  1. ワークを支持する支持棒と、
    前記支持棒が設置され、前記支持棒を介して前記ワークを載せる基体と、
    前記基体に載せられた前記ワークを加工する加工手段と、
    前記加工手段と前記基体との相対的な位置を移動させる移動手段と、
    前記ワークの加工形状情報に基づいて前記基体に設置される前記支持棒の設置位置を示す設置位置情報を算出する算出部と、
    前記算出部にて算出された前記設置位置情報に基づいて、前記支持棒を前記設置位置情報に対応した前記基体上の設置位置に設置する支持棒設置手段とを備え、
    前記算出部は、前記加工形状情報に含まれる加工形状の頂点を平均化した中心点を求め、各頂点を前記中心点に向けて移動した点を内部支持位置として求め、この内部支持位置を前記支持棒の設置位置とすることを特徴とする加工装置。
  2. 前記算出部は、前記内部支持位置同士の距離に基づき、中間支持位置の算出要否を判断し、必要と判断した場合に前記内部支持位置間の中間点を中間支持位置とし、前記内部支持位置と前記中間支持位置を前記支持棒の設定位置とすることを特徴とする請求項に記載の加工装置。
  3. 前記支持棒設置手段は、
    前記支持棒を収納するとともに、前記設置位置情報に基づくタイミングで押し出す押出手段と、
    前記押出手段に押し出された前記支持棒を保持するレールと、
    前記レールに前記保持された前記支持棒をレール上の前記設置位置情報に基づく位置に移動するとともに、前記レールを押し出すx軸駆動手段と、
    前記第一の駆動手段に押し出された前記レールを保持して前記設置位置情報に基づく位置に移動するy軸駆動手段と
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の加工装置。
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