JP6354166B2 - 表裏照合検査システム - Google Patents

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本発明は,用紙の表面に印刷された情報と用紙の裏面に印刷された情報の整合性を検査する表裏面照合検査に係る発明である。
情報を隠蔽して郵送できる圧着はがきを,OnetoOneマーケティングで用いるダイレクトメールに用いるケースが増えている。圧着はがきを製造する際,一枚の用紙が連なった連続用紙の状態で,ダイレクトメールの宛先などの個人情報を用紙に印刷するが,用紙の表面に印刷した個人情報と用紙の裏面に印刷した個人情報に整合性がないと,ある人の個人情報が他の人に郵送されてしまうため,連続用紙の状態で,用紙の表面に印刷した個人情報と用紙の裏面に印刷した個人情報の整合性を照合する表裏照合検査が必要になる。
用紙の表裏照合検査に係る発明として,用紙の表面に個人情報と共に第1マークを印刷し,用紙の裏面に個人情報と共に第2マークを印刷し,第1マークと第2マークを光学的に読み取り照合する発明が特許文献1にて開示されている。特許文献1では,第1マークと第2マークを簡素なマーク(矩形のマーク)とし,第1マークと第2マークを読み取る装置をカメラとしているが,特許文献2で記載されているように,マークをバーコードにし,マークを読み取る装置をバーコードリーダとすることが一般的である。
特許第4259779号公報 特許第5339074号公報
このように,用紙の表裏照合検査を行う手法は既に確立されている。しかし,用紙の表裏照合検査に必要な情報や用紙の表裏照合検査の検査結果は,用紙の表裏照合検査を行う装置毎に管理するように構成されるため,表裏照合検査の管理者からすると,これらの情報の管理作業負荷が重く,また,これらの情報が漏洩しないセキュリティ対策を装置毎に施さなければならなかった。
そこで,本発明は,用紙の表裏照合検査に必要な情報や用紙の表裏照合検査の検査結果を一元管理することのできるシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は,用紙の表裏照合検査に係る情報を一元管理する管理装置と,ロット毎に製造される連続用紙の状態で用紙の表裏照合検査を行う複数の検査装置をネットワーク接続したシステムである。
前記管理装置は,用紙の表裏照合検査に必要な情報や用紙の表裏照合検査の検査結果を一元管理できるように,表裏照合検査を行う品目の品目コードに関連づけて,品目コードおよびロット番号を含むロット情報をロット毎に記憶している品目情報DBと,ロット単位で行われた表裏照合検査の検査結果を記した検査履歴情報を品目コードに関連付けて記憶する検査履歴情報DBを有し,前記検査装置から前記ロット情報の送信要求を受けると,表裏照合検査を行う品目の品目コードとそのロット番号が前記検査装置の識別番号に関連付して記されたバッチ情報を参照して,前記検査装置に表裏照合検査を行わせる品目コードとそのロット番号を特定した後,前記品目情報DBを参照して,特定した品目コードとそのロット番号に対応する前記ロット情報を前記検査装置へ送信し, 前記検査装置から前記検査履歴情報を受信すると,前記検査履歴情報で示される品目コードに関連付けて前記検査履歴情報を前記検査履歴情報DBに記憶する一元管理手段を備える。
また,前記検査装置は,前記管理装置へ前記ロット情報を送信要求し,前記管理装置から受信した前記ロット情報に対応する前記連続用紙に含まれる用紙毎に表裏照合検査を行った後,前記ロット情報に含まれる品目コードおよびロット番号を含む前記検査履歴情報を前記管理装置へ送信する検査手段を備え,用紙毎に固有で用紙固有情報をエンコードした表裏照合検査に用いる光学式認識コードを用紙の表裏面に印刷しておき,前記検査装置の前記検査手段は,前記光学式認識コードを光学的に読み取るコードリーダを有し,表裏照合検査として,用紙の表面に印字された前記光学式認識コードにエンコードされた前記用紙固有情報と用紙の裏面に印字された前記光学式認識コードにエンコードされた前記用紙固有情報を照合し,更に,前回の用紙の通数連番と今回の通数連番の序列を検査する。
上記の第1の発明によれば,表裏照合検査を行う品目に係る情報と,前記検査装置側で実行した表裏照合検査の結果を示す検査履歴情報は前記管理装置によって一元管理されることになる。表裏照合検査を行う品目に係る情報と,前記検査装置側で実行した表裏照合検査の結果を示す検査履歴情報を前記管理装置できれば,表裏照合検査の管理者の管理作業負荷を軽くでき,また,これらの情報が漏洩しないセキュリティ対策を施す装置を前記管理装置に限定することができる。更に,上記の第1の発明によれば,前記光学式認識コードにエンコードする前記用紙固有情報に通数連番を含ませることで,表裏照合検査を行う品目に係る情報をシンプルにすることができ,また,用紙の序列についても検査できるようになる。
更に,第の発明は,第の発明に記載の表裏照合検査システムにおいて,前記管理装置が記憶する前記ロット情報に,前記ロット情報のロット番号に対応する前記連続用紙において先頭になる用紙の通数連番を開始番号として含ませ,前記検査装置の前記検査手段は,表裏照合検査を行う用紙が前記連続用紙において先頭になる用紙の場合,前記連続用紙において先頭になる用紙から読み取った通数連番と前記ロット情報に含まれる開始番号を照合することを特徴とする。上記の第の発明によれば,前記連続用紙において先頭になる用紙の正当性を検証できる。
更に,第の発明は,第の発明に記載の表裏照合検査システムにおいて,前記管理装置が記憶する前記ロット情報に,前記開始番号に加え,次のロットの前記連続用紙において先頭になる用紙の通数連番を次ロットの開始番号として含ませ,前記検査装置の前記検査手段は,表裏照合検査を行う用紙が前記連続用紙において最後になる用紙の場合,今回のロットで最後になる用紙から読み取った通数連番と前記次ロットの開始番号の序列を検査することを特徴とする。上記の第の発明によれば,今回のロットと次回のロットの序列を検証できる。
このように,本発明によれば,用紙の表裏照合検査に必要な情報や用紙の表裏照合検査の検査結果を一元管理することのできるシステムを提供できる。
本実施形態に係る表裏照合検査システムの構成を説明する図。 本実施形態に係る表裏照合検査システムのブロック図。 本実施形態に係る用紙を説明する図。 本実施形態に係る連続用紙を説明する図。 本実施形態に係る表裏照合検査システムの動作を説明する図。
ここから,本発明の好適な実施形態を記載する。なお,以下の記載は本発明の範囲を束縛するものでなく,理解を助けるために記述するものである。
図1は,本実施形態に係る表裏照合検査システム1の構成を説明する図,図2は,本実施形態に係る表裏照合検査システム1のブロック図,図3は,本実施形態に係る用紙4を説明する図,図4は,本実施形態に係る連続用紙5を説明する図,図5は,本実施形態に係る表裏照合検査システム1の動作を説明する図である。
本実施形態に係る表裏照合検査システム1は,用紙4の表面に印刷された第1の光学式認識コード40にエンコードされたと用紙識別情報と,用紙4の裏面に印刷された第2の光学式認識コード41にエンコードされた用紙識別情報を照合する表裏照合検査を行うためのシステムで,図1に図示しているように,本実施形態に係る表裏照合検査システム1は,表裏照合検査に係る情報を一元管理する管理装置2と,連続用紙5の状態で用紙4の表裏照合検査を行う複数台の検査装置3とから少なくとも構成される。
まず,図3を参照しながら,表裏照合検査の対象となる用紙4について説明する。図3(a)は,用紙4の表面に印刷する情報を説明する図,図3(b)は,用紙4の裏面に印刷する情報を説明する図である。
図3に図示しているように,本実施形態における用紙4は,圧着はがきに加工される用紙4としている。図3(a)に図示しているように,用紙4の表面の右側は,圧着はがきの表になる面で,この面には,料金別納を表示する絵柄4a,宛先情報4b(郵便番号,住所および氏名),差出人情報4c(郵便番号,住所および会社名等)を印刷している。また,用紙4の表面の左側は,圧着はがきの裏になる面で,この面には,圧着はがきの中面に印刷した情報を隠蔽するための絵柄4d(例えば,紺色のベタ塗り)に加え,表裏照合検査に用いる第1の光学式認識コード40を印刷している。また,図3(b)に図示しているように,用紙4の裏面は,圧着はがきの中面になる面で,用紙4の裏面には,圧着はがきの宛先となる個人の個人情報4eに加え,表裏照合検査に用いる第2の光学式認識コード41を印刷している。
本実施形態において,光学式認識コードとは,様々な情報をエンコードでき,光学的に読み取り可能な図柄や文字を意味する。光学式認識コードの好適な形態は,1次元または2次元のバーコードであるが,光学式認識コードの形態を,OCR用の文字や記号にすることもできる。なお,光学式認識コードにエンコード可能な文字数は,光学式認識コードの形態に依存する。光学式認識コードの形態が1次元のバーコードの場合,光学式認識コードにエンコード可能な文字数は数十文字で,2次元のバーコードの場合は数百文字をエンコード可能である。
用紙4の表面に印刷する第1の光学式認識コード40および用紙4の裏面に印刷する第2の光学式認識コード41それぞれには,一つの品目において,用紙4毎に固有な用紙固有情報がエンコードされ,本実施形態において,用紙固有情報は,用紙4に割り振られた通数連番を含む。
次に,本実施形態における連続用紙5について説明する。図4(a)は,本実施形態における連続用紙5を説明する図,図4(b)は,折りたたんだ状態の連続用紙5を説明する図である。
図4(a)に図示しているように,本実施形態の連続用紙5では,図3を用いて説明した用紙4が横ミシン5aを介して連なり,更に,連続用紙5の両側には,縦ミシン5bを介して紙送り用の送り孔5cが設けられている。連続用紙5から圧着はがきを製造する際,連続用紙5に加工された横ミシン5aおよび縦ミシン5bを切断することによって連続用紙5を用紙4の単位に切断し,連続用紙5を切断して得られた用紙4を利用して圧着はがきが製造される。
また,用紙4を利用して圧着はがきを製造する品目は複数のロットに細分化され,ロットに含まれる用紙4が連なった連続用紙5がロット毎に製造される。なお,図4(b)に図示しているように,連続用紙5では,ロットに含まれるすべての用紙4が交互に折りたたまれている。
ここから,表裏照合検査システム1を構成する検査装置3について説明する。表裏照合検査システム1を構成する検査装置3は,汎用のパーソナルコンピュータを利用して実現される装置である。図2に図示したように,検査装置3は,コンピュータプログラムによって実現される機能として,表裏照合検査を行うときに作動する検査手段30を備え,更に,表裏照合検査の対象となる用紙4に印刷された第1の光学式認識コード40および第2の光学式認識コード41を光学的に読み取るコードリーダ31が接続されている。なお,図1では,表裏照合検査を手動で行うように図示しているが,特許文献1のように,連続用紙5を自動で紙送りする機構を設け,表裏照合検査を自動で行うように構成することもできる。
検査装置3の検査手段30は,一枚の用紙4に係る表裏照合検査を行う際,コードリーダ31が光学的に読み取った第1の光学式認識コード40にエンコードされた用紙固有情報と,コードリーダ31が光学的に読み取った第2の光学式認識コード41にエンコードされた用紙固有情報を照合し,例えば,2つの用紙固有情報が一致すれば表裏照合検査に成功したと判定する。
また,本実施形態では,用紙固有情報に通数連番を含ませているため,一枚の用紙4に係る表裏照合検査を行う際,検査装置3の検査手段30は,前回の用紙4の通数連番と今回の通数連番の序列についても検査する。なお,前回の用紙4の通数連番と今回の通数連番の序列を検査する際,連続用紙5の先頭になる用紙4については,前回の用紙4の通数連番がないため,管理装置2から検査装置3に対して,連続用紙5の先頭になる用紙4の通数連番を開始番号として通知すれば,連続用紙5の先頭になる用紙4の通数連番を検査装置3側で照合できるようになる。更に,管理装置2から検査装置3に対して,連続用紙5の先頭になる用紙4の通数連番に加え,次のロットで先頭になる用紙4の通数連番を次ロットの開始番号として通知すれば,今回のロットと次のロットの序列を検査できるようになる。
次に,表裏照合検査システム1を構成する管理装置2について説明する。管理装置2は,汎用的なサーバを利用して実現される装置である。図2に図示したように,管理装置2は,コンピュータプログラムによって実現される機能として,表裏照合検査に係る情報を一元管理する一元管理手段20を備え,更に,表裏照合検査に係る情報を一元管理するためのデータベース(DB: DataBase)として,表裏照合検査を行う品目の品目コードに関連づけて,品目コードおよびロット番号を含むロット情報をロット毎に記憶している品目情報DB21と,ロット単位で行われた表裏照合検査の検査結果を記した検査履歴情報を品目コードに関連付けて記憶する検査履歴情報DB22を備える。更に,管理装置2は,表裏照合検査を行う品目の品目コードとそのロット番号が検査装置3毎に記されたバッチ情報を記憶している。
品目情報DB21に記憶する品目情報は圧着はがきを製造する品目に係る連続用紙5の製造がすべて完了した時点で品目情報DB21に登録される情報である。本実施形態において,この品目情報が含むロット情報は,ロットに対応する品目の品目コード,ロットを識別するためのロット番号に加え,表裏照合検査に用いる情報として,ロットに対応する連続用紙5の先頭になる用紙4の通数連番である開始番号,この連続用紙5の用紙枚数,次のロットで連続用紙5の先頭になる用紙4の通数連番である次ロットの開始番号を含む。
検査履歴情報DB22は,検査装置3が送信した検査履歴情報を記憶するDBである。この検査履歴情報DB22において,品目の品目コードに関連づけて,連続用紙5の状態で用紙4の表裏照合検査時の結果を示す検査履歴情報が記憶される。
表裏照合検査のバッチ情報は,外部のシステム(例えば,生産管理システム)から管理装置2に登録される情報である。表裏照合検査のバッチ情報には,検査装置3の識別番号に関連づけて,表裏照合検査を行う品目の品目コードとそのロットのロット番号の対が表裏照合検査を行う順に記憶される。
管理装置2の一元管理手段20は,検査装置3からロット情報の送信要求を受けると,バッチ情報を参照して,この検査装置3の識別番号に関連付けられている品目コードとロット番号の対の中から,次に表裏照合検査を行う品目コードとロット番号の対を選択した後,品目情報DB21を参照し,選択した品目コードとロット番号の対で特定できるロット情報を検査装置3へ送信する動作を行う。また,管理装置2の一元管理手段20は,ロット情報を検査装置3へ送信した後,この検査装置3から検査履歴情報を受信すると,検査履歴情報に含まれる品目コードに関連づけて,検査装置3から受信した検査履歴情報を検査履歴情報DB22に記憶する動作を行う。
ここから,図5を参照しながら,表裏照合検査システム1の動作を説明する。圧着はがきの製造に用いる用紙4の表裏照合検査を実施する際,まず,検査装置3の検査手段30は,次の表裏照合検査で用いるロット情報の送信要求を管理装置2に送信する(S1)。なお,検査装置3の検査手段30は,検査装置3から管理装置2へ送信するロット情報の送信要求に自装置の識別番号を含ませる。
管理装置2の一元管理手段20は,検査装置3からロット情報の送信要求を受けると,バッチ情報を参照して,この検査装置3の識別番号に関連付けられている品目コードとロット番号の対の中から,次に表裏照合検査を行う品目コードとロット番号の対を選択する(S2)。なお,管理装置2の一元管理手段20は,選択した品目コードとロット番号の対に,表裏照合検査に使用したことを示すフラグを付与する。
次に,管理装置2の一元管理手段20は,品目情報DB21を参照し,選択した品目コードとロット番号の対を用いて検査装置3へ送信するロット情報を特定し,特定したロット情報を検査装置3へ送信する(S3)。
検査装置3の検査手段30は,ロット情報の送信要求を送信した後,ロット情報が管理装置2から送信されると,管理装置2から送信されたロット情報を用いた表裏照合検査を行う(S4)。
表裏照合検査(S4)において,連続用紙5の先頭の用紙4から順に,用紙4の表面に印刷された第1の光学式認識コード40にエンコードされた用紙固有情報と用紙4の裏面に印刷された第2の光学式認識コード41にエンコードされた用紙固有情報をコードリーダ31によって読み取る作業が実施され,コードリーダ31が,第1の光学式認識コード40にエンコードされた用紙固有情報と第2の光学式認識コード41にエンコードされた用紙固有情報を読み取ると(S10),検査装置3の検査手段30は,第1の光学式認識コード40にエンコードされた用紙固有情報と第2の光学式認識コード41にエンコードされた用紙固有情報をコードリーダ31から受信する(S11)。
第1の光学式認識コード40にエンコードされた用紙固有情報と第2の光学式認識コード41にエンコードされた用紙固有情報をコードリーダ31から受信すると,検査装置3の検査手段30は,第1の光学式認識コード40にエンコードされた用紙固有情報と第2の光学式認識コード41にエンコードされた用紙固有情報を照合する(S12)。
次に,検査装置3の検査手段30は,用紙固有情報に含まれる通数連番の序列を検査する(S13)。用紙固有情報に含まれる通数連番の序列を検査する際,通数連番の最初になる用紙4の場合,用紙固有情報に含まれる開始番号とロット情報に含まれる最初の用紙4から読み取った通数連番を照合する。また,最初の用紙4ではない場合,コードリーダ31から受信した通数連番をメモリに保持しておき,前回の通数連番と今回の通数連番を照合することになる。
次に,検査装置3の検査手段30は,ロット情報に含まれる通数連番の用紙枚数を利用して,表裏照合検査した用紙4が連続用紙5の最後になる用紙4であるか判定し(S14),最後の用紙4でなければ,S10に戻る。
また,検査装置3の検査手段30は,表裏照合検査した用紙4が連続用紙5の最後になる用紙4であれば,最後になる用紙4から読み取った通数連番と次ロットの通数連番の序列を検証することで,今回のロットと次のロットの序列を検査する(S15)。
次に,検査装置3の検査手段30は,用紙固有情報の照合結果,通数連番の序列の検証結果および今回のロットと次のロットの序列の検証結果に加え,ロット情報に含まれる品目コードおよびロット番号を含ませた検査履歴情報を管理装置2へ送信する(S16)。
管理装置2の一元管理手段20は,検査履歴情報を検査装置3から受信すると,検査履歴情報に含まれる品目コードに関連づけてこの検査履歴情報を検査履歴情報DB22に記憶して(S5),図5の手順は終了する。
1 表裏照合検査システム
2 管理装置
20 一元管理手段
21 品目情報DB
22 検査履歴情報DB
3 検査装置
30 検査手段
31 コードリーダ
4 用紙
40 第1の光学式認識コード
41 第2の光学式認識コード
5 連続用紙

Claims (3)

  1. 用紙の表裏照合検査に係る情報を一元管理する管理装置と,ロット毎に製造される連続用紙の状態で用紙の表裏照合検査を行う複数の検査装置をネットワーク接続したシステムであって,
    前記管理装置は,表裏照合検査を行う品目の品目コードに関連づけて,品目コードおよびロット番号を含むロット情報をロット毎に記憶している品目情報DBと,ロット単位で行われた表裏照合検査の検査結果を記した検査履歴情報を品目コードに関連付けて記憶する検査履歴情報DBを有し,前記検査装置から前記ロット情報の送信要求を受けると,表裏照合検査を行う品目の品目コードとそのロット番号が前記検査装置の識別番号に関連付して記されたバッチ情報を参照して,前記検査装置に表裏照合検査を行わせる品目コードとそのロット番号を特定した後,前記品目情報DBを参照して,特定した品目コードとそのロット番号に対応する前記ロット情報を前記検査装置へ送信し, 前記検査装置から前記検査履歴情報を受信すると,前記検査履歴情報で示される品目コードに関連付けて前記検査履歴情報を前記検査履歴情報DBに記憶する一元管理手段を備え,
    前記検査装置は,前記管理装置へ前記ロット情報を送信要求し,前記管理装置から受信した前記ロット情報に対応する前記連続用紙に含まれる用紙毎に表裏照合検査を行った後,前記ロット情報に含まれる品目コードおよびロット番号を含む前記検査履歴情報を前記管理装置へ送信する検査手段を備え,
    用紙毎に固有で通数連番を含む用紙固有情報をエンコードした表裏照合検査に用いる光学式認識コードを用紙の表裏面に印刷しておき,前記検査装置の前記検査手段は,前記光学式認識コードを光学的に読み取るコードリーダを有し,表裏照合検査として,用紙の表面に印字された前記光学式認識コードにエンコードされた前記用紙固有情報と用紙の裏面に印字された前記光学式認識コードにエンコードされた前記用紙固有情報を照合し,更に,前回の用紙の通数連番と今回の通数連番の序列を検査する,
    ことを特徴とする表裏照合検査システム。
  2. 前記管理装置が記憶する前記ロット情報に,前記ロット情報のロット番号に対応する前記連続用紙において先頭になる用紙の通数連番を開始番号として含ませ,前記検査装置の前記検査手段は,表裏照合検査を行う用紙が前記連続用紙において先頭になる用紙の場合,前記連続用紙において先頭になる用紙から読み取った通数連番と前記ロット情報に含まれる開始番号を照合することを特徴とする,請求項に記載の表裏照合検査システム。
  3. 前記管理装置が記憶する前記ロット情報に,前記開始番号に加え,次のロットの前記連続用紙において先頭になる用紙の通数連番を次ロットの開始番号として含ませ,前記検査装置の前記検査手段は,表裏照合検査を行う用紙が前記連続用紙において最後になる用紙の場合,今回のロットで最後になる用紙から読み取った通数連番と前記次ロットの開始番号の序列を検査することを特徴とする,請求項に記載の表裏照合検査システム。
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