JP6352850B2 - Tool positioning jig - Google Patents
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Description
本発明は、工作機械等に用いられるツールを位置決めするツール位置決め治具に関するものである。 The present invention relates to a tool positioning jig for positioning a tool used in a machine tool or the like.
NC旋盤は、一般的に、断面略円形の軸部を有するツール(例えば、ボーリングバイト)をNC旋盤の作業台に装着するためのツールホルダーを備える。このツールホルダーは、断面略円形のツール挿入孔と、このツール挿入孔の内周面から径外方向へ貫通するねじ孔とを有している。
ツールの軸部をツール挿入孔に挿入し、ねじ孔に雄ねじを螺合させてねじ込み、この雄ねじの先端部でツールの軸部を押圧することによって、ツールをツールホルダーに保持させて、NC旋盤の作業台にツールを装着する。
An NC lathe generally includes a tool holder for mounting a tool (for example, a boring tool) having a shaft portion having a substantially circular cross section on a work table of the NC lathe. This tool holder has a tool insertion hole having a substantially circular cross section and a screw hole penetrating radially outward from the inner peripheral surface of the tool insertion hole.
Insert the tool shaft into the tool insertion hole, screw the male screw into the screw hole and screw it in, press the shaft of the tool with the tip of this male screw, hold the tool on the tool holder, NC lathe Attach the tool to the workbench.
このようにNC旋盤の作業台にツールを装着する場合において、ツールの軸部がツール挿入孔に対して軸線周り方向に回転して位置ずれすると加工精度の低下等の不具合が生じる。このため、ツールをツール挿入孔に対して軸線周り方向に精度良く位置決めして、ツールの軸部がツール挿入孔に対して軸線周り方向に回転するのを規制して、ツールをツールホルダーに保持させる必要がある。 As described above, when the tool is mounted on the work table of the NC lathe, if the shaft portion of the tool rotates in the direction around the axis with respect to the tool insertion hole and is displaced, problems such as a decrease in machining accuracy occur. For this reason, the tool is accurately positioned in the direction around the axis with respect to the tool insertion hole, the tool shaft is restricted from rotating in the direction around the axis with respect to the tool insertion hole, and the tool is held in the tool holder. It is necessary to let
このような回転を規制するために、例えば、特許文献1に開示されるような技術を用いることが考えられる。特許文献1に開示された技術は、ツールの軸部の外周面に軸線方向に沿ったツールV溝を設け、このツールV溝に回転規制用の部材を挿入して軸部の軸線周り方向の回転を規制するものである。
この技術を上述のツールホルダーに用いた場合には、ツールホルダーのねじ孔に螺合した雄ねじの先端部をツールV溝に挿入することによって、ツールの軸部がツール挿入孔に対して軸線周り方向に回転するのを規制することになる。
In order to restrict such rotation, for example, it is conceivable to use a technique as disclosed in
When this technique is used for the above-described tool holder, the end portion of the male screw threaded into the screw hole of the tool holder is inserted into the tool V groove so that the shaft portion of the tool rotates around the axis with respect to the tool insertion hole. Rotation in the direction will be restricted.
ところで、NC旋盤において、ツール挿入孔よりも小径の軸部を有するツールをツールホルダーに保持させる場合には、ツールの軸部の外周面とツール挿入孔の内周面との間に形成される管状の隙間を埋めるスリーブを用いることが一般的である。
このスリーブは、略中空円筒状で、内周面にツールの軸部の外周面が当接した状態でツールが軸線周りに回転可能に挿入され、外周面にツール挿入孔の内周面が当接した状態でツール挿入孔に軸線周りに回転可能に挿入されるように構成される。
By the way, in the NC lathe, when a tool having a shaft portion smaller in diameter than the tool insertion hole is held by the tool holder, it is formed between the outer peripheral surface of the tool shaft portion and the inner peripheral surface of the tool insertion hole. It is common to use a sleeve that fills the tubular gap.
This sleeve has a substantially hollow cylindrical shape, and the tool is inserted so as to be rotatable about the axis line with the outer peripheral surface of the tool shaft in contact with the inner peripheral surface, and the inner peripheral surface of the tool insertion hole is applied to the outer peripheral surface. It is configured to be inserted into the tool insertion hole so as to be rotatable around the axis while being in contact with each other.
このようなスリーブを用いてNC旋盤のツールホルダーにツールを装着する場合であっても、スリーブを用いない場合と同様に、ツールの軸部がツール挿入孔に対して軸線周り方向に回転して位置ずれしないようにする必要がある。
しかしながら、スリーブを用いる場合には、ツールのスリーブに対する軸線周り方向の回転と、スリーブのツール挿入孔に対する軸線周り方向の回転との双方を規制する必要があるために、特許文献1に開示された技術をそのまま用いることができない。
Even when a tool is mounted on a tool holder of an NC lathe using such a sleeve, the shaft portion of the tool rotates around the axis with respect to the tool insertion hole as in the case where the sleeve is not used. It is necessary to prevent misalignment.
However, when the sleeve is used, it is necessary to regulate both the rotation of the tool around the axis with respect to the sleeve and the rotation of the sleeve around the axis with respect to the tool insertion hole. The technology cannot be used as it is.
本発明は、上述した事情に鑑みて創案されたものであり、ツールホルダーのツール挿入孔よりも小径の軸部を有するツールをツール挿入孔に対して軸線周り方向に精度良く位置決めすることができるツール位置決め治具を提供することを目的としている。 The present invention has been developed in view of the above-described circumstances, and a tool having a shaft portion having a diameter smaller than that of the tool insertion hole of the tool holder can be accurately positioned in the direction around the axis with respect to the tool insertion hole. The object is to provide a tool positioning jig.
上述した課題を解決するため、本発明では、以下の技術的手段を講じている。
すなわち、本発明は、断面略円形のツール挿入孔22と前記ツール挿入孔22の内周面から径外方向へ貫通するクランプねじ孔24とを有するツールホルダー2と、前記ツール挿入孔22に挿入されていてツール1の断面略円形の軸部11を挿入するスリーブ4とを有するツール位置決め治具であって、
前記スリーブ4は略中空円筒状で、内周面に前記軸部11の外周面が当接した状態で前記ツール1が軸線周りに回転可能に挿入され、かつ外周面に前記ツール挿入孔22の内周面が当接した状態で前記ツール挿入孔22に軸線周りに回転可能に挿入されており
前記ツール1は前記軸部11の外周面に軸線方向のツールV溝11bと平面部11cと
が軸線廻り方向に180°離間した位置に形成されており、
前記スリーブ4には、内周面から径外方向へ貫通していて前記クランプねじ孔24と対向可能な挿通孔41cが形成され、前記クランプねじ孔24に螺合したクランプねじ7が挿通孔41cを貫通しかつ先端の押圧部72が前記ツール1の軸部11の平面部11cに押圧されており、
前記スリーブ4には、内周面から径外方向へ貫通した孔41bが前記挿通孔41cからスリーブ4の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、この孔41bに挿入された雄ねじの先端部が前記ツール1のツールV溝11bに挿入されており、
前記ツールホルダー2には、ツール挿入孔22の内周面から径外方向へ貫通したねじ孔23が前記クランプねじ孔24からツール挿入孔22の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、このねじ孔23にツールホルダー2に対するスリーブ4の軸線周りの回転を規制する回転規制雄ねじ5が螺合されており、
前記スリーブ4の孔41bは雄ねじ6が螺合するねじ孔であり、スリーブ4の外周面に孔41bからスリーブ4の軸線方向に沿ったスリーブV溝41aが形成されており、
前記ツールホルダー2のねじ孔23に螺合された回転規制雄ねじ5の先端部51aはスリーブ4のスリーブV溝41aに挿入されていることを特徴とする。
また、本発明は、断面略円形のツール挿入孔22と前記ツール挿入孔22の内周面から径外方向へ貫通するクランプねじ孔24とを有するツールホルダー2と、前記ツール挿入孔22に挿入されていてツール1の断面略円形の軸部11を挿入するスリーブ4とを有するツール位置決め治具であって、
前記スリーブ4は略中空円筒状で、内周面に前記軸部11の外周面が当接した状態で前記ツール1が軸線周りに回転可能に挿入され、かつ外周面に前記ツール挿入孔22の内周面が当接した状態で前記ツール挿入孔22に軸線周りに回転可能に挿入されており
前記ツール1は前記軸部11の外周面に軸線方向のツールV溝11bと平面部11cとが軸線廻り方向に180°離間した位置に形成されており、
前記スリーブ4には、内周面から径外方向へ貫通していて前記クランプねじ孔24と対向可能な挿通孔41cが形成され、前記クランプねじ孔24に螺合したクランプねじ7が挿通孔41cを貫通しかつ先端の押圧部72が前記ツール1の軸部11の平面部11cに押圧されており、
前記スリーブ4には、内周面から径外方向へ貫通した孔41bが前記挿通孔41cからスリーブ4の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、この孔41bに挿入された雄ねじの先端部が前記ツール1のツールV溝11bに挿入されており、
前記ツールホルダー2には、ツール挿入孔22の内周面から径外方向へ貫通したねじ孔23が前記クランプねじ孔24からツール挿入孔22の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、このねじ孔23にツールホルダー2に対するスリーブ4の軸線周りの回転を規制する回転規制雄ねじ8が螺合されており、
前記スリーブ4の孔41bは前記ツールホルダー2のねじ孔23に螺合された回転規制雄ねじ8が挿通された貫通孔であり、
前記回転規制雄ねじ8の先端部81aはスリーブ4の孔41bを貫通して前記ツール1のツールV溝11bに嵌合されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記ツールホルダー2は、クランプねじ孔24とねじ孔23とが同一孔軸心でありかつそれぞれツール挿入孔22の軸線方向に沿って複数形成されており、
しかも、前記ツールホルダー2は、ツール挿入孔22の軸線方向においてクランプねじ孔24間及びねじ孔23間に、作業台に対して固定するためのボルトBが貫通されていることを特徴とする。
In order to solve the above-described problems, the present invention takes the following technical means.
That is, the present invention includes a
The sleeve 4 has a substantially hollow cylindrical shape, and the
The
Is formed at a position 180 degrees apart in the direction around the axis,
The sleeve 4 is formed with an
The sleeve 4 is formed with a
In the
The
A
The present invention also includes a
The sleeve 4 has a substantially hollow cylindrical shape, and the
The
The sleeve 4 is formed with an
The sleeve 4 is formed with a
In the
The
The distal end portion 81a of the rotation restricting male screw 8 passes through the
Further, according to the present invention, in the
Moreover, the
本発明によれば、ツールホルダーのツール挿入孔よりも小径の軸部を有するツールをツール挿入孔に対して軸線周り方向に精°良く位置決めすることができる。
ツールホルダー2に螺合したクランプねじ7をスリーブ4の挿通孔41cを貫通してツール1の軸部11の平面部11cに押圧して、ツール1をスリーブ4及びツールホルダー2に対して固定する構造において、スリーブ4の孔41bに螺合する雄ねじ6でツール1の回転を規制し、ツールホルダー2のねじ孔23に螺合する回転規制雄ねじ5でスリーブ4の回転を規制することができる。
また、ツールホルダー2のねじ孔23に螺合する回転規制雄ねじ8を、スリーブ4の孔41bを貫通してツール1のツールV溝11bに挿入すれば、回転規制雄ねじ8でスリーブ4及びツール1の回転を規制することができる。
さらに、ツールホルダー2は、クランプねじ孔24とねじ孔23とが同一孔軸心であるので孔加工が容易であり、それぞれの孔間にボルトBが貫通されているので作業台に対して容易に固定できる。
According to the present invention, a tool having a shaft portion having a smaller diameter than the tool insertion hole of the tool holder can be accurately positioned with respect to the tool insertion hole in the direction around the axis.
The
Further, if the rotation restricting male screw 8 screwed into the
Further, the
以下、本発明に係るツール位置決め治具の実施形態を説明する。まず、図1〜図5を参照して本発明の第1実施形態を説明する。なお、図1、図4、図5及び図6において、X方向を前方、Y方向を左方、Z方向を上方とする。
本実施形態のツール位置決め治具3は、ツールとしてのボーリングバイト1をNC旋盤の作業台上に設置されるツールホルダー2に対して位置決めするためのものであって、スリーブ4と、第1の雄ねじ(回転規制雄ねじ)5と、第2の雄ねじ6と、複数本のクランプねじ7とを備えている。
Hereinafter, embodiments of the tool positioning jig according to the present invention will be described. First, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 4, 5, and 6, the X direction is the front, the Y direction is the left, and the Z direction is the upper.
The tool positioning jig 3 of the present embodiment is for positioning a
ボーリングバイト1は、被加工物の内径加工に用いられるものであって、断面略円形の軸部11と、その一端に設けられたヘッド部12とを備えている。
軸部11の外周面には、第1の平面部11aと、ツールV溝11bと、第2の平面部11cとが設けられている。
第1の平面部11aは、軸部11の一端側の端面よりもやや他端側に離間した位置から他端側の端面にかけて軸線方向に設けられている。
The
A first
The first
ツールV溝11bは、第1の平面部11aの幅方向中央部において、第1の平面部11aの略全長に亘って軸線方向に設けられており、その断面形状はV字形を呈している。
第2の平面部11cは、第1の平面部11aに対して軸部11の軸線周り方向に180°離間した位置において、軸部11の全長に亘って軸線方向に設けられている。
ヘッド部12は、被加工物を切削する刃12aを有している。刃12aの材質は特に限定されないが、例えば、高速度工具鋼、超硬合金、サーメット、セラミック、焼結ダイヤモンド等によって形成された刃12aが用いられる。
The
The second
The
ツールホルダー2はブロック状で、鋳造等によって形成される。ツールホルダー2は、その上端側と下端側を左右方向に貫通する複数本のボルトBによってNC旋盤に固定される。
ツールホルダー2の左側面には、左方に膨出した断面略円弧状の膨出部21が設けられされている。ツールホルダー2は、膨出部21と同軸状に設けられたツール挿入孔22と、上面に設けられた複数個の第1のねじ孔23と、下面に設けられた複数個の第2のねじ孔(クランプねじ孔)24とを有している。
The
On the left side surface of the
ツール挿入孔22は断面略円形で、ツールホルダー2を前後方向に貫通している。
複数個の第1のねじ孔23は、前後方向に所定のピッチをおいて設けられており、ツール挿入孔22の内周面から径外方向(上方)へ貫通している。
複数個の第2のねじ孔24は、前後方向に所定のピッチをおいて設けられており、ツール挿入孔22の内周面からツール挿入孔22の径外方向(下方)へ貫通している。
The
The plurality of first screw holes 23 are provided at a predetermined pitch in the front-rear direction and penetrate from the inner peripheral surface of the
The plurality of second screw holes 24 are provided at a predetermined pitch in the front-rear direction and penetrate from the inner peripheral surface of the
スリーブ4は略中空円筒状で、円筒部41と、その一端に縮径部42を介して接続された鍔部43とを有している。
スリーブ4には、ボーリングバイト1の軸部11が同軸状に挿入される。軸部11の外周面がスリーブ4の内周面に当接して、ボーリングバイト1はスリーブ4によって軸線周りに回転可能に支持される。
The sleeve 4 has a substantially hollow cylindrical shape, and includes a
The shaft 4 of the
また、スリーブ4の円筒部41は、ツールホルダー2のツール挿入孔22に同軸状に挿入される。円筒部41の外周面がツール挿入孔22の内周面に当接して、スリーブ4はツール挿入孔22によって軸線周りに回転可能に支持される。
円筒部41には、スリーブV溝41aと、貫通孔(孔)41bと、複数個の挿通孔41
cとが設けられている。
The
In the
c.
スリーブV溝41aは、円筒部41の外周面において、円筒部41の一端からやや他端側に離間した位置から他端側の端面にかけて軸線方向に設けられており、その横断面形状はV字形を呈している。スリーブV溝41aは本発明の「凹部」に相当する。
貫通孔41bは、円筒部41の内周面から径外方向へ貫通するように設けられている。貫通孔41bの内周面にはねじ溝が設けられている。貫通孔41bは、スリーブV溝41aの一端上に設けられており、貫通孔41bの軸線A.Xは、スリーブV溝41aの底端に沿った直線Lに直交している。
The sleeve V-
The through
複数個の挿通孔41cは、円筒部41の軸線方向に所定のピッチをおいて設けられている。各挿通孔41cは、スリーブV溝41aに対して円筒部41の軸線周り方向に180°離間した位置において、円筒部41の内周面から径外方向へ貫通するように設けられている。
複数個の挿通孔41cのピッチは、ツールホルダー2に設けられた複数個の第2のねじ孔24のピッチと等しくされており、スリーブ4をツール挿入孔22に装着すると、各挿通孔41cはいずれかの第2のねじ孔24と整合する。
The plurality of insertion holes 41 c are provided at a predetermined pitch in the axial direction of the
The pitch of the plurality of insertion holes 41 c is equal to the pitch of the plurality of second screw holes 24 provided in the
第1の雄ねじ5は、柱状のねじ部51と、六角穴付きの頭部52とを有している。ねじ部51の外周には、ツールホルダー2の第1のねじ孔23に螺合するねじ山が設けられている。ねじ部51の先端部51aは円錐状に形成されており、スリーブ4のスリーブV溝41aに嵌合する。
第2の雄ねじ6は六角穴付きのいもねじであって、その外周には、スリーブ4の貫通孔41bのねじ溝に螺合するねじ山が設けられている。第2の雄ねじ6の先端部6aは円錐状に形成されており、ボーリングバイト1のツールV溝11bに嵌合する。
The first male screw 5 has a
The second
第2の雄ねじ6の軸線方向の長さは、次の如く設定されている。すなわち、第2の雄ねじ6を貫通孔41bにねじ込んで先端部6aがスリーブ4に挿通されたボーリングバイト1のツールV溝11bに嵌合すると、第2の雄ねじ6は軸線方向の全長に亘って貫通孔41bに没入して、第2の雄ねじ6の頭部がスリーブ4の円筒部41の外周面よりも径外方向に突出しなくなる。
The length of the second
クランプねじ7は六角穴付きのいもねじであって、柱状のねじ部71と、柱状の押圧部72とを有する。クランプねじ7は、スリーブ4の挿通孔41cに対して軸線方向に挿通可能となっている。
次に、上述した構成のツール位置決め治具3を用いてボーリングバイト1をツールホルダー2に位置決めする手順について説明する。
The
Next, a procedure for positioning the
まず、スリーブ4の貫通孔41bに第2の雄ねじ6を螺合させ、その先端部6aをスリーブ4の内周面から僅かに径内方向へ突出させる。
次に、ボーリングバイト1の軸部11をスリーブ4に対して軸線方向に挿入し、スリーブ4に螺着された第2の雄ねじ6の先端部6aを軸部11に設けられたツールV溝11bに入り込ませることにより、軸部11のスリーブ4に対する軸線周り方向の回転が規制された状態にする。そして、軸部11を更にスリーブ4に対して軸線方向に押し込んで、軸部11の一端がスリーブ4の一端から所定長さ突出した状態にする。
First, the second
Next, the
そして、第2の雄ねじ6を貫通孔41bにねじ込んで、その先端部6aをボーリングバイト1のツールV溝11bにさらに深く挿入してツールV溝11bに嵌合させる。これによって、軸部11の外周面がスリーブ4の内周面に圧接され、ボーリングバイト1がスリーブ4に対して軸線周り方向及び軸線方向に位置決めされた状態になる。
次に、ツールホルダー2の複数の第1のねじ孔23のうちの1つに第1の雄ねじ5を螺合させ、その先端部51aをツール挿入孔22の内周面から僅かに径内方向へ突出させる。次に、スリーブ4の円筒部41をツールホルダー2のツール挿入孔22に対して軸線方向に挿入し、ツールホルダー2に螺着された第1の雄ねじ5の先端部51aをスリーブV溝41aに入り込ませることにより、スリーブ4のツール挿入孔22に対する軸線周り方向の回転が規制された状態にする。そして、スリーブ4を更にツール挿入孔22に対して軸線方向に押し込んで、スリーブ4の鍔部43をツール挿入孔22の周囲の壁面に当接させる。
Then, the second
Next, the first male screw 5 is screwed into one of the plurality of first screw holes 23 of the
次に、第1の雄ねじ5をねじ込んで、その先端部51aをスリーブ4のスリーブV溝41aにさらに深く挿入してスリーブV溝41aに嵌合させる。これによって、スリーブ4がツール挿入孔22に対して軸線周り方向に固定された状態になる。スリーブ4がツール挿入孔22に対して軸線周り方向に位置決めされることによって、スリーブ4に挿通されたボーリングバイト1もツール挿入孔22に対して軸線周り方向に位置決めされる。
Next, the first male screw 5 is screwed in, and the
そして、ツールホルダー2の複数の第2のねじ孔24の少なくとも1つにクランプねじ7を螺合させ、クランプねじ7をねじ込んで押圧部72の先端面をボーリングバイト1の軸部11の第2の平面部11cに当接させる。これによって、軸部11が径方向に押圧されてスリーブ4の内周面に圧接され、さらにスリーブ4の外周面がツール挿入孔22の内周面に圧接されて、ボーリングバイト1及びスリーブ4がツールホルダー2に固定される。このツール位置決め治具3では、雄ねじの円錐状の先端部をV溝に嵌合させることによってツールの軸線周り方向の回転を規制する構造を採用しているため、雄ねじの先端部の円錐面がV溝の内側面に密着して雄ねじの軸線がV溝の底端上に正確に位置決めされる。したがって、ボーリングバイト1とスリーブ4の間、及びスリーブ4とツール挿入孔22の間で軸線周り方向の位置ずれが生じにくく、ボーリングバイト1をツール挿入孔22に対して軸線周り方向に精度良く位置決めすることができる。
Then, the
また、本実施形態では、スリーブ4の貫通孔41bがスリーブV溝41a上に設けられるとともに、貫通孔41bの軸線A.XがスリーブV溝41aの底端に沿った直線Lに直交しているため、貫通孔41bがスリーブV溝41aに対して軸線周り方向に離間している場合と比べて、貫通孔41bをスリーブV溝41aに対して位置決めしやすくなるので、ツールホルダー2に対するボーリングバイト1の位置決め精度が向上し、ボーリングバイト1の刃先位置精度が高くなるという効果が得られる。
In the present embodiment, the through
なお、スリーブ4の貫通孔41bがスリーブV溝41aの延長線上に設けられるとともに、貫通孔41bの軸線A.XがスリーブV溝41aの底端に沿った直線Lに直交している場合においても同様の効果が得られる。
次に、図6を参照して本発明の第2実施形態を説明する。なお、本実施形態において、第1実施形態と対応する部位には同一の符号を使用し、重複する説明は省略するものとする。
The through
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the present embodiment, the same reference numerals are used for portions corresponding to those in the first embodiment, and redundant descriptions are omitted.
第2実施形態では、第1実施形態の第1の雄ねじ5と第2の雄ねじ6に代えて、1本の雄ねじ(回転規制雄ねじ)8を備えている。また、本実施形態では、スリーブ4がスリーブV溝41aを有しておらず、スリーブ4の貫通孔41bが本発明の「凹部」を兼ねている。なお、貫通孔41bの内周面はねじ溝を有しておらず、滑らかな円周面になっている。
雄ねじ8は、柱状のねじ部81と、六角穴付きの頭部82とを有している。ねじ部81の外周には、ツールホルダー2の第1のねじ孔23に螺合するねじ山が設けられている。ねじ部81の先端部81aは円錐状に形成されており、ボーリングバイト1のツールV溝11bに嵌合する。
In the second embodiment, one male screw ( rotation restricting male screw) 8 is provided instead of the first male screw 5 and the second
The male screw 8 has a columnar screw part 81 and a head part 82 with a hexagonal hole. On the outer periphery of the screw portion 81, a screw thread that is screwed into the
雄ねじ8は、ツールホルダー2のねじ孔23に螺合され、ねじ部81がスリーブ4の貫通孔41bに挿入されることにより、スリーブ4のツールホルダー2に対する軸線周りの回転を規制する。
また、雄ねじ8は、スリーブ4の貫通孔41bを通って先端部81aがボーリングバイト1のツールV溝11bに挿入されることにより、ボーリングバイト1のスリーブ4に対する軸線周りの回転を規制する、
第2実施形態では、1本の雄ねじ8によって、スリーブ4がツール挿入孔22に対して軸線周り方向に位置決めされるとともに、ボーリングバイト1がスリーブ4に対して軸線周り方向に位置決めされるため、第1実施形態に比べて雄ねじの本数が低減して、構造が簡素になる。
The male screw 8 is screwed into the
Further, the male screw 8 restricts the rotation of the
In the second embodiment, the single male screw 8 positions the sleeve 4 with respect to the
また、第2実施形態では、スリーブ4がスリーブV溝を有しておらず、かつ貫通孔41bにねじ加工が施されないため、第1実施形態に比べて製造工数が低減する。
したがって、本実施形態によれば、第1実施形態よりも構造が簡素になるとともに製造工数が低減するため、製造コストが安価になる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
In the second embodiment, since the sleeve 4 does not have the sleeve V-groove and the through
Therefore, according to the present embodiment, the structure becomes simpler than that of the first embodiment and the number of manufacturing steps is reduced, so that the manufacturing cost is reduced.
Although specific embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments.
例えば、ツールはNC旋盤用のボーリングバイト以外のもの(例えば、フライス用のエンドミル)であってもよい。
また、スリーブの貫通孔はスリーブV溝に対してスリーブの軸線周り方向に離間した位置に設けてもよい。
また、雄ねじとクランプねじの本数は任意に選択することができる。
For example, the tool may be other than a boring tool for an NC lathe (for example, an end mill for milling).
Further, the through hole of the sleeve may be provided at a position separated from the sleeve V groove in the direction around the axis of the sleeve.
Further, the number of male screws and clamp screws can be arbitrarily selected.
また、クランプねじを省略することもできる。
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上述した実施形態に種々の改変を施すことができる。
Also, the clamp screw can be omitted.
In addition, various modifications can be made to the above-described embodiment without departing from the gist of the present invention.
1 ボーリングバイト(ツール)
11 軸部
11b ツールV溝
2 ツールホルダー
22 ツール挿入孔
23 第1のねじ孔(ねじ孔)
3 ツール位置決め治具
4 スリーブ
41a スリーブV溝(凹部)
41b 貫通孔(凹部)
5 第1の雄ねじ
6 第2の雄ねじ
8 雄ねじ
1 Boring tool (tool)
11
3 Tool positioning jig 4
41b Through hole (concave)
5 First
Claims (3)
前記スリーブ(4)は略中空円筒状で、内周面に前記軸部(11)の外周面が当接した状態で前記ツール(1)が軸線周りに回転可能に挿入され、かつ外周面に前記ツール挿入孔(22)の内周面が当接した状態で前記ツール挿入孔(22)に軸線周りに回転可能に挿入されており、
前記ツール(1)は前記軸部(11)の外周面に軸線方向のツールV溝(11b)と平面部(11c)とが軸線廻り方向に180°離間した位置に形成されており、
前記スリーブ(4)には、内周面から径外方向へ貫通していて前記クランプねじ孔(24)と対向可能な挿通孔(41c)が形成され、前記クランプねじ孔(24)に螺合したクランプねじ(7)が挿通孔(41c)を貫通しかつ先端の押圧部(72)が前記ツール(1)の軸部(11)の平面部(11c)に押圧されており、
前記スリーブ(4)には、内周面から径外方向へ貫通した孔(41b)が前記挿通孔(41c)からスリーブ(4)の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、この孔(41b)に挿入された雄ねじの先端部が前記ツール(1)のツールV溝(11b)に挿入されており、
前記ツールホルダー(2)には、ツール挿入孔(22)の内周面から径外方向へ貫通したねじ孔(23)が前記クランプねじ孔(24)からツール挿入孔(22)の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、このねじ孔(23)にツールホルダー(2)に対するスリーブ(4)の軸線周りの回転を規制する回転規制雄ねじ(5)が螺合されており、
前記スリーブ(4)の孔(41b)は雄ねじ(6)が螺合するねじ孔であり、スリーブ(4)の外周面に孔(41b)からスリーブ(4)の軸線方向に沿ったスリーブV溝(41a)が形成されており、
前記ツールホルダー(2)のねじ孔(23)に螺合された回転規制雄ねじ(5)の先端部(51a)はスリーブ(4)のスリーブV溝(41a)に嵌合されていることを特徴とするツール位置決め治具。 A tool holder with a clamping screw bore (24) penetrating from the inner peripheral surface of the substantially circular section tool bore (22) and said tool bore (22) in the radially outward direction (2), said tool bore ( 22) to be inserted in a tool positioning jig for chromatic and a sleeve (4) to be inserted substantially circular cross section of the shaft portion of the tool (1) to (11),
The sleeve (4) has a substantially hollow cylindrical shape, and the tool (1) is inserted so as to be rotatable around the axis while the outer peripheral surface of the shaft portion (11) is in contact with the inner peripheral surface. The tool insertion hole (22) is inserted into the tool insertion hole (22) so as to be rotatable around an axis line in a state where the inner peripheral surface is in contact with the tool insertion hole (22) ,
The tool (1) is formed on the outer peripheral surface of the shaft portion (11) at a position where an axial tool V groove (11b) and a flat surface portion (11c) are separated by 180 ° in the direction around the axis.
The sleeve (4) is formed with an insertion hole (41c) penetrating radially outward from the inner peripheral surface and facing the clamp screw hole (24), and screwed into the clamp screw hole (24). The clamp screw (7) penetrates the insertion hole (41c) and the pressing portion (72) at the tip is pressed against the flat portion (11c) of the shaft portion (11) of the tool (1),
In the sleeve (4), a hole (41b) penetrating radially outward from the inner peripheral surface is formed at a position spaced 180 ° from the insertion hole (41c) in the direction around the axis of the sleeve (4). The tip of the male screw inserted into (41b) is inserted into the tool V groove (11b) of the tool (1) ,
The tool holder (2) has a screw hole (23) penetrating radially outward from the inner peripheral surface of the tool insertion hole (22) in the direction around the axis of the tool insertion hole (22) from the clamp screw hole (24). A rotation restricting male screw (5) for restricting rotation around the axis of the sleeve (4) with respect to the tool holder (2) is screwed into the screw hole (23) .
The hole (41b) of the sleeve (4) is a screw hole into which the male screw (6) is screwed. The sleeve V groove extends along the axial direction of the sleeve (4) from the hole (41b) to the outer peripheral surface of the sleeve (4). (41a) is formed,
The tip (51a) of the rotation restricting male screw (5) screwed into the screw hole (23) of the tool holder (2) is fitted in the sleeve V groove (41a) of the sleeve (4). tool positioning jig to.
前記スリーブ(4)は略中空円筒状で、内周面に前記軸部(11)の外周面が当接した状態で前記ツール(1)が軸線周りに回転可能に挿入され、かつ外周面に前記ツール挿入孔(22)の内周面が当接した状態で前記ツール挿入孔(22)に軸線周りに回転可能に挿入されており、
前記ツール(1)は前記軸部(11)の外周面に軸線方向のツールV溝(11b)と平面部(11c)とが軸線廻り方向に180°離間した位置に形成されており、
前記スリーブ(4)には、内周面から径外方向へ貫通していて前記クランプねじ孔(24)と対向可能な挿通孔(41c)が形成され、前記クランプねじ孔(24)に螺合したクランプねじ(7)が挿通孔(41c)を貫通しかつ先端の押圧部(72)が前記ツール(1)の軸部(11)の平面部(11c)に押圧されており、
前記スリーブ(4)には、内周面から径外方向へ貫通した孔(41b)が前記挿通孔(41c)からスリーブ(4)の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、この孔(41b)に挿入された雄ねじの先端部が前記ツール(1)のツールV溝(11b)に挿入されており、
前記ツールホルダー(2)には、ツール挿入孔(22)の内周面から径外方向へ貫通したねじ孔(23)が前記クランプねじ孔(24)からツール挿入孔(22)の軸線廻り方向に180°離間した位置に形成され、このねじ孔(23)にツールホルダー(2)に対するスリーブ(4)の軸線周りの回転を規制する回転規制雄ねじ(8)が螺合されており、
前記スリーブ(4)の孔(41b)は前記ツールホルダー(2)のねじ孔(23)に螺合された回転規制雄ねじ(8)が挿通された貫通孔であり、
前記回転規制雄ねじ(8)の先端部(81a)はスリーブ(4)の孔(41b)を貫通して前記ツール(1)のツールV溝(11b)に嵌合されていることを特徴とするツール位置決め治具。 A tool holder (2) having a tool insertion hole (22) having a substantially circular cross section and a clamp screw hole (24) penetrating radially outward from an inner peripheral surface of the tool insertion hole (22); A tool positioning jig having a sleeve (4) inserted into the shaft (11) having a substantially circular cross section of the tool (1) inserted into the tool (1),
The sleeve (4) has a substantially hollow cylindrical shape, and the tool (1) is inserted so as to be rotatable around the axis while the outer peripheral surface of the shaft portion (11) is in contact with the inner peripheral surface. The tool insertion hole (22) is inserted into the tool insertion hole (22) so as to be rotatable around an axis line in a state where the inner peripheral surface is in contact with the tool insertion hole (22),
The tool (1) is formed on the outer peripheral surface of the shaft portion (11) at a position where an axial tool V groove (11b) and a flat surface portion (11c) are separated by 180 ° in the direction around the axis.
The sleeve (4) is formed with an insertion hole (41c) penetrating radially outward from the inner peripheral surface and facing the clamp screw hole (24), and screwed into the clamp screw hole (24). The clamp screw (7) penetrates the insertion hole (41c) and the pressing portion (72) at the tip is pressed against the flat portion (11c) of the shaft portion (11) of the tool (1),
In the sleeve (4), a hole (41b) penetrating radially outward from the inner peripheral surface is formed at a position spaced 180 ° from the insertion hole (41c) in the direction around the axis of the sleeve (4). The tip of the male screw inserted into (41b) is inserted into the tool V groove (11b) of the tool (1),
The tool holder (2) has a screw hole (23) penetrating radially outward from the inner peripheral surface of the tool insertion hole (22) in the direction around the axis of the tool insertion hole (22) from the clamp screw hole (24). A rotation restricting male screw (8) for restricting the rotation of the sleeve (4) around the axis of the tool holder (2) is screwed into the screw hole (23).
The hole (41b) of the sleeve (4) is a through hole through which a rotation restricting male screw (8) screwed into the screw hole (23) of the tool holder (2) is inserted.
The tip (81a) of the rotation restricting male screw (8) passes through the hole (41b) of the sleeve (4) and is fitted into the tool V groove (11b) of the tool (1). Tool positioning jig.
しかも、前記ツールホルダー(2)は、ツール挿入孔(22)の軸線方向においてクランプねじ孔(24)間及びねじ孔(23)間に、作業台に対して固定するためのボルト(B)が貫通されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のツール位置決め治具。 In the tool holder (2), the clamp screw hole (24) and the screw hole (23) have the same hole axial center and are formed in plural along the axial direction of the tool insertion hole (22),
Moreover, the tool holder (2) has bolts (B) for fixing to the work table between the clamp screw holes (24) and between the screw holes (23) in the axial direction of the tool insertion hole (22). The tool positioning jig according to claim 1 , wherein the tool positioning jig is penetrated .
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