JP6351350B2 - 三次元モデル検索システム、及び三次元モデル検索方法 - Google Patents

三次元モデル検索システム、及び三次元モデル検索方法 Download PDF

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本発明は、三次元物体モデルのデータベースを検索するシステム、及び検索方法に関する。
自動車製造業に代表される機械部品の製造業では、三次元物体の形状モデルを三次元CAD/CAMシステムで製作するのが通常業務として行われている。また、建設業界でも建物の外観・内装や建物周辺の風景を建立前にCGを使ってシミュレーションするために、三次元の建物モデル、部屋のモデル、家具や樹木などのモデルを作成することが広く行われている。さらに、アニメーションや映画、コマーシャルフィルムなどの作成にも、今では三次元CG技術は欠かせないものとなっている。
しかしながら、このような応用分野で、精緻な三次元モデルを最初に作成する場合、2次元の図形描画よりもはるかに多くの労力と時間を要する。そこで、これらの応用分野で、一度人手や三次元スキャナなどの補助手段で入力し作成した三次元モデルを、三次元物体モデル・データベースに保存しておき、類似した三次元物体の形状モデルを作成する場合に、類似した形状の物体モデルを再利用することで大幅なコスト削減がはかれると考えられる。
特許文献1に記載の技術は、ポリゴンを一定の大きさに分割し、分割されたポリゴンの面積と法線ベクトルから特徴量を定義して検索する方法である。正対(正規化)を行わない古い手法であるため、位置、向き、大きさに依存した検索となってしまい、形状が類似していても検索できない、という問題がある。
特許文献2に記載の技術は、二次元画像を検索キーとした三次元モデル類似検索手法であり、複数の二次元画像から得られる投影像あるいは断面像をもとに特徴量を計算し、これに基づき検索するものである。なお、この特許での特徴量とは、物体表面に実際に付随するテクスチャに対して算出できるRGB、HSV、Lab等の各色情報の値を量子化したヒストグラム、エッジ微分を量子化した形状ヒストグラム、三次元オブジェクトの体積や表面積、頂点分布、ポリゴン分布のヒストグラム等である。このことから、形が類似していても、色が違うものは検索できないという問題がある。また、特許文献1と同じく、正対(正規化)処理がなく、かつ、周波数空間でのスペクトルを使わない点で、投影パラメータ(断面生成パラメータ)依存性などの問題もあり、高い検索精度は出ないと考えられる。
非特許文献1では、二次元スケッチ画像および三次元モデルから生成した線画画像から、Local Binary Pattern(LBP)によるヒストグラムを作成し、さらに、スケッチ画像および線画画像をシルエット画像に変換しフーリエスペクトルを計算する。LBPヒストグラムおよびフーリエスペクトルを特徴量として、二次元スケッチ画像を検索質問とした三次元モデルの形状類似検索を実現する。
非特許文献2では、二次元スケッチ画像および三次元モデルから生成した線画画像から、ガボールフィルタの応答による局所特徴量GALIFを抽出する。あらかじめ、訓練データセットから抽出した大量のGALIFをクラスタリングし、いくつかの代表ベクトルを得る。テストデータから抽出したGALIFを最近傍の代表ベクトルに割り当て、その割り当てられたGALIFの数をカウントすることで、ヒストグラムを作成する。この代表GALIFの出現頻度によるヒストグラムを特徴量とする。
非特許文献3では、二次元スケッチ画像および三次元モデルから生成した線画画像に対して、Cannyフィルタとモルフォロジー処理により輪郭画像を生成する。生成した輪郭画像から、Shape Context特徴量を抽出す。論文では、特徴抽出方の他に、三次元モデルから生成した線画画像のなかで不要なものを、視点エントロピーを基準として省く処理も提案されている。
特開2002−41530号公報 特開2004−164503号公報
Satoshi Kanai,"Content−based 3D mesh model retrieval from hand−written sketch,"International Journal on Interactive Design and Manufa cturing,2,2,pp.87−98,2008. Mathias Eitz,Ronald Richter,Tamy Boubekeur,Kristian Hilde brand,and Marc Alexa,"Sketch−Based Shape Retreival,"ACM Transactions on Graphics,31,4,pp.1−10,2012. Bo Li,Yijuan Lu,and Henry Johan,"Sketch−Based 3D Model Retrieval by Viewpoint Entropy−Based Adaptive View Clustering,"Proceedings of Eurographics Workshop on 3D Object Retrieval,pp.49−56,2013.
特許文献1および特許文献2は、三次元モデルそのものを検索質問としており、二次元スケッチ画像を検索質問とした三次元モデルの形状類似検索には適用できない。
非特許文献1ないし3の二次元スケッチ画像の特徴量は、画像全体あるいは局所的な範囲から特徴量を抽出している。このとき、どのような形状がどこに位置するかの空間的情報は無視されていた。さらに、スケッチ画像のノイズによる特徴量への影響は考慮されていなかった。
本発明は、上記の先行技術の課題を鑑み、これを解決するために成されたものである。
請求項1に記載の三次元モデルを検索する検索システムは、予めデータベース化された既知の三次元モデルの複数視点における深度バッファ画像と、検索対象の二次元によるスケッチ画像とを比較することにより、三次元モデルを検索する検索システムであって、
前記深度バッファ画像に対して、ラプラシアンフィルタ、細線化処理およびガウシアンフィルタによって比較画像を生成するバッファ画像処理手段と、
前記スケッチ画像および前記比較画像を所定の大きさに変換する変換処理手段と、
前記変換処理手段により所定の大きさに変換された画像を、段階ごとに定めた大きさで、かつ重畳するように設定した小領域を単位として分割する重畳分割手段と、
前記重畳分割手段により分割された小領域ごとに、輝度を重みとする輝度勾配のヒストグラムを抽出し、前記スケッチ画像および前記比較画像の特徴量の値を算出する特徴量算出手段と、
前記特徴量抽出手段により算出された前記特徴量の値に順位を付し、新たな特徴量を設定する順位正規化処理手段とを備え、
前記スケッチ画像における前記順位正規化された特徴量をインデックスとして、前記比較画像における前記順位正規化された特徴量を対比することにより、三次元モデルを検索することを特徴とする。
請求項2に記載の三次元モデルの検索システムは、前記重畳分割手段は、前記スケッチ画像または前記比較画像の大きさをM×Mとしたとき、下記式で特定される大きさをw×wとし移動幅をsとする窓により重畳的に分割されるものであることを特徴とする。
w=M/2
s=w/2
ただし、「l」は、分割の段階を示し、「0」段階から任意の段階が設定されるものである。
請求項3に記載の三次元モデルの検索システムは、前記順位正規化処理手段により設定された特徴量の値をL2ノルムを用いてL2正規化し、かつ前記L2正規化後の各値の間にユークリッド距離を設定する距離設定手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の三次元モデルの検索方法は、既知の三次元モデルについて、複数視点における深度バッファ画像を予めデータベース化し、検索対象の二次元によるスケッチ画像との比較により三次元モデルを検索する検索方法であって、
前記特徴量は、既知の三次元モデルから複数視点における前記深度バッファ画像および前記スケッチ画像の双方について、段階ごとに定めた大きさで、かつ重畳するように設定した小領域を単位として分割し、該小領域ごとに、輝度を重みとする輝度勾配のヒストグラムから抽出されたものであり、
前記特徴量の値に順位を付すとともに、新たな特徴量を設定する順位正規化により、前記深度バッファ画像と前記スケッチ画像とを比較可能にすることを特徴とする。
請求項5に記載の三次元モデルの検索方法は、前記深度バッファ画像および前記スケッチ画像の分割は、該深度バッファ画像およびスケッチ画像の大きさをM×Mとしたとき、下記式で特定される大きさをw×wとし移動幅をsとする窓により重畳的に分割されるものであることを特徴とする。
w=M/2
s=w/2
ただし、「l」は、分割の段階を示し、「0」段階から任意の段階が設定されるものである。
請求項6に記載の三次元モデルの検索方法は、前記順位正規化により設定された特徴量の値をL2ノルムを用いてL2正規化し、かつ前記L2正規化後の各値の間にユークリッド距離を設定することにより、深度バッファ画像とスケッチ画像とを比較可能にするものであることを特徴とする。
請求項7に記載の三次元モデルの検索方法は、前記深度バッファ画像の特徴量は、該深度バッファ画像に対して、ラプラシアンフィルタ、細線化処理およびガウシアンフィルタによって生成した比較画像について抽出されたものであることを特徴とする。
本発明により、画像を段階的に「重複」分割して、領域ごとに特徴量を抽出することで、画像の形状の空間的情報と連続的変化を捉え、さらに輝度勾配ヒストグラムを用いてベクトルとした特徴量によって二次元スケッチ画像を検索質問とした、三次元モデルの検索システムを実現できる。
画像の段階的な重複分割の例を示す説明図である。 本発明にかかる三次元モデルからの特徴量抽出の説明図である。 本発明にかかる二次元スケッチ画像からの特徴量抽出の説明図である。 本発明の実施にかかるRecall−Precision曲線を示すグラフである。
本発明の実施の形態について図表を用いて説明を行う。本発明の実施は、計算機上で構成されるものであり、CPU及びメモリなどハードウェアを機能させて実行されるものである。
本発明技術では、まず、前処理として、スケッチ画像をM×Mの大きさ(例えば300×300)に正規化する。また、ノイズを低減するために、細線化処理とガウスフィルタを施す。前処理を終えると、スケッチ画像を段階的に重複分割する。図1に示すように、重複分割は、大きさw×w、移動幅sの窓を用いる。段階1における、窓の大きさと移動幅は以下のように定義される。
Figure 0006351350
結果として、段階lでは、(2l+1−1)個の小領域が作成される。
次に、作成された小領域ごとに、輝度勾配ヒストグラム(Histogram of Oriented Gradient:HOG)を抽出する。HOGは輝度強度を重みとする輝度勾配によるヒストグラムである。ある座標(x,y)における輝度強度g(x,y)と輝度勾配θ(x,y)は以下のように定義される。
Figure 0006351350
ここで、
Figure 0006351350
であり、L(x,y)は座標(x,y)における画像の輝度値を表す。
さらに、二次元スケッチ画像では、描かれる画像がノイズやデフォルメを含む不安定なものであるという問題がある。結果として、同様の物体を描いたスケッチ画像であっても、抽出される特徴量が大きく異なってしまう場合がある。しかし、実験結果の観察から、特徴量の各要素の値に違いは発生しても、各要素間の大小関係にはあまり影響が現れない場合があることを発見した。これに着目して、特徴量の各要素の値を順位付けし、各要素の値を、その順位とすることを考えた。これを順位正規化と呼ぶ。抽出したd次元の特徴量をv=[v,v,・・・,vd]とすると、順位正規化された特徴量r=[r,r,・・・,rのi番目の要素rは以下のように定義される。
Figure 0006351350
つまり、正規化前の特徴量のi番目の要素vよりも、小さい値をもつ要素の数が、順位正規化された特徴量のi番目の要素rの値となる。そして、順位正規化した特徴量をli正規化する。特徴量間の相違度にユークリッド距離を用いる。
図2を用いて、三次元モデルと比較可能な二次元スケッチ画像の特徴量抽出について説明する。
<ステップ1>
与えられた二次元スケッチ画像を所定の大きさに変換する。
<ステップ2>
前記大きさを変換された二次元スケッチ画像に対して、細線化およびガウシアンフィルタによる平滑化を行う。
<ステップ3>
前処理により変換された前記スケッチ画像を、段階ごとに定めた大きさで、かつ重畳するように設定した小領域に分割する。
<ステップ4>
作成された前記小領域ごとに、輝度勾配ヒストグラムを計算する。
<ステップ5>
前記小領域ごとの輝度勾配ヒストグラムを連結して一つのベクトルとする。
<ステップ6>
前記ベクトルの要素の値に順位を付与し、該順位を新たに要素の値として入れ替え、L2ノルムで正規化する。
前記全ステップにより求めたベクトルを二次元スケッチ画像に対する特徴量とする。
一方、検索対象である三次元物体では、三次元物体から複数視点(例えばgeodesic sphereの頂点とした102視点)からM×Mの大きさ(例えば300×300)で深度バッファ画像を生成し、スケッチ画像と類似した画像に変換するために、ラプラシアンフィルタと細線化処理を施す。そして、ノイズ低減のため、ガウシアンフィルタを施す。前処理を終えた各深度バッファ画像で、スケッチ画像と同様にして特徴量を抽出する。
図3を用いて、二次元スケッチ画像と比較可能な三次元モデルの特徴量抽出について説明する。
<ステップ1>
設定した視点から物体表面までの距離をグレースケールで表現した深度バッファ画像を生成する。
<ステップ2>
前記深度バッファ画像に対して、ラプラシアンフィルタによるエッジ抽出、細線化およびガウシアンフィルタによる平滑化を行う。
<ステップ3>
生成された前記二次元画像を、段階ごとに定めた大きさで、かつ重畳するように設定した小領域に分割する。
<ステップ4>
作成された前記小領域ごとに、輝度勾配ヒストグラムを計算する。
<ステップ5>
前記小領域ごとの輝度勾配ヒストグラムを連結して一つのベクトルとする。
<ステップ6>
前記ベクトルの要素の値に順位を付与し、該順位を新たに要素の値として入れ替え、L2ノルムで正規化する。
前記全ステップにより求めたベクトルを、三次元モデルから生成した深度バッファ画像に対する特徴量とする。
以上により、発明技術(以下、OPHOGということがある。)では、ノイズを低減して精度よく、二次元スケッチ画像を検索質問として三次元モデルの検索を行うことができる。
ベンチマークにはSHREC2013 Sketch Track Dataset(STD)を用いた。STDにはTraining DatasetとTest Datasetが含まれるが、今回は評価実験用のTest Datasetを用いた。STDのTest Datasetには、検索質問として2,700個のスケッチ画像が、検索対象として1,258個の三次元モデルが含まれる。評価尺度にはSHREC2013 Sketch Trackで用いられたNearest Neighbor(NN)、First Tier(FT)、Second Tier(ST)、E−Measure(E)、Discounted Cumulated Gain(DCG)、Average Precision(AP)を選択した。いずれの評価尺度も、値が大きくなるほど、検索性能が優れていると判断できる。また、Recall−Precision曲線も評価に用いる。Recall−Precision曲線は、曲線が右上に伸びるほど、検索性能が優れていると言える。
OPHOGの段階分割はl=0,1,2までを使用した。また、HOGにおけるヒスグラムのビン数は40とした。
まず、重複分割の有効性を確認するため、重複分割を行わないPHOGとの比較を行った。OPHOGとPHOGともに、順位正規化は用いず、l正規化のみを行った。表1は、PHOGとOPHOGの各評価尺度の値をまとめたものである。OPHOGが全ての評価尺度でPHOGを上回っている。重複分割することが、有効であることがわかる。
Figure 0006351350
次に、順位正規化の有効性を確認する。OPHOGにおいて、順位正規化を行った後にl正規化を行ったものと、l正規化のみを行ったものを比較する。表2は、順位正規化の有無による各評価尺度の値をまとめたものである。順位正規化により検索性能が向上することがわかる。
Figure 0006351350
最後に、SHREC2013 Sketch Trackの参加者の手法と比較を行う。SHREC2013 Sketch Trackには、フーリエスペクトルを特徴量とする手法や、Shape Contextを特徴量とする手法が含まれる。表3は、SHREC2013 Sketch Trackの参加者の手法とOPHOGの各評価尺度をまとめたものである。全ての評価尺度でOPHOGが最も大きな値となっている。図4は、同様にSHREC2013 Sketch Trackの参加者の手法とOPHOGのRecall−Precision曲線をまとめたものである。全てのRecallにおいて、OPHOGのPrecisionが最も大きな値となっている。発明技術であるOPHOGが、二次元スケッチ画像を検索質問とした三次元モデルの形状類似検索で、従来技術よりも優れた検索性能であることがわかる。
Figure 0006351350

Claims (7)

  1. 予めデータベース化された既知の三次元モデルの複数視点における深度バッファ画像と、検索対象の二次元によるスケッチ画像とを比較することにより、三次元モデルを検索する検索システムであって、
    前記深度バッファ画像に対して、ラプラシアンフィルタ、細線化処理およびガウシアンフィルタによって比較画像を生成するバッファ画像処理手段と、
    前記スケッチ画像および前記比較画像を所定の大きさに変換する変換処理手段と、
    前記変換処理手段により所定の大きさに変換された画像を、段階ごとに定めた大きさで、かつ重畳するように設定した小領域を単位として分割する重畳分割手段と、
    前記重畳分割手段により分割された小領域ごとに、輝度を重みとする輝度勾配のヒストグラムを抽出し、前記スケッチ画像および前記比較画像の特徴量の値を算出する特徴量算出手段と、
    前記特徴量抽出手段により算出された前記特徴量の値に順位を付し、新たな特徴量を設定する順位正規化処理手段とを備え、
    前記スケッチ画像における前記順位正規化された特徴量をインデックスとして、前記比較画像における前記順位正規化された特徴量を対比することにより、三次元モデルを検索することを特徴とする三次元モデルの検索装置。
  2. 前記重畳分割手段は、前記スケッチ画像または前記比較画像の大きさをM×Mとしたとき、下記式で特定される大きさをw×wとし移動幅をsとする窓により重畳的に分割されるものである請求項1に記載の三次元モデルの検索装置。
    w=M/2
    s=w/2
    ただし、「l」は、分割の段階を示し、「0」段階から任意の段階が設定される。
  3. 前記順位正規化処理手段により設定された特徴量の値をL2ノルムを用いてL2正規化し、かつ前記L2正規化後の各値の間にユークリッド距離を設定する距離設定手段を備える請求項1または2に記載の三次元モデルの検索装置。
  4. 既知の三次元モデルについて、複数視点における深度バッファ画像を予めデータベース化し、検索対象の二次元によるスケッチ画像との比較により三次元モデルを検索する検索方法であって、
    前記特徴量は、既知の三次元モデルから複数視点における前記深度バッファ画像および前記スケッチ画像の双方について、段階ごとに定めた大きさで、かつ重畳するように設定した小領域を単位として分割し、該小領域ごとに、輝度を重みとする輝度勾配のヒストグラムから抽出されたものであり、
    前記特徴量の値に順位を付すとともに、新たな特徴量を設定する順位正規化により、前記深度バッファ画像と前記スケッチ画像とを比較可能にすることを特徴とする三次元モデルの検索方法。
  5. 前記深度バッファ画像および前記スケッチ画像の分割は、該深度バッファ画像およびスケッチ画像の大きさをM×Mとしたとき、下記式で特定される大きさをw×wとし移動幅をsとする窓により重畳的に分割されるものである請求項4に記載の三次元モデルの検索方法。
    w=M/2
    s=w/2
    ただし、「l」は、分割の段階を示し、「0」段階から任意の段階が設定される。
  6. 前記順位正規化により設定された特徴量の値をL2ノルムを用いてL2正規化し、かつ前記L2正規化後の各値の間にユークリッド距離を設定することにより、深度バッファ画像とスケッチ画像とを比較可能にするものである請求項4または5に記載の三次元モデルの検索方法。
  7. 前記深度バッファ画像の特徴量は、該深度バッファ画像に対して、ラプラシアンフィルタ、細線化処理およびガウシアンフィルタによって生成した比較画像について抽出されたものである請求項4ないし6のいずれかに記載の三次元モデルの検索方法。
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