JP6351263B2 - マスク通気口 - Google Patents

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Description

出願の相互参照
本出願は、それぞれが参照により全体において組み込まれている、2011年2月16日に出願された米国仮出願第61/433,422号および2011年10月28日に出願された米国仮出願第61/628,300号の利益を主張するものである。
本技術は、非侵襲的陽圧換気(NIPPV)に用いられ、かつ、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)などの睡眠呼吸障害(SDB)状態の持続的気道陽圧(CPAP)治療法に用いられるマスク通気口に関する。
持続的気道陽圧(CPAP)流発生システムによる、閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)などの睡眠呼吸障害(SDB)の治療は、大気圧を超えて加圧された空気(または他の呼吸可能な気体)を、人間または他の哺乳類患者の気道に、導管およびマスクを通じて連続的に送ることを含む。一般に、マスクは、患者の口および/または鼻を覆って密着する。加圧された空気は、マスクに流れ、鼻および/または口を通じて患者の気道に流れる。患者が息を吐き出すと、二酸化炭素ガスがマスク内に集まる。マスクまたは導管にあるガス排気通気口は、吐き出されたガスをマスクから大気に排出する。
排気通気口は、一般的には、フレームにおいて、マスクに接続されたエルボにおいて、または、マスクに連結されたガス送出導管におけるマスクの近くなどで、マスクに位置されており、通気口を通して大気にガスを洗い出すことで、吐き出されたガスを取り除き、二酸化炭素の増加を防いでおり、ついては、マスクの着用者にとって健康上のリスクとなる「再呼吸」を防いでいる。適切なガスの排気は、通気口の大きさの選択と、典型的には大人では4cmH2O、子供では2cmH2Oとすることができる低い作動CPAP圧力での最低安全排気流を可能とする構成とによって実現される。典型的な範囲は2〜30cmH2Oであるが、典型的な治療圧力は大人では約8〜12cmH2Oである。
騒音は、CPAP治療では、患者および/または患者と一緒に寝る人にとっては大きな問題である。過度な騒音によって、患者がCPAP治療法に従えなくなる可能性がある。騒音源の1つは、マスクまたは導管内の通気口を通る排気である。通気口を通るガスの流れが、大気に排出されて大気と相互作用するため、騒音を発生させる。騒音は、その大きさと特性とに応じて、患者および患者と一緒に寝る人の快適性に悪影響を与える可能性がある。さらに、2相性ガス送出治療は、一定ガス送出型を行うよりも大きな騒音を発生する傾向がある。これは、2相性ガス送出システムにおいて、ガスの加速と減速が、比較的低い圧力と比較的高い圧力との間で繰り返すことで、さらなる乱流を作り出すためと考えられる。
通気口から出る「空気噴射」も重大な問題である。空気噴射、または、通気口における拡散の不足は、障害物(寝具類、一緒に寝る人、またはマスク着用者自身など)に吹き付ける、排気したガスの高速の噴射流を引き起こす。これは、排気された空気の速度の急激な変化によって騒音を著しく増加させるだけでなく、高速の噴射流は、「風による冷却」の結果、一緒に寝る人またはマスク着用者にひどい不快感をも与える。したがって、複数の通気口孔が用いられ得る。
例えば、図19は、複数の拡散通気口孔266を有するガス排気通気口262を備えた、従来技術のエルボ260を示す。このガス排気通気口262は、2009年2月26日に発行された米国特許出願公報第2009/0050156号でさらに説明されており、その公報は本明細書において参照により全体が組み入れられる。図20および図21は、ガス排気通気口262の斜視図および断面図をそれぞれ示す。
ガス排気通気口262は、第1の壁つまり底部の壁264と、第2の壁つまり上部の壁268、前記第1の壁264と第2の壁268との間で延びる複数の支持部270と、支持部270同士の間に形成された複数の通気口孔266とを備える。支持部270は、第2の壁268から外向きに延びる第2の壁268の外縁部に配置され、第1の壁264の上面に配置される。通気口孔266は、排気ガスの放出を可能とする通路を形成する。
図19〜図21の通気口の構成は、意図した目的を満たすように機能するが、排気された空気中にあるであろう水分に対処する、さらにより良い通気口への要求が高まっている。水分は、通気口孔の周囲、具体的には、通気口孔のすぐ外側の面に、水滴となって付くことがある。水滴は、排気されたガスが通気口孔を通って水滴を通り過ぎるときに振動することがあり、笛のような音の騒音を引き起こす。また、水滴は、通気口孔を部分的に遮る原因になることがあり、通気口の騒音のさらなる一因となる。
米国特許出願公報第2009/0050156号
本技術の一態様は、ガスの拡散した通気を提供するマスク用通気口に関する。
本技術の別の態様は、加湿下で低騒音レベルをもたらすマスク用通気口に関する。
本技術の別の態様は、通気口孔の周りに水分が溜まるのを実質的に防ぐマスク用通気口に関する。
本技術の別の態様は、一ケ所を超える位置でマスクに挿入可能なマスク用通気口挿入物に関する。例えば、通気口挿入物は、マスクの枠体またはエルボに挿入されてもよい。
本技術の別の態様は、マスク用通気口に関する。通気口は、第1の壁と、外周部を画定する第2の壁と、第1の壁と第2の壁との間に配置され、第2の壁の外周部の内側または内部に配置された内縁部を備える1つまたは複数のガス排気通気口孔とを備える。
第1の壁は、枠体、エルボ、または、第1の壁が取り付けられる他の部分と、それの一部として、例えばワンピースで、形成されてもよい。また、通気口は、枠体、エルボ、または、マスクへの他の取付位置から取り外すことができる通気口の形態を取ってもよい。
本技術の別の態様は、マスク用通気口に関する。通気口は、内側面および上面を有する第1の壁と、上面および底面を有する第2の壁と、第1の壁と第2の壁との間に配置され、それぞれが、第2の壁の底面に隣接して配置された上面、および、第1の壁の内側面に隣接して配置された側面を有する離間された1つまたは複数の支持部と、支持部同士の間に配置された1つまたは複数の通気口孔とを備える。
本技術の別の態様は、マスク用通気口に関しており、その通気口は、第1の壁と、半球形状部と、半球部に設けられた第1の列の通気口孔と、半球部に設けられた第2の列の通気口孔とを備え、第1の列の通気口孔は第2の列の通気口孔からずらされる。
本技術の別の態様は、マスク用通気口構成に関しており、その通気口構成は、第1の壁、および、第1の壁から上方に延びる半球部を備える通気口蓋であって、半球部は、第2の壁、および、第1の壁と第2の壁との間で延びる離間された複数の支持部を備える通気口蓋と、少なくとも1つが支持部同士の間に設けられた1つまたは複数の通気口孔とを備え、支持部は、前通気口蓋の中心軸線から離れるにつれて幅が徐々に減少する。
本技術の別の態様は、マスク用通気口に関しており、その通気口は、側面を有する第1の壁と、凹形上面、および、邪魔板を形成する下面を有する第2の壁と、第1の壁と第2の壁との間に配置された複数の離間された支持部と、少なくとも1つが支持部同士の間に設けられた複数の通気口孔とを備え、下方の壁の側面と邪魔板との間に形成された空気流室が、空気が通気口孔に向かって流れるにつれて幅が徐々に減少する。
本技術の別の態様は、マスク用通気口に関しており、その通気口は、側壁と、側壁の内側に設けられた邪魔板であって、第2の凹面を有し、側壁と邪魔板との間に設けられた複数の内側に向かう通気口孔を備えた邪魔板とを備える。
本技術の別の態様は、マスク用通気口に関しており、その通気口は、第1の壁と、第2の壁と、第1の壁と第2の壁との間に配置された複数の支持部と、支持部同士の間に配置された少なくとも1つのガス排気通気口孔とを備え、支持部と通気口孔とは、ガス排気の間に、騒音を減らすように、かつ、水分を通気口自体または通気口周囲に形成させないように、第1の壁と第2の壁とに対して配置される。
本技術の別の態様は、マスク用通気口に関しており、その通気口は、第1の壁と、中間壁と、第2の壁と、第1の壁と中間壁との間に配置された第1の列の支持部と、通気口孔の各々が隣接する第1の支持部同士の間に配置された第1の列の通気口孔と、中間壁と第2の壁との間に配置された第2の列の支持部と、通気口孔の各々が隣接する第2の支持部同士の間に配置された第2の列の通気口孔とを備える。
本技術の別の態様は、マスクに関しており、そのマスクは、枠体と、枠体に設けられたインターフェースと、1つまたは複数の上記の通気口とを備える。
本技術の他の態様、特徴、および利点は、本開示の一部であり、例として本技術の原理を示す添付の図面と併せ読めば、以下の詳細な説明から明らかとなる。
添付の図面によって、本技術の様々な例を理解するのが容易になる。
本技術の例によるガス排気通気口を備えたマスクを例示する斜視図である。 本技術の例によるガス排気通気口を備えたマスクを例示する斜視図である。 本技術の例によるガス排気通気口を備えたエルボを例示する斜視図である。 図2aのガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の斜視図である。 ガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口構成の斜視図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の通気口孔の斜視図である。 本技術の別の例による、異なる大きさの通気口孔を備えるガス排気通気口の斜視図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の斜視図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の斜視図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の斜視図である。 本技術の別の例による、2つの層の通気口孔を備えるガス排気通気口の斜視図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の断面図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の斜視図である。 ガス排気通気口を備える従来技術のエルボの断面図である。 従来技術のガス排気通気口の斜視図である。 図20のガス排気通気口の断面図である。 本技術の例によるガス排気通気口を備えたエルボの斜視図である。 図22のエルボの正面図である。 図22のエルボの上面図である。 図22のエルボの側面図である。 図23の線26-26における断面図である。 図23の線27-27における断面図である。 図26の一部の拡大図である。 図27の一部の拡大図である。 本技術の別の例によるガス排気通気口の斜視図である。 図30のエルボの上面図である。 図30のエルボの側面図である。 図30のエルボの正面図である。 図33の線34-34における断面図である。 図33の線35-35における断面図である。
以下の説明は、共通する特性および特徴を共有し得るいくつかの例(一部は例示されるが一部は例示されない)に関連して行われる。いずれか1つの例の1つまたは複数の特徴は、他の例の1つまたは複数の特徴と組み合わせ可能であることは理解される。また、いずれかの1つの例または複数の例のいずれかの単一の特徴または特徴の組合せは、追加の例を構成することができる。
本明細書において、用語「備える(comprising)」は、「非制限的(open)」な意味、つまり、「含む(indluding)」な意味に理解されるものであり、したがって、「それだけから成る」という意味である「限定的(closed)」意味に制限されないものである。対応する意味は、対応する用語「備える(comprise)」、「備えられた(comprised)」、および「備える(comprises)」に起因するものである。
用語「空気」は、例えば、補充された酸素を含む空気といった、呼吸可能なガスを包含するように解釈される。また、本明細書で説明されるPAP装置または送風機は、空気以外の流体を送り出すように設計されてよいことも理解される。
1. マスクの例
鼻マスク、鼻/口マスク、フルフェースマスク、鼻カニューレ、枕、ノズル、およびカニューレを含むマスク(患者インターフェースまたはマスクシステムと言うこともある)の範囲は公知である。
マスクは、典型的には、剛体または半剛体の部分(外郭または枠体と言われることがある)と、患者の鼻および/または口との封止部を形成するように適合された、患者と接触する柔軟な部分(クッションまたは鼻カニューレの構成と言われることがある)とを備える。エルボが、マスクまたは枠体に設けられることがあり、呼吸可能なガスを患者に送る空気送出管に連結するように適合されてもよい。しかしながら、例えば、剛体でない(例えば、布から作られた)他のマスクの構成も可能であることを理解されたい。
1つまたは複数のガス排気通気口が、マスク、エルボ、または関連する導管に設けられて、患者によって吐き出されたガスをマスクから大気に排出する。例では、1つまたは複数の通気口がマスクの枠体および/またはエルボに設けられてもよい。関連する導管にある1つまたは複数の通気口も可能である。
図1aおよび図1bは、本技術の例と用いることができるマスク100を示す。マスク100は、フルフェースCPAPマスクであるが、前述のように、鼻マスク、鼻/口マスク、鼻カニューレ、枕、ノズル、およびカニューレを含む他のタイプのマスクを用いることができる。マスク100は、患者の顔との封止部を形成するように適合されたクッション102と、枠体104とを備える。マスク100は、マスク100を患者の頭部にしっかりと取り付けるために、ヘッドギアに連結するように適合されたヘッドギア連結部(図示せず)を備えてもよい。
エルボ106は、枠体104にある開口に連結するように適合された第1の端部110と、空気送出管(図示せず)に連結するように適合された第2の端部112とを備えており、空気送出管は、呼吸可能なガスを、エルボ106を通じてマスク100の内部に送るように適合されている。エルボ106は、回転可能なエルボであってもよく、マスク100から取り外し可能であってもよい。
マスク100は、通気口、通気口挿入物、または通気口蓋108の形態であり得る1つまたは複数のガス排気通気口を含んでもよい。通気口蓋108は、患者によって吐き出されたガスをマスク100から大気に排出するように適合された複数の通気口孔116を備える。通気口蓋108は、図1aの例ではエルボ106に配置されており、図1bの例では枠体104に配置されている。いずれの例でも、通気口蓋108は、マスク100から取り外し可能であってもよいし、または、マスク100に恒久的に取り付けられてもよいし、さもなければマスク100とワンピースで形成されてもよい。
2. 通気口蓋
以下は、マスクからガス排気するための通気口構成の別の例を説明する。各通気口蓋は、例えば、鼻マスク、鼻/口マスク、フルフェースマスク、鼻カニューレ、ノズルなどの、任意適切なインターフェース形式のものと使用するように適合されてもよいことを理解されたい。また、各通気口蓋は、枠体、エルボ、導管などの、マスクの任意適切な部分で使用するのに適合されてもよい。
例では、通気口構成は、複数のインターフェース形式で用いるための構造とされた共通構成部品であってもよい。例えば、通気口構成は、マスクエルボ、フルフェース用のマスク枠体、および/または、鼻マスクもしくは突起物/ノズル構成用の枠体での使用に適合されてもよい。通気口下流は、排気された通気口の流れを拡散する構造とされてもよい。排気された通気口の流れの拡散を増進することで、寝具の布や一緒に寝る人に当たる空気の噴射流を減らすことができ、また、騒音をより減らすことができる。
示した例では、通気口または通気口蓋は大まかには円形である。しかしながら、通気口蓋は、例えば楕円形といった、任意適切な形状を有してもよい。また、通気口蓋は、完全に閉じた形状を形成しなくてもよく、例えば、通気口蓋は、半球状または半円形であってもよい。この構成によって、別の装置(例えば、窒息防止弁(AAV))の通路が可能とされてもよいし、または、通気口蓋の挿入および取り外しがより容易とされてもよい。
また、通気口蓋は、それのあるマスクの一部に取り外し可能に取り付けることができてもよいし、その一部と共に形成されてもよい。
2.1 通気口周囲の支持部内側
図2aは、通気口蓋108を含むエルボ106の断面図である。エルボ106は、マスクの開口に連結するように適合された第1の端部110と、空気送出管(図示せず)を連結するように適合された第2の端部112とを備える。第2の端部は、空気送出管、または、エルボ106と空気送出管との間に配置された自在連結器と係合するように適合された、1つまたは複数の弾力性のある可撓性アーム107を備えてもよい。
図2bは、通気口蓋108の拡大された断面図を示す。通気口蓋108は、中心軸線Aと、通気口蓋の下方の壁であり、底部にあり、または第1の領域であり得る第1の壁113と、通気口蓋の上方の壁であり、半球体であり、または第2の領域であり得る第2の壁114と、第1の壁113と第2の壁114との間に配置された複数の支持部118とを備える。複数の通気口孔116は支持部(支持壁)118同士の間に形成され、各通気口孔116は、通気口蓋108の内側部分と外側部分との間に通路または溝を備える。第2の壁114の外縁部は外周部を画定する。通気口孔116は、第2の壁114の外周部の内側に設けられた内縁部を備える。
通気口蓋108は、円形の半球形状を有しているが、第2の壁114は、半球形とされる代わりに平らとなっていてもよいし、他の形が用いられてもよい。好ましくは、第2の壁は、溜まった水滴を通気口孔から遠ざけるように移動させるのを助ける形状であってもよく、例えば、丸くされた形状は、水滴を特定の方向に向かわせることができる。また、第2の壁の形状は、空気が通気口孔から排出される方向を決定または支援してもよい。例えば、図2aおよび図2bに示されるような半球形は、空気が通気口孔から排出され、上面121に沿って進むのを促進することができ、それによって、通気口の流れを、通気口蓋108の周りで概して患者に向かう方向に拡散または分散する。これは、治療の間、一緒に寝る人が自身の方に向かってくる空気噴射を受けるのを防ぐ上での助けともなり得る。通気口孔116同士は、第1の壁113と第2の壁114との間で通気口蓋108の外部の周りで離間されて、通気口孔116から排出されるガス排気を拡散することができる。通気口孔同士は、均等に離間されてもよいし、均一の大きさおよび/または形状を有してもよい。あるいは、通気口孔は、通気口蓋108に不規則に配置されてもよい。
第1の壁113は、側面115と上面121とを有する。側面115は、側面の下から上に向かうにつれて内向きに角度付けられてもよい。上面は、側面115と中心軸線Aとから離れるにつれて下向きに角度付けられてもよい。上面121は、溜まった水滴を通気口孔116に向けて導くのを助けるように傾斜されてもよいし、または、角度が付けられてもよい。側面115は、構成部品の製造を助けるように成形されてもよい(つまり、図2bに示されるように中心軸線Aに向かって内向きに角度付けられている場合には、成形型の直線的な引き抜きを可能
にする)。
第2の壁114は上面111と底面117とを有し、それら両方は、第2の壁114の中心から離れるにつれて下向きに角度付けられてもよいし、または、下向きに湾曲されてもよい。第2の壁114の外縁部は、先細りとされて、外縁部において第2の壁の他の部分より薄くされていてもよい。第2の壁114の外縁部は、通気口蓋108の周囲部を画定する。
支持部(支持壁)118は、上面119と外側側面123とを有する。上面119は、通気口蓋108の中心から離れるにつれて下向きに角度付けられており、また、上面119は、下向きに角度付けられた、第2の壁114の底面117と合致するように角度付けられている。側面123は、側面123の下から側面123の上に向かうにつれて内向きに角度付けられている。通気口孔116は支持部118同士の間に配置されている。支持壁118は、第2の壁114の底面117の下に配置されており、また、支持壁118の上面119は、第2の壁114の底面117と接触していてもよいが、別の層を底面117と上面119との間に配置することができる。
第2の壁114の下、第1の壁113の内側に支持壁118を配置することによって、エルボ内部からの空気圧が水滴を支持壁118の外側に押し出すため、水滴は支持壁118に集まることができない。これは、支持壁118に集まる水滴から発生されるであろう騒音を低減する。
また、第2の壁114の上面111は、下向きに角度付けられ、または、下向きに湾曲されており、また、第1の壁113の上面121は下向きに角度付けられているため、これらの面上にある水滴は、これらの面が平らな場合とは対照的に、より流れ落ちやすい。第2の壁114の縁が先細になっていることも、水滴が流れ落ちるのに寄与している。
図3および図4は、第1の壁113の上面121が下向きに角度付けられているだけでなく、上面121が湾曲されてもいるという別の例を示す。湾曲された上面121は、水滴が流れ落ちるのをさらに促進することができる。
2.2 先細りされた支持部
図5および図6は、第2の壁134と第1の壁132との間に形成された先細りされた支持部138を備える通気口蓋130を示す。支持部138は、支持部の厚さが通気口蓋130の中心から離れるにつれて薄くなるように先細りとされている。したがって、支持部138同士の間の間隔は、通気口蓋138中心から離れるにつれて拡がる。支持部同士の間の間隔wは、通気口蓋130の中心に最も近い支持部の縁において最小となっており、支持部同士の間の間隔wは、通気口蓋130の中心から最も離れた支持部の縁において最大となっている。支持部138の側壁139同士は、通気口蓋130の中心から離れるにつれて、互いからより離れている。
また、第1の壁132は、通気口蓋130の中心から離れるにつれて下向きに角度付けられている。さらに、第2の壁134は、凹んだ上面135を備えていてもよい。これらの特徴は、水滴が流れ落ちるのを促進するのを助け、したがって騒音を低減する。
別の形態においては、支持部同士の間の間隔wは、通気口蓋130の中心に最も近い支持部の縁において最大となっており、支持部同士の間の間隔wは、通気口蓋130の中心から最も離れた支持部の縁において最小となっている。これは、出口地点において、または、通気口蓋130の中心から最も離れた支持部の端において、空気の速度を有利に速くすることができる。この空気がより速い速度で移動することで、水を第1の壁132からより容易に遠ざけることができ、それによって、水が通気口孔136近くで溜まるのを防げる。
2.3 拡大した空洞領域
図9は、本技術の別の例による通気口蓋160を示す。通気口蓋160は、下向きに角度付けられた第1の壁162と、第2の壁164と、第1の壁162と第2の壁164との間で延びる支持部168と、支持部168同士の間にある複数の通気口孔166とを備える。この例では、通気口蓋160は、拡大した空洞領域、または、空気が通気口孔を通って排出される行程が伸長される長さを有しており、これらは、第1の壁162の高さを高くすることによって実現されている。第1の壁162の高さは、例えば、第2の壁164の高さの3〜10倍であってもよい。通気口蓋160内の拡大された空洞領域は、通気口蓋の騒音を、例えば0.5〜1.0dBAだけ、より低い値に低減することができる。これは、空気の流れる経路の長さが長くなるためと考えられ、それによって、例えば、空気が乱流よりも静かな層流を形成できる。
2.4 より高くより薄い通気口孔
図10は、本技術の別の例による通気口蓋170を示す。通気口蓋170は、第1の壁172と、第2の壁174と、第1の壁172と第2の壁174との間で延びる複数の支持部178と、支持部178同士の間にある複数の通気口孔176とを備える。通気口孔176は、本技術の他の例と比較して伸長された高さを有しており、例えば、約2対1から20対1の間、または、約4対1から10対1の間で、高さと幅との比が増大されてもよい。高さと幅との比が増大されることで、通気口蓋の騒音は、例えば1.0〜2.0dBAだけより低い、改善された値になる。
2.5 より多くの孔
図11および図12は、通気口孔の数が増加された、本技術の例を示す。図11の通気口蓋180には、第1の壁182が、支持部188によって第2の壁184から離間されており、複数の通気口孔186が支持部188同士の間にある。通気口孔186の数は、他の例で用いられ得る22個の通気口孔と比較して、30個の通気口孔であってもよいが、他の数の通気口孔を用いることもできる。通気口孔186は、より少ない通気口孔の例に用いられる通気口孔よりも小さい。より小さい通気口孔は、空気流がより十分に発達した層流となるように空気流を向かわせるため、好ましいものに成り得る。通気口孔の数は変化できる。例えば、通気口孔の数は、10〜30個以上、20〜40個以上、5個、10個、15個、20個、25個、30個、35個、40個、50個、60個、70個、80個、90個、100個、またはそれ以上であってもよい。
図12は、「2段」の通気口蓋190を示し、その通気口蓋190は、第1の壁192と、中間壁194と、第2の壁198と、第1の壁192と中間壁194との間の第1の列の支持部193と、第1の列の支持部193同士の間の第1の列の通気口孔196と、中間壁194と第2の壁198との間の第2の列の支持部197と、第2の列の支持部197同士の間の第2の列の通気口孔199とを備える。2列または3列の通気口孔は、通気口孔からの流れをより拡散し、特には中間壁194と第1の壁192との近くに溜まる可能性のある水滴といった、水滴を通気口孔から遠ざけるように導くのを助けることができる。
通気口蓋190の中心軸線からの中間壁194の距離は、図12に示されるように、通気口蓋190の中心軸線からの第2の壁198の距離よりも長くてもよく、または、それらは同じ距離であってもよい。2列以上の通気口の壁を用いることで、空気流をさらに拡散することができる。通気口蓋190の中心軸線からの中間壁194の距離が、通気口蓋190の中心軸線からの第2の壁198の距離よりも長い場合、通気口孔196の数は通気口孔199の数よりも多く成り得る。また、通気口孔196の大きさおよび/または形状は、通気口孔199の大きさおよび/または形状と同じであってもよいし、異なっていてもよい。さらに、2列より多くの通気口孔を用いることもできる。通気口孔の数は、10〜30個以上、20〜40個以上、5個、10個、15個、20個、25個、30個、35個、40個、50個、60個、70個、80個、90個、100個、またはそれ以上であってもよい。
図22〜図29は、本技術の例による、エルボ306に設けられる「2段」式の通気口蓋390の例を示す。示された例では、通気口蓋はエルボとワンピースで一体化されて形成されている。この構成は、取り外すことのできる部品がない単一品のエルボを提供するため、例えば、患者が清掃のためにエルボを分解する必要はない。別の例では、通気口蓋は、エルボから分離して成形されてもよく、例えば解除可能に、エルボに取り付けられてもよい。また、通気口蓋は、例えばマスクの枠体といった、マスクの他の部分に設けられてもよい(例えば、一体化されて形成されたり、取り付けられたりする)ことを理解されたい。
例示のように、エルボ306は、マスクの枠体にある開口と解除可能に係合するための第1の端部310と、例えば自身に設けられた自在連結器を介して、空気送出管と解除可能に係合するための第2の端部312とを備える。示された例では、第1の端部310は、スナップ式の嵌め合いによってマスクの枠体と係合するように適合された、相対するリブ311を備える。第2の端部312は、例えば、スナップ式の嵌め合いによって自在連結器と係合するように適合された、複数の弾力性のある可撓性アーム307を備える。しかしながら、第1の端部および第2の端部は、枠体/自在連結器と係合するための他の適切な構造を備えてもよい。
図26で最もよく示されるように、エルボ306は、エルボがマスクの枠体に取り付けられる場所に隣接した邪魔板315を備える。邪魔板は、エルボの上側アームを、例えばCO2排気を促進するために、空気送出通路と排気通路とに分けるように構成されてもよい。
エルボ306の本体は、それとワンピースで一体化されて形成された通気口蓋390を備える。前述の図12の通気口蓋190と同様に、通気口蓋は、図25、図28、および図29に最もよく示されるように、第1の壁392と、中間壁394と、第2の壁398と、第1の壁392と中間壁394との間の第1の列の支持部393と、第1の列の支持部393同士の間の第1の列の通気口孔396と、中間壁394と第2の壁398との間の第2の列の支持部397と、第2の列の支持部397同士の間の第2の列の通気口孔399とを備える。図28および図29に示されるように、第1の列の支持部393と第2の列の支持部397とは、第1の壁392から中間壁394を横切って第2の壁398に延びて、第1の列の通気口孔396と第2の列の通気口孔399とを画定する単一の列の支持部によって提供されてもよい。
図30〜図35は、エルボから切り離された通気口蓋390を示す。この構成において、通気口蓋390は、例えば、差し込み式の接続、トング、溝形、クリップ、または他の取付機構によって、エルボに取り外し可能に取り付けることができてもよい。
別の例では、2列を超える通気口があってもよく、例えば、3列、4列、5列、6列、または、それを超える列の通気口があってもよい。
追加の列の通気口孔を加えることによって、通気口の流れを維持しつつ、通気口孔をより小さくすることができる(1列だけの通気口孔を備える通気口と比較して)。通気口孔は直径がより小さいため、通気口孔から排出される空気の速度は、より大きな直径の通気口孔の単一の列を備えた通気口から排出される空気の速度よりも速くなり得る。これにより、通気口孔から排出される速くなった空気の速度は、通気口孔の周囲の表面から水滴を離すように導くのを助けることができる。
2.6 邪魔板
図13〜図15は、通気口蓋内側のガスの流れを通気口孔に向かわせるために邪魔板を備える本技術の例の断面図を示す。図13に示された通気口蓋200は、第1の壁202と、第2の壁204を形成する外縁部を備える邪魔板208と、第1の壁202と第2の壁204との間に形成された複数の支持部205と、支持部205同士の間に形成された複数の通気口孔206とを備える。邪魔板208は凹形状を有してもよい。また、通気口蓋200は、22個または30個の通気口孔206を備えてもよい。通気口孔206の数は、10〜30個以上、20〜40個以上、5個、10個、15個、20個、25個、30個、35個、40個、50個、60個、70個、80個、90個、100個、またはそれ以上
であってもよい。
図14に示された通気口蓋210は、第1の壁212と、第2の壁214を形成する外縁部を備える邪魔板218と、第1の壁212と第2の壁214との間に形成された複数の支持部215と、支持部215同士の間に形成された複数の通気口孔216とを備える。邪魔板218は、大まかには凹んだ形状を有する中心部分217と、凸部219とを備える。通気口蓋218は、22個または30個の通気口孔216を備えてもよい。通気口蓋218は、大まかには凹んだ形状を有する中心部分217と凸部219とによって形成された波形部または湾曲部を備え、空気を、通気口蓋210から排出される前により広い領域を通過させることができる。これは、空気の流れを減速させ、低速で十分に発達した層流を生成することになり、その層流はより静かであり得る。これは、水滴を邪魔板上に形成させることも促進し、邪魔板に形成された水滴をマスクに排水するのも促進する。
図15に示された通気口蓋220は、第1の壁222と、第2の壁224を形成する外縁部を備える邪魔板228と、第1の壁222と第2の壁224との間に形成された複数の支持部225と、支持部225同士の間に形成された複数の通気口孔226とを備える。邪魔板228は、大まかには凹んだ形状を有する。通気口蓋228は、22個または30個の通気口孔226を備えてもよい。第1の壁222は第1の縁部223を備えてもよく、また、邪魔板は、第1の縁部223の下に(例えば、外郭の中に、または、呼吸空洞の中に)延びる中心部分227を備えてもよい。これにより、通気口蓋220がマスクに付けられたときに、邪魔板228の中心部227がマスクの内部に延び入ることになる。この構成は、邪魔板がマスク内に延び入るため、排気されるガスを入ってくるガスとより良く分けることができる。
図13の構成は、マスク内側からの空気流を、邪魔板の湾曲と実質的に同様の経路で、通気口の外側に向かわせることができる。空気流のこの方向は、患者から徐々に遠ざかるが、一緒に寝る人の方に向かう可能性がある。図14の構成は、マスク内側からの空気流を、凸部219と実質的に同様の経路で、通気口の外側に向かわせることができる。これは、空気流を一緒に寝る人から遠ざかるように方向付けることができるため、より望ましいものとなり得る。
2.7 ガス流を導くための流路
本技術の例は、第2の壁と第1の壁との間にある支持部用いて、空気を各通気口孔に導く流路を形成することもできる。図17および図18に示されるように、通気口蓋240は、第1の壁242と、第2の壁244と、第1の壁242と第2の壁244との間で延びる支持部247と、支持部247同士の間に形成された複数の通気口孔246とを備える。第1の壁242は、凹形状を有し得る邪魔板250の外縁部の径方向外側に配置されてもよい。流路248は、支持部247と、第1の壁242の内側面254と、邪魔板250の底面252との間に延びてもよい。
流路248は、支持部247と、第1の壁242の内縁部254と、邪魔板250の底面252との間で測った厚さが変化してもよい。流路248の厚さは、空気が通気口蓋240の内部から通気口孔246に流れるにつれて減少してもよい。邪魔板250の底面252は、通気口蓋240から排出される前に空気をより大きな領域に流すために、流路248の内部で湾曲されてもよい。さらに、支持部247は、通気口蓋240の内部で、通気口蓋240の中心軸線に対して実質的に垂直に延びる第1の縁部を備える。
邪魔板250の凹形状によって、支持部247は、通気口孔によって定められた方向において、通気口蓋240の中心軸線に向かって先細りとさせられている。この先細りは、空気流を、通気口孔の出口に向かって速度を増加させることができるため、より静かとさせることができ、通気口孔を囲う領域から水滴を導くのを助けることができる。支持部(つまり、邪魔板250の上部から内縁部254まで)の長さによって、空気は層流に発達することができ、それによって、通気口から排出される空気の騒音を低減する。
2.8 内側に向かう通気口
図16に示されるように、通気口蓋230は、外側壁232と、邪魔板234と、外側壁232の内側面に配置された、複数の内側に向かう通気口孔236とを備える。通気口孔236は、外側壁232の内側面と邪魔板234の外縁部との間に形成された流路238を介して、通気口蓋230の内部と連通する。
通気口孔236は、外側壁232の内側面全体に渡って配置されてもよく、均等に離間されてもよい。通気口孔236は、一部を閉塞しつつ残りを開けたままにできるように、選択的に閉塞可能となるように適合されてもよい。例えば、通気口蓋230は、選択的に通気口孔236の一部を閉塞しつつ残りを開けたままにするための栓または他の構造物を備えるように適合されてもよい。具体的には、通気する空気を使用者の目から遠ざけておくために、上方を向く通気口孔を塞ぐことは有益である。
2.9 通気口孔の変形形態
通気口孔は、様々な形状および/または大きさで形成されてもよい。例えば、図7に示されるように、通気口孔140は、丸くされた縁部142を備えてもよい。通気口孔140は、図3、図7、および図9〜図11に例示されるように、第2の壁に隣接する丸くされた第2の隅部と、第1の壁に隣接する直角とされた第1の隅部とを有してもよいし、または、代わりに、図5に示されるように、第1の壁に隣接する丸くされた第1の隅部と、第2の壁に隣接する直角とされた第2の隅部とを有してもよい。あるいは、通気口孔では、円形、楕円形、または、他の丸くされた形となるように、すべての隅部が丸くされてもよい。
通気口孔は、通気口挿入物の周りに均等に離間されてもよいし、実質的に円の形状に配置されてもよい。代わりの例では、通気口孔は、通気口挿入物の周りに均等に離間されていてもよい。さらに別の例では、通気口孔は、円の形状でなく、例えば、楕円形、正方形に配置されてもよい。
通気口孔は、図8に例示された通気口孔150などの、より短くてより幅広い通気口孔を備えてもよい。これらの通気口孔は、おおよそ等しい幅と高さを有してもよく、また、上記のいずれかの丸くされた隅部を備えてもよい。通気口孔が、通気口孔150などのより短くてより幅広い場合、通気口孔同士の間の支持部154も、より短く、および/または、より幅広くてもよい。また、通気口孔は、より大きい通気口孔150と交互に配置されたより小さい通気口孔152などの、より大きい通気口孔と交互に配置されたより小さい通気口孔を備えてもよい。さらに、通気口孔は、空気の流れが通気口孔の2つの群の間で交換されるように、1つ置きに通気口孔を交互に閉塞および開放するように適合されてもよい。
発生される通気口での騒音の大きさは、通気口から排出される流れと、通気口から排出される流れの周囲の空気(つまり、典型的には比較的静止した周囲空気)との速度の差に対して非常に敏感である。
隣接する通気口のオリフィスの大きさと長さとを変化させることで、噴射流の速度がオリフィスの大きさや流れ経路の長さに依存するため、隣接する通気口から排出される速度に違いを与えられる。これは、排気流と静止した周囲空気との間の速度勾配を効果的に低減することができる。
本技術がいくつかの例と関連して説明されたが、本技術は、開示された例に限定されることなく、むしろ、本技術の精神および範囲内に含まれる様々な変形および同等の構成を網羅するように意図されていることは理解されるであろう。また、前述の様々な例は、他の例と組み合わせて実施されてもよく、例えば、1つの例の1つまたは複数の態様を、さらに別の例を実現するために、別の例の1つまたは複数の態様と組み合わせることができる。また、任意の所与の組立品のそれぞれ独立した特徴または構成部品は、追加の例を構成することもできる。さらに、任意の所与の組立品のそれぞれ独立した構成部品、所与の組立品の個々の構成部品の1つまたは複数の部分、および、1つまたは複数の例からの構成部品の様々な組み合わせは、1つまたは複数の装飾的設計の特徴を含み得る。また、本技術は、OSAを患う患者に対して具体的な用途があるが、他の病気(例えば、うっ血性心不全、糖尿病、病的肥満、卒中、肥満手術など)を患う患者が上記の教示から恩恵を受けることもできることは理解されるであろう。さらに、上記の教示は、非医学的な用途で患者および患者でない人に適用可能である。
100 マスク
102 クッション
104 枠体
106 エルボ
107 可撓性アーム
108 通気口蓋
110 第1の端部
111 上面
112 第2の端部
113 第1の壁
114 第2の壁
115 側面
116 通気口孔
117 底面
118 支持部
119 上面
121 上面
123 外側側面
130 通気口蓋
132 第1の壁
134 第2の壁
135 上面
136 通気口孔
138 支持部
139 側壁
140 通気口孔
150 通気口孔
160 通気口蓋
162 第1の壁
164 第2の壁
166 通気口孔
168 支持部
170 通気口蓋
172 第1の壁
174 第2の壁
176 通気口孔
178 支持部
180 通気口蓋
182 第1の壁
184 第2の壁
186 通気口孔
188 支持部
190 通気口蓋
192 第1の壁
193 第1の列の支持部
194 中間壁
196 第1の列の通気口孔
197 第2の列の支持部
198 第2の壁
199 第2の列の通気口孔
200 通気口蓋
202 第1の壁
204 第2の壁
205 支持部
206 通気口孔
208 邪魔板
210 通気口蓋
212 第1の壁
214 第2の壁
215 支持部
216 通気口孔
217 中心部分
218 邪魔板
219 凸部
220 通気口蓋
222 第1の壁
223 第1の縁部
224 第2の壁
225 支持部
226 通気口孔
227 中心部分
228 邪魔板
230 通気口蓋
232 外側壁
234 邪魔板
236 通気口孔
238 流路
240 通気口蓋
242 第1の壁
244 第2の壁
246 通気口孔
247 支持部
248 流路
250 邪魔板
252 底面
254 内縁部
306 エルボ
307 可撓性アーム
310 第1の端部
311 リブ
312 第2の端部
315 邪魔板
390 通気口蓋
392 第1の壁
393 第1の列の支持部
394 中間壁
396 第1の列の通気口孔
397 第2の列の支持部
398 第2の壁
399 第2の列の通気口孔
A 中心軸線
w 間隔__

Claims (28)

  1. 吐き出されたガスをマスクの内部から大気に排出するように組み立てられていると共に配置されており、且つ睡眠呼吸障害(SDB)の気道陽圧治療法に用いられるマスク用通気口であって、
    第1の壁と、
    外周部を形成する外縁部を有する第2の壁と、
    前記第1の壁と前記第2の壁との間に延びる複数の支持部と、
    前記支持部同士の間に形成されてガスの放出を可能とする複数の通気通路
    を備え、
    前記複数の通気通路のそれぞれの内縁部が前記第2の壁の前記外周部の内側に配置されるように、前記複数の支持部が前記第2の壁の前記外周部の内側に位置しており
    前記第1の壁が前記複数の支持部の外側に位置する内側面の上縁を含み、前記第1の壁の前記上縁が前記複数の通気通路のそれぞれの下縁部を提供するマスク用通気口。
  2. 前記複数の支持部及び前記複数の通気通路が、ガスが排気される間に、騒音を減らすように、かつ、水分を通気口に形成させないように、前記第1の壁と前記第2の壁とに対して配置される、請求項1に記載のマスク用通気口。
  3. 吐き出されたガスをマスクの内部から大気に排出するように組み立てられていると共に配置されており、且つ睡眠呼吸障害(SDB)の気道陽圧治療法に用いられるマスク用通気口であって、
    内側面および上面を有する第1の壁と、
    上面および底面を有する第2の壁と、
    前記第1の壁と前記第2の壁との間に配置され、それぞれが、前記第2の壁の前記底面に隣接して配置された上面、および、前記第1の壁の前記内側面に隣接して配置された側面を有する1つまたは複数の支持部と、
    前記1つまたは複数の支持部同士の間に配置された少なくとも1つの通気口孔と
    を備えるマスク用通気口。
  4. 吐き出されたガスをマスクの内部から大気に排出するように組み立てられていると共に配置されており、且つ睡眠呼吸障害(SDB)の気道陽圧治療法に用いられるマスク用通気口であって、
    側面を有する第1の壁と、
    邪魔板を形成する凹形上面、および面を有する第2の壁と、
    前記第1の壁と前記第2の壁との間に配置された複数の離間された支持部と、
    前記支持部同士の間に配置された少なくとも1つの通気口孔と
    を備え、
    前記第1の壁の側面と前記第2の壁の前記邪魔板が、空気流を前記少なくとも1つの通気口孔に導く空気流溝(air flow channel)を画定し、
    前記空気流溝は、空気が前記少なくとも1つの通気口孔に向かって流れるにつれて徐々に減少する、前記前記第1の壁の側面と前記第2の壁の前記邪魔板との間で測定された厚さを含む、マスク用通気口。
  5. 前記第1の壁の前記内側面が内向きに角度付けられていると共に前記支持部の側面に隣接して配置されている、請求項1または2に記載の通気口。
  6. 前記第1の壁の前記側面が内向きに角度付けられている、請求項3または4に記載の通気口。
  7. 前記第2の壁は凸形状を有する上面を有する、請求項1又は2に記載の通気口。
  8. 前記第2の壁は凹形状を有する、請求項1から7のいずれか一項に記載の通気口。
  9. 前記第1の壁は、前記通気口の中心軸線から離れるにつれて下向きに角度付けられた上面を有する、請求項1または4に記載の通気口。
  10. 前記第1の壁の上面は、前記通気口の中心軸線から離れるにつれて下向きに角度付けられている、請求項3に記載の通気口。
  11. 前記第1の壁の前記上面は凸形状を有する、請求項9または10に記載の通気口。
  12. 前記少なくとも1つの通気口孔は前記通気口の周りで均等に離間されている複数の通気口孔を含む、請求項3または4に記載の通気口。
  13. 前記少なくとも1つの通気口孔は前記通気口の周りで円の形状に離間されている複数の通気口孔を含む、請求項3または4に記載の通気口。
  14. 前記少なくとも1つの通気口孔は、複数の通気口孔を含み、該複数の通気口孔のすべては共通の形状を有する、請求項3または4に記載の通気口。
  15. 前記少なくとも1つの通気口孔は、複数の通気口孔を含み、該複数の通気口孔は、交互に異なる形状を有する、請求項3または4に記載の通気口。
  16. 前記少なくとも1つの通気口孔は、複数の通気口孔を含み、該複数の通気口孔は少なくとも1つの丸くされた隅部を備える、請求項3または4に記載の通気口。
  17. 前記第2の壁は、前記通気口内側の空気流を方向付けるように適合された邪魔板を備える、請求項1または3に記載の通気口。
  18. 前記第1の壁は内側面の下縁を備え、前記第2の壁は、前記第1の壁の前記内側面の前記下縁の下に延びる中心部分を備える、請求項1〜17のいずれか一項に記載の通気口。
  19. 前記第1の壁は前記側面の下縁を備え、前記邪魔板は、前記第1の壁の前記側面の前記下縁の下に延びる、請求項4に記載の通気口。
  20. 前記支持部は、前記第1の壁の前記側面と前記邪魔板との間に延びる、請求項4に記載の通気口。
  21. 前記支持部のそれぞれは、前記通気口の中心軸線に対して実質的に垂直に延びる下方縁部を備える、請求項4に記載の通気口。
  22. 前記支持部は、前記第2の壁の外縁部の下部に配置される、請求項4に記載の通気口。
  23. 前記少なくとも1つの通気口孔は、前記第2の壁の外縁部の下部に配置される、請求項4に記載の通気口。
  24. 枠体と、
    前記枠体に設けられたインターフェースと、
    請求項1から23のいずれか一項に記載の通気口と
    を備えるマスク。
  25. 前記インターフェースは、クッション、突起物、またはノズルを備える、請求項24に記載のマスク。
  26. 前記通気口の少なくとも一部と前記枠体とがワンピース構造体を備える、請求項24に記載のマスク。
  27. 前記通気口は、前記枠体に選択的に取り外し可能かつ取り付け可能である、請求項24に記載のマスク。
  28. 前記枠体に設けられたエルボをさらに備え、前記通気口は前記エルボに選択的に取り外し可能かつ取り付け可能である、請求項24に記載のマスク。
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