JP6351162B2 - 受信装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置、およびプログラムに関する。
超高精細度テレビジョン放送システムでは、ハイビジョン映像(2K映像)よりも高解像度の4K映像又は8K映像の映像コンテンツが放送される。非特許文献1は、現行の地上デジタルテレビジョン放送における放送局での運用及び放送受信機の機能仕様に関し規定したものである。また、非特許文献2は、現行のBS/広帯域CSデジタル放送における放送局での運用及び放送受信機の機能仕様に関し規定したものである。
「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」、ARIB TR−B14、5.5版、社団法人電波産業会、平成26年3月18日改定。 「BS/広帯域CSデジタル放送運用規定」、ARIB TR−B15、6.4版、社団法人電波産業会、平成26年3月18日改定。
例えば、超高精細度テレビジョン放送システムでは、受信装置は、放送される2K映像、4K映像、又は8K映像の映像コンテンツを表示部に表示させる場合、映像コンテンツの解像度と表示部の表示解像度とが異なることがあるため、表示部の表示解像度に合わせて映像コンテンツを解像度変換して表示させることが考えられる。この映像コンテンツを解像度変換して表示させることは、超高精細度テレビジョン放送システムの場合に限られるものではなく、映像コンテンツの解像度と表示部の表示解像度とが異なる場合には同様に考えられる。ところが、映像コンテンツによっては、コンテンツ保護の観点から解像度変換を許可したくない場合もある。しかしながら、非特許文献1又は非特許文献2に示す現行の放送運用規定では、放送する映像コンテンツが受信装置において解像度変換されることを許可するか否かを、放送局側で制御できるようにすることが困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、放送する映像コンテンツが受信装置において解像度変換されることを許可するか否かを、当該映像コンテンツの放送局側で制御可能とすることを目的の一つとする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、MMT(MPEG Media Transport)を用いた放送波により送信される4K映像または8K映像の映像コンテンツを2K映像の解像度に下げるために解像度変換することを許可するか否かを示す変換可否情報が記載された記述子が多重された前記放送波を分離する多重分離部と、前記多重分離部により分離された前記記述子に記載されている前記変換可否情報を抽出する抽出部と、を備えることを特徴とする受信装置である。
また、本発明の一態様は、上記受信装置において、前記抽出部により抽出された前記変換可否情報に基づいて、前記映像コンテンツの解像度を2K映像の解像度に変換する解像度変換部、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記受信装置において、前記解像度変換部は、前記映像コンテンツを表示する表示部の表示解像度が2K映像の解像度である場合であって、前記変換可否情報が前記許可を示す情報である場合、前記映像コンテンツの解像度を2K映像の解像度に変換する、ことを特徴とする。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、MMT(MPEG Media Transport)を用いた放送波により送信される4K映像または8K映像の映像コンテンツを2K映像の解像度に下げるために解像度変換することを許可するか否かを示す変換可否情報が記載された記述子が多重された前記放送波を分離するステップと、分離された前記記述子に記載されている、前記変換可否情報を抽出するステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、放送する映像コンテンツが受信装置において解像度変換されることを許可するか否かを、当該映像コンテンツの放送局側で制御可能とすることができる。
第1の実施形態による放送システムの構成の一例を示す概略ブロック図である。 第1の実施形態による解像度変換制御記述子の一例を示す図である。 第1の実施形態による解像度変換処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態による解像度変換処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施形態>
図1は、この発明の第1の実施形態による放送システム1の構成の一例を示す概略ブロック図である。
放送システム1は、地上アナログ放送、地上デジタル放送、衛星放送(BSアナログ、BSデジタル、110度CS、CSデジタル等)、ケーブルテレビ(CATV)、等のテレビジョン放送システムである。ここでは、放送システム1が、ハイビジョン映像(2K映像)よりも高解像度の4K映像、8K映像に対応した超高精細度テレビジョン放送システムであるものとして説明する。なお、2K映像、4K映像、及び8K映像は、映像の水平方向の画素数に基づく表現である。
図示する放送システム1は、放送事業者により開設された放送局に設置される送信装置10と、送信装置10から送信された放送波を受信する受信装置20と、を備えている。送信装置10は、多重化部11、記述子情報生成部12、及び伝送部13を備えている。
多重化部11は、映像コンテンツ、音声コンテンツ、及びデータを多重し、多重した放送データを伝送部13に出力する。データには、字幕や文字情報、放送局や番組に関する情報、暗号化情報、コンテンツにおける制限情報等の各種情報が含まれる。
記述子情報生成部12は、多重化部11が多重する各種情報に含まれる記述子を生成する。例えば、記述子情報生成部12は、解像度変換制御記述子(video_convert_mode)を生成する。解像度変換制御記述子は、放送波により送信される映像コンテンツを受信装置20において解像度変換することを許可するか否かを示す情報(以下、変換可否情報とも称する)が記載された記述子である。この解像度変換制御記述子に記載される変換可否情報は、例えば、放送する映像コンテンツの提供者によって、チャンネル(サービス)ごと、又は映像コンテンツごとに定められる。記述子情報生成部12は、生成した解像度変換制御記述子を多重化部11に出力する。これにより、多重化部11は、解像度変換制御記述子を多重した放送データを伝送部13に出力する。
図2は、本実施形態による解像度変換制御記述子の一例を示す図である。ここでは、解像度変換を許可する場合、解像度変換制御記述子には変換可否情報として「0」(解像度変換を許可)が記載される。一方、解像度変換を禁止する場合、解像度変換制御記述子には変換可否情報として「1」(解像度変換を禁止)が記載される。なお、放送データにおける解像度変換制御記述子の配置例については、後述する。
図1に戻り、伝送部13は、多重化部11が多重した放送データを、放送波として送信する。なお、放送波は、地上アナログ放送、地上デジタル放送、衛星放送(BSアナログ、BSデジタル、110度CS、CSデジタル等)、ケーブルテレビ(CATV)、等のいずれの放送波であってもよい。
受信装置20は、放送波を受信する機能を備えた電子機器である。例えば、受信装置20は、テレビジョン、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末装置、パーソナルコンピュータ等であり、送信装置10から放送波により送信された映像コンテンツを表示する。
図示する受信装置20は、受信部21、多重分離部22、抽出部23、解像度変換部24、及び表示部26を備えている。
受信部21は、送信装置10から送信された放送波を受信し、選局されているチャンネルの放送波から復調した放送データを多重分離部22に出力する。
多重分離部22は、受信部21から出力された放送データから映像コンテンツ、音声コンテンツ、及びデータを多重分離する。
抽出部23は、多重分離部22により分離されたデータのうち、解像度変換制御記述子に記載されている変換可否情報を抽出する。また、抽出部23は、抽出した変換可否情報を解像度変換部24に出力する。
解像度変換部24は、解像度変換制御記述子に記載されている変換可否情報に基づいて、多重分離部22により分離された映像コンテンツの解像度を変換する。例えば、解像度変換部24は、変換可否情報が「0」(解像度変換を許可)であって、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度と異なる場合には、映像コンテンツの解像度を、映像コンテンツを表示する表示部26の表示解像度に応じた解像度に変換して、表示部26に出力する。
例えば、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度よりも低解像度の場合には、解像度変換部24は、表示部26の表示解像度に合わせた解像度(例えば、同じ解像度)になるように映像コンテンツの解像度を上げて表示部26に出力する。解像度を上げる場合には(アップコンバート)、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法等の手法による解像度変換処理を適用することができる。
また、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度よりも高解像度の場合には、解像度変換部24は、表示部26の表示解像度に合わせた解像度(例えば、同じ解像度)になるように映像コンテンツの解像度を下げて表示部26に出力する。解像度を下げる場合には(ダウンコンバート)、一定間隔で画素を間引くダウン・サンプリング法等の手法による解像度変換処理を適用することができる。
一方、解像度変換部24は、変換可否情報が「1」(解像度変換を禁止)であって、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度と異なる場合には、映像コンテンツを表示部26へ出力することを禁止する。
なお、映像コンテンツの解像度と表示部26の表示解像度とが同一の場合には、解像度変換部24は、映像コンテンツの解像度を変換する必要が無いためそのままの解像度で表示部26に出力する。
表示部26は、画像や文字等の情報を表示する液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等の表示デバイスを備えている。例えば、表示部26は、解像度変換部24から出力される、解像度変換された映像コンテンツ又は受信したそのままの解像度の映像コンテンツを表示する。
(解像度変換制御記述子の配置例)
ここで、多重化された放送データにおける解像度変換制御記述子の配置例について説明する。以下の説明では、まず、(1)超高精細度テレビジョン放送の場合の配置例を説明する。また、本実施形態による解像度変換処理は、超高精細度テレビジョン放送以外のテレビジョン放送にも適用できるため、次に、(2)地上デジタルテレビジョン放送又はBS/広帯域CSデジタル放送の場合の配置例を説明する。
(1)超高精細度テレビジョン放送の場合
超高精細度テレビジョン放送では、MFU(Media Fragment Unit)やMPU(Media Processing Unit)に映像コンテンツ及び音声コンテンツを格納して伝送するMMT(MPEG Media Transport)の標準化が検討されている。
MMTパッケージの構成を示す伝送制御信号であるMMT−SIは、テーブルや記述子が含まれる「メッセージ」と、記述子が含まれる「テーブル」と、「記述子」との3階層で構成される。MMT−SIの「メッセージ」には、PA(Package Access)メッセージ及びM2セクションメッセージが含まれる。
例えば、解像度変換制御記述子は、PAメッセージに含まれるMPT(MMT Package Table)の第1ループに配置される。なお、解像度変換制御記述子は、PAメッセージに含まれるMPTの第2ループに配置されてもよい。また、解像度変換制御記述子は、M2セクションメッセージに含まれるMH−SDT(Service Description Table)に配置されてもよい。また、解像度変換制御記述子は、M2セクションメッセージに含まれるMH−EIT(Event Information Table)に配置されてもよい。
つまり、解像度変換制御記述子は、例えば、MPT(第1ループ)、MPT(第2ループ)、SDT、及びEITの4つのテーブルの全て、又はいずれか(一つ又は複数)に配置される。
(2)地上デジタルテレビジョン放送又はBS/広帯域CSデジタル放送の場合
地上デジタルテレビジョン放送又はBS/広帯域CSデジタル放送では、MPEG−2 TS(Transport Stream)が標準化されている。TSは、複数のTSパケットから構成され、映像コンテンツ及び音声コンテンツを格納したPES(Packetized Elementary Stream)と、PSI(Program Specific Information)及びSIの情報が格納されたセクションと、が納められている。
PSIには、PAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、CAT(Conditional Access Time)等が含まれる。また、SIには、SDT(Service Description Table)、EID(Event Information Table)、TDT(Time Date Table)、TOT(Time Offset Table)等が含まれる。例えば、解像度変換制御記述子は、PMT(第1ループ)、PMT(第2ループ)、SDT、及びEITの4つのテーブルの全て、又はいずれか(一つ又は複数)に配置される。
(解像度変換処理の説明)
次に、本実施形態による映像コンテンツの解像度を変換する解像度変換処理について説明する。送信装置10から放送波により送信される映像コンテンツは、例えば、2K映像、4K映像、及び8K映像のいずれの場合も考えられる。一方、受信装置20の表示部26の表示解像度は、固定された1種類の解像度である。そこで、例えば、表示部26の表示解像度が2K映像の解像度と同一であって、4K映像又は8K映像の映像コンテンツを表示する場合(即ち、「表示部26の表示解像度」<「映像コンテンツの解像度」の場合)には、2K映像の解像度に下げることで表示画面に対して映像全体を表示することができるため望ましい。また、例えば、表示部26の表示解像度が8K映像の解像度と同一であって、2K映像又は4K映像の映像コンテンツを表示する場合(即ち、「表示部26の表示解像度」>「映像コンテンツの解像度」の場合)には、映像コンテンツを8K映像の解像度に上げることで表示画面に対して映像全体を表示することができるため望ましい。
一方、コンテンツ保護の観点からすると、映像コンテンツの提供者は、提供するコンテンツが受信装置20で解像度変換されることを禁止したい場合がある。そこで、本実施形態の放送システム1では、送信装置10が、解像度変換を許可するか否かを示す解像度変換制御記述子を映像コンテンツに多重して放送し、受信装置20が、その解像度変換制御記述子に基づいて解像度変換処理を行う。
図3は、本実施形態による解像度変換処理の一例を示すフローチャートである。この図を参照して、本実施形態による受信装置20が映像コンテンツの解像度を変換する解像度変換処理の動作を説明する。ここでは、受信装置20の表示部26の表示解像度と、送信装置10から放送波により送信される映像コンテンツの解像度とが異なるものとして説明する。
受信部21は、送信装置10から送信された放送波を受信し、受信した放送波のうちの選局されているチャンネルの放送データを多重分離部22に出力する(ステップS10)。多重分離部22は、受信部21から出力された放送データから映像コンテンツ、音声コンテンツ、及びデータを多重分離する(ステップS20)。
次に、抽出部23は、多重分離部22により分離されたデータのうち、解像度変換制御記述子に記載されている変換可否情報を抽出し、抽出した変換可否情報を解像度変換部24に出力する(ステップS30)。解像度変換部24は、抽出部23が抽出した変換可否情報に基づいて、映像コンテンツの解像度変換が許可されているか否かを判定する(ステップS40)。
変換可否情報が「0」(解像度変換を許可)である場合、解像度変換部24は、映像コンテンツの解像度変換が許可されていると判定する(ステップS40:Yes)。この場合、解像度変換部24は、表示部26の表示解像度に合わせた解像度(例えば、同じ解像度)になるように映像コンテンツの解像度を変換して表示部26に出力する(ステップS50)。ここで、表示部26の表示解像度より映像コンテンツの解像度の方が高解像度の場合には、解像度変換部24は、映像コンテンツの解像度を表示部26の表示解像度に下げる(ダウンコンバート)。また、表示部26の表示解像度より映像コンテンツの解像度の方が低解像度の場合には、解像度変換部24は、映像コンテンツの解像度を表示部26の表示解像度に上げる(アップコンバート)。
そして、表示部26は、解像度変換部24により解像度変換された映像コンテンツを表示する(ステップS60)。
一方、変換可否情報が「1」(解像度変換を禁止)である場合、解像度変換部24は、映像コンテンツの解像度変換が禁止されている(許可されていない)と判定する(ステップS40:No)。この場合、解像度変換部24は、映像コンテンツを表示部26に出力しない(ステップS70:映像非表示)。
なお、図3に示す例では、表示部26の表示解像度と、映像コンテンツの解像度とが異なるものとして映像コンテンツの解像度変換をする処理を説明したが、受信装置20が、映像コンテンツの解像度と表示部26の表示解像度とが同一であるか否かを判定してから、映像コンテンツの解像度変換をしてもよい。例えば、放送波により送信される放送データには、映像コンテンツの解像度を示す情報が多重されている。また、受信装置20は、表示部26の表示解像度の情報を有している。よって、受信装置20は、放送データから映像コンテンツの解像度を示す情報を多重分離して、表示部26の表示解像度と比較することにより、映像コンテンツの解像度と表示部26の表示解像度とが同一であるか否かを判定することができる。これにより、受信装置20は、放送波により様々な解像度の映像コンテンツが送信される場合であっても、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度と異なる場合に、解像度変換制御記述子に記載されている変換可否情報に基づいて解像度変換処理を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態による放送システム1において、受信装置20は、多重分離部22と、抽出部23と、を備えている。多重分離部22は、放送波により送信される映像コンテンツを解像度変換することを許可するか否かを示す変換可否情報が記載された記述子(解像度変換制御記述子)が多重された放送波を分離する。抽出部23は、多重分離部22により分離された記述子(解像度変換制御記述子)に記載されている変換可否情報を抽出する。
これにより、受信装置20は、放送波により送信される映像コンテンツが、解像度変換が許可されているコンテンツであるか、又は解像度変換が禁止されているコンテンツであるかを、放送波に多重されている情報に基づいて判断することができる。よって、本実施形態によれば、放送する映像コンテンツが受信装置20において解像度変換されることを許可するか否かを、当該映像コンテンツの放送局側(送信装置10)で制御可能とすることができる。
また、受信装置20は、抽出部23により抽出された変換可否情報に基づいて、映像コンテンツの解像度を変換する解像度変換部24を備えている。
例えば、受信装置20は、放送局側(送信装置10)で設定された変換可否情報に基づいて、解像度変換が許可されている場合には解像度変換を行った映像コンテンツを表示部26に表示し、解像度変換が許可されていない場合には映像コンテンツを非表示とする。
これにより、受信装置20は、映像コンテンツを放送する放送局側(送信装置10)で設定された変換可否情報に基づいて、映像コンテンツの解像度を変換して表示するか否かを制御することができる。
例えば、解像度変換部24は、変換可否情報が、解像度変換の許可を示す情報である場合、映像コンテンツの解像度を、映像コンテンツを表示する表示部26の表示解像度に応じた解像度に変換する。
これにより、受信装置20は、映像コンテンツの解像度と表示部26の表示解像度とが異なる場合であっても、解像度変換が許可されている場合には、映像コンテンツの解像度を表示部26の表示解像度にアップコンバート又はダウンコンバートして表示することができる。
また、本実施形態による放送システム1において、送信装置10は、多重化部11と、記述子情報生成部12と、を備えている。
記述子情報生成部12は、放送波により送信する映像コンテンツを解像度変換することを許可するか否かを示す変換可否情報が記載された記述子(解像度変換制御記述子)を生成する。多重化部11は、記述子情報生成部12により生成された記述子(解像度変換制御記述子)と映像コンテンツとを多重する。
これにより、送信装置10は、放送波に記述子(解像度変換制御記述子)を多重することにより、放送する映像コンテンツが受信装置20において解像度変換されることを許可するか否かを制御することができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態における放送システム1の構成は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略し、本実施形態において特徴的な処理について説明する。
本実施形態では、解像度変換部24は、変換可否情報が「1」(解像度変換を禁止)であって、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度と異なる場合には、映像コンテンツの解像度を変換しないで表示部26に出力する。
図4は、本実施形態による解像度変換処理の一例を示すフローチャートである。この図を参照して、本実施形態による解像度変換処理の動作を説明する。ここでは、図3と同様に、受信装置20の表示部26の表示解像度と、送信装置10から放送波により送信される映像コンテンツの解像度とが異なるものとして説明する。なお、この図4において、図3に対応する処理には同一の符号を付けており、その説明を省略する。
図4に示す本実施形態の処理では、図3のステップS40に代えてステップS45の処理を行う。ステップS45において、解像度変換部24は、抽出部23が抽出した変換可否情報に基づいて、映像コンテンツの解像度変換が許可されているか否かを判定する。
映像コンテンツの解像度変換が許可されていると判定された場合(ステップS45:Yes)には、第1の実施形態と同様に、解像度変換部24は、表示部26の表示解像度に合わせた解像度(例えば、同じ解像度)になるように映像コンテンツの解像度を変換して表示部26に出力する(ステップS50)。
一方、映像コンテンツの解像度変換が禁止されている(許可されていない)と判定された場合(ステップS45:No)、解像度変換部24は、解像度変換を行わずに映像コンテンツを表示部26に出力する。表示部26は、解像度変換されていない映像コンテンツを表示する(ステップS60)。
例えば、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度より低解像度の場合には、表示部26は、表示領域のうちの一部(例えば中央部分)に映像コンテンツを表示する。また、映像コンテンツの解像度が表示部26の表示解像度より高解像度の場合には、表示部26は、映像コンテンツの映像領域の一部(表示部26の表示解像度に対応する画素数分の映像領域)を表示する。
以上説明したように、本実施形態では、受信装置20は、放送局側(送信装置10)で設定された変換可否情報に基づいて、解像度変換が許可されている場合には解像度変換を行った映像コンテンツを表示部26に表示し、解像度変換が許可されていない場合には解像度変換を行っていない映像コンテンツを表示部26に表示する。
これにより、受信装置20は、映像コンテンツの放送局側(送信装置10)で設定された変換可否情報に基づいて、表示する映像コンテンツの解像度を変換するか否かを制御することができる。よって、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、放送する映像コンテンツが受信装置20において解像度変換されることを許可するか否かを、当該映像コンテンツの放送局側(送信装置10)で制御可能とすることができる。
以上、この発明の第1及び第2の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上述の第1及び第2の実施形態において説明した各機能は、任意に組み合わせることができる。
なお、図1の送信装置10が備える多重化部11及び記述子情報生成部12の一部もしくは全部、又は受信装置20が備える多重分離部22、抽出部23、及び解像度変換部24の一部もしくは全部は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、上述の各部の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
例えば、図1の送信装置10が備える多重化部11及び記述子情報生成部12の一部もしくは全部、又は受信装置20が備える多重分離部22、抽出部23、及び解像度変換部24の一部もしくは全部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
なお、上記実施形態では、受信装置20が表示部26を備えた構成を例に説明したが、受信装置20は、放送波を受信する機能を備えた録画機等のように表示機能を備えていない構成でもよい。つまり、表示部26は、受信装置20と接続される外部の表示装置として構成されてもよい。
1 放送システム、10 送信装置、11 多重化部、12 記述子情報生成部、13 伝送部、20 受信装置 21 受信部、22 多重分離部、23 抽出部、24 解像度変換部、26 表示部

Claims (4)

  1. MMT(MPEG Media Transport)を用いた放送波により送信される4K映像または8K映像の映像コンテンツを2K映像の解像度に下げるために解像度変換することを許可するか否かを示す変換可否情報が記載された記述子が多重された前記放送波を分離する多重分離部と、
    前記多重分離部により分離された前記記述子に記載されている前記変換可否情報を抽出する抽出部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記抽出部により抽出された前記変換可否情報に基づいて、前記映像コンテンツの解像度を2K映像の解像度に変換する解像度変換部、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記解像度変換部は、
    前記映像コンテンツを表示する表示部の表示解像度が2K映像の解像度である場合であって、前記変換可否情報が前記許可を示す情報である場合、前記映像コンテンツの解像度を2K映像の解像度に変換する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  4. コンピュータに、
    MMT(MPEG Media Transport)を用いた放送波により送信される4K映像または8K映像の映像コンテンツを2K映像の解像度に下げるために解像度変換することを許可するか否かを示す変換可否情報が記載された記述子が多重された前記放送波を分離するステップと、
    分離された前記記述子に記載されている、前記変換可否情報を抽出するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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