JP6351069B2 - 摩擦攪拌接合方法、及び摩擦攪拌接合装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された摩擦攪拌接合方法では、良好な継手強度を得ることは可能であるが、回転ツールの寿命を長くすることは困難であった。
これにより、接合工程時において、プローブに与える負荷を小さくすることが可能となるので、鉄を主成分とした合金よりなる被接合部材を摩擦攪拌接合させる際に使用する回転ツールの寿命を長くすることができる。
図1は、第1の実施の形態に係る摩擦攪拌接合装置の概略構成を模式的に示す系統図であると共に、摩擦攪拌接合装置が2つの被接合部材を摩擦攪拌接合している状態を模式的に示す図である。
図2は、第1の実施の形態に係る摩擦攪拌接合装置の概略構成を模式的に示す系統図であると共に、接合工程間に設けられたインターバル時における摩擦攪拌接合装置の状態を模式的に示す図である。図2において、図1に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図1及び図2において、X方向は2つの被接合部材25,26の配置方向、Z方向は隔壁33の延在方向及び隔壁33の移動方向、Aは回転ツール用ホルダ31及び回転ツール32の回転方向(以下、「A方向」という)、Bは隔壁33内におけるシールドガスの供給方向(以下、「B方向」という)をそれぞれ示している。
被接合部材25,26を構成する具体的な材料(合金)としては、例えば、軟鋼、高張力鋼、ステンレス鋼等を例示することができる。
回転ツール用ホルダ31は、その下端側において、回転ツール32を支持するための部材である。回転ツール用ホルダ31の外形は、例えば、円柱形状とすることができる。
ショルダ41の形状は、例えば、円柱形状とすることができる。ショルダ41の外径は、回転ツール用ホルダ31の外径よりも小さくなるように構成されている。
このとき、プローブ42と被接合部材25,26間で発生する摩擦熱及び加工熱により、被接合部材が昇温されることで軟化し、軟化した被接合部材がプローブ42の回転により攪拌され(言い換えれば、塑性流動し)、回転ツール32の後方で、被接合部材25と被接合部材26とが固相接合される(図1参照)。
プローブ42の形状は、例えば、円柱形状とすることができる。プローブ42の外径は、ショルダ41の外径よりも小さくなるように構成されている。プローブ42の外径は、例えば、8〜16mmとすることができる。
このように、回転ツール32の材料として、比較的安価なタングステンカーバイドを用いることで、回転ツール32のコストを抑えることができる。
ツール回転用装置(図示せず)は、回転ツール32が被接合部材25,26を接合させる接合工程時、及び接合工程間のインターバル時において、同じ回転速度で回転ツール32を回転させる。
環状空間34は、シールドガス供給ライン19を介して、シールドガス供給源21から供給されるシールドガスの供給経路として機能する。図2に示す状態(言い換えれば、インターバル時)において、環状空間34の下方に移動するシールドガスは、回転ツール32に供給される。
また、隔壁33は、接合工程間のインターバル時において、ツール用ホルダ31の他に回転ツール32全体を収容する(図2参照)。
上記隔壁33としては、例えば、円筒形状とされたガスノズルを用いることができるが、これに限定されない。
具体的には、図1に示すように、所定の回転速度で回転する回転ツール32により、被接合部材25,26を接合させる接合工程時において、隔壁移動部35は、プローブ42及びショルダ41の下端の一部が隔壁33の下端面33aよりも下方に突出するように隔壁33をZ方向に移動させる。
これにより、被接合部材25,26と隔壁33の下端とが接触することなく、所定の回転速度で回転するプローブ42を被接合部材25,26の境界部分に圧入させることができる。
つまり、外気の影響を受けにくくすることで、所定の濃度とされた酸素性ガスを含むシールドガスをプローブ42に安定して供給することができる。
アルゴンガス供給源13としては、例えば、純アルゴンが充填されたボンベを用いることができる。
酸化性ガス供給源14としては、例えば、酸素が充填されたボンベ、または二酸化炭素が充填されたボンベを用いることができる。
また、アルゴンガス供給ライン16のうち、酸化性ガス供給ライン17の分岐位置とシールドガス供給源21との間に位置する部分は、酸化性ガス供給源14から供給される酸化性ガスをシールドガス供給源21に供給するラインとして機能する。また、この部分のラインは、純アルゴンと酸化性ガスとを混合させる混合部としても機能する。
酸化性ガス供給ライン17は、アルゴンガス供給ライン16の一部を介して、酸化性ガス供給源14から供給される酸化性ガスをシールドガス供給源21に供給する。
なお、酸化性ガス供給ライン17には、バルブ及び流量計(共に図示せず)が設けられている。
ここでの「プローブ42の周囲」とは、例えば、プローブ42の表面から5mm離間した位置からプローブ42の表面までの領域のことをいう。
したがって、インターバル時において、接合工程と同じ回転速度で回転するプローブ42に供給するシールドガスに含まれる酸化性ガスの濃度は、例えば、プローブ42の周囲において、0.1〜5%の範囲内にするとよい。
これにより、接合工程時において、プローブ42に与える負荷を小さくすることが可能となるので、鉄を主成分とした合金よりなる被接合部材25,26を摩擦攪拌接合させる際に使用する回転ツール32の寿命を長くすることができる。
図2に示すインターバル時において、シールドガス供給ライン22から供給されたシールドガスは、B方向に移動し、回転ツール32に供給される。
なお、シールドガス供給ライン22には、図示していないバルブが設けられている。
これにより、プローブ42の靱性の低下(言い換えれば、プローブ42を含む回転ツール32の寿命の低下)を抑制した上で、プローブ42の表面を僅かに酸化させることが可能となる。
これにより、接合工程時において、プローブ42に与える負荷を小さくすることが可能となるので、鉄を主成分とした合金よりなる被接合部材25,26を摩擦攪拌接合させる際に使用する回転ツール32の寿命を長くすることができる。
この場合には、図1及び図2に示すアルゴンガス供給源13に替えて、窒素を供給する窒素供給源(図示せず)を設け、プローブ42の周囲における酸化性ガスの濃度が0.1〜5%の範囲内となるように、プローブ42に主成分であるアルゴンガス、及び酸化性ガスを含むシールドガスを供給する。
このように、シールドガスの主成分となるガスとして窒素を用いた場合も、第1の実施の形態の摩擦攪拌接合装置10と同様な効果を得ることができる。
始めに、図2に示すように、隔壁33内に回転ツール32(例えば、タングステンカーバイドを材料とする回転ツール)全体が収容された状態で、酸素濃度測定位置P1の酸素濃度が測定可能なように酸素濃度計(図示せず)をセッティングする。
酸素濃度測定位置P1は、例えば、プローブ42の表面から5mm離間した位置からプローブ42の表面までの領域内に配置するとよい。
そして、酸素濃度が0.1〜5%の範囲内の所定の濃度になった際のアルゴンガスの流量及び酸素の流量を取得する。アルゴンガスの流量は、アルゴンガス供給ライン16に設けられた流量計(図示せず)により取得する。酸素の流量は、酸化性ガス供給ライン17に設けられた流量計(図示せず)により取得する。
これにより、回転ツール用ホルダ31に固定された回転ツール32も所定の回転数でA方向に回転する。回転ツール32の回転数は、例えば、300〜600rpm(1分間の回転数)の範囲内とすることができる。
このように、ダミー用の被接合部材を用いて、接合工程と後述するシールドガス供給工程とを数回程度繰り返し行なうことで、プローブ42の表面状態が安定するため、その後に実施する被接合部材25,26を接合状態のばらつきを小さくすることができる。
したがって、インターバル時において、接合工程と同じ回転速度で回転するプローブ42に供給するシールドガスに含まれる酸化性ガスの濃度は、例えば、プローブ42の周囲において、0.1〜5%の範囲内にするとよい。
これにより、プローブ42の周囲におけるシールドガスに含まれる酸素の濃度が、0.1〜5%の範囲内の所定の濃度となるように、精度良く制御することができる。
そして、シールドガス供給ライン22及び環状空間34を介して、プローブ42に、シールドガス供給源21で生成されたシールドガスを連続的に供給する(シールドガス供給工程)。
このとき、プローブ42には、プローブ42の周囲における酸化性ガスの濃度が0.1〜5%の範囲内の所定の濃度となるように、主成分となるアルゴンガス、及び酸素を含むシールドガスが供給され、プローブ42の表面が僅かに酸化される。
これにより、複数のシールドガス供給工程を行った際、各シールドガス供給工程間におけるプローブ42の近傍の酸素濃度のばらつきを小さくすることが可能となるので、プローブ42の表面の酸化状態の再現性を高めることができる。
そして、複数の接合領域の全ての接合が完了するまで、上記接合工程と、シールドガス供給工程と、を順次繰り返し行う。
シールドガスの主成分となるガスとしては、例えば、アルゴンガスまたは窒素ガスを用いることができる。また、シールドガスに含まれる酸化性ガスとしては、例えば、酸素または二酸化炭素を用いることができる。
これにより、接合工程時において、プローブ42に与える負荷を小さくすることが可能となるので、鉄を主成分とした合金よりなる被接合部材25,26を摩擦攪拌接合させる際に使用する回転ツール32の寿命を長くすることができる。
図3は、第2の実施の形態に係る摩擦攪拌接合装置の概略構成を模式的に示す系統図であると共に、摩擦攪拌接合装置が2つの被接合部材を摩擦攪拌接合している状態を模式的に示す図である。
図4は、第2の実施の形態に係る摩擦攪拌接合装置の概略構成を模式的に示す系統図であると共に、接合工程間に設けられたインターバル時における摩擦攪拌接合装置の状態を模式的に示す図である。
図3及び図4において、図1及び図2に示す第1の実施の形態の摩擦攪拌接合装置10と同一構成部分には、同一符号を付す。また、図4において、図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
回転ツール54は、隔壁33内にプローブ42を完全に収容させた状態で、シールドガス供給用ノズル52から導出されるシールドガスをプローブ42に供給できるように、下端部に面取り部を有すること以外は、第1の実施の形態で説明した回転ツール32と同様に構成される。
シールドガス供給用ノズル52は、その一端がシールドガス供給ライン22の他端と接続され、他端であるシールドガス供給口52Aがプローブ42と対向するように配置されている。
また、プローブ42の近傍にシールドガス供給口52Aを配置することで、第1の実施の形態の摩擦攪拌接合装置10を用いた場合よりも少ないシールドガスの供給量で、プローブ42の表面全体を酸化させることができる。
<比較例1>
試験例1では、比較例1として、図1及び図2に示す摩擦攪拌接合装置10を用いて、被接合部材25,26を点接合する接合工程(図1に示す状態)と、該接合工程後のインターバル時に、プローブ42にシールドガスEを供給するシールドガス供給工程と、を交互に行うことで、10点の点接合を行うと共に、この期間のプローブ42の回転トルクを測定した。
比較例1では、回転プローブ32の材料として、WC−9%Niを用いた。円柱形状とされたショルダ41の外径は、12mmとした。円柱形状とされたプローブ42の外径は、4mmとした。回転プローブ32としては、試験の初期において、表面が酸化されていないものを用いた。
被接合部材25,26としては、厚さ3.2mmのSPHC(熱間圧延軟鋼板)を用いた。
上記条件を用いて、接合工程と、シールドガス供給工程と、を繰り返し行った際の時間(sec)に対するプローブ42の回転トルクの推移を図5に示す。
図5では、横軸が時間(sec)、右側の縦軸が荷重(kg)、左側の縦軸がプローブ42の回転トルク(kg・m)の目盛になっている。
なお、図5に示す荷重の値が、回転ツール32を押圧する荷重である1200kgよりも小さい値で計測された理由としては、荷重制御をする際のサンプリング間隔に比べ、本測定のサンプリング間隔が長いためと考えられる。
つまり、荷重は1200kgになった瞬間低減するのに対し、測定のサンプリング間隔が長いため、瞬時の最大値の測定に追従できていないものと思われる。
次いで、試験例1では、実施例1として、図1及び図2に示す摩擦攪拌接合装置10を用いて、被接合部材25,26を点接合する接合工程(図1に示す状態)と、該接合工程後のインターバル時に、プローブ42にシールドガスFを供給するシールドガス供給工程と、を交互に行うことで、9点の点接合を行うと共に、この期間のプローブ42の回転トルクを測定した。
実施例1では、プローブ42の周囲において、5%の酸素濃度とされたシールドガスF(主成分がアルゴンガス)を用いた。
実施例1では、東レエンジニアリング株式会社製のジリコニア式酸素濃度計(非接触式の酸素濃度計)を用いて、シールドガスFに含まれる酸素濃度を測定した。
図6では、横軸が時間(sec)、右側の縦軸が荷重(kg)、左側の縦軸がプローブ42の回転トルク(kg・m)の目盛になっている。
なお、図6に示す荷重の値が、回転ツール32を押圧する荷重である1200kgよりも小さい値で計測された理由としては、荷重制御をする際のサンプリング間隔に比べ、本測定のサンプリング間隔が長いためと考えられる。
つまり、荷重は1200kgになった瞬間低減するのに対し、測定のサンプリング間隔が長いため、瞬時の最大値の測定に追従できていないものと思われる。
次いで、試験例1では、参考例として、プローブ42の表面を酸化させたものを準備し、これを用いて、比較例1と同じ条件で、試験を行った。
この条件を用いて、接合工程と、シールドガス供給工程と、を繰り返し行った際の時間(sec)に対するプローブ42の回転トルクの推移を図7に示す。
図5参照するに、表面が酸化されていないプローブ42を用いて試験を行った比較例1のプローブ42の回転トルクは、4.3〜4.5kg・mであった。
図6参照するに、表面が酸化されていないプローブ42を用いて試験を行った実施例1のプローブ42の回転トルクは、3.0〜3.8kg・mであり、比較例1の回転トルクよりも低い値となった。
また、図6から、3点目以降において、プローブ42の回転トルクが安定することが分かった。このことから、2点目の接合までは、ダミー用の被接合部材で接合を行い、3点目以降に製品となる被接合部材25,26の接合を行うと、安定した回転トルクで接合ができると推測される。
試験例2では、図1及び図2に示す摩擦攪拌接合装置10を用いて、シールドガスに含まれる酸素濃度を変化させた際のプローブ42の回転トルクの最大値を測定した。この結果を図8に示す。
また、プローブ42の回転トルクの最大値を3.5kg・m以下にするためには、酸素濃度を0.1%以上にする必要があることが確認できた。
試験例3では、比較例2として、比較例1で説明した被接合部材25,26を、比較例1の条件で点接合させ、シールドガス供給工程において、プローブ42の周囲において15ppmの濃度の酸素を含むシールドガス(主成分がアルゴンガス)を用いたときの、接合部の裏ビードの写真を撮影した。
図9は、比較例2及び実施例2の裏ビードの写真、接合時のプローブの回転トルク、及びプローブの周囲におけるシールドガスを示す図である。
これは、酸素濃度が高いことで、プローブ42と被接合部材25,26との間のすべりが良くなり、撹拌量が増加したためと推測される。
一方、酸素濃度が15ppmとされた比較例2の裏ビードの写真からは、実施例2のような十分な溶け込みは確認できなかった。
試験例4では、被接合部材25,26として、硬度の高いSUS304(厚さ3mm)を用いて、酸素濃度を変化させて、加速試験を行った。
酸素濃度以外の条件は、先に説明した比較例1の試験条件と同じ条件を用いた。この結果を図10に示す。
一方、酸素濃度が高い(例えば、5%よりも高い)と、プローブ42の表面における酸化が進行しすぎるため、靱性が低下し、プローブ42が破断してしまうことが確認できた。
Claims (10)
- 回転ツールを構成するプローブを所定の回転速度で回転させた状態で、鉄を主成分とする合金よりなる被接合部材に圧入させることで、該被接合部材を接合させる接合工程と、
前記接合工程後から次の接合工程を実施するまでの期間であるインターバル時に、前記被接合部材から前記プローブを離間させるとともに、前記プローブが外気に直接触れない状態で、前記所定の回転速度で回転する該プローブの周囲における酸化性ガスの濃度が0.1〜5%の範囲内となるように、主成分であるアルゴンガスまたは窒素、及び前記酸化性ガスを含むシールドガスを連続的に供給するシールドガス供給工程と、
を有することを特徴とする摩擦攪拌接合方法。 - 前記接合工程と、前記シールドガス供給工程と、を順次繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の摩擦攪拌接合方法。
- 前記シールドガス供給工程では、筒状とされた隔壁内に前記プローブを収容させた状態で、該プローブに前記シールドガスを供給させることを特徴とする請求項1または2記載の摩擦攪拌接合方法。
- 前記酸化性ガスとして、酸素または二酸化炭素であることを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか1項記載の摩擦攪拌接合方法。
- 前記回転ツールの材料として、タングステンカーバイドを用いることを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか1項記載の摩擦攪拌接合方法。
- 前記シールドガス供給工程では、前記プローブにシールドガス供給口が対向するように配置されたシールドガス供給ノズルを介して、前記プローブに前記シールドガスを供給することを特徴とする請求項1ないし5のうち、いずれか1項記載の摩擦攪拌接合方法。
- 回転ツールを構成するプローブを所定の回転速度で回転させた状態で、鉄を主成分とする合金よりなる被接合部材に圧入させることで、該被接合部材を接合させる摩擦攪拌接合装置であって、
ショルダ、及び該ショルダの一面から突出する前記プローブを含む前記回転ツールと、
前記回転ツールを収容する筒状の隔壁と、
前記隔壁の延在方向に対して、該隔壁を移動させる隔壁移動部と、
前記プローブの周囲における酸化性ガスの濃度が0.1〜5%の範囲内となるように、前記プローブに、主成分であるアルゴンガスまたは窒素、及び前記酸化性ガスを含むシールドガスを供給するシールドガス供給源と、
前記シールドガス供給源と接続され、前記回転ツールと前記隔壁との間に形成される環状空間を介して、前記プローブに、前記シールドガスを連続的に供給するシールドガス供給ラインと、
を有することを特徴とする摩擦攪拌接合装置。 - 一端が前記シールドガス供給ラインと接続され、他端であるシールドガス供給口が前記プローブに対向するように配置されたシールドガス供給用ノズルを有することを特徴とする請求項7記載の摩擦攪拌接合装置。
- 前記酸化性ガスは、酸素または二酸化炭素であることを特徴とする請求項7または8記載の摩擦攪拌接合装置。
- 前記回転ツールの材料として、タングステンカーバイドを用いることを特徴とする請求項7ないし9のうち、いずれか1項記載の摩擦攪拌接合装置。
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