JP6350888B2 - 衝撃吸収機構付きドアストッパー - Google Patents

Description

本発明は衝撃吸収機構付きドアストッパーに関するものである。

従来の建築工事におけて自閉式引き戸及び折れ戸のドアストッパーを後から取付ける場合は、時間と費用をかけて専門の職人が上部自閉装置に正規のストッパーを取付ける方法が用いられている。

特許第５９９０８５６号

従来は次のような欠点があった。
自閉式引き戸及び折れ戸のドアストッパーを取付ける場合、正規のストッパー部材や専門の職人が必要となり、長い取付け時間、高い材料費及び高い取付け費用が必要である。
また、特許文献１の後付けドアストッパーは、引戸と引戸枠に取付けた発明部材が扉の開閉時に生じる衝撃で落下する可能性があった。
本発明は、以上のような従来の欠点を鑑み、誰でも取付けが簡単に出来、衝撃吸収機構を付ける事により発明部材の落下を防止する衝撃吸収機構付きドアストッパーを提供してコストダウンと取付け作業効率の向上を目的としている。

上記目的を達成するために、本発明は二つの部材で構成されていて、第一の部材は磁力の強い永久磁石（登録商標）と衝撃吸収機構を備えている部材で、第二の部材はＬ型の形状をして第一の部材の永久磁石よりも磁力の弱い永久磁石を備えている部材で、第一の部材が土台となり、その上に第二の部材が載って第一の部材の上を滑って前後に動く事により扉を閉めた時に扉が跳ね返ってくる衝撃吸収機構を発揮する事を特徴とし、磁力の強弱の使い分けは第一の部材は扉面に取付けて、扉の開閉時に生じる力で第一の部材が外れないように磁力の強い永久磁石で取付け、第二の部材は建具枠面に使用され、扉の開閉時に生じる力で第一の部材が外れる前に、第一の部材に使用されている永久磁石よりも磁力の弱いが使用されているために建具枠面から外れる衝撃吸収機構付きドアストッパー。

以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
（１）建物の設計時にはドアストッパー機能がない自閉式建具を考えていたが、使用状況の変化によってドアストッパー機能が必要となった場合、専門の職人でなく誰でも後付けでも簡単にドアストッパー機能が取付ける事ができる。
（２）着脱が簡単なため、ドアストッパー機能の復旧・撤去が簡単に選択できる。
（３）特別な部材や技術が不要なため、安価に製作できてコストダウンになる。
（４）引戸を閉めた時に戸袋となる引込み口にある指爪防止ゴムに磁石が当たらないように磁石の寸法を小さくしている部分があるために鉄製建具枠に磁石面が斜めに傾かずに引っ付く。

は磁力の強い永久磁石（登録商標）と衝撃吸収機構を備えた、引き戸の鋼製建具面に取付けられて土台となる部材を上から見た見下げ図 は［図１］をイーイで切った断面図 は［図１］をローロで切った断面図 は本発明［図１］の斜視図 は磁力の強い永久磁石と衝撃吸収機構を備えている土台となる部材の斜視図 は［図５］の永久磁石よりも磁力の弱い永久磁石を備え、［図５］の上を滑って前後に動いて衝撃吸収機構を発揮する部材の斜視図 は上記［図５］の上に［図６］が載って［図５］の上を滑り前後に動いて衝撃吸収機構を発揮するイメージ図 は鉄製引き戸に発明品を取付けた時の斜視図 は鉄製引き戸の建具面に本発明品を取付けて動いた時のイメージ図 は磁力の強い永久磁石（登録商標）と衝撃吸収機構となる衝撃を吸収する低反発部材を備え、引戸を閉めた時の衝撃で本発明の本体（符号１−１及び符号２−１）が外れても下に落ちずに途中で止まる符号２−１の部材に取付ける発明品の落下防止部材がある引き戸の鋼製建具面に取付けられて土台となる部材を上から見た見下げ図 は［図１０］をハーハで切った断面図 は引戸を閉めた時に符号２−１が動いて衝撃吸収機構となる衝撃を吸収する低反発部材部分の詳細図 は［図１０］をニーニで切った断面図 は符号１−１の土台の上に乗り、前後に動く部材が円滑に動くようにするための硬質部材部分の詳細図 は本発明［図１０］の斜視図 は符号１−１に硬質部材を取付けた磁力の強い永久磁石と衝撃吸収機構を備えている土台となる部材に落下防止部材を取付けた斜視図 は［図１４］の永久磁石よりも磁力の弱い永久磁石を備え、［図５］の上を滑って前後に動いて衝撃を吸収する低反発部材で衝撃吸収機構を発揮する部材に落下防止部材を取付けた斜視図 は上記［図１４］の上に［図１５］が載って［図１４］の上を滑り前後に動いて衝撃吸収機構を発揮するイメージ図 は鉄製引き戸に発明品［図１０］を取付けた時の斜視図 は鉄製引き戸の建具面に本発明品［図１０］を取付けて動いた時のイメージ図

以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。

図７は磁力の強い永久磁石と衝撃吸収機構を備えた土台となる部材の上に、Ｌ型の形をした磁力の弱い永久磁石を取付けた部材が前後に動く機構を有し、扉を開けた時に建具枠に当たり跳ね返った時の衝撃を吸収する。

図９、図１８は扉に取付けている（左側の点線）本発明が扉を開けてＬ型の永久磁石の部分が建具枠に付いた状態になり扉を閉じようとする力を止めて後付のドアストッパーの機能を有し、人の力で永久磁石の磁力よりも強い力で引張った場合に扉が永久磁石から解放される機能を有する利用方法で、図１８に関しては本発明の落下防止部材がついている。

１−１ 磁力の強い永久磁石（登録商標）と衝撃吸収機構を備えた、引き戸の鋼製建具面
に取付けられて土台となる部材
１−２ 引戸の建具面に取付ける磁力の強い永久磁石
１−３ 符号１−１の土台の上に乗り、前後に動く部材が円滑に動くようにするための硬
質部材
２−１ 符号１−１の土台の上に乗り、前後に動く部材
２−２ 引戸の建具枠面に引っ付く磁力の弱い永久磁石
２−３ 引戸を閉めた時に戸袋となる引込み口にある指詰め防止ゴムに符号２−２の磁石
が当たらないように磁石の寸法を小さくしている部分
２−４ 引戸を閉めた時に符号２−１が動いて衝撃を吸収する低反発部材
３−１ 引戸を閉めた時の衝撃で本発明の本体（符号１−１及び符号２−１） が外れて
も途中で止まる為に符号２−１の部材に取付ける輪っか部分
３−２ 引戸を閉めた時の衝撃で、本発明の本体となる符号１−１及び符号２−１が外れ
ても途中で止まるように引戸の鉄製建具面（本発明対象外）に取付けるアイプレ
ート（登録商標）
３−３ 符号３−１と符号３−２を繋ぐロープ
４ 符号１−１の土台を一部透視した部分
５ 符号２−１の部材全体が前後に動くようにするための隙間
６ 符号２−１の動く部材が前後に移動する方向
７ 符号２−１が動いて衝撃を吸収する寸法
８ 本発明品の簡略図
９ 本発明品が鉄製建具面（扉）に取り付いて左右にが動く方向
１０ 引戸の鉄製建具枠（本発明対象外）
１１ 引戸の鉄製建具面（本発明対象外）
１２ 引き戸における上枠のガイド部分（本発明対象外）

Claims (2)

1. 本発明は二つの部材で構成されていて、第一の部材は磁力の強い永久磁石と衝撃吸収機構を備えている部材で、第二の部材はＬ型の形状をして第一の部材の永久磁石よりも磁力の弱い永久磁石を備えている部材で、第一の部材が土台となり、その上に第二の部材が載って第一の部材の上を滑って前後に動く事により扉を閉めた時に扉が跳ね返ってくる衝撃吸収機構を発揮する事を特徴とし、磁力の強弱の使い分けは第一の部材は扉面に取付けて、扉の開閉時に生じる力で第一の部材が外れないように磁力の強い永久磁石で取付け、第二の部材は建具枠面に使用され、扉の開閉時に生じる力で第一の部材が外れる前に、第一の部材に使用されている永久磁石よりも磁力の弱い永久磁石が使用されているために建具枠面から外れる衝撃吸収機構付き後付けドアストッパー。
2. 本発明は二つの部材で構成されていて、第一の部材に磁力の強い永久磁石と衝撃吸収機構を備えている部材で、第二の部材はＬ型の形状をして第一の部材の永久磁石よりも磁力の弱い永久磁石を備えている部材で、第一の部材が土台となり、その上に第二の部材が載って第一の部材の上を滑って前後に動く事により扉を閉めた時に扉が跳ね返ってくる衝撃吸収機構を発揮する事を特徴とする衝撃吸収機構付き後付けドアストッパーにおいて、各々の機構を補助する部材として第一の部材には第二の部材が前後に円滑に動くようにするための硬質部材を配置、第二の部材には第一の部材が引戸を閉めた時の衝撃を吸収する低反発部材を配置、当該衝撃に磁力が耐えきれずに前記衝撃吸収機構付き後付きドアストッパーが落下するのを防止するために扉と前記衝撃吸収機構付き後付けドアストッパーをロープで繋いだ部材を配置し、第一の部材と第二の部材がスムーズに動くようにするために磁力の強弱の使い分けは第一の部材は扉面に取付けて、扉の開閉時に生じる力で第一の部材が外れないように磁力の強い永久磁石で取付け、第二の部材は建具枠面に使用され、扉の開閉時に生じる力で第一の部材が外れる前に、第一の部材に使用されている永久磁石よりも磁力の弱い永久磁石が使用されているために建具枠面から外れる衝撃吸収機構付き後付けドアストッパー。

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