JP6350572B2 - デファレンシャル装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するための軸受部材と、
を備えたデファレンシャル装置の製造方法であって、
反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記ドライブギヤは前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されており、
前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部における反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップする空間部分を前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に型抜きする型抜き工程と、
前記型抜き工程の後、型抜きされた前記空間部分を閉塞する閉塞部材を取り付ける閉塞工程とを有する
ことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、
デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するためのデフギヤケース用軸受部材と、
を備えたデファレンシャル装置の製造方法であって、
反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記ドライブギヤは前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されており、
前記デフドライブシャフトの軸心方向に型抜きされて前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部を含む内面を形成する型と、前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に型開きされて前記第1ハウジングの外面を形成するスライドコアとを用い、前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部における反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップする空間部分を前記スライドコアによって型抜きする型抜き工程を有する
ことを特徴とする。
前記型抜き工程の後、前記デフドライブシャフト及び前記ドライブギヤを前記第1ハウジングにおける前記第2ハウジング側の開口から前記デフドライブシャフトの前記軸心方向に対して傾斜させた状態で前記第1ハウジングに組み付けるドライブシャフト組付工程を有する
ことを特徴とする。
前記ドライブシャフト組付工程の後、前記デフドライブシャフトを前記第1ハウジングによって回転自在に支持するためのドライブシャフト用軸受部材を、前記第1ハウジングにおける前記第2ハウジングとは反対側の開口から組み付ける軸受組付工程を有する
ことを特徴とする。
前記軸受組付工程の後、前記デフギヤケース用軸受部材が予め組み付けられた前記デフギヤケースを前記第1ハウジングに組み付けるデフケース組付工程と、
前記第2ハウジングを前記第1ハウジングに組み付けるハウジング組付工程と、を有する
ことを特徴とする。
前記型抜き工程の後、型抜きされた前記空間部分を閉塞する閉塞部材を取り付ける閉塞工程を更に有する
ことを特徴とする。
デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するためのデフギヤケース用軸受部材と、を備えたデファレンシャル装置であって、
反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記ドライブギヤは前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されており、
前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部における反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップする空間部分は、前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に型抜きされていると共に、
型抜きされた前記空間部分は、閉塞部材によって閉塞されていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、
デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するためのデフギヤケース用軸受部材と、を備えたデファレンシャル装置であって、
前記第1ハウジングのドライブギヤ収容部は、前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に貫通する貫通孔を介して外部に連通され、
前記ドライブギヤは、一部が前記貫通孔の内部に入り込んで収容されて、反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されていることを特徴とする。
また、型抜き工程後、型抜きされた空間部分を閉塞する閉塞部材を取り付けるので、デファレンシャル装置内に貯留されたオイルが外部へ流出するのを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、反ドリブンギヤ側の軸受部材とドライブギヤはデフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されており、デフドライブシャフトの軸心方向に型抜きされて第1ハウジングのドライブギヤ収容部を含む内面を形成する型と、デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に型開きされて第1ハウジングの外面を形成するスライドコアとを用い、第1ハウジングのドライブギヤ収容部における反ドリブンギヤ側の軸受部材とデフギヤケースの軸心方向にオーバーラップする空間部分をスライドコアによって型抜きすることができる。
また、請求項8に記載の発明であるデファレンシャル装置によれば、上述の請求項2に記載の発明であるデファレンシャル装置の製造方法と同様の効果を奏することができる。
10 ハウジング
11 デフキャリヤ(第1ハウジング)
11a ドライブギヤ収容部
11b 側面貫通孔
12 リアカバー(第2ハウジング)
13 閉塞部材
21 ドライブシャフト
22 ドライブギヤ
23 ドライブシャフト用軸受部材
31 ドリブンギヤ
32 デフギヤケース
38、39 デフギヤケース用軸受部材
Claims (8)
- デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するためのデフギヤケース用軸受部材と、
を備えたデファレンシャル装置の製造方法であって、
反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記ドライブギヤは前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されており、
前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部における反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップする空間部分を前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に型抜きする型抜き工程と、
前記型抜き工程の後、型抜きされた前記空間部分を閉塞する閉塞部材を取り付ける閉塞工程とを有する
ことを特徴とするデファレンシャル装置の製造方法。 - デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するためのデフギヤケース用軸受部材と、
を備えたデファレンシャル装置の製造方法であって、
反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記ドライブギヤは前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されており、
前記デフドライブシャフトの軸心方向に型抜きされて前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部を含む内面を形成する型と、前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に型開きされて前記第1ハウジングの外面を形成するスライドコアとを用い、前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部における反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップする空間部分を前記スライドコアによって型抜きする型抜き工程を有することを特徴とするデファレンシャル装置の製造方法。 - 前記型抜き工程の後、前記デフドライブシャフト及び前記ドライブギヤを前記第1ハウジングにおける前記第2ハウジング側の開口から前記デフドライブシャフトの前記軸心方向に対して傾斜させた状態で前記第1ハウジングに組み付けるドライブシャフト組付工程を有する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデファレンシャル装置の製造方法。 - 前記ドライブシャフト組付工程の後、前記デフドライブシャフトを前記第1ハウジングによって回転自在に支持するためのドライブシャフト用軸受部材を、前記第1ハウジングにおける前記第2ハウジングとは反対側の開口から組み付ける軸受組付工程を有する
ことを特徴とする請求項3に記載のデファレンシャル装置の製造方法。 - 前記軸受組付工程の後、前記デフギヤケース用軸受部材が予め組み付けられた前記デフギヤケースを前記第1ハウジングに組み付けるデフケース組付工程と、
前記第2ハウジングを前記第1ハウジングに組み付けるハウジング組付工程と、を有する
ことを特徴とする請求項4に記載のデファレンシャル装置の製造方法。 - 前記型抜き工程の後、型抜きされた前記空間部分を閉塞する閉塞部材を取り付ける閉塞工程を更に有する
ことを特徴とする請求項2に記載のデファレンシャル装置の製造方法。 - デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するためのデフギヤケース用軸受部材と、を備えたデファレンシャル装置であって、
反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記ドライブギヤは前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されており、
前記第1ハウジングの前記ドライブギヤ収容部における反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップする空間部分は、前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に型抜きされていると共に、
型抜きされた前記空間部分は、閉塞部材によって閉塞されていることを特徴とするデファレンシャル装置。 - デフギヤケースを回転自在に支持する支持部位において第1ハウジング及び第2ハウジングに分割された構造を有するハウジングと、
前記第1ハウジングにおいてデフドライブシャフトの一端に設けられたドライブギヤを収容するドライブギヤ収容部と、
前記ドライブギヤに噛合うドリブンギヤに設けられた前記デフギヤケースと、
該デフギヤケースを前記第1及び第2ハウジングによって回転自在に支持するためのデフギヤケース用軸受部材と、を備えたデファレンシャル装置であって、
前記第1ハウジングのドライブギヤ収容部は、前記デフドライブシャフトの軸心方向に対して垂直方向に貫通する貫通孔を介して外部に連通され、
前記ドライブギヤは、一部が前記貫通孔の内部に入り込んで収容されて、反ドリブンギヤ側の前記軸受部材と前記デフギヤケースの軸心方向にオーバーラップして配置されていることを特徴とするデファレンシャル装置。
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JP2016064544A JP6350572B2 (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | デファレンシャル装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016064544A JP6350572B2 (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | デファレンシャル装置及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017180540A JP2017180540A (ja) | 2017-10-05 |
JP6350572B2 true JP6350572B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=60006809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016064544A Active JP6350572B2 (ja) | 2016-03-28 | 2016-03-28 | デファレンシャル装置及びその製造方法 |
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JP2008121778A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-05-29 | Aisin Aw Co Ltd | トランスミッションケース |
JP2013160290A (ja) * | 2012-02-03 | 2013-08-19 | Showa Corp | 終減速装置の組立方法及び治具 |
JP2015224654A (ja) * | 2014-05-26 | 2015-12-14 | 株式会社ショーワ | 差動装置 |
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2016
- 2016-03-28 JP JP2016064544A patent/JP6350572B2/ja active Active
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