JP6346594B2 - Ip網加入者収容装置制御システム、その制御方法およびそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、装置間冗長機能を備えるIP網の加入者収容装置への設定や制御を行うIP網加入者収容装置制御システム、その制御方法およびそのプログラムに関する。
従来、IP網の通信システムは、図21に示すように、構成されている。図21に、従来のIP網の通信システムの構成を示す。
IP網の通信システムは、上位側から、NMS(Network Management System)101とEMS(Element Management System)102と加入者収容装置103と、終端装置104とを備え構成されている。
加入者収容装置103は、例えば、エッジルータである。終端装置104は、IP網の加入者のパソコンやIP電話やホームゲートウェイである。
オペレータp100は、NMS101にアクセスすることで、EMS102を介して、加入者収容装置103への設定や制御を遂行する。
図22に、加入者収容装置を現用から予備に切り替える状態を示す。
IP網の加入者収容装置103には、故障時等の異常時に代替の装置に切り替える装置間冗長機能(103a、103b)を具備する装置がある。図22に示すように、現用の当該加入者収容装置103aの故障時は、加入者間の通信を正常に行うため異なる予備の加入者収容装置103bに切り替えを実施する。
上述の加入者収容装置103の切替は、加入者収容装置103への制御であるため、加入者収容装置103に対する設定・制御を担うEMS102によって実施される。これにより、通常使用する加入者収容装置103aが故障した場合にも、加入者の通信が滞りなく遂行される。
図23(a)に1+1装置間冗長方式の構成を示し、図23(b)にN+m装置間冗長方式の構成を示す。なお、Nは2以上の自然数であり、mは1以上の自然数である。
装置間冗長の方式としては、図23(a)に示すように、1+1装置間冗長方式が実現されている。装置間冗長の方式は、予備装置103dは1つの現用装置103cの予備となる。
しかし、1+1装置間冗長方式では、現用設備と予備設備とが1:1に対応するため、常に現用設備と同量の予備設備が必要であり、高コストである。そこで、図23(b)に示すように、予備設備を複数の現用設備と共用するN+m冗長化方式が実現されている。N+m冗長化方式では、予備装置103dは複数の現用装置103cの予備となる。
図24(a)に1+1装置間冗長の場合の通常運用中のオペレーション業務を示し、図24(b)にN+m装置間冗長の場合の予備装置にて運用中のオペレーション業務を示す。
装置間冗長構成をとる加入者収容装置103に対するオペレーション業務を実施する際、業務により下記の業務パターン1、2の2種類に分類される。
業務パターン1としては、加入者収容装置103の切替時に、図24(b)に示す現用の加入者収容装置103c(故障装置)と予備の加入者収容装置103d(新しい現用装置)を異なる装置として認識して実施する必要があるオペレーション業務がある(図24(b)中、(1)で示す)。例えば、装置情報の収集等があり、主に、加入者収容装置103を対象として業務を実施したい場合が当てはまる。
業務パターン2としては、加入者収容装置103cの切替時に、業務実施時点で現用状態の加入者収容装置103d(予備装置)に対し実施する必要があるオペレーション業務がある(図24(b)中、(2)で示す)。例えば、 SO(service order)等があり、主に、加入者収容装置103に収容されているユーザに対して業務を実施したい場合が当てはまる。
また、本願に係る文献公知発明として、特許文献1がある。特許文献1には、L2スイッチが加入者収容装置とこれへの接続を監視し、加入者収容装置が故障した場合には、認証サーバに送信することが記載されている。
特開2012-175199号公報(図3、段落0034、0035等)
ところで、オペレーション(制御/監視コマンド)業務によっては、EMS102から、現在ACT系の加入者収容装置103を狙って、制御/監視コマンドを投入する必要がある。反対に、ACT/SBY状態に関係なく、加入者収容装置103を指定して投入するコマンドがある。なお、ACT状態とは、現在稼動系として運用しており、ユーザトラヒックが流れている状態をいう。また、SBY状態とは、現在待機系として運用しており、ユーザトラヒックが流れていない状態をいう。
現状では、EMS102の上位装置であるNMS101からオペレータp100が制御/監視コマンドを投入する際に、オペレータp100が加入者収容装置103のACT/SBYを把握して、ACT系装置を指定したオペレーションを実施している。
例えば、上述のパターン1の業務において、予備の加入者収容装置103dに切り替わっている状態で、上記の業務パターン2を実施する場合、オペレータp100にてオペレーション業務を実施する対象の加入者収容装置103dを予備の加入者収容装置103のうちから選択する必要がある。そのためには、加入者収容装置103dの切替状態を把握する必要がある。
しかし、オペレーション業務は多岐にわたり、オペレータp100は大人数である。また、加入者収容装置103は数千台規模が想定される。そのため、すべてのオペレータp100が、全ての加入者収容装置103の切替状態を把握し、オペレーション業務ごとに投入先の装置を選択することは困難であり、現実的ではない。
一方、パターン2の業務では、下記の問題がある。
1台の加入者収容装置103には、数万のユーザの収容が想定される。そのため、ある特定のユーザが収容されている加入者収容装置103は、あらかじめ収用計画に沿ってユーザ回線開通時に決定されるが、装置間冗長切替機能によって収容されている加入者収容装置103が変更された場合、ある特定のユーザに対し、収容されている加入者収容装置103を判断する必要がある。
そのためには、全ての加入者収容装置103の切替状態を把握し、ユーザ回線開通時に決定された加入者収容装置103が装置間冗長切替機能によってどの加入者収容装置103に切り替えられたかの経緯を把握する必要がある。しかし、装置間冗長切替が複数回実施された場合を想定すると、ユーザの数が多人数であることから、加入者収容装置103が切り替えられた際のパターン2のオペレーション業務は困難となる。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、装置間冗長切替機能を具備するIP網の加入者収容装置に対し、切り替え状態を把握せずにオペレーション操作を実施可能であるIP網加入者収容装置制御システム、その制御方法およびそのプログラムの提供を目的とする。
前記課題を解決するため、第1の本発明のIP網加入者収容装置制御システムは、現用装置と予備装置との組からなり、冗長構成を持つ加入者収容装置と、前記加入者収容装置への設定と制御を行うEMS装置と、前記EMS装置に対して前記設定と前記制御の内容を指示するNMS装置とを備え、前記EMS装置は、前記加入者収容装置の現用装置または予備装置のいずれかが現在稼働系の加入者収容装置であるかを把握し、前記NMS装置からのMプレーン通信が、現用装置または予備装置への装置間冗長切替によらず前記現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものか、または、装置間冗長切替を隠蔽しない指示された前記加入者収容装置へ投入するものかを、定義する隠蔽有無決定部と、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDと、前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDとを組として持つ装置管理情報とを有し、
前記隠蔽有無決定部の情報により、前記NMS装置からのMプレーン通信が前記現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものであれば、前記装置管理情報を参照して前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDを読み出して、当該Mプレーン通信の宛先情報を、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換え、前記現在稼働系の加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却し、前記NMS装置からのMプレーン通信が装置間冗長切替を隠蔽しない指示された前記加入者収容装置へ投入するものであれば、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDを利用して前記NMS装置向けの加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却している。
第5の本発明のIP網加入者収容装置制御システムの制御方法は、第1の本発明のIP網加入者収容装置制御システムを実現するための制御方法である。
第7の本発明のIP網加入者収容装置制御システムのプログラムは、第5の本発明のIP網加入者収容装置制御システムの制御方法を実現するためのプログラムである。
第1、第5、および第7の本発明によれば、隠蔽有無決定部の情報により、装置管理情報を参照してNMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから現在稼働系の加入者収容装置の装置IDを読み出して、Mプレーン通信の宛先情報を、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換えるので、Mプレーン通信において、オペレータ・NMS装置は切り替え状態を把握せずにオペレーション操作を実施可能となる。そのため、Mプレーン通信において、オペレーションの業務効率を向上できる。
第2の本発明のIP網加入者収容装置制御システムは、現用装置と予備装置との組からなり、冗長構成を持つ加入者収容装置と、前記加入者収容装置への設定と制御を行うEMS装置と、前記EMS装置に対して設定と制御の内容を指示するNMS装置とを備え、前記NMS装置において、Mプレーン通信が、装置間冗長切替を隠蔽し現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものである場合には前記Mプレーン通信に隠蔽要識別情報が設定され、前記EMS装置は、前記加入者収容装置の現用装置または予備装置のいずれかが現在稼働系の加入者収容装置であるかを把握し、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDと、前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDとを組として持つ装置管理情報を有し、前記NMS装置からの前記Mプレーン通信前記隠蔽要識別情報が設定される場合、前記装置管理情報を参照して前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDを読み出して、当該Mプレーン通信の宛先情報を、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換え、前記現在稼働系の加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却し、前記NMS装置からの前記Mプレーン通信に前記隠蔽要識別情報が設定されない場合、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDを利用して前記NMS装置向けの加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却している。
第6の本発明のIP網加入者収容装置制御システムの制御方法は、第2の本発明のIP網加入者収容装置制御システムを実現するための制御方法である。
第7の本発明のIP網加入者収容装置制御システムのプログラムは、第6の本発明のIP網加入者収容装置制御システムの制御方法を実現するためのプログラムである。
第2、第6および第7の本発明によれば、NMS装置における隠蔽要識別情報により、Mプレーン通信の宛先情報を、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換えるので、隠蔽要識別情報によりNMS装置向けの加入者収容装置の装置IDの現在稼働系の加入者収容装置の装置IDへの書き換えを制御できる。従って、Mプレーン通信において、オペレータとNMS装置は切り替え状態を把握せずにオペレーション操作を実施可能となる。そのため、Mプレーン通信において、オペレータによるオペレーションの業務効率を向上できる。
第3の本発明のIP網加入者収容装置制御システムは、第1または第2の本発明において、前記EMS装置は、前記加入者収容装置のIPアドレス、ホスト名を前記現用装置の加入者収容装置の値から前記予備装置の加入者収容装置の値に書き換え、書き換えたコンフィグファイルを当該予備装置の加入者収容装置に送り、装置間冗長切替状態を更新し、L2スイッチにポート閉塞を指示している。
第3の本発明によれば、IP網加入者収容装置制御システムの制御による他の競合する制御への影響を防ぐことができる。
第4の本発明のIP網加入者収容装置制御システムは、第1から第3のうちの何れかの本発明において、前記現用装置または前記予備装置の切替元から切替先へ切替られ、前記切替先から前記切替元へ切替られている。
第4の本発明によれば、現用装置または予備装置の切替元から切替先への制御が容易になる。
本発明によれば、装置間冗長切替機能を具備するIP網の加入者収容装置に対し、切り替え状態を把握せずにオペレーション操作を実施可能であるIP網加入者収容装置制御システム、その制御方法およびそのプログラムを提供することができる。
本発明に係る実施形態1のIP網の通信システムにおけるIP網加入者収容装置制御システムの構成を示す図。 (a)は加入者収容装置を切り替える処理を行う機能ブロック図、(b)は加入者収容装置を切り替える処理の模式図。 (a)、(b)、(c)は、加入者収容装置の故障時、故障回復時、加入者収容装置の故障時(2回目)を示す図。 (a)、(b)、(c)は、加入者収容装置の故障時、故障回復時、加入者収容装置の故障時(2回目)を示す図。 加入者収容装置間の冗長切替隠蔽有りの場合を示す図。 加入者収容装置間の装置間冗長切替隠蔽無しの場合を示す図。 冗長切替隠蔽有無の各場合の切替処理の模式図。 (a)、(b)は隠蔽有無定義SGにより冗長切替隠蔽有りの場合の切替前・後の上位OpS向け装置IDとMEアクセス用装置IDとを示す図。 加入者収容装置間の冗長切替隠蔽状態確認の切替前と切替後のそれぞれのオペレータの確認状況を示す図。 (a)〜(e)に、EMSの装置間冗長切替で想定する装置間冗長切替グループ登録/切替対象装置登録/切替対象装置削除/装置間冗長切替グループ削除/表示の各フローを示す図。 EMSの装置間冗長切替指示の処理フローを示す図。 EMSの装置間冗長切替確認の処理フローを示す図。 装置間冗長切替グループの登録、装置間冗長切替グループの削除、装置間冗長切替グループの表示、切替対象装置の登録、切替対象装置の削除のオペレータが入力するパラメータと各情報の流れを示す図。 装置間冗長切替を実施するに際してのオペレータが入力するパラメータと各情報の流れを示す図。 装置間冗長切替確認を実施するに際してのオペレータが入力するパラメータと各情報の流れを示す図。 装置間冗長切替の確認の画面の一例を示す図。 装置情報DB、装置間冗長切替グループDB、装置間冗長切替対象装置DB、装置間冗長切替ペアDBへのアクセスを示すCRUD図。 通常運用時の上位OpS(NMS)から加入者収容装置へアクセスするルートを示す図。 切替運用時の上位OpS(NMS)から加入者収容装置へアクセスするルートを示す図。 加入者収容装置の切替・切戻時の装置情報DBの情報変更の一例を示す図。 従来のIP網の通信システムの構成を示す図。 加入者収容装置を現用から予備に切り替える状態を示す図。 (a)は1+1装置間冗長方式の構成を示す図、(b)はN+m装置間冗長方式の構成を示す図。 (a)は1+1装置間冗長方式の場合の通常運用中のオペレーション業務を示す図、(b)はN+m装置間冗長方式の場合の通常運用中のオペレーション業務を示す図。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明のIP網加入者収容装置制御システムは、IP網において、現用と予備の冗長構成を持つ加入者収容装置に対するオペレーション処理を容易化するものである。
具体的には、本発明のIP網加入者収容装置制御システムは、装置間冗長切替機能を有する加入者収容装置に対し、切り替え状態を把握せずにオペレータによる操作を可能とするシステムである。
なお、現用の加入者収容装置とは、通常運用時に、現在稼動系として運用しており、ユーザトラヒックが流れている状態(ACT状態)で使用される装置である。また、予備の加入者収容装置とは、現用の加入者収容装置の故障時や工事実施時に現用の加入者収容装置に代わってACT状態で使用される装置である。なお、予備の加入者収容装置は、ACT状態で使用される前、現在待機系として運用しており、ユーザトラヒックが流れていない状態(SBY状態)にある。
本発明は、以下の特徴を有する。
1.EMS(Element Management System)での装置間切り替えを隠蔽する。
2.下記の実施形態1〜3では、Mプレーン通信のみを対象とする。Mプレーン通信とは、IP網の保守やトラヒック状態の管理などの運用に関する通信、たとえば加入者収容装置3に対する設定や制御を遂行するための通信である。 Cプレーン通信、Uプレーン通信は対象外とする。
そのため、以下説明する通信は、Mプレーン通信に係るものである。
なお、Cプレーン通信とは、IP端末とIP網との間で呼やコネクションの設定、開放等に関する制御情報を扱う通信である。 Uプレーン通信とは、IP網端末がIP網を介してユーザ情報を送受するための通信である。Uプレーン通信は、上位層プロトコルデータやアプリケーションデータの送受を行うために用いられる。
3.OpS(0pereation System)を契機とする装置間冗長切替を対象とする。
4.装置間冗長切替機能を有する加入者収容装置自律での装置間冗長切替も対象とする。
5.Mプレーン通信の宛先IPアドレスと、EMS内の装置情報DBと、EMS内の切替管理DBを突合わせ、宛先IPアドレスが装置間冗長機能によって切り替えられた加入者収容装置の場合は、切替先の加入者収容装置にMプレーン通信の宛先IPアドレスを書き換える。
<<実施形態1>>
図1に、本発明に係る実施形態1のIP網の通信システムにおけるIP網加入者収容装置制御システムの構成を示す。
IP網の通信システムに含まれる実施形態1のIP網加入者収容装置制御システムSは、上位側から、NMS(Network Management System)1とEMS2と加入者収容装置3と、終端装置4とを備え構成されている。
終端装置4は、IP網の加入者のパソコンやIP電話やホームゲートウェイである。
加入者収容装置3は、例えば、エッジルータであり、IP網の加入者の情報が収容される。
EMS2は、IP網の加入者収容装置3に対して、設定または/および制御を実施する装置である。
NMS1は、EMS2に対し、設定または/および制御の内容を指示する装置である。
オペレータは、NMS1にアクセスしてNMS1を用いて、加入者収容装置3に対する設定や制御内容を入力して実行する。
IP網加入者収容装置制御システムSの機能は、IP網加入者収容装置制御システムSのためのプログラムが実行されることにより具現化される。
実施形態1のIP網加入者収容装置制御システムSは、IPアドレスの書き換えの対象をEMS2にて設定可能である。
書き換え対象としてEMS2に設定されてる業務に対するMプレーン通信は、宛先IPアドレスが書き換えられる。例えば、加入者収容装置3に収容される加入者の端末に対するものである。装置間冗長切替機能によって収容されている加入者収容装置3が変更される場合、オペレータpは、ある特定のユーザに対し、収容されている加入者収容装置3を判断する必要があるからである。
なお、書き換え対象としてEMS2に設定されていない業務に対するMプレーン通信は、当然ながら宛先IPアドレスが書き換えられない 。
装置間冗長機能を具備しない加入者収容装置3に対するMプレーン通信は、加入者収容装置3を切り替えないので宛先IPアドレスを書き換えない。また、装置間冗長切替を実施していない加入者収容装置3に対するMプレーン通信は、宛先IPアドレスを書き換えない。
<EMS2における隠蔽方式>
EMS2で加入者収容装置3の切り替え情報は隠蔽することとする。
実施形態1のIP網加入者収容装置制御システムSでは、NMS1に格納される図示しない顧客DB、設備DB内の加入者回線〜加入者収容装置間の括り付けがあり、加入者収容装置3への加入者回線の収容は、SOにより加入者収容装置3に投入され、加入者収容装置3内に保持されることが前提となる。
EMS2で切り替え前の加入者収容装置3と切替先の加入者収容装置3の組み合わせを管理し、切り替え前の加入者収容装置3に対するアクセスを受けると切り替え先の加入者収容装置3に対してアクセスを実施する。
<加入者収容装置3間の冗長切替グループとデータ保持>
図2(a)に、加入者収容装置を切り替える処理を行う機能ブロック図を示し、図2(b)に、加入者収容装置を切り替える処理の模式図を示す。
NMS1は、切替制御ツール1aと切替制御DB1bとを有している。
EMS2は、装置管理機能部2aと装置情報DB2bと装置間冗長切替グループDB2cと装置間冗長切替対象装置DB2dと装置間冗長切替ペアDB2eとを有している。
加入者収容装置3間の冗長切替に関する原本情報はEMS2の装置情報DB2b、装置間冗長切替グループDB2c、装置間冗長切替対象装置DB2d、および装置間冗長切替ペアDB2eで管理される。
表1に、装置情報DB2bのレコードを示す。
Figure 0006346594
装置情報DB2bは、加入者収容装置3個別の管理情報をもつDBである。
装置情報DB2bは、上位OpS向け装置ID2b1、MEアクセス用装置ID 2b2、……等をデータとしてもつ。
上位OpS向け装置ID2b1は、 上位OpS(Operation System)のNMS1が管理する加入者収容装置3を識別する識別情報である。 上位OpS向け装置ID2b1は、上位OpSが認識している装置IDであり、上位OpSとのインターフェースではこれにより加入者収容装置3を特定する。
MEアクセス用装置ID 2b2は、加入者収容装置3の切替状態により、EMS2で接続先を読替える場合の読替え後の加入者収容装置3のIDである。
上位OpSのNMS1が意識するのは上位OpS向け装置ID2b1のみであり、 MEアクセス用装置ID2b2はこれからアクセスされるEMS2内でのみ使用される。
上位OpS(NMS1)は加入者収容装置3の切替状態を意識しない。
表2に、装置間冗長切替グループDB2cのレコードを示す。
Figure 0006346594
装置間冗長切替グループDB2cは、管理対象の加入者収容装置3のなかから、切替可能な加入者収容装置3をグルーピングした情報をもつ。
装置間冗長切替グループDB2cは、上位OpS向け装置ID2c1、装置間冗長切替グループID 2c2、……等をデータとしてもつ。
上位OpS向け装置ID2c1は、 上位OpSのNMS1が管理する加入者収容装置3を識別する識別情報である。
装置間冗長切替グループID 2c2は、現用の加入者収容装置3の装置群と異常時に切り替えられる予備の加入者収容装置3の装置群とを含むグループの識別情報である。
NMS1の切替制御ツール1aは、原本情報は保持しない。加入者収容装置3間の冗長切替のインプット情報は、オペレータpによる入力およびEMS2から取得する。
ただし、処理に必要な一時情報はツールに保持する。つまり、切替制御ツール1aは、加入者収容装置3間の冗長切替実施に必要な情報をEMS2の装置情報DB2b、装置間冗長切替グループDB2c等から取得し、切替制御DB1bに一時記憶する。
表3に、装置間冗長切替対象装置DB2dのレコードを示す。
Figure 0006346594
装置間冗長切替対象装置DB2dは、装置間冗長切替グループID2d1と上位OpS向け装置IPアドレス2d2、……等をデータとしてもつ。
装置間冗長切替グループID2d1は、装置間冗長切替グループを一意に識別するIDである。
上位OpS向け装置IPアドレス2d2は、装置情報を一意に識別するIDである。
加入者収容装置3間の冗長切替を行う際、NMS1の切替制御ツール1aからEMS2の装置管理機能部2aに切替を行えとの要求が出力される。
EMS2の装置管理機能部2aが加入者収容装置3間の冗長切替を行うためには、切替対象の加入者収容装置3を選択する必要がある。切替対象の加入者収容装置3を選択するにあたり、管理対象の加入者収容装置3の中から、切替可能な装置をグルーピングしたものが、表2に示す装置間冗長切替グループである。さらに、図2(b)に示すように、加入者収容装置3の切替処理実施中は装置間冗長切替グループの中から「一時的に」切替対象となる加入者収容装置3を1:1でペアリングする必要がある。
ここで、どの装置から、どの装置に切替を実施するかのペアリング情報の装置間冗長切替ペア情報は、装置管理機能部2aが処理のために一時的に装置間冗長切替ペアDB2eに記憶し、切替処理が終わると削除される。
上述の各DB(2a〜2e)はテーブルで構成してもよい。
<論理データ構造>
装置間冗長切替に関連するDBの論理データ構造を示す。NMS1の切替制御ツール1aとEMS2を分離することを想定し、装置間冗長切替グループDB2c、切替対象装置DB2d、装置間冗長切替ペアテーブル2eは、装置情報DB2bとはDB上リレーションを持たずに、アプリケーション側でデータ連携をする。
表4に、装置情報DB2bの論理データ構造を示し、表5に装置間冗長切替グループDB2cの論理データ構造を示し、表6に装置間冗長切替対象装置DB2dの論理データ構造を示し、表7に装置間冗長切替ペアDB2eの論理データ構造を示す。なお、表4〜表7においてPKは主キー、FKは外部キーである。
Figure 0006346594
Figure 0006346594
Figure 0006346594
Figure 0006346594
<装置間冗長化切替の実際>
加入者収容装置3間の冗長切替機能の主な利用シーンは、IP網の加入者収容装置3の故障時である。この時、故障した現用の加入者収容装置3に対し、切り戻し(切り替えを戻すこと)を常に実施する運用ポリシーと、実施しない運用ポリシーがある。切り戻しする、しないのどちらにおいても動作する冗長切替隠蔽機能をIP網加入者収容装置制御システムSは実現する。
図3に、故障回復した現用の加入者収容装置3への切り戻しを行う運用ポリシーを示す。 図3(a)、(b)、(c)に、加入者収容装置の故障時、故障回復時、加入者収容装置3の故障時(2回目)を示す。
図3(a)に示すように、現用装置群に属する加入者収容装置3は、故障時以外の通常運用時には常に現在稼動系として運用しており(現用装置#1)、ユーザトラヒックが流れている状態のACT状態で使用される。そして、火災等で現用の加入者収容装置3に障害が発生(故障)すると、その情報がNMS1またはオペレータpに入力される。すると、NMS1の切替制御ツール1aからEMS2の装置管理機能部2aへ切替の要求が出力される、または、オペレータpがNMS1へ指定することにより切替の要求をしてもよい。
すると、EMS2の装置管理機能部2aは、現用装置#1から予備装置#1に切り替える。
その後、現用装置#1の故障対応をオペレータpが実施する。現用装置#1の故障が回復すると、オペレータpからのNMS1への指定で、図3(b)に示すように、故障が回復した現用装置#1に切り替えすることで切り戻しを実現する。なお、切り戻しは、EMS2の装置管理機能部2aで行う構成としてもよい。
その後、再度、現用の加入者収容装置3が故障すると、その情報がNMS1またはオペレータpに入力される。すると、NMS1の切替制御ツール1aからEMS2の装置管理機能部2aへ切替の要求が出力され、EMS2の装置管理機能部2aは、図3(c)に示すように、現用装置#1から予備装置#1に切り替える。このとき、オペレータpがNMS1へ指定することにより切替の要求をしてもよい。
図4に、故障回復した現用の加入者収容装置3への切り戻しを行わない運用ポリシーを示す。 図4(a)、(b)、(c)に、加入者収容装置3の故障時、故障回復時、加入者収容装置3の故障時(2回目)を示す。
現用の加入者収容装置3は切替の度に変わるため、現用/予備の加入者収容装置3群という概念はないと想定する場合である。
図4(a)に示すように、現用装置群に属する加入者収容装置3は、故障時以外の通常運用時には常に現在稼動系として運用しており(元現用装置#1)、ユーザトラヒックが流れている状態のACT状態で使用される。そして、現用の加入者収容装置3が故障すると、その情報がNMS1またはオペレータpに入力される。すると、NMS1の切替制御ツール1aからEMS2の装置管理機能部2aへ切替の要求が出力される。または、オペレータpがNMS1へ指定することにより切替の要求をしてもよい。
すると、EMS2の装置管理機能部2aは、元現用装置#1から現用装置に切り替える。
その後、元現用装置#1の故障対応をオペレータpが実施する。現用装置#1の故障が回復しても、図4(b)に示すように、現用装置から元現用装置#1への切り戻しは行われない。
その後、図4(c)に示すように、元現用装置#2が故障すると、その情報がNMS1またはオペレータpに入力される。すると、NMS1の切替制御ツール1aからEMS2の装置管理機能部2aへ切替の要求が出力され、EMS2の装置管理機能部2aは、1度目の切替先の元現用装置#2から、さらに次の切替先の現用装置に切り替える。または、オペレータpがNMS1へ指定することにより切替の要求をしてもよい。
<加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽の定義>
次に、加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽の定義について説明する。
図5に、加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽有りの場合を示す。
図5に示す加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽有りの場合、上位OpS(NMS1)からEMS2への入力情報は「上位OpS向け装置ID2b1」となる。EMS2の装置管理機能部2aは 装置情報DB2bを参照し、「上位OpS向け装置ID2b1」から「MEアクセス用装置ID2b2」に読み替えを行い、読み替えた「MEアクセス用装置ID2b2」 を利用して加入者収容装置3(図5の#C)にアクセスを行う。なお、上位OpS(NMS1)への処理結果の返却については、「上位OpS向け装置ID2b1」に対する処理結果として上位OpSのNMS1に返却する。
図6に、加入者収容装置3間の装置間冗長切替隠蔽無しの場合を示す。
加入者収容装置3間の装置間冗長切替隠蔽無しの場合、上位OpS(NMS1)からEMS2への入力情報は「上位OpS向け装置ID2b1」となる。EMS2の装置管理機能部2aは入力された「上位OpS向け装置ID2b1」を利用して加入者収容装置3(図6の#A)にアクセスを行う。
なお、上位OpS(NMS1)への処理結果の返却については、「上位OpS向け装置ID2b1」に対する処理結果として上位OpSのNMS1に返却する。
EMS2には、上述のNMS1からのコマンド要求が、常に現用の加入者収容装置3へ投入するもの(即ち、装置間冗長切替を隠蔽するもの)か、指示された加入者収容装置3(現用/予備は問わず)へ投入するもの(装置間冗長切替を隠蔽しないもの)かを、定義する隠蔽有無定義SGがテーブル等に記憶されている。なお、隠蔽有無定義SGは、NMS1に記憶しておいてもよい。
<実現方式>
加入者収容装置3間の現用または予備の冗長切替隠蔽の実現方式と影響について説明する。加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽は、大きくは、下記の(2)、(3)の2つの処理にて実現する。
(1)NMS1の切替制御ツール1aとEMS2の装置管理機能部2aは、隠蔽有無定義SG(隠蔽有無決定部)から隠蔽有無を取得する。なお、隠蔽有無定義SGが隠蔽無の場合は接続先として「上位OpS向け装置ID2b1」を利用し、隠蔽有無定義SGが隠蔽有の場合は「MEアクセス用装置ID2b2」を利用する。
EMS2の装置管理機能部2aは、(2)隠蔽有無定義SGからの隠蔽有無を基に、上位OpSから渡された「上位OpS向け装置ID2b1」をそのまま利用し装置接続を実施するか、或いは、(3)装置情報DB2b(表2参照)から「MEアクセス用装置ID2b2」を取得し、接続先を読み替えて装置接続を実施する。この処理は、EMS2の装置管理機能部2aにより行われ、共通的な加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽機能は具備しない。
例えば、加入者収容装置Aから加入者収容装置Cに切替を実施し、上位OpS(NMS1)から加入者収容装置Aに対し、「隠蔽無の機能X」と「隠蔽有の機能Y」を実行する場合を以下説明する。
図7に、冗長切替隠蔽有無の各場合の切替処理の模式図を示す。破線矢印は、冗長切替隠蔽無しの場合の処理を示し、実線矢印は、冗長切替隠蔽有りの場合の処理を示す。
加入者収容装置3の白抜きはSBY状態を示し、加入者収容装置3のハッチングはACT状態を示す。
隠蔽有無定義SGにより冗長切替隠蔽無しの機能Xの場合、機能Xは上位から渡された「上位OpS向け装置ID2b1」をそのまま利用して、加入者収容装置A3にアクセスする(図7の(2)−1、(2)−2)。「上位OpS向け装置ID2b1」で処理結果を、上位OpS(NMS1)に返す(図7の(2)−3)。
一方、図7に示す隠蔽有無定義SGに設定される冗長切替隠蔽有りの機能Yの場合はMEアクセス用装置ID2b2を利用する。つまり、機能Yは「上位OpS向け装置ID2b1」から装置情報DB2bを参照して、「MEアクセス用装置ID2b2」に読替える( 図7の(3)−1)(図8(a)、(b)参照)。図8(a)、(b)に、隠蔽有無定義SGにより冗長切替隠蔽有りの場合の切替前・後の上位OpS向け装置IDとMEアクセス用装置IDとを示す。
そして、加入者収容装置C3にアクセスし(図7の(3)−2)、加入者収容装置C3への処理結果を上位OpS(NMS1)に返答する(図7の(3)−3)。
<装置間冗長切替隠蔽状態確認の前提条件>
装置間冗長切替隠蔽機能の前提条件について、説明する。
EMS2のシステム管理者が利用することを想定し、EMS2のCLI(command line interface)を具備する。 CLIとは、ユーザに対する情報の表示を文字によって行い、操作を、キーボードを用いて行うユーザインターフェースである。
上位OpS向け装置ID2b1を引数に、CLI実行結果として、”MEアクセス用装置ID2b2”を表示する。なお、 上位OpS向け装置ID2b1は、上位OpS(NMS1)が認識している装置IDであり、上位OpS(NMS1)とのインターフェースではこれにより加入者収容装置3を特定する。また、前記したように、MEアクセス用装置ID2b2は、加入者収容装置3の切替状態により、EMS2で接続先を読替える場合の読替え後の装置ID である。
MEアクセス用装置ID2b2は、既存上位OpS(NMS1)や上位OpS(NMS1)、および、切替制御ツール1aとのインタフェースは具備しない。
<加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽状態確認の実現イメージ>
図9(1)、(2)、(3)、(4)に、加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽状態確認の切替前と切替後のそれぞれのオペレータの確認状況を示す。
加入者収容装置3間の冗長切替隠蔽状態確認機能は、オペレータpから入力される上位OpS向け装置ID2b1をキーに、EMS2の装置管理機能部2aが管理する装置情報DB2bのレコードを検索する。
図9、図10で、「機能01」を「隠蔽対象機能」、「機能02」を「隠蔽対象外機能」とする。
隠蔽対象機能(「機能01」)は該当する装置の「MEアクセス用装置ID2b2」、隠蔽対象外機能(「機能02」)は該当する装置の「上位OpS向け装置ID2b1」を一覧で返却する。装置間冗長切替隠蔽状態確認の実現イメージを以下に示す。
図9の(1)、(2)では、 上位OpS向け装置ID2b1はそれぞれ「#1」、「#2」がオペレータpから入力され、「機能01:#1、機能02:#1」、「機能01:#2、機能02:#2」返却されている。
図9の(3)、(4)では、 上位OpS向け装置ID2b1はそれぞれ「#1」、「#2」がオペレータpから入力され、「機能01:#2、機能02:#1」、「機能01:#2、機能02:#2」が返却される。
<加入者収容装置3間の冗長切替を考慮した競合制御>
加入者収容装置3間の冗長切替時に、機能間で競合制御を行う必要がある。加入者収容装置3間の冗長切替(以下、装置間冗長切替と称す)は現用の加入者収容装置3のコンフィグ情報(装置固有パラメータを除く)を予備の加入者収容装置3(以下、装置と略す)に投入する機能であるため、「コンフィグを変更する機能を排他」することを原則とし、競合制御の基本的な考え方を表8に示す。
表8に、競合制御になる可能性があると考えられる機能について、排他の要否とその理由を示す。
Figure 0006346594
排他要の機能については、装置間冗長切替が先行処理/後続処理のいずれの場合でも排他が必要と考えられる。
排他制御は、NMS1において、切替制御ツール1aの指示により、EMS2の図示しない排他制御部により遂行される。
表8の排他要の機能については、装置間冗長切替が先行処理/後続処理のいずれの場合でも排他が必要と考えられる。
加入者収容装置3のコンフィグ情報の変更が影響する処理は、競合制御と考えられ、排他要と考えられる機能として下記のものがある。
競合制御は、設定系、収集系、装置管理系がある。
設定系の排他要の機能は、装置にtelnet接続する機能、装置にping/tracerouteを実行する機能(HGW試験のみ)、装置に対するアクセスはしない機能がある。
HGW(Home GateWay)はホームゲートウェイのことであり、HGW試験とは、加入者収容装置3からホームゲートウェイに対する試験のことである。
収集系の排他要の機能はない。
装置管理系の排他要の機能は、装置削除(装置に対するアクセスはしない機能)、装置情報変更(装置にsnmp get/walkを実行する機能)がある。
上述の排他要の制御は、実施されている競合制御が加入者収容装置3にtelnet接続する機能、加入者収容装置3にping/tracerouteを実行する機能のHGW試験、加入者収容装置3に対するアクセスはしない機能、加入者収容装置3の削除、および加入者収容装置3の情報を変更する機能の少なくとも何れかが実施されていれば、実施されている少なくとも何れかの競合制御を排他要とすればよい。
<装置間冗長切替処理フロー (装置間冗長切替グループ登録/削除/表示/切替対象装置登録/削除)>
装置間冗長切替処理フローとして、装置間冗長切替グループ登録/削除/表示/切替対象装置登録/削除の各処理フローについて説明する。
図10(a)〜(e)に、EMSの装置間冗長切替で想定する装置間冗長切替グループ登録/切替対象装置登録/切替対象装置削除/装置間冗長切替グループ削除/装置間冗長切替グループ表示の各フローを示す。
図10(a)の装置間冗長切替グループ登録は、オペレータpが端末(図1の終端装置4)で装置間冗長切替グループ登録の指示を入力すると切替制御ツール1aに送信される(図10(a)のS101)。切替制御ツール1aは、EMS2にオペレータpからの装置間冗長切替グループ登録を送る(S102)。EMS2の装置管理機能部2aは、オペレータpからの装置間冗長切替グループ登録を装置間冗長切替グループDB2cに登録する(S103)。
図10(b)の切替対象装置登録は、オペレータpが端末(終端装置4)で切替対象装置登録の指示を入力すると切替制御ツール1aに送信される(図10(b)のS201)。切替制御ツール1は、EMS2にオペレータpからの切替対象装置登録を送る(S202)。EMS2の装置管理機能部2aは、オペレータpからの切替対象装置登録を装置間冗長切替対象装置DB2d(表3参照)に登録する(S203)。
図10(c)の切替対象装置削除は、オペレータpが端末(終端装置4)で切替対象装置削除の指示を入力すると切替制御ツール1aに送信される(図10(c)のS301)。切替制御ツール1は、EMS2にオペレータpからの切替対象装置削除を送る(S302)。EMS2の装置管理機能部2aは、オペレータpからの切替対象装置削除を装置間冗長切替対象装置DB2d(表3参照)に対して行う(S303)。
図10(d)の装置間冗長切替グループ削除は、オペレータpが端末(終端装置4)で装置間冗長切替グループ削除の指示を入力すると切替制御ツール1aに送信される(図10(d)のS401)。切替制御ツール1aは、EMS2にオペレータpからの装置間冗長切替グループ削除を送る(S402)。EMS2の装置管理機能部2aは、オペレータpからの装置間冗長切替グループ削除を装置間冗長切替グループDB2c(表2参照)に対して行う(S403)。
図10(e)の装置間冗長切替グループ表示は、オペレータpが端末(終端装置4)で装置間冗長切替グループ表示の指示を入力すると切替制御ツール1aに送信される(図10(e)のS501)。切替制御ツール1は、EMS2にオペレータpからの装置間冗長切替グループ表示を送る(S502)。EMS2の装置管理機能部2aは、オペレータpからの装置間冗長切替グループ表示を装置間冗長切替グループDB2c(表2参照)を用いて行う(S503)。
<装置間冗長切替処理フロー(装置間冗長切替指示)>
EMS2の装置間冗長切替で想定する装置間冗長切替指示と装置間冗長切替確認の処理フローについて説明する。
図11に、EMS2の装置間冗長切替指示の処理フローを示す。
オペレータpは端末(終端装置4)で装置間冗長切替指示を入力すると切替制御ツール1aに送信される(図11のS601)。切替制御ツール1aはEMS2に装置間冗長切替準備の指示を送る(S602)。EMS2の装置管理機能部2aは、機能間排他を開始し(S603)、装置間冗長切替状態を更新し(S604)、コンフィグを書き換え、コンフィグファイルを作成する(S605)。つまり、S605では、装置IPアドレス、ホスト名等を現用機(現用の加入者収容装置3)の値から予備機(予備の加入者収容装置3)の値に書き換える。
EMS2の装置管理機能部2aは、コンフィグファイルを予備の加入者収容装置3に送る(S606)。予備の加入者収容装置3は、コンフィグファイルを受け取り登録した旨をEMS2に送る(S607)。EMS2は、予備の加入者収容装置3がコンフィグファイルを受け取り登録した旨の情報を切替制御ツール1aに送り(S608)、EMS2の装置管理機能部2aは装置間冗長切替状態を更新する(S609)。
切替制御ツール1aは、EMS2にポート閉塞指示の情報を送る(S610)。EMS2は、ポート閉塞指示の情報をL2スイッチに送る(S611)。
L2スイッチは、ポートの閉塞を行い、その閉塞情報をEMS2に送る(S612)。EMS2は、その閉塞情報を切替制御ツール1aに送る(S613)。
EMS2の排他制御部は、機能間排他を終了する(S614)と、その情報を切替制御ツール1aに送る(S615)。
EMS2の装置管理機能部2aは、装置間冗長切替状態の更新を行う(S617)。切替制御ツール1aは、装置間冗長切替実行の情報をEMS2に送る(S618)。
EMS2の装置管理機能部2aは、装置間冗長切替のコマンドを予備の加入者収容装置3に発行する(S619)。予備の加入者収容装置3は、装置間冗長切替を行った旨を EMS2に送る(S620)。EMS2は、差分SOを予備の加入者収容装置3に投入する(S621)。予備の加入者収容装置3は差分SOを受け取った旨の情報をEMS2に送る(S622)。
EMS2の装置管理機能部2aは、装置間冗長切替状態の更新を行い(S623)、装置間冗長切替終了前通知の処理を行う(S624)。S624では、「装置ID」を引数に装置管理機能部2aに対し、切替元装置のMEアクセス用装置IDの更新、および機能間排他内で実施する処理を依頼する。EMS2は、装置間冗長切替状態の更新を行う(S625)。
EMS2は、機能間排他を終了(S626)から装置間冗長切替終了の通知処理を行う(S627)。S627では、EMS2の装置管理機能部2aは、「上位OpS向け装置ID2b1」を引数に機能間排他完了後に実施する処理を行う。EMS2は、装置間冗長切替終了の情報を切替制御ツール1aに送る(S628)。切替制御ツール1aは、機能間排他の終了(S616)と、装置間冗長切替終了(S628)の情報とをもつこととなる。
<装置間冗長切替処理フロー(装置間冗長切替確認)>
EMS2の装置間冗長切替で想定される装置間冗長切替確認の処理フローについて説明する。
図12に、EMS2の装置間冗長切替確認の処理フローを示す。
オペレータpは端末(図1の終端装置4)で装置間冗長切替確認を入力すると切替制御ツール1aに送信される(図12のS701)。切替制御ツール1aは装置間冗長切替確認の情報をEMS2に送る(S702)。EMS2は、装置間冗長切替状態を装置間冗長切替ペアテーブル2e(表7参照)を参照して確認し(S703)、装置間冗長切替状態の情報を切替制御ツール1aに送る(S704)。切替制御ツール1aは、装置間冗長切替状態の情報をオペレータpの端末に送る(S705)。
<装置間冗長切替処理でのオペレータpの入力項目>
装置間冗長切替処理でのオペレータpの入力項目について説明する。
装置間冗長切替処理には、装置間冗長切替グループの登録、装置間冗長切替グループの削除、装置間冗長切替グループの表示、切替対象装置の登録、切替対象装置の削除がある。
図13に、装置間冗長切替グループの登録、装置間冗長切替グループの削除、装置間冗長切替グループの表示、切替対象装置の登録、切替対象装置の削除のオペレータが入力するパラメータと各情報の流れを示す。図13において、オペレータpの入力パラメータを破線で示し、オペレータpのオペレーションを一点鎖線で示す。
表9に、図13でオペレータpが入力するパラメータと、パラメータが入力するカテゴリ、パラメータの項目名、パラメータの情報内容を示す。
Figure 0006346594
表9において、(A)の項目名は、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先であり、(A)の情報内容は、Mプレーンの32ビットのIPアドレスである。(B)の項目名は、装置間冗長切替グループIDであり、(B)の情報内容は、装置間冗長切替グループを一意に示すIDである。(C)の項目名は、装置間冗長切替グループ名であり、(C)の情報内容は装置間冗長切替グループの名称である。(D)の項目名は、装置ID(上位OpS向け装置ID2b1)であり、(D)の情報内容はMプレーンの32ビットのIPアドレスである。
図13、表9に示すように、装置間冗長切替グループの登録では、オペレータpは、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先(A)、装置間冗長切替グループID(B)、装置間冗長切替グループ名(C)を入力し、その情報は、切替制御ツール1aを介してEMS2に送られる。EMS2は、装置間冗長切替グループの登録を装置間冗長切替グループDB2c(表2参照)に行った旨の情報を、切替制御ツール1aを介してオペレータpの端末に送る。
また、装置間冗長切替グループの削除では、図13、表9に示すように、オペレータpは、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先(A)、装置間冗長切替グループID(B)を端末で入力し、その情報は、切替制御ツール1aを介してEMS2に送られる。EMS2は、装置間冗長切替グループの削除を装置間冗長切替グループDB2cに行った旨の情報を、切替制御ツール1aを介してオペレータpの端末に送る。
また、装置間冗長切替グループの表示では、図13、表9に示すように、オペレータpは、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先(A)、装置間冗長切替グループID(B)を端末で入力し、その情報は、切替制御ツール1aを介してEMS2に送られる。EMS2は、装置間冗長切替グループの表示を、装置間冗長切替グループDB2cを参照して装置間冗長切替グループの情報を、切替制御ツール1aを介してオペレータpの端末に送る。
また、切替対象装置の登録では、図13、表9に示すように、オペレータpは、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先(A)、装置間冗長切替グループID(B)、装置ID(上位OpS向け装置ID2b1)(D)を端末で入力し、その情報は、切替制御ツール1aを介してEMS2に送られる。EMS2は、切替対象装置の登録を、装置情報DB2b(表1参照)に行い、その情報を切替制御ツール1aを介してオペレータpの端末に送る。
また、切替対象装置の削除では、図13、表9に示すように、オペレータpは、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先(A)、装置間冗長切替グループID(B)、装置ID(上位OpS向け装置ID2b1)(D)を端末で入力し、その情報は、切替制御ツール1aを介してEMS2に送られる。EMS2は、切替対象装置の削除を、装置情報DB2b(表1参照)に行い、その情報を切替制御ツール1aを介してオペレータpの端末に送る。
<装置間冗長切替実施に際してのオペレータpの入力項目>
装置間冗長切替実施に際してのオペレータpの入力項目について説明する。
装置間冗長切替処理には、装置間冗長切替グループの登録、装置間冗長切替グループの削除、装置間冗長切替グループの表示、切替対象装置の登録、切替対象装置の削除がある。
図14に、装置間冗長切替を実施するに際してのオペレータが入力するパラメータと各情報の流れを示す。図14において、オペレータpの入力パラメータを破線で示し、オペレータpのオペレーションを一点鎖線で示す。
表10に、図14でオペレータpが入力するパラメータと、パラメータが入力するカテゴリ、パラメータの項目名、パラメータの情報内容を示す。
Figure 0006346594
表10において、(A)の項目名は、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先であり、(A)の情報内容は、Mプレーンの32ビットのIPアドレス(IPv4アドレス)、または128ビットのIPv6アドレスである。(B)の項目名は、切替元装置IDであり、(B)の情報内容は、Mプレーンの32ビットのIPアドレス(IPv4アドレス)、または128ビットのIPv6アドレスである。(C)の項目名は、切替先装置IDであり、(C)の情報内容はMプレーンの32ビットのIPアドレス(IPv4アドレス)、または128ビットのIPv6アドレスである。
(D)の項目名は、ポート閉塞対象となるL2スイッチの接続先であり、(D)の情報内容はMプレーンの32ビットのIPアドレス(IPv4アドレス)、または128ビットのIPv6アドレスである。(E)の項目名は、ポート閉塞情報である。
図14、表10に示すように、装置間冗長切替を実施するに際して、オペレータpは、装置間冗長切替対象装置(加入者収容装置3)を収容したEMS2の接続先(A)、切替元装置ID(切替元の上位OpS向け装置ID2b)(B)、切替先装置ID(切替先の上位OpS向け装置ID2b)(C)、ポート閉塞対象となるL2スイッチの接続先(D)、ポート閉塞情報(E)を端末で入力する。
すると、図14に示すように、切替制御ツール1aとEMS2との間で装置間冗長切替準備の情報がやり取りされる。そして、EMS2と加入者収容装置3との間で、装置間冗長切替コンフィグ投入コマンド群の情報がやり取りされる。
そして、切替制御ツール1aとEMS2との間で装置間冗長切替実行の情報がやり取りされる。そして、EMS2と加入者収容装置3との間で、装置間冗長切替コマンド群の情報がやり取りされる。
その後、切替制御ツール1aとEMS2との間でポート閉塞の情報がやり取りされる。そして、EMS2とL2SW装置(L2スイッチ装置)との間で、ポート閉塞コマンド群の情報がやり取りされる。
<装置間冗長切替確認に際してのオペレータpの入力項目>
次に、装置間冗長切替確認に際してのオペレータpの入力項目について説明する。
図15に、装置間冗長切替確認を実施するに際してのオペレータpが入力するパラメータと各情報の流れを示す。図15において、オペレータpの入力パラメータを破線で示し、オペレータpのオペレーションを一点鎖線で示す。
表11に、図15でオペレータpが入力するパラメータと、パラメータが入力するカテゴリ、パラメータの項目名、パラメータの情報内容を示す。
Figure 0006346594
表11において、(A)の項目名は、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先であり、(A)の情報内容は、Mプレーンの32ビットのIPアドレスである。
オペレータpは、装置間冗長切替を確認するに際して、図15、表11に示すように、装置間冗長切替対象装置を収容したEMS2の接続先(A)を端末で入力する。
すると、切替制御ツール1aとEMS2との間で装置間冗長切替確認の情報がやり取りされる。
<装置間冗長切替の確認の画面>
図16に、装置間冗長切替の確認の画面の一例を示す。
図16に示すように、装置間冗長切替の確認の画面には、切替開始日時、切替終了日時、切替元装置、切替先装置、切替進捗状況が表示される。
切替開始日時は、装置間冗長切替を指示したタイミングをキーに切替状況を確認するケースが考えられるため、表示される。
切替終了日時は、装置間冗長切替を完了したタイミングを確認するケースが考えられるため、表示される。
切替元装置(切替元の加入者収容装置3)と切替先装置(切替先の加入者収容装置3)とは、切替対象装置(切替対象の加入者収容装置3)をキーに切替状況を確認するケースが考えられるため、表示される。
切替進捗状況は、切替状況を確認するケースが考えられるため、表示される。
上述の装置間冗長切替の確認の画面で表示されるレコードは所定の期間、一時記憶され削除される。所定の期間は任意に定められる。
<各DB(2b、2c、2d、2e)へのアクセス契機の整理>
次に、装置情報DB2b、装置間冗長切替グループDB2c、装置間冗長切替対象装置DB2d、装置間冗長切替ペアDB2eへのアクセスの契機について説明する。
装置管理機能部2aが装置間冗長切替を実行するに際して、上記各DB(2b、2c、2d、2e)にアクセスするタイミングが存在する。
図17に、各DBへのアクセス契機と操作内容をCRUD図で示す。図17のC、R、U、DはそれぞれC(Create:作成)、R(Read:読み出し)、U(Update:更新)、D(Delete:削除)を示す。
図17の太実線部分が装置情報DBへのアクセスを整理した部分である。
装置間冗長切替における装置情報DB2bに対する更新処理については、複数レコードの更新が想定される。更新によるデータ不整合を防ぐために、EMS2の装置管理機能部2aは、更新用のAPI(Application Programming Interface)を利用する。
図17から、装置管理機能部2aの主な制御として、装置間冗長切替グループ制御と装置間冗長切替対象装置制御と装置間冗長切替制御とがある。
装置間冗長切替グループ制御には、装置間冗長切替グループ登録、削除、表示の各制御があり、図17に示すように、「C」、「R」、「D」のアクセスが行われる。
装置間冗長切替対象装置制御には、装置間冗長切替対象装置登録、削除の各制御があり、図17に示すように、「R」、「C」、「D」のアクセスが行われる。装置間冗長切替対象装置登録の装置情報DB2bの「R」は、管理対象装置の存在確認をアクセスの契機として行われる。
装置間冗長切替制御には、装置間冗長切替準備、実行、確認の各制御があり、図17に示すように、「U」、「R」、「D」のアクセスが行われる。装置間冗長切替準備の装置情報DB2bの「R」は、管理対象装置の存在確認をアクセスの契機として行われる。装置間冗長切替実行の装置情報DB2bの「U」は、切替完了時の装置論理ID(MEアクセス用装置ID2b2)の書き換えをアクセスの契機として行われる。
<上位OpSのNMS1からの装置アクセスについて>
次に、上位OpS(NMS1)からの加入者収容装置3へのアクセスについて説明する。
図18に、通常運用時の上位OpS(NMS1)から加入者収容装置へアクセスするルートを示し、図19に、切替運用時の上位OpS(NMS1)から加入者収容装置へアクセスするルートを示す。
図18の(1)、図19の(1)は、上位OpS(NMS1)から渡された装置ID(図18、図19の#1または#2)をそのまま使用して装置にアクセスする業務である。切替運用中であっても、SBY状態である現用装置(#1)にアクセスする(図19参照)。(1)では、読み替え、すなわち隠蔽はない。
図18の(2)、図19の(2)は、上位OpS(NMS1)から渡された現用の加入者収容装置3の装置IDを読み替えて、ACT状態の加入者収容装置3にアクセスする業務である。これらの業務では、SBY状態の現用の加入者収容装置3にアクセスすることはない。(2)では、読み替え、すなわち隠蔽がある(図19参照)。
図18の(3)、図19の(3)は、上位OpS(NMS1)から渡された予備の加入者収容装置3の装置IDを読み替えて、SBY状態の装置にアクセスする業務である。予備の加入者収容装置3へのアクセスを読み替えて、アクセスすることは運用上ないと考えられる。オペレーションのミス防止のため装置切替が実施されてもMEアクセス用装置ID2b2は変更しない。隠蔽ありの業務を、上位OpSのNMS1が予備の加入者収容装置3向けに実施することはない。
<装置情報DB2bの使用方法>
加入者収容装置3の登録時は、上位OpS向け装置情報の上位OpS向け装置ID2b1と同じ情報をMEアクセス用装置情報のMEアクセス用装置ID 2b2と組にして、装置情報DB2bに格納する。
加入者収容装置3の切替時は、切替元装置(現用の加入者収容装置3)のMEアクセス用装置情報を切替先装置(予備の加入者収容装置3)のMEアクセス用装置情報で上書きする。なお、切替先装置(予備の加入者収容装置3)の情報は変更しない。
加入者収容装置3の切戻時は、切替先装置(現用の加入者収容装置3)のMEアクセス用装置情報を、切替先装置(現用の加入者収容装置3)の上位OpS向け装置情報の上位OpS向け装置ID2b1で上書きする。なお、切替元装置(予備の加入者収容装置3)の情報は変更しない。
加入者収容装置3のアクセス時(読み替えなし)は、上位OpSから渡された装置IDと、上位OpS向け装置情報(上位OpS向け装置ID2b1)の装置IPアドレスが合致するレコードを検索し、加入者収容装置3には上位OpS向け装置情報を使用してアクセスする。
加入者収容装置3のアクセス時(読み替えあり)は、上位OpSから渡された装置IDと、上位OpS向け装置情報(上位OpS向け装置ID2b1)の装置IPアドレスが合致するレコードを検索し、加入者収容装置3にはMEアクセス用装置情報(MEアクセス用装置ID 2b2)を使用してアクセスする。
図20に、加入者収容装置3の切替・切戻時の装置情報DB2bの情報変更の一例を示す。
加入者収容装置3の切替・切戻時には、図20に示すパターンで加入者収容装置3の情報を変更することで、接続先の読替え(切替えの隠蔽)を実現する。
図20に示すように、通常運用時に、上位OpS向け装置ID2b1が#1、MEアクセス用装置ID 2b2が#1である場合に、切替要求#1から#2を切替運用時のパターン1(図20の左側)とする。
また、通常運用時に、上位OpS向け装置ID2b1が#2、Eアクセス用装置ID 2b2が#2である場合に、切替要求#2から#1を切替運用時のパターン2(図20の右側)とする。
図20の(1)は、切替元、切替先ともに、上位OpS向け装置ID2b1とMEアクセス用装置ID2b2が同じ値の場合は、切替元のMEアクセス用装置ID2b2を切替え先のMEアクセス用装置ID2b2で上書きする。なお、EMS2では、現用の加入者収容装置3と予備の加入者収容装置3の情報を保持しないため、図20中のパターン1、パターン2のどちらの切替えも許容される。
図20の(2)は、切替先のみ、上位OpS向け装置ID2b1とMEアクセス用装置ID2b2が異なる値の場合は、切替先のMEアクセス用装置ID2b2を切替先の上位OpS向け装置ID2b1で上書きする。
図20の(3)は、切替元の、上位OpS向け装置ID2b1とMEアクセス用装置ID2b2が異なる値の場合は、切替不可の装置情報DB2bのエラーとする。段落0129に記載したように、加入者収容装置3の登録時は、上位OpS向け装置情報の上位OpS向け装置ID2b1と同じ情報をMEアクセス用装置情報のMEアクセス用装置ID 2b2と組にして、装置情報DB2bに格納するからである。
以上、まとめると、IPアドレス書き換えの対象はEMS2にて設定可能とする。
上記構成によれば、装置間冗長切替機能を具備するIP網の加入者収容装置3のMプレーン通信において、オペレータpと上位OpS(NMS1)は切り替え状態を把握せずにオペレーション操作を実施可能となる。つまり、従来、装置間冗長切替した場合、加入者収容装置3の収容されるユーザに対するオペレーション業務を実施するには、切替先の加入者収容装置3を把握しオペレーションを実施する必要があったが、これが不要となる。換言すれば、オペレータpは加入者収容装置3のACT/SBY状態を把握することが不要となる。
そのため、Mプレーン通信において、オペレータによるオペレーションの業務効率を向上できる。
従って、Mプレーン通信において、装置間冗長機能を具備するIP網の加入者収容装置3と、具備しないIP網の加入者収容装置3を同じように設定および/または制御することが可能となる。
<<実施形態2>>
実施形態2のIP網加入者収容装置制御システム2Sは、NMS1において、宛先IPアドレスを書き換えるIP書き換え対象フラグが“あり”( 隠蔽要識別情報)の情報と宛先IPアドレスを書き換えないIP書き換え対象フラグが“なし”の情報とを有している。
上位OPSのNMS1は、Mプレーン通信がIP書き換え対象かの否か(“あり”か“なし”)のフラグをEMS2へ通知する。
NMS1にあるIP書き換え対象フラグが“あり”に設定されたMプレーン通信は、EMS2が装置情報DB2bの上位OpS向け装置ID2b1とMEアクセス用装置ID 2b2の情報から、宛先IPアドレスを書き換える。
NMS1にあるIP書き換え対象フラグが“なし”に設定されたMプレーン通信は、EMS2が宛先IPアドレスを書き換えない 。
これ以外の構成は、実施形態1と同様である。
実施形態2のIP網加入者収容装置制御システム2Sによれば、NMS1がもつIP書き換え対象フラグが“あり”、“なし”によりMプレーン通信は、宛先IPアドレスの書き換えを制御できる。
その他、実施形態1の効果は同様に奏する。
<<実施形態3>>
実施形態3のIP網加入者収容装置制御システム3Sは、Mプレーン通信のIPアドレスの書き換えを上位OpSのNMS1にて実施するものである。
上位OpSのNMS1は、IP網の加入者収容装置3の切替状態を、加入者収容装置3の切替状態を管理するEMS2から取得して把握する。
そして、NMS1は、自ら、切り替え元の加入者収容装置3と切替先の加入者収容装置3に対するMプレーン通信を投げ分ける制御を行う。
実施形態3のIP網加入者収容装置制御システム3Sによれば、EMS2を用いることなく、NMS1が切り替え元の加入者収容装置3と切替先の加入者収容装置3に対するMプレーン通信を投げ分けることができる。
その他、実施形態1の効果は同様に奏する。
なお、本発明は、特許請求の範囲内で、前記した実施形態以外の様々な具体的形態が可能である。
1 NMS装置(NMS)
2 EMS装置(EMS)
2b 装置情報DB(装置管理情報)
2b1 上位OpS向け装置ID(装置管理情報、NMS装置向けの加入者収容装置の装置ID)
2b2 MEアクセス用装置ID(装置管理情報、現在稼働系の加入者収容装置の装置ID)
3 加入者収容装置
S、2S、3S IP網加入者収容装置制御システム

Claims (7)

  1. 現用装置と予備装置との組からなり、冗長構成を持つ加入者収容装置と、
    前記加入者収容装置への設定と制御を行うEMS装置と、
    前記EMS装置に対して前記設定と前記制御の内容を指示するNMS装置とを備え、
    前記EMS装置は、
    前記加入者収容装置の現用装置または予備装置のいずれかが現在稼働系の加入者収容装置であるかを把握し、
    前記NMS装置からのMプレーン通信が、現用装置または予備装置への装置間冗長切替によらず前記現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものか、または、装置間冗長切替を隠蔽しない指示された前記加入者収容装置へ投入するものかを、定義する隠蔽有無決定部と、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDと、前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDとを組として持つ装置管理情報とを有し、
    前記隠蔽有無決定部の情報により、前記NMS装置からのMプレーン通信が前記現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものであれば、前記装置管理情報を参照して前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDを読み出して、当該Mプレーン通信の宛先情報を、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換え、前記現在稼働系の加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却し、
    前記NMS装置からのMプレーン通信が装置間冗長切替を隠蔽しない指示された前記加入者収容装置へ投入するものであれば、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDを利用して前記NMS装置向けの加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却する、
    ことを特徴とするIP網加入者収容装置制御システム。
  2. 現用装置と予備装置との組からなり、冗長構成を持つ加入者収容装置と、
    前記加入者収容装置への設定と制御を行うEMS装置と、
    前記EMS装置に対して設定と制御の内容を指示するNMS装置とを備え、
    前記NMS装置において、
    Mプレーン通信が、装置間冗長切替を隠蔽し現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものである場合には前記Mプレーン通信に隠蔽要識別情報が設定され、
    前記EMS装置は、
    前記加入者収容装置の現用装置または予備装置のいずれかが現在稼働系の加入者収容装置であるかを把握し、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDと、前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDとを組として持つ装置管理情報を有し、
    前記NMS装置からの前記Mプレーン通信前記隠蔽要識別情報が設定される場合、前記装置管理情報を参照して前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDを読み出して、当該Mプレーン通信の宛先情報を、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換え、前記現在稼働系の加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却し、
    前記NMS装置からの前記Mプレーン通信に前記隠蔽要識別情報が設定されない場合、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDを利用して前記NMS装置向けの加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却する、
    ことを特徴とするIP網加入者収容装置制御システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載のIP網加入者収容装置制御システムにおいて、
    前記EMS装置は、
    前記加入者収容装置のIPアドレス、ホスト名を前記現用装置の加入者収容装置の値から前記予備装置の加入者収容装置の値に書き換え、
    書き換えたコンフィグファイルを当該予備装置の加入者収容装置に送り、装置間冗長切替状態を更新し、
    L2スイッチにポート閉塞を指示する
    ことを特徴とするIP網加入者収容装置制御システム。
  4. 請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載のIP網加入者収容装置制御システムにおいて、
    前記現用装置または前記予備装置の切替元から切替先へ切替られ、
    前記切替先から前記切替元へ切替られる
    ことを特徴とするIP網加入者収容装置制御システム。
  5. 現用装置と予備装置との組からなり、冗長構成を持つ加入者収容装置と、
    前記加入者収容装置への設定と制御を行うEMS装置と、
    前記EMS装置に対して前記設定と前記制御の内容を指示するNMS装置とを
    備え、
    前記NMS装置が隠蔽有無決定部と装置管理情報とを有するIP網加入者収容装置制御システムの制御方法であって、
    前記EMS装置は、前記加入者収容装置の現用装置または予備装置のいずれかが現在稼働系の加入者収容装置であるかを把握し、
    前記隠蔽有無決定部は、前記NMS装置からのMプレーン通信が、現用装置または予備装置への装置間冗長切替によらず前記現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものか、または、装置間冗長切替を隠蔽しない指示された前記加入者収容装置へ投入するものかを定義し、
    前記装置管理情報は、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDと、前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDとを組として持ち、
    前記隠蔽有無決定部の情報により、前記NMS装置からのMプレーン通信が前記現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものである場合、
    前記EMS装置は、
    前記装置管理情報を参照して前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDを読み出し、
    当該Mプレーン通信の宛先情報を、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換え、前記現在稼働系の加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却し、
    前記NMS装置からのMプレーン通信が装置間冗長切替を隠蔽しない指示された前記加入者収容装置へ投入するものである場合、前記EMS装置は、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDを利用して前記NMS装置向けの加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却する、
    ことを特徴とするIP網加入者収容装置制御システムの制御方法。
  6. 現用装置と予備装置との組からなり、冗長構成を持つ加入者収容装置と、
    前記加入者収容装置への設定と制御を行い、装置管理情報を有するEMS装置と、
    前記EMS装置に対して設定と制御の内容を指示するNMS装置とを備えるIP網加入者収容装置制御システムの制御方法であって、
    前記NMS装置には、
    Mプレーン通信が、装置間冗長切替を隠蔽し現在稼働系の加入者収容装置へ投入するものである場合には前記Mプレーン通信に隠蔽要識別情報が設定され、
    前記EMS装置は、
    前記加入者収容装置の現用装置または予備装置のいずれかが現在稼働系の加入者収容装置であるかを把握し、
    前記装置管理情報は、NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDと、前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDとを組として持ち、
    前記NMS装置からの前記Mプレーン通信前記隠蔽要識別情報が設定される場合、
    前記EMS装置は、
    前記装置管理情報を参照して前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDを読み出し、
    当該Mプレーン通信の宛先情報を、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDから読み出した前記現在稼働系の加入者収容装置の装置IDに書き換え、前記現在稼働系の加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却し、
    前記NMS装置からの前記Mプレーン通信に前記隠蔽要識別情報が設定されない場合、前記EMS装置は、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDを利用して前記NMS装置向けの加入者収容装置にアクセスを行い、前記NMS装置向けの加入者収容装置の装置IDに対する処理結果として前記NMS装置に返却する、
    ことを特徴とするIP網加入者収容装置制御システムの制御方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載のIP網加入者収容装置制御システムの制御方法を実現するためのプログラム。
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