JP6346547B2 - 方向指示装置及び方向指示方法 - Google Patents

方向指示装置及び方向指示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6346547B2
JP6346547B2 JP2014239136A JP2014239136A JP6346547B2 JP 6346547 B2 JP6346547 B2 JP 6346547B2 JP 2014239136 A JP2014239136 A JP 2014239136A JP 2014239136 A JP2014239136 A JP 2014239136A JP 6346547 B2 JP6346547 B2 JP 6346547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate system
low
delay
pass filter
determined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014239136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016099959A (ja
Inventor
貴彦 小野
貴彦 小野
真一 疋田
真一 疋田
良 早田
良 早田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hiroshima City University
Original Assignee
Hiroshima City University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hiroshima City University filed Critical Hiroshima City University
Priority to JP2014239136A priority Critical patent/JP6346547B2/ja
Publication of JP2016099959A publication Critical patent/JP2016099959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6346547B2 publication Critical patent/JP6346547B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、コンピュータに内蔵されている撮像装置でコンピュータ操作者の顔画像を連続的に取得し、頭部または眼球の上下左右回転運動に基づいて、コンピュータに指示方向、例えば画面の右方向又は左方向、上方向又は下方向を指示する方向指示装置及び方向指示方法に関する。
コンピュータ画面内でカーソル等を移動させる方法として、マウス、指、音声が広く用いられている。最近は、頭部や眼球の運動をカメラで捉え、その動きに応じて位置を指示する入力装置も知られている(特許文献1)。
特許文献1には、3点の視標注視により近赤外光の角膜反射像や眼球表面上の毛細血管の分岐点のような特徴点から眼球回転中心を決定する発明が開示されている。この先行発明は、視線方向を計算するという構造であり、角膜反射像の結像位置に依存して極端に視線計測精度が低下する、毛細血管の分岐点を用いる場合には画像処理による安定した特徴点抽出が困難、眼球形状の個人差による視線計測精度の低下、さらに眼球回転中心の決定には眼球と視標までの距離が必要という問題がある。
また、個人パラメータが不要で3点注視により眼球回転中心を推定する方法に基づき、視覚対象となる平面上の最少3点の視標を順に注視したときの瞳孔中心位置から注視点推定に必要なパラメータを決定する視線計測方法も公知である(特許文献2)。しかし、この公報に開示の発明においても、位置決め精度が十分ではなく、改良の余地が残されている。
特開2012−29940号 特開2014−52758号
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであり、コンピュータに内蔵されたカメラで操作者の顔画像を連続的に取得し、目領域を含む画像に対して適切にローパスフィルタリング処理を施すことで、頭部又は眼球の上下左右回転運動により、コンピュータに指示方向を精度良く伝達する装置を提供する。特に、ローパスフィルタLPFの遅延特性(位相特性)を活用して、方向指示精度の向上を図るものである。
本発明に係る方向指示装置は、コンピュータ操作者の顔領域を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像された顔領域の第1座標系を設定する第1座標系設定手段と、前記撮像手段により撮像された顔領域における目領域の第2座標系を設定する第2座標系設定手段と、前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動する第3座標系を得る第1遅延手段と、前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動するとともに前記第1遅延手段より遅延時間が小さい第4座標系を得る第2遅延手段と、前記第3座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出する第1算出手段と、前記第4座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出する第2算出手段と、前記第3座標系と前記第4座標系の原点間距離に基づく動作判別を行う判別手段と、該判別手段からの信号に基づき頭部による左右方向指示を判定する第1判定手段と、前記判別手段からの信号に基づき眼球による左右方向指示を判定する第2判定手段と、前記判別手段からの信号に基づき頭部による上下方向指示を判定する第3判定手段と、前記判別手段からの信号に基づき眼球による上下方向指示を判定する第4判定手段と、よりなるものである。
本発明に係る方向指示装置においては、前記第1遅延手段が、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する第1ローパスフィルタよりなり、前記第2遅延手段が、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する、前記第1ローパスフィルタより遅延時間が小さい第2ローパスフィルタよりなるものとすることができる。
本発明に係る方向指示方法は、コンピュータ操作者の顔領域を撮像するステップと、該ステップにより撮像された顔領域の第1座標系を設定するステップと、撮像された顔領域における目領域画像の第2座標系を設定するステップと、前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動する第3座標系を得るステップと、前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動するとともに前記第3座標系より遅延時間が小さい第4座標系を得るステップと、前記第3座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出するステップと、前記第4座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出するステップと、前記第3座標系と前記第4座標系の原点間距離に基づく動作判別を行うステップと、前記動作判別に基づき頭部による左右方向指示を判定するステップと、前記動作判別に基づき眼球による左右方向指示を判定するステップと、前記動作判別に基づき頭部による上下方向指示を判定するステップと、前記動作判別に基づき眼球による上下方向指示を判定するステップと、
よりなるものである。
本発明に係る方向指示方法において、前記第3座標系を得るステップは、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する第1ローパスフィルタにてなされ、前記第4座標系を得るステップは、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する、前記第1ローパスフィルタより遅延時間が小さい第2ローパスフィルタにてなされるものとすることができる。
本発明によれば、操作者がコンピュータの画面上、上下左右に配置されたマークを見ながら、又はマークが表示されないときは、画面の上下左右部分を見ながら、その頭部または眼球を上下左右運動させることにより、コンピュータに指示方向を精度良く伝達することができ、画面を指示に従って上下左右方向にスクロールすることができる。両手が使えない障害者又は両手がふさがっていて使えない状態にある者が、キーボードやマウスによらず画面の操作することができる。
本発明に係る方向指示装置の使用状態を説明するための斜視図である。 本発明に係る方向指示装置の構成を示すブロック図である。 ユーザーの顔を撮影したカメラ画像のイメージ図である。 OpenCVによる顔領域抽出を説明するための図である。 OpenCVによる目領域抽出を説明するための図である。 LPFによる目領域抽出を説明するための図である。 頭部回転時の目領域の違いを説明するための図である。 頭部回転時の目領域の位置関係を説明するための図である。 眼球回転時の目領域の位置関係を説明するための図である。 頭部回転時の虹彩の移動を説明するための図である。 眼球回転時の虹彩の移動を説明するための図である。 頭部回転運動(右指示)における虹彩中心の左右方向の移動量xeを表すグラフである。 頭部回転運動(右指示)における虹彩中心の左右方向の移動速度xdを表すグラフである。 頭部回転運動(左指示)における虹彩中心の左右方向の移動量xeを表すグラフである。 頭部回転運動(左指示)における虹彩中心の左右方向の移動速度xdを表すグラフである。 眼球回転運動(右指示)における虹彩中心の左右方向の移動量xeを表すグラフである。 眼球回転運動(右指示)における虹彩中心の左右方向の移動速度xdを表すグラフである。 眼球回転運動(左指示)における虹彩中心の左右方向の移動量xeを表すグラフである。 眼球回転運動(左指示)における虹彩中心の左右方向の移動速度xdを表すグラフである。 本発明に係る方向指示方法の前処理部分を示すフローチャートである。 本発明に係る方向指示方法の左右方向指示の判定のための処理部分を示すフローチャートである。 本発明に係る方向指示方法の上下方向指示の判定のための処理部分を示すフローチャートである。
図1において、1はコンピュータ、2は、このコンピュータ1の操作者(以下ユーザーという)、3はコンピュータ1の画面上方中央に設けられたカメラ(撮像手段)でユーザー2の頭部及び顔の写真を撮影する。このカメラ3の画像から、目すなわち眼球の虹彩中心の2次元座標を求め、その移動量からユーザー2が指示した上下左右方向を判別する。
4は、コンピュータ1の画面内に設定された5つのマークで、画面の中央、左右及び上下に配置されている。ユーザー2が、例えば中央に位置しているマーク4に視線を合わせ、視線(破線で示す)を右側のマーク4に移動させたあと、再び中央のマーク4に戻せば、画面を右方向にスクロールすることができ、視線を左側のマーク4に移動させたあと、再び中央のマーク4に戻せば、画面を左方向にスクロールすることができる。同様に、視線を中央のマーク4から上又は下のマーク4に移動させれば画面を上又は下にスクロールすることができる。また、視線を移動させずに、頭部をマークの方向に上下左右に回転させることによっても、同様の操作を実現することができる。なお実際には、画面上にマーク4を表示させることなく、画面の中央、左右、上下に視線を移動、又は頭部を回転させることによっても同様の操作を行うことができる。
このようにして視線の移動又は頭部の回転で画面を上下左右にスクロールすることができ、左右に画面を移動させる場合、例えば画面に書物のページを表示して、これを頭又は視線の動きのみで、ページをめくるなどの操作が可能となる。なおコンピュータ1は、ノートパソコン、タブレット及びスマートフォン等を含む。
本実施形態に係る方向指示装置の構成においては以下のパラメータが使用される。
αx,αy: 虹彩中心の移動が、頭部回転と眼球回転のどちらによって起きたか判定するための閾値。これらの値を小さく設定すると、眼球よりも頭部の動きを優先して方向を指示する。逆に、大きく設定すると、眼球の動きを優先して方向を指示する。指示動作の優先度を決めるパラメータである。
βx1,βy1:ユーザーが、頭部で方向指示をしたか否かを判別するときに用いる虹彩中心の移動量に対する閾値。これらの値を小さく設定すると、頭部をわずかに動かしただけでも、コンピュータに方向を指示することができる。ただし、その分、意図しない方向指示の頻度が増える。したがって、頭部を大きく動かしたときだけ指示させたい場合には、これらの値を大きく設定する。
βx2,βy2:ユーザーが頭部で方向指示をしたか否かを判別するときに用いる虹彩中心の移動速度に対する閾値。これらの値を小さく設定すると、頭部をゆっくり動かしても方向指示することが可能になる。ただし、その分、意図しない指示の頻度が増える。したがって、頭部を速く動かしたときだけ指示させたい場合には、これらの値を大きく設定する。
βx3,βy3:ユーザーが眼球で方向指示をしたか否かを判別するときに用いる虹彩中心の移動量に対する閾値。これらの値を小さく設定すると、眼球をわずかに動かしただけでも方向指示することが可能になる。ただし、その分、意図しない方向指示の頻度が増える。したがって、眼球を大きく動かしたときだけ指示させたい場合には、これらの値を大きく設定する。
βx4,βy4:ユーザーが眼球で方向指示をしたか否かを判別するときに用いる虹彩中心の移動速度に対する閾値。これらの値を小さく設定すると、眼球をゆっくり動かしても方向指示することが可能になる。ただし、その分、意図しない方向指示の頻度が増える。したがって、眼球を速く動かしたときだけ指示させたい場合には、これらの値を大きく設定する。
Lx,Ly:頭部と眼球の動作判別で用いるデータ長。この値を大きく設定すると、頭部および眼球を比較的長い時間かけて動かしたときだけ、方向を指示する。意図しない頭部および眼球運動による方向指示を避けたい場合は、これらの値を大きく設定する。
Nx,Ny: 方向指示の判定で用いるデータ長。この値を大きく設定すると、頭部および眼球を比較的長い時間かけて動かしたときだけ、方向を指示する。意図しない頭部および眼球運動による方向指示を避けたい場合は、これらの値を大きく設定する。
Mx,My :方向指示の判定で用いるデータ長。この値を大きく設定すると、頭部および眼球を比較的長い時間かけて大きく動かしたときだけ、方向を指示する。意図しない頭部および眼球運動による方向指示を避けたい場合は、これらの値を大きく設定する。
図2において、3は、ユーザー2の目及び顔領域を撮像する前述のカメラで、撮像された画像のイメージ図を図3に示す。5は、カメラ3により撮像された顔領域の第1座標系0を設定する第1座標系設定手段であり、OpenCV(Open Source Computer Vision Library)等の既存ライブラリを利用して、カメラ画像から顔領域を抽出し、左上コーナーを原点とする第1座標系O(X軸、Y軸)を設定する(図4)。6は、カメラ3により撮像された画像のうち目領域の第2座標系O'として設定する第2座標系設定手段で、同様にOpenCV等の既存ライブラリを利用して、顔領域から目領域を抽出し、左上コーナーを原点とする第2座標系O'(Xo軸、Yo軸)を設定する(図5)。
7は、第2座標系O'の原点座標を、目領域の移動に伴って、これに追随かつ遅延して移動する第3座標系O1を得る第1遅延手段で、例えば第2座標系O'の原点座標をローパスフィルタ処理する第1ローパスフィルタLPF1にて構成することができる。8は、同様に第2座標系O’の原点座標を、目領域の移動に伴って、これに追随かつ遅延して移動するとともに第1遅延手段7より遅延時間が小さい第4座標系O2を得る第2遅延手段で、例えば第2座標系O'の原点座標をローパスフィルタ処理する、第1ローパスフィルタLPF1より遅延時間が小さい第2ローパスフィルタLPF2にて構成することができる。
第1、第2ローパスフィルタLPF1、LPF2の関係は、第1ローパスフィルタLPF1が遅延時間の大きなローパスフィルタ(カットオフ周波数が低いローパスフィルタ)であり、第2ローパスフィルタLPF2が遅延時間の小さいローパスフィルタ(カットオフ周波数が高いローパスフィルタ)である。第1、第2ローパスフィルタLPF1、LPF2による目領域抽出を図6に、頭部回転時における目領域の違いを図7に示す。第1、第2ローパスフィルタLPF1、LPF2のそれぞれのカットオフ周波数は、例えば4.5Hz、10Hzとすることができる。
第1、第2ローパスフィルタLPF1、LPF2のカットオフ周波数をこのような関係に設定すれば、ユーザー2が頭部を回転させたとき、図7に示すように第3座標系O1の移動速度が、第4座標系O2のそれより遅延する。第1ローパスフィルタLPF1で処理すると目領域を示す矩形の枠が滑らかにゆっくりと動き(ゆっくり動かすことで、頭部回転による方向指示検出を可能にしている)、他方第2ローパスフィルタLPF2で処理すると正方形の枠(第4座標系O2)は比較的早く動くのである。頭部回転時における目領域の位置関係を図8に、眼球回転時における目領域の位置関係を図9に示す。
9は、第3座標系O1での虹彩中心の移動量と移動速度を算出する第1算出手段であり、画像の2値化、膨張収縮によるノイズ除去処理、ラベリング処理技術を用いて第3座標系O1に対して、虹彩中心のx1座標の値x1cおよびy1座標値の値y1cを求める。
10は、第4座標系O2での虹彩中心の移動量と移動速度を算出する第2算出手段であり、同様に画像の2値化、膨張収縮によるノイズ除去処理、ラベリング処理技術を用いて第4座標系O2に対しても、虹彩中心のx2座標の値x2cおよびy2座標値の値y2cを求める。
11は、第3座標系O1と第4座標系O2の原点間距離に基づく動作判別を行う判別手段であり、x1座標の値x1cとy1座標の値y1cにローカットフィルタを適用し、それぞれをxe1とye1とおく。これにより、値x1cおよびy1cのバイアス成分が除去され、虹彩の左右または上下方向の移動量が得られる。さらに、値x1cおよびy1cに微分フィルタを適用し、それぞれを値xd1およびyd1とおく。これにより虹彩の左右方向および上下方向の移動速度が得られる。同様に、x2座標の値x2cおよびy2座標の値y2cに対して、ローカットフィルタと微分フィルタを適用して、それぞれ値xe2と値xd2および値ye2と値yd2を求める。
さらに、第3座標系O1と第4座標系O2の原点のx軸方向の偏差Dx=|Xo1-Xo2|を計算する。Dx≧αxの状態がLxサンプル連続して起きた場合、移動量xe=xe1、 移動速度xd=xd1 と設定し(この後、頭部で左右に方向指示した場合の処理に移る)、そうでなければ、移動量xe=xe2、 移動速度xd=xd2 と設定する(この後、眼球で左右に方向指示した場合の処理に移る)。同様にして、第3座標系O1と第4座標系O2の原点のy軸方向の偏差Dy=|Yo1-Yo2|を計算する。Dy≧αyの状態がLyサンプル連続して起きた場合、移動量ye=ye1、 移動速度yd=yd1 と設定し(この後、頭部で上下に方向指示した場合の処理に移る)、そうでなければ、移動量ye=ye2、 移動速度yd=yd2 と設定する(この後、眼球で上下に方向指示した場合の処理に移る)。
12は、判別手段11からの信号に基づき頭部による左右方向指示を判定する第1判定手段であり、頭部による指示の有無の判定を行う。すなわち、過去Nxサンプルの間に、|xe|≧βx1、 |xd|≧βx2 の状態がそれぞれMx回連続して起きた場合、頭部で方向指示した可能性ありと判定し、そうでなければ、指示なしと判定する。ここで、頭部で指示方向した可能性ありと判定された場合で、移動速度xdがxd≧βx2の状態からxd≦-βx2に転じていれば、右を指示したと判定し、逆に、xd≦-βx2の状態からxd≧βx2に転じていれば、左を指示したと判定する。いずれにも該当しない場合は、方向指示なしと判定する。図10に頭部回転時における虹彩の移動状態を、図11に眼球回転時における虹彩の移動状態を示す。図12に、虹彩中心の左右方向の移動量xeを、図13に、虹彩中心の左右方向の移動速度xdを示し、右指示と判定した例である。左指示と判定した同様の例を、図14及び図15に示す。
13は、判別手段11からの信号に基づき目(眼球)による左右方向指示を判定する第2判定手段であり、眼球による指示の有無の判定を行う。すなわち、過去Nxサンプルの間に、|xe|≧βx3、 |xd|≧βx4 の状態がそれぞれMx回連続して起きた場合、眼球で方向指示した可能性ありと判定し、そうでなければ、指示なしと判定する。ここで、眼球で指示方向した可能性ありと判定された場合に、移動速度xdがxd≧βx4の状態からxd≦-βx4に転じていれば、右を指示したと判定し、逆に、xd≦-βx4の状態からxd≧βx4に転じていれば、左を指示したと判定する。いずれにも該当しない場合は、方向指示なしと判定する。図16に、眼球回転時における虹彩中心の左右方向の移動量xeを、図17に、眼球回転時における虹彩中心の左右方向の移動速度xdを示し、右指示と判定した例である。左指示と判定した同様の例を、図18及び図19に示す。
14は、判別手段11からの信号に基づき頭部による上下方向指示を判定する第3判定手段であり、頭部による指示の有無を判定する。すなわち、過去Nyサンプルの間に、|ye|≧βy1、 |yd|≧βy2 の状態がそれぞれMy回連続して起きた場合、頭部で方向指示した可能性ありと判定し、そうでなければ、指示なしと判定する。ここで、頭部で指示方向した可能性ありと判定された場合に、移動速度ydがyd≧βy2の状態からyd≦-βy2に転じていれば、下を指示したと判定し、逆に、yd≦-βy2の状態からyd≧βy2に転じていれば、上を指示したと判定する。いずれにも該当しない場合は、方向指示なしと判定する。
15は、判別手段11からの信号に基づき眼球による上下方向指示の第4判定手段であり、眼球による指示の有無の判定を行う。すなわち、過去Nyサンプルの間に、|ye|≧βy3、 |yd|≧βy4 の状態がそれぞれMy回連続して起きた場合、眼球で方向指示した可能性ありと判定し、そうでなければ、指示なしと判定する。ここで、眼球で指示方向した可能性ありと判定された場合に、移動速度ydがyd≧βy4の状態からyd≦-βy4に転じていれば、下を指示したと判定し、逆に、yd≦-βy4の状態からyd≧βy4に転じていれば、上を指示したと判定する。いずれにも該当しない場合は、方向指示なしと判定する。
次に本発明に係る方向指示方法を、図20を用いてステップ(以下ステップをSで示す)順に説明する。
S1:前述のパラメータを設定する。
S2:カメラ3によりユーザー2の顔画像(図3)を撮像し読み込む。サンプリング周波数は30Hzとすることができる。
S3:顔領域の抽出及び第1座標系O(X軸、Y軸)を設定する。すなわち、OpenCV等の既存ライブラリを利用して、カメラ画像から顔領域を抽出し、左上コーナーを原点とする第1座標系O(X軸、Y軸)を設定する(図4)。
S4:目領域の抽出及び第2座標系O’(X軸、Y軸)を設定する。すなわちOpenCV等の既存ライブラリを利用して、カメラ画像の顔領域から目領域を抽出し、左上コーナーを原点とする第2座標系O'の原点座標(Xo軸、Yo軸)を設定する(図5)。
S5:第1遅延手段7である第1ローパスフィルタLPF1による目領域の再設定及びその第3座標系O1(x1軸、y1軸)の設定を行う。すなわち、S2における第2座標系O’の原点座標Xo、Yoに第1ローパスフィルタLPF1を適用して、第3座標系O1の座標原点(Xo1、Yo1)を決定する。
S6: 第2遅延手段8である第2ローパスフィルタLPF2による目領域の再設定及びその第4座標系O2(x2軸、y2軸)の設定を行う。すなわち、S2における第2座標系O’の原点座標Xo、Yoに第2ローパスフィルタLPF2を適用して、第4座標系O2の座標原点(Xo2、Yo2)を決定する。
なおS5、S6においては、第1、第2遅延手段7,8として第1、第2ローパスフィルタLPF1,LPF2を使用した場合につき説明したが、このようなローパスフィルタを使うことなく、遅延させることもできる。すなわちS5において「第2座標系O'の原点座標Xo,Yoに第1ローパスフィルタLPF1を適用して、第3座標系O1の座標原点(Xo1,Yo1)を決定」とあるのを「N1サンプル前のO'の原点座標Xo,Yoを第3座標系O1の座標原点(Xo1,Yo1)として決定」と置き換え、かつ、S6において、「第2座標系O'の原点座標Xo,Yoに第2ローパスフィルタLPF2を適用して、第4座標系O2の座標原点(Xo2,Yo2)を決定」とあるのを「N2サンプル前の第2座標系O'の原点座標Xo,Yoを第4座標系O2の座標原点(Xo2,Yo2)として決定」と置き換える方法をとればよい。ここで遅延量(遅延サンプル数)を表す設定パラメータN1,N2の関係を、N1>N2と設定するのである。例えばN1=5,N2=0とした場合,方向判別率が50%程度であった。
SA:S5による第3座標系O1から、左右方向の判定を行う処理に続くステップである。
SB:S5による第3座標系O1から、上下方向の判定を行う処理に続くステップである。
SC:S6による第4座標系O2から、左右方向の判定を行う処理に続くステップである。
SD:S6による第4座標系O2から、上下方向の判定を行う処理に続くステップである。
次に、左右方向を判定する処理SA、SCに続くステップを、図21を参照して説明する。
S7: SAに続き、画像の2値化、膨張収縮によるノイズ除去処理、ラベリング処理技術を用いて、第3座標系O1に対して、虹彩中心のx1座標の値x1cを求める。
S8: SCに続き、画像の2値化、膨張収縮によるノイズ除去処理、ラベリング処理技術を用いて、第4座標系O2に対して、虹彩中心のx2座標の値x2cを求める。
S9:S91、S92、S93及びS94よりなる。
S91:S7に続き、値x1cにローカットフィルタを適用し移動量xe1とする。
S92:S7に続き、値x1cに微分フィルタを適用し移動速度xd1とする。
S93:S8に続き、値x2cにローカットフィルタを適用し移動量xe2とする。
S94:S8に続き、値x2cに微分フィルタを適用し移動速度xd2とする。
S10:S91ないしS94の結果に基づいて、第3 座標系O1と第4座標系O2の原点のx軸方向の偏差Dx=|Xo1-Xo2|を計算 する。
S11:偏差Dx計算の結果、Dx≧αxの状態がLxサンプル連続して起きたか、そうでないかを判断する。
S12:Dx≧αxの状態がLxサンプル連続して起きたと判断された場合、移動量xe=xe1、移動速度 xd=xd1 と設定する。この後、頭部で方向指示した場合の処理に移る。
S13: Dx≧αxの状態がLxサンプル連続して起きていないと判断された場合、移動量xe=xe2、 移動速度xd=xd2 と設定し、この後、眼球で方向指示した場合の処理に移る。
S14: S12に続き、頭部で方向指示した場合の処理に移る。すなわち、過去Nxサンプルの間に、|xe|≧βx1、|xd|≧βx2 の状態がそれぞれMx回連続して起きているか否かを判定する。
S15:S14で、|xe|≧βx1、|xd|≧βx2 の状態がそれぞれMx回連続して起きていると判定された場合、さらに移動速度xdがxd≧βx2の状態からxd≦-βx2に転じているか否かを判定し、転じていると判定したときは右指示と判定する。
S16: S15で、移動速度xdがxd≧βx2の状態からxd≦-βx2に転じていると判定されない場合において、さらにxd≦-βx2の状態からxd≧βx2に転じていと判定されたときは、左を指示したと判定する。
S14において、|xe|≧βx1、xd|≧βx2 の状態がそれぞれMx回連続して起きていると判定されなかった場合及びS16においてxd≦-βx2の状態からxd≧βx2に転じていると判定されなかった場合は、いずれも方向指示なしと判定する。
S17:S13に続き、眼球で方向指示した場合の処理に移る。すなわち、過去Nxサンプルの間に、|xe|≧βx3、|xd|≧βx4の状態がそれぞれMx回連続して起きているか否かを判定する。
S18: S17で、|xe|≧βx3、|xd|≧βx4の状態がそれぞれMx回連続して起きていると判定された場合、さらに、xdがxd≧βx4の状態からxd≦-βx4に転じているか否かを判定し、転じていると判定したときは右指示と判定する。
S19: S18で、移動速度xdがxd≧βx4の状態からxd≦-βx4に転じていると判定されない場合において、さらにxd≦-βx4の状態からxd≧βx4に転じていると判定されたときは、左を指示したと判定する。
S17において、過去Nxサンプルの間に、|xe|≧βx3、 |xd|≧βx4の状態がそれぞれMx回連続して起きていると判定されなかった場合及びS19においてxd≦-βx4の状態からxd≧βx4に転じていると判定されなかった場合は、いずれも方向指示なしと判定する。
次に、上下方向を判定する処理SB、SDに続くステップを、図22を参照して説明する。
S7’: SBに続き、画像の2値化、膨張収縮によるノイズ除去処理、ラベリング処理技術を用いて、第3座標系O1に対して、虹彩中心のy1座標の値y1cを求める。
S8’: SDに続き、画像の2値化、膨張収縮によるノイズ除去処理、ラベリング処理技術を用いて、第4座標系O2に対して、虹彩中心のy2座標の値y2cを求める。
S9’:S91’、S92’、S93’及びS94’よりなる。
S91’:S7’に続き、値y1cにローカットフィルタを適用し移動量ye1とする。
S92’:S7’に続き、値y1cに微分フィルタを適用し移動速度yd1とする。
S93’:S8’に続き、値y2cにローカットフィルタを適用し移動量ye2とする。
S94’:S8’に続き、値y2cに微分フィルタを適用し移動速度yd2とする。
S10’:S91’ないしS94’の結果に基づいて、第3 座標系O1と第4座標系O2の原点のy軸方向の偏差Dy=|Yo1-Yo2|を計算 する。
S11’:偏差Dy計算の結果、Dy≧αyの状態がLyサンプル連続して起きたか、そうでないかを判断する。
S12’:Dy≧αyの状態がLxサンプル連続して起きたと判断された場合、移動量ye=ye1、 移動速度yd=yd1 と設定する。この後、頭部で方向指示した場合の処理に移る。
S13’: Dy≧αyの状態がLyサンプル連続して起きていないと判断された場合、移動量ye=ye2、移動速度 yd=yd2 と設定し、この後、眼球で方向指示した場合の処理に移る。
S14’: S12’に続き、頭部で方向指示した場合の処理に移る。すなわち、過去Nyサンプルの間に、|ye|≧βy1、|yd|≧βy2 の状態がそれぞれMy回連続して起きているか否かを判定する。
S15’:S14’で、|ye|≧βy1、|yd|≧βy2 の状態がそれぞれMy回連続して起きていると判定された場合、さらに移動速度ydがyd≧βy2の状態からyd≦-βy2に転じているか否かを判定し、転じていると判定したときは下指示と判定する。
S16’: S15’で、移動速度ydがyd≧βy2の状態からxd≦-βy2に転じていないと判定された場合において、さらにyd≦-βx2の状態からyd≧βy2に転じていると判定されたときは、上を指示したと判定する。
S14’において、|ye|≧βy1、|yd|≧βy2 の状態がそれぞれMx回連続して起きていると判定されなかった場合及びS16’においてyd≦-βy2の状態からyd≧βy2に転じていると判定されなかった場合は、いずれも方向指示なしと判定する。
S17’:S13’に続き、眼球で方向指示した場合の処理に移る。すなわち、過去Nyサンプルの間に、|ye|≧βy3、 |yd|≧βy4の状態がそれぞれMy回連続して起きているか否かを判定する。
S18’: S17’で、|ye|≧βy3、|xd|≧βy4の状態がそれぞれMy回連続して起きていると判定された場合、さらに、移動速度ydがyd≧βy4の状態から移動速度yd≦-βy4に転じているか否かを判定し、転じていると判定したときは下指示と判定する。
S19’:S18’で、移動速度ydがyd≧βy4の状態からyd≦-βy4に転じていると判定されなかった場合において、さらにyd≦-βy4の状態からyd≧βy4に転じていると判定されたときは、上を指示したと判定する。
S17’において、過去Nyサンプルの間に、|ye|≧βy3、 |yd|≧βx4の状態がそれぞれMy回連続して起きていると判定されなかった場合及びS19’においてyd≦-βy4の状態からyd≧βy4に転じていると判定されなかった場合は、いずれも方向指示なしと判定する。
次に、判定精度の検証結果を示す。
a.被験者:3名
b.検証内容:眼球運動で左右10回ずつ方向指示、頭部回転で左右10回ずつ方向指示の計40試行した。
c.検証方法:(1)第1、第2遅延手段として第1、第2ローパフフィルタLPF1,LPS2を使用した場合(本発明方法)及び(2)ローパスフィルタを使わない従来方法による場合において、方向指示の判別率を比較した。
d.検証結果:3名の方向判別率(平均値)
(1)本発明方法:眼球運動81%、頭部回転98%
(2)従来方法:眼球運動81%、頭部回転0%
検証の結果、眼球回転運動では、本発明では従来方法とほぼ同じ判別率が得られ、頭部回転運動では本発明による方向判別率の方が格段に優れていることが分かった。
なお検証実験では、意図的に、目の大きい者(目がよく開いている常態にある者)と目の細い者(目があまり開いていない常態にある者)を1名ずつ選んだ。目の大きさを表す指標として、開眼度A=(目の高さ)/(目の長さ)を用いると、以下の通りである。
・被験者1:A=0.39(目が大きい者)
・被験者2:A=0.34
・被験者3:A=0.28(目が細い者)
実験の結果、目の大きい者の方が、高い判別率が得られることが分かった。被験者1にあっては、眼球運動100%、頭部回転100%の判別率であり、他方、被験者3にあっては、眼球運動55%、頭部回転95%の判別率であった。
1 コンピュータ
2 ユーザー(操作者)
3 カメラ(撮像手段)
4 マーク
5 第1座標系設定手段
6 第2座標系設定手段
7 第1遅延手段
8 第2遅延手段
9 第1算出手段
10 第2算出手段
11 判別手段
12 第1判定手段
13 第2判定手段
14 第3判定手段
15 第4判定手段

Claims (4)

  1. コンピュータ操作者の顔領域を撮像する撮像手段と、
    該撮像手段により撮像された顔領域の第1座標系を設定する第1座標系設定手段と、
    前記撮像手段により撮像された顔領域における目領域の第2座標系を設定する第2座標系設定手段と、
    前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動する第3座標系を得る第1遅延手段と、
    前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動するとともに前記第1遅延手段より遅延時間が小さい第4座標系を得る第2遅延手段と、
    前記第3座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出する第1算出手段と、
    前記第4座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出する第2算出手段と、
    前記第3座標系と前記第4座標系の原点間距離に基づく動作判別を行う判別手段と、
    該判別手段からの信号に基づき頭部による左右方向指示を判定する第1判定手段と、
    前記判別手段からの信号に基づき眼球による左右方向指示を判定する第2判定手段と、
    前記判別手段からの信号に基づき頭部による上下方向指示を判定する第3判定手段と、
    前記判別手段からの信号に基づき眼球による上下方向指示を判定する第4判定手段と、
    よりなることを特徴とする方向指示装置
  2. 前記第1遅延手段が、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する第1ローパスフィルタよりなり、前記第2遅延手段が、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する、前記第1ローパスフィルタより遅延時間が小さい第2ローパスフィルタよりなることを特徴とする請求項1記載の方向指示装置
  3. コンピュータ操作者の顔領域を撮像するステップと、
    該ステップにより撮像された顔領域の第1座標系を設定するステップと、
    撮像された顔領域における目領域画像の第2座標系を設定するステップと、
    前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動する第3座標系を得るステップと、
    前記目領域の移動に伴って、これに追随し遅延して移動するとともに前記第3座標系より遅延時間が小さい第4座標系を得るステップと、
    前記第3座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出するステップと、
    前記第4座標系での虹彩中心の移動量と移動速度を算出するステップと、
    前記第3座標系と前記第4座標系の原点間距離に基づく動作判別を行うステップと、
    前記動作判別に基づき頭部による左右方向指示を判定するステップと、
    前記動作判別に基づき眼球による左右方向指示を判定するステップと、
    前記動作判別に基づき頭部による上下方向指示を判定するステップと、
    前記動作判別に基づき眼球による上下方向指示を判定するステップと、
    よりなることを特徴とする方向指示方法
  4. 前記第3座標系を得るステップは、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する第1ローパスフィルタにてなされ、前記第4座標系を得るステップは、前記第2座標系の原点座標をローパスフィルタ処理する、前記第1ローパスフィルタより遅延時間が小さい第2ローパスフィルタにてなされることを特徴とする請求項3記載の方向指示方法
JP2014239136A 2014-11-26 2014-11-26 方向指示装置及び方向指示方法 Active JP6346547B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014239136A JP6346547B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 方向指示装置及び方向指示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014239136A JP6346547B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 方向指示装置及び方向指示方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016099959A JP2016099959A (ja) 2016-05-30
JP6346547B2 true JP6346547B2 (ja) 2018-06-20

Family

ID=56077935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014239136A Active JP6346547B2 (ja) 2014-11-26 2014-11-26 方向指示装置及び方向指示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6346547B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7428390B2 (ja) 2021-05-14 2024-02-06 株式会社システック 表示面内の表示位置移動指示システム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003280805A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Gen Tec:Kk データ入力装置
US8793620B2 (en) * 2011-04-21 2014-07-29 Sony Computer Entertainment Inc. Gaze-assisted computer interface
JP2007323126A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Kyocera Corp 入力装置及び入力操作方法
FR2985065B1 (fr) * 2011-12-21 2014-01-10 Univ Paris Curie Procede d'estimation de flot optique a partir d'un capteur asynchrone de lumiere
TWI488070B (zh) * 2012-12-07 2015-06-11 Pixart Imaging Inc 電子裝置控制方法以及使用此電子裝置控制方法的電子裝置
JP6199038B2 (ja) * 2013-02-04 2017-09-20 学校法人東海大学 視線分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016099959A (ja) 2016-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10456918B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
JP6809226B2 (ja) 生体検知装置、生体検知方法、および、生体検知プログラム
US11006864B2 (en) Face detection device, face detection system, and face detection method
WO2014188727A1 (ja) 視線計測装置、視線計測方法および視線計測プログラム
CN106020436A (zh) 图像分析装置及图像分析方法
CN111212594B (zh) 电子设备和利用电子设备确定结膜充血程度的方法
WO2014075418A1 (zh) 一种人机交互方法及装置
TW201719335A (zh) 視線輸入裝置、視線輸入方法、及程式
KR20170041636A (ko) 표시 제어장치, 표시 제어방법 및 프로그램
TWI557601B (zh) 瞳孔追蹤系統及其方法、電腦程式產品、及電腦可讀取紀錄媒體
JP2011147547A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
JP5163281B2 (ja) 静脈認証装置および静脈認証方法
WO2020054760A1 (ja) 画像表示制御装置および画像表示制御用プログラム
JP6346547B2 (ja) 方向指示装置及び方向指示方法
JP2018028774A (ja) 画像処理装置及び画像処理用プログラム
JP5862410B2 (ja) 人数集計サーバ、通行人数集計装置、及び通行人数集計システム
JP2015177428A5 (ja)
JP6289655B2 (ja) 画面操作装置及び画面操作方法
JP6170696B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
KR20100081099A (ko) 아웃 포커싱 장치 및 방법
JP5951966B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム
JP2021096537A (ja) 生体情報取得装置、端末装置、生体情報取得方法、生体情報取得プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100651104B1 (ko) 시선기반 컴퓨터 인터페이스 장치 및 방법
KR20160068311A (ko) 안면 형상 기울기 보정 방법 및 보정 시스템
JP7398061B2 (ja) 情報取得装置及び情報取得方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170711

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6346547

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250