[0056]共有スペクトラム中の複数の物理キャリアへのアクセス権をめぐって送信デバイスが争う、方法、装置、システム、およびデバイスが説明される。複数の物理キャリアのすべてへのアクセス権が保証されるとは限らないことがあるので、物理キャリアがクロススケジューリングされるときに問題が発生することがある。たとえば、第1の物理キャリアが第2の物理キャリアとクロススケジューリングされ、送信デバイスが第1の物理キャリアへのアクセス権を得ることは可能であるが第2の物理キャリアへのアクセス権を得ることが可能ではないとき、受信デバイスは、第1の物理キャリアを介した送信を利用するために必要な制御情報を受信することができない。したがって、第2の物理キャリアへのアクセス権を得ることなく第1の物理キャリアを予約することは、リソースを無駄にすることがあり、および/または送信を遅らせることがある。
[0057]いくつかの場合、本明細書で説明される方法、装置、システム、およびデバイスは、共有される免許不要スペクトラム(たとえば、通常はWiFi通信のために使用されるWLAN帯域)を使用するためのより多くの機会を、セルラーネットワークの事業者(オペレータ(たとえば、Long Term Evolution(LTE)またはLTE−Advanced(LTE−A)通信ネットワークの事業者)に提供することができる。
[0058]本明細書で説明される技法は、LTEに限定されず、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムにも使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語はしばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装することができる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000 Release 0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、通常、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形形態とを含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communication(GSM(登録商標))などの無線技術を実装することができる。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装することができる。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−AおよびGSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP(登録商標))と称する団体の文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体の文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、上で言及されたシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。しかしながら、以下の説明は、例としてLTEシステムを説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0059]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載された範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な実施形態は、必要に応じて様々な手順またはコンポーネントを省略し、置換し、または追加することができる。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行されてよく、様々なステップが追加され、省略され、または組み合わせられてよい。また、いくつかの実施形態に関して説明される特徴が、他の実施形態において組み合わせられてもよい。
[0060]図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の図を示す。ワイヤレス通信システム100は、複数のアクセスポイント(たとえば、基地局、eNB、またはWLANアクセスポイント)105と、ある数のユーザ機器(UE)115と、コアネットワーク130とを含む。アクセスポイント105のいくつかは、様々な実施形態ではコアネットワーク130またはいくつかのアクセスポイント105(たとえば、基地局またはeNB)の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でUE115と通信することができる。アクセスポイント105のいくつかは、バックホール132を通じて、コアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信することができる。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105のいくつかは、有線またはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を通じて、互いに直接または間接的に通信することができる。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(様々な周波数の波形信号)上での動作をサポートすることができる。マルチキャリア送信機は、変調された信号を複数のキャリア上で同時に送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各々の変調された信号は、異なるキャリア上で送られることがあり、制御情報(たとえば、参照信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送することができる。
[0061]アクセスポイント105は、1つまたは複数のアクセスポイントアンテナを介してUE115とワイヤレスに通信することができる。アクセスポイント105の各々は、通信カバレッジをそれぞれのカバレッジエリア110に与え得る。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105は、基地局、基地局装置(BTS)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、NodeB、evolved NodeB(eNB)、home NodeB、home eNodeB、WLANアクセスポイント、WiFiノード、ノード、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。アクセスポイントのためのカバレッジエリア110は、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示されず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのアクセスポイント105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。アクセスポイント105はまた、セルラーおよび/またはWLAN無線アクセス技術のような、異なる無線技術を利用することができる。アクセスポイント105は、同じまたは異なるアクセスネットワークまたは事業者展開と関連付けられ得る。同じまたは異なるタイプのアクセスポイント105のカバレッジエリアを含み、同じまたは異なる無線技術を利用し、ならびに/または、同じもしくは異なるアクセスネットワークに属する、異なるアクセスポイント105のカバレッジエリアは重複することがある。
[0062]いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTE−A通信システム(またはネットワーク)を含んでよく、このLTE/LTE−A通信システムは、1つまたは複数の免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムの、動作モードまたは展開シナリオをサポートすることができる。他の実施形態では、ワイヤレス通信システム100は、免許不要スペクトラムおよびLTE/LTE−Aと異なるアクセス技術、または免許スペクトラムおよびLTE/LTE−Aと異なるアクセス技術を使用するワイヤレス通信をサポートすることができる。LTE/LTE−A通信システムでは、evolved NodeBまたはeNBという用語が一般に、オブアクセスポイント105を記述するために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレッジを与える、異種LTE/LTE−Aネットワークであり得る。たとえば、各eNB105は、通信カバレッジを、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルに与え得る。ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルなどのスモールセルは、低電力ノードまたはLPNを含み得る。マクロセルは一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは一般に、比較的小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。またフェムトセルは、一般に、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限されたアクセスも提供することができる。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれ得る。また、フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセルをサポートすることができる。
[0063]コアネットワーク130は、バックホール132(たとえば、S1アプリケーションプロトコルなど)を介してeNB105と通信することができる。eNB105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2アプリケーションプロトコルなど)を介して、および/またはバックホール132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通じて)、直接または間接的に互いに通信することができる。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートすることができる。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有してよく、異なるeNBからの送信は概ね時間的に揃えられてよい。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有してよく、異なるeNBからの送信は時間的に揃えられないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれにも使用され得る。
[0064]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散されてよく、各UE115は固定式または移動式であり得る。UE115は、当業者によって、モバイルデバイス、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、時計または眼鏡などのウェアラブルアイテム、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UE115は、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。UE115はまた、セルラーもしくは他のWWANアクセスネットワーク、またはWLANアクセスネットワークのような、異なるアクセスネットワーク上で通信することが可能であり得る。
[0065]ワイヤレス通信システム100において示された通信リンク125は、(たとえば、UE115からeNB105への)アップリンク(UL)送信を搬送するためのアップリンク、および/または(たとえば、eNB105からUE115への)ダウンリンク(DL)送信を搬送するためのダウンリンクを含み得る。UL送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもあり、DL送信は順方向リンク送信と呼ばれることもある。ダウンリンク送信は、免許スペクトラム(たとえば、LTE)、免許不要スペクトラム、または両方を使用して行われ得る。同様に、アップリンク送信は、免許スペクトラム(たとえば、LTE)、免許不要スペクトラム、または両方を使用して行われ得る。
[0066]ワイヤレス通信システム100のいくつかの実施形態では、免許スペクトラムにおけるLTEダウンリンク容量が免許不要スペクトラムにオフロードされ得る補助ダウンリンクモードと、LTEのダウンリンク容量とアップリンク容量の両方が免許スペクトラムから免許不要スペクトラムにオフロードされ得るキャリアアグリゲーションモードと、基地局(たとえば、eNB)とUEとの間のLTEダウンリンク通信およびアップリンク通信が免許不要スペクトラムにおいて行われ得るスタンドアロンモードとを含む、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムを通じたLTE/LTE−Aのための様々な展開シナリオがサポートされ得る。基地局またはeNB105、ならびにUE115は、これらまたは同様の動作モードの1つまたは複数をサポートすることができる。OFDMA通信信号は、免許不要スペクトラムおよび/または免許スペクトラムにおけるLTEダウンリンク送信のために通信リンク125の中で使用され得るが、SC−FDMA通信信号は、免許不要スペクトラムおよび/または免許スペクトラムにおけるLTEアップリンク送信のために通信リンク125の中で使用され得る。
[0067]いくつかの例では、免許不要スペクトラムのキャリア上でスケジューリングされる送信は、免許スペクトラムのキャリアを使用してスケジューリングされ得る。たとえば、免許スペクトラム中の第1のキャリアは、免許不要スペクトラム中の第2のキャリアを通じた受信デバイスへの送信をスケジューリングするように構成されるアンカーキャリアであり得る。しかしながら、送信デバイスは、第2のキャリアへのアクセス権がクリアチャネルアセスメント(CCA)手順を使用して得られる場合にのみ、スケジューリングされた送信を第2のキャリアを通じて送信することが可能であり得る。したがって、いくつかの例では、第1のキャリアは、第2のキャリアのためのCCAが成功したかどうかの指示を受信デバイスに送信することができる。この指示は、受信デバイスが、スケジューリングされた送信について第2のキャリアを聴取する(listen)かどうかを確かめることを可能にし得る。以下のさらなる詳細において説明されるように、受信デバイスはまた、第1のキャリアで受信される指示に基づいて、第2のキャリアのためのACK/NACKとCSIパラメータとを調整することができる。
[0068]図2Aは、本開示の様々な態様による、免許不要スペクトラムにおいてLTEを使用するための展開シナリオの例を示す図を示す。一実施形態では、図2Aは、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムを通じてLTE/LTE−AをサポートするLTEネットワークのための補助ダウンリンクモードおよびキャリアアグリゲーションモードの例を示す、ワイヤレス通信システム200を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1のワイヤレス通信システム100の部分の例であり得る。その上、基地局205は図1の基地局105の例であってよく、UE215、215−a、および215−bは図1のUE115の例であってよい。
[0069]ワイヤレス通信システム200における補助ダウンリンクモードの例では、基地局205は、ダウンリンク220を使用してUE215にOFDMA通信信号を送信することができる。ダウンリンク220は、免許不要スペクトラム中の周波数F1と関連付けられ得る。基地局205は、双方向リンク225を使用してOFDMA通信信号を同じUE215に送信することができ、双方向リンク225を使用してSC−FDMA通信信号をそのUE215から受信することができる。双方向リンク225は、免許スペクトラムにおける周波数F4と関連付けられ得る。免許不要スペクトラム中のダウンリンク220および免許スペクトラム中の双方向リンク225は、同時に動作することができる。ダウンリンク220は、ダウンリンク容量のオフロードを基地局205に提供することができる。いくつかの実施形態では、ダウンリンク220は、ユニキャストサービス(たとえば、1つのUEへ宛てられる)のサービスのために、またはマルチキャストサービス(たとえば、いくつかのUEへ宛てられる)のために使用され得る。このシナリオは、免許スペクトラムを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、あらゆるサービス提供者(たとえば、従来のモバイルネットワーク事業者またはMNO)に対して発生し得る。
[0070]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、基地局205は、双方向リンク230を使用してUE215−aにOFDMA通信信号を送信することができ、双方向リンク230を使用して同じUE215−aからSC−FDMA通信信号を受信することができる。双方向リンク230は、免許不要スペクトラムにおける周波数F1と関連付けられ得る。基地局205はまた、双方向リンク235を使用してOFDMA通信信号を同じUE215−aに送信することができ、双方向リンク235を使用してSC−FDMA通信信号を同じUE215−aから受信することができる。双方向リンク235は、免許スペクトラムにおける周波数F2と関連付けられ得る。双方向リンク230は、ダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを基地局205に提供することができる。上で説明された補助ダウンリンクのように、このシナリオは、免許スペクトラムを使用し、トラフィックおよび/またはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、あらゆるサービス提供者(たとえば、MNO)に対して発生し得る。
[0071]ワイヤレス通信システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、基地局205は、双方向リンク240を使用してUE215−bにOFDMA通信信号を送信することができ、双方向リンク240を使用して同じUE215−bからSC−FDMA通信信号を受信することができる。双方向リンク240は、免許不要スペクトラムにおける周波数F3と関連付けられ得る。基地局205はまた、双方向リンク245を使用してOFDMA通信信号を同じUE215−bに送信することができ、双方向リンク245を使用してSC−FDMA通信信号を同じUE215−bから受信することができる。双方向リンク245は、免許スペクトラムにおける周波数F2と関連付けられ得る。双方向リンク240は、ダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを基地局205に提供することができる。この例および上で与えられた例は、説明のために提示され、容量のオフロードのために免許スペクトラムを通じたLTEと免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムを通じたLTEを組み合わせる、他の同様の動作モードまたは展開シナリオが存在し得る。
[0072]上で説明されたように、免許不要スペクトラム中でLTEを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得る典型的なサービス提供者は、LTE帯域を用いる従来のMNOである。これらのサービス提供者にとって、運用上の構成は、免許スペクトラム上のLTE一次コンポーネントキャリア(PCC)と免許不要スペクトラム上の二次コンポーネントキャリア(SCC)とを使用するブートストラップモード(たとえば、補助ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0073]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御は一般に、LTE(たとえば、双方向リンク225、235、および245)で通信され得るが、データは一般に、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラム(たとえば、双方向リンク230および240)を通じてLTE/LTE−Aで通信され得る。免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション、または複数のコンポーネントキャリアにわたって異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションに属し得る。
[0074]図2Bは、本開示の様々な態様による、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムのためのスタンドアロンモードの例を示すワイヤレス通信システム250を示す。ワイヤレス通信システム250は、図1のワイヤレス通信システム100および/または図2Aの200の部分の例であり得る。その上、基地局205は、図1および/または図2Aを参照して説明された基地局105および/または205の一例であり得るが、UE215−cは、図1および/または図2AのUE115および/または215の一例であり得る。
[0075]ワイヤレス通信システム250におけるスタンドアロンモードの例では、基地局205は、双方向リンク255を使用してUE215−cにOFDMA通信信号を送信することができ、双方向リンク255を使用してUE215−cからSC−FDMA通信信号を受信することができる。双方向リンク255は、図2Aを参照して上で説明された免許不要スペクトラムにおける周波数F3と関連付けられ得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)などの非従来型のワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードの典型的なサービス提供者は、免許スペクトラムを有しないスタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業または大規模会社であり得る。
[0076]いくつかの実施形態では、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明されたeNB105および/もしくは基地局205、または、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明されたUE115および/もしくは215などの送信デバイスは、共有スペクトラムのチャネルへの(たとえば、免許スペクトラムまたは免許不要スペクトラムの物理チャネルへの)アクセス権を得るためにゲーティング間隔を使用することができる。ゲーティング間隔は、ETSI(EN301 893)において指定されているLBTプロトコルに基づくリスンビフォートーク(LBT:Listen Before Talk)プロトコルのような、コンテンションベースプロトコルの適用を定義し得る。LBTプロトコルの適用を定義するゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信装置がクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行する必要があるときを示し得る。CCAの結果は、共有された免許不要スペクトラムのチャネルが利用可能であるか、または使用中であるかを送信装置に示し得る。チャネルが利用可能である(たとえば、使用のために「クリア」である)ことをCCAが示すとき、ゲーティング間隔は、通常はあらかじめ定義された送信間隔の間、送信装置がチャネルを使用することを可能にし得る。いくつかの場合、チャネルが利用可能であることをCCAが示す場合、チャネルのためのチャネル状態情報(CSI)は、CCAがクリアされるフレーム中の参照信号などに基づいて、測定され報告され得る。いくつかの例では、CSIは、瞬時的な、すなわち短期のCSIであってよく、および/または、統計的な、すなわち長期のCSIであってよい。チャネルが利用可能ではない(たとえば、使用中または予約済みである)ことをCCAが示すとき、ゲーティング間隔は、送信装置が送信間隔の間にチャネルを使用するのを妨げ得る。いくつかの場合、チャネルが利用可能ではないことをCCAが示す場合、CSIは前のフレームに基づいて測定されてよく、および/またはそのフレームに対しては省略されてよい。いくつかの例では、CCAは拡張CCA(ECCA)であってよく、ECCAでは、免許不要の無線周波数スペクトラムバンドに対するコンテンションの成功は複数のN個のCCAの実行に依存し、ここでNはあらかじめ定義された正の整数である。
[0077]いくつかの場合、送信装置が、周期的にゲーティング間隔を生成し、周期的なフレーム構造の少なくとも1つの境界とゲーティング間隔の少なくとも1つの境界を同期させることが有用であり得る。たとえば、共有スペクトラムにおいてセルラーダウンリンクのための周期的なゲーティング間隔を生成し、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造(たとえば、LTE/LTE−A無線フレーム)の少なくとも1つの境界と周期的なゲーティング間隔の少なくとも1つの境界を同期させることが有用であり得る。そのような同期の例が図3に示される。
[0078]図3は、本開示の様々な態様による、免許不要スペクトラムにおけるセルラーダウンリンクのための免許不要フレーム/間隔305、315、および/または325の例300を示す。免許不要フレーム/間隔305、315、および/または325は、免許不要スペクトラムを通じた送信をサポートするeNBによって周期的なゲーティング間隔として使用され得る。そのようなeNBの例は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたアクセスポイント105および/または基地局205であり得る。免許不要フレーム/間隔305、315、および/または325は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、および/または250とともに使用され得る。
[0079]例として、免許不要フレーム/間隔305の持続時間が、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造のLTE/LTE−A無線フレーム310の持続時間に等しい(またはそれにほぼ等しい)ものとして示されている。いくつかの実施形態では、「ほぼ等しい」は、免許不要フレーム/間隔305の持続時間が周期的なフレーム構造の持続時間のサイクリックプレフィックス(CP)持続時間内であることを意味する。
[0080]免許不要フレーム/間隔305の少なくとも1つの境界は、LTE/LTE−A無線フレームN−1〜N+1を含む周期的なフレーム構造の少なくとも1つの境界と同期され得る。いくつかの場合、免許不要フレーム/間隔305は、周期的なフレーム構造のフレーム境界と揃えられた境界を有し得る。他の場合には、免許不要フレーム/間隔305は、周期的なフレーム構造のフレーム境界と同期されているがそれからオフセットされている境界を有し得る。たとえば、免許不要フレーム/間隔305の境界は、周期的なフレーム構造のサブフレーム境界と揃えられてよく、または周期的なフレーム構造のサブフレーム中間点境界(たとえば、特定のサブフレームの中間点)と揃えられてよい。
[0081]いくつかの場合、周期的なフレーム構造は、LTE/LTE−A無線フレームN−1〜N+1を含み得る。各LTE/LTE−A無線フレーム310は、たとえば、10ミリ秒の持続時間を有してよく、免許不要フレーム/間隔305も、10ミリ秒の持続時間を有してよい。これらの場合、免許不要フレーム/間隔305の境界は、LTE/LTE−A無線フレームの1つ(たとえば、LTE/LTE−A無線フレーム(N))の境界(たとえば、フレーム境界、サブフレーム境界、またはサブフレーム中間点境界)と同期され得る。
[0082]例として、免許不要フレーム/間隔315および325の持続時間が、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造の持続時間の約数(またはそのほぼ約数)であるものとして示されている。いくつかの例では、「〜のほぼ約数」は、免許不要フレーム/間隔315、325の持続時間が周期的なフレーム構造の約数(たとえば、1/2または1/10)の持続時間のサイクリックプレフィックス(CP)持続時間内であることを意味する。たとえば、免許不要フレーム/間隔315は、5ミリ秒の持続時間を有してよく、免許不要フレーム/間隔325は、1または2ミリ秒の持続時間を有してよい。
[0083]図4Aは、免許不要スペクトラムにおけるセルラーダウンリンクとセルラーアップリンクの両方によって使用可能な周期的なゲーティング間隔405の例400を示す。周期的なゲーティング間隔405は、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムにおけるLTE/LTE−A通信をサポートするeNBおよびUEによって使用され得る。そのようなeNBの例は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたeNB105および205であり得る。そのようなUEの例は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたUE115および215であり得る。
[0084]例として、周期的なゲーティング間隔405の持続時間は、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造440の持続時間に等しい(またはほぼ等しい)ものとして示されている。周期的なゲーティング間隔405の境界は、周期的なフレーム構造440の境界と同期され得る(たとえば、揃えられ得る)。
[0085]周期的なフレーム構造440は、10個のサブフレーム(たとえば、SF0、SF1、…、SF9)を有するLTE/LTE−A無線フレームを含み得る。サブフレームSF0〜SF4はダウンリンク(D)サブフレーム410であってよく、サブフレームSF5は特別(S’)サブフレーム415であってよく、サブフレームSF6〜SF8はアップリンク(U)サブフレーム420であってよく、サブフレームSF9は特別(S’)サブフレーム425であってよい。S’サブフレームSF9は、サブフレームSF0〜SF4におけるダウンリンク送信のためにCCA(たとえば、ダウンリンクCCAまたはDCCA430)を実行するためにeNBによって使用され得る。S’サブフレームSF5は、サブフレームSF6〜SF9の一部におけるアップリンク送信のためにCCA(たとえば、アップリンクCCAまたはULCCA435)を実行するためにUEによって使用され得る。いくつかの場合、S’サブフレームは、ECCAを実行するためにeNBによって使用され得る。
[0086]S’サブフレーム415および425は、1ミリ秒の持続時間を有するので、免許不要スペクトラムの特定の物理チャネルをめぐって争う送信デバイスがCCAを実行し得る、1つまたは複数のCCAスロットまたはウィンドウを含み得る。物理チャネルが利用可能であるが、S’サブフレーム415または425の終了の前にデバイスのCCAが完了したことを送信デバイスのCCAが示すとき、デバイスは、S’サブフレーム415または425の終了までチャネルを予約するために1つまたは複数の信号を送信することができる。いくつかの場合、1つまたは複数の信号は、チャネル使用パイロット信号(CUPS)、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)、および/またはセル固有参照信号(CRS)を含み得る。CUPS、CUBS、および/またはCRSは、チャネル同期とチャネル予約の両方のために使用され得る。すなわち、別のデバイスがチャネル上でCUPS、CUBS、またはCRSを送信し始めた後にチャネルのためのCCAを実行するデバイスは、CUPS、CUBS、またはCRSのエネルギーを検出し、チャネルが現在利用不可能であると決定することができる。
[0087]いくつかの場合、eNBのような送信デバイスは、Dサブフレーム410のような許可されたサブフレームのすべての間に送信すべきデータを有するとは限らない。たとえば、送信デバイスはデータを有しないことがあるが、他の情報(たとえば、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、セル固有参照信号(CRS)、増強CRS(eCRS)など)を送信することがある。1つのペイロードの組合せのようなCUBSの一部分が、送信デバイスがデータを送信していないこと、および/または同期信号だけを送信していることを示すために、使用および/または予約され得る。いくつかの例では、増強送信フォーマットインジケータチャネル(eTFICH:enhanced transmission format indicator channel)または増強物理フォーマットインジケータチャネル(ePFICH:enhanced physical format indicator channel)の一部分(たとえば、1つのペイロードの組合せ)が、送信デバイスがデータを送信していないこと、および/または同期信号だけを送信していることを示すために、使用および/または予約され得る。
[0088]いくつかの例では、eNBのような送信デバイスは、Dサブフレーム410のような許可されたサブフレームのすべてが終了する前に、送信を止めることができる。送信デバイスが送信のために使用することを意図するサブフレームの数を示すために、CUBSなどに追加のビットが追加され得るが、これはCUBSの想定される数を増やすことがある。いくつかの場合、送信の終わりを示すために、次のサブフレームのシンボル0のような送信の終わりにおいて、CUBSと同様のもののような信号が使用され得る。いくつかの例では、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)または同様の信号などの信号が、サブフレームの最初のシンボルなどにおいて、アクティブなサブフレームの数を搬送することができる。いくつかの場合、PCFICHまたは同様の信号が、現在のサブフレームが送信に使用されるべきサブフレームの最後のものであるかどうかを示すために、少なくとも1つのビットを搬送することができる。
[0089]送信デバイスが、物理チャネルのためのCCAの完了、および/または、物理チャネルを通じたCUPS、CUBS、もしくはCRSの送信に成功した後、送信デバイスは、波形(たとえば、LTEベースの波形)を送信するために、所定の時間の期間(たとえば、LTE/LTE−A無線フレームの一部分)までの間、物理チャネルを使用することができる。
[0090]図4Bは、図4Aを参照して説明されたS’サブフレーム415または425のような、LBTのようなコンテンションベースのプロトコルがどのようにS’サブフレーム450内で実装され得るかの例を示す。コンテンションベースのプロトコルは、たとえば、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明された、ワイヤレス通信システム100、200、および/もしくは300、アクセスポイントもしくはeNB105および/もしくは205、ならびに/または、UE115および/または215とともに使用され得る。
[0091]S’サブフレーム415として使用されるとき、S’サブフレーム450は、ガード期間(またはサイレント期間)455とCCA期間460とを有し得る。例として、ガード期間455およびCCA期間460の各々は、0.5ミリ秒という持続時間を有してよく、7個のOFDMシンボル位置4615(図4Bではスロット1〜7としてラべリングされている)を含んでよい。S’サブフレーム425として使用されるとき、S’サブフレーム450は、ガード期間455の代わりにアップリンク送信期間を有し得る。
[0092]いくつかの場合、eNBは、免許不要スペクトラムの送信期間が送信期間の間の送信に利用可能かどうかを決定するために、免許不要スペクトラムの後続の送信期間のためのCCA470を実行するためにOFDMシンボル位置465の1つまたは複数を選択することができる。いくつかの場合、CCA470はECCA手順の一部である。いくつかの例では、チャネルが利用可能であることをCCAが示す場合、チャネルまたはキャリアのためのCSIフィードバックのようなCSIは、CCA470を実行するために使用されるOFDMシンボル位置465を含むフレームのような、あるフレーム中の参照信号に基づいて、測定および/または報告され得る。いくつかの例では、チャネルが利用可能ではないことをCCAが示す場合、チャネルまたはキャリアのためのCSIフィードバックのようなCSIは前のフレームに基づいて測定されてよく、またはそのフレームに対しては省略されてよい。いくつかの場合、OFDMシンボル位置465の異なる1つが、S’サブフレーム450の異なる発生において(すなわち、免許不要スペクトラムの異なる送信期間にCCA470を実行するために使用される異なるS’サブフレームにおいて)eNBによって擬似ランダムに特定または選択され得る。OFDMシンボル位置の擬似ランダムな特定または選択は、ホッピングシーケンスを使用して制御され得る。他の場合、同じOFDMシンボル位置465が、S’サブフレームの異なる発生においてeNBによって選択され得る。
[0093]ワイヤレス通信システムのeNBは、同じまたは異なる事業者によって運用され得る。いくつかの実施形態において、異なる事業者によって運用されるeNBは、特定のS’サブフレーム450中のOFDMシンボル位置465の異なる1つを選択し、これによって、異なる事業者間のCCAの競合を防ぐことができる。異なる事業者の擬似ランダムな選択機構が協調する場合、OFDMシンボル位置465は、異なる事業者のeNBがいくつかの送信期間のための最早のOFDMシンボル位置(すなわち、スロット1)においてCCA470を実行するための等しい機会を各々有するように、複数の異なる事業者によって擬似ランダムに選択され得る。したがって、経時的に、異なる事業者のeNBは各々、他の事業者のeNBの必要性とは無関係に、まずCCA470を実行し免許不要スペクトラムの送信期間へのアクセス権を得るための機会を有し得る。CCA470の成功の後で、eNBは、他のデバイスおよび/または事業者が免許不要スペクトラムの送信間隔の1つまたは複数の物理チャネルを使用するのを防ぐために、CUPS、CUBS、またはCRSを送信することができる。
[0094]図5は、共有スペクトラムの周期的なゲーティング間隔505内のクロスキャリアスケジューリングの例500を示す。周期的なゲーティング間隔505は、図4に示される周期的なゲーティング間隔405の1つまたは複数の態様の例であってよく、ある数のサブフレーム(たとえば、SF0、SF1、…、SF9と標識される10個のサブフレーム)を含み得る。示される例では、サブフレームSF0〜SF4は、ダウンリンク(D)サブフレーム510であり、サブフレームSF5は、アップリンクCCA(UCCA)を実行するために異なる事業者の装置(たとえば、UE)に対してある数のCCAスロットが提供され得る特別(S’)サブフレーム515であり、サブフレームSF6〜SF8は、アップリンク(U)サブフレーム520であり、サブフレームSF9は、ダウンリンクCCA(DCCA)を実行するために異なる事業者の装置(たとえば、eNB)に対してある数のCCAスロットが提供され得る特別(S’)サブフレーム525である。
[0095]図5は、サブフレームの2つのシーケンスを示す。サブフレームの最初のシーケンス530は第1の物理キャリア(たとえば、第1のコンポーネントキャリア(CC1))のためのものとして示されており、サブフレームの2番目のシーケンス535は第2の物理キャリア(たとえば、第2のコンポーネントキャリア(CC2))のためのものとして示されている。いくつかの場合、サブフレームのシーケンス530、535の1つまたは両方が、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラム中のサブフレームのシーケンスであり得る。いくつかの場合、サブフレーム530、535のシーケンスの1つまたは両方が、免許スペクトラムおよび/またはLTE/LTE−A帯域中のサブフレームのシーケンスであり得る。CC2のダウンリンクサブフレーム510は、CC1のダウンリンクサブフレーム510を介してクロスキャリアスケジューリングされ得る。CC2のアップリンクサブフレーム520はまた、CC1のダウンリンクサブフレーム510を介してクロスキャリアスケジューリングされ得る。
[0096]共有スペクトラムにおけるデータ送信のために複数の物理キャリア(たとえば、CC1およびCC2)に依存するときに生じる問題は、各物理キャリア上の送信がCCAを受けることがあり、CCAが各物理キャリアに対して別々に(たとえば、CC1とCC2に対して別々に)パス(pass)または失敗(fail)することがある、ということである。したがって、CCAは、第1の物理キャリア上ではアップリンク送信期間またはダウンリンク送信期間に対してパスし得るが、第2の物理キャリア上ではCCAがアップリンク送信期間またはダウンリンク送信期間に対して失敗し、この第2の物理キャリアは第1の物理キャリアを動的にスケジューリングするので、第1の物理キャリア上のアップリンク送信期間またはダウンリンク送信期間が無駄にされ得る。たとえば、DCCA540がCC2に対してパスする場合、ダウンリンク送信期間545は、CC2を介したダウンリンク送信のために予約され得る。しかしながら、DCCA540がCC1に対して失敗する場合、ダウンリンク送信期間545はCC1のために予約されなくてよい。CC2のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510が、CC1のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510を介して(たとえば、DL550のためのクロスキャリアスケジューリングを介して)クロスキャリアスケジューリングされたとすると、CC1のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510を介して搬送されることになっていたダウンリンク制御情報は入手不可能になり、CC2のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510を実質的に無駄にし、また、CC2のアップリンク送信期間560にUCCA555を実行するために特別サブフレーム515を使用するのを不可能にする。さらに、CC2のアップリンク送信期間560のアップリンクサブフレーム520がCC1のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510を介して(たとえば、UL565のためのクロスキャリアスケジューリングを介して)クロスキャリアスケジューリングされたとすると、CC1のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510を介して搬送されることになっていたアップリンク制御情報が入手不可能になり得る。またさらに、CC1のアップリンク送信期間560のアップリンクサブフレーム520が、CC1のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510を介してスケジューリングされたとすると、CC1のダウンリンク送信期間545のダウンリンクサブフレーム510を介して搬送されることになっていたアップリンク制御情報は入手不可能になり、CC1のアップリンク送信期間560ためのUCCA555がパスした場合でも、CC1のアップリンク送信期間560のアップリンクサブフレーム520は使用可能ではないことがある。
[0097]クロスキャリアスケジューリングされることが可能な1つまたは複数の物理キャリア(たとえば、1つまたは複数のCC)の動的スケジューリングを可能にするために、別の物理キャリア上でのCCAの失敗にもかかわらず(たとえば、図5を参照して説明されたCCAの失敗のようなCCAの失敗にもかかわらず)、1つまたは複数の物理キャリアがクロススケジューリングされることが可能である物理キャリアに対してCCAがパスするか失敗するかに応じて、1つまたは複数の物理キャリアの各々がクロスキャリアスケジューリングまたは同一キャリアスケジューリングされ得るように、1つまたは複数の物理キャリアの各々は、クロスキャリアスケジューリングに加えて同一キャリアスケジューリングをサポートするように構成され得る。UEは次いで、1つまたは複数の物理キャリアを動的にスケジューリングするために使用される制御情報について複数の物理キャリア(たとえば、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを含む2つ以上の物理キャリア)を監視するように構成され得る。したがって、たとえば、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアは、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。
[0098]1つまたは複数の物理キャリアを動的にスケジューリングするために使用される制御情報について複数の物理キャリアを監視することは、アップリンクスケジューリングとダウンリンクスケジューリングの両方の状況で、また、準持続的スケジューリング(SPS:semi-persistent acheduling)の状況で使用されてよい。
[0099]図6Aは、第1の物理キャリア(たとえば、CC1)および第2の物理キャリア(たとえば、CC2)が第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る、第1の例600を示す。具体的には、CC1のEPDCCHリソース610(たとえば、制御チャネル)は、所与のサブフレーム605におけるCC1上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができ、または、CC2のEPDCCHリソース615は、所与のサブフレーム605におけるCC1上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。したがって、UEは、CC1のためのダウンリンク制御送信について、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視することができる。所与のサブフレーム605において、UEは、CC1上でのPDSCH送信のためのダウンリンク制御送信がCC1のEPDCCHリソース610またはCC2のEPDCCHリソース615を使用してスケジューリングされたことを知り得る。別のサブフレームにおいて、UEは、CC1のためのダウンリンク制御送信が前のサブフレームと同じまたは異なるEPDCCHリソース(たとえば、CC1のEPDCCHリソース610またはCC2のEPDCCHリソース615)を使用してスケジューリングされたことを知り得る。いくつかの場合、ダウンリンク制御送信が搬送されるEPDCCHリソース610または615の識別情報は、CCAがCC1および/もしくはCC2に対して成功したかどうか、ならびに/または、CC1および/もしくはCC2と関連付けられる干渉のレベルに依存し得る。
[0100]いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび/または第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。たとえば、CC1のEPDCCHリソース610はさらにまたは代替的に、所与のサブフレーム605におけるCC2上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができ、および/または、CC2のEPDCCHリソース615はさらにまたは代替的に、所与のサブフレーム605におけるCC2上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。したがって、UEは、CC2のためのダウンリンク制御送信について、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視することができる。
[0101]例として、図6Aは、第1の物理キャリア(たとえば、CC1)または第2の物理キャリア(たとえば、CC2)の少なくとも1つが複数の異なる物理キャリア(たとえば、CC1およびCC2のためのEPDCCH)のための制御チャネルを含み得る例600を示す。しかしながら、いくつかの場合、図6Bを参照して説明されるように、別々の制御チャネルが各物理キャリアに対して提供され得る。
[0102]図6Bは、第1の物理キャリア(たとえば、CC1)および第2の物理キャリア(たとえば、CC2)が第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る、第2の例650を示す。具体的には、CC1のEPDCCHリソース660は、所与のサブフレーム655におけるCC1上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができ、または、CC2のEPDCCHリソース665は、所与のサブフレーム655におけるCC1上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。したがって、UEは、CC1のためのダウンリンク制御送信について、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視することができる。所与のサブフレーム655において、UEは、CC1上でのPDSCH送信のためのダウンリンク制御送信がCC1のEPDCCHリソース660またはCC2のEPDCCHリソース665を使用してスケジューリングされたことを知り得る。別のサブフレームにおいて、UEは、CC1のためのダウンリンク制御送信が前のサブフレームと同じまたは異なるEPDCCHリソース(たとえば、CC1のEPDCCHリソース660またはCC2のEPDCCHリソース665)を使用してスケジューリングされたことを知り得る。いくつかの場合、ダウンリンク制御送信が搬送されるEPDCCHリソース660または665の識別情報は、CCAがCC1および/もしくはCC2に対して成功したかどうか、ならびに/または、CC1および/もしくはCC2と関連付けられる干渉のレベルに依存し得る。
[0103]いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび/または第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。たとえば、CC1の第2のEPDCCHリソース670は、所与のサブフレーム655におけるCC2上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができ、または、CC2の第2のEPDCCHリソース675は、所与のサブフレーム655におけるCC2上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。したがって、UEは、CC2のためのダウンリンク制御送信について、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視することができる。
[0104]いくつかの場合、EPDCCHリソース660、665、670、および/または675はPDCCHリソースであり得る。
[0105]図6Aおよび/または図6Bを参照して説明される技法は、送信デバイスがアクセス権をめぐって争う共有スペクトラム(たとえば、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラム)中の物理キャリアとともに物理キャリアがクロスキャリアスケジューリングされるときには、特に有用であり得る。送信デバイスが保証されたアクセス権を有する帯域中の(たとえば、免許スペクトラムおよび/またはLTE/LTE−A帯域中の)物理キャリアとともに物理キャリアがクロスキャリアスケジューリングされるとき、図6Aおよび/または図6Bを参照して説明される技法は望ましくないことがある。
[0106]UEが第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視するように構成されるとき、UEがダウンリンク制御送信のために単一の物理キャリアだけを監視するように構成されるときに実行されるであろうものと同一または同様の、ブラインド復号の最大の数を維持するのが望ましいことがある。ブラインド復号の適切な最大の数を維持しながら、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアを通じたスケジューリングの柔軟性も提供するために、様々な技法が利用され得る。第1の技法は、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアを、可能なダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットの共通のセット(および場合によっては適切な数の可能なDCIフォーマット)および/または可能なDCIサイズの共通のセット(および場合によっては適切な数の可能なDCIサイズ)と関連付けることを含み得る。第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信は次いで、可能なDCIフォーマットの共通のセットおよび/または可能なDCIサイズの共通のセットに基づいてブラインド復号され得る。第2の技法は、異なる物理キャリアの制御チャネルの間で物理チャネルの制御リソースの同じセットを共有することを含み得る。第3の技法は、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとの間のクロスキャリアスケジューリングに基づいて、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のために実行されるブラインド復号の数を制約することを含み得る。第4の技法は、ダウンリンク制御送信が異なる物理キャリア上での送信をスケジューリングするために使用されるとき、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つと関連付けられる可能なDCIフォーマットのセットおよび/または可能なDCIサイズのセットを制約することを含み得る。可能なDCIフォーマットの制約されたセットおよび/または可能なDCIサイズのセットは次いで、ブラインド復号の数を制約し得る(たとえば、多入力多出力(MIMO)システムにおける3つのDCIサイズへの制約は、ブラインド復号の数を約60に制約することがあり、一方、非MIMOシステムにおける2つのDCIサイズへの制約は、ブラインド復号の数を約44に制約することがある)。
[0107]適切な数のブラインド復号を維持するための第1の技法(すなわち、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアを、可能なDCIフォーマットの共通のセットおよび/または可能なDCIサイズの共通のセットと関連付けること)が、以下でさらに詳しく説明される。
[0108]ワイヤレス通信システム中の複数のUEの各々は、各物理キャリアのためのダウンリンク送信モード(TM)によって別々に構成されてよく、各ダウンリンクTMは、DCIフォーマットのセットと関連付けられてよい。たとえば、ダウンリンク送信モード10(TM10)は、DCIフォーマット1AおよびDCIフォーマット2Dと関連付けられ得る。特定のUEおよび特定の物理チャネルのためのDCIフォーマットのDCIサイズは、DCIフォーマット自体および/または様々な他の要因に依存し得る。他の要因は、システム帯域幅、DCIフォーマットが別のDCIフォーマットとサイズが一致しているかどうか、および/または、特定のUEおよび特定の物理チャネルのためのDCIフォーマットに対して有効にされる機能のセットを含み得る。有効にされる機能のセットは、たとえば、非周期的なサウンディング参照信号(SRS)のトリガ、クロスキャリアスケジューリング、1つまたは複数のチャネル状態情報(CSI)プロセス)を含む多地点協調(CoMP)、UE固有探索空間(USS)、共通探索空間(CSS)、アンテナポートの数などを含み得る。したがって、同じ帯域幅およびダウンリンクTMのもとでも、2つの異なる物理キャリアによって使用されるDCIフォーマットに対するDCIサイズは異なり得る。
[0109]DCIフォーマットに対するDCIサイズの数がより多いことは、実行され得るブラインド復号の最大の数を増やし、UEが物理キャリアのためのダウンリンク制御送信のために2つ以上の物理キャリアを監視するように構成されるときに、探索空間の共有を防ぎ得る。しかしながら、可能なDCIフォーマットとDCIサイズの共通のセット(および場合によっては適切な数の可能なDCIフォーマットとDCIサイズ)の使用が特定のUEによる使用のために構成されるすべての物理キャリアに対して強制される場合、特定のUEによって実行されるブラインド復号の最大の数は減らされ得る。
[0110]いくつかの場合、すべての物理キャリアにわたる可能なDCIフォーマットおよびDCIサイズの共通のセットの使用は、制約が多すぎることがある(たとえば、2つ以上の物理キャリアが異なるシステム帯域幅を有するとき)。これらの場合、DCIサイズのマッチングがグループ中の2つ以上の物理キャリアにわたって実行されてよく、クロスキャリア送信が物理キャリアのそのグループについて許可され得る。この点で、図7は、複数の物理キャリア(たとえば、CC1、CC2、…、CC5)の例700を示す。物理キャリアCC1およびCC2は、クロスキャリアスケジューリングの目的で第1のグループ(たとえば、グループ1)へとグループ化されてよく、グループ1内でDCIサイズのマッチングが行われ得る。物理キャリアCC3、CC4、およびCC5は、クロスキャリアスケジューリングの目的で第2のグループ(たとえば、グループ2)へとグループ化されてよく、グループ2内でDCIサイズのマッチングが行われ得る。いくつかの場合、より多数または少数のグループが形成され得る。いくつかの場合、1つまたは複数の物理キャリアはグループ化されないことがある。例として、物理キャリアCC1〜CC5の各々は、そのグループ中の物理キャリアの各々によって共有される制御チャネルを有するものとして示されている。他の実施形態では、物理キャリアの各々は、そのグループ中の物理キャリアの各々に対して別々の制御チャネルを有し得る。例として、制御チャネルは、EPDCCH制御チャネルであるものとして示されている。代替的な実施形態では、制御チャネルは、PDCCHまたは他のタイプの制御チャネルの形態をとり得る。
[0111]適切な数のブラインド復号を維持する(すなわち、異なる物理キャリアの制御チャネルの間で物理チャネルの制御リソースの同じセットを共有する)ための第2の技法の例が図6Aおよび/または図7に示されており、共有される制御リソースのセットはEPDCCHリソースの共有されるセットを含む。
[0112]適切な数のブラインド復号を維持するための(すなわち、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとの間のクロスキャリアスケジューリングに基づいて、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のために実行されるブラインド復号の数を制約する)ための第3の技法が、以下でさらに詳しく説明される。第3の技法は、異なるDCIサイズのもとでのブラインド復号の数を減らす際に、および/または誤った警告の確率(たとえば、特定の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信として送信を誤って特定する確率)を下げるために有用であり得る。
[0113]いくつかの場合、ダウンリンク制御送信のために実行されるブラインド復号の数は、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信について、制約された数の復号候補を監視することによって、制約され得る。制約された数の復号候補は、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとの間のクロスキャリアスケジューリングに基づき得る。第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のために実行されるブラインド復号の数は、さらに、または代替的に、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとの間のクロスキャリアスケジューリングに基づいてダウンリンク制御送信について制約された数のリソースセットを監視することによって、制約され得る。第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のために実行されるブラインド復号の数は、さらに、または代替的に、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとの間のクロスキャリアスケジューリングに基づいて制約されたサイズを有する少なくとも1つのリソースセットを監視することによって、制約され得る。
[0114]図8は、第1の物理キャリア(たとえば、CC1)および第2の物理キャリア(たとえば、CC2)が第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る、例800を示す。具体的には、CC1の第1のEPDCCHリソース810(たとえば、第1のリソースセット)または第2のEPDCCHリソース815(たとえば、第2のリソースセット)のいずれかが、所与のサブフレーム805におけるCC1上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。代替的に、CC2のEPDCCHリソース825(たとえば、第2のEPDCCHリソース825またはCC2のリソースセット)が、所与のサブフレーム805におけるCC1上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。したがって、UEは、CC1の第1のEPDCCHリソース810と第2のEPDCCHリソース815の両方を監視することがあるが、CC1のためのダウンリンク制御送信についてはCC2の第2のEPDCCHリソース825しか監視しないことがある。所与のサブフレーム805において、UEは、CC1上でのPDSCH送信のためのダウンリンク制御送信がCC1の第1のEPDCCHリソース810、CC1の第2のEPDCCHリソース815、またはCC2の第2のEPDCCHリソース825を使用してスケジューリングされたことを知り得る。別のサブフレームにおいて、UEは、CC1のためのダウンリンク制御送信が前のサブフレームと同じまたは異なるEPDCCHリソースを使用してスケジューリングされたことを知り得る。いくつかの場合、ダウンリンク制御送信が搬送されるEPDCCHリソース810、815、または810の識別情報は、CCAがCC1および/もしくはCC2に対して成功したかどうか、ならびに/または、CC1および/もしくはCC2と関連付けられる干渉のレベルに依存し得る。
[0115]いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび/または第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。たとえば、CC1の第2のEPDCCHリソース815が、所与のサブフレーム805におけるCC2上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。代替的に、CC2の第1のEPDCCHリソース820または第2のEPDCCHリソース825が、所与のサブフレーム805におけるCC2上での送信(たとえば、PDSCH送信)のためのダウンリンク制御送信を搬送することができる。したがって、UEは、CC2のためのダウンリンク制御送信について、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視することができる。
[0116]いくつかの場合、EPDCCHリソース660、665、670、および/または675はPDCCHリソースであり得る。
[0117]適切な数のブラインド復号を維持する(すなわち、ダウンリンク制御送信が異なる物理キャリア上での送信をスケジューリングするために使用されるとき、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つと関連付けられる可能なDCIフォーマットのセットおよび/または可能なDCIサイズのセットを制約する)ための第4の技法の例も、図8を参照して説明され得る。たとえば、UEは、ダウンリンクグラントとアップリンクグラントの両方と関連付けられるDCI(たとえば、DCIフォーマット1A、2D、0、および4)についてはCC1を監視し得るが、アップリンクグラントと関連付けられるDCI(たとえば、DCIフォーマット0および4)についてはCC2しか監視しないことがあり、DCIフォーマット1Aおよび2Dと関連付けられるDCIについてはCC2を監視するのを控え得る。別の例では、UEは、MIMOと関連付けられる(または関連付けられない)DCIフォーマットを伴うCC1および/またはCC2だけを監視し得る。このようにして、ブラインド復号の数は、別個のDCIサイズがあっても制約され得る。同じDCIサイズが存在しても、この制約は誤った警告の確率を下げるのを助け得る。ブラインド復号の数はさらに、たとえばUEがSPSによって構成されないときにDCIフォーマット1Aと関連付けられるDCIについてCC1だけを監視することによって、UEがSPSによって構成されないとき、制約され得る。
[0118]LTE/LTE−Aシステムのようなワイヤレス通信システムでは、UEは、場合によっては、システム情報ブロードキャストについて一次コンポーネントキャリア(PCC)を監視し、および/またはシステム情報を搬送する専用のシグナリングを受信することがある。いくつかの場合、UEは、少なくとも1つの二次コンポーネントキャリア(SCC)を通じて送信または受信する前に、PCCおよび/または専用のシグナリングを介してシステム情報を受信することが必要であり得る。しかしながら、PCCの使用がCCAを条件とする場合、システム情報の配信は遅延を受けることがある(しかし、SCCシステム情報はそれでも、専用のシグナリングを使用してSCC PDSCHによって配信され得る)。
[0119]別の物理キャリア上でのCCAの失敗にもかかわらず(たとえば、図5を参照して説明されたCCAの失敗のようなCCAの失敗にもかかわらず)1つまたは複数の物理キャリア(たとえば、1つまたは複数のCC)のためのシステム情報の受信を可能にするために、物理キャリアのためのシステム情報が専用のシグナリングを介して送受信されてよく、および/または、クロスキャリアシステム情報ブロードキャストが有効にされてよい。
[0120]いくつかの場合、専用のシグナリングを介したシステム情報の送受信は、物理キャリアの共有データチャネル(たとえば、PDSCH)を通じた専用のシグナリングを介して物理キャリア(たとえば、PCCまたはSCC)のためのシステム情報を送信することによって、提供され得る。UEは次いで、物理キャリアの共有データチャネルを監視し、物理キャリアの共有データチャネルを通じた専用のシグナリングを介して物理キャリアのためのシステム情報を受信することができる。
[0121]いくつかの場合、UEは、専用のシグナリングのためにどの物理キャリアを使用するかを決定するために、過去のCCAの成績またはシステム情報の配信の履歴を監視することができる。たとえば、物理キャリア(たとえば、PCCまたはSCC)のCCAの成績が1つまたは複数のCCAの失敗(たとえば、最近のCCAの失敗)と関連付けられるとき、別の物理キャリア(たとえば、PCCまたはSCCの他方)の共有データチャネルがシステム情報の専用のシグナリングのために使用されてよく、他の物理キャリアの共有データチャネルが、第2の物理キャリアのためのシステム情報について監視されてよい。
[0122]クロスキャリアシステム情報ブロードキャストは、キャリアグループ中の他の物理キャリアの各々を通じた、キャリアグループ中のある数の物理キャリアの各々のためのシステム情報のブロードキャストである。したがって、第1の物理キャリアのためのシステム情報ブロードキャストは、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を通じて、場合によってはキャリアグループ中の他の物理キャリアを通じてブロードキャストされてよい。
[0123]クロスキャリアシステム情報ブロードキャストは、すべての物理キャリアに対して、または特定のキャリアグループ中の物理キャリアのすべてに対して(たとえば、図7を参照して説明されたキャリアグループの一方または両方に対してなど、グループごとに)有効にされ得る。いくつかの場合、キャリアグループ内の物理キャリアは、少なくとも1つのPCCと少なくとも1つのSCCとを含み得る。いくつかの場合、システム情報ブロードキャストは、物理ブロードキャストチャネル(たとえば、PBCH)を通じて送信され得る。
[0124]たとえば図6Aおよび/または図6Bを参照して説明されたように、1つまたは2つのリソースセットがダウンリンク制御送信またはDCIのための共通探索空間(CSS)として使用されるとき、1つまたは2つのリソースセットのサイズの組合せは限られていることがある。たとえば、1つまたは2つのリソースセットのサイズは、一方のリソースセットが4個の物理リソースブロック(PRB)ペアを含み他方のリソースセットが8つのPRBペアを含む組合せのような、1つの固定された組合せに限られていることがある。いくつかの場合、CSSのリソースセットまたはPRBペアの位置(たとえば、周波数位置)は、少なくとも1つのリソースセットを使用して情報を送信するセルのセル識別子(ID)に基づき得る。たとえば、20メガヘルツ(MHz)システムの周波数インターリーブされた構造では、4個のPRBペアがPRBインデックス0、30、60、および90に配置されてよく、8つのPRBペアが第1のセルIDに対してPRBインデックス1、13、25、37、55、67、79、および91に(中間の6個のPRBは避けられる)、第2のセルIDに対してPRBインデックス2、14、26、38、56、68、80、および92に配置されてよい。周波数ダイバーシティを利用し、LTEの80%の占有帯域幅の閾値を満たすために、PRBペアの周波数位置は、所与の帯域幅の少なくとも端を占有し得る。
[0125]いくつかの場合、CSSとして使用されるリソースセットのサイズおよび位置はUEに示され得る。たとえば、サイズおよび位置は、EPBCHを介してUEにブロードキャストされ得る。代替的に、UEは、リソースセットのサイズと位置とを決定するために、ある数のブラインド復号を実行することができる。
[0126]いくつかの場合、EPDCCH(またはPDCCH)の容量を扱うためのCSSおよびUSSリソースセットと、CSSおよびUSSの中のUEによって監視されるリソースセットの総数との間には、相互作用があり得る。たとえば、3つ以上のEPDCCHリソースセットがUEごとにサポートされてよく、リソースセットごとに最大で8つのPRBペアがある。この例では、第1のリソースセットはCSSの一部であってよく、第2および第3のリソースセットはUSSの一部であってよい。第1のリソースセットは、ユニキャストトラフィックとともに他のトラフィックを搬送することができる。第2の例では、2つのEPDCCHリソースセットがUEごとにサポートされてよく、少なくとも1つのリソースセットは8つよりも多くのPRBペアを有する。この例では、第1のリソースセットはCSSの一部であってよく、第2のリソースセットはUSSの一部であってよい。第1のリソースセットは最大で8つのPRBペア(たとえば、2個、4個、または8つのPRBペア)を含んでよく、第2のリソースセットは最大で16個のPRBペア(たとえば、2個、4個、8つ、または16個のPRBペア)を含んでよい。代替的に、およびさらなる例として、第1のリソースセットおよび第2のリソースセットは各々、最大で16個のPRBペアまたは最大で12個のPRBペアを含み得る。第3の例では、EPDCCHリソースセットの数はシステム帯域幅に依存し得る。この例では、最大で8つのPRBペアを各々有する2つのリソースセットが、10MHz以下のシステム帯域幅に対して維持されてよく、10MHzを超えるシステム帯域幅に対しては、この段落の最初の2つの例を参照して説明されたように構成される2つまたは3つのリソースセットが維持されてよい。
[0127]UEの観点からは、先行する段落において説明されたリソースセットの数を仮定すると、UEは、1つのCSS EPDCCHリソースセットと最大で2つのUSS EPDCCHリソースセットとを監視することができ、または、最大で2つのCSS EPDCCHリソースセットと最大で2つのUSS EPDCCHリソースセットとを監視することができる。UEのためのCSSリソースセットおよびUSSリソースセットは、別々であってよく、または一緒であってよい。後者の場合、先行する段落において説明されたリソースセットの数を仮定すると、UEは、1つのCSS+USS EPDCCHリソースセットと最大で1つのUSS EPDCCHリソースセットとを監視することができる。代替的に、UEは、2つのCSS+USS EPDCCHリソースセットを監視することができる。CSS EPDCCHリソースセットおよびUSS EPDCCHリソースセットは、部分的に重複することがあり、または完全に重複することがある。
[0128]図9Aは、重複しないCSSリソースセットとUSSリソースセットの例900を示す。具体的には、CSSリソースセットはある周波数帯域のバンド910と、920と、930と、940とを占有し、第1のUSSリソースセットはその周波数帯域のバンド915と935とを占有し、第2のUSSリソースセットはその周波数帯域のバンド905と925とを占有する。対照的に、図9Bは、完全に重複したCSSリソースセットとUSSリソースセットの例950を示す。具体的には、CSSリソースセットおよび第1のUSSリソースセットはある周波数帯域のバンド955と、965と、970と、980とを占有し、第2のUSSリソースセットはその周波数帯域のバンド960と975とを占有する。例900および950では、すべてのUEがCSSリソースセットを監視し得るが、異なるUEは異なるUEリソースセットを監視し得る。
[0129]LTE/LTE−Aシステムでは、アップリンクグラントの中のダウンロード割当てインデックス(DAI)は、所与の関連付けセット内でスケジューリングされるダウンリンクサブフレームの総数を示し得る。関連付けセットは、所与のアップリンクサブフレームからの確認応答(ACK)/否定確認応答(NACK)フィードバックを要求するダウンリンクサブフレームのセットである。DAIは、関連付け(association)セットのための1つまたは複数のダウンリンクグラントをUEが逃したかどうかを検出する際に、UEを助け得る。物理キャリアがクロススケジューリングされ、送信デバイスが共有スペクトラム中の物理キャリアへのアクセス権をめぐって争う、システム(たとえば、免許不要スペクトラムおよび/または共有スペクトラムのLTE/LTE−Aシステム)では、所与の物理キャリアのために基地局によって実行される、CCA、またはECCA動作の一部としてのCCAが成功したかどうかをUEに示すことが有用であり得る。したがって、いくつかの場合、基地局は、共有スペクトラムの第1の物理キャリアを通じて、共有スペクトラムの第2の物理キャリアのために基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの指示をUEに送信することができる。
[0130]物理キャリアのために基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの基地局の指示は、明示的または暗黙的であり得る。たとえば、特定の物理キャリアのために基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの明示的な指示は、別の物理キャリアと関連付けられるアップリンクグラント、ブロードキャスト信号、またはUE固有信号の1ビットによって与えられる指示を含み得る。特定の物理キャリアのために基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの暗黙的な指示は、たとえば、別の物理キャリアを使用して送信されるアップリンクグラントと関連付けられるDAIを含み得る(たとえば、CCAが失敗するとき、2ビットのDAIは、CCAが失敗した物理キャリアの関連付けセットのためにダウンリンクサブフレームがスケジューリングされないことを示すために、バイナリ11に設定され得る)。いくつかの例では、チャネルが利用可能であることをCCAが示す場合、CCAを含むフレーム中の参照信号に基づいて、CSIが測定および/または報告され得る。いくつかの場合、チャネルが利用可能ではないことをCCAが示す場合、CSIは前のフレームに基づいて測定および/もしくは報告されてよく、またはCCAを含むそのフレームに対しては省略されてよい。
[0131]UEは、2つ以上の物理キャリアのためのACK/NACK情報を搬送するように構成されるアップリンクサブフレームの中の全体のACK/NACKペイロードサイズを決定するために、物理キャリアのために実行されたCCAが成功したかどうかの指示を使用することができる。たとえば、UEが5つの物理キャリアを使用するように構成されるが、基地局によって実行されたCCAがそれらの物理キャリアのうちの3つだけに対して成功する場合、5つの物理キャリアのための情報に確認応答/否定確認応答するように構成されるアップリンクサブフレーム中のACK/NACKペイロードサイズは、CCAが成功した3つの物理キャリアのためのACK/NACK情報に基づいて決定され得る。
[0132]図10は、物理キャリアCC1〜CC5のためのCCA成功の指示の例1000ブロードキャストを示す。具体的には、各物理キャリアはN−1個のビットのセットを搬送することができ、NはCCA成功の指示が送信されている物理キャリアのグループ中の物理キャリアの数である。例1000では、N=5であるので、各物理キャリアは、グループ中の他の物理キャリアのために実行されるCCAの成功または失敗を示すための4ビットを含み得る。各ビットは、物理キャリアのそれぞれ1つに対してCCAが成功したときに論理「1」をとることができ、物理キャリアのそれぞれ1つに対してCAが失敗したときに論理「0」をとることができる。4ビットのセットが搬送される物理キャリアのためにビットが含まれる必要はなく、それは、4ビットのセットを搬送する物理キャリアのためのCCAの成功は暗黙的に知られているからである。図10に示される例1000では、CCAは、物理キャリアCC1、CC2、およびCC4に対して成功するので、関連するCCAの成功と失敗とを示すN−1ビットのセット1005、1010、または1015は、物理キャリアCC1、CC2、およびCC4の各々を通じて送信される。N−1ビットのそれぞれのセットは、CCAが実行される各サブフレームに対して提供され得る。
[0133]免許不要スペクトラムにおいて、チャネルに対する規定された占有帯域幅の閾値があり得る。占有帯域幅の閾値は、規制当局(たとえば、連邦通信委員会)によって課され得る。占有帯域幅は、0.5%のエネルギーから99.5%のエネルギーまでの周波数スイープ(sweep)として定義される。占有帯域幅の閾値は、たとえば、占有帯域幅がノミナルの帯域幅の80%以上である必要があることを示し得る。限られた数のUEだけがダウンリンク送信のためにスケジューリングされ、それらの対応するダウンリンク送信が占有帯域幅の閾値に従ってダウンリンクシステム帯域幅を埋めないとき、占有帯域幅の閾値を満たすために、フレーム中の少なくとも1つの免許不要リソースを通じてフィラー信号が送信され得る。いくつかの場合、フィラー信号は、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)のような所定のシーケンスを含み得る。
[0134]他の実施形態では、占有帯域幅の閾値を満たせないことは、フレームのための占有帯域幅の閾値を満たすようにフレームを通じて送信される少なくとも1つのチャネルの帯域幅を増やすことによって、解消され得る。たとえば、トランスポートブロックサイズが多数のリソースを占有するように増やされ得るように、変調次数(modulation order)またはコードレートが下げられ得る。
[0135]他の実施形態では、占有帯域幅の閾値を満たせないことは、少なくとも1つのUEに探索空間リソース(たとえば、追加の探索空間リソース)を割り振ることによって解消され得る。
[0136]いくつかの場合、拡張/増強物理制御フォーマットインジケータチャネル(EPCFICH)が、物理キャリアのブラインド復号の一部としてブラインド復号され得る。EPCFICHの一部分が、制御フォーマットインジケータ値を搬送するために使用され得る。制御フォーマットインジケータ値は、物理キャリアを通じたダウンリンク送信のために基地局によって使用されるであろうフレームのサブフレームの数を決定するために使用され得る。いくつかの場合、追加のビットなどを通じて、CUBSは、送信のために使用されるべきサブフレームの数を示すために使用され得る。いくつかの場合、物理キャリアを通じたダウンリンク送信のために基地局によって使用されるであろうフレームのサブフレームの数は、1)UEのスリープスケジュールを決定するために、または2)ACK/NACK送信をスケジューリングするために、UEによって使用され得る。
[0137]例として、EPCFICHは、フレームの最初のサブフレームの間に送受信されてよく、いくつかの場合、フレームの最初のサブフレームの最初のシンボルにおいて送受信されてよい。代替的に、EPCFICHは、フレームの最後のサブフレームの最後のシンボルの間に送受信され得る。後者は、どれだけのダウンリンクサブフレームを基地局が送信するかを基地局が先験的に知らないとき、送信の終わりまたは送信されるべき最後のサブフレームを示すのに有用であり得る。さらに、CUBS信号は、送信の終わりを示すために、送信の終わりにおいて、または次のサブフレームの最初のシンボルのような次のサブフレームにおいて送信され得る。
[0138]制御フォーマットインジケータ値のビット幅は、フレームの構造に基づき得る。たとえば、フレームがN個のダウンリンクサブフレームを有する場合、log2(N)個のビットは、フレーム中の任意のあり得る数のスケジューリングされたダウンリンクサブフレームを基地局がUEに通知することを可能にする。
[0139]図11は、それぞれの周期的なゲーティング間隔(またはフレーム)n、n+1、およびn+2の間の、制御フォーマットインジケータ値1105、1110、および1115の例示的な送信1100を示す。001という制御フォーマットインジケータ値は、基地局がフレームの最初のサブフレームにダウンリンクサブフレームをスケジューリングしたことを示すことができ、010という制御フォーマットインジケータ値は、基地局がフレームの最初のサブフレームおよび2番目のサブフレームにダウンリンクサブフレームをスケジューリングしたことを示すことができ、以下同様である。
[0140]図12Aは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1215のブロック図1200を示す。いくつかの実施形態では、装置1215は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたUE115および/または215の1つまたは複数の1つまたは複数の態様の例であり得る。装置1215はまた、プロセッサであってよい。装置1215は、受信機モジュール1210、通信管理モジュール1220、および/または送信機モジュール1230を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いに通信していることがある。
[0141]デバイス1215のコンポーネントは、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適応された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)を使用して、個々にまたは集合的に実装され得る。代替的には、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野において知られている任意の方式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内に具現化される命令によって実装され得る。
[0142]いくつかの実施形態では、受信機モジュール1210は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドの中で送信を受信するように動作可能な高周波(RF)受信機などのRF受信機であるか、またはそれを含み得る。いくつかの場合、第1の無線周波数スペクトラムバンドは免許無線周波数スペクトラムバンド(たとえば、LTE/LTE−A無線周波数スペクトラムバンド)であってよく、および/または、第2の無線周波数スペクトラムバンドは免許不要無線周波数スペクトラムバンドであってよい。受信機モジュール1210は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、および/または250の1つまたは複数の通信リンクのような、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドを含むワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理チャネル)を通じて様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0143]いくつかの実施形態では、送信機モジュール1230は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて送信するように動作可能なRF送信機のようなRF送信機であるか、またはそれを含み得る。送信機モジュール1230は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、および/または250の1つまたは複数の通信リンクのような、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理チャネル)を通じて様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0144]いくつかの実施形態では、通信管理モジュール1220は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じたワイヤレス通信を管理するために使用され得る。たとえば、通信管理モジュール1220は、第1の無線周波数スペクトラムバンドと第2の無線周波数スペクトラムバンドとを使用する補助ダウンリンクモードおよび/もしくはキャリアアグリゲーションモードで、ならびに/または、第2の無線周波数スペクトラムバンドを使用するスタンドアロン動作モードで、ワイヤレス通信を管理するために使用され得る。いくつかの場合、通信管理モジュール1220は、装置1215がダウンリンク制御送信を受信できるある数の物理キャリアのためのダウンリンク制御情報を管理することができる。ダウンリンク制御情報は、たとえば、ある数の物理キャリアのための同一キャリアまたはクロスキャリアスケジューリング情報、システム情報、CCAが特定の物理キャリアに対して成功したかどうかのインジケータ、および/または制御状態インジケータ値を含み得る。
[0145]図12Bは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置1255のブロック図1250を示す。いくつかの実施形態では、装置1255は、図12Aを参照して説明された装置1215、ならびに/または、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明されたUE115および/もしくは215の1つまたは複数の1つまたは複数の態様の例であり得る。装置1255はまた、プロセッサであってよい。装置1255は、受信機モジュール1260、通信管理モジュール1265、および/または送信機モジュール1270を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いに通信していることがある。
[0146]装置1255のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して実装され得る。代替的には、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内に具現化される命令によって実装され得る。
[0147]いくつかの実施形態では、受信機モジュール1260は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドの中で送信を受信するように動作可能なRF受信機などのRF受信機であるか、またはそれを含み得る。いくつかの場合、第1の無線周波数スペクトラムバンドは免許無線周波数スペクトラムバンド(たとえば、LTE/LTE−A無線周波数スペクトラムバンド)であってよく、および/または、第2の無線周波数スペクトラムバンドは免許不要無線周波数スペクトラムバンドであってよい。RF受信機は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび第2の無線周波数スペクトラムバンドのための別々の受信機を含み得る。いくつかの場合、別々の受信機は、第1の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信するための第1の免許スペクトラムモジュール1262、および第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信するための第1の免許不要スペクトラムモジュール1264という形態をとり得る。第1の免許スペクトラムモジュール1262および/または第1の免許不要スペクトラムモジュール1264を含む受信機モジュール1260は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、および/または250の1つまたは複数の通信リンクのような、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理チャネル)を通じて、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0148]いくつかの実施形態では、送信機モジュール1270は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて送信するように動作可能なRF送信機のようなRF送信機であるか、またはそれを含み得る。RF送信機は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび第2の無線周波数スペクトラムバンドのための別々の送信機を含み得る。いくつかの場合、別々の送信機は、第1の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信するための第2の免許スペクトラムモジュール1272、および第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信するための第2の免許不要スペクトラムモジュール1274という形態をとり得る。第2の免許スペクトラムモジュール1272および/または第2の免許不要スペクトラムモジュール1274を含む送信機モジュール1270は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、および/または250の1つまたは複数の通信リンクのような、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理チャネル)を通じて、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0149]いくつかの実施形態では、通信管理モジュール1265は、図12Aを参照して説明された通信管理モジュール1220の1つまたは複数の態様の例であってよく、ダウンリンク制御管理モジュール1275、CCA成功指示管理モジュール1280、占有帯域幅管理モジュール1285、および/または制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290を含んでよい。
[0150]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御管理モジュール1275は、たとえば図6Aおよび/または図6Bを参照して説明されたように、共有スペクトラムにおいて事業者によって使用される少なくとも第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを特定するために、ならびに、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視するために、使用され得る。いくつかの場合、ダウンリンク制御管理モジュール1275は、チャネルが利用可能かどうかの指示を、CCA成功指示管理モジュール1280から受信することができる。いくつかの例では、チャネルが利用可能であるという指示が受信される場合、ダウンリンク制御管理モジュール1275は、CCAを含むフレーム中の参照信号などに基づいて、アップリンクサブフレーム中の第2の物理レイヤのためのCSIフィードバックのようなCSIを測定および/または報告することができる。いくつかの例では、チャネルが利用可能ではないという指示が受信される場合、ダウンリンク制御管理モジュール1275は、前のフレームに基づいてCSIを測定および/または報告することができ、またはそのフレームのためのCSIを省略することができる。
[0151]いくつかの実施形態では、CCA成功指示管理モジュール1280は、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムのような共有スペクトラムの第1の物理キャリアを通じて、基地局によって実行されたCCA、またはECCA動作の一部としてのCCAが共有スペクトラムの第2の物理キャリアに対して成功したかどうかの指示を受信するために、使用され得る。
[0152]いくつかの実施形態では、占有帯域幅管理モジュール1285は、フレームのためにスケジューリングされる送信の全体のセットがそのフレームのための占有帯域幅の閾値を満たすかどうかを決定するために使用され得る。満たさない場合、占有帯域幅管理モジュール1285は、その決定に基づいて、フレーム中の少なくとも1つのスケジューリングされていないリソースを通じてフィラー信号を送信することができる。
[0153]いくつかの実施形態では、制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290は、共有スペクトラム中の物理キャリアを通じて、フレームのための制御フォーマットインジケータ値を受信することができる。制御フォーマットインジケータ値に基づいて、制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290は、物理キャリアを通じたダウンリンク送信のために基地局によって使用されるべきフレームのサブフレームの数を決定することができる。
[0154]図13Aは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのダウンリンク制御管理モジュール1305のブロック図1300を示す。ダウンリンク制御管理モジュール1305は、図12Bを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275の1つまたは複数の態様の例であり得る。ダウンリンク制御管理モジュール1305は、キャリア特定モジュール1310、キャリア監視モジュール1315、復号制約モジュール1320、復号モジュール1325、および/またはシステム情報処理モジュール1330を含み得る。
[0155]ダウンリンク制御管理モジュール1305のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して実装され得る。代替的には、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内に具現化される命令によって実装され得る。
[0156]いくつかの実施形態では、キャリア特定モジュール1310は、共有スペクトラムまたは免許不要スペクトラムにおいて事業者によって使用される少なくとも第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを特定するために使用され得る。
[0157]いくつかの実施形態では、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは、たとえば図6Aおよび/または図6Bを参照して説明されたように、異なる物理キャリアのための制御チャネルを含み得る。他の実施形態では、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは、たとえば図6Aを参照して説明されたように、複数の異なる物理キャリアのための制御チャネルを含み得る。
[0158]いくつかの実施形態では、少なくとも第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアは、可能なDCIフォーマットの共通のセットおよび/または可能なDCIサイズの共通のセットと関連付けられ得る。
[0159]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0160]いくつかの実施形態では、キャリア監視モジュール1315は、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について、キャリア特定モジュール1310によって特定される第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方を監視するために使用され得る。いくつかの場合、キャリア監視モジュール1315はまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することができる。
[0161]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、少なくとも第1のDCIフォーマットについて第1の物理キャリアを、少なくとも第2のDCIフォーマットについて第2の物理キャリアを監視することを含み得る。第1のDCIフォーマットは第2のDCIフォーマットとは異なり得る。
[0162]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、少なくとも第1のDCIサイズについて第1の物理キャリアを、少なくとも第2のDCIサイズについて第2の物理キャリアを監視することを含み得る。第1のDCIサイズは第2のDCIサイズとは異なり得る。
[0163]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、第2の物理キャリアの監視を第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられるDCIに制約することを含み得る。いくつかの場合、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することはさらに、1)第1の物理キャリアのためのダウンリンクグラントと関連付けられる少なくとも第1のDCIフォーマットについて第1の物理キャリアを監視し、第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられる少なくとも第2のDCIフォーマットを監視することと、2)第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられる少なくとも第2のDCIフォーマットについて第2の物理キャリアを監視することとを含み得る。いくつかの場合、方法1700は、第1の物理キャリアのためのダウンリンクグラントと関連付けられる少なくとも第1のDCIフォーマットについて第2の物理キャリアを監視するのを控えることを含み得る。第1の物理キャリアのためのダウンリンクグラントと関連付けられる第1のDCIフォーマットは、第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられる第2のDCIフォーマットとは異なり得る。この段落において説明される動作の例が、図8を参照して説明される。
[0164]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、クロスキャリアスケジューリングに基づいて、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信について、制約された数の復号候補を監視することを含み得る。
[0165]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、クロスキャリアスケジューリングに基づいて、ダウンリンク制御送信について制約された数のリソースセットを監視することを含み得る。
[0166]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、クロスキャリアスケジューリングに基づいて、制約されたサイズを含む少なくとも1つのリソースセットを監視することを含み得る。
[0167]いくつかの実施形態では、監視することは、たとえば図9Aおよび/または図9Bを参照して説明されたように、少なくとも1つのリソースセットを含むCSSを監視することを含み得る。いくつかの実施形態では、CSSの少なくとも1つのリソースセットは、たとえば図9Aを参照して説明されたように、USSとは別であり得る。他の実施形態では、CSSの少なくとも1つのリソースセットは、少なくとも部分的にUSSと重複し得る。いくつかの場合、その少なくとも部分的な重複は、たとえば図9Bを参照して説明されたように、完全な重複であってよい。
[0168]いくつかの実施形態では、CSSおよびUSSのためにUEによって監視されるリソースセットの総数が制約され得る。
[0169]いくつかの実施形態では、少なくとも1つのリソースセットのリソースの1つまたは複数の位置は、少なくとも1つのリソースセットを使用して情報を送信するセルのセルIDに基づき得る。
[0170]いくつかの実施形態では、キャリア監視モジュール1315は、第1の物理キャリアのためのシステム情報について第1の物理キャリアの共有データチャネル(たとえば、PDSCH)を監視することができる。いくつかの実施形態では、第1の物理キャリアの共有データチャネルは、第2の物理キャリアと関連付けられるCCAの失敗に応答して、第1の物理キャリアのためのシステム情報について監視され得る。
[0171]いくつかの実施形態では、復号制約モジュール1320が、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとの間のクロスキャリアスケジューリングに基づいて、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のために実行されるブラインド復号の数を制約するために使用され得る。
[0172]いくつかの実施形態では、復号モジュール1325が、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のためにある数のブラインド復号を実行するために使用され得る。いくつかの場合、復号モジュール1325によって実行されるブラインド復号の数は、ある数の要因に基づいて制約され得る。いくつかの場合、ダウンリンク制御送信は、可能なDCIフォーマットの共通のセットおよび/またはDCIサイズの共通のセットに基づいて、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアについてブラインド復号され得る。
[0173]いくつかの実施形態では、システム情報処理モジュール1330は、ある数の物理キャリアのためのシステム情報を受信するために使用され得る。いくつかの場合、例として、システム情報処理モジュール1330は、第1の物理キャリアの共有データチャネルを通じた専用のシグナリングを介して、第1の物理キャリアのためのシステム情報を受信することができる。いくつかの場合、さらなる例として、システム情報ブロードキャストは、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの各々の物理ブロードキャストチャネルを通じて、第1の物理キャリアのために受信され得る。
[0174]図13Bは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのCCA成功指示管理モジュール1340のブロック図1335を示す。CCA成功指示管理モジュール1340は、図12Bを参照して説明されたCCA成功指示管理モジュール1280の1つまたは複数の態様の例であり得る。CCA成功指示管理モジュール1340は、CCA成功指示受信モジュール1345および/またはACK/NACKペイロードサイズ決定モジュール1350を含み得る。
[0175]CCA成功指示管理モジュール1340のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して実装され得る。代替的には、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内に具現化される命令によって実装され得る。
[0176]いくつかの実施形態では、CCA成功指示受信モジュール1345は、共有スペクトラムの第1の物理キャリアを通じて、基地局によって実行されたCCA、またはECCA動作の一部としてのCCAが共有スペクトラムの第2の物理キャリアに対して成功したかどうかの指示を受信するために、使用され得る。
[0177]いくつかの実施形態では、第2の物理キャリアのためのアップリンクグラントは第1の物理キャリアを通じて受信されてよく、基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの指示は、アップリンクグラントの一部としてCCA成功指示受信モジュール1345によって受信され得る。他の実施形態では、基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの指示を含む信号は、第1の物理キャリアを通じて送信されるブロードキャスト信号またはUE固有信号の少なくとも1つを介して受信され得る。さらに他の実施形態では、ダウンリンク割当てインデックスが、第1の物理キャリアを通じてCCA成功指示受信モジュール1345によって受信されてよく、第2の物理キャリアのためのCCAが成功したかどうかの指示は、ダウンリンク割当てインデックスにおいて暗黙的であってよい。
[0178]いくつかの実施形態では、ACK/NACKペイロードサイズ決定モジュール1350が、物理キャリアのためのCCAが成功したかどうかの指示に基づいて、アップリンクサブフレーム中の全体のACK/NACKペイロードサイズを決定するために使用され得る。
[0179]図13Cは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための占有帯域幅管理モジュール1360のブロック図1355を示す。占有帯域幅管理モジュール1360は、図12Bを参照して説明された占有帯域幅管理モジュール1285の1つまたは複数の態様の例であり得る。占有帯域幅管理モジュール1360は、占有帯域幅決定モジュール1365、フィラー信号送信モジュール1370、占有帯域幅拡張モジュール1375、および/またはリソース割振りモジュール1380を含み得る。
[0180]占有帯域幅管理モジュール1360のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して実装され得る。代替的には、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内に具現化される命令によって実装され得る。
[0181]いくつかの実施形態では、占有帯域幅決定モジュール1365が、フレームのためにスケジューリングされる送信の全体のセットがそのフレームのための占有帯域幅の閾値を満たすかどうかを決定するために使用され得る。
[0182]いくつかの実施形態では、フィラー信号送信モジュール1370が、占有帯域幅決定モジュール1365によって行われる決定(たとえば、占有帯域幅がフレームの占有帯域幅の閾値を満たさないという決定)に基づいて、フレーム中の少なくとも1つのスケジューリングされていないリソースを通じてフィラー信号を送信するために使用され得る。いくつかの場合、フィラー信号は、チャネル使用ビーコン信号(CUBS:channel usage beacon signal)のような所定のシーケンスを含み得る。
[0183]いくつかの実施形態では、占有帯域幅拡張モジュール1375は、フレームを通じて送信される少なくとも1つのチャネルの帯域幅を、当該フレームのための占有帯域幅の閾値を満たすように増やすために、使用され得る。占有帯域幅拡張モジュール1375は、占有帯域幅がそのフレームの占有帯域幅の閾値を満たさないという占有帯域幅決定モジュール1365によって行われた決定に基づいて、アクティブ化され得る。いくつかの場合、フレームを通じて送信される少なくとも1つのチャネルの帯域幅を増やすことは、フレームを通じて送信される少なくとも1つのチャネルの変調次数またはコードレートを下げることを含み得る。
[0184]いくつかの実施形態では、リソース割振りモジュール1380が、占有帯域幅決定モジュール1365によって行われた決定に基づいて、探索空間リソースを少なくとも1つのUEに割り振るために使用され得る。
[0185]図13Dは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1390のブロック図1385を示す。制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1390は、図12Bを参照して説明された制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290の1つまたは複数の態様の例であり得る。制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1390は、制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392、サブフレーム使用決定モジュール1394、スリープスケジュール決定モジュール1396、および/またはACK/NACKスケジューリングモジュール1398を含み得る。
[0186]制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1390のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適応された1つまたは複数のASICを使用して実装され得る。代替的には、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内に具現化される命令によって実装され得る。
[0187]いくつかの実施形態では、制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392が、共有スペクトラム中の物理キャリアを通じてフレームのための制御フォーマットインジケータ値を受信するために使用され得る。いくつかの実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最初のサブフレームの間に受信されてよく、いくつかの場合、最初のサブフレームの最初のシンボルの間に受信されてよい。他の実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最後のサブフレームの最後のシンボルの間に受信されてよい。制御フォーマットインジケータ値のビット幅は、フレームの構造に基づき得る。
[0188]いくつかの実施形態では、サブフレーム使用決定モジュール1394が、制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392によって受信される制御フォーマットインジケータ値に基づいて、物理キャリアを通じたダウンリンク送信のために基地局によって使用されるべきフレームのサブフレームの数を決定するために使用され得る。
[0189]いくつかの実施形態では、スリープスケジュール決定モジュール1396が、制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392によって受信される制御フォーマットインジケータ値に基づいて、フレームのためのUEのスリープスケジュールを決定するために使用され得る。
[0190]いくつかの実施形態では、ACK/NACKスケジューリングモジュール1398が、制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392によって受信される制御フォーマットインジケータ値に基づいて、ACK/NACK送信をスケジューリングするために使用され得る。
[0191]図14は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のために構成されるUE1415のブロック図1400を示す。UE1415は様々な構成を有してよく、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、携帯電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどに含まれてよく、またはその一部であってよい。いくつかの場合、UE1415は、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリーなどの内部電源(図示されず)を有し得る。いくつかの実施形態では、UE1415は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つ、ならびに/または、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明されたUE115および/もしくは215の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。UE1415は、図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6A、図6B、図7、図8、図9A、図9B、図10、図11、図12A、図12B、図13A、図13B、図13C、および/または図13Dを参照して説明された特徴および機能の少なくともいくつかを実装するように構成され得る。UE1415は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたeNBまたは装置105および/205の1つまたは複数と通信するように構成され得る。
[0192]UE1415は、プロセッサモジュール1410、メモリモジュール1420、少なくとも1つの送受信機モジュール(送受信機モジュール1470によって表される)、少なくとも1つのアンテナ(アンテナ1480によって表される)、および/またはUE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1435上で、直接または間接的に互いに通信していることがある。
[0193]メモリモジュール1420は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリモジュール1420は、実行されると、プロセッサモジュール1410に、第1の無線周波数スペクトラムバンド(たとえば、LTE/LTE−Aおよび/または免許無線周波数スペクトラムバンド)および/または第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信するための本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成される命令を含む、コンピュータ可読の、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード1425を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード1425は、プロセッサモジュール1410によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)UE1415に本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成され得る。
[0194]プロセッサモジュール1410は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサモジュール1410は、送受信機モジュール1470を通じて受信された情報、および/またはアンテナ1480を通じた送信のために送受信機モジュール1470に送られるべき情報を処理することができる。プロセッサモジュール1410は、単独で、またはUE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440とともに、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信する様々な態様を扱うことができる。
[0195]送受信機モジュール1470は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1480に与え、アンテナ1480から受信されたパケットを復調するように構成されるモデムを含み得る。いくつかの場合、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1470は、1つまたは複数の送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の受信機モジュールとして実装され得る。送受信機モジュール1470は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドにおける通信をサポートし得る。(1つまたは複数の)送受信機モジュール1470は、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明されたeNBまたは装置105および/もしくは205の1つまたは複数と、(1つまたは複数の)アンテナ1480を介して双方向に通信するように構成され得る。UE1415は単一のアンテナを含み得るが、UE1415が複数のアンテナ1480を含み得る実施形態があり得る。
[0196]UE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドのような共有無線周波数スペクトラムバンドでのワイヤレス通信に関する、図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6A、図6B、図7、図8、図9A、図9B、図10、図11、図12A、図12B、図13A、図13B、図13C、および/または図13Dを参照して説明された特徴および/または機能の一部またはすべてを実行および/または制御するように構成され得る。たとえば、UE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて補足ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、および/またはスタンドアロン動作モードをサポートするように構成され得る。UE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440は、LTE通信を処理するように構成されるLTEモジュール1445、免許不要スペクトラムもしくは共有スペクトラムを通じてLTE/LTE−A通信を処理するように構成されるLTE免許不要モジュール1450、および/または、免許不要スペクトラムにおいてLTE/LTE−A通信以外の通信を処理するように構成される免許不要モジュール1455を含み得る。UE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440はまた、UE LTE免許不要通信管理モジュール1460を含み得る。UE LTE免許不要通信管理モジュール1460は、図12Aおよび/または図12Bを参照して説明された通信管理モジュール1220および/または1265の1つまたは複数の態様の例であり得る。UE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440またはその部分は、プロセッサを含んでよく、ならびに/または、UE共有RFスペクトラムバンドモジュール1440の機能の一部またはすべては、プロセッサモジュール1410によって、および/もしくはプロセッサモジュール1410に関連して実行され得る。
[0197]図15は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のために構成されるノード1505のブロック図1500を示す。ノード1505は様々な構成を有してよく、アクセスポイント、基地局、基地局装置(BTS)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、NodeB、evolved NodeB(eNB)、Home NodeB、Home eNodeB、WLANアクセスポイント、WiFiノード、および/またはUEを有してよく、それらに含まれてよく、またはそれらの一部であってよい。いくつかの実施形態では、ノード1505は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたアクセスポイント105および/または205の1つの1つまたは複数の態様の例であり得る。ノード1505は、図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6A、図6B、図7、図8、図9A、図9B、図10、図11、図12A、図12B、図13A、図13B、図13C、および/または図13Dを参照して説明された特徴および機能の少なくともいくつかを実装または支援するように構成され得る。ノード1505は、プロセッサモジュール1510、メモリモジュール1520、少なくとも1つの送受信機モジュール(送受信機モジュール1555によって表される)、少なくとも1つのアンテナ(アンテナ1560によって表される)、および/またはeNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570を含み得る。ノード1505はまた、基地局通信モジュール1530と、ネットワーク通信モジュール1540と、システム通信管理モジュール1550の1つまたは複数を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1535上で、直接または間接的に互いに通信していることがある。
[0198]メモリモジュール1520は、RAMおよび/またはROMを含み得る。メモリモジュール1520は、実行されると、プロセッサモジュール1510に、第1の無線周波数スペクトラムバンド(たとえば、LTE/LTE−Aおよび/または免許無線周波数スペクトラムバンド)および/または第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信するための本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成される命令を含む、コンピュータ可読の、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード1525を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード1525は、プロセッサモジュール1510によって直接実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)ノード1505に本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成され得る。
[0199]プロセッサモジュール1510は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサモジュール1510は、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1555、基地局通信モジュール1530、および/またはネットワーク通信モジュール1540を通じて受信された情報を処理することができる。プロセッサモジュール1510はまた、アンテナ1560を通じた送信のために送受信機モジュール1555へ、1つまたは複数の他のノードまたはeNB1505−aおよび1505−bへの送信のために基地局通信モジュール1530へ、ならびに/または、図1を参照して説明されたコアネットワーク130の態様の例であり得るコアネットワーク1545への送信のためにネットワーク通信モジュール1540へ送られるべき情報を処理することができる。プロセッサモジュール1510は、単独で、またはeNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570とともに、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じて通信する様々な態様を処理することができる。
[0200]送受信機モジュール1555は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1560に与え、アンテナ1560から受信されたパケットを復調するように構成されるモデムを含み得る。いくつかの場合、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1555は、1つまたは複数の送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の受信機モジュールとして実装され得る。送受信機モジュール1555は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドにおける通信をサポートし得る。送受信機モジュール1555は、たとえば、図1、図2A、図2B、図12A、図12B、および/または図14を参照して説明されたUEまたは装置115、215、1215、1255、および/または1415の1つまたは複数と、アンテナ1560を介して双方向に通信するように構成され得る。ノード1505は一般に、複数のアンテナ1560(たとえば、アンテナアレイ)を含み得る。ノード1505は、ネットワーク通信モジュール1540を通じてコアネットワーク1545と通信することができる。ノード1505はまた、基地局通信モジュール1530を使用して、eNB1505−aおよび1505−bのような他のノードまたはeNBと通信することができる。
[0201]図15のアーキテクチャによれば、システム通信管理モジュール1550は、他のノード、基地局、eNB、および/または装置との通信を管理することができる。いくつかの場合、システム通信管理モジュール1550の機能は、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1555のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール1510の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0202]eNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドのような共有無線周波数スペクトラムバンドでのワイヤレス通信に関する、図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6A、図6B、図7、図8、図9A、図9B、図10、図11、図12A、図12B、図13A、図13B、図13C、および/または図13Dを参照して説明された特徴および/または機能の一部またはすべてを実行し、制御し、および/または支援するように構成され得る。いくつかの場合、eNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて補足ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、および/またはスタンドアロン動作モードをサポートするように構成され得る。eNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570は、LTE通信を処理するように構成されるLTEモジュール1575、免許不要スペクトラムもしくは共有スペクトラムにおいてLTE/LTE−A通信を処理するように構成されるLTE免許不要モジュール1580、および/または、免許不要スペクトラムもしくは共有スペクトラムにおいてLTE/LTE−A通信以外の通信を処理するように構成される免許不要モジュール1585を含み得る。eNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570はまた、eNB LTE免許不要通信管理モジュール1590を含み得る。eNB LTE免許不要通信管理モジュール1590は、図1、図2A、図2B、図12A、図12B、および/もしくは図14を参照して説明された、装置ならびに/またはUE115、215、1215、1255、および/もしくは1415によって受信される、データおよび/または制御情報の一部またはすべてを生成して送信することができる。いくつかの場合、例として、eNB LTE免許不要通信管理モジュール1590は、準静的な方式で(たとえば、無線リソース制御(RRC)構成/再構成メッセージを使用して)、ある数のUEの各々に、所与の物理キャリア上で監視されるべきDCIフォーマットのセット/サブセットのような制御情報を示し得る。eNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570またはその部分は、プロセッサを含んでよく、ならびに/または、eNB共有RFスペクトラムバンドモジュール1570の機能の一部またはすべては、プロセッサモジュール1510によって、および/もしくはプロセッサモジュール1510に関連して実行され得る。
[0203]図16は、本開示の様々な態様による、eNB1605とUE1615とを含むように示される多入力多出力(MIMO)通信システム1600のブロック図を示す。eNB1605およびUE1615は、第1の無線周波数スペクトラムバンド(たとえば、LTE/LTE−Aおよび/または免許無線周波数スペクトラムバンド)および/または第2の無線周波数スペクトラムバンドを通じたワイヤレス通信をサポートし得る。eNB1605は、図1、図2A、図2B、および/または図15を参照して説明されたeNB105、205、および/または1505の1つの1つまたは複数の態様の例であり得る。UE1615は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1205および/もしくは1255の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、および/もしくは図14を参照して説明されたUE115、215、および/もしくは1415の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。MIMO通信システム1600は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、および/または250の態様を示し得る。
[0204]eNB1605はアンテナ1634−a〜1634−xを備えてよく、UE1615はアンテナ1652−a〜1652−nを備えてよい。MIMO通信システム1600では、eNB1605は複数の通信リンクを通じて同時にデータを送ることが可能であり得る。各通信リンクは「レイヤ」と呼ばれることがあり、通信リンクの「ランク」は、通信に使用されるレイヤの数を示し得る。たとえば、eNB1605が2つの「レイヤ」を送信する2×2MIMOシステムでは、eNB1605とUE1615との間の通信リンクのランクは2であり得る。
[0205]eNB1605において、送信メモリ1642と通信可能に結合される送信(Tx)プロセッサ1620が、データソースからデータを受信することができる。送信プロセッサ1620は、データを処理することができる。送信プロセッサ1620はまた、ある数の参照シンボルおよび/またはセル固有参照信号のための参照シーケンスを生成することができる。送信(Tx)MIMOプロセッサ1630は、可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または参照シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行することができ、出力シンボルストリームを送信(Tx)変調器1632−a〜1632−xに与えることができる。各変調器1632は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのための)それぞれの出力シンボルストリームを処理することができる。各変調器1632はさらに、ダウンリンク(DL)信号を取得するために、出力サンプルストリームを処理する(たとえば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)ことができる。1つの例では、変調器1632−a〜1632−xからのDL信号は、それぞれアンテナ1634−a〜1634−xを介して送信され得る。
[0206]UE1615において、アンテナ1652−a〜1652−nは、eNB1605からDL信号を受信することができ、受信された信号をそれぞれ受信(Rx)復調器1654−a〜1654−nに与えることができる。各復調器1654は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整する(たとえば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、デジタル化する)ことができる。各復調器1654はさらに、受信されたシンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理することができる。MIMO検出器1656は、すべての復調器1654−a〜1654−nから受信されたシンボルを取得し、可能な場合は受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを与えることができる。受信(Rx)プロセッサ1658は、検出されたシンボルを処理し(たとえば、復調し、デインターリーブし、および復号し)、UE 1615のための復号されたデータをデータ出力に与え、復号された制御情報をプロセッサ1680またはメモリ1682に与えることができる。
[0207]アップリンク(UL)上で、UE1615において、送信(Tx)プロセッサ1664は、データソースからデータを受信し、処理することができる。送信プロセッサ1664はまた、ある数の参照シンボルおよび/または参照信号のための参照シーケンスを生成することができる。送信プロセッサ1664からのシンボルは、可能な場合、送信(Tx)MIMOプロセッサ1666によってプリコーディングされ、送信(Tx)復調器1654−a〜1654−nによって(たとえば、SC−FDMAなどのために)さらに処理され、eNB1605から受信された送信パラメータに従ってeNB1605に送信され得る。eNB1605において、UE1615からのUL信号がアンテナ1634によって受信され、受信機(Rx)復調器1632によって処理され、可能な場合はMIMO検出器1636によって検出され、受信(Rx)プロセッサ1638によってさらに処理され得る。受信プロセッサ1638は、復号されたデータをデータ出力およびプロセッサ1640に与えることができる。
[0208]プロセッサ1640および1680は、第1の無線周波数スペクトラムバンドおよび/または第2の無線周波数スペクトラムバンドにおけるワイヤレス通信を管理するために、それぞれのモジュールまたは機能1641と1681とを含み得る。いくつかの実施形態では、モジュールまたは機能1641は、図15を参照して説明されたeNB LTE免許不要通信管理モジュール1590の1つまたは複数の態様の例であってよく、ならびに/または、モジュールまたは機能1681は、図12A、図12B、および/もしくは図14を参照して説明された、通信管理モジュール1220、1265、および/もしくは1460の1つまたは複数の態様の例であってよい。eNB1605は、UE1615および/または他のUEもしくは装置と通信するためにモジュールまたは機能1641を使用することができるが、UE1615は、eNB1605および/または他のeNBもしくは装置と通信するためにモジュールまたは機能1681を使用することができる。いくつかの場合、eNB1605およびUE1615は、CCAの実行に成功した後で、第2の無線周波数スペクトラムバンドだけを通じて1つまたは複数のチャネルを送信することができる。
[0209]eNB1605のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICを使用して実装され得る。述べられたモジュールの各々は、MIMO通信システム1600の動作に関する1つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。同様に、UE1615のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、適用可能な機能の一部またはすべてをハードウェアで実行するように適合された1つまたは複数のASICを使用して実装され得る。述べられたコンポーネントの各々は、MIMO通信システム1600の動作に関する1つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。
[0210]図17は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1700の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法1700は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施形態では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、装置またはUEは、以下で説明される機能を実行するように装置またはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0211]ブロック1705において、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムにおいて事業者(オペレータ)によって使用される少なくとも第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアが特定され得る。いくつかの場合、ブロック1705における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア特定モジュール1310を使用して実行され得る。
[0212]いくつかの実施形態では、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは、たとえば図6Aおよび/または図6Bを参照して説明されたように、異なる物理キャリアのための制御チャネルを含み得る。他の実施形態では、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは、たとえば図6Aを参照して説明されたように、複数の異なる物理キャリアのための制御チャネルを含み得る。
[0213]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0214]ブロック1710において、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方が、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、ブロック1710における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア監視モジュール1315を使用して実行され得る。
[0215]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、少なくとも第1のDCIフォーマットについて第1の物理キャリアを、少なくとも第2のDCIフォーマットについて第2の物理キャリアを監視することを含み得る。第1のDCIフォーマットは第2のDCIフォーマットとは異なり得る。
[0216]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、少なくとも第1のDCIサイズについて第1の物理キャリアを、少なくとも第2のDCIサイズについて第2の物理キャリアを監視することを含み得る。第1のDCIサイズは第2のDCIサイズとは異なり得る。
[0217]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、第2の物理キャリアの監視を第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられるDCIに制約することを含み得る。いくつかの場合、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することはさらに、1)第1の物理キャリアのためのダウンリンクグラントと関連付けられる少なくとも第1のDCIフォーマットについて第1の物理キャリアを監視し、第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられる少なくとも第2のDCIフォーマットを監視することと、2)第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられる少なくとも第2のDCIフォーマットについて第2の物理キャリアを監視することと、を含み得る。いくつかの場合、方法1700は、第1の物理キャリアのためのダウンリンクグラントと関連付けられる少なくとも第1のDCIフォーマットについて第2の物理キャリアを監視するのをやめることを含み得る。第1の物理キャリアのためのダウンリンクグラントと関連付けられる第1のDCIフォーマットは、第1の物理キャリアのためのアップリンクグラントと関連付けられる第2のDCIフォーマットとは異なり得る。この段落において説明される動作の例が、図8を参照して説明される。
[0218]方法1700は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0219]したがって、方法1700はワイヤレス通信を提供し得る。方法1700は一実装形態にすぎず、方法1700の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0220]図18は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1800の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法1800は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、装置またはUEは、以下で説明される機能を実行するように装置またはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0221]ブロック1805において、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムにおいて事業者によって使用される少なくとも第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアが特定され得る。第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアは、可能なDCIフォーマットの共通のセットおよび/または可能なDCIサイズの共通のセットと関連付けられ得る。いくつかの場合、ブロック1805における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア特定モジュール1310を使用して実行され得る。
[0222]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0223]ブロック1810において、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方が、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、ブロック1810における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア監視モジュール1315を使用して実行され得る。
[0224]ブロック1815において、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信は、可能なDCIフォーマットの共通のセットおよび/またはDCIサイズの共通のセットに基づいてブラインド復号され得る。いくつかの場合、ブロック1815における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明された復号モジュール1325を使用して実行され得る。
[0225]方法1800は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0226]したがって、方法1800はワイヤレス通信を提供し得る。方法1800は一実装形態にすぎず、方法1800の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0227]図19は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法1900の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法1900は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0228]ブロック1905において、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムにおいて事業者によって使用される少なくとも第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアが特定され得る。いくつかの場合、ブロック1905における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア特定モジュール1310を使用して実行され得る。
[0229]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0230]ブロック1910において、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとの間のクロスキャリアスケジューリングに基づいて、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のために実行されるブラインド復号の数が制約され得る。いくつかの場合、ブロック1910における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明された復号制約モジュール1320を使用して実行され得る。
[0231]ブロック1915において、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方が、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、ブロック1915における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア監視モジュール1315を使用して実行され得る。
[0232]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、クロスキャリアスケジューリングに基づいて、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信について、制約された数の復号候補を監視することを含み得る。
[0233]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、クロスキャリアスケジューリングに基づいて、ダウンリンク制御送信について制約された数のリソースセットを監視することを含み得る。
[0234]いくつかの実施形態では、ダウンリンク制御送信について第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを監視することは、クロスキャリアスケジューリングに基づいて、制約されたサイズを含む少なくとも1つのリソースセットを監視することを含み得る。
[0235]ブロック1920において、ある数のブラインド復号が、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つの上でのダウンリンク制御送信のために実行され得る。いくつかの場合、ブロック1920における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明された復号モジュール1325を使用して実行され得る。
[0236]方法1900は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0237]したがって、方法1900はワイヤレス通信を提供し得る。方法1900は一実装形態にすぎず、方法1900の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0238]図20は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2000の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2000は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0239]ブロック2005において、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムにおいて事業者によって使用される少なくとも第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアが特定され得る。いくつかの場合、ブロック2005における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア特定モジュール1310を使用して実行され得る。
[0240]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0241]ブロック2010において、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方が、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、ブロック2010における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア監視モジュール1315を使用して実行され得る。
[0242]ブロック2015において、第1の物理キャリアのためのシステム情報について、第1の物理キャリアの共有データチャネル(たとえば、PDSCH)が監視され得る。いくつかの場合、ブロック2015における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア監視モジュール1315を使用して実行され得る。
[0243]いくつかの実施形態では、第1の物理キャリアの共有データチャネルは、第2の物理キャリアと関連付けられるCCAの失敗に応答して、第1の物理キャリアのためのシステム情報について監視され得る。
[0244]ブロック2020において、第1の物理キャリアのためのシステム情報は、第1の物理キャリアの共有データチャネルを通じた専用のシグナリングを介して受信され得る。いくつかの場合、ブロック2020における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたシステム情報処理モジュール1330を使用して実行され得る。
[0245]方法2000は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0246]したがって、方法2000はワイヤレス通信を提供し得る。方法2000は一実装形態にすぎず、方法2000の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0247]図21は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2100の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2100は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0248]ブロック2105において、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムにおいて事業者によって使用される少なくとも第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアが特定され得る。いくつかの場合、ブロック2105における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア特定モジュール1310を使用して実行され得る。
[0249]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0250]ブロック2110において、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方が、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアはまた、第2の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。いくつかの場合、ブロック2110における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア監視モジュール1315を使用して実行され得る。
[0251]ブロック2115において、システム情報ブロードキャストは、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの各々の物理ブロードキャストチャネルを通じて、第1の物理キャリアのために受信され得る。いくつかの場合、ブロック2115における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたシステム情報処理モジュール1330を使用して実行され得る。
[0252]方法2100は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0253]したがって、方法2100はワイヤレス通信を提供し得る。方法2100は一実装形態にすぎず、方法2100の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0254]図22は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2200の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2200は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0255]ブロック2205において、免許不要スペクトラムまたは共有スペクトラムにおいて事業者によって使用される少なくとも第1の物理キャリアおよび第2の物理キャリアが特定され得る。いくつかの場合、ブロック2205における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア特定モジュール1310を使用して実行され得る。
[0256]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0257]ブロック2210において、第1の物理キャリアと第2の物理キャリアの両方が、第1の物理キャリアのためのダウンリンク制御送信について監視され得る。監視することは、たとえば図9Aおよび/または図9Bを参照して説明されたように、少なくとも1つのリソースセットを含むCSSを監視することを含み得る。いくつかの場合、ブロック2210における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Aを参照して説明されたダウンリンク制御管理モジュール1275および/もしくは1305、ならびに/または、図13Aを参照して説明されたキャリア監視モジュール1315を使用して実行され得る。
[0258]いくつかの実施形態では、CSSの少なくとも1つのリソースセットは、たとえば図9Aを参照して説明されたように、USSとは別であり得る。他の実施形態では、CSSの少なくとも1つのリソースセットは、少なくとも部分的にUSSと重複し得る。いくつかの場合、その少なくとも部分的な重複は、たとえば図9Bを参照して説明されたように、完全な重複であってよい。
[0259]いくつかの実施形態では、CSSおよびUSSのためにUEによって監視されるリソースセットの総数が制約され得る。
[0260]いくつかの実施形態では、少なくとも1つのリソースセットのリソースの1つまたは複数の位置は、少なくとも1つのリソースセットを使用して情報を送信するセルのセルIDに基づき得る。
[0261]方法2200は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0262]したがって、方法2200はワイヤレス通信を提供し得る。方法2200は一実装形態にすぎず、方法2200の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0263]図23は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2300の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2300は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0264]ブロック2305において、共有スペクトラムの第2の物理キャリアに対する、基地局によって実行された、ECCA動作の一部としてのCCAのようなCCAが成功したかどうかの指示が、共有スペクトラムの第1の物理キャリアを通じて受信され得る。いくつかの場合、ブロック2305における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Bを参照して説明されCCA成功指示管理モジュール1280および/もしくは1340、ならびに/または、図13Bを参照して説明されたCCA成功指示受信モジュール1345を使用して実行され得る。
[0265]いくつかの実施形態では、第2の物理キャリアのためのアップリンクグラントは第1の物理キャリアを通じて受信されてよく、基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの指示は、アップリンクグラントの一部として受信され得る。他の実施形態では、基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの指示を含む信号は、第1の物理キャリアを通じて受信され得る。いくつかの場合、この信号は、ブロードキャスト信号とUE固有信号の少なくとも1つを含み得る。さらに他の実施形態では、ダウンリンク割当てインデックスが、第1の物理キャリアを通じて受信されてよく、第2の物理キャリアのためのCCAが成功したかどうかの指示は、ダウンリンク割当てインデックスにおいて暗黙的であってよい。
[0266]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0267]方法2300は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0268]したがって、方法2300はワイヤレス通信を提供し得る。方法2300は一実装形態にすぎず、方法2300の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0269]図24は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2400の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2400は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0270]ブロック2405において、共有スペクトラムの第2の物理キャリアに対する、基地局によって実行された、ECCA動作の一部としてのCCAのようなCCAが成功したかどうかの指示が、共有スペクトラムの第1の物理キャリアを通じて受信され得る。いくつかの場合、ブロック2405における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Bを参照して説明されCCA成功指示管理モジュール1280および/もしくは1340、ならびに/または、図13Bを参照して説明されたCCA成功指示受信モジュール1345を使用して実行され得る。
[0271]いくつかの実施形態では、第2の物理キャリアのためのアップリンクグラントは第1の物理キャリアを通じて受信されてよく、基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの指示は、アップリンクグラントの一部として受信され得る。他の実施形態では、基地局によって実行されたCCAが成功したかどうかの指示を含む信号は、第1の物理キャリアを通じて受信され得る。いくつかの場合、この信号は、ブロードキャスト信号とUE固有信号の少なくとも1つを含み得る。さらに他の実施形態では、ダウンリンク割当てインデックスが、第1の物理キャリアを通じて受信されてよく、第2の物理キャリアのためのCCAが成功したかどうかの指示は、ダウンリンク割当てインデックスにおいて暗黙的であってよい。いくつかの場合、アップリンクサブフレームにおける第2の物理キャリアのためのCSIフィードバックが、第2の物理キャリアのためのCCAが成功したかどうかの指示に基づいて決定され得る。チャネルが利用可能であることをCCAが示す場合、CCAを含むフレーム中の参照信号などに基づいて、CSIが測定および/または報告され得る。いくつかの例では、チャネルまたはキャリアが利用可能ではないことをCCAが示す場合、そのチャネルまたはキャリアに対しては、前のフレームなどに基づいてCSIが測定および/または報告されてよく、またはそのフレームに対してはCSIが省略されてよい。
[0272]ブロック2410において、アップリンクサブフレームにおける全体のACK/NACKペイロードサイズが、第2の物理キャリアのためのCCAが成功したかどうかの指示に基づいて決定され得る。いくつかの場合、ブロック2410における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Bを参照して説明されCCA成功指示管理モジュール1280および/もしくは1340、ならびに/または、図13Bを参照して説明されたACK/NACKペイロードサイズ決定モジュール1350を使用して実行され得る。
[0273]いくつかの場合、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの少なくとも1つは一次コンポーネントキャリアを含んでよく、第1の物理キャリアまたは第2の物理キャリアの他方は二次コンポーネントキャリアを含んでよい。
[0274]方法2400は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0275]したがって、方法2400はワイヤレス通信を提供し得る。方法2400は一実装形態にすぎず、方法2400の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0276]図25は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2500の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2500は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、図1、図2A、図2B、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、1505、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、eNB105、205、1505、もしくは1605の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、装置、eNB、またはUEは、以下で説明される機能を実行するように装置、eNB、またはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0277]ブロック2505において、UEまたはeNBのような送信デバイスにおいて、あるフレームのためにスケジューリングされた送信の全体のセットがそのフレームのための占有帯域幅の閾値を満たすかどうかが決定され得る。いくつかの場合、ブロック2505における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、1590、1641および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明された占有帯域幅管理モジュール1285および/もしくは1360、ならびに/または、図13Cを参照して説明された占有帯域幅決定モジュール1365を使用して実行され得る。
[0278]ブロック2510において、ブロック2505で行われた決定に基づいて(たとえば、占有帯域幅がフレームの占有帯域幅の閾値を満たさないという決定に基づいて)、フレーム中の少なくとも1つのスケジューリングされていないリソースを通じて、フィラー信号が送信され得る。いくつかの場合、ブロック2510における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、1590、1641および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明された占有帯域幅管理モジュール1285および/もしくは1360、ならびに/または、図13Cを参照して説明されたフィラー信号送信モジュール1370を使用して実行され得る。
[0279]いくつかの場合、フィラー信号は、CUBSのような所定のシーケンスを含み得る。
[0280]方法2500は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0281]したがって、方法2500はワイヤレス通信を提供し得る。方法2500は一実装形態にすぎず、方法2500の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0282]図26は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2600の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2600は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、図1、図2A、図2B、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、1505、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、eNB105、205、1505、もしくは1605の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、装置、eNB、またはUEは、以下で説明される機能を実行するように装置、eNB、またはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0283]ブロック2605において、UEまたはeNBのような送信デバイスにおいて、あるフレームのためにスケジューリングされた送信の全体のセットがそのフレームのための占有帯域幅の閾値を満たすかどうかが決定され得る。いくつかの場合、ブロック2605における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、1590、1641および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明された占有帯域幅管理モジュール1285および/もしくは1360、ならびに/または、図13Cを参照して説明された占有帯域幅決定モジュール1365を使用して実行され得る。
[0284]ブロック2610において、フレームを通じて送信される少なくとも1つのチャネルの帯域幅は、そのフレームのための占有帯域幅の閾値を満たすために、ブロック2605において行われた決定に基づいて増やされ得る。いくつかの場合、フレームを通じて送信される少なくとも1つのチャネルの帯域幅を増やすことは、フレームを通じて送信される少なくとも1つのチャネルの変調次数(modulation order)またはコードレートを下げることを含み得る。いくつかの場合、ブロック2610における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、1590、1641および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明された占有帯域幅管理モジュール1285および/もしくは1360、ならびに/または、図13Cを参照して説明された占有帯域幅拡張モジュール1375を使用して実行され得る。
[0285]方法2600は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0286]したがって、方法2600はワイヤレス通信を提供し得る。方法2600は一実装形態にすぎず、方法2600の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0287]図27は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2700の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2700は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、図1、図2A、図2B、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、1505、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、eNB105、205、1505、もしくは1605の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、装置、eNB、またはUEは、以下で説明される機能を実行するように装置、eNB、またはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0288]ブロック2705において、UEまたはeNBのような送信デバイスにおいて、あるフレームのためにスケジューリングされた送信の全体のセットがそのフレームのための占有帯域幅の閾値を満たすかどうかが決定され得る。いくつかの場合、ブロック2705における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、1590、1641および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明された占有帯域幅管理モジュール1285および/もしくは1360、ならびに/または、図13Cを参照して説明された占有帯域幅決定モジュール1365を使用して実行され得る。
[0289]ブロック2710において、ブロック2705で行われた決定に基づいて、探索空間リソースが少なくとも1つのUEに割り振られ得る。いくつかの場合、ブロック2710における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、1590、1641および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明された占有帯域幅管理モジュール1285および/もしくは1360、ならびに/または、図13Cを参照して説明されたリソース割振りモジュール1380を使用して実行され得る。
[0290]方法2700は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0291]したがって、方法2700はワイヤレス通信を提供し得る。方法2700は一実装形態にすぎず、方法2700の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0292]図28は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2800の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2800は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0293]ブロック2805において、フレームのための制御フォーマットインジケータ値は、共有スペクトラム中の物理キャリアを通じて受信され得る。いくつかの場合、ブロック2805における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明された制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392を使用して実行され得る。
[0294]いくつかの実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最初のサブフレームの間に受信されてよく、いくつかの場合、最初のサブフレームの最初のシンボルの間に受信されてよい。他の実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最後のサブフレームの最後のシンボルの間に受信されてよい。制御フォーマットインジケータ値のビット幅は、フレームの構造に基づき得る。
[0295]ブロック2810において、物理キャリアを通じたダウンリンク送信のために基地局によって使用されるべきフレームのサブフレームの数が、ブロック2805において受信された制御フォーマットインジケータ値に基づいて決定され得る。いくつかの場合、ブロック2810における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Dを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明されたサブフレーム使用決定モジュール1394を使用して実行され得る。
[0296]方法2800は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0297]したがって、方法2800はワイヤレス通信を提供し得る。方法2800は一実装形態にすぎず、方法2800の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0298]図29は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法2900の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法2900は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0299]ブロック2905において、フレームのための制御フォーマットインジケータ値は、共有スペクトラム中の物理キャリアを通じて受信され得る。いくつかの場合、ブロック2905における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明された制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392を使用して実行され得る。
[0300]いくつかの実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最初のサブフレームの間に受信されてよく、いくつかの場合、最初のサブフレームの最初のシンボルの間に受信されてよい。他の実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最後のサブフレームの最後のシンボルの間に受信されてよい。制御フォーマットインジケータ値のビット幅は、フレームの構造に基づき得る。
[0301]ブロック2910において、物理キャリアを通じたダウンリンク送信のために基地局によって使用されるべきフレームのサブフレームの数が、ブロック2905において受信された制御フォーマットインジケータ値に基づいて決定され得る。いくつかの場合、ブロック2910における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Dを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明されたサブフレーム使用決定モジュール1394を使用して実行され得る。
[0302]ブロック2915において、ブロック2905で受信された制御フォーマットインジケータ値に基づいて、フレームのためのUEのスリープスケジュールが決定され得る。いくつかの場合、ブロック2915における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Dを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明されたスリープスケジュール決定モジュール1396を使用して実行され得る。
[0303]方法2900は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0304]したがって、方法2900はワイヤレス通信を提供し得る。方法2900は一実装形態にすぎず、方法2900の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0305]図30は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法3000の例を示すフローチャートである。明快にするために、方法3000は、図12Aおよび/もしくは図12Bを参照して説明された装置1215および/もしくは1255の1つまたは複数、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、1415、および/もしくは1615の1つまたは複数の態様を参照して以下で説明される。いくつかの実施態様では、装置1215もしくは1255の1つ、またはUE115、215、1415、もしくは1615の1つのような、デバイスまたはUEは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスまたはUEの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0306]ブロック3005において、フレームのための制御フォーマットインジケータ値は、共有スペクトラム中の物理キャリアを通じて受信され得る。いくつかの場合、ブロック3005における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Cを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明された制御フォーマットインジケータ値受信モジュール1392を使用して実行され得る。
[0307]いくつかの実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最初のサブフレームの間に受信されてよく、いくつかの場合、最初のサブフレームの最初のシンボルの間に受信されてよい。他の実施形態では、制御フォーマットインジケータ値は、フレームの最後のサブフレームの最後のシンボルの間に受信されてよい。制御フォーマットインジケータ値のビット幅は、フレームの構造に基づき得る。
[0308]ブロック3010において、物理キャリアを通じたダウンリンク送信のために基地局によって使用されるべきフレームのサブフレームの数が、ブロック3005において受信された制御フォーマットインジケータ値に基づいて決定され得る。いくつかの場合、ブロック3010における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Dを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明されたサブフレーム使用決定モジュール1394を使用して実行され得る。
[0309]ブロック3015において、ブロック3005で受信された制御フォーマットインジケータ値に基づいて、ACK/NACK送信がUEによってスケジューリングされ得る。いくつかの場合、ブロック3015における(1つまたは複数の)動作は、図12A、図12B、図14、および/もしくは図16を参照して説明された通信管理モジュール1220、1265、1460、および/もしくは1681、図12Bおよび/もしくは図13Dを参照して説明され制御フォーマットインジケータ値管理モジュール1290および/もしくは1390、ならびに/または、図13Dを参照して説明されたACK/NACKスケジューリングモジュール1398を使用して実行され得る。
[0310]方法3000は、第2の無線周波数スペクトラムバンドにおいて、補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロン動作モードなどの様々な状況で実行され得る。
[0311]したがって、方法3000はワイヤレス通信を提供し得る。方法3000は一実装形態にすぎず、方法3000の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され、または別の方法で修正され得ることに留意されたい。
[0312]いくつかの場合、図19、図20、図21、図22、図23、図24、図25、図26、図27、図28、図29、および/または図30を参照して説明された、方法1700、1800、1900、2000、2100、2200、2300、2400、2500、2600、2700、2800、2900、および/または3000の2つ以上が組み合わされることがある。
[0313]添付の図面に関して上に記載された発明を実施するための形態は、例示的な実施形態について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。「例」および「例示的」という語は、この説明で使用されるとき、「一例、実例、または例示としての役割を果たす」ことを意味し、「好ましい」または「他の実施形態より有利である」ことを意味しない。発明を実施するための形態は、説明された技法の理解をもたらすための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの特定の詳細を伴わずに実践され得る。いくつか事例では、説明される実施形態の概念を不明瞭にしないために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
[0314]情報および信号は、種々の異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0315]本明細書の開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、もしくは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替的には、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。
[0316]本明細書において説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実現される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、配線、またはこれらのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の一部が異なる物理的場所において実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0317]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体とコンピュータ通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0318]本開示の前述の説明は、当業者が本開示を作製または使用することを可能にするために与えられる。本開示に対する様々な修正が当業者には容易に明らかとなり、本明細書において規定された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についての選好を暗示せず、または要求しない。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示される原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第2のキャリアのためのクリアチャネルアセスメント(CCA)の指示について第1のキャリアを監視することと、ここで、前記第2のキャリアは共有スペクトラムの中にあり、
前記指示に基づいて前記第2のキャリアを使用して通信することと、
を備える方法。
[C2]
前記第1のキャリア上のブロードキャストチャネルまたはマルチキャストチャネルを監視することをさらに備え、前記第2のキャリアのための前記CCAの前記指示は前記ブロードキャストチャネルまたは前記マルチキャストチャネルの中にある、C1に記載の方法。
[C3]
前記CCAの前記指示は、ダウンリンク送信グラントまたはアップリンク送信グラントの少なくとも1つの中にある、C1に記載の方法。
[C4]
前記CCAの前記指示は、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示を備える、C1に記載の方法。
[C5]
アップリンクサブフレームにおける総確認応答(ACK)/否定確認応答(NACK)ペイロードサイズを、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示に基づいて決定することをさらに備える、C4に記載の方法。
[C6]
アップリンクサブフレームにおける前記第2のキャリアのためのチャネル状態情報(CSI)フィードバックを、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示に基づいて決定することをさらに備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記CCAは、拡張CCA(ECCA)動作の一部である、C1に記載の方法。
[C8]
前記CCAは、基地局またはユーザ機器によって実行される、C1に記載の方法。
[C9]
前記第1のキャリアは、共有スペクトラムの中にある、C1に記載の方法。
[C10]
前記第1のキャリアは、免許された専用スペクトラムの中にある、C1に記載の方法。
[C11]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、を備え、前記プロセッサは、
第2のキャリアのためのクリアチャネルアセスメント(CCA)の指示について第1のキャリアを監視し、ここで、前記第2のキャリアは共有スペクトラムの中にあり、
前記指示に基づいて前記第2のキャリアを使用して通信する、
ように構成される、装置。
[C12]
前記プロセッサはさらに、
前記第1のキャリア上のブロードキャストチャネルまたはマルチキャストチャネルを監視するように構成され、前記第2のキャリアのための前記CCAの前記指示は、前記ブロードキャストチャネルまたは前記マルチキャストチャネルの中にある、C11に記載の装置。
[C13]
前記CCAの前記指示は、ダウンリンク送信グラントまたはアップリンク送信グラントの少なくとも1つの中にある、C11に記載の装置。
[C14]
前記CCAの前記指示は、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示を備える、C11に記載の装置。
[C15]
前記プロセッサはさらに、
アップリンクサブフレームにおける総確認応答(ACK)/否定確認応答(NACK)ペイロードサイズを、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示に基づいて決定するように構成される、C14に記載の装置。
[C16]
前記プロセッサはさらに、
アップリンクサブフレームにおける前記第2のキャリアのためのチャネル状態情報(CSI)フィードバックを、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示に基づいて決定するように構成される、C15に記載の装置。
[C17]
ワイヤレス通信のための方法であって、
共有スペクトラムの第2のキャリアのためのクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行することと、
第1のキャリア上で前記第2のキャリアのための前記CCAの指示を送信することと、
を備える、方法。
[C18]
前記第1のキャリア上でブロードキャストチャネルまたはマルチキャストチャネルを送信することをさらに備え、前記第2のキャリアのための前記CCAの前記指示は前記ブロードキャストチャネルまたは前記マルチキャストチャネルの中にある、C17に記載の方法。
[C19]
前記CCAの前記指示は、ダウンリンク送信グラントまたはアップリンク送信グラントの少なくとも1つの中にある、C17に記載の方法。
[C20]
前記CCAの前記指示は、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの指示を備える、C17に記載の方法。
[C21]
アップリンクサブフレームにおける総確認応答(ACK)/否定確認応答(NACK)ペイロードサイズを、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示に基づいて決定することをさらに備える、C20に記載の方法。
[C22]
アップリンクサブフレームにおける前記第2のキャリアのためのチャネル状態情報(CSI)フィードバックを、前記第2のキャリアのための前記CCAが成功したかどうかの前記指示に基づいて決定することをさらに備える、C21に記載の方法。
[C23]
前記CCAは、拡張CCA(ECCA)動作の一部である、C17に記載の方法。
[C24]
前記第1のキャリアは、共有スペクトラムの中にある、C17に記載の方法。
[C25]
前記第1のキャリア、は免許された専用帯域の中にある、C17に記載の方法。
[C26]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、を備え、前記プロセッサは、
共有スペクトラムの第2のキャリアのためのクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行し、
第1のキャリア上で前記第2のキャリアのための前記CCAの指示を送信する
ように構成される、装置。
[C27]
前記プロセッサはさらに、
前記第1のキャリア上でブロードキャストチャネルまたはマルチキャストチャネルを送信するように構成され、前記第2のキャリアのための前記CCAの前記指示は前記ブロードキャストチャネルまたは前記マルチキャストチャネルの中にある、C26に記載の装置。
[C28]
前記CCAは、拡張CCA(ECCA)動作の一部である、C26に記載の装置。
[C29]
前記プロセッサはさらに、
アップリンクサブフレームにおける総確認応答(ACK)/否定確認応答(NACK)ペイロードサイズを、前記第2のキャリアのための前記CCAの前記指示に基づいて決定するように構成される、C26に記載の装置。
[C30]
前記プロセッサはさらに、
アップリンクサブフレームにおける前記第2のキャリアのためのチャネル状態情報(CSI)フィードバックを、前記第2のキャリアのための前記CCAの前記指示に基づいて決定するように構成される、C26に記載の装置。