[0049]送信デバイスが共有帯域のある数の物理キャリアへのアクセス権を争い、物理キャリアの数が、ワイヤレスデータ送信を行うために必要とされる物理キャリアの数よりも多い、方法、システム、装置、およびデバイスが説明される。このようにして、送信デバイスは、いくつかの場合には、物理キャリアの1つまたは複数へのアクセス権を争うときに別のデバイスに負けることがあるが、それでもワイヤレスデータ送信を行うのに十分な物理キャリアへのアクセス権を得ることができる。より具体的には、送信デバイスは、それへのアクセス権を送信デバイスが得ることができるある数の物理キャリアを特定し、それへのアクセス権を送信デバイスが得ることができるその数の物理キャリアへのデータ送信を行うために必要とされる、ある数の仮想キャリアをマッピングすることができる。送信デバイスが必要としない物理キャリアは解放され得る。受信デバイスにおいて、送信デバイスによって使用される仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングは、いくつかの場合には暗黙的であり得、受信デバイスによって動的に決定され得る。
[0050]いくつかの場合、本明細書で説明される方法、システム、装置、およびデバイスは、共有免許不要帯域(たとえば、WiFi通信のために通常は使用されるWLAN帯域)にアクセスするためのより良好な機会を、セルラーネットワークの事業者(たとえば、Long Term Evolution(LTE(登録商標))またはLTE−Advanced(LTE−A)通信ネットワークの事業者)に提供することができる。他の場合には、本明細書で説明される方法、システム、装置、およびデバイスは、共有免許帯域にアクセスするためのより良好な機会をセルラーネットワークの事業者に提供することができる。
[0051]本明細書で説明される技法は、LTEに限定されず、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムにも使用され得る。「システム」と「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格を包含する。IS−2000 Release 0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、通常、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形形態とを含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communication(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP(登録商標))という名称の組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の組織からの文書で説明されている。本明細書で説明される技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。しかしながら、以下の説明は、例としてLTEシステムを説明し、以下の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0052]本説明および添付の特許請求の範囲において使用される場合、「仮想キャリア」という用語は、1つまたは複数の物理キャリアの可変のセットを通じて送信されるデータの符号化および復号の間の、物理キャリアのためのプロキシを指す。
[0053]以下の説明は例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および配置に関して変更が行われ得る。様々な実施形態は、適宜、様々な手順またはコンポーネントを省略し、置換し、または追加することができる。たとえば、説明される方法は、説明される順序と異なる順序で実行されてもよく、様々なステップが追加され、省略され、または組み合わされてもよい。また、いくつかの実施形態に関して説明される特徴が、他の実施形態では組み合わされてもよい。
[0054]最初に図1を参照すると、図はワイヤレス通信システム100の例を示している。システム100は、複数のアクセスポイント(たとえば、基地局、eNB、またはWLANアクセスポイント)105と、いくつかのユーザ機器(UE)115と、コアネットワーク130とを含む。アクセスポイント105のいくつかは、様々な実施形態ではコアネットワーク130またはいくつかのアクセスポイント105(たとえば、基地局またはeNB)の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でUE115と通信し得る。アクセスポイント105のいくつかは、バックホール132を通じてコアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105のいくつかは、有線またはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を通じて、互いに直接または間接的に通信し得る。システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に、変調された信号を送信することができる。たとえば、各通信リンク125は、様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各々の変調された信号は、異なるキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、参照信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、データなどを搬送することができる。
[0055]アクセスポイント105は、1つまたは複数のアクセスポイントアンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。アクセスポイント105の各々は、それぞれのカバレッジエリア110のための通信カバレッジを与え得る。いくつかの実施形態では、アクセスポイント105は、基地局、基地局装置(BTS)、無線基地局、無線送受信機、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、NodeB、evolved NodeB(eNB)、Home NodeB、Home eNodeB、WLANアクセスポイント、WiFiノード、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。アクセスポイントのためのカバレッジエリア110は、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。システム100は、異なるタイプのアクセスポイント105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)を含み得る。アクセスポイント105はまた、セルラーおよび/またはWLAN無線アクセス技術のような、異なる無線技術を利用し得る。アクセスポイント105は、同じまたは異なるアクセスネットワークもしくは事業者展開と関連付けられ得る。同じもしくは異なるタイプのアクセスポイント105のカバレッジエリアを含み、同じもしくは異なる無線技術を利用し、ならびに/または、同じもしくは異なるアクセスネットワークに属する、異なるアクセスポイント105のカバレッジエリアは重複することがある。
[0056]いくつかの実施形態では、システム100はLTE/LTE−A通信システム(またはネットワーク)を含んでよく、このLTE/LTE−A通信システムは、共有帯域および/または免許不要帯域におけるLTE/LTE−A通信のための動作または展開シナリオの1つまたは複数のモードをサポートすることができる。他の実施形態では、システム100は、免許不要帯域とLTE/LTE−Aとは異なるアクセス技術とを使用して、または、免許帯域とLTE/LTE−Aと異なるアクセス技術とを使用して、ワイヤレス通信をサポートすることができる。LTE/LTE−A通信システムでは、evolved NodeBまたはeNBという用語は一般に、アクセスポイント105を表すために使用され得る。システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域のためのカバレッジを与える、異種ネットワークであり得る。たとえば、各eNB105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルのための通信カバレッジを与え得る。ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルなどのスモールセルは、低電力ノードまたはLPNを含み得る。マクロセルは一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、サービスに加入しているUEによるネットワークプロバイダとの無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは一般に、比較的小さい地理的エリアをカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは一般に、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスも提供し得る。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれることがある。ピコセルのためのeNBは、ピコeNBと呼ばれることがある。また、フェムトセルのためのeNBは、フェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
[0057]コアネットワーク130は、バックホール132(たとえば、S1など)を介してeNB105と通信し得る。eNB105はまた、たとえば、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介して、および/またはバックホール132を介して(たとえば、コアネットワーク130を通じて)、直接または間接的に互いに通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、eNBは同様のフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの送信は時間的にほぼアライメントされ得る。非同期動作の場合、eNBは異なるフレームタイミングおよび/またはゲーティングタイミングを有し得、異なるeNBからの伝送は時間的にアライメントされないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれにも使用され得る。
[0058]UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定式または移動式であり得る。UE115は、当業者によって、モバイルデバイス、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、時計または眼鏡などのウェアラブルアイテム、ワイヤレスローカルループ(WLL)局などであり得る。UE115は、マクロeNB、ピコeNB、フェムトeNB、リレーなどと通信することが可能であり得る。UE115はまた、セルラーもしくは他のWWANアクセスネットワーク、またはWLANアクセスネットワークのような、異なるアクセスネットワーク上で通信することが可能であり得る。
[0059]システム100に示された通信リンク125は、(たとえば、UE115からeNB105への)アップリンク(UL)送信を搬送するためのアップリンク、および/または(たとえば、eNB105からUE115への)ダウンリンク(DL)送信を搬送するためのダウンリンクを含み得る。UL送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもあり、一方、DL送信は順方向リンク送信と呼ばれることもある。ダウンリンク送信は、免許帯域(たとえば、LTE)、免許不要帯域(たとえば、WLAN帯域)、または両方を使用して行われ得る。同様に、アップリンク送信は、免許帯域(たとえば、LTE)、免許不要帯域(たとえば、WLAN帯域)、または両方を使用して行われ得る。
[0060]システム100のいくつかの実施形態では、免許帯域におけるLTEダウンリンク容量が免許不要帯域にオフロードされ得る補助ダウンリンクモードと、LTEダウンリンク容量とLTEアップリンク容量の両方が免許帯域から免許不要帯域にオフロードされ得るキャリアアグリゲーションモードと、基地局(たとえば、eNB)とUEとの間のLTEダウンリンク通信およびLTEアップリンク通信が免許不要帯域において行われ得るスタンドアロンモードとを含む、免許不要帯域または共有帯域におけるLTE/LTE−A通信のための様々な展開シナリオがサポートされ得る。基地局またはeNB105、ならびにUE115は、これらまたは同様の動作モードの1つまたは複数をサポートし得る。OFDMA通信信号は、免許不要帯域および/または免許帯域におけるLTEダウンリンク送信のために通信リンク125において使用され得、一方、SC−FDMA通信信号は、免許不要帯域および/または免許帯域におけるLTEアップリンク送信のために通信リンク125において使用され得る。
[0061]次に図2Aを参照すると、ワイヤレス通信システム200は、免許不要帯域または共有帯域においてLTE/LTE−A通信をサポートするLTEネットワークのための補助ダウンリンクモードおよびキャリアアグリゲーションモードの例を示す。システム200は、図1のシステム100の部分の例であり得る。その上、基地局205は図1の基地局105の例であり得、一方、UE215、215−a、および215−bは図1のUE115の例であり得る。
[0062]システム200における補助ダウンリンクモードの例では、基地局205は、ダウンリンク220を使用してUE215にOFDMA通信信号を送信し得る。ダウンリンク220は、免許不要帯域の中の周波数F1と関連付けられ得る。基地局205は、双方向リンク225を使用してOFDMA通信信号を同じUE215に送信することができ、双方向リンク225を使用してSC−FDMA通信信号をそのUE215から受信することができる。双方向リンク225は、免許帯域における周波数F4と関連付けられ得る。免許不要帯域の中のダウンリンク220および免許帯域の中の双方向リンク225は、同時に動作し得る。ダウンリンク220は、基地局205のためにダウンリンク容量のオフロードを提供し得る。いくつかの実施形態では、ダウンリンク220は、ユニキャストサービス(たとえば、1つのUEへ宛てられる)のサービスのために、またはマルチキャストサービス(たとえば、いくつかのUEへ宛てられる)のために使用され得る。このシナリオは、免許帯域を使用し、トラフィックおよび/またはシグナリングの混雑の一部を緩和する必要がある、任意のサービス提供者(たとえば、従来のモバイルネットワーク事業者すなわちMNO)に関して生じ得る。
[0063]システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、基地局205は、双方向リンク230を使用してUE215−aにOFDMA通信信号を送信することができ、双方向リンク230を使用して同じUE215−aからSC−FDMA通信信号を受信することができる。双方向リンク230は、免許不要帯域における周波数F1と関連付けられ得る。基地局205はまた、双方向リンク235を使用してOFDMA通信信号を同じUE215−aへ送信することができ、双方向リンク235を使用してSC−FDMA通信信号を同じUE215−aから受信することができる。双方向リンク235は、免許帯域における周波数F2と関連付けられ得る。双方向リンク230は、基地局205のためにダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを提供し得る。上で説明された補助ダウンリンクのように、このシナリオは、免許帯域を使用し、トラフィックおよび/またはシグナリングの混雑の一部を緩和する必要がある、任意のサービス提供者(たとえば、MNO)に関して生じ得る。
[0064]システム200におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、基地局205は、双方向リンク240を使用してUE215−bにOFDMA通信信号を送信することができ、双方向リンク240を使用して同じUE215−bからSC−FDMA通信信号を受信することができる。双方向リンク240は、免許不要帯域における周波数F3と関連付けられ得る。基地局205はまた、双方向リンク245を使用してOFDMA通信信号を同じUE215−bへ送信することができ、双方向リンク245を使用してSC−FDMA通信信号を同じUE215−bから受信することができる。双方向リンク245は、免許帯域における周波数F2と関連付けられ得る。双方向リンク240は、基地局205のためにダウンリンク容量およびアップリンク容量のオフロードを提供し得る。この例および上で与えられた例は、説明を目的に提示され、容量のオフロードのために免許帯域と免許不要帯域の両方においてLTE通信を組み合わせる他の同様の動作モードまたは展開シナリオが存在し得る。
[0065]上で説明されたように、免許不要バンドの中でLTE/LTE−Aを使用することによって提供される容量オフロードから利益を得ることができる典型的なサービス提供者は、LTE帯域を用いる従来のMNOである。これらのサービス提供者の場合、動作構成は、免許帯域上のLTE一次コンポーネントキャリア(PCC)と免許不要帯域上のLTE二次コンポーネントキャリア(SCC)とを使用するブートストラップモード(たとえば、補足ダウンリンク、キャリアアグリゲーション)を含み得る。
[0066]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御は一般に、免許帯域(たとえば、双方向リンク225、235、および245)を通じてLTE/LTE−Aで通信され得るが、一方、データは一般に、免許不要帯域または共有帯域を通じてLTE/LTE−Aで通信され得る。免許不要帯域または共有帯域を通じてLTE/LTE−Aを使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信(FDD−TDD)キャリアアグリゲーション、またはコンポーネントキャリアにわたって異なる対称性を伴うTDD−TDDキャリアアグリゲーションに含まれ得る。
[0067]図2Bは、免許不要帯域または共有帯域におけるLTE/LTE−A通信のためのスタンドアロンモードの例を示すワイヤレス通信システム250を示す。システム250は、図1のシステム100の部分の例であり得る。その上、基地局205は、図1および/または図2Aを参照して説明された基地局105および/または205の例であり得、一方、UE215−cは、図1および/または図2AのUE115および/または215の例であり得る。
[0068]システム250におけるスタンドアロンモードの例では、基地局205は、双方向リンク255を使用してUE215−cにOFDMA通信信号を送信することができ、双方向リンク255を使用してUE215−cからSC−FDMA通信信号を受信することができる。双方向リンク255は、図2Aを参照して上で説明された免許不要帯域の中の周波数F3と関連付けられ得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内でのアクセス(たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト)のような、非従来型のワイヤレスアクセスのシナリオにおいて使用され得る。この動作モードの典型的なサービス提供者は、免許帯域を有しないスタジアムの所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業、または大会社であり得る。
[0069]いくつかの実施形態では、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明されたeNB105および/もしくは205、または、図1、図2A、および/もしくは図2Bを参照して説明されたUE115および/もしくは215のような送信デバイスは、共有帯域のチャネルへの(たとえば、免許帯域または免許不要帯域の物理チャネルへの)アクセス権を得るためにゲーティング間隔を使用することができる。ゲーティング間隔は、ETSI(EN301 893)において指定されているLBTプロトコルに基づくリスンビフォートーク(LBT:Listen Before Talk)のような、コンテンションベースプロトコルの適用を定め得る。LBTプロトコルの適用を定めるゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信デバイスがクリアチャネルアセスメント(CCA)を実行する必要があるときを示し得る。CCAの結果は、共有帯域のチャネルが利用可能であるか、または使用中であるかを送信デバイスに示すことができる。チャネルが利用可能である(たとえば、使用のために「クリア」である)ことをCCAが示すとき、ゲーティング間隔は、通常はあらかじめ定められた送信間隔の間、送信デバイスがチャネルを使用することを許可し得る。チャネルが利用可能ではない(たとえば、使用中または予約済みである)ことをCCAが示すとき、ゲーティング間隔は、送信デバイスが送信間隔の間にチャネルを使用するのを防ぎ得る。
[0070]いくつかの場合、送信デバイスが、周期的にゲーティング間隔を生成し、周期的なフレーム構造の少なくとも1つの境界とゲーティング間隔の少なくとも1つの境界を同期させることが有用であり得る。たとえば、共有帯域においてセルラーダウンリンクのための周期的なゲーティング間隔を生成し、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造(たとえば、LTE/LTE−A無線フレーム)の少なくとも1つの境界と周期的なゲーティング間隔の少なくとも1つの境界を同期させることが有用であり得る。そのような同期の例が図3に示される。
[0071]図3は、免許不要帯域におけるセルラーダウンリンクのための免許不要フレーム/間隔305、315、および/または325の例300を示す。免許不要フレーム/間隔305、315、および/または325は、免許不要帯域(たとえば、WLAN帯域)を通じたLTE/LTE−A送信をサポートするeNBによって周期的なゲーティング間隔として使用され得る。そのようなeNBの例は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明された、アクセスポイント105および/またはeNB205であり得る。免許不要フレーム/間隔305、315、および/または325は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたシステム100、200、および/または250とともに使用され得る。
[0072]例として、免許不要フレーム/間隔305の持続時間は、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造のLTE/LTE−A無線フレーム310の持続時間に等しい(またはそれにほぼ等しい)ものとして示されている。いくつかの実施形態では、「ほぼ等しい」は、免許不要フレーム/間隔305の持続時間が周期的なフレーム構造の持続時間のサイクリックプレフィックス(CP)持続時間内にあることを意味する。
[0073]免許不要フレーム/間隔305の少なくとも1つの境界は、LTE/LTE−A無線フレームN−1〜N+1を含む周期的なフレーム構造の少なくとも1つの境界と同期され得る。いくつかの場合、免許不要フレーム/間隔305は、周期的なフレーム構造のフレーム境界とアライメントされた境界を有し得る。他の場合には、免許不要フレーム/間隔305は、周期的なフレーム構造のフレーム境界と同期されているがそれからオフセットされている境界を有し得る。たとえば、免許不要フレーム/間隔305の境界は、周期的なフレーム構造のサブフレーム境界とアライメントされ得、または周期的なフレーム構造のサブフレーム中間点境界(たとえば、特定のサブフレームの中間点)とアライメントされ得る。
[0074]いくつかの場合、周期的なフレーム構造は、LTE/LTE−A無線フレームN−1〜N+1を含み得る。各LTE/LTE−A無線フレーム310は、たとえば10ミリ秒の持続時間を有し得、免許不要フレーム/間隔305も、10ミリ秒の持続時間を有し得る。これらの場合、免許不要フレーム/間隔305の境界は、LTE/LTE−A無線フレームの1つ(たとえば、LTE/LTE−A無線フレーム(N))の境界(たとえば、フレーム境界、サブフレーム境界、またはサブフレーム中間点境界)と同期され得る。
[0075]例として、免許不要フレーム/間隔315および325の持続時間は、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造の持続時間の約数(またはそのほぼ約数)であるものとして示されている。いくつかの実施形態では、「〜のほぼ約数」は、免許不要フレーム/間隔315、325の持続時間が周期的なフレーム構造の約数(たとえば、1/2または1/10)の持続時間のサイクリックプレフィックス(CP)持続時間内にあることを意味する。たとえば、免許不要フレーム/間隔315は、5ミリ秒の持続時間を有し得、免許不要フレーム/間隔325は、1または2ミリ秒の持続時間を有し得る。
[0076]図4Aは、免許不要帯域におけるセルラーダウンリンクのための周期的なゲーティング間隔405の例400を示す。周期的なゲーティング間隔405は、免許不要帯域または共有帯域を通じたLTE/LTE−A通信をサポートするeNBによって使用され得る。そのようなeNBの例は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明された、eNB105および205であり得る。周期的なゲーティング間隔405はまた、図1、図2A、および/または図2Bのシステム100、200、および/または250とともに使用され得る。
[0077]例として、周期的なゲーティング間隔405の持続時間は、セルラーダウンリンクと関連付けられる周期的なフレーム構造410の持続時間に等しい(またはほぼ等しい)ように示されている。周期的なゲーティング間隔405の境界は、周期的なフレーム構造410の境界と同期され得る(たとえば、それとアライメントされ得る)。
[0078]周期的なフレーム構造410は、10個のサブフレーム(たとえば、SF0、SF1、...SF9)を有するLTE/LTE−A無線フレームを含み得る。サブフレームSF0〜SF8は、ダウンリンク(D)サブフレーム415であり得、サブフレームSF9は、特別な(S’)サブフレーム420であり得る。Dサブフレーム415は、LTE無線フレームのチャネル占有時間を集合的に定義することができ、S’サブフレーム420の少なくとも一部は、チャネルアイドル時間を定義することができる。現在のLTE/LTE−A規格の下では、LTE/LTE−A無線フレームは、1ミリ秒と9.5ミリ秒との間の最大チャネル占有時間(オン時間)を有し、チャネル占有時間の5パーセント(たとえば、最低50マイクロ秒)の最小チャネルアイドル時間(オフ時間)を有し得る。LTE/LTE−A規格への適合を保証するために、周期的なゲーティング間隔405は、S’サブフレーム420の一部として0.5ミリ秒のガード期間(すなわち、オフ時間)を与えることによって、LTE/LTE−A規格のこれらの要件に準拠することができる。
[0079]S’サブフレーム420は、1ミリ秒の持続時間を有するので、免許不要帯域の特定の物理チャネルをめぐって争う送信デバイスがCCAを実行できる、1つまたは複数のCCAスロットまたはウィンドウ425を含み得る。物理チャネルが利用可能であるが、周期的なゲーティング間隔405の終了の前にデバイスのCCAが完了したことを送信デバイスのCCAが示すとき、デバイスは、周期的なゲーティング間隔405の終了までチャネルを予約するために1つまたは複数の信号を送信し得る。いくつかの場合、1つまたは複数の信号は、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)430および/またはセル固有参照信号(CRS)を含み得る。本開示および添付の特許請求の範囲において使用される場合、「チャネル使用パイロット信号(CUPS)」および「チャネル使用ビーコン信号(CUBS)」という用語は相互に交換可能である。CUBS430および/またはCRSは、チャネル同期とチャネル予約の両方のために使用され得る。すなわち、別のデバイスがチャネル上でCUBSを送信し始めた後にチャネルのためにCCAを実行するデバイスは、CUBS430のエネルギーを検出し、チャネルが現在利用不可能であると決定することができる。
[0080]送信デバイスが、物理チャネルのためのCCAおよび/または物理チャネルを通じたCUBS430の送信の完了に成功した後で、送信デバイスは、波形(たとえば、物理キャリアと関連付けられるLTEベースの波形435)を送信するために、最長で所定の時間の期間(たとえば、1つのLTE/LTE−A無線フレーム)、物理チャネルを使用することができる。
[0081]図4Bは、図4Aを参照して説明された10ミリ秒の周期的なゲーティング間隔405のS’サブフレームのようなゲーティング間隔のS’サブフレーム450内で、LBTのようなコンテンションベースのプロトコルがどのように実装され得るかを示す。コンテンションベースのプロトコルは、たとえば、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明される、システム100、200、および/もしくは250、アクセスポイントもしくはeNB105および/もしくは205、ならびに/または、UE115および/もしくは215とともに使用され得る。
[0082]S’サブフレーム450は、ガード期間(またはサイレント期間)455とCCA期間460とを有し得る。例として、ガード期間455およびCCA期間460の各々は、0.5ミリ秒という持続時間を有し、7個のOFDMシンボル位置465(図4Bではスロット1から7として標識される)を含み得る。いくつかの場合、eNBは、免許不要帯域の後続の送信間隔のためのCCA470を実行して、免許不要帯域のその送信間隔がその送信間隔の間の送信に利用可能かどうかを決定するために、OFDMシンボル位置465の1つまたは複数を選択することができる。いくつかの場合、OFDMシンボル位置465の異なる1つが、S’サブフレーム450の異なる発生において(すなわち、免許不要帯域の異なる送信間隔にCCA470を実行するために使用される異なるS’サブフレームにおいて)、擬似ランダムに特定または選択され得る。OFDMシンボル位置の擬似ランダムな特定または選択は、ホッピングシーケンスを使用して制御され得る。
[0083]ワイヤレス通信システムのeNBは、同じまたは異なる事業者によって運用され得る。いくつかの実施形態では、異なる事業者によって運用されるeNBは、特定のS’サブフレーム450の中のOFDMシンボル位置465の異なる1つを選択することができ、これによって異なる事業者間でのCCAの競合を避ける。異なる事業者の擬似ランダムな選択機構が協調する場合、OFDMシンボル位置465は、異なる事業者のeNBが各々、いくつかの送信間隔に対する最早のOFDMシンボル位置(すなわち、スロット1)においてCCA470を実行するための等しい機会を有するように、複数の異なる事業者によって擬似ランダムに選択され得る。したがって、経時的に、異なる事業者のeNBは各々、他の事業者のeNBの需要とは無関係に、まずCCA470を実行して免許不要帯域の送信間隔へのアクセス権を得るための機会を有し得る。CCA470の成功の後で、eNBは、他のデバイスおよび/または事業者が免許不要帯域の送信間隔の1つまたは複数の物理チャネルを使用するのを防ぐために、CUBSを送信することができる。
[0084]図5は、いくつかのワイヤレスアクセスポイント(たとえば、WiFiノード)535およびUE515がeNB505のカバレッジエリア510内にあるワイヤレス通信システム500を示す。いくつかの例では、eNB505、UE515、および/またはワイヤレスアクセスポイント535は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたeNB105および/もしくは205、UE115および/もしくは215、ならびに/またはワイヤレスアクセスポイント105の1つまたは複数の態様のそれぞれの例であり得る。
[0085]eNB505およびUE515は、免許帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域)の中の双方向リンク520と、免許不要帯域(たとえば、免許不要帯域におけるLTE/LTE−A)の中の双方向リンク525のいずれかまたは両方を使用して、免許帯域または免許不要帯域を通じて互いに通信することができる。そのような通信は、図2Aを参照して上で説明されたキャリアアグリゲーションシナリオの例であり得る。
[0086]免許不要帯域の中の双方向リンク525へのアクセス権を予約しようと試みるとき、eNB505とUE515の両方が、免許不要帯域の利用可能性を決定するためにCCAを実行し得る。いくつかの場合、eNB505とUE515の両方が、ワイヤレスアクセスポイント540、および/またはeNB505のカバレッジエリア510の外側にあるがUE515の範囲内にある他の潜在的な送信デバイスの存在を考慮するために、CCAを実行することができる。そのようなワイヤレスアクセスポイント540は「隠されたノード」と呼ばれることがあり、それは、それらの存在がeNB505には知られておらず、eNB505から隠されていることがあるからである。したがって、ワイヤレスアクセスポイント540の潜在的な送信を発見するためにCCAを実行するUE515がない場合、eNB505は、隠されたワイヤレスアクセスポイント540が実際にはUE515の近傍の1つまたは複数のデバイスとの通信のために免許不要帯域をすでに予約しているときに、免許不要帯域が特定の送信間隔において利用可能であると決定し得る。
[0087]図6は、S’サブフレーム600の例示的なフォーマットを示す。いくつかの実施形態では、S’サブフレーム600は、図4Aおよび/または図4Bを参照して説明されたS’サブフレーム420および/または450の代替的な例であり得る。S’サブフレーム600は、サイレント期間610と、ある数の(たとえば、7つの)eNB CCAスロット615と、eNB送信期間620と、UE CCAスロット625と、ある数の(たとえば、3つの)第2の波形スロット630と、UE送信期間635と、部分チャネル使用ビーコンシンボル(PCUBS)送信期間640とを含み得る。いくつかの場合、S’サブフレーム600は、図4Aを参照して説明された周期的なゲーティング間隔405のような10ミリ秒のフレームまたはゲーティング構造とともに使用され、1ミリ秒の持続時間を有し得る。
[0088]サイレント期間610は、始めまたは終わりのような、S’サブフレーム600中の様々な点に存在し得、いくつかの場合、2つ以上のサイレント期間に分割され得る。例として、サイレント期間610がS’サブフレーム600の始めに存在するものとして示されている。サイレント期間610は、LTE規格のチャネル占有要件への適合を可能にする。いくつかの事例では、サイレント期間610は、475マイクロ秒の最小持続時間を有し得る。
[0089]免許不要帯域の利用可能性を決定するためにCCAを実行するために、eNBによって、eNB CCAスロット615の1つが擬似ランダムに選択され得る。eNB CCAスロット615は、同じ事業者展開のeNBがeNB CCAスロット615の共通する1つの中でCCAを実行し、異なる事業者展開のeNBがeNB CCAスロット615のうちの異なる複数のスロットの中でCCAを実行するように、擬似ランダムに選択され得る。S’サブフレーム600の連続するインスタンスでは、eNB CCAスロットの擬似ランダムな選択は、異なる事業者展開がeNB CCAスロットの最初のスロットを選択することをもたらし得る。このようにして、ある数の事業者展開の各々は、CCAを実行する最初の機会を与えられ得る(たとえば、第1の事業者展開が、1つのS’サブフレーム600中の最初のeNB CCAスロットを選択することができ、第2の事業者展開が、次のS’サブフレーム600中の最初のeNB CCAスロットを選択することができる、など)。いくつかの事例では、eNB CCAスロット615は各々、約20マイクロ秒の持続時間を有し得る。
[0090]eNBは、免許不要帯域が利用可能であるという決定を行うと、第1の波形を直ちに送信し始め得る。第1の波形は、eNB CCAスロット615のより後の複数のスロットの間に、および/またはeNB送信期間620の間に送信され得る。第1の波形は、eNBが免許不要帯域を通じたチャネルアクセスを有する1つまたは複数の時間期間を示すように構成され得る。
[0091]第1の波形を受信するUEは、第1の波形に応答して、UE CCAスロット625の間に自身のCCAを実行し得る。免許不要帯域が利用可能であるとUEが決定すると、UEは、免許不要帯域を通じて第2の波形と第3の波形とを送信し得る。第2の波形は、第2の波形スロット630の1つの中で送信され得、第1の波形を送信したeNBが特定の時間期間の間に免許不要帯域を通じたチャネルアクセスを有することを近くのWiFiデバイスに示すように構成され得る。第2の波形スロットのセットは、UEが、同じ事業者展開中の別のUEによって特定される第2の波形スロットに対してスタガリングされた第2の波形スロットを特定することを可能にし得る。第2の波形スロットのセットの中の第2の波形をスタガリングすることにより、近くのWiFiデバイスは、2つ以上のUEから受信された第2の波形をより良く区別し復号することが可能になり得る。第2の波形スロット630は各々、約44マイクロ秒の持続時間を有し得る。
[0092]第3の波形は、第2の波形の直後におよび/またはUE送信期間635の間に送信され得る。第3の波形は、UEへのデータ送信のためにeNBに情報を与えるように構成され得る。データ送信は、S’サブフレーム600の後に行われ得る。
[0093]PCUBS送信期間640は、特定のS’サブフレーム600の中に存在することも、または存在しないこともある。その存在は、第3の波形の送信タイミングに依存し得る。PCUBS送信期間640の間に、1つまたは複数のeNBおよび/またはUEは、免許不要帯域を通じたチャネルアクセス(たとえば、予約)を維持するためにPCUBSを送信し得る。
[0094]S’サブフレーム600は、eNBとUEの両方のためのCCAスロットを提供するという点で有用であることがあり、いくつかの場合には、図5を参照して説明された隠されたノードの問題を軽減するのを助け得る。
[0095]図7は、1ミリ秒の(たとえば、1つのLTE/LTE−Aサブフレーム)ゲーティング間隔705の例700を提供する。1ミリ秒のゲーティング間隔705は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明される、アクセスポイントもしくはeNB105、205、および/もしくは505、ならびに/または、UE115、215、および/もしくは515によって使用され得る。ゲーティング間隔705は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明されたシステム100、200、250、および/または500とともに使用され得る。
[0096]現在のLTE/LTE−A規格は、チャネル占有時間(オン時間)≧1ミリ秒であることと、チャネルアイドル時間≧チャネル占有時間の5%であることとを要求する。したがって、現在のLTE規格は、1.05ミリ秒という最小ゲーティング間隔の長さを規定する。しかしながら、LTE規格がもし0.95ミリ秒という最小チャネル占有時間を要求するように緩和されることが可能であれば、1ミリ秒のゲーティング間隔が可能になる。
[0097]図7に示されるように、1ミリ秒のゲーティング間隔705は、14個のOFDMシンボル(またはシンボル位置)を含み得る。ゲーティング間隔705に先行するCCAスロット710の間のCCAの実行が成功するとき、ダウンリンク送信は、ゲーティング間隔705の最初の13個のOFDMシンボルの間に発生し得る。そのようなダウンリンク送信は、929マイクロ秒という持続時間(またはチャネル占有時間)を有し得る。現在のLTE規格によれば、929マイクロ秒のチャネル占有時間は、48マイクロ秒のチャネルアイドル時間715を要求し、これは、1つのOFDMシンボルの71.4マイクロ秒の持続時間より短い。結果として、48マイクロ秒のチャネルアイドル時間715、さらには1つまたは複数のCCAスロット710が、14番目のOFDMシンボル位置の間に提供され得る。いくつかの場合、20マイクロ秒という全体の持続時間を有する2つのCCAスロット710は、14番目のOFDMシンボル位置の間に提供され得、これにより、ある量のCCAのランダム化を可能にする。例700における各CCAスロット710は、1つのOFDMシンボルよりも短い持続時間を有することに留意されたい。
[0098]図8は、免許不要の5GHzの帯域800の中の様々な周波数帯域の割振りの例示的な様子を示す。図8に示されているように、5GHzの帯域800は、U−NII 1周波数バンド805(たとえば、5170〜5250MHz)と、U−NII 2周波数バンド810(たとえば、5250〜5350MHz)と、U−NII WW周波数バンド815(たとえば、5470〜5725MHz)と、U−NII 3周波数バンド820(たとえば、5725〜5825MHz)と、DSRC周波数バンド825(たとえば、5850〜5925MHz)とを含み得る。
[0099]各周波数バンドは、1つまたは複数のチャネルを使用するために割り振られ得る。各物理チャネルは、帯域幅(たとえば、10MHz、20MHz、40MHz、80MHz、160MHzなど)を占有し得る。(たとえば、80MHzを占有する)U−NII 1周波数バンド805は、(たとえば、チャネルインデックス36、40、44、および48をもつ)最高で4つの20MHzチャネル830、最高で2つの40MHzチャネル835、または1つの80MHzチャネル840をサポートし得る。同様に、U−NII2周波数バンド810は、(たとえば、チャネルインデックス52、56、60、および64をもつ)最高で4つの20MHzチャネル830、最高で2つの40MHzチャネル835、または1つの80MHzチャネル840をサポートし得る。いくつかのデバイス(たとえば、免許不要帯域において動作するように構成されたWi−FiまたはLTE/LTE−Aデバイス)は、U−NII 1周波数バンド805とU−NII 2周波数バンド810の両方にわたって動作し得る。その結果、U−NII 1周波数バンド805とU−NII 2周波数バンド810とは、5170〜5350MHzの周波数バンドをもたらすように実質的に組み合わされ得る。したがって、160MHzチャネル845(たとえば、5170〜5330MHz)がサポートされ得る。
[0100]図8に示されるように、U−NII 3周波数バンド820(たとえば、5725〜5825MHz)は、(たとえば、チャネルインデックス149、153、157、161、および165をもつ)最高で5つの20MHzチャネル830、最高で2つの40MHzチャネル835、または1つの80MHzチャネル840をサポートし得る。通常、DSRC周波数バンド825は、10MHzチャネルを使用するDSRC通信をサポートする。いくつかの場合、マルチモードLTE/LTE−Aデバイスは、コンテンションベースのプロトコル(たとえば、LBTおよび/またはCCA)を使用して帯域の1つまたは複数のチャネルへのアクセス権を得て1つまたは複数のチャネルを予約した後で、LTE/LTE−A通信のための帯域として5GHzの帯域800の一部またはすべてを日和見的に使用することができる。
[0101]いくつかの場合、送信デバイスが、特定のワイヤレスデータ送信のために必要とされるものよりも多数の物理チャネルのためのCCAを実行するのが望ましいことがある。このようにして、送信デバイスは、物理チャネルの1つまたは複数へのアクセス権を争うときに別のデバイスに負けることがあるが、それでもワイヤレスデータ送信を行うのに十分な物理チャネルへのアクセス権を得ることができる。図9A、図9B、図9C、および図9Dは、ワイヤレスデータ送信のために必要とされるものよりも多数の物理チャネルのためのCCAを送信デバイスが実行できる、様々な例を示す。ワイヤレスデータ送信を行うのに必要とされるチャネルは、仮想コンポーネントキャリア(たとえば、図面ではVirCC_xと標識され、「x」はチャネル番号である)、仮想キャリア、または仮想チャネルと呼ばれ得る。仮想キャリアは、CCAの実行が成功した物理コンポーネントキャリアまたは物理チャネル(たとえば、図面ではPhyCC_yと標識され、「y」はチャネル番号である)にマッピングされ得る。本明細書および添付の特許請求の範囲において使用される場合、「仮想キャリア」、「仮想コンポーネントキャリア」、および「仮想チャネル」という用語は相互に交換可能である。加えて、「物理キャリア」、「物理コンポーネントキャリア」、および「物理チャネル」という用語は相互に交換可能である。
[0102]ここで図9Aを参照すると、3つの仮想キャリア(すなわち、VirCC_0、VirCC_1、およびVirCC_2)から3つの物理キャリア(すなわち、PhyCC_1、PhyCC_3、およびPhyCC_4)へのマッピング900が示されている。送信デバイスが3つの仮想キャリアを必要とするワイヤレスデータ送信を行うことを望むとき、送信デバイスは、そのワイヤレスデータ送信を行うために必要とされるものよりも多数の物理キャリアのための(たとえば、物理キャリアPhyCC_0、PhyCC_1、PhyCC_2、PhyCC_3、PhyCC_4、およびPhyCC_5と関連付けられる物理チャネルのための)CCAを実行することができる。示されるように、CCAは、物理キャリアのいくつかに対しては成功することがあり(すなわち、「合格」)、物理キャリアの他のものに対しては成功しないことがある(すなわち、「失敗」)。しかしながら、CCAは十分多くの物理キャリアについて合格するので、いくつかの物理キャリアに対するCCAの失敗とは無関係に、ワイヤレスデータ送信が行われ得る。任意の規定された方式で、たとえば最小の番号の仮想キャリアが、CCAの実行が成功した最小の番号の物理キャリアにマッピングされるように、仮想キャリアが物理キャリアにマッピングされ得る。与えられる例では、マッピングは受信デバイスに対して暗黙的であり得る(たとえば、送信デバイスは、チャネルを予約するために、送信デバイスが使用する物理キャリア上でシグナリングを送信することができ、受信デバイスは、使用されるチャネルの各々の上でのエネルギーまたはシグナリングを検出し、エネルギーが現れるチャネルのうちで最小の番号のチャネル(または最低の周波数のチャネル)がワイヤレスデータ送信の最小の番号の仮想キャリアにマッピングされることを暗黙的に理解することができる)。代替的に、仮想キャリア(たとえば、VirCC_0、VirCC_1、およびVirCC_2)がマッピングされる物理キャリア(たとえば、PhyCC_1、PhyCC_3、およびPhyCC_4)を受信デバイスがそれによって特定できる情報(たとえば、ビットマップ)を、送信デバイスが送信することができ、受信デバイスが受信することができる。
[0103]図9Bは、2つの仮想キャリア(すなわち、VirCC_0およびVirCC_1)から2つの物理キャリア(すなわち、PhyCC_1およびPhyCC_3)へのマッピング905を示している。送信デバイスが2つの仮想キャリアを必要とするワイヤレスデータ送信を行うことを望むとき、送信デバイスは、そのワイヤレスデータ送信を行うために必要とされるものよりも多数の物理キャリアのための(たとえば、物理キャリアPhyCC_0、PhyCC_1、PhyCC_2、PhyCC_3、PhyCC_4、およびPhyCC_5のための)CCAを実行することができる。示されるように、CCAは、物理キャリアのいくつかに対しては成功することがあり(すなわち、「合格」)、物理キャリアの他のものに対しては成功しないことがある(すなわち、「失敗」)。しかしながら、CCAは十分多くの物理キャリアについて合格するので、いくつかの物理キャリアに対するCCAの失敗とは無関係に、ワイヤレスデータ送信が行われ得る。任意の規定された方式で、たとえば最小の番号の仮想キャリアが、CCAの実行が成功した最小の番号の物理キャリアにマッピングされるように、仮想キャリアが物理キャリアにマッピングされ得る。与えられる例では、マッピングは受信デバイスに対して暗黙的であり得る(たとえば、送信デバイスは、チャネルを予約するために、送信デバイスが使用する物理キャリア上でシグナリングを送信することができ、受信デバイスは、使用されるチャネルの各々の上でのエネルギーまたはシグナリングを検出し、エネルギーが現れるチャネルのうちで最小の番号のチャネル(または最低の周波数のチャネル)がワイヤレスデータ送信の最小の番号の仮想キャリアにマッピングされることを暗黙的に理解することができる)。
[0104]図9Bでは、CCAは、仮想キャリアVirCC_0を送信するために使用され得る物理キャリアの第1のサブセット(たとえば、PhyCC_0、PhyCC_1、およびPhyCC_2)と、仮想キャリアVirCC_1を送信するために使用され得る物理キャリアの第2のサブセット(たとえば、PhyCC_3、PhyCC_4、およびPhyCC_5)とのために実行され得る。CCAがサブセットの中の2つ以上の物理キャリアに対して成功するとき、サブセットに対応する仮想キャリアは、CCAの実行が成功した物理キャリアの1つにマッピングされ得、または、仮想キャリアは、CCAの実行が成功しCCAが冗長的に送信された、物理キャリアの2つ以上にマッピングされ得る。代替的に、サブセットに対応する仮想キャリアは、CCAの実行が成功した物理キャリアの1つにマッピングされ得、別の送信は、CCAの実行が成功した少なくとも1つの追加のキャリアを通じて行われ得る。たとえば、ダウンリンク仮想キャリアの場合、少なくとも1つの追加のキャリアを通じて行われる送信は、CUBSおよび/またはチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)を含み得る。アップリンク仮想キャリアの場合、少なくとも1つの追加のキャリアを通じて行われる送信は、サウンディング参照信号(SRS)および/またはCCA免除送信(CET)を含んでよく、このCETはSRSを含み得る。CETはまた、物理キャリアに対するCCAの実行が成功したかどうかとは無関係に、任意の物理キャリアを通じて、およびいくつかの場合は各物理キャリア(または仮想キャリアにマッピングされない各物理キャリア)を通じて行われ得る。仮想キャリアにマッピングされない物理キャリアを通じたSRSまたはCETの送信は、eNBが、現在のワイヤレスデータ送信のために使用されない物理チャネルのための更新されたチャネル品質情報(CQI)を導出することを可能にし得る。CQIは、物理チャネルの性質であり、(たとえば、干渉の条件および/または隠れた端末が原因で)物理チャネルごとに大きく異なり得る。レート予測のために、eNBが物理チャネルのいずれかでの送信をスケジューリングできるように、すべての物理チャネルに対して更新されたCQIが必要とされる。1つまたは複数の物理チャネルのための更新されたCQIを導出するeNBの観点からは、物理チャネルを通じてSRSまたはCETを送信することはリソースの利用率を改善するが、別の事業者展開におけるeNBの観点からは、ワイヤレスデータ送信のために使用されない物理チャネルを通じてSRSまたはCETを送信することは無駄であり得る。
[0105]図9Cは、3つの仮想キャリア(すなわち、VirCC_0、VirCC_1、およびVirCC_2)から3つの物理キャリア(すなわち、PhyCC_1、PhyCC_3、およびPhyCC_5)への別のマッピング910を示している。送信デバイスが3つの仮想キャリアを必要とするワイヤレスデータ送信を行うことを望むとき、送信デバイスは、そのワイヤレスデータ送信を行うために必要とされるものよりも多数の物理キャリアのための(たとえば、物理キャリアPhyCC_0、PhyCC_1、PhyCC_2、PhyCC_3、PhyCC_4、およびPhyCC_5のための)CCAを実行することができる。示されるように、CCAは、物理キャリアのいくつかに対しては成功することがあり(すなわち、「合格」)、物理キャリアの他のものに対しては成功しないことがある(すなわち、「失敗」)。しかしながら、CCAは十分多くの物理キャリアについて合格するので、いくつかの物理キャリアに対するCCAの失敗とは無関係に、ワイヤレスデータ送信が行われ得る。任意の規定された方式で、たとえば最小の番号の仮想キャリアが、CCAの実行が成功した最小の番号の物理キャリアにマッピングされるように、仮想キャリアが物理キャリアにマッピングされ得る。与えられる例では、マッピングは受信デバイスに対して暗黙的であり得る(たとえば、送信デバイスは、チャネルを予約するために、送信デバイスが使用する物理キャリア上でシグナリングを送信することができ、受信デバイスは、使用されるチャネルの各々の上でのエネルギーまたはシグナリングを検出し、エネルギーが現れるチャネルのうちで最小の番号のチャネル(または最低の周波数のチャネル)がワイヤレスデータ送信の最小の番号の仮想キャリアにマッピングされることを暗黙的に理解することができる)。
[0106]図9Cは、物理キャリアPhyCC_2のようなCCAの実行が成功したいくつかの物理キャリアが、良好でないチャネル強度(たとえば、良好でないチャネル状態情報(CSI))の結果として放棄され得ることを示す。図9Cはまた、物理キャリアPhyCC_4のようないくつかの物理キャリアに対しては、送信デバイスが別の物理キャリアを試すことおよび/または別の物理キャリア(たとえば、物理キャリアPhyCC_5)のためのCSIを取得することを選び得るので、CCAが実行されないことがあることを示す。
[0107]図9Dは、キャリアアグリゲーション動作モードにおける、2つのダウンリンク仮想キャリア(すなわち、VirCC_0およびVirCC_1)から2つの物理キャリア(すなわち、PhyCC_1およびPhyCC_4)への、および2つのアップリンク仮想キャリア(すなわち、VirCC_00およびVirCC_11)から2つの物理キャリア(すなわち、PhyCC_2およびPhyCC_3)へのマッピング915を示す。ダウンリンク仮想キャリアの各々が、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明されるeNB105、205、および/または505の1つによるダウンリンクワイヤレスデータ送信のような、eNBによるダウンリンクワイヤレスデータ送信のために使用され得、アップリンク仮想キャリアの各々が、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明されるUE115、215、および/または515の1つによるアップリンクワイヤレスデータ送信のような、UEによるアップリンクワイヤレスデータ送信のために使用され得る。
[0108]ダウンリンク仮想キャリアおよびアップリンク仮想キャリアがマッピングされ得る物理キャリア(すなわち、PhyCC_0、PhyCC_1、PhyCC_2、PhyCC_3、およびPhyCC_4)は、物理キャリアの重複しないサブセットへとグループ化され得る。たとえば、物理キャリアの第1のサブセットは、物理キャリアPhyCC_0と、PhyCC_1と、PhyCC_2とを含む。物理キャリアの第2のサブセットは、物理キャリアPhyCC_3とPhyCC_4とを含む。eNBが2つのダウンリンク仮想キャリアを要求するワイヤレスデータ送信を行うことを望むとき、eNBは、物理キャリアのサブセットの各々の中の物理キャリアの各々のためのダウンリンクCCAを実行することができる。ダウンリンクCCAが物理キャリアの各サブセットの中の複数の物理キャリアのために実行され得るので、1つまたは複数の物理キャリアに対してダウンリンクCCAが失敗しても、仮想キャリアがマッピングされ得る物理キャリアが存在し得る。
[0109]物理キャリアの所与のサブセットの中の、仮想キャリアがマッピングされる物理キャリアを特定した後で、ダウンリンクCCAが合格した残りの物理キャリアがUEに対して特定され得る。UEは、ダウンリンクCCAをすでにクリアしている物理キャリアのためのアップリンクCCAの実行に成功する確率がより高くなり得る。物理キャリアの重複しないオフセットの使用はまた、ダウンリンクキャリアとアップリンクキャリアの組合せの曖昧さをなくし、ダウンリンクキャリア/アップリンクキャリアの比率を確立する際のさらなる柔軟性を実現する。
[0110]図9A〜図9Dの例に示されるように、キャリアアグリゲーションモードは、送信デバイスが送信することを意図するものよりも多数の物理キャリア上でCCAを実行し、次いでCCAが成功した物理キャリアに仮想キャリアをマッピングすることによって、送信デバイスに対してサポートされ得る。いくつかのシステムでは、送信デバイスがその上で一度に送信するように構成され得る、物理キャリアの最大の総数があり得る。たとえば、LTE/LTE−A規格のいくつかのリリースを実装するシステムでは、キャリアアグリゲーションは全体で5個の物理キャリアに制限され得る。
[0111]全体の物理キャリアに対するこれらの制約は、本説明の原理に従って仮想キャリアを利用することによって、システムにより実施され得る。たとえば、LTE/LTE−Aのいくつかのリリースを実装する送信デバイスは、共有帯域を通じてデータを送信するために使用される仮想キャリアの総数を5に制限することができる。仮想キャリアと物理キャリアとの間の1対1のマッピングにより、異なる物理キャリアが異なるフレームの間に使用され得る場合でも、送信デバイスは、任意の所与のフレームまたはサブフレームのために送信デバイスによって使用される物理キャリアの総数が、規格により課される物理キャリアの総数に対する制限を超えないことを確実にし得る。
[0112]キャリアアグリゲーションの間に全体で5個の物理キャリアに制約される送信デバイスの例を続けると、送信デバイスは、キャリアアグリゲーションのためにK≦5個の仮想キャリアを利用しながら、各フレームのためのN>5個の物理キャリア上でCCAの監視を実行するように構成され得る。CCAアセスメントが成功した物理キャリアの数(M)がK以下である場合、M個の物理キャリアの各々が、フレームの間の送信のために選択され、仮想キャリアの1つにマッピングされ得る。それ以外の場合、MがK以上である場合、成功した物理キャリアのうちのK個が、そのフレームにおいて使用するために選択され、個々の仮想キャリアにマッピングされ得る。
[0113]K個の物理キャリアの選択は、RRC構成に基づき得る。一例では、物理キャリアの各々は数字の識別子を有し得、最小の識別子を有するK個の物理キャリアが、仮想キャリアへのマッピングのために選択され得る。物理キャリアに割り当てられる識別子は、異なる送信デバイスに対しては異なり得る。加えて、または代替的に、K個の物理キャリアの選択は、ネットワーク内の送信デバイスに固有のトークンまたは識別子(たとえば、UE ID)に基づき得る。たとえば、送信デバイスに固有のトークンまたは識別子は、M個のCCAをクリアした物理キャリアからK個の物理キャリアを導出するためにハッシュされ得る。
[0114]ここで図10Aを参照すると、ブロック図1000は、様々な実施形態によるワイヤレス通信における使用のためのデバイス1005を示す。いくつかの実施形態では、デバイス1005は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明された、eNB105、205、および/もしくは505、またはUE115、215、および/もしくは515の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。デバイス1005はプロセッサであってもよい。デバイス1005は、受信機モジュール1010、キャリア管理モジュール1015、および/または送信機モジュール1020を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いに通信していることがある。
[0115]デバイス1005のコンポーネントは、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)とともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で具現化される命令によって実装され得る。
[0116]いくつかの実施形態では、受信機モジュール1010は、免許帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域)および/または免許不要帯域における送信を受信するように動作可能な高周波(RF)受信機のような、RF受信機であり得、またはそれを含み得る。受信機モジュール1010は、図1、図2A、および/または図2Bを参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、および/または250の1つまたは複数の通信リンクのような、免許帯域および/または免許不要帯域を含むワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理チャネル)を通じて、様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0117]いくつかの実施形態では、送信機モジュール1020は、免許帯域および/または免許不要帯域の中で送信するように動作可能なRF送信機のような、RF送信機であり得、またはそれを含み得る。送信機モジュール1020は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、250、および/または500の1つまたは複数の通信リンクのような、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理チャネル)を通じて様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0118]いくつかの実施形態では、キャリア管理モジュール1015は、共有帯域を通じたワイヤレスデータ送信のためのキャリアを管理するために使用され得る。いくつかの場合、キャリア管理は、ワイヤレスデータ送信を行うために必要とされるものよりも多数の物理チャネルのためのCCAを実行することと、次いで、ワイヤレスデータ送信を行う際に使用するための、CCAの実行が成功した物理チャネルの数を特定することとを伴い得る。このようにして、1つまたは複数の物理チャネルのためのCCAの失敗は、ワイヤレスデータ送信が行われるのを妨げないことがある。
[0119]ここで図10Bを参照すると、ブロック図1050は、様々な実施形態によるワイヤレス通信において使用するためのデバイス1055を示す。いくつかの実施形態では、デバイス1055は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明された、eNB105、205、および/もしくは505、またはUE115、215、および/もしくは515の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。デバイス1055はプロセッサであってもよい。デバイス1055は、受信機モジュール1060、キャリア管理モジュール1065、データ送信/受信モジュール1090、および/または送信機モジュール1070を含み得る。これらのコンポーネントの各々は互いに通信していることがある。
[0120]デバイス1055のコンポーネントは、個別にまたは集合的に、ハードウェア中の適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICによって実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で具現化される命令によって実装され得る。
[0121]いくつかの実施形態では、受信機モジュール1060は、免許帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域)および/または免許不要帯域の中で送信を受信するように動作可能なRF受信機のような、RF受信機であり得、またはそれを含み得る。RF受信機は、免許帯域および免許不要帯域のための別個の受信機を含み得る。いくつかの場合、別個の受信機は、免許帯域モジュール1062および免許不要帯域モジュール1064という形態をとり得る。免許帯域モジュール1062および/または免許不要帯域モジュール1064を含む受信機モジュール1060は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、250、および/または500の1つまたは複数の通信リンクのような、免許帯域と免許不要帯域とを含むワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理キャリア)を通じて様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を受信するために使用され得る。
[0122]いくつかの実施形態では、送信機モジュール1070は、免許帯域および/または免許不要帯域の中で送信するように動作可能なRF送信機のような、RF送信機であり得、またはそれを含み得る。RF送信機は、免許帯域および免許不要帯域のための別個の送信機を含み得る。いくつかの場合、別個の送信機は、免許帯域モジュール1072および免許不要帯域モジュール1074という形態をとり得る。免許帯域モジュール1072および/または免許不要帯域モジュール1064を含む送信機モジュール1070は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、250、および/または500の1つまたは複数の通信リンクのような、ワイヤレス通信システムの1つまたは複数の通信リンク(たとえば、物理キャリア)を通じて様々なタイプのデータおよび/または制御信号(すなわち、送信)を送信するために使用され得る。
[0123]いくつかの実施形態では、キャリア管理モジュール1065は、図10Aを参照して説明されるキャリア管理モジュール1015の1つまたは複数の態様の例であり得、CCAモジュール1075、物理キャリア特定モジュール1080、および/または仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール(virtual-to-physical carrier mapping module)1085を含み得る。
[0124]いくつかの実施形態では、CCAモジュールは、共有帯域(たとえば、免許不要帯域)の複数の物理キャリアの各々の上でCCAを実行するために使用され得る。いくつかの場合、CCAは、共有帯域の特定の送信間隔のために実行され得、次いで、共有帯域のある数の後続の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームを含んでよく、CCAはフレームごとに実行され得る。いくつかの場合、CCAは、図3、図4、図6、および/または図7を参照して説明された、周期的なゲーティング間隔の1つまたは複数と、関連するフレームまたはサブフレーム構造とを使用して実行され得る。いくつかの場合、CCAは、図8を参照して説明された複数の物理キャリアに対して実行され得る。いくつかの場合、ワイヤレスデータ送信はその後、ある送信間隔の間に、CCAの実行がその送信間隔について成功した物理キャリアのいくつかまたはすべてを通じて行われ得る。
[0125]いくつかの実施形態では、物理キャリア特定モジュール1080は、デバイス1055によって実行されるCCAと関連付けられる複数の物理キャリアから、CCAが成功した物理キャリアの数を特定するために使用され得る。
[0126]いくつかの実施形態では、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085は、CCAが成功した、特定された数の物理キャリアに、ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアをマッピングするために使用され得る。仮想キャリアは、デバイス1055から/においてデータを送信またはデータを受信する目的で、物理キャリアにマッピングされ得る。
[0127]いくつかの実施形態では、データ送信/受信モジュール1090は、送信機モジュール1070または受信機モジュール1060を使用して、ワイヤレスデータ送信を行うために、または受信するために使用され得る。ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数と、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングとを使用して、ワイヤレスデータ送信が行われ、または受信され得る。
[0128]ここで図11を参照すると、ブロック図1100は、様々な実施形態による、データを送信するために使用可能な、キャリア管理モジュール1105およびデータ送信モジュール1110の一実施形態を示す。キャリア管理モジュール1105は、図10Aおよび/または図10Bを参照して説明されたキャリア管理モジュール1015および/または1065の1つまたは複数の態様の例であり得る。データ送信モジュール1110は、図10Bを参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090の1つまたは複数の態様の例であり得る。キャリア管理モジュール1105は、CCAモジュール1115、仮想キャリア特定モジュール1120、物理キャリア特定モジュール1125、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135、および/またはキャリア予約モジュール1150を含み得る。
[0129]キャリア管理モジュール1105およびデータ送信モジュール1110のコンポーネントは、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で具現化される命令によって実装され得る。
[0130]いくつかの実施形態では、CCAモジュール1115は、図10Bを参照して説明されたCCAモジュール1075の1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0131]いくつかの実施形態では、仮想キャリア特定モジュール1120は、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数を特定するために使用され得る。いくつかの場合、仮想キャリア特定モジュール1120はまた、仮想キャリアの数を決定することができる。たとえば、仮想キャリア特定モジュール1120は、ワイヤレスデータ送信のために使用されるべき帯域幅を決定し、次いで、ある数の物理キャリアの各々に割り振られる帯域幅によって、ワイヤレスデータ送信のために使用されるべき帯域幅を分割することができる。
[0132]いくつかの実施形態では、物理キャリア特定モジュール1125は、図10Bを参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080の1つまたは複数の態様の例であり得る。物理キャリア特定モジュール1125は、CCAがCCAモジュール1115によって実行され得る複数の物理キャリアを選択するために使用され得る。物理キャリア特定モジュール1125は、仮想キャリア特定モジュール1120によって特定される仮想キャリアの数に基づいて、複数の物理キャリアを選択することができる。物理キャリア特定モジュール1125によって選択される物理キャリアの数は、仮想キャリア特定モジュール1120によって特定される仮想キャリアの数よりも多数の物理キャリアの数であり得る。
[0133]いくつかの場合、複数の物理キャリアは、チャネル強度測定結果に基づいて物理キャリア特定モジュール1125によって選択され得る(たとえば、物理キャリアの1つまたは複数が、閾値を超えるチャネル強度と関連付けられるので選択され得る)。この点で、物理キャリア特定モジュール1125は、チャネル強度分析サブモジュール1130を含み得る。チャネル強度分析サブモジュール1130は、チャネル強度に関する様々なパラメータを分析することができる。チャネル強度分析サブモジュール1130の分析は次いで、複数の物理キャリアのいくつかまたはすべてを選択するために、物理キャリア特定モジュール1125によって使用され得る。いくつかの場合、複数の物理キャリアは、複数の物理キャリアの少なくとも一部分についてのチャネル強度測定結果のエイジ(age)に基づいて選択され得る(たとえば、複数の物理キャリアの1つまたは複数が、より最近の、より信頼できる可能性のあるチャネル強度測定結果と関連付けられるので、選択されることがあり、および/または、複数の物理キャリアの1つまたは複数が、より古いチャネル強度測定結果と関連付けられ更新されたチャネル強度測定結果が望まれるので、選択されることがある)。いくつかの場合、複数の物理キャリアは、物理キャリアが、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる変調およびコーディング方式(MCS)、ワイヤレスデータ送信と(たとえば、MIMO送信と)関連付けられるランク、またはワイヤレスデータ送信と関連付けられるトランスポートブロックサイズの少なくとも1つをサポートすることが可能かどうかの決定に基づいて選択され得る。
[0134]物理キャリア特定モジュール1125はまた、CCAモジュール1115によって実行されるCCAと関連付けられる複数の物理キャリアから、CCAが成功した物理キャリアの数を特定するために使用され得る。サブセットは、CCAが実行された物理キャリアの1つまたは複数、またはすべてを含み得る。
[0135]いくつかの実施形態では、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135は、図10Bを参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085の1つまたは複数の態様の例であり得る。仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135は、(物理キャリア特定モジュール1125によって決定されるような)CCAが成功した、特定された数の物理キャリアに、(仮想キャリア特定モジュール1120によって決定されるような)ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアをマッピングするために使用され得る。仮想キャリアは、データを送信する目的で物理キャリアにマッピングされ得る。
[0136]いくつかの場合、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135は、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信の帯域幅以上であるかどうかを決定することができる。いくつかの場合、この決定は、仮想キャリア特定モジュール1120によって特定される仮想キャリアの数を、(物理キャリア特定モジュール1125によって特定されるような)CCAが成功した、物理キャリアのサブセットの中の物理キャリアの数と比較することによって行われ得る。
[0137]仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135が、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信の帯域幅以上であると決定するとき、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135は、ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアの各々を、物理キャリアのサブセットの物理キャリアにマッピングすることができる。このマッピングは、送信デバイスおよび受信デバイスによって共有される所定のマッピング方式を使用して実施され得る。
[0138]仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135が、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信の帯域幅未満であると決定するとき、部分送信マッピングサブモジュール1140が、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信と関連付けられる少なくとも1つの仮想キャリアの帯域幅(たとえば、一次仮想キャリアの帯域幅)以上であるかどうかを決定することができる。いくつかの場合、この決定は、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの中の物理キャリアの数が1以上であるかどうかを決定することによって行われ得る。CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信と関連付けられる少なくとも1つの仮想キャリアの帯域幅以上であるとき、部分送信マッピングサブモジュール1140は、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる少なくとも1つの仮想キャリアの各々を物理キャリアのサブセットのそれぞれの物理キャリアにマッピングすることができる。しかしながら、部分送信マッピングサブモジュール1140は、少なくとも1つの他の仮想キャリアを物理キャリアのサブセットのある物理キャリアにマッピングするのを控えることができる。このマッピングは、送信デバイスおよび受信デバイスによって共有される所定のマッピング方式を使用して実施され得る。いくつかの場合、特定の1つの仮想キャリア(または複数のキャリア)を物理キャリアのサブセットのある物理キャリアにマッピングするのを控えるという決定は、マッピングされた仮想キャリアの優先順位に対する、マッピングされていない仮想キャリアの優先順位に基づき得る。たとえば、いくつかの場合、一次仮想キャリアは、任意の他の仮想キャリアがそれぞれの物理キャリアにマッピングされる前に、それぞれの物理キャリアにマッピングされ得る。
[0139]いくつかの場合、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135は、冗長マッピングサブモジュール1145を含み得る。仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1135が、CCAが成功した物理キャリアの数が仮想キャリアの数よりも多いと決定するときには、冗長マッピングサブモジュール1145は、いくつかの場合、ある数の仮想キャリアの各々を複数の物理キャリアにマッピングするために使用され得る(たとえば、1つの仮想キャリアが複数の物理キャリアにマッピングされることがあり、または、1つの仮想キャリアが複数の物理キャリアの第1のセットにマッピングされることがあり、別の仮想キャリアが複数の物理キャリアの第2のセットにマッピングされることがある、など)。
[0140]いくつかの実施形態では、キャリア予約モジュール1150は、ワイヤレスデータ送信のために使用されるある数の物理キャリアを予約するために使用され得る。たとえば、キャリア予約モジュール1150は、いくつかの場合、ワイヤレスデータ送信のために使用される物理キャリアの各々についてチャネル使用ビーコン信号(CUBS)またはセル固有参照信号(CRS)を送信することができる。CUBSまたはCRSは次いで、他の潜在的な送信デバイスによって受信され得、CUBSまたはCRSが送信されるチャネルが予約されていることを他の潜在的な送信デバイスに警告することができる。
[0141]いくつかの実施形態では、データ送信モジュール1110は、図10Bを参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090の1つまたは複数の態様の例であり得る。データ送信モジュール1110は、ワイヤレスデータ送信を行うために使用され得る。ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数と、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングとを使用して、ワイヤレスデータ送信が行われ得る。いくつかの場合、ワイヤレスデータ送信は、各仮想キャリアに対して、仮想キャリアがマッピングされる物理キャリアのキャリア識別フィールド(CIF)に仮想キャリアと関連付けられる識別子を挿入することによって、送信のために準備され得る。
[0142]ここで図12を参照すると、ブロック図1200は、様々な実施形態に従ってデータを受信するために使用可能な、キャリア管理モジュール1205およびデータ送信モジュール1210の一実施形態を示す。キャリア管理モジュール1205は、図10Aおよび/または図10Bを参照して説明されたキャリア管理モジュール1015および/または1065の1つまたは複数の態様の例であり得る。データ受信モジュール1210は、図10Bを参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090の1つまたは複数の態様の例であり得る。キャリア管理モジュール1205は、物理キャリア特定モジュール1215、仮想キャリア特定モジュール1230、および/または仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1235を含み得る。
[0143]キャリア管理モジュール1205およびデータ受信モジュール1210のコンポーネントは、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で具現化される命令によって実装され得る。
[0144]いくつかの実施形態では、物理キャリア特定モジュール1215は、図10Bを参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080の1つまたは複数の態様の例であり得る。物理キャリア特定モジュール1215は、送信デバイスによって実行されるCCAと関連付けられる複数の物理キャリアから、CCAが成功した物理キャリアの数を特定するために使用され得る。物理キャリアのサブセットは、送信デバイスから受信されるシグナリングに基づいて特定され得る。たとえば、物理キャリアのうちの監視されている1つでのシグナリングの存在は、物理キャリアのうちの監視されている1つのためのCCAの実行に送信デバイスが成功したことを示し得る。いくつかの場合、物理キャリア特定モジュール1215は、特定の送信間隔の間のワイヤレスデータ送信を受信する前に、シグナリングについて複数の物理キャリアを監視するための監視サブモジュール1220を含み得る。物理キャリア特定モジュール1215はまた、受信されたシグナリングを分析するための、シグナリング受信および分析サブモジュール1225を含み得る。いくつかの場合、受信されたシグナリングはCUBSおよび/またはCRSを含み得る。
[0145]いくつかの実施形態では、仮想キャリア特定モジュール1230は、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数を特定するために使用され得る。いくつかの場合、仮想キャリア特定モジュール1230は、その上でのシグナリングが監視サブモジュール1220によって検出される物理キャリアの数に基づいて、仮想キャリアの数を決定することができる。
[0146]いくつかの実施形態では、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1235は、図10Bを参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085の1つまたは複数の態様の例であり得る。仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1235は、(物理キャリア特定モジュール1215によって決定されるような)CCAが成功した、特定された数の物理キャリアに、(仮想キャリア特定モジュール1230によって決定されるような)ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアをマッピングするために使用され得る。仮想キャリアは、データを受信する目的で物理キャリアにマッピングされ得る。
[0147]いくつかの実施形態では、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1235は、仮想キャリアを冗長な物理キャリアにマッピングするための冗長マッピングモジュール1240を含み得る。
[0148]いくつかの実施形態では、データ受信モジュール1210は、図10Bを参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090の1つまたは複数の態様の例であり得る。データ受信モジュール1210は、ワイヤレスデータ送信を受信するために使用され得る。ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアと、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングとを使用して、ワイヤレスデータ送信が受信され得る。
[0149]ここで図13を参照すると、ブロック図1300は、様々な実施形態による、(構成に応じて)データを送信および/または受信するために使用可能な、キャリア管理モジュール1305およびデータ送信/受信モジュール1310のある実施形態を示す。キャリア管理モジュール1305は、図10Aおよび/または図10Bを参照して説明されたキャリア管理モジュール1015および/または1065の1つまたは複数の態様の例であり得る。データ送信/受信モジュール1310は、図10Bを参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090の1つまたは複数の態様の例であり得る。キャリア管理モジュール1305は、仮想キャリア特定モジュール1315、物理キャリア特定モジュール1320、および/または仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1335を含み得る。キャリア管理モジュール1305はまた、いくつかの実施形態では、CCAモジュール1355、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)リソース予約モジュール1345、および/または物理キャリアシグナリングモジュール1340を含み得る。
[0150]キャリア管理モジュール1305およびデータ送信/受信モジュール1310のコンポーネントは、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって、1つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、FPGA、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で具現化される命令によって実装され得る。
[0151]いくつかの実施形態では、CCAモジュール1115は、図10Bを参照して説明されたCCAモジュール1075の1つまたは複数の態様の例であり得る。
[0152]いくつかの実施形態では、仮想キャリア特定モジュール1315は、ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリア(たとえば、1つまたは複数の仮想キャリア)を特定または決定するために使用され得る。
[0153]キャリア管理モジュール1305を組み込むデバイスがUEであるいくつかの実施形態では、PUCCHリソース予約モジュール1345が、アップリンクワイヤレスデータ送信と関連付けられる各仮想キャリア上でPUCCHのためのリソースを予約するために使用され得る。例として、リソースは、いくつかの場合、スケジューリング要求(SR)のためのリソース、受信された送信の肯定応答および否定応答(ACK/NACK)のためのリソース、および周期的なチャネル品質情報(CQI)報告のためのリソースを含み得る。いくつかの場合、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)は、予約されたリソースがPUCCHを送信するために使用されるかどうかとは無関係に、予約されたリソースを通じて送信されないことがある。いくつかの場合、予約されたリソースはインターレースされたリソースブロックを含み得る。
[0154]いくつかの実施形態では、物理キャリア特定モジュール1320は、図10Bを参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080の1つまたは複数の態様の例であり得る。物理キャリア特定モジュール1320は、物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325、CCA成功決定サブモジュール1330、および/またはアップリンクキャリアからダウンリンクキャリアへのマッピングサブモジュール1350を含み得る。いくつかの例では、ワイヤレスデータ送信の仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットを特定するために、物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325が使用され得る。いくつかの例では、物理キャリアの複数の重複しないサブセットを特定するために、物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325が使用され得る。物理キャリアの重複しないサブセットの各々は、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアのそれぞれ1つに対応し得る。いくつかの場合、物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325は、仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットを特定するRRCシグナリングに少なくとも一部基づいて、仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットを特定することができる。
[0155]いくつかの実施形態では、CCA成功決定サブモジュール1330は、デバイス(たとえば、キャリア管理モジュール1305および/または別のデバイスを含むデバイス)により実行されたCCAが成功した物理キャリアを特定するために使用され得る。いくつかの場合、CCA成功決定サブモジュール1330は、デバイスにより実行されたCCAが物理キャリアのサブセットの中の少なくとも1つの物理キャリアについて成功したかどうかを決定するために(または、物理キャリアの複数の重複しないサブセットの各々に対して、デバイスにより実行されたCCAが複数の重複しないサブセットの各々の中の少なくとも1つの物理キャリアについて成功したかどうかを決定するために)使用され得る。
[0156]いくつかの実施形態では、ダウンリンク仮想キャリアにマッピングされていないがeNBによるCCAの実行が成功した、ダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の、少なくとも1つの物理キャリアを特定するために、アップリンクキャリアからダウンリンクキャリアへのマッピングサブモジュール1350が使用され得る。アップリンクキャリアからダウンリンクキャリアへのマッピングサブモジュール1350は、各々のそのような物理キャリア(または物理的の少なくとも1つ)を、UEによるアップリンクワイヤレスデータ送信と関連付けられるアップリンク仮想キャリアへマッピングするための物理キャリア候補として特定することができる。
[0157]いくつかの実施形態では、仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1335は、図10Bを参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085の1つまたは複数の態様の例であり得る。仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1335は、ある数の物理キャリアに、ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアをマッピングするために使用され得る。いくつかの実施形態では、各仮想キャリアは、物理キャリアの複数の重複しないサブセットのそれぞれ1つの中の少なくとも1つの物理キャリアに(利用可能であれば)マッピングされ得る。仮想キャリアがマッピングされる利用可能な物理キャリアは、CCAの実行が成功した物理キャリアであり得る。物理キャリアのサブセットの中のいずれの物理キャリアに対してもCCAの実行が成功しない場合、物理キャリアのサブセットに対応する仮想キャリアは物理キャリアにマッピングされないことがある。
[0158]いくつかの実施形態では、および物理キャリアの1つまたは複数のサブセットについて、物理キャリアシグナリングモジュール1340は、仮想キャリアにマッピングされていないがCCAの実行が成功した、物理キャリアのサブセットの中の少なくとも1つの物理キャリアを特定するために使用され得る。任意のそのような物理キャリアに対して、物理キャリアシグナリングモジュール1340は、そのような物理キャリアを通じて信号を送信または受信することができる。キャリア管理モジュール1305がeNBに含まれるとき、たとえば、物理キャリアシグナリングモジュール1340によって特定される物理キャリアの各々を通じて送信される信号は、CUBSおよび/またはCSI−RSを含んでよく、または、物理キャリアシグナリングモジュール1340によって特定される物理キャリアの各々を通じて受信される信号は、SRSおよび/またはCET(SRSを含むCETを含む)を含み得る。キャリア管理モジュール1305がUEに含まれるとき、たとえば、物理キャリアシグナリングモジュール1340によって特定される物理キャリアの各々を通じて送信される信号は、SRSおよび/またはCET(SRSを含むCETを含む)を含み得、または、物理キャリアシグナリングモジュール1340によって特定される物理キャリアの各々を通じて受信される信号は、CUBSおよび/またはCSI−RSを含み得る。CETはまた、物理キャリアに対するCCAの実行が成功したかどうかとは無関係に、任意の物理キャリアを通じて、およびいくつかの場合は各物理キャリア(または仮想キャリアにマッピングされない各物理キャリア)を通じて、送信(UEの場合)および/または受信(eNBの場合)され得る。
[0159]キャリア管理モジュール1305がUEに含まれ得る実施形態では、ダウンリンク仮想キャリアがマッピングされeNBによるCCAの実行が成功した物理キャリア以外の、物理キャリアのサブセットの少なくとも1つの追加の物理キャリアを特定するために、物理キャリアシグナリングモジュール1340が使用され得る。キャリア管理モジュール1305を含むUEは次いで、特定された物理キャリアの各々のためのeNBにチャネル品質情報(CQI)を送信することができる。
[0160]いくつかの実施形態では、データ送信/受信モジュール1310は、図10Bを参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090の例であり得る。キャリア管理モジュール1305を組み込むデバイスがUEであるいくつかの実施形態では、データ送信/受信モジュールは、CCAの実行が成功した物理キャリアにマッピングされるある数の仮想キャリアの1つを通じてPUCCHを送信するために使用され得る。いくつかの実施形態では、複数の仮想キャリアの各々はインデックスと関連付けられ得、PUCCHは最小のインデックスを有する仮想キャリアの1つを通じて送信され得る。他の実施形態では、PUCCHが送信される仮想キャリアは、ランダムに選択され得る(たとえば、擬似ランダムに選択され得る)。ランダムな選択は、乱数生成器によって生成されたインデックスに少なくとも一部基づき得、この乱数生成器はいくつかの場合にはRRCシグナリングによって初期化され得る。PUCCHを送信するために使用される仮想キャリアは、フレームごとに変化し得る。
[0161]図14を参照すると、共有帯域を通じたワイヤレス通信のために構成されたeNB1405を示すブロック図1400が示されている。いくつかの実施形態では、eNB1405は、図10Aおよび/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/もしくは1055の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、および/もしくは図5を参照して説明されたeNB105、205、505、および/もしくは505の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。eNB1405は、図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6、図7、図8、図9A〜図9D、図10A、図10B、図11、図12、および/または図13を参照して説明された特徴および機能の少なくともいくつかを実装するように構成され得る。eNB1405は、プロセッサモジュール1410、メモリモジュール1420、(送受信機モジュール1455によって表される)少なくとも1つの送受信機モジュール、(アンテナ1460によって表される)少なくとも1つのアンテナ、および/またはeNB共有帯域モジュール1470を含み得る。eNB1405はまた、基地局通信モジュール1430とネットワーク通信モジュール1440の一方または両方を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1435を通じて、直接的または間接的に互いに通信し得る。
[0162]メモリモジュール1420は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリモジュール1420は、実行されると、プロセッサモジュール1410に、共有帯域におけるワイヤレスデータ送信のためのキャリア(たとえば、仮想キャリアと物理キャリアの両方)を管理するための本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成された命令を含む、コンピュータ可読の、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード1425を記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード1425は、プロセッサモジュール1410によって直接実行可能ではないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、eNB1405に、本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成され得る。
[0163]プロセッサモジュール1410は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサモジュール1410は、送受信機モジュール1455、基地局通信モジュール1430、および/またはネットワーク通信モジュール1440を通じて受信された情報を処理することができる。プロセッサモジュール1410はまた、アンテナ1460を通じた送信のための送受信機モジュール1455に、1つまたは複数の他の基地局もしくはeNB1405−aおよび1405−bへの送信のための基地局通信モジュール1430に、ならびに/または、図1を参照して説明されたコアネットワーク130の態様の一例であり得るコアネットワーク1445への送信のためのネットワーク通信モジュール1440に送られるべき情報を処理し得る。プロセッサモジュール1410は、単独で、またはeNB共有帯域モジュール1470とともに、共有帯域におけるワイヤレスデータ送信のためのキャリア(たとえば、仮想キャリアと物理キャリアの両方)を管理する様々な態様を扱うことができる。
[0164]送受信機モジュール1455は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1460に与え、アンテナ1460から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。いくつかの場合、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1455は、1つまたは複数の送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の受信機モジュールとして実装され得る。送受信機モジュール1455は、共有免許帯域(たとえば、LTE帯域)および/または共有免許不要帯域のような共有帯域における通信をサポートし得る。(1つまたは複数の)送受信機モジュール1455は、たとえば、図1、図2A、図2B、および/または図3を参照して説明された、UEもしくはデバイス115、215、および/または315の1つまたは複数と、(1つまたは複数の)アンテナ1460を介して双方向に通信するように構成され得る。eNB1405は通常、複数のアンテナ1460(たとえば、アンテナアレイ)を含み得る。eNB1405は、ネットワーク通信モジュール1440を通じてコアネットワーク1445と通信し得る。eNB1405は、基地局通信モジュール1430を使用して、eNB1405−aおよび1405−bなどの他の基地局またはeNBと通信し得る。
[0165]図14のアーキテクチャによれば、eNB1405は通信管理モジュール1450をさらに含み得る。通信管理モジュール1450は、他の基地局、eNB、および/またはデバイスとの通信を管理し得る。通信管理モジュール1450は、1つまたは複数のバス1435を介してeNB1405の他のコンポーネントの一部またはすべてと通信していることがある。代替的に、通信管理モジュール1450の機能は、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1455のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール1410の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0166]eNB共有帯域モジュール1470は、共有帯域におけるワイヤレス通信に関する図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6、図7、図8、図9A〜図9D、図10A、図10B、図11、図12、および/または図13を参照して説明された特徴および/または機能のいくつかまたはすべてを実行および/または制御するように構成され得る。たとえば、eNB共有帯域モジュール1470は、免許帯域(たとえば、LTE帯域)におけるワイヤレス通信、ならびに/または、免許不要帯域もしくは共有帯域における補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、および/もしくはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。eNB共有帯域モジュール1470は、LTE通信を扱うように構成されたLTEモジュール1475、免許不要帯域もしくは共有帯域おいてLTE/LTE−A通信を扱うように構成されたLTE免許不要モジュール1480、ならびに/または、免許不要帯域においてLTE/LTE−A以外の通信を扱うように構成された免許不要モジュール1485を含み得る。eNB共有帯域モジュール1470はまた、たとえば、共有帯域におけるワイヤレスデータ送信のためのキャリア(たとえば、仮想キャリアと物理キャリアの両方)を管理するための、図1、図2、図3、図4A、図4B、図5、図6、図7、図8、図9A〜図9D、図10A、図10B、図11、図12、および/または図13を参照して説明されたeNB機能のいずれかを実行するように構成されたキャリア管理モジュール1490を含み得る。キャリア管理モジュール1490は、図10A、図10B、図11、図12、および/または図13を参照して説明された同様のモジュール(たとえば、モジュール1015、1065、1105、1205、および/またはモジュール1305)の例であり得る。eNB共有帯域モジュール1470、またはその一部は、プロセッサを含んでよく、ならびに/または、eNB共有帯域モジュール1470の機能の一部またはすべては、プロセッサモジュール1410によって、および/もしくはプロセッサモジュール1410に関連して実行され得る。
[0167]図15を参照すると、共有帯域を通じたワイヤレス通信のために構成されたUE1515を示すブロック図1500が示されている。UE1515は、様々な他の構成を有し得、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、携帯電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット機器、ゲーミングコンソール、電子リーダーなどに含まれ得、またはそれらの一部であっ得る。いくつかの場合、UE1515は、モバイル動作を容易にするために、小型バッテリーのような内部電源(図示されず)を有し得る。いくつかの実施形態では、UE1515は、図10Aおよび/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/もしくは1055の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、および/もしくは図5を参照して説明されたUE115、215、および/もしくは515の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。UE1515は、図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6、図7、図8、図9A〜図9D、図10A、図10B、図11、図12、および/または図13を参照して説明された特徴および機能の少なくともいくつかを実装するように構成され得る。UE1515はまた、図1、図2A、図2B、図5、図10A、図10B、および/または図14を参照して説明されたeNBまたはデバイス105、205、505、535、1005、1055、および/または1405の1つまたは複数と通信するように構成され得る。
[0168]UE1515は、プロセッサモジュール1510、メモリモジュール1520、少なくとも1つの送受信機モジュール(送受信機モジュール1570によって表される)、少なくとも1つのアンテナ(アンテナ1580によって表される)、および/またはUE共有帯域モジュール1540を含み得る。これらのコンポーネントの各々は、1つまたは複数のバス1535を通じて、直接的または間接的に互いに通信し得る。
[0169]メモリモジュール1520は、RAMおよび/またはROMを含み得る。メモリモジュール1520は、実行されると、プロセッサモジュール1510に、共有帯域におけるワイヤレスデータ送信のためのキャリア(たとえば、仮想キャリアと物理キャリアの両方)を管理するための本明細書で説明される様々な機能を実行させるように構成された命令を含む、コンピュータ可読の、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)コード1525を記憶し得る。いくつかの場合、実行される命令は、プロセッサモジュール1510に、図10Aおよび/または図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/または1055の1つがキャリアを管理する方法と同様にキャリアを管理させ得る。代替的に、ソフトウェアコード1525は、プロセッサモジュール1510によって直接実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されると)UE1515に本明細書で説明される様々なUE機能を実行させるように構成され得る。
[0170]プロセッサモジュール1510は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサモジュール1510は、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1570を通じて受信された情報、および/または(1つまたは複数の)アンテナ1580を通じた送信のために(1つまたは複数の)送受信機モジュール1570に送られるべき情報を処理し得る。プロセッサモジュール1510は、単独で、またはUE共有帯域モジュール1540とともに、共有帯域におけるワイヤレスデータ送信のためのキャリア(たとえば、仮想キャリアと物理キャリアの両方)を管理する様々な態様を扱うことができる。いくつかの場合、プロセッサモジュール1510は、図10Aおよび/または図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/または1055の1つがキャリアを管理する方法と同様にキャリアを管理することができる。
[0171](1つまたは複数の)送受信機モジュール1570は、eNBと双方向に通信するように構成され得る。(1つまたは複数の)送受信機モジュール1570は、1つまたは複数の送信機モジュールおよび1つまたは複数の別個の受信機モジュールとして実装され得る。送受信機モジュール1570は、共有免許帯域(たとえば、LTE帯域)および/または共有免許不要帯域のような共有帯域における通信をサポートし得る。送受信機モジュール1570は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ1580に与え、アンテナ1580から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。UE1515は単一のアンテナを含み得るが、UE1515が複数のアンテナ1580を含み得る実施形態があり得る。
[0172]図15のアーキテクチャによれば、UE1515は通信管理モジュール1530をさらに含み得る。通信管理モジュール1530は、様々な基地局またはeNBとの通信を管理し得る。通信管理モジュール1530は、1つまたは複数のバス1535を通じてUE1515の他のコンポーネントの一部またはすべてと通信しているUE1515のコンポーネントであり得る。代替的に、通信管理モジュール1530の機能は、(1つまたは複数の)送受信機モジュール1570のコンポーネントとして、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール1510の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
[0173]UE共有帯域モジュール1540は、共有帯域におけるワイヤレス通信に関する図1、図2A、図2B、図3、図4A、図4B、図5、図6、図7、図8、図9A〜図9D、図10A、図10B、図11、図12、および/または図13を参照して説明された特徴および/または機能のいくつかまたはすべてを実行および/または制御するように構成され得る。たとえば、UE共有帯域モジュール1540は、免許帯域(たとえば、LTE帯域)におけるワイヤレス通信、ならびに/または、免許不要帯域もしくは共有帯域における補助ダウンリンクモード、キャリアアグリゲーションモード、および/もしくはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。UE共有帯域モジュール1540は、LTE通信を扱うように構成されたLTEモジュール1545、免許不要帯域もしくは共有帯域おいてLTE/LTE−A通信を扱うように構成されたLTE免許不要モジュール1550、および/または、免許不要帯域もしくは共有帯域においてLTE/LTE−A通信以外の通信を扱うように構成された免許不要モジュール1555を含み得る。UE共有帯域モジュール1540はまた、たとえば、図10Aおよび/または図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/または1055の1つがキャリア管理を実行する方法と同様にキャリア管理を実行するように構成される、キャリア管理モジュール1560を含み得る。キャリア管理モジュール1560は、図10A、図10B、図11、図12、および/または図13を参照して説明された同様のモジュール(たとえば、モジュール1015、1065、1105、1205、および/またはモジュール1305)の例であり得る。UE共有帯域モジュール1540、またはその一部は、プロセッサを含んでよく、ならびに/または、UE共有帯域モジュール1540の機能の一部またはすべては、プロセッサモジュール1510によって、および/もしくはプロセッサモジュール1510に関連して実行され得る。
[0174]次に図16を参照すると、eNB1605とUE1615とを含むように、多入力多出力(MIMO)通信システム1600のブロック図が示されている。eNB1605およびUE1615は、免許帯域および/または免許不要帯域(たとえば、LTE帯域および/または免許不要帯域もしくは共有帯域)を使用したLTEベースの通信をサポートすることができる。eNB1605は、図10Aおよび/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/もしくは1055の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、および/もしくは図14を参照して説明されたeNB105、205、505、および/もしくは1405の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。UE1615は、図10Aおよび/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/もしくは1055の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、および/もしくは図15を参照して説明されたUE115、215、515、および/もしくは1515の1つの、1つまたは複数の態様の例であり得る。システム1600は、図1、図2A、図2B、および/または図5を参照して説明されたワイヤレス通信システム100、200、250、および/または500の態様を示し得る。
[0175]eNB1605はアンテナ1634−a〜1634−xを備え得、UE1615はアンテナ1652−a〜1652−nを備え得る。システム1600では、eNB1605は複数の通信リンクを通じて同時にデータを送ることが可能であり得る。各通信リンクは「レイヤ」と呼ばれることがあり、通信リンクの「ランク」は、通信に使用されるレイヤの数を示し得る。たとえば、eNB1605が2つの「レイヤ」を送信する2×2MIMOシステムでは、eNB1605とUE1615との間の通信リンクのランクは2であり得る。
[0176]eNB1605において、送信メモリ1642と通信可能に結合される送信(Tx)プロセッサ1620がデータソースからデータを受信し得る。送信プロセッサ1620は、データを処理し得る。送信プロセッサ1620はまた、参照シンボルおよび/またはセル固有参照信号を生成し得る。送信(Tx)MIMOプロセッサ1630は、可能な場合、データシンボル、制御シンボル、および/または参照シンボルに対して空間処理(たとえば、プリコーディング)を実行することができ、出力シンボルストリームを送信(Tx)変調器1632−a〜1632−xに提供することができる。各変調器1632は、出力サンプルストリームを取得するために、(たとえば、OFDMなどのための)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器1632はさらに、ダウンリンク(DL)信号を取得するために出力サンプルストリームを処理する(たとえば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、アップコンバートする)ことができる。1つの例では、変調器1632−a〜1632−xからのDL信号は、それぞれアンテナ1634−a〜1634−xを介して送信され得る。
[0177]UE1615において、アンテナ1652−a〜1652−nは、eNB1605からDL信号を受信することができ、受信された信号をそれぞれ受信(Rx)復調器1654−a〜1654−nに提供することができる。各復調器1654は、入力サンプルを取得するために、それぞれの受信された信号を調整する(たとえば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、およびデジタル化する)ことができる。各復調器1654はさらに、受信されたシンボルを取得するために、(たとえば、OFDMなどのために)入力サンプルを処理し得る。MIMO検出器1656は、すべての復調器1654−a〜1654−nから受信されたシンボルを取得し、可能な場合、受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供することができる。受信(Rx)プロセッサ1658は、検出されたシンボルを処理し(たとえば、復調し、デインターリーブし、および復号し)、UE1615のための復号されたデータをデータ出力に提供し、復号された制御情報をプロセッサ1680またはメモリ1682に提供することができる。
[0178]アップリンク(UL)上で、UE1615において、送信(Tx)プロセッサ1664は、データソースからのデータを受信し、処理し得る。送信プロセッサ1664はまた、参照信号のための参照シンボルを生成し得る。送信プロセッサ1664からのシンボルは、可能な場合は送信(Tx)MIMOプロセッサ1666によってプリコーディングされ、送信(Tx)復調器1654−a〜1654−nによって(たとえば、SC−FDMAなどのために)さらに処理され、eNB1605から受信された送信パラメータに従ってeNB1605に送信され得る。eNB1605において、UE1615からのUL信号がアンテナ1634によって受信され、受信機(Rx)復調器1632によって処理され、可能な場合はMIMO検出器1636によって検出され、受信(Rx)プロセッサ1638によってさらに処理され得る。受信プロセッサ1638は、復号されたデータをデータ出力およびプロセッサ1640に提供することができる。
[0179]プロセッサ1640および1680は、共有帯域におけるワイヤレスデータ送信のためのキャリア(たとえば、仮想キャリアと物理キャリアの両方)を管理するための、それぞれのモジュールまたは機能1641と1681とを含み得る。いくつかの実施形態では、モジュールまたは機能1641、1681は、図10A、図10B、図11、および/または図12を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、および/または1205の1つまたは複数の態様の例であり得る。eNB1605は、UE1615および/または他のデバイスへの/からのワイヤレスデータ送信の送信または受信に関連してキャリアを管理するために、モジュールまたは機能1641を使用することができ、一方、UE1615は、eNB1605および/または他のデバイスへの/からのワイヤレスデータ送信の送信または受信に関連してキャリアを管理するために、モジュールまたは機能1681を使用することができる。いくつかの場合、eNB1605およびUE1615は、eNB1605およびUE1615の各々がCCAの実行に成功した後にだけ、共有帯域を通じて互いに通信することができる。いくつかの場合、eNB1605およびUE1615は、eNB1605およびUE1615の各々が、通信の間にeNB1605およびUE1615によって使用されることになる各物理キャリアに対するCCAの実行に成功した後にだけ、共有帯域を通じて互いに通信することができる。
[0180]eNB1605のコンポーネントは、ハードウェアにおいて適用可能な機能の一部またはすべてを実行するように適合された1つまたは複数のASICとともに、個々にまたはまとめて実装され得る。言及されたモジュールの各々は、システム1600の動作に関する1つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。同様に、UE1615のコンポーネントは、適用可能な機能の一部またはすべてをハードウェアで実行するように適合された1つまたは複数のASICによって、個々にまたはまとめて実装され得る。言及されたコンポーネントの各々は、システム1600の動作に関する1つまたは複数の機能を実行するための手段であり得る。
[0181]図17は、ワイヤレス通信のための方法1700の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法1700は、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明された、デバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つを参照して以下で説明される。一実施形態では、eNB105、205、505、1005、1405、および/もしくは1605、またはUE115、215、515、1055、1515、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0182]ブロック1705において、第1のデバイスにより実行されたCCAと関連付けられる複数の物理キャリアから、CCAが成功した物理キャリアのうちの1つが特定され得る。いくつかの場合、ブロック1705の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1315を使用して実行され得る。
[0183]ブロック1710において、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアが、物理キャリアの特定された1つにマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック1710の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085、1135、1235、および/もしくは1335を使用して実行され得る。
[0184]いくつかの実施形態では、方法1700は、仮想キャリアを通じてワイヤレスデータ送信を送信することができる送信デバイスによって実行され得る。他の実施形態では、方法1700は、仮想キャリアを通じてワイヤレスデータ送信を受信することができる受信デバイスによって実行され得る。いずれの場合でも、送信デバイスまたは受信デバイスは、いくつかの場合、図1、図2A、図2B、図5、図10A、図10B、図14、図15、および/または図16を参照して説明された、eNBまたはUE105、115、205、215、505、515、535、1005、1055、1405、1515、1605、および/または1615の1つであり得る。
[0185]方法1700は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法1700(ブロック1710において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0186]したがって、方法1700はワイヤレス通信を提供し得る。方法1700は一実装形態にすぎず、方法1700の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0187]図18は、ワイヤレス通信のための方法1800の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法1800は、送信デバイスを参照して以下で説明され、この送信デバイスは、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つであり得る。一実施形態では、eNBまたはUE105、115、205、215、505、515、1005、1055、1405、1515、1605、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0188]ブロック1805において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数が特定され得る。いくつかの場合、ブロック1805の動作は、図10A、図10B、図11、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図11を参照して説明された仮想キャリア特定モジュール1120を使用して実行され得る。
[0189]ブロック1810において、複数の物理キャリアが、ブロック1805において特定される仮想キャリアの数に基づいて選択され得る。選択される物理キャリアの数は、ブロック1805において特定される仮想キャリアの数よりも多数の物理キャリアの数であり得る。
[0190]いくつかの場合、複数の物理キャリアは、チャネル強度測定結果に基づいて選択され得る(たとえば、物理キャリアの1つまたは複数が、閾値を超えるチャネル強度と関連付けられるので選択され得る)。いくつかの場合、複数の物理キャリアは、複数の物理キャリアの少なくとも一部分についてのチャネル強度測定結果のエイジに基づいて選択され得る(たとえば、複数の物理キャリアの1つまたは複数が、より最近の、より信頼できる可能性のあるチャネル強度測定結果と関連付けられるので、選択されることがあり、および/または、複数の物理キャリアの1つまたは複数が、より古いチャネル強度測定結果と関連付けられ更新されたチャネル強度測定結果が望まれるので、選択されることがある)。いくつかの場合、複数の物理キャリアは、物理キャリアが、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる変調およびコーディング方式(MCS)、ワイヤレスデータ送信と(たとえば、MIMO送信と)関連付けられるランク、またはワイヤレスデータ送信と関連付けられるトランスポートブロックサイズの少なくとも1つをサポートすることが可能かどうかの決定に基づいて選択され得る。
[0191]いくつかの場合、ブロック1810の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1125を使用して実行され得る。チャネル強度測定結果が、それに依拠する場合、チャネル強度分析サブモジュール1130を使用して分析され得る。
[0192]ブロック1815において、ブロック1810で選択された複数の物理キャリアの各々の上でCCAが実行され得る。いくつかの場合、ブロック1815の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明されたCCAモジュール1075および/もしくは1115を使用して実行され得る。
[0193]ブロック1820において、CCAがブロック1815において実行された複数の物理キャリアから、CCAが成功した物理キャリアのサブセットが特定され得る。サブセットは、CCAが実行された物理キャリアの1つまたは複数、またはすべてを含み得る。ブロック1820において特定される物理キャリアのサブセットが空集合であるとき、方法1800はブロック1860に飛ぶことができ、ブロック1860において、方法1800が共有帯域の次の送信間隔に対して繰り返されるまで、待機が発生し得る。
[0194]いくつかの場合、ブロック1820の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1125を使用して実行され得る。
[0195]ブロック1825において、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信の帯域幅以上であるかどうかが決定され得る。いくつかの場合、この決定は、ブロック1805において特定される仮想キャリアの数を、CCAが成功した、物理キャリアのサブセットの中の物理キャリアの数と比較することによって行われ得る。いくつかの場合、ブロック1825の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085および/もしくは1135を使用して実行され得る。
[0196]CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信の帯域幅以上であることがブロック1825において決定されるとき、方法1800はブロック1830に続き得る。ブロック1830において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの各々は、物理キャリアのサブセットのある物理キャリアにマッピングされ得る。このマッピングは、方法1800を実行するデバイスと、方法1800を実行するデバイスによって送信されるワイヤレスデータ送信を受信するように構成されたデバイスとの間で共有される、所定のマッピング方式を使用して実施され得る。いくつかの場合、ブロック1830の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085および/もしくは1135を使用して実行され得る。
[0197]ブロック1835において、仮想キャリアがマッピングされる物理キャリアの各々について(たとえば、仮想キャリアの数に等しい数の物理キャリアについて)、CUBSまたはCRSが送信され得る。いくつかの場合、ブロック1835の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図11を参照して説明されたキャリア予約モジュール1150を使用して実行され得る。
[0198]ブロック1840において、ワイヤレスデータ送信が送信のために準備され得る。いくつかの場合、ワイヤレスデータ送信を送信のために準備することは、各仮想キャリアに対して、物理キャリアの1つのキャリア識別フィールド(CIF)に仮想キャリアと関連付けられる識別子を挿入することを含み得る。
[0199]ブロック1845において、ワイヤレスデータ送信が、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアを通じて送信され得る。方法1800は次いでブロック1860に続くことができ、ブロック1860において、共有帯域の次の送信間隔のために方法1800が繰り返されるまで、待機が発生し得る。
[0200]いくつかの場合、ブロック1840および/またはブロック1845における動作は、図10Bおよび/または図11を参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090および/または1110を使用して実行され得る。
[0201]CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信の帯域幅未満であることがブロック1825において決定されるとき、方法1800はブロック1850に続き得る。ブロック1850において、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの少なくとも1つの帯域幅(たとえば、一次仮想キャリアの帯域幅)以上であるかどうかが決定され得る。いくつかの場合、この決定は、CCAが成功した物理キャリアのサブセットの中の物理キャリアの数が1以上であるかどうかを決定することによって行われ得る。いくつかの場合、ブロック1850の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085および/もしくは1135を使用して実行され得る。
[0202]CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの少なくとも1つの帯域幅以上であることがブロック1850において決定されるとき、方法1800はブロック1855に続き得る。ブロック1855において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる少なくとも1つの仮想キャリアの各々は、物理キャリアのサブセットのそれぞれの物理キャリアにマッピングされ得る。しかしながら、方法1800は、少なくとも1つの他の仮想キャリアを物理キャリアのサブセットの物理キャリアにマッピングするのを控えることができる。このマッピングは、方法1800を実行するデバイスと、方法1800を実行するデバイスによって送信されるワイヤレスデータ送信を受信するように構成されたデバイスとの間で共有される、所定のマッピング方式を使用して実施され得る。いくつかの場合、特定の1つの仮想キャリア(または複数のキャリア)を物理キャリアのサブセットのある物理キャリアにマッピングするのを控えるという決定は、マッピングされた仮想キャリアの優先順位に対する、マッピングされていない仮想キャリアの優先順位に基づき得る。たとえば、いくつかの場合、一次仮想キャリアは、任意の他の仮想キャリアがそれぞれの物理キャリアにマッピングされる前に、それぞれの物理キャリアにマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック1855の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図11を参照して説明された部分送信マッピングサブモジュール1140を使用して実行され得る。
[0203]ブロック1855においてマッピングを実行した後で、処理は、ブロック1835、1840、1845、および1860に続き得る。ブロック1835、1840、1845、および1860は、上で説明されたように実行され得る動作を含む。
[0204]CCAが成功した物理キャリアのサブセットの帯域幅がワイヤレスデータ送信と関連付けられる1つの仮想キャリアの帯域幅にも及ばないことがブロック1850において決定されるとき、方法1800はブロック1860に続き得る。ブロック1860において、共有帯域の次の送信間隔のために方法1800が繰り返されるまで、待機が発生し得る。
[0205]方法1800は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法1800(ブロック1830および/または1855において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0206]したがって、方法1800はワイヤレス通信を提供し得る。方法1800は一実装形態にすぎず、方法1800の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0207]図19は、ワイヤレス通信のための方法1900の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法1900は、送信デバイスを参照して以下で説明され、この送信デバイスは、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つであり得る。一実施形態では、eNBまたはUE105、115、205、215、505、515、1005、1055、1405、1515、1605、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0208]ブロック1905において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアについて、アップリンクグラントが受信され得る。アップリンクグラントは、CCAと関連付けられる複数の物理キャリアを特定することができ、CCAは方法1900を実行するデバイスによって実行され得る。ULグラントにおいて特定される物理キャリアの数は、仮想キャリアの数よりも多数の物理キャリアの数であり得る。いくつかの場合、ブロック1905の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1125を使用して実行され得る。
[0209]ブロック1910において、ブロック1905でアップリンクグラントにおいて特定された複数の物理キャリアの各々の上でCCAが実行され得る。いくつかの場合、ブロック1905の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明されたCCAモジュール1075および/もしくは1115を使用して実行され得る。
[0210]ブロック1915において、CCAがブロック1910において実行された複数の物理キャリアから、CCAが成功した物理キャリアのサブセットが特定され得る。サブセットは、CCAが実行された物理キャリアの1つまたは複数、またはすべてを含み得る。いくつかの場合、ブロック1915の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1125を使用して実行され得る。
[0211]ブロック1920において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの各々は、物理キャリアのサブセットの1つにマッピングされ得る。このマッピングは、方法1900を実行するデバイスと、方法1900を実行するデバイスによって送信されるワイヤレスデータ送信を受信するように構成されたデバイス(たとえば、アップリンクグラントと提供したeNB)との間で共有される、所定のマッピング方式を使用して実施され得る。いくつかの場合、ブロック1920の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085および/もしくは1135を使用して実行され得る。
[0212]方法1900は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法1900(ブロック1920において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0213]したがって、方法1900はワイヤレス通信を提供し得る。方法1900は一実装形態にすぎず、方法1900の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0214]図20は、ワイヤレス通信のための方法2000の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法2000は、送信デバイスを参照して以下で説明され、この送信デバイスは、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つであり得る。一実施形態では、eNBまたはUE105、115、205、215、505、515、1005、1055、1405、1515、1605、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0215]ブロック2005において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数よりも多数の複数の物理キャリア上でCCAが実行され得る。いくつかの場合、ブロック2005の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明されたCCAモジュール1075および/もしくは1115を使用して実行され得る。
[0216]ブロック2010において、CCAがブロック2005において実行された複数の物理キャリアから、CCAが成功した複数の物理キャリアが特定され得る。いくつかの場合、ブロック2010の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1125を使用して実行され得る。
[0217]ブロック2015において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの各々は、物理キャリアのサブセットの1つにマッピングされ得る。このマッピングは、方法2000を実行するデバイスと、方法2000を実行するデバイスによって送信されるワイヤレスデータ送信を受信するように構成されたデバイスとの間で共有される、所定のマッピング方式を使用して実施され得る。いくつかの場合、CCAが成功した物理キャリアの数が仮想キャリアの数よりも多いと決定すると、ある数の仮想キャリアの各々が、複数の物理キャリアにマッピングされ得る(たとえば、1つの仮想キャリアが複数の物理キャリアにマッピングされることがあり、または、1つの仮想キャリアが複数の物理キャリアの第1のセットにマッピングされることがあり、別の仮想キャリアが複数の物理キャリアの第2のセットにマッピングされることがある、など)。いくつかの場合、ブロック2015の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085および/もしくは1135を使用して実行され得る。
[0218]ブロック2020において、ワイヤレスデータ送信の少なくとも一部分が複数の物理キャリアを通じて冗長的に送信され得る(すなわち、ワイヤレスデータ送信の少なくとも一部分が冗長な送信を含み得る)。いくつかの場合、ブロック2020における動作は、図10Bおよび/または図11を参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090および/または1110を使用して実行され得る。
[0219]方法2000は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法2000(ブロック2015において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0220]したがって、方法2000はワイヤレス通信を提供し得る。方法2000は一実装形態にすぎず、方法2000の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0221]図21は、ワイヤレス通信のための方法2100の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法2100は、受信デバイスを参照して以下で説明され、この受信デバイスは、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つであり得る。一実施形態では、eNBまたはUE105、115、205、215、505、515、1005、1055、1405、1515、1605、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0222]ブロック2105において、送信デバイス(たとえば、第1のデバイス)によるワイヤレスデータ送信の前に、および/または方法2100を実行するデバイス(たとえば、第2のデバイス)によるワイヤレスデータ送信の受信の前に、複数の物理キャリアが監視され得る。いくつかの実施形態では、第2のデバイスは、第1のデバイスからビットマップを受信することができ、このビットマップは、第2のデバイスにより監視されるべき1つまたは複数の物理キャリアのセットを特定する。いくつかの場合、このビットマップは、免許帯域の制御チャネルを通じて受信され得る。いくつかの場合、ブロック2105の動作は、図10A、図10B、図12、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、図10Bおよび/もしくは図12を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1215を使用して、ならびに/または、図12を参照して説明された監視サブモジュール1220を使用して実行され得る。
[0223]ブロック2110において、送信デバイスからのシグナリングが、監視された物理キャリアの1つまたは複数を通じて受信され得る。シグナリングは、送信デバイスによるワイヤレスデータ送信の前に、および/または、方法2100を実行するデバイスによるワイヤレスデータ送信の受信の前に、受信され得る。いくつかの場合、シグナリングは、監視された物理キャリアの1つまたは複数を通じて送信デバイスから受信されるCUBSまたはCRSを含み得る。いくつかの場合、ブロック2110の動作は、図10A、図10B、図12、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、図10Bおよび/もしくは図12を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1215を使用して、ならびに/または、図12を参照して説明されたシグナリング受信および分析サブモジュール1225を使用して実行され得る。
[0224]ブロック2115において、送信デバイスによるCCAの実行が成功した物理キャリアのサブセットが特定され得る。物理キャリアのサブセットは、送信デバイスから受信されるシグナリングおよび/または送信デバイスから受信されるビットマップに基づいて特定され得る。たとえば、物理キャリアのうちの監視されている1つでのシグナリングの存在は、物理キャリアのうちの監視されている1つのためのCCAの実行に送信デバイスが成功したことを示し得る。加えて、または代替的に、送信デバイスから受信されるビットマップは、送信デバイスがCCAの実行に成功した1つまたは複数の物理キャリアのセットを示し得る。いくつかの場合、ブロック2115の動作は、図10A、図10B、図11、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図11を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080および/もしくは1125を使用して実行され得る。
[0225]ブロック2120において、ワイヤレスデータ送信と関連付けられるある数の仮想キャリアの各々は、ブロック2115において特定される物理キャリアのサブセットの1つにマッピングされ得る。このマッピングは、送信デバイスと方法2100を実行するデバイスとの間で共有される所定のマッピング方式を使用して実施され得る。いくつかの場合、(たとえば、ワイヤレスデータ送信の少なくとも一部分が冗長な送信を含むとき)ある仮想キャリアが複数の物理キャリアにマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック2120の動作は、図10A、図10B、図12、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1205、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10Bおよび/もしくは図12を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085および/もしくは1235を使用して実行され得る。
[0226]ブロック2125において、ワイヤレスデータ送信が、物理チャネルの特定されたサブセットを通じて受信され得る。いくつかの場合、ブロック2125における動作は、図10Bおよび/または図12を参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090および/または1210を使用して実行され得る。
[0227]方法2100は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法2100(ブロック2120において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0228]したがって、方法2100はワイヤレス通信を提供し得る。方法2100は一実装形態にすぎず、方法2100の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0229]図22は、ワイヤレス通信のための方法2200の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法2200は、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図17を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つを参照して以下で説明される。一実施形態では、eNB105、205、505、1005、1405、および/もしくは1605、またはUE115、215、515、1055、1515、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0230]ブロック2205において、第1のデバイス(たとえば、eNB)によるワイヤレスデータ送信のダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットが特定され得る。いくつかの例では、UEは、ダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットを特定するRRCシグナリング(たとえば、RRCメッセージ)を受信することができる。いくつかの場合、ブロック2205の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明された物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325を使用して実行され得る。
[0231]ブロック2210において、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した、物理キャリアのサブセットのうちの物理キャリアが特定され得る。物理キャリアは、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信のダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の、少なくとも第1の物理キャリアと第2の物理キャリアとを含む複数の物理キャリアを含み得る。いくつかの場合、ブロック2210の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明されたCCA成功決定サブモジュール1330を使用して実行され得る。
[0232]ブロック2215において、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられるダウンリンク仮想キャリアが、ダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の第1の物理キャリアにマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック2215の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085、1135、1235、および/もしくは1335を使用して実行され得る。
[0233]ブロック2220において、物理キャリアのサブセットの中の少なくとも第2の物理キャリアは、第2のデバイスによるアップリンクワイヤレスデータ送信と関連付けられるアップリンク仮想キャリアにマッピングするための物理キャリア候補として特定され得る。第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した、物理キャリアのサブセットの中の他の物理キャリアも、アップリンク仮想キャリアにマッピングするための物理キャリア候補として特定され得る。いくつかの場合、物理キャリアのサブセットの中の第1の物理キャリアは、アップリンク仮想キャリアにマッピングするための物理キャリア候補として特定されないことがある。いくつかの場合、ブロック2220の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明されたアップリンクキャリアからダウンリンクキャリアへのマッピングサブモジュール1350を使用して実行され得る。
[0234]ブロック2225において、ブロック2220で特定された各物理キャリア候補について第2のデバイスによって実行され得る。いくつかの場合、ブロック2225の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、および/もしくは図13を参照して説明されたCCAモジュール1075、1115、および/もしくは1355を使用して実行され得る。
[0235]ブロック2230において、第2のデバイスにより実行されたCCAが成功した物理キャリアが特定され得る。これらの物理キャリアは、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信のダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の第2の物理キャリアを含み得る。いくつかの場合、ブロック2230の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明されたCCA成功決定サブモジュール1330を使用して実行され得る。
[0236]ブロック2235において、第2のデバイスによるアップリンクワイヤレスデータ送信と関連付けられるアップリンク仮想キャリアが、ダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の第2の物理キャリアをマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック2235の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085、1135、1235、および/もしくは1335を使用して実行され得る。
[0237]いくつかの実施形態では、方法2200は、第2のデバイス(たとえば、UE)によって実行され得る。
[0238]方法2200は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法2200(ブロック2215および2235において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0239]したがって、方法2200はワイヤレス通信を提供し得る。方法2200は一実装形態にすぎず、方法2200の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0240]図23は、ワイヤレス通信のための方法2300の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法2300は、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図17を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つを参照して以下で説明される。一実施形態では、eNB105、205、505、1005、1405、および/もしくは1605、またはUE115、215、515、1055、1515、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0241]ブロック2305において、第1のデバイスのワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアが特定または決定され得る。いくつかの場合、ブロック2305の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリア特定モジュール1120、1230、および/もしくは1315を使用して実行され得る。
[0242]ブロック2310において、物理キャリアの複数の重複しないサブセットが特定され得る。物理キャリアの重複しないサブセットの各々は、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアのそれぞれ1つに対応し得る。いくつかの場合、ブロック2310の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明された物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325を使用して実行され得る。
[0243]ブロック2315において、物理キャリアの各サブセットについて、第1のデバイスにより実行されたCCAが物理キャリアのサブセットの少なくとも1つの物理キャリアに対して成功したかどうかが決定され得る。いくつかの場合、ブロック2315の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明されたCCA成功決定サブモジュール1330を使用して実行され得る。
[0244]ブロック2320において、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した少なくとも1つの物理キャリアを有する、物理の各サブセットについて、物理キャリアのサブセットに対応する仮想キャリアが、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した少なくとも1つの物理キャリアの少なくとも1つにマッピングされ得る(たとえば、第1の仮想キャリアが、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した物理キャリアにマッピングされ得るが、それは、その物理キャリアが第1の仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットのメンバーである場合だけである)。いくつかの実施形態では、物理キャリアのサブセットに対応する仮想キャリアは、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した冗長な物理キャリアにマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック2320の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085、1135、1235、および/もしくは1335を使用して実行され得る。
[0245]ブロック2325において、いくつかの実施形態では、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアは第2の仮想キャリアを含んでよく、方法2300は、第1のデバイスにより実行されたCCAが第2の仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の物理キャリアに対して成功しなかったという決定に基づいて、第2の仮想キャリアを物理キャリアにマッピングすることを控えることができる。いくつかの場合、ブロック2325の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085、1135、1235、および/もしくは1335を使用して実行され得る。
[0246]ブロック2330において、いくつかの実施形態では、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した少なくとも1つの追加の物理キャリアが、特定の仮想キャリアのために特定され得る(たとえば、仮想キャリアがマッピングされる物理キャリア以外の、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した少なくとも1つの追加の物理キャリアが特定され得る)。ブロック2335において、少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々を通じて、信号が送信または受信され得る。方法2300がeNBによって実行されるとき、たとえば、少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々を通じて送信される信号は、CUBSおよび/またはCSI−RSを含んでよく、または、少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々を通じて受信される信号は、SRSおよび/またはCET(SRSを含むCETを含む)を含み得る。方法2300がUEによって実行されるとき、たとえば、少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々を通じて送信される信号は、SRSおよび/またはCET(SRSを含むCETを含む)を含んでよく、または、少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々を通じて受信される信号は、CUBSおよび/またはCSI−RSを含み得る。CETはまた、物理キャリアに対するCCAの実行が成功したかどうかとは無関係に、任意の物理キャリアを通じて、およびいくつかの場合は各物理キャリア(または仮想キャリアにマッピングされない各物理キャリア)を通じて、送信(UEの場合)および/または受信(eNBの場合)され得る。いくつかの場合、ブロック2330および/または2335の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図14、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1490、1560、1641、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明された物理キャリアシグナリングモジュール1340を使用して実行され得る。
[0247]いくつかの実施形態では、方法2300は、仮想キャリアを通じてワイヤレスデータ送信を送信することができる送信デバイスによって実行され得る。他の実施形態では、方法2300は、仮想キャリアを通じてワイヤレスデータ送信を受信することができる受信デバイスによって実行され得る。いずれの場合でも、送信デバイスまたは受信デバイスは、いくつかの場合、図1、図2A、図2B、図5、図10A、図10B、図14、図15、および/または図16を参照して説明された、eNBまたはUE105、115、205、215、505、515、535、1005、1055、1405、1515、1605、および/または1615の1つであり得る。
[0248]方法2300は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法2300(ブロック2320において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0249]したがって、方法2300はワイヤレス通信を提供し得る。方法2300は一実装形態にすぎず、方法2300の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0250]図24は、ワイヤレス通信のための方法2400の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法2400は、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス1005および/もしくは1055の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図17を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つを参照して以下で説明される。一実施形態では、UE115、215、515、1055、1515、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0251]ブロック2405において、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアが特定または決定され得る。いくつかの実施形態では、仮想キャリアの各々がインデックスと関連付けられ得る(たとえば、仮想キャリアが0からNまでの番号を付けられ得る)。いくつかの場合、ブロック2405の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリア特定モジュール1120、1230、および/もしくは1315を使用して実行され得る。
[0252]ブロック2410において、仮想キャリアの各々の上で、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のために、リソースが予約され得る。例として、リソースは、いくつかの場合、スケジューリング要求(SR)のためのリソース、受信された送信の肯定応答および否定応答(ACK/NACK)のためのリソース、および周期的なチャネル品質情報(CQI)報告のためのリソースを含み得る。いくつかの場合、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)は、予約されたリソースがPUCCHを送信するために使用されるかどうかとは無関係に、予約されたリソースを通じて送信されないことがある。いくつかの場合、予約されたリソースはインターレースされたリソースブロックを含み得る。いくつかの場合、ブロック2410の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明されたPUCCHリソース予約モジュール1345を使用して実行され得る。
[0253]ブロック2415において、物理キャリアの複数の重複しないサブセットが特定され得る。物理キャリアの重複しないサブセットの各々は、ワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアのそれぞれ1つに対応し得る。いくつかの場合、ブロック2415の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明された物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325を使用して実行され得る。
[0254]ブロック2420において、物理キャリアの各サブセットについて、第1のデバイスにより実行されたCCAが物理キャリアのサブセットの少なくとも1つの物理キャリアに対して成功したかどうかが決定され得る。いくつかの場合、ブロック2420の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明されたCCA成功決定サブモジュール1330を使用して実行され得る。
[0255]ブロック2425において、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した少なくとも1つの物理キャリアを有する、物理の各サブセットについて、物理キャリアのサブセットに対応する仮想キャリアが、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した少なくとも1つの物理キャリアの少なくとも1つにマッピングされ得る(たとえば、第1の仮想キャリアが、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した物理キャリアにマッピングされ得るが、それは、その物理キャリアが第1の仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットのメンバーである場合だけである)。いくつかの実施形態では、物理キャリアのサブセットに対応する仮想キャリアは、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した冗長な物理キャリアにマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック2425の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085、1135、1235、および/もしくは1335を使用して実行され得る。
[0256]ブロック2430において、ワイヤレスデータ送信が、物理キャリアにマッピングされる仮想キャリアを通じて送信され得る。いくつかの実施形態では、PUCCHは、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した物理キャリアの1つにマッピングされた仮想キャリアの1つを通じて送信され得る。いくつかの実施形態では、PUCCHは、最小のインデックスを有する、(第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した物理キャリアの1つにマッピングされた)仮想キャリアの1つを通じて送信され得る。他の実施形態では、PUCCHは、ランダムに選択された(たとえば、擬似ランダムに選択された)仮想キャリアを通じて送信され得る。ランダムな選択は、乱数生成器によって生成されたインデックスに少なくとも一部基づき得、この乱数生成器はいくつかの場合にはRRCシグナリングによって初期化され得る。PUCCHを送信するために使用される仮想キャリアは、フレームごとに変化し得る。いくつかの場合、ブロック2430の動作は、図10B、図11、および/または図13を参照して説明されたデータ送信/受信モジュール1090、1110、および/または1310を使用して実行され得る。
[0257]いくつかの実施形態では、方法2400は、図1、図2A、図2B、図5、図10A、図10B、図15、および/または図16を参照して説明されたUE115、215、515、1005、1055、1515、および/または1615の1つのような、送信デバイスによって実行され得る。
[0258]方法2400は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法2400(ブロック2425において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0259]したがって、方法2400はワイヤレス通信を提供し得る。方法2400は一実装形態にすぎず、方法2400の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0260]図25は、ワイヤレス通信のための方法2500の例を示すフローチャートである。明瞭にするために、方法2500は、図5、図10A、および/もしくは図10Bを参照して説明されたデバイス535、1005、および/もしくは1055の1つ、図1、図2A、図2B、図5、図14、および/もしくは図16を参照して説明されたeNB105、205、505、1405、および/もしくは1605の1つ、ならびに/または、図1、図2A、図2B、図5、図15、および/もしくは図17を参照して説明されたUE115、215、515、1515、および/もしくは1615の1つを参照して以下で説明される。一実施形態では、UE115、215、515、1055、1515、および/もしくは1615のようなデバイスが、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するために、コードの1つまたは複数のセットを実行することができる。
[0261]ブロック2505において、第1のデバイス(たとえば、eNB)によるワイヤレスデータ送信の仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットが特定され得る。いくつかの場合、ブロック2505の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明された物理キャリアサブセット特定サブモジュール1325を使用して実行され得る。
[0262]ブロック2510において、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した物理キャリアが特定され得る。物理キャリアは、物理キャリアのサブセットの中の複数の物理キャリアを含み得る。いくつかの場合、ブロック2510の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された物理キャリア特定モジュール1080、1125、1215、および/もしくは1320を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明されたCCA成功決定サブモジュール1330を使用して実行され得る。
[0263]ブロック2515において、第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアが、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した、仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の物理キャリアの少なくとも1つにマッピングされ得る。いくつかの場合、ブロック2515の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図10B、図11、図12、および/もしくは図13を参照して説明された仮想キャリアから物理キャリアへのマッピングモジュール1085、1135、1235、および/もしくは1335を使用して実行され得る。
[0264]ブロック2520において、仮想キャリアがマッピングされ第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した物理キャリア以外の、物理キャリアのサブセットの少なくとも1つの追加の物理キャリアが特定され得る。ブロック2525において、少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々のためのチャネル品質情報(CQI)が第1のデバイスに送信され得る。ブロック2520および/または2525の動作は、図10A、図10B、図11、図12、図13、図15、および/もしくは図16を参照して説明されたキャリア管理モジュール1015、1065、1105、1205、1305、1560、および/もしくは1681を使用して、ならびに/または、図13を参照して説明された物理キャリアシグナリングモジュール1340を使用して実行され得る。
[0265]いくつかの実施形態では、方法2500は、仮想キャリアを通じてワイヤレスデータ送信またはワイヤレスデータ送信の少なくとも一部を受信することができる、第2のデバイス(たとえば、UE)によって実行され得る。
[0266]いくつかの実施形態では、方法2500は、第2のデバイスにおいて第1のデバイスから、シグナリング(たとえば、CUBSおよび/またはCRS)および/またはビットマップを受信することを含み得る。シグナリングおよび/またはビットマップは、仮想キャリアがマッピングされる物理キャリアの1つ、および/または、第1のデバイスにより実行されたCCAが成功した少なくとも1つの追加の物理キャリアを特定するために、第2のデバイスによって使用され得る。
[0267]方法2500は、共有帯域(たとえば、LTE/LTE−A帯域のような共有免許帯域またはWLAN帯域のような共有免許不要帯域)を通じたある数の送信間隔の各々に対して繰り返され得る。いくつかの場合、送信間隔は無線フレームであり得、方法2500(ブロック2515において行われるマッピングを含む)はフレームごとに実行され得る。
[0268]したがって、方法2500はワイヤレス通信を提供し得る。方法2500は一実装形態にすぎず、方法2500の動作は、他の実装形態が可能であるように再構成され得、または別様に修正され得ることに留意されたい。
[0269]いくつかの場合、図17、18、19、20、21、22、23、24、および/または25を参照して説明される方法1700、1800、1900、2000、2100、2200、2300、2400、および/または2500の態様は、組み合わされ得る。
[0270]添付の図面に関して上に記載された発明を実施するための形態は、例示的な実施形態を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る実施形態のみを表すものではない。本明細書全体にわたって使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示としての役割を果たすこと」を意味し、「好ましい」または「他の実施形態よりも有利である」ことを意味しない。発明を実施するための形態は、説明された技法の理解をもたらすための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践され得る。場合によっては、説明される実施形態の概念を不明瞭にしないために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
[0271]情報および信号は、種々の異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0272]本明細書の開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替では、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。いくつかの場合、プロセッサは、メモリと電子的に通信していてもよく、メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する。
[0273]本明細書において説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶され、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態が、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質により、上で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、配線、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の一部が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。
[0274]コンピュータプログラム製品またはコンピュータ可読媒体はともに、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ可読記憶媒体と通信媒体とを含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のコンピュータ可読プログラムコードを搬送または記憶するために使用され、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備え得る。また、任意の接続がコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0275]本開示の前述の説明は、当業者が本開示を構成または使用することを可能にするために与えられる。本開示に対する様々な修正が当業者には容易に明らかとなり、本明細書において規定された一般原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例に対する選好を暗示せず、または必要としない。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信の方法であって、
第1のデバイスにより実行されたクリアチャネルアセスメント(CCA)と関連付けられる複数の物理キャリアから、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの1つを特定することと、
前記第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアを、前記物理キャリアのうちの前記特定された1つにマッピングすることとを備える、方法。
[C2]
前記ワイヤレスデータ送信を、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて第2のデバイスにおいて前記第1のデバイスから受信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記第1のデバイスからのシグナリングを第2のデバイスにおいて受信することをさらに備え、前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの前記1つが、前記第1のデバイスからの前記シグナリングに基づいて前記第2のデバイスによって特定される、C1に記載の方法。
[C4]
前記複数の物理キャリアを、前記第1のデバイスによる前記ワイヤレスデータ送信の前に監視することをさらに備え、前記第1のデバイスからの前記シグナリングが、前記ワイヤレスデータ送信の前に前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて受信される、C3に記載の方法。
[C5]
前記シグナリングが、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて前記第1のデバイスから受信されるチャネル使用ビーコン信号(CUBS)を備える、C4に記載の方法。
[C6]
前記シグナリングが、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて前記第1のデバイスから受信される参照信号を備える、C3に記載の方法。
[C7]
前記第1のデバイスからのビットマップを第2のデバイスにおいて受信することをさらに備え、前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの前記1つが、前記第1のデバイスからの前記ビットマップに基づいて前記第2のデバイスによって特定される、C1に記載の方法。
[C8]
前記ビットマップが、免許不要帯域を通じて受信される、C7に記載の方法。
[C9]
前記第1のデバイスによって、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数に基づいて、前記CCAと関連付けられる前記複数の物理キャリアを選択することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記第1のデバイスによって、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数よりも多数の数の物理キャリア上でCCAを実行することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記CCAが成功した前記物理キャリアの数が仮想キャリアの数よりも少ないという決定に基づいて、少なくとも第2の仮想キャリアをマッピングするのを控えることと、前記第1のデバイスによって、仮想キャリアの前記数以下である数の前記物理キャリアについてチャネル使用ビーコン信号(CUBS)を送信することとをさらに備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記第1のデバイスによって、前記CCAが成功した前記物理キャリアの数が仮想キャリアの前記数よりも多いという決定に基づいて、複数の物理キャリアを通じて前記ワイヤレスデータ送信の少なくとも一部分を冗長的に送信することをさらに備える、C10に記載の方法。
[C13]
前記第1の仮想キャリアの優先順位に対する前記第2の仮想キャリアの優先順位に基づいて、前記第2の仮想キャリアをマッピングするのを控えると決定することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記第1のデバイスによって、前記仮想キャリアのためのアップリンクグラントを受信することをさらに備え、前記アップリンクグラントが、前記第1のデバイスによって前記CCAと関連付けられる前記複数の物理キャリアを備える、C1に記載の方法。
[C15]
前記CCAと関連付けられる前記複数の物理キャリアを、前記複数の物理キャリアのチャネル強度測定結果に基づいて選択することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C16]
前記CCAと関連付けられる前記複数の物理キャリアを選択することが、前記CCAと関連付けられる前記複数の物理キャリアの少なくとも一部分についてのチャネル強度測定結果のエイジに基づく、C15に記載の方法。
[C17]
前記CCAと関連付けられる前記複数の物理キャリアを選択することが、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる変調およびコーディング方式、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられるランク、または前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられるトランスポートブロックサイズのうちの少なくとも1つを前記物理キャリアがサポートすることが可能かどうかの決定に基づく、C15に記載の方法。
[C18]
前記仮想キャリアが、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアのうちの1つを備え、前記方法は、
前記第1のデバイスによる前記CCAが成功した前記物理キャリアのサブセットを特定することと、
前記第1のデバイスと、前記ワイヤレスデータ送信を受信するように構成された第2のデバイスとの間で共有される、所定のマッピング方式に基づいて、前記サブセットの前記物理キャリアのうちの1つに前記仮想キャリアの各々をマッピングすることとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C19]
前記物理キャリアのうちの前記1つのキャリア識別フィールド(CIF)において、前記仮想キャリアと関連付けられる識別子を送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C20]
前記仮想キャリアがダウンリンク仮想キャリアを備え、前記第1のデバイスによって実行される前記CCAがダウンリンクCCAであり、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの前記1つを特定することが、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの前記1つを、前記ダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットの中の第1の物理キャリアとして特定することを備え、前記方法は、
前記ダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアの前記サブセットの中の少なくとも第2の物理キャリアを、第2のデバイスによるアップリンクワイヤレスデータ送信と関連付けられるアップリンク仮想キャリアにマッピングするための物理キャリア候補として特定することをさらに備え、前記第2の物理キャリアが、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した別の物理キャリアである、C1に記載の方法。
[C21]
前記ダウンリンク仮想キャリアに対応する物理キャリアの前記サブセットを特定する無線リソース制御(RRC)シグナリングを受信することをさらに備える、C20に記載の方法。
[C22]
前記第2のデバイスによって、各物理キャリア候補についてアップリンクCCAを実行することと、
前記第2の物理キャリアを、前記第2のデバイスにより実行された前記アップリンクCCAが成功した物理キャリアとして特定することと、
前記第2のデバイスによる前記アップリンクワイヤレスデータ送信と関連付けられる前記アップリンク仮想キャリアを前記第2の物理キャリアにマッピングすることとをさらに備える、C20に記載の方法。
[C23]
前記仮想キャリアが、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる複数の仮想キャリアのうちの第1の仮想キャリアを備え、前記方法は、
物理キャリアの複数の重複しないサブセットを特定することと、ここにおいて、物理キャリアの前記重複しないサブセットの各々は前記仮想キャリアのそれぞれ1つに対応する、
物理キャリアの各サブセットについて、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが物理キャリアの前記サブセットのうちの少なくとも1つの物理キャリアについて成功したかどうかを決定することと、
前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した少なくとも1つの物理キャリアを有する物理キャリアの各サブセットについて、物理キャリアの前記サブセットに対応する前記仮想キャリアを、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記少なくとも1つの物理キャリアのうちの少なくとも1つにマッピングすることとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C24]
前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる前記複数の仮想キャリアが第2の仮想キャリアを備え、前記方法は、
前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが前記第2の仮想キャリアに対応する物理キャリアの前記サブセットの中の前記物理キャリアについて成功しなかったという決定に基づいて、少なくとも前記第2の仮想キャリアを物理キャリアにマッピングするのを控えることをさらに備える、C23に記載の方法。
[C25]
前記仮想キャリアの各々において、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)のためにリソースを予約することと、
前記PUCCHを、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの1つにマッピングされた前記仮想キャリアのうちの1つを通じて送信することと、
をさらに備える、C23に記載の方法。
[C26]
前記仮想キャリアの各々がインデックスと関連付けられ、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの1つにマッピングされた前記仮想キャリアのうちの1つの上で前記PUCCHを送信することが、
前記仮想キャリアのうちの1つを通じて前記PUCCHを送信することを備え、前記仮想キャリアのうちの1つを選択することが、最小のインデックスまたはランダムな選択のうちの少なくとも1つに基づく、C25に記載の方法。
[C27]
前記PUCCHが送信される前記仮想キャリアのうちの前記1つをランダムに選択するために使用される乱数生成器のための初期設定を備える、無線リソース制御(RRC)シグナリングを受信することをさらに備える、C25に記載の方法。
[C28]
前記第1の仮想キャリアに対応する物理キャリアの前記サブセットのうちの1つから、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した少なくとも1つの追加の物理キャリアを特定することと、
前記第1のデバイスによって、前記少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々を通じて、サウンディング参照信号(SRS)を送信することとをさらに備える、C23に記載の方法。
[C29]
CCA免除送信(CET)を、物理キャリアの前記サブセットのうちの少なくとも1つにおいて前記物理キャリアのうちの少なくとも1つを通じて、前記第1のデバイスによって送信することをさらに備える、C23に記載の方法。
[C30]
前記第1の仮想キャリアに対応する物理キャリアの前記サブセットのうちの1つから、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した少なくとも1つの追加の物理キャリアを特定することと、
前記第1のデバイスによって、前記少なくとも1つの追加の物理キャリアの各々を通じて、チャネル使用ビーコン信号(CUBS)およびチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)のうちの少なくとも1つを送信することとをさらに備える、C23に記載の方法。
[C31]
前記仮想キャリアに対応する物理キャリアのサブセットを特定することと、ここで、物理キャリアの前記サブセットは、前記仮想キャリアがマッピングされる前記物理キャリアのうちの前記1つと、少なくとも1つの追加の物理キャリアとを備える、
前記少なくとも1つの追加の物理キャリアから、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した少なくとも1つの追加の物理キャリアを特定することと、
前記仮想キャリアがマッピングされる前記物理キャリアのうちの前記1つと、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記少なくとも1つの追加の物理キャリアとの各々について、チャネル品質情報(CQI)を前記第1のデバイスに送信することとをさらに備える、C1に記載の方法。
[C32]
第2のデバイスにおいて前記第1のデバイスからシグナリングを受信することをさらに備え、前記仮想キャリアがマッピングされる前記物理キャリアのうちの前記1つと、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記少なくとも1つの追加の物理キャリアとが、前記第1のデバイスからの前記シグナリングに基づいて前記第2のデバイスによって特定される、C31に記載の方法。
[C33]
前記第2のデバイスにおいて前記第1のデバイスからビットマップを受信することをさらに備え、前記仮想キャリアがマッピングされる前記物理キャリアのうちの前記1つと、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記少なくとも1つの追加の物理キャリアとが、前記第1のデバイスからの前記ビットマップに基づいて前記第2のデバイスによって特定される、C32に記載の方法。
[C34]
前記第1のデバイスによって、前記物理キャリアの前記特定された1つのインターレースされたリソースブロックを通じて前記ワイヤレスデータ送信の物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)を送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C35]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のデバイスにより実行されたクリアチャネルアセスメント(CCA)と関連付けられる複数の物理キャリアから、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの1つを特定するための手段と、
前記第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアを、前記物理キャリアの前記特定された1つにマッピングするための手段と、
を備える、装置。
[C36]
前記ワイヤレスデータ送信を、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて第2のデバイスにおいて前記第1のデバイスから受信するための手段をさらに備える、C35に記載の装置。
[C37]
前記第1のデバイスからのシグナリングを第2のデバイスにおいて受信するための手段をさらに備え、前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの前記1つが、前記第1のデバイスからの前記シグナリングに基づいて前記第2のデバイスによって特定される、C35に記載の装置。
[C38]
前記複数の物理キャリアを、前記第1のデバイスによる前記ワイヤレスデータ送信の前に監視するための手段をさらに備え、前記第1のデバイスからの前記シグナリングが、前記ワイヤレスデータ送信の前に前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて受信される、C37に記載の装置。
[C39]
前記シグナリングが、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて前記第1のデバイスから受信されるチャネル使用ビーコン信号(CUBS)を備える、C38に記載の装置。
[C40]
前記シグナリングが、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて前記第1のデバイスから受信される参照信号を備える、C37に記載の装置。
[C41]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリとを備え、前記プロセッサが、
第1のデバイスにより実行されたクリアチャネルアセスメント(CCA)と関連付けられる複数の物理キャリアから、前記第1のデバイスにより実行された前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの1つを特定し、
前記第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアを、前記物理キャリアのうちの前記特定された1つにマッピングする
ように構成された、
装置。
[C42]
前記プロセッサが、
前記ワイヤレスデータ送信を、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて第2のデバイスにおいて前記第1のデバイスから受信するように構成される、C41に記載の装置。
[C43]
前記プロセッサが、
前記第1のデバイスからのシグナリングを第2のデバイスにおいて受信するように構成され、前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの前記1つが、前記第1のデバイスからの前記シグナリングに基づいて前記第2のデバイスによって特定される、C41に記載の装置。
[C44]
前記プロセッサが、
前記第1のデバイスからのビットマップを第2のデバイスにおいて受信するように構成され、前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの前記1つが、前記第1のデバイスからの前記ビットマップに基づいて前記第2のデバイスによって特定される、C41に記載の装置。
[C45]
前記ビットマップが、免許不要帯域を通じて受信される、C44に記載の装置。
[C46]
前記プロセッサが、
前記第1のデバイスによって、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数に基づいて、前記CCAと関連付けられる前記複数の物理キャリアを選択するように構成される、C41に記載の装置。
[C47]
前記プロセッサが、
前記第1のデバイスによって、前記ワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアの数よりも多数の数の物理キャリア上でCCAを実行するように構成される、C41に記載の装置。
[C48]
前記プロセッサが、
前記第1のデバイスによって、仮想キャリアの前記数以下の数の前記物理キャリアについてチャネル使用ビーコン信号(CUBS)を送信するように構成される、C47に記載の装置。
[C49]
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するためのコンピュータ可読媒体であって、
第1のデバイスにより実行されたクリアチャネルアセスメント(CCA)と関連付けられる複数の物理キャリアから、前記CCAが成功した前記物理キャリアのうちの1つを特定するための命令と、
前記第1のデバイスによるワイヤレスデータ送信と関連付けられる仮想キャリアを、前記物理キャリアのうちの前記特定された1つにマッピングするための命令と、
を備える、コンピュータ可読媒体。
[C50]
前記ワイヤレスデータ送信を、前記物理キャリアのうちの前記1つを通じて第2のデバイスにおいて前記第1のデバイスから受信するための命令をさらに備える、C49に記載のコンピュータ可読媒体。