JP6344035B2 - 無人搬送車 - Google Patents

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本発明は無人搬送車の緊急停止制御に関する。
従来、工場内の生産ライン等における物品の搬送手段として無人搬送車(オートガイドビークル:AGV)が広く使用されている。この無人搬送車は主にバッテリが搭載された自走式が使用されており、運行システムには予め記憶しているプログラムに従って走行するもの、あるいは無線通信によって統括制御されたもの等がある。
このような無人搬送車には、バッテリ等の電源部、電源部からの電力を受けて駆動力を発生させる駆動部、駆動部の動作を制御する制御部、他の台車等を牽引する牽引部等が設けられている。そして無人搬送車は、床面に貼られた軌道線を駆動部に設けられたセンサによって認識し、軌道線に沿うように駆動部に設けられた駆動輪を回転駆動させて走行する。
上述した無人搬送車には、走行プログラム上に記載されていない停止動作として、非常停止動作と緊急停止動作とがある。これ等のうち、非常停止は非常時に作業者が非常停止スイッチを人為的に押下することにより停止され、その後、無人搬送車は停止した状態を維持する。一方緊急停止は、無人搬送車が障害物等を発見した際に自動的に停止し、無人搬送車は障害物等が除去された後に再発進する。
しかし、後に再発進を行う緊急停止においては、停止時に駆動輪が軌道線から外れてしまい再発進を行うことができないという場合があった。そこで、停止時に駆動輪が軌道線から逸脱することを防止する技術が知られている(例えば「特許文献1」参照)。この技術によれば、停止時に逸脱側のブレーキを解除して駆動輪を軌道線に近づけるように制御している。
特許第3374387号公報
しかし上述の技術では、逸脱側のブレーキの解除のみを行っているため、駆動輪がさらに軌道線の反対側に飛び出してしまい、修正までに時間がかかってしまうという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、緊急停止時においても速やかに軌道線に復帰することが可能な無人搬送車の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、駆動手段から駆動力を受けて回転駆動される左右一対の駆動輪と、オンすることにより前記駆動輪の制動を行う少なくとも左右1つずつ設けられた制動手段と、床面に設けられた軌道線と車体基準点とのずれ量及びずれ方向を検知する検知手段と、前記検知手段がずれ量の増大を検知したときは逸脱方向外側の前記制動手段のオンオフを繰り返すと共に逸脱方向内側の前記制動手段をオンして進行方向の修正を行い、前記検知手段がずれ量の減少を検知したとき左右の前記各制動手段をオンさせる制御手段とを有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の無人搬送車において、さらに前記制動手段がメカブレーキと回生ブレーキとを有しており、進行方向の修正を行う際には前記回生ブレーキをオンオフすることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の無人搬送車において、さらに前記無人搬送車は、手動操作により動作を停止させる非常停止ボタンをさらに有し、前記制御手段は、前記非常停止ボタンが押された場合には逸脱量にかかわらず前記左右一対の駆動輪の両方の制動手段をオンさせることを特徴とする。
本発明によれば、緊急停止時において無人搬送車が軌道線から外れた場合であっても、無人搬送車の進行方向と外れ量とから無人搬送車の軌道修正が随時行われるので、無人搬送車を軌道線に対して速やかに復帰させることができ、停止後の再発進を確実に行うことができる。
本発明の一実施形態を適用した無人搬送車の概略正面図である。 本発明の一実施形態を適用した無人搬送車の概略平面図である。 本発明の一実施形態における軌道線及び無人搬送車の挙動を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる車両制御装置のブロック図である。 本発明の一実施形態における停止制御動作を説明するフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態に用いられる無人搬送車1の正面図を、図2は同平面図をそれぞれ示している。この無人搬送車1は、床面2に貼られた後述する軌道線に沿って走行し、生産ラインでは無人搬送車1に載置したボディ本体に各種艤装部品を順次組み付ける方法が知られている。この際、無人搬送車の走行が種々の方法で制御され、例えば多数の無人搬送車の走行が中央のコントローラによって一括して制御される。
無人搬送車1は、図1及び図2に示すように、制御部3、牽引部4、駆動部5、電源部6を有しており、制御部3は箱型のフレーム3aに、牽引部4は同フレーム4aに、駆動部5は同フレーム5aに、電源部6は同フレーム6aにそれぞれ収納されている。各フレーム3a,4a,5a,6aはそれぞれ着脱自在に構成されており、各フレーム3a,4a,5a,6aはそれぞれ組み合わせ自在に構成されている。
制御部3は無人搬送車1の動作制御を行っており、複数のスイッチやモニタ等が設けられた制御板3bを有している。牽引部4は無人搬送車1に牽引される台車等の一部が係合する係合部4bを有している。駆動部5は制御部3によって動作制御される図示しないモータによって回転駆動される2個の駆動輪5bを有しており、各駆動輪5bはそれぞれ別々のモータによって駆動される。電源部6は駆動部5に供給するための電力を発生させるバッテリ6bを有している。また制御部3の前方にはバンパ3cが、制御部3と電源部6の下方には従動輪3d,6cがそれぞれ設けられている。
駆動部5の進行方向前方側底面には、床面2に敷設された軌道線8(図3参照)を読み取るための検知手段としてのセンサ7が設けられている。センサ7はアナログセンサであり、軌道線8からの車体のずれ量を常時監視可能である。またセンサ7は、以前の位置信号と現在位置とを比較し、軌道線8からの車体のずれ方向を検知可能に構成されている。
図4は、本実施形態に用いられる制御手段としての車両制御装置を示している。同図において制御部3に設けられた車両制御装置9は、CPU、RAM、ROM等を有する周知のマイクロコンピュータであり、駆動部5における各駆動輪5bの作動を制御している。また車両制御装置9は、駆動部5において各駆動輪5bに対応して設けられた制動手段としての各電磁ブレーキ10及び各回生ブレーキ11の作動を制御している。
上述の構成に基づき、以下に無人搬送車1の軌道制御について図3及び図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
無人搬送車1の走行中に、車両制御装置9に緊急停止信号が入力されると、車両制御装置9は左右のメカブレーキである電磁ブレーキ10及び左右の回生ブレーキ11を作動させると共に、センサ7から無人搬送車1の位置情報を取得する(ST01)。そして、ステップST01で取得した位置情報とブレーキ作動前の位置情報とを比較し、無人搬送車1が軌道線8に対してどちらの方向にずれて進行しているかを記憶する(ST02)。
次に車両制御装置9は、無人搬送車1の軌道線8からのずれが所定範囲内(本実施形態では10mm以内、図3に破線で示す領域)であるか否かを判断する(ST03)。この結果、ずれ量が10mm以内である場合は、外れ方向内側(無人搬送車1が左側にずれた場合には右側)の回生ブレーキ11をオンさせると共に、外れ方向外側(無人搬送車1が左側にずれた場合には左側)の回生ブレーキ11をオンさせる(ST04)。これにより無人搬送車1は進行方向を変えることなく制動され、その後に車両制御装置9が位置情報を記憶(ST05)して停止制御が終了する。
ステップST03でずれ量が10mmを超えていた場合には、軌道線8より外れる方向に無人搬送車1が移動しているか否かが判断され(ST06)、軌道線8より外れる方向には移動していないと判断されるとステップST04に進む。軌道線8より外れる方向に移動していると判断されると、外れ方向外側の回生ブレーキ11のオンオフを繰り返すと共に、外れ方向内側の回生ブレーキ11をオンさせる(ST07)。これにより無人搬送車1は進行方向を外れ方向とは逆向きの戻り方向に変えつつ制動され、センサ7により軌道線8に戻り始めたことが検出された時点で外れ方向外側の回生ブレーキ11がオンされる。なお図3では、例えば無人搬送車1の回路にMOS FET回路を使用しているため、無人搬送車1のセンサ7が戻り始めたことを検知するためにしばらく時間がかかっているが、これに限定されるものではない。例えば、逸脱量が減少した時点で戻り始めたことを検知するセンサ(例えば回路にNPNトランジスタを使用しているもの)を使用することもできる。そして、車両制御装置9が位置情報を記憶(ST05)して停止制御が終了する。なお、電磁ブレーキ10は、制御動作中は常時オンとなっている。上述した一連の動作のうち、ステップST06とステップST07とを繰り返して行うことにより無人搬送車1の進行方向を修正する。
上述の構成によれば、緊急停止時において無人搬送車1が軌道線8から外れた場合であっても、無人搬送車1の進行方向と外れ量とから無人搬送車1の軌道修正が随時行われるので、無人搬送車1を軌道線8に対して速やかに復帰させることができ、停止後の再発進を確実に行うことができる。また、制動手段としてメカブレーキである電磁ブレーキ10と回生ブレーキ11とを有しているので、車体進行方向の修正を行う際にも常にメカブレーキによる制動を行うことができるので、軌道修正による制動距離の増大を防ぐことができる。また、回生ブレーキ11は左右両方の電磁ブレーキ10をオンさせた後、軌道線8への逸脱量が減少している際に所定量以下となると、逸脱方向とは逆側の回生ブレーキ11のオンオフを繰り返して進行方向の修正をおこなうようにしてもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。また、本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 無人搬送車
2 床面
5b 駆動輪
6 電源部
7 検知手段(センサ)
8 軌道線
9 制御手段(車両制御装置)
10 制動手段(電磁ブレーキ)
11 制動手段(回生ブレーキ)

Claims (3)

  1. 駆動手段から駆動力を受けて回転駆動される左右一対の駆動輪と、
    オンすることにより前記駆動輪の制動を行う少なくとも左右1つずつ設けられた制動手段と、
    床面に設けられた軌道線と車体基準点とのずれ量及びずれ方向を検知する検知手段と、
    前記検知手段がずれ量の増大を検知したときは逸脱方向外側の前記制動手段のオンオフを繰り返すと共に逸脱方向内側の前記制動手段をオンして進行方向の修正を行い、前記検知手段がずれ量の減少を検知したとき左右の前記各制動手段をオンさせる制御手段とを有することを特徴とする無人搬送車。
  2. 請求項1記載の無人搬送車において、
    前記制動手段がメカブレーキと回生ブレーキとを有しており、進行方向の修正を行う際には前記回生ブレーキをオンオフすることを特徴とする無人搬送車。
  3. 請求項1または2記載の無人搬送車において、
    前記無人搬送車は、手動操作により動作を停止させる非常停止ボタンをさらに有し、前記制御手段は、前記非常停止ボタンが押された場合には逸脱量にかかわらず前記左右一対の駆動輪の両方の制動手段をオンさせることを特徴とする無人搬送車。
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