JP6343789B2 - ロッカー装置及び解錠コードの登録方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロッカー装置及び解錠コードの登録方法に関し、特に、ロッカー装置の解錠に必要な暗証情報の管理をオフラインで容易に行うロッカー装置及び解錠コードの登録方法に関する。
近年、ECサイトを介した通信販売の利用数の増加や、核家族化又は共稼ぎの増加等のライフスタイルの変化から自宅を留守にするケースが増加したこと等により、集合住宅や公共施設、商業施設等において宅配ロッカーやメールボックスの需要が急激に高まっている。
その宅配ロッカー等を利用する際、荷物の受取りや発送を行う利用者(集合住宅の居住者等)や、荷物の配送を行う配送業者は、例えば、部屋番号や暗証番号を入力して宅配ロッカー等を解錠し、荷物の預入や取出しを行っている。
また、防犯等の面から、上記宅配ロッカー等を解錠するための暗証番号の登録や変更を一定回数行うことが必要となる。
特に、上記宅配ロッカー等が賃貸集合住宅で利用される場合、利用者である居住者が頻繁に入れ替わる機会が多いので、上記宅配ロッカー等を解錠するための暗証番号の変更が必要となる機会もまた頻繁に生じる。
このような宅配ロッカー等の暗証番号の登録を行う従来技術の1つとして、特許文献1が開示するところの宅配ポスト管理システムが提案されている。
この特許文献1に記載の宅配ポスト管理システムは、ロッカーと利用者の電話機とがネットワークを介して接続されて構成されており、ロッカー内に収容された荷物を引き取る利用者は、電話機から現在のロッカーの暗証番号等を入力し、この暗証番号等をロッカーに送信することにより、暗証番号の変更を遠隔で行うことを可能にするというものである。
特開平9−91351
しかしながら、上述のように遠隔でロッカー解錠の暗証番号の変更を行う場合には、特許文献1に開示される宅配ポスト管理システムのように、ロッカーと端末を電話回線やインターネット等のネットワークで接続する必要があり、これらネットワークの敷設等のために多大なコストを要するという問題が生じる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ロッカー装置にネットワークを接続することなく、簡易な構成で、ロッカー装置を解錠するためのパスワード等の登録を行うロッカー装置及び解錠コードの登録方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明におけるロッカー装置は、集合住宅等の建築物に設置され、パスワード等の解錠コードを入力すると、入力された解錠コードと既に登録されている解錠コードとの間で認証を行い、認証が成功すると、解錠を行うオフラインのロッカー装置であって、ロッカー装置を用いた宅配サービスの管理事業者により利用者がロッカー装置を一定期間利用可能とするために発行された1以上の文字等から構成されるロッカー利用コードと、ロッカー装置の利用内容を示す情報であるロッカー利用情報とが入力されると、ロッカー利用情報を用いてロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報に復号化し、復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、認証が成功すると、解錠コードの登録を許可することを特徴とする。
また、本発明におけるロッカー装置によれば、ロッカー利用情報は、建築物の部屋番号情報を含む位置情報、ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報のうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
また、本発明におけるロッカー装置によれば、ロッカー利用コードと、ロッカー利用情報として建築物の部屋番号情報を含む位置情報とが入力されると、位置情報を用いて、ロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報と、ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報とに復号化し、復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、認証が成功すると、利用期間情報が示す期間において解錠が可能な解錠コードの登録を許可することを特徴とする。
また、本発明におけるロッカー装置は、復号化情報に基づく認証が成功すると、復号化情報に係るロッカー利用コードを格納し、格納されたロッカー利用コードと同一のものが入力された場合、コード情報の登録を許可しないことを特徴とする。
また、本発明における解錠コードの登録方法は、集合住宅等の建築物に設置され、パスワード等の解錠コードを入力すると、入力された解錠コードと既に登録されている解錠コードとの間で認証を行い、認証が成功すると、解錠を行うオフラインのロッカー装置において、解錠コードを登録する方法であって、ロッカー装置を用いた宅配サービスの管理事業者により利用者がロッカー装置を一定期間利用可能とするために発行された1以上の文字等から構成されるロッカー利用コードと、ロッカー装置の利用内容を示す情報であるロッカー利用情報とを入力する情報入力工程と、ロッカー装置の利用内容を示す情報であるロッカー利用情報を用いてロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報に復号化し、復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、認証が成功すると、解錠コードの登録を許可する登録許可工程とを有することを特徴とする。
また、本発明における解錠コードの登録方法によれば、ロッカー利用情報は、建築物の部屋番号情報を含む位置情報、ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報のうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
また、本発明における解錠コードの登録方法によれば、登録許可工程は、ロッカー利用情報として建築物の部屋番号情報を含む位置情報を用いて、ロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報と、ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報とに復号化し、復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、認証が成功すると、利用期間情報が示す期間において解錠が可能な解錠コードの登録を許可することを特徴とする。
また、本発明における解錠コードの登録方法は、復号化情報に基づく認証が成功すると、復号化情報に係るロッカー利用コードを格納するロッカー利用コード格納工程をさらに有し、登録許可工程は、格納されたロッカー利用コードと同一のものが入力された場合、コード情報の登録を許可しないことを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明は、1以上の文字等から構成されるロッカー利用コードと、ロッカー装置の利用内容を示す情報であるロッカー利用情報とが入力されると、ロッカー利用情報を用いてロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報に復号化し、復号化情報に基づいて行った認証が成功すると、解錠コードの登録を許可するので、ロッカー装置にネットワークを接続することなく、簡易な構成で、ロッカー装置を解錠するための解錠コードの登録を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態におけるロッカー装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー装置の外観を示す図である。 本発明の実施の形態における情報格納部を示す図である。 本発明の実施の形態における解錠DBにおいて管理されるデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における利用DBにおいて管理されるデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー管理事業者端末の構成を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー管理事業者端末の情報格納部を示す図である。 本発明の実施の形態における登録許可情報DBにおいて管理されるデータ構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー利用コードの提供動作の流れを示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー装置による解錠コードの登録動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における部屋番号情報の入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるロッカー利用コードの入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における解錠コードの入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における利用期間の表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における解錠コードを用いた解錠動作の流れを示すフローチャートである。
(概要)
本発明の実施の形態におけるロッカー装置10は、所定の建築物に設置され、宅配ロッカーサービスに利用されるものである。
宅配ロッカーサービスとは、利用者が留守時に利用者宛の配送物をロッカー装置10に一時保管したり、配送を希望する配送物をコンビニエンスストア等の配送拠点に持ち込むことなく預け入れたりすることができるサービスである。
利用者は、この宅配ロッカーサービスを利用することにより、配送時に留守であったときでもロッカー装置10が設置されている生活圏内(例えば居住する集合住宅)で配送物を受け取ったり、配送依頼する配送物を収納部に預け入れたりすることが可能となる。
このロッカー装置10は、通常は施錠及び閉扉されており、パスワード等の解錠コードを入力することにより解錠及び開扉し、配送物の取り出し・預け入れを行うことが可能となる。
また、その解錠コードの入力による解錠を有効にするためには、ロッカー装置10に予めその解錠コードを登録しておく必要がある。
本実施の形態では、利用者は、管理者側(宅配ロッカーサービスの管理事業者、集合住宅の管理事業者(管理人))に依頼することなく、ロッカー装置10を直接操作して解錠コードの登録をオフラインで行うことを可能にしている。
以下、一例として、上記所定の建築物を集合住宅とし、利用者を集合住宅の居住者として説明を進める。
上記の解錠コードの登録は、具体的には以下のように行われる。
利用者は、上記解錠コードの登録を行うときには、ロッカー装置10に備えられた各種キー(後述の操作部)を用いて、自分の居住する部屋の部屋番号を示す部屋番号情報と、解錠コードの登録前に予め宅配ロッカーサービスの管理事業者から郵送等の方法により通知される文字等の組み合わせによるロッカー利用コードとを入力する。
すると、ロッカー装置10に備えられた制御部(CPU)は、上記ロッカー利用コードを部屋番号情報に基づいて所定のアルゴリズムにより、別のコード情報である復号化情報と、ロッカー装置10を用いた宅配ロッカーサービスの利用が可能な期間を示す利用期間情報とに変換し、出力する。
そして、ロッカー装置10は、その出力した復号化情報について認証を行い、認証成功の場合には、解錠コードの登録を許可し、上記利用期間情報に示される期間分、宅配ロッカーサービスを利用することが可能となる。
(構成)
図1は、本発明の実施の形態におけるロッカー装置10の構成を示す図である。
また、図2は、本発明の実施の形態におけるロッカー装置10の外観を示す図である。
以下、これら図を用いて、ロッカー装置10の構成について説明を進める。
図に示すように、ロッカー装置10は、
CPU等により構成されロッカー装置10全体を制御する制御部11と、
ロッカーボックス及び開閉可能な扉等から構成され荷物等を収納する収納部12と、
収納部12の扉を施錠・解錠する施解錠部13と、
解錠に必要なパスワード等の解錠情報を格納する情報格納部14と、
各種キー等から構成され解錠情報等を入力する操作部15と、
画面表示を行う表示部16とを有して構成される。
ロッカー装置10は、例えば、集合住宅の共用部等に設置される宅配ロッカーである。
その集合住宅の居住者である利用者は、配送を希望する荷物をそのロッカー装置10に預け入れたり、そのロッカー装置10に収納された自分宛に配送された荷物を取り出したりする。
利用者は、そのロッカー装置10の収納部12の扉を解錠及び開扉させるとき、操作部15を用いて上記解錠コードを入力する。
ロッカー装置10は、その入力された解錠コードについて認証を行い、認証成功であれば収納部12の扉を解錠し、開扉する。
また、配送業者は、上記利用者により預け入れられた配送物を取り出して配送先に配送したり、集合住宅の居住者宛の配送物を、その居住者が居住する集合住宅に設置されたロッカー装置10に預け入れたりする。
配送業者は、認証コードが書き込まれたICカード等の情報記録媒体を用いる等して収納部12の扉を解錠する。
また、配送業者は、例えば配送先であるロッカー装置10に配送物を届ける場合には、上記のような情報記録媒体を使用せずに、解錠状態の収納部12(ロッカーボックス)に配送物を預け入れて施錠するようにしてもよい。
図3は、本発明の実施の形態における情報格納部14示す図である。
図に示すように、情報格納部14には、上記利用者により入力された部屋番号情報及び利用期間情報等に基づいて同じく入力されたロッカー利用コードを復号化する際に使用されるコード計算アルゴリズム141と、そのコード計算アルゴリズムを用いた計算の際に使用される情報及び登録された解錠コードを管理する解錠データベース(DB)142と、各収納部12の現在の利用状況を示す情報を管理する利用データベース(DB)143とが格納されている。
コード計算アルゴリズム141は、上述の通り、部屋番号情報を用いて、ロッカー利用コードを別個のコード情報である復号化情報と、宅配ロッカーサービスの利用可能期間を示す利用期間情報とに変換して出力するアルゴリズムである。
これに加えて、コード計算アルゴリズム141は、情報格納部14に格納されている変換用のテーブル(図示せず)等を用いたり、その他、情報格納部14に予め格納されている数字との間で四則演算を行ったりして、上記復号化情報への変換を行うようにしてもよい。このようなテーブルによる変換や四則演算の方法については、従来の計算アルゴリズムの手法を用いる。
図4は、本発明の実施の形態における解錠DB142において管理されるデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、例えば、解錠DB142は、利用者の居住する部屋の番号を示す部屋番号情報にそれぞれ対応付けて、利用者がロッカー装置10を解錠可能な期間(利用期間)を示す利用期間情報と、その利用期間の初日と、末日と、各部屋で現在有効なロッカー利用コードと、ロッカー利用コードを復号化した復号化情報の認証に用いられる登録許可情報と、ロッカー装置10を解錠する際に入力が必要な解錠コードとを管理している。
図に示す例では、部屋番号101の利用者は、利用期間情報「90(日間)」の宅配ロッカーサービスの利用を申し込み、解錠コード「1129」の登録を行っている。
解錠コードが登録され、宅配ロッカーサービスの利用開始が可能となると、制御部11は、その入力された日を上記利用期間の初日として書き込み、その初日から利用期間が経過した日を上記末日として書き込む。
この利用期間の末日を経過すると、いわゆる「期限切れ」となり、利用者は、収納部12の扉を原則解錠することができなくなる。
ただし、収納部12内に配送物が収納されている場合には解錠DB142に現在登録されている解錠コードで解錠可能である。
また、登録許可情報は、例えば、集合住宅の各部屋の居住者が入れ替わる度に、又は定期的に書き替えられる。
書き替え方法としては、例えば、宅配ロッカーサービスの管理事業者が、操作部15を操作して新たな登録許可情報を入力して更新する。
図5は、本発明の実施の形態における利用DB143において管理されるデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、例えば、利用DB143は、
各収納部12のボックス番号と、上記部屋番号と、例えば荷物の預け入れ又は受け取りといった利用目的と、配送依頼先とを互いに対応付けて管理している。
図に示す例では、部屋番号101の利用者は、「○○宅配便」に配送依頼をし、その配送依頼をする配送物をボックス番号1の収納部12に預け入れている。
また、図5の例では、「××宅配便」によって配送された部屋番号103の利用者宛の配送物が、ボックス番号4の収納部12に預け入れられている。
宅配ロッカーサービスの管理事業者は、操作部15を用いてパスワードを入力する等して認証を行うことにより、上記解錠DB142及び利用DB143のデータ内容を表示部16に表示させてその内容を確認したり、各DB142,143に情報を登録したりすることができる。
また、宅配ロッカーサービスの管理事業者は、ロッカー装置10にUSBメモリ等の情報記録媒体を接続して、各DB142,143の情報をコピーしたり、ロッカー装置10と自身の情報処理端末とをネットワークを介して接続したりすることにより、同じく各DB142,143のデータ内容を確認したり、情報を登録したりすることもできる。
(ロッカー管理事業者端末30の構成)
ロッカー管理事業者端末30は、宅配ロッカーサービスを利用者へ提供する宅配ロッカーサービスの管理事業者により操作される情報処理端末であり、例えば、PC、スマートフォン、携帯電話機、PDA等の各種通信機能を備えた端末装置である。
宅配ロッカーサービスの管理事業者は、利用者から宅配ロッカーサービスの利用開始の申込みを受け付けたとき、利用者の部屋番号(情報)と、サービスの希望する利用期間(情報)と、利用するロッカー装置10を識別するロッカー識別コードとを利用者から伝えられる。
次に、宅配ロッカーサービスの管理事業者は、ロッカー管理事業者端末30を用い、上記部屋番号情報、利用期間情報及びロッカー識別コードに基づいて、ロッカー利用コードを生成し、郵送等の方法で利用者側へ伝える。
このロッカー利用コードは、利用者が宅配ロッカーサービスの利用を開始するために必要な文字列等からなるコード情報である。
その後、利用者は、ロッカー管理事業者端末30により生成されたロッカー利用コードを用いて解錠コードの登録を行う。
このように、ロッカー管理事業者端末30は、利用者による解錠コードの登録の際に必要なロッカー利用コードを生成に用いられる。
図6は、本発明の実施の形態におけるロッカー管理事業者端末30の構成を示す図である。
図に示すように、ロッカー管理事業者端末30は、CPU等により構成されロッカー管理事業者端末30全体を制御する制御部31と、
情報を格納する情報格納部32と、
ネットワーク100を介して管理サーバ20と情報の送受信を無線又は有線を介して行う通信部33と、
数字キー等各種キーが設けられ、操作することにより情報の入力を行う操作部34と、
情報の画面表示を行う表示部35とを有して構成される。
図7は、本発明の実施の形態におけるロッカー管理事業者端末30の情報格納部32を示す図である。
図に示すように、情報格納部32には、各ロッカー装置10へ解錠コードを登録を行う際の認証に用いられる登録許可情報を管理する登録許可情報データベース(DB)321と、利用者から伝えられた部屋番号情報に基づいて登録許可情報及び利用期間情報をロッカー利用コードに変換する際に使用されるコード計算アルゴリズム322とが格納されている。
図8は、本発明の実施の形態における登録許可情報DB321において管理されるデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、登録許可情報DB321には、各ロッカー装置10固有のロッカー識別コードに、登録許可情報が対応付けられて管理されている。
前述のコード計算アルゴリズム141は、ロッカー利用コードを登録許可情報に復号化する際に用いられる。これとは反対に、ロッカー管理事業者端末30に格納されるコード計算アルゴリズム322は、登録許可情報及び利用期間情報をロッカー利用コードに暗号化する際に用いられる。
両アルゴリズム141,322ともに、変換の際には、部屋番号情報を用いる。
また、コード計算アルゴリズム322もまた、コード計算アルゴリズム141と同様に、情報格納部32に格納されている変換用のテーブル(図示せず)等を用いたり、その他、情報格納部32に予め格納されている数字との間で四則演算を行ったりして、上記登録許可情報への変換を行うようにしてもよい。このようなテーブルによる変換や四則演算の方法については、従来の計算アルゴリズムの手法を用いる。
(動作)
(1)ロッカー利用コードの提供動作
以下、本実施の形態におけるロッカー装置10の動作について説明するが、一例として、ロッカー装置10は、賃貸物件を含む集合住宅の共用部(エントランス等)に設置され、その集合住宅の居住者等が配送を依頼する配送物を預け入れたり、自分宛に配送された配送物を取り出したりする宅配ロッカーとして機能するものとする。
また、その集合住宅の居住者である利用者は、最近、当該集合住宅に引っ越して来て、今後、ロッカー装置10の宅配ロッカーサービスを利用する予定であるとする。
図9は、本発明の実施の形態におけるロッカー利用コードの提供動作の流れを示す図である。
以下、図を用いて、宅配ロッカーサービスの管理事業者が、利用者から宅配ロッカーサービスの利用開始の申込みを受け付け、ロッカー装置10の解錠コードの登録に必要なロッカー利用コードを利用者に提供するときの動作の流れについて説明する。
まず、利用者は、PCや携帯端末等を用い、宅配ロッカーサービスの利用開始に必要な情報を入力し、これら入力した情報を宅配ロッカーサービスの管理事業者が管理するサーバ装置にインターネットを介して送信して登録する(ステップS101)。
ここで、宅配ロッカーサービスの利用開始に必要な情報とは、例えば、自身の居住する集合住宅の部屋番号を示す部屋番号情報と、宅配ロッカーサービスの利用を希望する期間を示す利用期間情報と、宅配ロッカーサービスに使用するロッカー装置10の識別情報であるロッカー識別コードとを示す。
また、利用者は、上記とは別の方法により、宅配ロッカーサービスの利用開始に必要な情報を宅配ロッカーサービスの管理事業者に伝えるようにしてもよい。例えば、郵送、電子メール、FAX又は電話等により伝えることができる。
次に、宅配ロッカーサービスの管理事業者は、ロッカー管理事業者端末30を用いて、上記の自身が管理するサーバ装置にアクセスし、上記利用者により登録された各情報を参照し、当該利用者が宅配ロッカーサービスの利用開始を希望する旨を確認する(ステップS102)。
次に、宅配ロッカーサービスの管理事業者は、ロッカー管理事業者端末30を用いて、上記参照したロッカー識別コードを入力すると、ロッカー管理事業者端末30は、登録許可情報DB321を参照して、当該入力されたロッカー識別コードに対応付けられているロッカー装置10の登録許可情報を抽出する(ステップS103)。
次に、宅配ロッカーサービスの管理事業者は、ロッカー管理事業者端末30を用いて、上記参照した部屋番号情報及び利用期間情報を入力すると、その入力された部屋番号情報に基づき、コード計算アルゴリズム322を用いて、利用期間情報と上記抽出された登録許可情報を暗号化してロッカー利用コードを出力する(ステップS104)。
そして、宅配ロッカーサービスの管理事業者は、利用者に対して、上記コード計算アルゴリズム322に基づいて出力したロッカー利用コードを伝える(ステップS105)。
このロッカー利用コードを宅配ロッカーサービスの管理事業者から利用者側へ伝える方法としては、例えば、郵送、その他の配送方法、電子メール、FAX、電話又はWeb上等の様々なものが採用できる。
電子メールで伝える場合には、宅配ロッカーサービスの管理事業者は、ロッカー管理事業者端末30を用いて、利用者のPCや携帯端末等に送信する。
例えば、ロッカー利用コードを郵送やその他の配送方法により伝える場合には、そのロッカー利用コードが記載された書類等が申込み時の部屋番号の住所に届けられるので、部屋番号を偽って宅配ロッカーサービスの利用開始の申込みを行うことを防止することが可能となる。
以上で、ロッカー利用コードの提供動作を終了する。
これ以降、利用者は、宅配ロッカーサービスを利用するための解錠コードの登録が可能となる。
(2)解錠コードの登録動作
上述したように、ロッカー利用コードの利用者への提供が完了すると、利用者自らが解錠コードをオフラインで登録することが可能となる。
図10は、本発明の実施の形態におけるロッカー装置10による解錠コードの登録動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って、当該動作について説明する。
最初に、利用者は、上記伝えたロッカー識別コードのロッカー装置10の設置場所を訪れ、操作部15を操作して、部屋番号情報及び提供されたロッカー利用コードを入力する(ステップS201)。
図11は、その部屋番号情報の入力画面の一例を示す図である。
図に示すように、部屋番号情報の入力画面上には、部屋番号情報の入力欄102と、操作部15としてそれぞれ機能する入力キー101と、確認キー103と、キャンセルキー104とが表示される。
本実施の形態におけるロッカー装置10の表示画面はタッチパネル式画面であり、表示部16及び操作部15として機能することができる。
利用者は、画面上の入力キー101(操作部15)を用いて、自室の部屋番号を示す部屋番号情報を入力欄102に入力し、確認キー104を押下して、その入力を完了すると、表示部16は、ロッカー利用コードの入力画面を表示する。
図12は、そのロッカー利用コードの入力画面の一例を示す図である。
図に示すように、ロッカー利用コードの入力画面上には、ロッカー利用コードの入力欄302と、操作部15としてそれぞれ機能する入力キー301と、確認キー303と、キャンセルキー304とが表示される。
利用者は、入力キー301(操作部15)を用いて、宅配ロッカーサービスの管理事業者から伝えられたロッカー利用コードを入力欄302に入力し、確認キー304を押下して、その入力を完了すると、ロッカー装置10の制御部11は、解錠DB142を参照し、その入力されたロッカー利用コードが上記入力された部屋番号情報に対応付けて解錠DB142に登録されているか否かを判断する(ステップS202)。
制御部11は、入力されたロッカー利用コードが解錠DB142に登録されている、すなわち、その入力されたロッカー利用コードと同一のものが以前に入力されたことがあると判断した場合(ステップS202/Yes)、使用済みのロッカー利用コードを用いて宅配ロッカーサービスの利用開始を行う等の不正行為が行われる可能性があるため、解錠コードの登録を許可することなく、そのまま動作を終了する。
一方、制御部11は、その入力されたロッカー利用コードと同一のものが以前に入力されたことがないと判断した場合(ステップS202/No)、上記入力された部屋番号情報に基づき、コード計算アルゴリズム141を用いて、上記入力されたロッカー利用コードを復号化情報及び利用期間情報に復号化する(ステップS203)。
次に、制御部11は、解錠DB142から該当する部屋番号情報の登録許可情報を抽出し、その抽出した登録許可情報を用いて、上記復号化情報について認証を行う(ステップS204)。
例えば、制御部11は、上記復号化情報が登録許可情報と一致しているか否かを判断して、それぞれ認証が成功か失敗かを判断する。
ここで、制御部11は、復号化情報と登録許可情報とが一致していないと判断した場合(ステップS204/No)、認証失敗とし、そのまま動作を終了する。
一方、制御部11は、復号化情報と登録許可情報とが一致していると判断した場合(ステップS204/Yes)、認証成功とし、上記入力されたロッカー利用コードを解錠DB142に書き込む(ステップS205)。
次に、制御部11は、宅配ロッカーサービスの利用期間の初日を現在の日にちとし、上記復号化された利用期間情報から利用期間の末日を計算し、これら利用期間情報、その初日・末日を解錠DB142に書き込む(ステップS206)。
次に、表示部16は、解錠コードの入力画面を表示する(ステップS207)。
図13は、その解錠コードの入力画面の一例を示す図である。
図に示すように、解錠コードの入力画面上には、解錠コードの入力欄402と、操作部15としてそれぞれ機能する入力キー401と、確認キー403と、キャンセルキー404とが表示される。
利用者は、入力キー401(操作部15)を用いて、解錠コードとして任意の文字等(図の例では4桁の数字)を入力する(ステップS208)。
利用者は、上記解錠コードの入力後に確認キー404を押下してその入力を完了すると、制御部11は、ステップS201で入力された部屋番号に対応付けられて解錠DB142に登録されている過去の解錠コードを、その入力された新規の解錠コードに書き替えて登録し直す(ステップS209)。
ただし、解錠コードがその部屋番号に対応付けられてまだ登録されていない場合は、そのまま入力された解錠コードを該当部屋番号に対応付けて解錠DB142に登録する。
そして、表示部16は、その登録された利用期間を画面上に表示する(ステップS210)。
図14は、その利用期間の表示画面の一例を示す図である。
図に示す例では、画面上に表示された日にちまで、宅配ロッカーサービス利用の際に解錠コードで収納部12の扉を解錠可能なことが示されている。
以上で、ロッカー装置10による解錠コードの登録動作が終了する。
このように、利用者は、ロッカー利用コードが付与されると、宅配ロッカーサービスの管理事業者又は集合住宅の管理事業者(管理人)に連絡をとることなく、オフライン(スタンドアローン)のロッカー装置10を用いて、容易に解錠コードの登録を行うことが可能となる。
また、ロッカー装置10は、解錠DB142に登録済みのロッカー利用コードを再度入力しても、解錠コードの登録を許可しないので、宅配ロッカーサービスの不正利用を容易に防止することが可能となる。
(3)解錠コードを用いた解錠動作
上述のように、解錠コードの登録が完了すると、利用者は、その解錠コードを用いてロッカー装置10の収納部12の扉を解錠し、宅配ロッカーサービスを利用することが可能となる。
図15は、その本発明の実施の形態における解錠コードを用いた解錠動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本図に沿って、当該解錠動作の説明を進める。
まず、利用者は、利用開始申込み時に指定したロッカー識別情報のロッカー装置10の設置場所を訪れ、操作部15を操作して、自室の部屋番号情報を入力する(ステップS301)。
次に、利用者は、今回の宅配ロッカーサービスの利用目的を操作部15を用いて入力する(ステップS302)。
例えば、「配送物の受取り」又は「配送物の配送依頼」等を入力する。
次に、利用者は、上述のように登録した解錠コードを操作部15を用いて入力する(ステップS303)。
そうすると、ロッカー装置10の制御部11は、ステップS301で入力された部屋番号情報が解錠DB142に登録されているか否かを判断する(ステップS304)。
制御部11は、その入力された部屋番号情報が解錠DB142に登録されていないと判断した場合には(ステップS304/No)、解錠動作を終了する。
一方、制御部11は、その入力された部屋番号情報が解錠DB142に登録されていると判断した場合には(ステップS304/Yes)、ステップS303で入力された解錠コードと、解錠DB142においてその部屋番号情報に対応付けて登録されている解錠コードとを照合する(ステップS305)。
解錠コードを照合した結果、両解錠コードが不一致で認証が失敗した場合(ステップS305/No)、解錠動作を終了する。
一方、解錠コードを照合した結果、両解錠コードが一致して認証が成功した場合には(ステップS305/Yes)、ステップS302で入力された利用目的が「配送依頼」であるか否かを判断する(ステップS306)。
制御部11は、その入力された利用目的が「配送依頼」ではない、すなわち「受取り」であると判断した場合(ステップS306/No)、現在使用していない収納部12(ロッカーボックス)を検索し、施解錠部13は、その使用していない収納部12を解錠する(ステップS309)。
利用者は、その解錠し開扉した収納部12から自分宛の配送物を取り出す。
一方、制御部11は、その入力された利用目的が「配送依頼」であると判断した場合には(ステップS306/Yes)、現在使用していない収納部12(ロッカーボックス)を検索し、表示部16は、その使用していない収納部12を画面上に表示する(ステップS307)。
利用者は、その画面上に表示された使用していない収納部12から、預け入れる収納部12を操作部15を用いて選択する(ステップS308)。
すると、施解錠部13は、その選択された使用していない収納部12を解錠する(ステップS309)。
利用者は、その解錠し開扉した収納部12に配送依頼する配送物を預け入れる。
このように、利用者は、登録又は更新した解錠コードを用いて、ロッカー装置10の収納部の扉を解錠及び開扉させることができ、そのロッカー装置10を用いて宅配ロッカーサービスを利用することが可能となる。
(実施の形態のまとめ)
以上説明したように、本実施の形態によれば、集合住宅の居住者等の利用者は、はじめに1度だけ部屋番号、利用期間及びロッカー識別コードを提示し、ロッカー利用コードを取得する手続きをするだけで、オフラインの簡易な構成のロッカー装置10を用いて、解錠コードの登録を何度も容易に行うことが可能となる。
従って、利用者は、解錠コードの登録を行うとき、わざわざ宅配ロッカーサービスの管理事業者又は集合住宅の管理事業者(管理人)の下を訪れて登録の手続きを行うという煩雑な手続きを行う必要がない。特に、賃貸の物件の場合は、居住者の入れ替わりに応じて、解錠コードの新規登録が必須であるので、その効果は絶大である。
また、ロッカー装置10は、入力された部屋番号、利用期間情報及びロッカー利用コードという複数の情報に基づいて認証を行うので、悪意のある第三者による利用を効果的に防ぐことができ、極めて高い防犯性を実現することが可能となる。
また、集合住宅の管理事業者(管理人)は、オフラインの簡易な構成のロッカー装置10を集合住宅の共用部等に設置するだけで、上記の効果的な解錠コードの登録に係るサービスを利用者に提供することができ、集合住宅の物件の賃貸又は販売による利益を効率よく得ることが可能となる。
上記のロッカー装置10、管理サーバ20及びロッカー管理事業者端末30は、主にCPUとメモリにロードされたプログラムによって実現される。ただし、それ以外の任意のハードウェアおよびソフトウェアの組合せによってこの装置またはサーバを構成することも可能であり、その設計自由度の高さは当業者には容易に理解されるところである。
また、上記のロッカー装置10、管理サーバ20又はロッカー管理事業者端末30をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
例えば、上記実施の形態によれば、登録許可情報を暗号化する際、及びロッカー利用コードを復号化する際には、部屋番号情報及び利用期間情報の双方を用いていたが、これらロッカー装置10の利用内容を示す情報(ロッカー利用情報)のうち一方のみを用いて、復号化及び暗号化を行うようにしてもよい。
この場合、部屋番号情報のみを用いて暗号化した場合は部屋番号情報のみを用いて復号化し、利用期間情報のみを用いて暗号化した場合は利用期間情報のみを用いて復号化を行う。
また、本実施の形態において、登録許可情報の暗号化、及びロッカー利用コードの復号化に、利用者の部屋番号を示す部屋番号情報を用いていたが、この部屋番号情報に代えて、他の情報を用いることができる。
例えば、直接部屋番号を表した情報ではなく、一見して部屋番号と認識できない暗号化された情報を用いてもよい。
また、部屋番号の他、建築物等の位置を表す情報を用いてもよい。
入力方法としては、利用者が操作部15を用いて、部屋番号情報等を入力する他、それら部屋番号情報等が記録されたICカード等の情報記録媒体をロッカー装置10に赤外線等で読み取らせて入力するようにしてもよい。
また、上記実施の形態におけるロッカー装置10は、集合住宅に設置されるが、この他、オフィスビルや商業施設等に設置され、宅配ロッカーサービスなどの各種サービスを提供するものであってもよい。
例えば、オフィスビルの場合は、部屋番号の代わりに階数やエリア番号等を用いてもよいし、商業施設の場合は階数やテナントのエリア番号等を用いてもよい。
また、上記実施の形態におけるロッカー装置10は、利用者に対して宅配ロッカーサービスを提供するものであったが、その他のサービスを提供するためのものであってもよい。例えば、ロッカー装置10の収納部12に会議室、レンタサイクル又はレンタカーの鍵等の集合住宅の備品を収納しておき、これらを利用者に対して貸し出す備品レンタルサービスを提供するものであってもよい。
10 ロッカー装置
11,21 制御部
12 収納部
13 施解錠部
14,24 情報格納部
15 操作部
16 表示部
17,27 通信部
20 管理サーバ
30 ロッカー管理事業者端末
101,301,401 入力キー
102,302,402 入力欄
103,303,403 確認キー
104,304,404 キャンセルキー
141 コード計算アルゴリズム
142 解錠DB
143 利用DB

Claims (8)

  1. 集合住宅等の建築物に設置され、パスワード等の解錠コードを入力すると、該入力された解錠コードと既に登録されている解錠コードとの間で認証を行い、該認証が成功すると、解錠を行うオフラインのロッカー装置であって、
    前記ロッカー装置を用いた宅配サービスの管理事業者により利用者が該ロッカー装置を一定期間利用可能とするために発行された1以上の文字等から構成されるロッカー利用コードと、前記ロッカー装置の利用内容を示す情報であるロッカー利用情報とが入力されると、前記ロッカー利用情報を用いて前記ロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報に復号化し、該復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、該認証が成功すると、前記解錠コードの登録を許可することを特徴とするロッカー装置。
  2. 前記ロッカー利用情報は、前記建築物の部屋番号情報を含む位置情報、前記ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載のロッカー装置。
  3. 前記ロッカー利用コードと、前記ロッカー利用情報として前記建築物の部屋番号情報を含む位置情報とが入力されると、前記位置情報を用いて、前記ロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報と、前記ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報とに復号化し、該復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、該認証が成功すると、前記利用期間情報が示す期間において解錠が可能な前記解錠コードの登録を許可することを特徴とする請求項2記載のロッカー装置。
  4. 前記復号化情報に基づく認証が成功すると、該復号化情報に係る前記ロッカー利用コードを格納し、
    前記格納されたロッカー利用コードと同一のものが入力された場合、前記コード情報の登録を許可しないことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のロッカー装置。
  5. 集合住宅等の建築物に設置され、パスワード等の解錠コードを入力すると、該入力された解錠コードと既に登録されている解錠コードとの間で認証を行い、該認証が成功すると、解錠を行うオフラインのロッカー装置において、前記解錠コードを登録する方法であって、
    前記ロッカー装置を用いた宅配サービスの管理事業者により利用者が該ロッカー装置を一定期間利用可能とするために発行された1以上の文字等から構成されるロッカー利用コードと、前記ロッカー装置の利用内容を示す情報であるロッカー利用情報とを入力する情報入力工程と、
    前記ロッカー装置の利用内容を示す情報であるロッカー利用情報を用いて前記ロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報に復号化し、該復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、該認証が成功すると、前記解錠コードの登録を許可する登録許可工程とを有することを特徴とする解錠コードの登録方法。
  6. 前記ロッカー利用情報は、前記建築物の部屋番号情報を含む位置情報、前記ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報のうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項5記載の解錠コードの登録方法。
  7. 前記登録許可工程は、前記ロッカー利用情報として前記建築物の部屋番号情報を含む位置情報を用いて、前記ロッカー利用コードを所定のコード情報である復号化情報と、前記ロッカー装置の利用が可能な期間を示す利用期間情報とに復号化し、該復号化情報と、予め格納している登録許可情報との間で認証を行い、該認証が成功すると、前記利用期間情報が示す期間において解錠が可能な前記解錠コードの登録を許可することを特徴とする請求項6記載の解錠コードの登録方法。
  8. 前記復号化情報に基づく認証が成功すると、該復号化情報に係る前記ロッカー利用コードを格納するロッカー利用コード格納工程をさらに有し、
    前記登録許可工程は、前記格納されたロッカー利用コードと同一のものが入力された場合、前記コード情報の登録を許可しないことを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の解錠コードの登録方法。
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