JP6342463B2 - レゾルバステータ - Google Patents

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Description

本発明は、レゾルバステータに関する。
特許文献1は、本願の図15に示すように、ステータ本体100に取り付けられた絶縁カバー101に、ステータ巻線の渡り線102が掛けられる渡りピン103を形成したレゾルバステータ104を開示している。
特開2016−127710号公報
上記渡りピン103は、強度面で改善の余地がある。
本発明の目的は、ガイドフックの強度を向上する技術を提供することにある。
本願発明の第1の観点によれば、環状のヨークと、前記ヨークから内周側に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、前記複数のティースの夫々に巻かれた複数のコイルと、前記複数のコイルを相互に電気的に接続する渡り線と、前記ステータコアに固定された絶縁樹脂製の樹脂機能部と、を備えた、レゾルバステータであって、前記レゾルバステータは、前記レゾルバステータの回転軸に対して平行な第1軸方向と、前記第1軸方向に対して反対の第2軸方向と、を有し、前記複数のコイルは、周方向において隣り合う、第1コイル及び第2コイルを含み、前記渡り線は、少なくとも一部が、前記第1コイルの外周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第1コイル外側空間から、前記第2コイルの外周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第2コイル外側空間へと延びており、前記ヨークは、前記第1軸方向を向くヨーク端面と、内周側を向くヨーク内周面と、を含み、前記樹脂機能部は、前記ヨーク端面を覆うヨーク端面カバー部と、前記ヨーク内周面を覆うヨーク内周面カバー部と、前記ヨーク端面カバー部から前記第1軸方向に突出する外周壁と、前記外周壁よりも内周側に配置され、前記渡り線を案内するガイドフックと、を含み、前記渡り線は、前記第1コイル外側空間から前記第2コイル外側空間に至るまでの間において、前記ガイドフックに掛けられることで前記第2軸方向へ凸となるように湾曲しており、前記外周壁は、前記第1コイルと径方向で対向する第1外周壁と、前記第2コイルと径方向で対向する第2外周壁と、を含み、前記第1外周壁と前記第2外周壁は切れ目なく繋がっており、前記ガイドフックは、前記ヨーク端面カバー部の前記第1軸方向を向くカバー端面から前記第1軸方向に突出し、内周側へ延びるフック梁部と、前記フック梁部から前記第2軸方向に突出し、前記ヨーク内周面カバー部と径方向で対向するフック本体と、を含む、レゾルバステータが提供される。
好ましくは、前記フック梁部は、前記外周壁に至るまで外周側へ延びており、前記フック梁部と前記外周壁は切れ目なく繋がっている。
好ましくは、前記フック梁部は、内側フック梁部と、前記内側フック梁部よりの外周側に位置する外側フック梁部と、を含み、前記外側フック梁部の幅寸法は、前記内側フック梁部の幅寸法よりも小さい。
好ましくは、前記カバー端面は、前記フック梁部に沿って内周側に延びている。
好ましくは、前記外周壁の前記第1軸方向を向く外周壁端面と、前記フック梁部の前記第1軸方向を向くフック梁部端面は、同一面である。
本願発明の第2の観点によれば、環状のヨークと、前記ヨークから外周側に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、前記複数のティースの夫々に巻かれた複数のコイルと、前記複数のコイルを相互に電気的に接続する渡り線と、前記ステータコアに固定された絶縁樹脂製の樹脂機能部と、を備えた、レゾルバステータであって、前記レゾルバステータは、前記レゾルバステータの回転軸に対して平行な第1軸方向と、前記第1軸方向に対して反対の第2軸方向と、を有し、前記複数のコイルは、周方向において隣り合う、第1コイル及び第2コイルを含み、前記渡り線は、少なくとも一部が、前記第1コイルの内周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第1コイル内側空間から、前記第2コイルの内周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第2コイル内側空間へと延びており、前記ヨークは、前記第1軸方向を向くヨーク端面と、外周側を向くヨーク外周面と、を含み、前記樹脂機能部は、前記ヨーク端面を覆うヨーク端面カバー部と、前記ヨーク外周面を覆うヨーク外周面カバー部と、前記ヨーク端面カバー部から前記第1軸方向に突出する内周壁と、前記内周壁よりも外周側に配置され、前記渡り線を案内するガイドフックと、を含み、前記渡り線は、前記第1コイル内側空間から前記第2コイル内側空間に至るまでの間において、前記ガイドフックに掛けられることで前記第2軸方向へ凸となるように湾曲しており、前記内周壁は、前記第1コイルと径方向で対向する第1内周壁と、前記第2コイルと径方向で対向する第2内周壁と、を含み、前記第1内周壁と前記第2内周壁は切れ目なく繋がっており、前記ガイドフックは、前記ヨーク端面カバー部の前記第1軸方向を向くカバー端面から前記第1軸方向に突出し、外周側へ延びるフック梁部と、前記フック梁部から前記第2軸方向に突出し、前記ヨーク外周面カバー部と径方向で対向するフック本体と、を含む、レゾルバステータが提供される。
好ましくは、前記フック梁部は、前記内周壁に至るまで内周側へ延びており、前記フック梁部と前記内周壁は切れ目なく繋がっている。
好ましくは、前記フック梁部は、外側フック梁部と、前記外側フック梁部よりの内周側に位置する内側フック梁部と、を含み、前記内側フック梁部の幅寸法は、前記外側フック梁部の幅寸法よりも小さい。
好ましくは、前記カバー端面は、前記フック梁部に沿って外周側に延びている。
好ましくは、前記内周壁の前記第1軸方向を向く内周壁端面と、前記フック梁部の前記第1軸方向を向くフック梁部端面は、同一面である。
本発明によれば、渡り線を案内するガイドフックの強度が向上する。
コイルと渡り線の図示を省略したレゾルバの斜視図である。(第1実施形態) レゾルバステータの部分拡大図である。(第1実施形態) レゾルバステータの別の部分拡大図である。(第1実施形態) 図5のIV−IV線断面図である。(第1実施形態) レゾルバステータの部分平面図である。(第1実施形態) コイルと渡り線の図示を省略したレゾルバステータの部分拡大図である。(変形例) コイルと渡り線の図示を省略したレゾルバステータの部分平面図である。(変形例) コイルと渡り線の図示を省略したレゾルバの斜視図である。(第2実施形態) レゾルバステータの部分拡大図である。(第2実施形態) レゾルバステータの別の部分拡大図である。(第2実施形態) 図12のIX−IX線断面図である。(第2実施形態) レゾルバステータの部分平面図である。(第2実施形態) コイルと渡り線の図示を省略したレゾルバステータの部分拡大図である。(変形例) コイルと渡り線の図示を省略したレゾルバステータの部分平面図である。(変形例) 特許文献1の図2に相当する図である。
<第1実施形態>
以下、図1〜図5を参照して、第1実施形態を説明する。図1には、図示しない電動機又は内燃機関等のシャフトの角度及び回転数を計測するためのレゾルバ1を示している。レゾルバ1は、環状のレゾルバステータ2と、上記シャフトに固定されたレゾルバロータ3と、を備える。本実施形態のレゾルバ1は、レゾルバロータ3がレゾルバステータ2の内周側に配置された、所謂インナーロータ型である。レゾルバステータ2は、回転軸2Cを有する。
以下、原則として、「径方向」はレゾルバステータ2の径方向を意味し、「周方向」はレゾルバステータ2の周方向を意味する。また、レゾルバステータ2は、回転軸2Cに対して平行な上方向(第1軸方向)と、上方向に対して反対の下方向(第2軸方向)と、を有する。上下方向は、上方向と下方向を含む。また、「平面視」とは、回転軸2Cに沿って見ることを意味する。
図1〜図3に示すように、レゾルバステータ2は、ステータコア4と、インシュレータ5(樹脂機能部)と、複数のコイル6と、複数の渡り線7と、外部接続部30と、を備えている。
(ステータコア4)
図2に示すように、ステータコア4は、電磁鋼板の積層体である。ステータコア4は、環状のヨーク8と、ヨーク8から内周側に突出する複数のティース9と、を有する。各ティース9は、ティース巻線部10とティース先端部11を有する。ティース巻線部10は、ヨーク8から回転軸2Cに向かって延びている。ティース巻線部10は、径方向に沿って延びている。ティース巻線部10は、内周側に延びている。ティース先端部11は、ティース巻線部10の先端10Aに設けられ、周方向に沿って延びている。図4に示すように、ヨーク8は、上方向を向くヨーク上面8A(ヨーク端面)及び下方向を向くヨーク下面8B、内周側を向くヨーク内周面8Cを有する。
(コイル6)
図2に戻り、各コイル6は、各ティース9のティース巻線部10に巻かれている。各コイル6は、励磁用のコイルと出力用のコイルを含む。
ここで、コイル外側空間31を定義する。コイル外側空間31は、各コイル6の外周側であってステータコア4よりも上側の空間である。レゾルバステータ2は、複数のコイル外側空間31を有する。各コイル外側空間31は、各コイル6と径方向で対向する。
(渡り線7)
図3に示すように、各渡り線7は、複数のコイル6を相互に電気的に接続している。詳しくは、幾つかの渡り線7は、複数のコイル6に含まれる複数の励磁コイルを相互に電気的に接続し、他の幾つかの渡り線7は、複数のコイル6に含まれる複数の出力コイルを相互に電気的に接続している。図3に示すように、複数のコイル6は、周方向において隣り合う、第1コイル6P及び第2コイル6Qを含む。そして、各渡り線7は、少なくとも一部が、第1コイル6Pに対応するコイル外側空間31である第1コイル外側空間31Pから、第2コイル6Qに対応するコイル外側空間31である第2コイル外側空間31Qへと延びている。
(インシュレータ5)
インシュレータ5は、絶縁樹脂製であって、例えばインサート成形によりステータコア4に固定されている。インシュレータ5は、主として、複数のコイル6及び複数の渡り線7がステータコア4に直接接触するのを防止するために設けられている。図2に示すように、インシュレータ5は、ヨーク上面カバー部15(ヨーク端面カバー部)と、ヨーク内周面カバー部17と、を有する。インシュレータ5は、更に、複数のガイドフック18と、複数のガイドピン19(ガイド突起)と、を有する。インシュレータ5は、更に、外周壁20を有する。
図4に示すように、ヨーク上面カバー部15は、ヨーク上面8Aを覆うようにヨーク上面8Aに配置されている。ヨーク内周面カバー部17は、ヨーク内周面8Cを覆うようにヨーク内周面8Cに配置されている。従って、ヨーク上面カバー部15及びヨーク内周面カバー部17は、断面L字を構成している。ヨーク上面カバー部15及びヨーク内周面カバー部17は、環状のヨーク8と同様、環状に形成されている。本実施形態においてヨーク内周面カバー部17は、ヨーク下面8Bよりも下方向に延びている。ヨーク内周面カバー部17は、内周側を向く内周面17Aを有する。
図2に示すように、外周壁20は、ヨーク上面カバー部15から上方向に突出して形成されている。外周壁20は、環状のヨーク8と同様、環状に形成されている。外周壁20は、環状のヨーク8に沿って形成されている。外周壁20は、各コイル6よりも外周側に配置されている。図4に示すように、外周壁20は、ヨーク上面カバー部15の外周端15Aから上方向に突出して形成されている。図3に示すように、外周壁20は、上方向を向く外周壁上面20A(外周壁端面)と、内周側を向く外周壁内周面20Bと、を有する。外周壁20は、第1コイル6Pと径方向で対向する第1外周壁20Pと、第2コイル6Qと径方向で対向する第2外周壁20Qと、を含む。第1外周壁20P及び第2外周壁20Qは、何れも、平面視で円弧状に延びている。第1外周壁20Pと第2外周壁20Qは、切れ目なく繋がっている。従って、平面視で、第1外周壁20P及び第2外周壁20Qは、1つの円弧を構成している。換言すれば、第1外周壁20P及び第2外周壁20Qを含む外周壁20は、平面視で円弧状に延びている。第1コイル6P、第1コイル外側空間31P、第1外周壁20Pは、径方向でこの順に並んでいる。同様に、第2コイル6Q、第2コイル外側空間31Q、第2外周壁20Qは、径方向にこの順に並んでいる。
続けて図3に示すように、1つのガイドフック18が、周方向において隣り合う2つのコイル6の間に配置されている。即ち、1つのガイドフック18が、第1コイル外側空間31P及び第2コイル外側空間31Qの間に配置されている。各ガイドフック18は、レゾルバステータ2の回転軸2Cからの視点で見えるように配置されている。各ガイドフック18は、レゾルバステータ2の回転軸2Cから見ると、周方向において隣り合う2つのティース9のティース先端部11から周方向において離れて配置されている。各ガイドフック18は、外周壁20よりも内周側に配置されている。
各ガイドフック18は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qへと至る渡り線7を案内する。各渡り線7は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qに至るまでの間において、1つのガイドフック18に掛けられることで下方向へ凸となるように湾曲している。各渡り線7は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qに至るまでの間において、1つのガイドフック18に案内されることで下方向へ凸となるように湾曲している。
詳しくは、図4に示すように、各ガイドフック18は、フック補強部40と、フック突出部41と、フック本体42と、フック湾曲調整部43と、を有する。以下、必要に応じて図2及び図3を併せて参照されたい。
図4に示すように、フック補強部40は、ヨーク上面カバー部15から上方向に突出している。フック補強部40は、外周壁20の外周壁内周面20Bから内周側に突出している。換言すれば、フック補強部40は、外周壁20の外周壁内周面20Bに至るまで径方向に沿って延びており、外周壁20の外周壁内周面20Bと切れ目なく繋がっている。
フック突出部41は、フック補強部40から内周側に突出している。
フック補強部40とフック突出部41は、フック梁部44を構成している。フック梁部44は、径方向に沿って延びている。フック梁部44は、ヨーク上面カバー部15に片持ち梁状に固定されている。詳しくは、フック梁部44は、ヨーク上面カバー部15の上方向を向く端面であるカバー上面15B(カバー端面、図2を併せて参照)に片持ち梁状に固定されている。フック梁部44は、外周壁20の外周壁内周面20Bに至るまで外周側に延びており、外周壁20の外周壁内周面20Bと切れ目なく繋がっている。フック梁部44は、ヨーク内周面カバー部17よりも内周側に延びている。従って、フック梁部44は、ヨーク上面カバー部15のカバー上面15Bに固定され、内周側に延びている。フック梁部44は、中実である。フック梁部44は、上方向を向くフック梁部上面44A(フック梁部端面)を有する。フック梁部44のフック梁部上面44Aは、外周壁20の外周壁上面20Aと同一面である。
フック本体42は、フック梁部44の先端44Bから下方向に突出している。フック本体42は、下方向に突出することで、ヨーク内周面カバー部17と隙間を空けて径方向で対向している。フック本体42は、外周側を向く外面42Aを有する。
フック湾曲調整部43は、フック本体42とヨーク内周面カバー部17との間において、フック梁部44から下方向に突出している。フック湾曲調整部43は、下方向を向く下面43Aを有する。
そして、フック本体42の外面42Aと、フック湾曲調整部43の下面43Aと、ヨーク内周面カバー部17の内周面17Aと、によって下方向に開口する収容溝45が形成されている。各渡り線7は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qに至るまでの間において、ヨーク内周面カバー部17と径方向で対向し、フック本体42と径方向で対向し、フック梁部44と上下方向で対向している。各渡り線7は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qに至るまでの間において、収容溝45に収容されている。即ち、各渡り線7は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qに至るまでの間において、ヨーク内周面カバー部17の内周側を通り、フック梁部44の下側を通り、フック本体42の外周側を通る。
図4に示すように、本実施形態では、1つの収容溝45に3本の渡り線7が収容されている。しかしながら、1つの収容溝45に収容される渡り線7の本数は、励磁側の相の数、出力側の相の数、巻線の巻き方等の如何によって増減する。
図2に示すように、各ガイドピン19は、各コイル6よりも外周側に配置されている。本実施形態では、1つのコイル6の外周側に2つのガイドピン19が配置されている。即ち、上記2つのガイドピン19は、1つのコイル6に対して径方向で対向している。上記2つのガイドピン19は、1つのコイル6に対して径方向で隣接している。上記2つのガイドピン19は、周方向に若干離れて配置されている。上記2つのガイドピン19は、周方向で互いに対向している。各ガイドピン19は、渡り線7を案内している。各ガイドピン19は、ヨーク上面カバー部15から上方向に突出している。各ガイドピン19は、平板状である。各ガイドピン19の板厚方向は、最寄りのティース9のティース巻線部10の突出方向に対して平行である。なお、各ガイドピン19の板厚方向は、径方向に対して平行であってもよい。また、各ガイドピン19は、本実施形態のように平板状であることに代えて、周方向に沿って延びる湾曲した湾曲板状であってもよい。
次に、図5を参照して、渡り線7の配置について詳しく説明する。図5において、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qへ延びる渡り線7は、順に、(1)第1コイル6Pに対して径方向で対向する2つのガイドピン19のうち第2コイル6Qに近い方のガイドピン19と外周壁20との間を通り、(2)第1コイル6Pと第2コイル6Qの間に配置されたガイドフック18の収容溝45を通り、(3)第2コイル6Qに対して径方向で対向する2つのガイドピン19のうち第1コイル6Pに近い方のガイドピン19と外周壁20との間を通る。渡り線7は、ガイドピン19に掛けられて、ガイドピン19の外周側を通ることで、外周側に凸となるように湾曲している。また、渡り線7は、ガイドフック18に掛けられて、ガイドフック18の収容溝45を通ることで、下方向に凸となるように湾曲している。渡り線7がガイドフック18に掛けられて、ガイドフック18の収容溝45を通ることで、ガイドフック18に掛けられた渡り線7が下方から触れ難くなり、もって、渡り線7が破損し難いレゾルバステータ2が実現されている。
(外部接続部30)
次に、図1を参照して、外部接続部30について説明する。図1に示すように、外部接続部30は、外部からの励磁信号を入力するため、及び、レゾルバステータ2が生成した検出信号を外部へ出力するために、複数の渡り線7の端部を保持する部分である。
以上に、第1実施形態を説明したが、上記第1実施形態は、以下の特長を有する。
即ち、図1から図5に示すように、レゾルバステータ2は、ステータコア4と、複数のコイル6と、渡り線7と、インシュレータ5(樹脂機能部)と、を備える。ステータコア4は、環状のヨーク8と、ヨーク8から内周側に突出する複数のティース9と、を有する。複数のコイル6は、複数のティース9の夫々に巻かれている。渡り線7は、複数のコイル6を相互に電気的に接続する。インシュレータ5は、絶縁樹脂製であって、ステータコア4に固定されている。レゾルバステータ2は、レゾルバステータ2の回転軸2Cに対して平行な上方向(第1軸方向)と、上方向に対して反対の下方向(第2軸方向)と、を有する。複数のコイル6は、周方向において隣り合う、第1コイル6P及び第2コイル6Qを含む。渡り線7は、少なくとも一部が、第1コイル6Pの外周側でありステータコア4よりも上方向側である第1コイル外側空間31Pから、第2コイル6Qの外周側でありステータコア4よりも上方向側である第2コイル外側空間31Qへと延びている。ヨーク8は、上方向を向くヨーク上面8A(ヨーク端面)と、内周側を向くヨーク内周面8Cと、を含む。インシュレータ5は、ヨーク上面8Aを覆うヨーク上面カバー部15(ヨーク端面カバー部)と、ヨーク内周面8Cを覆うヨーク内周面カバー部17と、ヨーク上面カバー部15から上方向に突出する外周壁20と、外周壁20よりも内周側に配置され、渡り線7を案内するガイドフック18と、を含む。渡り線7は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qに至るまでの間において、ガイドフック18に掛けられることで下方向へ凸となるように湾曲している。外周壁20は、第1コイル6Pと径方向で対向する第1外周壁20Pと、第2コイル6Qと径方向で対向する第2外周壁20Qと、を含む。第1外周壁20Pと第2外周壁20Qは切れ目なく繋がっている。ガイドフック18は、ヨーク上面カバー部15の上方向を向くカバー上面15B(カバー端面)に固定され、内周側へ延びるフック梁部44と、フック梁部44から下方向に突出し、ヨーク内周面カバー部17と径方向で対向するフック本体42と、を含む。以上の構成によれば、フック梁部44が省略されておりフック本体42がヨーク内周面カバー部17にのみ支持されている場合と比較して、ガイドフック18自体の強度が向上する。従って、自動巻線機でガイドフック18に渡り線7を掛けた際にガイドフック18が変形又は折損する虞が少ない。従って、適正な張力で渡り線7をガイドフック18に掛けることができるので、ガイドフック18から渡り線7が外れてしまったり、外れた渡り線7が暴れて切れるといった問題が生じ難い。更には、ガイドフック18自体の強度が向上するので、ガイドフック18を周方向で薄くすることができ、これにより、(1)隣り合う2つのティース9の間の距離を狭めることができる、(2)レゾルバステータ2の直径を小さくすることができる、といった効果が発揮される。
また、図4に示すように、フック梁部44は、外周壁20に至るまで延びている。フック梁部44と外周壁20は切れ目なく繋がっている。以上の構成によれば、フック梁部44と外周壁20の間に隙間が残されている場合と比較して、ガイドフック18の強度が一層向上する。
また、図4に示すように、外周壁20の上方向を向く外周壁上面20A(外周壁端面)と、フック梁部44の上方向を向くフック梁部上面44A(フック梁部端面)は、同一面である。以上の構成によれば、上下方向においてコンパクトなレゾルバステータ2が実現される。
以上に説明した第1実施形態は、以下のように変更できる。
即ち、図2において、1つのコイル6に径方向で対向する2つのガイドピン19と、この2つのガイドピン19を周方向で挟む2つのガイドフック18と、外周壁20と、で囲まれた空間に接着剤を注入することによって渡り線7をインシュレータ5に対して固定してもよい。
また、1つのコイル6に対して2つのガイドピン19が径方向で対向することに代えて、1つのコイル6に対して1つのみのガイドピン19が径方向で対向することとしてもよい。
また、外部接続部30は、インシュレータ5と一体的に形成してもよいし、インシュレータ5と別体で形成してもよい。
また、図4において、フック湾曲調整部43は省略してもよい。フック湾曲調整部43を省略した場合、収容溝45は、フック本体42の外面42Aと、フック梁部44のフック突出部41の下面と、ヨーク内周面カバー部17の内周面17Aと、によって形成されることになる。この場合でも、各渡り線7は、第1コイル外側空間31Pから第2コイル外側空間31Qに至るまでの間において、1つのガイドフック18に掛けられることで下方向へ凸となるように湾曲する。なぜなら、図2から図4に示すように、各渡り線7は、第1コイル外側空間31Pを通過する際も、第2コイル外側空間31Qを通過する際も、ヨーク上面カバー部15のカバー上面15Bよりも上側を通過するからである。
(変形例)
次に、図6及び図7を参照して、上記第1実施形態の変形例を説明する。
上記第1実施形態では、例えば図4及び図5に示すように、ガイドフック18のフック梁部44の幅寸法は、外周壁20からの距離に拘らず一定であるとした。ここで、ガイドフック18のフック梁部44の幅寸法とは、平面視で、径方向に対して直交する方向におけるガイドフック18のフック梁部44の寸法を意味する。
しかし、これに代えて、本変形例では、図6及び図7に示すように、ガイドフック18のフック梁部44は、内側フック梁部46と、内側フック梁部46よりも外周側に位置する外側フック梁部47と、を含む。図7に示すように、外側フック梁部47の幅寸法47Wは、内側フック梁部46の幅寸法46Wよりも小さい。ここで、内側フック梁部46の幅寸法46Wは、平面視で、径方向に対して直交する方向における内側フック梁部46の寸法を意味する。同様に、外側フック梁部47の幅寸法47Wは、平面視で、径方向に対して直交する方向における外側フック梁部47の寸法を意味する。このように外側フック梁部47の幅寸法47Wを積極的に小さくすることで、インシュレータ5の凝固収縮時においてガイドフック18のうちフック梁部44が他の部位よりも先行して凝固し易くなる。従って、ガイドフック18のフック梁部44の直線的な形状が他の部位の形状よりも優先的に確定することになり、凝固収縮時におけるガイドフック18の意図しない変形を効果的に防止することができる。
また、図6及び図7に示すように、カバー上面15Bは、フック梁部44に沿って内周側に突出するように延びている。以上の構成において、ガイドピン19と外周壁20との間に接着剤48を注入した場合、接着剤48は、フック梁部44とカバー上面15Bとの境界線49に沿って進むことになる。本変形例では、カバー上面15Bがフック梁部44に沿って内周側に突出するように延びているので、境界線49の長さが効果的に確保されており、もって、境界線49に沿って多量の接着剤48を保持することができ、接着剤48の下方向への垂れを抑制することができる。
<第2実施形態>
以下、図8〜図12を参照して、第2実施形態を説明する。図8には、図示しない電動機又は内燃機関等のシャフトの角度及び回転数を計測するためのレゾルバ51を示している。レゾルバ51は、環状のレゾルバステータ52と、上記シャフトなどの回転体に固定されたレゾルバロータ53と、を備える。本実施形態のレゾルバ51は、レゾルバロータ53がレゾルバステータ52の外周側に配置された、所謂アウターロータ型である。レゾルバステータ52は、回転軸52Cを有する。
以下、原則として、「径方向」はレゾルバステータ52の径方向を意味し、「周方向」はレゾルバステータ52の周方向を意味する。また、レゾルバステータ52は、回転軸52Cに対して平行な上方向(第1軸方向)と、上方向に対して反対の下方向(第2軸方向)と、を有する。上下方向は、上方向と下方向を含む。また、「平面視」とは、回転軸52Cに沿って見ることを意味する。
図8〜図10に示すように、レゾルバステータ52は、ステータコア54と、インシュレータ55(樹脂機能部)と、複数のコイル56と、複数の渡り線57と、外部接続部80と、を備えている。
(ステータコア54)
図9に示すように、ステータコア54は、電磁鋼板の積層体である。ステータコア54は、環状のヨーク58と、ヨーク58から外周側に突出する複数のティース59と、を有する。各ティース59は、ティース巻線部60とティース先端部61を有する。ティース巻線部60は、ヨーク58から延びており、回転軸52Cから離れるように延びている。ティース巻線部60は、径方向に沿って延びている。ティース巻線部60は、外周側に延びている。ティース先端部61は、ティース巻線部60の先端60Aに設けられ、周方向に沿って延びている。図11に示すように、ヨーク58は、上方向を向くヨーク上面58A(ヨーク端面)及び下方向を向くヨーク下面58B、外周側を向くヨーク外周面58Cを有する。
(コイル56)
図9に戻り、各コイル56は、各ティース59のティース巻線部60に巻かれている。各コイル56は、励磁用のコイルと出力用のコイルを含む。
ここで、コイル内側空間81を定義する。コイル内側空間81は、各コイル56の内周側であってステータコア54よりも上側の空間である。レゾルバステータ52は、複数のコイル内側空間81を有する。各コイル内側空間81は、各コイル56と径方向で対向する。
(渡り線57)
図12に示すように、各渡り線57は、複数のコイル56を相互に電気的に接続している。詳しくは、幾つかの渡り線57は、複数のコイル56に含まれる複数の励磁コイルを相互に電気的に接続し、他の幾つかの渡り線57は、複数のコイル56に含まれる複数の出力コイルを相互に電気的に接続している。図12に示すように、複数のコイル56は、周方向において隣り合う、第1コイル56P及び第2コイル56Qを含む。そして、各渡り線57は、少なくとも一部が、第1コイル56Pに対応するコイル内側空間81である第1コイル内側空間81Pから、第2コイル56Qに対応するコイル内側空間81である第2コイル内側空間81Qへと延びている。
(インシュレータ55)
インシュレータ55は、絶縁樹脂製であって、例えばインサート成形によりステータコア54に固定されている。インシュレータ55は、主として、複数のコイル56及び複数の渡り線57がステータコア54に直接接触するのを防止するために設けられている。図9に示すように、インシュレータ55は、ヨーク上面カバー部65(ヨーク端面カバー部)と、ヨーク外周面カバー部67と、を有する。インシュレータ55は、更に、複数のガイドフック68と、複数のガイドピン69(ガイド突起)と、を有する。インシュレータ55は、更に、内周壁70を有する。
図11に示すように、ヨーク上面カバー部65は、ヨーク上面58Aを覆うようにヨーク上面58Aに配置されている。ヨーク外周面カバー部67は、ヨーク外周面58Cを覆うようにヨーク外周面58Cに配置されている。従って、ヨーク上面カバー部65及びヨーク外周面カバー部67は、断面L字を構成している。ヨーク上面カバー部65及びヨーク外周面カバー部67は、環状のヨーク58と同様、環状に形成されている。本実施形態においてヨーク外周面カバー部67は、ヨーク下面58Bよりも下方向に延びている。ヨーク外周面カバー部67は、外周側を向く外周面67Aを有する。
図9に示すように、内周壁70は、ヨーク上面カバー部65から上方向に突出して形成されている。内周壁70は、環状のヨーク58と同様、環状に形成されている。内周壁70は、環状のヨーク58に沿って形成されている。内周壁70は、各コイル56よりも内周側に配置されている。図11に示すように、内周壁70は、ヨーク上面カバー部65の内周端65Aから上方向に突出して形成されている。図10に示すように、内周壁70は、上方向を向く内周壁上面70A(内周壁端面)と、外周側を向く内周壁外周面70Bと、を有する。内周壁70は、第1コイル56Pと径方向で対向する第1内周壁70Pと、第2コイル56Qと径方向で対向する第2内周壁70Qと、を含む。第1内周壁70P及び第2内周壁70Qは、何れも、平面視で円弧状に延びている。第1内周壁70Pと第2内周壁70Qは、切れ目なく繋がっている。従って、平面視で、第1内周壁70P及び第2内周壁70Qは、1つの円弧を構成している。換言すれば、第1内周壁70P及び第2内周壁70Qを含む内周壁70は、平面視で円弧状に延びている。第1コイル56P、第1コイル内側空間81P、第1内周壁70Pは、径方向でこの順に並んでいる。同様に、第2コイル56Q、第2コイル内側空間81Q、第2内周壁70Qは、径方向にこの順に並んでいる。
続けて図10に示すように、1つのガイドフック68が、周方向において隣り合う2つのコイル56の間に配置されている。即ち、1つのガイドフック68が、第1コイル内側空間81P及び第2コイル内側空間81Qの間に配置されている。各ガイドフック68は、周方向において隣り合う2つのティース59のティース先端部61から周方向において離れて配置されている。各ガイドフック68は、内周壁70よりも外周側に配置されている。
各ガイドフック68は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qへと至る渡り線57を案内する。各渡り線57は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qに至るまでの間において、1つのガイドフック68に掛けられることで下方向へ凸となるように湾曲している。各渡り線57は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qに至るまでの間において、1つのガイドフック68に案内されることで下方向へ凸となるように湾曲している。
詳しくは、図11に示すように、各ガイドフック68は、フック補強部90と、フック突出部91と、フック本体92と、フック湾曲調整部93と、を有する。以下、必要に応じて図9及び図10を併せて参照されたい。
図11に示すように、フック補強部90は、ヨーク上面カバー部65から上方向に突出している。フック補強部90は、内周壁70の内周壁外周面70Bから外周側に突出している。換言すれば、フック補強部90は、内周壁70の内周壁外周面70Bに至るまで径方向に沿って延びており、内周壁70の内周壁外周面70Bと切れ目なく繋がっている。
フック突出部91は、フック補強部90から外周側に突出している。
フック補強部90とフック突出部91は、フック梁部94を構成している。フック梁部94は、径方向に沿って延びている。フック梁部94は、ヨーク上面カバー部65に片持ち梁状に固定されている。詳しくは、フック梁部94は、ヨーク上面カバー部65の上方向を向くカバー上面65B(カバー端面、図9を併せて参照)に片持ち梁状に固定されている。フック梁部94は、内周壁70の内周壁外周面70Bに至るまで内周側に延びており、内周壁70の内周壁外周面70Bと切れ目なく繋がっている。フック梁部94は、ヨーク外周面カバー部67よりも外周側に延びている。従って、フック梁部94は、ヨーク上面カバー部65のカバー上面65Bに固定され、外周側に延びている。フック梁部94は、中実である。フック梁部94は、上方向を向くフック梁部上面94A(フック梁部端面)を有する。フック梁部94のフック梁部上面94Aは、内周壁70の内周壁上面70Aと同一面である。
フック本体92は、フック梁部94の先端94Bから下方向に突出している。フック本体92は、下方向に突出することで、ヨーク外周面カバー部67と隙間を空けて径方向で対向している。フック本体92は、内周側を向く内面92Aを有する。
フック湾曲調整部93は、フック本体92とヨーク外周面カバー部67との間において、フック梁部94から下方向に突出している。フック湾曲調整部93は、下方向を向く下面93Aを有する。
そして、フック本体92の内面92Aと、フック湾曲調整部93の下面93Aと、ヨーク外周面カバー部67の外周面67Aと、によって下方向に開口する収容溝95が形成されている。各渡り線57は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qに至るまでの間において、ヨーク外周面カバー部67と径方向で対向し、フック本体92と径方向で対向し、フック梁部94と上下方向で対向している。各渡り線57は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qに至るまでの間において、収容溝95に収容されている。即ち、各渡り線57は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qに至るまでの間において、ヨーク外周面カバー部67の外周側を通り、フック梁部94の下側を通り、フック本体92の内周側を通る。
図11に示すように、本実施形態では、1つの収容溝95に3本の渡り線57が収容されている。しかしながら、1つの収容溝95に収容される渡り線57の本数は、励磁側の相の数、出力側の相の数、巻線の巻き方等の如何によって増減する。
図9に示すように、各ガイドピン69は、各コイル56よりも内周側に配置されている。本実施形態では、1つのコイル56の内周側に2つのガイドピン69が配置されている。即ち、上記2つのガイドピン69は、1つのコイル56に対して径方向で対向している。上記2つのガイドピン69は、1つのコイル56に対して径方向で隣接している。上記2つのガイドピン69は、周方向に若干離れて配置されている。上記2つのガイドピン69は、周方向で互いに対向している。各ガイドピン69は、渡り線57を案内している。各ガイドピン69は、ヨーク上面カバー部65から上方向に突出している。各ガイドピン69は、平板状である。各ガイドピン69の板厚方向は、最寄りのティース59のティース巻線部60の突出方向に対して平行である。なお、各ガイドピン69の板厚方向は、径方向に対して平行であってもよい。また、各ガイドピン69は、本実施形態のように平板状であることに代えて、周方向に沿って延びる湾曲した湾曲板状であってもよい。
次に、図12を参照して、渡り線57の配置について詳しく説明する。図12において、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qへ延びる渡り線57は、順に、(1)第1コイル56Pに対して径方向で対向する2つのガイドピン69のうち第2コイル56Qに近い方のガイドピン69と内周壁70との間を通り、(2)第1コイル56Pと第2コイル56Qの間に配置されたガイドフック68の収容溝95を通り、(3)第2コイル56Qに対して径方向で対向する2つのガイドピン69のうち第1コイル56Pに近い方のガイドピン69と内周壁70との間を通る。渡り線57は、ガイドピン69に掛けられて、ガイドピン69の内周側を通ることで、内周側に凸となるように湾曲している。また、渡り線57は、ガイドフック68に掛けられて、ガイドフック68の収容溝95を通ることで、下方向に凸となるように湾曲している。渡り線57がガイドフック68に掛けられて、ガイドフック68の収容溝95を通ることで、ガイドフック68に掛けられた渡り線57が下方から触れ難くなり、もって、渡り線57が破損し難いレゾルバステータ52が実現されている。
(外部接続部80)
次に、図8を参照して、外部接続部80について説明する。図8に示すように、外部接続部80は、外部からの励磁信号を入力するため、及び、レゾルバステータ52が生成した検出信号を外部へ出力するために、複数の渡り線57の端部を保持する部分である。
以上に、第2実施形態を説明したが、上記第2実施形態は、以下の特長を有する。
即ち、図8から図12に示すように、レゾルバステータ52は、ステータコア54と、複数のコイル56と、渡り線57と、インシュレータ55(樹脂機能部)と、を備える。ステータコア54は、環状のヨーク58と、ヨーク58から外周側に突出する複数のティース59と、を有する。複数のコイル56は、複数のティース59の夫々に巻かれている。渡り線57は、複数のコイル56を相互に電気的に接続する。インシュレータ55は、絶縁樹脂製であって、ステータコア54に固定されている。レゾルバステータ52は、レゾルバステータ52の回転軸52Cに対して平行な上方向(第1軸方向)と、上方向に対して反対の下方向(第2軸方向)と、を有する。複数のコイル56は、周方向において隣り合う、第1コイル56P及び第2コイル56Qを含む。渡り線57は、少なくとも一部が、第1コイル56Pの内周側でありステータコア54よりも上方向側である第1コイル内側空間81Pから、第2コイル56Qの内周側でありステータコア54よりも上方向側である第2コイル内側空間81Qへと延びている。ヨーク58は、上方向を向くヨーク上面58A(ヨーク端面)と、外周側を向くヨーク外周面58Cと、を含む。インシュレータ55は、ヨーク上面58Aを覆うヨーク上面カバー部65(ヨーク端面カバー部)と、ヨーク外周面58Cを覆うヨーク外周面カバー部67と、ヨーク上面カバー部65から上方向に突出する内周壁70と、内周壁70よりも外周側に配置され、渡り線57を案内するガイドフック68と、を含む。渡り線57は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qに至るまでの間において、ガイドフック68に掛けられることで下方向へ凸となるように湾曲している。内周壁70は、第1コイル56Pと径方向で対向する第1内周壁70Pと、第2コイル56Qと径方向で対向する第2内周壁70Qと、を含む。第1内周壁70Pと第2内周壁70Qは切れ目なく繋がっている。ガイドフック68は、ヨーク上面カバー部65の上方向を向くカバー上面65B(カバー端面)に固定され、外周側へ延びるフック梁部94と、フック梁部94から下方向に突出し、ヨーク外周面カバー部67と径方向で対向するフック本体92と、を含む。以上の構成によれば、フック梁部94が省略されておりフック本体92がヨーク外周面カバー部67にのみ支持されている場合と比較して、ガイドフック68自体の強度が向上する。従って、自動巻線機でガイドフック68に渡り線57を掛けた際にガイドフック68が変形又は折損する虞が少ない。従って、適正な張力で渡り線57をガイドフック68に掛けることができるので、ガイドフック68から渡り線57が外れてしまったり、外れた渡り線57が暴れて切れるといった問題が生じ難い。更には、ガイドフック68自体の強度が向上するので、ガイドフック68を周方向で薄くすることができ、これにより、(1)隣り合う2つのティース59の間の距離を狭めることができる、(2)レゾルバステータ52の直径を小さくすることができる、といった効果が発揮される。
また、図11に示すように、フック梁部94は、内周壁70に至るまで延びている。フック梁部94と内周壁70は切れ目なく繋がっている。以上の構成によれば、フック梁部94と内周壁70の間に隙間が残されている場合と比較して、ガイドフック68の強度が一層向上する。
また、図11に示すように、内周壁70の上方向を向く内周壁上面70A(内周壁端面)と、フック梁部94の上方向を向くフック梁部上面94A(フック梁部端面)は、同一面である。以上の構成によれば、上下方向においてコンパクトなレゾルバステータ52が実現される。
以上に説明した第1実施形態は、以下のように変更できる。
即ち、図9において、1つのコイル56に径方向で対向する2つのガイドピン69と、この2つのガイドピン69を周方向で挟む2つのガイドフック68と、内周壁70と、で囲まれた空間に接着剤を注入することによって渡り線57をインシュレータ55に対して固定してもよい。
また、1つのコイル56に対して2つのガイドピン69が径方向で対向することに代えて、1つのコイル56に対して1つのみのガイドピン69が径方向で対向することとしてもよい。
また、外部接続部80は、インシュレータ55と一体的に形成してもよいし、インシュレータ55と別体で形成してもよい。
また、図11において、フック湾曲調整部93は省略してもよい。フック湾曲調整部93を省略した場合、収容溝95は、フック本体92の内面92Aと、フック梁部94のフック突出部91の下面と、ヨーク外周面カバー部67の外周面67Aと、によって形成されることになる。この場合でも、各渡り線57は、第1コイル内側空間81Pから第2コイル内側空間81Qに至るまでの間において、1つのガイドフック68に掛けられることで下方向へ凸となるように湾曲する。なぜなら、図9から図11に示すように、各渡り線57は、第1コイル内側空間81Pを通過する際も、第2コイル内側空間81Qを通過する際も、ヨーク上面カバー部65のカバー上面65Bよりも上側を通過するからである。
(変形例)
次に、図13及び図14を参照して、上記第1実施形態の変形例を説明する。
上記第1実施形態では、例えば図11及び図12に示すように、ガイドフック68のフック梁部94の幅寸法は、内周壁70からの距離に拘らず一定であるとした。ここで、ガイドフック68のフック梁部94の幅寸法とは、平面視で、径方向に対して直交する方向におけるガイドフック68のフック梁部94の寸法を意味する。
しかし、これに代えて、本変形例では、図13及び図14に示すように、ガイドフック68のフック梁部94は、外側フック梁部96と、外側フック梁部96よりも内周側に位置する内側フック梁部97と、を含む。図14に示すように、内側フック梁部97の幅寸法97Wは、外側フック梁部96の幅寸法96Wよりも小さい。ここで、外側フック梁部96の幅寸法96Wは、平面視で、径方向に対して直交する方向における外側フック梁部96の寸法を意味する。同様に、内側フック梁部97の幅寸法97Wは、平面視で、径方向に対して直交する方向における内側フック梁部97の寸法を意味する。このように内側フック梁部97の幅寸法97Wを積極的に小さくすることで、インシュレータ55の凝固収縮時においてガイドフック68のうちフック梁部94が他の部位よりも先行して凝固し易くなる。従って、ガイドフック68のフック梁部94の直線的な形状が他の部位の形状よりも優先的に確定することになり、凝固収縮時におけるガイドフック68の意図しない変形を効果的に防止することができる。
また、図13及び図14に示すように、カバー上面65Bは、フック梁部94に沿って外周側に突出するように延びている。以上の構成において、ガイドピン69と内周壁70との間に接着剤98を注入した場合、接着剤98は、フック梁部94とカバー上面65Bとの境界線99に沿って進むことになる。本変形例では、カバー上面65Bがフック梁部94に沿って外周側に突出するように延びているので、境界線99の長さが効果的に確保されており、もって、境界線99に沿って多量の接着剤98を保持することができ、接着剤98の下方向への垂れを抑制することができる。
上記第1実施形態及び第2実施形態においては、各渡り線は、周方向において隣り合う2つのコイルを電気的に接続する場合もあれば、周方向において隣り合わない2つのコイルを電気的に接続する場合もある。励磁コイルや出力コイルをどのように各ティースに巻くか、或いは、レゾルバステータが1相励磁2相出力、2相励磁1相出力、2相励磁2相出力の何れを採用するかによって、各渡り線がどの2つのコイルを電気的に接続するかが決定される。
1 レゾルバ
2 レゾルバステータ
2C 回転軸
3 レゾルバロータ
4 ステータコア
5 インシュレータ(樹脂機能部)
6 コイル
6P 第1コイル
6Q 第2コイル
7 渡り線
8 ヨーク
8A ヨーク上面(ヨーク端面)
8B ヨーク下面
8C ヨーク内周面
9 ティース
10 ティース巻線部
10A 先端
11 ティース先端部
15 ヨーク上面カバー部(ヨーク端面カバー部)
15A 外周端
15B カバー上面(カバー端面)
17 ヨーク内周面カバー部
17A 内周面
18 ガイドフック
19 ガイドピン
20 外周壁
20A 外周壁上面(外周壁端面)
20B 外周壁内周面
20P 第1外周壁
20Q 第2外周壁
30 外部接続部
31 コイル外側空間
31P 第1コイル外側空間
31Q 第2コイル外側空間
40 フック補強部
41 フック突出部
42 フック本体
42A 外面
43 フック湾曲調整部
43A 下面
44 フック梁部
44A フック梁部上面(フック梁部端面)
44B 先端
45 収容溝
46 内側フック梁部
46W 幅寸法
47 外側フック梁部
47W 幅寸法
48 接着剤
49 境界線
51 レゾルバ
52 レゾルバステータ
52C 回転軸
53 レゾルバロータ
54 ステータコア
55 インシュレータ(樹脂機能部)
56 コイル
56P 第1コイル
56Q 第2コイル
57 渡り線
58 ヨーク
58A ヨーク上面(ヨーク端面)
58B ヨーク下面
58C ヨーク外周面
59 ティース
60 ティース巻線部
60A 先端
61 ティース先端部
65 ヨーク上面カバー部(ヨーク端面カバー部)
65A 内周端
65B カバー上面(カバー端面)
67 ヨーク外周面カバー部
67A 外周面
68 ガイドフック
69 ガイドピン
70 内周壁
70A 内周壁上面(内周壁端面)
70B 内周壁外周面
70P 第1内周壁
70Q 第2内周壁
80 外部接続部
81 コイル内側空間
81P 第1コイル内側空間
81Q 第2コイル内側空間
90 フック補強部
91 フック突出部
92 フック本体
92A 内面
93 フック湾曲調整部
93A 下面
94 フック梁部
94A フック梁部上面(フック梁部端面)
94B 先端
95 収容溝
96 外側フック梁部
96W 幅寸法
97 内側フック梁部
97W 幅寸法
98 接着剤
99 境界線

Claims (10)

  1. 環状のヨークと、前記ヨークから内周側に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、
    前記複数のティースの夫々に巻かれた複数のコイルと、
    前記複数のコイルを相互に電気的に接続する渡り線と、
    前記ステータコアに固定された絶縁樹脂製の樹脂機能部と、
    を備えた、
    レゾルバステータであって、
    前記レゾルバステータは、前記レゾルバステータの回転軸に対して平行な第1軸方向と、前記第1軸方向に対して反対の第2軸方向と、を有し、
    前記複数のコイルは、周方向において隣り合う、第1コイル及び第2コイルを含み、
    前記渡り線は、少なくとも一部が、前記第1コイルの外周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第1コイル外側空間から、前記第2コイルの外周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第2コイル外側空間へと延びており、
    前記ヨークは、前記第1軸方向を向くヨーク端面と、内周側を向くヨーク内周面と、を含み、
    前記樹脂機能部は、
    前記ヨーク端面を覆うヨーク端面カバー部と、
    前記ヨーク内周面を覆うヨーク内周面カバー部と、
    前記ヨーク端面カバー部から前記第1軸方向に突出する外周壁と、
    前記外周壁よりも内周側に配置され、前記渡り線を案内するガイドフックと、
    を含み、
    前記渡り線は、前記第1コイル外側空間から前記第2コイル外側空間に至るまでの間において、前記ガイドフックに掛けられることで前記第2軸方向へ凸となるように湾曲しており、
    前記外周壁は、
    前記第1コイルと径方向で対向する第1外周壁と、
    前記第2コイルと径方向で対向する第2外周壁と、
    を含み、
    前記第1外周壁と前記第2外周壁は切れ目なく繋がっており、
    前記ガイドフックは、
    前記ヨーク端面カバー部の前記第1軸方向を向くカバー端面から前記第1軸方向に突出し、内周側へ延びるフック梁部と、
    前記フック梁部から前記第2軸方向に突出し、前記ヨーク内周面カバー部と径方向で対向するフック本体と、
    を含む、
    レゾルバステータ。
  2. 請求項1に記載のレゾルバステータであって、
    前記フック梁部は、前記外周壁に至るまで外周側へ延びており、
    前記フック梁部と前記外周壁は切れ目なく繋がっている、
    レゾルバステータ。
  3. 請求項1又は2に記載のレゾルバステータであって、
    前記フック梁部は、内側フック梁部と、前記内側フック梁部よりの外周側に位置する外側フック梁部と、を含み、
    前記外側フック梁部の幅寸法は、前記内側フック梁部の幅寸法よりも小さい、
    レゾルバステータ。
  4. 請求項3に記載のレゾルバステータであって、
    前記カバー端面は、前記フック梁部に沿って内周側に延びている、
    レゾルバステータ。
  5. 請求項1から請求項4の何れかに記載のレゾルバステータであって、
    前記外周壁の前記第1軸方向を向く外周壁端面と、前記フック梁部の前記第1軸方向を向くフック梁部端面は、同一面である、
    レゾルバステータ。
  6. 環状のヨークと、前記ヨークから外周側に突出する複数のティースと、を有するステータコアと、
    前記複数のティースの夫々に巻かれた複数のコイルと、
    前記複数のコイルを相互に電気的に接続する渡り線と、
    前記ステータコアに固定された絶縁樹脂製の樹脂機能部と、
    を備えた、
    レゾルバステータであって、
    前記レゾルバステータは、前記レゾルバステータの回転軸に対して平行な第1軸方向と、前記第1軸方向に対して反対の第2軸方向と、を有し、
    前記複数のコイルは、周方向において隣り合う、第1コイル及び第2コイルを含み、
    前記渡り線は、少なくとも一部が、前記第1コイルの内周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第1コイル内側空間から、前記第2コイルの内周側であり前記ステータコアよりも前記第1軸方向側である第2コイル内側空間へと延びており、
    前記ヨークは、前記第1軸方向を向くヨーク端面と、外周側を向くヨーク外周面と、を含み、
    前記樹脂機能部は、
    前記ヨーク端面を覆うヨーク端面カバー部と、
    前記ヨーク外周面を覆うヨーク外周面カバー部と、
    前記ヨーク端面カバー部から前記第1軸方向に突出する内周壁と、
    前記内周壁よりも外周側に配置され、前記渡り線を案内するガイドフックと、
    を含み、
    前記渡り線は、前記第1コイル内側空間から前記第2コイル内側空間に至るまでの間において、前記ガイドフックに掛けられることで前記第2軸方向へ凸となるように湾曲しており、
    前記内周壁は、
    前記第1コイルと径方向で対向する第1内周壁と、
    前記第2コイルと径方向で対向する第2内周壁と、
    を含み、
    前記第1内周壁と前記第2内周壁は切れ目なく繋がっており、
    前記ガイドフックは、
    前記ヨーク端面カバー部の前記第1軸方向を向くカバー端面から前記第1軸方向に突出し、外周側へ延びるフック梁部と、
    前記フック梁部から前記第2軸方向に突出し、前記ヨーク外周面カバー部と径方向で対向するフック本体と、
    を含む、
    レゾルバステータ。
  7. 請求項6に記載のレゾルバステータであって、
    前記フック梁部は、前記内周壁に至るまで内周側へ延びており、
    前記フック梁部と前記内周壁は切れ目なく繋がっている、
    レゾルバステータ。
  8. 請求項6又は7に記載のレゾルバステータであって、
    前記フック梁部は、外側フック梁部と、前記外側フック梁部よりの内周側に位置する内側フック梁部と、を含み、
    前記内側フック梁部の幅寸法は、前記外側フック梁部の幅寸法よりも小さい、
    レゾルバステータ。
  9. 請求項8に記載のレゾルバステータであって、
    前記カバー端面は、前記フック梁部に沿って外周側に延びている、
    レゾルバステータ。
  10. 請求項6から請求項9の何れかに記載のレゾルバステータであって、
    前記内周壁の前記第1軸方向を向く内周壁端面と、前記フック梁部の前記第1軸方向を向くフック梁部端面は、同一面である、
    レゾルバステータ。
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