JP6341240B2 - パイプタイプ油浸絶縁ケーブル、補修用油浸絶縁ケーブル、油仮止め栓、およびパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法 - Google Patents
パイプタイプ油浸絶縁ケーブル、補修用油浸絶縁ケーブル、油仮止め栓、およびパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6341240B2 JP6341240B2 JP2016154273A JP2016154273A JP6341240B2 JP 6341240 B2 JP6341240 B2 JP 6341240B2 JP 2016154273 A JP2016154273 A JP 2016154273A JP 2016154273 A JP2016154273 A JP 2016154273A JP 6341240 B2 JP6341240 B2 JP 6341240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- cable
- repair
- cable core
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
- Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
Description
導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有し、前記ケーブルコアの一部が補修されるパイプタイプ油浸絶縁ケーブルであって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、
前記補修用ケーブルコアが挿通され、前記絶縁油が充填される内部金属管と、を有する補修用油浸絶縁ケーブルを備え、
前記補修用油浸絶縁ケーブルは、前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通され、
前記補修用ケーブルコアは、補修対象の前記ケーブルコアの一部と置き換えられ、前記ケーブルコアの他部に接続されるパイプタイプ油浸絶縁ケーブルが提供される。
導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの、前記ケーブルコアの一部を補修する補修用油浸絶縁ケーブルであって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、
前記補修用ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される内部金属管と、を有し、
前記パイプタイプ油浸絶縁ケーブルを補修するときに、
前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通され、
前記補修用ケーブルコアは、補修対象の前記ケーブルコアの一部と置き換えられ、前記ケーブルコアの他部に接続される補修用油浸絶縁ケーブルが提供される。
上述の態様に記載の補修用油浸絶縁ケーブルの前記内部金属管に接続され、前記ケーブルコアを貫通させた状態で、前記内部金属管の端部を塞ぐよう構成される油仮止め栓であって、
前記内部金属管内に前記絶縁油を供給する給油管を有し、
前記給油管は、前記外部鋼管内で開放され、前記補修用油浸絶縁ケーブルの前記内部金属管内および前記油浸絶縁ケーブルの前記外部鋼管内に相互に前記絶縁油を流通させるよう構成される油仮止め栓が提供される。
導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの、前記ケーブルコアの一部を補修するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法であって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、前記補修用ケーブルコアが挿通され、前記絶縁油が充填される内部金属管と、を有する補修用油浸絶縁ケーブルを用意する用意工程と、
前記パイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの前記ケーブルコアの一部に地絡事故が生じたときに、補修対象の該ケーブルコアの一部を除去する除去工程と、
前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記補修用油浸絶縁ケーブルを前記外部鋼管内に挿通させる挿通工程と、
補修対象の前記ケーブルコアの一部を前記補修用ケーブルコアに置き換え、前記ケーブルコアの他部に該補修用ケーブルコアを接続する接続工程と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法。
まず、POFケーブルの補修に関して、発明者が得た知見の詳細を説明する。
(1)パイプタイプ油浸絶縁ケーブル
本発明の一実施形態に係るパイプタイプ油浸絶縁ケーブルについて、図1〜図4を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るパイプタイプ油浸絶縁ケーブルを軸方向に直交する方向から見た模式的側面図である。なお、図1の一部は、断面図となっている。また、図1において、図の簡略化のため、後述する補修用OFケーブル20の油通路250および介在260等を省略している。図2は、図1のA−A’線断面図である。また、図3は、図1のB−B’線断面図である。図4は、油仮止め栓を示す模式図である。なお、図4の一部は、断面図となっている。
図1および図2に示すように、POFケーブル10の正常部分は、例えば、ケーブルコア(OFケーブルコア)100と、外部鋼管320と、を有している。
図1および図3に示すように、POFケーブル10の補修部分では、補修対象のケーブルコア100の一部(事故点のケーブルコア100)が補修用油浸絶縁ケーブル(補修用OFケーブル)20に置き換えられている。補修用OFケーブル20は、例えば、補修用ケーブルコア(補修用OFケーブルコア)200と、油通路250と、介在260と、内部金属管340と、油仮止め栓500と、を有している。
上述のような構成を有する補修用OFケーブル20のうちの3つの補修用ケーブルコア200のそれぞれは、事故点を含む3つのケーブルコア100のそれぞれの一部と置き換えられ、ジョイント(コア接続部)400を介して、3つのケーブルコア100のぞれぞれの他部(正常部)に接続されている。
具体的な各寸法としては、外部鋼管320の外径は、例えば、5inch以上10inch以下であり、外部鋼管320の厚さは、例えば、1/8インチ以上1/2インチ以下である。ケーブルコア100の導体110の外径は、例えば、15mm以上55mm以下である。ケーブルコア100の外径は、例えば、40mm以上110mm以下である。
次に、図1、図5〜図9を用い、本実施形態に係るパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法について説明する。図5は、本実施形態に係るパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法を示すフローチャートである。なお、ステップをSと略して用いる。図6は、本実施形態に係る補修油浸絶縁ケーブルを軸方向に直交する方向から見た模式的側面図である。図7は、図6のC−C’線断面図である。図8は、地絡が生じたパイプタイプ油浸絶縁ケーブルを軸方向に直交する方向から見た模式的側面図である。図9は、挿通工程において一端に油仮止め栓を接続し他端にプリングアイを接続した状態の補修用油浸絶縁ケーブルを軸方向に直交する方向から見た模式的側面図である。図10は、挿通工程において両端に油仮止め栓を接続した状態の補修用油浸絶縁ケーブルを軸方向に直交する方向から見た模式的側面図である。なお、図6、図8、図9、および図10の一部は、断面図となっている。また、図6、図9、および図10において、図の簡略化のため、補修用OFケーブル20の油通路250および介在260等を省略している。
まず、図6および図7に示すように、補修用OFケーブル20を用意する。具体的には、まず、導体210の外周を覆うように、導体遮蔽層220、油浸絶縁紙230、および絶縁遮蔽層240をこの順で巻回する。これにより、補修用ケーブルコア200を形成する。そして、3つの補修用ケーブルコア200(200a〜200c)を螺旋状に撚り合わせる。そして、3つの補修用ケーブルコア200の外側に沿うように油通路250を配置する。そして、3つの補修用ケーブルコア200および油通路250によって形成される外接包絡線内の隙間を埋めるように介在260を巻回する。そして、介在260に覆われた3つの補修用ケーブルコア200の外周を覆うように、内部金属管340を押出被覆する。なお、内部金属管340の外周を覆うように、該内部金属管340の摩擦を低減する摩擦低減層342を設けてもよい。被覆層は、例えば、ラップシートやポリエチレン被覆により構成される。このようにして得られた補修用OFケーブル20は、内部金属管340内に3つの補修用ケーブルコア200が挿通された状態で、ドラム(不図示)に巻きつけられる。なお、補修用OFケーブル20をドラムに巻きつける際には、内部金属管340の表面(摩擦低減層342の表面)に油を塗布しておく。このとき、上記のように内部金属管340の外周を覆うように摩擦低減層342を設けることにより、ドラムに巻きつけられた補修用OFケーブル20同士がそれらの重みで互いにくっつくことを抑制することができる。
次に、既存のPOFケーブル10を通電させ、所定の地絡判定方法を用い、既存のPOFケーブル10のケーブルコア100に地絡事故が生じたか否かを判定する。POFケーブル10のケーブルコア100に事故点が発生していないとき(S120でNo)、事故判定を継続する。
まず、POFケーブル10の通電を停止し、事故点APを含む区間における絶縁油40の加圧および循環を停止する。次に、POFケーブル10における事故点APの場所を特定する。次に、事故点APを含む区間の絶縁油40を排出する。そして、事故点APを含む区間の両端のそれぞれにおいて外部鋼管320を取り外して所定の位置にずらし(例えばマンホール(不図示)側にずらし)、事故点APを含む区間の両端のそれぞれにおいてケーブルコア100の一部を露出させる。そして、事故点APを含む区間の両端のそれぞれにおいてケーブルコア100の一部を切断する。そして、事故点APを含む区間のケーブルコア100を外部鋼管320内から引き出して除去する。このとき、事故点APを含む区間において、事故相のケーブルコア100とともに、2つの健全相のケーブルコア100も除去する。
次に、ケーブルコア100が除去された区間(以下、補修区間)の外部鋼管320内に、補修用OFケーブル20を挿通させる。具体的には、まず、補修区間の一端に接続されるマンホール(不図示)側の地上において、補修用OFケーブル20が巻きつけられたドラムを設置し、該マンホール内に、補修用OFケーブル20を滑らかに移動させるケーブルフィードチューブ(不図示)を設置する。一方で、補修区間の他端に接続されるマンホール(不図示)側の地上において、ウインチ(不図示)を設置する。次に、補修用OFケーブル20に接続したプリングアイ700bの先端にアイナット(不図示)を取り付け、該アイナットにワイヤ(不図示)を接続し、ワイヤを介してプリングアイ700bとウインチとを接続する。次に、ウインチによってワイヤを牽引することで、補修区間の外部鋼管320内に外部鋼管320の軸方向に補修用OFケーブル20を牽引する。これにより、補修区間の外部鋼管320内に補修用OFケーブル20を挿通させる。このとき、補修用OFケーブル20は、内部金属管340内に補修用ケーブルコア200が挿通された状態で、外部鋼管320内に挿通される。また、このとき、内部金属管340の外周に設けられていた摩擦低減層342がラップシートである場合には、摩擦低減層342を内部金属管340から剥がしながら、補修用OFケーブル20を挿通させる。なお、摩擦低減層342がポリエチレン被覆である場合には、摩擦低減層342が内部金属管340の外周に設けられたまま、補修用OFケーブル20を挿通させる。その後、プリングアイ700bの先端に接続されていたアイナットを取り外す。
次に、従来からケーブルコア100同士の接続に用いられてきたジョイントと同様のジョイント400を介して、補修用ケーブルコア200a〜200cのそれぞれを、ケーブルコア100a〜100cのぞれぞれの正常部に接続する。具体的には、まず、油仮止め栓500の貫通口540から突出した補修用ケーブルコア200a〜200cを別々に取り扱うことにより、圧縮スリーブを介して、補修用ケーブルコア200a〜200cのそれぞれの導体210と、ケーブルコア100a〜100cのそれぞれの正常部の導体110と、を圧縮接続する。次に、圧縮スリーブの外周を覆うように、油浸絶縁紙を巻回する。これにより、圧縮スリーブおよび油浸絶縁紙によってジョイント400が形成される。その結果、補修用ケーブルコア200a〜200cのそれぞれが、ジョイント400を介して、ケーブルコア100a〜100cのぞれぞれの正常部に接続される。なお、この処理を補修区間の両端のそれぞれにおいて行う。上記接続作業は、通常のPOFケーブルの補修方法での接続作業と全く同じである。
本実施形態によれば、以下に示す1つ又は複数の効果を奏する。
以上、本発明の実施形態および変形例について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態および変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
以下、本発明の好ましい態様を付記する。
本発明の一態様によれば、
導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有し、前記ケーブルコアの一部が補修されるパイプタイプ油浸絶縁ケーブルであって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、
前記補修用ケーブルコアが挿通され、前記絶縁油が充填される内部金属管と、を有する補修用油浸絶縁ケーブルを備え、
前記補修用油浸絶縁ケーブルは、前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通され、
前記補修用ケーブルコアは、補修対象の前記ケーブルコアの一部と置き換えられ、前記ケーブルコアの他部に接続されるパイプタイプ油浸絶縁ケーブルが提供される。
付記1に記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブルであって、好ましくは、
前記補修用油浸絶縁ケーブルは、前記補修用ケーブルコアを貫通させた状態で、前記内部金属管の端部を塞ぐ油仮止め栓を有する。
付記2に記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブルであって、好ましくは、
前記油仮止め栓は、前記内部金属管内に前記絶縁油を供給する給油管を有し、
前記給油管は、前記外部鋼管内で開放され、前記内部金属管内および前記外部鋼管内に相互に前記絶縁油を流通させるよう構成される。
付記1〜3のいずれかに記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブルであって、好ましくは、
前記ケーブルコアは、前記外部鋼管内に複数設けられ、
前記補修用油浸絶縁ケーブルは、前記複数のケーブルコアのそれぞれに対応するように前記補修用ケーブルコアを複数有し、前記内部金属管内に前記複数の補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通される。
本発明の他の態様によれば、
導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの、前記ケーブルコアの一部を補修する補修用油浸絶縁ケーブルであって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、
前記補修用ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される内部金属管と、を有し、
前記パイプタイプ油浸絶縁ケーブルを補修するときに、
前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通され、
前記補修用ケーブルコアは、補修対象の前記ケーブルコアの一部と置き換えられ、前記ケーブルコアの他部に接続される補修用油浸絶縁ケーブルが提供される。
本発明の更に他の態様によれば、
付記5に記載の補修用油浸絶縁ケーブルの前記内部金属管に接続され、前記ケーブルコアを貫通させた状態で、前記内部金属管の端部を塞ぐよう構成される油仮止め栓であって、
前記内部金属管内に前記絶縁油を供給する給油管を有し、
前記給油管は、前記外部鋼管内で開放され、前記補修用油浸絶縁ケーブルの前記内部金属管内および前記油浸絶縁ケーブルの前記外部鋼管内に相互に前記絶縁油を流通させるよう構成される油仮止め栓が提供される。
本発明の更に他の態様によれば、
導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの、前記ケーブルコアの一部を補修するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法であって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、前記補修用ケーブルコアが挿通され、前記絶縁油が充填される内部金属管と、を有する補修用油浸絶縁ケーブルを用意する用意工程と、
前記パイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの前記ケーブルコアの一部に地絡事故が生じたときに、補修対象の該ケーブルコアの一部を除去する除去工程と、
前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記補修用油浸絶縁ケーブルを前記外部鋼管内に挿通させる挿通工程と、
補修対象の前記ケーブルコアの一部を前記補修用ケーブルコアに置き換え、前記ケーブルコアの他部に該補修用ケーブルコアを接続する接続工程と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法が提供される。
付記7に記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法であって、好ましくは、
前記挿通工程は、
前記補修用油浸絶縁ケーブルの前記内部金属管に油仮止め栓を接続し、該油仮止め栓によって、前記補修用ケーブルコアを貫通させた状態で前記内部金属管の端部を塞ぐ工程を有する。
付記8に記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法であって、好ましくは、
前記挿通工程は、
前記油仮止め栓に設けられる給油管を介して前記内部金属管内に前記絶縁油を供給する工程を有し、
前記接続工程では、
前記給油管を前記外部鋼管内で開放し、前記給油管を介して前記内部金属管内および前記外部鋼管内に相互に前記絶縁油を流通させる。
付記7〜9のいずれかに記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法であって、好ましくは、
前記用意工程では、
前記内部金属管の外周を覆うように、該内部金属管の摩擦を低減する摩擦低減層を設けた状態で、前記補修用油浸絶縁ケーブルをドラムに巻きつける。
20 補修用OFケーブル
40 絶縁油
100,100a〜100c ケーブルコア
110 導体
120 バインダテープ
130 カーボン紙
140 油浸絶縁紙
150 絶縁遮蔽層
160 防湿層
170 スキッドワイヤ
200,200a〜200c 補修用ケーブルコア
210 導体
220 導体遮蔽層
230 油浸絶縁紙
240 絶縁遮蔽層
250 油通路
260 介在
320 外部鋼管
340 内部金属管
342 摩擦低減層
400 ジョイント
500,500a,500b 油仮止め栓
520,520a,520b 栓本体部
540,540a,540b 貫通口
560,560a,560b 給油管
600,600a 封止栓
620,620a 封止栓側給油コネクタ
700,700b プリングアイ
720,720b 導体挿入孔
740,740b 給油孔
760,760b プリングアイ側給油コネクタ
820 給油タンク
840 タンク側配管
860 真空ポンプ
880 真空配管
Claims (7)
- 導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有し、前記ケーブルコアの一部が補修されるパイプタイプ油浸絶縁ケーブルであって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、
前記補修用ケーブルコアが挿通され、前記絶縁油が充填される内部金属管と、を有する補修用油浸絶縁ケーブルを備え、
前記補修用油浸絶縁ケーブルは、前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通され、
前記補修用ケーブルコアは、補修対象の前記ケーブルコアの一部と置き換えられ、前記ケーブルコアの他部に接続されるパイプタイプ油浸絶縁ケーブル。 - 前記補修用油浸絶縁ケーブルは、前記補修用ケーブルコアを貫通させた状態で、前記内部金属管の端部を塞ぐ油仮止め栓を有する請求項1に記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブル。
- 前記油仮止め栓は、前記内部金属管内に前記絶縁油を供給する給油管を有し、
前記給油管は、前記外部鋼管内で開放され、前記内部金属管内および前記外部鋼管内に相互に前記絶縁油を流通させるよう構成される請求項2に記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブル。 - 前記ケーブルコアは、前記外部鋼管内に複数設けられ、
前記補修用油浸絶縁ケーブルは、前記複数のケーブルコアのそれぞれに対応するように前記補修用ケーブルコアを複数有し、前記内部金属管内に前記複数の補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通される請求項1〜3のいずれか1項に記載のパイプタイプ油浸絶縁ケーブル。 - 導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの、前記ケーブルコアの一部を補修する補修用油浸絶縁ケーブルであって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、
前記補修用ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される内部金属管と、を有し、
前記パイプタイプ油浸絶縁ケーブルを補修するときに、
前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記外部鋼管内に挿通され、
前記補修用ケーブルコアは、補修対象の前記ケーブルコアの一部と置き換えられ、前記ケーブルコアの他部に接続される補修用油浸絶縁ケーブル。 - 請求項5に記載の補修用油浸絶縁ケーブルの前記内部金属管に接続され、前記ケーブルコアを貫通させた状態で、前記内部金属管の端部を塞ぐよう構成される油仮止め栓であって、
前記内部金属管内に前記絶縁油を供給する給油管を有し、
前記給油管は、前記外部鋼管内で開放され、前記補修用油浸絶縁ケーブルの前記内部金属管内および前記パイプタイプ油浸絶縁ケーブルの前記外部鋼管内に相互に前記絶縁油を流通させるよう構成される油仮止め栓。 - 導体の外周を覆うように油浸絶縁紙が巻回されるケーブルコアと、前記ケーブルコアが挿通され、絶縁油が充填される外部鋼管と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの、前記ケーブルコアの一部を補修するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法であって、
前記ケーブルコアに対応するよう構成される補修用ケーブルコアと、前記補修用ケーブルコアが挿通され、前記絶縁油が充填される内部金属管と、を有する補修用油浸絶縁ケーブルを用意する用意工程と、
前記パイプタイプ油浸絶縁ケーブルのうちの前記ケーブルコアの一部に地絡事故が生じたときに、補修対象の該ケーブルコアの一部を除去する除去工程と、
前記内部金属管内に前記補修用ケーブルコアが挿通された状態で、前記補修用油浸絶縁ケーブルを前記外部鋼管内に挿通させる挿通工程と、
補修対象の前記ケーブルコアの一部を前記補修用ケーブルコアに置き換え、前記ケーブルコアの他部に該補修用ケーブルコアを接続する接続工程と、を有するパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016154273A JP6341240B2 (ja) | 2016-08-05 | 2016-08-05 | パイプタイプ油浸絶縁ケーブル、補修用油浸絶縁ケーブル、油仮止め栓、およびパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016154273A JP6341240B2 (ja) | 2016-08-05 | 2016-08-05 | パイプタイプ油浸絶縁ケーブル、補修用油浸絶縁ケーブル、油仮止め栓、およびパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018022646A JP2018022646A (ja) | 2018-02-08 |
JP6341240B2 true JP6341240B2 (ja) | 2018-06-13 |
Family
ID=61165755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016154273A Expired - Fee Related JP6341240B2 (ja) | 2016-08-05 | 2016-08-05 | パイプタイプ油浸絶縁ケーブル、補修用油浸絶縁ケーブル、油仮止め栓、およびパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6341240B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108336684B (zh) * | 2018-04-11 | 2023-05-26 | 广东电网有限责任公司 | 一种电缆外护套管内故障修复模具及修复方法 |
CN112909847B (zh) * | 2021-01-18 | 2022-08-09 | 国网上海市电力公司 | 一种电力保护套管焊疤清除装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT962363B (it) * | 1972-07-03 | 1973-12-20 | Pirelli | Perfezionamenti ai cavi elettrici sottomarini del tipo ad olio fluido |
JPS60257711A (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-19 | 株式会社フジクラ | 油入型ケ−ブルの油止め方法 |
-
2016
- 2016-08-05 JP JP2016154273A patent/JP6341240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018022646A (ja) | 2018-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3024627B2 (ja) | 海底ソリッドケーブル | |
JP5369507B2 (ja) | 海底ソリッドケーブルの製造方法及び海底ソリッドケーブル | |
KR101102100B1 (ko) | 광섬유 복합 전력케이블 | |
JP6341240B2 (ja) | パイプタイプ油浸絶縁ケーブル、補修用油浸絶縁ケーブル、油仮止め栓、およびパイプタイプ油浸絶縁ケーブルの補修方法 | |
CN101211680B (zh) | 一种光纤复合电力海底充油电缆 | |
JP5146247B2 (ja) | ソリッドケーブルの中間接続構造 | |
US11049631B2 (en) | Power cable | |
US10361012B2 (en) | Downhole cable with integrated non-metallic tube | |
GB2538549A (en) | Joining lined pipe sections | |
CN201000789Y (zh) | 一种光纤复合电力海底充油电缆 | |
JP2010104122A (ja) | ソリッドケーブルの中間接続構造 | |
KR102230586B1 (ko) | 절연유 함침 케이블용 접속함 주유시스템 | |
KR102216121B1 (ko) | 전력 케이블용 중간접속함을 이용한 직류 전력케이블 중간접속 시스템 및 직류 전력케이블 접속 방법 | |
US2253984A (en) | Gas filled cable and method of making the same | |
KR20150097364A (ko) | 고점도 절연유 함침 케이블 및 그 접속방법 | |
US2222718A (en) | Joint for high tension cables | |
JP3429234B2 (ja) | 直流送電線路 | |
JP2010104177A (ja) | ソリッドケーブルの中間接続構造 | |
KR20200090379A (ko) | 전력 케이블의 중간접속함 압력 보상장치 및 이를 구비하는 전력 케이블 중간접속 시스템 | |
EP3663622B1 (en) | Umbilical with semiconductive outer sheath | |
KR102258894B1 (ko) | 고점도 절연유 함침 케이블의 중간접속함 | |
JP6800437B1 (ja) | ソリッドケーブル、送電線路、及びソリッドケーブルの製造方法 | |
KR102608270B1 (ko) | 절연유 함침 케이블용 접속함 주유시스템 및 방법 | |
CN210295991U (zh) | 一种耐高温防腐圆形潜油泵电缆 | |
JP3429233B2 (ja) | 直流海底ソリッドケーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180320 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180417 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180430 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6341240 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |