JP6339122B2 - フェムト支援アクティブハンドインを可能にするためにターゲットフェムトセルを一意に識別すること - Google Patents

フェムト支援アクティブハンドインを可能にするためにターゲットフェムトセルを一意に識別すること Download PDF

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、すべての目的のために、本明細書において全体が記載されるかのように、参照により本明細書に組み込まれる、2010年4月23日に出願された「METHOD FOR UNIQUELY IDENTIFYING TARGET FEMOCELL TO FACILITATE FAP ASSISTED ACTIVE HAND-IN」と題する同時係属米国仮出願第61/327,445号の優先権を主張する。
様々な形態のネットワークによって行われる情報通信は、今日、世界中で広く使用されている。たとえば、ボイスおよび/またはデータを搬送するために、ワイヤレスおよびワイヤラインリンクを使用して通信している複数のノードを有するネットワークが使用される。そのようなネットワークのノードは、コンピュータ、携帯情報端末(PDA)、電話、サーバ、ルータ、スイッチ、マルチプレクサ、モデム、無線、アクセスポイント、基地局などであり得る。セルラーフォン、PDA、ラップトップコンピュータなど、(ユーザ機器(UE)またはアクセス端末(AT)とも呼ばれる)多くのクライアントデバイスノードはモバイルであり、したがって、いくつかの異なるインターフェースを通してネットワークと接続し得る。
モバイルクライアントデバイスは、(本明細書ではまとめてアクセスポイントと呼ぶ)基地局、アクセスポイント、ワイヤレスルータなどを介してネットワークとワイヤレスに接続し得る。モバイルクライアントデバイスは、比較的長い時間期間の間そのようなアクセスポイントのサービスエリア内に残り得る(アクセスポイントに「キャンプオン」されていると呼ばれる)か、またはアクセスポイントサービスエリアを通って比較的迅速に進み得、アクセスポイントとの関連付けが変更されたとき、通信セッションを維持するためまたはアイドルモード動作のために、セルラーハンドオフ技法または再選択技法が使用される。
利用可能なスペクトル、帯域幅、容量などに関する問題により、特定のクライアントデバイスとアクセスポイントとの間のネットワークインターフェースが利用不可能または不適切になり得る。その上、シャドーイング、マルチパスフェージング、干渉など、ワイヤレス信号伝搬に関する問題により、特定のクライアントデバイスとアクセスポイントとの間のネットワークインターフェースが利用不可能または不適切になり得る。
セルラーネットワークは、サービスエリア内で所望の帯域幅と容量とワイヤレス通信カバレージとを与えるために、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、およびフェムトセルなど、様々なセルタイプの使用を採用した。たとえば、フェムトセルの使用は、しばしば、ネットワークカバレージが不十分なエリア(たとえば、建築物の内部)においてワイヤレス通信を行うこと、増加したネットワーク容量を与えること、バックホールのためにブロードバンドネットワーク容量を利用することなどのために望ましい。
本開示は、モバイルアクセス端末のためのアクティブマクロ通信のマクロセルフェムトセル間ハンドインをサポートするためのシステムおよび方法を対象とする。フェムトセルが、(たとえば、フェムトプロキシシステムの一部としてフェムトセルと統合された帯域外無線によって確立される帯域外リンクを使用して)それの近傍にあるアクセス端末を検出する。それの近傍にあるアクセス端末を検出すると、フェムトセルは、アクセス端末を、マクロネットワークと通信しているコアネットワーク中に配設されたフェムトコンバージェンスシステム(たとえば、フェムトコンバージェンスサーバまたは他のタイプのインターフェースゲートウェイ)に事前登録するためにOOB存在インジケータを通信する。フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークから事前登録されたアクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信したとき、フェムトコンバージェンスシステムは、OOB存在指示に従ってハンドインのために使用すべき適切なフェムトセルを確実に判断することが可能である。
マクロセルフェムトセル間ハンドインのための例示的な方法は、フェムトプロキシシステムを用いて、フェムトプロキシシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたアクセス端末を検出することであって、フェムトプロキシシステムが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークに通信可能に結合された帯域外(OOB)フェムトプロキシとフェムトセルとを含む、検出することと、OOB通信リンクを介してOOBフェムトプロキシを使用してアクセス端末に対応するOOB識別子を検出することと、OOB識別子と、マクロネットワーク上のアクセス端末を識別するセル識別子との間のマッピングに従って、セル識別子を判断することと、フェムトセルからフェムトコンバージェンスシステムに、フェムトセルへのアクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、マクロセルからフェムトセルへのハンドインのためにアクセス端末を登録することとを含む。
いくつかのそのような方法によれば、フェムトプロキシシステムの近傍にあるアクセス端末を検出することは、OOB通信リンクを介してOOBフェムトプロキシを使用してアクセス端末をページングすることと、OOB通信リンクを介してOOBフェムトプロキシを使用してアクセス端末からのページングへの応答を検出することであって、応答がアクセス端末のOOB識別子を含む、検出することとを含む。同じくまたは代替的に、フェムトプロキシシステムの近傍にあるアクセス端末を検出することは、OOB通信リンクを介してOOBフェムトプロキシを使用してアクセス端末からネットワークアドレスについての要求を受信することであって、要求がアクセス端末のOOB識別子を含み、サブネットの一部として配設されたOOBフェムトプロキシがフェムトセルを含む、受信することと、ネットワークアドレスについての要求をフェムトセルに通信することとを含む。たとえば、ネットワークアドレスについての要求は動的ホスト構成プロトコル(DHCP)要求であり、アクセス端末のOOB識別子はMACアドレスであり、ネットワークアドレスについての要求をフェムトセルに通信することは、要求が少なくともフェムトセルによって受信されるように、DHCP要求をサブネットにブロードキャストすることを含む。
他のそのような方法によれば、セル識別子を判断することは、OOB識別子とセル識別子との間のマッピングに従ってセル識別子を判断するためにフェムトプロキシシステムを使用することを含み、マッピングはフェムトプロキシシステムにおいて維持され、OOB存在指示を通信することは、OOB存在指示の一部としてアクセス端末のセル識別子を通信することを含む。同じくまたは代替的に、セル識別子を判断することは、OOB識別子とセル識別子との間のマッピングに従ってセル識別子を判断するためにフェムトコンバージェンスシステムを使用することを含み、マッピングはフェムトコンバージェンスシステムにおいて維持され、OOB存在指示を通信することは、OOB存在指示の一部としてアクセス端末のOOB識別子を通信することを含む。
いくつかの実施形態では、本方法は、フェムトプロキシシステムを用いて、アクセス端末がフェムトセルを介してマクロネットワークにアクセスすることを許可されるかどうかを判断することをさらに含み、OOB識別子を検出することは、アクセス端末がフェムトセルを介してマクロネットワークにアクセスすることを許可されるときのみ実行される。たとえば、本方法は、フェムトセルを介してマクロネットワークにアクセスすることを許可されるアクセス端末に対応するセル識別子のリストを含むアクセス制御リストをフェムトプロキシシステムにおいて維持することをさらに含み得、アクセス端末がフェムトセルを介してマクロネットワークにアクセスすることを許可されるかどうかを判断することは、アクセス制御リストに従って、アクセス端末がフェムトセルを介してマクロネットワークにアクセスすることを許可されるかどうかを判断することを含む。
いくつかのそのような方法は、フェムトセルにおいて、フェムトコンバージェンスシステムからアクセス端末についてのハンドオフ要求を受信することをさらに含み、ハンドオフ要求は、マクロネットワークとのアクティブ通信をマクロセルからフェムトセルにハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成され、マクロセルを介してアクセス端末から受信された測定メッセージに従ってマクロネットワークによって生成され、アクセス端末の登録に従ってフェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークからフェムトセルに通信される。たとえば、ハンドオフ要求は、マクロセルからフェムトセルへのハンドインのためにアクセス端末を登録した後に受信される。代替的に、ハンドオフ要求は、マクロセルからフェムトセルへのハンドインのためにアクセス端末を登録するより前に受信され、アクセス端末を検出することは、ハンドオフ要求を受信したことに応答してアクセス端末を検出することを含む。たとえば、ハンドオフ要求を受信したことに応答してアクセス端末を検出することは、アクセス端末のOOB識別子に従ってOOB通信リンクを介してアクセス端末を検出するようにOOBフェムトプロキシに指示すること(たとえば、アクセス端末の固定パブリック識別子に従ってアクセス端末を検出するために逆方向リンク感知を使用すること、および/または、アクセス端末の固定パブリック識別子に従ってアクセス端末を検出するために逆方向リンク感知を使用することであって、フェムトプロキシシステムにおいて維持されるマッピングが、さらに、アクセス端末のOOB識別子と、セル識別子と、固定パブリック識別子との間のマッピングである、逆方向リンク感知を使用すること)を含む。
同じくまたは代替的に、本方法は、アクセス端末と、フェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクの損失を検出することと、OOB通信リンクの損失を検出したことに従ってアクセス端末を登録解除することとを含み得る。いくつかの実施形態では、OOB存在指示は、登録時間に対応するタイムスタンプを含む。さらに、いくつかの実施形態では、フェムトプロキシシステムを用いて、フェムトプロキシシステムの近傍にあるアクセス端末を検出することは、OOB通信リンクを介してフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシを使用してアクセス端末のOOBサブシステムを検出することを含む。
例示的なフェムトプロキシシステムは、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークに通信可能に結合され、アクセス端末にマクロネットワークアクセスを与えるように構成されたフェムトセルと、フェムトセルに通信可能に結合され、OOB通信リンクを介してアクセス端末と通信するように構成された帯域外(OOB)フェムトプロキシと、フェムトセルとOOBフェムトプロキシとに通信可能に結合された通信管理サブシステムであって、通信管理サブシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合された近接アクセス端末を検出することと、OOB通信リンクを介してOOBフェムトプロキシを使用して近接アクセス端末のOOB識別子を検出することと、フェムトセルからフェムトコンバージェンスシステムに、フェムトセルへの近接アクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、マクロセルからフェムトセルへのハンドインのために近接アクセス端末を登録することとを行うように構成された通信管理サブシステムとを含む。
いくつかのそのようなフェムトプロキシシステムは、いくつかの許可されたアクセス端末の各々について、許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持するように構成されたデータストアであって、近接アクセス端末が許可されたアクセス端末のうちの1つである、データストアをさらに含み、通信管理サブシステムは、データストアにおいて維持されるマッピングに従って近接アクセス端末のセル識別子を判断するようにさらに構成され、OOB存在指示を通信することは、アクセス端末のセル識別子をフェムトコンバージェンスシステムに通信することを含む。
フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたフェムトセルと、OOB通信リンクを介して通信するように構成された帯域外(OOB)フェムトプロキシとを有するフェムトプロキシシステムにおけるマクロセルフェムトセル間ハンドインのための例示的なプロセッサは、通信管理サブシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合された近接アクセス端末を検出することと、OOB通信リンクを介してOOBフェムトプロキシを使用して近接アクセス端末のOOB識別子を検出することと、フェムトセルからフェムトコンバージェンスシステムに、フェムトセルへの近接アクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、マクロセルからフェムトセルへのハンドインのために近接アクセス端末を登録することとを行うように構成された通信管理コントローラを含む。
いくつかのそのようなプロセッサは、いくつかの許可されたアクセス端末の各々について、許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持するように構成されたデータストアと通信しているマッピングコントローラであって、近接アクセス端末が許可されたアクセス端末のうちの1つであり、マッピングコントローラが、マッピングに従って近接アクセス端末のセル識別子を判断するように構成された、マッピングコントローラをさらに含み、OOB存在指示を通信することは、近接アクセス端末のセル識別子をフェムトコンバージェンスシステムに通信することを含む。
例示的なコンピュータプログラム製品はプロセッサ可読媒体上に常駐し、実行されると、プロセッサに、フェムトプロキシシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたアクセス端末を検出することであって、フェムトプロキシシステムが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークに通信可能に結合された帯域外(OOB)フェムトプロキシとフェムトセルとを含む、検出することと、OOB通信リンクを介してアクセス端末に対応するOOB識別子を検出するようにOOBフェムトプロキシに指示することと、フェムトセルからフェムトコンバージェンスシステムに、フェムトセルへのアクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、マクロセルからフェムトセルへのハンドインのためにアクセス端末を登録するようにフェムトセルに指示することとを含むステップを実行させるプロセッサ可読命令を有する。
いくつかのそのようなコンピュータプログラム製品によれば、プロセッサ可読命令は、実行されると、プロセッサに、プロセッサと通信しているデータストアにおいて、いくつかの許可されたアクセス端末の各々について、許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持することであって、アクセス端末が許可されたアクセス端末のうちの1つである、維持することと、マッピングに従って、近接アクセス端末のセル識別子を判断することとをさらに含むステップを実行させ、OOB存在指示を通信することは、フェムトコンバージェンスシステムにアクセス端末のセル識別子を通信することを含む。
マクロセルフェムトセル間ハンドインのための別の例示的なシステムは、フェムトプロキシシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたアクセス端末を検出するための手段であって、フェムトプロキシシステムが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークに通信可能に結合された帯域外(OOB)フェムトプロキシとフェムトセルとを含む、検出するための手段と、OOB通信リンクを介してアクセス端末に対応するOOB識別子を検出するようにOOBフェムトプロキシに指示するための手段と、フェムトセルからフェムトコンバージェンスシステムに、フェムトセルへのアクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、マクロセルからフェムトセルへのハンドインのためにアクセス端末を登録するようにフェムトセルに指示するための手段とを含む。
いくつかのそのようなシステムは、プロセッサと通信しているデータストアにおいて、いくつかの許可されたアクセス端末の各々について、許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持するための手段であって、アクセス端末が許可されたアクセス端末のうちの1つである、維持するための手段と、マッピングに従って、近接アクセス端末のセル識別子を判断するための手段とをさらに含み、OOB存在指示を通信することは、フェムトコンバージェンスシステムにアクセス端末のセル識別子を通信することを含む。
マクロセルフェムトセル間ハンドインのための別の例示的な方法は、フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロネットワークとのアクティブ通信をマクロセルから指定されたフェムトセルにハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信することであって、指定されたフェムトセルが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークと通信しているいくつかのフェムトセルのうちの1つであり、いくつかのフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能であり、ハンドオフ要求が、アクセス端末のセル識別子と、指定されたフェムトセルの第1のフェムトセル識別子とを含む、受信することと、フェムトコンバージェンスシステムを用いて、いくつかのフェムトセルのいずれかがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したかどうかを判断することと、いくつかのフェムトセルのうちの登録フェムトセルがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、いくつかのフェムトセルのいずれもハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録しなかったとき、ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、いくつかのフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、候補フェムトセルのセットの各々に、それの近傍にあるアクセス端末を検出するように指示することと、候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍にアクセス端末があるという指示を受信することと、指定されたフェムトセルが成功したフェムトセルであると判断することと、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、フェムトコンバージェンスシステムから指定されたフェムトセルにハンドオフ要求を通信することとを含む。
例示的なフェムトコンバージェンスシステムは、マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムと、マクロネットワークの一部として構成されたいくつかのフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムであって、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能である、フェムトインターフェースサブシステムと、マクロインターフェースサブシステムとフェムトインターフェースサブシステムとに通信可能に結合された通信管理サブシステムであって、マクロセルからいくつかのフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルにマクロネットワークとのアクティブ通信をハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信することであって、ハンドオフ要求が、アクセス端末のセル識別子と指定されたフェムトセルの第1のフェムトセル識別子とを含む、受信することと、いくつかのフェムトセルのいずれかがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したかどうかを判断することと、いくつかのフェムトセルのうちの登録フェムトセルがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、いくつかのフェムトセルのいずれもハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録しなかったとき、ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、いくつかのフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、候補フェムトセルのセットの各々に、それの近傍にあるアクセス端末を検出するように指示することと、候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍にアクセス端末があるという指示を受信することと、指定されたフェムトセルが成功したフェムトセルであると判断することと、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、フェムトコンバージェンスシステムから指定されたフェムトセルにハンドオフ要求を通信することとを含む。
フェムトコンバージェンスシステムにおけるマクロセルフェムトセル間ハンドインのための例示的なプロセッサであって、フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムを含み、フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークの一部として構成されたいくつかのフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムを含み、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能である、例示的なプロセッサは、マクロセルからいくつかのフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルにマクロネットワークとのアクティブ通信をハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信することであって、ハンドオフ要求が、アクセス端末のセル識別子と指定されたフェムトセルの第1のフェムトセル識別子とを含む、受信することと、いくつかのフェムトセルのいずれかがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したかどうかを判断することと、いくつかのフェムトセルのうちの登録フェムトセルがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、いくつかのフェムトセルのいずれもハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録しなかったとき、ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、いくつかのフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、候補フェムトセルのセットの各々に、それの近傍にあるアクセス端末を検出するように指示することと、候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍にアクセス端末があるという指示を受信することと、指定されたフェムトセルが成功したフェムトセルであると判断することと、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、フェムトコンバージェンスシステムから成功したフェムトセルへのハンドオフ要求の通信を指示することとを行うように構成された通信管理コントローラを含む。
例示的なコンピュータプログラム製品は、フェムトコンバージェンスシステムに配設されたプロセッサ可読媒体上に常駐し、実行されると、プロセッサに、マクロネットワークとのアクティブ通信をマクロセルから指定されたフェムトセルにハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信することであって、指定されたフェムトセルが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークと通信しているいくつかのフェムトセルのうちの1つであり、いくつかのフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能であり、ハンドオフ要求が、アクセス端末のセル識別子と、指定されたフェムトセルの第1のフェムトセル識別子とを含む、受信することと、いくつかのフェムトセルのいずれかがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したかどうかを判断することと、いくつかのフェムトセルのうちの登録フェムトセルがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、いくつかのフェムトセルのいずれもハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録しなかったとき、ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、いくつかのフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、候補フェムトセルのセットの各々に、それの近傍にあるアクセス端末を検出するように指示することと、候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍にアクセス端末があるという指示を受信することと、指定されたフェムトセルが成功したフェムトセルであると判断することと、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、フェムトコンバージェンスシステムから成功したフェムトセルへのハンドオフ要求の通信を指示することとを含むステップを実行させるプロセッサ可読命令を含む。
マクロセルフェムトセル間ハンドインのための別の例示的なシステムは、フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロネットワークとのアクティブ通信をマクロセルから指定されたフェムトセルにハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信するための手段であって、指定されたフェムトセルが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークと通信しているいくつかのフェムトセルのうちの1つであり、いくつかのフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能であり、ハンドオフ要求が、アクセス端末のセル識別子と、指定されたフェムトセルの第1のフェムトセル識別子とを含む、受信するための手段と、フェムトコンバージェンスシステムを用いて、いくつかのフェムトセルのいずれかがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したかどうかを判断するための手段と、いくつかのフェムトセルのうちの登録フェムトセルがハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録したとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断するための手段と、いくつかのフェムトセルのいずれもハンドオフ要求を受信するより前にアクセス端末を登録しなかったとき、ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、いくつかのフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断するための手段と、候補フェムトセルのセットの各々に、それの近傍にあるアクセス端末を検出するように指示するための手段と、候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍にアクセス端末があるという指示を受信するための手段と、指定されたフェムトセルが成功したフェムトセルであると判断するための手段と、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、フェムトコンバージェンスシステムから指定されたフェムトセルにハンドオフ要求を通信するための手段とを含む。
マクロセルフェムトセル間ハンドインのための別の例示的な方法は、フェムトコンバージェンスシステムにおいて、登録フェムトセルによって登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末を登録するためのOOB存在指示を登録フェムトセルから受信することであって、登録フェムトセルが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークと通信しているいくつかのフェムトセルのうちの1つであり、複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能である、受信することと、フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロセルからいくつかのフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへのアクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が受信されたかどうかを判断することと、フェムトコンバージェンスシステムにおいてOOB存在指示を受信した後にハンドオフ要求が受信されたとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従ってフェムトコンバージェンスシステムから登録フェムトセルにハンドオフ要求を通信することと、OOB存在指示を受信した後、およびアクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、フェムトコンバージェンスシステムにおいてアクセス端末を登録解除することとを含む。
別の例示的なフェムトコンバージェンスシステムは、マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムと、マクロネットワークの一部として構成されたいくつかのフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムであって、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能である、フェムトインターフェースサブシステムと、マクロインターフェースサブシステムとフェムトインターフェースサブシステムとに通信可能に結合された通信管理サブシステムであって、フェムトインターフェースサブシステムを介していくつかのフェムトセルのうちの登録フェムトセルから、登録フェムトセルによって登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を受信することと、フェムトインターフェースサブシステムを介して登録フェムトセルからOOB存在指示を受信した後に、マクロインターフェースサブシステムを介して、マクロセルからいくつかのフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへのアクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求がコアノードから受信されたとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従ってフェムトインターフェースサブシステムを介して登録フェムトセルにハンドオフ要求を通信することと、OOB存在指示を受信した後、およびアクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、アクセス端末を登録解除することとを行うように構成された通信管理サブシステムとを含む。
フェムトコンバージェンスシステムにおけるマクロセルフェムトセル間ハンドインのための別の例示的なプロセッサであって、フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムを含み、フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークの一部として構成されたいくつかのフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムを含み、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能である、別の例示的なプロセッサは、フェムトインターフェースサブシステムを介していくつかのフェムトセルのうちの登録フェムトセルから、登録フェムトセルによって登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を受信することと、フェムトインターフェースサブシステムを介して登録フェムトセルからOOB存在指示を受信した後に、マクロインターフェースサブシステムを介して、マクロセルからいくつかのフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへのアクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求がコアノードから受信されたとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従ってフェムトインターフェースサブシステムを介して登録フェムトセルにハンドオフ要求を通信することと、OOB存在指示を受信した後、およびアクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、アクセス端末を登録解除することとを行うように構成された通信管理コントローラを含む。
別の例示的なコンピュータプログラム製品は、フェムトコンバージェンスシステムに配設されたプロセッサ可読媒体上に常駐し、実行されると、プロセッサに、登録フェムトセルによって登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を登録フェムトセルから受信することであって、登録フェムトセルが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークと通信しているいくつかのフェムトセルのうちの1つであり、いくつかのフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能である、受信することと、OOB存在指示を受信した後に、フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロセルからいくつかのフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへのアクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が受信されたとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断することと、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、フェムトコンバージェンスシステムから登録フェムトセルにハンドオフ要求を通信することと、OOB存在指示を受信した後、およびアクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、フェムトコンバージェンスシステムにおいてアクセス端末を登録解除することとを含むステップを実行させるプロセッサ可読命令を含む。
マクロセルフェムトセル間ハンドインのための別の例示的なシステムは、フェムトコンバージェンスシステムにおいて、登録フェムトセルによって登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を登録フェムトセルから受信するための手段であって、登録フェムトセルが、フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークと通信しているいくつかのフェムトセルのうちの1つであり、いくつかのフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従ってマクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従ってフェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能である、受信するための手段と、OOB存在指示を受信した後に、フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロセルからいくつかのフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへのアクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が受信されたとき、指定されたフェムトセルが登録フェムトセルであると判断するための手段と、指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、フェムトコンバージェンスシステムから登録フェムトセルにハンドオフ要求を通信するための手段と、OOB存在指示を受信した後、およびアクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、フェムトコンバージェンスシステムにおいてアクセス端末を登録解除するための手段とを含む。
上記では、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、開示による例の特徴および技術的利点についてやや広く概説した。以下で、追加の特徴および利点について説明する。開示する概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱しない。関連する利点とともに、本明細書で開示する概念の編成と動作の方法の両方に関して、それらの概念を特徴づけると考えられる特徴は、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明のみの目的で提供され、特許請求の範囲を定めるものではない。
本明細書の残りの部分および図面を参照すれば、本開示によって提供される例の性質および利点がさらに理解され得る。複数の図面全体にわたって同様の構成要素を指すのに同様の参照番号を使用する。場合によっては、複数の同様の構成要素のうちの1つを示すためにサブラベルを参照番号に関連付ける。既存のサブラベルの特定なしに参照番号を参照するとき、参照番号はすべてのそのような同様の構成要素を指す。
ワイヤレス通信システムのブロック図。 フェムトプロキシシステムを含む例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 図2Aに示したアーキテクチャとは異なるフェムトプロキシシステムのアーキテクチャを含む例示的なワイヤレス通信システムのブロック図。 図2Aに示した通信管理サブシステムの機能を実装するためのプロセッサモジュールの一例のブロック図。 レガシー回線サービスのためのフェムトセルアーキテクチャの一例に関する詳細を示す図。 レガシーインターフェースを使用するパケットデータサービスアクセスのためのフェムトセルアーキテクチャの一例に関する詳細を示す図。 図1〜図4Bの通信システムおよびネットワークのコンテキストにおいて図3Aおよび図3Bのフェムトプロキシシステムとともに使用するモバイルアクセス端末の一例のブロック図。 フェムトプロキシモジュールと統合されたフェムトセルを有するフェムトプロキシシステムを使用してアクティブハンドインを可能にするための通信システムの簡略ネットワーク図。 サブネットをフェムトプロキシモジュールと共有するフェムトセルを有するフェムトプロキシシステムを使用してアクティブハンドインを可能にするための通信システムの簡略ネットワーク図。 フェムトコンバージェンスシステム(FCS:femto convergence system)を含むワイヤレス通信システムのブロック図。 図7AのFCSの代替構成であるFCSのブロック図。 FAPとのAT登録を処理するための例示的な方法の流れ図。 帯域外近傍検出のためにBluetooth(登録商標)無線を使用してFAPとのAT登録を処理するための例示的な方法の流れ図。 帯域外近傍検出のためにWiFiアクセスポイントを使用してFAPとのAT登録を処理するための例示的な方法の流れ図。 FAPとのアクティブハンドインを処理するための例示的な方法の流れ図。 たとえば、図9および図10の方法によるアクティブハンドインを示す例示的なコールフロー図。 FAPとのATの登録解除を処理するための例示的な方法の流れ図。 OOB存在指示なしに、あるアクティブハンドイン機能を実装するための例示的な方法の流れ図。 例示的なFCSにおいてFAP支援アクティブハンドインを処理するための例示的な方法の流れ図。 たとえば、それぞれ、図12および図13の方法によるアクティブハンドインを示す例示的なコールフロー図。 図14の方法のいくつかの部分をいつ実装すべきかを判断するための例示的な方法の流れ図。 図14の方法に、ある機能を追加するための例示的な方法の流れ図。 様々な順序でおよび様々なコンテキストにおいて、FCSにおいてハンドオフ要求と登録要求との受信を処理するための例示的な方法の流れ図。
モバイルアクセス端末のためのアクティブマクロ通信のマクロセルフェムトセル間ハンドインをサポートするための実施形態について説明する。フェムトセルが、(たとえば、フェムトプロキシシステムの一部としてフェムトセルと統合された帯域外無線によって確立される帯域外リンクを使用して)それの近傍にあるアクセス端末を検出する。それの近傍にあるアクセス端末を検出すると、フェムトセルは、アクセス端末を、マクロネットワークと通信しているコアネットワーク中に配設されたフェムトコンバージェンスシステム(たとえば、フェムトコンバージェンスサーバまたは他のタイプのインターフェースゲートウェイ)に事前登録するためにOOB存在インジケータを通信する。フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークから事前登録されたアクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信したとき、フェムトコンバージェンスシステムは、OOB存在指示に従ってハンドインのために使用すべき適切なフェムトセルを確実に判断することが可能である。
本明細書で説明する技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムに使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio
Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、High Rate
Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband
CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形態を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。3GPP Long Term Evolution(LTE)およびLTE−Advanced(LTE−A)は、E−UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、およびGSMは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)という名称の団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)という名称の団体からの文書に記載されている。本明細書で説明する技法は、上記のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。
したがって、以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲において記載される範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行され得、様々な動作が追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。
最初に図1を参照すると、ブロック図に、ワイヤレス通信システム100の例が示されている。システム100は、セル110中に配設された送受信基地局(BTS)105と、モバイルアクセス端末115(AT)と、基地局コントローラ(BSC)120とを含む。アクセス端末(AT)、移動局(MS)などのような用語は、本明細書では互換的に使用され、特定のネットワークトポロジーまたは実装形態を暗示するものではないことは注目に値する。たとえば、「AT」という用語は、一般に回線交換(たとえば、CDMA
1X)ネットワークに対して使用され得、「MS」という用語は、一般にパケットデータサービス(たとえば、EV−DO、HRPD)ネットワークに対して使用され得るが、本明細書で説明する技法は、これらまたは他のネットワークのいずれかのコンテキストにおいて適用され得る。
システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上での動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に被変調信号を送信することができる。各被変調信号は、CDMA信号、TDMA信号、OFDMA信号、SC−FDMA信号などであり得る。各被変調信号は、異なるキャリア上で送られ得、パイロット、オーバーヘッド情報、データなどを搬送し得る。システム100は、ネットワークリソースを効率的に割り振ることが可能なマルチキャリアLTEネットワークであり得る。
BTS105は、基地局アンテナを介してAT115とワイヤレス通信することができる。BTS105は、複数のキャリアを介してBSC120の制御下でAT115と通信するように構成される。BTS105の各々は、それぞれの地理的エリア、ここでは、セル110−a、110−b、または110−cに通信カバレージを与えることができる。システム100は、異なるタイプのBTS105、たとえば、マクロ基地局、ピコ基地局、および/またはフェムト基地局を含み得る。
AT115は、セル110全体に分散され得る。AT115は、移動局、モバイルデバイス、ユーザ機器(UE)、または加入者ユニットと呼ばれることがある。ここで、AT115は、セルラー電話とワイヤレス通信デバイスとを含むが、携帯情報端末(PDA)、他のハンドヘルドデバイス、ネットブック、ノートブックコンピュータなどをも含むことができる。
以下の説明のために、AT115は、複数の「マクロ」BTS105によって可能にされるマクロネットワークまたは同様のネットワーク上で動作する(「キャンピング」される)。各マクロBTS105は、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入している端末による無制限のアクセスを可能にし得る。AT115はまた、「フェムト」または「ホーム」BTS105によって可能にされる少なくとも1つのフェムトネットワーク上で動作するように登録される。マクロBTS105は、一般に(たとえば、図1に示す例示的な六角形セル110を生じる)ネットワークプランニングに従って展開され得るが、フェムトBTS105は、一般に個々のユーザ(またはユーザ代表)によって展開されて、局地フェムトセル(localized femtocell)を作り出し得ることを諒解されたい。局地フェムトセルは、一般にマクロネットワークプランニングアーキテクチャ(たとえば、六角形セル)に従わないが、それは、様々なマクロレベルネットワークプランニングおよび/または管理決定の一部(たとえば、負荷分散など)として考慮され得る。
AT115は、概して、高度モバイル動作を可能にするために、小さいバッテリーなど、内部電源を使用して動作し得る。フェムトセルなど、ネットワークデバイスの戦略的展開は、モバイルデバイス電力消費をある程度まで緩和することができる。たとえば、フェムトセルは、(たとえば、容量制限、帯域幅制限、信号フェージング、信号シャドーイングなどのために)場合によっては十分なサービスまたはいかなるサービスをも経験しないことがあるエリア内でサービスを提供するために利用され得、それにより、クライアントデバイスが探索時間を低減し、送信電力を低減し、送信時間を低減することなどが可能になる。フェムトセルは、(たとえば、家屋または建築物内の)比較的小さいサービスエリア内でサービスを提供する。したがって、クライアントデバイスは、一般に、サービスされているとき、フェムトセルの近くに配設され、クライアントデバイスが低減された送信電力を用いて通信することをしばしば可能にする。
たとえば、フェムトセルは、レジデンス、オフィスビルなどのユーザ構内中にあるフェムトアクセスポイント(FAP)として実装される。そのロケーションは、(たとえば、窓の近くでの)地球測位衛星(GPS)信号へのアクセス、および/または他の有用なロケーションにおけるアクセスを可能にするために、(たとえば、集中型ロケーションにおける)最大カバレージのために選定され得る。明快のために、本明細書の開示では、AT115のセットが、実質的にユーザ構内全体にわたってカバレージを与える単一のFAPに(たとえば、その単一のFAPのホワイトリスト上に)登録されると仮定する。「ホーム」FAPは、マクロネットワーク上での通信サービスへのアクセスをAT115に提供する。本明細書で使用するマクロネットワークは、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)であると仮定する。したがって、「マクロネットワーク」と「WWANネットワーク」のような用語は交換可能である。同様の技法は、本開示または特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく他のタイプのネットワーク環境に適用され得る。
例示的な構成では、FAPは、フェムトプロキシシステムとして1つまたは複数の帯域外(OOB)プロキシと統合される。本明細書で使用する「帯域外」または「OOB」は、WWANリンクに対して帯域外である任意のタイプの通信を含む。たとえば、OOBプロキシおよび/またはAT115は、Bluetooth(たとえば、クラス1、クラス1.5、および/またはクラス2)、(たとえば、IEEE802.15.4−2003ワイヤレス規格に従う)ZigBee(登録商標)、WiFi、および/またはマクロネットワーク帯域外の他の有用なタイプの通信を使用して動作するように構成され得る。特に、FAPとのOOBの統合は、たとえば、低減された干渉、低電力のフェムト発見などを含む、いくつかの特徴を与え得る。
さらに、OOB機能とFAPとの統合は、FAPに接続されたAT115がOOBピコネットの一部になることも可能にし得る。ピコネットは、AT115に対して、拡張されたFAP機能、他の通信サービス、電力管理機能、および/または他の特徴を可能にし得る。これらおよび他の特徴は、以下の説明からさらに諒解されよう。
図2Aに、フェムトプロキシシステム290aを含むワイヤレス通信システム200aのブロック図を示す。フェムトプロキシシステム290aは、フェムトプロキシモジュール240aと、FAP230aと、通信管理サブシステム250とを含む。図1に関して説明したように、FAP230aはフェムトBTS105であり得る。フェムトプロキシシステム290aはまた、アンテナ205と、トランシーバモジュール210と、メモリ215と、プロセッサモジュール225とを含み、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。トランシーバモジュール210は、アンテナ205を介してAT115と双方向に通信するように構成される。トランシーバモジュール210(および/またはフェムトプロキシシステム290aの他の構成要素)はまた、マクロ通信ネットワーク100a(たとえば、WWAN)と双方向に通信するように構成される。たとえば、トランシーバモジュール210は、バックホールネットワークを介してマクロ通信ネットワーク100aと通信するように構成される。マクロ通信ネットワーク100aは図1の通信システム100であり得る。
メモリ215は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ215は、ATマッピング219を記憶するように構成されたデータストア217を含む(またはデータストア217と通信している)。以下でより十分に説明するように、これらのATマッピング219は、いくつかのFAP支援ハンドイン機能を可能にするために使用される。一般に、ATマッピング219は、各AT115のセル識別子(たとえば、AT115のSIMカードに関連する国際モバイル加入者識別情報(IMSI:International Mobile Subscriber Identity))をAT115のOOB無線に対応するOOB識別子(たとえば、AT115のBluetoothアドレス)とマッピングする。いくつかの実施形態では、たとえば、パブリックロングコードマスクを含めて、さらなるマッピングがATマッピング219によってAT115ごとに維持される。
メモリ215はまた、実行されるとプロセッサモジュール225に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード220を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア220は、プロセッサモジュール225によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
プロセッサモジュール225は、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール225は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信したオーディオを表す(たとえば、長さ30msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール210に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。代替的に、エンコーダはパケットのみをトランシーバモジュール210に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
トランシーバモジュール210は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ205に供給し、アンテナ205から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。フェムトプロキシシステム290aのいくつかの例は単一のアンテナ205を含み得るが、フェムトプロキシシステム290aは、好ましくは複数のリンクのための複数のアンテナ205を含む。たとえば、AT115とのマクロ通信をサポートするために1つまたは複数のリンクが使用され得る。また、1つまたは複数の帯域外リンクが同じアンテナ205または異なるアンテナ205によってサポートされ得る。
特に、フェムトプロキシシステム290aは、FAP230aとフェムトプロキシモジュール240aの両方の機能を与えるように構成される。たとえば、AT115がフェムトセルカバレージエリアに接近すると、AT115のOOB無線はOOBフェムトプロキシモジュール240aの探索を開始し得る。発見されると、AT115は、それがフェムトセルカバレージエリアの近傍にあるという高いレベルの確信を有し得、FAP230aの走査が開始することができる。
FAP230aの走査は異なる方法で実装され得る。たとえば、AT115のOOB無線によるフェムトプロキシモジュール240aの発見のために、AT115とフェムトプロキシシステム290aの両方は互いの近接を認識していることがある。AT115はFAP230aを走査する。代替的に、FAP230aは、(たとえば、個々に、またはすべての登録されたAT115のラウンドロビンポーリングの一部として)AT115についてポーリングし、AT115はポールについてリッスンする。FAP230aの走査が成功すると、AT115はFAP230aに接続し得る。
AT115がフェムトセルカバレージエリア中にあり、FAP230aに接続されているとき、AT115は、FAP230aを介してマクロ通信ネットワーク100aと通信していることがある。上記で説明したように、AT115はまた、フェムトプロキシモジュール240aがマスタとして働くピコネットのスレーブであり得る。たとえば、ピコネットは、Bluetoothを使用して動作し得、FAP230a中の(たとえば、トランシーバモジュール210の一部として実装される)Bluetooth無線によって可能にされるBluetooth通信リンクを含み得る。
FAP230aの例は、基地局またはワイヤレスアクセスポイント機器の様々な構成を有する。本明細書で使用するFAP230aは、様々な端末(たとえば、クライアントデバイス(AT115など)、近傍エージェントデバイスなど)と通信するデバイスであり得、基地局、ノードB、および/または他の同様のデバイスと呼ばれることもあり、それらの機能の一部または全部を含み得る。本明細書ではFAP230aと呼ぶが、本明細書でのその概念は、フェムトセル構成以外のアクセスポイント構成(たとえば、ピコセル、マイクロセルなど)に適用可能である。FAP230aの例は、FAP230aに関連するフェムトセルカバレージエリア内での通信を可能にするために(たとえば、エリアのカバレージの改善を与えるために、容量の増加を与えるために、帯域幅の増加を与えるためになど)対応するセルラーネットワーク(たとえば、マクロ通信ネットワーク100a、またはその一部分)に対してネイティブな通信周波数およびプロトコルを利用する。
FAP230aは、図2Aに明示的に示す他のインターフェースと通信していないことがある。たとえば、FAP230aは、ネイティブセルラーワイヤレスリンク(たとえば、「帯域内」通信リンク)を介して、AT115など、様々な適宜に構成されたデバイスと通信するためのトランシーバモジュール210の一部としてのネイティブセルラーインターフェース(たとえば、動作中に比較的大きい電力量を消費し得るセルラーネットワーク通信技法を利用する特殊なトランシーバ)と通信していることがある。そのような通信インターフェースは、限定はしないが、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA(登録商標))、CDMA2000、global system for mobile telecommunication(GSM)、worldwide interoperability for microwave access(WiMax)、およびワイヤレスLAN(WLAN)を含む、様々な通信規格に従って動作し得る。同じくまたは代替的に、FAP230aは、様々なデバイスまたは他のネットワークと通信するためのトランシーバモジュール210の一部としての1つまたは複数のバックエンドネットワークインターフェース(たとえば、インターネット、パケット交換ネットワーク、交換ネットワーク、無線ネットワーク、制御ネットワーク、ワイヤードリンクなどを介して通信を行うバックホールインターフェース)と通信していることがある。
上記で説明したように、FAP230aはさらに、トランシーバモジュール210および/またはフェムトプロキシモジュール240aの一部として1つまたは複数のOOBインターフェースと通信していることがある。たとえば、OOBインターフェースは、動作中に比較的低い電力量を消費するトランシーバを含み得、および/または帯域内トランシーバに対して帯域内スペクトル中に生じる干渉が小さくなり得る。そのようなOOBインターフェースは、AT115のOOB無線など、様々な適宜に構成されたデバイスに対して低電力ワイヤレス通信を行うために、実施形態に従って利用され得る。OOBインターフェースは、たとえば、Bluetoothリンク、超広帯域(UWB)リンク、IEEE802.11(WLAN)リンクなどを与え得る。
本明細書で使用する「高電力」と「低電力」という用語は相対語であり、特定のレベルの電力消費を暗示しない。したがって、OOBデバイス(たとえば、OOBフェムトプロキシモジュール240a)は、所与の動作時間の間、(たとえば、マクロWWAN通信のための)ネイティブセルラーインターフェースよりも消費電力が少なくなり得るにすぎない。いくつかの実装形態では、OOBインターフェースはまた、マクロ通信インターフェースと比較して、比較的より低い帯域幅の通信、比較的より短い距離の通信を行い、および/または比較的より低い電力を消費する。OOBデバイスおよびインターフェースが低電力、短距離、および/または低帯域幅であるという制限はない。デバイスは、IEEE802.11、Bluetooth、PEANUT、UWB、ZigBee(登録商標)、IPトンネル、ワイヤードリンクなど、ワイヤレスまたはそれ以外に関わらず、任意の好適な帯域外リンクを使用し得る。その上、デバイスは、仮想OOBリンクとして働くワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)リンク上のIPベースの機構(たとえば、WWANリンク上のIPトンネル)などの使用によって、仮想OOBリンクを利用し得る。
フェムトプロキシモジュール240aは、様々なタイプのOOB機能を与え得、様々な方法で実装され得る。フェムトプロキシモジュール240aは、スタンドアロンプロセッサベースシステム、ホストデバイスと統合されたプロセッサベースシステム(たとえば、アクセスポイント、ゲートウェイ、ルータ、スイッチ、リピータ、ハブ、コンセントレータなど)など、様々な構成のいずれかを有し得る。たとえば、フェムトプロキシモジュール240aは、様々なタイプの通信を可能にするための様々なタイプのインターフェースを含み得る。
いくつかのフェムトプロキシモジュール240aは、本明細書ではワイヤレスリンクを介して干渉緩和および/またはフェムトセル選択を行うために、他の適宜に構成されたデバイス(たとえば、AT115)と通信するためのトランシーバモジュール210の一部としての1つまたは複数のOOBインターフェース(たとえば、動作中に比較的低い電力量を消費し得、および/または帯域内スペクトル中よりも生じる干渉が少なくなり得るトランシーバ)を含む。好適な通信インターフェースの一例は、時分割複信(TDD)方式を使用するBluetooth対応トランシーバである。
フェムトプロキシモジュール240aはまた、様々なデバイスまたはネットワークと通信するために、トランシーバモジュール210の一部として1つまたは複数のバックエンドネットワークインターフェース(たとえば、パケット交換ネットワークインターフェース、交換ネットワークインターフェース、無線ネットワークインターフェース、制御ネットワークインターフェース、ワイヤードリンクなど)を含み得る。FAP230aなど、ホストデバイス内に統合されたフェムトプロキシモジュール240aは、所望される場合、フェムトプロキシモジュール240aと他のデバイスとの間の通信を行うために、バックエンドネットワークインターフェースの代替として内部バスまたは他のそのような通信インターフェースを利用し得る。追加または代替として、フェムトプロキシモジュール240aとFAP230aおよび/または他のデバイスもしくはネットワークとの間の通信を行うために、OOBインターフェース、ネイティブセルラーインターフェースなど、他のインターフェースが利用され得る。
(たとえば、FAP230aおよび/またはフェムトプロキシモジュール240aの通信機能を含む)様々な通信機能は、通信管理サブシステム250を使用して管理され得る。たとえば、通信管理サブシステム250は、マクロ(たとえば、WWAN)ネットワーク、1つまたは複数のOOBネットワーク(たとえば、ピコネット、AT115のOOB無線、他のフェムトプロキシ、OOBビーコンなど)、1つまたは複数の他のフェムトセル(たとえば、FAP230)、AT115などとの通信を少なくとも部分的に処理し得る。たとえば、通信管理サブシステム250は、バスを介してフェムトプロキシシステム290aの他の構成要素の一部または全部と通信しているフェムトプロキシシステム290aの構成要素であり得る。
図2Aによって示されるアーキテクチャ以外の様々な他のアーキテクチャが可能である。FAP230aとフェムトプロキシモジュール240aは、コロケートされ、単一のデバイス中に統合され、構成要素などを共有するように構成されることもされないこともある。たとえば、図2Aのフェムトプロキシシステム290aは、アンテナ205とトランシーバモジュール210とメモリ215とプロセッサモジュール225とを含む、構成要素を少なくとも部分的に共有する統合されたFAP230aとフェムトプロキシモジュール240aとを有する。
図2Bに、図2Aに示したアーキテクチャとは異なるフェムトプロキシシステム290bのアーキテクチャを含むワイヤレス通信システム200bのブロック図を示す。フェムトプロキシシステム290aと同様に、フェムトプロキシシステム290bは、フェムトプロキシモジュール240bとFAP230bとを含む。ただし、システム290aとは異なり、フェムトプロキシモジュール240bおよびFAP230bの各々は、それ自体のアンテナ205と、トランシーバモジュール210と、メモリ215と、プロセッサモジュール225とを有する。両方のトランシーバモジュール210は、それらのそれぞれのアンテナ205を介してAT115と双方向に通信するように構成される。(たとえば、一般にバックホールネットワークを介して)マクロ通信ネットワーク100bと双方向通信しているFAP230bのトランシーバモジュール210−1が示されている。
説明のために、フェムトプロキシシステム290bは、別個の通信管理サブシステム250なしに示されている。いくつかの構成では、通信管理サブシステム250がフェムトプロキシモジュール240bとFAP230bの両方に設けられる。他の構成では、通信管理サブシステム250はフェムトプロキシモジュール240bの一部として実装される。さらに他の構成では、通信管理サブシステム250の機能は、フェムトプロキシモジュール240bとFAP230bの一方または両方の(たとえば、メモリ215−1中のソフトウェア220−1として記憶される)コンピュータプログラム製品として実装される。
さらに他の構成では、通信管理サブシステム250の機能の一部または全部はプロセッサモジュール225の構成要素として実装される。図3に、通信管理サブシステム250の機能を実装するためのプロセッサモジュール225aのブロック図300を示す。プロセッサモジュール225aは、WWAN通信コントローラ310とアクセス端末コントローラ320とを含む。プロセッサモジュール225aは、(たとえば、図2Aおよび図2Bに示したように)FAP230およびフェムトプロキシモジュール240と通信している。WWAN通信コントローラ310は、指定されたAT115のためのWWAN通信(たとえば、ページ)を受信するように構成される。アクセス端末コントローラ320は、FAP230および/またはフェムトプロキシモジュール240の動作に影響を及ぼすことを含めて、通信をどのように処理すべきかを判断する。
図2AのFAP230aと図2BのFAP230bの両方は、マクロ通信ネットワーク100aのみに通信リンクを与えるものとして示されている。しかしながら、FAP230は、多くの様々なタイプのネットワークおよび/またはトポロジーを介して通信機能を与え得る。たとえば、FAP230は、セルラー電話網、セルラーデータネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネットなどのためのワイヤレスインターフェースを与え得る。
図4Aおよび図4Bに、様々なサービスを提供するための通信ネットワークにおけるフェムトセルアーキテクチャに関してさらなる詳細を示す。詳細には、図4Aに、レガシー回線サービスのための例示的なフェムトセルアーキテクチャに関する詳細を示す。たとえば、図4AのネットワークはCDMA 1X回線交換サービスネットワークであり得る。図4Bに、レガシーインターフェースを使用するパケットデータサービスアクセスのための例示的なフェムトセルアーキテクチャに関する詳細を示す。たとえば、図4Bのネットワークは1x EV−DO(HRPD)パケットデータサービスネットワークであり得る。これらのアーキテクチャは、図1〜図3に示した通信システムおよびネットワークの考えられる部分を示している。
上記で説明したように、フェムトプロキシシステム290は、AT115を含むクライアントデバイスと通信するように構成される。図5に、図1〜図4Bの通信システムおよびネットワークのコンテキストにおいて図2Aおよび図2Bのフェムトプロキシシステム290とともに使用するモバイルアクセス端末(AT)115aのブロック図500を示す。AT115aは、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど)、セルラー電話、PDA、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネットアプライアンス、ゲームコンソール、電子リーダーなど、様々な構成のいずれかを有し得る。明快のために、AT115aは、モバイル動作を可能にするために、小さいバッテリーなど、内部電源(図示せず)を有するモバイル構成で与えられると仮定する。
AT115aは、アンテナ505と、トランシーバモジュール510と、メモリ515と、プロセッサモジュール525とを含み、その各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。トランシーバモジュール510は、上記で説明したように、アンテナ505ならびに/あるいは1つまたは複数のワイヤードもしくはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信するように構成される。たとえば、トランシーバモジュール510は、マクロ通信ネットワーク(たとえば、図1の通信システム100)のBTS105と、また、特に、少なくとも1つのFAP230と双方向に通信するように構成される。
上記で説明したように、トランシーバモジュール510は、1つまたは複数のOOBリンクを介してさらに通信するように構成され得る。たとえば、トランシーバモジュール510は、FAP230への帯域内(たとえば、マクロ)リンクと、フェムトプロキシモジュール240への少なくとも1つのOOBリンクの両方を介して(たとえば、図2Aおよび図2Bを参照しながら説明したように)フェムトプロキシシステム290と通信する。トランシーバモジュール510は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ505に供給し、アンテナ505から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。AT115aは単一のアンテナ505を含み得るが、AT115aは、一般に、複数のリンクのための複数のアンテナ505を含む。
メモリ515は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ515は、実行されるとプロセッサモジュール525に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード520を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア520は、プロセッサモジュール525によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
プロセッサモジュール525は、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール525は、マイクロフォンを介してオーディオを受信し、そのオーディオを、受信したオーディオを表す(たとえば、長さ30msの)パケットに変換し、そのオーディオパケットをトランシーバモジュール510に供給し、ユーザが話しているかどうかの指示を与えるように構成された音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。代替的に、エンコーダはパケットのみをトランシーバモジュール510に供給し、パケット自体の供給または抑制/抑圧が、ユーザが話しているかどうかの指示を与え得る。
図5のアーキテクチャによれば、AT115aは通信管理サブシステム540をさらに含む。通信管理サブシステム540は、マクロ(たとえば、WWAN)ネットワーク、1つまたは複数のOOBネットワーク(たとえば、ピコネット、フェムトプロキシモジュール240など)、1つまたは複数のフェムトセル(たとえば、FAP230)、(たとえば、2次ピコネットのマスタとして働く)他のAT115などとの通信を管理し得る。たとえば、通信管理サブシステム540は、バスを介してAT115aの他の構成要素の一部または全部と通信しているAT115aの構成要素であり得る。代替的に、通信管理サブシステム540の機能は、トランシーバモジュール510の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、ならびに/あるいはプロセッサモジュール525の1つまたは複数のコントローラ要素として実装される。
AT115aは、マクロ(たとえば、セルラー)ネットワークと、1つまたは複数のOOBネットワーク(たとえば、フェムトプロキシモジュール240リンク)の両方とインターフェースするための通信機能を含む。たとえば、いくつかのAT115は、ネイティブセルラーワイヤレスリンクを介して他の適宜に構成されたデバイスと通信するために(たとえば、FAP230を介したマクロ通信ネットワークとのリンクを確立するために)トランシーバモジュール510または通信管理サブシステム540の一部としてネイティブセルラーインターフェース(たとえば、動作中に比較的大きい電力量を消費するセルラーネットワーク通信技法を利用するトランシーバ)を含む。ネイティブセルラーインターフェースは、限定はしないが、W−CDMA、CDMA2000、GSM、WiMax、およびWLANを含む1つまたは複数の通信規格に従って動作し得る。
さらに、AT115は、ワイヤレスリンクを介して他の適宜に構成されたデバイスと通信するためのトランシーバモジュール510および/または通信管理サブシステム540の一部として実装されたOOBインターフェース(たとえば、動作中に比較的低い電力量を消費し得、および/または帯域内スペクトル中よりも生じる干渉が少なくなり得るトランシーバ)をも含み得る。好適なOOB通信インターフェースの一例は、時分割複信(TDD)方式を使用するBluetooth対応トランシーバである。
アクティブハンドイン実施形態
多くの場合、アクティブユーザ(アクティブAT115)にシームレスなボイスおよびデータサービスを提供するために、ハンドオフを使用して、マクロセル(たとえば、図1のマクロBTS105)からFAP230へのアクティブハンドイン、および/またはFAP230からマクロBTS105へのアクティブハンドアウトをサポートすることが望ましい。アクティブハンドアウトは、比較的実装するのが簡単であり、レガシーマクロネットワーク100およびAT115をもつたいていの事業者によってサポートされる。しかしながら、アクティブハンドインは難しく、一般に事業者によってサポートされない。
たとえば、AT115が、マクロネットワーク100とのアクティブ通信の過程で(たとえば、ボイス呼、アクティブデータ転送中などに)移動するとき、ハンドオフが必要である(たとえば、現在のマクロBTS105信号が弱くなり得る)という判断が行われ得る。ハンドオフの必要性は、アクティブAT115によって送られる測定報告に従って判断され得る。特に、「測定報告」という句は、概して3GPPネットワークに関連し得るが、本明細書では、(たとえば、3GPP2ネットワークでは、「PSMM」またはパイロット強度測定値を含む)同様のタイプのネットワークにおける同様のタイプの測定報告を含むものとする。
測定報告は、AT115によって観測されたパイロットの強度の測定値と、ターゲットセルの順方向リンクセル識別子とを含む。セル識別子は、特定のセルを識別するためにマクロネットワーク100によって使用される任意の識別子であり得る。たとえば、セル識別子は、3GPP2ネットワークにおける「PNオフセット」、3GPPネットワークにおける「PSC」(プライマリスクランブリングコード)などであり得る。典型的なマクロネットワーク100上では、マクロBTS105の地理的分布が与えられれば、各マクロBTS105が、それのセル識別子によって(たとえば、マクロネットワーク100中の基地局コントローラ(BSC)120、ネットワークのコア中のモバイル交換センター(MSC)などによって)効果的に一意に識別され得ることを実質的に保証するのに十分なセル識別子(たとえば、PNオフセット)が利用可能である。
マクロBTS105は、マクロネットワーク100によって効果的に一意に識別され得るが、一般に、ネットワークに追加されるすべてのFAP230を一意に識別するのに十分な残っているセル識別子がない。たとえば、典型的なマクロネットワーク100は、それのネットワーク中のすべてのセルに割り当てるのに利用可能な512個のPNオフセット値を有し得る。PNオフセットは、混乱なしに効果的に識別され得るセルの数を拡張するために異なるキャリア上で、異なる地理的領域中などで再利用され得る。しかしながら、PNオフセット値の小部分のみ(すなわち、マクロBTS105が使用する、予約された値以外)が、FAP230が使用するのに利用可能であり得、FAPの数および密度は一部のエリア中で比較的大きくなり得る。たとえば、場合によってはマクロセクタ当たり数百個のFAP230の間で少数のPNオフセット値のみが再利用されなければならない。
アクティブAT115についてマクロBTS105へのハンドオフが(別のマクロBTS105からのハンドオフとして、またはFAP230からのハンドアウトとして)必要とされたとき、測定報告中で与えられたセル識別子は、ハンドオフのための適切なマクロBTS105を確実に判断するのに十分であり得る。アクティブ通信は、あいまいさなしに正しいターゲットセルにハンドオフされ得る。しかしながら、アクティブAT115についてFAP230へのハンドオフが(マクロBTS105からのハンドインとして)必要とされたとき、測定報告中で与えられた同じセル識別子は、同じマクロセクタ中の複数のFAP230によって共有され得る。したがって、すべての場合においてハンドインのための適切なFAP230を確実に判断するのにセル識別子のみでは不十分なことがある。たとえば、AT115はそれのホームFAP230の近くにあり得、そのホームFAP230にハンドインすることが望ましいことがあるが、マクロセクタ中の別のFAP230が同じセル識別子に関連することがある。
いくつかのより新しいネットワークでは、この問題を緩和または解決し得る追加の識別子が利用可能である。たとえば、CDMA2000ネットワークでは、セルは、アクセスポイント識別メッセージ(APIDM)、ロケーション情報、および/またはそれの(1つまたは複数の)セル識別子のみに基づく特定のFAP230の識別をより一意の信頼できるものにし得る他の情報をブロードキャストするようにアップグレードされる。アップグレードされたAT115は、たとえば、近隣セルのAPIDMメッセージを復号し、アクティブ通信中に測定報告中で識別子を報告することによって、(1つまたは複数の)新しいセル識別子を活用することができる。その場合、コントローラ(たとえば、マクロBSC120およびMSC)は、ターゲットFAP230を(たとえば、FCSに対して)一意に識別するために、ハンドオフメッセージ中にAPIDMを含めることができる。この技法は、アップグレードされたネットワークとアップグレードされたAT115との間の通信のためにのみ利用可能であることに留意することが重要である。エアインターフェースをアップグレードすることを希望しない事業者には、この技法は利用可能でない。
(レガシーAT115と通信することを望んでいる事業者を含む)レガシーネットワークの事業者は、異なる方法でアクティブハンドインのこの困難に対処し得る。いくつかの典型的なネットワークはアクティブハンドインをまったくサポートしない。ハンドインがAT115とのアクティブ通信を維持するための唯一の方法である場合、アクティブ通信が単に失われ得る(たとえば、マクロBTS105からの信号が失われたとき、AT115が場合によってはFAPカバレージエリア中にあるときでも、呼が中断され得る)。
レガシーネットワークにおけるアクティブハンドインの困難に対処するための1つの技法によれば、一部の事業者はブラインドハンドオフを実装する。たとえば、測定報告が、同じマクロセクタ中の複数のFAP230によって共有されるセル識別子を含むとき、ネットワークは、ハンドインのためのそのセル識別子を有するFAP230のいずれかをブラインド選択し得る。ブラインド選択が適切なFAP230へのハンドインを生じる場合、ハンドインは成功し得る。しかしながら、ブラインド選択が、不適切なFAP230(たとえば、AT115のレンジ外にあるFAP230、AT115が接続することを許可されないFAP230など)へのハンドインを生じる場合、アクティブ通信が失われ得る。
別の技法に従って、事業者は、上記で説明したタイプのブラインドハンドインを改善するために逆方向リンク感知を使用する。逆方向リンク感知は、ハンドインのために識別されたセル識別子を共有するFAP230の間での選択に関する、経験に基づく推測(educated guess)、さらには正確な判断を生じ得る。たとえば、上記で説明したように、マクロネットワーク100とアクティブ通信中のAT115は、測定報告(たとえば、MR、PSMMなど)をソースマクロBTS105(AT115が現在それを介して通信しているマクロBTS105)に送り、測定報告は、最も強い近隣セルとしてのターゲットFAP230のセル識別子(たとえば、PNオフセット、PSCなど)を含む。測定報告に基づいて、ソースマクロBTS105は、ハードハンドオフを実行することを判断する。ソースマクロBTS105は、(たとえば、それのソースBSC120を介して)ハンドオフ必要メッセージ(Handoff Required message)をそれのソースMSCに送り、ソースMSCは、コアネットワークメッセージングを介してFACDIR2メッセージをターゲットフェムトコンバージェンスシステム(FCS)に送る。本明細書で使用するFCSは、FAP230とコアネットワークとの間のインターフェースを与えるための任意のタイプのインターフェースゲートウェイを含むものとする。一般に、FCSはフェムトコンバージェンスサーバとして実装される。コアネットワークメッセージングは、ハンドオフを開始するようにターゲットFCSに指示し得る。
ターゲットFCSが適切なターゲットFAP230を確実に判断することができない(すなわち、複数のFAP230が測定報告のセル識別子を共有する)と仮定すると、ターゲットFCSは、セル識別子を共有するすべてのFAP230に測定要求メッセージを送る。測定要求は、AT115のパブリックロングコードマスク(たとえば、スクランブリングコード、IMSIなど)を含み得る。一般に、測定要求は、シリアル化された応答を待つことを回避するために、すべての潜在的なターゲットFAP230に同時に送られる。このメッセージを受信すると、FAP230は、それのロングコードマスクによってAT115を検出し、AT115の逆方向リンクの信号強度を測定しようと試みる。各FAP230は、少なくとも、AT115の逆方向リンク上で測定された信号強度を与えてターゲットFCSに応答する。場合によっては、FAP230は、AT115(たとえば、それらのそれぞれのIMSI)がFAP230を介してサービスにアクセスすることを許可されるかどうかをさらに判断し、それに応じてFCSに通知する。さらに、いくつかのFAP230は測定応答を送らないことがある。たとえば、いくつかのネットワーク構成は、AT115の検出が成功しなかったとき、測定結果が事業者の構成可能なしきい値を下回ったときなど、FAP230が測定応答メッセージで応答することを省略することを可能にする。測定応答結果に基づいて、ターゲットFCSは、適切なターゲットFAP230を一意に判断しようと試み、アクティブハンドインプロセスを続ける。
この逆方向リンク測定技法のいくつかの態様は注目に値する。一態様は、測定要求メッセージを候補ターゲットFAP230に送るときに、ターゲットFCSが、一般に、FAP230からの対応する測定応答メッセージの到着を待つためのタイマーのインスタンスを開始し得ることである。FCSがFAP230からの応答を待つ持続時間は、FCSと候補ターゲットFAP230のいずれかとの間の往復遅延+いくつかのネットワーク構成要素に対する測定応答オプション中に含まれる測定応答タイマーフィールドの値を考慮するのに十分大きくなるべきである。これはハンドインに対して望ましくない遅延を課することがあり、その遅延は、最悪の場合、ハンドインプロセスを失敗させることがある。
逆方向リンク測定技法の別の態様は、各FAP230が、AT115の逆方向リンクを測定することによってマクロネットワーク100と通信している近くのアクティブAT115の存在を検出するために、追加の無線受信機を必要とし得ることである。逆方向リンク感知を可能にするために追加の無線受信機を含むことは、望ましくないことがある(たとえば、それがFAP230設計および実装形態のコストおよび複雑さを増大させ得る)。逆方向リンク測定技法のさらに別の態様は、FAP230によるAT115の逆方向リンク測定が完全には信頼できないことである。たとえば、AT115がセルエッジにあるとき、AT115は、2つ以上のFAP230がAT115を同時に検出し得るような、より高い送信電力を有し得る。同様に、AT115があまりに低い電力で送信しているとき、FAP230はAT115を検出しないことがある。
次に、レガシーシステムの事業者が、既存の技法を使用してFAP230へのアクティブハンドインを確実にサポートすることができないことがあることが諒解されよう。実施形態は、レガシーネットワークおよび/またはレガシーAT115のためのアクティブハンドインをサポートするための新規の技法を含む。図6Aを参照すると、アクティブハンドインを可能にするための通信システム600aの簡略化ネットワーク図が示されている。
通信システム600aは、マクロネットワーク100と、ユーザローカルネットワーク610と、コアネットワーク630とを含む。コアネットワーク630は、特に、フェムトコンバージェンスシステム(FCS)640とモバイル交換センター(MSC)650とを含む。FCS640は、いくつかのFAP230(明快のためにただ1つのFAP230が示されている)と通信しており、MSC650は、1つまたは複数のマクロBSC120を介して複数のマクロBTS105(明快のためにただ1つのマクロBTS105が示されている)と通信している。セルラー通信が、FCS640およびMSC650の機能を使用してFAP230によって可能にされ得るように、FAP230は、コアネットワーク630要素を介してマクロネットワーク100と通信している。
(マクロ通信リンク660を介して)マクロBTS105とアクティブ通信中のAT115は、FAP230のカバレージエリアに接近し得る。上記で説明したように、マクロネットワーク100(たとえば、マクロBSC120)は、AT115からの測定報告に基づいてハンドオフが必要とされると判断する。測定報告は、それのセル識別子(たとえば、それのPNオフセット)によってターゲットFAP230を識別する。次いで、ハンドインのための適切なFAP230を識別するために、ハンドオフ要求が、MSC650によってターゲットFCS640に送られ得る。
説明したように、特に複数のFAP230がセル識別子を共有する場合、FCS640が、セル識別子のみを使用してハンドインのための適切なターゲットFCS230を確実に判断することは、困難または不可能であり得る。いくつかの実施形態は、フェムトプロキシシステム290の特徴を活用する。図示のように、ユーザローカルネットワーク610は、フェムトプロキシシステム290の一部としてフェムトプロキシモジュール240のOOB機能に統合されたFAP230機能を含む。このOOB機能は、AT115とフェムトプロキシモジュール240との間に確立され得るOOB通信リンク670を介して可能にされる。
多くの様々なタイプの帯域外通信がここで説明した機能を(たとえば、上記で説明したように)可能にするために使用され得るが、以下の説明では、これらの実施形態のOOB通信を可能にするものとして、Bluetoothに焦点を当てる。Bluetoothは、いくつかの特徴を与える。1つの特徴は、Bluetooth機能が、それらの既存のAT115を修正することなしに多くのユーザのために活用され得るように、Bluetooth無線が多くのAT115中に統合されることである。別の特徴は、2つの「クラス1.5」Bluetoothデバイス間の許容経路損失が、FAP230とAT115との間と同等、またはそれよりもさらに高くなり得ることである。任意の所与の環境では、このより高い許容経路損失は、(たとえば、本明細書で説明するように、FAP230発見、ハンドオーバ、および/または干渉緩和を可能にする)より高い有効レンジにつながることができる。
Bluetoothのさらに別の特徴は、Bluetoothアドレス(BD_ADDR)が、各Bluetooth対応デバイスを識別するために使用される一意の48ビットアドレスであることである。Bluetoothアドレスは、デバイスが別のデバイスと通信するときに使用され、24ビットLAP(下位アドレス部)と、16ビットNAP(非有意アドレス部:Non-significant Address Part)と、8ビットUAP(上位アドレス部)とに分割される。LAPは製造業者によって割り当てられ、Bluetoothデバイスごとに一意であるが、UAPおよびNAPはOrganizationally Unique Identifier(OUI)の一部である。Bluetoothアドレスを使用して、任意のデバイスにおける各Bluetoothアダプターは、グローバル一意値に従って識別され得る。
以下でより十分に説明するように、実施形態は、レガシーマクロネットワーク100および/またはレガシーAT115への変更が最小であるかまたはなしでアクティブハンドインをサポートするために、図6の通信システム600のようなシステムのコンテキストにおいて動作し得る。そのような実施形態の1つのセットは、アクティブハンドインを可能にするためにAT115およびFCS640への修正を使用する。特に、FAP230のOOB識別子は、FCS640によるターゲットFAP230の識別を可能にするために、AT115によって検出され、測定報告の一部として通信される。
AT115およびFAP230の各々は、他のデバイスをページングする(たとえば、AT115がFAP230をページングするか、またはFAP230がAT115をページングする)ために使用される一意のBluetoothデバイスアドレス(BD_ADDR)を有する。他のデバイスのBD_ADDRがページングデバイスによって知られていることを理解されたい。特に、同じまたは同様の技法は、他のタイプの帯域外アドレス指定のために使用され得る。たとえば、デバイスは、互いのWiFi MACアドレスなどを知り得る。AT115は、その場合、マクロネットワーク100がアクティブハンドインを実施するのを支援し得る。
フェムトプロキシモジュール240とのOOB通信リンク670が確立された後、AT115は、それの測定報告の一部としてターゲットFAP230のセル識別子(たとえば、PNオフセット)とOOB識別子(たとえば、Bluetoothデバイスアドレス)とをMSC650に通信し得る。FCS640は、セル識別子とOOB識別子との間のマッピングを維持し、次いで、そのマッピングは、アクティブハンドインのためにターゲットFAP230を一意に識別するために使用され得る。
AT115支援アクティブハンドインのための技法は、すべての目的のために、参照により本明細書に組み込まれる、「A method for uniquely identifying target femtocell to facilitate FAP assisted active hand-in」と題する2010年4月23日に出願された米国仮特許出願第61/327,445号により十分に記載されている。特に、この技法は、AT115「エアインターフェース」におけるアップグレードに関与する(すなわち、新しいメッセージ、または既存のメッセージの修正に関与する)。また、新しいAT115メッセージングの適切な通信は、マクロBSC120、MSC650、FCS640、およびFAP230への変更に関与し得る。レガシーマクロネットワーク100へのこれらの変更は、大部分は(ハードウェアアップグレードではなく)ソフトウェアアップグレードであり得るが、事業者は、依然として変更を実装したがらないことがある。
実施形態の別のセットは、レガシーマクロネットワーク100とレガシーAT115の両方のためのアクティブハンドインをサポートする。特に、FAP230およびFCS640への変更は、FAP230支援アクティブハンドインを可能にし得る。FAP230支援ハンドインの実施形態は、エアインターフェース、マクロBSC120、またはMSC650への変更なしに実装され得る。FAP230支援ハンドインは、(たとえば、AT115をFCS640に効果的に事前登録するためにOOB存在指示を使用して)FCS640におけるAT115のFAP230による登録を活用する。AT115を示唆するハンドオフ指示がFCS640において受信されると、ハンドインのための適切なターゲットFAP230を判断するのを助けるために、AT115の登録がFCS640によって使用され得る。
図2Aを参照しながら上記で説明したように、FAP230の実施形態は、ATマッピング219を維持する。一般に、ATマッピング219は、各AT115のセル識別子(たとえば、国際モバイル加入者識別情報(IMSI)、モバイル機器識別子(MEID: Mobile Equipment Identifier)、電子シリアル番号(ESN:Electronic Serial Number)など)をAT115のOOB無線に対応するOOB識別子(たとえば、Bluetoothデバイスアドレス、WiFi MACアドレスなど)とマッピングする。いくつかの実施形態では、たとえば、パブリックロングコードマスクを含めて、さらなるマッピングがATマッピング219によってAT115ごとに維持される。FAP230が制限付きアクセスフェムトセルであるとき、ATマッピング219は許可されたユーザのためにのみ維持され得る。たとえば、アクセス制御リストは、ATマッピング219を含むか、またはATマッピング219に関連するFAP230において維持される。
特に、ATマッピング219を確立するための様々な方法があり得る。1つの例示的な技法によれば、AT115は特定の番号に発呼し、それにより、AT115とFAP230との間のOOBペアリング(たとえば、Bluetoothペアリング)を自動的にトリガし得る。このようにして、AT識別子とOOB識別子との間のマッピングが確立される。別の例示的な技法によれば、ユーザは、AT115のセル識別子(たとえば、IMSI)とOOB識別子(たとえば、BD_ADDR)とをFAP230におけるユーザインターフェースに手動で入力する。さらに別の例示的な技法によれば、ユーザは、ポータル(たとえば、ウェブページ)を介してマッピング情報を入力し、FAP230は、その情報をダウンロードする(たとえば、またはFAP230はウェブサーバを含み、ポータルはFAP230を直接アドレス指定する)。
本明細書で説明するアクティブハンドイン機能は、OOBフェムトプロキシ240に統合されたFAP230を有するフェムトプロキシシステム290の使用に関与する。図6Aに示したように、また、上記のいくつかの例示的な構成で説明したように、OOBフェムトプロキシ240は、FAP230に通信可能に結合されたOOBデバイス(たとえば、OOB無線)を含む。たとえば、FAP230とOOBフェムトプロキシ240とは、単一のハウジングまたはアセンブリ中に物理的に統合され得る(たとえば、バスまたは何らかの他の内部接続を介して通信していることがある)か、またはOOBフェムトプロキシ240は別個に格納され得、ワイヤードまたはワイヤレス接続を使用してFAP230と通信していることがある。一般に、OOBフェムトプロキシ240による近傍検出がFAP230の近傍をも示すように、OOBフェムトプロキシ240はFAP230の十分近くに配置される。
いくつかの他の構成では、OOBフェムトプロキシ240は、物理的にではなく、論理的にFAP230に統合される(たとえば、構成要素は、場合によってはネットワークによって論理的に互いに関連することができる)。たとえば、OOBフェムトプロキシ240がFAP230から物理的に分離されても、OOBフェムトプロキシ240による近傍検出が、FAP230の近傍に関連することができるように、構成要素は共通のサブネットの一部であり得る。図6Bに、OOBフェムトプロキシ240およびFAP230がコアネットワーク630に関して論理的に統合される、アクティブハンドインを可能にするための通信システム600bの簡略ネットワーク図を示す。
図6Aの場合のように、通信システム600bは、マクロネットワーク100と、ユーザローカルネットワーク610と、コアネットワーク630とを含む。コアネットワーク630は、特に、フェムトコンバージェンスシステム(FCS)640とモバイル交換センター(MSC)650とを含む。FCS640は、いくつかのFAP230(明快のためにただ1つのFAP230が示されている)と通信しており、MSC650は、1つまたは複数のマクロBSC120を介して複数のマクロBTS105(明快のためにただ1つのマクロBTS105が示されている)と通信している。セルラー通信が、FCS640およびMSC650の機能を使用してFAP230によって可能にされ得るように、FAP230は、コアネットワーク630要素を介してマクロネットワーク100と通信している。
図示のように、ユーザローカルネットワーク610は、フェムトプロキシシステム290の一部としてFAP230とOOBフェムトプロキシ240とを含む。OOBフェムトプロキシ240は、一体型OOBフェムトプロキシ/ルータ240aとして示されている。たとえば、ブロードバンド通信サービスは、モデム680を介してユーザローカルネットワーク610に配信される。モデム680は、その場合、ローカルサブネットにブロードバンド通信サービスを提供するように構成されたOOBフェムトプロキシ/ルータ240aと通信している。たとえば、OOBフェムトプロキシ/ルータ240aは、それのカバレージエリア中でAT115が使用するWiFi「ホットスポット」として働くWiFiルータである。
例示的なシナリオによれば、AT115は、(たとえば、WiFiカバレージエリア内の)OOBフェムトプロキシ/ルータ240aの近傍中に移動し、AT115は、OOBフェムトプロキシ/ルータ240aを検出するか、またはOOBフェムトプロキシ/ルータ240aによって検出される。たとえば、AT115は、(たとえば、AT115にすでに知られ得、前に許可され得るなどの)特定のSSIDをもつワイヤレスネットワークを検出する。AT115にサービスを提供するより前に、OOBフェムトプロキシ/ルータ240aは、AT115にIPアドレスを割り当てようと試み得る。割当てプロセスの一部として、OOBフェムトプロキシ/ルータ240aは、サブネット上のすべてのデバイスにDHCP要求をブロードキャストする。
FAP230は、OOBフェムトプロキシ/ルータ240aによって与えられるサブネット上のデバイスであるように構成される。特に、OOBフェムトプロキシ240とFAP230とは、物理的な連結、物理的な統合などが行われることも行われないこともある。しかしながら、OOBフェムトプロキシ240とFAP230とがユーザローカルネットワーク610中の同じサブネットの一部であるので、FAP230はOOBフェムトプロキシ/ルータ240aからDHCP要求を受信する。DHCP要求は、AT115のWiFi MACアドレス(たとえば、または他の同様のタイプの識別子)を含む。
FAP230において、AT115のMACアドレスとそれのセル識別子(たとえば、IMSI、MEID、ESNなど)との間のマッピングが維持される。FAP230が、(たとえば、それのアクセスリストの一部であるAT115、セルフォンであることが知られているAT115などについて)認識されるMACアドレスをもつDHCP要求を見ると、FAP230は、アクティブハンドインを可能にするために、AT115のための対応するセル識別子をFCS640に送る。代替的に、AT115のMACアドレスとセル識別子との間のマッピングは、FCS640において維持され得る。したがって、FAP230はMACアドレスをFCS640に送ることができ、FCS640は、AT115のための対応するセル識別子を取り出すことができる。
OOBフェムトプロキシ240とFAP230とを同じサブネット上にあるように構成することにより、フェムトプロキシシステム290の構成要素が物理的に、あるいは統合されていない場合でも、それらの構成要素間の論理統合を行い得る。WiFi MACアドレスをセル識別子にマッピングすることにより、FAP230との他のタイプのOOBフェムトプロキシ240の統合に関して上記で説明したように(たとえば、図6Aを参照しながら説明したように)、AT115が実質的に登録される(たとえば、事前登録される)ことが可能になる。
特に、ただ1つのFAP230が示されているが、OOBフェムトプロキシ/ルータ240aは複数のFAP230と通信していることがある。たとえば、企業コンテキストでは、いくつかのFAP230は、セルラーサービスカバレージを大きいエリア(たとえば、オフィスビル)まで拡張するために使用され得る。複数のFAP230、および複数のOOBフェムトプロキシ240さえ、すべて、ルータによって可能にされる共通のサブネット(たとえば、ローカルエリアネットワーク)の一部であり得る。近接がサブネット上のどこかで検出されたとき、ルータは、アクティブハンドインの信頼性を改善するための適切なDHCP要求および/または他のタイプのシグナリングをサブネット中のフェムトセルに送出することが可能であり得る。
図6Aおよび図6Bにおいて説明した構成は、例示的なものにすぎず、限定するものではない。OOBフェムトプロキシ240とFAP230との間の同じまたは同様のタイプの統合的な機能を提供するための他の構成が考えられる。たとえば、様々な実施形態によれば、多くの構成は、特定のFAP230への信頼できるアクティブハンドインを可能にするために、OOB近傍検出が使用されることを可能にし得る。
FAP230支援ハンドインを可能にするために、図2Aにおいて説明したFAPのようなFAP230は、図7Aおよび図7Bにおいて説明するFCSなどのFCS640の実施形態と対話し得る。図7Aに、フェムトコンバージェンスシステム(FCS)640aを含むワイヤレス通信システム700aのブロック図を示す。FCS640aは、通信管理サブシステム710と、フェムトインターフェースサブシステム730と、マクロインターフェースサブシステム740とを含む。FCS640aはまた、メモリ715とプロセッサモジュール725とを含む。FCS640aのすべての構成要素は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)直接または間接的に互いに通信していることがある。
コンテキストおよび明快のために、FAP230と通信しているフェムトインターフェースサブシステム730が示されており、(MSC650ならびに/あるいは1つまたは複数のマクロBSC(図示せず)を介して)マクロBTS105と通信しているマクロインターフェースサブシステム740が示されている。FAP230支援ハンドインを可能にすることに関与するものを含む、様々な通信機能は、通信管理サブシステム710を使用して実装および/または管理される。たとえば、通信管理サブシステム710は、マクロインターフェースサブシステム740の機能を使用してマクロネットワーク要素との通信を少なくとも部分的に処理し得、フェムトインターフェースサブシステム730の機能を使用してFAP230との通信を少なくとも部分的に処理し得る。たとえば、通信管理サブシステム710は、バスを介してFCS640aの他の構成要素の一部または全部と通信しているFCS640の構成要素であり得る。
メモリ715は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。いくつかの実施形態では、メモリ715は、登録関係情報を維持するように構成される。以下でより十分に説明するように、登録関係情報は、FAP230、AT115などのための識別子マッピング、ならびに登録メッセージ、フラグなどを含み得る。
メモリ715はまた、実行されるとプロセッサモジュール725に本明細書で説明する様々な機能(たとえば、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード720を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア720は、プロセッサモジュール725によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、コンピュータに本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。
プロセッサモジュール725は、たとえば、Intel(登録商標)CorporationまたはAMD(登録商標)製のものなどの中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)などのインテリジェントハードウェアデバイスを含み得る。プロセッサモジュール725の実施形態は、タイマー機能などの機能を可能にするように構成され得る。さらに、プロセッサモジュール725の実施形態は、通信管理サブシステム710、フェムトインターフェースサブシステム730、またはマクロインターフェースサブシステム740の機能の一部または全部を含むかまたは可能にする。
たとえば、図7Bは、図7AのFCS640aの代替構成であるFCS640bのブロック図を示している。図7AのFCS640aの場合と同様に、図7BのFCS640bは、フェムトインターフェースサブシステム730と、マクロインターフェースサブシステム740と、メモリ715と、プロセッサモジュール725とを含み、そのすべては、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)直接または間接的に互いに通信している。図7AのFCS640aとは異なり、図7BのFCS640bは通信管理コントローラ710を含む。通信管理コントローラ710の実施形態は、図7Aに示す通信管理サブシステム710の機能と実質的に同じ機能を与えるために、プロセッサモジュール725の一部として実装される。
上記で説明したように、図7Aおよび図7Bにおいて説明したFCSなどのFCS640の実施形態は、FAP230支援ハンドインを可能にするために、図2Aにおいて説明したFAPのようなFAP230と対話することができる。たとえば、AT115がFAP230に接近したとき、FAP230は、OOBリンク(たとえば、Bluetoothページングプロシージャ)を使用してそれの近傍にあるAT115を検出し、またはその逆も同様である。OOB検出プロシージャに加えて、またはそれの一部として、FAP230は、AT115が許可されたユーザであるかどうかを判断し得る。たとえば、FAP230は、AT115が、FAP230を介してマクロ通信サービスにアクセスすることを許可されるかどうかを判断するためにアクセス制御リストを検査し得る。
互いを発見すると(また、FAP230が、許可されたユーザとしてAT115を確認すると)、FAP230はAT115をFCS640に登録する。たとえば、FAP230は、検出プロシージャ中に検出されたAT115のOOB識別子(たとえば、Bluetoothデバイスアドレス、WiFi MACアドレス)と、AT115のIMSIのようなAT115のセル識別子との間のATマッピング219を維持する。FAP230は、AT115のセル識別子に従ってAT115をFCS640に登録し得る。
いくつかの実施形態では、AT115がFAP230を検出する前にAT115の検出および登録が実行され得るように、OOB無線レンジ(たとえば、Bluetoothカバレージのエッジ)はFAP230カバレージ範囲よりも大きい。したがって、多くの場合、ハンドオフがAT115の測定報告によってトリガされる前に、AT115のためのOOB存在指示がFAP230によってFCS640に通信され得る(すなわち、ATを示唆するハンドオフ要求を受信すると、AT115は効果的に「事前登録」され得る)。
特に、様々なタイプの登録または事前登録は、マクロネットワーク100および/またはFAP230コンテキストにおいて利用可能であり得る。本明細書で使用する「登録」および「事前登録」は、特に、OOB存在指示を使用するFCS640へのAT115の登録を指すものとする。ハンドオフがトリガされ、ハンドオフ要求が(たとえば、MSC650から)FCS640において受信されると、FCS640は、(たとえば、AT115のセル識別子に従って)OOB存在指示をハンドオフ要求と相関させることが可能であり得る。この情報を用いて、FCS640は、適切なターゲットFAP230を一意に識別し、ハンドインを確実に進めることができる。
場合によっては、FCS640は、AT115のセル識別子(たとえば、IMSI)をもつFAP230の前のOOB存在指示に基づいて、AT115がFAP230の近傍にあるとFCS640が考えていることを示すフラグをもつハンドオフ要求をFAP230に通信する。フラグを受信すると、FAP230は、(たとえば、OOBフェムトプロキシを使用してOOBチャネルを介して、逆方向リンク感知を使用してマクロチャネルを介して、または両方を介して)再びAT115を検出しようと試み得る。AT115がもはやFAP230の近傍にない場合、FAP230はFCS640からのハンドオフ要求を拒否することができる。さらに、以下で説明するように、いくつかのタイプの登録解除技法が使用され得る。
1つの登録解除技法によれば、AT115は、OOB不在指示をFCS640に通信することによって明示的に登録解除される。たとえば、OOBフェムトプロキシ240および/またはFAP230は、AT115とのリンク損失を検出し、OOB不在指示の形態で登録解除要求をFCS640に送り得る。別の登録解除技法によれば、対応するハンドオフ要求を受信することなく、登録した後にある量の時間が経過した場合、AT115は登録解除され得る。さらに別の登録解除技法によれば、AT115は、ターゲットFAP230へのハンドオフの肯定応答時に、明示的または暗黙的に登録解除され得る。
いくつかの実施形態では、アクティブAT115について登録が実行されるのみである。1つの例示的なシナリオでは、上記で説明したように、登録は、OOBリンクを介した検出と、FCS640へのOOB存在指示の後続の通信とに基づく。このシナリオでは、FAP230は、AT115がWWANアイドル状態にあるのかアクティブ状態にあるのか(たとえば、ボイス呼中であるのか)を知らないことがある。アイドルハンドオフの場合、AT115のセル識別子(たとえば、IMSI)をもつFCS640への、FAP230の事前登録は無視される。たとえば、ハンドオフ要求メッセージがタイムアウトより前にFCS640に到着しない場合、暗黙的登録解除が行われ得る。
別の例示的なシナリオでは、同じく上記で説明したように、登録は、OOBリンクを介した検出と、次いで逆方向リンク感知を使用するWWANを介した検出とに基づく。このシナリオでは、FAP230は、AT115がWWANアクティブ状態にあることを知っている。いくつかの実施形態では、アイドルAT115は事前登録されない。たとえば、AT115がOOBリンクを介して検出されるが、逆方向リンク感知によって検出されない(すなわち、AT115が近傍にあるが、WWANアイドル状態で動作していることを示す)場合、FAP230は登録要求をFCS640に送らないであろう。
さらに別の例示的なシナリオでは、AT115を示唆するハンドオフ要求メッセージが(たとえば、コアネットワーク630からFACDIR2メッセージとして)FCS640に到着する。AT115が(たとえば、OOB存在指示によって)事前登録された場合でも、FCS640は、AT115が事前登録に基づいてその特定のFAP230の近傍にあるとFCS640が考えていることを示すフラグをもつハンドオフ要求を、FAP230に送り得る。いくつかの実施形態では、FAP230は、OOBリンクを介して、または逆方向リンク感知を使用して、再びAT115を検出しようと試みる。それが失敗した場合は、FAP230はハンドオフ要求を拒否し得、それが成功した場合は、FAP230はハンドオフ要求を受け付け得る。
特に、上記のシナリオでは、逆方向リンク感知は、OOBリンク検出によってトリガされ得、他の場合には行われない。逆方向リンク感知は、一般に、固定のAT115のパブリックロングコードマスクを使用して実行され得る(すなわち、プライベートロングコードマスクは一般に、商業的に使用されないことがある)。したがって、逆方向リンク感知は、AT115のセル識別子(たとえば、IMSI)と、AT115のOOB識別子(たとえば、BluetoothデバイスアドレスまたはWiFi MACアドレス)と、AT115のパブリックロングコードマスクとの間のマッピングがFAP230において維持されるようにFAP230において構成され得る。
AT115を示唆する対応するハンドオフ要求がFCS640において受信された後に登録要求がFCS640において受信された場合、FCS640は、(たとえば、図14のコールフロー図を参照しながら)以下でより十分に説明するように、様々な方法でハンドインを処理し得る。たとえば、登録要求が、対応するハンドオフ要求後に受信されたときでも、本明細書で説明する技法は、アクティブハンドインを可能にするのを助けるために使用され得る。代替的に、ハンドインがないことがあるか、またはブラインドハンドイン、逆方向リンク感知などのような、上記で説明した技法が使用され得る。
本明細書で説明するFAP230支援ハンドイン技法は、いくつかの特徴を与えることを諒解されよう。1つの特徴は、本技法が、アクティブハンドインのための適切なターゲットFAP230を確実に判断するために使用され得ることである。別の特徴は、OOB存在指示の通信による事前登録が、逆方向リンク感知技法において使用される測定要求および応答タイマーに関係するレイテンシを低減するかまたはなくし得ることである。さらに別の特徴は、(たとえば、測定要求および応答からの)コアネットワークシグナリングが低減され得ることである。さらに別の特徴は、FAP230が逆方向リンク感知のために使用される追加の無線なしに実装され得ることである(しかしながら、いくつかの実施形態は、追加の無線が依然として所望され得るように、逆方向リンク感知技法に対する拡張として本明細書で説明する技法を使用し得る)。また、別の特徴は、AT115、エアインターフェース、またはレガシーインフラストラクチャにおいて変更が必要とされないことがあることである。本技法は、FAP230およびFCS640のみへの変更を用いて実装され得る。
FAP230支援ハンドイン技法の実施形態について、図8A〜図17の方法を参照しながら以下で説明する。最初に図8Aを参照すると、FAPを使用してFCSにおいてAT登録を処理するための例示的な方法800aの流れ図が示されている。方法800aは、段階804において開始し、フェムトプロキシシステム290の近傍にあり、マクロセル(マクロBTS105)を介してマクロネットワーク100に通信可能に結合されたAT115を検出する。たとえば、AT115は、マクロセル上にキャンピングされ、アクティブセルラー通信していることもしていないこともある。フェムトプロキシシステム290は、フェムトコンバージェンスシステム(FCS)640を介してマクロネットワーク100に通信可能に結合された、OOBフェムトプロキシ240とフェムトセル(FAP230)とを含む。
段階808において、AT115がFAP230を介してマクロネットワーク100にアクセスすることを許可されるかどうかに関する判断を行う。たとえば、FAP230は、FAP230に接続することを許可された(たとえば、FAP230を介してマクロ通信サービスにアクセスすることを許可された)AT115をもつアクセス制御リスト(たとえば、「ホワイトリスト」)を維持する。段階808において、AT115がFAP230を介してマクロネットワーク100にアクセスすることを許可されないと判断された場合、方法800aは中止し得る。たとえば、方法800aは、段階824においてAT115を無視する。
段階808において、AT115がFAP230を介してマクロネットワーク100にアクセスすることを許可されると判断された場合、段階816において、FAP230が、マクロネットワーク100上のAT115を識別するセル識別子(たとえば、IMSI)を判断する。たとえば、段階804においてAT115を検出することの一部として、AT115に対応するOOB識別子(たとえば、BD_ADDR)が、OOB通信リンクを介してOOBフェムトプロキシ240を使用して検出される。上記で説明したように、FAP230は、特定のAT115のための対応するOOB識別子とセル識別子との間のATマッピング219を維持する。
段階820において、マクロBTS105からFAP230へのハンドインのためにAT115を登録する。たとえば、FAP230は、登録メッセージの一部として少なくともAT115のセル識別子をFCS640に通信する。上記で説明したように、方法800aの段階(たとえば、段階804における近傍検出から段階820における登録方法の通信まで)が、場合によっては、AT115がフェムトレンジに入る前に行われ得るように、OOBレンジはフェムトレンジよりも大きくなり得る(たとえば、または少なくとも実質的に同じであり得る)。このようにして、AT115の測定報告がFAP230を示す前に、またFAP230へのハンドオフがマクロネットワーク100によって判断される前に、登録は行われ得る。
図6Aおよび図6Bを参照しながら上記で説明したように、様々な構成は、登録(たとえば、OOB存在指示を使用する事前および/または事後登録)を可能にするために様々なタイプのOOB近傍検出を使用し得る。たとえば、方法800aの部分は、OOB近傍検出が、図6Aに示した構成のような構成を使用して(たとえば、FAP230に物理的に統合されたOOBフェムトプロキシ240としてBluetooth無線を使用して)実行されていたのか、または図6Bに示した構成のような構成を使用して(たとえば、FAP230に論理的に統合されたOOBフェムトプロキシ240としてWiFiアクセスポイントを使用して)実行されていたのかに応じて異なり得る。さらなる明快のために、これらのタイプのシナリオの各々の例について、図8Bおよび図8Cにおいて説明する。
最初に図8Bを参照すると、FAP230に物理的に統合されたOOBフェムトプロキシ240として使用されているBluetooth無線のコンテキストにおいてAT登録を処理するための例示的な方法800bの流れ図が示されている。さらなる明快のために、図8Bのコンテキストにおいて図8Aからの対応する段階の可能な例示的な実装形態を示すために、図8Aからの参照番号が小文字「a」を追加して使用される。したがって、方法800bは段階804aで始まり、段階804aにおいて、フェムトプロキシシステム290の一部としてフェムトセル(FAP230)に統合されたOOBフェムトプロキシ240として構成されたBluetooth無線を使用して、フェムトプロキシシステム290の近傍にあるAT115を検出する。
段階804aは、段階824と段階828とを含む。段階824において、Bluetooth無線(すなわち、OOBフェムトプロキシ240)は、AT115がそれの近傍にあるかどうかを確かめるためにAT115を周期的にページングする。本明細書で使用する「周期的に」は、非連続であるタイプのシグナリングを搬送することを広く意味する。たとえば、「周期的に」は、特定のしきい値などに従って、あらかじめ定義された間隔におけるシグナリング(たとえば、ページング)を含み得る。段階828において、Bluetooth無線は、Bluetoothリンクを介してAT115からの応答を検出する。
AT115から応答を受信すると、フェムトプロキシシステム290は、AT115が近傍にあることを認識しており、フェムトプロキシシステム290は、AT115のBluetoothデバイスアドレス(たとえば、BD_ADDR)を知っている。上記で説明したように、Bluetoothデバイスアドレスは、AT115のための一意の帯域外識別子を効果的に与える。いくつかの構成では、フェムトプロキシシステム290はさらなる判断を行う。たとえば、フェムトプロキシシステム290は(たとえば、図8Aの段階808および段階824を参照しながら説明したように)AT115がFAP230を介してマクロネットワーク100にアクセスすることを許可されるかどうかを判断し得る。
段階816aにおいて、マクロネットワーク100上のAT115を識別するセル識別子(たとえば、IMSI)を判断する。たとえば、FAP230がAT115の対応するBluetoothデバイスアドレスからAT115のセル識別子を判断し得るように、特定のAT115のための対応するOOB識別子とセル識別子との間のATマッピング219は、FAP230によって維持され得る。代替的に、マッピングはFCS640において維持され得る。
段階820aにおいて、マクロBTS105からターゲットFAP230へのハンドインのためにAT115を登録する。特に、FAP230は、AT115をFCS640に登録するために、AT115の識別子をもつOOB存在指示をFCS640に通信する。ATマッピングがFAP230において維持されるいくつかの例示的な構成では、AT115のセル識別子(たとえば、およびいくつかの構成ではOOB識別子)をもつOOB存在指示はFCS640に通信され得る。ATマッピングがFCS640において維持される他の構成では、AT115のOOB識別子をもつOOB存在指示はFCS640に通信され得、その場合、FCS640は(たとえば、段階816aに従って)対応するセル識別子へのマッピングを判断する。
近傍のためにBluetoothを使用することは、いくつかの特徴を与え得る。たとえば、Bluetoothは、比較的低電力のページング、フェムトセルカバレージエリアの範囲と同様であり得る範囲などを可能にし得る。さらに、本技法がほとんどまたはまったくAT115への変更なしに実装され得るように、多くのAT115はすでにBluetooth無線を装備していることがある。しかしながら、いくつかの構成ではいくつかの制限が現れ得る。たとえば、FAP230は、Bluetooth無線に統合される必要があり得、いくつかのタイプのプロビジョニングは困難であり得る。さらに、オープンフェムトセル(たとえば、アクセス制御リストがない)または企業タイプ構成を使用するときに、近傍にあり得るすべてのAT115に対応する多数のBluetoothアドレスをページングすることは困難または非効率的であり得る。
別の手法に従って、図8Cに、FAP230に論理的に統合されたOOBフェムトプロキシ240として使用されているWiFiアクセスポイントのコンテキストにおいてAT登録を処理するための例示的な方法800cの流れ図を示す。たとえば、方法800cは、図6Bのシステム600bを使用して実装され得る。さらなる明快のために、図8Cのコンテキストにおいて図8Aからの対応する段階の可能な例示的な実装形態を示すために、図8Aからの参照番号が小文字「b」を追加して使用される。したがって、方法800cは段階804bで始まり、段階804bにおいて、フェムトプロキシシステム290の一部としてフェムトセル(FAP230)との共有サブネット上のOOBフェムトプロキシ240として構成されたWiFiアクセスポイントを使用して、フェムトプロキシシステム290の近傍にあるAT115を検出する。
段階804bは、段階834と段階838と段階842とを含む。段階834において、AT115は、WiFiアクセスポイントのカバレージエリアに入り、それのサービスセット識別子(SSID)をもつWiFiアクセスポイントを検出する。段階838において、AT115は、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)要求をWiFiアクセスポイントに送る。AT115はWiFiアクセスポイントからインターネットプロトコル(IP)アドレスを要求するためにDHCP要求を使用し、DHCP要求はAT115のWiFi MACアドレスを含む。
DHCP要求に応答して、段階842において、WiFiアクセスポイントは、利用可能なIPアドレスを求める要求をそれのサブネット上のすべてのデバイスにブロードキャストする。たとえば、WiFiアクセスポイントは、DHCP要求をサブネット全体に通信するためにサブネットワイドブロードキャストアドレス(たとえば、255.255.255.255)を使用する。特に、FAP230はサブネット上にあり、DHCP要求はAT115のWiFi MACアドレスを含む。したがって、FAP230は、AT115の近接とAT115のOOB識別子とを認識するようになる。
AT115の近接とそれのOOB識別子との指示を受信すると、方法800cは、実質的に図8Aおよび図8Bを参照しながら説明したように進む。たとえば、段階816bにおいて、マクロネットワーク100上のAT115を識別するセル識別子(たとえば、IMSI)は、FAP230によって(たとえば、または登録要求を受信した後のFCS640によって)判断される。段階820bにおいて、FAP230は、AT115をFCS640に登録するために、AT115の識別子をもつOOB存在指示をFCS640に通信する。上記で説明したように、OOB存在指示は、たとえば、ATマッピングがどこで維持されるかに応じて、AT115のセル識別子および/またはOOB識別子とともにFCS640に通信され得る。
特にAT115が前にFAP230とペアリングしなかったとき、AT115のWiFi MACアドレスと対応するセル識別子との間にマッピングがないことがあることは注目に値する。たとえば、いくつかの構成(たとえば、何らかの宅内、企業、限定アクセスなど)では、マッピングは、アクセス制御リスト、ペアリング手順などの一部として生成され得る。しかしながら、オープンアクセスフェムトセルのコンテキストでは、どのAT115もWiFiアクセスポイントを介してFAP230を検出し得る。例示的な一構成では、AT115は、WiFiリンクを介してFAP230からのユニバーサルプラグアンドプレイ(UPnP:Universal Plug and Play)広告を検出する。それに応答して、AT115は、UPnPリモートプロシージャ呼出しを介して、それのセル識別子をFAP230に通知し得る。別の例示的な構成では、WiFi MACアドレスとセル識別子とを周期的に(たとえば、および/またはSIMカードが交換されたときはいつでも)事業者と同期させる適用例が提供される。
近傍のためにWiFiを使用することは、たとえば、比較的低電力の検出、フェムトセルカバレージエリアの範囲と同様であり得る範囲、内蔵WiFi機能をもつAT115の高まる遍在性(ubiquity)などを含む、Bluetoothの機能と同様のいくつかの機能を提供し得る。さらに、WiFi手法は、企業および/またはオープンフェムトセルコンテキストにおいていくつかの機能を提供し得る。たとえば、WiFiアクセスポイントは、両方ともそれのサブネット内にある、2つ以上のFAP230のカバレージエリア間に配置され得る。いくつかの構成では、(たとえば、段階834〜段階842に従って)第1のFAP230がサブネット上でAT115を検出すると、第1のFAP230はまた、サブネット上で第2のFAPからのソフトハンドオフレッグを要求し得る。このようにして、第1のFAP230がアクティブハンドインのための最適なFAPでない場合、第1のFAP230と第2のFAP230との間のソフトハンドオフが開始され得る。
また、いくつかの構成においてWiFiを使用するときに、いくつかの制限が現れ得る。たとえば、FAP230をWiFiアクセスポイントから物理的に分離することが望ましい場合、FAP230は、DHCP要求のブロードキャストを受信するために、WiFiアクセスポイントと通信する何らかの方法を依然として必要とし得る。別の潜在的な制限によれば、近傍検出のためにWiFiを使用することはバッテリー寿命に悪影響を及ぼし得るが、この制限を緩和するために様々な技法(たとえば、AT115の地理的ロケーションに応じてWiFi無線をオンまたはオフにする適用例)が使用され得る。
図9に、FAPとのアクティブハンドインを処理するための例示的な方法900の流れ図を示す。方法900は、明快にするために図8の段階820のコンテキストで示されている。説明のために、方法900について、FAP230によってFCS640に登録されたAT115に関して、たとえば、図8の方法800に従って説明する。
したがって、方法900は、段階904において開始し、FAP230において、事前登録されたAT115(OOB存在指示が前にFCS640に通信されたAT115)についてのハンドオフ要求をFCS640から受信する。いくつかの実施形態では、ハンドオフ要求が受信されたときにFAP230がAT115の近接を認識しているように、FAP230は、それがAT115を登録したという認識を維持する。他の実施形態では、ハンドオフ要求は、関係するAT115がFAP230の近傍にあると考えられるという(たとえば、OOB存在指示をFCS640に通信することによってAT115がFAP230によって事前登録されたという)、FAP230へのフラグまたは他の指示を含む。
段階908において、ハンドオフ要求を受信したことに応答して、FAPからFCS640に肯定応答メッセージを通信する。FAP230とFCS640との間のメッセージングは、1つまたは複数のネットワーク上に実装され得る。たとえば、肯定応答メッセージは、FAP230からインターネットプロトコルセキュリティ(IPsec:Internet Protocol Security)トンネルを介してコアネットワークのエッジにあるセキュアゲートウェイに通信され、セキュアゲートウェイからコアネットワーク中のIPマルチメディアサブシステム(IMS:IP Multimedia Subsystem)ネットワークに通信され、およびIMSネットワークからコアネットワーク中のFCS640に通信され得る。
段階912において、事前登録されたATに、それの現在接続されている(ソース)マクロBTS105からターゲットFAP230にアクティブ通信をハンドインするように指示する。特に、AT115は、一般にFAP230からはハンドオフ指示を受信しない。そうではなく、FAP230は、それが適切なハンドオフターゲットであることを示すためにハンドオフ要求を肯定応答し、最終的に、マクロネットワーク100要素(たとえば、ソースマクロBTS105)がハンドオフ指示をAT115に通信する。
図8および図9の方法800および900によるアクティブハンドインを示す例示的なコールフロー図1000を図10に示す。コールフロー図1000は、AT115、現在接続されている(ソース)マクロBS105/120、ソースMSC650、ターゲットFCS650、および2つの潜在的なターゲットFAP230の間の通信を示している。過度の詳細を避けるために、ソースマクロBSは、マクロBSC120と通信しているソースマクロBTS105を含み、それらの要素間のシグナリングは図示していない。コールフロー図1000では、潜在的なターゲットFAP230は共通セル識別子を有する(たとえば、それらは同じPNオフセットを有する)と仮定する。したがって、アクティブハンドインの成功を保証するために、潜在的なターゲットFAP230のうちの適切な1つを確実に判断することが必要であり得る。
コールフロー図1000は、段階1004において、ソースマクロBS105/120を介してソースMSC650によって可能にされる、ボイス呼またはデータ呼のような、アクティブマクロ通信に現在関与しているAT115で開始する。ある時間に、AT115は、潜在的なターゲットFAP230aのうちの第1のFAP230aに関連するOOBフェムトプロキシ240(たとえば、OOBフェムトプロキシ240と第1の潜在的なターゲットFAP230aとはフェムトプロキシシステム290に統合される)の近傍に移動する。段階1008において、OOBフェムトプロキシ240は、(たとえば、図8の段階804の場合のように)それの近傍にあるAT115を検出する。段階1012において、第1の潜在的なターゲットFAP230aは、(たとえば、図8の段階820に従って)AT115を事前登録するために、OOB存在指示(登録要求)をターゲットFCS650に送る。
その後のある時間に、AT115は、FAP230のフェムトカバレージエリアに移動し、FAP230を検出し、段階1016において、測定報告(たとえば、PSMM)をソースマクロBS105/120に送る。測定報告は、AT115によって観測されたFAP230のパイロット強度とFAP230のPNオフセットとを含む。ソースマクロBS105/120は、測定報告に従ってハンドオフが必要とされると判断し、段階1020においてソースMSC650にハンドオフ必要メッセージを通信する。段階1024において、ハンドオフ必要メッセージは、ソースMSC650からターゲットFCS640に(たとえば、コアネットワーク上でFACDIR2メッセージとして)通信される。
ハンドオフ要求を受信すると、ターゲットFCS650は、現在、どの潜在的なターゲットFAP230がハンドインのための正しいターゲットであるかを判断する。たとえば、ハンドオフ要求はAT115のIMSIとターゲットFAP230のPNオフセットとを含む。ただし、この例示的な事例では、PNオフセットのみでは一意に識別することができないように、2つの潜在的なターゲットFAP230は同じPNオフセットを有する。従来の技法を使用すると、上記で説明したように、ハンドオフ要求は、たとえば、潜在的なターゲットFAP230のうちの1つを盲目的に選択すること、ハンドインを無視すること、AT115を検出するために潜在的なターゲットFAP230において逆方向リンク感知を開始することなどによってアドレス指定され得る。しかしながら、段階1012においてOOB存在指示を受信すると、ターゲットFCS650は、第1の潜在的なターゲットFAP230aをハンドインのための正しいターゲットFAP230として確実に選択することができる。
段階1028において、ターゲットFCS640はハンドオフ要求を第1のターゲットFAP230aに送る。段階1032において、第1のターゲットFAP230aはハンドオフ肯定応答メッセージでターゲットFCS640に応答する。次いで、ハンドオフはコアネットワークとマクロネットワーク100とを介してAT115に通信される。特に、本明細書では、いくつかの事例において簡単のために「ハンドオフ要求」と一般的に呼ばれるが、各関係するメッセージは、実際は、異なる形態および/または目的をもち得る。たとえば、図示のように、段階1036において、ターゲットFCS640からソースMSC650にハンドオフ肯定応答がFACDIR2メッセージとして通信され得、段階1040において、ソースMSC650からソースマクロBS105/120にハンドオフコマンドが通信され得、段階1044において、ソースマクロBS105/120からAT115にハンドオフコマンドが通信され得る。
次いで、ハンドオフプロセスが開始し得る。たとえば、段階1048において、AT115は肯定応答メッセージをソースマクロBS105/120に通信し、段階1052において、ソースマクロBS105/120はハンドオフ開始メッセージをソースMSC650に通信する。段階1056において、AT115はまた、ハンドオフ完了メッセージを第1の潜在的なターゲットFAP230aに通信し、段階1060において、第1の潜在的なターゲットFAP230aはハンドオフ完了メッセージをターゲットFCS640に通信する。ハンドインを完了すると、段階1064において、ソースマクロBS105/120によるのではなく、適切に識別されたターゲットFAP(すなわち、前に第1の潜在的なターゲットFAP230a)によって可能にされた、AT115のアクティブマクロ通信(たとえば、ボイス呼)が続く。
コールフロー図1000が、例示的なコールフローを示すことのみを目的としており、明快にするために様々な方法で簡略化されていることは注目に値する。たとえば、いくつかの段階で「ハンドオフ要求」について説明したが、各要素が、同様の形態または異なる形態の、同様の情報または異なる情報が含まれるメッセージを通信し得ることを諒解されよう。したがって、コールフロー図1000は、本開示の範囲または特許請求の範囲を制限するものと解釈すべきでない。
場合によっては、AT115を登録解除することが必要であり得ること、または望まれ得ることは、さらに注目に値する。たとえば、AT115が第1のFAP230aによって登録されると仮定する。後で、AT115は、第1のFAP230aと同じPNオフセットを有するが、第1のFAP230aの範囲の十分外側に(たとえば、数マイル離れて)位置する第2のFAP230bの近傍に移動する。AT115は、共有PNオフセットをもつ測定報告を送り、ハンドオフ要求がトリガされ得る。この段階で、FCS640は、第1のFAP230aではなく、第2のFAP230bへのハンドオフが望ましいと判断するために、1つまたは複数の技法を使用しなければならないことがある。他の場合、T115が第1のFAP230aの範囲を十分に外れる場合であっても、第1のFAP230aによる登録は、FCS640に、それの現在のマクロBS105から第1のFAP230aへのAT115のアクティブ通信のハンドインを試行させ得、それは望ましくない結果を生じ得る(たとえば、アクティブボイス呼がドロップし得る)。以下でより十分に説明するように、この問題に対処するために、登録タイムスタンプ、登録解除、および/または本明細書で説明する他の技法が使用され得る。
図11に、ATの登録解除を処理するための例示的な方法1100の流れ図を示す。方法1100は、明快にするために図8の段階820のコンテキストで示されている。説明のために、方法1100について、FAP230によってFCS640に登録されたAT115に関して、たとえば、図8の方法800に従って説明する。
方法1100は、段階1104において、OOBフェムトプロキシ(フェムトプロキシ240)と登録されたAT115との間のOOB通信リンクが失われたかどうかを判断することによって開始する。(たとえば、図8のブロック804に関して)上記で説明したように、AT115とターゲットFAP230に関連するOOBフェムトプロキシとの間のOOBリンクが確立され得る。OOBリンクが(たとえば、すべて、所定の最小持続時間の間など)失われた場合、これはAT115がもはやFAP230の近傍にないことを示し得る。
段階1104において、(たとえば、AT115の登録以来)OOBリンクが失われたと判断された場合、段階1108において、FAP230はFCS650においてAT115を登録解除する。段階1104において、OOBリンクが失われていないと判断された場合、方法1100は、ブロック1112において、FAP230において登録されたAT115についてのハンドオフ要求を受信したかどうかに関するさらなる判断を行う。ハンドオフ要求を受信していない場合、段階1104においてOOBリンクが失われたと判断するか、または段階1112においてハンドオフ要求を受信するまで、方法1100は段階1104から段階1112までを反復する。登録されたAT115についてのハンドオフ要求をFAP230において受信した場合、登録されたAT115に(たとえば、図9の段階912に従って)ハンドインするように指示する。
いくつかの実施形態は他の方法で登録解除を処理し得る。たとえば、例示的な一構成では、方法1100は、ハンドインを完了(たとえば、成功/または失敗)した後、AT115を明示的に登録解除する。しかしながら、特に、AT115の近傍に関する知識および/または登録から獲得し得る他のタイプの情報をネットワークに提供するために、ハンドイン後も登録を維持する(すなわち、AT115を登録解除しない)ことは有用であり得る。
別の例示的な構成によれば、AT115がFCS640に登録されるとき、登録はタイムスタンプに関連付けられる。たとえば、登録FAP230は、AT115のセル識別子(たとえば、またはOOB識別子)とタイムスタンプとを含むOOB存在指示を通信し得る。その後、別のFAP230が同じAT115についての登録要求をFCS640に送る場合、新しい登録要求は後のタイムスタンプを含む。次いで、FCS640は、任意の先行する登録要求を無効であると見なし、後で要求したFAP230へのハンドオフを可能にし得る。たとえば、AT115は、FCS640において後続の登録要求を受信すると、前の要求FAP230から暗黙的に登録解除され得る。
さらに別の例示的な構成によれば、タイマーベースの登録解除が実装される。たとえば、AT115を登録すると、FAP230は、タイマーを開始(たとえば、または場合によっては経過時間の追跡を開始)し得る。その後に登録解除が適切である一定の時間枠(たとえば、1分)が決定され得る。たとえば、時間枠をあまりに小さく設定すると、FAP230はAT115を非効率的に再登録しなければならないことになり得、時間枠をあまりに大きく設定すると、AT115が、登録解除の前に潜在的に同じPNオフセットを共有する他のFAP230のカバレージエリアに入ることを可能にし得る。特に、タイマーベースの登録解除はいくつかの構成では望ましくないことがある。たとえば、登録後に、AT115がアイドルであることにより、または何らかの他の状況により、ハンドオフ要求が長時間受信されないことがある。ハンドオフ要求を受信するより前にAT115が暗黙的に登録解除された場合、登録の利点は失われ得る。
図8〜図11について、上記では主に事前登録の(すなわち、AT115についてのハンドオフ要求を受信するより前に、AT115についてのOOB存在指示を通信する)コンテキストで説明した。AT115を示唆するハンドオフ要求を受信した後にOOB存在指示が通信された場合、同様の技法が使用され得ることを諒解されよう。たとえば、上記で説明したように、FCS640は、MSC650からのハンドオフ要求中で与えられたセル識別子のみに基づいてハンドインのための適切なターゲットFAP230を判断することができないことがあり、すべての候補ターゲットFAP230に(たとえば、同時に)測定要求を通信し得る。
図12に、事前登録なしに(すなわち、AT115についてのハンドオフ要求を受信するより前にAT115についてのOOB存在指示を通信していない)あるアクティブハンドイン機能を実装するための例示的な方法1200の流れ図を示す。方法1200は、段階1204において開始し、フェムトプロキシシステム290において、指定されたAT115の近接を検出するために、それのFAP230を介してFCS640から測定要求を受信する。近傍検出は様々な方法で実行され得る。
一実施形態によれば、FAP230は、上記で説明したように、逆方向リンク感知のための追加のWWAN無線を用いて実装され得る。段階1208において、指定されたAT115を検出するために、FAP230によって(たとえば、マクロ通信チャネルを介して)、一般にOOB感知と組み合わせて逆方向リンク感知を使用する。たとえば、FCS640は、それのパブリックロングコードマスクのような、逆方向リンク感知において使用するAT115のパブリック識別子をFAP230に与え得る。いくつかのタイプの逆方向リンク感知は、3GPP2技術仕様書に記載されている。段階1208に従って、WWAN無線を使用した逆方向リンク感知に加えて、フェムトプロキシシステム290のOOBフェムトプロキシ240を使用してOOBリンクを介してOOB感知が実行され得る。以下でさらに説明するように、逆方向リンク感知にOOB感知を追加することは、逆方向リンク感知を単独で使用するときに発生し得る、複数のFAP230がAT115の成功した検出を同時に戻す可能性を軽減するのに役立つことがある。
別の実施形態によれば、フェムトプロキシシステム290のOOBフェムトプロキシ240は、WWAN逆方向リンク感知をも実行することなしにOOB通信チャネル上でAT115を検出するために使用される。たとえば、FAP230のATマッピング219中に(たとえば、FAP230のアクセス制御リスト中に)AT115がある場合、FAP230はAT115のOOB識別子(たとえば、BD_ADDR、WiFi MACアドレス)を判断するために、AT115のパブリックロングコードマスク、IMSIなどを使用することが可能であり得る。次いで、FAP230はOOBリンクを介してAT115を検出し得る。
AT115を検出するために(たとえば、段階1208および/または段階1212に従って)1つまたは複数の技法を使用した場合、段階1216において、FAP230の近傍にあるAT115が検出されるかどうかに関する判断を行う。段階1216において、FAP230の近傍にあるAT115が検出されないと判断された場合、段階1220において、FAP230は検出失敗応答をFCS640に通信する。段階1216において、FAP230の近傍にあるAT115が検出されたと判断された場合、段階1224において、FAP230は検出成功応答をFCS640に通信し得る。
それの近傍にあるAT115を正常に検出した場合、FAP230は、様々な方法でハンドインを処理し得る。1つの技法によれば、FAPは(たとえば、図8の段階820に従ってFAP230からFCS640にAT115のセル識別子を通信することによって)ハンドインのためのAT115をFAP230に登録する。段階820に従ってAT115を登録するか、またはハンドインのための関連情報を(たとえば、段階1224における検出成功メッセージの一部として)FCS640に通信すると、AT115の通信は、信頼できる方式でFAP230にハンドオフされ得る。たとえば、ハンドインは、図9を参照しながら説明したブロック904〜912に従って実現され得る。
図8および図12は、例示的なFAP230の観点からハンドイン機能の処理に主に焦点を当てている。上記で説明したように、および図10のコールフロー図1000によって示すように、アクティブハンドイン機能はFCS640の動作によってさらに可能にされる。例示的なFCS640の観点からハンドイン機能の処理のための例示的な技法については、図13〜図16で説明する。
図13を参照すると、例示的なFCSにおいてFAP支援アクティブハンドインを処理するための例示的な方法1300の流れ図が示されている。方法1300は、段階1304において、マクロネットワーク100から(たとえば、コアネットワーク上のMSC650から)FCS640においてハンドオフ要求を受信することによって開始する。ハンドオフ要求は、現在の(ソース)マクロBTS105から指定されたFAP230にアクティブマクロ通信をハンドオフするようにAT115に指示するように構成される。指定されたFAP230は、FCS640と通信しているいくつかのFAP230のうちの1つであり、各FAP230は、第1のセル識別子(たとえば、PNオフセット)と、第2のFCS指向識別子(たとえば、FCS640と通信しているすべてのFAP230を一意にアドレス指定するためにFCS640によって使用される識別子)とによって識別可能である。
上記で説明したように、第1のフェムトセル識別子は実質的に非一意である。たとえば、同じマクロセクタ中のいくつかのFAP230が、同じ第1のフェムトセル識別子(たとえば、PNオフセット)を共有し得る。反対に、第2のフェムトセル識別子は、実質的にまたは完全に一意である。たとえば、第2のフェムトセル識別子は、少なくとも、FCS640の観点から特定のFAP230を確実に識別するために使用されるのに十分一意である。指定されたFAP230は、それの第1のフェムトセル識別子によってハンドオフ要求中で識別されると仮定する。たとえば、第1のフェムトセル識別子は、AT115がそれの測定報告の一部としてFAP230を識別するためのものであり、測定報告は、次いで、ハンドオフ要求をトリガするために使用される。
段階1308において、FCS640においてハンドオフ要求を受信するより前に、いずれかのFAP230がAT115のセル識別子(たとえば、IMSI)をFCS640に登録したかどうかに関する判断を行う。段階1308において、FCS640においてハンドオフ要求を受信するより前に、特定の(「登録」)FAP230がAT115のセル識別子をFCS640に登録したと判断された場合、段階1312において、指定されたFAP230を「登録」FAP230であると判断する(すなわち、「登録」FAP230をハンドインのためのターゲットFAP230であると判断する)。したがって、段階1332において、指定されたFAP230の第2のフェムトセル識別子に従って、FCS640から指定されたFAP230(すなわち、「登録」FAP)にハンドオフ要求を通信する。たとえば、FCS640は、すべてのそれの接続されたFAP230について、それらのそれぞれの第1の識別子と第2の識別子との間のマッピングを維持する。FCS640は、(実質的に非一意であり得る)受信された第1のフェムトセル識別子を(実質的に一意であり得る)維持された第2のフェムトセル識別子にマッピングすることによって、ハンドオフ要求を指定されたFAP230に一意にアドレス指定することができる。
段階1308において、FCS640においてハンドオフ要求を受信するより前に、FAP230が(OOB存在指示を使用して)AT115のセル識別子をFCS640に登録しなかったと判断された場合、FCS640は、事前登録を活用することができずにハンドインを処理するための1つまたは複数の技法を使用し得る。たとえば、段階1316において、FCS640は候補ターゲットFAP230のセットを判断する。たとえば、FCS640は、受信された第1のフェムトセル識別子に関連する、関係するマクロセクタ中のすべてのFAP230を候補のセットに含め得る。上記で説明したように、FCS640は、候補リスト中のFAP230のいずれかへのブラインドハンドオフを実装し得る。
いくつかの実施形態では、段階1320において、候補リストのFAP230にAT115を検出するように指示する。たとえば、FAPは、図12の段階1204〜段階1224を参照しながら説明した技法に従って近傍検出を使用し得る。候補FAP230のいずれも、それの近傍にあるAT115を検出しないか、または複数の候補FAP230が、それらの近傍にあるAT115を検出する可能性がある。(たとえば、図15において以下で説明するように)検出が成功しなかった場合に方法1300を中止するために、または複数成功した場合に「最良の」結果を選択するために、様々な技法が使用され得る。特に、実施形態は、(たとえば、段階1208に従って)OOB検出のみを使用するか、または(たとえば、段階1212に従って)逆方向リンクとOOB検出との組合せを使用し得る。OOB検出の使用は、複数の成功が生じる可能性をなくし得る。したがって、明快のために、候補FAP230のうちの1つは、AT115をそれの存在下でうまく検出したのでFCS640によって識別可能であると仮定する。
段階1324において、FCS640において、候補FAP230のうちの1つからの、それの近傍にAT115があるという指示を受信する。上記で説明したように、これは、測定要求メッセージ、登録メッセージなどへの測定応答であり得る。段階1328において、指定されたFAP230を成功した候補FAP230であると判断する。したがって、段階1332において、指定されたFAP230の第2のフェムトセル識別子に従って、FCS640から指定されたFAP230(すなわち、成功した候補FAP230)にハンドオフ要求を通信する。たとえば、FCS640は、第2のフェムトセル識別子の維持されたマッピングに従って、段階1324において受信された検出成功メッセージに従ってなど、第2のフェムトセル識別子を判断する。
それぞれ、図12および図13の方法1200および1300によるアクティブハンドインを示す例示的なコールフロー図1400を図14に示す。コールフロー図1400は、図10のコールフロー図1000と同様であり、図10で使用したものと同じ参照番号によって同様のメッセージングについて説明する。メッセージングは同様であるが、異なるコールフローの状況によって同じでないことがあることを諒解されよう。特に、図10では事前登録シナリオについて説明したが、図14では事後登録シナリオについて説明する。
図10の場合のように、コールフロー図1400は、AT115、現在接続されている(ソース)マクロBS105/120、ソースMSC650、ターゲットFCS650、および2つの潜在的なターゲットFAP230の間の通信を示す。過度の詳細を避けるために、ソースマクロBSは、マクロBSC120と通信しているソースマクロBTS105を含み、それらの要素間のシグナリングは図示していない。コールフロー図1400では、潜在的なターゲットFAP230は共通セル識別子を有する(たとえば、それらは同じPNオフセットを有する)と仮定する。したがって、アクティブハンドインの成功を保証するために、潜在的なターゲットFAP230のうちの適切な1つを確実に判断することが必要であり得る。
コールフロー図1400は、段階1004において、ソースマクロBS105/120を介してソースMSC650によって可能にされる、ボイス呼またはデータ呼のような、アクティブマクロ通信に現在関与しているAT115で開始する。ある時間に、AT115は、FAP230のフェムトカバレージエリアに移動し、FAP230を検出し、段階1016において、測定報告(たとえば、PSMM)をソースマクロBS105/120に送る。測定報告は、AT115によって観測されたFAP230のパイロット強度とFAP230のPNオフセットとを含む。ソースマクロBS105/120は、測定報告に従ってハンドオフが必要とされると判断し、段階1020においてソースMSC650にハンドオフ必要メッセージを通信する。段階1024において、ハンドオフ必要メッセージは、ソースMSC650からターゲットFCS640に(たとえば、コアネットワーク上でFACDIR2メッセージとして)通信される。
図14では、この段階で、AT115は、複数のFAP230がハンドインのための候補ターゲットFAP230であるように、PSMM中で示された識別子を共有するどのFAP230によっても依然として登録されていないと仮定する。段階1404において、潜在的なターゲットFAP230aのうちの第1のFAP230aに関連するOOBフェムトプロキシ240(たとえば、OOBフェムトプロキシ240と第1の潜在的なターゲットFAP230aとはフェムトプロキシシステム290に統合される)は、それの近傍にあるAT115を検出する。たとえば、図12の段階1208および段階1212に関して説明したように、OOB近傍検出は、OOBリンクのみを介して、または他の逆方向リンク検出技法と組み合わせて実行され得る。
段階1408において、AT115が潜在的なターゲットFAP230aのうちの第1のFAP230aによって検出されたとき、そのFAP230aはターゲットFCS640にOOB存在指示を送る。たとえば、FAP230においておよび/またはターゲットFCS640において、AT115のセル識別子(たとえば、IMSI)をAT115の対応するOOB識別子(たとえば、BluetoothデバイスアドレスまたはWiFi
MACアドレス)にマッピングするマッピングが維持される。このマッピングは、段階1020に従って、AT115を、ハンドオフを必要とするAT115として識別するために使用され得る。
段階1408においてOOB存在指示を受信すると、ターゲットFCS650は、現在、第1の潜在的なターゲットFAP230aをハンドインのための正しいターゲットFAP230として確実に選択することができる。段階1028において、ターゲットFCS640はハンドオフ要求を第1のターゲットFAP230aに送る。段階1032において、第1のターゲットFAP230aはハンドオフ肯定応答メッセージでターゲットFCS640に応答する。次いで、ハンドオフはコアネットワークとマクロネットワーク100とを介してAT115に通信される。特に、本明細書では、いくつかの事例において簡単のために「ハンドオフ要求」と一般的に呼ばれるが、各関係するメッセージは、実際は、異なる形態および/または目的をもち得る。たとえば、図示のように、段階1036において、ターゲットFCS640からソースMSC650にハンドオフ肯定応答がFACDIR2メッセージとして通信され得、段階1040において、ソースMSC650からソースマクロBS105/120にハンドオフコマンドが通信され得、段階1044において、ソースマクロBS105/120からAT115にハンドオフコマンドが通信され得る。
次いで、ハンドオフプロセスが開始し得る。たとえば、段階1048において、AT115は肯定応答メッセージをソースマクロBS105/120に通信し、段階1052において、ソースマクロBS105/120はハンドオフ開始メッセージをソースMSC650に通信する。段階1056において、AT115はまた、ハンドオフ完了メッセージを第1の潜在的なターゲットFAP230aに通信し、段階1060において、第1の潜在的なターゲットFAP230aはハンドオフ完了メッセージをターゲットFCS640に通信する。ハンドインを完了すると、段階1064において、ソースマクロBS105/120によるのではなく、適切に識別されたターゲットFAP(すなわち、前に第1の潜在的なターゲットFAP230a)によって可能にされた、AT115のアクティブマクロ通信(たとえば、ボイス呼)が続く。
いくつかの実施形態では、上記で説明した方法の部分(たとえば、図13の方法1300)は、さもなければ指定されたFAP230が一意に識別され得ないときのみ実行される。たとえば、図15に、図13の方法1300のいくつかの部分をいつ実装すべきかを判断するための例示的な方法1500の流れ図を示す。方法1500は、明快にするために、マクロネットワーク100からFCS640においてハンドオフ要求が受信されたように、図13の段階1304のコンテキストで示されている。
方法1500は、段階1504において開始し、(受信されたハンドオフ要求によって指定された)指定されたFAP230が、それの第1のフェムトセル識別子のみに従ってFCS640によって一意にアドレス指定可能であるかどうかを判断する。たとえば、場合によっては、FCS640は、ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に関連する単一のFAP230のみに接続され得る。代替的に、FCS640は、他の情報に従って可能な一致の範囲を絞り込むことが可能であり得る。たとえば、AT115の概略的なまたは詳細なロケーションの知識に従って(たとえば、AT115の現在のマクロBTS105、最近のGPS測定値などに従って)、可能なFAP230のセットは、単一の一致のみが残るように限定され得る。
段階1504において、指定されたFAP230が、それの第1のフェムトセル識別子のみに従ってFCS640によって一意にアドレス指定可能であると判断された場合、段階1508において、FCS640から指定されたFAP230にハンドオフ要求を通信する。1つの技法によれば、ハンドインは、実質的に一意の第1のフェムトセル識別子を使用する典型的なマクロ間ハンドオフのように実質的に扱われ得る。別の技法によれば、FCS640は、たとえば、図13の段階1332に従って、FAP230の第2のフェムトセル識別子に従ってFAP230をアドレス指定することができる。段階1504において、指定されたFAP230が、それの第1のフェムトセル識別子のみに従ってFCS640によって一意にアドレス指定可能でないと判断された場合、他の技法に従ってハンドインのために適切なFAP230を判断することが必要であるかまたは望ましいことがある。たとえば、方法1500は、図13の方法1300に従って進み得る。
図16に、図13の方法1300に、ある機能を追加するための例示的な方法1600の流れ図を示す。方法1600は、明快にするために図13の方法1300の部分のコンテキストで示されている。コンテキストのために、(たとえば、段階1304に従って)指定されたAT115を示唆するハンドオフ要求がFCS640において受信され、(たとえば、段階1308の判断に従って)AT115の事前登録がなかったと仮定する。(たとえば、段階1316に従って)候補FAP230のセットを判断し、(たとえば、段階1320に従って)各候補に、それの近傍にあるAT115を検出するように指示する。
段階1604において、FCS640は候補FAP230からの測定応答を待つ。たとえば、上記で説明したように、測定応答は、検出成功または検出不成功メッセージ、登録メッセージなどであり得る。いくつかの実施形態では、測定要求が候補FAP230に通信されたときからどのくらいの時間が経過したかを判断するために、タイマーが開始される(または、他の方法で時間が監視される)。候補フェムトセルのいずれかから成功応答を受信するより前にタイマーが経過した場合、方法1600は中止し得る。
段階1616において、いずれかの候補FAP230が、それらの近傍にあるAT115を検出したかどうかに関する判断を行う。たとえば、段階1616における判断は、測定応答のいずれかまたはすべてが受信されたかどうかを判断することに関与し得る。段階1616において、候補FAP230のうちの1つが、それの近傍にあるAT115を検出したと判断された場合、方法1600は、段階1620においてタイマーを中止する。次いで、成功したFAP230にハンドオフ要求を通信する。たとえば、成功したFAP230への通信は、図13の段階1332に従って実装され得る。
段階1616において、候補FAP230のいずれもそれらの近傍にあるAT115を検出しなかったと判断された場合、方法1600は検出を待ち続け得る。たとえば、段階1608において、所定の時間量が経過したかどうかに関するさらなる判断を行う。段階1608において、所定の時間量が経過したと判断された場合、FAP230のいずれもそれらの近傍にあるAT115を検出しなかった(すなわち、段階1616に従って、フェムトセルのいずれもそれの近傍にあるATを検出せず、段階1608においてタイマーが経過した)と仮定し得る。したがって、段階1612において、ハンドオフ要求を無視するか、または場合によっては処理する。たとえば、ハンドオフ要求の転送が中止され得る、FCS640によってブラインドハンドオフが実装され得るなどである。
段階1608において、所定の時間量が経過していないと判断された場合、方法1600は、段階1608において所定の時間が経過するか、または段階1616において検出が判断されるまで、段階1604と段階1616と段階1608とを反復し続け得る。特に、すべての候補FAP230からのメッセージが不成功として受信された場合、方法1600は中止し得る(たとえば、タイマーは中止し得る)。
場合によっては、ハンドオフ要求および/または登録要求は、それらが受信された順序および/または他のイベントの発生に従ってFCS640によって別様に扱われる。たとえば、図17に、様々な順序でおよび様々なコンテキストにおいて、FCS640においてハンドオフ要求と登録要求との受信を処理するための例示的な方法1700の流れ図を示す。方法1700は、段階1704において、登録FAP230から例示的なFCS640において登録要求を受信することによって開始する。登録要求は、登録FAP230によって登録FAP230の近傍にあることが検出されたAT115のセル識別子を登録しようとする。登録FAP230は、FCS640を介してマクロネットワーク100と通信しているいくつかのFAP230のうちの1つであり、各FAP230は、上記で説明したように、第1の(マクロ指向で、実質的に非一意の)フェムトセル識別子と第2の(FCS指向で、実質的に一意の)識別子とに従ってアドレス指定可能である。
段階1708において、登録要求を受信するより前に、AT115を示唆する(たとえば、図13の段階1304に従ってなど、マクロBTS105から指定されたFAP230へのAT115のハンドオフを指示する)ハンドオフ要求がFCS640において受信されたかどうかに関する判断を行う。段階1708において、登録要求を受信するより前に、FCS640においてハンドオフ要求が受信されたと判断された場合、ブロック1712において、登録要求を事後登録状態と見なす。たとえば、ハンドインは、図13の段階1316〜段階1332に関して上記で説明したように処理され得る。
段階1708において、登録要求を受信するより前に、対応するハンドオフ要求がFCS640において受信されなかったと判断された場合、段階1716において、登録要求を受信した後に、AT115を示唆するハンドオフ要求がFCS640において受信されたかどうかに関する判断を行う。たとえば、登録要求があるときはいつでも、対応するハンドオフ要求の後に登録要求が受信されること(たとえば、事後登録)、対応するハンドオフ要求より前に登録要求が受信されること(たとえば、事前登録)、または対応するハンドオフ要求を受信することなしに(たとえば、以下で説明するように、常にまたは何らかの他の状態より前に)登録要求が受信されることの3つの可能なシナリオがあり得る。
段階1716において、登録要求を受信した後に、対応するハンドオフ要求がFCS640において受信されたと判断された場合、これは、段階1720において、図13の段階1308において説明したのと実質的に同じ事前登録状態(すなわち、ハンドオフ要求を受信するより前に、FCS640によってOOB存在指示が受信される)と見なされる。したがって、(たとえば、段階1312に従って)指定されたFAP230を登録FAP230であると判断し、(たとえば、段階1332に従って)指定されたFAP230の第2のフェムトセル識別子に従って、FCS640から指定されたFAP230(すなわち、登録FAP)にハンドオフ要求を通信する。
段階1716において、登録要求を受信した後に、対応するハンドオフ要求がFCS640において受信されなかったと判断された場合、方法1700は、対応するハンドオフ要求が受信されるか、または待つことを中止する何らかの他の状態が生じるまで、対応するハンドオフ要求を待ち続け得る。段階1724において、登録要求を受信した後、およびAT115を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたかどうかに関するさらなる判断を行う。
たとえば、段階1724において、登録要求を受信した後、およびAT115を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じなかったと判断された場合、上記方法は、段階1716において対応するハンドオフ要求が受信されるか、または段階1724において登録解除状態が生じるまで、段階1716と段階1724とを反復することによって待ち続け得る。段階1724において、登録要求を受信した後、およびAT115を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたと判断された場合、上記で説明したように、段階1728においてAT115を登録解除する。
様々な実施形態に従って、様々なタイプの登録解除状態が生じ得る。たとえば、FAP230の観点からの登録解除状態と同様の登録解除状態がFCS640の観点から評価され得る。図11を参照しながら上記で説明したように、登録解除状態は、タイムスタンプを付けられた登録要求が取り替えられたかどうか、登録メッセージが受信されたときから所定の時間量が経過したかどうか、OOBフェムトプロキシ240と登録されたAT115との間のOOB通信リンクが失われたかどうかなどを判断することに関係し得る。
上記で説明した方法の様々な動作は、対応する機能を実行することが可能な任意の好適な手段によって実行され得る。それらの手段は、限定はしないが、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含む、様々な(1つまたは複数の)ハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素および/またはモジュールを含み得る。
説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ信号(FPGA)、または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、個別ゲート、またはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
本開示に関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接ハードウェアで実施されるか、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで実施されるか、またはその2つの組合せで実施され得る。ソフトウェアモジュールは、任意の形態の有形記憶媒体中に常駐し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMなどがある。記憶媒体は、プロセッサがその記憶媒体から情報を読み取り得、その記憶媒体に情報を書き込み得るように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多数の命令であり得、いくつかの異なるコードセグメント上で、異なるプログラム間で、および複数の記憶媒体にわたって分散され得る。
本明細書で開示する方法は、説明した方法を達成するための1つまたは複数のアクションを備える。本方法および/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに交換され得る。言い換えれば、アクションの特定の順序が指定されない限り、特定のアクションの順序および/または使用は特許請求の範囲の範囲から逸脱することなく変更され得る。
説明した機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装する場合、機能は1つまたは複数の命令として有形コンピュータ可読媒体に記憶され得る。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な有形媒体であり得る。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージ、または他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の有形媒体を備えることができる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。
したがって、コンピュータプログラム製品は、本明細書で提示した動作を実行し得る。たとえば、そのようなコンピュータプログラム製品は、本明細書で説明した動作を実行するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である命令を有形に記憶(および/または符号化)したコンピュータ可読有形媒体であり得る。コンピュータプログラム製品はパッケージング材料を含み得る。
ソフトウェアまたは命令はまた、伝送媒体を介して送信され得る。たとえば、ソフトウェアは、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)などの伝送媒体、あるいは赤外線、無線、またはマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信され得る。
さらに、本明細書で説明した方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、適用可能な場合にユーザ端末および/または基地局によってダウンロードおよび/または他の方法で取得され得る。たとえば、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を可能にするために、そのようなデバイスをサーバに結合することができる。代替的に、本明細書で説明した様々な方法を記憶手段(たとえば、RAM、ROM、CDまたはフロッピーディスクなどの物理的記憶媒体など)によって提供することができ、それにより、ユーザ端末および/または基地局は、その記憶手段をデバイスに結合または供給すると、それらの様々な方法を取得することができるようになる。さらに、本明細書で説明した方法および技法をデバイスに与えるための任意の他の好適な技法を利用することができる。
他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が、異なる物理ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、「のうちの少なくとも1つ」で終わる項目の列挙中で使用される「または」は、たとえば、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」の列挙は、AまたはBまたはC、またはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような選言的列挙を示す。さらに、「例示的」という用語は、説明する例が他の例よりも好適であるかまたは良いことを意味しない。
本明細書で説明した技法の様々な変更、置換、および改変は、添付の特許請求の範囲によって定義された教示の技術から逸脱することなく行われ得る。その上、本開示および特許請求の範囲は、上記で説明したプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、およびアクションの特定の態様に限定されない。本明細書で説明した対応する態様と実質的に同じ機能を実行するか、または実質的に同じ結果を達成する、現存するかまたは後で開発される、プロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、またはアクションが利用され得る。したがって、添付の特許請求の範囲は、それらの範囲内にそのようなプロセス、機械、製造、組成物、手段、方法、またはアクションを含む。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] フェムトプロキシシステムを用いて、前記フェムトプロキシシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたアクセス端末を検出することであって、前記フェムトプロキシシステムが、フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークに通信可能に結合された帯域外(OOB)フェムトプロキシとフェムトセルとを備える、検出することと、
OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記アクセス端末に対応するOOB識別子を検出することと、
前記OOB識別子と、前記マクロネットワーク上の前記アクセス端末を識別するセル識別子との間のマッピングに従って、前記セル識別子を判断することと、
前記フェムトセルから前記フェムトコンバージェンスシステムに、前記フェムトセルへの前記アクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記アクセス端末を登録することと
を備える、マクロセルフェムトセル間ハンドインのための方法。
[C2] 前記フェムトプロキシシステムの近傍にある前記アクセス端末を検出することが、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記アクセス端末をページングすることと、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記アクセス端末からの前記ページングへの応答を検出することであって、前記応答が前記アクセス端末の前記OOB識別子を備える、検出することと
を備える、C1に記載の方法。
[C3] 前記フェムトプロキシシステムの近傍にある前記アクセス端末を検出することが、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記アクセス端末からネットワークアドレスについての要求を受信することであって、前記要求が前記アクセス端末の前記OOB識別子を備え、サブネットの一部として配設された前記OOBフェムトプロキシが前記フェムトセルを備える、受信することと、
前記ネットワークアドレスについての前記要求を前記フェムトセルに通信することと
を備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記ネットワークアドレスについての前記要求が動的ホスト構成プロトコル(DHCP)要求であり、
前記アクセス端末の前記OOB識別子がMACアドレスであり、
前記ネットワークアドレスについての前記要求を前記フェムトセルに通信することは、前記要求が少なくとも前記フェムトセルによって受信されるように、前記DHCP要求を前記サブネットにブロードキャストすることを備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記セル識別子を判断することが、前記OOB識別子と前記セル識別子との間の前記マッピングに従って前記セル識別子を判断するために前記フェムトプロキシシステムを使用することを備え、前記マッピングが前記フェムトプロキシシステムにおいて維持され、
前記OOB存在指示を通信することが、前記OOB存在指示の一部として前記アクセス端末の前記セル識別子を通信することを備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記セル識別子を判断することが、前記OOB識別子と前記セル識別子との間の前記マッピングに従って前記セル識別子を判断するために前記フェムトコンバージェンスシステムを使用することを備え、前記マッピングが前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて維持され、
前記OOB存在指示を通信することが、前記OOB存在指示の一部として前記アクセス端末の前記OOB識別子を通信することを備える、C1に記載の方法。
[C7] 前記フェムトプロキシシステムを用いて、前記アクセス端末が前記フェムトセルを介して前記マクロネットワークにアクセスすることを許可されるかどうかを判断することをさらに備え、
前記OOB識別子を前記検出することは、前記アクセス端末が前記フェムトセルを介して前記マクロネットワークにアクセスすることを許可されるときのみ実行される、C1に記載の方法。
[C8] 前記フェムトセルを介して前記マクロネットワークにアクセスすることを許可されるアクセス端末に対応するセル識別子のリストを備えるアクセス制御リストを前記フェムトプロキシシステムにおいて維持することをさらに備え、
前記アクセス端末が前記フェムトセルを介して前記マクロネットワークにアクセスすることを許可されるかどうかを判断することは、前記アクセス制御リストに従って、前記アクセス端末が前記フェムトセルを介して前記マクロネットワークにアクセスすることを許可されるかどうかを判断することを備える、C7に記載の方法。
[C9] 前記フェムトセルにおいて、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記アクセス端末についてのハンドオフ要求を受信することをさらに備え、前記ハンドオフ要求が、
前記マクロネットワークとのアクティブ通信を前記マクロセルから前記フェムトセルにハンドオフするように前記アクセス端末に指示するように構成され、
前記マクロセルを介して前記アクセス端末から受信された測定メッセージに従って前記マクロネットワークによって生成され、
前記アクセス端末の前記登録に従って前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークから前記フェムトセルに通信される、C1に記載の方法。
[C10] 前記ハンドオフ要求が、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記アクセス端末を登録した後に受信される、C9に記載の方法。
[C11] 前記ハンドオフ要求が、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記アクセス端末を登録するより前に受信され、
前記アクセス端末を検出することが、前記ハンドオフ要求を受信したことに応答して前記アクセス端末を検出することを備える、C9に記載の方法。
[C12] 前記ハンドオフ要求を受信したことに応答して前記アクセス端末を検出することが、
前記アクセス端末のOOB識別子に従って前記OOB通信リンクを介して前記アクセス端末を検出するように前記OOBフェムトプロキシに指示すること
を備える、C11に記載の方法。
[C13] 前記ハンドオフ要求を受信したことに応答して前記アクセス端末を検出することが、
前記アクセス端末の固定パブリック識別子に従って前記アクセス端末を検出するために逆方向リンク感知を使用すること
をさらに備える、C12に記載の方法。
[C14] 前記ハンドオフ要求を受信したことに応答して前記アクセス端末を検出することが、
前記アクセス端末の固定パブリック識別子に従って前記アクセス端末を検出するために逆方向リンク感知を使用することを備え、
前記フェムトプロキシシステムにおいて維持される前記マッピングが、さらに、前記アクセス端末の前記OOB識別子と、前記セル識別子と、前記固定パブリック識別子との間のマッピングである、C11に記載の方法。
[C15] 前記アクセス端末の前記固定パブリック識別子が前記アクセス端末のパブリックロングコードマスクである、C14に記載の方法。
[C16] 前記アクセス端末と、前記フェムトプロキシシステムの前記OOBフェムトプロキシとの間の前記OOB通信リンクの損失を検出することと、
前記OOB通信リンクの前記損失を検出したことに従って前記アクセス端末を登録解除することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C17] 前記OOB存在指示が、登録時間に対応するタイムスタンプを備える、C1に記載の方法。
[C18] 前記フェムトプロキシシステムを用いて、前記フェムトプロキシシステムの近傍にある前記アクセス端末を検出することが、前記OOB通信リンクを介して前記フェムトプロキシシステムの前記OOBフェムトプロキシを使用して前記アクセス端末のOOBサブシステムを検出することを備える、C1に記載の方法。
[C19] 前記OOB通信リンクがBluetoothリンクであり、前記OOB識別子がBluetoothデバイスアドレスである、C18に記載の方法。
[C20] 前記OOB通信リンクがWiFiリンクであり、前記OOB識別子がWiFi MACアドレスである、C18に記載の方法。
[C21] 前記フェムトセルが、前記マクロネットワーク上の複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、前記フェムトセルがそれに従って前記マクロネットワークによって非一意にアドレス指定可能である第1のフェムトセル識別子と、前記フェムトセルがそれに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能である第2のフェムトセル識別子とを有する、C1に記載の方法。
[C22] 前記第1のフェムトセル識別子が前記フェムトセルのPNオフセットである、C21に記載の方法。
[C23] 前記アクセス端末の前記セル識別子が、前記アクセス端末に関連する国際モバイル加入者識別情報(IMSI)である、C1に記載の方法。
[C24] 前記フェムトセルが、フェムトレンジにわたって前記アクセス端末に通信可能に結合するように構成され、
前記OOBフェムトプロキシが、OOBレンジにわたって前記アクセス端末に通信可能に結合するように構成され、
前記OOBレンジが前記フェムトレンジを上回る、C1に記載の方法。
[C25] フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークに通信可能に結合され、アクセス端末にマクロネットワークアクセスを与えるように構成されたフェムトセルと、
前記フェムトセルに通信可能に結合され、OOB通信リンクを介して前記アクセス端末と通信するように構成された帯域外(OOB)フェムトプロキシと、
前記フェムトセルと前記OOBフェムトプロキシとに通信可能に結合された通信管理サブシステムであって、
前記通信管理サブシステムの近傍にあり、マクロセルを介して前記マクロネットワークに通信可能に結合された近接アクセス端末を検出することと、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記近接アクセス端末の前記OOB識別子を検出することと、
前記フェムトセルから前記フェムトコンバージェンスシステムに、前記フェムトセルへの前記近接アクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記近接アクセス端末を登録することと
を行うように構成された通信管理サブシステムと
を備えるフェムトプロキシシステム。
[C26] 複数の許可されたアクセス端末の各々について、前記許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持するように構成されたデータストアであって、前記近接アクセス端末が前記許可されたアクセス端末のうちの1つである、データストアをさらに備え、
前記通信管理サブシステムが、前記データストアにおいて維持される前記マッピングに従って前記近接アクセス端末の前記セル識別子を判断するようにさらに構成され、
OOB存在指示を通信することが、前記アクセス端末の前記セル識別子を前記フェムトコンバージェンスシステムに通信することを備える、C25に記載のフェムトプロキシシステム。
[C27] 前記通信管理サブシステムが、
前記フェムトセルにおいて、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記近接アクセス端末についてのハンドオフ要求を受信するようにさらに構成され、前記ハンドオフ要求が、
前記マクロネットワークとのアクティブ通信を前記マクロセルから前記フェムトセルにハンドオフするように前記近接アクセス端末に指示するように構成され、
前記マクロセルを介して前記近接アクセス端末から受信された測定メッセージに従って前記マクロネットワークによって生成され、
前記近接アクセス端末の前記登録に従って前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークから前記フェムトセルに通信される、C25に記載のフェムトプロキシシステム。
[C28] 前記ハンドオフ要求が、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記近接アクセス端末を登録した後に受信される、C27に記載のフェムトプロキシシステム。
[C29] 前記ハンドオフ要求が、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記近接アクセス端末を登録するより前に受信され、
前記通信管理サブシステムが、前記ハンドオフ要求を受信したことに応答して前記近接アクセス端末を検出するように構成された、C27に記載のフェムトプロキシシステム。
[C30] 前記通信管理サブシステムが、
前記近接アクセス端末と前記OOBフェムトプロキシとの間の前記OOB通信リンクの損失を検出することと、
前記OOB通信リンクの前記損失を検出したことに従って前記近接アクセス端末を登録解除することと
を行うようにさらに構成された、C27に記載のフェムトプロキシシステム。
[C31] 前記通信管理サブシステムが、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記近接アクセス端末をページングすることと、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記アクセス端末からの前記ページングへの応答を検出することであって、前記応答が前記アクセス端末の前記OOB識別子を備える、検出することと
を行うことによって前記近接アクセス端末を検出するように構成された、C25に記載のフェムトプロキシシステム。
[C32] 前記通信管理サブシステムが、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記近接アクセス端末からネットワークアドレスについての要求を受信することであって、前記要求が前記近接アクセス端末の前記OOB識別子を備え、サブネットの一部として配設された前記OOBフェムトプロキシが前記フェムトセルを備える、受信することと、
前記ネットワークアドレスについての前記要求を前記フェムトセルに通信することと
を行うことによって前記近接アクセス端末を検出するように構成された、C25に記載のフェムトプロキシシステム。
[C33] フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたフェムトセルと、OOB通信リンクを介して通信するように構成された帯域外(OOB)フェムトプロキシとを備えるフェムトプロキシシステムにおけるマクロセルフェムトセル間ハンドインのためのプロセッサであって、
前記通信管理サブシステムの近傍にあり、マクロセルを介して前記マクロネットワークに通信可能に結合された近接アクセス端末を検出することと、
前記OOB通信リンクを介して前記OOBフェムトプロキシを使用して前記近接アクセス端末の前記OOB識別子を検出することと、
前記フェムトセルから前記フェムトコンバージェンスシステムに、前記フェムトセルへの前記近接アクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記近接アクセス端末を登録することと
を行うように構成された通信管理コントローラ
を備える、プロセッサ。
[C34] 複数の許可されたアクセス端末の各々について、前記許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持するように構成されたデータストアと通信しているマッピングコントローラであって、前記近接アクセス端末が前記許可されたアクセス端末のうちの1つであり、前記マッピングコントローラが、前記マッピングに従って前記近接アクセス端末の前記セル識別子を判断するように構成された、マッピングコントローラをさらに備え、
OOB存在指示を通信することが、前記近接アクセス端末の前記セル識別子を前記フェムトコンバージェンスシステムに通信することを備える、C33に記載のプロセッサ。
[C35] 前記通信管理コントローラが、
前記フェムトセルにおいて、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記近接アクセス端末についてのハンドオフ要求を受信するようにさらに構成され、前記ハンドオフ要求が、
前記マクロネットワークとのアクティブ通信を前記マクロセルから前記フェムトセルにハンドオフするように前記近接アクセス端末に指示するように構成され、
前記マクロセルを介して前記近接アクセス端末から受信された測定メッセージに従って前記マクロネットワークによって生成され、
前記近接アクセス端末の前記登録に従って前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークから前記フェムトセルに通信される、C33に記載のプロセッサ。
[C36] 前記通信管理コントローラが、
前記近接アクセス端末と前記OOBフェムトプロキシとの間の前記OOB通信リンクの損失を検出することと、
前記OOB通信リンクの前記損失を検出したことに従って前記近接アクセス端末を登録解除することと
を行うようにさらに構成された、C35に記載のプロセッサ。
[C37] プロセッサ可読媒体上に常駐するコンピュータプログラム製品であって、実行されると、プロセッサに、
フェムトプロキシシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたアクセス端末を検出することであって、前記フェムトプロキシシステムが、フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークに通信可能に結合された帯域外(OOB)フェムトプロキシとフェムトセルとを備える、検出することと、
OOB通信リンクを介して前記アクセス端末に対応するOOB識別子を検出するように前記OOBフェムトプロキシに指示することと、
前記フェムトセルから前記フェムトコンバージェンスシステムに、前記フェムトセルへの前記アクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記アクセス端末を登録するように前記フェムトセルに指示することと
を備えるステップを実行させるプロセッサ可読命令を備えるコンピュータプログラム製品。
[C38] 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
前記プロセッサと通信しているデータストアにおいて、複数の許可されたアクセス端末の各々について、前記許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持することであって、前記アクセス端末が前記許可されたアクセス端末のうちの1つである、維持することと、
前記マッピングに従って、前記近接アクセス端末の前記セル識別子を判断することと
をさらに備えるステップを実行させ、
OOB存在指示を通信することが、前記アクセス端末の前記セル識別子を前記フェムトコンバージェンスシステムに通信することを備える、C37に記載のコンピュータプログラム製品。
[C39] 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
前記フェムトセルを介して前記フェムトコンバージェンスシステムから前記アクセス端末についてのハンドオフ要求を受信することをさらに備えるステップを実行させ、前記ハンドオフ要求が、
前記マクロネットワークとのアクティブ通信を前記マクロセルから前記フェムトセルにハンドオフするように前記アクセス端末に指示するように構成され、
前記マクロセルを介して前記アクセス端末から受信された測定メッセージに従って前記マクロネットワークによって生成され、
前記アクセス端末の前記登録に従って前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークから前記フェムトセルに通信される、C37に記載のコンピュータプログラム製品。
[C40] 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
前記アクセス端末と、前記フェムトプロキシシステムの前記OOBフェムトプロキシとの間の前記OOB通信リンクの損失を検出することと、
前記OOB通信リンクの前記損失を検出したことに従って前記アクセス端末を登録解除するように前記フェムトセルに指示することと
をさらに備えるステップを実行させる、C39に記載のコンピュータプログラム製品。
[C41] フェムトプロキシシステムの近傍にあり、マクロセルを介してマクロネットワークに通信可能に結合されたアクセス端末を検出するための手段であって、前記フェムトプロキシシステムが、フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークに通信可能に結合された帯域外(OOB)フェムトプロキシとフェムトセルとを備える、検出するための手段と、
OOB通信リンクを介して前記アクセス端末に対応するOOB識別子を検出するように前記OOBフェムトプロキシに指示するための手段と、
前記フェムトセルから前記フェムトコンバージェンスシステムに、前記フェムトセルへの前記アクセス端末の近接を示すOOB存在指示を通信することによって、前記マクロセルから前記フェムトセルへのハンドインのために前記アクセス端末を登録するように前記フェムトセルに指示するための手段と
を備えるマクロセルフェムトセル間ハンドインのためのシステム。
[C42] 複数の許可されたアクセス端末の各々について、前記許可されたアクセス端末に対応するOOB識別子とセル識別子との間のマッピングを維持するための手段であって、前記アクセス端末が前記許可されたアクセス端末のうちの1つである、維持するための手段と、
前記マッピングに従って、前記近接アクセス端末の前記セル識別子を判断するための手段と
をさらに備え、
OOB存在指示を通信することが、前記アクセス端末の前記セル識別子を前記フェムトコンバージェンスシステムに通信することを備える、C41に記載のシステム。
[C43] 前記フェムトセルを介して前記フェムトコンバージェンスシステムから前記アクセス端末についてのハンドオフ要求を受信するための手段をさらに備え、前記ハンドオフ要求が、
前記マクロネットワークとのアクティブ通信を前記マクロセルから前記フェムトセルにハンドオフするように前記アクセス端末に指示するように構成され、
前記マクロセルを介して前記アクセス端末から受信された測定メッセージに従って前記マクロネットワークによって生成され、
前記アクセス端末の前記登録に従って前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークから前記フェムトセルに通信される、C41に記載のシステム。
[C44] 前記アクセス端末と、前記フェムトプロキシシステムの前記OOBフェムトプロキシとの間の前記OOB通信リンクの損失を検出するための手段と、
前記OOB通信リンクの前記損失を検出したことに従って前記アクセス端末を登録解除するように前記フェムトセルに指示するための手段と
をさらに備える、C43に記載のシステム。
[C45] フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロネットワークとのアクティブ通信をマクロセルから指定されたフェムトセルにハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信することであって、前記指定されたフェムトセルが、前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークと通信している複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能であり、前記ハンドオフ要求が、前記アクセス端末のセル識別子と、前記指定されたフェムトセルの前記第1のフェムトセル識別子とを備える、受信することと、
前記フェムトコンバージェンスシステムを用いて、前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することと、
前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、
前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
前記ハンドオフ要求の一部として受信された前記第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
前記候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍に前記アクセス端末があるという指示を受信することと、
前記指定されたフェムトセルが前記成功したフェムトセルであると判断することと、
前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
を備える、マクロセルフェムトセル間ハンドインのための方法。
[C46] 前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することが、
前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記複数のフェムトセルのいずれかからOOB存在指示が受信されたかどうかを判断することであって、前記OOB存在指示が前記アクセス端末の前記セル識別子を備える、判断することを備える、C45に記載の方法。
[C47] 前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することが、
前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記複数のフェムトセルのいずれかからOOB存在指示が受信されたかどうかを判断することであって、前記OOB存在指示が前記アクセス端末のOOB識別子を備える、判断することと、
マッピングに従って、前記OOB識別子に対応する前記アクセス端末の前記セル識別子を判断することと
を備える、C45に記載の方法。
[C48] 前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるかどうかを判断することと、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるとき、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
をさらに備え、
前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを前記判断することと、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を前記通信することとは、前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能でないときのみ実行される、C45に記載の方法。
[C49] 前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
候補フェムトセルの前記セットに、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示した後の経過時間を監視することと、
前記経過時間があらかじめ定義された制限時間内にある間に、前記候補フェムトセルのうちの1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示が受信されたかどうかを判断することと
をさらに備え、
前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を前記通信することは、前記候補フェムトセルのうちの前記1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示が前記あらかじめ定義された制限時間内に受信されたときのみ実行される、C45に記載の方法。
[C50] マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、前記マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムと、
前記マクロネットワークの一部として構成された複数のフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムであって、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能である、フェムトインターフェースサブシステムと、
前記マクロインターフェースサブシステムと前記フェムトインターフェースサブシステムとに通信可能に結合された通信管理サブシステムであって、
マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルにマクロネットワークとのアクティブ通信をハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信することであって、前記ハンドオフ要求が、前記アクセス端末のセル識別子と前記指定されたフェムトセルの前記第1のフェムトセル識別子とを備える、受信することと、
前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することと、
前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、
前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
前記ハンドオフ要求の一部として受信された前記第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
前記候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍に前記アクセス端末があるという指示を受信することと、
前記指定されたフェムトセルが前記成功したフェムトセルであると判断することと、
前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
を行うように構成された通信管理サブシステムと
を備えるフェムトコンバージェンスシステム。
[C51] 前記通信管理サブシステムは、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるかどうかを判断することと、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるとき、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
を行うようにさらに構成され、
前記通信管理サブシステムは、前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能でないときのみ、前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することと、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
を行うように構成された、C50に記載のフェムトコンバージェンスシステム。
[C52] 前記通信管理サブシステムは、前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
候補フェムトセルの前記セットに、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示した後の経過時間を監視することと、
前記候補フェムトセルのうちの1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示が、前記経過時間に従ってあらかじめ定義された制限時間内に受信されたかどうかを判断することと
を行うようにさらに構成され、
前記通信管理サブシステムは、前記候補フェムトセルのうちの前記1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示があらかじめ定義された制限時間内に受信されたときのみ、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信するように構成された、C50に記載のフェムトコンバージェンスシステム。
[C53] フェムトコンバージェンスシステムにおけるマクロセルフェムトセル間ハンドインのためのプロセッサであって、前記フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、前記マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムを備え、前記フェムトコンバージェンスシステムが、前記マクロネットワークの一部として構成された複数のフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムを備え、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能であり、前記プロセッサは、
マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルにマクロネットワークとのアクティブ通信をハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信することであって、前記ハンドオフ要求が、前記アクセス端末のセル識別子と前記指定されたフェムトセルの前記第1のフェムトセル識別子とを備える、受信することと、
前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することと、
前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、
前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
前記ハンドオフ要求の一部として受信された前記第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
前記候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍に前記アクセス端末があるという指示を受信することと、
前記指定されたフェムトセルが前記成功したフェムトセルであると判断することと、
前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記成功したフェムトセルへの前記ハンドオフ要求の通信を指示することと
を行うように構成された通信管理コントローラを備える、プロセッサ。
[C54] 前記通信管理コントローラは、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるかどうかを判断することと、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるとき、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルへの前記ハンドオフ要求の通信を指示することと
を行うようにさらに構成され、
前記通信管理コントローラは、前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能でないときのみ、前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することと、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムから前記成功したフェムトセルへの前記ハンドオフ要求の通信を指示することとを行うように構成された、C53に記載のプロセッサ。
[C55] 前記通信管理コントローラは、前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
候補フェムトセルの前記セットに、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示した後の経過時間を監視することと、
前記候補フェムトセルのうちの1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示が、前記経過時間に従ってあらかじめ定義された制限時間内に受信されたかどうかを判断することと
を行うようにさらに構成され、
前記通信管理コントローラは、前記候補フェムトセルのうちの前記1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示があらかじめ定義された制限時間内に受信されたときのみ、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信するように構成された、C53に記載のプロセッサ。
[C56] フェムトコンバージェンスシステムに配設されたプロセッサ可読媒体上に常駐するコンピュータプログラム製品であって、実行されると、プロセッサに、
マクロネットワークとのアクティブ通信をマクロセルから指定されたフェムトセルにハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求マクロネットワークからを受信することであって、前記指定されたフェムトセルが、前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークと通信している複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能であり、前記ハンドオフ要求が、前記アクセス端末のセル識別子と、前記指定されたフェムトセルの前記第1のフェムトセル識別子とを備える、受信することと、
前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断することと、
前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、
前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
前記ハンドオフ要求の一部として受信された前記第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
前記候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍に前記アクセス端末があるという指示を受信することと、
前記指定されたフェムトセルが前記成功したフェムトセルであると判断することと、
前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルへの前記ハンドオフ要求の通信を指示することと
を備えるステップを実行させるプロセッサ可読命令を備えるコンピュータプログラム製品。
[C57] 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるかどうかを判断することと、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるとき、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルへの前記ハンドオフ要求の通信を指示することと
をさらに備えるステップを実行させ、
前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを前記判断することと、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルへの前記ハンドオフ要求の通信を前記指示することとは、前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能でないときのみ実行される、C56に記載のコンピュータプログラム製品。
[C58] 前記プロセッサ可読命令が、実行されると、プロセッサに、前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
候補フェムトセルの前記セットに、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示した後の経過時間を監視することと、
前記候補フェムトセルのうちの1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示が、前記経過時間に従ってあらかじめ定義された制限時間内に受信されたかどうかを判断することと
をさらに備えるステップを実行させ、
前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルへの前記ハンドオフ要求の前記通信を指示することは、前記候補フェムトセルのうちの前記1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示があらかじめ定義された制限時間内に受信されたときのみ実行される、C56に記載のコンピュータプログラム製品。
[C59] フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロネットワークとのアクティブ通信をマクロセルから指定されたフェムトセルにハンドオフするようにアクセス端末に指示するように構成されたハンドオフ要求をマクロネットワークから受信するための手段であって、前記指定されたフェムトセルが、前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークと通信している複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能であり、前記ハンドオフ要求が、前記アクセス端末のセル識別子と、前記指定されたフェムトセルの前記第1のフェムトセル識別子とを備える、受信するための手段と、
前記フェムトコンバージェンスシステムを用いて、前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断するための手段と、
前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断するための手段と、
前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
前記ハンドオフ要求の一部として受信された前記第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断するための手段と、
候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示するための手段と、
前記候補フェムトセルのうちの成功したフェムトセルから、それの近傍に前記アクセス端末があるという指示を受信するための手段と、
前記指定されたフェムトセルが前記成功したフェムトセルであると判断するための手段と、
前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信するための手段と
を備えるマクロセルフェムトセル間ハンドインのためのシステム。
[C60] 前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるかどうかを判断するための手段と、
前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能であるとき、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信するための手段と
をさらに備え、
前記複数のフェムトセルのいずれかが前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録したかどうかを判断するための前記手段と、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信するための前記手段とは、前記指定されたフェムトセルが、前記第1のフェムトセル識別子のみに従って前記フェムトコンバージェンスシステムによって一意にアドレス指定可能でないときのみ、それらのそれぞれの機能を実行するように構成された、C59に記載のシステム。
[C61] 前記複数のフェムトセルのいずれも前記ハンドオフ要求を受信するより前に前記アクセス端末を登録しなかったとき、
候補フェムトセルの前記セットに、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示した後の経過時間を監視するための手段と、
前記候補フェムトセルのうちの1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示が、前記経過時間に従ってあらかじめ定義された制限時間内に受信されたかどうかを判断するための手段と
をさらに備え、
前記フェムトコンバージェンスシステムから前記指定されたフェムトセルに前記ハンドオフ要求を前記通信することは、前記候補フェムトセルのうちの前記1つからの、それの近傍に前記アクセス端末があるという前記指示があらかじめ定義された制限時間内に受信されたときのみ実行される、C59に記載のシステム。
[C62] フェムトコンバージェンスシステムにおいて、登録フェムトセルによって前記登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末を登録するためのOOB存在指示を前記登録フェムトセルから受信することであって、前記登録フェムトセルが、前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークと通信している複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能である、受信することと、
前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が受信されたかどうかを判断することと、
前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて前記OOB存在指示を受信した後に前記ハンドオフ要求が受信されたとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、前記登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムから前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと、
前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて前記アクセス端末を登録解除することと
を備える、マクロセルフェムトセル間ハンドインのための方法。
[C63] 前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、前記マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの前記指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示する前記ハンドオフ要求が受信されたかどうかを判断することは、
前記OOB存在指示の一部として受信されたセル識別子が、前記ハンドオフ要求によって示された前記アクセス端末の前記セル識別子に対応するかどうかを判断することを備える、C62に記載の方法。
[C64] 前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、前記マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの前記指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示する前記ハンドオフ要求が受信されたかどうかを判断することは、
前記フェムトコンバージェンスシステムによって維持されるマッピングに従って、前記OOB存在指示の一部として受信されたOOB識別子が、前記ハンドオフ要求によって示された前記アクセス端末の前記セル識別子に対応するかどうかを判断することを備える、C62に記載の方法。
[C65] 前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に、前記アクセス端末と、前記登録フェムトセルを備えるフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクが失われたとき、前記登録解除状態が生じる、C62に記載の方法。
[C66] 前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、前記OOB存在指示を受信するより前に前記ハンドオフ要求が受信されたとき、
前記ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
前記指示することに応答して前記登録フェムトセルから前記OOB存在指示を受信することと、
前記OOB存在指示を受信した後に、前記登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
をさらに備える、C62に記載の方法。
[C67] マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、前記マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムと、
前記マクロネットワークの一部として構成された複数のフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムであって、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能である、フェムトインターフェースサブシステムと、
前記マクロインターフェースサブシステムと前記フェムトインターフェースサブシステムとに通信可能に結合された通信管理サブシステムであって、
前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルから、前記登録フェムトセルによって前記登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を受信することと、
前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記登録フェムトセルから前記OOB存在指示を受信した後に、前記マクロインターフェースサブシステムを介して、マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が前記コアノードから受信されたとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと、
前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、前記アクセス端末を登録解除することと
を行うように構成された通信管理サブシステムと
を備えるフェムトコンバージェンスシステム。
[C68] 前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に、前記アクセス端末と、前記登録フェムトセルを備えるフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクが失われたとき、前記登録解除状態が生じる、C67に記載のフェムトプロキシシステム。
[C69] 前記通信管理サブシステムが、
前記OOB存在指示を受信するより前に前記ハンドオフ要求が受信されたとき、
前記ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
前記指示することに応答して前記登録フェムトセルから前記OOB存在指示を受信することと、
前記OOB存在指示を受信した後に、前記登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
を行うようにさらに構成された、C67に記載のフェムトプロキシシステム。
[C70] フェムトコンバージェンスシステムにおけるマクロセルフェムトセル間ハンドインのためのプロセッサであって、前記フェムトコンバージェンスシステムが、マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、前記マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムを備え、前記フェムトコンバージェンスシステムが、前記マクロネットワークの一部として構成された複数のフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムを備え、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能であり、前記プロセッサは、
前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルから、前記登録フェムトセルによって前記登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を受信することと、
前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記登録フェムトセルから前記OOB存在指示を受信した後に、前記マクロインターフェースサブシステムを介して、マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が前記コアノードから受信されたとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと、
前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、前記アクセス端末を登録解除することと
を行うように構成された通信管理コントローラ
を備える、プロセッサ。
[C71] 前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に、前記アクセス端末と、前記登録フェムトセルを備えるフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクが失われたとき、前記登録解除状態が生じる、C70に記載のプロセッサ。
[C72] フェムトコンバージェンスシステムに配設されたプロセッサ可読媒体上に常駐するコンピュータプログラム製品であって、実行されると、プロセッサに、
前記登録フェムトセルによって前記登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を登録フェムトセルから受信することであって、前記登録フェムトセルが、前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークと通信している複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能である、受信することと、
前記OOB存在指示を受信した後に、前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が受信されたとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと、
前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて前記アクセス端末を登録解除することと
を備えるステップを実行させる、コンピュータプログラム製品。
[C73] 前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に、前記アクセス端末と、前記登録フェムトセルを備えるフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクが失われたとき、前記登録解除状態が生じる、C72に記載のコンピュータプログラム製品。
[C74] フェムトコンバージェンスシステムにおいて、登録フェムトセルによって前記登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を前記登録フェムトセルから受信するための手段であって、前記登録フェムトセルが、前記フェムトコンバージェンスシステムを介して前記マクロネットワークと通信している複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能である、受信するための手段と、
前記OOB存在指示を受信した後に、前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が受信されたとき、
前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断するための手段と、
前記指定されたフェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信するための手段と、
前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて前記アクセス端末を登録解除するための手段と
を備えるマクロセルフェムトセル間ハンドインのためのシステム。
[C75] 前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に、前記アクセス端末と、前記登録フェムトセルを備えるフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクが失われたとき、前記登録解除状態が生じる、C74に記載のシステム。

Claims (6)

  1. フェムトコンバージェンスシステム登録フェムトセルから、前記登録フェムトセルによって前記登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末を登録するためのOOB存在指示を受信すること、前記登録フェムトセルが、前記フェムトコンバージェンスシステムを介してマクロネットワークと通信している複数のフェムトセルのうちの1つであり、前記複数のフェムトセルの各々が、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムによってアドレス指定可能である
    前記フェムトコンバージェンスシステムが、マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が受信されたかどうかを判断することと、
    前記フェムトコンバージェンスシステムが、前記OOB存在指示を受信した後に前記ハンドオフ要求が受信されたとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、前記登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトコンバージェンスシステムから前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと、
    前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、前記フェムトコンバージェンスシステムが、前記アクセス端末を登録解除することと、ここにおいて、前記登録解除状態は、前記アクセス端末がOOB不在指示を前記フェムトコンバージェンスシステムに通信した場合、対応する前記ハンドオフ要求を受信することなく前記アクセス端末を登録した後にある量の時間が経過した場合、および前記登録フェムトセルへのハンドオフ肯定応答時のいずれかを含む、
    前記フェムトコンバージェンスシステムが、前記OOB存在指示を受信するより前に前記ハンドオフ要求が受信されたとき、
    前記ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
    候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
    前記指示することに応答して前記登録フェムトセルから前記OOB存在指示を受信することと、
    前記OOB存在指示を受信した後に、前記登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って、前記フェムトコンバージェンスシステムから前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
    を備える、マクロセルフェムトセル間ハンドインのための方法。
  2. 前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、前記マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの前記指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示する前記ハンドオフ要求が受信されたかどうかを判断することは、
    前記OOB存在指示の一部として受信されたセル識別子が、前記ハンドオフ要求によって示された前記アクセス端末のセル識別子に対応するかどうかを判断することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記フェムトコンバージェンスシステムにおいて、前記マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの前記指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示する前記ハンドオフ要求が受信されたかどうかを判断することは、
    前記フェムトコンバージェンスシステムによって維持されるマッピングに従って、前記OOB存在指示の一部として受信されたOOB識別子が、前記ハンドオフ要求によって示された前記アクセス端末のセル識別子に対応するかどうかを判断することを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に、前記アクセス端末と、前記登録フェムトセルを備えるフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクが失われたとき、前記登録解除状態が生じる、請求項1に記載の方法。
  5. マクロネットワークのコアノードに通信可能に結合され、前記マクロネットワークから通信を受信するように構成されたマクロインターフェースサブシステムと、
    前記マクロネットワークの一部として構成された複数のフェムトセルに通信可能に結合されたフェムトインターフェースサブシステムであって、各フェムトセルが、第1のフェムトセル識別子に従って前記マクロネットワークによってアドレス指定可能であり、第2の識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムによってアドレス指定可能である、フェムトインターフェースサブシステムと、
    前記マクロインターフェースサブシステムと前記フェムトインターフェースサブシステムとに通信可能に結合された通信管理サブシステムであって、
    前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記複数のフェムトセルのうちの登録フェムトセルから、前記登録フェムトセルによって前記登録フェムトセルの近傍にあることが検出されたアクセス端末のセル識別子を登録するためのOOB存在指示を受信することと、
    前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記登録フェムトセルから前記OOB存在指示を受信した後に、前記マクロインターフェースサブシステムを介して、マクロセルから前記複数のフェムトセルのうちの指定されたフェムトセルへの前記アクセス端末のハンドオフを指示するハンドオフ要求が前記コアノードから受信されたとき、前記指定されたフェムトセルが前記登録フェムトセルであると判断することと、前記登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記フェムトインターフェースサブシステムを介して前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと、
    前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に登録解除状態が生じたとき、前記アクセス端末を登録解除することと、ここにおいて、前記登録解除状態は、前記アクセス端末がOOB不在指示をフェムトコンバージェンスシステムに通信した場合、対応する前記ハンドオフ要求を受信することなく前記アクセス端末を登録した後にある量の時間が経過した場合、および前記登録フェムトセルへのハンドオフ肯定応答時のいずれかを含む、
    前記OOB存在指示を受信するより前に前記ハンドオフ要求が受信されたとき、
    前記ハンドオフ要求の一部として受信された第1のフェムトセル識別子に従って、前記複数のフェムトセルから候補フェムトセルのセットを判断することと、
    候補フェムトセルの前記セットの各々に、それの近傍にある前記アクセス端末を検出するように指示することと、
    前記指示することに応答して前記登録フェムトセルから前記OOB存在指示を受信することと、
    前記OOB存在指示を受信した後に、前記登録フェムトセルの第2のフェムトセル識別子に従って前記登録フェムトセルに前記ハンドオフ要求を通信することと
    を行うように構成された通信管理サブシステムと
    を備えるフェムトコンバージェンスシステム。
  6. 前記OOB存在指示を受信した後、および前記アクセス端末を示唆するハンドオフ要求を受信するより前に、前記アクセス端末と、前記登録フェムトセルを備えるフェムトプロキシシステムのOOBフェムトプロキシとの間のOOB通信リンクが失われたとき、前記登録解除状態が生じる、請求項に記載のフェムトコンバージェンスシステム。
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