JP6336336B2 - 通信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は通信装置の起動制御に関する。
NFC(Near Field Communication)に代表される近距離無線通信システムでは、一般的に、リーダ・ライタと呼ばれるイニシエータと、タグと呼ばれるターゲットとの間で通信が行われる。特定周波数の電磁界において、イニシエータは変調した信号をターゲットに送信し、ターゲットは、受信した信号に基づいて、変調した信号をイニシエータに送信する。
ターゲットとなる通信装置は、動作用の内部電源を備えたアクティブ型と、内部電源を備えず、イニシエータより受信した信号からターゲット自身の動作電力を取り出すパッシブ型とに分類される。パッシブ型の通信装置は、その動作原理から、イニシエータが生成する電磁界が弱いと動作電力を取り出せず、起動することができない。また、アクティブ型の通信装置は、イニシエータが生成する電磁界には依存しないが、長期間の運用における省電力化のため、通信時以外は内部電源などを休止状態にする手法が一般的に用いられる。アクティブ型の通信装置は、休止状態においてイニシエータからの信号を受信すると、パッシブ型と同様に、受信した信号を用いて内部電源を起動し、自身の電力供給を行う。そのため、アクティブ型の通信装置は、イニシエータが生成する電磁界が弱いと内部電源を起動することができない。
これに対して、特許文献1では、イニシエータ側の通信装置が、初期的に、最大の送信電力で信号を送信し、ターゲット側の通信装置は、イニシエータからのその信号を検出したことに応じて内部電源を起動することが記載されている。
特開2011−054093号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、イニシエータ側の通信装置は、ターゲット側の通信装置が存在するか否かによらず、最大の送信電力で信号を送信する処理が行われるため、実際に通信が開始されるまでに一定の時間及び処理が必要であった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、通信が開始されるまでの処理を低減しながら、通信の相手装置を起動するための処理を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による通信装置は、通信の相手装置を検出する検出手段と、第1の信号を送信し、前記相手装置が検出されると共に前記第1の信号に対して前記相手装置から応答が受信されなかった場合に、当該相手装置を省電力の第1の状態から通信可能な第2の状態へと遷移させるための第2の信号を送信する通信手段と、を有し、前記通信装置と前記相手装置とは、前記第1の信号を用いて通信を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、通信が開始されるまでの処理を低減しながら、通信の相手装置を起動することができる。
通信装置(イニシエータ)の構成例を示す図。 相手装置(ターゲット)の構成例を示す図。 イニシエータが実行する処理の第1の例を示すフローチャート。 イニシエータが出力する信号の第1の例を示す概念図。 イニシエータが実行する処理の第2の例を示すフローチャート。 イニシエータが出力する信号の第2の例を示す概念図。 増幅器の線形領域と非線形領域とにおける入力信号と出力信号との関係を示す図。
<<実施形態1>>
(概要)
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1に、本実施形態に係る通信装置(NFC(Near Field Communication)におけるイニシエータ101)の構成を、図2に、イニシエータ101の通信の相手装置(NFCにおけるターゲット201)の構成を、それぞれ示す。本実施形態では、イニシエータ101が生成する電磁界により、ターゲット201が起動する。その際、イニシエータ101は、ターゲット201を検出したにも関わらず、イニシエータ101が出力する通信用の第1の信号(例えばポーリング信号)によってターゲット201が起動できない場合に、起動用の第2の信号を送出する。一方で、イニシエータ101が出力する通信用の第1の信号によってターゲット201が起動できる場合は、イニシエータ101は、第2の信号を送信せずに、そのまま通信を開始する。これにより、イニシエータ101は、通信が開始されるまでの処理量を低減しながら、ターゲット201を確実に起動することができる。なお、以下では、ターゲット201に関して、自発的に信号を送信することができない省電力状態である休止状態から、自発的に信号を送信することができる状態へ遷移することを起動すると言う。すなわち、ターゲット201は電源オフではないが、省電力の状態である休止状態に遷移しうる。
(装置構成)
イニシエータ101は、例えば、13.56MHz近傍の信号の送信と受信との少なくともいずれかを実行可能な電磁界を生成するアンテナ102と、NFC通信部103と、NFC通信部103に電力を供給する電源部104とを有する。また、NFC通信部103は、アンテナ102に接続された増幅・復調回路105、変調・増幅回路106及び検知部108と、電源部104に接続された制御部107とを有する。検知部108は、例えば、アンテナ102のインピーダンスの変化を検知して、相手装置(ターゲット201)が、イニシエータ101との通信可能範囲に存在するかを検出する。
制御部107は、変調・増幅回路106を制御して変調と増幅とを施した信号をアンテナ102から送出させ、アンテナ102から受信した変調信号に増幅と復調とを施すように増幅・復調回路105を制御する。これにより、制御部107は、通信の相手装置へ信号を送信し、又は受信することができる。また、制御部107は、例えば検知部108がインピーダンスの変化により相手装置が近傍に存在することを検出した場合に、増幅・復調回路105と変調・増幅回路106とを制御して、相手装置の起動制御を行う。例えば、制御部107は、検知部108が相手装置の存在を検出し、かつ、変調・増幅回路106が送信した通信用の第1の信号に対して、増幅・復調回路105が相手装置からの応答を受信したかを判定する。そして、制御部107は、応答を受信しなかったと判定した場合、第1の信号とは異なる第2の信号を送信するように変調・増幅回路106を制御する。
ターゲット201は、13.56MHz近傍の信号の送信と受信との少なくともいずれかを実行可能な電磁界を生成するアンテナ202と、NFC通信部203と、NFC通信部203に電力を供給する電源部204とを有する。また、NFC通信部203は、アンテナ202に接続された検波・定電圧回路205と、増幅・復調回路206と、変調・増幅回路207と、電源部204に接続された制御部208とを有する。
検波・定電圧回路205は、アンテナ202から受信した信号を検波して、制御部208に検波信号を出力する。制御部208は、増幅・復調回路206を制御してアンテナ202を介して受信した変調信号に増幅及び復調を施させ、また、変調・増幅回路207を制御して、負荷変調した信号を送信する。また、制御部208は、検波・定電圧回路205から検波信号を受信し、電源部204にトリガ信号を出力する。なお、検波・定電圧回路205が出力する検波信号は、制御部208がトリガ信号を出力可能な大きさであれば足り、必ずしも制御部208が変復調信号の送受信を行うのに必要な大きさである必要はない。すなわち、制御部208がトリガ信号を出力するのに必要な動作電圧と、変復調信号の送受信に必要な動作電圧とが異なってもよい。
電源部204は、NFC通信部203に電力を供給しない休止状態となることができ、休止状態の間は、ターゲット201はイニシエータ101に対して自発的に信号を送信することができない。そして、電源部204は、休止状態において制御部208からトリガ信号を受信すると動作状態へと移行し、NFC通信部203への電力供給を開始する。また、ターゲット201の起動後においては、電力供給源を、検波・定電圧回路205と電源部204とのいずれにするかを適宜選択可能としてもよい。これにより、ターゲット201の動作を安定化させることができる。
なお、上述のイニシエータ101及びターゲット201は、増幅・復調回路及び変調・増幅回路を有するが、増幅器の機能と、復調器及び変調器の機能とは、別個に存在していてもよい。
(動作)
続いて、イニシエータ101が実行する処理について、図3を用いて説明する。
イニシエータ101は、装置の起動またはユーザ操作などを契機として電磁界を生成し、一定の長さを持ったターゲット探索用のポーリング信号を周期的に出力し(S301)、ターゲット201からその信号に対する応答を受信したかを判定する(S302)。イニシエータ101は、応答があったと判定すると(S302でYES)、応答があったターゲット201との接続シーケンスを実行する。なお、接続シーケンス及びそれ以降の処理は、通常のNFC通信の手順によって行われるため、ここでは説明を省略する。
一方で、イニシエータ101は、応答がなかったと判定すると(S302でNO)、ターゲット201が近接しているかを判定するため、検知部108において、アンテナ102のインピーダンスの変化の検出処理を実行する(S303)。すなわち、イニシエータ101は、相手装置が近傍に存在しているかを判定する。なお、ここでは、インピーダンスの変化ではなく、動体検知又はアンテナに関する電流の変化があったか等により、相手装置が近傍に存在しているかの判定を行ってもよい。そして、イニシエータ101は、インピーダンスの変化があったかを判定する(S304)。
イニシエータ101は、インピーダンスに変化があったと判定した場合(S304でYES)、続いて、後述する起動信号の送信回数が所定回数(N回)に達したかを判定する(S305)。そして、イニシエータ101は、起動信号の送信回数が所定回数に達していない場合(S305でNO)に、ターゲット201の制御部208がトリガ信号を出力できるように、すなわちターゲット201を起動させるために、起動信号を送信する(S306)。一方で、イニシエータ101は、インピーダンスに変化がなかったと判定した場合(S304でNO)、又は起動信号の送信回数が所定回数に達した場合(S305でYES)は、起動信号を送信(再送)しない。これにより、イニシエータ101は、自身にターゲット201でない物体が近接した場合などでインピーダンスが変化した場合に、起動信号の再送を停止して、不必要に起動信号を再送し続けることを防ぐことが可能となる。なお、イニシエータ101は、S301におけるポーリング信号の送信を、規定回数又は規定時間などに応じて停止してもよい。
図4に、本実施形態に係るイニシエータ101が送信する信号の例を示す。なお、図4では、横軸は時間を、縦軸は信号の大きさ(振幅/電力)を、それぞれ表している。図4は、イニシエータ101が、ポーリング信号401を3回連続して出力した後にインピーダンスの変化を検出し、起動信号402を出力した状態を示している。ターゲット201は、起動信号402によって起動し、イニシエータ101は、次のポーリング信号401に対するターゲット201からの応答を受信できるようになる。これにより、イニシエータ101は、ターゲット201との接続シーケンスを進めることができるようになる。
ここで、起動信号402は、例えば、ターゲット201が復調する必要のあるポーリング信号と異なり、ターゲット201が復調する必要がない信号である。このため、変調・増幅回路106は、図7に示すように、増幅器の非線形領域を使用して、ポーリング信号401よりも振幅の大きい信号を出力してもよい。このようにすることで、機能的な制限によってターゲット201の制御部208がトリガ信号を出力するのに十分な電磁界をイニシエータ101が生成することができない場合にも、ターゲット201を確実に起動させることができる。例えば、イニシエータ101は、十分に大きい電力でポーリング信号401を送信している場合であっても、さらに振幅(電力)の大きい起動信号402を送出することができる。そして、ターゲット201は、所定以上の電力(振幅)の信号を受信することにより起動することができる。なお、どのような構成のイニシエータとして動作する通信装置においても、歪の大きい安価な増幅器を追加するだけで上述の効果を得ることができる。
また、起動信号402は、振幅を大きくするだけではなく、予め定められたパターンで定められる信号であってもよい。この場合、ターゲット201は、このパターンの信号を受信したことをトリガ信号の出力条件とすることができる。また、ターゲット201は、受信した信号が閾値よりも大きく、かつ復調できないことをトリガ信号の出力条件としてもよい。これにより、イニシエータ101が起動信号402を送信した場合を正確に判定して、効率的に起動制御を行うことができる。
<<実施形態2>>
実施形態1では、イニシエータ101は、ポーリング信号に対する応答がない場合に、アンテナのインピーダンスの変化があるかを判定したが、本実施形態では、まずインピーダンスの変化があるかを判定する。そして、イニシエータ101は、インピーダンスの変化があり、相手装置であるターゲット201が存在する可能性を検知した場合に、ポーリング信号を送信する。これにより、無駄にポーリング信号が送信されることを防ぐ。
(装置構成)
本実施形態に係るイニシエータ101及びターゲット201の構成は、実施形態1と同様であるため、その詳細な説明については省略する。
(動作)
本実施形態に係るイニシエータ101が実行する処理について、図5を用いて説明する。
イニシエータ101は、装置の起動またはユーザ操作などを契機として電磁界を生成し、ターゲット201が近接しているかを判定するため、検知部108でアンテナ102のインピーダンスの変化を検出する(S501)。そして、イニシエータ101は、インピーダンスの変化があったかを判定する(S502)。イニシエータ101は、インピーダンスに変化がなかったと判定した場合(S502でNO)には、そのままインピーダンスの変化があるかの監視を継続する。
一方、イニシエータ101は、インピーダンスに変化があったと判定した場合(S502でYES)は、一定の長さを持ったターゲット探索用のポーリング信号を出力する(S503)。そして、イニシエータ101は、ターゲット201からその信号に対する応答を受信したかを判定する(S504)。そして、イニシエータ101は、応答があったと判定すると(S504でYES)、応答があったターゲット201との接続シーケンスを実行する。
一方で、イニシエータ101は、応答がなかったと判定すると(S504でNO)、続いて、起動信号の送信回数が所定回数(N回)に達したかを判定する(S505)。そして、イニシエータ101は、起動信号の送信回数が所定回数に達していない場合(S505でNO)に、ターゲット201の制御部208がトリガ信号を出力できるように起動信号を送信する(S506)。一方で、イニシエータ101は、起動信号の送信回数が所定回数に達した場合(S505でYES)は、起動信号を送信しない。
図6に、本実施形態に係るイニシエータ101が送信する信号の例を示す。なお、図6では、横軸は時間を、縦軸は信号の大きさ(振幅/電力)を、それぞれ表している。図6では、イニシエータ101は、まず、インピーダンスの変化を検出し、その後に、ポーリング信号601を出力している。しかし、イニシエータ101は、そのポーリング信号601に対するターゲット201からの応答を受信できなかったため、起動信号602を出力する。イニシエータ101は、起動信号602の送信の後、ポーリング信号603を送信する。しかしながら、イニシエータ101は、このポーリング信号603に対しても、ターゲット201からの応答がなかったものとする。このとき、イニシエータ101は、起動信号604を再送する。
なお、このとき、起動信号604は、例えば、図6に示すように、先に出力した起動信号602より大きな振幅(電力)を有する。イニシエータ101は、より大きな起動信号604によってターゲット201が起動し、次のポーリング信号605に対するターゲット201からの応答を受信できると、ターゲット201との接続シーケンスを進めることができる。このように、イニシエータ101は、起動信号の増幅率を可変にして、ターゲット201がトリガ信号を出力するまで、起動信号の振幅(電力)を段階的に上げてもよい。
上述の実施形態では、2つの通信装置がイニシエータ101とターゲット201とのいずれかに定まった場合について説明したが、少なくともNFCにおいては、端末に割り当てられるイニシエータ101とターゲット201との役割は固定されない。すなわち、上述のイニシエータ101とターゲット201との構成について、端末がそれぞれの役割を果たすことができる場合に、上述の各実施形態が適用されうる。すなわち、イニシエータ101及びターゲット201は、上述の図示された機能のみならず、他の機能を有していてもよいし、上述の各機能を実施できる範囲において、上述の図示された機能を有しなくてもよい。例えば、イニシエータ101及びターゲット201は、各々ホスト制御部やメモリなどを有しうる。さらに、両方の役割を実現可能な機能または回路構成を有する端末は、その役割を、イニシエータ101とターゲット201との間で適宜切り替えることができる。また、上述の各実施形態に係る手法は、通信周波数や通信方式には依存しない。このため、上述の各実施形態に係る通信装置が用いる通信方式は、NFCには限定されず、例えばRFIDや無線電力伝送といったその他の非接触無線通信システムが用いられてもよい。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101:イニシエータ、105:増幅・復調回路、106:変調・増幅回路、107:制御部、108:検知部、201:ターゲット、204:電源部、205:検波・定電圧回路

Claims (14)

  1. 通信装置であって、
    通信の相手装置を検出する検出手段と、
    第1の信号を送信し、前記相手装置が検出されると共に前記第1の信号に対して前記相手装置から応答が受信されなかった場合に、当該相手装置を省電力の第1の状態から通信可能な第2の状態へと遷移させるための第2の信号を送信する通信手段と、
    を有し、
    前記通信装置と前記相手装置とは、前記第1の信号を用いて通信を行う、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記相手装置は、所定以上の電力の信号を受信したことに応じて、前記第1の状態から第2の状態へと遷移する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記相手装置は、復調できない信号を受信したことに応じて、前記第1の状態から第2の状態へと遷移する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記第2の信号は、前記第1の信号より大きい振幅を有する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記第2の信号は、増幅器の非線形領域で増幅された信号である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記検出手段は、通信を行うアンテナのインピーダンスの変化があったか否かを判定することにより、前記相手装置を検出する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  7. 前記検出手段は、通信を行うアンテナにおける電流の変化があったか否かを判定することにより、前記相手装置を検出する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記通信手段は、前記第2の信号を送信した後に、前記第1の信号を送信し、当該第1の信号に対する応答を前記相手装置から受信しなかった場合、前記第2の信号を再送する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記通信手段は、前記第2の信号の再送の際に、当該第2の信号の電力を増やして当該再送を行う、
    ことを特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 前記通信手段は、前記第2の信号の送信回数が所定回数に達した場合、当該第2の信号の再送を停止する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の通信装置。
  11. 前記通信手段は、前記第1の信号に対して前記相手装置から応答を受信した場合、前記第2の信号を送信することなく、前記相手装置との間で通信を行う、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. 前記通信手段は、非接触無線通信により、前記相手装置との間で通信を行う、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 通信装置の制御方法であって、
    検出手段が、通信の相手装置を検出する工程と、
    通信手段が、第1の信号を送信する工程と、
    前記相手装置が検出されると共に前記第1の信号に対して前記相手装置から応答が受信されなかった場合に、当該相手装置を省電力の第1の状態から通信可能な第2の状態へと遷移させるための第2の信号を送信する工程と、
    を有し、
    前記通信装置と前記相手装置とは、前記第1の信号を用いて通信を行う、
    ことを特徴とする制御方法。
  14. 通信装置に備えられたコンピュータに、
    通信の相手装置を検出する工程と、
    第1の信号を送信するように通信手段を制御する工程と、
    前記相手装置が検出されると共に前記第1の信号に対して前記相手装置から応答が受信されなかった場合に、当該相手装置を省電力の第1の状態から通信可能な第2の状態へと遷移させるための第2の信号を送信するように前記通信手段を制御する工程と、
    を実行させるプログラムであって、
    前記通信装置と前記相手装置とは、前記第1の信号を用いて通信を行う、
    ことを特徴とするプログラム。
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