JP6336182B2 - 末梢部に挿入される中心カテーテル手技のために構成された外科手術用ドレープ - Google Patents

末梢部に挿入される中心カテーテル手技のために構成された外科手術用ドレープ Download PDF

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Description

本発明は、概して、医療用ドレープに関し、より具体的には、医療手技の間、感染症および他の合併症の防止を促進するように構成される、ドレーブに関する。
医療施設は、医療および外科手術手技の間に生じる二次的合併症の発生に関して、ますます懸念を強めている。例えば、静脈内カテーテルの挿入等、そうでなければ健康な患者における医療手技の間、二次的感染症または他の合併症が生じ得る可能性がある。その結果、医療手技の間、患者および手技部位を中心とする滅菌場の確立ならびに維持に、より多くの配慮が成されている。例えば、いくつかの医療施設は、要求医療従事者に、適切な滅菌場が確立されているかどうか、または適切な滅菌場が維持され得るかどうか等のある条件をチェックおよび二重チェックすることを要求する。これらの警告にもかかわらず、時として、各条件をチェックおよび二重チェックすることを忘れないようにすることが困難であり得る。さらに、いくつかの現在既存の機器では、滅菌場を維持することが困難であり得る。
医療手技の間、滅菌場の汚染を低減させるように構成される、医療用ドレープを有することが有利となるであろう。
本明細書に説明される本発明の実施形態は、患者ドレープおよび半径方向ドレープ取着部を含む、医療用ドレープを伴う、モジュール式配列に構成される。患者ドレープは、一実施形態では、不透明であって、患者を覆った留置のために構成される。半径方向ドレープ取着部は、患者ドレープに取着させる、接着剤または他の連結部を具備する。半径方向ドレープ取着部は、患者ドレープに対して任意の半径方向整合において、患者ドレープの周縁を越えて延在するように、患者ドレープに取着されることができる。1つ以上の実施形態では、半径方向ドレープ取着部は、患者ドレープの真下から突出する患者の腕を被覆するように、患者ドレープに連結される。組み合わせられた患者ドレープ/半径方向ドレープ取着部は、したがって、医療用ドレープの患者側に滅菌場を完全に維持しながら、カテーテル挿入を可能にする。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
半径方向ドレープ取着部であって、
透光性部分と、
医療手技のために構成される、穿孔と、
前記半径方向ドレープ取着部を患者ドレープに取着するための接着連結部と
を備える、半径方向ドレープ取着部。
(項目2)
前記接着連結部は、前記透光性部分に取着され、
前記穿孔は、前記透光性部分に沿って配置される、
項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目3)
前記透光性部分と前記接着連結部との間に配置される、不透明区画をさらに備え、
前記接着連結部は、前記不透明区画に取着され、
前記穿孔は、前記不透明区画に沿って配置される、
項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目4)
前記透光性部分は、クリアポリエチレンから製造され、前記不透明区画は、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンド材料から製造される、項目3に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目5)
前記穿孔を中心として配置される、支持要素をさらに備える、項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目6)
前記支持要素は、流体不浸透性材料を含む、項目5に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目7)
前記支持要素は、吸収性材料を含む、項目5に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目8)
前記支持要素は、前記半径方向ドレープ取着部の所定の最小面積が、前記支持要素と前記穿孔との間に配置されるように配列される、項目5に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目9)
前記支持要素は、前記透光性部分の所定の最小面積が、前記支持要素と前記穿孔との間に配置されるように配列される、項目5に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目10)
前記所定の最小面積は、患者の四肢が、前記半径方向ドレープ取着部の真下に配置され、前記半径方向ドレープ取着部の上方から可視であるように十分である、項目9に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目11)
前記半径方向ドレープ取着部の縁から前記穿孔に延在する、工具を必要としない除去特徴をさらに備える、項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目12)
前記穿孔を中心として配置される、支持要素をさらに備え、前記工具を必要としない除去特徴は、前記支持要素を横断して延在する、項目11に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目13)
前記支持要素は、前記半径方向ドレープ取着部の所定の最小面積が、前記支持要素と前記穿孔との間に配置されるように配列され、さらに、前記工具を必要としない除去特徴は、前記所定の最小面積を横断して延在する、項目12に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目14)
前記工具を必要としない除去特徴の開始点を示すためのインジケータをさらに備える、項目11に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目15)
前記工具を必要としない除去特徴は、
ドレープ切れ目と、
前記ドレープ切れ目の長さに沿って位置付けられる、接着テープ細片と、
前記ドレープ切れ目の長さに沿って延在する、前記接着テープ細片上の切り込み線であって、部分的にのみ、前記接着テープ細片を通して延在し、前記ドレープ切れ目の2つの接している縁の分離のために、前記接着テープ細片の容易な引裂をもたらす、切り込み線と
を備える、項目11に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目16)
前記穿孔を覆って配置される、剥離可能被覆をさらに備える、項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目17)
前記半径方向ドレープ取着部と統合された止血帯をさらに備える、項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目18)
前記止血帯は、前記半径方向ドレープ取着部の患者側の外筒と、前記半径方向ドレープ取着部の非患者側からアクセス可能であるように、前記半径方向ドレープ取着部の非患者側から外向きに延在する端部との中に封入される、項目17に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目19)
前記止血帯は、連結器を備える、項目17に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目20)
前記連結器は、前記半径方向ドレープ取着部の患者側に配置される、項目19に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目21)
前記止血帯は、外筒内に配置され、
前記連結器は、前記外筒を二等分し、
前記連結器は、前記外筒の第1端部と前記外筒の第2の端部との間に配置される、
項目20に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目22)
前記連結器は、スナップ係止デバイスを備える、項目20に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目23)
前記穿孔を中心として、前記半径方向ドレープ取着部に沿って配置される、1つ以上のパウチをさらに備える、項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目24)
前記1つ以上のパウチは、長方形、三角形、L−形状、湾曲側面形状、またはそれらの組み合わせのうちの1つとして構成される、項目23に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目25)
前記1つ以上のパウチは、2つ以上のパウチを備え、
前記半径方向ドレープ取着部は、前記半径方向ドレープ取着部の縁から前記穿孔に延在する、工具を必要としない除去特徴を備え、
前記2つ以上のパウチの第1のものは、前記工具を必要としない除去特徴の第1の側に配置され、
前記2つ以上のパウチの第2のものは、前記工具を必要としない除去特徴の第2の側に配置される、
項目23に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目26)
前記半径方向ドレープ取着部の患者側上の穿孔の少なくともいくつかを中心として配置される、接着要素をさらに備える、項目1に記載の半径方向ドレープ取着部。
(項目27)
医療用ドレープであって、
患者ドレープと、
前記半径方向ドレープ取着部を前記患者ドレープに接着するために構成される接着連結部を有する、半径方向ドレープ取着部と
を備える、医療用ドレープ。
(項目28)
前記半径方向ドレープ取着部の少なくともいくつかは、透明である、項目27に記載の医療用ドレープ。
(項目29)
前記半径方向ドレープ取着部は、末梢部に挿入される中心カテーテルが、挿入され得る、少なくとも1つの開口を備える、項目28に記載の医療用ドレープ。
(項目30)
前記少なくとも1つの開口は、前記半径方向ドレープ取着部の少なくとも一部に沿って配置される、項目29に記載の医療用ドレープ。
(項目31)
前記半径方向ドレープ取着部の少なくとも他の一部は、不透明であって、前記少なくとも1つの開口は、前記半径方向ドレープ取着部の少なくとも他の一部に沿って配置される、項目29に記載の医療用ドレープ。
(項目32)
前記半径方向ドレープ取着部の縁から前記少なくとも1つの開口に延在する、工具を必要としない除去特徴をさらに備える、項目29に記載の医療用ドレープ。
(項目33)
前記半径方向ドレープ取着部と統合される止血帯をさらに備え、前記止血帯は、前記半径方向ドレープ取着部の患者側の外筒と、前記半径方向ドレープ取着部の非患者側から延在する端部との中に封入される、項目29に記載の医療用ドレープ。
(項目34)
前記接着連結部の接着側と反対の前記半径方向ドレープ取着部の側の半径方向ドレープ取着部に連結される、1つ以上のパウチをさらに備える、項目27に記載の医療用ドレープ。
(項目35)
ドレープを使用する方法であって、
患者ドレープと、前記半径方向ドレープ取着部を前記患者ドレープに取着する接着連結部を有する、半径方向ドレープ取着部とを備える、医療用ドレープを取得するステップと、
前記患者ドレープを患者を横断して留置するステップと、
前記半径方向ドレープ取着部が、前記患者ドレープの周縁を越えて延在するように、前記接着連結部を前記患者ドレープに添着するステップと
を含む、方法。
(項目36)
前記患者の挿入部位を覆って、前記半径方向ドレープ取着部の中心カテーテル挿入開口を留置するステップをさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目37)
前記留置するステップは、前記剥離可能被覆を除去し、前記中心カテーテル挿入開口を中心として配置されるように接着剤を取着するステップを含む、項目36に記載の方法。
(項目38)
前記半径方向ドレープ取着部の患者側に沿って配置される外筒内に、前記患者の腕を留置するステップと、
前記半径方向ドレープ取着部の非患者側から延在する前記止血帯の端部にアクセスすることによって、前記外筒内に配置される止血帯を締結するステップと
をさらに含む、項目35に記載の方法。
(項目39)
前記腕を中心として、前記外筒を二等分する連結器を接続するステップをさらに含む、項目38に記載の方法。
(項目40)
前記半径方向ドレープ取着部の縁から前記中心カテーテル挿入開口に延在する、工具を必要としない除去特徴を開放するステップと、
前記医療用ドレープを前記患者から除去するステップと
をさらに含む、項目36に記載の方法。
図1は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、患者ドレープの一実施形態を図示する。 図2は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、ある半径方向ドレープ取着部の非患者側を図示する。 図3は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、ある半径方向ドレープ取着部の患者側を図示する。 図4は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、患者ドレープおよび半径方向ドレープ取着部を有する、ある医療用ドレープを図示する。 図5−8は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、代替半径方向ドレープ取着部を図示する。 図5−8は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、代替半径方向ドレープ取着部を図示する。 図5−8は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、代替半径方向ドレープ取着部を図示する。 図5−8は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、代替半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図9−16は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、流体収集パウチを有する、種々の半径方向ドレープ取着部を図示する。 図17は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、1つ以上の医療用ドレープと併用するために好適なある例証的工具を必要としない除去特徴を図示する。 図18および19は、それぞれ、本発明の実施形態に従って構成される、1つ以上のドレープと併用するための、好適であるが、随意である、ある例証的埋め込まれた止血帯の斜視図および側面図を図示する。 図18および19は、それぞれ、本発明の実施形態に従って構成される、1つ以上のドレープと併用するための、好適であるが、随意である、ある例証的埋め込まれた止血帯の斜視図および側面図を図示する。 図20は、本発明の実施形態による、1つ以上のドレープと随意に併用するために構成される、別の例証的埋め込まれた止血帯を図示する。 図21は、末梢部に挿入される中心カテーテル手技の間に使用されるように本発明の実施形態に従って構成される、医療用ドレープの一実施形態を図示する。 図22は、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成される、医療用ドレープを使用する方法を図示する。
当業者は、図中の要素が、便宜上かつ明確にするために図示され、必ずしも、正確な縮尺で描かれていないことを理解するであろう。例えば、図中の要素のいくつかの寸法は、本発明の実施形態の理解の向上に役立てるために、他の要素に対して誇張され得る。
次に、本発明の実施形態が、詳細に説明される。図面を参照すると、類似番号は、図面全体を通して、類似部品を示す。本明細書の説明および請求項全体を通して使用されるように、以下の用語は、本明細書に明示的に関連付けられた意味をとり、文脈によって明確に別様に示されない限り、「a」、「an」、および「the」の意味は、複数参照を含み、「in」の意味は、「in」および「on」を含む。第1および第2、上部および底部、ならびに同等物等の関連用語は、1つの実体または作用を別の実体または作用と区別するためだけに使用され得、必ずしも、そのような実体または作用間のいかなる実際のそのような関係または順序も要求あるいは含意しない。また、括弧内において、本明細書で示される参照符号は、議論中のもの以外の図中に示される構成要素を示す。例えば、図Aに関して論じながら、デバイス(10)に関して話す場合、図A以外の図に示される要素10を参照するであろう。
中心カテーテルは、医療従事者が、流体、染料、または薬剤を患者に送達し得る、大静脈内に留置される、カテーテルである。例えば、血管造影手技の間、医療従事者は、中心カテーテルを動脈または静脈内に挿入するであろう。カテーテルは、次いで、患者内の適切な面積に指向される。特殊染料が、次いで、循環系が放射線カメラに可視となるように、脈管内に注入される。
中心カテーテルはまた、試験のために、血液等の流体を採取するために使用されることができる。中心カテーテルは、患者の種々の部分内に挿入されることができる。血管造影の間、カテーテルは、大腿動脈または静脈等の鼠径部近傍の血管内に挿入されることができるが、また、腕の脈管内に留置されることもできる。腕の脈管内への留置は、カテーテルが誘導されなければならない経路が、腕から心臓までの方が、鼠径部から心臓までより短いため、心臓を中心とする循環系を研究する血管造影手技において有利であり得る。腕内に挿入される中心カテーテルは、概して、「末梢部に」挿入される中心カテーテルとして知られる。末梢部に挿入される中心カテーテルは、血管造影等の診断手技のために、患者の腕内に留置されることができる。末梢部に挿入される中心カテーテルはまた、患者の腕内に留置され、長期抗生剤治療、化学療法の間等、長期静脈内アクセスを可能にすることができる。前者の場合、挿入は、一時的である。後者の場合、末梢部に挿入される中心カテーテルは、6週間から1年に及ぶ期間の間、患者の腕内の定位置に残され得る。
末梢部に挿入される中心カテーテル手技を含む、カテーテル挿入手技は、概して、カテーテル挿入を専門とする医療従事者によって、ベッドサイドまたは診断検査室において行なわれる。医療従事者は、多くの場合、専門の訓練を受けた看護士である。ベッドサイド挿入に対する例外の1つは、血管造影等の放射線手技の間に生じるものであって、その場合、カテーテルは、医師によって誘導および挿入される。
カテーテルを挿入する人物または挿入される場所にかかわらず、血流感染症は、継続的懸念の対象である。半恒久的ベースであり得る、患者の静脈内への異物の挿入は、細菌または他の微生物が、中心カテーテルおよび末梢部に挿入される中心カテーテル挿入手技の間、血流中に導入されるリスクと関連付けられることは、容易に理解されるであろう。研究によって、そのような感染症は、死亡の原因となり得ることが示されている。これらの感染症の最大の割合は、カテーテル挿入時に生じている。
これに対処するために、一部の医療提供者は、外科手術において使用されるものに類似する、カテーテル挿入手技要件の発令を開始している。例えば、カテーテル挿入専門家は、手術室に入室する場合と同様に、髪用被覆、マスク、手袋、足用被覆、および全身滅菌外科手術用ガウンを着用しなければならない。そのような手技はまた、患者も、従来の医療用ドレープによって被覆されることを要求する。そのような手技は、中心ラインの挿入に先立って、最大障壁環境が確立されることを保証するよう試みるものである。
手技は、有益であるが、2つの理由から、中心ライン手技の間、血流感染症を防止するために不十分である。第1に、多くの場合、ライン留置を行なう医療従事者が、手術の間に使用される「外科手術」実践および無菌技法を熟知していない場合がある。換言すると、中心カテーテル挿入従事者は、概して、手術室内で作業をしない、したがって、多くの場合、手術室手技に慣れていない。故に、そのような従事者は、したがって、多くの場合、止血帯を結ぶ正しいステップおよび患者をドレーブで覆うべきときを含む、ある技法の理解を欠いている。これらの欠点は、無菌技法を妨害し得る。例えば、止血帯を早く結びすぎることは、患者に損傷を及ぼし得る。それでもなお、カテーテル挿入では、手技は、多くの場合、依然として、医療従事者が前述の機器を装着する前である、滅菌場が生成される前に、止血帯が結ばれることを提案する。したがって、いくつかの医療従事者は、中心ライン挿入手技において要求される止血帯を早く適用しようとし得る。
第2の問題は、チームではなく、たった1人で、概して、中心カテーテルおよび末梢部に挿入される中心カテーテルを挿入することである。その結果、挿入専門家は、多くのアイテムを操作し、多くの複雑なステップを行い、従来の機器およびドレープを使用して、滅菌場を確保しなければならない。先行技術ドレープの用途は、滅菌場が損なわれることを防止するために、好くなとも2人を要求する。1人で、カテーテル挿入手技において、ドレープを適用するよう試みると、手技のために要求され得る、いかなる滅菌場も損なうリスクに曝される。
本発明の実施形態は、中心カテーテル挿入専用に構成される、全身手技用ドレープを提供することによって、両問題を解決するように作用する。末梢部に挿入される中心カテーテルは、例証的用途として、以下で使用されるが、本発明がそのように限定されないことが、本開示の利益を有する当業者には、明白となるであろう。以下に説明される構成要素の若干の移動および再配置等の本明細書に説明されるドレープの細かい修正は、本発明の実施形態に従って構成されるドレープが、種々の中心ラインまたはカテーテル留置手技のために容易に使用されることを可能にするであろう。
先行技術設計と比較して、本発明の実施形態によってもたらされる利点は、医療従事者が、より容易にドレープを適用、使用、および除去することを支援することを含む。加えて、いくつかの実施形態は、カテーテル挿入手技の間に使用される、止血帯の適用を補助する。以下に説明されるドレープアセンブリは、適切な無菌技法を確保するために役立つ。これらはまた、患者内に挿入されたカテーテルの完全性を損なわずに、ドレープを除去することを支援する。本発明の実施形態によってもたらされる重要な付加的利点は、以下に説明されるドレープが、患者を中心とした滅菌場を損なわずに、たった1人で、適用されることができることである。
以下に説明される実施形態は、全身ドレープとして作用し、1人で容易に開放および適用できる、末梢部に挿入される中心カテーテルおよび他の手技において使用するために好適な医療用ドレープを提供する。加えて、以下に説明される医療用ドレープは、患者の右または左腕と併用するために汎用的に構成されることができる。完全に不透明である、従来のドレープとは対照的に、以下に説明される実施形態は、透光性部分を有する、半径方向ドレープ取着部を含む。透光性部分は、医療従事者が、止血帯の優れた適用および除去ならびにカテーテルの優れた挿入のために、半径方向ドレープ取着部を通して、患者の腕を確認することを可能にする。
いくつかの実施形態は、半径方向ドレープ取着部内に統合される、止血帯を含む。含まれる場合、一体型止血帯は、医療従事者が、先行技術設計の場合のように、不透明ドレープの真下にある止血帯を「探し回る」のを防止する。止血帯は、スナップ係止デバイスまたはバックル式閉鎖具等のドレープの患者側に閉鎖デバイスを含むことができる。
1つ以上の実施形態では、医療用ドレープの半径方向ドレープ取着部は、ドレープ構成要素が、手技の終了時に容易に除去されることを可能にする、工具を必要としない除去特徴を含む。工具を必要としない除去特徴は、半径方向ドレープ取着部が、挿入部位から「分断」し、それによって、残りのカテーテルラインの偶発的牽引または引張を防止する。
次に、図1−3を参照すると、ここに図示されるのは、本発明の1つ以上の実施形態に従って構成され、末梢部に挿入される中心カテーテルおよび他のカテーテル留置手技のために好適である、医療用ドレープの一実施形態である。図1は、患者ドレープ100の平面図を図示する一方、図2および3は、半径方向ドレープ取着部200の平面図を図示する。図1および2は、それぞれ、患者ドレープ100および半径方向ドレープ取着部200の「非患者」または「医療従事者」側を図示する一方、図3は、半径方向ドレープ取着部200の「患者側」の平面図を図示する。図3の側は、医療用ドレープが、カテーテル挿入手技において使用されるとき、患者に接触するであろう側であるため、「患者側」と称される。医療用ドレープは、複数の構成要素、すなわち、患者ドレープ100および半径方向ドレープ取着部200を備える、モジュール式である。
図1から開始すると、患者ドレープ100は、少なくとも、患者の胴体部分を覆うように構成される。概して、これらの胴体部分は、少なくとも、患者の首部分の下方となるであろう。1つ以上の実施形態では、患者ドレープ100は、不透明である。例えば、患者ドレープ100は、45gのスパンボンド/メルトブロー/スパンボンド材料から製造されることができる。スパンボンド/メルトブロー/スパンボンド法(SMS)、スパンボンド/メルトブロー/メルトブロー/スパンボンド法(SMMS)、およびスパンボンド/メルトブロー/メルトブロー/スパンボンド法(SMMMS)を含む、種々の方法を使用して、例えば、種々の織布、不織布、水流絡合材料、および/またはそれらの組み合わせ、吸収性Airlaid、水刺不織布、ポリエステル混成物、ポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン、および/またはそれらの組み合わせを含む、他の材料も、患者ドレープ100のために使用されることができる。そのような材料の供給者として、Cardinal Health(Dublin, Ohio)、Kimberly Clark(Neena, Wisconsin)、Molnycke Health Care(Newtown, Pennsylvania)、およびPrecept Medical
Products, Inc.(Arden, North Carolina)が挙げられる。これらの材料および方法は、例証にすぎず、その他も、本開示の利益を有する当業者には、容易に明白となるであろう。例えば、1つ以上の抗菌性層が、追加され、抗菌性保護をさらに向上させることができる。加えて、材料は、随意に、材料を通した流体の通過を防止する、防水裏地を含むことができる。
1つ以上の実施形態では、患者ドレープ100は、約104インチ±1インチ等、95〜110インチの長さ116を有する。一実施形態では、患者ドレープは、64インチ±1インチの幅115を有する。用語「約」とは、製造公差を含む測定値を指すために使用される。故に、製造公差が±1インチである場合、104.5および103.1インチは両方とも、「約」104インチとなるであろう。
ある用途では、患者ドレープ100は、特定の医療手技のために設計される、随意の切開特徴102とともに構成されることができる。切開特徴102は、開口であってもよい。他の実施形態では、切開特徴102は、患者ドレープ100内に開口を形成するために開放され得る、穿孔であってもよい。例えば、患者ドレープ100が、血管形成手技において使用される場合、一対の切開特徴102は、患者ドレープ100が患者の上部に留置されるとき、患者の鼠径部の上方に位置するような場所に配置されてもよい。本場所は、血管形成手技の間、患者の大腿動脈または静脈へのアクセスを提供するであろう。切開特徴102の含有は、随意であることが、本開示の利益を有する当業者には、明白となるであろう。さらに、含まれる場合、切開特徴102の数および場所は、用途に基づいて変動し得る。
図2および3は、半径方向ドレープ取着部200を図示する。半径方向ドレープ取着部200は、一実施形態では、半径方向ドレープ取着部層201および接着連結部202を含む。図2および3の例証的実施形態では、半径方向ドレープ取着部層201は、透光性であって、半径方向ドレープ取着部200の透光性部分を形成する。例えば、半径方向ドレープ取着部層201は、0.065ミリメートルのクリアポリエチレンから製造されることができる。半径方向ドレープ取着部層201はまた、半透明または透明であることができる。例えば、透光性実施形態では、半径方向ドレープ取着部層201は、クリアな0.05mmポリエチレンシートから製造されることができる。他のクリアかつ可撓性の材料も、ポリエチレンの代わりに、使用されることができることに留意されたい。接着連結部202は、本例証的実施形態では、透光性部分に取着される。
一実施形態では、接着連結部202は、2インチの幅を伴う、接着テープの層である。接着テープの接着部分は、半径方向ドレープ取着部201の患者側層上に配置される。接着部分は、剥離可能被覆で被覆されることができる。半径方向ドレープ取着部200が、使用の準備ができると、剥離可能被覆は、接着材料を露出するために除去されることができる。接着材料を患者ドレープ100に対して押圧することによって、半径方向ドレープ取着部200を患者ドレープ100に連結させる。他の連結デバイスも、接着連結部202のために使用され得ることが、本開示の利益を有する当業者には、明白となるであろう。実施例として、マジックテープ(登録商標)締結具、機械的金具、または他の締結具が挙げられる。接着連結部202は、半径方向ドレープ取着部200を患者ドレープ100に取着するためだけに構成される必要がある。
図3を簡単に参照すると、ここに図示されるのは、半径方向ドレープ取着部200の接着連結部202が、患者ドレープ100に連結された時に形成される、医療用ドレープ300である。接着連結部202は、カテーテル挿入手技の間、半径方向ドレープ取着部200を患者ドレープ100に接着する。医療用ドレープ300のモジュール式性質は、半径方向ドレープ取着部200が、任意の半径方向整合において、患者ドレープ100に接着されることを可能にすることに留意されたい。換言すると、医療サービス提供者は、患者ドレープ100に沿った任意の点において、かつ患者ドレープ100に対して任意の半径方向整合301において、接着連結部202を取着することができる。これは、医療用ドレープ300を完全にカスタマイズ可能にする。さらに、医療用ドレープ300の幾何学的構成は、患者の身体形状、手技の間の位置、または行なわれる手技に基づいて、選択されることができる。接着連結部202が、剥離可能接着剤を備える場合、半径方向ドレープ取着部200は、同様に、必要に応じて、再位置付けされることができる。本モジュール式配列は、医療用ドレープ300の全体的構成が、患者毎および手技毎に変動し得るという点において、先行技術ドレープより優れた個別の利点をもたらす。
図2および3に戻って参照すると、半径方向ドレープ取着部層201を透明、半透明、または透光性であるように構成することは、先行技術ドレープより優れたいくつかの付加的利点をもたらすことに留意されたい。第1に、挿入専門家が、挿入手技の間、挿入部位を確認することを可能にする。第2に、挿入専門家が、カテーテルが挿入される四肢を監視することを可能にする。挿入専門家は、例えば、手技上の合併症を示し得る、四肢の色変化を見ることができる。第3に、止血帯が使用されるとき、多くの場合、末梢部に挿入される中心カテーテルの場合に当てはまるように、半径方向ドレープ取着部層201の透明または透光性性質は、挿入従事者が、止血帯を迅速に見つけ、それを使用することを可能にする。
1つ以上の実施形態では、半径方向ドレープ取着部200は、医療手技のために構成される、1つ以上の開口を含む。例えば、図2および3の例証的半径方向ドレープ取着部200は、中心カテーテル挿入部位を覆う流体のために構成される、穿孔205を含む。穿孔205は、1つ以上の実施形態では、開口部または潜在的開口を画定する、半径方向ドレープ取着部200内の穿孔として構成されることができる。穿孔205は、一実施形態では、半径方向ドレープ取着部200が、患者ドレープ100に連結され、患者の上部に配置される、医療用ドレープ300を形成するとき、末梢部に挿入される中心カテーテルが、穿孔205を通して挿入されることを可能にするように構成される。穿孔205または複数の穿孔は、同様に、他の医療手技にも対応するように構成され得る。
1つ以上の実施形態では、支持層が、穿孔205を中心として配置される。図2および3の例証的実施形態では、支持要素は、吸収性材料から製造され、穿孔205を中心として配置される、吸収性要素207を備える。本例証的実施形態では、吸収性要素207は、実質的に、U−形状面積を有し、接着連結部202と反対の側の穿孔205を中心として留置される。吸収性要素207は、カテーテル留置手技の間に存在し得る、血液等の流体を吸収するように構成される、ガーゼ状、不織布吸収性材料、または他の吸収性材料であることができる。
一実施形態では、吸収性要素207は、半径方向ドレープ取着部層201の所定の最小面積251が、吸収性要素207と穿孔205との間に配置されるように配列される。本例証的実施形態では、所定の最小面積251は、3辺において、穿孔205を中心として通過する、1.5インチ幅の細片である。本実施例では、透光性である、半径方向ドレープ取着部層201の所定の最小面積251は、種々の用途において有用であり得る。例えば、血管形成用途では、超音波技術者は、半径方向ドレープ取着部200を通して、患者の四肢を確認する必要があり得る。吸収性要素207が、穿孔205まで延在する場合、これは、不可能である。しかしながら、所定の最小面積251が、含まれるとき、半径方向ドレープ取着部200の真下に配置された患者の四肢は、上方から可視となる。
1つ以上の実施形態では、必要とされるまで、穿孔205を閉鎖したまま維持するために、剥離可能被覆302が、穿孔205を覆って取着されてもよい。本例証的実施形態では、剥離可能被覆302は、穿孔205を横断して、半径方向ドレープ取着部200の患者側に添着される、従来の医療剥離紙を含む。剥離可能被覆302を半径方向ドレープ取着部200に添着するために好適な手段の1つは、接着テープの区画303を伴うことである。接着テープは、製品番号1521として3M(St. Paul, MN)によって製造された医療用テープ等の単一のコーティングされたポリエチレン医療用テープであることができる。3M医療用テープ1521は、透光性ポリエチレンを含み、低刺激性、感圧式アクリル接着剤でコーティングされ、かつシリコーン処理され、さらしクラフト紙剥離ライナとともに、片側のみコーティングされたポリエチレンである、ライナを含む、マット仕上げを有する、単一のコーティングされたテープである。3M医療用テープは、テープ厚6.4ミル(0.16mm)のポリエチレンフィルムテープと、5.0ミル(0.13mm)半透明ポリエチレンフィルムの裏地と、アクリル接着剤(医療/外科手術用途のために設計)と、片側にシリコーン(6ミル/0.15mm)を伴う、83lbのポリエチレンでコーティングされたクラフト紙の剥離ライナとを有する。3M医療用テープ1521の鋼鉄への接着力は、21オンス/インチ幅(0.6kg/25mm幅)である。3Mおよび/または他の製造業者によって製造された他の好適な医療用テープも、同様に使用されてもよい。例えば、接着テープが、両面である場合、テープはまた、一時的に、半径方向ドレープ取着部200を患者に取着するために使用されることができる。これは、挿入専門家に、半径方向ドレープ取着部200を定位置に継続的に保持することを要求することなく、穿孔205が挿入部位を覆ったままであることを保証する。
1つ以上の実施形態では、半径方向ドレープ取着部200をより容易に除去するために、工具を必要としない除去特徴209が、半径方向ドレープ取着部200に組み込まれることができる。工具を必要としない除去特徴の一実施例は、発明者Fred L.Allenによって2008年8月8日に出願された、本発明の譲受人に譲渡された、同時係属中の特許出願第USSN12/188,931号「Zip Strip Draping System and Methods of Manufacturing Same」に説明され、参照することによって本明細書に組み込まれる。
一実施形態では、以下の図17を参照してより詳細に説明される、工具を必要としない除去特徴209として、ドレープ切れ目、接着テープ細片、および切り込み線が挙げられ、それぞれ、半径方向ドレープ取着部200の縁211から穿孔205に延在する。図2および3の例証的実施形態では、工具を必要としない除去特徴209は、半径方向ドレープ取着部200の縁211から、吸収性要素207を横断して、および半径方向ドレープ取着部層201の所定の最小面積251を横断して、穿孔205まで延在する。換言すると、ドレープ切れ目、接着テープ細片、および切り込み線は、縁、例えば、縁211から開始し、半径方向ドレープ取着部層201に沿って、開口、例えば、穿孔205まで通過することができる。
接着テープ細片は、ドレープ切れ目の長さに沿って位置付けられ、ドレープ切れ目の両側において、半径方向ドレープ取着部層201の一部に重複し、最初は、接しているドレープ切れ目側をともに固着させる。切り込み線は、接着テープ細片の容易な引裂をもたらし、ドレープ切れ目を開放させる。工具を必要としない除去特徴209の使用は、半径方向ドレープ取着部200が、カテーテルを妨害せずに、穿孔205を通して留置されたカテーテルの周囲において除去されることを可能にする。
1つ以上の実施形態では、医療従事者に、工具を必要としない除去特徴209の開放を開始すべき場所を示すために、図2の拡大図250に示される、インジケータ213が、半径方向ドレープ取着部200の縁211に配置されることができる。換言すると、インジケータ213は、工具を必要としない除去特徴209の開始点を示すために含まれることができる。インジケータ213は、「ここを引き裂く」または「ここをめくる」等の言葉による命令表示を含んでもよい。インジケータ213は、従事者に、インジケータ要素を把持し、引き離し、切り込み線に沿って、接着テープ細片を引き裂くように指示する。これは、従事者が、挿入されるカテーテルまたは中心ラインを中心として、半径方向ドレープ取着部層201を「剥がす」ことを可能にする。
次に、末梢部に挿入される中心カテーテル用途において使用するために好適な一実施形態をさらに説明するために、例証的寸法が、提供される。これらの寸法は、実施例にすぎず、一実施形態のより明確なイメージを提示するために提供され、用途または顧客の需要に基づいて、容易に修正されることができることが、本開示の利益を有する当業者には、明白となるであろう。
一実施形態では、半径方向ドレープ取着部200は、48インチ±1インチの長さ118を有する。一実施形態では、半径方向ドレープ取着部200は、46インチ±1インチの幅253を有する。
図2および3の例証的実施形態では、吸収性要素207の幅220は、約20インチである。吸収性要素207の長さ221は、約20インチである。吸収性要素207は、穿孔205の中心から約10インチの距離222に延在する。吸収性要素207のU−形状の「腕」は、約10インチの幅223を有する。吸収性要素207のU−形状の中心は、約10インチの距離224である。剥離可能被覆302の幅225は、約7インチである。これらの例証的寸法は、限定を意図するものではなく、代わりに、カテーテル挿入手技のために好適な一式の寸法の実施例を提供するために含まれる。
次に、図5を参照すると、ここに図示されるのは、本発明の実施形態による、患者ドレープ(100)に取着し、医療用ドレープを形成するために好適な代替半径方向ドレープ取着部500である。図2および3の半径方向ドレープ取着部(200)と同様に、半径方向ドレープ取着部500は、半径方向ドレープ取着部層501および接着連結部502を含む。図5の半径方向ドレープ取着部層501は、透明である。接着連結部502は、本例証的実施形態では、半径方向ドレープ取着部層501の透明部分に取着される。暴露された接着連結部502を患者ドレープ(100)に圧接することによって、半径方向ドレープ取着部500を患者ドレープ(100)に連結し、医療用ドレープを形成する。
また、図2および3と同様に、図5の半径方向ドレープ取着部500は、中心カテーテル挿入部位を覆う流体のため等、医療手技のために構成される開口505を含む。半径方向ドレープ取着部500を患者からより容易に除去するために、工具を必要としない除去特徴509が、半径方向ドレープ取着部500内に組み込まれる。
図5の半径方向ドレープ取着部500は、支持層507だけ、前述の実施形態と異なる。図5の実施形態では、支持層507は、流体不浸透性材料を備える。吸収性層もまた、同様に、支持層507内に統合されることができる。支持層507は、前述のように、U−形状を有するのではなく、開口505を中心として、完全に配置される。支持層507は、半径方向ドレープ取着部層501のための補強構造を提供し、流体または他の材料が、半径方向ドレープ取着部500を通過しないことを保証するのに役立つ。
図6を参照すると、ここに図示されるのは、別の半径方向ドレープ取着部600である。本例証的実施形態では、半径方向ドレープ取着部層601は、2つの区画に二分される。第1の区画650は、透光性である一方、第2の区画652は、不透明である。例えば、第1の区画650は、クリアポリエチレンから製造されることができる一方、第2の区画651は、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンド材料等の不透明材料から製造される。不透明な第2の区画651は、挿入専門家が、穿孔605を通して以外、患者の四肢を確認することを防止するが、透光性の第1の区画650は、挿入専門家が、半径方向ドレープ取着部600を操作せずに、患者の指内の循環を確認することを可能にする。
第2の区画651は、第1の区画650と接着連結部602との間に配置される。これは、接着連結部602が、半径方向ドレープ取着部の不透明部分600に連結され、穿孔605が、図5における場合のように、透光性部分に沿ってではなく、半径方向ドレープ取着部層の不透明部分601に沿って配置されることをもたらす。本半径方向ドレープ取着部600は、同様に、工具を必要としない除去特徴509を含む。本実施形態の支持層607は、非患者側の吸収性特性および底面の流体不浸透性裏地を有する、組み合わせられた吸収性/流体不浸透性材料である。
全ての半径方向ドレープ取着部が、工具を必要としない除去特徴を含む必要はない。図7を参照すると、ここに図示されるのは、図5に示されるものに類似するが、工具を必要としない除去特徴を伴わない、半径方向ドレープ取着部700である。図8は、図6に示されるものに類似するが、工具を必要としない除去特徴を伴わない、半径方向ドレープ取着部800を図示する。
図7は、ある説明実施形態のためのいくつかの例証的寸法を提供する。これらの寸法は、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、変動され得ることを理解されたい。長さ702は、一実施形態では、48インチ±1インチである。幅701は、46インチ±1インチである。接着連結部は、2インチ幅の両面テープの一方の細片として構成されることができる。
長さ703は、一実施形態では、10インチである一方、長さ704は、12インチである。長さ705は、一実施形態では、20インチである一方、長さ706は、18インチである。長さ707は、一実施形態では、13インチである一方、長さ708は、20インチである。長さ709は、8インチであることができる。他の用途に好適な他の寸法も、本開示の利益を有する当業者には、明白となるであろう。
1つ以上の実施形態では、パウチが、半径方向ドレープ取着部に沿って、統合されることができる。一実施形態では、パウチは、医療手技の間、小型工具または医療用具を一時的に格納するために有用であり得る。他の実施形態では、パウチは、半径方向ドレープ取着部の表面に沿って通過する流体を捕捉するように構成することができる。流体の捕捉は、床に流動し、滑りやすい状態をもたらし、誰かが転倒する確率を増加させ得ないように防止するという点において有利であり得る。
次に、図9−12を参照すると、ここに図示されるのは、穿孔905、1005、1105、1205を中心として、半径方向ドレープ取着部900、1000、1100、1200に沿って配置されるパウチ901、902、1001、1002、1101、1102、1201、1202を有する、半径方向ドレープ取着部900、1000、1100、1200である。これらのパウチ901、902、1001、1002、1101、1102、1201、1202は、各半径方向ドレープ取着部900、1000、1100、1200の支持層907、1007、1107、1207の上部に配置される。パウチ901、902、1001、1002、1101、1102、1201、1202はそれぞれ、開放されている穿孔905、1005、1105、1205に向いている側903、904、1003、1004、1103、1104、1203、1204を含む。各パウチ901、902、1001、1002、1101、1102、1201、1202の残りの側は、半径方向ドレープ取着部900、1000、1100、1200に取着され、それによって、閉鎖される。
図9の半径方向ドレープ取着部900は、図6に示されるものに類似する。しかしながら、2つのパウチ901、902が、工具を必要としない除去特徴909の両側に配置される。第1のパウチ901は、工具を必要としない除去特徴の第1の側909に配置される一方、第2のパウチ902は、工具を必要としない除去特徴909の第2の側に配置される。図10の半径方向ドレープ取着部1000は、図7に示されるものに類似する。しかしながら、2つのパウチ1001、1002が、工具を必要としない除去特徴1009の両側に配置される。第1のパウチ1001は、工具を必要としない除去特徴の第1の側1009に配置される一方、第2のパウチ1002は、工具を必要としない除去特徴1009の第2の側に配置される。一実施形態では、第1のパウチ1001および第2のパウチ1002は、約5インチの幅を有し、1インチの距離だけ、支持層1007から分離されることができる。図7の議論に記載されるように、第1のパウチ1001および第2のパウチ1002は、約20インチの長さであることができる。
図11および12の半径方向ドレープ取着部1100、1200は、それぞれ、図7および8に示されるものに類似する。しかしながら、パウチ1101、1102、1201、1202が、穿孔1105、1205の両側に配置される。
図9−12に示されるパウチは、形状および留置とも、例証にすぎないことに留意されたい。他の形状および留置もまた、可能であることが、本開示の利益を有する当業者には、明白となるであろう。例えば、図13を参照すると、ここに図示されるのは、半径方向ドレープ取着部1300であって、パウチ1301、1302は、三角形形状である。患者が、仰向けになっているとき、接着連結部1332が患者の胸部に沿って、患者ドレープ(100)に連結されると仮定し、かつ半径方向ドレープ取着部1300が、患者から離れ、下向きに延在される、腕を被覆していると仮定すると、パウチ1301、1302の三角形構成は、図9−12のパウチ(901、902、1001、1002、1101、1102、1201、1202)より多くの流体を「捕捉」する傾向となるであろう。図13の例証的実施形態では、第1のパウチ1301は、工具を必要としない除去特徴1309の第1の側に配置される一方、第2のパウチ1302は、工具を必要としない除去特徴1309の第2の側に配置される。図13の「三角形」は、正三角形として例証的に示され、その斜辺1303、1304が、穿孔1305に向き、開口部を形成するように曲がっている。各パウチ1301、1302の残りの側は、閉鎖される。
図14を参照すると、ここに図示されるのは、半径方向ドレープ取着部1400であって、パウチ1401、1402は、「L」形状を有する。第1のパウチ1401は、工具を必要としない除去特徴1409の第1の側に配置される一方、第2のパウチ1402は、工具を必要としない除去特徴1409の第2の側に配置される。図14の「L−形状」は、各「L」が、穿孔1405に向くように曲げられる。内部L−形状1403、1404は、開口部を形成し、各パウチ1401、1402の残りの側は、閉鎖される。
図15を参照すると、ここに図示されるのは、代替パウチ形状である。パウチ1501は、支持層1507だけではなく、また、透光性領域1500も同様に横断して通過する、L−形状である。内部L−形状1503は、穿孔1505に向き、開口部を形成し、パウチ1502の残りの側は、閉鎖される。パウチ1502は、曲線多角形として構成され、湾曲開口部1504が穿孔1505に向いている。
図16を参照すると、ここに図示されるのは、別のパウチ形状である。パウチ1601は、U−形状であって、工具を必要としない除去特徴が、本半径方向ドレープ取着部1600内に含まれないように、穿孔1605の3辺に沿って通過する。図15同様に、パウチ1601は、支持層1607および透光性層1660の両方に沿って通過する。任意の数のパウチ形状、サイズ、および留置が、本発明の半径方向ドレープ取着部と併用されることができることが、本開示の利益を有する当業者には、明白となるであろう。例えば、曲線パウチおよび三角形パウチは、異なる場所で組み合わせて使用されることができる等である。
次に、図17を参照すると、工具を必要としない除去特徴209の1つが、より詳細に示される。前述のように、一実施形態では、工具を必要としない除去特徴209は、接着テープ細片1701と、ドレープ切れ目1702と、切り込み線1703とを含む。接着テープ細片1701は、概して、第1の細片側1704および第2の細片側1705を含み、切り込み線1703に沿って接続される。切り込み線1703は、その長さに沿って、接着テープ細片1701を部分的に切断することによって、形成されることができる。したがって、第1の細片側1704は、第2の細片側1705から容易に分離され、ドレープ切れ目1702を開放することができる。ドレープ切れ目1702の固着に加え、接着テープ細片1701は、ドレープ切れ目1702を密閉し、半径方向ドレープ取着部200の患者側に形成される滅菌場のいかなる侵害も防止する。
次に、図18および19を参照すると、ここに図示されるのは、本発明の実施形態に従って構成される、随意に、1つ以上の半径方向ドレープ取着部内に含まれ得る、代替特徴である。前述のように、末梢部に挿入される中心カテーテル手技は、多くの場合、止血帯を要求する。先行技術ドレープは、医療従事者が、不透明ドレープ下を探し回り、止血帯を盲目的に留置、適用、および取り外すことを要求した。図18および19は、本タスクを達成するように構成されるより有利な手段を図示する。
この目的を達成するために、図18および19は、半径方向ドレープ取着部層1800と統合される、止血帯1801を図示する。例証的止血帯1801は、半径方向ドレープ取着部1800の患者側層上に配置される、外筒1802を通して通過する。止血帯1801の端部1803、1804は、医療従事者によってアクセス可能であるように、非患者側に外向きに延在する。
外筒1802は、半径方向ドレープ取着部の患者側からの止血帯1801へのいかなるアクセスも防止する、密閉特徴1901、1902によって、半径方向ドレープ取着部層1800内に統合されることができる。例えば、半径方向ドレープ取着部層1800が、前述のように、ポリエチレンである場合、外筒1802もまた、同様に、ポリエチレンから作製されることができ、密閉特徴1901、1902は、超音波密閉等によって、一体的に形成される、熱可塑性材料から作製され、ポリエチレンは、湿気または他の材料が、止血帯1801に到達しないように防止する。これは、半径方向ドレープ取着部の患者側の滅菌場を保存する一方、非患者側における止血帯1801へのアクセスを提供する。
それが半径方向ドレープ取着部内に含まれる場合、患者は、ドレープで被覆されるときに、外筒1802を通してその腕を滑り込ませることができる。止血帯1801は、必要とされるまで、弛緩したままであることができる。止血帯1801はさらに、先行技術システムと関連付けられるような、探しまわったり、不確実性を伴ったりすることなく、必要に応じて、容易に適用および取り外されることができる。
次に、図20を参照すると、ここに図示されるのは、随意に、本発明の実施形態に従って構成される、1つ以上の半径方向ドレープ取着部内に含まれ得る、別の代替特徴であって、それらの半径方向ドレープ取着部は、統合された止血帯2001を含む。以下により詳細に説明されるように、本開示に従って構成される、半径方向ドレープ取着部の利点の1つは、たった1人で、容易に使用および除去されることができることである。これは、概して、滅菌場を保存するように適用するために、2人が要求される、先行技術ドレープとは対照的である。図20の半径方向ドレープ取着部2000は、止血帯2001を二等分する、連結器2060を含むことによって、医療サービス提供者がたった1人で使用するための止血帯プロセスをさらに単純にする。故に、患者の腕を折り曲げ、それをループを通して滑り込ませる必要なく、医療サービス提供者は、半径方向ドレープ取着部2000が、患者ドレープから延在されているとき、単に、患者の四肢を中心として、連結器2060を留めることが可能である。
図20の例証的実施形態では、止血帯2001は、半径方向ドレープ取着部2000と統合される。止血帯2001は、一実施形態では、透光性または透明部分内に位置することができる。止血帯2001は、同様に、一実施形態では、不透明である、支持層に沿って位置することができる。例証的止血帯2001は、半径方向ドレープ取着部の患者側に配置される、外筒2002を通して通過する。半径方向ドレープ取着部2000の患者側に配置される、連結器2060は、外筒2002を二等分する。外筒602の第1の端部2061は、連結器660の第1の部分663に取着される一方、外筒2002の第2の端部662は、連結器2060の第2の部分2064に取着される。一実施形態では、連結器2060は、連結器2060の第2の部分から延在するスナップ特徴2065を伴う、スナップ係止デバイスを備える。フックおよびラッチ連結器、スナップ連結器、バックル連結器等を含む、他のタイプの連結器2060もまた、使用され得る。止血帯2001の端部2003、2004は、医療従事者によってアクセス可能であるように、半径方向ドレープ取着部2000の非患者側に外向きに延在する。外筒2002は、半径方向ドレープ取着部2000の患者側からの止血帯2001へのいかなるアクセスも防止する、密閉特徴2071、2072によって、半径方向ドレープ取着部2000内に統合されることができる。
図21を参照すると、患者2161は、本発明の実施形態に従って構成される、医療用ドレープ2100で被覆されて示される。医療用ドレープ2100は、半径方向ドレープ取着部2101および患者ドレープ2102を含む。半径方向ドレープ取着部2101は、接着連結部2103を患者ドレープ2102に対して圧接することによって、患者ドレープ2012に添着されている。半径方向ドレープ取着部2101は、患者ドレープ2102に対して、任意の角度で配向され得、かつ患者ドレープ2102の真下から外向きに延在する、任意の四肢を被覆するように構成することができるが、本例証的実施形態では、患者ドレープ2102の真下から外向きに延在される、患者の左腕2162を被覆するように、患者ドレープ2102と約90度関係に配向されている。半径方向ドレープ取着部701は、患者2161の腕2162を覆って留置され、患者ドレープ2102は、患者2161の胴体部分を被覆する。
本例証的実施形態では、医療サービス提供者がカテーテルを挿入する穿孔として構成される、開口2104は、末梢部に挿入される中心カテーテル挿入部位2166を覆って留置されている。故に、末梢部に挿入される中心カテーテル2165は、開口2104を通して挿入されることができる。
本特定の医療用ドレープ2100は、本例証では、半径方向ドレープ取着部2101内に統合される、止血帯2141を含む。止血帯2141は、本実施形態では、同様に、複合医療用ドレープ2100の患者側にある、半径方向ドレープ取着部2101の患者側から、止血帯2141の端部にアクセスすることによって、結ばれている。止血帯2141は、医療用ドレープ2100の患者側の半径方向ドレープ取着部2101と統合されている外筒を通して通過するため、滅菌場を損なうリスクは、殆どまたは全くない。
図22を参照すると、本発明の実施形態に従って構成される医療用ドレープを使用する方法2200が、示される。ステップは、概して、前述されているが、ここでも簡単に、述べられる。
方法2200は、ステップ2201において開始し、医療施術者または患者は、医療用ドレープを取得する。一実施形態では、医療用ドレープは、医療用ドレープを形成するために相互に取着可能である、2つの構成要素に二等分される。第1の部分は、患者ドレープである。第2の部分は、半径方向ドレープ取着部である。半径方向ドレープ取着部は、半径方向ドレープ取着部を患者ドレープに接着する、接着連結部を有する。
ステップ2202では、患者ドレープが、患者を横断して留置される。ステップ2203では、半径方向ドレープ取着部が、患者ドレープの真下から外向きに延在する、四肢を覆って留置される。患者ドレープに対して、所望の半径方向関係に配向されると、半径方向ドレープ取着部は、ステップ2203において、半径方向ドレープ取着部が、患者ドレープの周縁を越えて延在するように、接着連結部を患者ドレープに接着することによって、患者ドレープに添着される。ステップ2203はまた、手技部位を覆って、半径方向ドレープ取着部の開口または穿孔を留置するステップを含むことができる。穿孔または開口が、剥離可能カバーを含む場合、これは、ステップ2204において除去されることができる。ユーザまたは挿入専門家は、次いで、ステップ2205において、末梢部に挿入される中心カテーテルを挿入部位内に挿入することができる。
前述のように、1つ以上の実施形態では、医療用ドレープの半径方向ドレープ取着部は、統合された止血帯を含むであろう。これが当てはまる場合、統合された止血帯を使用するための随意のステップが、含まれることができる。例えば、ステップ2208において、患者の腕が、統合された外筒を通して留置されることができる。止血帯が、連結器を含む場合、ステップ2208は、患者の四肢を中心として、連結器を緊結するステップを含むことができる。ステップ2209では、適切なときに、挿入専門家は、医療用ドレープの非患者側から延在する止血帯の端部にアクセスすることによって、外筒内に配置される止血帯を締結することができる。
プロセスが完了すると、医療用ドレープは、ステップ2207において、患者から除去される。医療用ドレープの半径方向ドレープ取着部が、工具を必要としない除去特徴を含む場合、随意のステップ2206として、前述のように、工具を必要としない除去特徴を開放するステップを含むことができる。
前述の明細書では、本発明の具体的実施形態が、説明された。しかしながら、当業者は、種々の修正および変更が、以下の請求項に記載される本発明の範囲から逸脱することなく、行なわれてもよいことを理解する。したがって、本発明の好ましい実施形態が、図示および説明されたが、本発明が、そのように限定されないことは、明白である。多数の修正、変更、変形例、代用、および均等物が、以下の請求項によって定義される、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者に想起されるであろう。例えば、半径方向ドレープ取着部は、不透明であるように構成することができる一方、患者ドレープの区画は、透明であって、患者の脚の一方の静脈内へ等、中心カテーテル挿入のための1つ以上の開口を画定するように構成される。
故に、明細書および図は、限定的意味ではなく、例証的であると見なされるべきであって、全てのそのような修正は、本発明の範囲内に含まれることが意図される。利益、利点、問題の解決策、およびいかなる利益、利点、または解決策をも発生させる、あるいはそれらがより顕著なものとなる、いかなる要素も、一部または全部の請求項の重要、必要、または不可欠な特徴または要素として解釈されるべきではない。

Claims (7)

  1. 半径方向ドレープ取着部であって、
    透光性部分と、
    医療手技のために構成されている穿孔と、
    前記半径方向ドレープ取着部を患者ドレープに取着するための接着連結部と、
    前記透光性部分と前記接着連結部との間に配置されている不透明区画と
    を備え、
    前記接着連結部は、前記不透明区画に取着され、
    前記穿孔は、前記不透明区画に沿って配置される、半径方向ドレープ取着部。
  2. 前記透光性部分は、クリアポリエチレンから製造され、前記不透明区画は、スパンボンド/メルトブロー/スパンボンド材料から製造される、請求項1に記載の半径方向ドレープ取着部。
  3. 半径方向ドレープ取着部であって、
    透光性部分と、
    医療手技のために構成されている穿孔と、
    前記半径方向ドレープ取着部を患者ドレープに取着するための接着連結部と、
    前記半径方向ドレープ取着部と統合された止血帯と
    を備え
    前記止血帯は、前記半径方向ドレープ取着部の患者側の外筒と、前記半径方向ドレープ取着部の非患者側からアクセス可能であるように、前記半径方向ドレープ取着部の非患者側から外向きに延在する端部との中に封入される、半径方向ドレープ取着部。
  4. 前記止血帯は、連結器を備える、請求項3に記載の半径方向ドレープ取着部。
  5. 半径方向ドレープ取着部であって、
    透光性部分と、
    医療手技のために構成されている穿孔と、
    前記半径方向ドレープ取着部を患者ドレープに取着するための接着連結部と、
    前記半径方向ドレープ取着部と統合された止血帯と
    を備え、
    前記止血帯は、連結器を備え、
    前記連結器は、前記半径方向ドレープ取着部の患者側に配置されている半径方向ドレープ取着部。
  6. 前記止血帯は、外筒内に配置されており、
    前記連結器は、前記外筒を二等分し、
    前記連結器は、前記外筒の第1端部と前記外筒の第2の端部との間に配置されている、請求項に記載の半径方向ドレープ取着部。
  7. 前記連結器は、スナップ係止デバイスを備える、請求項に記載の半径方向ドレープ取着部。
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