JP6335549B2 - クラッチユニット、および、モータ - Google Patents
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ツーウェイクラッチは、ワンウェイクラッチの機能を正逆両回転方向に持たせたものであり、その方向を切替可能に構成されている。ツーウェイクラッチは、例えば、四輪駆動と二輪駆動の自動切替機構などに用いられている。
このため、簡単な構造で小型のツーウェイクラッチが望まれている。
クラッチユニット(5)であって、
トルクが入力される入力部材(外輪部材45)と、
外周部に第1の傾斜部(7a)および該第1の傾斜部(7a)に対して逆傾斜の第2の傾斜部(7b)を備え、トルクを出力する被駆動回転軸(内輪部材:回転伝達軸7)と、
前記入力部材(45)と前記被駆動回転軸(7)との間に設けられた係合子(52:円柱部材)と、
前記入力部材(45)と前記被駆動回転軸(7)との間に配置された筒形状部を備え、前記筒形状部の側面に周方向に間隔をあけて複数設けられた孔部(53h)に前記係合子(52)を遊嵌して保持するとともに、前記孔部(53h)、前記入力部材(45)の内周、前記被駆動回転軸(7)の外周の前記第1の傾斜部(7a)により形成された第1の楔形空間、又は前記孔部(53h)、前記入力部材(45)の内周、前記被駆動回転軸(7)の外周の前記第2の傾斜部(7b)により形成された第2の楔形空間に、前記孔部(53h)に配置された前記係合子(52)を選択的に位置させるリテーナ(53)と、
前記リテーナ(53)の位置を規定するための位置決め機構と、を有し、
前記被駆動回転軸(7)は、筒状に形成され、
前記位置決め機構は、前記被駆動回転軸(7)内で軸方向に移動自在に設けられた回転切替部材(56:回転切替カム)を備え、前記回転切替部材(56)の位置に応じて、前記被駆動回転軸(7)に対して前記リテーナ(53)を正方向又は逆方向に所定角度だけ相対的に回転させて、前記係合子(52)を前記第1の楔形空間又は前記第2の楔形空間へ位置させる機構を有し、
前記第1の楔形空間に前記係合子(52)が位置する場合に、前記入力部材(45)の正方向のトルクのみを前記被駆動回転軸(7)に伝達し、前記第2の楔形空間に前記係合子(52)が位置する場合に、前記入力部材(45)の逆方向のトルクのみを前記被駆動回転軸(7)に伝達するように構成されていることを特徴とする。
また、本発明によれば、簡単な構造で小型のクラッチユニットを有するモータを提供することができる。
本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
本発明の実施形態に係るモータは、圧縮エアなどの気体や液体などの流体を駆動源として直線往復運動するピストンと、ピストンの直線往復運動を回転運動へ変換する変換機構と、出力軸と、クラッチユニットと、を有する。本発明の実施形態に係るクラッチユニットは、変換機構と出力軸の間に設けられている。
筐体10の各構成要素は、ボルトなどの固定部材により固定されている。
供給源101は、エア供給路101aを介して駆動エア切替弁31に接続されている。また、供給源101は、エア供給路101aを介してエア切替弁61(回転方向切替用)に接続されている。
流体の排出部としての排気部102には、消音器103、絞弁104などが排気路102aにより接続されている。
駆動部2は、一つまたは複数のピストン20を有する。本実施形態では、駆動部2は、第1のピストン21、第2のピストン22、第1のシリンダ23、第2のシリンダ24、および、駆動用ロッド25などを有する。
本実施形態では、駆動用ロッド25は円筒形状の部材であり、駆動用ロッド25内に回転方向切替用ロッド67が所定間隔をあけて摺動自在に設けられている。駆動用ロッド25は、中央付近に通気用の孔25aが設けられている。
駆動制御部3は、駆動部2の第1のピストン21、第2のピストン22の直線往復運動を制御する。詳細には、駆動制御部3は、筒部材36を備えたパイロット切替弁35、駆動エア切替弁31などを有する。
この場合、駆動エア切替弁31のスプール32の移動により、供給源101からエア供給路101aと第1の駆動エア通路341が連通して第1のシリンダ23に対して駆動エア供給状態となり、且つ、第2の駆動エア通路342と排気路102aと排気部102が連通して、第2のシリンダ24に対して駆動エア排気状態となる。
この場合、駆動エア切替弁31のスプール32の移動により、供給源101からエア供給路101aと第2の駆動エア通路342が連通して第2のシリンダ24に対して駆動エア供給状態となり、且つ、第1の駆動エア通路341と排気路102aと排気部102が連通して、第1のシリンダ23に対して駆動エア排気状態となる。
変換機構4(直線回転変換機構)は、ピストン20(第1のピストン21,第2のピストン22)の直線往復運動を回転運動に変換する。
変換機構4は、ボールガイド部材40、ケース部材41、ボール部材42(係止子)、第1変換部4A、第2変換部4B、スラストベアリング48などを有する。第1変換部4A、第2変換部4Bは、外輪部材45などを有する。
外輪部材45の外周部には、ボール部材42(係合部)が摺動自在に係合する一つまたは複数の斜め溝45dが形成されている。斜め溝45dは、ピストン20の直線往復運動方向に対して斜め方向に形成されている。本実施形態では、第1変換部4Aの外輪部材45と、第2変換部4Bの外輪部材45とが軸方向(X軸方向)に沿って並べて配置されており、第1変換部4Aの外輪部材45の斜め溝45dと、第2変換部4Bの外輪部材45の斜め溝45dの傾斜角度は、軸方向(X軸方向)を基準として互いに逆の角度となるように構成されている。
駆動用ロッド25やピストン20が前進した場合(駆動用ロッド25が出力軸9に近づくように移動する場合)、ケース部材41の孔部41dに収容されたボール部材42(係合部)が、第1変換部4Aの外輪部材45の斜め溝21dに係合するとともに摺動することで、第1変換部4Aの外輪部材45が回転し、外輪部材45がクラッチユニット5により設定された回転方向に回転した場合、外輪部材45からクラッチユニット5を介して回転伝達軸7に回転力を伝達し、回転伝達軸7を設定された回転方向に回転させる。
この場合、第2変換部4Bの外輪部材45は、第1変換部4Aの外輪部材45に対して逆方向に回転する。第2変換部4Bの外輪部材45はクラッチユニット5を介して回転伝達軸7に回転力を伝達せずに、回転伝達軸7に対して空転するように構成されている。
この場合、第1変換部4Aの外輪部材45は、第2変換部4Bの外輪部材45に対して逆方向に回転する。第1変換部4Aの外輪部材45はクラッチユニット5を介して回転伝達軸7に回転力を伝達せずに、回転伝達軸7に対して空転するように構成されている。
つまり、ピストン20がX軸方向に沿って前進または後退した場合、回転伝達軸7は設定された回転方向に回転するように構成されている。
図9は回転方向切替機構の分解斜視図である。図10は図2に示したB−B線に沿った断面図である。図11はクラッチユニット5(正逆回転切替用クラッチ)の動作の一例を示す図である。詳細には、図11(a)は第1回転方向位置決め状態、図11(b)はニュートラル状態(中間状態)、図11(c)は第2回転方向位置決め状態をそれぞれ示す図である。図12は位置決め機構(回転方向切替機構)の動作の一例を示す図である。詳細には、図12(a)は第1回転方向位置決め状態、図12(b)は第2回転方向位置決め状態をそれぞれ示す図である。
回転伝達軸7の側面には内周と外周を連通する2つの孔7hが形成されており、係合子54を移動自在に保持している。2つの孔7hの間に回転伝達軸7の中心軸が位置するように形成されている。孔7hにはボール部材などの係合子54が配置されている。
リテーナ53の孔部53hには、入力部材(外輪部材45)の内周と被駆動回転軸(回転伝達軸7)の外周の第1の傾斜部7aにより第1の楔形空間が形成されている。また、リテーナ53の孔部53hには、入力部材(外輪部材45)の内周と被駆動回転軸(回転伝達軸7)の外周に形成された第2の傾斜部7bにより第2の楔形空間が形成されている。
また、リテーナ53は、被駆動回転軸(回転伝達軸7)に対して相対的に回転移動することにより、第1の楔形空間または第2の楔形空間に係合子52を選択的に位置させるように構成されている。
詳細には、リテーナ53の内周には、凹部53a,凹部53bが形成されている。リテーナ53がニュートラル状態(中間状態)の場合、この凹部53a,凹部53bは、回転伝達軸7の2つの孔7hに対して周方向に僅かにずれるように形成されている(図11(b)参照)。2つの孔7hのうち何れか一方の孔7hに配置された係合子54が外周側に向かって移動することにより、係合子54が凹部53aまたは凹部53bに嵌合するように、リテーナ53が回転するように構成されている(図11(a),図11(c)参照)。
回転切替カム56は、外周に凹部56a、凸部56bを有し、この凹部56a、凸部56bにより、回転伝達軸7の孔7hに配置された係合子54を移動可能に構成されている。
シリンダ66内への流体の給排により、回転方向切替用ピストン65がX軸方向に移動するとともに、駆動用ロッド25および回転切替カム56が移動することで、係合子54が移動するように構成されている。
つまり、本実施形態では、回転方向切替用ピストン65がX軸方向に沿って移動することにより、リテーナ53を回転移動させて、クラッチユニット5(ツーウェイクラッチ)のトルク伝達方向を切替可能としている。
回転方向切替制御部6は、回転伝達軸7や出力軸9の回転方向を制御する。
本実施形態では、回転方向切替制御部6は、エア切替弁61を有する。エア切替弁61は、供給源101からシリンダ66内への流体の給排を制御し、回転方向切替用ピストン65をX軸方向に沿って移動させ、クラッチユニット5(ツーウェイクラッチ)のトルク伝達方向を切り替えることにより、回転伝達軸7や出力軸9の回転方向を制御する。
切替ボタン64a,64bが押圧された場合、スプール62が移動して第1の状態または第2の状態となり、供給源101からシリンダ66内への流体の給排が切り替わるように構成されている。
回転伝達部としての回転伝達軸7(駆動軸)は、変換機構4およびクラッチユニット5からのトルクを出力する。本実施形態では、回転伝達軸7は、変換機構4およびクラッチユニット5からのトルクを、クラッチユニット8を介して出力軸9に伝達する。
回転伝達軸7は、筒形状に形成されており、ベアリング416、ベアリング77などにより筐体内に回転自在に配置されている。ベアリング416は、固定部材415,417などにより筐体内に固定されている。
図13はクラッチユニット8(同期回転用クラッチ)、回転伝達軸7、出力軸9の一例を示す斜視図である。図14は図13に示すクラッチユニット8の分解斜視図である。図15は図2のC−C線に沿った断面図である。図16は図2のD−D線に沿った断面図である。図17はクラッチユニット8の動作の一例を示す図である。詳細には、図17(a)は同期回転状態を示す図、図17(b)は回転伝達軸7の回転状態を示す図、図17(c)は停止状態をそれぞれ示す図である。
入力部材(回転伝達軸7)に対して被駆動回転軸(出力軸9)が相対的に速い回転速度で回転する場合、被駆動回転軸(出力軸9)の外周に設けられた傾斜部9fと筒状固定部材(クラッチリング88)の内周とで構成される楔形空間に係合子86(円柱部材)が位置し、該係合子86(円柱部材)により筒状固定部材(クラッチリング88)と被駆動回転軸(出力軸9)とがロックすることにより、被駆動回転軸(出力軸9)の回転速度が減速して、入力部材(回転伝達軸7)と被駆動回転軸(出力軸9)とが同期して回転する。
回転伝達軸7と出力軸9とが同期回転時には、付勢部材85により、係合子86と被駆動回転軸(出力軸9)の外周とが離間することで、筒状固定部材(クラッチリング88)と被駆動回転軸(出力軸9)とが非係合状態となる。この場合、筒状固定部材(クラッチリング88)と被駆動回転軸(出力軸9)との間でロックすることなく、回転伝達軸7と出力軸9とが同期回転することができる。
詳細には、筒状固定部材(クラッチリング88)と被駆動回転軸(出力軸9)との間に一対の係合子86(861,862)を設ける。
正回転方向または逆回転方向に回転する入力部材(回転伝達軸7)に対して被駆動回転軸(出力軸9)が相対的に速い回転速度で回転する場合、正回転方向または逆回転方向に対応する楔形空間に、一対の係合子86のいずれかが位置し、該係合子86により筒状固定部材(クラッチリング88)と被駆動回転軸(出力軸9)とがロックするように構成されている。
このため、回転伝達軸7が正回転または逆回転する場合であっても、出力軸9は回転伝達軸7に同期して回転することができる。
出力軸駆動プレート82の内周と回転伝達軸7との間には、複数の係合部材83(駆動プレート用キー)が設けられており、出力軸駆動プレート82と回転伝達軸7とを同期して回転させることにより、回転ズレを防止する。
回転伝達軸7と出力軸9とが相対的に所定角度だけ回転した場合、出力軸9の内周に形成された係合部9cと、回転伝達軸7と同期して回転する出力軸駆動プレート82に形成された係合部82cとが当接するように構成されている。
入力部材としての回転伝達軸7が停止状態の場合、図17(c)に示したように、出力軸9の係合部9cと、回転伝達軸7に固定された出力軸駆動プレート82の係合部82cとが離間した状態である。
また、簡単な構造で小型のクラッチユニット8を有するモータ1を提供することができる。
次に、本発明の実施形態に係るモータの動作の一例を説明する。
エア切替弁61は、第1の状態となっている。詳細には、供給源101、エア供給路101a、第1のエア通路611、シリンダ66内の第1空間(回転方向切替用ピストン65の後方側空間)とが連通し、且つ、排気口などの排気部102、排気路120a、第2のエア通路612、シリンダ66内の第2空間(回転方向切替用ピストン65の前方側空間)とが連通している。
このため、図12(b)に示したように、回転切替カム56の凹部56a、凸部56bにより係合子54が所定位置に位置する。これにより、クラッチユニット5のリテーナ53が僅かに回転して、トルク伝達方向を規定する。
この場合、駆動エア切替弁31のスプール32の移動により、供給源101からエア供給路101aと第1の駆動エア通路341が連通して第1のシリンダ23に対して駆動エア供給状態となり、且つ、第2の駆動エア通路342と排気路102aと排気部102が連通して、第2のシリンダ24に対して駆動エア排気状態となる。
この場合、ケース部材41の孔部41dに収容されたボール部材42(係合部)が、第1変換部4Aの外輪部材45の斜め溝21dに係合するとともに摺動することで、第1変換部4Aの外輪部材45が回転し、外輪部材45がクラッチユニット5により設定された回転方向に回転した場合、外輪部材45からクラッチユニット5を介して回転伝達軸7に回転力を伝達し、回転伝達軸7を設定された回転方向に回転させる。また、第2変換部4Bの外輪部材45は、第1変換部4Aの外輪部材45に対して逆方向に回転する。第2変換部4Bの外輪部材45はクラッチユニット5を介して回転伝達軸7に回転力を伝達せずに、回転伝達軸7に対して空転する。
この場合、制御エア供給路310と第2の制御エア連通路312が短外径部36dを介して連通した状態となり、且つ、第1の制御エア連通路311、筒部材36の第2の孔36b、駆動用ロッド25の孔25a、制御エア排気路315が連通した状態となる。
これにより、図3に示したように、第1のピストン21、第2のピストン22が後方側(出力軸9と離れる方向)に移動する。
駆動用ロッド25やピストン20が後退した場合、ケース部材41の孔部41dに収容されたボール部材42(係合部)が、第2変換部4Bの外輪部材45の斜め溝21dに係合するとともに摺動することで、第2変換部4Bの外輪部材45が回転し、外輪部材45がクラッチユニット5により設定された回転方向に回転した場合、外輪部材45からクラッチユニット5を介して回転伝達軸7に回転力を伝達し、回転伝達軸7を設定された回転方向に回転させる。
第1変換部4Aの外輪部材45は、第2変換部4Bの外輪部材45に対して逆方向に回転する。第1変換部4Aの外輪部材45はクラッチユニット5を介して回転伝達軸7に回転力を伝達せずに、回転伝達軸7に対して空転するように構成されている。
つまり、ピストン20がX軸方向に沿って後退した場合であっても、回転伝達軸7は設定された回転方向に回転する。
これにより、回転方向切替用ピストン65が後方側(出力軸9に対して離れる方向)に移動する。この場合、図12(a)に示したように、回転切替カム56の凹部56a、凸部56bにより係合子54が所定位置に位置する。これにより、クラッチユニット5のリテーナ53が僅かに回転して、トルク伝達方向を逆回転方向に規定する。このため、出力軸9が逆回転する。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
2 駆動部
3 駆動制御部
4 変換機構
4A 第1変換部
4B 第2変換部
5 クラッチユニット(正逆回転切替用クラッチ:ツーウェイクラッチ)
6 回転方向切替制御部
7 回転伝達軸(内輪部材;被駆動回転軸)
8 クラッチユニット(同期回転用クラッチ)
9 出力軸
10 筐体
20 ピストン
21 第1のピストン
22 第2のピストン
25 駆動用ロッド
31 駆動エア切替弁
35 パイロット切替弁
36 筒部材
40 ボールガイド部材
40d 溝部
41 ケース部材
42 ボール部材(係合子)
45 外輪部材(入力部材)
45d 溝
52 係合子(円柱部材)
53 リテーナ
53a 凹部
53b 凹部
53h 孔部
54 係合子(ボール部材)
56 回転切替カム
56a 凹部
56b 凸部
58 カム回転止め部材
61 エア切替弁
64 切替ボタン
65 回転方向切替用ピストン
67 回転方向切替用ロッド
81 リテーナ駆動プレート
82 出力軸駆動プレート
85 付勢部材
86 係合子(円柱部材)
87 リテーナ
88 クラッチリング(筒状固定部材)
101 供給源
102 排気部
861,862 係合子(円柱部材)
Claims (2)
- クラッチユニットであって、
トルクが入力される入力部材と、
外周部に第1の傾斜部および該第1の傾斜部に対して逆傾斜の第2の傾斜部を備え、トルクを出力する被駆動回転軸と、
前記入力部材と前記被駆動回転軸との間に設けられた係合子と、
前記入力部材と前記被駆動回転軸との間に配置された筒形状部を備え、前記筒形状部の側面に周方向に間隔をあけて複数設けられた孔部に前記係合子を遊嵌して保持するとともに前記孔部、前記入力部材の内周、前記被駆動回転軸の外周の前記第1の傾斜部により形成された第1の楔形空間、又は前記孔部、前記入力部材の内周、前記被駆動回転軸の外周の前記第2の傾斜部により形成された第2の楔形空間に、前記孔部に配置された前記係合子を選択的に位置させるリテーナと、
前記リテーナの位置を規定するための位置決め機構と、を有し、
前記被駆動回転軸は、筒状に形成され、
前記位置決め機構は、前記被駆動回転軸内で軸方向に移動自在に設けられた回転切替部材を備え、前記回転切替部材の位置に応じて、前記被駆動回転軸に対して前記リテーナを正方向又は逆方向に所定角度だけ相対的に回転させて、前記係合子を前記第1の楔形空間又は前記第2の楔形空間へ位置させる機構を有し、
前記第1の楔形空間に前記係合子が位置する場合に、前記入力部材の正方向のトルクのみを前記被駆動回転軸に伝達し、前記第2の楔形空間に前記係合子が位置する場合に、前記入力部材の逆方向のトルクのみを前記被駆動回転軸に伝達するように構成されていることを特徴とする
クラッチユニット。 - 請求項1に記載のクラッチユニットを有するモータであって、
流体を駆動源として直線往復運動するピストンと、
前記ピストンの直線往復運動を回転運動へ変換する変換機構と、を有し、
前記変換機構からのトルクが前記クラッチユニットの前記入力部材に入力されることを特徴とするモータ。
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