JP6332948B2 - 露光装置およびそれを用いたデバイスの製造方法 - Google Patents
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Description
まず、本発明の第1実施形態に係る露光装置の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る露光装置の構成を示す概略図である。この露光装置は、一例として、半導体デバイスの製造工程に使用される、ステップ・アンド・スキャン方式の液浸露光装置とする。液浸露光装置は、投影光学系の最終面とウエハとの間の空間(液浸領域)に液体(液浸液)18を供給した状態で、レチクル(原版)2に形成されているパターン(例えば、回路パターン)をウエハ6上(基板上)に露光する。ステップ・アンド・スキャン方式の液浸露光装置では、レチクル2を保持しているレチクルステージ(原版ステージ)3と、ウエハ(基板)6を保持しているウエハステージ(基板ステージ)7とが、一方が他方に同期しながら移動する。このような同期を通して、結果として、レチクル2上のパターン全体が投影光学系4を介してウエハ6上に連続的に結像し、ウエハ6表面に塗布されたレジストを感光させる。なお、図1では、鉛直方向であるZ軸に垂直な平面内で露光時のレチクル2およびウエハ6の走査方向にY軸を取り、該Y軸に直交する非走査方向にX軸を取っている。そして、本実施形態では、Z軸と投影光学系4の光軸とが平行である。この露光装置は、照明系1と、レチクルステージ3と、投影光学系4と、ウエハステージ7と、ノズル19とを備える。
次に、本発明の第2実施形態に係る露光装置について説明する。本実施形態の露光装置の特徴は、第1実施形態の封止部材の切り欠き構造を変更し、切り欠き構造を有する撥水部材29を封止部材の上部に設けた点にある。図5は、本発明の第2実施形態における計測プレート24近傍の概略構成図であるなお、図5において、図4に示す第1実施形態に係る計測プレート24近傍の構成要素と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。図5に示すように、本実施形態に係る封止部材は、その上部(投影光学系4側)に、撥水性を有する新規の撥水部材(第1撥水部)29を備える。撥水部材29は、撥水膜28および粘着層27より計測プレート24の中心方向に約1〜2mm程度延長して設けられ、一部をくり抜いて液体18の外側に大気開放のための孔を備える連通構造(第2切り欠き構造)を有する。図5に示すように、撥水部材29を計測プレート24の中心方向に延長することにより、補助部材9の表面の側から気体を通し、気体と液体18とを接触させるため、液体18は、撥水膜28および粘着層27に接触しない。そのため、第1実施形態同様、封止部材の微小隙間23への液体浸入による液体残りの発生を抑え、露光精度の低下および計測プレート汚染を抑えることが可能となる。
次に、本発明の第3実施形態に係る露光装置について説明する。本実施形態の露光装置の特徴は、封止部材を構成する粘着層27および撥水膜28の計測プレート24上の端部31を覆うように被膜(第2撥水部)30を設けた点にある。図6は、本発明の第3実施形態における計測プレート24近傍の概略構成図である。なお、図6において、図4に示す第1実施形態に係る計測プレート24近傍の構成要素と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。被膜30は、液体または空気のうち少なくともいずれか一方の透過を抑制する。被膜30は、撥水コーティング材料で形成されることが好ましいが、硬化後の後退接触角が60度以上の撥水性を有する接着剤なども採用可能である。この構成により、第1実施形態同様、粘着層27および撥水膜28の計測プレート24上の端部31は、液体18と接触しない。そのため、封止部材の微小隙間23への液体浸入による液体残りの発生を抑え、露光精度の低下および計測プレート汚染を抑えることが可能となる。
次に、本発明の一実施形態のデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイスなど)の製造方法について説明する。半導体デバイスは、ウエハに集積回路を作る前工程と、前工程で作られたウエハ上の集積回路チップを製品として完成させる後工程とを経ることにより製造される。前工程は、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたウエハを露光する工程と、ウエハを現像する工程を含む。後工程は、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)と、パッケージング工程(封入)とを含む。液晶表示デバイスは、透明電極を形成する工程を経ることにより製造される。透明電極を形成する工程は、透明導電膜が蒸着されたガラス基板に感光剤を塗布する工程と、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたガラス基板を露光する工程と、ガラス基板を現像する工程とを含む。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
7 基板ステージ
9 補助部材
18 液体
26 隙間
24 計測プレート
27 粘着層
31 端部
Claims (6)
- 投影光学系と基板との間を液体で満たした状態で前記基板を露光する露光装置であって、
前記基板を保持面において保持する基板ステージの前記保持面がある表面に設置される計測部材と、
前記計測部材との間に隙間空間を有して前記表面に設置される補助部材と、
前記補助部材に接着され、前記隙間空間を覆うように設置され、前記補助部材の表面と接着する固定部材を含む封止部材と、を備え、
前記封止部材の前記計測部材側の端部における形状は、前記固定部材と前記計測部材上にある前記液体とを大気に接触させる空間を形成し、
前記封止部材は、前記端部から前記隙間空間までを連通させる第1切り欠き構造を備えることを特徴とする露光装置。 - 投影光学系と基板との間を液体で満たした状態で前記基板を露光する露光装置であって、
前記基板を保持面において保持する基板ステージの前記保持面がある表面に設置される計測部材と、
前記計測部材との間に隙間空間を有して前記表面に設置される補助部材と、
前記補助部材に接着され、前記隙間空間を覆うように設置され、前記補助部材の表面と接着する固定部材を含む封止部材と、を備え、
前記封止部材の前記計測部材側の端部における形状は、前記固定部材と前記計測部材上にある前記液体とを大気に接触させる空間を形成し、
前記封止部材は、前記液体と接触する表面に、第1撥水部をさらに備え、
前記第1撥水部は、前記補助部材の表面の側から前記大気を前記端部まで通す第2切り欠き構造を備えることを特徴とする露光装置。 - 投影光学系と基板との間を液体で満たした状態で前記基板を露光する露光装置であって、
前記基板を保持面において保持する基板ステージの前記保持面がある表面に設置される計測部材と、
前記計測部材との間に隙間空間を有して前記表面に設置される補助部材と、前記補助部材に接着され、前記隙間空間を覆うように設置される封止部材と、を備え、前記封止部材は、前記計測部材の表面と接着する固定部材の前記計測部材側の端部を覆う第2撥水部と、を含むことを特徴とする露光装置。 - 前記第2撥水部は、後退接触角が60度以上の接着剤であることを特徴とする請求項3に記載の露光装置。
- 前記計測部材は、位置計測のための計測プレートまたは露光光の照度を計測する光センサであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の露光装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の露光装置を用いて基板を露光する工程と、
前記工程で露光された基板を現像する工程と、を含み、現像した前記基板からデバイスを製造することを特徴とするデバイスを製造する方法。
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