JP6331761B2 - 判定装置、判定方法及び判定プログラム - Google Patents
判定装置、判定方法及び判定プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6331761B2 JP6331761B2 JP2014131467A JP2014131467A JP6331761B2 JP 6331761 B2 JP6331761 B2 JP 6331761B2 JP 2014131467 A JP2014131467 A JP 2014131467A JP 2014131467 A JP2014131467 A JP 2014131467A JP 6331761 B2 JP6331761 B2 JP 6331761B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- person
- moving
- color
- unit
- moving body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
この人物判定装置には、人物判定プログラムが格納される。ここで、人物判定プログラムは、例えば、人物が姿勢を変化させて移動する場合であっても、比較対象の人物同士が同一であるか否かの判定の精度を向上させる処理を行う。
なお、以下の実施形態では、複数の監視カメラと、それらの監視カメラで撮像された動画から同一人物を判定する人物判定装置とを備える監視システムの適用例について説明するが、本発明がこれにより限定されるものではない。
[監視システムの概要]
図1は、第1実施形態における監視システムの概要の一例を示す説明図である。図1に示す監視システムSは、一例として、人物判定装置1と、監視カメラC1、C2とを含む。人物判定装置1は、判定装置の一例であり、監視カメラC1、C2は、撮像装置の一例である。なお、監視カメラの数は、2台に限定されるものではなく、必要に応じた台数分を設置してよい。また、監視カメラC1、C2は、例えば、同じ機種であってもよい。そのため、監視カメラの構成等については、監視カメラC1を代表して説明する。
人物判定装置1は、例えば、サーバ装置としての機能を有する。人物判定装置1は、監視カメラC1、C2から動画の画像データを取得し、人物判定プログラムを実行する。次に、図2を参照して、監視システムSの機能構成について、説明する。
[監視システムSの機能構成]
図2は、第1実施形態における監視システムの機能構成の一例を示す説明図である。監視カメラC1は、撮像手段と、画像処理手段と、通信手段とを備える。監視カメラC1は、撮像手段として、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより、カラーの画像を生成する。なお、撮像手段としてCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを用いて、カラーの画像を生成してもよい。
また、監視カメラC1は、画像処理手段により、撮像したカラーの画像の画像データを、例えば、「H.264/MPEG-4 Advanced Video Coding」等による動画の画像データの圧縮符号化方式に基づいて圧縮する。なお、圧縮符号化方式としては、上記の方式に限られず、例えば、他のMPEG(Moving Picture Experts Group)の圧縮符号化方式を採用してもよい。そして、監視カメラC1は、通信手段により、圧縮した動画の画像データを人物判定装置1に送信する。
なお、映像取得部10は、監視カメラC1、C2から圧縮された動画の画像データを受信するのではなく、所定のフレームレートで出力された動画の画像(画像データの一例)を受信するようにしてもよい。
人物識別部16は、複数の画像間に跨がって、それらの画像内で人物が複数の領域に分割された各々の領域における色の特徴量の時間変化の周期を、比較対象となる人物毎に求める。そして、人物識別部16は、比較対象の人物同士で周期に基づく類似度を算出し、その類似度に基づいて、同一であるか否かを識別する。この場合、人物識別部16は、人物情報抽出部15が抽出した人物情報に基づいて、例えば、比較対象元となる新規に登録した人物と、比較対象先となる既に登録済みの人物に対して、それぞれ周期を求める。より詳しくは、人物識別部16は、新規登録された人物の人物情報に対し、登録済みの人物の人物情報を用いて、周期に基づく類似度を各々算出し、類似度に基づいて、新規登録された人物が既に登録済みの人物の何れかと同一人物であるか否かを識別する。
次に、人物判定装置1の主なハードウェア構成について説明する。本件開示の人物判定装置は、例えば、コンピュータを用いて実現できる。
次に、監視システムSにおける人物判定プログラムの動作の一例について説明する。ここで、人物判定装置1が人物判定プログラムの処理を実行することで、第1実施形態における人物判定方法が実現される。人物判定プログラムは、例えば、映像取得処理、移動体追跡処理、色抽出処理、色テーブル作成処理、DB登録処理、人物情報抽出処理、人物識別処理及びDB更新処理等をプロセッサ2に実行させる。ここで、人物判定プログラムは、(1)登録処理と、(2)対応付け処理との2つの機能モジュールを有する。そこで、第1実施形態では、登録処理と対応付け処理とに分けて、以下説明を続ける。なお、図3に示すプロセッサ2は、登録処理と対応付け処理とを独立に並列処理で実行してもよく、登録処理に従属して、対応付け処理を実行するようにしてもよい。
登録処理は、動画から動きのある人物が検出され、追跡が終了する毎に、その人物に識別子を付与して人物情報DB31に登録し、データベース化する処理を行う。
ここで、図3に示すプロセッサ2は、一例として、入力装置6を介して、人物判定プログラムの実行を示すコマンド入力を受け付ける。すると、プロセッサ2は、先ず、図4に示すフローチャートに従って、人物判定プログラムの登録処理を開始する。
図4は、第1実施形態における人物判定プログラムの登録処理の一例を示すフローチャートである。
そして、映像取得部10は、さらに、取得した映像を1フレーム毎の画像に変換する。映像取得部10は、例えば、監視カメラC1から圧縮された動画の画像データを取得した場合、その動画の画像データを所定のフレームレートで読み出すことが可能な複数の時系列の画像に変換する。
図5は、第1実施形態における色抽出処理の一例を示す説明図である。図5Aに示すように、色抽出部12は、例えば、人物Pを囲む領域を複数のブロック領域に分割する。人物Pが鞄20等の荷物を所持している場合、その人物P及び鞄20を含む領域を画像内から抽出する。具体的には、図5Aにおいて、色抽出部12は、例えば、左上隅のブロック領域の位置座標α(x,y)を基準座標(0,0)として、人物Pを囲む領域における各々のブロック領域の位置座標を特定するようにしてもよい。
図6は、第1実施形態における色テーブル32の一例を示す図である。図6に示す色テーブル32は、例えば図5に示す人物Pを示す人物画像が複数の領域(例えば、矩形状のブロック)に分割された場合に、その領域が何色を主に含むかを纏めたテーブル形式のデータである。色テーブル32は、一例として「領域」、「色情報」等の列を含んでいる。ここで、領域は、例えば、図5に示した通り、人物Pの領域を特定のサイズで分割したブロック領域の位置座標α(x,y)を示す。色情報は、例えば、ブロック領域の位置座標α(x,y)のRGB値である。なお、色情報の欄における数字の番号は、画像のフレーム番号を表している。
図7は、第1実施形態における人物の移動方向の向きを示す説明図である。図7に示す通り、監視カメラ(例えばC1)の撮像範囲において、一例として、人物の移動方向の向きは、大きく分けて8方向の向きに分類することができる。図7では、一例として、第1の方向(θ1=0度)〜 第8の方向(θ8=315度)に分類している。なお、第1実施形態では、第1の方向(θ1=0度)〜 第8の方向(θ8=315度)以外の方向については、8方向のうちでより近い方向に近似し、例えば、人物の移動がθ=10度の方向であった場合には、第1の方向(θ1=0度)に近似する。このように近似しても、後述する通り、人物の寸法を調整する正規化処理等を行うことで、対処することができる。
図8において、例えば図1に示す通り、鞄20を持っている人物Pが、第1の方向(θ1=0度)に歩いている場合、色テーブル処理部13は、第1の方向に対応する色テーブルを選択する。そして、色テーブル処理部13は、1フレーム目における人物画像のブロック領域の位置座標として、例えばα(50,125)に対応する色情報の欄に、鞄20の色として、例えば、RGB値(168,168,168)を書き込む。なお、説明の便宜上、図8、9に示すブロック領域の位置座標は、例えば、図5Aに示すブロック領域の位置座標とは異なっている。色テーブル処理部13は、2フレーム目の人物画像についても、1フレーム目と同様の処理を行う。
「同一人物ラベル」は、後述する人物対応付けの処理により、同一人物と判定されたデータには、全て同じラベルが付与される。
図10では、色情報のテーブル名を記載している。つまり、色テーブル32のテーブル名によって、追跡した人物毎の色テーブル32の色情報が紐付けられている。
図11は、第1実施形態における色更新処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
ステップS201:色抽出部12は、必要に応じて、人物の大きさの正規化処理を行う。例えば、色抽出部12は、移動体追跡部11が追跡した画像間で人物の大きさが移動方向に応じて異なって映っている場合、何れか1つの画像(例えば、追跡開始の画像)における人物の大きさを基準として選択し、基準と異なる他の画像については基準に揃えた上で、画像毎に人物を複数の領域に分割し、色情報を抽出する処理を行う。このようにして、移動体追跡部11が人物を追跡中に、人物の大きさが移動方向に応じて異なって映っている場合であっても、正規化処理を行うことで、後述する周期の算出の誤りを防ぎ、類似度の算出の精度を向上させることができる。
次に、対応付け処理について説明する。対応付け処理は、新規に登録した人物が、既に人物情報DB31に登録されている何れかの人物と同一人物であるか否かの判定を行うための処理である。
ステップS301:人物情報抽出部15は、新規登録のデータの有無を確認する。具体的には、人物情報抽出部15は、先ず、例えば、図10に示す人物情報DB31内の「人物ID」及び「同一人物ラベル」の欄を参照する。そして、人物情報抽出部15は、同一人物ラベルの情報が記載されていないが、人物IDが記載されていれば、新規の人物が登録されていると判断する。したがって、新規登録が行われた場合(ステップS301:Yes)、ステップS302に移行する。例えば、図10において、人物ID(00006)については、同一人物ラベルが付与されていないので、新規登録されたことになる。
一方、新規登録が行われていない場合(ステップS301:No)、人物情報抽出部15は、新規登録が行われるまでステップS301の処理を繰り返す。なお、人物情報抽出部15は、予め設定した時間の周期を繰り返す毎にステップS301の処理を行うようにしてもよい。
図14は、第1実施形態における類似度の算出処理におけるサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
ステップS401:人物識別部16は、例えば、図10に示す人物情報DB31の「人物特徴量」の欄を参照し、比較対象同士の同一方向の色テーブルデータを取得する。例えば、人物識別部16は、比較対象元(新規登録)の人物の色テーブルデータと、比較対象先の登録人物の色テーブルデータとを参照し、同じ方向(一例として、第1の方向(θ1=0度))の色テーブルデータを読み込む。第1実施形態では、比較対象先の登録人物の比較する順番を、図10に示す通り、人物IDの順番としてよい。ここで、人物識別部16は、人物ID(00001)と人物ID(00003)とは、同一人ラベルから人物Aと同定されているので、人物ID(00001)のみを比較対象先の人物として比較するようにしてもよい。
図16は、第1実施形態における類似度の算出方法の一例を説明する図である。第1実施形態では、一例として、色の値を、yとし、1つ目のデータ(例えば、監視カメラC1で撮像された比較対象元の人物の色情報)の色の変化を、y=a(t)とし、2つ目のデータ(例えば、監視カメラC2で撮像された比較対象先の人物の色情報)の色の変化を、y=b(t)として、関数で表すことにする。図16では、横軸を時刻(時間)とし、縦軸を色の値とした、1周期分のy=a(t)(実線)、y=b(t)(破線)をそれぞれ示している。
ここで、人物識別部16は、2つのデータの類似度(cor)を、(3)式で求めることができる。なお、Tは、1周期分の時間を表す。類似度(cor)は、0〜1.0の値をとり、1.0が最も類似していることを表す。
人物識別部16は、図16に示すように両データの人物の姿勢がどの状態から始まっていても適用できるように、一方のデータの時刻をずらしながら上記の類似度(cor)を求め、その最大値を求めたい類似度とする。
このずらし量は、人の部位に依存しない。そのため、第1実施形態では、全てのブロック領域に対して、同じ分だけ、nをずらした全体のcor(n)を求め、最も高い類似度を用いる方法をとってもよい。具体的には、人物識別部16は、2つの色テーブルデータの同一位置において、画素の色の変化の類似度を計算してもよい。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態では、人物の移動速度を利用し、移動速度に応じて周期を変化させることで、同一人物の判定の精度を向上させる。なお、第2実施形態では、第1実施形態と、同じ構成要素については同じ符号を付して説明を省略し、相違点について詳述する。第2実施形態でも、図1に示す監視システムSを適用できる。
ここで、人物の位置は、監視カメラC1、C2の映像中のある場所を原点とした実空間中の位置(u、v)とする。この位置は、設置した監視カメラC1、C2の姿勢を予め計測しておき、画像上の座標点と実空間上の位置との対応付ける対応マップを予め作成しておく。これにより、第2実施形態において、移動体追跡部11は、画像上の人物の検出位置を実空間上の位置に変換し、取得することができる。なお、図17における色情報、位置情報のシーケンスの番号(1,2,3,4,5・・・)は、取得した画像のフレームの番号を表しており、1番目のフレームが、例えば追跡開始の画像となる。
さらに、明細書及び図面中のフローチャートに関して、「先ず」、「次に」、「続いて」等の用語を用いて説明したとしても、各種の改良又は変更に関し、この順で実施しなければならないことを必ずしも意味しないという点に留意すべきである。
(付記1)
撮像装置から撮像された動画の画像データを取得する取得部と、
前記画像データに基づく画像を時系列に解析して移動体を検出する毎に、前記撮像装置の撮像範囲内に前記移動体が出現してから消失するまでの移動を追跡する追跡部と、
前記移動体を追跡した前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、各々の前記領域における色の特徴量を抽出する抽出部と、
前記特徴量の時間変化の周期を、比較対象となる移動体毎に求め、前記比較対象の移動体同士で前記周期に基づく類似度を算出し、前記類似度に基づいて、同一であるか否かを識別する識別部と、
を備える判定装置。
(付記2)
前記識別部は、前記移動体同士で前記周期の1周期分の時間長が異なる場合、一方の前記時間長を、他方の前記時間長に合うように前記特徴量の時間変化を補正した上で、前記類似度を算出する、付記1に記載の判定装置。
(付記3)
前記識別部は、前記移動体の各々の移動速度を算出し、前記移動速度が等しくなるようにして、一方の前記時間長を、他方の前記時間長に合うように前記特徴量の時間変化を補正する、付記2に記載の判定装置。
(付記4)
前記追跡部は、前記撮像範囲内における前記移動体の移動軌跡に基づいて、移動方向を特定し、
前記抽出部は、前記移動体の移動方向に応じて、前記特徴量を分類して抽出する、付記1から付記3の何れか1項に記載の判定装置。
(付記5)
前記抽出部は、前記移動体を追跡した前記画像間で前記移動体の大きさが異なって映っている場合、何れか1つの画像の前記移動体の大きさを基準として選択し、前記基準と異なる他の画像については前記基準に揃えた上で、前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、前記特徴量を抽出する、付記1から付記4の何れか1項に記載の判定装置。
(付記6)
前記画像毎に抽出される前記特徴量を統合する色情報のテーブルを、前記追跡部が追跡を開始した前記移動体毎に作成し、追跡中に抽出される前記特徴量を順次追加することにより、前記色情報のテーブルを更新する色情報処理部と、
前記追跡部が追跡を終了する毎に、識別子を付与した前記移動体と前記色情報のテーブルとを対応付けた移動体情報を記憶部に登録する登録処理部と、をさらに備え、
前記識別部は、新規登録された移動体の前記移動体情報に対し、登録済みの移動体の前記移動体情報を用いて、前記類似度を各々算出し、前記類似度に基づいて、前記新規登録された移動体が前記登録済みの移動体の何れかと同一であるか否かを識別する、付記1に記載の判定装置。
(付記7)
コンピュータが、
撮像装置から撮像された動画の画像データを取得し、
前記画像データに基づく画像を時系列に解析して移動体を検出する毎に、前記撮像装置の撮像範囲内に前記移動体が出現してから消失するまでの移動を追跡し、
前記移動体を追跡した前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、各々の前記領域における色の特徴量を抽出し、
前記特徴量の時間変化の周期を、比較対象となる移動体毎に求め、前記比較対象の移動体同士で前記周期に基づく類似度を算出し、前記類似度に基づいて、同一であるか否かを識別する
処理を実行する判定方法。
(付記8)
コンピュータに、
撮像装置から撮像された動画の画像データを取得し、
前記画像データに基づく画像を時系列に解析して移動体を検出する毎に、前記撮像装置の撮像範囲内に前記移動体が出現してから消失するまでの移動を追跡し、
前記移動体を追跡した前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、各々の前記領域における色の特徴量を抽出し、
前記特徴量の時間変化の周期を、比較対象となる移動体毎に求め、前記比較対象の移動体同士で前記周期に基づく類似度を算出し、前記類似度に基づいて、同一であるか否かを識別する
処理を実行させる判定プログラム。
Claims (8)
- 撮像装置から撮像された動画の画像データを取得する取得部と、
前記画像データに基づく画像を時系列に解析して移動体を検出する毎に、前記撮像装置の撮像範囲内に前記移動体が出現してから消失するまでの移動を追跡する追跡部と、
前記移動体を追跡した前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、各々の前記領域における色の特徴量を抽出する抽出部と、
前記特徴量の時間変化の周期を、比較対象となる移動体毎に求め、前記比較対象の移動体同士で前記周期に基づく類似度を算出し、前記類似度に基づいて、同一であるか否かを識別する識別部と、
を備える判定装置。 - 前記識別部は、前記移動体同士で前記周期の1周期分の時間長が異なる場合、一方の前記時間長を、他方の前記時間長に合うように前記特徴量の時間変化を補正した上で、前記類似度を算出する、請求項1に記載の判定装置。
- 前記識別部は、前記移動体の各々の移動速度を算出し、前記移動速度が等しくなるようにして、一方の前記時間長を、他方の前記時間長に合うように前記特徴量の時間変化を補正する、請求項2に記載の判定装置。
- 前記追跡部は、前記撮像範囲内における前記移動体の移動軌跡に基づいて、移動方向を特定し、
前記抽出部は、前記移動体の移動方向に応じて、前記特徴量を分類して抽出する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の判定装置。 - 前記抽出部は、前記移動体を追跡した前記画像間で前記移動体の大きさが異なって映っている場合、何れか1つの画像の前記移動体の大きさを基準として選択し、前記基準と異なる他の画像については前記基準に揃えた上で、前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、前記特徴量を抽出する、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の判定装置。
- 前記画像毎に抽出される前記特徴量を統合する色情報のテーブルを、前記追跡部が追跡を開始した前記移動体毎に作成し、追跡中に抽出される前記特徴量を順次追加することにより、前記色情報のテーブルを更新する色情報処理部と、
前記追跡部が追跡を終了する毎に、識別子を付与した前記移動体と前記色情報のテーブルとを対応付けた移動体情報を記憶部に登録する登録処理部と、をさらに備え、
前記識別部は、新規登録された移動体の前記移動体情報に対し、登録済みの移動体の前記移動体情報を用いて、前記類似度を各々算出し、前記類似度に基づいて、前記新規登録された移動体が前記登録済みの移動体の何れかと同一であるか否かを識別する、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の判定装置。 - コンピュータが、
撮像装置から撮像された動画の画像データを取得し、
前記画像データに基づく画像を時系列に解析して移動体を検出する毎に、前記撮像装置の撮像範囲内に前記移動体が出現してから消失するまでの移動を追跡し、
前記移動体を追跡した前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、各々の前記領域における色の特徴量を抽出し、
前記特徴量の時間変化の周期を、比較対象となる移動体毎に求め、前記比較対象の移動体同士で前記周期に基づく類似度を算出し、前記類似度に基づいて、同一であるか否かを識別する
処理を実行する判定方法。 - コンピュータに、
撮像装置から撮像された動画の画像データを取得し、
前記画像データに基づく画像を時系列に解析して移動体を検出する毎に、前記撮像装置の撮像範囲内に前記移動体が出現してから消失するまでの移動を追跡し、
前記移動体を追跡した前記画像毎に前記移動体を複数の領域に分割し、各々の前記領域における色の特徴量を抽出し、
前記特徴量の時間変化の周期を、比較対象となる移動体毎に求め、前記比較対象の移動体同士で前記周期に基づく類似度を算出し、前記類似度に基づいて、同一であるか否かを識別する
処理を実行させる判定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131467A JP6331761B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 判定装置、判定方法及び判定プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131467A JP6331761B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 判定装置、判定方法及び判定プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016009448A JP2016009448A (ja) | 2016-01-18 |
JP6331761B2 true JP6331761B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=55226936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014131467A Active JP6331761B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 判定装置、判定方法及び判定プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6331761B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109345748A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-02-15 | 北京锐安科技有限公司 | 用户设备关联方法、装置、服务端、检测设备及介质 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018189796A1 (ja) * | 2017-04-10 | 2018-10-18 | 富士通株式会社 | 認識装置、認識システム、認識方法および認識プログラム |
JP7446760B2 (ja) | 2019-10-07 | 2024-03-11 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、映像の要約方法、およびプログラム |
JP2021128685A (ja) * | 2020-02-17 | 2021-09-02 | 本田技研工業株式会社 | システム、プログラム、及び情報処理方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4020982B2 (ja) * | 1995-03-10 | 2007-12-12 | 松下電器産業株式会社 | 動画像処理装置 |
-
2014
- 2014-06-26 JP JP2014131467A patent/JP6331761B2/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109345748A (zh) * | 2018-10-31 | 2019-02-15 | 北京锐安科技有限公司 | 用户设备关联方法、装置、服务端、检测设备及介质 |
CN109345748B (zh) * | 2018-10-31 | 2021-03-26 | 北京锐安科技有限公司 | 用户设备关联方法、装置、服务端、检测设备及介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016009448A (ja) | 2016-01-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10417503B2 (en) | Image processing apparatus and image processing method | |
JP6184271B2 (ja) | 撮像管理装置、撮像管理システムの制御方法およびプログラム | |
JP5422018B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
CN110998659B (zh) | 图像处理系统、图像处理方法、及程序 | |
JP6655878B2 (ja) | 画像認識方法及び装置、プログラム | |
CN108388882B (zh) | 基于全局-局部rgb-d多模态的手势识别方法 | |
JP4692371B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、および画像処理プログラムを記録した記録媒体、ならびに移動物体検出システム | |
KR100415266B1 (ko) | 물체영역정보 기술방법과 물체영역정보 생성장치 및 기록매체 | |
US9317772B2 (en) | Method for improving tracking using dynamic background compensation with centroid compensation | |
KR20120138627A (ko) | 안면 추적 장치 및 방법 | |
JP4373840B2 (ja) | 動物体追跡方法、動物体追跡プログラムおよびその記録媒体、ならびに、動物体追跡装置 | |
JP2022542204A (ja) | 画像座標系の変換方法並びにその、装置、機器およびコンピュータプログラム | |
KR20130066438A (ko) | 영상 처리 장치 및 영상 처리 방법 | |
JP6362085B2 (ja) | 画像認識システム、画像認識方法およびプログラム | |
JP6331761B2 (ja) | 判定装置、判定方法及び判定プログラム | |
JP7085812B2 (ja) | 画像処理装置およびその制御方法 | |
KR20170015299A (ko) | 배경 추적을 통한 오브젝트 추적 및 분할을 위한 방법 및 장치 | |
JP2010057105A (ja) | オブジェクトの3次元追跡方法およびシステム | |
KR20110021500A (ko) | 이동객체의 실시간 추적과 거리 측정 방법 및 그 장치 | |
JP4203279B2 (ja) | 注目判定装置 | |
JP2006227973A (ja) | 物体追跡方法および物体追跡装置ならびにプログラム | |
CN110111368B (zh) | 一种基于人体姿态识别的相似移动目标的检测跟踪方法 | |
JP6127958B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、並びにプログラム | |
JP2011090708A (ja) | 対象個数検出装置および対象個数検出方法 | |
JP2010113562A (ja) | 物体検知追跡装置,物体検知追跡方法および物体検知追跡プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170309 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180323 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180403 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6331761 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |