JP6330482B2 - 無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線装置に関する。
無線装置には、高周波アンプと、当該高周波アンプの出力端子と伝送線によって接続されたアンテナとが設けられている。これら高周波アンプ、伝送線、及びアンテナの間のインピーダンスの整合がとれていない状態で、無線信号を大きな電力で送信する場合、アンテナからの「反射波」によって高周波アンプの素子が破壊されてしまう可能性がある。このアンプ素子の破壊を回避するために、従来から、無線装置では、「進行波」と「反射波」との電圧比である電圧定在波比(VSWR:Voltage Standing Wave Ratio)測定を行い、測定した電圧定在波比に基づいて、アンプ素子が破壊される危険性があると判定される場合、高周波アンプの出力を停止する制御が行われている。ここで、「進行波」は、無線装置の送信信号に相当し、「反射波」は、送信波がアンテナで反射された信号に相当する。
しかし、アンテナからの反射波を測定するためのフィードバック経路には、アンテナからの反射波のみならず、アンテナによって他局等からの信号が受信された受信信号(以下では、「他局信号」と呼ぶことがある)が混入する可能性がある。当該他局信号がフィードバック信号に混入している場合、電圧定在波比の精度が低下する。
そこで、従来、フィードバック経路において、帯域フィルタによって「送信帯域」の信号成分のみを抽出して、抽出した信号成分を用いて電圧定在波比を測定することがある。ここで、無線装置は、「ベースバンド信号帯域」の送信信号をアップサンプリングすることにより、「送信帯域」の送信信号を得る。そして、無線装置は、「送信帯域」の送信信号に対して、デジタルアナログ変換、アップコンバート及び増幅等の無線処理を施し、得られた無線信号を送信する。なお、ここでは、1つ又は複数の送信帯域を含む帯域の全体を「システム帯域」と呼ぶことがある。また、「ベースバンド信号帯域」は、「ベースバンド処理レート」、「ベースバンド処理のサンプリング周波数」、又は、「ベースバンド処理のデータレート」と呼ぶことがある。また、「送信帯域」は、「送信処理レート」、「送信処理のサンプリング周波数」、又は、「送信処理のデータレート」と呼ぶことがある。
特開2013−165418号公報 特開2007−281943号公報 特開2007−282238号公報
しかしながら、上記の従来技術では、送信帯域全体の信号成分に基づいて電圧定在波比を測定しているので、その測定に掛かる演算コストが大きくなっている可能性がある。
また、複数の送信帯域を含むシステム帯域をサポートする端末(例えば、デュアル端末等)に搭載される無線装置では、システム帯域全体の信号成分に基づいて電圧定在波比を測定すると、その測定に掛かる演算コストが更に増大してしまう可能性がある。例えば、電圧定在波比の測定では、比較的短時間(例えば、10m秒)の積分周期によって繰り返し演算することが要請される。このため、システム帯域全体の信号成分に基づいて電圧定在波比を測定する場合、システム帯域が広帯域化するほど、無線装置の演算負荷が高まってしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、電圧定在波比の演算に掛かる演算コストを低減することができる、無線装置を提供することを目的とする。
開示の態様では、無線装置は、第1信号及び第2信号を含む進行波を、アップサンプリングを行って処理帯域を送信帯域に広げた後に増幅器で増幅して送信可能に構成されている。前記無線装置は、前記進行波のうちの前記送信帯域の一部に対応する第1成分の電力値を算出する。また、前記無線装置は、アンテナから前記増幅器に向かう反射波のうちの前記送信帯域の一部に対応する第2成分の電力値を算出する。また、前記無線装置は、前記算出した第1成分の電力値と、前記算出した第2成分の電力値とに基づいて、定在波比を算出する。
開示の態様によれば、電圧定在波比の演算に掛かる演算コストを低減することができる。
図1は、実施例1の無線装置の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図3は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図4は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図5は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図6は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図7は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図8は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図9は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。 図10は、実施例1の無線装置の第1の変形例を示す図である。 図11は、実施例1の無線装置の第2の変形例を示す図である。 図12は、実施例2の無線装置の一例を示すブロック図である。 図13は、実施例3の無線装置の一例を示すブロック図である。 図14は、他の実施例の無線装置の一例を示すブロック図である。 図15は、他の実施例の無線装置の一例を示すブロック図である。 図16は、無線装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する無線装置が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例1]
[増幅装置の構成例]
図1は、実施例1の無線装置の一例を示すブロック図である。図1において、無線装置10は、アップサンプリング部11,12と、周波数シフト部13,14と、信号合成部15と、ダウンサンプリング部16,24と、進行波(FW)電力算出部17と、デジタルアナログ変換部(DAC)18と、アップコンバータ19と、パワーアンプ(PA)20とを有する。また、無線装置10は、サーキュレータ21と、ダウンコンバータ22と、アナログデジタル変換部(ADC)23と、反射波(Rev)電力算出部25と、電圧定在波比(VSWR)算出部26と、制御部27とを有する。なお、以下では、進行波の電力値を算出する機能部を「第1の算出部」、反射波の電力値を算出する機能部を「第2の算出部」と呼ぶことがある。実施例1では、FW電力算出部17が「第1の算出部」であり、Rev電力算出部25が「第2の算出部」である。
アップサンプリング部11は、「ベースバンド信号帯域」を有する信号Aを入力する。また、この信号Aは、例えば、伝送帯域幅が5MHzであり、且つ、中心周波数が0Hzである。そして、アップサンプリング部11は、入力した信号Aに対してアップサンプリング処理を施して、「ベースバンド信号帯域」よりも広い「送信帯域」を有する信号Aを出力する。すなわち、アップサンプリング部11は、ベースバンド処理レートの信号Aを、ベースバンド処理レートよりもレートの大きい送信処理レートを有する信号Aに変換する。つまり、アップサンプリング部11は、信号を広帯域化している。ここで、アップサンプリング部11の出力信号は、0Hzを中心周波数とする信号である。
アップサンプリング部12は、「ベースバンド信号帯域」を有する信号Bを入力する。この信号Bは、例えば、伝送帯域幅が5MHzであり、且つ、中心周波数が0Hzである。そして、アップサンプリング部12は、入力した信号Bに対してアップサンプリング処理を施して、「ベースバンド信号帯域」よりも広い「送信帯域」を有する信号Bを出力する。ここで、アップサンプリング部12の出力信号は、0Hzを中心周波数とする信号である。
周波数シフト部13及び周波数シフト部14は、周波数シフト後の信号同士の周波数が重ならないように、アップサンプリング部11の出力信号及びアップサンプリング部12の出力信号をそれぞれ周波数シフトする。例えば、周波数シフト部13は、アップサンプリング部11の出力信号を、伝送帯域幅の1/2だけ周波数軸のマイナス方向に周波数シフトさせる。一方、周波数シフト部14は、アップサンプリング部12の出力信号を、伝送帯域幅の1/2だけ周波数軸のプラス方向に周波数シフトさせる。すなわち、周波数シフト部13によって周波数シフトされた信号と周波数シフト部14によって周波数シフトされた信号とが少なくとも伝送帯域幅だけ相対的にずらされていればよい。
信号合成部15は、周波数シフト部13で周波数シフトされた信号と周波数シフト部14で周波数シフトされた信号とを合成し、合成信号を出力する。すなわち、「進行波」は、ベースバンド信号帯域をそれぞれ有する信号A及び信号Bを含んでいる。
ダウンサンプリング部16は、信号合成部15から出力された合成信号に対してダウンサンプリング処理(つまり、デシメーション処理)を施して、送信波のうちの送信帯域の一部に対応する信号を出力する。
FW電力算出部17は、ダウンサンプリング部16から出力された信号の電力値を積分することにより、「進行波の電力値」を算出する。ここで、FW電力算出部17に入力される信号は、ダウンサンプリング部16において処理レートが送信処理レートからベースバンド処理レートに低下されている。すなわち、FW電力算出部17は、進行波のうちの送信帯域の一部に対応する「第1成分」の電力値を算出している。これにより、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、FW電力算出部17の算出処理量を低減することができる。
DAC18は、信号合成部15から出力された合成信号にデジタルアナログ変換を施し、得られたアナログ信号をアップコンバータ19へ出力する。
アップコンバータ19は、DAC18から出力されたアナログ信号をアップコンバートし、得られた無線信号をPA20へ出力する。
PA20は、アップコンバータ19から出力された無線信号を増幅し、増幅後の無線信号をサーキュレータ21及びアンテナを介して送信する。また、PA20は、制御部27から出力停止命令信号を受け取った場合、出力を停止する。
サーキュレータ21は、PA20、アンテナ、及びダウンコンバータ22のそれぞれと接続される。また、サーキュレータ21は、信号が入力される端子に応じた端子から信号を出力する。すなわち、サーキュレータ21は、信号の振り分け制御を行う。具体的には、PA20から出力された信号は、アンテナへ出力される。また、アンテナの側からPA20方向へ向かって入力された信号は、ダウンコンバータ22、つまり、フィードバック経路へ出力される。
ダウンコンバータ22は、アンテナからサーキュレータ21を介して受け取った無線信号をダウンコンバートし、得られた信号をADC23へ出力する。
ADC23は、ダウンコンバータ22から出力された信号にアナログデジタル変換を施し、得られたデジタル信号をダウンサンプリング部24へ出力する。
ダウンサンプリング部24は、ADC23から出力された信号に対してダウンサンプリング処理(つまり、デシメーション処理)を施して、反射波のうちの送信帯域の一部に対応する信号をRev電力算出部25へ出力する。
Rev電力算出部25は、ダウンサンプリング部24から出力された信号の電力値を積分することにより、「反射波の電力値」を算出する。ここで、FW電力算出部25に入力される信号は、ダウンサンプリング部24において処理レートがベースバンド処理レートにされている。すなわち、Rev電力算出部25は、反射波のうちの送信帯域の一部に対応する「第2成分」の電力値を算出している。これにより、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、Rev電力算出部25の算出処理量を低減することができる。
VSWR算出部26は、FW電力算出部17で算出された「進行波の電力値」と、Rev電力算出部25で算出された「反射波の電力値」とを用いて、電圧定在波比を算出する。電圧定在波比は、例えば、「進行波の電力値」に対する、「反射波の電力値」の比である。
制御部27は、VSWR算出部26で算出された電圧定在波比に基づいて、反射波の電力値が所定レベルよりも大きいと判定した場合、出力停止命令信号をPA20へ出力する。これにより、反射波によってアンプ素子が破壊される危険性があると判定される場合、PA20の出力を停止することができる。例えば、制御部27は、VSWR算出部26で算出された電圧定在波比が閾値以上である場合に、出力停止命令信号をPA20へ出力する。
[増幅装置の動作例]
以上の構成を有する無線装置10の処理動作の一例について説明する。図2から図9は、実施例1の無線装置の処理動作の説明に供する図である。
図2に示すように、信号Aは、ベースバンド処理レートが7.68MHzであり、且つ、伝送帯域幅が5MHzである。また、信号Aは、0Hzを中心周波数とする信号である。
そして、アップサンプリング部11は、ベースバンド処理レートの信号Aを、ベースバンド処理レートよりもレートの大きい送信処理レートを有する信号Aに変換する。図3には、送信処理レートが61.44MHzとされた信号Aが示されている。アップサンプリング部11によってレート変換処理が行われた後の信号Aの中心周波数も0Hzである。
そして、周波数シフト部13は、図4に示すように、アップサンプリング部11の出力信号を、例えば伝送帯域幅の1/2(つまり、2.5MHz)だけ周波数軸のマイナス方向に周波数シフトさせる。
また、図5に示すように、信号Bは、ベースバンド処理レートが7.68MHzであり、且つ、伝送帯域幅が5MHzである。また、信号Bは、0Hzを中心周波数とする信号である。
そして、アップサンプリング部12は、ベースバンド処理レートの信号Bを、ベースバンド処理レートよりもレートの大きい送信処理レートを有する信号Bに変換する。図6には、送信処理レートが61.44MHzとされた信号Bが示されている。アップサンプリング部12によってレート変換処理が行われた後の信号Bの中心周波数も0Hzである。
そして、周波数シフト部14は、図7に示すように、アップサンプリング部12の出力信号を、例えば伝送帯域幅の1/2(つまり、2.5MHz)だけ周波数軸のプラス方向に周波数シフトさせる。
信号合成部15は、周波数シフト部13で周波数シフトされた信号と周波数シフト部14で周波数シフトされた信号とを合成する。図8は、合成信号の説明に供する図である。図8に示すように、合成信号には、アップサンプリング部11の出力信号及びアップサンプリング部12の出力信号が、互いに周波数軸上で重ならない状態で含まれている。
ダウンサンプリング部16は、信号合成部15から出力された合成信号に対してダウンサンプリング処理(つまり、デシメーション処理)を施して、送信波のうちの送信帯域の一部に対応する信号を出力する。図9には、ダウンサンプリング部16の出力信号が示されている。すなわち、ダウンサンプリング部16の出力信号は、例えばサンプリングレートが15.36MHzとなっている。
FW電力算出部17は、ダウンサンプリング部16から出力された信号の電力値を積分することにより、「進行波の電力値」を算出する。例えば、電力の積分区間は、100msである。従って、FW電力算出部17は、(15.36×10)個のサンプルのデータを用いて、進行波の電力を算出する。因みに、ダウンサンプリング部16におけるダウンサンプリング処理が行われない場合、FW電力算出部17は、(61.44×10)個のサンプルのデータを用いて、進行波の電力を算出することになる。すなわち、FW電力算出部17が進行波のうちの送信帯域の一部に対応する「第1成分」の電力値を算出することにより、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、FW電力算出部17の算出処理量を低減することができる。
DAC18は、信号合成部15から出力された合成信号にデジタルアナログ変換を施し、得られたアナログ信号をアップコンバータ19へ出力する。アップコンバータ19は、DAC18から出力されたアナログ信号をアップコンバートし、得られた無線信号をPA20へ出力する。PA20は、アップコンバータ19から出力された無線信号を増幅し、増幅後の無線信号をサーキュレータ21及びアンテナを介して送信する。
一方、フィードバック経路において、ダウンコンバータ22は、アンテナからサーキュレータ21を介して受け取った無線信号をダウンコンバートし、得られた信号をADC23へ出力する。ADC23は、ダウンコンバータ22から出力された信号にアナログデジタル変換を施し、得られたデジタル信号をダウンサンプリング部24へ出力する。ここで、ADC23の出力信号は、図8に示した信号状態を有する。
ダウンサンプリング部24は、ADC23から出力された信号に対してダウンサンプリング処理(つまり、デシメーション処理)を施して、反射波のうちの送信帯域の一部に対応する信号をRev電力算出部25へ出力する。ダウンサンプリング部24の出力信号は、図9に示した信号状態を有する。すなわち、ダウンサンプリング部24の出力信号は、例えばサンプリングレートが15.36MHzとなっている。
Rev電力算出部25は、ダウンサンプリング部24から出力された信号の電力値を積分することにより、「反射波の電力値」を算出する。例えば、電力の積分区間は、100msである。従って、Rev電力算出部25は、(15.36×10)個のサンプルのデータを用いて、反射波の電力を算出する。因みに、ダウンサンプリング部24におけるダウンサンプリング処理が行われない場合、Rev電力算出部25は、(61.44×10)個のサンプルのデータを用いて、反射波の電力を算出することになる。すなわち、Rev電力算出部25が反射波のうちの送信帯域の一部に対応する「第2成分」の電力値を算出することにより、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、Rev電力算出部25の算出処理量を低減することができる。
VSWR算出部26は、FW電力算出部17で算出された「進行波の電力値」と、Rev電力算出部25で算出された「反射波の電力値」とを用いて、電圧定在波比を算出する。
制御部27は、VSWR算出部26で算出された電圧定在波比に基づいて、反射波の電力値が所定レベルよりも大きいと判定した場合、出力停止命令信号をPA20へ出力する。これにより、反射波によってアンプ素子が破壊される危険性があると判定される場合、PA20の出力を停止することができる。
以上のように本実施例によれば、無線装置10は、第1信号(上記の信号Aに対応)及び第2信号(上記の信号Bに対応)を含む進行波を、アップサンプリングを行って処理帯域を送信帯域に広げた後に増幅器で増幅して送信可能に構成されている。そして、無線装置10において、FW電力算出部17は、進行波のうちの送信帯域の一部に対応する第1成分の電力値を算出する。そして、Rev電力算出部25は、反射波のうちの送信帯域の一部に対応する第2成分の電力値を算出する。そして、VSWR算出部26は、FW電力算出部17で算出された進行波の電力値と、Rev電力算出部25で算出された反射波の電力値とを用いて、電圧定在波比を算出する。
この無線装置10の構成により、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、FW電力算出部17及びRev電力算出部25の算出処理量を低減することができる。すなわち、電圧定在波比の演算に掛かる演算コストを低減することができる。
なお、以上の説明では、進行波及び反射波のそれぞれをダウンサンプリングした後に進行波の電力値及び反射波の電力値を算出したが、これに限定されるものではない。例えば、進行波及び反射波のいずれか一方をダウンサンプリングした後にその一方の電力値を算出し、他方についてはダウンサンプリングを行わずにその他方の電力値を算出し、算出した両方の電力値を用いて、電圧定在波比を算出してもよい。すなわち、無線装置10はダウンサンプリング部16及びダウンサンプリング部24のいずれか一方を備えない構成とされてもよい。この構成によっても、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、FW電力算出部17又はRev電力算出部25の算出処理量を低減することができる。
また、以上の説明では、1つの送信帯域で2系列信号(上記の信号A及び信号B)が送信されることを前提に説明したが、これに限定されない。例えば、2系列信号は、2つの送信帯域でそれぞれ送信されてもよい。すなわち、例えば、通信帯域の異なる2つの通信方式(例えば、LTE通信方式と無線LAN通信方式)で、2系列信号がそれぞれ送信されてもよい。
また、以上で説明した無線装置10に対しては、次のような変形を施すことができる。
<変形例1>
図10は、実施例1の無線装置の第1の変形例を示す図である。図10において、無線装置10は、ADC23の入力段に配設されたアナログフィルタ28を有する。このアナログフィルタ28は、所望周波数以外の反射波の周波数成分を制限する。これにより、希望波以外の妨害波(例えば、上記の他局信号)を除去できるので、反射波の電力値の算出精度を向上させることができる。
<変形例2>
図11は、実施例1の無線装置の第2の変形例を示す図である。図11において、無線装置10は、Rev電力算出部25の入力段で且つADC23の出力段に設けられたデジタルフィルタ29を有する。このデジタルフィルタ29は、所望周波数以外の反射波の周波数成分を制限する。これにより、希望波以外の妨害波(例えば、上記の他局信号)を除去できるので、反射波の電力値の算出精度を向上させることができる。また、変形例1のようなアナログ領域でのフィルタ設計に比べて、変形例2のようなデジタル領域でのフィルタ設計は容易で低コストである。また、変形例2のようなデジタルフィルタの方が変形例1のようなアナログフィルタに比べて小型化を実現し易い。
[実施例2]
実施例2では、アップサンプリング前の進行波の信号成分を用いて、進行波の電力値を算出する。すなわち、実施例2では、「進行波のうちの送信帯域の一部に対応する第1成分」は、アップサンプリング前の進行波の信号成分である。
図12は、実施例2の無線装置の一例を示すブロック図である。図12において、無線装置40は、信号電力算出部41,42と、FW電力算出部43とを有する。なお、実施例2では、信号電力算出部41,42とFW電力算出部43とが「第1の算出部」であり、Rev電力算出部25が「第2の算出部」である。
信号電力算出部41は、信号Aの電力値を積分して、信号Aの電力値を算出する。例えば、上記の通り、信号Aは、ベースバンド処理レートが7.68MHzであり、且つ、伝送帯域幅が5MHzである。また、信号Aは、0Hzを中心周波数とする信号である。また、例えば、電力の積分区間は、100msである。この場合、信号電力算出部41は、(7.68×10)個のサンプルのデータを用いて、信号Aの電力値を算出する。すなわち、信号電力算出部41が進行波のうちの送信帯域の一部に対応する「第1成分」の電力値を算出することにより、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、信号電力算出部41の算出処理量を低減することができる。
信号電力算出部42は、信号電力算出部41と同じ方法で、信号Bの電力値を積分して、信号Bの電力値を算出する。
FW電力算出部43は、信号電力算出部41で算出された信号Aの電力値と、信号電力算出部42で算出された信号Bの電力値とに基づいて、進行波の電力値を算出する。例えば、FW電力算出部43は、信号電力算出部41で算出された信号Aの電力値と、信号電力算出部42で算出された信号Bの電力値とを加算した合計値を、進行波の電力値とする。
VSWR算出部26は、FW電力算出部43で算出された「進行波の電力値」と、Rev電力算出部25で算出された「反射波の電力値」とを用いて、電圧定在波比を算出する。
制御部27は、VSWR算出部26で算出された電圧定在波比に基づいて、反射波の電力値が所定レベルよりも大きいと判定した場合、出力停止命令信号をPA20へ出力する。これにより、反射波によってアンプ素子が破壊される危険性があると判定される場合、PA20の出力を停止することができる。
以上のように本実施例によれば、無線装置40において、信号電力算出部41,42は、アップサンプリング前の進行波の信号成分(つまり、信号A及び信号B)を用いて、「進行波の電力値」を算出する。
この無線装置40の構成により、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、信号電力算出部41,42の算出処理量を低減することができる。すなわち、電圧定在波比の演算に掛かる演算コストを低減することができる。また、この無線装置40の構成により、信号合成部15による合成前の進行波の信号成分(つまり、信号A及び信号B)を用いて進行波の電力値を算出できるので、合成信号から合成前の信号成分をそれぞれ抽出するためのフィルタの実装を回避することができる。
なお、以上の説明では、反射波をダウンサンプリングした後に反射波の電力値を算出したが、ダウンサンプリング処理を行わなくてもよい。ダウンサンプリング部24におけるダウンサンプリング処理が行われない場合、Rev電力算出部25は、(61.44×10)個のサンプルのデータを用いて、反射波の電力を算出することになる。
[実施例3]
実施例3は、実施例2と同様に、アップサンプリング前の進行波の信号成分を用いて、進行波の電力値を算出する。ただし、実施例2では、信号Aの電力値と、信号Bの電力値とに基づいて、進行波の電力値を算出しているのに対して、実施例3では、信号Aの電力値又は信号Bの電力値を、進行波の電力値として選択する。
図13は、実施例3の無線装置の一例を示すブロック図である。図13において、無線装置50は、FW電力算出部51と、周波数シフト部52と、デジタルフィルタ53と、ダウンサンプリング部54とを有する。なお、実施例3では、信号電力算出部41,42とFW電力算出部51とが「第1の算出部」であり、Rev電力算出部25が「第2の算出部」である。
FW電力算出部51は、信号電力算出部41で算出された信号Aの電力値と信号電力算出部42で算出された信号Bの電力値とのうちで大きい方の信号の電力値を選択し、選択した電力値を「進行波の電力値」としてVSWR算出部26へ出力する。FW電力算出部51は、例えば、上位レイヤから送出された送信信号強度インジケータ(TSSI:Transmitter Signal Strength Indication)に基づいて、電力値が大きく設定された信号を特定してもよい。
また、FW電力算出部51は、選択した電力値に対応する信号に関する情報(中心周波数、周波数シフト量及びシフト方向、伝送帯域幅、並びに、ベースバンド処理レート等)を、周波数シフト部52、デジタルフィルタ53、及びダウンサンプリング部54へ出力する。
周波数シフト部52は、FW電力算出部51から受け取った情報に含まれる周波数シフト量及びシフト方向に基づいて、そのシフト方向の示す方向と逆の方向に同じその周波数シフト量の示す量と同じ量だけ、ADC23から受け取った信号を周波数シフトさせる。これにより、反射波に含まれ且つFW電力算出部51で電力値が選択された信号に対応する信号の中心周波数を、0Hz(つまり、FW電力算出部51で電力値が選択された信号の中心周波数)にすることができる。
デジタルフィルタ53は、FW電力算出部51から受け取った情報に含まれる伝送帯域幅に基づいて、0Hzを中心とし且つその伝送帯域幅を持つ周波数領域以外の信号成分を抑圧するように、フィルタ係数を設定する。
ダウンサンプリング部54は、FW電力算出部51から受け取った情報に含まれるベースバンド処理レートに基づいて、そのベースバンド処理レートになるように、デジタルフィルタ53から受け取った信号に対してダウンサンプリング処理を行う。信号A及び信号Bのそれぞれのベースバンド処理レートが7.68MHzである場合には、このダウンサンプリング処理によって、ベースバンド処理レートが7.68MHzである信号が得られる。従って、Rev電力算出部25は、(7.68×10)個のサンプルのデータを用いて、反射波の電力を算出する。
以上のように本実施例によれば、無線装置50において、FW電力算出部51は、アップサンプリング前の進行波の複数の信号成分(つまり、信号A及び信号B)のうちで、最も電力値が高い信号を用いて、「進行波の電力値」を算出する。
この無線装置50の構成により、電力値の算出精度を向上させることができる。
なお、以上の説明では、反射波をダウンサンプリングした後に反射波の電力値を算出したが、ダウンサンプリング処理を行わなくてもよい。ダウンサンプリング部54におけるダウンサンプリング処理が行われない場合、Rev電力算出部25は、(61.44×10)個のサンプルのデータを用いて、反射波の電力を算出することになる。
[他の実施例]
[1]実施例2では、2系列信号(上記の信号A及び信号B)が送信されることを前提に説明したが、これに限定されるものではなく、1系列信号が送信されてもよい。図14は、他の実施例の無線装置の一例を示すブロック図である。図14に示す無線装置60では、基本的には、信号Bに関わる機能部が排除されている。
この無線装置60の構成によっても、実施例2の場合と同様に、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、信号電力算出部41の算出処理量を低減することができる。
なお、図14に示す無線装置60の構成では、反射波をダウンサンプリングした後に反射波の電力値を算出したが、ダウンサンプリング処理を行わなくてもよい。ダウンサンプリング部24におけるダウンサンプリング処理が行われない場合、Rev電力算出部25は、(61.44×10)個のサンプルのデータを用いて、反射波の電力を算出することになる。
[2]実施例3では、2系列信号(上記の信号A及び信号B)が送信されることを前提に説明したが、これに限定されるものではなく、1系列信号が送信されてもよい。図15は、他の実施例の無線装置の一例を示すブロック図である。図15に示す無線装置70では、基本的には、信号Bに関わる機能部が排除されている。また、無線装置70は、信号Aに関する情報(中心周波数、周波数シフト量及びシフト方向、伝送帯域幅、並びに、ベースバンド処理レート等)を出力する信号情報出力部71を有している。
この無線装置70の構成によっても、実施例3の場合と同様に、送信帯域レートの信号を算出対象とする場合に比べて、信号電力算出部41の算出処理量を低減することができる。
なお、図15に示す無線装置70の構成では、反射波をダウンサンプリングした後に反射波の電力値を算出したが、ダウンサンプリング処理を行わなくてもよい。ダウンサンプリング部54におけるダウンサンプリング処理が行われない場合、Rev電力算出部25は、(61.44×10)個のサンプルのデータを用いて、反射波の電力を算出することになる。
[3]実施例1から実施例3及び他の実施例[1],[2]で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1から実施例3及び他の実施例[1],[2]の無線装置は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図16は、無線装置のハードウェア構成例を示す図である。図16に示すように、無線装置100は、I/F(Inter Face)101と、プロセッサ102と、DAC103と、アップコンバータ104と、PA105と、サーキュレータ106と、ダウンコンバータ107と、ADC108と、メモリ109とを有する。I/F101は、制御装置(図示せず)との間で信号を送受信するインタフェースである。また、プロセッサ102の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ109の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。実施例1から実施例3及び他の実施例[1],[2]の無線装置10,40,50,60,70のそれぞれが、図16に示すようなハードウェア構成を有している。
そして、実施例1から実施例3及び他の実施例[1],[2]の無線装置で行われる各種処理機能は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムを増幅装置が備えるプロセッサで実行することによって実現してもよい。すなわち、アップサンプリング部11,12と、周波数シフト部13,14,52と、信号合成部15と、ダウンサンプリング部16,24,54と、FW電力算出部17,43,51と、Rev電力算出部25と、VSWR算出部26と、制御部27と、デジタルフィルタ29,53と、信号電力算出部41,42と、信号情報出力部71とによって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ109に記録され、各プログラムがプロセッサ102で実行されてもよい。また、DAC18、アップコンバータ19、及びPA20は、DAC103、アップコンバータ104、及びPA105によってそれぞれ実現される。また、サーキュレータ21、ダウンコンバータ22、及びADC23は、サーキュレータ106、ダウンコンバータ107、及びADC108によってそれぞれ実現される。
なお、ここでは、実施例1から実施例3及び他の実施例[1],[2]の無線装置で行われる各種処理機能が1つのプロセッサ102によって実行されるものとしたが、これに限定されるものではなく、複数のプロセッサによって実行されてもよい。
10,40,50,60,70 無線装置
11,12 アップサンプリング部
13,14,52 周波数シフト部
15 信号合成部
16,24,54 ダウンサンプリング部
17,43,51 FW電力算出部
18 DAC
19 アップコンバータ
20 パワーアンプ
21 サーキュレータ
22 ダウンコンバータ
23 ADC
25 Rev電力算出部
26 VSWR算出部
27 制御部
28 アナログフィルタ
29,53 デジタルフィルタ
41,42 信号電力算出部
71 信号情報出力部

Claims (2)

  1. 第1信号及び第2信号を含む進行波を、アップサンプリングを行って処理帯域を送信帯域に広げた後に増幅器で増幅して送信可能な無線装置であって、
    前記進行波のうちの前記送信帯域の一部に対応する第1成分の電力値を算出する第1の算出部と、
    アンテナから前記増幅器に向かう反射波のうちの前記送信帯域の一部に対応する第2成分の電力値を算出する第2の算出部と、
    前記算出した第1成分の電力値と、前記算出した第2成分の電力値とに基づいて、定在波比を算出する第3の算出部と、
    前記増幅器の入力段に配設され、前記第1信号及び前記第2信号を合成し、得られた合成信号を前記増幅器へ送出する合成部と、を具備し、
    前記第1の算出部は、前記合成部による合成前で且つ前記アップサンプリング前の前記進行波の信号成分を、前記第1成分とする、
    ことを特徴とする無線装置。
  2. 前記第1の算出部は、前記第1信号及び前記第2信号のうちで、設定された電力レベルが高い信号を、前記第1成分とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の無線装置。
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