JP2016220039A - アンテナケーブル接続確認方法及び通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送信周波数と受信周波数とが異なる一つの無線通信モジュールを利用して、アンテナケーブルの接続を確認できるアンテナケーブル接続確認方法を提供する。
【解決手段】アンテナケーブル接続確認方法は、無線通信モジュール103に含まれる、第1の無線信号に含まれる第1の周波数よりも高い周波数成分を減衰させるフィルタ22−2をバイパスするバイパススイッチ26をオンにし、無線通信モジュール103に、バイパススイッチ26と第1のアンテナケーブル108を経由して、第1のアンテナ104を介して第1の無線信号を送信させ、第2のアンテナ105により受信し、かつ、第2のアンテナケーブル109を介して無線通信モジュール103が受け取った、第1の無線信号の所定倍の高調波の受信信号レベルを測定し、受信信号レベルに応じて、第1のアンテナケーブル及び第2のアンテナケーブルの接続が正常か否かを判定することを含む。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、アンテナケーブルの接続を確認するアンテナケーブル接続確認方法、及び、そのような方法が適用される通信装置に関する。
無線通信モジュールが組み込まれた装置について、例えば、その装置が出荷される前に、その無線通信モジュールとアンテナとを結ぶアンテナケーブルの接続が正常か否かを確認する作業が行われる。そのような作業は、例えば、作業者がアンテナケーブルと無線通信モジュールまたはアンテナに設けられたコネクタとの接続部を目視によって確認することで行われる。
しかし、コネクタの小型化により、目視でそのような作業を行うことが困難となってきている。そこで、無線通信装置において、アンテナから送信された高周波信号をアンテナと空間結合された結合素子で受信した信号のレベルを外部コネクタに接続された高周波測定器が評価してアンテナの故障を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、特許文献1に開示された方法では、無線通信装置とは別個に高周波測定器が使用されるので、評価対象の無線通信装置を入れ替える度に高周波測定器をその無線通信装置と接続する作業が必要とされ、煩雑であった。
一方、無線システムを特別な装置を用いないで診断する方法が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。特許文献2に開示された診断方法は、無線機器に搭載された第1の無線通信システムから第1の周波数の基準信号を放射し、無線機器に搭載された第2の無線通信システムによって基準信号に対するスプリアス信号の電力を測定する。そしてこの診断方法は、測定された受信電力値を評価することによって、第1の無線通信システムからの放射及び第2の無線通信システムによる受信が正常か否かを評価する。またこの診断方法は、スプリアス信号として、基準信号の第n高調波もしくは第1/n低調波を利用する。
特開2004−146865号公報 特開2009−17332号公報
しかしながら、特許文献2に開示された診断方法は、無線機器が二つの無線通信システムを搭載していることが前提となっている。そのため、この診断方法は、一つの無線通信システムしか搭載していない無線機器には適用できない。
また、無線通信規格によっては、無線通信モジュールの送信周波数と受信周波数とが異なることがある。このような場合、無線通信モジュールは、無線通信モジュール自身が送信した無線信号そのものを受信できないので、その無線信号に基づいてアンテナケーブルの接続を確認することは困難である。
そこで、本明細書は、送信周波数と受信周波数とが異なる一つの無線通信モジュールを利用して、アンテナケーブルの接続を確認できるアンテナケーブル接続確認方法を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、第1の周波数を持つ第1の無線信号を送信し、かつ、第1の周波数の所定倍の第2の周波数を持つ第2の無線信号を受信する無線通信モジュールと、無線通信モジュールと第1のアンテナケーブルを介して接続される第1のアンテナと、無線通信モジュールと第2のアンテナケーブルを介して接続される第2のアンテナとを有する通信装置における、アンテナケーブル接続確認方法が提供される。
このアンテナケーブル接続確認方法は、無線通信モジュールに含まれる、第1の無線信号に含まれる第1の周波数よりも高い周波数成分を減衰させるフィルタをバイパスするバイパススイッチをオンにし、無線通信モジュールに、バイパススイッチと第1のアンテナケーブルを経由して、第1のアンテナを介して第1の無線信号を送信させ、第2のアンテナにより受信し、かつ、第2のアンテナケーブルを介して無線通信モジュールが受け取った、第1の無線信号の所定倍の高調波の受信信号レベルを測定し、受信信号レベルに応じて、第1のアンテナケーブル及び第2のアンテナケーブルの接続が正常か否かを判定する、ことを含む。
本発明の目的及び利点は、請求項において特に指摘されたエレメント及び組み合わせにより実現され、かつ達成される。
上記の一般的な記述及び下記の詳細な記述の何れも、例示的かつ説明的なものであり、請求項のように、本発明を限定するものではないことを理解されたい。
本明細書に開示されたアンテナケーブル接続確認方法は、送信周波数と受信周波数とが異なる一つの無線通信モジュールを利用して、アンテナケーブルの接続を確認できる。
一つの実施形態によるアンテナケーブル接続確認方法が適用される無線通信モジュールが搭載されたコンピュータの概略斜視図である。 図1に示されたコンピュータのハードウェアブロック図である。 無線通信モジュールのハードウェアブロック図である。 無線処理部の回路構成の一例を示す図である。 (a)は、バイパススイッチとしてSPSTスイッチが用いられる場合のバイパススイッチの回路図であり、(b)は、バイパススイッチとして二つのSPDTスイッチが用いられる場合のバイパススイッチの回路図である。 (a)は、バイパススイッチがオンである場合に出力される無線電波の周波数特性の一例を示す図であり、(b)は、バイパススイッチがオフである場合に出力される電波の周波数特性の一例を示す図である。 アンテナケーブル接続確認方法の動作フローチャートである。
以下、図を参照しつつ、アンテナケーブル接続確認方法について説明する。このアンテナケーブル接続確認方法は、周波数分割多重方式のように、送信周波数と受信周波数とが異なる通信方式が適用される無線通信モジュールと複数のアンテナ間のアンテナケーブルの接続の確認に好適に用いられる。このアンテナケーブル接続確認方法は、無線通信モジュールからの無線信号を、一方のアンテナを介して無線電波として放射させ、他方のアンテナを介してその無線電波の高調波を受信する。そしてこのアンテナケーブル接続確認方法は、その高調波の受信信号レベルを所定の閾値と比較することで、二つのアンテナと無線通信モジュール間を接続するアンテナケーブルの接続が正常か否かを判定する。また、このアンテナケーブル接続確認方法は、アンテナケーブルの接続確認用の無線信号を送信する際、その無線電波の高調波を減衰させないよう、無線通信時には送信用の無線信号が経由するローパスフィルタをバイパスさせる。
なお、本明細書において、アンテナケーブルが正常に接続されているとは、無線通信モジュールが他の機器と無線通信可能なように、アンテナケーブルが無線通信モジュールとアンテナ間に接続されていることをいう。
図1は、一つの実施形態によるアンテナケーブル接続確認方法が適用される無線通信モジュールが搭載されたコンピュータの概略斜視図である。図2は、図1に示されたコンピュータのハードウェアブロック図である。
コンピュータ100は、通信装置の一例であり、操作部101と、表示部102と、無線通信モジュール103と、主アンテナ104と、補助アンテナ105と、記憶部106と、制御部107とを有する。コンピュータ100が有するこれらの各部は、筐体110に収容されている。
操作部101、表示部102、無線通信モジュール103及び記憶部106は、信号線を介して制御部107と接続されている。また、主アンテナ104は、アンテナケーブルの一例である同軸ケーブル108を介して無線通信モジュール103と接続される。同様に、補助アンテナ105は、アンテナケーブルの他の一例である同軸ケーブル109を介して無線通信モジュール103と接続される。
本実施形態によるアンテナケーブル接続確認方法は、同軸ケーブル108及び109が無線通信モジュール103と各アンテナ間に正常に接続されているか否かを確認するために実行される。
操作部101は、例えば、キーボードと、タッチパッドといったポインティングデバイスとを有する。そして操作部101は、作業者の操作に応じた信号、例えば、アンテナケーブル接続確認処理の開始を指示する操作信号を生成し、その操作信号を制御部107へ出力する。
表示部102は、例えば、液晶ディスプレイを有し、制御部107から受信した表示用の信号などに応じて、様々な情報、例えば、アンテナケーブル接続確認の結果などを表示する。
なお、操作部101と表示部102とは、例えば、タッチパネルディスプレイとして、一体的に形成されてもよい。
無線通信モジュール103は、例えば、操作部101と表示部102との間に配置され、周波数分割多重方式が採用される所定の無線通信規格に準拠して、他の機器と無線通信を実行する。そして無線通信モジュール103は、制御部107から受け取ったデータなどを含む無線信号を生成し、その無線信号を主アンテナ104を介して無線電波として放射する。また、無線通信モジュール103は、主アンテナ104または補助アンテナ105を介して受信した無線電波から得られる無線信号から取り出したデータなどを制御部107へ出力する。
無線通信モジュール103の詳細については後述する。
主アンテナ104及び補助アンテナ105は、それぞれ、筐体110内の表示部102の上端に沿って配置される。そして主アンテナ104は、表示部102の側方を通って配線される同軸ケーブル108を介して、無線通信モジュール103から受け取った無線信号を無線電波として放射する。また、主アンテナ104は、他の機器から放射された無線電波を受信して、その無線電波から得られる無線信号を同軸ケーブル108を介して無線通信モジュール103へ出力する。同様に、補助アンテナ105は、他の機器から放射された無線電波を受信して、その無線電波から得られる無線信号を、表示部102の側方を通って配線される同軸ケーブル109を介して無線通信モジュール103へ出力する。
なお、主アンテナ104及び補助アンテナ105は、それぞれ、例えば、逆Fアンテナあるいはモノポールアンテナである。
記憶部106は、例えば、不揮発性の読み出し専用のメモリ回路と、揮発性の読み書き可能なメモリ回路とを有する。さらに、記憶部106は、磁気記憶媒体及びそのアクセス装置を有してもよい。そして記憶部106は、制御部107で実行される各種のコンピュータプログラム、それらのコンピュータプログラムで利用される各種のデータなどを記憶する。例えば、記憶部106は、アンテナケーブル接続確認処理で利用される閾値などを記憶する。
制御部107は、一つまたは複数のプロセッサと、その周辺回路とを有する。そして制御部107は、コンピュータ100の各部を制御する。また制御部107は、操作部101からの操作信号に応じたコンピュータプログラムを実行する。例えば、制御部107は、アンテナケーブル接続確認処理用のコンピュータプログラムを実行して、同軸ケーブル108及び同軸ケーブル109の接続が正常か否かを判定する。その際、制御部107は、無線通信モジュール103のバイパススイッチをオンにする。また、制御部107は、補助アンテナ105を介して受信された、主アンテナ104から放射された無線電波の高調波の受信信号レベルを所定の閾値と比較することで、同軸ケーブル108及び同軸ケーブル109の接続が正常か否かを判定する。
図3は、無線通信モジュール103のハードウェアブロック図である。無線通信モジュール103は、インターフェース部11と、ベースバンド処理部12と、無線処理部13とを有する。無線通信モジュール103が有するこれらの構成要素は、例えば、別個の回路として無線通信モジュール103に実装される。
インターフェース部11は、無線通信モジュール103をコンピュータ100内の信号線と接続するためのインターフェース回路を有する。インターフェース部11は、制御部107から受け取ったデータまたは通信制御用の各種の制御信号をベースバンド処理部12へわたす。またインターフェース部11は、無線処理部13内の信号送信用のローパスフィルタをバイパスするためのバイパススイッチを制御する制御信号を制御部107から受け取り、その制御信号を無線処理部13へわたす。なお、バイパススイッチについては後述する。さらに、インターフェース部11は、無線処理部13の各アンテナスイッチを制御する制御信号を制御部107から受け取り、その制御信号を無線処理部13へわたす。さらにまた、インターフェース部11は、ベースバンド処理部12から受け取った、受信した無線信号に含まれるデータ、あるいは受信信号レベルなどを制御部107へ出力する。
ベースバンド処理部12は、制御部107からの制御信号にしたがって、制御部107から受信したデータなどに対して誤り訂正符号化及び変調などの処理を実行して送信用の信号を生成する。そしてベースバンド処理部12は、その送信用の信号を、制御部107により指定された無線周波数を持つ搬送波に重畳して無線信号を生成する。またベースバンド処理部12は、主アンテナ104または補助アンテナ105を介して受信した無線電波から得られた無線信号に搬送されている信号を分離し、その信号に対して復調及び誤り訂正復号などの処理を実行してその信号に含まれるデータなどを取り出す。そしてベースバンド処理部12は、そのデータなどをインターフェース部11を介して制御部107へ出力する。
さらに、ベースバンド処理部12は、測定部の一例であり、受信した無線信号の信号品質を測定する。例えば、ベースバンド処理部12は、受信した無線信号についての信号品質として、受信信号強度(Received Signal Strength Indicator, RSSI)を測定する。RSSIは、受信信号レベルの一例である。そしてベースバンド処理部12は、その信号品質の測定値をインターフェース部11を介して制御部107へ出力する。さらにまた、ベースバンド処理部12は、無線信号の送信タイミングの決定など、他の機器と無線通信するための制御を実行する。
表1に、本実施形態において使用される、無線信号の周波数帯域が示される。
Figure 2016220039
本実施形態では、搬送波の周波数帯域として、Band4の周波数帯域とBand17の周波数帯域が利用される。Band4では、送信する無線信号について、1710MHz〜1755MHzの周波数帯域が指定され、受信する無線信号について、2110MHz〜2155MHzの周波数帯域が指定される。一方、Band17では、送信する無線信号について、704MHz〜716MHzの周波数帯域が指定され、受信する無線信号について、734MHz〜746MHzの周波数帯域が指定される。
表1に示されるように、Band17で指定される、送信する無線信号用の周波数帯域に含まれる周波数704MHzの3倍高調波の周波数は2112MHzとなり、その3倍高調波の周波数は、Band4で指定される、受信する無線信号用の周波数帯域に含まれる。
そこで、本実施形態では、アンテナケーブル接続確認処理の実行時において、無線通信モジュール103は、周波数704MHzの無線信号を主アンテナ104から放射し、その3倍高調波を補助アンテナ105を介して受信し、その3倍高調波のRSSIを測定する。
無線処理部13は、ベースバンド処理部12から受け取った、送信用の無線信号を増幅し、その増幅された無線信号を主アンテナ104へ出力する。また、無線処理部13は、主アンテナ104または補助アンテナ105で受信した無線信号を増幅してベースバンド処理部12へ出力する。
図4は、無線処理部13の回路構成の一例を示す図である。無線処理部13は、無線信号送信用の二つのパワーアンプ21−1、21−2及び二つのローパスフィルタ22−1、22−2と、無線信号受信用の四つの低ノイズアンプ23−1〜23−4及び四つのバンドパスフィルタ24−1〜24−4を有する。さらに、無線処理部13は、二つのアンテナスイッチ25−1、25−2と、バイパススイッチ26とを有する。
このうち、パワーアンプ21−1及びローパスフィルタ22−1は、Band4の周波数帯域の無線信号の送信に利用される。すなわち、ベースバンド処理部12から無線処理部13が受け取った、Band4の周波数帯域の無線信号は、パワーアンプ21−1によって増幅された後、ローパスフィルタ22−1に入力される。そしてその増幅された無線信号に含まれる、Band4の周波数帯域よりも高い周波数の成分は、ローパスフィルタ22−1により減衰される。これにより、無線信号を生成する際に生じるその無線信号の高調波も減衰される。そしてローパスフィルタ22−1から出力された無線信号はアンテナスイッチ25−1を介して主アンテナ104へ出力され、主アンテナ104より無線電波として放射される。
一方、パワーアンプ21−2及びローパスフィルタ22−2は、Band17の周波数帯域の無線信号の送信に利用される。すなわち、ベースバンド処理部12から無線処理部13が受け取った、Band17の周波数帯域の無線信号は、パワーアンプ21−2によって増幅された後、ローパスフィルタ22−2に入力される。そしてその増幅された無線信号に含まれる、Band17の周波数帯域よりも高い周波数の成分は、ローパスフィルタ22−2により減衰される。これにより、無線信号を生成する際に生じるその無線信号の高調波も減衰される。そしてローパスフィルタ22−2から出力された無線信号はアンテナスイッチ25−1を介して主アンテナ104へ出力され、主アンテナ104より無線電波として放射される。
また、ローパスフィルタ22−2と並列に、バイパススイッチ26が接続される。バイパススイッチ26は、オンとなる場合にパワーアンプ21−2から出力された無線信号をローパスフィルタ22−2をバイパスして同軸ケーブル108へ伝送する。なお、バイパススイッチ26は、制御部107からの制御信号によって、オン/オフが切り替えられる。
図5(a)は、バイパススイッチ26として単極単投(Single Pole Single Throw, SPST)スイッチが用いられる場合のバイパススイッチ26の回路図である。この場合、SPSTスイッチであるバイパススイッチ26がローパスフィルタ22−2と並列に接続される。
通常の無線通信時には、バイパススイッチ26はオフとなり、パワーアンプ21−2から出力された増幅された無線信号は、ローパスフィルタ22−2を経由する。
一方、アンテナケーブル接続確認処理の実行時には、バイパススイッチ26はオンとなる。その結果、パワーアンプ21−2から出力された増幅された無線信号の少なくとも一部は、ローパスフィルタ22−2を経由せずにバイパススイッチ26を経由してアンテナスイッチ25−1へ伝達される。そのため、この場合には、その無線信号の高調波成分も主アンテナ104から放射される。
図5(b)は、変形例として、バイパススイッチ26として二つの単極双投(Single Pole Double Throw, SPDT)スイッチが用いられる場合のバイパススイッチ26の回路図である。この変形例では、二つのSPDTスイッチ26−1、26−2が、ローパスフィルタ22−2を挟んで配置される。そしてSPDTスイッチ26−1及びSPDTスイッチ26−2のそれぞれの一方のスイッチ端子とローパスフィルタ22−2が接続される。また、SPDTスイッチ26−1及びSPDTスイッチ26−2のそれぞれの他方のスイッチ端子は、信号線(例えば、マイクロストリップライン)で直結される。この場合、制御部107から、バイパススイッチ26をオフにする制御信号が入力されると、SPDTスイッチ26−1及びSPDTスイッチ26−2のそれぞれは、ローパスフィルタ22−2と接続された方のスイッチ端子を単極側の端子と接続する。一方、制御部107から、バイパススイッチ26をオンにする制御信号が入力されると、SPDTスイッチ26−1及びSPDTスイッチ26−2のそれぞれは、互いを直結する方のスイッチ端子を単極側の端子と接続する。そのため、この変形例では、バイパススイッチ26がオンとなる場合、パワーアンプ21−2から出力された無線信号の全ての成分は、ローパスフィルタ22−2を経由せずにアンテナスイッチ25−1へ入力される。
図6(a)は、バイパススイッチ26がオンである場合に出力される無線電波の周波数特性の一例を示す図である。一方、図6(b)は、バイパススイッチ26がオフである場合に出力される無線電波の周波数特性の一例を示す図である。図6(a)及び図6(b)において、横軸は周波数を表し、縦軸は無線信号の振幅を表す。そしてグラフ601は、バイパススイッチ26がオンである場合の周波数と無線信号の関係を表す。一方、グラフ602は、バイパススイッチ26がオフである場合の周波数と無線信号の関係を表す。
グラフ601に示されるように、バイパススイッチ26がオンである場合、Band17の周波数帯域に含まれる搬送波の周波数704MHzだけでなく、その高調波の周波数(1408MHz、2112MHz、2816MHz)において、無線電波の振幅は大きくなる。その他の周波数では、無線電波の振幅はランダムノイズに応じた振幅となり、無線電波の振幅は相対的に低い。
一方、バイパススイッチ26がオフである場合、Band17の周波数帯域に含まれる搬送波の周波数704MHzより高い周波数の成分は、ローパスフィルタ22−2により減衰させられる。そのため、グラフ602に示されるように、無線電波の振幅は、周波数704MHz以外の周波数では、ランダムノイズに応じた振幅と同程度となる。
再度図4を参照すると、低ノイズアンプ23−1及びバンドパスフィルタ24−1は、主アンテナ104を介したBand4の周波数帯域の無線電波の受信に利用される。すなわち、主アンテナ104がBand4の周波数帯域の無線電波を受信することにより得られた無線信号は、主アンテナ104から同軸ケーブル108及びアンテナスイッチ25−1を介してバンドパスフィルタ24−1に入力される。そしてその無線信号のうち、Band4の周波数帯域以外の周波数成分は、バンドパスフィルタ24−1により減衰される。そしてバンドパスフィルタ24−1から出力された無線信号は、低ノイズアンプ23−1に入力され、低ノイズアンプ23−1で増幅された後、ベースバンド処理部12へ出力される。
同様に、低ノイズアンプ23−2及びバンドパスフィルタ24−2は、主アンテナ104を介したBand17の周波数帯域の無線電波の受信に利用される。すなわち、主アンテナ104がBand17の周波数帯域の無線電波を受信することにより得られた無線信号は、主アンテナ104から同軸ケーブル108及びアンテナスイッチ25−1を介してバンドパスフィルタ24−2に入力される。そしてその無線信号のうち、Band17の周波数帯域以外の周波数成分は、バンドパスフィルタ24−2により減衰される。そしてバンドパスフィルタ24−2から出力された無線信号は、低ノイズアンプ23−2に入力され、低ノイズアンプ23−2で増幅された後、ベースバンド処理部12へ出力される。
さらに、低ノイズアンプ23−3及びバンドパスフィルタ24−3は、補助アンテナ105を介したBand4の周波数帯域の無線電波の受信に利用される。すなわち、補助アンテナ105がBand4の周波数帯域の無線電波を受信することにより得られた無線信号は、補助アンテナ105から同軸ケーブル109及びアンテナスイッチ25−2を介してバンドパスフィルタ24−3に入力される。そしてその無線信号のうち、Band4の周波数帯域以外の周波数成分は、バンドパスフィルタ24−3により減衰される。そしてバンドパスフィルタ24−3から出力された無線信号は、低ノイズアンプ23−3に入力され、低ノイズアンプ23−3で増幅された後、ベースバンド処理部12へ出力される。
なお、アンテナケーブル接続確認処理の実行時には、主アンテナ104から放射された、Band17の周波数帯域に含まれる周波数を持つ無線電波の3倍高調波が補助アンテナ105により受信される。そしてその3倍高調波に相当する無線信号が、同軸ケーブル109を介してアンテナスイッチ25−2に入力された後、バンドパスフィルタ24−3及び低ノイズアンプ23−3を経由して、ベースバンド処理部12へ出力される。
さらに、低ノイズアンプ23−4及びバンドパスフィルタ24−4は、補助アンテナ104を介したBand17の周波数帯域の無線電波の受信に利用される。すなわち、補助アンテナ105がBand17の周波数帯域の無線電波を受信することにより得られた無線信号は、補助アンテナ105から同軸ケーブル109及びアンテナスイッチ25−2を介してバンドパスフィルタ24−4に入力される。そしてその無線信号のうち、Band17の周波数帯域以外の周波数成分は、バンドパスフィルタ24−4により減衰される。そしてバンドパスフィルタ24−4から出力された無線信号は、低ノイズアンプ23−4に入力され、低ノイズアンプ23−4で増幅された後、ベースバンド処理部12へ出力される。
アンテナスイッチ25−1は、例えば、単極4投の高周波スイッチであり、ベースバンド処理部12側の四つの端子のそれぞれには、ローパスフィルタ22−1、22−2、バンドパスフィルタ24−1、24−2が接続される。また、単極側の端子には同軸ケーブル108を介して主アンテナ104が接続される。そしてアンテナスイッチ25−1は、制御部107からの制御信号に従って、主アンテナ104側の端子と接続される、ベースバンド処理部12側の端子を切り替える。
アンテナスイッチ25−2は、例えば、単極双投の高周波スイッチであり、ベースバンド処理部12側の二つの端子のそれぞれには、バンドパスフィルタ24−3、24−4が接続される。また、単極側の端子には同軸ケーブル109を介して補助アンテナ105が接続される。そしてアンテナスイッチ25−2は、制御部107からの制御信号に従って、補助アンテナ105側の側の端子と接続される、ベースバンド処理部12側の端子を切り替える。
以下、アンテナケーブル接続確認処理の詳細について説明する。
図7は、アンテナケーブル接続確認処理の動作フローチャートである。
制御部107は、無線信号送信用の搬送波の周波数として、Band17の周波数帯域に含まれる周波数(この例では、704MHz)を選択し、選択した周波数に相当するアンテナスイッチ25−1の制御信号を無線通信モジュール103へ出力する(ステップS101)。これにより、無線通信モジュール103の無線処理部13のアンテナスイッチ25−1は、ローパスフィルタ22−2と接続される端子を、同軸ケーブル108が接続される端子と接続する。また制御部107は、無線通信モジュール103の無線処理部13内のバイパススイッチ26をオンにする制御信号を無線通信モジュール103へ出力する(ステップS102)。
さらに、制御部107は、無線信号受信用の搬送波の周波数として、Band4の周波数帯域に含まれる周波数(この例では、2112MHz)を選択する。そして制御部107は、選択した周波数に相当するアンテナスイッチ25−2の制御信号を無線通信モジュール103へ出力する(ステップS103)。これにより、無線通信モジュール103の無線処理部13のアンテナスイッチ25−2は、バンドパスフィルタ24−3と接続される端子を、同軸ケーブル109が接続される端子と接続する。
また、制御部107は、無線通信モジュール103に、Band17の周波数帯域に含まれる周波数704MHzを持つ無線信号に応じた無線電波を、主アンテナ104を介して所定の電力で放射させる(ステップS104)。これにより、同軸ケーブル108がアンテナスイッチ25−1と主アンテナ104との間に正常に接続されている場合、その無線電波の3倍高調波(周波数2112MHz)も、主アンテナ104から放射される。なお、この場合において放射される無線電波はどのようなデータを含んでいてもよく、あるいは、何のデータも含まなくてもよい。また、所定の電力は、予め設定され、無線電波の電力がその所定の電力となるように、パワーアンプ21−2の増幅率が調節される。
無線通信モジュール103のベースバンド処理部12は、補助アンテナ105で受信した周波数2112MHzの無線電波のRSSIを測定する(ステップS105)。同軸ケーブル108及び同軸ケーブル109が正常に接続されている場合、RSSIは、主アンテナ104から放射された3倍高調波の電波強度に応じた値となる。ベースバンド処理部12は、そのRSSIを、インターフェース部11を介して制御部107へ出力する。
制御部107は、RSSIが所定の閾値Th以上か否か判定する(ステップS106)。RSSIが閾値Th以上である場合(ステップS106−Yes)、制御部107は、同軸ケーブル108及び同軸ケーブル109が正常に接続されていると判定する(ステップS107)。そして制御部107は、例えば、その判定結果を表すメッセージを表示部102に表示させる。
一方、RSSIが閾値Th未満である場合(ステップS106−No)、制御部107は、同軸ケーブル108及び同軸ケーブル109の少なくとも一方が正しく接続されていないと判定する(ステップS108)。そして制御部107は、例えば、その判定結果を表すメッセージを表示部102に表示させる。なお、閾値Thは、例えば、予め測定された、同軸ケーブル108と同軸ケーブル109とが正常に接続されている場合のRSSIと、同軸ケーブル108と同軸ケーブル109の少なくとも一方が接続されていない場合のRSSIとの平均値などに設定される。
ステップS107またはステップS108の後、制御部107は、アンテナケーブル接続確認処理を終了する。
以上に説明してきたように、このアンテナケーブル接続確認方法は、一方のアンテナから放射した無線信号の高調波を他方のアンテナで受信して、その高調波の受信信号レベルを測定する。そしてこのアンテナケーブル接続確認方法は、その受信信号レベルに基づいて、二つの同軸ケーブルのそれぞれが、二つのアンテナのそれぞれと無線通信モジュールとの間に正常に接続されているか否かを判定する。そのため、このアンテナケーブル接続確認方法は、一つの無線通信モジュールだけを用いて、送受信に利用される主アンテナ側の同軸ケーブルと受信に利用される補助アンテナ側の同軸ケーブルとが正常に接続されているか否かを同時に判定できる。またこのアンテナケーブル接続確認方法は、受信信号レベルの測定に、放射した信号の高調波を利用する。そのため、このアンテナケーブル接続確認方法は、送信用の周波数と受信用の周波数とが異なる無線通信規格に準拠した無線通信モジュールについて、二つの同軸ケーブルのそれぞれが正常に接続されているか否かを判定できる。さらに、このアンテナケーブル接続確認方法は、二つの同軸ケーブルのそれぞれに断線が無いことも確認できる。
なお、変形例によれば、アンテナと無線通信モジュール間を接続するアンテナケーブルは、同軸ケーブルに限られず、例えば、マイクロストリップラインあるいはフィーダ線といった他の分布定数線路であってもよい。
また、アンテナケーブル接続確認処理の実行時において、無線通信モジュールから放射される無線信号の搬送波の周波数も、上記の実施形態に限られない。同様に、RSSIが測定されるその無線信号の高調波も、3倍高調波でなくてもよい。
さらに、無線通信モジュール自身が、バイパススイッチ及びアンテナスイッチを制御する制御回路を有していてもよい。この場合には、その制御回路は、制御部107から受信した制御信号に応じて、バイパススイッチ及びアンテナスイッチを制御する。
ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、読者が、発明者によって寄与された発明及び概念を技術を深めて理解することを助けるための教育的な目的を意図する。ここで述べられた全ての例及び条件付きの言葉は、そのような具体的に述べられた例及び条件に限定されることなく解釈されるべきである。また、明細書のそのような例示の機構は、本発明の優越性及び劣等性を示すこととは関係しない。本発明の実施形態は詳細に説明されているが、その様々な変更、置き換え又は修正が本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り行われ得ることが理解されるべきである。
100 コンピュータ
101 操作部
102 表示部
103 無線通信モジュール
104 主アンテナ
105 補助アンテナ
106 記憶部
107 制御部
108 同軸ケーブル
109 同軸ケーブル
110 筐体
11 インターフェース部
12 ベースバンド処理部
13 無線処理部
21−1、21−2 パワーアンプ
22−1、22−2 ローパスフィルタ
23−1〜23−4 低ノイズアンプ
24−1〜24−4 バンドパスフィルタ
25−1、25−2 アンテナスイッチ
26 バイパススイッチ

Claims (3)

  1. 第1の周波数を持つ第1の無線信号を送信し、かつ、前記第1の周波数の所定倍の第2の周波数を持つ第2の無線信号を受信する無線通信モジュールと、前記無線通信モジュールと第1のアンテナケーブルを介して接続される第1のアンテナと、前記無線通信モジュールと第2のアンテナケーブルを介して接続される第2のアンテナとを有する通信装置における、アンテナケーブル接続確認方法であって、
    前記無線通信モジュールに含まれる、前記第1の無線信号に含まれる前記第1の周波数よりも高い周波数成分を減衰させるフィルタをバイパスするバイパススイッチをオンにし、
    前記無線通信モジュールに、前記バイパススイッチと前記第1のアンテナケーブルを経由して、前記第1のアンテナを介して前記第1の無線信号を送信させ、
    前記第2のアンテナにより受信し、かつ、前記第2のアンテナケーブルを介して前記無線通信モジュールが受け取った、前記第1の無線信号の前記所定倍の高調波の受信信号レベルを測定し、
    前記受信信号レベルに応じて、前記第1のアンテナケーブル及び前記第2のアンテナケーブルの接続が正常か否かを判定する、
    ことを含むアンテナケーブル接続確認方法。
  2. 前記第1のアンテナケーブル及び前記第2のアンテナケーブルの接続が正常か否かを判定することは、前記受信信号レベルが所定の閾値以上である場合に前記第1のアンテナケーブル及び前記第2のアンテナケーブルの接続が正常であると判定する、請求項1に記載のアンテナケーブル接続確認方法。
  3. 第1の周波数を持つ第1の無線信号を送信し、かつ、前記第1の周波数の所定倍の第2の周波数を持つ第2の無線信号を受信する無線通信モジュールと、
    前記無線通信モジュールと第1のアンテナケーブルを介して接続される第1のアンテナと、
    前記無線通信モジュールと第2のアンテナケーブルを介して接続される第2のアンテナと、
    制御部とを有し、
    前記無線通信モジュールは、
    前記第1のアンテナケーブルに接続され、前記第1の無線信号に含まれる前記第1の周波数よりも高い周波数成分を減衰させるフィルタと、
    前記フィルタと並列に接続され、オンである場合に前記フィルタをバイパスして前記第1の無線信号を前記第1のアンテナケーブルへ伝送するバイパススイッチと、
    前記第2のアンテナにより受信し、かつ、前記第2のアンテナケーブルを介して前記無線通信モジュールが受け取った、前記第1の無線信号の前記所定倍の高調波の受信信号レベルを測定する測定部と、を有し、
    前記制御部は、前記バイパススイッチをオンにしてから前記無線通信モジュールに前記第1の無線信号を前記第1のアンテナを介して送信させ、かつ、当該送信後に前記第2のアンテナにより受信した前記高調波の前記受信信号レベルに応じて、前記第1のアンテナケーブル及び前記第2のアンテナケーブルの接続が正常か否かを判定する、
    通信装置。
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