JP6329549B2 - 連続ガラスリボンの加工方法 - Google Patents

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Description

関係出願の相互参照
本願は、米国特許法第119条に基づき、2012年9月25日に出願された米国仮特許出願第61/705,266号明細書の優先権を主張するものであり、本出願が依拠し且つその全文は引用により本明細書に組み込まれている。
本開示は、連続するガラスのリボンを加工する方法、より詳細には、走行経路に沿って連続するガラスのリボンを加工する方法に関する。
連続するガラスのリボンを加工する工程には、独創的な考察が求められる場合がある。例えば、表示装置、起電表示、フラットパネル表示装置および可撓性光電変換素子で使用されるガラスは、好都合に、極めて薄くすることができるが、必要な薄さのガラスを作製するために連続ガラスリボンを加工する場合に、特殊加工という問題が生じ得る。
第1の態様によると、連続ガラスリボンを加工する方法は、ガラスリボンの一部を形成部材から、その形成部材より下流に位置する延伸域に延伸する工程(I)を含む。該方法は、ガラスリボンの一部を、延伸域より下流の遷移域に通す工程(II)をさらに含み、その際、ガラスリボンの走行経路は、延伸域の延伸方向から遷移域の遷移方向に変化する。ガラスリボンが遷移域を通る時、ガラスリボンの上流域は、ガラスリボンの上流域の第一面は圧縮状態となるように曲げられ、ガラスリボンの下流域は、ガラスリボンの下流域の第一面は引張状態となるように曲げられる。上流域と下流域の間のガラスリボンの中間域の第一面には、圧縮力および引張力はほとんどかからない。
第1の態様の1つの例では、ガラスリボンの上流域が、第一面が凹面を構成するように曲げられる。
第1の態様の別の例では、ガラスリボンの下流域が、第一面が凸面を構成するように曲げられる。
第1の態様のさらに別の例では、少なくとも1つの第1のガイド部材は、任意にガラスリボンの第一面と係合して、ガラスリボンの上流域の最小半径を維持するように構成されている。1つの例では、少なくとも1つの第2のガイド部材は、ガラスリボンの第二面と係合して、ガラスリボンの下流域を曲げるように構成されている。
第1の態様のさらに別の例では、該方法は、圧縮状態にあるガラスリボンの上流域においてガラスリボンの第一面の予め指定した地点に、表面欠陥を形成する工程をさらに含む。1つの例では、該方法は、下流域の第一面の欠陥がある地点を引張状態とするように表面欠陥を上流域から下流域まで移動させることにより、ガラスリボンの走行経路の横断方向に、表面欠陥の地点を通って走る破断経路に沿ってガラスリボンを破断して、そのガラスリボンを分離する工程をさらに含む。
第1の態様は、単独で、または上述の第1の態様の例の任意の1つ以上と組み合わせて、実施することができる。
第2の態様によると、連続ガラスリボンを加工する方法は、ガラスリボンの一部を形成部材から、その形成部材より下流に位置する延伸域に延伸する工程(I)を含む。該方法は、ガラスリボンの一部を、延伸域より下流の遷移域に通す工程(II)をさらに含み、その際、ガラスリボンの走行経路は、延伸域の延伸方向から遷移域の遷移方向に変化する。ガラスリボンが遷移域を通る時、ガラスリボンは、最小曲げ半径に制約されるが、遷移域では、ガラスリボンの第一面が圧縮状態となるように、最小曲げ半径より大きい半径で自在に曲げることができる。
第2の態様の1つの例では、少なくとも1つのガイド部材が、最小曲げ半径を維持するように構成されている。1つの例では、少なくとも1つのガイド部材は、第一面と係合して最小曲げ半径を維持するように構成されている。例えば、任意に、遷移域では、ガラスリボンの第一面のみが、少なくとも1つのガイド部材と係合して最小曲げ半径を維持している。別の例では、遷移域において、複数のガイド部材が、力プロファイルを付与して、最小曲げ半径を維持している。別の例では、遷移域において、複数のローラーが、力プロファイルを付与して、最小曲げ半径を維持している。例えば、複数のローラーは、走行経路の方向に漸進的に距離を拡げつつ相互に間隔を置いて配置することができる。
第2の態様のさらなる例では、該方法は、圧縮状態にあるガラスリボンの第一面において、そのガラスリボンの第一面の予め指定した地点に、表面欠陥を形成する工程をさらに含む。例えば、該方法は、ガラスリボンを曲げて、その第一面の欠陥の地点を引張状態とすることで、ガラスリボンの走行経路の横断方向に、表面欠陥の地点を通って走る破断経路に沿ってガラスリボンを破断して、そのガラスリボンを分離する工程をさらに含む。
第2の態様は、単独で、または上述の第2の態様の例の任意の1つ以上と組み合わせて、実施することができる。
第3の態様によると、連続ガラスリボンを加工する方法は、ガラスリボンを第1の指定の厚さに作製するように、ガラスリボンの一部を形成部材から、その形成部材より下流に位置する延伸域に延伸する工程(I)を含む。該方法は、第1の指定の厚さを有するガラスリボンの一部を、延伸域の下流の第1の地点に移動させる工程(II)をさらに含む。該方法は、ガラスリボンが第1の地点に進む間に、延伸域において、ガラスリボンの厚さを、第1の指定の厚さより薄い第2の指定の厚さに低減する工程(III)をさらに含む。該方法はまた、第2の指定の厚さを有するガラスリボンに先頭端を形成するように、第1の地点で第2の指定の厚さに達した後、第1の地点でガラスリボンを分離する工程(IV)を含む。該方法は、ガラスリボンの先頭端を、第1の地点を通して、第1の地点より下流の第2の地点に送給する工程(V)をさらに含む。該方法はまた、ガラスリボンが第2の地点に進む間に、延伸域において、ガラスリボンの厚さを、第2の指定の厚さより薄い最終的な所定の厚さに低減させる工程(VI)を含む。該方法は、第2の地点で最終的な所定の厚さに達した後、第2の地点でガラスリボンを分離して、最終的な所定の厚さを有するガラスリボンに最終端を形成する工程(VII)をさらに含む。該方法は、ガラスリボンの最終端を第2の地点を通して、第2の地点より下流の第3の地点に移動させる工程(VIII)をさらに含む。
第3の態様の1つの例では、該方法は、第1の地点の上流でガラスリボンの第一面を圧縮状態とする工程と、第1の地点でガラスリボンの第一面を引張状態とする工程とを含む。例えば、該方法は、第一面が圧縮状態にあるガラスリボンの第一面の予め指定した地点に、表面欠陥を形成する工程を含むことができる。例えば、該方法は、表面欠陥の予め指定した地点を引張状態とするように、表面欠陥を第1の地点に移動させることにより、ガラスリボンの走行経路の横断方向に、表面欠陥の地点を通って走る破断経路に沿って、ガラスリボンを破断して、そのガラスリボンを分離する工程を含む。
第3の態様の別の例では、最終的な所定の厚さを有するガラスリボンは、第3の地点で回収される。例えば、ガラスリボンを回収する工程は、ガラスリボンを圧延して1ロールのガラスリボンを形成する工程を含むことができる。
第3の態様は、単独で、あるいは上記の第3の態様の任意の1つ以上の例と組み合わせて実施することができる。
前述および他の態様、実施形態ならびに実施例は、添付の図面を参考にして以下の詳細な記載を読むことにより、より深く理解される。
連続ガラスリボンを加工する方法の例に適用可能な装置の一実施形態の概略側面図である。 図1の装置の部分切取平面図である。 連続ガラスリボンを加工する方法の例に適用可能な装置の別の実施形態の概略側面図である。 図3の装置の部分切取平面図である。
態様、実施形態および実施例を、それらが示される添付の図面を参考にして以下により詳細に説明する。可能な場合は常に、図面の全体を通じて同じまたは類似の部分には、同じ参照番号を使用している。態様、実施形態および実施例は、多くの異なる形態において示される場合があることが理解されるべきであり、本明細書に記載される特定の態様、実施形態および実施例に限定されるものと解釈されるべきではない。
ここで図1を参照すると、ガラスリボン加工装置10の実施形態は、連続するガラスのリボンを加工する方法の態様、実施形態および実施例について説明するべく、参照のために概略的に示されている。1つの態様では、ガラスリボン加工装置10は、概してガラスリボン処理システムに使用され、別の態様では、ガラスリボン加工装置10のある一定の部分と概して類似する加工装置は、連続的に、薄い柔軟なガラス、例えば、起電表示、フラットパネル表示装置および可撓性光起電力のような製品に用いられるガラスを作製するために使用することができる。これらの製品の製造において0.35mm以下の厚さのガラスを使用することは、珍しいことではない。これまで、そのようなガラスは、多くの場合シート状に作製されているが、連続的に薄いガラスを作製する工程に関しては、例えば、加工ラインから出たガラスを、スプール上に巻くことによってロール状に形成するほうが明らかに有利である。薄いガラスを使用する製品の製造業者は、ガラスシートよりむしろロール状に回収された連続ガラスリボンを用いる作製方法を採用する方が有用である点に気付くはずである。
1つの態様によれば、図1は、連続ガラスリボン12の加工方法であって、ガラスリボンの一部を形成部材14から形成部材14の下流に位置する延伸域16に延伸する工程と、ガラスリボンの一部を、延伸域16より下流の遷移域18に通す工程とを含み、ガラスリボンの走行経路が、延伸域16の延伸方向から遷移域18の遷移方向に変化する方法を示している。ガラスリボン12が遷移域18を通る時、ガラスリボンの上流域20は、上流域のガラスリボンの第一面22は圧縮状態となるように曲げられ、ガラスリボンの下流域24は、下流域24のガラスリボンの第一面22は引張状態となるように曲げられる。上流域20と下流域24の間のガラスリボン12の中間域26の第一面22には、圧縮力および引張力ほとんどかからない。
前段落に記載の方法を実行するための1つの実施形態では、走行経路に沿って方向矢印31の方向に進む間に、装置10で加工されるガラスリボン12の原料を含み得る形成部材14の例は、トラフ17の底に位置するガラス形成楔15を含む。作動時、溶融ガラスはトラフ17から溢れ出し、ガラス形成楔15の両側を下に流れる。形成されたガラスの2つの流体は、溶融延伸装置28においてガラス形成楔15の根部19から延伸されながら融合されて、ガラスリボン12を形成する。溶融延伸装置28は、ガラスリボン12の一部を、形成部材14から、その形成部材14の下流に位置する延伸域16に延伸し、ガラスリボンの一部を、ガラスリボンの走行経路に沿って遷移域18に移動させる。図示される例では、溶融延伸装置28は、ガラスリボンの一部を形成部材14から延伸域16に延伸し、かつガラスリボンの一部をガラスリボンの走行経路に沿って、遷移域18内に通して移動させるように、ガラスリボン12を確実に駆動し係合させる2つのローラー対30を含んでいる。
ガラス切断装置36、例えば、移動アンビル装置は、溶融延伸装置28の下流に位置させることができる。ガラス切断装置36は、形成部材14の下流に配置され、その地点で、ガラスリボン12が、ガラス切断装置によって切断されるのに十分に固形化されている。ガラスリボン12をガラス切断装置36によって切断することで、ガラスリボンの先端を真直にすることができ、ガラスリボンは遷移域18に位置する装置に入り易くなる。
溶融延伸装置28が、形成部材14からのガラスリボン12の延伸を継続し、ガラスリボンをその走行経路に沿って前進させる際、ガラスリボンをガラス切断装置36で切断して形成した先端が、遷移域18に位置する搬送装置40の入口点41に向けられる。ガラスリボンの走行経路は、延伸域16の延伸方向から、後に更に詳細について記載する遷移域18の遷移方向に変化する。延伸方向は、図1に図示する実施形態例に示すように実質的に垂直姿勢に配置する必要はなく、他の方向姿勢に配置することができる。
搬送装置40は、図2で最もよく分かるように、ガラスリボン12の第一面22で外側縁48のみと係合する一連のローラー対42、43、44、45、46および47を含んでいる。ローラー対42は、搬送装置40のほぼ入口端部41にあり、ローラー対47は、搬送装置のほぼ出口端部48にあって、ローラー対43、44、45および46は、ローラー対42と47の間に位置している。ローラー対42乃至47は、搬送装置40の入口端部41から搬送装置の出口端部48に延びるほぼ滑らかな曲線に配列することができる。
いくつかの例において、複数のローラーは、走行経路の方向に漸進的に距離を拡げつつ相互に間隔を置いて配置することができる。例えば、図2に示すように、複数のローラー対42乃至47は、隣接するローラー対の間隔を、搬送装置40の入口端部41のローラー対42から搬送装置40の出口端部48のローラー対47の方向に向かって、徐々に大きくなるように配置することができる。したがって、ローラー対43とローラー対44の間隔は、ローラー対42とローラー対43の間隔より大きく、ローラー対44とローラー対45の間隔は、ローラー対43とローラー対44の間隔より大きい、という具合に配置することができる。このようにして、ガラスウェブの分断を回避し続けつつ、ローラーを最小数で設置することができる。実際に、図2に示すように、最小かつ等間隔にローラーを設置することで(例えば、ローラー対42とローラー対43の間)、湾曲部全体に亘って十分な支持がもたらされ、分断が回避されることになる。ただし、湾曲部全体に亘ってローラー対同士の間隔を最小限にすると、不要で余分なローラーが必要になってしまう場合がある。一方、図2に示すように、ロールの間隔を等しくして、ペース(例えば、ローラー対46とローラー対47の間)を最大にしてしまうと、使用するローラー対の数は低減されるが、ガラスリボン12から強い力を受けている領域が十分に支持されなくなるので、分断が発生してしまう可能性がある。以上より、上記のようにローラー同士の空間を順次拡げてゆくことによって、十分な数のローラー対を設置してガラスリボンの分断を回避し続けつつ、ローラー対の数を最小限に抑えることが可能である。
ガラスリボン12が遷移域18を通る時、ガラスリボンの上流域20は、ガラスリボンの第一面22は圧縮状態となるように、ガラスリボンとローラー42乃至47が搬送装置40で係合することによって曲げられる。こうして、ガラスリボン12の上流域20は、ガラスリボンの上流域20の第一面22は凹面を構成するように曲げられる。ガラスリボン12を曲げる工程は、ガラスリボン12の幅方向に亘って配置された弓形とは対照的に、ガラスリボンをその長手方向に延びる弓形に形成する。図1に示すように、ガラスリボンの幅方向は、ページ面と直角をなし、一方、長手方向は概して矢31の方向に追従している。
遷移域18において搬送装置40の下流には、折り曲げ装置50が位置しており、同装置は、図示される実施形態では、折曲げ加工ローラー52および54を備えている。折り曲げローラー52および54は、第一面22の反対側のガラスリボン12の第二面23と係合する。より詳細には、折曲げローラー52および54は、ガラスリボン12の第二面23と十分な力で係合するように、搬送装置40の出口端部48の下流にほぼ隣接して配置されており、それにより、ガラスリボン12の下流域24は、下流域24のガラスリボンの第一面22が引張状態となるように曲げられる。したがって、ガラスリボン12の下流域24は、ガラスリボンの下流域24の第一面22が凸面を構成するように曲げられる。当然の結果として、折曲げ加工ローラー52および54は、例示的な実施形態において、ガラスリボン12の第二面23とを係合してガラスリボンの下流域24を曲げるように構成された少なくとも1つの第2のガイド部材を含む。搬送装置40と同様、折曲げ加工装置50は、概してガラスリボン12を曲げて、ガラスリボン12の幅方向とは対照的にガラスリボン12の長手方向で延びる弓形にする。
搬送装置40の上流域20のガラスリボン12の第一面22が圧縮状態にあり、折曲げ加工ローラー52および54の下流域24のガラスリボン12の第一面22が引張状態にある場合、例示的な実施形態に記載されるように、上流域20と下流域24の間のガラスリボン12の中間域26には、圧縮力および引張力ほとんどかからない。別言すると、ガラスリボン12の中間域26は、搬送装置内では凹面であった第一面22が、折曲げ加工装置50内では凸面に移行する変曲点を含む。中間域26は、ガラスリボンの方向、すなわち、走行経路に沿った方向矢印31と反対の方向に発生し得る破局的な裂け目の伝播を阻止する潜在的な障壁として機能することができる。実際に、リボンを分裂させやすくする長手に沿った裂け目は、ガラスリボンに沿って、ガラスリボン12の走行経路と反対の方向、すなわち、方向矢印31と反対の方向に広がる傾向を示す。しかしながら、そのような裂け目は、折曲げ加工装置50において、あるいはその下流に形成されると、圧縮力や張力がほとんどかからない中間域26で終息する傾向があり、それによって、ガラスリボン12で発生し得る破局的な崩壊が回避される。
前述の考察に基づくと、上流域20のガラスリボン12の第一面22は、折曲げ加工装置50から伸びるリボンの重量とともに折曲げ加工ローラー52および54によってガラスリボン12に付与される上向きに作用する力によって、幾分搬送装置40の側面に沿って、ローラー対42乃至47と係合するように付勢されていることが理解されるはずである。図1は、ローラー対42乃至47と接触している時のガラスリボン12の第一面22を示しているが、このようにならない場合もあり得る。例えば、しばしば、ローラー52および54によってガラスリボン12に付与される上方向の力が、ガラスリボン12の第一面22を、上流域20でローラー対42乃至47と完全に係合させるほど十分ではない場合がある。しかしながら、例示的な実施形態では何れの場合も、ローラー対42乃至47は、任意にガラスリボン12の第一面22と係合して、ガラスリボン12の上流域20の最小半径を維持するように構成された少なくとも1つの第1のガイド部材を含んでいる。
ガラスリボン12において、第一面22が圧縮状態にある上流域20と第一面が引張状態にある下流域24を確立することで、ガラスリボンの走行経路を横断する向きにガラスリボンを分離する方法の例示的な実施形態が提供される。該分離方法は、ガラスリボンが圧縮状態にある上流域20で、ガラスリボン12の第一面22の予め指定した地点に、表面欠陥を形成する工程を含む。図1で最もよく分かるように、装置、例えば、搬送装置40内に位置する研磨ホイール60を用いて、上流域20のガラスリボン12の第一面22に切り目を入れると、そのガラスリボンの切り目は予め指定した地点に表面欠陥を形成する。表面欠陥が形成された後、ガラスリボンを分離する方法の例示的な実施形態は、第一面22の欠陥がある地点を下流域24で引張状態とするように、上流域20から下流域24まで表面欠陥を通過させることで、表面欠陥の地点を通って、ガラスリボンの走行経路の横断方向に走る破断経路に沿ってガラスリボンを破断して、そのガラスリボンを分離する工程を含むことができる。より具体的には、欠陥を有する第一面22が、第一面が圧縮状態にある上流域20から、第一面が引張状態になる下流域24に移動する時、欠陥は、その欠陥を通ってガラスリボンが分断し始めるように作用する。図1の例示的な実施形態では、折曲げ加工装置50でガラスリボンの本体から分離されるガラスリボンの部分は、62で示している。
折曲げ加工装置50は、ガラスリボンに凸曲部を形成すべく、好都合に重力を用いているため、折曲げ加工装置50を簡易かつ低コストに製作することができる。すなわち、ガラスリボン12の重量は、ガラスリボンが折曲げ加工ローラー54上から下向きに延伸する時、ガラスリボン12に引張力をかける。こうして発生する引張力は、ガラスリボン12を引っ張り、ガイド装置40および折曲げ加工ローラー52、54のローラーと接触させようとする。さらに、ガラスリボン12の重量および発生した引張力は、折曲げ加工装置50を通って、例えば、ローラー54周辺でガラスリボンを(すなわち、十分に小さい半径の弓形に)ガラスの厚さを貫きかつガラスリボン12の幅方向に亘って、表面欠陥を伝播する程度に曲げる。したがって、ガラスリボンを幅方向に分離するのに必要な程度まで曲げる場合に、ガラスリボンに追加の装置を介して力をかける必要はない。
連続ガラスリボン12を加工する方法の追加の例示的な実施形態では、再び図1を参照すると、該方法は、ガラスリボンの一部を形成部材14から、形成部材14より下流に位置する延伸域16に延伸する工程と、ガラスリボンの一部を、延伸域16より下流の遷移域18に通す工程とを含み、ガラスリボンの走行経路は、延伸域16の延伸方向から遷移域18の遷移方向に変化する。ガラスリボン12が遷移域18を通る時、ガラスリボンは、最小曲げ半径に制約されるが、ガラスリボンの第一面22は圧縮状態となるようにより大きい半径で自在に曲げることができる。こうして、先述のように、ガラスリボン12が遷移域18で搬送装置40を通る時、位置が固定されたローラー対42乃至47は、追加の例示的な実施形態において、最小曲げ半径を維持するように構成された少なくとも1つのガイド部材を含んでいる。別言すると、ガラスリボン12の第一面22を係合させることによって、ガラスリボンでは、ローラー対42乃至47によって確立される曲げ半径より小さい曲げ半径を前提とする必要がなくなる。同時に、ガラスリボン12は、第二面23を制約する装置が存在しないため、搬送装置40において、ローラー対42乃至47から自在に移動し、最小曲げ半径より大きい半径で曲げることができるが、例えば、起こり得る事例として、折り曲げローラー52および54によってガラスリボン12に付与される上方向の力が、上流域20のガラスリボン12の第一面22とローラー対42乃至47のすべてのローラーとを完全に係合させるには不十分な場合がある。しかしながら、いずれの場合であれ、搬送装置40においてガラスリボンによってどのような半径が想定されても、ガラスリボンの第一面22は圧縮状態となる。
この追加的な例示的の実施形態では、ローラー対42乃至47は、最小曲げ半径を維持するように構成された少なくとも1つのガイド部材を備えることに加えて、ガラスリボン12の第一面22と係合して、最小曲げ半径を維持するように構成された少なくとも1つのガイド部材をも備えている。また、遷移域18では、ガラスリボン12の第一面22のみが、少なくとも1つのガイド部材と係合して最小曲げ半径を維持している。本追加の例示的な実施形態の場合もまた、遷移域18において、ローラー対42乃至47は、最小曲げ半径を維持するための力プロファイルを提供する複数のローラーを備え、ローラー対42乃至47は、最小曲げ半径を維持するための力プロファイルを提供する複数のガイド部材を備えている。
本追加の例示的な実施形態はまた、ガラスリボン12の第一面22の予め設定した地点に表面欠陥を形成する工程をも含み、例えば、他の例示的な実施形態に関して先に記載したように、ガラスリボンの第一面は圧縮状態となる。さらに、追加の例示的な実施形態は、例えば他の例示的な実施形態に関して先述したように、例えば、方法は、ガラスリボン12を曲げて、その第一面22の欠陥の地点を引張状態とすることで、表面欠陥の地点を走る破断経路に沿って、ガラスリボン12の走行経路の横断方向にガラスリボンを破断して分離する工程も含む場合がある。
先述の例示的な実施形態は、ガラスリボンの他の加工方法との関連でのそれらの利用とは無関係に、それら自体およびそれらの有用性を有する。しかしながら、それらの例示的な実施形態で適用されるある一定の原理は、例えば、ガラスリボン処理システムにおける薄いガラスリボンの作製等の後述する状況でも適用可能である。その例示的な実施形態において、連続ガラスリボンは、図3に図示されるように、最初に延伸域を通り、次いで遷移域を通り、加工域を通る。
図3において、薄いガラスリボンを作製するための連続ガラスリボン72の加工方法の例示的な実施形態は、形成部材74からガラスリボンの一部を、第1の方向に形成部材74の下流に位置する延伸域76に延伸して、ガラスリボンを第1の指定の厚さで作製する工程と、第1の指定の厚さを有するガラスリボンの一部を第1の地点90に移動させる工程と、ガラスリボンが第1の地点90に進む間に、延伸域76において、ガラスリボンの厚さを指定の厚さに低減する工程と、第1の地点90で第2の指定の厚さに達した後、第1の地点90でガラスリボンを分離して、第2の指定の厚さを有するガラスリボンに先頭端を形成する工程と、ガラスリボンの先頭端を、ガラスリボンが走行経路に沿って第2の方向に進む第1の地点90を通して、第1の地点90より下流の第2の地点100に送給する工程と、ガラスリボン72が第2の地点100に進む間に、延伸域76において、ガラスリボンの厚さを第2の指定の厚さより薄い最終的な所定の厚さに低減する工程と、第2の地点100で最終的な所定の厚さに達した後、第2の地点100でガラスリボンを分離して、最終的な所定の厚さを有するガラスリボンに最終端を形成する工程と、ガラスリボン72の最終端を第2の地点100より下流の第3の地点110に移動させる工程とを含む。
図1を参照すると、形成部材74は同様の装置を含み、上記の形成部材14と同じ機能を果たすことが可能である。さらに、ガラスリボン72は、形成部材74の下流に位置し第1のローラー対80および第2のローラー対81を含む溶融延伸装置78で延伸域76に延伸することができる。第2のローラー対81は、第1のローラー対80がまずガラスリボンを凝固させ、第1のローラー対の間の隙間を通して延伸させる時、ガラスリボン72の厚さを第1の指定の厚さ、第2の指定の厚さおよび最終的な所定の厚さに低減させるように構成されている。ローラー対80および81の両方は、ガラスリボンの走行経路に沿ってガラスリボン72の進行を支援している。第2のローラー対81は、ガラスリボン72の厚さを、ガラスリボンが通る第2のローラー対81の間の隙間、すなわち間隔を調整することによって、および/またはローラー80の回転速度に対するローラー81の回転速度を調整することによって(ローラー80、81とガラスリボンの間にスリップは生じていないものと想定)、第1の厚さ、第2の厚さ、および最終的な所定の厚さに低減するように構成されている。こうして、第1のローラー対80は、ガラスリボン72を、ガラスリボンの走行経路に沿って移動する際に、ガラスリボンを凝固させて係合するのに十分な程度まで圧縮し、第2のローラー対81は、ガラスリボンの厚さをその後第2の指定の厚さに低減し、薄いガラスを作製するためのガラスリボンの加工では約0.50mmの厚さとし、究極的には、所定の最終厚さを0.35mm以下、例えば、0.35、0.3、0.25、0.2、0.15、0.1、0.075、0.060、0.050、0.040、0.030、0.020、または0.01mmとすることができる。
第1の地点90でガラスリボン72を分離し第2の指定の厚さを有するガラスリボンに先頭端を形成するように構成された装置は、図3の例示的な実施形態に示すように、図1の例示的な実施形態に関して開示される折曲げ加工装置50の様な折曲げ加工装置82を含む場合がある。そのような折曲げ加工装置82が、ガラスリボンの分離に用られる場合は、典型的には、図1の40で示されるような種類の搬送装置84と共に使用され、図1の例示的な実施形態に関して上記で開示されるように、研磨ホイール87または類似物が、図1に関して上記で説明するように分離し得る、ガラスリボンに表面欠陥を形成するために設置されることになる。
図3の例示的な実施形態では、16インチ(410mm)程の長さを有し得るガラスリボンの分離片85は、ガラスリボン72の表面欠陥が形成された地点で、第2の指定の厚さを有するガラスリボンが第1の地点90に達するまで、ガラスリボン72の先端から連続的に分離されることになる。ガラスリボンのこれらの分離片は、例えばカレットシュート88で開口86に向けられて廃棄されることになる。
第2の指定の厚さを有するガラスリボンが第1の地点90に達し、第2の指定の厚さを有するガラスリボン72の先頭端が形成された後、ガラスリボンの先頭端は、第1の地点90を通って、第1の地点から下流の第2の地点100に送給される。手動または他の方法で第2の地点100にガラスリボン72の先頭端を送る際に、ガラスリボンは、第1の地点90と、第1の地点90の下流と第2の地点100の上流でガラスリボン72と係合するピンチローラー94との間で自在に懸垂する構成をある程度想定することができる。その結果、第1の地点90とピンチローラー94の間のガラスリボン72の走行経路は、真直な走行経路というよりむしろ、図3の例示的な実施形態において92に示すようなある程度垂下した走行経路である。ピンチローラー94は、一旦ガラスリボン72の先頭端がピンチローラーに進んだ時点で、ガラスリボンを、その走行の経路に沿って、第1の地点90から第2の地点100を通して前進させるための最初の手段がピンチローラーとなるように、確実に駆動する。
ガラスリボン72が第2の地点100に送られる時、ガラスリボンの厚さは、ガラスリボンが第2の地点100へ進む間に、延伸域76でローラー81によって最終的な所定の厚さ、すなわち第2の指定の厚さより薄くなる。最終的な所定の厚さを有するガラスリボンが第2の地点100に達した後、ガラスリボンは、第2の地点で分離され、最終的な所定の厚さを有するガラスリボンに最終端を形成する。例示的な実施形態のガラスリボンについての最終的な所定の厚さは、例えば、起電表示、フラットパネル表示装置および可撓光起電力素子の場合のように、薄いガラスを有利に用い得る用途に適した厚さである、0.35mm以下、例えば、0.35、0.3、0.25、0.2、0.15、0.1、0.075、0.060、0.050、0.040、0.030、0.020、または0.01mmとすることができる。
装置は、ガラスボンが第2の地点で最終的な指定の厚さに達し、その最終的な所定の厚さを有するガラスリボンに最終端が形成されるまで、周期的にガラスリボンの本体を分離片104に分離する第2の地点100に配置される。装置は、例えば、移動アンビル装置、機械式またはレーザー方式の切り込みまたは切削用の機器等の、最も多い任意の形態のガラス切断装置で構成することができる。ガラスリボン72の分離片104は、ガラスリボンの本体から分離される時、カレットビン105の開口106に落下するようになっている。
ガラスリボン72の最終端は、第2の地点100より下流の第3の地点110に移され、最終的な所定の厚さを有するガラスリボンは、第3の地点で回収される。例示的な実施形態では、ガラスリボンを回収する方法は、図3で示すように、ガラスリボンを圧延してガラスリボンのロール115を形成する工程を含む。例示的な実施形態では、第3の地点110でガラスリボン72を回収する工程は、前進するガラスリボンをスプール上に圧延してロールを形成し、次いで前進するガラスリボンからロールを分離する工程を含む場合がある。より具体的には、ガラスリボン72を第1スプール上に圧延し、ガラスリボンが第1スプール上で回収され、効率的な処理に適した最大寸法に達した時、第1のスプールの切断装置は、第1スプール上で回収されたガラスリボンから第1スプールに進むガラスリボンを分離する。前進するガラスリボン72は、次いで、第2スプールに向けられ、そこでガラスリボンが回収されると、一方で、第2スプールが最大量のガラスリボンを回収すると、第1スプールは取り除かれ、前進するガラスリボンを回収するために用いる空の第3スプールと交換される。
追加の加工装置は、第2の地点100と第3の地点110の間のガラスリボンの走行経路に沿って配置することが可能である。図3の例示的な実施形態では、更なる加工装置は、ガラスリボン72からその2つの外側縁を切り離して、最終的に幅方向に一様な厚さを有するガラスリボンを作製する機能のレーザー切断装置108を含むことができる。カレット回収器は、レーザー切断装置に沿って設置され、ガラスリボンの外側縁はその収集器の中に自然に落下するか、あるいはガラスリボンから切り削られる時に回収される。
本発明の範囲または精神から逸脱することなく、本発明の様々な修正形態および変形形態が可能であることは当業者には明らかであろう。
例えば、ローラーがガイド装置および折曲げ加工装置として用いられていたが、一連の非接触式の空気軸受部または曲面加工の空気軸受部を、それらの代わりに用いてもよい。さらに、代替的には、ガラスリボンを支持および/または誘導するために別の方式を用いてもよい。
また、例えば、ガラスリボンは単独で巻かれているが、間紙材料をガラスリボンと併せて巻き、ガラスリボンの層の重なりを隔絶することで、ガラス同士の接触を防ぐことも可能である。
10 ガラスリボン加工装置
12、72 ガラスリボン
14、74 形成部材
16、76 延伸域
18 遷移域
20 上流域
22 第一面
23 第二面
24 下流域
26 中間域
28 溶融延伸装置
30、42、43、44、45、46、47、80、81 ローラー対
36 ガラス切断装置
40 搬送装置
50 折り曲げ装置
52、54 折り曲げローラー
60、87 研磨ホイール
85、104 分離片
94 ピンチローラー

Claims (5)

  1. 連続ガラスリボンを加工する方法であって、
    (I)前記ガラスリボンの一部を形成部材から前記形成部材の下流に位置する延伸域に延伸する工程と、
    (II)前記ガラスリボンの前記一部を、前記延伸域より下流の遷移域に通す工程であり、前記ガラスリボンの走行経路が、前記延伸域の延伸方向から前記遷移域の遷移方向に変化し、前記ガラスリボンが前記遷移域を通って移動するのに伴って、前記ガラスリボンの上流域が、前記上流域の前記ガラスリボンの第一面が圧縮状態となるように曲げられ、前記ガラスリボンの下流域が、前記下流域の前記ガラスリボンの前記第一面が引張状態となるように曲げられ、前記上流域と前記下流域の間の前記ガラスリボンの中間域の前記第一面には、圧縮力および引張力がほとんどかからない工程と、
    ( III) 前記第一面が圧縮状態にある前記ガラスリボンにおいて、前記第一面の予め指定した地点に表面欠陥を形成する工程と、
    (IV)前記表面欠陥の前記地点における前記第一面が前記下流域において引張り状態となるように前記上流域から前記下流域に前記表面欠陥を通す工程と、
    を含み、
    これにより、前記ガラスリボンの前記表面欠陥の地点を前記走行経路を横断する方向に通過する破断経路に沿って前記ガラスリボンを破断して該ガラスリボンを分離することを特徴とする方法。
  2. 前記ガラスリボンの前記上流域が、前記上流域の前記第一面が凹面を構成するように曲げられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ガラスリボンの前記下流域が、前記下流域の前記第一面が凸面を構成するように曲げられることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 少なくとも1つの第1のガイド部材が、前記ガラスリボンの前記第一面と係合して、前記ガラスリボンの前記上流域を曲げるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 少なくとも1つの第2のガイド部材が、前記ガラスリボンの第二面と係合して、前記ガラスリボンの前記下流域を曲げるように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の方法。
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