JP6327971B2 - コイルスプリングの巻き端部の金属線材切断装置 - Google Patents
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Description
本発明における線材切断刃物は、切断装置に取り付けられて金属線材を切断する切断刃物であって、当該切断刃物は切断装置に取り付ける装着部と切断時に金属線材に当接する先端面を備え、先端面は装着部よりも先方に設けられ、先端面は正面視角形であり、先方側に突出する一辺(以下、「突出辺」という。特許請求の範囲において同じ。)から対向辺に向けて斜めになるテーパ面であり、先端面の傾斜角を押し当たる金属線材の逃げを阻止できる傾斜角としたものである。
本発明の線材切断装置は、コイルスプリングの巻き端部の金属線材を切断する線材切断装置であり、固定刃物と、可動刃物と、可動刃物を前進、後退移動させる駆動機構を備え、駆動機構により可動刃物を固定刃物側に押し出してコイルスプリングの巻端部の金属線材を固定刃物に押し付けて、両刃物間のセット空間にセットされている前記金属線材を両刃物により切断することができる線材切断装置において、前記セット空間が前記金属線材を出し入れできる開口部を備えており、前記可動刃物が前記線材切断刃物であり、前記可動刃物はその先端面が固定刃物の先端面側を向き、その突出辺が前記セット空間の開口部側になるように前記駆動機構に取り付けられ、前記可動刃物が駆動機構により固定刃物側に押し出されて当該金属線材が固定刃物に押し付けられると、可動刃物の突出辺側が金属線材の上方に被さり、前記開口部側に逃げるのが阻止されるものである。
[金属線材切断装置]
本発明における金属線材切断装置1及び線材切断刃物の一例を、図面を参照して説明する。一例として図1に示す金属線材切断装置1は、装置本体2の先端部に設けられた固定刃物3と可動刃物4の間のセット空間5に、コイルスプリングの金属線材6の直線状の巻き端部6a(図2)をセットし、可動刃物4を固定刃物3側に押し出して固定刃物3と摺接させることによって金属線材6を切断するものである。この場合、巻き端部6aの先端部6b(図2)は支持具10により支持される(図2)。金属線材切断装置1としては、固定刃物3と可動刃物4を備えた各種切断装置を用いることができ、例えば、株式会社オグラの電動油圧式鉄筋切断機を用いることができる。この金属線材切断装置1は固定刃物3と可動刃物4と支持具10を、本体2に備えている。可動刃物4と支持具10は固定刃物3側に突出している。支持具10は可動刃物4の側方であって、セット空間5を挟んで向かい側にある固定刃物3よりも外側に設けられている。線材切断装置1の可動刃物4は装置本体2に内蔵されたピストン機構やその他の方式の駆動機構(図示しない)によって前進或いは後退(往復移動)するようにしてある。可動刃物4は、装置本体2に設けられたスイッチSWの操作によって前進或いは後退する。装置本体2からは電源コード7が引き出されて商用電源を取り込めるようにしてある。
本発明の金属線材切断装置1は例えば次のように使用する。この使用例は図1及び図3(a)に示す線材切断装置1を用いて金属線材(コイルスプリング)6の直線状の巻き端部6aを切断する場合の例である。
(1)図3(a)のように、装置本体2の先端側にコイルスプリング6をのせて斜めに傾けることにより、図2のように、コイルスプリング6の切断する巻き端部6aを、線材切断装置1の先端側の開口部5aからセット空間5に横向きにセットする。この場合、巻き端部6aがセット空間5の両側方に突出する。
(2)本体2のスイッチSWを操作して可動刃物4を固定刃物3側に前進スライドさせる。
(3)可動刃物4が前進スライドするとその先端面4cがコイルスプリング6の巻き端部6aに押し当たり、さらに、可動刃物4を前進スライドさせることで、可動刃物4の近接側面4aが固定刃物3の近接側面3aに摺接して巻き端部6aが切断される。このとき、可動刃物4の突出辺4dが巻き端部6aの上方に被さり、巻き端部6aが固定刃物3と可動刃物4の間から抜けるのが防止される。また、巻き端部6aが可動刃物4で押されても、軸線方向先端部6bが支持具10で支持されて、傾いたり、位置ずれしたりし難くなり、安定する。
2 装置本体
2a (本体の)先端側底面
3 固定刃物
3a (固定刃物の)近接側面
3b (固定刃物の)先端面
3c (固定刃物の)突出辺
3d (固定刃物の)対向辺
3e 固定刃物取付部
4 可動刃物
4a (可動刃物の)近接側面
4b (可動刃物の)装着部
4c (可動刃物の)先端面
4d (可動刃物の)突出辺
4e (可動刃物の)対向辺
4f 可動刃物取付部
5 セット空間
5a (セット空間の)開口部
6 金属線材(コイルスプリング)
6a 巻き端部
6b (巻き端部の)軸線方向先端部
7 電源コード
10 支持具
A 切断装置
B 固定刃物
C 可動刃物
D 先端面
E 巻き端部
F セット空間
S コイルスプリング
G 支持具
SW スイッチ
Claims (4)
- コイルスプリングの巻き端部の金属線材を固定刃物と可動刃物で挟んで切断することのできる電動式の線材切断装置において、
線材切断装置は電動油圧式の駆動機構が内蔵された装置本体(2)を備え、
装置本体(2)は対向する固定刃物取付部(3e)と可動刃物取付部(4f)を備え、
前記固定刃物取付部(3e)に固定刃物(3)が取り付けられ、
前記可動刃物取付部(4f)に可動刃物(4)と支持具(10)が取り付けられ、可動刃物(4)と支持具(10)は固定刃物(3)側に突出し、
固定刃物(3)と可動刃物(4)は互いの軸線をずらして斜向かいに対向配置され、
前記固定刃物(3)と可動刃物(4)の間にセット空間(5)が形成され、
セット空間(5)はコイルスプリングの巻き端部の金属線材(6)を出し入れできる開口部(5a)を備え、開口部(5a)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の上方と、両刃物(3、4)の配列方向両側方の三方に開口しており、
支持具(10)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の配列方向であって、固定刃物(3)よりも外側であり且つ開口部(5a)からセット空間(5)に横向きにセットされる前記金属線材(6)の軸線方向先端部(6b)を支持できる箇所に取り付けられており、
固定刃物(3)と可動刃物(4)は金属製の方形ブロック状であり、
固定刃物(3)の先端面(3b)は正面視方形の垂直面であり、
可動刃物(4)の先端面(4c)は正面視方形のテーパ面であり、テーパ面は開口部(5a)の上方開口側がその反対側よりも固定刃物(3)側に斜めに突出するテーパ面であり、テーパ面の傾斜角度は、可動刃物(4)により固定刃物(3)に押し付けられる金属線材(6)の逃げを阻止できる傾斜角である、
ことを特徴とするコイルスプリングの巻き端部の金属線材切断装置。 - コイルスプリングの巻き端部の金属線材を固定刃物と可動刃物で挟んで切断することのできる電動式の線材切断装置において、
線材切断装置は電動油圧式の駆動機構が内蔵された装置本体(2)を備え、
装置本体(2)は対向する固定刃物取付部(3e)と可動刃物取付部(4f)を備え、
前記固定刃物取付部(3e)に固定刃物(3)が取り付けられ、
前記可動刃物取付部(4f)に可動刃物(4)と支持具(10)が取り付けられ、可動刃物(4)と支持具(10)は固定刃物(3)側に突出し、
固定刃物(3)と可動刃物(4)は互いの軸線をずらして斜向かいに対向配置され、
前記固定刃物(3)と可動刃物(4)の間にセット空間(5)が形成され、
セット空間(5)はコイルスプリングの巻き端部の金属線材(6)を出し入れできる開口部(5a)を備え、開口部(5a)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の上方と、両刃物(3、4)の配列方向両側方の三方に開口しており、
に出し入れできる開口部(5a)を備え、開口部(5a)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の上方と、両刃物(3、4)の配列方向両側方の三方に開口しており、
支持具(10)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の配列方向であって、固定刃物(3)よりも外側であり且つ開口部(5a)からセット空間(5)に横向きにセットされる前記金属線材(6)の軸線方向先端部(6b)を支持できる箇所に取り付けられており、
固定刃物(3)と可動刃物(4)は金属製の方形ブロック状であり、
可動刃物(4)の先端面(4c)は正面視方形の垂直面であり、
固定刃物(3)の先端面(3b)は正面視方形のテーパ面であり、テーパ面はセット空間(5)の開口部(5a)側がその反対側よりも可動刃物(4)側に斜めに突出するテーパ面であり、テーパ面の傾斜角度は、可動刃物(4)により固定刃物(3)に押し付けられる前記金属線材(6)の逃げを阻止できる傾斜角である、
ことを特徴とするコイルスプリングの巻き端部の金属線材切断装置。 - コイルスプリングの巻き端部の金属線材を固定刃物と可動刃物で挟んで切断することのできる電動式の線材切断装置において、
線材切断装置は電動油圧式の駆動機構が内蔵された装置本体(2)を備え、
装置本体(2)は対向する固定刃物取付部(3e)と可動刃物取付部(4f)を備え、
前記固定刃物取付部(3e)に固定刃物(3)が取り付けられ、
前記可動刃物取付部(4f)に可動刃物(4)と支持具(10)が取り付けられ、可動刃物(4)と支持具(10)は固定刃物(3)側に突出し、
固定刃物(3)と可動刃物(4)は互いの軸線をずらして斜向かいに対向配置され、
前記固定刃物(3)と可動刃物(4)の間にセット空間(5)が形成され、
セット空間(5)はコイルスプリングの巻き端部の金属線材(6)を出し入れできる開口部(5a)を備え、開口部(5a)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の上方と、両刃物(3、4)の配列方向両側方の三方に開口しており、
出し入れできる開口部(5a)を備え、開口部(5a)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の上方と、両刃物(3、4)の配列方向両側方の三方に開口しており、
支持具(10)は固定刃物(3)と可動刃物(4)の配列方向であって、固定刃物(3)よりも外側であり且つ開口部(5a)からセット空間(5)に横向きにセットされる前記金属線材(6)の軸線方向先端部(6b)を支持できる箇所に取り付けられており、
固定刃物(3)と可動刃物(4)は金属製の方形ブロック状であり、
両刃物(3、4)の先端面(3b、4c)は正面視方形のテーパ面であり、夫々のテーパ面はセット空間(5)の開口部(5a)側がその反対側よりも互いの先端面(3b、4c)側に斜めに突出するテーパ面であり、両テーパ面の傾斜角度は、可動刃物(4)により固定刃物(3)に押し付けられる金属線材(6)の逃げを阻止できる傾斜角である、
ことを特徴とするコイルスプリングの巻き端部の金属線材切断装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコイルスプリングの巻き端部の金属線材切断装置において、
セット空間(5)は、固定刃物(3)と可動刃物(4)の上方にコイルスプリングを斜めにセットすると、コイルスプリングの巻き端部(6a)を出し入れ可能な広さの空間である、
ことを特徴とするコイルスプリングの巻き端部の金属線材切断装置。
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