JP6325140B1 - シャベル用補助具及びこれを備えたシャベル - Google Patents

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Abstract

【課題】各種シャベルを用いた作業時に、腰や背中、肩等の負担を軽減できるシャベル用補助具及びこのシャベル用補助具を用いたシャベルを提供する。【解決手段】シャベル用補助具を、シャベルの柄部へ取り付けられる取付手段と、この取付手段に取り付けられる引きベルトとで構成し、取付手段を、前記シャベルの柄部に対する取付部と、この取付部から前記シャベルの掬い部内に達する延長部材とを有するものと成し、前記引きベルトを、長さ調節手段を備えると共に、一端部側を前記延長部材の先端側へ取り付け、他端部側に手首に巻き付けて握ることのできる巻付け握り部が設けることで解決し、シャベルは、前記シャベル用補助具を取り付けることで解決した。【選択図】図2

Description

本発明は、シャベル用補助具及びこれを備えたシャベルに関し、とくにシャベルを用いての雪掻きや路上における堆積物の移動除去作業(片付け作業)の際に当該シャベルに取り付けて用いて好適なシャベル用補助具及びこれを備えたシャベルに関する。
とくに雪掻き作業等においては、腰や背骨をかがめた状態から、シャベルを雪や雪と路上との間に差し込み、腰や背骨を伸ばすと同時に腕の力を利用して、掬い部に乗せた雪を持ち上げて運んだり、遠くへ放ったりしている。そのため、腰、背骨、背筋等に過大な負担が掛かり、疲労が蓄積して腰痛になってしまったり、さらには無理がたたって腰を傷めてしまうことが多かった。同様なことは、路上に堆積したさまざまな堆積物を片付ける際にも生じていた。
上記問題点を解消するための各種シャベルやシャベル用補助具が、例えば下記特許文献1〜5に開示されている。しかしながら、特許文献1に記載の「引き上げ綱付きシャベル」においては、その引き上げ綱をシャベルに取り付けるための綱取り付け用器具はシャベルの柄部の掬い部の手前に固着されており、力点のかかる位置が掬い部から距離があるため、持ち上げる際に重量をあまり減殺できないという問題がある上に、シャベルの柄部に予め固着されるものであることから、そのような専用のシャベルを用いないと引き上げ綱を取り付けることができないという問題があった。また、特許文献2に記載の「雪掻き専用の補助グリップ」において開示されている補助グリップは、それ自体の長さが短いため、腰を曲げずに雪掻きができるようにするには、その補助グリップをシャベルの柄のかなり高い位置に取り付ける必要があり、そうすると雪を持ち上げるときに補助グリップを握った手に掛かる雪の重さによるモーメントが大きくなって、作業に大きな力を必要とするという問題があった。また、特許文献3〜5により開示されているシャベルや補助具は、比較的長いパイプ等を用いた大掛かりなものであり、嵩ばったり、手軽で簡便には使用できないという問題点があった。
実開昭54−58801号公報 実用新案登録第3101183号公報 特開2003−105727号公報 特開2005−146824号公報 実開昭59−121053号公報
本発明は、上記問題点を解決するためなされたものであり、その目的とするところは、雪掻き作業や路上に堆積した堆積物の片付け作業時に、腰を伸ばした状態で作業をすることができるシャベル用補助具及びこれを備えたシャベルを提供せんとするにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係るシャベル用補助具は、シャベルの柄部へ取り付けられる取付手段と、この取付手段に取り付けられる引きベルトとから成り、前記取付手段は、前記シャベルの柄部に着脱可能に取り付けられる取付部と、この取付部から前記シャベルの掬い部内に達する延長部材とを有するものとし、前記引きベルトは、長さ調節手段を備えると共に、一端部側を前記延長部材の先端側へ取り付け、他端部側に手首に巻き付けて握ることのできる巻付け握り部が設けられたものとし、前記取付部は、前記シャベルの柄部へ挟持固定される一対の挟持部材とし、前記延長部材は、前記掬い部内に達し先端に前記引きベルトを取り付ける延長部と前記挟持部材へ取り付けられるホルダー部を有するものとしたことを特徴とする。
さらに、前記延長部材の先端を、前記掬い部の中央部より手前で柄部より前記掬い部の中央部側に位置するように構成したことを特徴とする。
さらに、前記挟持部材に係合ガイド凸条部と一対の係止突起を設け、前記ホルダー部に前記係合ガイド凸条部とスライド係合する係合ガイド溝部と前記係止突起に係合される係止孔を設けたことを特徴とする。
さらに、前記引きベルトを、前記延長部材側に取り付けられる第1ベルトと、この第1ベルトに連結され前記巻き付巻付け握り部を設けた第2ベルトとで構成し、前記第1ベルト及び又は第2ベルトには長さ調節手段を設けたことを特徴とする。
さらに、前記第2ベルトの表面側が手首にやさしい軟質材料で覆われていることを特徴とする。
そして、上記に記載のシャベル用補助具を備えたシャベルであることを特徴とする。
本発明の上記構成を有するシャベル用補助具によるときは、その取付手段を、シャベルの柄部の先端側へ取り付け、或は初めから柄部に取付手段が取り付けられている場合はそのままで、使用者は、片方の手でシャベルの柄部の手持ち部を持ち、もう一方の手で引きベルトの巻付け握り部を持った状態で、腰を曲げることなくシャベルの掬い部を雪や堆積物の中へ水平に突き入れ、掬い部の上に雪や堆積物を乗せたら、腰を曲げることなく、一方の手と腕で引きベルトを引き上げつつもう一方の手と腕でシャベルを持ち上げ、所望の場所まで持ち運んだり、投棄したりすることができるので、腰に負担をかけることなく作業をすることが可能となる。
その際に、引きベルトを取付けた延長部材の先端が掬い部側へ突出しているので、力点が掬い部の側にあることから、軽い力で雪や堆積物を乗せた掬い部を持ち上げることができるものである。
また、本発明のシャベル用補助具は、取付手段の取付部を構成する一対の挟持部材により、シャベルの柄部を挟み付ける形でシャベルの柄部へ着脱可能に固定できるため、単品で販売されても、一般に売られている各種形態のシャベルの柄部に簡単に取り付けることができるという効果を奏し得るものである。
さらに、本発明に係るシャベルによる時には、使用時に腰や背中や肩に過度な負担をかけないシャベルを提供できるものである。
本発明に係るシャベル用補助具を取り付けたシャベルを示し、(a)はその正面図、(b)はその背面図である。 本発明に係るシャベル用補助具の引きベルトをシャベルの柄部に固定している係止バンドを外して引きベルトを伸ばして見た状態を示し、(a)はその正面図、(b)はその側面図である。 図2の(b)図におけるA−A線断面図である。 本発明に係る取付部を示し、(a)は取付部の挟持部材の展開図、(b)は各挟持部材を合わせて見た平面図、 本発明に係るシャベル用補助具の取付部と延長部材との間の係合手順を説明する説明図であり、(a)は係合前、(b)は係合途中、(c)は係合終了後を示している。 連結手段の部分を説明する部分的断面図である。 延長部材の延長部の先端へ第1ベルトの一端部を取り付けた状態の断面図である。 引きベルトのうちの第2ベルトの巻付け握り部を手首に巻き付けた上で手で握った状態を説明する説明図である。 本発明に係るシャベル用補助具を取り付けたシャベルの使用方法を説明する説明図である。 本発明に係るシャベル用補助具を取り付けたシャベルの使用方法を説明する説明図である。
以下、本発明に係るシャベル用補助具及びこのシャベル用補助具を用いたシャベルの好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。とくに図1〜図2において、シャベル5は実施例のものは公知構成の雪掻き用のものであり、柄部51と、この柄部51の一端部側に取り付けた先端の歯部52aが直線状である掬い部52と、柄部51の他端部側に設けられた手持ち部53から成り、柄部51は例えばパイプ状を呈したアルミかステンレスなどの金属製か、木製などである。掬い部52はアルミかステンレスなどの金属製がほとんどであるが、合成樹脂製のものもある。このシャベル5の柄部51に本発明に係るシャベル用補助具1が取り付けられている。なお、各図中、同一の指示記号を付したものは同一の構成部材を示している。
シャベル用補助具1は、図示する如く、シャベル5の柄部51に着脱可能に取り付けられる取付手段2と、この取付手段2に取り付けられる引きベルト3とから成り、取付手段2は、実施例ではシャベル5の柄部51に対する取付部23と、この取付部23から前記シャベル5の掬い部52内に達する延長部材25とで構成されている。引きベルト3は、それぞれの一端部側を例えばバックルなどの連結手段4で連結された第1ベルト31と第2ベルト32から成り、第1ベルト31はその他端部31b側を連結手段4に設けた長さ調節手段6を介して長さ調節可能に取り付けられている。第1ベルト31の一端部31a側は延長部材25の延長部25bの先端に設けた先端取付部25fに取り付けられており、第2ベルト32の他端部側には手首に巻き付けた状態で握ることのできる巻付け握り部32aが設けられている。なお、取付手段2は、取付部23とこの取付部23に対し着脱可能に取り付けられる延長部材25の2部材で構成されているが、一体的に構成してもよい。
取付部23は一対の挟持部材21、22と締付手段2bとから成り、この挟持部材21、22は、図3に示すように、シャベル5の柄部51の掬い部52側を両側から挟んで固定するもので、内側にそれぞれ柄部51を左右から覆う湾曲凹部21a、22aが形成されるとともに、柄部51を挟んだ状態で上部に断面略T字形状の係合ガイド凸条部2aが形成され、下部側に締付手段2bを構成する締付けネジ2cが取り付けられている。各挟持部材21、22の外側にはそれぞれさらに一対の係止突起21b、22bが設けられている。シャベル5の柄部51に対する取り付け時には、挟持部材21、22の内側の湾曲凹部21a、22aと柄部51の外周面との間に、パッキング26、27を介在させた状態で取り付けることが望ましい。挟持部材21、22は、ABS樹脂のような機械的強度の強い合成樹脂、或はステンレスのような金属などによって作成される。
延長部材25は、そのホルダー部25aと延長部25bから成り、ホルダー部25aを一対の挟持部材21、22から成る取付部23へ着脱可能に取り付けると共に、延長部25bの先端側を掬い部52内部に達するところまで延長させてある。そして、延長部材25は、ホルダー部25aに設けた略T字形状の係合ガイド溝部25cを、取付部23を構成する一対の挟持部材21、22で形成させた係合ガイド凸条部2aと係合させると共に、その外側に設けた一対の係止突起21b、22bをホルダー部25aの係止孔25d、25eへ係合させることにより、取付部23へしっかりと固定される構成である。この延長部材25の材料は、取付部23と同じABS樹脂やアルミやステンレスを用いることができる。
延長部材25の延長部25bの先端は、掬い部52の柄部51から略4分の1の位置まで延長されているが、この延長位置に特に限定はない。しかしながら、掬い部52の約半分程度までが望ましい。このように、延長部材25の延長部25bの先端を掬い部52内まで延長させると、掬い部52上に乗せた雪や堆積物を持ち上げる際に力点が重量のかかる掬い部52側に移動する結果、軽い力で掬い部52を持ち上げることが可能となる。
引きベルト3は、実施例では、各一端部を連結手段4で連結させた第1ベル31と第2ベルト32で構成されると共に、第1ベルト31の一端部31aを取付手段2の延長部材25の延長部25bの先端取付部25fに取り付けた係止ピン25gへ取り付け、第2ベルト32の他端部側には手首に巻き付けて手で握る巻付け握り部32aが設けられている。さらに第2ベルトに32には、不使用時に引きベルト3をシャベル5の柄部51に巻き付けておく面ファスナー付きの係止バンド33が取り付けられている。連結手段4は、とくに図2、図6及び図8に示したように、平面略矩形を呈した枠体4aと、この枠体4aの中央部に取り付けた連結ピン4bを有するものであり、実施例では第2ベルト32の一端部側は、連結ピン4bに取り付けてあり、第2ベルト32はその一端部32d側が枠体4aの下部枠部材4cの下側を通って連結ピン4bの上側を通り、さらに上側の上部枠部材4dの下側を通って連結ピン4bの上側から下部枠部材4cの下側を通るように構成されている。したがって、第1ベルト31の長さ調節手段6は枠体4a、連結ピン4b、下部枠部材4c、及び上部枠部材4dで構成されている。この長さ調節手段6により、第1ベルト31は長さ調節可能である。尚、上記した引きベルト3の構成と連結手段4は一例であって、実施例のものに限定されない。引きベルト3を分割せず1本のものとして、その一端部側を延長部25bの先端で折り返し、バックルなどの手段によって長さ調節可能に構成しても良く、引きベルト3を第1ベルト31と第2ベルト32に分割した場合でも転結手段4と長さ調節手段6の構成は図示したものに限定されない。要するにこの場合には第1ベルト31或は第2ベルト32のいずれか一方或は双方が長さ調節可能に構成されれば足りる。
巻付け握り部32aは、第2ベルト32の他端部側に筒状に挿通係合部32cを設け、この挿通係合部32cに第2ベルト32を通して形成したものであるが、第2ベルト32を折り返してその中へ第2ベルト32自身を通すことによって形成させても良い。また、この実施例の場合第2ベルト32を長さ調節可能に構成しても良い。さらに、引きベルト3を構成する材料は強度のあるポリプロピレン系の素材を用いたものや、その他の繊維や布製、革製、さらに他の公知の材料で構成したものでもよい。第2ベルト32側に設けた巻付け握り部32aには、手や手首に対する当たりをよくするために軟質繊維製のカバー32bを取り付けてある。
次に、シャベル5への取付手段2の取付方法について説明する。取付手段2をシャベル5の柄部51に取り付ける際には、まず、シャベル5の柄部51の掬い部52側の部分の外側を一対の挟持部材21、22で挟んだ状態でセットする。次いで、一対の挟持部材21、22の下部同士を締付手段2bの締付ネジ2cとナット2dで仮止めする。なお、その際、挟持部材21、22の湾曲凹部21a、22aとシャベル5の柄部51の外周面との間には、図3に示したように、パッキング26、27を介在させた状態で取り付けることが望ましい。次いで、図5の(a)に示したように、挟持部材21と22の係合ガイド凸条部2aの先端へ、延長部材25のホルダー部25aに設けた係合ガイド溝部25cをあてがい手持ち部53の側へ押すか、引っ張るようにすると、両者は図5の(b)に示したように、スライドして嵌合し、挟持部材21と22の側に形成された係止突起21b、22bがホルダー部25aに設けた係合孔25d、25eが当接するので、さらに力を加えて押し込むと、取付手段2の挟持部材21、22に設けた係止突起21b、22bが延長部25bのホルダー部25aに設けた係合孔25d、25eに嵌まり込み、図5の(c)に示したように、両者の係合固定が終了する。
この際に、図5に示したように、係合ガイド凸条部2aにはテーパーが付けられているので、係合ガイド溝部25cと係合ガイド凸条部2aの係合状態は、ガタの生じないしっかりとした係合状態となる。この係合操作終了後に、締付けネジ2cを締め付けると、シャベル用補助具1は強固にシャベル5の柄部51に取り付けられる。なお、取付手段2の構成は、実施例のものに限定されず、他の実施例が考えられる。例えば取付手段2は、挟持部材21、22と延長部材25に分離して構成されることなく一体であってもよく、さらにシャベル5が雪掻き専用のシャベルであれば、最初から取付手段2をシャベル5の柄部51に固着してしまっても良い。この場合には、上記取付手順は不要になる。取付手段2が上記したようにシャベル5の柄部51に対し着脱可能であると、不使用時には取り外しておいて通常のシャベルとして用いることができ、さらに他のシャベルへ取り付けて用いることができる。
このシャベル用補助具1を取り付けたシャベル5の使用方法について説明する。まず、雪掻きをする場合には、図9に示したように、作業者7が本発明に係るシャベル用補助具1を取り付けたシャベル5を用い、右手で柄部51の手持ち部53を持ち、左手の方で引きベルト3の第2ベルト32に設けた巻付け握り部32aを図8に示したように左腕の手首に巻き付けつつ手で握り、腰を伸ばしたままで雪と地面の間に掬い部52を差し込む。或は積雪が高い場合には雪の間に差し込む。次いで、掬い部52で雪aが掬えたら、図10に示したように、手持ち部53と引きベルト3を握ったままの状態で、しかも腰を伸ばしたままで両手を曲げてシャベル5を持ち上げ、そのままの姿勢で両腕を水平方向へ振って掬い部52を移動させ、引きベルト3を下げるか、或は手持ち部53側をさらに上げるか、或は前記動作を同時に行うかして掬い部52上の雪を左右に放り投げるかすすると、腰を伸ばしたままで雪掻き作業を行うことができるものである。地上に堆積した雪以外の落ち葉などの堆積物をシャベル5を用いて片付ける際にも同じようにして腰を伸ばしたままで片付け作業を行うことができる。掬い部52上に乗せた雪や堆積物を左右に投棄するか、或は運搬車両の荷台に積み上げるかなど、どのように片付けるかは、その場の状況によるが、要するに本願発明に係るシャベル用補助具1を取り付けたシャベル5を用いると、腰の曲げ伸ばし動作が大幅に減少するので、腰や背中に負担がかかることを防止することができるものである。
引きベルト3に長さ調節手段6を設けると、作業者7各自の体形や腕の長さによって、長さを調節することができることから便利である。また、本発明に係るシャベル用補助具1は、これを予めシャベル5の柄部51に固定させてしまっても良いが、実施例に示したもののように、取付手段2をシャベル5の柄部51に対して着脱可能に構成すると、上記したように、シャベル用補助具1を単独で購入して種々なシャベル5に取り付け、必要のない場合に取り外しておくことができることから、有用性を増すものである。
図8は、引きベルト3の第2ベルト32に設けた巻付け握り部32aを左手の側に取り付ける場合を示し、図示したように巻付け握り部32aを手首に巻いて第2ベルト32を手で握ると、力が入り易く作業がし易くなるという利点がある。巻付け握り部32aに手を通す際に、右利きの人は前記のようにその左手を巻付け握り部32aに通して把持し、左利きの人はその右手を巻付け握り部32aに通して把持する。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、例えば、取付手段2やこれを構成する一対の挟持部材21、22、ホルダー部25a、引きベルト3の形状、サイズ等は、上記したように、適宜設計変更することが可能であり、したがって、本発明は上記説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
以上詳細に説明したように、本発明に係るシャベル用補助具は、既存のシャベルをはじめ、様々なシャベルに取り付けることができ、このシャベル用補助具を取り付けたシャベルを用いると、雪掻きや、その他の地上に堆積した堆積物を片付ける際に、腰を伸ばした状態で作業ができることから、腰や背中、さらには肩にかかる負担を大幅に軽減できる道具として好適に用いられるものである。
a 雪
1 シャベル用補助具
2 取付手段
2a 係合ガイド凸条部
2b 締付手段
2c 締付ネジ
2d ナット
21、22 挟持部材
21a、22a 湾曲凹部
21b、22b 係止突起
23 取付部
25 延長部材
25a ホルダー部
25b 延長部
25c 係合ガイド溝部
25d、25e 係合孔
25f 先端取付部
25g 係止ピン
26、27 パッキング
3 引きベルト
31 第1ベルト
31a 一端部
31b 他端部
32 第2ベルト
32a 巻付け握り部
32b カバー
32c 挿通係合部
32d 一端部
33 係止バンド
4 連結手段
4a 枠体
4b 連結ピン
4c 下部枠部材
4d 上部枠部材
5 シャベル
51 柄部
52 掬い部
52a 歯部
53 手持ち部
6 長さ調節手段
7 作業者

Claims (6)

  1. シャベルの柄部へ取り付けられる取付手段と、この取付手段に取り付けられる引きベルトとから成り、
    前記取付手段は、前記シャベルの柄部に着脱可能に取り付けられる取付部と、この取付部から前記シャベルの掬い部内に達する延長部材とを有するものとし、
    前記引きベルトは、長さ調節手段を備えると共に、一端部側を前記延長部材の先端側へ取り付け、他端部側に手首に巻き付けて握ることのできる巻付け握り部が設けられたものとし、
    前記取付部は、前記シャベルの柄部へ挟持固定される一対の挟持部材とし、
    前記延長部材は、前記掬い部内に達し先端に前記引きベルトを取り付ける延長部と前記挟持部材へ取り付けられるホルダー部を有するものとしたことを特徴とする、シャベル用補助具。
  2. 前記延長部材の先端は、前記掬い部の中央部より手前で柄部より前記掬い部の中央部側に位置することを特徴とする、請求項1に記載のシャベル用補助具。
  3. 前記各挟持部材は、組み合わさることによって係合ガイド凸条部形成されると共に、一対の係止突起が設けられ、前記ホルダー部には前記係合ガイド凸条部とスライド係合する係合ガイド溝部と前記係止突起に係合される係合孔が設けられていることを特徴とする、請求項に記載のシャベル用補助具。
  4. 前記引きベルトは、前記延長部材側に取り付けられる第1ベルトと、この第1ベルトに連結手段を介して連結されるところの前記巻付け握り部を設けた第2ベルトとで構成し、前記第1ベルト及び又は第2ベルトには長さ調節手段が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシャベル用補助具。
  5. 前記第2ベルトは表面側が手首にやさしい軟質材料で覆われていることを特徴とする、請求項1乃至のいずれか1項に記載のシャベル用補助具。
  6. 前記請求項1乃至のいずれか1項に記載のシャベル用補助具を備えたことを特徴とする、シャベル。
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